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神奈川県 川崎市

平成21年  1月健康福祉委員会−01月28日-01号




平成21年 1月健康福祉委員会

健康福祉委員会記録

平成21年1月28日(水) 午前10時02分開会
              午後 0時16分閉会
場  所 :605会議室
出席委員 :尾作均委員長、岡村テル子副委員長、鏑木茂哉、浅野文直、橋本勝、
      立野千秋、伊藤久史、太田公子、岩隈千尋、小林貴美子、菅原進、
      石田和子、大庭裕子各委員
欠席委員 :なし
出席説明員:(健康福祉局)長谷川健康福祉局長、坂元健康福祉局医務監、三浦総務部長、
       大塚保健医療部長、幸田地域福祉部長、奥山庶務課長、妙摩参事・生活衛生課長、
       小林生活衛生課主幹、飯田地域福祉課長、石井ホームレス自立支援対策担当主幹
      (環 境 局)小清水環境対策課長、山田廃棄物指導課長、直喜施設課長
      (まちづくり局)嵯峨野企画指導担当主幹、亀岡開発審査課長
      (建 設 局)長谷川路政課長
      (宮前区役所)田邉企画課長
日 程
    1 請願・陳情の審査
     (健康福祉局)
     (1) 請願第 58号 ペット霊園、同焼却施設設置規制に関する条例制定の請願
     (2) 陳情第121号 横浜市都筑区と川崎市宮前区での市境の墓地開発における川崎市民への配慮を求めるよう横浜市への申入れに関する陳情
    2 所管事務の調査(報告)
     (健康福祉局)
     (1) 第2期川崎市ホームレス自立支援実施計画(素案)について
    3 そ の 他

               午前10時02分開会
○尾作均 委員長 ただいまから健康福祉委員会を開会いたします。
 本日の日程はお手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。
 それでは、日程第1の請願・陳情の審査として「請願第58号 ペット霊園、同焼却施設設置規制に関する条例制定の請願」の審査に入ります。
 なお、関係理事者として、環境局から小清水環境対策課長、山田廃棄物指導課長、直喜施設課長及びまちづくり局から嵯峨野建築情報課企画指導担当主幹、亀岡開発審査課長に御出席いただいておりますので、御紹介いたします。
 なお、傍聴の申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○尾作均 委員長 それでは、傍聴を許可いたします。
               ( 傍聴者入室 )
○尾作均 委員長 それでは、事務局から請願文を朗読させます。
◎?橋 書記 (請願第58号を朗読)
○尾作均 委員長 次に、理事者から説明をお願いいたします。
◎長谷川 健康福祉局長 おはようございます。請願第58号につきまして、お手元の資料に基づき、妙摩参事・生活衛生課長から説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 それでは、「請願第58号 ペット霊園、同焼却施設設置規制に関する条例制定の請願」につきまして御説明させていただきます。
 初めに、お手元の資料の1ページをごらんください。
 開発業者が所有している土地及び会社の概要についてでございますが、先日の現地視察の資料と重なることを御了承ください。
 地番、川崎市麻生区王禅寺西7丁目2063番地10番、地目、山林、登記面積1,926平米でございます。平成20年8月に個人所有者から所有権の移転がされております。
 会社の業務内容は、資料に記されているほか、リゾート開発、食料品等の輸入販売、日用雑貨品の輸入販売、ビル貯水槽の清掃管理なども業務としているところでございます。
 次に、資料の2ページの案内図をごらんください。
 開発業者が取得している土地の東側には、現在、株式会社成建グリンホームの宅地開発予定地がございます。
 昨年の12月26日付で都市計画法に基づく開発行為許可通知書が交付されたと聞いているところでございます。
 また、株式会社成建グリンホームは、問題となっている土地を所有する開発業者とは一切関係なく、霊園が計画されたときには一切協力をしない旨、前地権者に誓約書を提出しているところでございます。
 なお、問題となっている土地を所有する開発業者から相談等がこれまで市にはなく、詳細がわからない状況でございますので、案内図には取得地の区域を明記しておりませんので、御了承願います。
 また、この土地の用途につきまして、当該開発業者に問い合わせしましたところ、ペット霊園の予定はないと伺っているところでございます。
 次に、資料3をごらんください。
 他都市におけるペット霊園の設置等に係る基準を定めた条例・要綱等の制定状況についてでございますが、神奈川県内では横浜市、横須賀市、相模原市、鎌倉市、平塚市、大和市、秦野市及び厚木市の8都市において、政令指定都市では札幌市、千葉市及び神戸市の3都市において、設置基準などを定めた条例、要綱等を制定しているところでございます。このうち、ペット霊園に特化した条例または要綱を制定している都市は、県内では4都市、政令指定都市では3都市となっております。
 次に、現在、関係局と行っている検討の状況でございますが、総務局、総合企画局、環境局、健康福祉局、まちづくり局で構成する検討委員会を設置し、良好な生活環境を確保するため、条例や要綱の制定なども含め、本市にふさわしい対応策について検討しているところでございます。
○尾作均 委員長 説明は以上のとおりでございます。ただいまの説明につきまして質問等がございましたら、お願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
◆大庭裕子 委員 昨年の12月議会の中で、ペット霊園については代表質問が幾つかあったと思うんですけれども、川崎市のペット登録数、あと昨年の9月時点では、ペット霊園数ですとかペットの火葬業者数について把握されていないという内容もあったかと思うんですけれども、その後、把握されておるのかどうかお伺いしたいと思います。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 ペットの頭数ですけれども、現在、私ども、犬に関しましては狂犬病予防法で登録が義務づけられておりますので、登録頭数は把握できるんですけれども、そのほかのペットに関しましては登録の関係がございませんもので、把握しておりません。ちなみに、細かい数字は今持ってきていないんですが、犬に関しましては5万頭ほど登録をしております。
 それから、ペットの火葬ですとか霊園の業者でございますが、これに関しましては、区のほうに動物が死んでしまいましたということで、どうしたらいいのかというお問い合わせがございますので、私ども、非公式ではあるんですが、インターネットや電話帳、それから職員の情報等で把握している範囲では市内に3カ所あると。ペット霊園を持っているところ、火葬場を持っているところに関しましては、霊園と火葬施設を持っているところ、焼却施設を持っているところは2カ所、それから納骨堂と焼却施設を持っているところが1カ所と聞いております。
◆大庭裕子 委員 民間の調査では、全国に600カ所あるんですかね。そのうち、今言われた箇所があるということですね。霊園が3カ所、火葬場などが2カ所で、納骨堂が1カ所ということですね。
 それで、ペットの死体の処分についてなんですけれども、自治体のかかわり方というのが余りよくわからないんです。自治体による焼却処分についての過程というか、今、問い合わせがあったら紹介するということがあったと思うんですけれども、その辺、もう少し詳しくお答えいただけたらと思います。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 区のほうに、動物を担当しているということで、犬、猫の関係の業務をしておりますので、死んだ後に問い合わせがございます。そのときには、まず市のほうで引き取るということになりますと、環境局の生活環境事業所に御相談をいただくという形をとります。それからもう一つ、骨を返してほしいだとか、埋蔵したいんですとか、そういうお話になりますと、焼却して家に骨を置いておきたいというような御希望がありますと、今、非公式でございますけれども、把握している3施設に関しまして、御紹介をさせていただいている次第でございます。
◆大庭裕子 委員 一応紹介をするということで、あとは個人の方にお任せするという対応ということですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 そのとおりでございます。
◆立野千秋 委員 さっきの説明の中で、この図面の中の開発行為をされているところと開成プランニングのところの違いはわかっているんですけれども、変な話で、地主さんに、これは使わせないよという一筆を入れさせたという説明があったんだけれども、この開発行為の中で道路を当然つくるわけですね。そのときに、これは公道として開発許可の中では申請をするわけでしょう。そうすると、一筆を入れたということの効力があるのかどうか、確認をしたいんです。
◎亀岡 開発審査課長 委員御指摘のように、開発区域内に設置がされる区画道路、これは帰属がされて市の道路になりますが、その市の道路の計画地と今問題になっておりますペット霊園予定地と思われている土地との間に空地が確保されておりまして、その空地部分についてペット霊園業者の協力のために使用はしないというようなことでありまして、道路に直接開発区域境が接しているということではございませんので、その点、御理解いただければと思います。
◆立野千秋 委員 その空地というのは、極端な言い方をすれば、変な話だけれども、民間でもって開成プランニングが買うか借りない限りは接続道としては使えないということでいいんですか。
◎亀岡 開発審査課長 御指摘のとおりでございます。
◆浅野文直 委員 この場所に関しては、特にそういう形で開発業者の協力があり得なければ、絶対にこの開成プランニングさんは現状では霊園もできない、そういった土地規制になると思うんですけれども、仮に道路づけがどこからともなく引き込みがもしできた場合には、先行して条例制定またはガイドラインをつくっている他都市の条例に合わせた場合には、この場所でもし同じような条例を川崎市がつくった場合には、運用的にはどのようになりますか。
◎三浦 総務部長 川崎市らしい規制につきましては、検討会の中で種々やっているんですけれども、その中ではまちづくりの観点とか環境の観点、また生活衛生の観点から検討してございます。ただ、いろいろ検討した現状の中では、今の規定の中では、この辺のところを規制するということはなかなか難しいというようなところまで確認はしております。
 今回、資料で御提出しましたほかの都市の軸足というか、観点のところをいろいろ検討してございますけれども、そこがまだはっきりわかっておりませんので、仮にここの部分が他都市並みに規制した場合、どうなるかという御質問に対しましては、他都市の軸足が、この表に書いてございますように、まちづくりの観点とか環境の観点とかもそれぞれ別々でございますので、それを検討している最中でございますので、今この場では、どうなるかということにつきましてはちょっとお答えできないような状況でございます。
◆浅野文直 委員 現状、市がペット霊園としての規制をしない中では、例えばこういった場所で焼却施設を持たれてしまった場合には、どういった規制が適用されるんですか。
