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神奈川県 川崎市

平成21年  2月市民委員会−02月16日-01号




平成21年 2月市民委員会

市民委員会記録

平成21年2月16日(金)  午前10時01分開会
               午後 0時19分閉会
場所:601会議室
出席委員 :石川建二委員長、山田晴彦副委員長、嶋崎嘉夫、吉沢章子、潮田智信、三宅隆介、市川佳子、
      後藤晶一、吉岡俊祐、竹間幸一、佐々木由美子各委員
欠席委員 :矢沢博孝委員
出席説明員:(港湾局)片山港湾局長、大村港湾振興部長、橋本庶務課長、相良港湾経営部長、
       小柳川崎港管理センター所長、須永川崎港管理センター副所長
      (市民・こども局)菊地市民・こども局長、村田市民生活部長、関庶務課長、渡邉庶務課主幹、
       小野寺人権・男女共同参画室長、亀田人権・男女共同参画室主幹、鈴木参事・平和館長、
       鈴木平和館主幹

日程 1 平成21年第1回定例会提出予定議案の説明
    (港湾局)
    (1) 議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算
    (2) 議案第33号 平成21年度川崎市港湾整備事業特別会計予算
    (3) 議案第46号 平成20年度川崎市一般会計補正予算
    (市民・こども局)
    (4) 議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算
    (5) 報告第 1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について
   2 所管事務の調査(報告)
    (市民・こども局)
    (1) 旧東和町用地に係る平成20年度の取組の状況等について
    (2) 平和館の活性化に向けた事業の見直しについて
   3 その他

               午前10時01分開会
○石川建二 委員長 ただいまから市民委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付したとおりでございます。
 それでは初めに、港湾局から「平成21年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けたいと思います。
 理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎片山 港湾局長 おはようございます。平成21年第1回市議会定例会における港湾局関係の提出予定の議案につきまして御説明させていただきます。
 今回提出いたしますのは予算議案3件でございます。
 それでは、担当の庶務課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎橋本 庶務課長 それでは、「議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算」のうち、港湾局関係について御説明をさせていただきますので、平成21年度川崎市一般会計予算書の15ページをお開き願います。
 初めに、第3表地方債でございますが、港湾局関係は真ん中よりやや上の段にございます。
 起債の目的といたしましては、港湾改修事業、港湾工事負担金、廃棄物埋立護岸建設事業の3件でございます。限度額は3事業の合計で15億3,000万円でございます。
 歳入歳出予算の内容につきまして、1、歳入歳出予算事項別明細書により歳入から御説明させていただきますので、28ページをお開き願います。
 それでは、目ごとに御説明をさせていただきます。
 初めに、上から5段目の13款分担金及び負担金における1項5目港湾費負担金は5,486万2,000円でございます。これは臨海部の企業から徴収します港湾環境整備負担金でございます。前年度と比較して1,598万2,000円の増となっておりますが、これは東扇島東公園の開園等に係る負担対象事業費の増によるものでございます。
 次に、14款使用料及び手数料でございますが、30ページをお開き願います。下から2段目の1項6目港湾使用料は22億2,192万1,000円でございます。前年度と比較して1,747万5,000円の増となっております。これは、ふ頭用地や荷さばき地及び船舶給水設備使用料等の増によるほか、東扇島東公園や西公園における環境整備施設使用料等の増加によるものでございます。
 次に、1枚めくっていただきまして、9目その他使用料のうち、港湾局分につきましては右の33ページに記載されておりまして、説明欄の下から5行目、港湾その他使用料として1,089万3,000円でございます。これは港湾振興会館内のNTT通信設備の設置に伴う使用料等でございます。
 次に、34ページをお開き願います。上から4段目、2項手数料における6目港湾手数料の1,000円でございますが、これは科目設定をするものでございます。
 次に、40ページをお開き願います。一番下の段になりますが、15款国庫支出金における2項6目港湾費国庫補助金は8億8,506万4,000円でございます。これは、港湾改修費、長寿命化計画策定事業費及び廃棄物埋立護岸建設費に対する国からの補助金でございます。その内訳は右の41ページにありますとおり、港湾改修費補助が3億4,000万円、長寿命化計画策定事業費補助が326万4,000円、廃棄物埋立護岸建設費補助が5億4,180万円となっております。前年度と比較して10億4,293万6,000円の大幅な減となっておりますが、これは歳出における港湾改修費及び廃棄物埋立護岸建設事業費の減に伴うものでございます。
 次に、50ページをお開き願います。下から2段目、16款県支出金における3項5目港湾費委託金は前年度と同額の87万5,000円でございます。これは港湾統計事務に対する県からの委託金でございます。
 次の52ページの17款財産収入における1項1目財産貸付収入のうち、港湾局分につきましては右側の53ページでございます。10節その他財産貸付収入のうち、説明欄の下から5行目、港湾費その他財産貸付収入として3億656万7,000円でございます。これは土地の貸し付けによる収入でございます。
 1枚めくっていただきまして、54ページの上から2段目、3目利子及び配当金のうち、港湾局分につきましては、右側55ページの1節利子及び配当金の説明欄における港湾費利子及び配当金として614万4,000円でございます。これは川崎市が出資している関係団体からの配当金でございます。
 同じページの上から5段目、2項2目物品売払収入のうち、港湾局分につきましては、右側のページ、1節物品売払収入のうち、説明欄の下から2行目、港湾費物品売払収入として1,000円でございますが、これは科目設定をするものでございます。
 次に、18款寄附金でございますが、56ページをお開き願います。1項6目その他寄附金として、右側のページになりますが、1節その他寄附金のうち、説明欄の下から5行目、港湾費その他寄附金として1,000円でございますが、これも科目設定をするものでございます。
 同じページの下から3段目、19款繰入金における2項1目港湾整備事業特別会計繰入金として3億1,373万4,000円でございます。これは港湾整備事業特別会計から一般会計へ繰り入れを行うものでございます。前年度と比較して7,748万3,000円の増となっておりますが、これは主に特別会計における土地貸付収入の増によるものでございます。
 次に、65ページをお開き願います。21款諸収入における6項雑入のうち、港湾局分につきましては、節区分の下から3行目、8目9節港湾費雑入の6億7,369万6,000円でございます。これは、説明欄にありますとおり、主に浮島2期地区における建設発生土及び浚渫土受入収入でございます。
 次に、66ページをお開き願います。22款市債でございますが、下から2段目、1項6目港湾債は15億3,000万円でございます。前年度と比較して21億8,400万円の大幅な減となっておりますが、これは、港湾改修事業債、港湾工事負担債及び廃棄物埋立護岸建設事業債の減によるものでございます。
 以上で歳入についての御説明を終わらせていただきます。
 続きまして、歳出について御説明をさせていただきますので、飛びますが、182ページをお開き願います。
 9款港湾費でございますが、予算額58億7,497万5,000円でございます。前年度と比較して31億3,235万8,000円の大幅な減となっております。
 それでは、目ごとに御説明をさせていただきます。
 初めに、1項港湾管理費における1目港湾総務費は9億2,490万5,000円でございます。これは、職員給与費、一般管理費、港湾計画事業費及び海事思想普及事業、ポートセールス事業、友好港交流推進事業の港湾振興事業費並びに川崎、横浜、東京の京浜3港連携に係る京浜港広域連携推進事業を含む港湾物流推進事業費、さらに港湾情報システム運営事業費、千鳥町再整備推進事業費でございます。前年度と比較して2,040万1,000円の減となっておりますが、これは、主に職員給与費、一般管理費及び港湾情報システム運営事業費の減によるものでございます。
 次に、同じページの2目港湾維持費は4億4,490万3,000円でございます。これは、一般維持管理、海上及び係留施設、陸上施設、船舶給水、川崎港海底トンネル及び保有船舶等に係る港湾維持管理事業費でございます。前年度と比較して1,831万3,000円の増となっておりますが、これは、主に一般維持管理事業費や新規事業の廃油処理施設維持事業費等の増によるものでございます。
 次に、184ページをお開き願います。3目港湾振興会館費は4億997万5,000円でございます。これは港湾振興会館管理運営事業費及び社団法人川崎港振興協会補助金でございます。前年度と比較して6,098万8,000円の増となっております。説明欄には記載してございませんが、これは、主に港湾振興会館管理運営事業費におけるコンビニエンスストア誘致の東扇島利便施設誘致事業や、ビーチバレーコート整備等に係る港湾振興会館利用促進事業の増によるものでございます。
 次に、4目浮島埋立事業費は3億5,623万4,000円でございます。これは浮島指定処分地に係る事業費及び浮島1期地区の暫定土地利用に係る事業費でございます。前年度と比較して3,602万1,000円の減となっております。これは、主に浮島指定処分地埋立管理作業委託料及び浮島1期地区暫定利用事業費における工事請負費の減によるものでございます。なお、浮島1期地区暫定利用事業費につきましては、民間企業との連携による国内最大級の太陽光発電所を建設するメガソーラー計画を推進するための予算も含まれております。
 次に、5目港湾保安対策費は1億8,952万5,000円でございます。これは警備業務等による港湾の保安対策の事業費でございます。前年度と比較して453万1,000円の減となっておりますが、これは保安警備業務における委託料の減によるものでございます。
 次に、同じページの一番下の段の2項港湾建設費における1目港湾環境整備費は1億9,601万円でございます。これは港湾環境整備施設等の維持管理に係る経費でございます。前年度と比較して3,732万6,000円の減となっておりますが、これは主に東公園の開園イベント経費や緊急補修工事費等の減によるものでございます。
 次に、186ページをお開き願います。2目港湾改修費は9億1,740万7,000円でございます。これは岸壁や川崎港海底トンネル等の改修のための工事費等でございます。前年度と比較して3億628万3,000円の減となっておりますが、これは主に千鳥町岸壁関係の改修工事費の減によるものでございます。
 次に、3目港湾改良費は1億4,320万5,000円でございます。これは港湾施設改良事業費と、この後に説明します国直轄事業の臨港道路東扇島水江町線整備に伴う市の新規事業費でございます。目全体としましては、前年度と比較して3,180万4,000円の減となっておりますが、これは主に港湾施設改良事業費における工事費等の減によるものでございます。
 次に、4目港湾工事負担金は7,000万円でございます。これは、先ほど説明しましたが、新規事業として国が施工する臨港道路の東扇島水江町線整備事業に対する港湾管理者としての負担分でございます。当該臨港道路につきましては、京浜港における外貿コンテナ輸送の増加、東扇島地区の物流機能高度化等に伴う港湾関連車両の交通量増加に対応するため、国直轄事業として整備推進するもので、初年度の平成21年度は現地調査及び基本設計を予定しております。負担金自体は前年度と比較して2,000万円の減となっておりますが、これは東扇島マイナス12メートル岸壁直轄工事負担金の減によるものでございます。
 次に、5目廃棄物埋立護岸建設費は22億2,281万1,000円でございます。これは浮島2期廃棄物埋立護岸の建設事業費でございます。前年度と比較して27億5,529万3,000円の大幅な減となっております。これは、主に建設事業に係る護岸築造工事費のうち、羽田空港の拡張事業完了までに行う必要がありました地盤改良工事が平成21年度で最終年度を迎えることによる減でございます。
