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神奈川県 川崎市

平成21年  3月市民委員会−03月16日-01号




平成21年 3月市民委員会

市民委員会記録

平成21年3月16日(月)  午前10時01分開会
               午前11時59分閉会
場所:601会議室
出席委員 :石川建二委員長、山田晴彦副委員長、矢沢博孝、嶋崎嘉夫、吉沢章子、潮田智信、三宅隆介、
      市川佳子、後藤晶一、吉岡俊祐、竹間幸一、佐々木由美子各委員
欠席委員 :なし
出席説明員:(市民・こども局)菊地市民・こども局長、村田市民生活部長、関庶務課長、
       鈴木地域安全推進課長、古澤地域安全推進課主幹、小野寺人権・男女共同参画室長、
       清田人権・男女共同参画室主幹

日程 1 陳情の審査
    (市民・こども局)
    (1) 陳情第 1号 路上禁煙徹底のための早朝夜間指導員配置の陳情
    (2) 陳情第30号 禁煙区域内喫煙者に対する例外なし過料適用の陳情
   2 所管事務の調査(報告)
    (市民・こども局)
    (1) 第2期川崎市男女平等推進行動計画について
   3 閉会中の継続審査及び調査の申し出について
   4 その他

               午前10時01分開会
○石川建二 委員長 ただいまから市民委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付したとおりでございます。
 初めに、「陳情第1号 路上禁煙徹底のための早朝夜間指導員配置の陳情」及び「陳情第30号 禁煙区域内喫煙者に対する例外なし過料適用の陳情」の審査を議題といたします。
 これらは、いずれも路上喫煙対策に関する内容ですので、2件を一括して審査したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 それでは、2件を一括して審査いたします。
 それでは、まず、事務局から陳情文を朗読させます。
◎大磯 書記 (陳情第1号を朗読)
 なお、本陳情には審査の経過がございますので、御報告申し上げます。
 陳情第1号につきましては、平成19年6月25日に市民委員会で審査を行いまして、継続審査となっております。
 (陳情第30号を朗読)
 朗読は以上でございますが、本陳情の中に過去の審査経過が出てまいりますので、これもあわせて御説明を申し上げます。
 平成17年11月29日に「陳情第120号 禁煙区域内喫煙者に対する例外なし過料適用に関する陳情」が同提出者から提出されておりました。こちらは、陳情の趣旨といたしましては、本陳情第30号と同じで、禁煙区域内喫煙者への過料を例外なく適用してほしいという趣旨でございました。こちらは平成17年12月9日の市民委員会で継続審査となっております。その後の審査が行われませんでしたので、平成19年3月15日の本会議で審議未了廃案ということが最終的に決定をしております。
○石川建二 委員長 それでは、理事者から説明をお願いいたします。
◎菊地 市民・こども局長 おはようございます。
 初めに、昨日、拉致被害者家族を支援するかわさき市民の集いの開催に当たりまして、御協力いただきましてありがとうございました。きのう中山補佐官初め飯塚代表、また横田さん御夫妻が帰り際に、市議会の皆様にもくれぐれもよろしくお伝えくださいというふうに賜りましたので、最初にごあいさつさせていただきました。
 それでは、「陳情第1号 路上禁煙徹底のための早朝夜間指導員配置の陳情」及び「陳情第30号 禁煙区域内喫煙者に対する例外なし過料適用の陳情」につきまして、私どもの地域安全推進課長の鈴木から説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
◎鈴木 地域安全推進課長 地域安全推進課長の鈴木でございます。それでは、御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 お手元に、資料1といたしまして川崎市路上喫煙の防止に関する条例経過等を、資料2といたしまして路上喫煙通行量調査集計を、資料3といたしまして路上喫煙防止対策非常勤嘱託員配置状況等を、資料4といたしまして政令指定都市における路上喫煙等防止条例の制定状況を、また、参考といたしまして川崎市路上喫煙の防止に関する条例及び施行規則、リーフレットを御用意いたしましたので、御確認をお願いいたしたいと思います。
 川崎市路上喫煙の防止に関する条例につきましては、駅前などの人通りの多い場所における喫煙により危ない思いをした、子どもと歩いていてたばこの火が怖い、衣類を焦がされた、煙やにおいで不快な思いをしているなどの苦情が寄せられていたことから、安全で快適な歩行環境を確保するために制定したものでございます。
 資料1の川崎市路上喫煙の防止に関する条例制定経過等をごらんいただきたいと存じます。
 条例の制定につきましては、平成17年第4回市議会定例会におきまして条例案を可決いただき、平成17年12月22日に川崎市路上喫煙の防止に関する条例を公布し、平成18年4月1日に条例及び施行規則を施行したところでございます。
 恐れ入りますが、参考としてお配りしておりますリーフレットをごらんいただきたいと存じます。
 平成18年6月1日付で路上喫煙を禁止いたします路上喫煙防止重点区域といたしまして、川崎駅、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅、鷺沼駅及び新百合ヶ丘駅周辺を指定いたしました。重点区域は1日の乗車人数が多い駅のうちから駅前広場や駅周辺の整備状況等を検討し、ポイ捨てされるごみの大半が吸い殻であるということから、ポイ捨て防止対策と連携した取り組みを推進するために、川崎市飲料容器等の散乱防止に関する条例に基づいて指定しております散乱防止、いわゆるポイ捨て禁止重点区域と同一の区域とさせていただいております。
 重点区域の標識及び路面標示等につきましては、散乱防止と兼用として設置しているところでございます。
 また、重点区域におけます路上喫煙禁止の適用除外場所といたしまして、川崎駅の周辺6カ所、武蔵小杉駅の周辺1カ所、武蔵溝ノ口駅の周辺2カ所、鷺沼駅の周辺1カ所、新百合ヶ丘駅周辺に2カ所、指定喫煙場所を設置しているところでございます。
 資料1にお戻りいただきまして、条例の罰則規定でございます過料につきましては、平成18年10月1日から施行しております。罰則規定の導入は金銭の徴収ではなく、路上喫煙の危険性について啓発を行う上で心理的な抑止力を主な目的としたものでございます。
 巡回活動においては、路上喫煙者に対して注意、指導を行い、従わない悪質な喫煙者に対して過料を適用することとしております。ただ、条例は喫煙マナーやルールの遵守を趣旨としていることもあり、きのう現在で過料の適用はございません。
 次に、路上喫煙防止対策の取り組み状況でございますが、路上喫煙防止指導員による巡回活動、重点区域を中心としたキャンペーン活動、のぼり旗や電柱幕の設置、市インターネットホームページへの掲載、あるいは市営バスにおける車内広報、川崎駅の東西自由通路河川情報表示板への掲出等によりまして推進しているところでございます。
 次に、資料2の路上喫煙通行量調査集計をごらんいただきたいと存じます。
 条例施行後の効果測定といたしまして、現在、四半期ごとに一度、原則として午前8時から9時までの1時間における全通行人数及び喫煙者数の調査を実施しているところでございます。
 調査地点といたしましては、重点区域でございます川崎駅の東口、西口、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅、鷺沼駅及び新百合ヶ丘駅周辺の各1カ所、また、重点区域の指定はしておりませんけれども、登戸駅1カ所の計7カ所を選定して調査しているところでございます。
 調査結果によりますと、条例を施行した平成18年4月の喫煙者率は1.77%でございます。半年後の10月は0.71%、1年後の平成19年4月につきましては0.45%、2年後の平成20年4月は0.25%、直近では平成21年1月が0.33%となっているところでございます。
 なお、条例施行後、路上喫煙によるやけどなどの被害報告というのは寄せられておりません。
 次に、資料3の路上喫煙防止対策非常勤嘱託員配置状況等をごらんいただきたいと存じます。
 平成18年の条例施行時に巡回活動等を行う路上喫煙防止指導員として、嘱託員を各区役所に1人から3人、計14人を配置しまして、全市的に広報を中心とした取り組みを進めてまいりましたが、施行後2年を経過した平成20年4月に見直しを行いまして、市民・こども局に8人を配置したところでございます。
 勤務日及び活動時間でございますが、川崎市路上喫煙防止対策非常勤嘱託員設置要綱におきまして、勤務日は月曜日から日曜日までのうちの5日間、勤務時間はA勤務からD勤務の4つの時間帯から指定するということにしております。
 活動方法といたしましては、4人で1班として2班体制を原則としておりますが、活動状況等に応じまして適宜変更して活動しております。また、活動場所につきましては、重点区域を中心として通行量調査の結果など、あるいは巡回活動時における喫煙者の状況などを勘案しながら活動日を割り振っているところでございますが、重点区域に指定していない登戸あるいは向ヶ丘遊園駅周辺、稲田堤駅周辺などにおいても巡回活動等を実施しているところでございます。
 次に、資料4の政令指定都市における路上喫煙等防止条例の制定状況をごらんいただきたいと存じます。
 政令指定都市において路上喫煙または歩行喫煙に関する規定があります条例について確認をいたしました。仙台市を除きまして、安全あるいは環境美化の観点で条例が制定されておりまして、浜松市、堺市の2つの市を除く14市において、路上喫煙等への罰則規定として過料が盛り込まれております。
 また、過料の適用実績がある市は、札幌市、新潟市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、広島市、神戸市の8市でございまして、過料の適用実績がない市は、さいたま市、千葉市、静岡市、福岡市で、本市の5市ということになっております。なお、北九州市につきましては、今月の25日に施行予定だということを伺っております。
 以上をもちまして説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○石川建二 委員長 説明は以上のとおりです。質問がございましたらお願いいたします。また、意見・要望もございましたら、あわせてお願いいたします。
◆嶋崎嘉夫 委員 今御説明いただいた資料の中で、例えば資料3、この嘱託員配置状況なんですが、この4つから選べますよというのは、これは嘱託員の方々が判断で選んで、そして市内を4人2班という形で巡回しているという解釈でいいんですか。
◎鈴木 地域安全推進課長 勤務時間等につきましては、我々のほうで指定をしまして、大体1週間をパターンとしまして勤務しています。勤務時間の主な時間帯というのは、ここで言いますA区分、B区分が主になっております。
◆嶋崎嘉夫 委員 それは、例えば7つの区、こちらにリーフレットがありますが、この日はこちらの場所へ行ってくださいという形で、これは行政のほうから依頼しているんですね。
◎鈴木 地域安全推進課長 そのとおりでございます。
