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神奈川県 川崎市

平成21年  3月総務委員会−03月13日-01号




平成21年 3月総務委員会

総務委員会記録
平成21年3月13日(金)  午前10時02分開会
               午前11時00分閉会
場所   :603会議室
出席委員 :西 譲治委員長、廣田健一副委員長、原 修一、坂本 茂、清水勝利、飯塚正良、東 正則、
      飯田 満、本間悦雄、花輪孝一、沼沢和明、市古映美、勝又光江各委員
欠席委員 :なし
出席説明員:(教育委員会)木場田教育長、伊藤総務部長、沼田参事・庶務課長、海野参事・教育施設課長、
       吉成教育施設課主幹、手呂内職員部長、保科教職員課長、宮津教職員課主幹、北西勤労課長、
       鍋谷勤労課主幹、石川理事・生涯学習部長、夏井生涯学習推進課長、植村中原市民館長

日 程
1 議案の審査
  (教育委員会)
 (1)議案第 2号 川崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 (2)議案第 3号 川崎市職員の特殊勤務手当に関する条例及び川崎市立高等学校及び幼稚園の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 (3)議案第22号 川崎市立小学校及び聾学校冷房化等事業の契約の締結について
 (4)議案第52号 川崎市市民館条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について
2 その他
               午前10時02分開会
○西譲治 委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付のとおりです。
 初めに、「議案第2号 川崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び「議案第3号 川崎市職員の特殊勤務手当に関する条例及び川崎市立高等学校及び幼稚園の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 議案第2件は、いずれも主幹教諭の設置に関する内容が含まれていますので、2件を一括して審査したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○西譲治 委員長 それでは、2件を一括して審査いたします。
 理事者の方、補足説明はございますでしょうか。
◎木場田 教育長 特に補足説明はございませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
○西譲治 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
◆勝又光江 委員 この総括教諭の設置について、この間の流れについては事前に説明も少し受けましたので特に質問ではないんですけれども、意見をちょっと言わせていただけたらと思います。
 この2号の中にある総括教諭設置の経過という図を見ながらなんですけれども、これは総括教諭というのはもともと小中特別支援学校に対して平成18年から学校教育法の先取り的に神奈川県が総括教諭を置いてきた、これは県費なので条例の改定には至らなかったということでした。その後、平成20年に学校教育法の改定が行われて、市費で行っている市立高校にも主幹教諭の設置が可能となったので、国の補助金ももらえるということで学校教育法上主幹教諭というものを置くというふうになったというのがこの図から見て説明していただいたことなんです。
 でも、これは18年から設置されたということなんですけれども、もともと教職員からの要求があってとか、何か学校の中でいろいろ問題があるというか、置いたほうがいいというような声があって置かれたというものでもないというのも、この図を見て、説明でわかったんですが、総括教諭については、導入される18年度にあっても、教職員からもやっぱりこの設置についてはいろいろ問題があるということで請願なども上がっていて、設置されることについては異論もあるんだというふうなことも聞いております。
 市教委としても、主任は今現在の学校運営の中で位置づけも、役割としては主任が定着しているというふうなこともお聞きしました。であれば、この総括教諭を設けなくても、もともと昭和54年1月20日付で市教委が主任の制度化に対する川崎市教職員組合への意見に対する見解ということで、主任に対する考え方が11項目書かれているんです。私もこれを全部見ていて、主任というのはいろんな役割を持っていて、だけれども、この範囲までといういろんなことが書かれていて、この見解で十分事足りるのではないかなと思いました。私も幼稚園と小学校に勤めましたけれども、主任以上のものはやっぱり管理職であって、主任の中でやっぱり学校の運営をするのにいろんな問題に当たって、子どもたちの教育上も、学校運営についても、教員同士が話し合って主任がまとめてというようなことで、十分それで事足りていたんです。ですから、この見解で十分でないかなというふうに思います。