 以上で「議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算」のうち、港湾局関係についての御説明を終わらせていただきます。
 続きまして、「議案第33号 平成21年度川崎市港湾整備事業特別会計」につきまして御説明させていただきますので、別冊の平成21年度川崎市特別会計予算書の145ページをお開き願います。
 第1条第1項は、平成21年度港湾整備事業特別会計における歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億1,623万4,000円と定めるものでございます。
 続く第2項は歳入歳出予算の内容でございまして、次の146ページから147ページの第1表歳入歳出予算のとおり定めるものでございます。
 歳入歳出予算の内容につきまして、1、歳入歳出予算事項別明細書により歳入から御説明させていただきますので、150ページをお開き願います。
 それでは、目ごとに御説明をさせていただきます。
 初めに、1款使用料及び手数料における1項1目上屋倉庫使用料は1億1,184万7,000円で、これは上屋及び倉庫用地の使用料でございます。前年度と比較して2,883万6,000円の減となっておりますが、これは倉庫用地使用料を財産貸付収入に見直すための減によるものでございます。
 次に、2目共同事務所使用料は1億4,400万2,000円でございます。これは港湾共同事務所及びコンテナターミナル管理棟とその附帯施設等の使用料でございます。前年度と比較して567万円の増となっておりますが、これは主にコンテナターミナルにおけるシャーシ置場使用料の増によるものでございます。
 次に、3目港湾使用料は5億3,424万5,000円でございます。これはふ頭用地及び荷さばき地の使用料でございます。前年度と比較して748万円の増となっておりますが、これは荷さばき地使用料の増によるものでございます。
 次に、4目コンテナ関連施設使用料は6,414万6,000円で、これはコンテナクレーンや電気施設の使用料でございます。前年度と比較して6,039万1,000円の減となっておりますが、これは主にコンテナクレーン使用料の減によるものでございます。
 次に、5目その他使用料は34万4,000円でございますが、これはコンテナターミナル管理棟内の自動販売機等の設置に伴う使用料でございます。
 次に、2項手数料における1目港湾手数料は1,000円でございますが、これは科目設定するものでございます。
 次に、2款財産収入における1項1目財産貸付収入は6億5,883万8,000円でございます。前年度と比較して1億2,605万3,000円の増となっております。これは、主に土地の貸付収入である東扇島総合物流拠点地区の増及び倉庫用地使用料の見直しに伴う保管施設用地の増によるものでございます。
 なお、東扇島物流拠点地区につきましては、平成19年度に第1期公募の4件の貸付契約が済んでおりましたが、そのうち1社、POSCO−JYPC株式会社の施設整備に当たり地中障害物件が出たため、借地借家法に基づく契約単価減額の要望があり、現在も相手方と話し合いを行っております。したがいまして、これに対応できるように、平成21年7月に契約変更することを想定しているため、歳入を200万円減額し、契約金額である年額約1億円を約9,800万円とした予算内容となっております。
 次に、2目基金運用収入は3,411万3,000円でございますが、これは港湾整備事業積立基金の利子収入でございます。前年度と比較して437万9,000円の増となっております。
 次に、2項1目物品売払収入は1,000円でございますが、これは科目設定をするものでございます。
 同じページの一番下の段から次のページにわたっておりますが、3款1項1目繰越金は1万円でございますが、これも科目設定をするものでございます。
 次に、152ページでございますが、4款諸収入における1項1目延滞金は1,000円でございますが、これも科目設定をするものでございます。
 次に、2項1目貸付金元利収入は4,625万円でございます。これはかわさきファズ株式会社に対する貸付金の利子収入でございます。前年度と比較して12万7,000円の減となっておりますが、これは貸付金の利率の変動によるものでございます。
 次に、3項1目納付金は1,424万2,000円でございますが、これは右にありますとおり、介護保険料・健康保険料納付金及び電気・水道・ガス料金納付金でございます。前年度と比較して89万7,000円の増となっております。
 次に、2目雑入は819万4,000円でございますが、これは平成20年度に納付した消費税の還付を見込んでいるものでございます。前年度と比較して26万8,000円の減となっております。
 以上で港湾整備事業特別会計における歳入についての御説明を終わらせていただきます。
 引き続き歳出につきまして御説明をさせていただきますので、154ページをお開き願います。
 1款港湾整備事業費は7億6,800万7,000円でございます。前年度と比較して1,352万8,000円の減となっております。
 それでは、目ごとに御説明をさせていただきます。
 初めに、1項運営費における1目港湾総務費は1億867万5,000円でございます。これは、職員給与費、一般業務経費、港湾情報システム運営事業費、ポートセールス事業費、港湾物流推進事業費及び千鳥町再整備推進事業費でございます。前年度と比較して1,777万6,000円の増となっております。これは、主に一般会計と半額負担の港湾計画事業費や、港湾物流推進事業費における京浜3港連携に係る京浜港広域連携推進事業費の増によるものでございます。
 次に、2目港湾保安対策費は7,746万9,000円でございます。これは警備業務等による港湾の保安対策の事業費でございます。前年度と比較して258万5,000円の減となっておりますが、これは保安警備業務における委託料の減によるものでございます。
 次に、2項整備費における1目上屋倉庫事業費は1,516万6,000円でございます。これは上屋倉庫の維持管理費でございます。前年度と比較して1,392万6,000円の減となっておりますが、これは上屋倉庫整備費の減によるものでございます。
 次に、一番下の段、2目港湾共同事務所事業費は3,324万8,000円でございます。これは共同事務所の維持管理費でございます。前年度と比較して207万5,000円の減となっておりますが、これは共同事務所の整備費の減によるものでございます。
 次に、156ページの上から2段目でございますが、3目東扇島コンテナ機能施設整備費は5億3,228万5,0000円でございます。これは東扇島コンテナターミナル施設の維持及び管理運営のための経費でございます。前年度と比較して2,719万4,000円の増となっておりますが、これは主に東扇島コンテナターミナル整備費の増によるものでございます。
 次に、4目東扇島施設整備費は116万4,000円でございます。これは東扇島の港湾施設を管理するための経費でございます。前年度と比較して3,991万2,000円の減となっております。これは土地の有効活用を目的とした東扇島ふ頭用地の整備工事が終了したことによる減でございます。
 次に、2款諸支出金における1項1目港湾整備事業基金積立金は2億121万2,000円でございます。これは基金における利子収入及び新規の積み立てでございまして、港湾整備事業の財源に充てるためのものでございます。前年度と比較して909万6,000円の減となっております。
 次に、2項1目一般会計繰出金は3億1,373万4,000円でございます。これは東扇島物流拠点地区の土地貸付収入の一部を一般会計へ繰り出すものでございます。前年度と比較して7,748万3,000円の増となっておりますが、これは土地貸付収入等の増加に伴うものでございます。
 次に、下から2段目の3款公債費でございます。1枚めくっていただいて、158ページをお開き願います。
 1項1目元金は3億1,663万円で、前年度と比較して1,097万7,000円の増となっております。
 次の2目利子は1,565万1,000円で、前年度と比較して1,097万8,000円の減となっております。
 これらはいずれも公債償還のための元利金等でございまして、公債管理特別会計へ繰り出すものでございます。
 次に、4款1項1目予備費は前年度と同額の100万円でございます。
 以上で「議案第33号 平成21年度川崎市港湾整備事業特別会計予算」についての御説明を終わらせていただきます。
 最後になりますが、「議案第46号 平成20年度川崎市一般会計補正予算」のうち、港湾局関係について御説明をさせていただきます。青い表紙の平成20年度川崎市一般会計補正予算(その2)の6ページをお開き願います。
 初めに、第2表繰越明許費補正でございます。一番下の段になりますが、9款港湾費における2項港湾建設費の港湾改修事業について6億8,742万3,000円、港湾工事負担金について900万円、浮島2期廃棄物埋立護岸建設事業について10億9,825万円、3事業の合計で17億9,467万3,000円を繰り越すものでございます。これらは今年度内の事業完了が見込めないことから、平成21年度へ繰り越しして事業執行をするものでございます。
 次に、10ページをお開き願います。初めに、第3表地方債補正でございます。下から3段目の港湾改修事業でございますが、補正前の限度額5億600万円に1,100万円を増額し、補正後の額を5億1,700万円とするものでございます。
 続きまして、歳入歳出補正予算でございますが、1、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をさせていただきますので、16ページをお開き願います。
 初めに、歳入でございますが、先ほど御説明しましたとおり、22款市債における1項6目港湾債は、既定額37億1,400万円に対し、港湾改修事業債における1,100万円を増額し、37億2,500万円とするものでございます。これは起債所要額の増によるものでございます。
 以上で歳入についての御説明を終わらせていただきます。
 続きまして、歳出について御説明をさせていただきますので、22ページをお開き願います。
 上から4段目、9款港湾費における2項2目港湾改修費でございますが、予算額12億2,369万円に変更はございません。財源内訳として、一般財源を1,100万円減額し、特定財源として市債を1,100万円増額するもので、これは起債所要額の増による財源更正でございます。
 以上で港湾局関係の予算議案3件についての御説明を終わらせていただきます。
○石川建二 委員長 本日は提出予定議案の説明ですので、この程度とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 以上で港湾局の提出予定議案の説明を終わらせていただきます。
 ここで理事者の交代をお願いいたします。
               ( 理事者交代 )
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 それでは次に、市民・こども局から「平成21年第1回定例会提出予定議案の説明」を受けたいと思います。
 理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎菊地 市民・こども局長 おはようございます。
 それでは、平成21年第1回川崎市議会定例会に提出を予定しております市民・こども局関係の諸議案につきまして御説明申し上げたいと存じます。
 今定例会には、予算議案1件、報告1件でございます。説明者でございますが、「議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算」及び「報告第1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」を庶務課長の関から説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
◎関 庶務課長 それでは、「議案第24号 平成21年度川崎市一般会計予算」のうち、こども本部関係を除く市民・こども局関係の予算につきまして御説明いたします。
 それでは、別冊の白い表紙の平成21年度川崎市一般会計予算の28ページをお開き願いたいと思います。
 まず、歳入でございます。下から2段目になりますが、14款1項1目市民使用料は154万4,000円で、1節市民生活使用料でございます。
 34ページに参りまして、下から5段目になりますが、2項8目区役所手数料は5億6,902万1,000円で、1節戸籍住民基本台帳手数料でございます。
 次に、44ページに参りまして、下から3段目になりますが、15款3項2目市民費委託金は1,699万7,000円で、1節市民生活費委託金でございます。
 46ページに参りまして、上から3段目になりますが、7目区役所費委託金は6,060万4,000円で、1節区政振興費委託金、2節戸籍住民基本台帳費委託金でございます。