◎小清水 環境対策課長 焼却炉の関係につきまして、現状、私どもは環境ですけれども、そういった規制がございませんので、そのままできてしまうという状況でございます。
◆浅野文直 委員 そうすると、例えば産廃や中間処理場などの焼却施設だと、非常に厳しいダイオキシン対策やフィルターや何かのいろんな規制があるわけだけれども、このペット霊園をもし勝手にやられてしまった場合、焼却施設自体に対しては何の規制もかからないということなんですか。
◎小清水 環境対策課長 現状、そのとおりでございます。
◆太田公子 委員 先ほどの御説明の中に、霊園が3カ所、焼却施設が2カ所とあるんですが、そこを市として紹介しているということですけれども、今現在使われている場所の苦情とか要望とかは出ていないんでしょうか、現状を教えていただきたいんです。
◎小清水 環境対策課長 環境のほうでは、現状ある施設として2カ所、過去20年間の中で苦情があったということで把握をしております。先ほども申しましたように、適用する規制基準等はないんですが、やはり市民からの苦情ということがありますので、私どもが出かけていかないわけにはいかないので、行って現状どうなっているかということで指導しており、麻生区の王禅寺のところに1カ所、それから多摩区の中野島のところに1カ所あるということで指導した経緯がございます。現状は特に問題はないという状況になっております。
◆太田公子 委員 現状問題がないということは、住宅地の中にはないということですか。周りに人が住んでいないから、離れているから大丈夫とか、現在の状況、立地条件というのはどうなんでしょうか。
◎小清水 環境対策課長 麻生区にある立地は、少し私どもの私感になってしまうかもしれませんけれども、比較的広い人家から離れているようなところにあるかなという感じがいたします。中野島のほうは、実態はちょっと私も見ていないんですけれども、比較的住居に近いんですが、苦情の中身としまして、訴えられた方のおっしゃっていた部分と大分食い違いがあったということで――というのは実態は、その時間には使っていないよというような話もあったりとか、あと、火葬炉のかげろうとか、維持管理といった問題の中で、基準はないんですが、お願いという中で対応しまして、現状問題はないとなっております。
◆橋本勝 委員 1点だけお願いします。今、所管の関係局でいろいろと検討をしていただいているということなんですが、条例を制定するというか、整備をするということのスケジュールをどのように考えていらっしゃるのかなと思うんですけれども、いつまでにということを考えていられるのかどうか、教えていただきたいんです。
◎三浦 総務部長 検討委員会の中では、先ほども申し上げましたけれども、環境とかまちづくり、生活衛生、課題がたくさんございまして、今、その整理をしています。先ほど申したとおり、現行の中ではこれには対応できないということについては、検討委員会の中でも一定の結論を得ている。では、今ある要綱だとか条例の一部改正で済むのか、または新しいものをつくるのか、その検討もしてございます。
 それに当たりましては、本日御提出いたしました資料に書いてございますけれども、各都市も、どういう視点で、何を目的で、どういう基準をつくるかというのが、所管につきましても、あと指導要綱でやっているところもありますし、条例でやっているところもございます。それぞれ特徴がいろいろあるかと思いますので、川崎市らしいものをつくるためには少し時間がかかるのではないかと思っておりますけれども、地域でこういう御不安を持っている方がいらっしゃるわけですから、少なくとも年度内には所管局につきまして整理をいたしまして、情報等の一元化を図っていきたいと思っております。
◆橋本勝 委員 では、平成20年度内で所管を決めて、その後という形ですか。
◎三浦 総務部長 所管というか、窓口という形になると思います。当分の間は、今申し上げましたまちづくりだとか環境だとか生活衛生、総合的に、トータル的に考えていかなければいけないと思っています。ただ、市民の方から見れば、こういう状況にございますので、いわゆる窓口という意味での所管局は年度内には一本化して立ち上げたいと思っております。
○尾作均 委員長 三浦総務部長にお願いがございます。答弁の声が大分小さくなっておりまして、周りの方が聞こえづらいということもございますので、もう少し大きな声で御答弁をお願いいたします。
◆橋本勝 委員 結構です。ありがとうございました。
◆菅原進 委員 他都市の例を挙げてあるんですけれども、例えば横浜市ですと、ペットという言葉を使わずに生活環境の保全等に関する条例とか、小規模焼却炉等の排煙による云々とあるんですけれども、横浜市のこの条例なり基準で今回の請願にある内容というのは規制できるんですか。
◎小清水 環境対策課長 横浜市では、環境のほうでやっておりますので、私どもで答えさせていただきますけれども、横浜市の条例は、従来の条例の枠組みとちょっとなじまないようなところがございますということで、生活環境の保全等に関する条例の中で特別な枠といいますか、規制方法を設けて、この動物火葬炉、移動式のものを含むということで規定しておりまして、届け出をさせる方法をとっております。
 アンケートのときに現状どんな状況かお聞きしたんですが、平成17年から施行して4年間で合わせて10件程度の届け出があるということで、そのときに聞けたお話なんですが、相模原市なんかとも同じなんですけれども、火葬炉だけですと実効性に乏しいというような話がございました。
◆菅原進 委員 例えば千葉市だとペット霊園の設置の許可等に関する条例で、直接的に示すような条例になっているわけですよ。横浜市や相模原市とかなんかでは、今のこの請願書に対する対応ができるのかどうか、もうちょっと明確に答えてくれませんか。
◎小清水 環境対策課長 横浜市の今の状況とか相模原市も、私どもの環境で、先ほど言いましたように、今後、やはり火葬炉だけですと、仮に厳しい基準を適用しても、場所的には、結局、そういうものは事後規制になりますので場所を選べない、どこでもできてしまうということがありますので、やはり総合的に判断しないとというようなことが聞かれております。
◆菅原進 委員 今の答弁がよくわからないんですよ。そちらでの観点ではなくて、だって、先ほどの話だと、川崎市は検討委員会を実際にやっていて、年度内にある程度方向性を出すというんでしょう。そうなれば、当然出してあるこの例の中の8都市とか政令市の内容を勉強されての委員会なわけでしょう。そうすると、この請願書の内容に対して、横浜市のこの条例、特別にペットという言葉を使わずに、この規制でできるのかどうかを聞いているんですよ。どなたか代表で明確に答弁してくださいよ。各局集まっているけれども、明確に総合的にちゃんと答えてよ。
◎長谷川 健康福祉局長 今、庁内で検討委員会を開催しておりますのは、さきの議会でもお答え申し上げましたが、まずペット霊園、それから焼却施設の問題についてどのような解決があるか。現状では、御承知のように、法的な枠組みはない。そうなりますと、開発に伴う周辺の住環境の問題が一つ、それから火葬施設による大気汚染等の防止の観点からの課題が一つ、それから公衆衛生上の問題、大きく分けるとこの3つになろうかと思います。
 この請願の願意でいいますと、まずペット霊園、それから焼却施設の設置を規制しろという2つの意味合いがございますので、横浜市の例で申し上げますと、大気汚染に係る、これは小規模の焼却炉に対するものでございますから、ペット霊園の規制にはかかわってこないと思いますけれども、この枠組みの中での焼却炉については一定の規制が可能であると。
 それと、例えば千葉市なんかの場合でございますけれども、それぞれここに掲げてある都市も、条例または指導要綱等で規制をかけるという方向性でございますが、各都市さまざまなここに至るまでの経緯があると伺っております。例えば千葉市ですと、人間の霊園を予定していた。ところが、今、こういう世の中ですので、新たなものを建てる場合に、なかなか市民の皆さんの御理解が得られなかった。それとふくそうしてペット霊園の話も来たということで、一定の規制をかけていかないとまずいということで条例をつくった、このような経過もあると伺っております。
 そういう意味では、先ほど総務部長がお話し申し上げましたけれども、今年度中に一定の窓口を本市としては設置してまいりたい。その中で先ほど申し上げました3つの視点、一つはまちづくり局の関係になりますし、環境局の関係になりますし、それから私どもの関係になりますので、どういう条例、要綱、どちらがいいのかを含めて、それから市民の方々のニーズはどういうニーズであるのか、こちらは今、規制をかけろということでございますけれども、ほかの市民の方々の御意見はどうなのかとか、それから私どもの庁内の委員会だけで検討することが果たしていいのか。やっぱり外部委員を入れて議論する必要もあるのではないか。そういう意味では、一定の期間を置いて川崎市としてふさわしいきちんとしたものをつくってまいりたいというふうには考えているところであります。
◆菅原進 委員 3つの要素を挙げて答弁があったんですけれども、ただいま千葉市の条例を局長が挙げたので、この条例はペット霊園という言葉を使っておりますけれども、やはり3つの要素の中の縛りがかかっているんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 3つの視点でつくられております。環境に関する基準と施設に関する基準、それから焼却施設に関する基準の3つの構成になっております。
◆菅原進 委員 そうすると、千葉市も一応条例としてはペット霊園というふうになっておりますけれども、横浜市とほぼ同じような形の3つの要素を含めた意味での条例をつくったということなわけですね。そうすると、横浜市のほうで先ほどの小規模焼却炉等の排煙云々という規制では、いわゆるペット霊園に使うところの焼却炉全部はカバーできないよというふうなお話でありましたけれども、川崎市でやる場合ですと、ペット霊園という網かけの中で、焼却炉のサイズにかかわらず、これは全部規制をするというふうな考えが望ましいのではないかと思うんだけれども、このような意味では横浜市と千葉市の差は何かありますか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 横浜市の場合は、焼却施設に関する基準のみを規制している条例になっております。そういう観点からしますと、千葉市と横浜市との違いは、環境と施設に関するところが千葉市はさらに規制をかけているというような形になっております。
◆菅原進 委員 そうしますと、簡単には比較できなくても、横浜市と千葉市の比較の中では、千葉市のほうがペット霊園と名がつくように、一定程度、この請願なら請願を考えたときに、この規制に近いというふうな理解でいいですか。
◎小清水 環境対策課長 横浜市のところでちょっと補足させていただきたいんですが、横浜市の条例は特定規模の施設ということで、どちらかというと、煙が出るようなものを全部別枠で入れているということで、動物の火葬炉だけを条例に規定している形になっております。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 千葉市の規制では、移動の火葬炉に関しては規制をかけておりませんということをつけ加えさせていただきたいと思います。
◆菅原進 委員 先ほどほかの委員のお話の中で、川崎市の場合だと、ペットに使うための焼却炉は自由にできてしまうよというような話ですけれども、横浜市と川崎市を考えた場合には、川崎市の焼却炉に対する規制が不十分というふうな理解なんですか。