 学年主任がいて、教務主任がいて、そこで職員会議が円滑に行われていれば、何も総括教諭を置く必要はなかったんじゃないかなというふうに思ったのは、18年の4月26日に第1回の総括教諭の研修会があって、配布されている文書の中に、活用例みたいな感じで各小学校、中学校の総括教諭がどこに位置するのかという図がわかりやすくあって、これを見ていたんですけれども、どう見ても学年主任だとか教務主任とか、それぞれの主任がいることで職員会議が成り立っていて、大丈夫だというふうにしか見えないんです。ですので、特に職員会議が円滑に行われていたら総括教諭は必要ないんじゃないかなというふうに思いました。
 これを見ますと、総括教諭のところの給与の位置づけは3級ということで、教諭と教頭、校長の間に総括教諭というのが入っているんです。等級をここに新たに設けて、同じ教職員を月数千円というお金で差をつけて、新たな段階をつけるということ自体が教育の場にふさわしくないというふうに思います。総括教諭は必要ないということがあって、ですから、もともとの原点に戻って私たちは反対であるという意見を言わせていただきます。
○西譲治 委員長 ほかにございますか。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 特になければ採決に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○西譲治 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第2号 川崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び「議案第3号 川崎市職員の特殊勤務手当に関する条例及び川崎市立高等学校及び幼稚園の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
                ( 賛成多数 )
○西譲治 委員長 挙手多数です。よって、議案第2号及び議案第3号の議案2件は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 ここで理事者の方は一部交代を願います。
              ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○西譲治 委員長 それでは次に、「議案第22号 川崎市立小学校及び聾学校冷房化等事業の契約の締結について」を議題といたします。
 理事者の方、補足説明はございますでしょうか。
◎木場田 教育長 補足説明はございません。どうぞよろしくお願いいたします。
○西譲治 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
◆市古映美 委員 これは小学校と聾学校の冷房化等の事業の契約の締結ということですけれども、中学校の冷房化工事の受注工事名を事前に資料でいただきまして見せていただきました。設備工事も電気工事だとかもろもろ、非常に地域的にもバランスよく発注されていますし、それから、業者も市内の業者がほとんどだということで、それから、熱の供給源も電気とガスとプロパンという形で非常にうまく受注がされているなと思ったんです。
 それで、PFI方式でなかなか市内の業者を入れることが難しいというお話だったんですが、京都でもPFI方式でやっていて、2次とか3次になりますとかなりその辺は厳しいというふうに思うんですけれども、そこでも市内業者が何割か入っています。この川崎の小学校の場合は、市内業者は入る余地がないのか、それとも、この中で努力してもらって入れる可能性があるのか、その辺をお聞きしたいと思うんですけれども。
◎海野 参事・教育施設課長 地元企業の活性策ということでございますけれども、提案段階にありましては、積極的に市内業者に発注するという提案を事業者から受けております。具体的には、参加表明書というのがございまして、74社から参加表明がございます。そのうち、市内、準市内がございますが、純粋な市内業者さんからは27社からの参加意向表明を今回の落札グループが集めております。
 それでは、具体的にそれがどのように作用するかと申しますと、まだ契約前でございますので具体的な発注とか設計はこれからなされるわけでございますけれども、もう既に落札業者が決まっておりますので、工事担当者との話の中では、積極的にこの27社さんに対して見積もりという形で出していく予定があるというふうに聞いております。具体的には、設計作業がこれから積み上げていって、これから落札業者さんのほうでいろんな業者さんに見積もりを正式に出すとなりますので、今の時点ではそれ以上は申し上げられないんですけれども、事前打ち合わせをしていく中では積極的に見積もりをとっていきたい。ただし、それは見積もりですので、やはり数字的なものは最終的な判断になりますので、何社市内に発注するということについては今の時点では、業者さんとのコンタクトの中ではまだ言える段階ではないんですが、一応準備としては、必ず市内業者さんに見積もり依頼をするというふうに聞いております。