 次に、50ページに参りまして、下から5段目になりますが、16款3項2目市民費委託金は5,056万4,000円で、1節市民生活費委託金でございます。
 次に、52ページに参りまして、上から4段目になりますが、17款1項1目財産貸付収入のうち、2節市民費財産貸付収入は8,906万4,000円で、アートガーデンかわさき貸付収入などでございます。
 下段に参りまして、2目基金運用収入のうち、2節市民費基金運用収入は359万円で、文化振興基金利子収入でございます。
 次に、56ページに参りまして、上から2段目になりますが、18款1項2目市民費寄附金は200万円で、1節市民生活費寄附金でございます。
 58ページに参りまして、下から2段目になりますが、21款3項1目市民費貸付金収入は75万5,000円で、1節同和世帯更生資金貸付金収入でございます。
 62ページに参りまして、21款6項8目雑入のうち、65ページに参りまして、3節市民費雑入は2,895万9,000円で、主なものは市民文化室収入及びシティセールス・広報室収入などでございます。
 以上で歳入予算の説明を終わらせていただきます。
 次に、歳出予算につきまして御説明いたしますので、96ページをお開き願います。
 3款市民費は39億6,595万円で、前年度と比較いたしまして6億2,055万3,000円の減となっております。主な理由といたしましては、市民活動センター移転事業費の減などによるものでございます。
 それでは、市民費の主な内容につきまして御説明いたします。
 1項1目市民生活総務費は12億9,299万6,000円で、主なものといたしましては、財団法人川崎市市民自治財団ほか2法人への運営費の補助、市民活動支援事業及び路上喫煙防止対策事業、公共施設利用予約システムの運用などでございます。
 2目交通安全対策費は1億1,379万6,000円で、主なものといたしましては、交通安全市民総ぐるみ運動の実施、交通事故相談所の運営、交通安全推進事業の実施、学童等交通誘導員の配置、違法駐車等防止対策事業の推進などでございます。
 3目シティセールス・広報費は5億743万7,000円で、主なものといたしましては、イメージアップや都市ブランドの向上を図るシティセールス推進事業、98ページに参りまして、Jリーグクラブとの連携やアメリカンフットボールを活用したまちづくりの推進を進めるホームタウンスポーツ推進事業、市政だより発行等の広報事業などでございます。
 4目人権・男女共同参画費は2億4,257万9,000円で、主なものといたしましては、人権施策の推進、啓発関連事業の実施、子どもの権利施策の推進、外国人市民代表者会議の運営、平和啓発事業、同和対策事業、男女平等推進事業、男女共同参画センターの運営、平和館の運営などでございます。
 5目の市民文化費は18億914万2,000円で、主なものといたしましては、文化行政の推進、財団法人川崎市文化財団への運営費補助、市民文化活動の支援、市民文化大使事業、音楽文化振興事業の推進、101ページに参りまして、地域文化のまちづくり推進事業、音楽のまちづくり事業、アートのまちづくり事業、川崎シンフォニーホールの運営、アートセンターの運営、新百合21ホール事業などでございます。
 続きまして、202ページをお開き願います。11款区役所費は99億8,695万2,000円で、前年度と比較いたしまして1億8,059万8,000円の増となっております。主な理由といたしましては、仮称道路公園事務所、仮称都市基盤整備事務所整備事業の増などによるものでございます。
 1項1目区政総務費は37億5,899万8,000円で、このうち市民・こども局が所管いたします主なものは、203ページにございます地域振興費でございます。地域防犯活動支援などの防犯対策事業、住民組織に関する事業、町内会・自治会会館建設資金融資事業、美化運動推進事業、都市型コミュニティ推進事業、そして21年度から新たに取り組む事業といたしまして、一定の基準を満たす町内会・自治会会館に耐震診断士を派遣いたします町内会・自治会会館耐震対策事業などでございます。
 208ページに参りまして、下段になりますが、2項1目戸籍住民基本台帳費は21億2,461万8,000円で、このうち市民・こども局が所管いたします主なものは、209ページにございます各区役所等で区民課業務を行う職員給与費や戸籍住民基本台帳事務費などでございます。
 210ページに参りまして、2目外国人登録費は490万1,000円で、各区役所等で行う外国人登録事業でございます。
 なお、市民費の主な事業につきましては、別冊の平成21年度各会計歳入歳出予算説明資料の34ページから43ページに、また、区役所費の主な事業につきましては152ページから155ページ及び166ページから167ページに記載させていただいておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
 以上で議案第24号の説明を終わらせていただきます。
 次に、報告案件につきまして御説明いたしますので、議案書の117ページをお開き願いたいと存じます。
 「報告第1号 地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告について」でございます。これは地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定された事項について市長の専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。
 120ページをお開き願います。2、市長の専決事項の指定について第5項による専決処分につきまして御説明申し上げます。
 「川崎市条例第42号 住居表示の実施に伴う関係条例の整備に関する条例」でございます。
 初めに、第1条川崎市区の設置並びに区の事務所の位置、名称及び所管区域を定める条例の一部改正でございます。これは、幸区小倉地区における住居表示の実施に伴いまして、所管区域の表示が変更されたため整理が必要となり、平成20年11月26日に専決処分をさせていただいたものでございます。改正内容につきましては、川崎市区の設置並びに区の事務所の位置、名称及び所管区域を定める条例第2条の表、幸区の項、区域の欄中、小倉の次に東小倉を加えるものでございます。
 次に、第2条川崎市区役所支所及び出張所設置条例の一部改正でございます。これは、幸区小倉地区における住居表示の実施に伴いまして、所管区域の表示が変更されたため整理が必要となり、平成20年11月26日に専決処分をさせていただいたものでございます。改正内容につきましては、川崎市区役所支所及び出張所設置条例の本則の表、幸区役所日吉出張所の項、所管区域の欄中、小倉の次に東小倉を加えるものでございます。
 以上をもちまして市民・こども局関係の議案並びに報告案件についての説明を終わらせていただきます。
○石川建二 委員長 本日は提出予定議案の説明ですので、この程度とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○石川建二 委員長 以上で市民・こども局の提出予定議案の説明を終わらせていただきます。
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 それでは次に、所管事務の調査といたしまして、「旧東和町用地に係る平成20年度の取組の状況等について」報告を受けたいと思います。
 それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎菊地 市民・こども局長 続きまして、報告案件でございますけれども、2件ございまして、まず旧東和町用地に係る平成20年度の市民・こども局の取り組みの状況等について御報告を申し上げます。
 既に御案内のとおり、旧東和町用地につきましては、平成5年に用地の購入後、16年という長い年月が経過しておりまして、旧東和町に無償譲渡後も譲渡契約条件等の課題の解決にはいまだ至っておらず、大変苦慮しております行政課題でございます。本日は、今年度の取り組み状況とあわせまして、今後の対応案につきましても示させていただいているところでございます。後ほど御説明申し上げますこの案をもちまして、今後、花巻市と具体的な検討と協議を進めてまいりたいと考えております。また、委員の皆様の御意見をいただけるとありがたいと思っております。できれば来年度末までには方向を決定してまいりたいと考えております。
 なお、詳細につきましては事業推進調整担当主幹の渡邉から説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
◎渡邉 庶務課主幹 それでは、市民委員会資料1の「旧東和町用地に係る平成20年度の取組の状況等について」御説明いたしますので、資料の1ページをお開き願います。
 「旧東和町用地に係る平成20年度の取組の状況等について」でございます。取り組みの状況につきましては、「これまでの経過」、「花巻市と連携した取組」、「川崎市の取組」、「当該用地の現状」、「今後の対応」の5つに分けて整理しております。
 まず、?の「これまでの経過」でございます。川崎市及び東和町の両議会の議決を経まして、平成17年12月22日に条件を付しまして当該用地を無償で譲渡する公有財産譲与契約を締結いたしました。この条件につきましては、資料2といたしまして公有財産譲与契約書を添付してございますので、5ページをお開きください。
 第5条の「用途指定」でございます。第1項は、「乙は、譲与物件を川崎市民と東和町民との将来にわたる交流に資する施設を含む施設であって、川崎市民が東和町民と同程度の条件で利用することができる施設の用途(以下「指定用途」という。)に供さなければならない。」と定めておりまして、乙は東和町、現在の花巻市でございます。
 第2項は、「乙は、指定用途に供するため、契約締結の日から2年を経過する日の属する年度の末日までに事業計画を策定し、甲の同意を得なければならない。」と定めておりまして、具体的には平成20年3月31日を期限としたものでございます。
 1ページ目にお戻りいただきまして、しかしながら、契約で定められた期限が迫る中、事業計画の策定のめどが立たないことから、平成19年11月27日に花巻市から事業計画策定期限の延長について協議したい旨の申し入れがございました。両市で事業計画策定期限延長について協議確認した後、川崎市及び花巻市の両議会の議決を経まして、平成20年3月28日に事業計画策定期限の延長に係る変更契約を締結いたしました。この変更契約書につきましては資料3といたしまして添付しておりますので、8ページをお開きください。
 先ほどの公有財産譲与契約第5条第2項にございました「契約締結の日から2年を経過する日の属する年度の末日」を「平成23年3月31日」に改めるとしたものでございまして、具体的には当初の期限の平成20年3月31日を3年間延長し、平成23年3月31日としたものでございます。
 1ページにお戻りいただきまして、次に?の「花巻市と連携した取組」でございますが、平成20年5月に花巻市東和総合支所にてホームページ作成等協議検討会を開催いたしまして、その結果を受け、6月に両市のホームページ上に当該用地の利用者募集の案内を掲載いたしました。
 次に、?の「川崎市の取組」でございます。5つの項目に分けて整理しておりますが、まず1の「庁内検討会の開催」でございます。この庁内検討会は、当該用地の利活用を民間事業者に働きかけるため、総合企画局、経済労働局、健康福祉局、教育委員会事務局、市民・こども局の5局により開催し、川崎市ができる支援について検討したものでございまして、表にお示ししてございますように、意見交換を中心に3回開催しております。
 次に、2の「機関誌への掲載」でございます。川崎商工会議所が発行する「かいぎしょ」の2008年11月号と川崎市産業振興財団が発行する「産業情報かわさき」の2008年12月号の2誌へ当該用地の利活用の募集案内を掲載しております。
 次に、2ページをお開き願います。3の「紹介チラシの送付」でございます。紹介チラシにつきましては、9ページに資料4といたしまして添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
 送付先につきましては、リゾート、アウトドア関係団体・企業、日本リゾートクラブ協会の会員企業、自然体験学校、グリーンツーリズム関係企業、アウトドア用品の製造・販売を行っている企業、きのこ等を扱う食品会社、ボートの製造・販売を行っている企業、そして全国有料老人ホーム協会に加入しており、東北地方で事業展開をしている事業者でございまして、合計33カ所に発送いたしました。その結果、アウトドア活動のNPO法人から問い合わせがございましたことから、花巻市を紹介し、同市へ引き継いでおります。