◎小清水 環境対策課長 先ほども申していますように、ペットの部分につきまして、横浜市では燃やすところ、ですから、霊園とか、その後のお墓については触れておりません。動物の火葬炉で、移動するものもという位置づけになっております。
 補足なんですが、千葉市については、墓地とか、そういった形のものも含んでいる形になっています。
◆菅原進 委員 答弁が僕の質問に対してちょっと違うんじゃない。だから、僕が言っているのは、先ほどほかの委員で、川崎市の焼却炉の場合にはペットに使えますよと。しかしながら、横浜市の場合には、このような条例をしいたことによって、今現在のこの請願にあるようなペット霊園に対する焼却炉としては使えないようになっている、その違いがあるんですねということを聞いたんですよ。
◎小清水 環境対策課長 今の質問は使えないようにということでよろしいのでしょうか。
◆菅原進 委員 使えないように――それはもういいや。
 そうすると、川崎市の場合ですと、横浜市と千葉市とどちらの方向で今検討されているんですか。
◎三浦 総務部長 今、検討会の中では、先ほども申し上げましたけれども、それぞれ総合的にやっているところ、部分的にやっているところ、また、千葉市の場合は小規模の部分を規制しておりませんので、今回の請願の願意からいきますと、移動性のところをどうするかというのが大きな問題だと思いますので、今のところ、どちらがどうということで優劣をつけておりません。
 ただ、それぞれの経過、あるいは主眼というか、条例、要綱をつくった主旨がありますので、本市についてはどちらがいいのか、またはあわせ持つのか、そういう検討を今しております。どちらかというところまではまだ行っておりません。
◆菅原進 委員 先ほどの目標の時間を考えますと、こういうふうな大きな一つの選択はある程度もう詰めてもいいのではないかと思うし、経過の中で改めて質問したいと思いますが、結構です。
◆浅野文直 委員 たびたびすみません。今、方向性の話が出たので1点確認したいんですけれども、例えば人体に関する霊園の焼却を含めては、川崎市というのは津田山や早野の霊園を含めて2つの焼却施設を持っているということで、最低限その責務を果たす中で、だから、民間がやる部分に関しては、逆に厳しいことも言っていけるのだと思うんですね。現状では、市としては公的にペットの焼却ということをやっていないわけで、地方によっては公的な施設で焼却をして、私の生まれ育った群馬では、数千円程度で自分の愛玩をきちんと焼却して、骨つぼに入れてやってくれるようなサービスまであるんです。
 今ちょっとお話を聞いていると、ペット霊園なりペット焼却施設については、市としては何も手を差し伸べずに、とりあえず規制の部分だけ、どこまで厳しくするのか、または用途地域的に制限をしていくのかというような部会での話し合いが持たれているだけなんですか。市として、場合によっては焼却施設の一等地は、例えば市民のペットの葬祭のために利用して、できるだけ需要を満たしましょう。だから、市内におけるペット焼却については、逆に言えば、川崎市はそこも厳しくしていく必要があるのではないかとか、そういう方向性というのは何も話し合いが持たれていないのか。
 というのは、さっき畜犬登録数が5万頭という話がありましたけれども、恐らく登録数の数倍いるのではないかというのが今の都市部での畜犬の頭数の把握の仕方なんですね。場合によっては3倍ぐらいいるかもしれない。特に小型犬については、実際はしなければいけないんだけれども、狂犬病の鑑札も受けずに飼ってしまって、家族の一員になってしまっている。逆にそのほうが亡くなったときはできるだけ手厚くしてあげたいという思いがあって、市民の方でも多くの方がいろいろ相談したり探したりということでやっていくということで、これから都市部においては、そこの部分も投げやりに、あくまでも犬、猫のことだから民間でやってくださいということだけでは足りなくなるし、そういう問題が大きくなるのではないかと思うんですけれども、そこの公的な部分での役割という点では、どういうふうにお考えなんですか。
◎三浦 総務部長 検討会の中でも、ペットを飼っている方のニーズの話、それから費用負担、あと民間施設等の役割、この辺につきましても当初検討をいたしました。その中では、ペットの概念がなかなか難しくて、先ほど申し上げました犬とか猫のほかに、飼う方によりましては、例えば爬虫類だとか、いろんな形でペットというのが今多様化しているのが1点ございます。
 それと、ペットが大変難しいのは、例えば家族同様にしている猫が外に出ていきますと、今度はふん尿などにより、場合によっては近隣に迷惑をかけてトラブルを起こすというようなこともございます。ですので、ペットに対する概念や、ペットに対する飼い方または今回みたいな費用の問題などの状況下で、公的な負担がどのような形で関与できるのかできないのかという面では、現状では難しいのではないかということが検討会で話し合われました。
◆浅野文直 委員 例えば犬だけで5万頭所管していて、人間と違って寿命が10年サイクルで来てしまうわけですよ。それを考えたら、犬、猫を考えただけでもすごい数が回ってくるわけですね。では、川崎市の市民の場合は、その都度その都度民間の焼却施設を探さなければいけないのか。場合によっては、それが数万円というお金を請求されたりということで、消費者センターに苦情が来るような問題になっている。またはそういったことがもうかるからということで、住宅街の中にペット霊園だ、ペット焼却施設だとあっちこっちにつくられたら困るから、こういう問題になっているわけではないですか。それを差しおいて、公的な部分で役割を担うことはどうなのかというのは、逆にだからこそ考えなければいけないのではないですかね。
◎長谷川 健康福祉局長 今の浅野委員の御指摘ですが、私どもの喫緊の課題といたしましては、まず北部斎苑の火葬炉がもう老朽化していますので、今後、火葬数が増加しますと、今の川崎市の炉の数ではとても対応できない。ここをどういう形でやっていくのかということが、まず健康福祉局としては喫緊の課題でございます。
 ペットと同じように論ずるつもりはございませんけれども、公的なものがペットの火葬についても担うかどうかということをきちんと市民のニーズを含めて議論することが必要であるということで、ただいま総務部長がお答えした検討委員会の中で議論をしているところでございます。
◆石田和子 委員 横浜市が焼却施設について規制をするという基準を設けているということですけれども、新聞報道によりますと、横浜市がこの基準を設けている一方で、ペット専用の火葬炉を設けて個別に火葬をしているというようなこともありまして、先ほど浅野委員も言われましたけれども、自治体によってはそういうところも出てきているということなんです。
 この辺の考え方は、今、局長の基本的な考え方を伺って、市民的に合意を得られる方向性も含めて検討していくんだということはよくわかるんですけれども、その辺のところも、横浜市の条例と千葉市の条例の話も出ました。そういったところもぜひ私は、もちろん今後の人体の関係について不足をしてくるだろうということも十分考えられるわけなんですけれども、やっぱりこのペットブームの中で市民のニーズが高まっているというところでは、ぜひそれはちょっと考えていただきたいなと思うんですけれども、新聞報道の横浜市の現状を確認したいんです。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 横浜市の公的な施設でのペットの焼却なんですけれども、今現在、戸塚霊園でやられているということを聞いております。施設的には人の火葬場と動物の焼却の施設というか、火葬の施設といいましょうか、そちらとは別々の施設になっております。入り口も控室も別々と聞いております。要するに、今、人が亡くなられて悲しんでいる横で、ペットの火葬といいましょうか、焼却をするというのがやはりまずいのかなということで、施設を別々にしている形になっていると聞いております。
◆石田和子 委員 きょうはまちづくり局もいらっしゃるので、まだこれから検討を重ねていくということですので、一定の方向性があるのかどうかちょっとわからないんですが、もし方向性を持っていたら教えてほしいんです。
 例えば全国的にペット条例なんかを見ると、隣接土地所有者と地元住民というか、地元町会なんかの同意を得なければ建設できないとか、あと、霊園は住宅地から何百メートル以上離れたところでなくてはいけないとか、焼却炉も何百メートル以上離れていることというような規制をかけている条例を持っているところがあると聞いているんです。川崎市の場合、こういう都市部の中で住宅地に隣接したところでの開発というのは、今後ほうっておけば起こってくるかもしれないということは十分予想できるわけですので、その辺について、何か基本的に考え方として現在持っていれば、ちょっと教えていただきたいんです。
◎亀岡 開発審査課長 開発行為ということに限定させていただきますと、いわゆる墓園、人もペットも両方なんですが、1ヘクタール以上につきましては、都市計画法に第2種特定工作物としての位置づけがされておりまして、これは開発許可が必要でございます。したがいまして、この規模の墓園、ペット霊園ということになれば、現在ある川崎市のまちづくりの総合調整条例の対象事業ということになりますことから、当然説明義務、近隣関係住民への周知といったことが条例で義務づけられておりますので、その面での委員御指摘の手続にはのる、このように判断しております。
◆石田和子 委員 1ヘクタール以上ということになると、かなりの大規模な開発になってくるわけで、例えばこの後のところについては、今、開成プランニング社が聞いたところは、その予定はないというふうに言っているようですけれども、やっぱり人口が密集していて住宅が密集している川崎市の中で、今後、そういう規制が、1ヘクタール以上で本当にいいだろうかと考えると、先ほど川崎市らしい条例も含めた検討をしていくんだということでありますので、その辺のところはもっと慎重に、他都市の条例などもしっかり把握していただいて、そういったものも含めてぜひ入れ込んでいくべきではないかなと、これは意見で申し上げておきたいと思います。
◆岩隈千尋 委員 各委員の方々から重立った意見なり提案というのは出たと思うんですけれども、ペット、火葬とかでネットで検索すると、移動の焼却に関する値段というのが固定の普通の焼却に比べて5,000円から1万円ほど、動物の大きさによっても違いますけれども、安いんですね。苦情の件数も移動のほうがかなり多いので、局内で包括的にいろいろやっているということで、横並びで全庁的にやっているということですので、特に移動の焼却に関することには注意を払って検討していただきたいと要望したいんです。
◆伊藤久史 委員 確認という意味でもう一回聞きたいんですけれども、12月議会でそれぞれ各会派から代表質問なり、また一般質問でも、このペット霊園の問題については出ていたと思うんですが、その後、あの12月議会ではまだ本当にどこが所管するのか決まっていないと。私たちも聞きたかったんだけれども、いや、うちではないですよみたいな感じで結構困ったことがあったんです。それがようやくこれで窓口を決めてという話になっているんですけれども、検討委員会というのは具体的に今まで何回ぐらいやられたんですか。
◎三浦 総務部長 昨年からきょうまで4回でございます。