◆市古映美 委員 そうですね、2次、3次となると、業者として仕事をして営業的に成り立つかどうかといういろんな問題も出てくると思うんですけれども、しかし、やっぱり市内業者を少しでも本当に多く使ってもらえるように、ぜひ教育委員会の担当課としてもできる限りの努力をしていただきたいというふうに思います。
 というのは、これを見ますと中学校の、こういうふうにして、もう少し私たちも、期限が区切られているということもありましたので、その辺での選択になってしまったということで私たちも判断させていただいたんですけれども、これを見ますとますます、やる気になればやれたのじゃないかというような気もしておりますので、ぜひその辺は特段の御努力をお願いしたいと思います。
 それからもう1点、確認なんですけれども、エネルギーの供給については本市が負担をするということで事前の資料をいただいておりますからこれでいいと思うんですけれども、京都の場合は去年エネルギーの供給がとまってしまったというような、PFIを委託された業者がこういうものまで含めてやっていたので、冷房が切れてしまったという話もあったものですから、そんなようなことは川崎は絶対ないと思いますけれども、それで大丈夫ですよね。
◎海野 参事・教育施設課長 京都市さんの事例につきましては言及できる立場ではございませんので、供給という話については……。ただ、私どもで確認した段階では、京都市さんの場合については、各学校に光熱水費を配当して、学校の責任の中でマネジメントというか、使用時間等もコントロールというか、努力しているというふうに伺っております。私どものケースにつきましては、供給が途絶えるということは、停電とか天災とかという特殊な事例を除き、当然起こってはならないことですので、そこについては業者のほうに十分施工するように申し伝えたいと思います。
◆清水勝利 委員 中学校の冷房が半分ぐらい終わったと思うんですけれども、現時点で生徒とか先生とかPTAの反応は、どのようなものが寄せられているんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 今年度20校ということでございますが、先行して10校やった学校と、残り下半期に10校やった学校がございますので、まだ十分な稼働ができている状況ではございませんが、施工した事例等を確認しますと、やはり室外機等の置き場の問題が多少あるにしても、それなりに学校の中で置き場を決めるということで、現在は冬の暖房について、全体的なコントロールもできますので、学校としては便利といいますか、いい環境で使われているというふうに認識しております。
◆清水勝利 委員 それでは、別に苦情等とか、こういうところが折り合わなかったとか、そういうのは今のところ来ていないですか。
◎海野 参事・教育施設課長 やはり設計当初からダクトを組んでやったものではございませんので、学校についても事前配管をしてあるわけではございません。かつ、屋上に乗せるのは屋上の負荷が防災安全上かなり苦しいこともありますので、ほとんどが陸置きになっています。陸置きにするということは、大体4教室に1台ぐらいのマルチのエアコンでやっているんですけれども、配管をそこから通します。かつ、全熱交換器といって、単なる換気扇ではなくて熱効率が落ちないような、他都市に比べてよい仕様になっているということもございます。
 しかし、デメリットとしては、どうしても窓枠を通して、具体的に言いますと、例えばそういう窓があったときに、上の窓のところにダクトを通したりしますので、どうしても一部窓の開閉制限が出たりといった部分が出ております。そこについても個々の学校事情を勘案しながら、極力窓環境が悪くならないように施工には努力していますが、全くない場合と比べて窓環境がどうかといえば、冷房でよくなった分、多少窓の使い勝手が悪くなるというのは、残念ながら既存改修というのは宿命的に出てくるものだ、このように理解しております。
◆清水勝利 委員 それは課長の意見だと思うんですけれども、何か現場から直に、これはないんじゃないのとかというのはあるんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 中学校につきましては、個々の直接施工でございますので、まちづくりの営繕担当者のほうで学校と相談しながらやっていると思いますが、やっぱり窓の開閉について、これだとやっぱり少し窓が不便だという話は出ている学校もあるというふうに聞いております。
 小学校につきましては、今まだ契約前でございますが、事前調査の中で置き場所等の検討をしております。業者さんのほうのお願いとしては、例えば、屋上に置けないものは置けないものとして、それはそれでしようがないんですが、できる範囲の努力についてはやっていただきたいということで、現場責任者をこちらに何度か呼んで私のほうからも直接お願いしたような経過もございます。全く出ないかというと、それは90校ございますのでないとは言えないんですが、事業者のほうにはとにかく学校の環境優先にやっていただくということで再三責任者のほうには言っておりますので、多少のことは出ると思いますが、まず支障ないような形で施工を進める準備を今進めております。