 次に、4の「訪問による打診」でございます。川崎商工会議所、経済産業省の所管する公益法人であります日本リゾートクラブ協会、国土交通省の所管する公益法人であります不動産協会、市内に店舗を持つ自然食品会社の4カ所を訪問し、当該用地に関する説明をさせていただきました。その結果、不動産市況が厳しい中、当該用地の利活用は難しい、首都圏における事業の北限は那須あたりであるなどの御意見をいただき、川崎商工会議所につきましては紹介チラシの配布を依頼いたしました。
 最後に、5の「電話による打診」でございます。自然体験学校、厚生労働省の所管する公益法人であります全国有料老人ホーム協会、アウトドア用品製造・販売会社、リゾートクラブ運営会社の4カ所に電話いたしました。その結果、電気、水道等が未整備なことから利活用は難しい、首都圏では自宅から1時間以内がエリアである、事業展開の北限を越えている、ターゲットは岩手県下の事業者ではないかなどの御意見をいただきました。
 次に、3ページをお開き願います。?の「当該用地の現状」でございます。花巻市では、地元の日ノ欠共有林組合から、当該用地を活用したシイタケ、マイタケ栽培や間伐による景観づくりについての要望があったため、これを承認いたしまして、平成20年度から暫定利用させております。
 最後に、?の「今後の対応」でございます。本市といたしましては、平成21年度においても、引き続き当該用地の利活用に向けて民間事業者等へのPRに努めますが、低迷する社会経済情勢は一向に回復の兆しが見えず、特に不動産業界を取り巻く環境は極めて厳しいことから、当該用地の利活用に応じる企業、団体があらわれることは難しいと推測するものでございます。また、花巻市では、経営会議において、当該用地の利活用に当たっては、直営事業としては行わずに、民間活力の導入による方針が出されており、事業計画の策定は緒につけない状況にございます。
 以上のような状況を踏まえますと、変更契約により期限を3年間延長いたしましたが、最初の1年が既に経過しようとする現状におきましては、二重線で囲んでおります公有財産譲与契約第5条第1項にある両市民の交流に資する施設の用途についての柔軟な対応を図ることという方針に基づき、花巻市と具体的な対応について早急に協議していきたいと考えております。市民・こども局といたしましては、契約の遵守を大前提といたしまして、「ふるさと・安全・安心グリーンツーリズム(案)」について検討いたしましたので、次の4ページをお開きください。
 このグリーンツーリズムの具体的な交流事業といたしましては、田植え、稲刈り、家畜の世話、きのこ栽培などの農作業体験、伐採作業、炭焼き作業、カブト虫とり、天体観測、田瀬湖での水遊びなどの自然体験、味噌づくり、農家での民泊、和紙すき、わらじづくりなどの田舎体験などを考えております。また、花巻市で生産された安全な農作物を小学校、児童福祉施設、高齢者施設を初めとする川崎市民の食材として提供いただくことも考えております。このグリーンツーリズムによる交流を通して、花巻市が川崎市民にとっての心のふるさととなり、両市の地域振興、観光振興、文化振興が図れると考えるものでございます。
 また、近い時期に首都圏で大規模地震が発生すると言われている中で、川崎市が被災したときは、日ごろからのグリーンツーリズムでの交流によるきずなを生かし、当該用地の利用も視野に入れつつ、花巻市全体で川崎市民の被災者の受け入れを行っていただこうというものでございます。具体的には、社会的に支援を要する高齢者や児童養護施設に入所している児童・生徒、障害児施設に入所している児童・生徒の受け入れや、被災者を受けていただくための避難所の整備、花巻市内の温泉旅館、ホテルでの被災者の一時受け入れなどの体制を構築していただくことが、川崎市民に安心感をもたらすことになるのではないかと考えるものでございます。
 このふるさと・安全・安心グリーンツーリズムによる交流を深めることにより、契約内容の実現が図られるものと考えておりますので、庁内で一定の方向性を決定した後、早急に花巻市に提案してまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。
○石川建二 委員長 説明は以上のとおりです。この際、御質問等がございましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。
                 ( なし )
○石川建二 委員長 それでは、特になければ、以上で「旧東和町用地に係る平成20年度の取組の状況等について」報告を終わらせていただきます。
 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
           ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○石川建二 委員長 それでは次に、所管事務の調査といたしまして「平和館の活性化に向けた事業の見直しについて」報告を受けたいと思います。
 それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎菊地 市民・こども局長 「平和館の活性化に向けた事業の見直しについて」でございます。
 さきの平和無防備都市条例の制定に関する直接請求など、平和についての関心が集まる中、本市の平和に関する施策のかなめでございます平和館は、開設して17年弱の年月がたっております。施設の老朽化も目立っているところでございます。また、平和啓発に当たり、来館者も伸びていない状況でもございますので、平和館をより多くの皆様に一層活用していただき、平和都市の創造と恒久平和の実現に寄与するため、昨年局内に平和館活性化検討プロジェクトを設置いたしました。本日は、このプロジェクトで検討いたしました結果につきまして御報告をさせていただきます。
 それでは、人権・男女共同参画室主幹の亀田から報告させますので、よろしくお願いいたします。
◎亀田 人権・男女共同参画室主幹 それでは、お手元に配付させていただいております「平和館の活性化に向けた事業の見直しについて 報告書」を説明させていただきます。
 表紙をめくっていただきますと、目次となっております。もう1枚めくっていただきまして、1ページをお開きください。
 「はじめに」でございます。本市が進める平和に関する施策のかなめである平和館では、戦争の悲惨さを伝え、平和について考えるために、主に平和と戦争の両面を明らかにしながら、さらに人権侵害や飢餓・貧困・環境破壊などもテーマにし、人々の安全で平和な生活を脅かす問題について提起するとともに、平和の取り組みに係る市民相互の交流や学習の場を提供しています。特に近年では、人権侵害や飢餓・貧困・環境破壊などが顕在化し、この問題について一層の取り組みが重要となってきております。
 そこで、平和館において、より活用しやすい施設への改修やイベント・展示の見直しなどを行い、来館者の増加を図ることにより活性化させ、平和都市の創造と恒久平和の実現に一層寄与することができるよう、川崎市平和館活性化検討プロジェクトを設置し、検討を行いました。
 次に、2ページをお開きください。「平和館とは」で、初めに「平和館の成り立ち」をお示ししてございます。1982年、昭和57年6月に核兵器廃絶平和都市宣言を行い、その後、中原平和公園の開設など、平和事業の推進を図る中、1992年、平成4年に川崎市平和館を開設いたしました。
 次に、3ページをお開きください。「平和館の基本理念」についてでございます。川崎市平和館条例第1条において設置目的を規定しており、平和に対する理解を深め、平和を希求する市民相互の交流、活動を推進し、平和都市の創造と恒久平和の実現に寄与するため設置いたしました。
 次に、4ページをお開きください。「平和館の位置」を写真等でお示ししております。
 次に、5ページをお開きください。「平和館の概要」についてでございます。1.の「施設の概要」でございますが、敷地面積約2,900平方メートル、延床面積約2,600平方メートル、地下1階、地上2階の鉄筋コンクリート造で、総事業費は約21億円でございます。
 6ページに移りまして、2.の「事業の概要」でございます。事業を条例に基づいて分類しております。
 次の7ページをお開きください。3.の「運営の概要」でございます。(1)の「職員数」は、職員総数7人、正規職員2人、非常勤嘱託員4人、専門調査員(非常勤)1人の組織となっております。
 また、平和館の運営について調査・審議する機関として平和館の運営委員会を設置しております。(2)はその運営委員会についてでございます。運営委員会は、学識経験者、各団体の代表など、16人以内から成る任期2年の委員が平和館の運営に関する事項について調査・審議します。具体的には、平和館が実施する企画展や展示物の内容等について審議しております。運営委員の名簿を36ページ、資料3としておつけしておりますので、36ページをお開きください。
 平和館運営委員は、現在、学識経験者3人、労働団体から2人、平和団体から3人、市民団体から2人、経済界関係者1人、教育関係者2人、市職員3人の計16人でございます。
 7ページにお戻りください。次に、(3)は過去10年分の平和館の予算概要でございます。事業費につきましては厳しい行財政環境の中で低減している状況でございます。
 次のページをお開きください。「入館者数の推移」でございます。開館当時の平成4年には約7万4,000人の入館者がありましたが、平成19年には5万7,000人となり、約22ポイントの減となっております。特に子どもの入館者数が開館当時に比べ約3分の1となっており、子どもの来館の増加を図ることが課題となっております。
 以上が平和館の概要、現状等の説明でございます。
 次に、9ページをお開きください。ここからは本プロジェクトの検討結果についてでございます。プロジェクトで出た主な意見を記載してございます。「平和館の存在が知られていないのではないか。」、「展示方法等に大きな変更がなく、一度来館してもリピーターとなって再度活用がされていない。」、「展示内容が専門的で難しい。」、「ターゲットとする年齢層が明確でない。」、「利用している団体等が固定化され、新たな広がりが少ない。」、「開館後16年経過しており、施設の老朽化が目立つが十分な対応ができていない。」、「専門的知識を有する職員が配置されていない。」などの意見が出されました。
 次に、10ページをお開きください。現状の課題を「1 運営面における課題等」、「(1)情報発信」と「(2)展示」に、「2 施設面における課題等」、「3 管理面における課題等」に整理し、課題解決について短期的に対応するものと中期的に対応するものに分け検討いたしました。
 次の11ページから個々の課題と解決に向けて期待できる効果として記載してございます。
 11ページは「情報発信」の課題についての総括でございます。個々に御説明いたしますので、12ページをお開きください。
 「情報発信その1…(短期的課題)」として、最寄り駅から平和館へ適切な案内がされておらず、現在、平和館の案内看板は、資料の地図上、黄色い四角の位置に2カ所となっております。資料の右側の写真の中、丸で囲んでおりますのが現在の案内看板です。再開発に伴い、新たな案内看板の設置について、現在、関係局と調整しているところでございます。
 次に、13ページをお開きください。「情報発信その2…(短期的課題)」として、平和館の銘板についてでございます。現在は、資料右下の写真にありますように、綱島街道沿いの平和館入り口の上に銘板がございますが、街道沿いには、樹木が繁っているため、反対側の歩道からは見えにくい状況になっております。今回、資料の上のほうの写真でお示ししております平和館の駐車場側壁面に銘板を今年度内に設置いたします。なお、この銘板はセルフクリーン効果がある光触媒を表面にコーティングいたします。
 次のページをお開きください。「情報発信その3…(短期的課題)」として、情報発信の不足についてでございます。まず、情報発信としてホームページをリニューアルし、使いやすく、わかりやすい充実したホームページといたします。また、さまざまな広報媒体の活用として、FMかわさき、河川情報板やテレビなどのメディアの一層の活用を図ってまいりたいと考えております。また、掲示板を設置し、歩行者へ平和館での催し物のPRや、新しいパンフレットを作成し、転入者へのPRを行ってまいりたいと考えております。
 次のページをお開きください。「展示……(短期的課題)」として、展示方法の充実や地域・関係機関との連携の強化が課題でございますので、これらの課題解決に向けて、アの「現在行っている事業を見直し、充実を図る。」では、柔軟な発想で見直しを行ってまいりたいと考えております。
 イの新規イベントの実施では、平和公園を利用した音楽祭や、町内会などとジョイントし広がりのあるイベントや、戦争中や海外の食体験など、若い世代が興味を持つようなイベントなどを考えてまいりたいと存じます。
 ウの「関係機関等との連携を図る。」では、環境局や教育委員会事務局、中原区役所を初め、中原区にございます施設、自治会などや大学との連携に向けて調整、検討してまいります。
 次のページをお開きください。「展示……(中期的課題)」に対しまして、大型ディスプレーの増設、展示内容の速報性を高める、子どもにも理解しやすくするなどの検討をしてまいります。
