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神奈川県 藤沢市

平成17年12月 民生常任委員会−12月14日-02号




平成17年12月 民生常任委員会

平成17年12月14日

1.日   時  平成17年12月14日(水) 午後5時05分開会
2.場   所  議会委員会室
3.出 席 者
     委 員 長  松 下 賢一郎
     副委員長  渡 辺 光 雄
     委  員  有 賀 正 義   柳 田 秀 憲
           植 木 裕 子   諏訪間 春 雄
           大 野 美 紀   国 松   誠
           栗 原 義 夫
     欠席委員  な  し
     傍聴議員  井 手 拓 也   三 野 由美子
           原   輝 雄   熊 倉 旨 宏
           河 野 顕 子
     理 事 者  久世助役、城戸市民病院長、土田市民病院事務局長、青柳市民病院事務局参事、
           村岡病院総務課主幹
     事 務 局  長谷川議会事務局長、高木議会事務局次長、小野議会事務局主幹、
           ?橋議会事務局主幹補佐、安西書記
4.件   名
 (1) 議案  第74号  平成17年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)
      ──────────────────────────────
○松下賢一郎 委員長 ただいまから民生常任委員会を開会いたします。
 お諮りいたします。委員会の日程は、お手元に配付したとおり進行したいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。
      ──────────────────────────────
△(1) 議案 第74号  平成17年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)

○松下賢一郎 委員長 日程第1、議案第74号平成17年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
◆柳田秀憲 委員 それでは、2点ほど質問させていただきます。
 まず、死因の特定が難しかったということですね。解剖がかなわなかったということなんですけれども、これは、こういう未成年者というのか何というのか、例えば親近者の承諾がないと解剖はできないものなのかどうかをお聞かせください。
 あともう一点は、こう裁判になったわけですけれども、その裁判になる前であるとか裁判中も、係争中というのかな、その間も、例えば和解に向けての動きがあったかどうか。
 以上お聞かせください。
◎土田 市民病院事務局長 解剖にはおおむね3種類あります。1点目は病理解剖といいまして、これは病院側が死因を明確にするために行うものです。2点目は行政解剖といいまして、これは死因を特定できないで外的なものが何かあった場合、これは警察に通報して行います。3点目は司法解剖ということで、これは検察庁の指示等によって行う解剖です。今回、私どもとすれば病理解剖ということでお願いをしていましたので、特に強制力はなかったということが一つあります。
 それからあと、係争中にということですが、こちら側と相手方の主張は大分隔たっていまして、裁判の途中で裁判官の方からもその辺の打診はあったわけですけれども、あくまでそれは有責、市民病院が全面的に責任を負うということであれば和解するという相手方のことだったので、私どもとすれば、やっぱり主張は主張であったので、それは和解に至るまではいきませんでした。
◆柳田秀憲 委員 解剖の件なんですけれども、こうやって、なかなか死因が特定できないでこういう争いになるということが今後もあるかもしれませんけれども、そういった場合もやはり病理解剖でやらないといけないものなのか。あるいは、こういう後々に争いに発展するようなことが予測されるような場合では、例えば先ほど御説明があった行政解剖というんでしょうか、そういったことを今後は考えていくとか、何かそういった方針がございましたらお願いします。
◎城戸 市民病院長 この当時が、平成10年のお話でございまして、実は医療裁判がいろいろと話題になってまいりましたのは、横浜市大の取り違え事件というものがございます。それが平成10年のことでございます。それから医療事故に対しての解剖のあり方ですとか、監視の体制がどうといったことが議論されて今日に至っております。ですので、今の段階であれば死因不明でという状況であれば、私たちは病理解剖をお勧めして、それでもなおかつ御遺族の承諾が得られないということであれば、委員さん御指摘のような行政解剖を警察にお願いするという状況に当然なっておりますし、今はそういう形で進めております。
