議事ロックス -地方議会議事録検索-


神奈川県 川崎市

平成21年  1月まちづくり委員会−01月23日-01号




平成21年 1月まちづくり委員会

まちづくり委員会記録

平成21年1月23日(金)  午前10時01分 開会
               午後 0時53分 閉会
場所:602会議室
出席委員:河野忠正委員長、松原成文副委員長、石田康博、林 浩美、青木功雄、
     雨笠裕治、青山圭一、堀添 健、山田益男、平子瀧夫、岩崎善幸、斉藤隆司、
     佐野仁昭各委員
欠席委員:な し
出席説明員:(まちづくり局)篠?まちづくり局長、熊谷総務部長、倉形指導部長、
       増田庶務課長、吉田まちづくり調整課長、亀岡開発審査課長、
       吉越まちづくり調整課主幹、長瀬まちづくり調整課主幹、嵯峨野建築情報課主幹
      (建設局)小清水環境対策課長、山田廃棄物指導課長、福島処理計画課長
      (健康福祉局)妙摩参事・生活衛生課長、小林生活衛生課主幹
日 程 1 請願の審査
      (まちづくり局)
     (1)請願第46号 事業主株式会社成建グリンホーム、施工者株式会社成建による、王禅寺西7丁目17棟宅地開発工事等に関する請願
     (2)請願第47号 高津区二子4丁目計画(マンション新築工事)による被害軽減に関する請願
    2 その他

               午前10時01分開会
○河野忠正 委員長 ただいまからまちづくり委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付のとおりです。
 初めに、「請願第46号 事業主株式会社成建グリンホーム、施工者株式会社成建による、王禅寺西7丁目17棟宅地開発工事等に関する請願」を審査いたします。
 なお、関係理事者として、環境局の小清水環境対策課長、山田廃棄物指導課長及び福島処理計画課長並びに健康福祉局の妙摩参事・生活衛生課長及び小林生活衛生課主幹が出席しておりますので、よろしくお願いします。
 ここで、傍聴の申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○河野忠正 委員長 それでは、傍聴を許可します。
               ( 傍聴者入室 )
○河野忠正 委員長 初めに、事務局から請願文の朗読をお願いします。
◎榎本 書記 (請願第46号朗読)
○河野忠正 委員長 次に、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎篠? まちづくり局長 それでは、これより「請願第46号 事業主株式会社成建グリンホーム、施工者株式会社成建による、王禅寺西7丁目17棟宅地開発工事等に関する請願」について御説明させていただきます。
 詳細につきましては、指導部開発審査課長亀岡のほうから御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎亀岡 開発審査課長 まちづくり局開発審査課長の亀岡でございます。よろしくお願いいたします。
 本件につきましては昨年12月9日に現地視察が行われ、現地で計画概要、手続の経過等を御説明させていただきましたが、改めて御説明いたします。
 初めに、本日お配りいたしました資料の1ページをごらんください。事業者は株式会社成建グリンホームでございます。設計者は株式会社マックスでございます。工事施工者は、現地視察の段階では株式会社成建となっておりましたが、開発許可時点では株式会社熊谷組となりました。
 次に、事業計画の名称は、(仮称)王禅寺西7丁目17棟宅地開発工事でございます。建設地の地名地番ですが、麻生区王禅寺西7丁目2062番1の一部ほか3筆の一部でございます。地域地区は第一種低層住居専用地域で、第一種高度地区でございます。建ぺい率は50%、容積率は80%でございます。事業区域面積は4,524.85平方メートルでございます。建物の用途ですが、一戸建ての住宅で計画戸数は17戸でございます。予定工期は平成21年1月5日から平成21年9月30日となっておりますが、これは許可時の予定工期でございまして、現在は平成21年2月上旬から平成21年10月下旬までと事業者から聞いております。
 お手元の資料2ページ目の「総合調整条例手続等経過」の御説明を次にさせていただきます。平成20年6月13日に事前届出書の提出がありまして、7月30日に標識設置届の提出がございました。なお、現地視察時に配付した経過には記載しておりませんでしたが、平成20年8月13日から9月6日までの間に地元町内会や近隣住民の方々から事業者へ要望書が提出された経過及び事業者から地元町内会や近隣住民へ見解書が提出された経過を追加させていただきました。
 続きまして、平成20年9月9日には説明報告書の提出がありまして、10月9日に意見書の提出をされた方々に事業主からの見解書を通知しております。同年11月11日に承認申請書の申請がありまして、11月21日付で承認通知書を交付しております。また、同日付で開発行為許可申請書の申請がありまして、12月26日付で開発行為許可通知書を交付しております。その後、説明会で議論のありました隣接で先行して行われている開発工事と搬入搬出道路が重複する期間の工事車両の安全対策等について検討を行っていると聞いております。
 次に、資料3ページをお開きください。住民側から事業者へ要望書として出された事項及びそれに対する事業者の見解が示されております。地元から要望されている主な事項としては3点ほどございます。まず1点目としては、進行中の隣接開発工事と今回の工事が重複しないこととの要望に対しまして、事業者は、隣接工事業者と車両の出入場台数、工程のすり合わせを行った上で進めようと考えていること。損壊事故等の責任の所在について、車両のフロントガラスにプレートを置いて走行し、交通安全誘導員配置により責任の所在を明確にしていきたいと考えていること。工事施工時期については、隣接工事がすべて終了するまで待つことはできないので、同時並行にて進めさせていただくと考えていることなどの見解を地元に提示しております。
 2点目としては、開発許可を求める前に自治会及び近隣住民との間で個別で対応するのではなく、全体で説明会を開催することとの要望に対して、事業者は、現時点における計画の説明をさせていただくことは御要望があればいつでも行う考えであるとの見解を地元に提示しております。
 3点目としては、生活環境の保全と交通の安全を守る協定を締結することを強く求めますとの要望に対して、工事協定書を締結する考えであるとの見解が事業者より地元に提示されております。
 次に、資料4ページをお開きください。地元から市へ意見書として提出された事項及び事業者の見解が示されております。地元からの主な意見としては3点ほどございます。まず1点目としては、事業者のすり合わせの約束が守られる根拠はなく、本件許可が得られればすり合わせの約束を無視して工事を強行することは目に見えているとの意見に対して、事業者は、隣接工事事業主とは平成20年5月22日付で、共同して事業を進めること(工事施工時期が重複することによる工程の打ち合わせ)について合意書を締結していたとの見解を提示しております。
 2点目としては、これまで全く何の相談も説明会もありませんし、工事協定書の締結交渉すら行われていないとの意見に対して、事業者は、平成20年8月4日、工事内容のすり合わせについて、工程並びに締結済みの工事協定書についての打ち合わせを申し入れたところ、近隣との議事録として取り決めた内容は教えてもらえず、さらに近隣工事事業者からは、当社――これは本件開発事業者を指しますが、先に販売をかけることにより自分の現場が売れなくなっては困るので、隣接工事が終了してから工事着手すればよいとのことで、既に合意していた内容をほごにされたとの見解を提示しております。
 3点目としては、先行施工者との工事が重複して行われる以上、責任の所在を確認できるのは事故を現認した場合に限られてしまい、重量運搬車の継続的な運行で発生する建物等の損壊などの被害について、被害者住民がその加害者を特定できなくなることは明白であるとの意見に対して、事業者は、今後も隣接工事事業者や施工業者からの協力が得られずにすり合わせができない事態が継続するのであれば、本件開発事業者としては、近隣住民の皆様(地元町会)と本件開発事業者並びに施工業者との間において工事協定書を締結するために努力していく考えであるとの見解を提示しております。
 続きまして、お手元の図面につきまして御説明させていただきます。5ページ目の「案内図」をお開きください。方位は上側が北になります。図面中央、事業区域と書かれた斜線部分が本件計画地となります。図面の左側に柿生中学校、右側に市営真福寺住宅がございまして、小田急線柿生駅から直線距離で約600メートル、徒歩で約15分の距離にございます。当該事業区域は、南側の市道王禅寺406号線、幅員が約5メートルございますが、これに接しておりまして、道路を挟んで反対側において、図面には先行事業区域と記載されておりますが、現在別事業者による開発工事が行われております。なお、ペット霊園につきましては、ペット霊園の相談等が今まで市にはありませんので、場所を特定することができないため、あえて案内図には記載しておりませんので御了承願います。
 次に、お手元の資料の6ページ目「土地利用計画図」をお開き願います。方位は図面の左上側が北になります。図面の赤線内が事業区域となります。本計画では、開発区域内に新設道路、幅員は6メートルを計画しており、市に帰属予定となっております。図面左側の開発区域内西側に計画されている新設道路、幅員6メートルの行きどまり先のその他の用地−1と記載されている部分がございますが、ここは宅地造成工事を行うことにより擁壁を築造いたしますが、土地利用計画はございません。なお、霊園開発を主な業とする企業が取得したと考えられる土地は、その他の用地−1の開発区域から外側の左側の土地と考えられます。
 次に、工事車両走行予定ルートでございますが、申しわけございません、5ページ目の案内図にお戻りいただけますでしょうか。案内図下に、柿生中学校沿いに通る上麻生155号線がございますが、ここから王禅寺415号線を通って、図面下側中央にございます丁字路を右折いたしまして、王禅寺406号線から開発予定地に搬出入する予定と聞いております。
 以上で図面関係の説明を終わらせていただきまして、次に、請願の内容に対する市の考え方について御説明いたします。
 初めに、請願事項の1番目でございますが、「南側の隣接地で現在行われている開発工事が完了するまで、本件開発工事を承認しないよう求めます」につきましては、開発行為の許可は、事業者から許可申請されると、標準審査期間内に開発行為の内容がその規模や予定建築物の用途に応じて、道路、排水施設、宅地の安全性等について審査し、その結果、都市計画法に基づく一定の技術基準に適合し、申請の手続が適法であると認められるときは許可しなければならないと規定されております。