 次の17ページに移りまして、「施設面における課題」でございます。中期的課題として、施設の老朽化などがございます。課題解決に向けて、アのリニューアルを視野に入れた施設の見直しを検討します。イの修繕箇所を洗い出し、長寿命化に対応した整備計画を策定してまいります。
 次に、18ページに移りまして、「管理面における課題」でございます。資料の管理や平和館の目的に合致した専門知識を有する職員が配置されていないという状況もございますので、運営手法等につきましても検討してまいります。
 次に、19ページに移りまして、「その他の平和館の活用案」でございます。災害時の支援場所や活動拠点に位置づけ、その役割を明確にしていきたいと考えております。
 次に、20ページに移りまして、「今後の対応」として、スケジュールを記載しております。左側から、平成20年度、本年度は、「新たなイベント等の検討」、プロジェクトによる調査検討、職員の業務等に係る課題の抽出、関係機関との協議などを実施し、21年度は、本日の委員会での御意見等を踏まえまして、平和館運営委員会に提起してまいりたいと考えております。そして22年度は、結果を踏まえまして検討してまいりたいと考えております。23年度からは、総合計画の見直しにあわせ、施設改修等の実施を順次行ってまいりたいと考えております。
 次の21ページに参りまして、平成20年度、本年度の取組でございます。まず、先ほども御説明いたしましたが、平和館駐車場側壁面に光触媒を使用した銘板を増設いたします。
 次に、公文書館と連携し、「川崎大空襲展」を3月20日から5月6日まで実施する予定でございます。
 また、「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」を3月15日に開催する予定となっております。
 平和館の周知に向けて、転入者へパンフレットを中原区役所などと連携して配布してまいります。
 次に、地域との連携として、中原平和公園で行われます第27回住吉ざくら「さくら祭り」や「中原商業桜まつり」と協力体制がとれるよう、現在調整を行っているところでございます。
 次の22ページをお開きください。「今後の平和館活動事例(案)」でございます。これまで御説明いたしました見直しや検討をしていく中で、さらに平和館設置条例を踏まえた上で、より多くの市民や団体が気軽に利用し、平和をはぐくむ諸活動へ支援できる施設として再編してまいりたいと考えております。
 例えば、音楽を通した平和啓発として、ママさんコーラスや少年少女合唱団などが平和のとうとさを認識してもらうためのコンサートや合唱を行う場として、また、平和の祭典であるオリンピックに象徴されますように、スポーツを通じてホームタウンスポーツや市民のスポーツクラブが交流する場として活用していただくなど行っていきたいと考えております。
 また、姉妹・友好都市との国際交流や都市間交流を通した平和へのアプローチ、啓発などや、平和活動を行っているNPO、NGOを初め、各種青少年団体や町内会、自治会など、地域コミュニティ団体への場の提供などしてまいりたいと考えております。
 また、環境対策に向けた取り組みとしては、地球温暖化防止活動やCO2削減への取り組み、緑の保全や緑化の推進などに関連した講演会や講習などでの利用など、多くの人が平和館を気軽に利用し、平和をはぐくむ諸活動へ支援できる施設となるよう再編してまいりたいと考えております。
 次の23ページをお開きください。同じく活動案として「NEW 平和館を目指して」でございます。
 初めに、「施設のエコ対策(環境対策)」として、太陽光発電の利用や来館者や公園利用者のために喫茶コーナーを設置することなど検討してまいりたいと考えております。
 また、平和館屋外に体験コーナーを整備し、すいとんづくりなど、実体験ができるよう整備等を検討してまいりたいと存じます。
 また、現在、無料である入館料等につきましても、利用者負担について検討してまいりたいと存じます。
 このようなさまざまな取り組みにより平和館を多くの市民の皆様が気軽に利用でき、平和について考える機会の場となり、平和に対する理解を深め、平和都市の創造と恒久平和の実現に一層寄与できる平和館として再編してまいりたいと考えております。
 次の24ページ以降は資料編となってございますので、後ほど御参照いただければと思います。
 以上、簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。
○石川建二 委員長 説明は以上のとおりです。この際、質問等がございましたらお願いいたします。
◆三宅隆介 委員 活性化に向けた事業の見直しということで、現状のままではいけないという問題意識の中から、こうした見直しが行われたということだと思います。ただ、正しく活性化をしていただかなければいけないと思いますので、ちょっと何点か質問をさせていただきたいんです。
 先ほど平和への関心が高まっているというお話もございました。私は、むしろ平和に対する誤解が高まっているとも言えると思うんです。だからこそ、無防備都市条例という、私に言わせれば、まことにこっけいな条例案が提案されてくるんだろうと思います。無防備でいれば平和なんだと、家にかぎさえつけなければ泥棒が入ってこないんだというのと全く同じ議論だと私は思うんです。
 したがって、平和というものは何なのかをきっちり正しく理解しなければいけないと思うんですが、平和館の館長さんを初め、残念ながら平和とは何なのかということを提示してくれないんですね。川崎市の教育委員会が発行している副読本がございますね、川崎何とか2001というやつ。この中で平和館長さんが平和とは何かについて教えてくれると書いてあるものだから、僕は平和館の館長さんをお呼びして、平和とは何なのか教えてくれと言ったら、いや、わかりませんとお答えになられるので、こんなこっけいなことはないなと思ったんです。書く以上は、平和とは何なのか示していただきたいと思うんです。
◎鈴木 参事・平和館長 教育委員会の中の平和館長の言葉でございますけれども、あれは私が書いたものではございませんので、教育委員会のほうで作成したものでございます。そのように御認識いただきたいと思います。
◆三宅隆介 委員 平和を啓発する以上、平和とは何かを整理してくれとさんざん僕は申し上げているんだけれども、これはいまだに定義できない状態だと。
◎鈴木 参事・平和館長 まことに申しわけございませんが、私は勉強不足でございまして、平和とは何かということをちょっと提示することは、私もできませんので御承知おきください。
◆三宅隆介 委員 であれば、平和とは何かをきちっと定義をしている方が大勢いるんですよ。安全保障学の専門家でもいいし、あるいは僕は、自衛隊員の方だっていいと思うんですけれども、こういう方を協議会のメンバーに入れたり、あるいは講師としてお呼びして、そういうことを議論してもらったっていいではないですか。そう思うんです。僕は、平和というのは秩序のことだと思っているんですよ、秩序のある状態を平和という。この秩序をつくるために、今、日本国内において自衛隊という国家が認めた正式な組織、しかも、自衛隊法の第3条には平和を守ることが自衛隊の任務だと書いてあるわけです。であれば、彼らはきちんと平和とは何かと認識しているわけだから。川崎市は自衛隊員の募集もしているわけでしょう。であれば、そうした安全保障に通じた人を協議会の委員に入れるなり、講師として招いて、彼らにこそ語ってもらうべき問題ではないかと思うんですよ。これはどなたにお聞きしたらいいんだろう。室長から何かお答えいただけませんか。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 川崎市が今考えている平和についてという御質問がありましたけれども、川崎市としては、平和とは、戦争や紛争がない状態に加えて、すべての人が暴力や差別、飢餓、貧困、さらに環境破壊に脅かされることなく、安全で安心して生活できることであると考えています。
 本市では「核兵器廃絶平和都市宣言」を行っておりまして、この宣言に基づいて人類共通の願いであります真の恒久平和と安全の実現に向け、さまざまな平和施策を進めてきております。特に今の私たちが平和館の平和を考えるときに、前に市民委員会の皆さんにもごらんいただきましたように、展示につきましても、川崎空襲のみならず、世界の差別、それから貧困、飢餓に苦しんでいる人たちの写真展や映像も加えて、そういうものをもとにしながら、現在の平和を認識しようという試みで行われております。
◆三宅隆介 委員 この間、僕も視察させていただきましたけれども、ちょうど視察したときに、平和館の中にある掲示板に、そこを見学した小学生たちの感想文がございましたよ。一つ一つ僕は読ませていただきました。戦争なんてばからしいと、何でこんなことをやったんだということが書いてあるんだけれども、戦争をしたくてしたわけではないんですよ。したくなくてもしたわけでしょう。なってしまったわけ、そこに追い込まれたわけでしょう。そういう過程が全く理解されずに、そりゃあ日本国内に平和を望んでいない人なんかいませんよ。でも、なぜそうなってしまったのかということが非常に問題であって、僕はその感想を見たときに、子どもたちは、平和というものをむしろ軽く考えている。戦争というものを軽く考えている。だから、無防備都市条例みたいな話になってしまうんだと思うんですよ。だから、抽象的なことではなくて、しっかりと平和というものを定義している専門家がいるんだから、そういう人たちを協議会の委員に入れたり、講師で呼んだりすることこそ、まさに活性化だと思うんですけれども、そういう御予定はございませんでしょうか。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 三宅委員が今おっしゃったように、まず今、私たちは平和の中に、比較的いろいろなことが世界じゅうに起きていても、日々の生活では大変幸せな状況にいるんですが、そういう川崎空襲を初め、世界のいろいろな戦争、紛争について認識して、そういう事実を認めながら今の自分たちを見詰め直すという機会は必要だと思います。学校の現場では、地域の戦争体験をした人たちの話を聞いたり、それから地域でいろいろな場所があったところを見学したりしながら学習をしているのですが、おっしゃったように、いろいろな方たち、特に私たちもそうですが、だんだん戦争を知らない世代になってきておりますので、そういう書物とか記録等でしか理解できないので、事実を知っている方または研究をすごく積んでいる方のお話を聞く機会というのは必要だと思います。平和館でも、やはりそういう機会をとらえて、これから進めていかなければいけないのではないかなと認識しているところです。
◆三宅隆介 委員 だから、ちゃんと質問に答えてもらいたいんだけれども、そういう専門家でも、個人的に私が見た限り、偏りがあると思うんです。であれば、だれが見ても、客観的に安全保障についてしっかりとした認識を持っている方々、安全保障学の専門家もいるんだから、各大学にいますよ。あるいは、それこそさっき言った自衛隊員でもいいし、田母神さんが来てくれるかどうかわからないけれども、場合によったら田母神さんに来ていただいていいではないですか。
◆竹間幸一 委員 冗談じゃないよ。
◆三宅隆介 委員 いや、意見があったら手を挙げて発言してください。
◆竹間幸一 委員 言わせてもらうよ。
◆三宅隆介 委員 そういう方を呼んで、しっかりときちっと議論するべきだと思うんですよ。それで、初めて平和とは何なのか、戦争とは何なのかがわかるのではないでしょうか。そういう戦争が何なのかがわからない人がやられるから困るわけ。
 次、もう1点質問させていただきたいのは、僕は展示物について何点か質問を出しているんですけれども、あの御回答はいついただけるんですか。
◎鈴木 参事・平和館長 昨年三宅委員から百数項目にわたりまして御質問いただきましたけれども、回答はほぼ上がってございます。ただ、あの回答は、平和館の運営委員会がほぼ展示物等について監修してございますので、運営委員会の答えとして三宅委員に回答する手続を踏まなければなりませんので、いましばらく時間をいただきたいと思います。
◆三宅隆介 委員 今度行われる運営委員会でそれが協議されるということですか。
◎鈴木 参事・平和館長 とりあえず会長、副会長にこういうような回答でよろしいかということで腹案を見せまして、会長、副会長が運営委員会に諮るべきか、会長、副会長の判断で出していいかということを決めていただこうかと思います。
◆三宅隆介 委員 これは早急にやってもらわなければ困る。今だって展示されているわけね。例えば登戸の陸軍の跡地がありますけれども、あの問題だって、すべて何とかと言われている、言われている、何々であったと言われている。言われているばかりなんですよ。歴史学というのは、申しわけないんだけれども、資料の信憑性が大事なんですよ。1次史料、2次、3次、4次、5次までと大体あるんですけれども、1次というのは、当時の人が当時書いた書物なんかは1次史料です。当時の方が時代が下ってから書いたものが2次。1次、2次をきちっと参考にしたものが第3次。全く関係ない人たちが後から書いたものが第4次。何の目的で書かれたものかわからないものが第5次と分かれてくるんだけれども、言われている、言われているというのは、恐らく1次、2次、3次に基づいていないからそういう言い方になるんだ。だれが言っているんだという話なんですよ。