◆有賀正義 委員 今回、敗訴決定という形になると思うんですけれども、そうすると、市民ばかりではないんですけれども、市民病院に対する信頼度が揺らぐと思うんですけれども、それについてどうお考えか、お聞かせください。
 今後の藤沢市の医療を考えると、控訴してということも考えられたのではないかと思います。先ほどいろいろ理由の御説明があったんですけれども、もう少し踏み込んでお答えいただきたいと思います。
 他の自治体、近隣で年間何件ぐらい裁判になっているか、もしデータがあればお答え願いたいんですけれども、今回、ことしのこの裁判の前に、去年9月の定例会でも1つ裁判案件を扱ったというふうに記憶しているんですけれども、そのときは藤沢市では5年間で16件という数字をお示しいただいたんですけれども、他の自治体の状況をお聞かせください。
 対応として看護師の巡回をふやすということで先ほど御説明があって、もう少し内容についても質問があったと思ったんですけれども、ちょっと御答弁が不足だと思います。例えば乳幼児の巡回をふやして、どう監視方法を変えたのかというふうに質問があったと思うんですけれども、それに対してのお答えがなかったと思います。例えば何分間に1回、ただ見るのか、あるいはさわって見るのか。よくSIDSの場合は、さわることによってふと吹き返すとか、そういうことも聞いたことがあるんですけれども、その辺どう変えたか、もう少し詳しく教えてください。
 補正予算書の2ページのところで、その他医業外収益というところで補正額5,800何がしというのは、これは保険金ということでしょうか。保険金だとすれば、去年の9月の本会議質問の中でも保険料が上がってくるのではないかという質問もしているんですけれども、今回でまたその保険料はどうなっていくのか、お聞かせ願いたいと思います。
◎土田 市民病院事務局長 1点目の信頼度が揺らぐということは、本当に大変申しわけなく思っています。ただ、市民病院としても年間4,000件以上の手術を行っているということで、医療過誤はあってはならないわけですけれども、医療事故とか、いろんな不可抗力によるものがあるわけで、今後とも、これを含めて今後ないように努力をしていきたいと思っています。
 控訴しなかったことについてさらなる説明をということですが、先ほど申し上げましたとおり、決定的には病理解剖を行っていないということが正式にSIDSを採用する理由に、今では解剖しない限り無理だということに最近はなってきています。それとあとは、我々は先ほど言いました幾つかの主張を言ったわけですけれども、なおそういう主張があったとしても、裁判所としては鼻口腔閉鎖による窒息死と認めるのが相当であるという形で言い切っております。ですから、ここを控訴するとなると、さらに新たな証拠を出さなければいけない。それから、もっと明確な事実誤認がなければいけないということだったんですが、今の時点でこちらはもうすべて主張した後ですので、新たな証拠というのも出しづらいということがあります。判決の内容には不満はあっても、判決は判決で厳粛に受けとめるというふうなつもりでおります。
 近隣での裁判というのは、申しわけございません、把握しておりません。おたくのところはそういうのはありますかとはなかなか聞けないので、新聞報道にすれば、ああ、こういう事件があったのかということがわかるんですが、係争中のものについて、例えば藤沢市のものも外部に係争していると宣伝するわけでもありませんし、結果的に判決等が出れば把握するということで、正直今のところ、裁判の近隣での把握というのはしておりません。
 巡回の回数をふやすということですが、判決でも言っているのは、三、四カ月の子どもがうつ伏せになるということは、寝返りが自分で自由に打てない子ですね。自分でうつ伏せになったら、それから戻れないような子というのは三、四カ月の子らしいんですけれども、そういう子に限っては10分に1回以上のということで言っていまして、私どもは病棟のすべての人に10分に1回以上の監視ということではありません。だから、寝返りを打ったか、これから打ちそうな子どもで、なおかつその病気の子について、たまたまこの子の場合については10分に1回以上ということで判決ですので、すべてに10分に1回以上やるという判決ではありませんので、今後とも、本当にその病状、病態があった子については頻繁に見回りをしていくことが必要だろうというふうに思っていますが、一般論としては受けとめておりません。