 本件開発行為につきましては、先ほどの説明のとおり平成20年11月21日に許可申請が市に提出されて以降、都市計画法に基づく一定の技術基準に関する審査の結果適合しておりましたので、同年12月26日に許可通知書を交付したものでございます。ただし、今回願意となっている隣接地の工事と並行することにより、工事車両の通行量の増加に伴って懸念される問題につきましては、市としても対応が必要であると判断し、工事車両の運行に当たり、隣接工事施工者と十分に調整を行うとともに、沿道住民の安全と生活環境を保全するよう努めることといったことを本件開発行為許可条件の附帯事項といたしました。その結果、本件事業者は隣接工事施工者に対して、工事車両の運行に関して十分に調整を行った上で近隣に配慮して工事を進めていくよう工事協定の締結に向けた話し合いを続けていると聞いております。
 次に、「本件工事予定区域内の西側に取り付けられている道路の計画について、その計画の変更を上記事業主及び施工者に指導することを求めます」につきましては、開発許可申請されている道路計画の内容が都市計画法に基づく一定の技術基準に適合していれば許可しなければなりません。ただし、今回願意となっている隣接地と接続する予定の道路計画によって懸念されている問題を把握するため、道路計画の趣旨について確認したところ、事業者から、開発区域西側のその他の用地−1は事業者による管理地とし、また、隣接地がペット霊園ということになれば接続しない。さらにはペット霊園事業には協力しないとの説明を受けました。
 次に、「ペット霊園に関する条例の速やかな制定を求めます」につきましては、ペット霊園につきましては、直接規制する法的枠組みがないことから、設置に伴う周辺住環境への影響、火葬施設による大気汚染等の防止あるいは公衆衛生などの課題があると認識しております。したがいまして、ほかの自治体での取り組み状況とその効果などを踏まえまして、現在関係局において協議を行い、良好な生活環境を確保するため、条例や要綱の制定なども含め、本市にふさわしい対応策につきまして検討しているところでございます。
 なお、総合調整条例の手続といたしまして、事業者と周辺住民との話し合いの状況についてですが、第1回の地元説明会が平成20年8月10日から11月2日まで合計6回開催されております。市といたしましても、工事中における近隣関係住民の日常生活に及ぼす影響に十分配慮するとともに、隣接で先行する開発工事と搬入搬出道路が重複する期間の工事車両の安全対策などを講じ、誠意ある話し合いを継続させて事業を円滑に進めるよう指導してまいりたいと考えております。
 説明は以上のとおりでございます。
○河野忠正 委員長 説明は以上のとおりです。
 これより質疑に入ります。意見・要望もあわせて御発言をお願いいたします。
◆佐野仁昭 委員 では、伺います。御説明いただいた順番でちょっとお聞きしますが、まず、いただいた資料の1ページ目で、工事施工業者さんがかわったというのは何か理由があるんでしょうか。お聞きになっていますでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 当初、いわゆる昨年12月9日の現地視察時におきまして我々のほうで説明させていただいております工事施工業者は、あくまでも総合調整条例の承認申請書に記載された事業者でございまして、その後、開発許可申請時点で工事施工者が熊谷組ということに変更になったものでございますが、工事施工業者の資力信用につきましては開発許可の審査事項でもございますので、恐らくその辺を考慮して変更されたのかというふうに認識はしておりますが、正確に事業者から変更の理由については特に伺っておりません。
◆佐野仁昭 委員 それから、いただいた資料の3ページ目で、工事協定書については締結させていただくことで考えているというのが事業者の方の見解ですけれども、現時点では、先ほどの御説明でいくと、まだ工事協定書の締結までには至っていないという認識でよろしいのかということです。それが1点。
 もう1つは、今回出された請願でいくと、隣接の先行している事業者とのある程度のすり合わせというか、協定というか、その辺がかぎになってくるのかなというふうに思うんですけれども、4ページ目で隣接工事事業主とは合意書を締結したということですけれども、これは行政のほうで資料として提出は受けているのか。もし可能であれば資料としていただけるのか。それが2点目です。
 それからその後が、ちょっとこれが非常に問題というか、今後どうなるのかという課題になると思うんですけれども、その下で、合意書を締結したにもかかわらず、すり合わせについて締結済みの工事協定書について打ち合わせを申し入れたところ、自分の現場が売れなくなるので隣接工事が終わってから着手すればいいじゃないかみたいなことで、そういう打ち合わせ、合意した内容をほごにされてしまったということですけれども、これがどういうことを意味するのか。実際のところどうなっているのか。その辺をもう少し教えていただきたい。
 それと、先ほど、後で許可を出すに当たって附帯事項をつけられたということですけれども、これはやっぱり先行しているところ、だから、後で許可を受けたところだけに附帯事項をつけても、相手が協力してくれなければ話にならないんですけれども、こういう4ページ目の資料にあるような状況であれば、先行している事業者には、行政として何らかの指導というか、文書での申し入れというか、そういうことを行っているのか。その辺をちょっと御説明いただきたいんです。
◎亀岡 開発審査課長 何点かございましたので、順を追って御回答申し上げたいと思います。まず、工事協定書の締結の事実関係でございますが、きょう現在事業者に確認しておるところによれば、まだ近隣住民や隣接の先行工事業者とは工事協定書の締結はされていないということでございます。
 2点目、先行事業者とのすり合わせがかぎになるとのことで、合意書の提出を受けているのかといったことについてですが、こちらは要求したわけではないんですが、合意書は事業者側から提出を受けておりますが、それを資料として本委員会に提出することにつきましては、あくまでもこれは民間企業同士の施工あるいは事業を進行させる上での企業情報ということにもなっておりますので、事業者ないしは関係締結合意書当事者の了解がなければ出せないものと認識しております。
 3点目、合意書の締結後ほごにされてしまったというようなことで、販売が先か後先の問題があるということなんですけれども、ここについては行政として関与できる部分ではないので、特に事実関係については確認してはおりません。ただ、このように事業者側の見解書が出されているということを確認したにとどめております。
 それから4点目、相手が協力しなければ先行業者への指導を市としてするのかということでございますが、市といたしましては、当然先行業者に対しましても、本件事業者に対しましても、近隣住民への生活保全を第一に考えておりますので、その面から誠意ある対応を求めてまいるという考え方に特に変更はございません。
◆佐野仁昭 委員 わかりました。もう少し教えていただきたいんですが、合意書については事業者のほうから求めていないけれども提出があったということで、その主な内容について、詳しくは結構ですけれども、例えば台数の調整をどういう形でやるのか、その辺の内容を御説明いただきたい。だから、内容を確認して行政として受け取っているわけですから、その履行について、権限はないとしても、履行をやっぱりちゃんとしてくださいよということは徹底していただくことが附帯事項をつけての実効性を担保することにもつながると思うんです。その辺の今後の指導のあり方をどういう形で実施されるのか。こちらの見解は今お伺いしたんですけれども、具体的な対応はどうされるのか。それをちょっと教えていただきたいんです。
◎亀岡 開発審査課長 本件合意書の内容につきましては、提出された時点で書面を読ませていただいた結果、内容といたしましては、先行工事がされている事業者側と本件開発事業者側とが協力して事業を進めていく、こういう文言が書かれておりまして、その他、工事車両の台数の調整といった具体的内容は記載されておりませんでした。
◆佐野仁昭 委員 あと、今後の指導を具体的にどういう形で、例えば申し入れをするのか、お互い業者を呼んで3者で協議をするようなことも検討するのか、個別に先行した事業者に対して、こういう合意書でやっぱり誠意を持って対応してほしいと。後で許可を出したところについては、こういう附帯事項もつけているので、これを実施するにはおたくのほうにも協力してもらわなければ困るんだというような、具体的なそういう個別の指導という形をとるのか、具体的な内容をちょっとお答えいただきたい。
◎亀岡 開発審査課長 合意書ではそういった具体的内容は記載されておりませんでしたので、市といたしましても、許可に際しては、あるいは現時点におきましての考え方を3点ほどお示ししたいと思いますけれども、1つ目といたしましては、先ほど市の考え方でも説明したように、本件開発行為の許可に際しては附帯事項として条件を付しておりまして、繰り返しになりますが、その内容としては、工事車両の運行に当たり隣接工事施工者と十分に調整を行うとともに、沿道住民の安全と生活環境を保全するよう努めることと定めて努力義務を課しました。
 2点目といたしましては、双方の事業者に対しまして、市から定期的に工事工程の情報交換をするよう求めてまいりたいと考えております。
 3点目としては、本件許可工事の事業者に対して、先行する隣接地の工事の事業者によって既に地域住民と締結されているであろう工事協定の内容を遵守するよう求めていきたい。さらに本件開発工事に関する新たな工事協定の締結についても、その遵守事項に沿って遺漏ないように検討するよう指導してまいりたい、このように考えております。
◆佐野仁昭 委員 ということは、先行した事業者とは、近隣住民との工事協定はもう既に合意をされている、締結されているということでよろしいんでしょうか。
 それから、ちょっと角度を変えますけれども、具体的にどの程度の軽減というのが図られるのか、その辺がよくわからないんですけれども、計画ですと、例えば搬出搬入の車両台数は、当然事前の申請のときに何かある程度概算というか、そういうことで示されているのか。これを個別にやった場合には、合計すると、1日これだけの台数が今御説明あったルートを通って搬出搬入されるということで、それをある程度合意することによってどのぐらいに軽減できるのか。その辺の具体的な数字というかお示しをいただけるのかどうか。いただけるのでしたら御説明いただきたいんですけれども。その2点です。
◎亀岡 開発審査課長 個別の軽減策がどう図れるかということと車両台数の調整についての行政側の把握というようなことで、一括してちょっと回答させていただきたいと思いますが、本件開発事業者からは、1日何台通ることによって先行事業者と車両台数の調整をどのように行っていくかという調整事項については、特に文書での回答はいただいておらない状況ですが、いずれ工事協定が締結された後には、当然調整した事項が市に報告があると思われますし、ない場合はこちらから求めていきたいと思いますが、市が現在開発の許可の内容として把握している数値から概算として言えることとの限定の上でお話しさせていただきたいんですが、よろしいですか。