 だって、言われている、言われているだったら、何だって言えるでしょう。何とかと言われている、風船爆弾をつくったと言われている、何とかと言われている。こんなきちっとした史料に基づいているのか、いないのかわからないような展示の仕方では誤解を招きます。この記述についてはこの史料に基づいて、この記述についてはこの史実に基づいて、1次史料に基づいて、2次史料に基づいてあるということをしっかりと明確に御答弁、後ほどで結構ですから、そのときにいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆竹間幸一 委員 田母神氏を講師として招くなんて私としてはとんでもないことだと。公務員としての憲法擁護とも相入れないわけで、そういうことはやるべきではないと思いますし、自衛隊員を運営協議会委員に招くことについても反対だということは主張しておきたいと思います。
◆後藤晶一 委員 細かいことになるかもわからないんですけれども、何点か、ちょっとお聞きをしていきたいと思います。
 まず、こうやって見直しされて平和館を利用されていこうという方向性はすばらしいことですけれども、今御報告があった中で、地域と連携をしていくという中で、この中の第1、第2、第3会議室を含めて会議室があるではないか。これの利用状況がどのくらいなのかというのはわかりますか。
◎鈴木 参事・平和館長 19年度の実績でございますけれども、午前利用、午後利用、それから夜間利用、3こまございます。年度間では3,636こまございましたけれども、そのうち年度利用が1,326こまでございます。ということで、36.5%の利用率となってございます。
◆後藤晶一 委員 他のこういう施設との比較が現状どうかわからないんですけれども、恐らく平和館の会議室等の利用がなかなかなされていないのではないかなという部分で、これは単なる平和という部分でなくて、それ以外にも平和館として利用できるんですよということをしっかりとアピールしていかないと、その辺の利用率、地域との連携、一般の市民の活用という部分が難しいのかなと思います。なぜかというと、そういう人たちに利用していただくことによって、平和館の中の展示も含めたさまざまな事業内容が目に触れることができる部分で、一人でも多くの方に啓蒙していくことが非常に大事だと思っていますので、ぜひともお願いをしたいと思います。
 それと、先ほどランニングコストと事業費、維持費に関してはほぼ変わっていないんだけれども、事業費が当初よりも半減をしているのね。半減以下だね、4割ぐらいに減っているの。これはどういうふうに分析されているのか。要するに、予算ありきでできないからこういう事業しかできないよとなっているのか。それとも皆さん方がこういう形の企画提案をしていくときに、こういう予算がかかりますよという形できているのか。その辺、ちょっと教えていただけますか。平和、平和と、概念、理念ではもうすべての人が反対でき得ないそういうテーマの中で、何でこうやって事業費自体が減ってきてしまうんだということをどなたかお答えいただければ。
◎亀田 人権・男女共同参画室主幹 事業費の低減につきましては、先ほども御説明させていただきましたけれども、厳しい行財政環境の中で実施しておりまして、平和館で今行っている事業については、経費の見直しを行っていく中で対応している状況でございます。
◆後藤晶一 委員 経費を縮減する中で見直しをしていくと。
◎亀田 人権・男女共同参画室主幹 経費を縮減していく、今、厳しい状況ですので、年々経費が減ってくる部分はあるんですけれども、実際行っている企画展ですとか巡回展、そういったものを減らすのではなく、経費の見直しを行う中で対応しているのが現状でございます。
◆後藤晶一 委員 要するに、これだけ半減以下になってしまっているということは、では、経費をかければいい内容ができるのかということで、私は違うかなととりあえず一応理解はしているんだけれども、今まで余りにも平和館の利用、活用、どうやって外に対してこういう平和館を通して平和の本当の重要さをアピールしていくかということが、市の市民局、市の取り組みの中で、これは非常に置き去りにされていた、なおざりにされていたそういう事業の一つではないかなと私は思うんです。
 それで聞きたいんだけれども、先ほど三宅委員からも運営委員さんという話がありましたね。運営委員の名簿が出ているんだけれども、ちょっと教えてもらいたいのは、学識経験者から市の職員までいるんだけれども、市の職員を外して、学識経験者から労働団体、平和団体、市民団体、経済界の団体、教育関係という形で、この方々は2年の任期ですね。何期何年ぐらいやっていますか。個々にわかりますか。恐らくずっとやられる方もいらっしゃるのかなと思うんだけれども、ちょっとその辺教えてもらえれば。
◎鈴木 参事・平和館長 ちょっと手元にデータがございませんので、後ほど回答させていただきたいと思います。
◆後藤晶一 委員 今わからないの。
◎鈴木 参事・平和館長 ちょっと資料がございません。
◆後藤晶一 委員 2年1期でやっていて、今運営委員さんの問題になっているではないですか。運営委員の内容、方向性、どういう問題になっているのか、偏っているのではないかという意見が出ている中で、それぞれの委員が今わからないの。理事者が後ろにいるけれども。
◎菊地 市民・こども局長 後藤委員が今おっしゃった予算の問題、まさしくそのとおりで、厳しい行財政環境と言いつつも、5%のシーリングがかかると、ずっとそのまま放置してきた。これが当初の予算の4割になってしまっている。これの大きな課題はあろうかと思います。ただ、それで甘んじるのではなく、そこが平和の拠点というなら、やはり拠点らしい活動、事業、そういうことを主張していかなければいけない。ただ、それがマンネリというか、おのずと意気消沈というか、その実態の予算の問題が1つ。
 それと、平和館の運営委員の名簿で、今御指摘がありました、この委員たちは2年なのに何期やっているんだと。これは充て職で、商工会議所ですとか校長会または組合関係から出てこられている方は、役員の任期によってかわればかわってきております。ただ、委員長は若干長いのかな。ちょっと聞いただけでも10年近くと。こういったようなマンネリというか、委員の改選というか、それも若干なされていないのかなということは、この報告書の中では記載してございませんけれども、そこから見直していかなければいけないのかな。これは十分認識しているところでございまして、この辺の運営委員という、平和の議論もあったわけですけれども、そういうことをきちっと認識しながら、どういうことをやっていくんだということを真剣に議論してもらう。そういうことの運営委員の改選、これも大きな改革の目玉であるというふうには認識しているところでございます。
◆後藤晶一 委員 先ほど事業費の減額も含めて、中身は運営委員がこういうものをやっていこうという部分で、それはしっかりと議論して出てくるのではないかなと私は思っているんですよ。皆さん方が提示をしていく部分もあるかもわからないけれども、そうではなくて、では、本当の運営はどうしていくのか。そういう中で、この方々が非常に重要になってくるのではないかと思うわけ。例えば、平和団体の方、労働団体でもいいですよ。1期でかわっていますか。かわっていないでしょう。何期もやられていますよ。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 今の御質問で、労働団体の方も充て職ではあるんですけれども、結構長いです。長くやっている方もいらっしゃいます。
◆後藤晶一 委員 今すぐには出ないということだから、後でちょっと資料で出してもらいたいんだけれども、それぞれ学識経験者、労働団体、平和団体、市民団体、経済界の関係者、教育関係者というのは学校長といいますか、PTAの連絡協議会の方は構わないですよ。いいけれども、それ以外の方々、例えば平和団体のこの3名の方、労働団体の方も含めて、何期何年ぐらいやっているのか。今までどういうように運営に携わってきたのかということが私は非常に疑問を持ちます。
◎菊地 市民・こども局長 もうたびたびになるんですけれども、私も昨年の4月に就任して、この運営委員会に2回ばかり開催のとき行って、現状についての課題、また運営委員会にお願いすること、かなり御意見も言わせていただいて、口火を切ったというような感じでございまして、それから、あれは商工会議所の方、全町連の方、私の口火でかなり意見を出していただけるような感じになりまして、そういう意味では、年何回か開いていた運営委員会が、委員から今お話があったような中身の話には若干欠けていたのかな。言ってみれば、委員の任期もあるんですけれども、内容についていろいろな角度から議論していただくことが非常に大事だと認識しておりますので、今後、運営委員会の開催に当たりましては、より一層具体的な中身。ですので、きょうここでこういった報告書を出させていただいて、おおむねこれでいきたいという当局の考えでございますので、よろしければ運営委員会に当てて、皆さんでこの中身を検討してもらおう。そういうことでこれを早急につくったような経過がございますので、その運営委員会がより活性化するように努めていきたいということでございます。よろしくお願いします。
◆後藤晶一 委員 局長、そういう形で局長の決意があると思うんですよ。団体名だって、右側、本当にこういう方の団体がいらっしゃるのかどうか。私はここから先は余り言わないけれども、ちゃんと確認をしてやらないと、どういう手続でこういう方が出てきたのかわからないが、今の局長の言葉、私は信じますから、もう一度しっかりと見直していただきたいと思います。
◆嶋崎嘉夫 委員 関連して、1つだけ教えていただきたいんだけれども、今運営委員会の話が、まさに1つは運営委員の課題について、それから場所は、地の利はすごいいいところですね。それを活用しながら、さらにこれから来館者数をふやすにはどうするか。3番目が今御説明いただいた、この条例に基づくけれども、その中で人権とか環境、さまざまな平和というテーマの中で、さらに来館者が魅力を感じるような活動の領域をどのように広げていくかという多分3つだろう。ただ、いずれにしましても、そういう分野の中で、運営委員さんの方々が選択していかなければいけない。ただ、そうすると、今の議論に戻りますか、まず公平なのかどうなのか。任期の問題もあるでしょう。
 そういう位置づけで1つお聞きしたいんだけれども、ここの学識経験に政治ジャーナリストという方が入っていらっしゃるんです。例えば、報道関係者とか、または学識でも大学の専門家とかはわかるんだけれども、こういう運営委員会と、言ってみれば、評議員会に準拠するような組織の中で、政治ジャーナリストという肩書が入っているのはほかにあるんですか。例えば人権関係とかいろいろなのも、そういう評議員会とか審議会とかあるんでしょうが、こういう政治ジャーナリストという肩書の方が入っているのはあるんですか。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 今、人権・男女共同参画室の中でいろいろな審議会や、推進委員会等委員になっていただいておりますけれども、ジャーナリストという肩書の方はいらっしゃいません。ただ、ここの細川さんに関しましては、東京のほうの教育委員さんもされておりますし、それと御本人の肩書がここはジャーナリストということでお書きしてはあるんですが、それ一本のみということではなくて、比較的教育分野のこともお詳しいし、資料館のほうにもかかわっていらっしゃるということなのでお願いしております。
◆嶋崎嘉夫 委員 今、答弁はわかるけれども、それならばなおさら政治ジャーナリストというのはおかしいのではないの。だって、公共の運営を図るところに政治ジャーナリストという肩書で紹介があること自体が異常ではないの。逆に言うと、こういう部分は外憂してはいけないんでしょう、言葉的に誤解を招かないようにしなければいけないわけでしょう。
◎菊地 市民・こども局長 中立、公平という立場から、当然平和館を右、左なく運営していかなければいけないということでございまして、嶋崎委員から今、名称が団体名、政治ジャーナリストというのは使い方がちょっとおかしな話でございますので、私のほうでちょっと検討させていただきます。
◆嶋崎嘉夫 委員 短くもうやめますけれども、この内部でいろいろな角度からどうやって活性化しようかという議論をされていると思うんですが、外部の方々、代表の方が外部の方の意見だといえば、それまでかもしれないけれども、例えば先ほど触れられた環境の問題も平和に入る、人権も入るというふうになれば、そういう関係の方々が平和館をもっと利用しやすいようにこうしてほしいとか、そういう要望も聞かれた上で議論されていると思うんです。それについての報告が上がっていないんだけれども、状況を教えてもらえますか。