◆伊藤久史 委員 4回やられて、その中で年度内に窓口を決めるとかというのがやっと具体的になってきたということなんですけれども、先ほどから菅原委員も、なかなか聞いていることの答えが出てこないということで、煮え切らない、そちらも事情があるのかもしれないけれども、本市にふさわしい対応を検討中と先ほどからおっしゃられているんだけれども、もう少し具体的に、今、傍聴に来られている方もいるわけですよ。現に目の前にできてしまうかもしれないという問題を抱えているわけだから、本市にふさわしい対応というのはどういうことなのか、もう少し言ってほしいんです。
◎三浦 総務部長 例えば検討会のフリートーキングの中でいろいろ出たのは、例えばペット霊園という概念の中では、潤いのある一つの空間という形だったらいいのかとか、霊園の中で動物をそのまま埋める場合と焼却して埋める場合、例えば地下水に対する影響があるとかないとか、細部にわたっていきますと、いろいろとそういう課題が出てきまして、どういう形の基準をつくるかということは、そういった面ではいろんな形で話されております。
◆伊藤久史 委員 いろいろな形で話されているということなんですけれども、私としては、要望にもなるんですけれども、本市にふさわしい対応というのは、川崎市の麻生区とか北部のほうは非常に宅地化が進んでくるという中で、また一方では、まだ山とか緑も多く残されているわけですよ。そうしたペット霊園にふさわしい地域もあると私は思うんですね。だけれども、今、問題になっているここの地域はふさわしくないと思うんですね。そういったことを明確に、川崎市にふさわしいという形で条例にしてほしいと私は思っているんですけれども、その辺は検討委員会ではどうなんでしょうか。
◎三浦 総務部長 川崎市らしいという特徴につきましては、やはり地域が狭い、それから空き地というか、土地が限られている、人口密度が高い。そういった面では、生活空間とか生活をなさっているところがかなり大きく違います。そういう中で、ペットの需要もふえておりますので、その辺で地域の方も含めて、皆さんが納得いくような形をどうやってつくっていくかというのは、川崎市らしいペットのあり方だというふうに認識して、今そういう方向で検討委員会の中で話を進めております。
◆小林貴美子 委員 資料3でペット霊園の設置等について、基準を定めた条例、要綱、他都市の例を挙げていただいたんですが、これはもう定めたということなんですが、今検討中というところがあとどのぐらいあるのかというのはつかんでいらっしゃいますか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 検討中というところは、今のところちょっと把握していないのでございます。済みません。
◆小林貴美子 委員 今、それぞれの地方自治体で条例、要綱等でやってきておりますが、ペットのことについて、焼却または霊園について、何か国のほうの段階で動きというのは今あるんでしょうか、何もないんでしょうか。
◎三浦 総務部長 検討会の中では、それが話に出たんですが、今、私どものほうの中では、国にはそういう動きはないということなので、各市がそれぞれの地域に合わせた独自の要綱なり条例で対応している。ただ、そういうものを持っていないところもございますけれども、私どものほうは、少なくともつくったところがどういう経緯で、どういう目的でというところを中心に今のところ情報収集している状況でございます。
◆小林貴美子 委員 今、高齢社会の中でペットが非常にふえているというのが現実。市営住宅でも飼っていらっしゃる人もいるし、マンションでもペットオーケーというマンションもふえているという中で、ペットが私たちの生活と切っても切り離せないという状況にだんだんなってきているというのはだれも否めないと思うんですが、ここの場所だから、こういうものをつくるのにふさわしくないんだとかという問題ではないだろうなと。どこにつくるにしても、やはり地域の中にあっていろいろ意見が出てくるものだと思いますので、やはりこういう条例というのはぜひ川崎市において積極的に検討してつくってもらいたいなと私としても思っておりますので、所管局が平成21年度にやっと決まるということでございますから、それ以降、これについては積極的にやっていっていただければと思います。
○尾作均 委員長 ほかに御質問等がなければ、請願第58号の取り扱いについて御意見をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
◆浅野文直 委員 これだけの大きな問題ですから、まず早急に必要だということを是認しますので、早急に条例ないしガイドラインという形で対策しなければならないという認識であります。現状で、とにかく焼却部分についても基準がないということになりますと、非常に問題でありますし、これが何の基準もない中で住宅地の中で行われてくるようなことは、この都市部においては非常に大きな問題でありますから早急にやっていただく。
 同時に、臭い物にふたをするような、時には迷惑施設になりがちなこういった施設がさまざまな使われ方をすることを規制することを、何の公の義務も果たさぬままにやるということは恐らく中途半端になりがちだろう。ですから、先ほど津田山の葬祭場の再編計画にも触れておりましたけれども、ペット霊園をどうするのか、川崎市としてはどういうところまでサービスを提供できるのか、こういったこともしっかりと御討議いただきながら、この対策を進めていただきたいと思います。
 ですから、近年の需要から非常に早急に必要だというふうに考えますので、自民党としましては採択でどうかと思います。
◆伊藤久史 委員 先ほどからさまざま議論してきたんですけれども、他都市でも、ほかにも制定していないところでも検討しているところもあると思うんですね。まさにこういう都市圏の中で、浅野委員もおっしゃったけれども、ペットを飼っている人のニーズ、あとは来てもらっては困るというものもあるわけです。これからも本当にさまざまな地域で似たような問題が出てくると思うんですよ。先ほどあったけれども、川崎市は広い地域ではないですから、だけれども、人口は本当に多い。その中でペットを飼っている人も多い。やはりニーズもある。だけれども、来てもらっても困るというのがあるわけで、はっきりとした明確な条例というものをつくっていただきたいと僕は思うんですね。
 それに向けて、今回、このペット霊園、同焼却施設設置規制に関する条例を制定してくれというこの願意については、私は今まさに市民のニーズだと思います。ですから、我が会派としても、これは採択でお願いしたいと思います。
◆小林貴美子 委員 公明党としても、先ほど意見を申し上げましたように、ぜひ推進してもらいたいということで採択でお願いします。
◆石田和子 委員 私どもも、本市にふさわしい条例ということで、地域が狭い、人口密度が高いというような特徴も述べられておりましたように、そういったものに本当にふさわしいものを今後、住環境、大気汚染、公衆衛生上ということで、やはりきちんと条例を定めていくということをぜひお願いしたいと思いますので、採択でお願いします。
○尾作均 委員長 ただいま御意見をお伺いいたしました。「請願第58号 ペット霊園、同焼却施設設置規制に関する条例制定の請願」につきまして、採択することに賛成の委員の挙手を願います。
                ( 全員挙手 )
○尾作均 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって採択すべきものと決しました。
 傍聴の方、次の霊園整備の傍聴を御希望でない方は御退席いただいても結構でございます。御苦労さまでございました。
               ( 傍聴者退室 )
○尾作均 委員長 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
              ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○尾作均 委員長 それでは、引き続き、請願・陳情の審査として「陳情第121号 横浜市都筑区と川崎市宮前区での市境の墓地開発における川崎市民への配慮を求めるよう横浜市への申入れに関する陳情」の審査に入ります。
 なお、関係理事者としてまちづくり局から亀岡開発審査課長、建設局から長谷川路政課長及び宮前区役所から田邉企画課長に御出席をいただいておりますので、御紹介をさせていただきます。
 それでは、事務局から陳情文を朗読させます。
◎?橋 書記 (陳情第121号朗読)
○尾作均 委員長 次に、理事者から説明をお願いいたします。
◎長谷川 健康福祉局長 陳情第121号につきまして、お手元の資料に基づき、妙摩参事・生活衛生課長から説明させますので、よろしくお願いいたします。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 それでは、「陳情第121号 横浜市都筑区と川崎市宮前区での市境の墓地開発における川崎市民への配慮を求めるよう横浜市への申入れに関する陳情」につきまして、御説明させていただきます。
 最初に、横浜市都筑区牛久保地区におけます墓地開発計画につきまして説明をいたします。
 1月21日の健康福祉委員会現地視察の際の説明を含みますが、改めて説明をいたします。
 お手元の資料1をごらんください。
 墓地の名称は、都筑港北霊園でございます。
 計画地は、横浜市都筑区牛久保町字上小山1886番の2外3筆でございます。
 地目は山林でございます。
 都市計画法では、市街化調整区域でございます。
 区域は6,758.11平米、坪換算で約2,048坪でございます。
 予定区画数は、檀家型403区画、事業型997区画の混在型で、合計して1,400区画でございます。
 また、駐車場といたしましては、区画数の5%である70台分の駐車スペースを設置する計画とのことでございます。
 申請者は、横浜市南区西中町1−2−6に宗教法人法に基づく主たる事務所を有します宗教法人普門院で、代表役員は森芳圓氏でございます。横浜市に問い合わせしましたところ、この宗教法人は昭和29年2月1日に設立いたし、神奈川県知事によりまして認証されております。
 包括団体は高野山真言宗でございます。
 次に、横浜市墓地等の経営の許可等に関する条例の手続経過でございますが、同条例では、第13条で事業概要を記入した標識を申請120日前に設置することが規定されておりまして、申請者は平成19年1月17日に標識の設置をしたとのことでございます。
 同条例では、第14条に基づく計画説明会につきましては、申請90日前までに横浜市の隣接住民に対し、開催を義務づけておりますが、近隣の川崎市民を含む住民への説明会を、平成19年1月31日から平成19年7月1日までの間に合計9回開催していると聞き及んでおります。
 同条例第16条に基づく周辺住民との協議会につきましては、標識を設置したときから申請を行う前までに行うよう規定されており、平成19年8月28日と9月22日の2回、協議会が開催されているとのことでございます。
 同条例第17条に基づくあっせん及び第19条に基づく調停につきましては、平成20年7月29日付で宗教法人普門院から申し出を受けており、あっせんにつきましては平成21年1月中旬までに計5回開催しているとのことでございます。
 墓地経営許可申請日につきましては、平成20年8月4日でございます。
 続きまして、横浜市墓地経営許可等における事前審査要綱に基づく手続といたしましては、墓地等事前届につきましては、平成18年11月28日に受理し、平成19年1月10日付で回答をしております。
 また、墓地等事前審査願につきましては、平成20年2月26日に受理し、平成20年4月4日付で回答をしているとの状況でございます。
