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神奈川県 平塚市

平成20年 都市建設常任委員会 本文




2008.06.19 : 平成20年 都市建設常任委員会 本文


出席者   水野委員長、坂間副委員長ほか全委員(厚見、須藤、山口、黒部、松崎)
説明員   中戸川副市長、久永まちづくり政策部長、渡辺まちづくり事業部長、府川土木部長ほか
      関係部課長
議 題
  1.議案第45号 平塚市営住宅条例の一部を改正する条例
  2.議案以外の所管事項質問
  3.請願第5号 相模川流域下水道事業計画・寒川平塚幹線の計画中止を求める意見書の提出を
          求める請願

                  午前10時00分開会
【委員長】おはようございます。ただいまから、都市建設常任委員会を開会いたします。
 まず、本日の委員会の傍聴については、先例のとおり取り扱い、会議を進めていきたいと思います。

  1.議案第45号 平塚市営住宅条例の一部を改正する条例



【委員長】それでは、議案第45号「平塚市営住宅条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
 本件に対して質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)


【委員長】これで質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)


【委員長】それでは討論を終わります。
 これより採決を行います。議案第45号は原案どおり可決することに御異議ございませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


【委員長】御異議がありませんので、本件は原案どおり可決されました。
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  2.議案以外の所管事項質問



【委員長】次に、議案以外の委員会所管事項について質問を行います。あらかじめ通告がありますので、それに従って順次発言を許可いたします。
 初めに、坂間委員。


【坂間委員】宅地造成地の引き渡し条件について伺います。
 大規模な宅地等の土地開発、造成を行う場合には、開発許可を受け、工事等を行っておりますけれども、開発、造成をする中で緑地等の一部が市に譲渡されるところがあります。しかし、市に譲渡される土地は、造成が完成して引き渡しする段階においても地肌が一部出ている場所とか、あと通路側においては樹木が将来的に大きくなりますけれども、余り余裕がなく植えられているなど、景観等が優先されるところがあろうかと思います。
 また、そういうふうに見た感じ、私もちょっと感じているんですけれども、しかし、譲渡後に土地の土が崩れれば、市として清掃とか整備を行ったり、また樹木が大きくなって通路に支障が出れば、それについて移植や通路の再整備を行いますので、譲渡後も市民の生活に対しての支障、または余計な市税が年々かかるかと思いますので、造成に対して、また引き渡しに対しての整備条件とは何かということをお伺いいたします。
 以上です。


【開発指導課長】ただいまの御質問にお答えいたします。
 宅地造成の完了後に譲渡される土地の引き渡しに関しての整備条件等を伺いたいということでございます。
 委員御質問の市に譲渡される土地ということで、道路、水路、下水道、公園、緑地等の公共施設が考えられます。都市計画法による開発行為と、それ以外の平塚市開発事業指導要綱による建築行為等がございますが、いずれも公共施設の整備基準が定められております。
 事業者は、この整備基準を満たすために公共施設管理者の同意を得るための協議を行うこととなっておりますが、この場合、関係各課に事業者が赴き、要望に基づく協議がなされ、協議が整いますと協定書の締結となり、事業者は協定書に従い工事の施工をするということになります。
 その後、工事の完成時には各施設の帰属を受ける関係課が検査を行い、この検査終了後に開発指導課で開発事業全体の工事完了検査を行います。
 その結果、当該工事が開発許可の内容に適合していると認められる場合、検査済証を交付し、事業の完了となり、公共施設が市に引き渡されることとなります。
 以上です。


【坂間委員】お答えありがとうございました。あと、今、関係各課ということが出ていたので、できれば山林、または公園、また道路について、どんな基準とか整備条件があるのかをお伺いしたいと思います。
 以上です。


【みどり公園・水辺課長】開発行為での公園等を整備する場合につきましては、緑化の推進及び緑の保全に関する条例及び平塚市開発指導事業要綱の都市施設整備基準に基づきまして指導をしております。
 新たに植樹する中高木につきましては、ある程度の間隔をとったり、将来大きくなっても周囲に支障がないような形の配置計画にするようにしております。しかし、樹木につきましては成長しますので、移植後、高木ですと約5年、低木ですと二、三年からは剪定等が必要となってきます。
 以上です。