 ということであれば、本件開発工事の規模、土工事に限定させていただきますが、およそ発生土が1万5,500立米発生するということで開発許可の内容がなっております。
これが切り土、盛り土を収支して搬出される土の量が1万5,500立米ということになります。これがすべて大型車両によって搬出されるということになりますと、5.5立米1台に乗せられますので、約1万5,500を割ると約2,800台の台数になります。これを、現在開発事業者が許可書につけられている工事工程の中で、土工事が工事着手から4カ月間実施するとのことですので、天候の問題も考えて、月20日間が仮に延べ搬出される日数だとすると、4カ月ということであれば約80日になるでありましょうと。そうなりますと、2,800台を80日分で割りますと1日35台分程度の台数になることは行政側の算出として想定がされます。
 一方、隣接地につきましては、隣接地の発生土が、当初許可時点では2万400立米が表示されております。しかしながら、もう既に昨年の3月に工事着手して進捗率が50%と伺っておりますし、きょう現在搬出土量の計画量を確認したところ、今後約1万立米を同じく4カ月間ぐらいをかけて搬出していくということでございました。したがいまして、対象となる土量は約1万立米。これを同じく大型車両の積載容量5.5立米で割りますと約1,800台になります。さらに、同じように延べ日数が約80日間といたしますと、ならせば1日23台というふうになります。
 一方、事業者側から、今後向こう土工事について工事車両が実際にどのような台数になるのかというふうにおのおの伺ってみたところ、本件工事事業者によりますと、大型台数をピーク時で20台、その他小型車両、これは4トン車だと思われますが、4トン車70台をピーク時に1日走らせる予定と聞いております。一方、隣接工事の施工業者によりますと、ピーク時で大型車両は1日60台走行するというふうに伺っております。
 以上の行政側の算定結果、それから事業者側の説明を調整いたしますと、行政側のほうの台数を延べにならすと事業者側が主張している数値よりも大分低くなるということで、搬出する延べ日数を勘案して1日の車両台数の調整は可能ではないかというふうに判断いたしておりますので、その面からの指導をしていきたい、このように考えております。
◆佐野仁昭 委員 調整をされたとしても、相当な台数の工事車両が通行する当該通路というんですか、道路を利用するということになるわけで、それがなければ、まともに今御説明があったような台数が通行するわけですよね。ちょっと確認ですけれども、先ほどの説明ですと、柿生中学校のわきの道路を使っていくということになるのかどうか、その辺の教育施設のわきを通っていくのかどうか。そこだけもう一点確認したいんですけれども。
◎亀岡 開発審査課長 総合調整条例の承認の手続の中で示されておりますのは、市道上麻生155号線を最終的な主な走行ルートということで、柿生中学校横の道路の利用予定を考えているということでございますが、これは土砂等運搬協議要綱がございまして、川崎市としては、一定の土量以上の土砂の搬出がある場合は建設部局のほうと土砂運搬についての協議をし、生活道路の安全を判断してまいるということなので、現時点では、本件工事業者についてはまだその手続はされていないと聞いておりますので、今後土砂運搬協議の手続の中で、今委員御指摘の通学路の安全対策については考慮されていくものと考えております。
◆佐野仁昭 委員 いろいろと伺いましたけれども、お答えを聞く中で、最終的にはその辺の協議の中で、今これだけ急に景気が悪くなっている。特に住宅系のものが売れ残るという状況になる中で、とにかく急いでこの開発を行って早くこの事業を終わらせたいというのがやっぱりどこの事業者の意向でもあると思うんです。そういう中で、そういうのをやれば競争でどんどんやるのはあれですけれども、それで近隣が巻き込まれて混乱を来すというのでは、とにかく安全も図れないということであればこれは大変な問題だと思うんです。だから、そこは行政がお互いに歩み寄れるところをちゃんと協議して軽減を図る、そこを徹底するという、特に建設局、関係局も交えてそこは徹底していただくということで、本当にこれで近隣に迷惑をかけないようなやり方を市としてぜひ指導を徹底していただきたいということを私から要望させていただきます。とりあえず結構です。
◆林浩美 委員 先ほど、開発許可について附帯をつけたというお話だったんですけれども、先行の開発業者、そして近隣としっかりと協定を結びながらというお話だったんですけれども、その近隣というのはどの範囲まで指すのか。また、この附帯をつけたことによっての強制力はどこまで発生するのか。そこをちょっと教えていただきたいんです。
◎長瀬 まちづくり調整課主幹 近隣の範囲につきましては、案内図を開いていただきたいんですが、市道の406号線、これが一応6メートル未満の道路になっていますので、市道王禅寺415号線にぶつかるところまでが周辺住民ということになります。一応そこが対象になります。
◎亀岡 開発審査課長 2点目の許可条件に対する拘束力、強制力といった部分についてですが、本件許可条件につきましては、先ほど説明したように努力義務ということで課しているため、特段の法的罰則規定は特に求めてはおりませんが、しかしながら、許可条件をつけることによって本件事業者も工事協定を締結する、あるいは工事車両の運行の調整を図るということを特段の配慮事項として対応しておりますことから、一定の効果が発揮されているという判断をしております。
◆林浩美 委員 先ほど佐野委員のほうからも、相当の交通量がありそうだという大変迷惑な話だというお話もあったし、先ほどの御説明でも、先行業者、開発業者との工事協定のほごがあるというお話ですし、そんな中で本当に重量ダンプとか、あるいは重機が入ってきたときに振動やその他のことで住宅への被害が起きたときに、先ほどの御説明だと、ダンプにプレートを乗せてわかるようにするというお話だったんですが、やっぱりそれだけでは、どちらの開発業者の要因によって破損や被害が出たということが明確にならないと思うんですけれども、本市のその辺の考え方についてもう一度教えていただきたい。
◎亀岡 開発審査課長 今の委員の御指摘、非常に私たちも重く受けとめているところでございまして、市として、何より近隣住民への影響、生活環境の保全、これを心配しておりますので、両業者には、被害の算定なり原因者については、民事的な解決のもとに住民に対して一定の対応を図られると思いますが、行政としても、暗に高みの見物ということではなくて、積極的に両業者について双方応分の対応を、被害がもし万が一起こった場合には、起こってはいけないんですけれども、万が一起こった場合には双方の事業者に誠意を持って対応するよう指導していくという覚悟でございます。
◆林浩美 委員 ぜひともそれはお願いをしたいと思うんですけれども。先ほど説明の中で、その他の用地−1ですか、ペット霊園ができる可能性がある土地があると。そこにもしそれができるならば、接続する道路をつくらないというようなお話があったと思うんですけれども、ということは、もし接続する道路をつくれなかった場合、ペット霊園は開発されないのか、ちょっとお伺いをしたいんです。
◎亀岡 開発審査課長 直接ペット霊園業者が取得したと考えられている土地の区域が具体的にどこになっているのかということを把握していないため、あくまでも想定での回答になりますが、私どもが把握している土地が万一ほかに接続する道路がないとすれば、開発行為についてはできません。接続する道路が存在する場合には、そこを接続道路として開発の許可の一定の技術基準に適合するような形で整備されるということになれば、開発許可の可能性はございます。
◆林浩美 委員 今、実際に川崎市の中でどのぐらいのペット霊園があるんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 非公式でございますけれども、インターネットですとか、そのほか電話帳ですとか、私どもがそういうところで調べまして、現在市内には炉を持っているところが3カ所あると確認をしております。
◆林浩美 委員 先ほどの御説明で、近隣の他の都市等の条例を見ながらこれから検討していきたいということだったんですけれども、本当にどこの都市でもペット霊園の問題は大きな問題になっておりますし、移動によって火葬場というか、車を火葬車にしてあちらこちらで焼いたりとかいろいろ問題になっている事例もお聞きしますので、ぜひともこれも川崎市として早急に条例化に向けて動いていただきたいということを要望して終わります。
◆岩崎善幸 委員 請願の趣旨を考えますと、同じ道路で2つ同時に並行するということは確かに大変なことじゃないかなと。住民にしてみればごもっともなことで、この請願が出てくるということ自体が、やっぱりもう少し市のほうで調整をしてほしいなという気持ちが相当あらわれているのではないかなと思うんですけれども、市のほうとしては、当然適合であれば許可しなくてはいけないということだから許可という形になるんでしょうけれども、お話を伺った中で相当調整をされているということはよくわかりましたけれども、このような2つ同時に開発をされたというふうなことは、川崎市内において過去にあるんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 開発を担当している部局としては、本件のような事例はレアケースというふうな認識を持っております。
◆岩崎善幸 委員 レアケースだからこそやっぱり慎重に努めていただきたいということを要望するんですが、先ほど附帯条件の話がございましたけれども、これは義務といいますか、強制がないというようなこともありましたけれども、さっき、これについては3つ挙げたと。この中について、業者が行ったことについては報告をとっていく、報告を求めていくという話がありましたけれども、この辺のことは、強制力がないにしても、やはりそういうことを求めていくということが非常に大事じゃないか、このように思うんですけれども、その辺の具体的な動き方についてちょっと説明をお願いしたいです。
◎亀岡 開発審査課長 許可処分庁といたしましても、川崎市といたしましても、現時点において工事着手がまだされていない状況がございます。許可申請書におきましては、許可時点では平成21年1月5日を工事着手予定日としていたんですけれども、市の指導もありまして、工事協定が現在締結に向けた対応がされている中で工事着手が強引に図られているということがないので、現在市の指導において、要は本件開発事業者が工事協定に向けて努力している。
 一方、今後、まず節目節目があるというふうに考えておりまして、工事協定が締結した暁には、早速工事協定の内容の報告を求めていきたいと考えておりますし、工事着手に当たっても、工事着手届の提出が義務づけられておりますので、当然市に無断で工事着手するということはございません。したがって、そこも一つの段階であります。
 また、市といたしましては、中間検査を実施しておりますので、その中間検査の節目節目に現場に複数回行きますので、その折々に工事車両の調整が行われているのかどうか、遵守事項が守られているのかどうか、こういったことを追跡して報告を求めてまいりたいと考えております。なお、報告につきましては、報告を求めることができる法令の規定がございますので、法令の規定にのっとって報告を求めてまいりたい、このように考えております。