 次に、お手元の資料2の平成15年申し入れ文書について御説明させていただきます。
 この文書は、平成15年8月22日付で有馬・牛久保大規模墓地建設反対の会から川崎市長あてに、許可申請を受理しないよう、市長同士の直接会談をお願いしたい旨の陳情書が提出されました経過を踏まえまして、土地利用の観点から、事業者と本市市民等との間で十分な話し合いが行われるよう、特段の配慮をお願いいたしますとの内容で、横浜市長あてに平成15年11月20日付で提出いたしたものでございます。
 次に、お手元の資料3、墓地開発計画地位置図について御説明させていただきます。
 この図面は、平成19年1月に横浜市墓地等の経営の許可等に関する条例第14条に基づく計画説明会時に使用されたものでございます。方位は上側が北になります。図面の中央のピンク色のマーカーで囲んだ部分が計画地となります。計画地は、川崎市と横浜市の市境に位置しております。緑色ラインが市境線になります。計画地の北側が川崎市、南側が横浜市となります。計画地は横浜市側に位置しております。
 続きまして、お手元の資料4の墓地開発計画概要図について御説明させていただきます。
 この図面につきましても、平成19年1月の横浜市墓地等の経営の許可等に関する条例第14条に基づく計画説明会時に使用されたものでございますため、説明会時とは計画内容が変更されている部分がございますので、その点、御承知おきください。
 図面中央部分が墳墓区域になります。現在の計画では、1,400基の設置を予定しております。墳墓の右上部に管理棟、その上が駐車場、墳墓区域の右側に進入路が設置される計画でございます。墓地周辺を緑地帯が囲む計画であるとのことでございます。
 さて、陳情内容についてでございますが、まず、陳情項目1の市長の申し入れに基づき、慎重に手続を進めることについてでございますが、本件の墓地計画における手続等につきましては、平成15年の申し入れに基づき、本来、横浜市の条例の対象外である川崎市の住民についても、あっせんの対象とするなど、配慮をいただいているところでございます。
 また、申請手続につきましては、横浜市の見解によりますと、横浜市墓地等の経営の許可等に関する条例で規定しております「標識設置から120日後以降」かつ「計画説明実施から90日以降」に提出されたものであること、申請書の記載事項に不備がないこと、必要な書類が添付されていること等、申請の形式上の要件に適合しており、適法になされたものと認められるとのことでございます。
 次に、陳情項目2の工事車両の配水池内の敷地を通行することの確認についてでございますが、この件につきましては、現在、あっせんの場で住民、事業者との話し合いが行われている最中でありますので、まだ確定されてはいないものと伺っております。
 次に、陳情項目3の緑地保全についてでございますが、当該墓地における緑地帯の設置等につきましても、平成15年の申し入れに基づき、川崎市民に十分に配慮した計画になるよう、現在、あっせんの場での話し合いが行われている最中であるとのことでございます。
 なお、現在、当該墓地計画につきましては、平成20年12月1日付で横浜地方裁判所民事部あてに、原告を墓地開発反対の会の個人6名、被告を横浜市とした墓地設置許可処分差し止め請求として訴状が提出されております。
 さらに、当該墓地計画につきましては、横浜市におきましても、平成20年11月20日付で、横浜市会議長あてに請願書「墓地計画(都筑区牛久保町)の是正指導等について」が提出されております。
 内容は、?牛久保町墓地計画において、墓地条例にのっとり手続を進めるよう、直ちに是正指導されたい。すなわち、本申請を取り下げさせ、終了していない協議を再開されたい。?協議の場で暴力団動員の経過が明らかにならなかった場合、あっせんの調整事項として取り上げるよう指導されたい。?事業者に対して、墓地標識の撤去を促されたいというものでございました。この請願につきましては、12月8日に請願審議され、12月12日に横浜市会本会議において不採択と決定したと伺っております。
 いずれにいたしましても、現在、周辺住民と事業者双方の意思に基づき、あっせんが実施されており、横浜市におけます墓地の経営許可は、横浜市長が墓地埋葬等に関する法律及び横浜市の条例に照らして判断することとなりますので、川崎市といたしましては、その動向を見守っているところでございます。
○尾作均 委員長 説明は以上のとおりでございます。ただいまの説明につきまして質問等がございましたら、また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いをしたいと思います。
◆浅野文直 委員 まず、この陳情は、陳情文にあるとおり、暴力団がかかわっているのではないかということが非常に色濃くある内容でして、これは代表でお一人の方が陳情者になっていますけれども、非常に恐怖と不安を抱えながらの陳情なんですね。だから、ぜひそこら辺も踏まえて、市は真摯に対応していただかなければ困るなというふうに思うんですが、当時、平成15年に申し入れをしていただいているんですね。それは私も立ち会っているんですけれども、その後、当時は宅地造成違反等明らかな部分というのがあったわけですが、市は申し入れをしていただいた後に、どのように把握をされてきたのか。反対の会の方々の、それこそホームページが情報源ですなどというのでは困るわけなんですけれども、この平成15年の申し入れ以降の市と横浜市側とのやりとりはどういうふうにあったのか。それで、実際に宅地造成違反、当時、大きな問題になっていた復旧工事はどのように進んだのか、どのように把握されていますか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 私ども生活衛生課が墓地の関係を所管しておりますので、墓地の関係に関しましては、横浜市の生活衛生課と連絡をして、状況がどのようになっているのか教えていただくような形で、あと、私どものほうに市民の方から、先日も議会の中でも質問がございましたけれども、そのような要望等があるということを横浜市の健康福祉局の生活衛生課のほうに伝えてきたような次第でございます。
◎亀岡 開発審査課長 2番目の質問でございます造成の違反について、どのように対応されてきたかということに対しての回答をさせていただきますが、横浜市の宅地開発の審査部局からの情報提供及び私どものほうで調査した内容といたしましては、造成工事の違反が実施されていたのは平成14年8月ころからということでございまして、その後、同年9月に近隣住民からの連絡により、横浜市が現認をしたという経過がございまして、その後、工事施行停止命令をかけておることとか、防災措置命令を講じておることとか、一定の監督処分を横浜市として実施しております。その結果、防災措置といたしまして、平成15年の9月8日に地権者側、要するに違反造成をした当事者が防災工事に着手をし、平成15年の10月31日に防災工事の完了を横浜市として確認し、終結をしたということでございます。
◆浅野文直 委員 この陳情の取り扱いがきょうどうなるかわかりませんけれども、仮に内容に準じた申し入れ等をまた横浜市側と持っていく場合には、限りなく川崎市民側に立って事細かに取り扱いをしていただきたい。ただ申し入れをしましたということだけではなくて、その後どういうふうになっているのか、しっかり後追いしていただくことによって初めて、川崎市も真剣に申し入れをしていることを注視しているんだなということがきちんと横浜市側に伝わるように対応していただければと思います。
 復旧工事は横浜市側もある程度進んだものだという形の中で、これはもう第二弾として進んでしまっていますのであれなんですけれども、当時から、普門院が出てきて、実際にいわば暴力団の方々が同席する中で説明会が開かれてきた。そのときとは地権者が明らかに、今度は宗教法人普門院に土地が移る中で、今回、改めて平成19年度からは第二弾という形で出てきているんですけれども、計画説明会9回、協議会2回をある程度法に準じてやってきたんだということで出ているんですが、実際は周辺住民に必ずしも向き合った説明会になっているのかといえば、場所にしても、日時にしても、実際に受付でもみ合いになるような形の中で、市民の方々はかなり恐怖を感じながら、この説明会に向き合ってきて、実際に回数ほど充実した内容というのは実はないんですね。
 暴力団に関してどうなんだという説明は再三にわたってしてきている。それに対しては明確な回答もないままいまだに進んできてしまっていて、昔から、いわゆる永世型の営利目的の墓地というのは、実態としては宗教法人の純然たるお金で運営していくのは難しくて、ブラックマネーであったり、開発業者のお金が流れていくんだというのはちまたでもずっと言われてきていることなんですけれども、大前提で法律的に公共の福祉の見地から、考慮すべき事項として反社会的な方々がこういったことに名乗りを上げてきていることに対して、的確性としては不的確だということを行政は当然のこととして示していかなければならない。
 そうすると、そこの部分は、今、裁判という話もありましたので、川崎市議会として、または川崎市の行政に対してどうこうしてくれというのは、我々としても非常に言いづらいところなんだけれども、そういったことが大前提にあるものだということを認識していただいて、横浜市側にいろいろと申し入れをしていかなければならないというふうに思います。
 では、内容を前向きに見ていただいたときには、実際にこれを我々議会としても意見表明として採択なり趣旨採択なりという方向でいって、行政の方々にどういう対応ができるのかなというふうに聞いたときには、例えば1番の話し合い、また2番の道路の問題、ここら辺は属地主義を挟んでの戦いになりますけれども、改めて川崎市側としてはどういう対応ができるのか。
 そして3点目、緑地保全を行ってくださいというところが、他都市に対して他都市の税金でこれを買えとか保全しろというのは、我々としても意見表明できないんですけれども、あくまでもすべての影響、被害が川崎市民側に向けて出てくる場所でありますから、川崎市の条例に準ずるような形での前向きな計画変更等に向けて、横浜市側からも働きかけをしてもらえないかということを言っていけないかと思うんです。
 この陳情項目の3点について、議会が委員会としてそのとおりだというふうな判断をくだしたときに、川崎市側はどういうふうに対応できますか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 今の委員の御指摘の点でございますが、話し合いの場で手続にのっとって十二分に反映していただきたいということを再度申し入れといいましょうか、お話をしていきたいと考えております。
 それからあと、道路、水道局の中を通過するということは、先ほども御説明させていただいたのでございますが、話し合いの中で、今あっせんの中で協議をしているという段階でございますので、それに関しましても、より川崎市民に影響が少ないような形の方法をあっせんしていただきたいというようなお話は再度していきたいとは考えております。
 それからあと、緑地型というところでございますが、これに関しましては、私ども、緑地の保全ということに関しましては、横浜市の施策にかかわるところでございますので、お話をするのがちょっときついのかなというところはございます。
◆浅野文直 委員 そうですか、わかりました。裁判の問題もありますので、改めてこの内容項目の話をさせていただいて対応を伺ったんですけれども、私も、この地図の中に自分の自宅も出てくるような場所ですので、そういうことなので、勝手に陳情者の方々の意見を推測して言うわけではないんですけれども、あくまでも反社会的な方々に、こういったことをされてしまっては、もし法律的に認められたからオーケーだということになったとしても、将来、例えば無縁墓地の問題だとか管理の問題ということで非常に不安が永久につきまとってしまう問題なんですね。