◎亀田 人権・男女共同参画室主幹 外部の環境局ですとか、あるいは教育委員会事務局とは、今後、具体的に話をしていきたいということで、今このプロジェクトを立ち上げて、来年度以降、企画展ですとか展示の見直しを行っていく中で、意見をいただいていこうと考えております。
◆嶋崎嘉夫 委員 本来逆ではないの。これが立ち上げをしてまだ3年とか5年だったらまだその論法はわかるけれども、これだけの期間、立ち上げをしている状況の中で、いろいろな分野の関係の方々からも幅広く意見を聞きながら、その中でこの平和館をさらに周知させ、来館の方々にも御利用いただくような、どのような広がりをもたらすか。それがまずなければ、ここに記載されていますけれども、検討結果というのが導き出せないものなのではないの。
 だから、その部分のところについてはもう少し幅を持って議論していかないと、結局、いろいろな改善策があるけれども、FMかわさきの活用といったって、だれも聞かないよ。本来今取り組まなければならないことというのは、河川情報板の活用とか看板をもっと大きくしましょうとかいうことではないのではないの。そこのためにまた予算を費やしてというのも、一生懸命皆さん参画している方々は、もっと理解を深めて市民の方に利用していただきたいという思いだからこそ、そこの枠の中での議論ではなしに、なぜ視野をもう少し広げて、多角的な意見を取り入れることをやらないのかということを意見として言わせていただきたい。これはぜひ御検討いただければと思います。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 今、御意見をいただきましたけれども、今度のこのプロジェクトをつくりまして、活性化に向けた見直しということで報告書としてまとめさせてはいただいたんですが、先ほどからもいろいろなお話がありますように、平和館の存在、それから平和館を知らないという、市民の皆さんからも、建物があるけれども、あそこは何だというような素朴な意見もありまして、それで私どももありとあらゆるジャンルからとにかく見直しをして、こういうことはどうだろうかということで、先の先まで考えて報告書として、まとめさせていただきました。今の御意見を伺いながら、特にここの市民委員会の皆さん御意見、それから今、検討委員会にも、ちょっと逆といえば逆のところもありますけれども、ある程度たたき台をつくりながらということでやっておりますので、当然市民の皆さんとか、それからここでの御意見をいただきながら、もう少し具体的なものになっていけばと思って提出させていただいています。
◆嶋崎嘉夫 委員 これは言いたくはないけれども、もう一つよく考えていただきたいのは、今の御答弁だと、ずっと予算を計上して執行してきた内容は市民に周知されていないということなんだよ。そうでしょう。来館者の方々の理解の問題を初め、まず看板をつけて、ここにあるんですよということを訴えたいとかいう話だけれども、では、何のために今まで平和の推進を含めた予算を計上して執行してきたの。ということは、今までの行ってきた部分について、もう一度よく中身を議論されるということだから、これ以上は言わないけれども、少し角度というのをもっと多角的にとらえられるとは思いますが、現実をよくよく考えていただいた中で、今まで執行してきた予算の性格というものが本当にそれでいいのか。時代が変化する中で、さらに平和を理解してもらうような施策として、先ほど冒頭おっしゃった環境とか人権、いろいろな問題があるんだから、そういうふうなものをもっと予算の中で反映できるようなということを前提にした館のあり方について、ぜひ議論を深めていただきたいということです。
◆吉沢章子 委員 先ほど「はじめに」というところで、平和館は平和施策のかなめであるとおっしゃったのと、あとまた、主に戦争と平和の両面を明らかにしながらということをおっしゃっていたんですけれども、これは非常にコンセプトの部分で大事だと思うんです。今、いろいろな委員からもお話があったように、私も前に無防備都市条例のときに申し上げましたけれども、平和の反対は戦争ではないんだよねということも申し上げました。あくまでも戦争と平和ということを対比させながら、この館を運営していくのかと疑問に思っておりますし、その辺が今後どのようになっていくのか。そのコンセプトの部分は今後どうお考えなのかを明らかにしていただきたいと思います。
 今の展示のあり方も、例えばもう一つの戦争とかというくくりで、飢餓や貧困の問題をわざわざ戦争にくくる必要もないところにもう一つの戦争とかと、無理な表現の仕方があったりとかして、これから本当にターゲットもどこにするのかということもあると思うんですが、子どもたちに向けての発信の仕方というのも、そこら辺は非常に問題があるなと思うんですけれども、その点について伺いたいと思います。
◎菊地 市民・こども局長 今ある内容等について御指導いただいているんですけれども、ある意味では、総括の中で書かさせていただいたように、専門的なそういったコンセプトはコンセプト、理念の3ページにも記載してございます。平和館ではということで、平和とはと定義はしているんですけれども、何を具体的に、ターゲットをどこでという体制、それは職員体制、そういった専門的な知識を持った人がいないとか、または、出向で職員で行っているのは館長さんと主査という形で行っているんですけれども、その辺のキャリアの問題ですとか、そういったようなことが根底にはございまして、そういうところをきちっととらえて、運営委員会と両輪で平和館という施設のあり方または展示の仕方、子どもたちに啓発する場所としてどうやったらいいのかということをやっておかなかった。そういうことを含めて、このプロジェクトの中では提起をさせていただいております。
 ただ、平和というと、片側は戦争というやじろべえ的に見られるんですけれども、やはり戦争になる原因というのは、飢餓であり、貧困であり、また人権問題であり、環境問題もそうかもわかりませんが、さまざまなことが要因でバランスが崩れていく。そういうところから戦争になりますので、何しろテーマが非常に遠大で難しい、片側から見れば、また御指摘もあろうかと思うんですけれども、そういう意味で、多少専門性を持った方も置かなければいけないのか。
 また、全国の施設も調査いたしましても、なかなか類がない。被爆を受けた広島・長崎、また大阪、埼玉、それぐらいの施設しかないということで、知覧ですとか偏ったところではいろいろあるんですけれども、そういった部分では参考にするところもない。では、そういう学芸員が専門家にいるのかというと、なかなかいらっしゃらない。そういう意味では、当局も人事配置を含めまして余り力を入れてこなかったというのを、自分で言うのも恐縮でございますけれども、そういうこともございましたので、今後は運営を含めまして、あり方をきちっとそこからやっていく必要があるのかなと思います。
 後任の問題でも、一昨年ですか、いろいろありましたけれども、きちっと多くの人たちに使っていただいて、そこに来ることによって、やはり平和について何らか関心を持ってもらう。そういう施設にしていきたいという平たい報告書ではございますけれども、こういうことで第一歩を踏み出したということで御理解いただければありがたいかなと思う次第でございます。
◆吉沢章子 委員 非常に遠大なテーマということで、本当に難しいんだと思うんですけれども、例えばここにユニセフとか、そういうところをきちっと見ていただいて、本当に恒久平和とは何かというものをきちんと学んでいただいた上で、私は運営していただきたいと思うんです。
 平和な状態というのは、物心ともに安心した状態ですね。だから、もともとは理解されない部分が、お互いの不理解が戦いになっていくわけですね。だから、ここに来て、では、結局、戦争って悲惨だったなで終わることではなくて、では、その問題を解決するためには何がいいのか。例えば子どもたちに発信するには、何を手がかりにしていけば平和の道が得られるのかというところまで、その回答を探るところまでテーマにしていかなければやる意味がないと思うんです。
 ですから、戦争だけを体験するのではなくて、それが悲惨だった、何とかだったということはまさに過去のこと。それを踏まえた上で、では、未来はどうあるべきかをきちんと私は提起をしていただきたいし、未来を子どもたちが考えられるような場にしなければ、本来平和である平和館をつくることの意味がないと思いますので、きちっと国連の部分も勉強していただきながら、世界にはいろいろなものがあると思うんです。ですから、そういうところを、日本の国内だけではなかなかないと局長はおっしゃっていたので、世界にも目を広げていただいて、そういうところをきちっと勉強していただいて、ぜひ子どもたちに、未来はすばらしく自分たちができるんだということをちゃんと提供できるような場にしていただきたいと思います。意見として。
◆吉岡俊祐 委員 これは要望といってもいいと思っているんです。普通は、平和館を使って何かイベントをやりたいというときに、必ず課題になるのが使える電気量や電気設備が非常に貧弱で、結局、展示の3分の1ぐらいしかできない。こういう指摘が利用される団体から結構いただくんです。いろいろあるとは思うんですけれども、補修工事履歴だとかそういったのを見ても、毎年数百万円かかっていないなと。
 根本的にこういった施設を活性化する中で検討される中に、市内に存在するいろいろな団体の方たちに使っていただけることも、平和館のアピールになると思うんですね。使っていただいて、そういった市内の諸団体のお力をかりながら、平和館の存在意義を確かに上げていくという手法だってあると思うので、本当にお願いですけれども、設備の老朽化点検というのは、穴があいているとか、型が古いとか、展示が古びてきたとか、そういったことだけではなくて、将来こういう展示をこうやってやっていくためには、こんな設備が要るということまで視野に入れてぜひ検討していただきたい。そうしないと、本当にリニューアルとか何とかにはならないと私は思っています。
◎菊地 市民・こども局長 また御指摘いただいたんですけれども、特に音響設備につきましては、ここでこれからの将来のNEW平和館なんていう一つの案も出させていただいているんです。その中で、音楽を通じた平和交流だとか平和活動と書いておいて、ところが、音楽どころじゃないではないかと今御指摘いただいたんですけれども、そういう音響も、今度の3月15日の横田さんの集いもそうです。そこが一番不安でございまして、そういう御指摘もいただいている中で、現在どうあるべきなのかということで、当然関係局、たまたま電気屋さんもいらっしゃらないということなので、今は市民ミュージアムだとか、あちらのほうの電気屋さんにもお願いして、どうあるべきなのか、どういうふうに修繕すべきなのか。また、ホールの舞台もあるんですけれども、若干使用勝手が悪いようなことも伺っています。
 そういうことも含めて、ハード、ソフトにあわせて両面的にやっていこうと。そういう意味では、やっとそういう思いで職員一同立ち上がってきましたので、ぜひ御指導いただきながら、より多くの方が使えるような、部屋貸しも含めまして、今、中小企業・婦人会館がございませんので、大分利用は多くなってきております。ただ、そのときにちょっと使い勝手が悪いようだということにもなりかねませんので、案内板を含めまして全体的に、お金もかかる話でもございますので、徐々にできるところから、何しろ今年度予算でできるものはまずやりなさいということでもやってございます。御指摘があったようなところも踏まえてやっていきたいと思っていますので、御支援のほどよろしくお願いしたいと思います。
◆吉岡俊祐 委員 よろしくお願いします。
◆市川佳子 委員 手短に1点だけです。21億円という総工費、地下1階、地上2階、今の時代ではもう絶対つくれないような重厚長大な建物の割には、先ほどから御指摘があるように、展示物の内容が、大変申しわけないんですけれども、大変薄いのではないか。これをどう厚くしていくのか。これから御検討ということですが、先ほど局長もおっしゃられたように、被爆した都市でもございませんし、特に大きな戦闘があったという都市でもないので、内容がこれからどれだけ厚くなるのかなというのが私もちょっと疑問に思うところです。
 そこで、先ほどの市民に開かれたと、会議室なども含めて稼働率、後藤委員の御質問の中で出てきましたが、36%。これではちょっと、せっかく税金を使って平和館があっても、市民の御同意を得られないのではないかと思いますので、これはどうなんでしょう。収益性という部分もひとつ考えて、1階部分などは、公園にも面して子育て世代の方々に関しては、もっと居心地がいいようにすれば、すごくいいスペースになりますし、会議室なんかもすごく使える会議室になると思いますので、展示物は2階のほうに行っていただいて、1階は思い切って開放するとか、あるいは私は、抜本的に平和という名前を残すべきだと思います。平和教育は大事ですが、名称も平和館と、平和に限定した名称が、もしかしたら利用者を限定させるもう一つの要因になっているのではないかなと率直な疑問を抱きますので、名称の部分も含めて御検討願えないか。ちょっとご見解を伺いたいんです。
◎菊地 市民・こども局長 本市で副読本を初め、いろいろなところで平和行政の推進ということでやっているかと思うんですが、具体的にいろいろな事例だとか方向性を出してやっているのはここの施設が唯一でございまして、そういうことから言いまして、平和の名称を取る、取らないというところは若干難しいところはあろうかと思います。