 5番目の保険料については村岡の方から答弁いたします。
◎村岡 病院総務課主幹 それでは、保険料につきましてお答え申し上げます。
 藤沢市民病院は株式会社自治体病院共済会の病院賠償つき任意保険に加入してございます。この保険につきましては、過去5年間の累計損害補てん金額、これは収入になります。それから、過去5年間の累計支払い保険料を分母としまして、先ほどお話ししたものを分子としまして、その損害率に応じまして保険料が定まってまいります。今回の保険金を計算しますと、これは平成19年度に影響額が出るものでございます。現在17年度予算として2,089万円を計上させていただいております。これが損害率が上がるということで、19年度を見込みますと約2,550万円の保険料という形で増額となる予定になっております。
◎青柳 市民病院事務局参事 補正予算の2ページの方のその他医業外収益の内容でございますけれども、今説明しました保険金で充当するものでございます。よろしくお願いいたします。
◆有賀正義 委員 病態に応じて巡視の回数をふやすというのはわかりました。それをやるのに看護師の増強をしたということなんですけれども、病院運営の上で、人件費のアップ幅というのはどのくらい上がっているか、おわかりでしょうか。
◎村岡 病院総務課主幹 例えば看護師3人が深夜勤と準夜勤を行うという形で、月に1人の看護師が8回の夜勤を行う形にしますと、全部で31人から32人の看護師が必要になってまいります。そういうような計算をしながら、例えば準夜勤だけ4人にするというような形にして計算する中で人件費の増を計算する形になります。ですから、例えば全部を4人夜勤にするような形にすると8人の増が必要になるという形になりますが、全員で回すような形になりますので、今回は準夜勤に4人体制をするに当たって、大体3名程度の増員で済んでいるという形になります。平均賃金が500万円とすると1,500万円程度の増という形になろうかと思います。
◆大野美紀 委員 それでは、何点かお伺いをさせていただきます。
 まず、4カ月で亡くなられた、最もかわいくなる盛りの赤ちゃんに対しては、心より哀悼の意を表したいと思っております。そこで、やはりまた病院で働かれるナースの方々も、特に小児科におかれましては、大変な心労もありながら日夜看護体制のもとに頑張られておられますので、そのことには敬意を表しながら、私は何点か質問をさせていただきたいと思います。
 まず、1点目といたしまして、先ほど市の説明にもありましたけれども、まず、この報告書を送っていただいたときに、平成10年11月2日、医師が巡回の際にうつ伏せ状態で心停止状態の患者を発見とあります。その間もナースが巡視をされているわけでございますので、そこに私は非常にちょっと不思議な状況、医師が巡回の際にうつ伏せ状況でということは、それまでの、心停止に至るというのは相当時間もかかるのでありますので、何らかの状況もあったのではないかと。そこら辺の看護の記録については、どのように看護記録がなされているのかをお伺いいたしたいと思います。
 2点目といたしましては、先ほど市の説明にもありました、判決によりますと、原告側は窒息死させたものと主張しとありまして、それにおいては窒息になったけれども窒息に伴う肺水腫はなかったということについて、病院側としてどのようにとらえているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 次に、先ほども有賀委員も質問もされたので、ちょっと重なりますけれども、判決の中で、10分に1回以上の割合による巡視すべき注意義務があったにもかかわらず必要な監視をする義務を怠ったというふうに、これは大変厳しい表現を用いられているわけですけれども、そこら辺について実際、先ほども御説明のありましたように、この赤ちゃんの場合はNICUに入る状況ではなかったという中で、実際に10分に1回の巡視ができ得るものかどうか。そこら辺の、この赤ちゃんに対しては入院3日ぐらいの状況なので、急変もされたのかなと思って、お気の毒には思っていますけれども、そういった間の看護の巡視はどのように行われたのか。
 4点目といたしまして、保健師さんに聞きますと、寝返りというものは、赤ちゃんの発育でございますので、個々によって寝返りが、もう何回も何回もトライしながらやっとできるようになる赤ちゃんと、1回ですっとできるような赤ちゃんもおられるそうでございます。先ほど説明もありましたけれども、赤ちゃんのベッドもきちっと赤ちゃん用にかたくされていて、きちんとされているわけでございますけれども、この赤ちゃんのかけていたお布団ですね。多分薄いんだろうと思いますけれども、それはどういうようなお布団なんでしょうか。それをお伺いしたいと思います。