 ですから、当然のことながら、反社会的な方々との関係がしっかりできるまでは、こういったことは進めてもらってほしくないというのが陳情者の方々の本意なんだろうなというふうにも推測ができるんですね。ただ、そうはいっても、陳情者の方々の項目としては、次善の策としてこういう形が出てきているのかなというふうに推測できるので、今お話を聞いたんですけれども、仮にこれが今、委員会として意見表明された場合に、前向きな形になりましたら、緑地保全の部分は、先ほど言ったとおり私もわかりますので、それ以外の部分につきましてはぜひ川崎市民側に立って、再三にわたって細かく要望活動等をしていただければと思います。
◆立野千秋 委員 ちょっと確認で申しわけないんだけれども、陳情項目の2項目のもので、話し合いの中で横浜市の配水池内の用地を借りるという話を妙摩さんがされていたけれども、これは公的なもので、そういう開発の段階で土地を貸せるものなのかね。どうですか。後ろのほうでプロの方々がいたとしたら。
◎亀岡 開発審査課長 一般的には、開発行為に必要な工事用の土地を借用するということについては、一つには、地権者の同意、あるいは協議ということが必要になってまいりますので、今のは民民の話なんですけれども、一般的に言うと公共施設管理者としての立場から、横浜市、川崎市、あるいはそれぞれの市民からの要望に沿う形で、何らかの事業協力ということは開発行為についても、たまたまとは言いませんけれども、まれにあり得る事項ではないかと、今までの経験上から言えることだと考えております。
◆立野千秋 委員 今のお話で、可能性があるんだったらいいんですけれども、極端な言い方をすると、ここは配水池だから、物すごく危険性のあるものということを考えると、私なんかの考え方でいったら、なかなか貸しづらい部分もあるのかなと。今、かなり管理もきちんとされているわけだから、そういう部分の管理体制をかなりやらないといけないなというのが一つ。
 もう一つは、さっき防災工事が完了したというふうに、横浜市側は認めたというふうなお話なんだけれども、あれを見ていると、本当にあのまま放置して、終わっていると言われれば、そうなのかもしれないけれども、我々素人目で上から見たら、あれで何かあったときに、境界道路は横浜市の道路だから何とも言えないかもしれない。川崎市のほうに浸食しちゃうんじゃないのかなというふうに思われるぐらいなので、私は逆にその辺の整備を先にやらないといけないのかなと。これは個人的なものなんですけれども、こういうのは川崎市側では言えないんだけれども。
 ただ、こういう2点とやっていくと、ただ申し入れだけすれば、ちょっと難しいんだけれども、これはつくってほしくないという願意なんだろうけれども、この話し合いが終われば、つくることを認めますよというようなことにもなっちゃうんだけれども、浅野さんに聞いては失礼だけれども、その辺の申し入れの仕方によって随分ニュアンスが変わってきちゃうね。この話し合いがきちんと進めば認めますよ。暴力団が入っていたり、そういうものは排除しなければ当然いけないのだろうと思うんですけれども、その話し合いが進むまではつくらないということを前提に申し入れるのかどうか。申し入れをしようとするんだったら、妙摩さんはどういうふうに判断して考えておられるんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 墓埋法及び横浜市の条例の手続にのっとった形で手続を進めていただきたいということが1点ございますので、それに基づいて手続が行われるだろうということになりますので、許可をしないとか、そういう観点ではなくて、川崎市民にとってより影響の少ない方法であっせん等をしていただきたいということをお話ししていきたいと思っております。
◆岩隈千尋 委員 私も1点確認させていただきます。資料4の進入路入口とありますね。これは我々が歩いた道に直結するということでよろしいのですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 この間、21日の現地視察の際に最初に説明をさせていただいたところで、墓地の予定地が、この周辺の道路で貯水池のほうに歩いていきましたね。貯水池のほうに歩いていって、貯水池との境のところから墓地のほうに入っていく取りつけ道路ができる、進入路ができるということです。
◆岩隈千尋 委員 ということは、車がちょうどあそこを通っていましたけれども、ある意味、1台しか車が通れないような狭い道に直結するということですね。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 あそこの道路は、幅が3.6メートルと聞いております。そこの道路を工事、取りつけ道路自体を横浜市の条例の中では4.5メートル必要とされているんですね。その関係で、許可が出れば3.6メートルの道路を4.5メートルの幅にするということで話は聞いております。
◆浅野文直 委員 今、道路の問題が出たので関連して、あの尾根伝いの道路をあのまま配水池側からそのまま抜けてもらうと、この間、通った方もたくさんいらっしゃるかもしれないけれども、ジェットコースターみたいに宮前でも有名な坂になっていて、下から、両側から来ると全く先が見えない場所で非常に危険な道路なんですよ。十数年前に、当時はあれは県道だったのかな、県会議員が働きかけて、あそこの頂上を少し削ったという経緯があるんですね。それでも今、行ってもらえばわかるとおり、全く先が見えなくなってしまう非常に危ない道路なんですね。
 だから、もしこれができてしまうと、お盆の時期だとかそういう時期に、恐らくちょうど頂点のところに出てくる車がすごくふえる可能性があるんですよ。そうすると、今度、道路管理者として安全の確保をどうするのかというのは、狭隘道路の問題と同時に、安全対策ということも必要になりますので、きょう、建設の方は来ていないかもしれないけれども、そこら辺の協議は協議事項として必要になると思いますから。
◎長谷川 路政課長 この尾根伝いの道なんですけれども、これは横浜市道すみれが丘1号線ということになりますので、道路管理者は横浜市ということですので、申しわけないですけれども、川崎市のほうで直接手を加えるというお話にはならないかと思っております。
◆浅野文直 委員 市か県かというのは、確かに私も記憶としてわかっているんだけれども、だからどうぞというのではなくて、さっきから言っているとおり、これは影響が全部川崎市民側に来る問題だから、当然川崎市として、これを横浜市が主導的に認めてオーケーするなら、悪いけれども、この安全確保もちゃんと考えてくれよということはしっかり申し入れしてくれということなんですよ。
◎長谷川 路政課長 はい、わかりました。
◆石田和子 委員 暴力団の関与のことについてなんですけれども、横浜市の墓地条例の第16条でということで陳情文のほうに書いてあるんですね。やっぱり公共の福祉の見地から、協議の申し出があったときは応じなければならないというのが第16条だということで書いてあるわけなんですけれども、こうした暴力団の関係を強く疑わせるということが、その条例における協議事項の対象になるのかどうかということ、それが住民からの強い訴えだったと思うんです。これに対して横浜市の判断というか、見解と事業者への対応について、どのようにしたのかをちょっとお聞かせいただきたいんです。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 暴力団の関与についての横浜市の見解をせんだっての横浜市の委員会の中で説明がされております。それを横浜市から教えていただいたんですが、それをちょっと改めてお話しさせていただきたいんです。事業者は、平成15年にも当該地で墓地の計画をしておりまして、計画地の当時の地権者が行った違法造成等の理由に一たん計画を断念しております。
 今回の計画は平成17年11月に新たに意思表示が行われたもので、一たん断念した前回の計画の説明会において、今御指摘の方々が複数参加したという経緯があることは私どものほうも横浜市から伺っているんですけれども、横浜市の指導を受けて事業者は、平成15年の計画当時の関係者への聞き取りと調査を行いまして、その結果、この列席された方々は、計画地の当時の地権者の方が参加させたものであって、事業者に関係のあるものではないということ。それから、事業者が承知しないまま列席したものであることが横浜市に報告されているということを聞いております。
 それから、この件に関しましては、既に周辺住民の方々にも伝えてありますよということを聞いております。
 なお、横浜市が事業者の報告に基づき別途行った関係者への調査、さらには神奈川県警察暴力団対策課からの情報においても、この列席者は周辺住民の方々がおっしゃられるような方々ということには特定はできていないということを聞いております。
◆石田和子 委員 そういう説明なんですけれども、私、同僚の宮前区の議員からちょっと伺ってきたわけなんですが、横浜市長の中田さんから、鷺沼大規模墓地反対の会の皆さんに、平成19年の10月15日付で協議事項についての回答があって、それによりますと、御指摘の事項については、条例における広義の協議事項に該当するものと思料します。今後、この旨の説明を事業者に対して行うとともに、当該事項にかかわる説明を周辺住民に対して行うよう、事業者を指導します。この旨、御了承いただきたいということで出されているわけですけれども、このことについては市としては御存じ、横浜市から聞きましたか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 その点につきましても聞いております。それで、その結果として、今説明させていただいたように、ここの調査をして、その結果を周辺住民の方に伝えたということを聞いているところでございます。
◆石田和子 委員 ということは、横浜市の墓地条例第16条の公共の福祉の見地からということで、広義の協議に該当するというような立場を横浜市がとったということだと思うんですけれども、何かあればどうぞ。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 今の広義の協議の対象にしたかどうかというところは、私自身、今確認をしておりませんので、ただ、説明を受けたと。先ほどの協議の対象事項としての対象としてやったのかどうかというところで今説明をさせていただいたわけではございません。そこのところは御了承いただきたいと思います。
◆石田和子 委員 そういう回答が住民の反対の会の皆さんに横浜市長名で、平成19年10月15日付であったということを私もちょっと見せていただいているわけなんですけれども、やはり墓地については、国の法律でも経営主体は市町村の地方公共団体が原則であって、非営利である宗教法人または公益法人に限られるんだということでうたわれているわけですけれども、そういったところで暴力団の皆さんが参加して、非常に恐怖の中で話し合いを進められてきたということは、ここにも書かれておりますし、聞くわけなんですね。その辺のところについては、第16条に対しても協議の対象になったということで、私は川崎市としても、やはりきちんとした対応をやってほしいなというのをそのときに非常に強く感じました。