◆清水勝利 委員 それは当然お願いしたいんですけれども、中学校が20校終わられたということで、そこで何か生の声が来ていれば聞きたかったんですけれども、ここら辺でふぐあいがあってこういう苦情を受けたとか、そういうのはないと解釈してよろしいんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 ですから、窓の開閉の制限等がかかる場合もございますので、窓が少し不自由だとかといったようなお話は、いわゆる施工のプロセスの中では出たという話は聞いていますが、直接私のほうにこんな形になって困るという話は、具体的には学校の方から直接は来ておりません。ただ、話の中では、思ったより機械が大きいんだねとか、ただ、それでも設置当初の話と、設置が済んで、例えば近いところですと富士見中学校は機器を設置しておりますので、先般もちょっと見に行って教頭先生にお話をお伺いしたんですけれども、当初は何か大きなものが置かれるなと思ったけれども、実際に使ってみると、それなりの機能としてあるんだなというふうに聞いております。何度も申し上げますけれども、全く何もないということは既存改修ですのでないという認識をしておりますが、著しく教育環境が低下したといったような苦情については、直接私のところには来ていないということです。
◆清水勝利 委員 細かい窓の開閉とかはしようがないことなのでいいんですけれども、それまでに、こんなところに置く予定じゃなかったのにいきなり置かれたとか、そういうのがなければいいと思うんです。
 あと、あれだけのパイプとかがいっぱい這っているので、採光が、窓から入る明かりがちょっと暗くなったりして、電気とかそういう面は別に苦情とかは来ていないですか。
◎海野 参事・教育施設課長 また同じお答えになってしまうと思うんですけれども、設置のプロセスといいますか過程の中では、ああ、こんな大きいのだったんだねというのは、皆さんマンションのベランダにあるような、ああいったようなものが個々に置かれるのじゃないかというもともとの認識がおありになったみたいなんです。だけれども、実際個々に1対1のものを置いてしまいますと、それこそ配管がタコ足だらけになったり、エネルギー的な効率の問題等ございます。採光については、比較的室外機が大きなものですので、プロセスにおいてはこんな大きなものが置かれるんだなという不安はあったみたいですけれども、実際にセットしてみて、著しく採光がだめになったというお話はこちらのほうには上がってきておりません。
◆清水勝利 委員 室外機は下に置くものなので採光はないと思うんですけれども、パイプの太さだとかは予想外な太さがあったと思うので、そういうのをちょっと聞きたかったんですけれども、そういう認識であればいいと思います。今後、これくらいだと思っていたものがこんなのだったとか、そういうのがないように小学校の場合はやっていただければいいと思うので、事前の打ち合わせというか話し合いはしっかりやっていただいて、ではここにこれぐらいの大きさの室外機が置かれますよと、その際はいろいろなこういう支障があると思うのでお願いしますということを事前に話をしていれば、それなりの心構えがあると思うので、そこら辺はつける前にいろいろと話し合っていただければと思いますので、業者のほうによろしく言っておいてもらいたいと思います。
 あと、入札のほうでいくと、差が生じたのは地球温暖化防止への対応ということが2社の差ということでよろしいんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 PFIに基づいて客観的な評価という形をとっています。お手元にも審査講評の資料を事前にお配りした経緯もあると思いますが、審査委員会により公表された審査委員会の意見として、今回選定された関電工グループの主な評価ポイントといたしましては、まず第1点としては、資金調達やリスク対応など事業計画面できめ細やかな対応が盛り込まれているのが1点でございます。それからもう1点は、環境負荷低減に関して、多様な環境教育プログラムの実施であるとか、あるいは学校現場でのエネルギー利用適正化の支援といったようなものが審査委員会の中での大きな意味での評価ポイントになります。
◆清水勝利 委員 講評を見ますと、環境のところがAとBで分かれていたので、関電工グループのほうが提案がよかったというのはこれを見てわかります。この中でちょっと聞きたかったのが、環境アドバイザーによる児童、教諭への省エネ意識の啓発とかいうのは、これはどういう内容が示されているんですか。
◎吉成 教育施設課主幹 これの中で、多様な環境プログラムの実施ということで評価されておりますけれども、これは環境教育を学校がやっていく中で、事業者としてはいろいろなもののデータを集積して、それを環境教育を学校で行う上でのデータとして提供するといったことや、そういったデータを使いながらウェブ、パソコンでどこでも学校がアクセスできるようなということで、環境支援に寄与していくという提案でございます。