◆嶋崎嘉夫 委員 例えば、川崎区の場合ですと、御存じのように競輪開催時で、競輪のお客さんが帰り際にかなりまとまった時間帯、歩いて帰っていらっしゃるわけですね。市外からいらっしゃった方等が、かなりマナーが悪いようなケースもあろうかと思いますが、そういった場合は競輪の開催時間、また日時に合わせて川崎区のほうに巡回してもらうとか、そのような仕組みになっているわけですか。
◎鈴木 地域安全推進課長 特に競輪開催時、競馬開催時に集中的にやるというふうにはしておりません。ただ、川崎区におきましては非常に通行量も多いですから、川崎区は巡回日が多いです。ですから、その時間帯も当然重なってくると思います。
◆嶋崎嘉夫 委員 通常の平日の一般の方々は、多分巡回をやっている中で、意識啓蒙、啓発が進んでいるのでいいんですが、市外から、例えば今申し上げたギャンブル系でいらっしゃる方々に対しても、やはりできれば競輪開催とか、そういうときに合わせて、また、そのお帰りになる時間帯に合わせて巡回員の方々に回っていただいたほうが、むしろ川崎ではこういう条例があるんだよという趣旨を理解していただきやすいのかなと思うんですが、どうでしょうか。
◎鈴木 地域安全推進課長 そういう方向を考えながら検討させてもらいたいと思います。
◆嶋崎嘉夫 委員 あと、こちらの陳情の中では過料を確実に取るように、徴収するようにということなんですが、川崎の場合は、一応過料規定はあるんですけれども、これは実施したケースはありませんよと。むしろ意識啓蒙、啓発を優先してという指導に今なっていると思うんですが、仮に、例えば余りにもひどい例で過料を請求するとなった場合、条例上では告知手続をとるとなっているんですが、そのような手続を具体的にどのように定められているんですか。
◎鈴木 地域安全推進課長 過料適用につきましては行政処分でございますので、今まさにおっしゃったように、相手側にまず告知をしなければいけませんので、告知をします。その際に、相手側から住所ですとか名前とかを聞きまして、弁明するかしないかの確認をとります。悪質なケースの場合ですけれども、弁明しなければ2,000円納めていただいて領収証を発行する。もし相手側に弁明するつもりがあるのであれば口頭で聞く。それはそのままメモをとりますので、それを持ち帰って審査をする、後日相手側に連絡するというような運びになっていまして、やはり告知資料をつくって相手と話をするということで、その辺の手続は指導しているところでございます。
◆嶋崎嘉夫 委員 これは例えば公安委員が駐車違反等に対して同じように告知手続を、出頭しない場合ですね――によっての納付した場合は、それでおしまいですよと。ただ、弁明の機会も与えますよという形に定めがあるんですが、もし仮にこの告知通知書を送付して連絡がない場合というのは、どのような手続になるんですか。
◎鈴木 地域安全推進課長 その場で納めてもらえない場合には、当然後ほど納付書を送付することになるんですが、2つ考えられますのは、1つは、相手側が告知した内容が全然でたらめであった場合に、当然もう納付書は届きません。もし納付書が届いたとしても無視されるケースは出てくると思うんですが、それにつきましては督促状を送付するなり、引き続き納めてもらうように努力はしていきたいというふうには考えています。
◆嶋崎嘉夫 委員 いずれにしても、まず、その段階に行く前に意識の啓蒙、啓発ということで、今段取りをされていらっしゃると思うので、冒頭申し上げたような市外からいらっしゃる方々、特に競輪開催時等について、川崎駅周辺については対策を講じて、今後ともしっかりと継続していただきたいとお願いしたいと思います。
◆三宅隆介 委員 私は、改めてこの機会を通じて、喫煙というものに対する本市の考え方を確認したいんですけれども、これは自民党の大島議員からもよく質問されておるところでございますけれども、改めて私のほうからも確認させていただきたいんです。
 国は健康増進法という法律を策定いたしましたけれども、この健康増進法が制定された背景というのは御存じですよね。
◎鈴木 地域安全推進課長 何となくと言ってはいけないんですけれども、大まかですと、世界禁煙デーが定められたりしながら、そういったところでもって健康を保持する必要があると。たばこを吸う人間だけの権利ではなくて、周りの健康を守る必要があるんだというところから出たというふうには聞いています。
◆三宅隆介 委員 これは、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約という条約を日本は批准したことが背景にあるわけです。市民生活部長、これは御存じですよね。国際条約。
◎村田 市民生活部長 名称は承知しております。
◆三宅隆介 委員 この条約でどういうことを約束したか御存じですか。
◎村田 市民生活部長 内容は、申しわけございません。
◆三宅隆介 委員 これは非常に重要だと思いますよ。これはたしか何年かまでに、これは160カ国が締結しているんですけれども、きちっとこのたばこというものは、喫煙というものは健康に対して害があるんだということを医学的に証明された中から出てきた条約であって、喫煙者そのものをやっぱり減らしていかなければいけないんじゃないかという趣旨の条約です。
 部長、大丈夫ですか。ちょっともう一回そこのところを確認したいんですけれども。全く知識がないのか。
◎鈴木 地域安全推進課長 どうも失礼いたしました。
 主な内容ということでもって6項目あるそうです。大きなところとしては、公共の場所においてたばこの煙にさらされることからの保護を定める効果的な措置をとらなければいけない。たばこの包装及びラベルについて消費者に誤解を与えるおそれのある形容的表示等を用いることによって、たばこ製品の販売を促進しないことを確保し、主要な表示面の30%以上を健康警告表示に充てる。また、たばこの広告販売促進及び後援を禁止し、または制限する。たばこ製品の不法な取引をなくするために包装に最終仕向地を示す効果的な表示を行うことを要求する。未成年者に対するたばこの販売を禁止するための効果的な措置をとる。条約の実施状況の検討及び条約の効果的な実施の促進に必要な決定等を行う締約国会議を設置する。締約国は条約の実施について定期的な報告を締約国会議に提出するということで、条約につきましては、今、三宅委員がおっしゃったように、世界保健機関枠組条約ということで使っています。
 日本国憲法では、第98条第2項で、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」と定めておりますので、この枠組条約に従って日本も取り組みを進めるべきと考えてございます。
◆三宅隆介 委員 そうなんですよ。憲法98条には、批准した国際条約は誠実に遵守しなければいけないとうたわれているわけですね。私は、何で護憲運動家の皆さんはこれをおっしゃらないのか不思議でしようがないんですけれども、これを受けて、たしか二千何年かまでに公共スペースでたばこを吸ってはいけないとか何とかという目標が定められていると思うんですけれども、それについては御存じではございませんか。
◎鈴木 地域安全推進課長 申しわけございません。せんだって神奈川県の受動喫煙防止条例のタウンミーティングがあったときに、たしか知事がそういうことをおっしゃっていましたので、あるというのは聞いております。ですが、細かいところまでは知らないです。申しわけないです。
◆三宅隆介 委員 これは神奈川県が今、県議会で審議されている問題でもありますけれども、またそれとは別として、これは川崎市としても、きちっとこれに向けて取り組むべき責務を負っているんだと私は思うんですけれども、いかがでしょう。
◎鈴木 地域安全推進課長 今、県の条例化は進めているわけでございまして、聞くところによりますと、24日に採決が行われるというような状況も聞いております。そういったものも踏まえながら状況、そして推移を見ていきたいと思っています。
◆三宅隆介 委員 それはちょっと違うんじゃないですか。県が何を審議しようが、やろうがやるまいが、川崎市としてどうするのかということを私は議論しているんです。川崎市はこの条約について何も責務を果たしていかないという認識でよろしいんでしょうか。
◎鈴木 地域安全推進課長 川崎市として何かをするということができるかというところだとは思うんですけれども、今の状況、段階では、やはり他都市の状況等々を見守っていきたいかなというふうに考えます。
◆三宅隆介 委員 他都市は関係ないんじゃないですか。川崎市としてこの条約に基づいて、やはり喫煙者を一人でも減らしていこう、喫煙は害があるんだと。もちろん受動喫煙についても害もあることも医学的に証明されてきたんだと。したがって、その方向によっていろいろ施策を進めていかなければいけないという立場に立たなければいけないんじゃないですかという私の提言なんですけれども。他都市は関係ないんじゃないですか。
◎鈴木 地域安全推進課長 現在、路上喫煙に関しては、そういう話は全然含む部分ではありませんので何とも言えないところなんですけれども、今の状況ではまだそこまで考えてはいないというのは変なんですけれども、これからやっぱり考えていかなきゃいけないかなというふうには思います。
◆三宅隆介 委員 それは驚くべき答弁だと私は思います。これは陳情の趣旨というものは、私は十分にくみ取るべきだと思います。その条約の趣旨を達成するためには、その一歩として、やっぱりこういうことをしっかりとやっていく必要があるのではないかと私は思いますよ。
 今、神奈川県の条例の動向がわからないとか、他都市と足並みをそろえていかなければいけないという御答弁がありましたけれども、私は、繰り返し申しますけれども、他都市がどうであろうが、国として条約を結んでいる以上、地方自治体の一つとして、やはりこういう条約に向けて、条約の精神を達成するために川崎市としても積極的に取り組んでいくという姿勢にまず立って、それからこういう問題を、どうあるべきかというふうになっていかなければいけないと思うんですけれども、全くその条約がどうであるかということも踏まえず、こういう問題を政策的に考えていくというところが、私はおかしいのではないかと思うんですけれども、もう一度お答えいただけないでしょうか。
◎鈴木 地域安全推進課長 確かに根本にこういったものがあるんだというふうに認識はしなければいけないのかなと思います。少し条約の中身も含めまして、今後の検討材料とさせていただければと思います。
◆三宅隆介 委員 これはどなたに聞いていいかわからないんですけれども、ここだけ確認したいんですけれども、たばこを吸うことは、もう医学的に害があるということが証明されているんだと。だから喫煙者を一人でも減らしていかなければいけないんだと。ここのところだけは、認識はそういう認識を持たれているというふうに解釈してよろしいんですか。
◎菊地 市民・こども局長 今、三宅委員がおっしゃったように、そういうことでWHOからの提言、またはそういう条約の批准等で、健福さんを中心に健康増進法の推進ということで、喫煙による健康への被害、これは学校での指導、または日常、保健所でのいろんな活動、または分煙対策、または今は禁煙も医療保険で適用と、そういったような形で国を挙げて、また自治体を挙げてやっているところでございますけれども、片や、嗜好品という呼び方が適切かどうかはともかくとして、まだたばこも販売されていると。それを嗜好としてたしなんでいる方も4分の1近くはいると。本市においては80億円ぐらいのその財源も入っていると。また、たばこの生産者、農家、その関連、たばこ屋さんを含めてJTの関係者、そういうところでは、やはり生計を営んでいるような状況もございまして、その理念、また方向性は禁煙でいこうと。もうこれはそのとおりでございますが、なかなかその経過措置というか、今、多分そういう状況ではないのかなと。ただ、やはり子どものときから分煙というか、副流煙での健康への影響等もございますので、なるべく男性を含めまして吸わない方向でということでのさまざまな活動を行っている、そんなような状況だというふうには認識しております。