 それから、今、法律のほうでは市町村の地方公共団体でなくてはならないとか、非営利の宗教法人または公益法人に限られているというような法律のもとで、いろいろ霊園については、今、比較的マスコミなんかでは最近多く取り上げられているのが名義貸しについてだというふうに思うんですね。「週刊ダイヤモンド」の1月24日付もちょっと手に入ったものですから読んだんですけれども、ここのことについて、住民の皆さんの中には名義貸しではないかというような話もちょっと上っているというのを聞いたんですけれども、このことに対する国の考え方がどのようになっているのかというのと、川崎市では、この辺のことをどのようにチェックされているのかというのをお聞かせいただきたいと思います。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 名義貸し等は、国のほうの平成12年12月6日の厚生労働省の生活衛生課長通知で出ておりまして、墓地経営管理の指針の中で名義貸しが行われないということに注意しなさいよという記載があるんです。名義貸しは、宗教法人の名をかりて実質的に経営権を営利企業が握ることとされているわけですね。この名義貸しについては、実態を究明するのがなかなかできない場合もございます。何をもって具体的に名義貸しと言うのかも、この指針の中でうたわれておるんですけれども、なかなか難しいところがございます。
 本市では、申請者の方、事業者の方から事情を聴取するといいましょうか、いろいろなことをお聞きするという形で、市長との協議というのを申請の前にいたします。その中で、事業者の住職の方に来ていただいて、本当に事業を必要とするのかどうかというようなことを確認する。そして、川崎市は、いわゆる墓地を計画している土地に関しましては、その土地の所有権は宗教法人のものであること、それから抵当権等が設定されていないこと、あと墓地の必要性ということで、需要者の方々の需要度といいましょうか、需要者名簿等をつけていただいたり、資金自体が明確に宗教法人の資金であるというようなことですとか、多方面にわたって協議といいましょうか、申請者から事情をお聞きして審査するような形をとっているところでございます。
◆石田和子 委員 ありがとうございました。
 あと、陳情項目のところで3番ですけれども、5メートルの緑地の配置もというようなことが書いてあるんですが、先ほど資料4のところで説明があったと思うんですけれども、これは5メートルの緑地帯を周りにずっとめぐらせるというのが今の考え方ということでいいんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 本市の条例では、通称額縁と言っておりますけれども、5メートルの緑地帯を設けてくださいということを事業者の方に基準としてお示ししております。
◆石田和子 委員 先ほどの説明ですと、今あっせんの中で、こういったことも協議をされていて、周りを緑地帯で覆うというようなことも検討しているとかというふうにちょっと私はとらえてしまったんですが、そうではないんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 あっせん項目に関しましては、すべて非公開ということになっておりますので、詳しくは横浜市のほうから情報は得ていないんですけれども、この項目に関しましても、たしかあっせん項目の中に入っていたかと思いますので、5メートルの緑地帯を確保するというようなことは、事業者の方と住民の方と話し合いの場で今協議をされているかと思っております。
◆石田和子 委員 わかりました。
 あと、陳情文の中で2枚目のところに「斡旋→調停→本申請」という手続の流れを無視して手続を進めているというような部分があるわけですが、これは7月29日に普門院のほうからあっせんの申し出があったのだと思うんですが、それを横浜市が住民に知らせないで本申請を受け付けてしまっているということに関しては、さっき横浜地裁のほうに行政処分取り消しを求めるあれを起こしているということなんです。
 これで見る限りは、あっせんの申し出があった後で、やはり市民に知らせてあっせん、調停を行って、それで本申請ということで8月4日が来るならばいいんですけれども、この数日間に、それが一回もやられていないまま、こういうふうになっているということについて、これは横浜市の問題なんですけれども、川崎市としては、この事実についてはどういう認識を持たれますでしょうか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 この点に関しましては訴状が提出されておりますので、川崎市の考えというのは、大変申しわけないんですが、ここではお話しすることをちょっと控えさせていただきたいと思います。
◆石田和子 委員 わかりました。さっきからちょっと議論させていただいたわけなんですけれども、やはり住民の声を横浜市のほうに伝えていくということを、ここの手続の流れのところでも、住民にとってみれば流れを無視して手続を進めているんだという部分、それから第16条に基づいて協議の申し入れを行ったんだけれども、何の説明もせず実質的な協議に応じようとしていませんというようなこともありますから、そういった意味では、この墓地の計画の中で被害をこうむるのが、出入り口が川崎市のほうしかないということも含めて、やはり平成15年には申し入れをしているわけですけれども、このことについても願意を酌み取って具体的なことも含めてきちんと申し入れをするべきではないかなというのを意見として言わせていただきます。
◆菅原進 委員 この出入り口のことなんですけれども、項目2で配水池内の敷地を通行することについて今確認中だ、まだ決まっていないという話がありましたけれども、もともと横浜市側の道路とか土地をなぜ使えないんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 大変申しわけないんですが、詳しくは確認をしていないところでございます。
◆菅原進 委員 非常に大事な話であって、川崎市の行政が市民にかわって、こういう重大なことを――出入り口は非常に大事なわけでしょう。それを市のほうで把握していないなんて変な話だと思いますけれども、それはどういう考えですか。なぜやらないのか。
◎坂元 健康福祉局医務監 私どもが当初得た情報では、横浜市側の公道につなぐ部分の土地等が、この墓地開発以外の人の所有であったり等々で、その辺の理解が得られないということで、横浜市側の大きな公道につなげないという説明を当時受けた次第でございます。
◆菅原進 委員 その説明というのはいつごろなんですか。
◎坂元 健康福祉局医務監 最初にこの墓地の反対運動が起こった平成15年ごろと記憶しております。
◆菅原進 委員 平成15年ごろの状況で、変わっているかもしれないし、また、この土地を持っている、この工事をしようという側のほうが自分たちの道路をつけようというように努力したんですかね。
◎坂元 健康福祉局医務監 その後、何度か当時の地権者が交渉をしたという話は聞いておりますが、詳しくは、どういう方にどういうふうに交渉したかということは、当時、個人情報で言えないというようなことを言われて、私、当時、平成15年からこの問題にかかわっておりますので、そういう状況で、当然菅原委員御指摘のように、道理から言えば横浜市側に道路をつくるべきであろうという考えは我々も持って、その辺、何度かお願いした経緯がございます。ですが、その後の詳しい交渉経過とか内容に関しては、その辺の土地を持っている方が民間人ということであって細かいことは教えていただけませんでした。
◆菅原進 委員 川崎市の行政としても、市民の方が大変な迷惑をこうむるわけだから、しっかりとそれらのところを追及するなり、要望するなりしてほしいなと思いますよ。
 それで、この工事は相当大きな工事になりますけれども、向こうの計画では工事車両はどのくらい考えているんですか。
◎亀岡 開発審査課長 工事の規模から推測する以外にないわけですけれども、仮に土工事だけに造成工事を限定させていただくとすると、実はそのほかにも擁壁の設置工事などがあるかと思われますけれども、横浜市から入手した情報によりますと、土砂の搬入量がおよそ2万2,000立方メートルほどと伺っておりますことから、大型車両に限定したとしても、この車両に1台5.5立米が積載されると仮定をいたしますと、あくまでも川崎市、私どもの概算数値ということで委員に御理解いただきたいんですけれども、約4,000台、土工事だけで車両の台数が発生するのではないかと考えられます。
◆菅原進 委員 4,000台、これはすごい数ですね。今のこの工事、上を使った場合には、工事車両の進入路というのは上の真ん中の大きな道路に面したところになるんですか。
◎長谷川 路政課長 資料3のほうがわかりやすいかと思いますけれども、計画地、市境道路の緑色の市境、それに対しまして直角に交わっています道路が有馬のほうに、川崎市道になりますけれども、直近ではこちらの道路が使われるのではないかと考えております。
◆菅原進 委員 今の御説明は、この計画地の真ん中にある太い道路、横浜市のほうの道路と県境の道路の直角になっている太い道になるんですか。
◎長谷川 路政課長 はい、そこが想定されると思っております。
◆菅原進 委員 ここを4,000台の車が行き来をする。この接している道路は横浜市の管理だから、川崎市は何もできないよというふうにおっしゃるけれども、実際に4,000台の車がこの市境のところから中に、市に入ってくるわけでしょう。そうすると、この4,000台が使うかどうかは、川崎市に主体的に使っていいとか悪いとか、そういう権利はないんですか。
◎長谷川 路政課長 川崎市道、御承知のように、道路は自由通行ということになりますので、こちらだけを、例えば工事用車両だけを規制するという話にはならないかと考えております。
◆菅原進 委員 条例、法律ではなかなか難しいのかもしれませんけれども、川崎市の市民の今後の苦痛とかさまざまなことを考えますと、市において川崎市側の方たちの協議とか、さまざま終わらなければ、これは使用できないというような形で、川崎市として何らかの形で法的にできませんか。
◎長谷川 路政課長 先ほど亀岡課長からありましたけれども、土砂の運搬車両、あと重機関係が考えられるかと思いますけれども、そういったものを運搬する場合には、通常の車限令以上の車を通すということになりますので、その際には通行許可という手続がございますので、それに際しましては、私ども、交通の安全確保といった意味から誘導員の配置ですとか、例えば通学時間帯を避けての通行といった条件をつけさせていただいて、運行を認める形になろうかと考えております。
◆菅原進 委員 なかなか難しいことではあるんでしょうけれども、ここまで川崎市民が大変な思いをして、こういうふうな陳情になっているわけでありますので、川崎市ができることは、この搬入、進入路のところの使用に対する協議をもっともっと深めながら、やはり住民の全部が全部の納得がいかなくても、ある程度の協議に応じる。そのことを見きわめた上で使用許可をするとか、これはぜひもう少し踏み込んだ対応をできるようにしてほしいですね。局長、どうなんですか。分野は違うからあれだけれども、代表なので。
◎長谷川 健康福祉局長 菅原委員始めほかの委員からも、石田(和)委員からもお話が出ましたけれども、きょうの審査の結果にもよろうかと思いますが、市民にとっての安全・安心のまちづくりを進めるというのは、川崎市、私どもの責務でございますので、係争中という部分もありますが、私どもとしてできる範囲については、今後も市民の皆さんの意見を踏まえながら横浜市にお願いをしてまいりたいと考えております。