◆清水勝利 委員 データというのは、ウェブサイトの活用による電力の見える化とか、そういうことでいいんですよね。環境アドバイザーは何か資格ものなんですか。7ページの3番です。
◎海野 参事・教育施設課長 維持管理の中で、グループとして学校の教育支援として継続的にいろんなデータ提供であるとか、教育環境のサポートを行っていくという意味で、環境アドバイザーというものを嘱託員みたいにして設置するということではないと思うんですけれども、一応維持管理期間中にずっと学校がその環境支援的なものをサポート、データの提供であるとか、いろいろなノウハウの提供をサポートする用意があるというような趣旨のことで、このような提案になったという状況でございます。
◆清水勝利 委員 これはあくまでも冷房とか暖房の電力の話をするというアドバイザーなんですか。それとも、ほかの環境のこともすべて、車がこれぐらい走るとこういうふうなCO2が出て、これぐらい温度が上がるんだよ的なものもする環境アドバイザーなのか。
◎海野 参事・教育施設課長 広い意味での環境教育ですから、電力会社もコンソーシアムの中に入っていますし、川崎市では地元の発電ということもあって、学校教育の中にそういう企業としての環境教育の協力の土壌も既にございますので、ある程度広い意味でいろいろ情報提供なり指導というか、そういう提供をいただけるということを期待しております。
 具体的には、今後この維持管理期間の中で、例えばこちらのコンソーシアムのほうがお仕着せにこういう講習会をやるから皆さん集めなさいという形ではなくて、個々の学校に対する対応として個別の環境教育についてのサポートをしていただけるということですが、個々の事業の具体化については学校の事情等もございますので、今後相談しながらやっていきたいというふうに考えております。
◆清水勝利 委員 すごくいい提案だなと思って聞いてみたんですけれども、具体的には今は聞いていてわからなかったので、今後、せっかくクーラーの設備をしたプラス環境についても教育してくれる、教育プログラムを提案するということなので、ちょっとプログラムの内容までは聞かないですけれども、お得な工事になっているのかなとは思いますので、長い契約ですのでなし崩し的になっていかないように、しっかりと最初に提案されたものを最後までやってもらえるように管理していってもらえればいいのかなと思います。
◆原修一 委員 今の清水議員とのやりとりを聞いていて、施設課長の御答弁で、いろいろと学校現場の反応については余りないような御発言があったけれども、現場の考えと施設課長の今の発言とは相当私は乖離があるなというふうに受けとめて聞いていたけれども、本当にそうなんですか。そういう現場の中学校の工事をやって、でき上がって、本当にそういう意見はなかったんですか。個々にはそういうプロセスではあったなんていうお話があったんですけれども、それでいいんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 中学校についての御質問だと思うんですが、まず1点、私に直接あったという話はございません。ただ、実際にまちづくり局のほうで職員が学校と打ち合わせする中では、設置場所であるとか、あるいは先ほど申し上げたとおり学校側はもう少し小さなものが、要するに家庭用のエアコンみたいなものがたくさん入るというふうに思っていた学校もあるみたいですので、そこにおいては、特にロスナイという全熱交換器を直接施工の場合2本つけていて、それが給気ダクトと排気ダクトが別々にこのくらいの太いダクトなので、教室に入ったときの押し出しが物すごく大きいという事実がございます。それに対しては、ああ、こんな大きなものがついてしまうのかといったような学校の不安とか、苦情というのはあったというふうに聞いております。
 設置場所については、基本的に何トンもあるものですので屋上に置けないんです、屋上に置くほどの負荷をとっていないので。一番大きいのは、学校にとってみると何で屋上に置けないのかといったような苦情というか要望が、その要望が通らないことに対する少しいら立ちというんですか、それについては、屋上には特にマルチタイプのものは置けないという説明を施工の段階で十分に学校と話すようにということで、まちづくり局のほうにもお願いしております。
 話を戻しまして、ですから、全く大きな苦情がなかったのかというと、個々の現場の中では初めてのことなのでびっくりしたという学校もあるように聞いておりますが、そのことで直接中学校の校長会であるとか、校長先生のほうから私あてにこんなのでは困るといった話は、あるかないかという御質問であれば、ございません。
◆原修一 委員 私どもも何校か現場を見させていただいて、直接現場の関係者の皆さん方の声を聞くのと、今の答弁とは本当に乖離があるよ。まちづくりの営繕課が窓口となって、私はそもそも、決してまちづくりがいいとか悪いじゃなくて、どうもやっぱり教育環境、現場がよくわかっていないまちづくりの人たちが、そこの窓口となってやったところのスタートから大きな原因があったのかなと。
 これはどのぐらい各校で打ち合わせになったの。どういう報告を受けているんですか。