◆三宅隆介 委員 そうなんです。これは、こういう国際条約を締結している一方で、まだたばこの販売促進法みたいなものがあったり、あるいは、JTの株主が、財務大臣がやっているものだから、余り売り上げが下がるようなことも言えないとかという。これは縦割り行政の弊害だと思うんですけれども、確かにこうした矛盾も抱えております。したがって、これは国においてもしっかりと議論していただかなければいけないところでもございますけれども、これは私は一つの要望にもなるんですけれども、やはりたばこが悪いわけではないんだ、吸い方が悪いんだという考え方と、もうたばこを吸うこと自体減らしていこうではないかという考え方、2つの考え方に分かれていくんだろうと。
 今、局長の答弁によると、まだまだ一方を選択するまでには至っていない段階だという御認識だと思うんですけれども、私は、やはりあくまでもこうした国際条約を結んだ以上は、国が率先してこれを条約の精神に沿って政策を立てていくべきであると思うし、自治体としても、やはりこういう医学的にも証明されていることなのですから、しっかりと早くそういう御認識を持って、そういう発想に立っていただきたいと思います。
 とりあえず以上です。
◆潮田智信 委員 済みません、この陳情の願意にある、通勤客の多い早朝夜間時間帯に、路上喫煙防止の指導員を配置するようお願いしますというんですけれども、それは可能なんですか。その前に、例えばこの願意をくみとって、そうやってふやすとすると、予算的な配慮というものはどうなるのか。
◎鈴木 地域安全推進課長 まず、条例が制定されましたのが18年4月なんですけれども、その時点での非常勤嘱託員の巡回活動時間は朝の8時から活動していました。19年4月からはそれを7時半からとしております。20年4月からは7時からということで巡回活動時間を早めております。今おっしゃいましたように、その時間帯のAからDの区分の中で活動する分については予算上の増は生じませんので、その中で活動をさせているという状況でございます。
◆潮田智信 委員 では、これは十分願意をくみ取るということで理解してよろしいかな。
◎鈴木 地域安全推進課長 願意にあるような勤務時間の指定まで全部されますと、これは難しいんですけれども、現在、7時から夜の9時まで区分を定めまして活動している状況でございますので、そういう意味では対応できているのかなというふうに考えております。
◆潮田智信 委員 なるほど。了解しました。
◆佐々木由美子 委員 今のところの補足で伺いたいんですが、先ほどAとBの勤務時間を中心にシフトを組んでいるとおっしゃられていましたけれども、CとDは1カ所につきどれぐらいいたのか教えてください。
◎鈴木 地域安全推進課長 Cの朝の7時からの稼働につきましては、毎月各区でキャンペーンを行っているんですが、そのときに行っていただいています。それから、あと、夜の時間で9時までの稼働ですが、これは川崎駅の東口が中心なんですが、地域の商店街の皆さんが夜のパトロールをされているんですね。その時間に我々も行くんですけれども、そのときに路上喫煙防止指導員を一緒に出して指導をさせているところです。
◆佐々木由美子 委員 たしかこの前お話を聞いたときには、このCとDの勤務時間帯はなかったように思っていて、多分、前回の審査の後にこういう時間帯をつくってくださったのかなと思っているんですけれども、やはりまだまだ知られていなかったり、子どもも歩く時間だとすれば7時から8時の間なのかなと思いますので、もう少しCとDの時間帯をふやしていただきたいなというふうに要望させていただくとともに、あと、やっぱり人数が減っているせいか、先ほども調査のところを見ると若干ふえていますよね。何か私もちょっと二、三日前、1週間ぐらい前に歩いていて、そういえば最近見かけないなも含めて、何となく意識がみんな薄まっちゃってきているなというふうにちょっと思った部分もあったので、人数をふやすことが難しいというような財政状況ももちろんわかりますけれども、条例ができてから3年たちますので、もうちょっと、また意識啓発を再度し直さなければいけない時期に来ているのかなというふうに思います。これも要望させていただきたいと思います。
◆吉岡俊祐 委員 先ほどから時間帯、それからさまざま出てまいりましたけれども、過料を取ることに関しては条例で決めているわけですけれども、私も喫煙者なんですが、喫煙者であるがゆえに、そういうマナーの悪い人がいると、おまえも一緒だろうというふうに十把一からげで言われるのは、正直非常に情けないというか、そういう思いがするんですね。やっぱり資料で拝見しますと、禁煙条例を制定している都市で過料を取っているところが過半数を超えているというのは、徹底をするという意味できちんとやっていってもいいのではないのかなと。そういう部分の検討というのは状況はどうなんでしょうか。
◎鈴木 地域安全推進課長 本市の条例の場合には、あくまでも広報啓発を中心として、歩行者から危険をなくすというのが主眼でございますので、その辺のところは条例の趣旨を御理解いただくということで、粘り強くやっていきたいと思います。
◆吉岡俊祐 委員 あくまで趣旨の徹底で進むというお話ですので、公営であれば、先ほどから出ている巡回時間をできる限りふやしていただくとか、そういう啓発活動のほうにしっかり力を入れていただきたいと思います。その点をお願いしておきます。よろしくお願いします。
◆市川佳子 委員 1点だけ要望をお願いいたします。
 今の喫煙をめぐる議論は議論の最中ということで、また県の条例などの推移もぜひ見ていきたいと思うんですけれども、現状のところで、私も川崎の西口でよく朝立っていることがあるんですが、そのときに多くの方が要望されるのが、この条例とともに指定喫煙場所に、今、皆さんそこで喫煙されているんですが、灰皿が普通の灰皿なので、煙がもう周りにどんどんどんどんと広がっていってしまう。これでは喫煙場所を指定しても吸っているのと一緒だというような、かなり多くの方から何とかできないかという御要望が来ています。本来ならばそこだけ囲うのが一番理想的と思うんですが、最低でも煙の出ない灰皿にするとか、何か配慮すべきと思うんですが、いかがでしょうか。
◎鈴木 地域安全推進課長 確かに我々のほうにも煙い、煙が臭いということで苦情が入ってまいります。状況にもよるんですが、川崎の駅につきましては現在再編整備をしている最中でして、その再編整備している中でもってパーテーションを設置していこうということで今作業を進めているところです。パーテーションで100%防げるということはないんですけれども、風のぐあいによっては歩行者の皆さんに影響しないようなつくりができるのかなというふうに考えて、今進めているところでございます。
◆市川佳子 委員 今、東口の再整備のお話なんですが、私は西口にいつも立っていますので、西口のほうも本当にひどいときには多くの方がいらっしゃって、すごい煙なので、ぜひ御配慮、御検討いただきたいと思います。
◆潮田智信 委員 けさバスで来たんだけれども、西口ね、すごいの。これは一番前の人が吸っていて、2番目、3番目、四重ぐらいになっちゃうんですよ。煙すごいよ。気にならないけどさ。やっぱりあれは子どもたちが見たら、煙がすごいから、あっ、すごいなという感じを持つと思いますよ。普通のたばこを吸わない人、嫌な人も。何かつくったらいいんじゃないですかね。再編整備しているからだと思うんだけれども。すごいですよ、煙。要望です。
◆吉沢章子 委員 私も今の御質問、御要望に関連してなんですけれども、その西口、東口の議論もそうですし、第3庁舎の裏側ですよね。コーンを囲って吸っていらっしゃる職員の方々の姿を見ると本当に悲しくなってくるんですね。
 今、趣旨としては、皆さんに啓発活動しているという趣旨なのに、職員が本当に外で、雨の日は雨に当たりながらたばこを吸っている姿を見ると、本当にかわいそうで悲しくなってくるんですよ。私はたばこを吸わないので禁煙側なんですけれども、喫煙する方、今、先ほど三宅委員の議論もありましたけれども、どちらにもまだ権利が今ある状況で、税金も払っていらっしゃるんですから、本当にケース、囲うものをおつくりになったらいかがかと。まず市からやっていただきたい。それで外側もやっていただきたい。
 私は1件ちょっと、談合坂のサービスエリアに、とてもすてきな喫煙場所があるんですね。中は禁煙なんですけれども、外側がちゃんと喫煙のガラスケースで、ちょっとスモークになっているんですけれども、ちゃんと吸う方たちの権利も認められていて。もう本当に皆様、一服するときは多分リフレッシュしたいと思うんですけれども、あの姿を見てリフレッシュしているようにはとても私は思えなくて、とても気の毒に思っているんだけれども。
 ですから、そういうものもつくって、やはりお子様が通っても、いろいろ議論はありますけれども、学校の外で吸うとかって。何かそういうきちんとした場所を確立しないと、大人としての威厳も保てないような気がしますので、ぜひ、まず職員の方のスペースから私はやっていただきたい。そしてもちろん、東口、西口のお話もそうなんですけれども、ぜひそれは御要望させていただきたいと思います。そのために過料を取るのであれば、私はぜひ過料を取っていただきたいと思います。
◆矢沢博孝 委員 この点については、私もたばこを吸う人じゃないんですけれども、とにかくやっぱり子どもさんだとか、そういった人たちに、特に路上の喫煙は、これは徹底してほしいと思います。子どもさんのちょうど目線に当たるということは、もう当然多くの人が御指摘されていますし、当然のことで、この辺は徹底してもらいたい。
 ですから、さりとてたばこを吸うから長生きしていないかというと、そうじゃないんですね。ですから、証明されたという意見もありますけれども、私はそうじゃないと思っていますから。ですから、やはり国際条約の云々というのも、これはたばこが物すごいいろんな、いわゆる人間の健康を害する、本当に害するというよりは、むしろ精神的にむしばんでいく。そういうたばこもあるわけですから。だから、そういう意味では確かにきちっとしてもらわなきゃいけない。
 しかし、今、局長も先ほどおっしゃったように、生産者もいる。そして、今、それなりに嗜好品として愛用されている方もいる。だけれども、吸わない方たちの権利もあるわけだから、それをきちっとしてほしいということで、私は、この資料3のこの辺を、やはりもうちょっと徹底していただけないのかな。特に、もちろんこの予算的な面もありますけれども、月曜から日曜までのこのうちの5日間、4つの時間帯から指定していますというのを、逆にこれを倍ぐらいふやして、そしてやはり徹底してもらう。それで、ある程度徹底していく中で路上の喫煙者も減っていく。そうすると次の策が何なのか出てくると思うんですよ。だから、その辺が中途半端ということに、やっぱりちょっと徹底しない面もあるのかな。
 それから、一方、学校の先生なんかも気の毒なんですね。今、市の職員もそうですけれども、学校の先生もやはり門の外へ出て吸われている。これは一般の人が見たら本当に何なのってね。非常にかわいそうというよりは、何かたばこがいわゆる子どもさんたちに、本当に子どもまで影響するのか。分煙室を設けて煙を外に、きちっと地下に逃がすとか、それから、そういう処置をとっていくことによって、やっぱりその辺は先生もそうですよ。
 ですから、やっぱり私はこの資料3の、ここを徹底していただくということに尽きると思うんですが、いかがでしょうか。