 ただ、小杉という今大きな副都心というか、大開発が進んでおりまして、200メートルを超えるビルが十何本できるようなところで、新たな人口も1万5,000人といったんですが、実際2万人近く。そういう中で、この施設があるということでございまして、中原区を中心として有効に使っていただく。そういう意味では、さまざまな工夫または利用、ただ、平和というところの原則を忘れて、何もかもというわけにもいきませんので、その辺は皆さんから御議論いただいて、本当に使い勝手よく、逆にお母さんたちの母親クラブで来たときに、もう一度平和について考えよう。そういうようなきっかけになるような施設の考え方もございますので、いろいろ参考にさせていただいて、このプロジェクトの中でより具体的に検討したものをまた御意見いただければと思っておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
◆市川佳子 委員 わかりました。平和は取らずに、しかし、何かもう一工夫あるとまた行きやすいかなと思いましたので、ひとつ意見として言わせていただきたいと思います。
 それから、1階に防空ごうの体験コーナーがあったんですが、初めて行って、何のためにあるのかなとちょっと自分でも、ああいうスペースをもう1回考え合わせていただいて、余り戦争にフォーカスし過ぎますと、子どもたちは怖くて、もう二度と行かないよと。余り恐怖のほうにフォーカスし過ぎる展示というのはちょっとどうかなと思いましたので、それもあわせて意見として言わせていただきたいと思います。
○山田晴彦 副委員長 1点だけ意見を言わせていただきたいと思っておりますけれども、この平和館についての認識が周知されていなかったということは事実であると思うんです。一番大事なことは、先ほどの吉沢委員も言われておりましたけれども、概念を、しっかりとコンセプトをとらえるということだと思うんです。ほかの委員も言っていましたけれども、平和というのはすごく広いわけですから、最終的には生命尊厳という部分にきちんと結びつくような形でやっていかないと、ただ戦争の歴史を知るということが、悲惨だ、残虐だということだけで終わってしまったらば、余り意味がないのかなと思います。その辺はぜひやっていただければ、先ほどの委員からお話がありましたけれども、子育て中の人たちについても、例えば公園に遊びに来た方が利用する施設としてもいいでしょう。その隣に展示物として飢餓で苦しんでいる、同じ子どもたちが飢えで死んでいっている。そういうものを見て、世界はとにかく一緒なんだという気持ちになれるような、そういう施設にしていただきたいということを、ぜひそういう活発な議論がなされるような運営委員会にしていただきたいと、これは要望させていただきます。
◆潮田智信 委員 今、さくら祭りが4月5日にあるんだけれども、平和公園でやるんだけれども、どういうような協議をしているの。
◎鈴木 参事・平和館長 4つの商店街の理事長さんにお願いしまして、パンフレット等に平和館を御利用くださいとか、今こういう川崎大空襲展をやっていますよということを記載を依頼してございます。
◆潮田智信 委員 それだけ……。
◎鈴木 参事・平和館長 それだけです。
◆潮田智信 委員 平和館の中で飲食はできないの。終わった後、いつも外で懇親会をやるんですよ。そうすると、天気に左右されるんだね。広場があるけれども、ああいうところでできないの。あそこに引っ張り込んでくると100人ぐらい来るよ。
◎鈴木 参事・平和館長 原則禁止でございますけれども、何か考えていきたいと思います。
◆潮田智信 委員 そこら辺、提案してみたら。
 それから、小学生は今、見学に来ていないの。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 小学生も見学は何校かはしておりますが、年々確かに減少ぎみです。
◆潮田智信 委員 そうではなくて、教育委員会で小学校4年生ぐらいのときに社会科見学するでしょう。そのときにやっていないの。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 必ず平和館を訪れなければいけないということにはなっておりませんが、平和教育は行っております。
◆潮田智信 委員 せっかくやるんだったら、市民ミュージアムへ寄って、平和館へ寄って、三菱ふそうのトラックに工場見学に来るんですよ。そういうところを利用したらいいではないですか。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 本当に今おっしゃるとおりで、平和館の利用を考えたときに、足場がないというようなので、北部から平和館だけに来て、平和館から学校に戻るというだけでは、学校としての一つの計画もできないので、ミュージアムとか平和館とかいろいろ結んだらいいのではないかなというのは、プロジェクトの中でも話し合われております。
◆潮田智信 委員 では、川崎港へ行って帰ってこうやって、1日使えるじゃん。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 そうなんです。それも教育委員会と連携を図りながら、これから検討を進めていくのもいいのではないかと、プロジェクトでは案として出しております。
◆潮田智信 委員 入館者数も埼玉に比べると激減しているわけではない。逆に19年度はふえているから、そういったことをやれば人が来ると思うんです。確かにあそこは入りづらいんだわ。目的は平和公園へ遊びに行くの。入り口が綱島街道口でしょう。あそこを通る人はみんなジョギングをやっている人ばかりなの。小杉に行く人だとか、ほとんどの住吉地区の人は平和公園で遊んで、夏場、では、平和館へ入ってウオータークーラーの水でも飲もうか。そんな程度なんだよ。だから、市川委員が今言ったように、こっち側の公園側を開放して何かやらせたら、子どもたちはもっといいイベントができると思うよ。極端な話、築山御殿みたいのがあるではないですか。あそこら辺でバーベキューをやらせてやってごらん。さくら祭りのときすごいんだから。本当はやってはいけないんだけれども。
 そういったことをいろいろ考えていかないと、本当に先ほどから言っているように、平和を目的にするのか、観客が少なくなったから、とりあえずプロジェクトをやって、銘板をつけて、人が入ってくるよ。それだけなのか。どっちか、さっきも言ったコンセプトもわからないの。人だけふやそうと思えば、教育委員会と協力して来させればいいんですよ。だけれども、本当に平和教育をするんだ、戦争は悲惨なんだということを教えるということがもう一つ見えないのね。よく行っていたから。
 それと、私は反対なのは、お金を取ったら絶対来ない。お金を取ったら、あれをもっとリニューアルしてすばらしいものにしないと来ません。ただ、ホームビデオは1回借りるのに、あそこで見るの、50円かかりますよぐらいだったらいいけれども、平和館、悪いけれども、入館料を取ってまで見られるというところではないよね。長崎へ行ったし、広島へ行ったけれども、すばらしいといったらおかしいね。黙って手を合わせましたよ。お金を取るようだったら、そういうふうにしたほうが私はいいと思うし、駐車場がないでしょう。昔、1期生のときに駐車場をつくれと何回も言ったんだ、あそこ。公園に遊びに来るから駐車場をつくれといったんだけれども、当時、だめだという話になって断念したこともあるんだけれども、そういうことで一生懸命やってください。
◎小野寺 人権・男女共同参画室長 いろいろお話がある中で、まず川崎の平和施策の拠点として平和教育を、平和館を中心にやりたいと思います。ただ、人が来なければ、それも満たされないところもありますので、人がふえることと平和施策の拠点としての取り組みを、もう少し我々サイドもいろいろな意味で真髄をきわめなければいけないところがあります。両輪だと思ってやっておりますので、また検討していきたいと思います。
 それから、平和館のネーミングにつきましては、親しまれるネーミングを何かつけていくのは、今お話を聞いていて、私個人的にはいいアイデアだなと思いましたので、とにかくたくさんの人に来てもらって、あそこが平和教育の拠点になったらということで、プロジェクトに取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
◆竹間幸一 委員 1点だけ。今、世界的に残念ながら紛争は起こり得るわけですけれども、それを暴力で解決しようとさせない。紛争は平和的な話し合いによって解決すべきだという潮流が、特にアジアなんかを中心に大きく成長しているわけです。ですから、そういうことにも光を当てていただきたいということだけ要望しておきます。
◆三宅隆介 委員 1点だけ。先ほど他の委員から、田母神氏が憲法に抵触する云々という話がありましたけれども、これは、私は行政の皆様にも誤解してほしくないし、田母神氏本人の名誉のためにも言っておきたいんです。今回は、別にこの議論を深くするつもりはないんですけれども、田母神さんは今回の件では憲法にも法律にも何ら抵触していないという客観的事実だけ私は申し上げておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆佐々木由美子 委員 手短にいきます。平和館の基本方針というのは、基本的にはこの中では変えてはいかないんですね。そのことだけ。
◎菊地 市民・こども局長 25ページの資料に条例がございまして、何のためにこの平和館が設置されたのか。ここには、第1条で市民の平和に対する理解を深める。また、平和を希求する市民相互の交流及び平和活動を推進しと、ここのところが基本的なコンセプトでございまして、また、3ページに理念として、今いろいろ議論が出ているんですけれども、3行目に平和館ではということで、設置目的、また運営方針というところはぶれるわけにいきませんので、ここはきちっととらえて、それときょう、いろいろと御意見をいただいた部分を踏まえまして、このプロジェクトの案を基本として運営委員会に出して、運営委員会からさまざまな角度で議論をしてもらって、また、その議論の結果を市民委員会に出して、そこで詰めていきたいと思っております。
◆佐々木由美子 委員 先ほどいただいている資料の40ページの中にも全国の類似施設の状況の中に基本方針がありまして、そこを見させていただきますと、川崎市の場合は、ここの平和館を生涯学習の場にするときちんと明記していますね。ほかの施設というのは、展示をする、もしくは啓発するというところだと思うんですけれども、川崎は学習の場だと思うんです。先ほどから他の委員からいろいろ出ていますけれども、事実を客観的に個人がどのようにとらえ、どのように平和を築いていくのかということを、やはり生涯学習としてやれる場所という意味では、私は市が一方的に定義をつけるものでもないし、何かを提供するものでもないと思います。ここは生涯学習の場であるということがここに定義をされているのであれば、その学習ができる場の環境をどのように与えていくのかということが必要なのかなと私は考えます。
 先ほどから教育委員会のプログラムと一緒にという話も出ていました。子どもたちも年齢相応にそのときの時代に合った、年齢に合った学習のプログラムというのが教育委員会にもあります。ただ、川崎の教育の中には、教育の中にその学年にどういったところに視点を当てて、戦争もしくは平和というものを考えさせるのかといったところが定義づけられていないので、中の教育委員会を1回視察させていただいたときに、この学年のときにはこういったことをターゲットにということで、確かに今、川崎でも3年生のときに「ちいちゃんのかげおくり」をやって、4年生でごみの処理とか、いろいろな形になっていますけれども、それがすごく漠然としている中で、中の教育の中には必ず組み込まれているんです。そういったものを本当に子どもたちの年に合ったもの、また今、総合学習の時間がありますから、そういったところで、この前もクロアチアに行かせていただいて、あそこの国の歴史も聞いてきました。そういったことを川崎の子どもたちにも伝えていく。そのためにも姉妹都市、友好都市というものがあるんだなと私も痛感してきましたので、そういったものをどのように、川崎に中にあるいろいろなものを使った生涯学習の場にしていただきたいということを、そのためにも川崎が定義づけてほしくないということだけは意見として言わせいただきます。
○石川建二 委員長 ほかによろしいですか。
                 ( なし )
○石川建二 委員長 それでは、ほかになければ、以上で「平和館の活性化に向けた事業の見直しについて」の報告を終わります。
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○石川建二 委員長 その他として、委員の皆様から何かございますか。
                 ( なし )
○石川建二 委員長 それでは、以上で本日の市民委員会を閉会いたします。
               午後0時19分閉会