◆岩崎善幸 委員 それは、そういった意味では、報告ということについてはもう義務であると、基本的にはその報告を出させると、こういうことができるということで理解していいですか。
◎亀岡 開発審査課長 以上の意見のとおりで結構でございます。
◆岩崎善幸 委員 では、それはしっかりやっていただきたいと思うんですけれども、例えば、そのときに住民のほうから苦情とか要望とかが入って、要するに要望といいますか、要望は工事協定の中に入ってくると思うんですけれども、そういったときに苦情とかがあったときには対応はどういうふうな形になるんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 本件ばかりでなく、また、工事協定を結んでいない工事なども市内には散見されている状況がありまして、今委員が心配されているような苦情とか要望・陳情等が結構あることはあるんですが、それらに対して、市としては、当然住民の方からの要望・陳情、苦情があり次第、早速現場へ急行するなどして事実把握に努め、その事実に間違いがなければ工事施工者を呼ぶなり、現地の工事施工者の立ち会いのもとに改善を指導するということをとっておりますので、本件工事につきましても、なお一層そういったことに努めてまいりたいと考えております。
◆岩崎善幸 委員 その辺はしっかりお願いしたいと思うんですね。
 あと、先行事業者とこれからやる事業者なんですけれども、今もうお話をいろいろ聞いているんですが、なかなかそごがあってお互いの業者同士も、こう言った言わないというような問題になっているということがありますよね。そういったことについて、先行事業者とこれからやる事業者の2業者を呼んでしっかりとこの指導をできるということは可能なんですか。要するに、一緒に呼んで一緒にお話を聞く、こういうふうなことは可能なんですか。
◎亀岡 開発審査課長 結論から言いますと、そういうことは可能か不可能かというより、そういったことが必要であれば、市としてはその方向で臨んでまいりたいという認識でおります。
◆岩崎善幸 委員 今までそれはやっていないんですか。
◎亀岡 開発審査課長 現時点では実施はいたしておりません。
◆岩崎善幸 委員 この資料の中でそういったそごがありますよね。だから、こういったことを見たときに、やっぱり2つ呼んで、2業者呼んで、しっかりと話をしていただくことが住民を守るということにつながるんじゃないかなと思うんですけれども、ここら辺はどう考えていますか。
◎亀岡 開発審査課長 なかなか申し上げにくい点もあるんですが、お互い事業者ということで利害関係も見え隠れする中での話ということで、行政がどの時点で入って両者の調整をしていくか、あるいは指導ができる限界がございますので、その限界を見きわめた上で、どこまで行政として対応できるか。そうした力も見定めながら、今後必要に応じて必要な時期に、今委員御指摘のような対応を図ってまいりたいと考えております。
◆岩崎善幸 委員 要するに、市が住民と事業者の一番のポイントになってくると思うので、ぜひ適宜。それから、私は今やるべきじゃないかなと思いますので、その辺も踏まえてやってほしい、こういうふうに要望しておきます。
 あともう1点、ペット霊園に関してですけれども、先ほどその他の用地についてはペット霊園をつくるという、こういうふうな形になったらつくりません、そういうものをつくりませんというふうな話があったんですけれども、これはちゃんと文書で取り交わしたんですか。
◎亀岡 開発審査課長 今、委員の御指摘の点につきましては、これも本件開発事業者から市のほうに提出された文書がございまして、これも市が積極的に求めたわけではないんですけれども、事業者のほうからの情報提供ということで確約書という文書が提出されておりまして、本件開発事業者は今言われているペット霊園業者とは一切関係がないというようなことですとか、考えられている隣接する西側の土地でございますが、これに霊園が仮に計画されたときには一切協力はいたしませんといったような内容の確約が地元の方に対して出されているようでございます。
◆岩崎善幸 委員 わかりました。
 あと、ペット霊園の条例についても先ほど前の委員のほうからも話がありましたけれども、これは私どもも代表質問等で取り上げましたけれども、今現状をどういうふうな形で、検討委員会をつくっているという話も聞いているんですけれども、どういう状況の中で、それから年度内に結論を出したいというふうにも答弁をもらっているんだけれども、どういう状況ですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 現在、庁内において総務局、総合企画局、環境局、健康福祉局、まちづくり局で構成しますペット霊園の設置規制等に関する検討委員会を設置して、昨年末からことし1月21日までで計4回幹事会を開催したところでございます。その中で、他都市での状況の調査を行い、現在本市にある条例での規制や新たな条例、要綱等を制定する場合においての課題や問題点等の検討を行っているところでございます。
◆岩崎善幸 委員 要するに3月までに結論を出して、例えば3月の議会に間に合わないから6月の議会にしっかり出していく、そういう方向性なんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 現在、検討委員会を設置いたしまして鋭意検討中でございまして、現時点において、いつの時期かという明確なお答えがちょっとできないのは申しわけございませんが、今後も鋭意進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆岩崎善幸 委員 その鋭意、鋭意というのもよくわかるんだけれども、では結論をここまでにしましょうとか目標がなかったらやっぱりいつまでたっても決まらないわけだよ。だから、そのためには、例えば6月の議会にしっかりと出していくんだと、そういうふうな目標がないと、やっぱり検討委員会だって、じゃ、何日までに全部すべて終わりますというふうな形になれないと思うよ。だから、しっかりそこまで調べて、そして本市らしい、川崎市らしいそういうふうな条例をつくっていくという、こういう方向性であれば、条例をつくるということについてはどうなんですか。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 条例、要綱を含めて今検討しておりますので、その内容も設置も含めて検討していきたいというところでございます。
◆岩崎善幸 委員 余りはっきりした、要領を得ない。そうであると、もう条例を我々議員でつくらなきゃいけないという形になってしまいますよ。だから、しっかりとその辺を見据えてやっていただきたい。これを強く要望しておきます。結構です。
◆堀添健 委員 幾つかお伺いをさせていただきます。まず最初の先行の事業についてなんですが、これの許可が当然先行されて行われて、実際もう工事に着手されていることなんですけれども、この開発許可に当たっての附帯条件等はどのようなものがあったんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 先行する開発工事につきましても当然附帯条件はついております。しかしながら、先行する工事の許可時点では、後行する本件開発工事の許可の予定を把握してはおりませんでしたので、その面からいくと、本件の開発の工事についての許可条件のほうが、項目としては、工事車両の運行に当たっての隣接工事業者との調整という部分が特出しになっております。先行する許可条件といたしましても一定の条件はついておりまして、工事施工に当たり付近住民に工事について説明するとともに、住民の生活環境を保全するよう努めること。それから、資材運搬時に使用する道路については、維持を十分行うとともに、破損等を生じた場合は道路管理者の指示に従い、速やかに復旧のため必要な措置をとり、ほかの交通に支障を来さないように努めることというようなことにつきましては、本件開発工事につきましても、先行する開発工事につきましても、共通して許可条件の附帯事項としてつけております。さらに本件工事につきましては、隣接工事業者と十分調整を図るようにと附帯事項をつけたものでございます。
◆堀添健 委員 そうしますと、この後の今回の事業者の見解では、先行の事業者が協力してくれないのでちょっと困っているんですよというお話なんですが、先行事業者としては、社会常識上とかは別として、新たな事業者に対して協議を行うなり、あるいは協力する義務は負っていないという理解でよろしいんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 許可条件面から言えば、再議というか、細かい点で言えば特段に義務を負っていないという判断はできるかもしれませんが、一方では、先ほどの許可条件の附帯事項の一つとして説明したように、先行する開発工事につきましても、工事施工に当たっては住民の生活環境を保全するよう努めなければならないわけですから、現在工事中に別の工事が後追いになったようなことに伴っての住民の生活環境の保全についても、やはり努力義務として市としては課していきたいというふうに考えておりますし、資材運搬の使用の道路につきましても、他の交通に支障を来さないようにとのことでありますから、自助努力あるいは相互協力によって今回の課題の解決を図っていくように指導してまいりたいと考えております。
◆堀添健 委員 先ほど御説明の中であったかもしれませんけれども、私もこの理由を見ると、非常に今急激に不動産関係が悪化している中、先行事業者さんとしては、経営判断として自分たちのほうがかなり早目に販売をしたいと。そのためには、後の事業者ができるだけ売り出しがおくれるほうがありがたいというふうな経済的な利害があるんだろうなということは推察ができるわけでありますけれども、そうしますと、ある意味で、後からの事業者は、先行事業者は基本的には協力に応じてくれないという前提のもとで事業を行わなければいけないということになってくると思いますので、そういう意味では、先行事業者が一定工事が終了した後に着手をすべきであると、せざるを得ないというのは、ある程度考えるとそうなってくるのかなというふうな思いもあるわけです。
 先ほど、先行事業者の段階では後からの事業者が工事をすることは想定できないわけですから、当然その条件にもついていないということなんですが、現状新たな状況の変化ということで、後からの事業者が事業の着手を行うという状況のもとで、先行事業者に対する指導の中身に関してなんですが、先ほどのやりとりの中でも若干あったとは思うんですけれども、もう一度確認を含めて、市として先行事業者に対してどういうような指導なりを行っていて、それに対して先行事業者はどういう対応をされているのか。お答えをお願いします。
◎亀岡 開発審査課長 先行事業者への市からの指導は、あくまでも許可条件の附帯事項を遵守させる面からの指導でございます。したがいまして、本件開発事業者と先行事業者との間で今工事協定に向けた話し合いがされている、まさにリアルタイムの状況でございますので、ここで今行政が入ってそれをどうのこうのということは、現時点では考えておりません。