◎菊地 市民・こども局長 先ほど来、競輪、競馬に来るお客さん、また、今、矢沢委員がおっしゃったような子どもたちへの注意、もう本当に大事だと思っておりまして、この勤務時間、またはその体制については予算手続、あと時間帯は、やはり一番多そうなときに集中してそこにどういうふうに路上喫煙防止指導員を配置するか。テクニック的な話なので、これはできるかと思っております。あと、庁内については関係セクションに、これは大島議員も質問でございましたように、そういった動きもありますので、きょう委員会の話をさせていただくと。
 競輪、競馬に来るお客さんというのは、ほとんど一見で来られたりして、川崎市がポイ捨てとか禁煙条例をやっているというのは知らない人が多いと認識しておりまして、そういうことからいくと、たまたま指導員をその時間帯に10人張りつけていた。行くときに。10時ごろ買い物ですか。そうすると10時ごろに。そのときにパッと吸っていて、わからないで来て、すぐ過料ですよと。これはもう告知にしても何にしてもトラブルのもとでございますので、では、それにどういうふうに対応していくかというと、やはり競輪競馬場でアナウンスをしてもらうことも大事なのかなと。本市については重点区域では禁煙をしております、ポイ捨ても禁止です、やはりそういうことの啓発をしないで。
 ただ、今、競輪、競馬も非常に厳しい財政状況で、いろんな宣伝をしてきて本場に来ていただくような動きもされていますので、たまたま千葉のほうから川崎競輪に来たら何か2,000円でとっつかまっちゃったよというようなことでも、いろいろ問題も起きますので、日常の競輪開催場での啓発、または、今言ったポイ捨ての周知徹底、それと、指定喫煙場所の清掃は、休日は委託業者でやっているんですけれども、その回数をふやすようなこともしながら、指定喫煙場所での煙だとか、子どもたちの安全、またはたばこを敬遠されている方たちと喫煙者の両方をきちんとすみ分けるような形でやっていくしかないのかなと思っています。きょういただきました貴重な御意見については、関係セクションへ伝えるとともに、うちのほうでできることから実施していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆矢沢博孝 委員 全くそういうふうで私はいいのかなと思っています。
 それから、やはり過料の関係は、たばこを吸って、たまたま競輪、競馬の話になったんだけれども、競輪なんかは特に、当たった人は気持ちいいだろうけれども、いわゆるオケラか、もうそれこそたばこに当たるわけじゃないけれども、たばこを2本3本一遍に吸って――ぐらい、かっかしているときに、また過料云々という話になるとトラブルのもとだと思うんですね。ですから、やはりそれをまず第一義に徹底していただくと。それで徐々に徐々に過料のほうも検討していくというふうな段階を踏むというのがとても大事だなと思うんですね。ですから、その辺はぜひお願いしておきたいと思います。
◆佐々木由美子 委員 今、矢沢委員からお子さんのという話があったんですけれども、溝の口の南口のほうが、ほとんどこれは重点地区になっていないんですけれども、洗足のお子さんとかが歩いていらっしゃいますよね。今、南口のほうもペデをつくったりとか、いろんなことをやっていますけれども、もう既に子どもさんが歩いている道もあるので、ちょっとこの南口の重点地区のあり方を御検討いただけないかなと。かなり細い道を洗足のお子さんたちも歩いていらっしゃるのを見かけていますので。逆に、あの道だったら吸ってもいいんだよという話になってはいけない。もちろん全面的にはいけないんですけれども、重点地域ではないということになると違うと思うんです。
◎鈴木 地域安全推進課長 今、登戸駅から向ヶ丘遊園駅の周辺ですとか、あるいは小杉駅周辺も開発が進んでおりまして、検討しなければいけないと考えております。あと溝ノ口駅の南口も同様でございまして、現在、庁内の関係者も集めまして検討を進めているところでございます。おっしゃったような方向で考えたいと思っています。
◆潮田智信 委員 1点だけ、済みません。
 犬は、昔は犬を散歩していると、みんなふんを路上に置いていったんですよ。さっき矢沢委員が言われたのは正解だと思うんですよね。これで世間の目が厳しくなって、みんなが指摘するようになったんですね。そうしたら、犬の飼い主が、うんちなんかしたらちゃんと取って帰るようになったの。そういう別に法律を決めたわけでも何でもないんですよ。皆さん、そうやってモラルを守りましょうとやってきた。したがって、矢沢委員が言ったように、きちっとそういうものをふやして、川崎市はたばこを吸ってはいけませんよ、路上禁煙ですよとやっていくと自然に淘汰されていくのではないかと思うので、頑張ってください。予想です。
 取り扱いについてですけれども、陳情第1号は、これは願意を満たすと思っているんですね。趣旨の採択でいいと思います。
 我が党の立場から言うと、この陳情第30号も、できれば趣旨の採択ということでよろしくお願いします。
◆後藤晶一 委員 今、潮田委員のほうから30号もという話があったので、ちょっと私のほうも幾つか、さっきの吉岡委員のに関連してね。
 私も本来はやってもらいたいんです。たばこも吸わないし。逆に今、自転車を2人乗りして、後ろでもう女学生がたばこを吸っちゃっているのなんかを見ると、とんでもないとどなりたくなる気持ちでいっぱいなんですが、さっきの鈴木課長の答弁だと、吉岡委員の答弁ね。すなわち速やかに過料することは川崎市は今考えていないし、一回注意をして、それでもの場合はやりますよ、だけれども別に過料というものは適用しないんだというふうにお答えがあったので、そうすると、要するに、この1号と30号を分けざるを得ないのかなと私は今思っていたわけ。今、潮田委員のほうからそういう話が出たので、その辺をもう一回、再度確認してもらえる。どういう見解なのかというところを聞ければ。
◎菊地 市民・こども局長 私も、この委員会に当たりまして、過去の条例、17年のこの路上喫煙禁止条例をやったときに、議会の、また委員会の御意見がどうだったのか。この過料を取ることに対しては非常に反対が多かったというんですね。先ほど言ったように、やはり取る前に啓発、啓蒙をきちっとして、またそれをしないような環境をいかにつくっていくか。そういうことが議会総体の考え方だったと。それを伺って、ここで、では4月1日から取るようにしようというような状況なのかどうか。
 資料の中にもありましたように当初の通行量調査では1.7幾つの、100人に2人ぐらい喫煙者がいたと。ところが、今、調査によりますと1,000人に3人いるかどうかだと。そういうことからいくと啓発云々も大分効いているんじゃないかと。ただ、ぶらっと本市に来られるような方もいらっしゃって、多分取るとすればそういう方になるのかなというのが、さっき競輪の話では例を出したんですけれども、そういうことからいくと、その0.3が多いか少ないかという議論があるんですけれども、かなりその条例のポイ捨て、または歩行喫煙禁止が浸透しているんじゃないか。
 だから、余り取る取るというようなことではなく、どうしても悪質で、何回指導してもこれはどうしようもないという方については、取らないと言っているんじゃなくて、取ることも当然考えていかなければいけないんですけれども、その啓発をまず全面的に、または環境づくりをやっていきたいということでの答弁をさせていただければと思っていますので、その条例の中に書いてあることをやらないとかということではないと。
◆後藤晶一 委員 今局長から答弁いただいたんだけれども、そういうことだと、ここで陳情者が言っている、例えば千代田区の例を引いて、注意もしなくて、最初からすぐに過料をしちゃえ、要するに吸っているのを見つけたらということにはそぐわないと。ただ、一回注意をして、方向性としては過料をすることを見据えていきますよという理解でよろしいのかしら。
◎菊地 市民・こども局長 結構でございます。
◆後藤晶一 委員 わかりました。では、オーケーです。
 そうすると、ちょっと取り扱いとして、本当は厳しくやってほしいんだけれども、私個人的にはですよ。私もかつては吸っていて、娘がぜんそくみたいになって、それで家で吸うなと言われて、それでもうやめて25年たつんだけれども。そういう経過もあるんです。それは個人的なことでどうでもいいんですけれども。
 だから、1号と30号と、そういう部分では分かれちゃうのかなという感じも、ちょっとしているんです。これはどうですか。皆さんがまとまればそれでいいんだけれども、どうしてもそれをやれというのなら、うちとしては別にどちらでもいいかなと思っているんです。どうかなと思っているんですけれども、その辺どうですか。
○石川建二 委員長 進め方について、とりあえず2つ、それぞれ御審議というか、態度を表明していただければと思っています。
 では、御意見が大体出尽くしたようなので、今もう取り扱いについての御意見にも入っておりますので、まず、議事の整理として陳情第1号の取り扱いについて御意見をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 それでは、先ほど民主党さんからは趣旨採択という御意見がございましたけれども、ほかに。
◆嶋崎嘉夫 委員 1号について、今、理事者の答弁も、啓蒙、啓発という観点から、なるべく陳情趣旨にあるような早朝、夜間時間を尊重しながらということです。ただ、路上喫煙の指定場所の先ほどの議論の中で、やはり改善措置を講じない限りは、四重、五重というさっきのお話もありましたけれども、そこで監視員を幾ら置いても意味がないんだよね。だから、これはセットでの対応という形で指定場所としているところについては、しっかりとした環境整備を整えていただかなければ何ら意味がないだろう。
 あとは、シフト時間等についても、朝早くやったから、啓発したから本当にそれで改善されるのかという課題もあるし、市外からの方々が見える部分において、啓蒙、啓発も通じながらという形での考えも当然発生するだろうということも指摘した上で、一応趣旨については賛同するということでいかがかなと思います。
○石川建二 委員長 趣旨採択ということでよろしいですね。
◆嶋崎嘉夫 委員 はい。
○石川建二 委員長 では、改めて公明党さんのほうからも。
◆後藤晶一 委員 陳情第1号は趣旨採択でお願いしたいと思います。
○石川建二 委員長 ネットさんはいかがですか。
◆佐々木由美子 委員 先ほど要望も言わせていただきましたので、趣旨採択で。
○石川建二 委員長 共産党は。
◆竹間幸一 委員 趣旨採択で。
○石川建二 委員長 それでは、陳情第1号の採決に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 それでは、採決に入ります。「陳情第1号 路上禁煙徹底のための早朝夜間指導員配置の陳情」を趣旨採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
                ( 全員挙手 )
○石川建二 委員長 全員挙手です。陳情第1号は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決しました。
 次に、陳情第30号の取り扱いについて各委員からの御意見をお願いいたします。
◆嶋崎嘉夫 委員 先ほどの陳情第1号の部分で指摘をさせていただいた解釈を背景とした中で、そのような環境整備がまだ完全に整っていない状態で、公権力の行使というのは果たしてなじむのかどうなのか。それから、例えば、法令等の位置づけがしっかり定まっている中での行政事務手続に応じた公権力行使と、今回のこの本条例の、いわゆる一つの啓蒙、啓発という趣旨に基づいた中での一文での罰則規定はあるんですが、冒頭の質疑の中でも明らかになっているように、まだしっかりとした公権力の行使の担保までは、この条例趣旨というものが、本来ベースにしてお金を取ることありきで制定された趣旨ではないと感ずるんですね。