◆菅原進 委員 どうかそういうふうに行政も一緒に協力し合いながら、川崎市の住民の方の了解がないと工事しにくいんだよということをしっかりと横浜市長に訴えてほしいということを要望しまして。
○尾作均 委員長 ほかにございますでしょうか。
                 ( なし )
○尾作均 委員長 特になければ、陳情第121号の取り扱いについて御意見をお伺いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
◆浅野文直 委員 まず、大前提に反社会的な組織があるのではないかということで、今、裁判中ですからあれですけれども、裁判ということと陳情項目の3番目に緑地保全をみどり税などを活用してやってくれというふうに書いてあるところが非常にひっかかって、普通の取り扱いだと、今までのケースからいくと継続ということもあり得るのかなということで、ほかの委員の方から怒られそうですが、願意と陳情項目の1と2は間違いなく我々も進めなければならないだろうと思います。
 3点目の部分を緑の保全という観点から、2行目からあります「せめて、川崎市の条例で定めるような5メートルの緑地の配置や樹木型プレート型墓地のように緑に配慮した計画にするよう、要請してください」という部分に関しては、十分理解と要請のできる範疇になってくるのかなということを大きく勘案させていただいて、自民党としましては趣旨採択でいかがかというふうにお願いしたいと思います。
◆伊藤久史 委員 さまざまな議論があって、また、係争中という点もあるんですけれども、ただ、先ほど局長がおっしゃったように、市民の安全・安心なまちづくりというのは、私たちも当然そういうふうに振る舞わなきゃいけないということは思っています。そういう点と、あと、今、浅野委員からありましたけれども、願意、これ自体、そのものをこの文書どおりだと非常に難しいとは思うんですが、ただ、趣旨を酌んでということで、趣旨採択ということで私どももいかがかと思います。
◆小林貴美子 委員 前に川崎区にも、こういう墓地をつくろうなんていう動きがあって、結局、撤退をしたという業者がいたんですけれども、そのときにも、お寺さんが表に出てやっておりました。これについても、本当に長い、何年もかけて地域の方たちが頑張ってやっていらっしゃる。現実にそういう建設が始まれば、地域の方々に多くの御迷惑が出てくるだろうということは想像ができるわけでございますので、局長がきょうのこの委員会の審議の結果によってということを言われておりました。公明党としても、趣旨採択でお願いできればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆石田和子 委員 私どもも、ぜひ趣旨採択ということでお願いをしたいと思います。墓地についても、今さまざまなタイプがあるようで、芝生式だとか樹木式みたいなものもあると聞きますので、やはり要望としては、私は緑の保全という形での要望も、川崎市から隣接しますし、出入り口が全部川崎市からというようなところでの被害のことを考えたりしますと、やはり住民の皆さんの思いというのは本当によくわかりますので、ぜひ趣旨採択。
○尾作均 委員長 ただいま御意見をお伺いいたしました。「陳情第121号 横浜市都筑区と川崎市宮前区での市境の墓地開発における川崎市民への配慮を求めるよう横浜市への申入れに関する陳情」につきまして、趣旨採択をすることに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
                ( 全員挙手 )
○尾作均 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって趣旨採択すべきものと決しました。
 傍聴の方、審査は以上のとおりでございます。どうぞ御退席ください。お疲れさまでございました。
               ( 傍聴者退席 )
○尾作均 委員長 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
              ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○尾作均 委員長 次に、所管事務の調査として、健康福祉局から「第2期川崎市ホームレス自立支援実施計画(素案)について」の報告を受けます。
 理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎長谷川 健康福祉局長 第2期川崎市ホームレス自立支援実施計画の素案につきまして、2月の上旬からパブリックコメントを実施いたしますので、その概要につきまして御報告をさせていただきます。
 なお、お手元の資料に基づき、石井地域福祉課主幹から説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
◎石井 地域福祉課主幹 それでは、第2期川崎市ホームレス自立支援実施計画の素案について御説明申し上げます。
 概要版でございます資料1をごらんください。なお、素案につきましては、参考資料として添付しておりますので、後ほど御参照ください。
 初めに、1のホームレス自立支援施策の経過でございますが、国におきまして平成14年にホームレスの自立の支援等に関する特別措置法、翌平成15年にホームレスの自立の支援等に関する基本方針が策定されました。このことを受けまして、本市では、平成16年に川崎市ホームレス自立支援実施計画を策定いたしまして、緊急援護から生活づくり支援への転換を目標に施策を推進してきたところでございます。
 次に、2の計画の目的でございますが、現行の実施計画の期間が今年度で満了することに伴います第2期計画といたしまして、国における基本方針の改定を踏まえまして、本市の実情に応じた施策の推進を図る上での基本目標、基本方針及び具体的な取り組みを掲げまして、ホームレスに関する諸問題の解決を目指すものでございます。
 次に、3の計画期間でございますが、国の基本方針に基づきまして、平成21年度から平成25年度までの5年間としております。
 次に、4の第1期計画の取組でございますが、第1期計画における13事業のうち、緊急援護を目的として実施してまいりました3事業につきましては、施策転換に伴い終了といたしました。また、生活づくり支援を目的に実施してまいりました10事業につきましては、見直しと充実を図りながら、第2期計画へ継承して取り組んでまいりたいと存じます。
 次に、5の第1期計画の取組の成果及びホームレスの現状でございますが、第1期計画に基づきまして、路上から自立支援施設を経由して自立生活に至る総合的な自立支援の仕組みを構築したことによりまして、平成20年度上半期までに2,145人の方の自立が図られたところでございます。
 また、「主な自治体別のホームレス人数の推移」の表にございますように、本市では、平成19年1月の848人から、平成20年1月の635人に約25%の減少が図られております。他の自治体と比べましても、最も高い減少率となっております。
 次に、6の計画の基本目標でございますが、「自らの意思による安定した生活づくり支援の推進」を目指すものでございます。第2期では、保健、医療、福祉、雇用、住宅、教育など、ホームレスの人を取り巻くそれぞれの課題解決に向けまして、市内で暮らし、活動するすべての主体が一体となって自立支援の取り組みが推進されるよう図るとともに、ホームレスの人が地域社会を構成する一員として居場所と役割を得ることで地域社会とのつながりを取り戻し、みずからの意思により安定した生活を営むことができるよう支援してまいります。
 次に、7の施策の基本方針でございますが、1つ目の基本方針といたしまして「トータルサポートの考えに基づいた自立支援の展開」を掲げ、2つ目の基本方針といたしまして「地域福祉社会におけるセーフティネットの構築」を掲げております。
 次のページをお開きください。
 8の計画期間内の具体的な取組でございますが、第2期計画の課題と取り組みといたしまして、二重丸の青い部分3つを重点事業としてお示ししてございます。まず、自立支援センターサテライト型及びグループホーム型事業を重点事業として位置づけておりまして、その右の表にございますとおり、自立支援センターサテライト型、グループホーム型は、平成20年度に設置いたしました1カ所目に加え、来年度に2カ所目を設置して計2カ所で事業を行ってまいります。なお、平成22年度以降は、施策の推進状況等を総合的に考慮しながら、計画的な整備を図ってまいります。
 次に、雇用・就労機会の創出に向けた取組でございますが、右の表のとおり、公的な雇用・就労機会の開拓に向けた取り組みと主観評価項目制度の活用に向けた取り組みをそれぞれ推進してまいります。
 3つ目に、川崎駅周辺、公園、河川のホームレスの人の自立支援でございますが、右の表のとおり、川崎駅周辺、公園、河川のそれぞれの施設管理者と定期的に連絡会議を開催して情報の共有化を図りながら、効果的に自立を支援してまいります。また、同時に、川崎駅東口広場や富士見公園の再編整備、多摩川の工事などの計画が支障なく進捗するよう、各施設管理者との連携を密に自立に向けた取り組みを進めてまいります。
 今後のスケジュールでございますが、2月上旬から3月上旬にかけましてパブリックコメントを実施いたしまして、3月下旬に計画を策定、公表する予定でございます。
 最後に、緊急一時宿泊施設「愛生寮」についてでございます。資料2をごらんください。
 平成16年度に地域の御理解、御協力をいただき開設しましてから約5年間にわたって、川崎駅周辺のホームレスの人を対象に宿所や食事等の提供を行ってまいりましたが、地域との合意を踏まえまして、本年1月9日をもって閉所したところでございます。
 「愛生寮」のこれまでの事業実績についてでございますが、初めに、延べ宿泊者数でございますが、5年間で延べ13万396人でございました。
 次に、利用実人数でございますが、5年間で1,640人でございました。この1,640人の方の退所後の状況でございますが、5年間で就労自立が106人、福祉自立が234人となっております。なお、愛生寮が担ってまいりました機能につきましては、今後は2カ所の自立支援センターにより対応を図ってまいります。
○尾作均 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたら、お願いをいたします。
                 ( なし )
○尾作均 委員長 特にないようでしたら、以上で「第2期川崎市ホームレス自立支援実施計画(素案)について」の報告を終わります。
 ここで理事者の退席をお願いいたします。
               ( 理事者退席 )
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○尾作均 委員長 次に、その他として今後の委員会日程について御協議をお願いいたします。

  協議の結果、2月13日(金)、16日(月)に開催することとした。

       ───────────────────────────
○尾作均 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。
                 ( なし )
○尾作均 委員長 それでは、以上で本日の健康福祉委員会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
               午後0時16分閉会