 なお、販売に関する部分については、両方の事業主も川崎市内に拠点を置く事業者でありますから、市としても利益の部分については入ることはできませんけれども、その点も含めて対応については念頭に置いて対処しているところでございます。
◆堀添健 委員 先ほど岩崎委員の質問の中で、3者、両方の事業者を同席させた上での指導は、まだこれからやるにしてもということなんですが、許可をした段階と比べて状況の変化があったわけですから、先行事業者に対して、単独でそうした環境の変化に基づいて後からの事業者に対する協力なり、あるいは協議なり等々を、先ほどの開発の条件でついていた近隣住民の環境を守るという観点から、状況の変化があった後で先行事業者に対するどういう指導を行ったのかということを再度お伺いします。
◎亀岡 開発審査課長 先行事業者は予定工期が昨年の3月から昨年の12月末までだったものを工期延期しておりまして、本年の年末、12月まで工期を延期している状況がございます。これはやはり工事車両の運行がかなりスローモーだったということもございまして、そこら辺はその現状を引き続き維持するよう市としても指導していくとともに、先行業者単独に、市から、後行する事業者に協力するようにというようなことは言えないのですけれども、今工事協定をまさに締結に向けた話し合いがされておりますので、その推移を見守って必要な時期に必要な対応をしてまいりたいと考えております。
◆堀添健 委員 ちょっと整理をさせていただきたいんですけれども、先ほどの先行事業者に対する開発許可では条件を付したと。その中で近隣環境を守るという観点で努力義務がありますよということだったと思うんですけれども、この努力義務を実行する上で環境の変化があったわけですから、当然先行事業者としても一定の対応が必要になってくるのかなと思うわけでありますし、また、今のお話ですと、これは事業者の責任ではないのかもしれませんけれども、当初の予定であれば工事期間は重ならなかったわけですから、そうした意味でいうと、先行事業者に対しても一定の責務が出てくるようには思うわけなんです。
 そうしますと、先ほど開発許可をした段階で努力義務があると。その努力義務があるということは、その中身は、この後の事業者との間でなるべく搬出のトラックの運行等々において問題が出ないように調整をするということにほかならないと思うんですけれども、ほかに努力義務を実行する上での、こんなことをやれば努力義務が問題なく達成されるということがもしあればお伺いしたいんですけれども、多分ないと思うんですよね。そうしますと、先行事業者に課せられた努力義務を実行するということは、すなわち、後からの事業者との間で一定の協議を行っていくということだと思うんですけれども、ぜひ先行事業者に対してもやはりその努力義務を実行していただくという観点から指導していただく必要があると思いますので、これはぜひお願いをいたします。また、そうは言っても、先行事業者がどこまで協力していただけるかというと、なかなか厳しい部分も当然あるのかなというふうに思います。
 今回の請願第46号は出ているのが地元の町会からですよね。地元町会からということでいえば、個人の請願・陳情も当然大切に扱わなければいけないわけなんですけれども、半ば地域の公共団体というところからこのような請願が出ているということで言えば、さらにこの重みというものは地域の総意ということでも理解できるわけですから、かなり誠意を持って我々としても取り扱わなければいけないと思いますし、行政としてもそうしたところからぜひ指導していただかなければいけないのかなと思います。
 岩崎委員、ほかの委員もおっしゃっていましたけれども、これは3者、行政も含めた形での指導ということがやはり必要だと思いますし、そのあたりは、まずテーブルに着いていただくということに全力を挙げていただく必要があると思いますので、その点を改めて強く要望して、とりあえず結構です。
◆斉藤隆司 委員 工事車両の搬出入路、その経路についてなんですが、市道上麻生155号線があるんですが、ここに入ってくる経路はどこを通ってここに入ってくるんでしょうか。
 それと、交通誘導員はどのように配置されるのか。もしわかっていたら教えてください。
◎長瀬 まちづくり調整課主幹 まず、先ほどもお話ししましたように、工事車両の運搬ルートについては、今所管課のほうと協議をしている最中です。ですから、今の段階ではどの道路を通ってくるかというのはわかりません。
 あともう1つ、誘導員につきましては、一応基本的には今2名を予定していると。だから、誘導員についても先行開発事業者のほうと調整した上で配置場所等も押さえていきたいということで聞いております。
◆斉藤隆司 委員 この上麻生155号線は駅のほうに行けば行くほど大変な交通量で、バスも通っていまして、大変危険な、駅前なんかは特に危険だというふうに言われているんですが、やはりそういう配慮みたいのは市のほうでできるんでしょうか。こういうふうに経路をとってくださいだとか、そういう指導というのはできるんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 委員御心配の点につきましては、土砂運搬協議が地元の建設センターを通じて指導が入りますので、地元建設センター、今回は麻生建設センターになりますが、この道路の状況ですとか柿生駅周辺の道路整備状況なども十分把握しておりますことから、そこら辺の一定の判断のもとに交通量の分散、それから工事車両のアクセスの方向性、そういったものを協議されることになりますし、本委員会においてもこういった委員の方々からの御心配や御指摘をいただいておりますので、持ち帰りまして関係する部署に伝えてまいりたいと考えております。
◆斉藤隆司 委員 5.5立米の発生残土を積んでトラックが出ていくわけです。先ほどの説明でピーク時に1日60台ですか、これからのところは1日20台、そういう車がどんどん出ていくわけですよ。当然騒音だとか振動なんかが発生しますよね。坂をおりて、また上っておりていくわけですから、先ほどもちょっとお話があったんですが、そういう中で道路の破損だとか家屋への被害、先行業者とこれからの業者と両方の大型車両が出入りするわけです。例えば、道路に破損が起こったときに、どちらの事業者に責任があるのか。そんなことはないと思いますが、家屋への被害があった場合、どちらに責任があるのか。やっぱりその辺はわからなくなってくるんじゃないかという気がするんです。その辺の考え方はどういうふうに考えているんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 今の質問に対しましてですが、今回事業者は工事車両にプレートをつけるというような説明を地元にしておりますことから、本件工事施工者の車両については特定ができる。一方、プレートがついていない車両については本件工事施工者ではなくて先行する工事施工者の車両、ないしは他の工事が入る可能性もあるかもしれませんが、先行する工事車両についてもプレートの設置をするのかどうか、ここら辺を工事協定の中で詰めていただくことになるかと思います。
 一方、家屋被害、道路破損につきましても、それぞれ車両が特定できるものについてはそれぞれの業者が負担することになるわけですが、それぞれの業者、原因者が不明であった場合に、では一体案分にするのか、何対何にするのか、そういった民事的な解決のための協定も当然今回の工事協定の中に含まれるものと行政は予測をしておりますので、そこら辺を見て報告の内容を精査してまいりたいと考えております。
◆斉藤隆司 委員 私よりも詳しいと思うんですが、道路というのは車が何回も何回も通って、繰り返し繰り返し通っていく中でへこんだり破損が起きるわけです。一発でどんと来てぼこっとへこむ、そういう場合もありますけれども、私ども地元で経験があるんですが、繰り返し繰り返し通っていく中で道路がだんだんと沈んでいくということもあるわけです。そうした場合、やはりプレートをつけているからこの会社だということは相当難しいんじゃないかと。家屋の破損につきましても、プレートをつけていた車が通ったからひずみができただとかタイルが落ちただとか、そういったことは特定できないと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 土砂運搬協議の指導部局が、片や道路管理者にもなっておりますので、今の御指摘につきましても、土砂運搬協議の面で指導する部局のほうに十分伝えてまいりたいと思います。
◆斉藤隆司 委員 協定の中でその辺はさらに具体的にやっていただきたい。だから、ぜひ協定は結んでもらいたいと思います。
 それからあと、これだけの車が出入りするんですが、工事車両の待機場所というのは何か報告はありますでしょうか。
◎長瀬 まちづくり調整課主幹 工事車両の待機場所につきましても、先行業者とすり合わせた上で決定したいということと聞いております。
◆斉藤隆司 委員 これだけの車が出入りするわけで、そういった路上に駐車しないでぜひとも待機場所をつくるように指導していただきたいと要望しておきます。
◆佐野仁昭 委員 先ほど岩崎委員の質問で、ペット霊園のところで1つちょっと教えていただきたいんですが、今後鋭意努力するということで、ただ、時期的には明言されなかったわけですけれども、もし駆け込みでこの間やってしまえということで条例化、また要綱化される前にされた場合にはどういう対応をなさるおつもりなのか。協議の内容である程度指導していくということでいいのか。でも、その内容もある程度固まらなければ指導できないわけですけれども、それまでの駆け込みに対する対応はどうされるのか。
◎亀岡 開発審査課長 関係各局多岐にわたるので、まず、そういったペット霊園の設置計画が事業者側に立案されますと、最初に事業者側が行政とコンタクトをとるところが実は開発審査課なり建築指導部局なものですから、私どものまちづくり局のほうからまず入らせていただきますと、仮に駆け込み的に今ペット霊園の設置計画が市のほうに出されたといたしますと、その計画については、開発行為あるいは宅地造成工事の事前相談書という形で、行政内部全般に共有できる情報として、きちんと資料を一定の内容に沿った形でそろえていただきます。その上で都市計画法、宅地造成等規制法、それから建築基準法、これら三法が規制の対象法令として考えられておりますので、その関係法令に照らして計画に対する規制の要否を判断していくという考えがまずまちづくり局としてはございます。
 ちょっとその他の部局のほうもよろしくお願いします。
◎妙摩 参事・生活衛生課長 現状では、健康福祉局が所管している法令の中には、ペット霊園を規制する規則、法律、それから条例等はございませんので、対応が非常に困難な状況と考えております。
◎小清水 環境対策課長 私どものほうは環境、公害の関係なんですけれども、公害の関係につきましても、現状、法、条例がペット霊園、特に火葬炉に適用できるものがございませんので、現在ではちょっと難しい状況でございます。