◎海野 参事・教育施設課長 回数的なことはちょっと申しわけないんですけれども、この場ではわかりません。まず、学校に行くと置き場所を設置することから始まって、数度学校に足を運ぶというのが冷房に限らず一般的な事例なんですけれども、具体的には……。
◆原修一 委員 教育長、今何回交渉したかわからないというような御答弁ですけれども、やっぱり教育委員会がそれでは困るよね。やっぱり、一番の現場のところが困っているという、私も話を聞いて今こういう質問をしていて、やはりこうした中学校の冷房化の工事を検証しながら、よりよいものを、確かに既存のものにつけていくんですから無理があることはわかりますよ。でも、その中でもやはり最善の方法をとっていくというのがやっぱり求められているわけですよ。
 例えば、さっき採光の問題についても問題ないという話があったけれども、ではちょっとこの委員会の部屋を見てみてくださいよ。ここにダクト、配管ができちゃったら、委員長、副委員長のところなんて暗くなっちゃうんですよ。これで影響がないかといったら、僕はそうじゃないと思うんですよ。では、中学校の工事をやった中で、特に採光について少し暗くなったから電気を明るくしようという要望は来ていないんですか、中学校から。
◎海野 参事・教育施設課長 直接的に、冷房のために暗くなったということでの増灯要求は来ておりません。
◎木場田 教育長 今回の冷房化に関しては、改革効果の還元という形でございますが、長年子どもたちからも、現場の先生方からも、夏において非常に熱い中で子どもたちを勉強させるのは忍びないので何とかしてほしいという要望がありまして、一挙に小中学校冷房化という御決定をいただいて、お金もかなり大きな金額をいただいてやっております。しかも、数校ずつ、5年、10年かけてということですと、職員も十分な対応が可能であろうと思いますが、我々教育委員会としても、市長の意向としても、やるならば、ある種の差別が生じないように短期間のうちに小中学校すべて教室を冷房化していく必要があるということで、中学校は2年かけて、小学校は来年度1年で全普通教室を冷房化していくということになりました。
 それで、先ほどから教育施設課長も答弁しておりますように、困った問題は、やはり後づけでやっていくため、今両委員から御指摘があるような学校現場にいろんな影響が現にあるということです。1つは、室外機が思ったよりも大きい。これについて、今の川崎の学校の現状を見ますと、やはり生徒がふえているなかで増築等をしていかなければいけない環境の中で、さらに校庭に置かなければいけないということで、その置き場についても十分な配慮をしてほしいという声もあります。それから、室内の環境については、今委員より御指摘のとおりの状況があります。
 それで、1つは次年度予算ということで、小学校で校長会の意見を伺う機会があり、それが終わった後に、小学校長会から、モデル校の小学校に室外機を置くという話で、学校に業者が回っていたときの話として、やっぱり思ったよりも非常に大きいということで、置き場について何とかならないのかと、それから屋上には設置できないのかという要望が改めてありました。そのときも、私のほうで教育施設課や、あるいは業者に、業者には教育施設課長から言ってもらいましたけれども、学校と十分打ち合わせをして、これは置かなきゃいけないのはしようがないんだけれども、一番影響のないところに室外機も含めて置いてほしいというような指示を改めていたしました。
 問題は、御指摘の点も確かにあります。教育委員会の施設でありながらまちづくり局が、具体的には業者との関係の中では対応せざるを得ないというところがありまして、教育施設課も行きますが、細かいところになるとやっぱりまちづくり局の職員が対応しておりますので、御指摘にありましたとおり、今後は本当に短期間でやりますので非常に職員も忙しいんですが、その中でもやっぱり現場の意向を十分酌んで、影響が最小限に抑えられるような対応の仕方を丁寧にやっていくようにしていきたいと思いますし、暗くなるのであれば、電灯をもう1つ暗くならないようにするとか、そういう可能な改善策があれば、そういうことも図っていきたいというふうに思います。
 御指摘、十分よくわかりますので、改めてまちづくり局と、校長を初めとする現場の職員と、それから教育施設課の職員が十分打ち合わせをして、しっかりとした対応を図っていきたいと思っております。
◆原修一 委員 教育長から御答弁いただいたので、これ以上はもう聞きませんけれども、確かにまちづくり局との打ち合わせも、1回か2回だったというんですよ。だから、なかなか教育現場、教育委員会にいないのかどうか、もう校長会の中でもたくさんの意見があるよと、私にもこういう報告をいただいていますよ、本当に。それから、教室も暗くなったので、多分これは後から電気をつけてくれるんだろう、増設してくれるんだろうと、そういうふうに言っていますよ。ですから、今教育長からお話のあるとおり、ぜひぜひ十分にひとつ教育現場と打ち合わせをして、こうした中学校の検証を踏まえて取り組んでいただきたいということだけ申し上げておきます。
◆花輪孝一 委員 いろいろやりとりがあったんですけれども、ちょっと別の観点から心配なことがあるので、ちょっと伺いたいと思います。