【土木補修課課長代理】御指摘の開発行為によります譲渡される樹木のうち、道路関係に限りますと、区画整理等による大規模開発に伴い整備された街路樹などが想定されます。
 この場合、開発事業区域内の緑化の整備条件につきましては、緑化の推進及び緑の保全に関する条例に基づき協議を行い、植栽後、完了検査を経て、移管を受けている状況でございます。
 移管後につきましては、道路利用者の安全確保のため、視距の確保や、あるいは樹木の成長によります住宅への影響を考慮した上で剪定等の管理を実施しております。
 以上でございます。


【委員長】続きまして、松崎委員。


【松崎委員】おはようございます。私の方からは、17年度に道路法の改正が行われておりますが、その道路法が改正された改正後と改正前では、どのように変わったのか、改善点。それから、それによって本市がどのような考え方を持って、今後、道路の整備に当たっているのか。歩道に関しても、車道に関しても。
 それから、あともう1つは、ことしの6月1日付で道路交通法が今度は改正されました。これも改正前と改正後の改善点、法律が改正になったために、本市ではどのような影響があって、どのような考え方で進んでいくのかということ。
 それから、その2つの道路法の改正と道路交通法の改正は、主に趣旨としては自転車対策ですよね。両方が自転車対策においての道路法、道路交通法の改正というふうに認識しております。そうしますと、今後平塚市が、例えば歩道の状況を見ましても、大変すさんだ状況になっております。歩行者が通れない状況のところが駅周辺にはたくさんございます。きのうも夕方、私は駅周辺を歩いて歩道の状況を全部見てまいりましたけれども、非常に恥ずかしい歩道の状況になっております。歩行者が本当に安心して通れる状況にないという状況が続いておりますけれども、そのようなことから今回の道路法、道路交通法の改正によって、平塚市が、改善がどの程度、どういう道路をどう改善できるのか。法律が改正になっても本市ではできない部分、道路の形態によってはできないこともあると思います。その辺を伺いたいと思います。


【土木調整課長】私からは前半の道路法の改正と、それと後半の基準、その2点についてお答えさせていただきます。
 道路法の改正につきましては、平成17年4月に改正がありました。その時点では、道路上に自転車駐車場、そういったものを設置することが可能ですよと。ただし、それは道路管理者がやるのみの設置ですよということでした。その後、平成19年1月に、さらに改正になりまして、公共交通機関や商店会、そういった団体がやるのも可能になりました。
 それから、その基準につきまして、どの道路でもいいというわけではございません。基準がございまして、平塚市は駅前大通り線がその基準の歩道になるわけでございますけれども、基本的に道路構造令に定める道路余地を残さなければいけないということで、自転車の長さが約1.9メートルですが、その余地につきましては、頻繁に交通のあるようなところにつきましては4メートル、余地をとらなければいけないということです。
 それから、極端に少ないところ、こういったところにつきましては2メートルの余地があればいいのではないかということがございます。ただ、平塚市の事例につきましては、極端に少ないという、もちろん駅周辺を我々は対象にしていますけれども、駅周辺につきましては極端に少ないということは──1つ申しおくれましたけれども、自転車が平行する道路につきましても4メートルという余地がないといけないということになりまして、平塚市につきましては4メートルの余地がないとできないということで、そのできるところといいますと、駅前大通り線が対象になったというところでございます。
 以上でございます。


【松崎委員】全部回答があったのかなという感じがしますけれども、そうしますと、例えば梅屋さんの北側のパールロード、あのパールロードを見ますと、歩道と車道の区別がないですね。きのうも見ましたけれども、ないのです。その辺は、これまでも警察と市当局がいろいろ話し合いをされてきたのではないかと思います。市の方からは取り締まりを要望してきたと思うんですが、警察側としてみれば、あのパールロードの道路の形態では、法律上、二輪車、オートバイ等を取り締まりたくても取り締まれない、そういう道路形態であるということを常々、多分指導されてきたのではないかと思います。
 そういうところに関しては、市はどのように今後、道路法の改正、道路交通法の改正によって、どのような考え方で、それを話し合いの結果、考え方をまとめているのか。例えば、その辺のこともあると思います。
 それから、この間、議会として相模原の橋本駅の周辺を視察させていただきましたけれども、実に細やかに、市民が安心して自転車を利用して、そして駅周辺にきちんと歩道に置ける体制が、それが細やかに配慮がされていたのです。あのような整備の仕方を平塚市でもしていかなければいけないのではないか。
 また、基準外ではできないと思うんですけれども、基準内でやれるところは少し、5台でも10台でも置けるところは細やかな配慮が必要ではないかと思います。
 それから、もう1つは、商店街のいろいろな意見、道路を規制するにしても、それから駐輪場を歩道に確保するにしても、商店街の人たちの考え方、それから自転車を利用する市民側の考え方、そして道路の管理者の考え方、そして取り締まる警察等の考え方、その辺がしっかりと協議を持った上で時間をかけて、やっぱりこの道路のネットワーク化を進めていかなければならないと思いますけれども、その辺、市はどのような考え方を持っているでしょうか。