 今回、先ほども原告が他の例として、先ほどはわからないとおっしゃいましたけれども、一応お聞きしてみたいと思います。やはり原告が勝訴したとの例が幾つか、先ほども御説明いただいたところですけれども、病院側はこれらについては控訴したのか。どういう状況の中で原告は勝訴したのか。これはおわかりになっていることでいいので、お聞かせいただきたいと思います。
 今回の判決に対しても、非常に病院側としてはさまざま、先ほども不満であるということをおっしゃいましたけれども、通常であれば先ほどのこの判決文の中に、割合的に断定ではないという中で、非常に病院側としては不満があるというふうにも先ほど他の委員の中で御答弁されたわけですけれども、その不満な点について具体的にお聞かせをいただければと思います。
 どんどん医学の方も進んできまして、このSIDSの厚生労働省のガイドラインによりますと、非常に全国の小児医療の臨床現場では乳幼児突然死症候群(SIDS)に関する知識の啓発と普及を行い、死因が明らかでない予期せぬ突然死を解剖検査なくして乳幼児突然死症候群(SIDS)と診断せずというような、いろいろもろもろなケース等が書いてございますが、特に乳幼児の入院患者さんも非常に多い中で、通常的にここら辺もされているかと思いますけれども、具体的にこういった啓発のためのものが、乳幼児のお母さん方が面会されるような場所に置いておられるのでしょうか。
 これらの点について、まずお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
◎青柳 市民病院事務局参事 まず、看護師さんの関係でございますけれども、実際には8時半に巡視をしてございます。その後、医師の方が発見というのは、実は医師は朝の患者さんの様子を見るということで巡視をしておりまして、その関係で、大体8時40分か45分ぐらいのところで今回お亡くなりになったお子さんの病室の方に行かれたということで、そこでうつ伏せ状態を発見したというような形で、これはたまたま朝の患者さんを診るのに回っていた状況で医師が発見したという状況になっておりますので、よろしくお願いいたします。
◎城戸 市民病院長 2点目の窒息でないとした理由でございますけれども、窒息の場合は、口をふさいでありますと呼吸がつらくなりますので、息を吸い込もうというふうに当然やるわけです。そうしますと、肺の中というのは、陽圧とか陰圧というのがあるんですけれども、吸い込もうとすると、中が陰圧になりまして実際には空気が入ってきませんので、肺胞の外から水がしみ出てくるんです。ですから、胸部のレントゲン写真を撮りますと、そういったものが肺水腫ということでレントゲン写真にあらわれてまいります。この方は心肺停止で発見されて、その後蘇生術をして再開したわけですけれども、その後レントゲン写真を撮りましても、そういった肺水腫の所見がないということで、これは窒息ではないというふうに私たちは判断をいたしました。
◎青柳 市民病院事務局参事 次に、3点目の10分に1回の巡視が可能かという御質問でございますけれども、現状の看護体制の中では10分に1回の巡視は不可能というふうに考えております。それがために、局長の方でも何度か御説明をしていただきましたが、パルスオキシメーターという機器を使いまして、必要な患者さんにつきましてはそのような対応をとらせていただきたいと考えております。
 また、マットの関係で、布団なのでございますけれども、私の方で確認している状況というのは、布団はかけておりましたけれども、かけ布団は少なくとも、お亡くなりになった患者さんの頭部ないし顔面部にはかかっていなかったということで確認をしております。
 5点目の他の事例の控訴の関係でございますけれども、先ほど局長の方で御説明をさせていただきました4例の中の少なくても2点につきましては、地裁での判決ということですので控訴はしてございません。事例的に言いますと、平成16年3月25日の千葉地裁の判決、同じく平成16年4月28日の東京地裁八王子支部の判決につきましては控訴はしてございません。他の2点につきましては、どちらも東京高裁での判決となっておりますので、控訴したものと判断をしております。
 窒息に対する不満という御質問でございますけれども、あくまでも今回、4カ月児のお子さんが亡くなられたということを厳粛に受けとめたいと考えておりますので、判決の内容につきまして厳粛に受けとめていきたいと考えておりますので、よろしく御理解いただければと思います。