 この冷房化事業というのは行革効果の還元ということで、本当に小学校、中学校の現場の期待も高いというところではあるんですが、今まで冷房化をしない段階で、扇風機、天井扇をつけたり、緑のカーテン、ゴーヤを初めさまざまな工夫を各校して、いわゆる環境に優しい形での取り組みがあったというふうに思うんです。それで、私が本当に心配なのは、エアコンがつきますとどうしてもエアコンに頼ってしまって、ちょっと暑くなるとすぐにつけてしまってというようなことで、結局室外機から熱が発生するわけでございますので、地球環境全体から見るとさまざまな課題もあるというのが事実だと思うんです。
 したがって、先ほどもちょっとありましたけれども、環境教育の観点あるいは本当に地球環境に優しいという配慮を、このエアコンをつけることによって絶対後退させてはいけないと思いますので、その辺についての配慮、取り組みをちょっとこの段階で確認しておきたいんですけれども。
◎海野 参事・教育施設課長 今、ちょうど中学校が一部導入して運用が始まったところでございますが、ここでまたことしの夏になりますと、90校一斉に小学校の冷房化がある。そうしますと、例えば朝早起きの学校は7時から20度に冷しちゃったりということが起きてはいけないものですから、現在、川崎市立小中学校空調整備運用指針というものをつくっております。そのゲラが今手元にあって、まだもう少したたかなきゃいけないんですけれども、そこには大事な課業時間に対して、いつからいつまでエアコンをつけるといった数量的なものから、環境的なものも含めて、各学校が自分で使っている光熱水費の数量的なものも、今回PFI事業者と協力して学校に出すようにして、みずから学校がモニタリングできるような形で環境教育につながるような形でやっていきたいと。
 運用指針につきましては、既に今中学校が一部稼働しておりますので、稼働しているところについてはそう時間をかけないうちに出したいと思っていますが、基本的には24日から今回のPFI事業が供用開始されますから、そのときにあわせて運用指針をつくっていく中で、環境に対する配慮、それからあわせて今学校の中ではゴーヤしかり、屋上緑化しかり、いろいろな意味での環境教育、環境対策をやっていますので、予算等の問題もございますが、今ある予算の中で精いっぱい努力しながら、これまでやっている、例えば緑のカーテンであるとか、その他の窓のサッシ化とかを含めて、予算に限りはありますが、有効活用しながら、あわせてハード、ソフトで環境教育をやっていきたいと考えております。
◎木場田 教育長 やはり冷房化の実施に伴って、環境との兼ね合いをどうとるかというのは大きな問題ということです。したがって、今度のPFI事業者の選定の中でも、その点の努力、改善がどの点で図られるかというのも1つの大きな審査方法の1つだったと思います。
 先ほどの一例として申し上げますと、いわゆる緑のカーテンは、実は教室の冷房化を見据えた中での今年度の取り組みでございました。といいますのは、冷房が入っていないところでゴーヤで緑で覆ってしまいますと、かえって風通しが悪くなって涼しくないということがあります。ところが、冷房で部屋を閉め切っていると、逆に日光が遮られて、その分もともとの温度が2度ぐらい抑えられるという事例があり、冷房、電気で抑えるものは少なくて済むということで、冷房化された教室には緑のカーテンは有効ではないかということもありまして、今年度から取り組んでおります。
 したがって、そういう取り組みをしながら、なるべく環境負荷のかからないような形で子どもたちが快適な環境で過ごせるようなことをさらに考えていきたいというふうに思っております。
◆花輪孝一 委員 今御答弁いただいたので、一定理解はできるわけなんですけれども、ただ、これはあるPTAの方から聞いたんですけれども、扇風機がついた、天井扇ですけれども、あれはそんなに昔の話じゃなくて、扇風機がついたと。それから、窓枠はスチールのままで残っていると。何か緑のカーテンみたいなのをやってみたりとか、現場から見ると非常にちぐはぐな感じに見えるというんです。そういう部分もありますので、これはお答えは結構なんですけれども、やはり一つ一つ、今教育長のお答えでわかったんですけれども、やはり現場の中で子どもたちが置かれている環境、個々の状況は違いますので課長さんなんかも大変だとは思うんですけれども、やはりそれぞれ状況が違いますので、きめ細かくやって、それでまずは教職員の方とか父母の方がしっかりと今の市の事業について理解をいただかないと、あるいは御協力いただかないと、不満ばっかり出てきちゃうと思うんです。そういう意味でこれからもしっかりと、お金をかけてただ器具を設置していいとは思っていないと思うんですけれども、その辺のコミュニケーションも含めてぜひきちんとした形で今後対応をお願いしたいということを要望として申し上げておきます。
◆沼沢和明 委員 関連してなんですけれども、来年度の予算に天井の扇風機の予算が盛り込まれていたと思うんですが、これは要するに冷房化にならない教室の部分という考え方でいいんでしょうか。
◎海野 参事・教育施設課長 天井扇につきましては、過去に設置したものについては最上階についているんですけれども、これは空調機器が入っても役立ちますので、そのまま利用できるということですので、二重投資にはならずに、むしろそれを有効に活用しようじゃないかということを考えております。