◆佐野仁昭 委員 これは去年の11月に出ているんですよね。今のお話ですと、今出されても指を加えて見ているしかないというような結論としてお答えを受けとめたんですけれども、それではあれなので、とにかく鋭意努力というのは一日も早く結論を出すと。先ほど岩崎委員もおっしゃったように、それだったらうちのほうで議員提案という形もせざるを得ないみたいなことにもなりかねないので、そういう意味では、こういう期待に対して本当に一日も早く結論を出すということで、やっぱりその間の駆け込みに対しても対策は検討していただきたいということもちょっと要望して、とりあえず結構です。
◆雨笠裕治 委員 事業者と請願を提出された町会の皆さん方との現状の関係を、今率直に言ってまちづくり局さんとしてはどういうふうに分析されていますか。分析というか、感じていらっしゃいますか。
◎亀岡 開発審査課長 もう一度質問を繰り返させていただきますと、いわゆる請願を出されている真福寺町会という組織と、要は本件開発事業者とがどういう関係にあるかというふうなことを市がどういうふうに認識しているか、こういう質問ということですか。
◆雨笠裕治 委員 そうです。率直な意見を。
◎亀岡 開発審査課長 市といたしましては、本件開発事業者が、町会及び近隣住民、それから隣接工事施工者を含めて、工事協定の締結に向けてあいさつをしているなり、工事協定の中身に触れた話し合いを求めて動いているということは認識しておりますが、町会がそれに対してどのように受けとめているかということについては、現在正確には把握しておりません。
◆雨笠裕治 委員 そうしましたら、課長さん、そこの受けとめ方をきちんと認識していただいて、法に基づいて行うべきは行わざるを得ないわけですから、そういうことを踏まえた話し合いの成果というものを出していただけるように、先ほどからいろんな形でお約束いただいていますけれども、ぜひそごが生じたまま終わらせないようにしてもらいたいです。もともとこの土地も地元の方の土地ですし、そういう意味では、後々、ここの町会さんは以前もこういう開発があったときにきちんと対応して、最終的にその事業者もきちんと話し合いに応じ成果を出した経過もあるので、その中で川崎市でも初めてと言われた池つきの公園を地元の環境を整備するためにつくった経過もあるので、ぜひそういう意味では、事業者の方にもきちんとした対応をしていただける、見守っていただきたいと思います。それが1点。
 それから、今のペット条例の関係で、鋭意努力されているそうなんですが、仮にペット霊園条例というのを制定するとかなり難しくなるので、迷惑施設についての地元同意についての何か一文でこういう規制ができないですかね。例えば町会の同意が必要とか、迷惑施設という全般にいって、どれを迷惑施設と規定するかは別としますが、同意条項みたいなものをつけるというふうなことは難しいんでしょうか。ちょっとこのあたりについて見解がありましたら教えていただきたいんですが。どちらでも結構です。
◎篠? まちづくり局長 これは前回の議会で曽禰副市長のほうから答弁させていただいているんですけれども、片やペットを大事にされている方たちは、自分の家族と同じようにされている方たちの当然ペットの処分というのはどうすればいいかというニーズの問題もございますし、それが自分のうちのそばにあれば嫌だという方もいるかもしれないし、景観的に見てそんなに嫌じゃないという感覚の人もいるでしょうし、いろんな問題がありますので、迷惑というのが、例えばにおいなのか煙の問題なのかとか、いろんな観点がありますので、その辺を、今鋭意という言葉で表現させていただいていますけれども、検討してどういうふうにやっていこうかというところもありますので、とりあえず年度内にはどういうようなところの所管が対応していくんだということを決めて、それから今言ったようなことを総合的に考えて判断していかざるを得ないのかなというふうには考えていますので、ちょっとここでこうしたいというのは、表現がなかなかできないところが難しいと思っています。
◆雨笠裕治 委員 局長さんがお答えいただいた部分もある程度わかるんです。ただ、それはある面で言うと、今回のケースで言えば、裁判になったときにどちらかが論拠として言う言葉ですよね。ここで今反対をされている方たちの中で、この近隣でペット霊園ができてありがたいと思う人は本当にいるんですか。それはわからないですよ。わからないけれども、それは行政の立場で考えていくものじゃないですよ。今回のこういうものは、申しわけないけれども、今の条例や法律の中を含めて、我々がさわってこなければいけなかったものが立ちおくれているという認識でこの条例の問題は考えていただかないと。だから、ちょっと立場があいまいな点が見受けられるので、そのあたりはしっかりこの問題の認識をして対応していただきたい、そのことだけ申し上げておきます。
◆山田益男 委員 先行業者の工期の件でもう一度確認をしたいんですが、当初は20年の3月から20年の末を今年の12月まで工期延長したというような説明だったと思うんですが、4ページの意見書に対する事業者の見解書に5月22日時点で工事時期が重複することについての工程の打ち合わせをしたというふうになっているんですが、この工期の延長は、いつごろ市のほうと調整をされて許可をいつごろ出したのかというのをまず伺いたいと思うんですが。
◎亀岡 開発審査課長 先行業者の工期の延期については、これは変更届という手続になるので、軽微な変更という部分に当たるんですけれども、昨年の12月下旬に変更届がございました。
◆山田益男 委員 工事の期間を1年間延長するということが軽微な条件に当てはまるかというとちょっと疑問になるんです。結局は車両の搬出入が1年間継続をされるということになるので、そのときには特段調整等はされないのか伺います。
◎亀岡 開発審査課長 工期の延期という事項は、法令の規定により軽微な事項というふうに規定がされておりますので、期間の多寡はあるにしても、工期の延期という事案自体は変更届という手続でございますが、当然変更届が出されている時点におきましては、後行する開発の工事の許可の申請がもう既に出されておりました関係で、私ども開発部局としましても、その話が先行工事の工期延期の話があった時点で早速現場へ行きまして、現場の責任者にいろいろ理由ですとか現場の状況を調査したりですとか一定の調査はしてまいりました。その結果、予想外に地盤がかたくて工事の進捗の度合いが低下したということがございまして、これはやむなしという判断を市としてはしたもので、何も調整しなかったということではございませんので、御理解いただきたいと思います。
◆山田益男 委員 その場合に、従来の車両の数ですとか地域住民の方との協定がそのまま1年間延長するというふうに考えると、再度そういった内容について少し調整をするべきじゃないかなと思いますけれども、それは考え方なんですが。
 あと、今度は警察の管轄なのかもしれませんけれども、例えば今回のように、道路制御を指導するときに、両方の業者がこのような形で道路使用をするということに対して、警察のほうは許可を出すか、その辺はどのように考えているのかちょっとお伺いしたいんですが。
◎亀岡 開発審査課長 まず道路使用というか、道路交通法に基づく車両通行する車体の重量とかそういった通行規制というのは、道交法で交通管理者である警察の所管になりますが、一方で道路制御ということになりますと、道路管理者である建設センターのほうの所管になります。それぞれ所管部局が違うのでございますけれども、当然これは許可がおりなければ工事ができませんので、それぞれの部局が適切に判断して手続を進めてまいるものと判断しております。
◆山田益男 委員 実際に従来の車両よりも、先ほどの話でいくと相当台数がふえるといったときに、警察のほうがガードマンの配置なり、一つの工事でもかなり厳しい条件をつけて許可をしているというふうに伺っているんです。違う業者が今までの倍ぐらいの車両を運行させることについて、警察としては工事が許可されれば許可をするのか、それとも現場の状況を見て、これだけの台数があると非常に危険だからということで調整が入るのか、そこの辺はどのように把握をされているのでしょうか。警察としての調整なりというのは入るのかどうか。
◎亀岡 開発審査課長 道路運行に関しましては、交通管理者である地元警察署が、今委員御指摘の2点につきましては当然勘案をして、さらに保安施設の設置などは図面を書かせて提出させるなどの指導も厳しくしていると聞いておりますので、遺漏はないかというふうに判断しております。
◆山田益男 委員 では、ある意味2つの業者さんが一緒にその道路を使用することについて条件的に警察として非常に厳しいところになれば警察の側からの許可が出にくいということも想定されるということでよろしいんでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 警察のほうの対応が許可が出にくいか出やすいかは、ちょっと私どもが判断するところではございませんが、いずれにいたしましても、今の委員御指摘の点につきましては、警察当局に確認をしながら私たちもその状況把握に努めてまいりたい、このように考えております。
◆山田益男 委員 結構です。
○河野忠正 委員長 それでは、取り扱いについて御発言を願いたいと思いますが。
◆雨笠裕治 委員 先ほども申し上げさせていただきましたけれども、行政が御努力をいただき、きちっとした住民との合意が得られるということを前提に据えて見守っていきたいということで、継続でお願いをできればと思います。
◆岩崎善幸 委員 かなり進んでいるところもありますし、そういったところも行政の出方というんですか、そういったことを見たいと思いますので、継続で。
◆佐野仁昭 委員 私どもは、今のお話でおおむね願意は満たされるのではないかということを前提に、趣旨採択ということでぜひ御検討いただければというふうに思います。
◆石田康博 委員 お話を聞きまして、先行事業区域とまた北側の開発事業区域が重なるまれなケースということで、交通量も、また車両が流入するということで非常に住民の方の心配というのもよくわかるわけで、そういった交通や環境の不安を払拭するための工事協定がこれから結ばれるということで、これで川崎市の果たす役割というのが何となく見えてきたような気がしますので、工事協定に向けた積極的な市のアドバイス、指導、これを要望させていただきたいと思います。
 また、そういったことを総合的に勘案すると、本来であったら趣旨採択ということで判断をしたいんですけれども、ペット霊園の条例がこれからつくられるというようなこともありますので、工事協定の推移とペット条例の推移を見させていただくということで、継続ということでお願いしたいと思います。
◆佐野仁昭 委員 今ほかの皆さんがそういう方向で今後の推移を見守りたいという御指摘がありました。そういう意味では、私どもも先ほどから指摘をしておりますように、関係局も含めた上で、ぜひ行政の果たす役割というのは非常に大きいということがありますので、その推移については見守っていきたいというのは私どもも同じ思いですので、そういう視点で、またペット霊園条例に関する制定ということも今後の検討も必要なところもあるかもしれませんので、継続ということでやむを得ないと思います。