 それから、SIDSの啓発関係の御意見でございますけれども、申しわけございません、ちょっと4階の細かな状況を確認してございませんが、啓発の関係はたしかなかったというふうに理解をしておりますので、よろしくお願いいたします。
◆大野美紀 委員 先ほどの寝返りでございますが、亡くなられた赤ちゃんの寝返りの入院後の状況はどうだったんでしょうか。御自分で寝返りを何回かされたのか。本当にその子によって違いますので、この方の場合はどうだったんでしょうか。記録に何回か寝返りがあったのか。
◎城戸 市民病院長 看護記録、看護師等の聞き取りにおいては、病院側でこの子が寝返りを打ったという事実を把握していません。ただ、お母様が、この子は入院してから寝返りを打ったんだということで大変喜ばれたということをおっしゃっております。そのことを看護師に伝えたという御発言があるんですが、我々としてはそのことを認識していないという状況にあります。
◆大野美紀 委員 先ほどから言っていますけれども、通常寝返りというのは、赤ちゃんも何回も何回もトライして、お布団が軽くかかっている状態では、通常に考えますと寝返りはできないものだと私は思っております。
 こういう状態になっているのかなということと、1点、この機会に市民病院では乳幼児の入院に関しましては、赤ちゃんが本当に面会時間も厳しくて、なかなか泊まったりだとかができない状況ですけれども、そういったことに関して、こういった事件が起きたりしますと、やはりパルスオキシメーターですか、そういうことをつけるのは医学的観察には大事だと思いますけれども、例えば親が希望すれば何らか、他の小児病院等ではお母様、保護者が状況に応じては泊まるというふうな場合もありますので、そういったことも今後、もうぜひ考えられないものかと私は常々思っているのですが、やはり看護師さんは一生懸命、本当に頑張って仕事に当たられているわけですので、そういった中でのこういったことについて、今後、特にそういったことを改善される余地があればしていただけないものかなということを、他のお母さん方からも今までもいろんな声を聞いておりますので、この機会ですので、私はぜひちょっと提案をしてみたいなと思っております。
◎青柳 市民病院事務局参事 付き添いにつきましては、従前から親御さんの方からの御希望があればオーケーしているという状況でございます。ただ、その場合には個室での対応ということでのお願いをしてございます。と申しますのは、4人の部屋ですと、ほかのお子様がどうしても物心つくといいますか、そういう状況がありますので、今までそういった状態につきましてはお断りをしていたということで聞いております。ただ、今後は赤ちゃんの症状を含めて臨機応変な対応が必要かというふうには思います。
 それとあわせまして、来年度、12月議会で特別入院室料の改定をお願いしたわけでございますけれども、その療養環境の整備の中で、小児の病棟につきましては新たに4室個室をふやしていきたいと考えておりますので、今、現状の中では個室が8室という状況でございますが、それが済みますと12室の状態で個室対応ができるかなと思っております。そういったことを含めまして、付き添いにつきましては御希望があれば基本的には受け入れをしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆大野美紀 委員 それでは、もう一点だけ。
 先ほどもお話ししたSIDSの啓発も含めて、やはりお母様方が見えるお部屋というか、受付のところだとか、何かどこか、プレールームだとかがありますよね。邪魔のないところで啓発に向けての、かなりそこら辺については、いろいろと厚生労働省も啓発に向けての指針も出しているわけでございますので、大きなポスターですとか、また、お母様方が手にとって、私も手元にちょっとたまたま持っていたものを、今控室に置いてきましたけれども、そういった見やすいものもありますので、ぜひそこらも御理解を広めるように設置なりをしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
◎青柳 市民病院事務局参事 早速対応をとりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆諏訪間春雄 委員 これは諏訪間和廣、諏訪間ゆかりになっているのでね。どうも私も何か一言言わなくてはいけないと思うんですけれども。別段それはどうでもいいんですけれども。