 それから、個別に新たに天井扇をつけるところについては、特にそれは予定してございません。新たな天井扇の設置はないものと考えております。ただ、予算的には、天井扇はリースでやっておりますので、過去つけたものの予算がずっと使用料としてついているということでございます。
◆飯田満 委員 今、空調の運用指針をつくられているということなんですけれども、昨年の夏を1つの事例として、何日間ぐらい空調が稼働することになるのか、その辺はある程度数字としてははじき出されるものですか。
◎海野 参事・教育施設課長 一応運用指針の中には、まず基本となる月、例えば6月から9月までとか、それとあわせて温度、例えば18度、28度というクールビズ、ウォームビズの数値がございますので、一定の指針をそこに書こうと思っています。ただ、やっぱり川崎は南北に広うございますので、麻生区の比較的人口密度の少ないところ、アスファルトの照り返しの多いところはございますので、逆に一定にその指針で縛ってしまいますと各学校がまた困ってしまうという事情があろうと思います。ただ、何もつけないと、それこそ野方図になりますので、今委員おっしゃられたみたいな日時とか、日にちとか日時というのは基本的に運用指針に書く予定です。それは各学校の事情に応じてこの限りでないといったようなことです。ただ、余り書いてしまいますと学校が、だったら好きに決めていいんだということになってもいけませんので、今その文言調整も含めていますが、ある程度細かくは書こうと思っております。
 ですから、少なくとも何月から何月までとか、おおむね設定温度は何度ということは必ず書こうと思います。まだこれは未定稿でございますけれども、一応空調機器の稼働期間については、おおむね6月中旬から9月の中旬を基本とする、そういう文言を仮に原稿の中には置いていますので、それでいいかどうかはまた校長会とも相談しながら、個々でそこに外れるとき、あるいはその期間中であっても、気温が28度以下で気候的に涼しいときは窓をあけるなどして空調設備の稼働は控えてくださいといったような文言も加えながら、よりいい形で学校が混乱しないような運用指針をつくっていきたいと思っております。具体的には、夏前ぐらいまでにつくって出していきたいなと考えております。
○西譲治 委員長 ほかにございますか。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 ほかになければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○西譲治 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第22号 川崎市立小学校及び聾学校冷房化等事業の契約の締結について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
                ( 全員挙手 )
○西譲治 委員長 全員挙手です。よって、議案第22号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 ここで理事者の方は交代願います。
               ( 理事者交代 )
       ───────────────────────────
○西譲治 委員長 それでは次に、「議案第52号 川崎市市民館条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者の方、補足説明はございますでしょうか。
◎木場田 教育長 補足説明は特にございません。どうぞよろしくお願いいたします。
○西譲治 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 特になければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○西譲治 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第52号 川崎市市民館条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
                ( 全員挙手 )
○西譲治 委員長 全員挙手です。よって、議案第52号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で、教育委員会関係の議案の審査を終わります。理事者の方は退席願います。お疲れさまでした。
               ( 理事者退室 )
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○西譲治 委員長 次に、その他として、委員の皆様から何かございますでしょうか。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。
               午前11時00分閉会