【土木補修課長】私の方からは、まずパールロードのああいう状況の中で、今回の法改正に伴って道路管理者としてはどうなんだという御質問かと思いますので、それについてお答えします。
 パールロードにつきましては、昭和60年に買い物の散策ができるというところでショッピングモール化がされた道路でございます。全体では幅員が15メートルといった中に、歩道として4.5メートルと6メートルの幅員が、ランダムと言ったらおかしいんですけれども、そういうふうな構造になっております。
 御質問の自転車等の対策ということでございますが、先ほど土木調整課長の方からの一定の幅員といった基準によれば、例えばアーケードの柱とか樹木とかがございますので、その辺の物理的な関係では連続した長い施設というのは難しいかと思うんですが、点的な部分での設置としては可能な部分もあろうかと思います。したがいまして、これにつきましては、また関係する自転車対策をする所管課もございますし、警察も当然ございますので、あと、今お話のとおり商店会もあろうかと思いますので、関係機関、関係課と調整しながら対応してまいりたいと思っています。
 それから、警察から取り締まりの関係について再三依頼があるのではないかという点でございますけれども、実際、取り締まりの段階で、平塚警察から私どもの方に依頼が来ています。要するに、歩道と車道の区別について、きちっとしてくださいというお話をいただいております。これにつきましては、先ほど申しましたように、関係課と商店会も含めますので、経済部の方の所管課を含めまして、七夕まつり明けに、そういう協議の場を設けるというところで具体化を進めていくという方向性の打合せを持つということで、今進めております。
 私からは以上でございます。


【道路整備課長】橋本駅周辺のような整備を平塚市はどのように考えているかと。歩道上に自転車駐車場が設置可能かどうかという質問でよろしいですか。
 先ほど、土木調整課長の方からお答えありましたように、平塚市では駅前大通り線が規格に合う歩道になっております。しかし、歩道等は自転車、歩行者の通行空間であり、オープンスペース、防災空間としての機能を持つものでありますので、原則としてこれらの空間には駐輪場は設けるべきではないと考えておりますが、駐輪対策については他の部署で現在進めておりますので、その整合性を図りながら検討してまいりたいと思います。
 以上です。


【松崎委員】今の説明だと、基本的には平塚市は歩道上に自転車の駐輪場は設けないという考え方ということですよね。そうすると、総合計画の中で平塚市のまちの姿のありようというのが構想の中にあります。その中には、平塚市は自転車利用者が大変多いと。そういう利便性を考えて、自転車利用を促進する、環境面からもやっていくんだという、それがただの駐輪場を建設するだけのことを言っているのではないと私は思っていますけれども、そういう面で利用促進の整備を図っていく、基本的にそういう考えでいます。
 そうすると、今の歩道をこのまま何も整備しないでおくと、幾ら駐輪場ができても、また同じなんですね。今、条例で禁止している禁止区域でさえ、全然その条例のとおりにはなっていないというのが現状だと思います。幾ら別に駐輪場ができても、その歩道を歩行者が安心して通れる状況にはならないで、今までどおり放置自転車が歩道上に置かれてしまうという現象が起きるというのは目に見えています。その歩道をしっかりと安心して歩行者が通れる歩道の確保をきちんと道路の管理者がしていかなければいけないと思うんですけれども、その辺の総合計画との整合性、それから今後どういう考えでその辺を進めていくのか、その辺を伺いたいと思います。