 ですから、そのような理由から、今回の陳情第30号については継続でいかがかと思います。
○石川建二 委員長 ただいま自民党さんからは継続という御意見がありましたが、公明党さんはいかがですか。
◆後藤晶一 委員 一応先ほど申し述べたように、川崎の場合、今まで注意を促して、再度注意を促しても聞かない場合には過料をしますよということであるけれども、その例もないということで、それ以上に今回の陳情の中身というのが、もう即過料してしまうということはなかなか難しいのかなということですので、当面、今、市が御努力いただいて大分減ってきているということですから、見守っていきたいということで継続でお願いできればと思います。
○石川建二 委員長 民主党さん、いかがでしょうか。先ほどは趣旨採択でということですね。よろしいですか。
◆潮田智信 委員 皆さんの意見を聞いてから。
○石川建二 委員長 ネットさんはいかがですか。
◆佐々木由美子 委員 うちは、先ほども局長も言われたとおり、この条例をつくるときにも、そもそも監視社会への前進になってしまってはいけないということ。ただ、やはり子どもたちも含めての健康被害、その他被害も含めていれば、罰則があっても仕方がないのかなというところもありましたので、今回の陳情にありますように、すべてを対象にしようというところについては賛成はできないというふうに……。
○石川建二 委員長 それは不採択……。
◆佐々木由美子 委員 不採択かなと思いますけれども、継続であればそれでも。
◆嶋崎嘉夫 委員 いいよ、不採択なんでしょう。
◆佐々木由美子 委員 できれば不採択。
○石川建二 委員長 どちらでもよろしいですよ。不採択でよろしいですね。
 共産党はいかがでしょうか。
◆竹間幸一 委員 条例上は過料を取ることができることになっているんですけれども、ここに言われているような例外なしということになると、それはちょっと行き過ぎかなというふうに考えますので、きょうのところは継続ということでお願いできればと思います。
○石川建二 委員長 ただいま継続という意見でした。
◆潮田智信 委員 わかりました。また次の議論もあるんでしょうから、きょうのところは継続で結構です。
○石川建二 委員長 民主党さんも継続。
 ネットさん、いかがですか。
◆佐々木由美子 委員 うちも継続で構いません。
○石川建二 委員長 それでは、本日のところは「陳情第30号 禁煙区域内喫煙者に対する例外なし過料適用の陳情」については継続審査とするということで御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 それでは、継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。
 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
              ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 それでは次に、所管事務の調査といたしまして、「第2期川崎市男女平等推進行動計画について」報告を受けたいと思います。
 それでは、理事者の方、お願いいたします。
◎菊地 市民・こども局長 それでは、今、委員長からお話がございましたように、第2期川崎市男女平等推進行動計画につきまして、私どもの人権・男女共同参画室主幹の清田から御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 よろしくお願いいたします。
 それでは、第2期川崎市男女平等推進行動計画につきまして御説明させていただきます。
 初めに、配付資料の確認をさせていただきます。市民委員会資料をごらんください。
 資料1は「第2期川崎市男女平等推進行動計画」(案)に対するパブリックコメントの結果でございます。資料2は、A3判を折りたたんだものでございますが、パブリックコメントの意見を踏まえた計画の修正一覧でございます。参考資料といたしましては、「第2期川崎市男女平等推進行動計画」でございます。現在、行動計画につきましては印刷中となっており、印刷が完成次第、委員の皆様へ配付させていただきたいと思っております。
 資料は以上でございますが、よろしいでしょうか。
 それでは、パブリックコメントの結果につきまして御説明させていただきます。
 お手元の市民委員会資料1の「第2期川崎市男女平等推進行動計画」(案)に対するパブリックコメントの結果をごらんください。
 1のこれまでの経緯でございますが、本市では平成13年に施行した男女平等かわさき条例に基づき、平成16年度から平成20年度までの5カ年を計画期間とする川崎市男女平等推進行動計画〜かわさき☆かがやきプラン〜を平成16年5月に策定し、施策を総合的に体系づけ推進してまいりました。このたび第2期行動計画の策定に当たり、パブリックコメントの実施や市民説明会を開催するなど、広く市民からの意見を募集いたしました。その結果、意見書が29通、意見総数75件の御意見をいただき、御意見の趣旨を踏まえて行動計画(案)の一部を修正したところでございます。
 次に、2の取りまとめに当たっての考え方についてでございますが、3の意見募集の概要及び意見提出数にございますように、昨年12月10日からことしの1月15日までの間、ホームページへの掲載や男女共同参画センターを初めとして区役所市政資料コーナー、情報プラザ、図書館等に閲覧用として資料を備え、市民に向けての意見募集を行いました。また、昨年12月25日には男女共同参画センターにおいて市民説明会を開催し、意見の提出を促しました。
 パブリックコメントに寄せられた意見についてでございますが、提出された意見書の数が29通、寄せられた意見の数が75件となっております。計画項目に関する内訳につきましては、4の項目別意見対応件数に表でまとめてございますので、ごらんください。計画全般に関することが14件、計画の理念、目標に関することが6件、柱?「女性の人権」の確立に関することが15件、柱?、仕事と暮らしへの支援に関することが16件、柱?、学習機会と情報の提供に関することが9件、柱?、推進体制の充実に関することが11件、そのほかが4件となっております。
 また、意見に対する市の考え方といたしましては、意見の趣旨を踏まえ計画に追加及び修正を行った意見が6件、既に計画に反映されている意見が20件、今後の参考とした意見が44件、そのほかが5件となっております。これらの御意見に対しましては、5の市の対応方針にございますように、御意見を踏まえ、よりわかりやすい記述にするなどの一部修正を行い、修正案を川崎市男女平等推進審議会に諮った上、策定いたしました。
 次のページ以降は、パブリックコメントに寄せられた意見の概要で右端の欄でございますが、そこにAという表示のあるものが御意見の趣旨を踏まえて計画に追加及び修正を行ったものとなっておりますので、後ほどごらんください。
 それでは、次に、資料2のパブリックコメントの意見を踏まえた計画の修正一覧、A3判を折りたたんだものでございますが、それをごらんください。
 意見総数75件のうち、御意見の趣旨を踏まえて修正等を行ったものが6件ございました。本日提出させていただきました参考資料の第2期男女平等推進行動計画、冊子になっているものでございますが、パブリックコメント以後修正を行った箇所には波形の下線をつけてございます。
 まず、寄せられた意見の2番の「男性にも必要だと思われる事柄について、女性に限定した表現が見受けられるので、表現を変えたらどうか」という意見につきましては、御意見を参考に、例えば参考資料の男女平等推進行動計画の16ページをごらんください。施策3の波形の下線部分でございますが、パブリックコメント時には「女性に対する人権侵害防止」という表現だったものを「性に基づく人権侵害防止」というように、必要に応じて表現を変更いたしました。
 次に、意見4の、「どの事業が新規事業として盛り込まれたのかマークをつけるなど明確にしてほしい」につきましては、今ごらんいただきました行動計画の16ページの施策5の事業のように、第2期行動計画に新たに盛り込まれた事業に対して、「NEW!」というマークをつけました。
 次に、意見9の「市の総合計画のみならず、他の計画との整合性を図るべきではないか」という御意見につきましては、行動計画2ページをごらんください。(3)の行動計画の位置づけの説明文の中に、ほかの計画との整合性を図るということについて表記をいたしました。
 次に、御意見14の、「第1期のときに立てた数値目標の達成状況等がわからなかった」につきましては、行動計画40ページをごらんください。第1期行動計画の数値目標でありました市の課長級職員に占める女性比率の推移をデータ11の中に折れ線グラフで示しました。また、巻末資料64ページをごらんいただければと思いますが、64ページの8、用語解説の、か行の欄の管理職比率に、第1期行動計画期間における市役所課長級女性職員比率の進捗状況を掲載いたしました。ほかにも64、65ページの色のついている欄につきましては、第1期行動計画において数値目標を掲げている項目となっており、女性管理職比率と同様に進捗状況を掲載いたしました。
 次に、意見17の「男女平等かわさき条例の意味する男女平等と男女共同参画の定義の違いを明確に表現するほうがよいのではないか」という御意見につきましては、行動計画4ページをごらんください。「川崎市男女平等推進行動計画」についてという説明文の中に、条例策定時の考えなどを盛り込みながら、パブリックコメント時のものよりはより詳しい説明といたしました。
 最後に、意見38の「育児休暇の取得率について、目標だけでなく、実際のデータが出ていない」という御意見につきましては、先ほどごらんいただきました行動計画の巻末資料64ページの8、用語解説の、あ行の欄の一番上に男性職員の育児休業取得率の取得状況を掲載いたしました。
 なお、パブリックコメントの結果につきましては、市のホームページへの掲載、男女共同参画センターや各区役所、情報プラザでの閲覧等として公表する予定となっております。
 説明は以上でございます。
○石川建二 委員長 説明は以上のとおりです。この際、質問等がございましたら、お願いいたします。
◆嶋崎嘉夫 委員 まず、15ページのところの施策2の部分の(7)に新しく、性的マイノリティの人々の人権。これは、性的マイノリティの人々というのは何を指しているんですか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 性的マイノリティの方々というのは、例えば性同一性障害者ですとか、そのような方たちを指しております。
◆嶋崎嘉夫 委員 それと、その上にある学校関係、医療機関、警察等への性に基づく人権侵害に対する啓発の実施ということは、そういう侵害があったんですか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 人権侵害は特にあったということではなく、医療機関、学校関係者等へも、このような啓発を今後実施していきたいというところでございます。
◆嶋崎嘉夫 委員 事実がないのに、何でこれは警察等とか医療機関とかが明記されているんですか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 今まで市民等々に対する啓発、周知等は行ってまいりましたが、特に学校関係者ですとか医療機関へは、この性に基づくというところで、さらに連携、周知等をしていかなくてはいけないと。今までより一層、啓発といいますか周知をしていきたい、お願いしてまいりたいと思っております。