○河野忠正 委員長 それでは、皆さん継続ということでございました。
 それでは、「請願第46号 事業主株式会社成建グリンホーム、施工者株式会社成建による、王禅寺西7丁目17棟宅地開発工事等に関する請願」については継続審査とすることでよろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○河野忠正 委員長 それでは、本件については継続審査といたします。
 傍聴者の方、請願第46号の審査は以上のとおりです。退室をしてください。お疲れさまでした。
                ( 傍聴者退席 )
○河野忠正 委員長 理事者の方は一部交代をお願いいたします。
               ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○河野忠正 委員長 次に、「請願第47号 高津区二子4丁目計画(マンション新築工事)による被害軽減に関する請願」を審査いたします。
 なお、傍聴の申し出がございますので、引き続き許可したいと思います。
               ( 傍聴者入室 )
○河野忠正 委員長 初めに、事務局から請願文の朗読をお願いします。
◎榎本 書記 (請願第47号朗読)
○河野忠正 委員長 次に、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎篠? まちづくり局長 それでは、「請願第47号 高津区二子4丁目計画(マンション新築工事)による被害の軽減に関する請願」につきまして御説明させていただきます。
 詳細につきましては、総務部まちづくり調整課主幹の吉越から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 「請願第47号 高津区二子4丁目計画(マンション新築工事)による被害軽減に関する請願」について御説明いたします。本件につきましては、昨年の12月9日に現地視察が行われ、現地で計画概要、手続の経過などを説明させていただきましたので、主なものについて御説明いたします。
 初めに、本日お配りいたしました資料の1ページをごらんください。建築計画の概要ですが、事業者は、伊藤忠都市開発株式会社と住友商事株式会社でございます。設計者は、株式会社フリークス一級建築事務所でございます。工事施工者は、株式会社淺沼組でございます。事業計画の名称は、(仮称)高津区二子4丁目計画新築工事でございます。建設地の地名地番ですが、高津区二子4丁目612番6外2筆の一部でございます。
 次に、地域地区でございますが、第1種住居地域、第3種高度地区で、府中県道より25メートル以内の一部が商業地域となっております。建築物の用途ですが、共同住宅でファミリータイプ82戸でございます。構造は鉄筋コンクリート造、階数は地上6階建てでございます。
 次に、建築敷地面積は2,731.86平方メートル、建築面積は1,508.65平方メートル、延べ面積は5,994.66平方メートル、建築物の高さは18.50メートルとなっています。
 次に、工事の予定期間は、開発工事が平成20年11月1日から平成23年3月末日で、建築工事につきましては平成21年1月下旬から平成23年3月末日を予定しております。
 次に、資料の2ページをごらんください。川崎市建築行為及び開発行為に関する総合調整条例の手続の経過でございますが、平成20年6月3日に事業者から事業届出書が、6月27日に事前概要書が提出されました。6月30日に事業者が標識を設置し、7月9日に事業者による地元説明会が開催されました。7月10日に事業者から標識設置届が提出されました。同日に近隣関係住民から事業者へ要望書が提出されました。7月26日に要望書に対する見解書が事業者から近隣関係住民に提出されました。
 次に、7月28日に事業者から説明報告書が提出されました。8月11日に近隣関係住民から意見書が市に提出され、8月14日に意見書を事業者に送付いたしました。9月24日に意見書に対する事業者の見解書を受理しております。9月25日に承認申請書が提出され、所定の手続を経て9月29日に承認通知書を交付しております。
 また、開発行為許可申請などの手続につきましては、10月10日に事業者が開発許可申請を行い、10月30日に許可になっており、11月1日に開発行為に関する工事着手を行っております。
 建築確認申請につきましては、事業者が11月12日に申請を行い、平成21年1月9日に建築確認済証を受理しております。
 次に、11月25日に請願書が市議会議長あてに提出されました。12月9日に請願審査の現地視察が行われました。
 次に、3ページをごらんください。近隣関係住民の要望書に対する事業者の見解の要旨について御説明させていただきます。
 1番目の解体工事に対しましては、工事着手前までに家屋調査を実施させていただく予定にしております。2番目のバイク置き場に対しては、現在見直しについて検討中とのことです。3番目の日影に対して、御隣接の家屋を中心に壁面日影図を作成し、個別に御説明させていただきます。4番目のプライバシーに対して、すべてのバルコニーや窓をなくすことは御容赦いただきたいと思いますが、どのような対策が可能かも含めて検討してまいります。5番目の機械式駐車場に対して、北側隣地よりの離隔距離につきましては、建物の配置上、これ以上の離隔距離を確保することは難しく、現計画にて御理解いただきたいと思います。6番目の着工の時期に対して、施工業者を選定の上、改めて協議させていただきますなどの見解が出されております。
 次に、4ページをごらんください。近隣関係住民の皆様の意見書に対する事業者の見解の要旨について説明させていただきます。
 1番目の建築計画の抜本的な見直しについて、戸建て分譲住宅への計画変更に対して、これまでもお断りしておりますように、現計画にて御理解願いたいと思います。2番目の日影に対しては、日影の影響につきましては、要望のありました家屋の方を対象に個別に説明させていただく予定にしております。3番目の近隣住宅への圧迫感、プライバシー侵害に対して、一部見直しをさせていただきましたので御確認願います。4番目の駐車場に対して、建築コストの観点から地下駐車場に変更することは難しいことを御理解ください。御隣接の皆様からの御要望を踏まえ、地上4段式駐車場から地下ピット式3段式駐車場に変更させていただきました。5番目の境界に対して、今後、御隣接の方を中心に個別に協議させていただきます。6番目の工事内容の要望に対して、今後も皆様方と協議させていただき、御理解が得られるように努めてまいりますなどの見解が出されております。
 次に、5ページの案内図をごらんください。方位は図面の上が北側となります。事業区域は図面中央の黒い実線で計画敷地として表示したところでございます。
 次に、6ページをごらんください。配置図及び1階平面図でございます。府中県道側より新設道路を築造した計画となっております。
 次に、7ページから11ページが各階の平面図となっておりまして、12ページが屋根伏図となっております。
 次に、13ページと14ページをごらんください。各方位別の立面図になっております。
 次に、15ページが近隣現況図と日影図となっております。
 資料の説明は以上でございますが、次に、請願の内容に対する市の考え方について御説明いたします。
 初めに、請願事項の1番目でございますが、建物の低層化に向けた設計変更につきましては、事業者からは、事業計画地の立地条件を考慮すると建物をすべて低層化することは困難であると聞いております。
 資料の6ページをもう一度ごらんください。圧迫感などの軽減のため、各階の東側と西側――左側と右側ですが、従前は出部屋があった箇所を1.6メートル後退して、通常のバルコニーに変更しています。ちょうどマーキングしたところに出っ張った部屋がありましたのを後退したということでございます。
 本計画における日影及び高さ制限などは、法令に定める規制の内容を満足するように計画されていますが、住民の方々の要望を事業者に伝え、誠意ある話し合いを継続するように指導してまいりました。
 次に、2番目の隔離距離改善及びプライバシー対策などについてでございますが、事業概要書の提出後、事業者と近隣関係住民との話し合いの経過などによって、当初の建築計画から変更した主な箇所について御説明いたします。
 資料の6ページをもう一度ごらんください。北側にありました通常のバルコニーを室外機専用置き場に変更しております。また、バルコニーの手すり形状は不透明な材質に変更されています。右側の北側にありましたバイク置き場につきましても、建物の中央付近に移動しております。
 次に、資料の9ページをごらんください。北側のルーフバルコニーの範囲を住室側に縮小してあります。ちょうどマーキングした範囲でございますが、従前は屋上を広く利用した形となっておりましたが、部屋側に縮小したということになっております。
 次に、資料の14ページをごらんください。上の立面図が変更前で、下の立面図が変更後となっております。バルコニーの手すり形状を、変更前は格子状であったものを、不透明な材質に変更されております。一例として立面図にマーキングをしてございます。また、窓の形状の一部を縮小し、ガラスの材質についても一部不透明ガラスに変更しています。これも一例として立面図にマーキングしてございます。
 次に、3番目の駐車場についてでございますが、近隣関係住民の要望については、駐車場の完全地下化の見直しは建築コスト上も難しいが、2基の機械式駐車場を地下ピット式に変更し、駐車場側からの隣地境界線までの距離についてもできる限りの範囲で変更したと事業者から聞いております。
 まず、資料の6ページをごらんください。北側に、従前は地上4段の機械式駐車場が計画されておりました。次に、再び14ページをごらんください。上の変更前の北側立面図に示しております地上4段式機械式駐車場を、下の変更後の北側立面図にマーキングで示しております地下ピット式3段に変更しております。
 次に、4番目の工事の着手についてでございますが、従前の建物の解体時に、隣接住戸に対しまして家屋調査を実施し、解体工事協定書についても双方調印済みと聞いております。また、新築工事に伴う工事説明会を昨年に行い、新築工事着手前には工事協定書の締結ができるように、今後とも地元の方々の御理解を得るために話し合いに努めると事業者から聞いております。
 市といたしましても、工事中における近隣関係住民の日常生活に及ぼす影響に十分配慮するとともに、誠意のある話し合いを継続し、事業を円滑に進めるように指導してまいります。
 説明は以上でございます。
○河野忠正 委員長 説明は以上のとおりです。
 これより質疑に入ります。意見・要望もあわせて御発言をお願いいたします。
◆佐野仁昭 委員 最初に、計画概要のところで、前回たしか現地視察をした際の資料では、ちょっとそこを正確に確認していなかったんですけれども、建築敷地面積が2,400何がしだったと思うんですが、今回2,731平方メートルということは、6ページの新設道路開発事業工事にかかわる部分を新たに取得して、新設道路ということでその部分も含めた敷地面積ということで理解していいのか。それをちょっとお答えいただけますでしょうか。