 今、質疑の中で院長が、窒息死の場合には空気が入っていかないと。また、肺の外側から水が来ると。肺水腫というんですかね。そういう結果になるんだと言うんだけれども、レントゲンを見ても水が中へしみているというんだか、水がたまっている、それは見られなかったということになりますと、市民病院としては窒息と認定した上で判決が下ったということになるんでしょうけれども、市民病院側ではSIDS、乳幼児突然死症候群を主張したわけですよね。ここのあたりをちょっと今聞いていて、実際的に窒息だった場合には写る、またあるんだということがわかっているわけですよね。そのときどういうお気持ちだったか。お気持ちというかね。レントゲンを撮ったときに水がなかったわけですからね。そうすると窒息ではないという考えもつくわけですよね。ちょっと答えるのが難しいかね。
◎城戸 市民病院長 お亡くなりになってから、死因がどうだということを私たちは考えるわけですけれども、その段階で、その臨床データ、レントゲンですとか血液所見ですとか、いろいろなところから死因というのを探ってまいります。そこの段階で、今言った肺水腫の所見がないですとかというようなことで、死因が特定できないということで、SIDSの疑いというふうにしたわけであります。いろいろな状況で死因がある程度推測されれば、そういった死因をつけていくという状況になると思いますけれども、当時の担当医はそういったことを全部見て、これはやはり窒息とは言えないだろう、それでSIDSではないかということで主張してまいったところであります。
◆諏訪間春雄 委員 病院側でもそういう判断をしたということはそれでいいんですけれども、1つ聞いておきたいんですけれども、先ほどの質疑の中で8時45分に医師が巡視した、巡回したということを言っていましたよね。そうすると、そのときにうつ伏せで呼吸がもうとまっていたと。心肺停止だったと。すると、10分に1回というのは限られたところを回るということになっているそうですけれども、そうすると、その前に巡回、看護師さんか医師さんかわかりませんけれども、そういうのは現状わかるんですか。8時45分に行ったときに心肺停止になっていたと。その前に巡回した人がいるわけですよね。それはどのぐらい前に巡回したんだか、そういうことはわかっていないんでしょうか。別にわかっていなければ……。
◎土田 市民病院事務局長 看護記録というのをすべて克明につけておりまして、それによると、先ほど青柳の方が8時30分と言いましたが、正確には8時20分ですが、20分、状況・状態変化なし、横臥位で臥床しているという記録が看護記録に明確に残っております。
               (「進行」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 これで質疑を終わります。
 休憩いたします。
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                午後5時36分 休憩
                午後5時37分 再開
      ──────────────────────────────
○松下賢一郎 委員長 再開いたします。
 これから討論を行います。
               (「進行」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 これで討論を終わります。
 採決いたします。議案第74号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
      ──────────────────────────────
○松下賢一郎 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
 その他、委員の方から発言はありませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり)
○松下賢一郎 委員長 これで委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
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                午後5時38分 閉会
      ──────────────────────────────
以上のとおり相違ありません。
藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。
藤沢市議会民生常任委員会
委員長  松 下 賢一郎