◆嶋崎嘉夫 委員 要するに、川崎市役所が、こうした関係局等に対して啓発を行うということはおかしいんじゃないの。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 今の御指摘なんですけれども、医療機関、警察等で、川崎がというよりも、実際的には警察の取り調べに対する、女性を取り調べるときの対応とか、それから、いろんな医療機関でも、相手が女性ということで実際的にいろんなニュースにも取り上げられています。そういうものに対して市としても、そういうことがあってはならないというような啓発を込めて、こういうような項目をつくっているということなんです。
◆嶋崎嘉夫 委員 ならば、啓発を実施しますではなしに、人権侵害に対する連携を深めますとかのほうがよろしいんじゃないですか。と思いますが、いかがでございましょう。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 そういうようなことも込めてこういう表現にはしているんですけれども。
◆嶋崎嘉夫 委員 いや、そう読み取れないですよ、これじゃ。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 では、表記のほうですね。説明するときには、そんなふうにしていきたいとは思っているんですけれども。
◆嶋崎嘉夫 委員 だって、もう印刷しちゃったんでしょう。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 まだ訂正は可能かと思います。
◆嶋崎嘉夫 委員 議会側の報告事項に対する一委員の問い合わせというか、指摘で変更するというのもおかしな手続だと思いますし、本来は今、こうした部分の質疑といいますか、お問い合わせがあったということで、誤解を招かないような形はいかが、適切になるかということを、よく持ち帰っていただいて、これに伴う審議会等があるでしょうから、よくその中で取り扱いについて踏まえていただきたい。そうしないと、この文言がひとり歩きしてしまう懸念があると思うんですよ。これは現実に警察等だということで、ここまで書いていると、そこで取り調べを含めてひどいことをやっているということを川崎市が認定したという誤解を招くおそれもあると思いますので、気をつけていただきたい。
 それから、43ページのところの施策40の92。以前も町内会に対して男女の構成員の比率を高めるようということに対して意見を申し上げた経過があるんですが、今度は進めますということなんだけれども、何回も言っているように、任意団体に対して行政がそこまで介在してということはおかしいですよね。
 ただ、本来の趣旨である男女共同で同じ人権を尊重してくださいということはわかるんだけれども、そこで積極的な参画を進めるべく、町会やら自治会やPTAに対して比率を高めてくださいとかというのは、この部分の前段にある、川崎市の職員の中での構成比率の女性を高めるというのがある中で、またさらにこちらにもずっと来ている部分はあるので、これは進めますというのはあれだけれども、積極的な参加の理解を深めるべくとか、何かしらこういった部分もきちっとした表現で対応されたほうがよろしいんじゃないかなと、意見として申し上げたいと思います。
◆三宅隆介 委員 私も何度もこの事柄については質問させていただいて、何を質問したのかも確認できないぐらい質問しているので、多少質問が重複するかもわかりませんけれども、お聞きしたいと思います。
 基本的には差別というのは絶対あってはならないと私も思っております。しかし、差別とは別に区別というものが言葉としてありまして、差別はいけないけれども区別は必要ではないかと私は思っておるんですが、この男女共同参画というものの考え方が、いま一つ私も腑に落ちない点があるので、その上でお聞きしたいんですけれども、今、小学校、中学校で男女混合名簿というのをやっていますよね。これは、こういう男女共同参画的な考え方から来ているものなんでしょうか。これは学校の先生でもあられる室長に、ぜひ。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 学校現場の男女混合名簿については、まさにこの行動計画にのっとって今まで進められてきております。
◆三宅隆介 委員 そうすると、男子は男子、女子は女子と分けることは、これは区別ではなくて差別だという考え方になるわけですね。この考え方からいけば。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 混合名簿につきましては、今まで男性と女性であったときに、名前を男性が先で女性が後に呼ばれるとか、何かそういうような、当然、男性も女性も性差はありますので区別はしているんですが、そういうような取り扱いがあるというようなことで、では、女性から読むのもあるんじゃないかというようなこともあったんですが、いわゆる男性、女性の優位順みたいなことで取り扱われていたので、合わせて混合名簿でやりましょうという考えは、この共同参画の考え方を踏まえて行われております。
◆三宅隆介 委員 ちょっとわからないんだけれども、例えば、男は男らしく、女は女らしくという表現がありますけれども、僕はそうあるべきだと思っているんですが、こういう表現も差別になるんですかね。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 男は男らしく、女は女らしくというのは、それは特には規定していない。個々にいろいろ取り上げて、そういう説明をする方もいらっしゃいますけれども、じゃあ何をして男らしいのか、何をして女らしいのかというのはそれぞれ個々違うところもありますので、その辺のところについては一般的にくくって、男らしく、女らしくはこうですという取り上げ方はしていないはずです。
◆三宅隆介 委員 そうすると、一部の学校の先生の中では、男は男らしく、女は女らしくと言ってはいけないという教え方をされている人がいるんだけれども、私のように使うことは、別に男女共同参画には反しないと解釈していいんですね。使っていいんですね、私はこれから。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 それについては、じゃあ、例えば委員さんのおっしゃる男らしさというのはどういうものかというのはありますけれども、でも、その辺のところはそれぞれの――だから、いわゆる男だ、女だという固定的なイメージにのっとって言っていくということは、よくないというようなことではやってはいるんです。例えば、男らしさというときに、男性でも非常に前面に出るのが苦手な人もいるし、いろんなタイプの方がいますよね。それを規定して、もともとだから、男はこういうもので女はこういうものだという規定したものがあって、それを男らしさ、女らしさで押しつけるということは、よくないんじゃないかというふうなことなんです。そのイメージが全然違いますよね。男らしさ、女らしさは個々によって。
◆三宅隆介 委員 例えば、僕はこの年になってよくわかるようになってきたんですけれども、男の強さと女の強さって全く違うと思うんですよ。例えば、男の人でも女の人でも自分の子どもが、だれか暴漢者に襲われそうになったとき、男は暴漢者に立ち向かって守りますよ。多分女性は子どもを抱えて守るんだと思うんですよ。そこが男と女の強さの違いだと思うんです。どっちも強いんですよ。どっちも強いんだけれども、そういう違いがあると思う。それは私の考え方ですが、絶対そうだと思う。僕だったら立ち向かっていきますよ。子どもを抱えていたって両方死んじゃうんだから。でも、そうやって、中には立ち向かっていく女性もいると思いますよ。いるけれども、僕は基本的にその違いがあると思います。
 例えば、最近の子どもを見ていると、女の子っておままごとをやらなくなったと言われているじゃないですか。僕らのころはまだやっていたけれども、僕らよりも年上の方の世代だと大体おままごとをやっていたらしいんですよ。僕は、おままごとをやることによって、早くお母さんになりたいとか、女性とはこうなんじゃないかというものを何となく学んできたと思うんです。男の子は男の子でね。僕なんか戦争ごっことかをやっていましたけれども。遊びにもまた男と女の違いが出てくると思うんだけれども、そういう遊び方についても、女の子だからおままごとをやらせようとかというふうにして決めつけることも、これはいけないことなんですか。この精神からいくと。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 女の子でも男の子でも自立していくためには、そういう食事の仕方と、おままごとというか、そういう家庭の生活を理解して、できる人がやるという、そういうようなとらえ方をしていますので、今おっしゃったように、男らしさと女らしさというのはそれぞれちょっと違うんだけれども、個々が持つ分には、心の中のことなので規定はできないけれども、公的な立場で子どもたちに教育するときには、やはり女だから食事の支度、男はしなくていいとかというようなことはしていないです。1人の人間として、ともにできるほうがやっていくという。
◆三宅隆介 委員 そんなことは聞いていないのね。まあ、いいや。多分、何度聞いてもそういう答えが返ってくるんだと思うんですけれども。
 例えば、もう一点だけ最後に聞きたいんだけれども、女性では堕胎というものがありますね。堕胎というものがある。これは宗教とか歴史とか伝統とか、いろんな問題があって、僕はこれが正しいのか正しくないのかというのはわからないんだけれども、まだ結論は私なりには出せないんだけれども、この共同参画的な考え方でいくと、そういうものは女性にとって権利というふうな位置づけになるんですか。私はこれは素朴な疑問としてお聞きしたいんだけれども。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 今のそれについてはここでは触れてはいないです。そこまでは。それに、堕胎とか、そういう問題については非常に個人の問題を含んでいるので。あと、国によっても法的にいろいろなものもありますし、それについてはそこまでは規定はしていないです。
◆三宅隆介 委員 位置づけがされていないということですね。私も、当然これは答えは出せないことだと思いますけれどもね。わかりました。
 それと、これは根本的な考え方に私は釈然としないところがあるものですから、また機会を見て、ぜひ質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆後藤晶一 委員 質問というよりも意見なんですけれども、これは前回の素案の段階で、この委員会に諮られて、さまざまな委員さんから御意見があって、それを各項目ごとに集約され、また、パブコメをやった中で出てきた意見の、それを手直ししましたよということですから、全体としてこれについて文句はないんですけれども、先ほど嶋崎委員から言われたような、要するに市が直接関与できないところまで踏み込んで、こうします、ああしますということの表現が、どうかなという感じがちょっと今しています。PTAとか自治会等の関与の部分ですね。
 だから、その辺がもし変更できればというふうに思いますけれども、おおむね、だからこれでもう、さきの意見を集約されたという形でいいかなと思いますので、それだけちょっと、できなきゃできないでしようがないんですけれども、今もう既に増版に入っちゃっていますよとか、そういうことだったらしようがないんですけれども、それができれば直接市が影響を及ぼさないようなことの表現は気をつけたほうがいいんじゃないかなと。PTA、自治会の当事者からしてみれば、何でそこまで僣越なことを市が言うのという話になってしまっても、またまずいかなと思います。意見として。結構です。