【土木部長】歩道の利用で、歩行者の安全と駐輪対策ということの御質問だと思います。
 まず、現在の駅前大通り線ですけれども、これは昭和60年に占用申請を受けまして、ああいう状況で利用をされております。先ほど委員さんが言われました法律の改正というのは、平成17年4月と、そして平成19年1月の2回にわたりまして改正をされました。その中では、道路管理者みずから自転車等を駐車できるための必要な車どめ装置、俗に言うラック等などが設置できる、要するに可能になりましたということです。
 しかし、先ほど道路整備課長が言ったとおりに、あくまでも歩道は歩行者の利用の空間、通行空間でありますので、これは大事にしていかなければいけない。これは私ども道路管理者としては当たり前のことです。しかし、現状を見ますと、そこに有効利用できるならば、ある程度の駐輪スペースを設ける必要が私はあると思います。
 そんな中では、道路管理者としてやるのではなくて、やはり先ほど言われました総合計画の第1次実施計画にもうたわれております、駐輪場整備促進事業をしましょうということがありますので、そこら辺の整合性をとりながら、部分的に歩行者の安全確保ができるところであれば設置をしていきたい、このように考えております。
 以上です。


【委員長】これで議案以外の所管事項についての質問を終わります。
 審査の中途でありますが、暫時休憩いたします。
                  午前10時22分休憩
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                  午前10時38分再開


【委員長】休憩前に引き続き会議を開きます。

  3.請願第5号 相模川流域下水道事業計画・寒川平塚幹線の計画中止を求める意見書の提出
          を求める請願



【委員長】次に、請願の審査を行います。
 今回新たに提出されました請願第5号「相模川流域下水道事業計画・寒川平塚幹線の計画中止を求める意見書の提出を求める請願」を議題といたします。
 本請願について討論を行います。討論はありますか。


【厚見委員】採択に賛成する立場から討論を行いたいと思います。
 この計画に対して、長年いろいろなお話し合いがあったということをお聞きしています。ただ、そういった中で私たちは、現在の計画水量に対して、現在の流入量を調査しましたら、その計画の中で十分足りるという調査結果を出しました。
 数字的なことを申し上げますと、現行の最大処理量は、現在96万500立米になります。調査しましたら、最大流入量ではなく日平均流入量は62万5479立米になりました。実は愛川町は調査できませんで入っていませんが、そういう流量です。
 日最大の流入量は136万7291立米になりました。今回の計画は117.5万立米から112万立米にということですが、非常にその差があるところですが、これは分流式ではなくて合流式のところが非常に流入量がふえている。そういったところで雨水がたくさん入ってきて、今、環境の変化によりまして集中豪雨等で近年雨水の量が非常にふえている中で、こういった流入量がふえているものと思っております。
 ですので、雨水に対しての対策が必要で、この幹線をつくるという対策をするよりも雨水というところ、あと分流式のところでもかなり流入量がふえているんです。それは不明水が非常に入ってきている自治体もあるというところで、不明水対策、雨水対策が何よりも肝要かと思いまして、今回の計画に対しては中止を求めて、討論といたします。


【委員長】ほかにありますか。松崎委員。


【松崎委員】この請願については、不採択という立場から討論を行いたいと思います。
 この件につきましては、住民と県、市側との長い年数をかけてのことであります。確かに当初、いろいろな感情のもつれから、反対、賛成、いろいろな意見が飛び交う中で、ここまで平塚市の都市計画審議会も終わり、神奈川県においての都市計画審議会も終わりという順序を経てまいりました。これまでの経過等も請願の要旨の中には何も書いてありませんけれども、大変な戦いの中で住民がここまで来たという経過があります。
 私たちは、いろいろな数値を比較して、勉強もしてまいりました。そういう経過がある中で、ここでいきなり一気に計画中止を求める請願というのは、やはりちょっとなじまないかなと思いますので、不採択としたいと思います。よろしくお願いいたします。


【委員長】これで討論を終わります。
 これより採決を行います。請願第5号は採択とすることに賛成の委員の起立を求めます。
                   〔賛成者起立〕


【委員長】起立少数であります。したがいまして、本請願は不採択とすることに決定いたしました。
 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時44分閉会

           委 員 長   水 野  泰 助