◆市川佳子 委員 16ページの施策4で人権オンブズパーソン制度の周知と活用とあるのですが、現在まで、人権オンブズパーソンに男女平等にかかわる人権侵害、どういう申し立てというものが、件数とか、あるいはその内容の傾向とか、もしわかれば教えていただきたいんですが。推移です。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 主に多いところとしましてはセクハラ関係、あとは夫婦関係の問題、あとはDVの関係も多いと聞いております。
◆市川佳子 委員 それで、結局、さまざまなところでその人権オンブズパーソンの方が聞かれて、どういうような結論というか、その結論はどういうふうな形でつけるようになってきているんでしょうか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 個々に対応がそれぞれ違うかと思いますし、また個人情報ですので細かいところはわからないんですが、一応、夫婦間の問題であれば男女双方を呼び、話し合いをさせる、双方の意見をパーソンが聞いていくということで解決。どういう解決になるかというのは個々に違うかと思いますが、対応していくという話は聞いています。
◆市川佳子 委員 個人情報もあるので、どういう解決であったのかというのが、なかなか個々に発表することはできないというような認識でよろしいんでしょうか。
 今伺ったところですと、セクハラ関係あるいは夫婦関係と、非常にプライベートなものにかかわってくることなどもあるんですが、こうしたものの案件はすべて受け付けていると思ってよろしいんでしょうか。申し立ての場合。例えばすごくプライベートなものの場合、特に個々の法律上の利害が絡んだような問題の場合も、この人権オンブズパーソンが関与するということに関して、私は個別のことがわからないので、何とも結論を出せないんですけれども、ちょっと難しい部分もあるんじゃないのかなと懸念するんですけれども、そういったことの判断はどういう形でとらえているのかなと。例えばこれは法律上利害が絡む、これは例えばもう裁判所とか、そちらのほうに回したほうがいい案件とかという御判断で、これを取り下げるというか、そちらに回していただくというようなケースもあると考えてよろしいんでしょうか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 今委員がおっしゃられましたように、そういった場合はやはり取り消し等もあるというような話は聞いております。ただ、パーソンの一人が弁護士でございますので、かなり法律相談的な内容も受けているというような話は聞いております。
◆市川佳子 委員 わかりました。これに関しては、もう少しまた別個に議論をしていかなければいけないかなと思いますが、きょうはこのあたりのところでとめ置きます。
 意見だけ最後に、1つなんですが、先ほど三宅委員が、いろんな考え方があると思うんですが、私も働く女性の一人として、ぜひこの男女共同参画社会が早くもっと実現していただきたいと思う一人なんですが、その反面、やはり文化的なところ、日本固有の文化的な部分も、やはりその中で忘れてはいけないのではないかと思う一人であります。今のおままごとの話ではないんですけれども、そのうち、ひな祭りを男の子がお祝いしたり、端午の節句で女の子がかぶとをかぶるようなものですという、日本の文化ですね。やはりどうなのという話。でも、本当にそういう部分は、やはり大事にしなければいけないところというのは根本に押さえていただきながら、こういう御計画を立てて推進していただければと思います。
◆吉沢章子 委員 ちょっと質問なんですが、14ページの上の段なんですけれども、右側の中で、「川崎市内の外国人登録者」云々のところなんですけれども、「女性は、固定的な性別役割や性差別といった二重の不安や負担を抱えています」というんですけれども、この固定的な性別役割、性差別といった二重の負担や不安、これはどういう意味なんでしょう。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 1つには、外国人の女性の方というと、書いてありますが、言葉の問題ですとか文化の違う環境にいるので、それだけでもかなりな負担があると。それに加えて、これは固定的な性別役割や性差別というのは、特に外国人女性には限らず、普通に広く女性、日本人である女性もそうなんですが、なかなか固定的性別役割分担というのが、大分昔に比べればなくなってはきているものの、まだかなり根深いところで残っているというような実態もございますので、そういったところで言葉のハンディキャップ、それから、そういった性別的なというところで「二重の」と書かせていただいております。
◆吉沢章子 委員 固定的なというところの意味がちょっとよくわかりにくいんですね。同じように固定的な役割分担というのが33ページの14の基本施策の中の、ここにも出てきている。「性や性別による固定的な役割分担意識等」というのは、「固定的な役割分担意識」というのはどういうところをして固定的なと言うのかなと、ちょっと思うんですが、どういうことが固定的な役割分担として思われて、ここで書かれているんですか。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 固定的なといいますと、昔からある、例えば31ページの男女平等社会の実現というところの、学習機会と情報提供の上のところなんですが、よく男は仕事、女は家庭というような固定的な役割分担がどうしても根深く残っているというところで、大きくくくるとこのあたりを指しております。
◆吉沢章子 委員 それが固定的で性別役割分担なのかなという、そこもちょっと定義が疑問なのかなと思うんですね。これがその固定的な性別役割分担の定義なのか。そういうことを根底にして、それをなくすためにというふうなことだと、またちょっと古いというか、何かちょっと時代錯誤のような気もしますし。確かにそういう部分も残っているんでしょうけれども、それをして、何かそれをなくすために頑張りましょうみたいなのというのも、何か違うかなという感覚がするんですね。
 だから、言葉の使い方がとても不思議だなとさっきからずっと思っていますけれども、固定的な性別役割というのがやっぱり根強く残っているのかどうか、ちょっと疑問があります。まだあるのかもしれないし、そうなのかもしれないですけれども、何かとても攻撃的にも聞こえるし、もう少しこういう言葉というものも、ぜひ考えて使っていただきたいな。断定的なものではないんじゃないかなというふうな気がいたします。
 そうすると、逆にヒステリックに思われても非常に嫌だなと。女性というと、この女性の権利というと、すごくヒステリックに思われちゃうのがとても嫌なんですよ。そうじゃなくて、もっと冷静に、とても聡明に女性の人権というものをきちっと私はやっていただきたいなと思うので、むやみにヒステリックにあおって、男性に何だよこれと言われるようなやり方をしないでいただきたい。こういうことを書くと何かそういうものが見え隠れするので、もっと言葉をうまく使っていただいて、非常に女性もすてきに、男性もすてきにいられる社会というものをつくるための言葉の使い方も考えていただきたいと思いますので、それは要望とさせていただきたいと思います。
 先日、NHKの「女と男」というのを見ていただいた方がいらっしゃるかと思うんですが、男性と女性の違いというのは非常に科学的に分析されておりまして、脳の働きがもう違うと。だから区別は当然必要で、差別はしてはいけない。だけれども、男性と女性の持っている働き方の違いというのが、もう人間の組成からDNAに組み込まれているというところから私は考えるべきだなと。そうすると、非常に何か陳腐だなと思うことが中に出てきちゃったりするんですけれども、そうではなくて、それぐらい科学的に男性と女性の役割分担というものはこうなんだよ、だから協力して一緒にやっていきましょうよというところから、もっと大所高所で人間の組成として考えていただきたいと思います。それはまさに女性の人権確立であるし男性の人権確立でもあると私は思いますので、そういう視点を踏まえて、ぜひまた御検討いただきたいと思います。
◆矢沢博孝 委員 全体的にちょっと気に入らないんですけれども、31ページの、今、吉沢委員がちょっと指摘されましたけれども、いわゆるここで言っている性差別的な価値観を見直さなければならない。そこの前段に「男は仕事、女は家庭」、これは全くいけないことですか。
 それと、さっき三宅委員も言っていらっしゃったけれども、要するに、男性らしさ、男らしさ、女らしさ。これは否定するんですか。それは、それを否定しちゃったら、日本の今までの伝統すべてのものを否定するということだよ。そこで、それをずっと言い続けると、やっぱり今現在に少しそぐわない面もかなり出てきている。それはあると私は思うんです。だから、いわゆる権利と義務の中で、その義務と責任を、責任の部署を教えない道徳なんていうのはあり得ないわけですよ。
 そういうことを背景にして、身体髪膚という言葉は大事な言葉で、髪の毛一つから全部、私は親から受け継いでいるわけですよ。そういうことの伝統をここで全部否定するんですか。要するに、そういうことなんですよ、こういう書き方は。とってもこれは大事な、要するに、差別は私も絶対あってはならないと思うし、性的にいろいろと問題があったらそれはいけないし、それは背景にあるのは、道徳といわゆる倫理観なんですよ。それをことごとく否定するのは今のこの書き方じゃないですか。
 男は仕事で家庭に女性がいるということはいけないと否定したら、おかしいですよ。当然と私は思っているんですよ、私は。でも、それは今の時代だから、そうじゃないよ、おまえら子どもだって、子どもには私はそういうふうに言っていますよ。そういう時代背景ではなくなってきているけれども、否定しちゃいけないと思いますよ。何でこれは否定するんですか。
 だから、ことごとくそういうことだから、私はこれは気に入らないと言うんですよ。おかしいじゃないですか、だって。意見ということで聞いてもらっていいけれども。やはりそういう男性と女性、これは歴然と、私は天皇陛下をどうのこうのなんて言っているんじゃないんだよ。どこのあれだって大事なところで、いわゆる今の日本の家族、これはこれらも全部否定することの背景ですよ。だけれども、それがすべてとは言わないけれども、そういうよさがあって、そして今は戦後50年、ことごとく60年間否定された中で考え方がひっくり返っている。それも私は別に全部間違っているとは言わないけれども、こういうことを見直さなければならない、こういうふうになったときに、本当にいいんですか、それで。そこをちょっと聞きたいですね。
 こういうふうに書いてある。この「男女平等社会の実現には、『男は仕事、女は家庭』といった固定的な」、ここに注釈、形容詞がついていますけれども、こういう背景を否定していいんですか。
◎菊地 市民・こども局長 私も以前、去年の委員会でいろいろ御指摘いただいて、直すところは直したり、文言の至らないところも多々あろうかと思いますが、60ページに、さっき三宅委員がおっしゃったような国連の採択が1979年にありまして、女性差別撤廃条約という、日本が批准したのが1985年。この右側の10段目ぐらいからずっと書いてあるんですけれども、もっとかな。20段目ぐらいですか。「社会及び家庭における男子の伝統的役割を女子の役割とともに変更することが男女の完全な平等の達成に必要であることを認識し、女子に対する」と。かなりもう、今お話があった今までの我々が日本人として伝統、文化としていろんな、端午の節句を初めやってきたことと、こういった条約の流れ、それと、それを受けた日本国憲法、男女共同参画社会基本法、これが57ページにあるんですけれども、かなりその辺を踏み込んで、なぜなのかなというふうに私も考えました。
 やはり行政というのは、ある意味では最大多数、絶対多くの人たちを若干高いレベルで啓発、普及していく役割を持っていると。そういうことを踏まえると、若干文言的には不適切な御指摘も今いただいたんですけれども、やはりその啓発の部分で力強く広く引っ張っていく役割があるのかなと。
 ですから、人生観、価値観、または夫婦観、また男女観、いろいろあろうかと思うんですけれども、国でやはり、この58ページにもあるんですが、地方公共団体がその行動計画をつくりなさいよと。その行動計画には、こういう中身で入れなさい、かなり具体的な一つのマニュアルが出ておりまして、それに準じて今までつくってきて、または変えてきてやってきたと。
 ただ、人生観ですとか、今までの自分が培ってきた教育または生き方、そういうことと若干差異は、もう委員の言われたことも十分承知なんですけれども、そういう役割も担っておりますので、ぜひ御理解いただくのと同時に、文言的に若干、さっき警察等への云々というふうな御指摘があったような部分についてはもう少し緩やかな、また、子どもも男女もそうなんですけれども、相手が気持ちよく受け入れられるような計画、表現、これが啓発するのには一番大事なのかなと。
 何か逆差別をしているんじゃないかと。女の子のことばっかり言っているけれども、これは男に対してもおかしいんじゃないかと。若干私も去年のときは、男女の管理職の比率、余計な話じゃないかと。これは結果がついてくる話じゃないかというような考えでもおりまして、ところが、よくよく聞いてみますと、やはりいろんな審議会の男女の構成比もそうなんですが、女性の立場じゃなければわからない部分という。
 吉沢委員もおっしゃった、DNAでもう違うんだよという部分もあるんですけれども、そういう違った立場の方の意見を、やはりいろんなところで聞くことも必要だと思いまして、若干行き過ぎた部分のことも書いてあるかと思うんですが、そういうふうに相手が気持ちよく受け入れられるような計画づくりに努めていきたい、そんなふうに思っていますので、ぜひ御理解をいただければと。よろしくお願いいたします。
◆矢沢博孝 委員 その辺は、もう前にもいろいろと、この男女平等参画社会行動計画とか、そこいらの中で10年前にいろいろ議論したところですけれどもね。要するに、この国際条約の背景は、南北社会じゃないけれども、男女のそういうとらえ方の中で人間として扱ってほしい、そこが大前提なんですよ。それで、日本のよさ。今までこれだけ日本のいろんな流れの中で、日本のよき伝統、よきいわゆる人間形成を含めて、家族制度、よさだっていっぱいあるわけですよ。だから、そういう面をことごとく否定してもらいたくないなというのが私の意見なんですよ。当然のことながら。
 だから、これから子どもさんたちに教育、教育と言ったって、道徳だとか倫理だとか、そういうことのきちっとしたものを教えないで、教育もへったくれもないと私は思っております。経済政策だって何だってそうですよ。だから、道徳がないから金もうけ主義に入っちゃうんですよ。そういうよし悪しの物差しをきちっと当てがって、そしてこういうものをつくってほしいというのが私の意見です。
◆三宅隆介 委員 今、局長から私のお名前が出てきたので、私の意見だけ申し上げさせていただくんですけれども、この今、局長が言った60ページの条約ですね。私、この条約の内容は全く賛成できませんよ。この条約を突き詰めていくと、これは世界人権宣言に行き当たるんですよ。行き当たるんです。
 先ほど吉沢委員から、進化の過程できちんとDNAができているんだというお話がありましたね。そのとおりで、この40億年間、人類は生活の中でDNAが組み込まれて今があるわけですね。それこそまさに進化論なんですよ。だから、政策というのは進化論、政治というのは進化論でやっていくべきだというのが私の主張なんですが、世界人権宣言というのは、この間も言ったように、あれは創造論でできているんです。人間は神がつくったという創造論からあの人権宣言ができ、その人権宣言からこの条約ができ、この条約からこういう男女共同参画だとか子どもの権利条約というのはできているから、私は今、そういうものが全く機能しない、むしろ社会にとって弊害が出ているというのが私の主張でございまして、私は決してこの条約がすばらしいとは全く思っていません。今、矢沢委員から御指摘があったように、必ずこれは伝統文化とぶつかるところが出てくるんです。
 そうすると、もう一回室長に聞きますけれども、では、家族というものは男女共同参画にとってどういうものになるんですか。家族というのは悪ですか、男女共同参画にとって。でも、これは、矢沢委員がおっしゃられたのとまた別の問題として、突き詰めていくと家族も否定するようなことも出てくるんですよ、行く行くは。もう家族は要らないじゃないか。
 レーニンという人がいますね。社会主義国家をつくったレーニン。あの人はたしか家族は要らないんだということを言っていましたよ。何かの書物でたしか私は見ましたけれども。そういうレーニンの思想が、私はこの中にも入っていると思っているんですけれどもね。推測になってはいけないけれども。行く行くは、やっぱり家族はいけないものだと。個人というものを抑圧する、女性というものを抑圧する家族はなくせという話につながりかねない危険性を持っているので、やはり私は歴史、文化、伝統というものを維持しながら、きちっとやっていくべきだということだけ意見として申し上げたいと思います。ありがとうございます。
◆嶋崎嘉夫 委員 もう経過しているので短くね。
 54ページの審議会委員なんですが、ここの9に、多分うちの会派所属の議員の名前が入っていると思うんです。なんだけれども、平成19年5月以降から市会議員としての任期はスタートしているんですよ。そうすると、今たまたま感づいたというか、わかったんだけれども、やはり議会側に所属した以上は、審議委員の構成をきちっと変えないとまずいと思うんだよね。議会は議会で、議会できちっと協議して、審議委員等を委員会ごとに輩出したりしている手続がありますから、この部分は20年7月までの任期になっているので、本人は初めて当選したので多分よくわからないと思う。委員会ルールについては。ここは今後気をつけていただきたいと思います。意見で結構ですから、よろしくお願いしたいと思います。
◎清田 人権・男女共同参画室主幹 こちらの西村議員につきましては、PTA協議会の代表ということで、審議会委員になっていただいておりました。議員に当選されたときに協議会に諮り、任期内はそのままとさせていただきましたが、議員になられてから審議会の活動はされていません。今は第4期の審議会となり、委員のメンバーは変わっております。
◆嶋崎嘉夫 委員 これはよくサポートしてください。
◆佐々木由美子 委員 ごめんなさい、1つだけ。
 ちょっとこの前聞いたんですけれども、すくらむ21のことが書いてあるんですが、指定管理者になってから、この施策が本当にすくらむに反映されているのか、貸し館業に変わってしまっているのではないかという御意見を市民の方からいただいています。やはり指定管理ということで、なかなか市の施策との連携が難しいというか、きちんとそこができているはずなんですけれども、やはり別な団体になってしまったということで、市民の方からそういった御意見をちょっといただいたものですから、ぜひそこのところを、決して貸し館業ではなくて、こういった趣旨のもとにこの施設があるんだということで、それをただ講座を開けばいいとかということではなくて、その裏にはこういった計画があるんだということを、きちんと伝えていただきたいというふうに、ここのところは要望ですけれども、お願いをしたいと思います。
○石川建二 委員長 御要望ということでよろしいですか。
◆佐々木由美子 委員 はい。
○石川建二 委員長 ほかにございますか。
                 ( なし )
○石川建二 委員長 ほかになければ、以上で「第2期川崎市男女平等推進行動計画について」の報告を終わります。
 ここで理事者の退室をお願いいたします。
               ( 理事者退室 )
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 次に、議会閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
 本日は、今年度最後の委員会でございますので、市民委員会で継続審査中の請願・陳情のうち、整理できるものについての取り扱いにつきましては御協議をいただきたいと思います。
 まず、事務局から説明をさせます。
◎大磯 書記 それでは、申し上げます。
 まず、請願・陳情の審議未了廃案の扱いにつきましては、各常任委員会で御協議をいただき、1年ごとに整理できるものは整理していくとの方針が、平成16年1月29日の議会運営委員会におきまして確認されております。
 また、審議未了廃案の目安は、提出時と大きく状況が変わり、願意が実態とかけ離れているものとされております。
 そこで、本委員会に付託されている請願・陳情の状況を事務局で確認いたしましたところ、該当するものは現在のところございませんでした。
○石川建二 委員長 大きく状況は変わったものはないとの説明でありましたけれども、各委員からの御意見をお願いいたします。
                ( なし )
○石川建二 委員長 それでは、本委員会で審議未了廃案の扱いはないものといたしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 そのように確認をさせていただきます。
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 次に、閉会中の継続審査及び調査の申し出につきまして御協議をいただきたいと思います。
 お配りいたしました資料に基づいて事務局から説明をさせます。
◎大磯 書記 それでは、申し上げます。
 お手元に本日、3月16日現在の市民委員会付託の請願・陳情の一覧表をお配りしております。
 請願につきましては請願第7号の1件、陳情につきましては陳情第1号以下、計9件を記載しておりますが、先ほど陳情第1号が趣旨採択をされましたので、陳情は第1号を除きまして計8件、以上の請願・陳情の閉会中の継続審査及び所管事務の調査を議長あてに申し出ることについて御協議をいただきたいと思います。
 なお、2ページにございます陳情第130号、第135号及び第136号につきましては、3月4日の本会議において閉会中の継続審査の議決が既に済んでいるものでございますが、参考までに記載をさせていただきました。
 また、このうち陳情第135号及び136号につきましては、3月13日の市民委員会におきまして不採択との結論が出ております。
○石川建二 委員長 閉会中の継続審査といたしまして、ただいま説明のとおり請願1件、陳情8件及び所管事務の調査について、議長あてに申し出ることに御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 そのほか委員の皆様から何かございますか。
                 ( なし )
○石川建二 委員長 それでは、以上で本日の市民委員会を閉会いたします。
               午前11時59分閉会