◎吉田 まちづくり調整課長 建築敷地面積につきましては、2,469.24平米でございます。
◆佐野仁昭 委員 ですから、前にいただいたのはそういう数字だったのが、今回の資料の1ページだと、建築敷地面積は2,731平方メートルになっているので、これは新設道路も含まれた面積ですかということなんですけれども。
◎吉田 まちづくり調整課長 そのとおりでございます。
◆佐野仁昭 委員 そうすると、この道路は新設道路として開発行為がかかわってくるわけですけれども、面積として新設道路部分だけの面積なのか、6ページでは、そのわきにも点線が延びているんですが、台形というか、この四角の土地がすべて建築敷地面積に含まれているのか、正確にその辺の数字というのを教えていただけますでしょうか。
◎亀岡 開発審査課長 今、委員御指摘の建築敷地面積2,731.86平米と記載されている本日の資料の項目事項につきましては、ここに開発許可書があるんですけれども、開発区域面積が、許可書によれば2,731.86平方メートルということでございますので、この2,731.86平方メートルは訂正ということで、開発区域面積と読みかえをしていただければと存じます。
◆佐野仁昭 委員 そうしますと、課長、開発許可面積というのは、新設道路を含めた開発許可申請の数字というのは、新設道路と書いてある隅切りをした不整形な土地がありますよね。その土地を言うのか、左側にまた一点鎖線が直線に書いてあるんですけれども、その面積も含めた土地をプラスした全体面積として言われているのか、その辺がちょっとよくわからないんですけれども。
◎亀岡 開発審査課長 開発区域の御説明をさせていただきますと、お手元の資料6ページをごらんいただきたいと存じますが、図面下のほうに新設道路と書かれた部分がございます。そこに幅員が6.1メートルと記載されている一点鎖線で囲まれた部分がございますが、その部分は開発区域に含まれており、さらに開発区域としては、新設道路の左側にちょっとグレーの網かけがされている部分がございますが、ここも開発区域に算入されております。さらに、建築物の敷地が接する道路境界線と書いてある図面に、左右に入っている割と狭い道路がございますが、その部分の敷地側への後退部分で、いわゆるセットバックと言われる部分。そのセットバック部分も開発区域に算入されておりまして、合わせて都合建築敷地よりも広めに開発区域が設定されている。しかも、建築敷地面積には開発区域の中にある新設道路を含めることはできませんので、敷地面積は狭くなっているという経過でございます。
◆佐野仁昭 委員 そうしたら、この資料を訂正してもらわないと、これだけの面積だと、建ぺい率等でやっていくとまた数字が変わってきて、私が当初いただいた資料で確認したら相当タイトというか、密度の濃い計画になっているので、その辺がどういう関係なのかと思って今御質問したんです。ちょっとそこは訂正して、建築敷地面積の扱いは前回いただいた資料で認識していいと理解してよろしいんでしょうか。あと、正確な数字をもう一度教えていただけますか。
◎吉田 まちづくり調整課長 大変申しわけありません。開発面積と建築敷地面積を入れ違えまして、建築敷地面積につきましては、先ほど申し上げました2,469.24平米でございます。
◆佐野仁昭 委員 それで話がわかりました。
 続けますけれども、先ほど2ページ目で手続上の説明をいただいたんですが、この間に当然住民説明会等が開催されていると思うんですが、開催状況について、何回ぐらい、どういう形で開催されているのか、つかんでいる範囲で結構ですので、教えていただけますでしょうか。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 全体の説明会につきましては、平成20年7月9日に開催しまして、出席者は27名と聞いております。全体の説明会は7月9日と、去年の12月13日に行われました工事の関係の説明会と聞いております。ですから、2回ということになります。
◆佐野仁昭 委員 そうしますと、今まで要望と見解というのが出されてきて、いろいろ譲歩するところも見受けられるなと思ったんですけれども、その辺については住民ともすり合わせて、全体の話し合いの中で、こういう形で今後皆さんの要望はまとめていきますということを、全体の会の合意としての話し合いというのはこれ以降、7月9日に開催して、12月13日に工事の説明会以外はなされていないということで理解してよろしいんでしょうか。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 個別に対応されたと聞いております。
◆佐野仁昭 委員 そうすると、その都度その都度話が変わっていくわけでしょう。例えば個別でやれば、おたくのところではこういう要望が出たから後退をします、こっちはこれだからこうします。全体の整合性、全体としてどういうふうになっていくのか、個別にやった場合には気づかないところも幾つかあるわけです。私も事前に住民の方からお話を聞いたときも、住民サイドでは気づかないところというのも結構あるわけですよ。そういうのを全体の中である程度話し合いをして、全体の総意として計画の変更を住民の側に立って、事業者として誠意を持ってやっていただいているという理解になると思うんですけれども、その辺については個別にやっているということなんですね。
 少し続けますけれども、例えばプライバシーの点については、いろいろと先ほど説明があって、6ページ目では、北側はバルコニーを室外機置き場に変更された。例えばこの北側の住戸、北西側の住戸の室外機置き場のところは窓が設置されていますけれども、これはすりガラスになるんですか。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 型板ガラスですから、すりガラスということです。
◆佐野仁昭 委員 それから立体駐車場について、こういう形で住民の要望が反映されたということの一部ですね。地下にはならないけれども地下式になったということですが、例えばこの場合、切り返しは相当苦労して切り返していくんですが、住民側ぎりぎりに設置をされているんですが、この辺についてはどういう話し合いが継続されているのか。あと、この場合には、コの字形に建物が設置されていて、なおかつ北側に住民側の住戸があるわけですから、風通しが悪くてここに排気ガスが滞留する可能性があるんですけれども、そういう計画に対して排気ガスの対策とか、どういう形状になっているのか。
 それから、避難計画というのはどうなっているんでしょうか。駐車場がこれだけ隣地に設置して、例えば先ほどすりガラスの件で御指摘した住戸が、もし隣で何かあって避難する場合に、例えば北側に逃げなきゃいけない。そうするとピット式駐車場のところを果たして通れるのか。避難計画から見てこの計画はどうなっているのか。その辺の検討なんかはどうされているのか。話し合いの中でそういうのが出されて――話し合い自体が行われていませんから、そういう整合性から考えた計画変更というのはどういうふうにされているのか。なければないでいいんですよ。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 まず、排気ガスのことなんですが、ちょうど北側に植栽と書いてございますが、北側の住民の方に配慮して植栽をするというようなことを聞いております。
◆佐野仁昭 委員 そうしたら、じゃ、どんな木を植えるんですか。低木を植えるのか高木にするのか。それによってもプライバシーの問題が出てくる。防犯上、その木をよじ登って隣の家に侵入された場合には防犯面から非常に問題がありますよね。それから、日影でこれだけ問題になっているのに、そこにそれだけの木を植えるということになれば、さらにそういう問題にもなってくるわけですから、一つ一つそうやって詰めていくと、やっぱり話し合いの余地というのはまだまだ残されていると思うんですね。
 そういうことを詰めて、ある程度計画に反映されるということが、この見解に沿って住民の要望にこたえる――ここにも書いてありますけれども、4ページ目なんかも、今後、皆様方と協議させていただき理解が得られるように努めるということの反映になると思うんですが、そういう話し合いの場というのは今後持たれる計画はあるんでしょうか。業者がそういうふうに努力するといっているわけですから、住民のほうから提案があればそういうことは理解を得られるというか、誠意を持って対応していただけるという認識でよろしいんでしょうか。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 住民の皆様が守る会というのを設立しておりますので、今後、代表の方を窓口にして話し合いを続けていくということを聞いております。
◆佐野仁昭 委員 もう少しプライバシーの問題でも、それぞれ個々のおうちによってプライバシーの度合いが相当違うというのも私は事前のお話で伺いました。家の形状等で、南側にある程度いろいろな水回りもの、例えば洗面脱衣、おふろ場みたいなのが設置されているような場所もあるやに伺ったんですね。そうすると、今までの生活しているところから、こういう新たなものによってがらっと変わってしまうということに対する大変な危惧があると思うんですね。そういうことも含めた対応を、やっぱり全体としてそういうことを踏まえた上でやらなきゃいけないと思うんですね。
 関連してもう少しお話しさせていただきますと、この計画は非常に不整形な土地でなされているんですけれども、例えば6ページでいいますと、ピット式駐車場の間、車路になっているちょうど上のところに出っ張った土地があるんですが、ここはどういう扱いになるんでしょうか。この出っ張ったような形状でフェンスとかが設置される計画になっているのか、どういうふうに設置を計画されているのか。
 なぜこういうことを聞くかというと、防犯上の計画から見て、この計画が防犯対策をどう検討されているのかというのをちょっと教えていただきたいんですけれども。この辺についてはご存じないですか。フェンスがコの字形にぐるっと回るという計画なんですか。
◎吉田 まちづくり調整課長 今の出っ張りの部分の一部分については、フェンスは設けないと事業者から聞いております。
◆佐野仁昭 委員 ここは公開空地みたいな扱いで、住民側からある程度入れるような形で残される。囲われて閉鎖的なものではなくて、一部出っ張ったところより引っ込んだところにフェンスを設けるという今御説明ですよね。そうすると、ここは公開空地的な扱いになるという理解でいいんでしょうか。
◎吉田 まちづくり調整課長 この辺は今度買われた方の管理地になると思いますので、管理については、今後、近隣住民の方と話し合いをされるということで聞いております。
◆佐野仁昭 委員 そういう意味では、要望を受けとめて対応していただく余地があるわけですね。
 それともう一つは、同じように出っ張っている土地が上にありまして、ここはこの計画でいきますと駐輪場になっているんです。メッシュフェンスと明確に書かれていますから、ここはメッシュフェンスを設置されるということなんですけれども、大体高さはどのぐらいのフェンスになるんですか。
◎吉田 まちづくり調整課長 計画では2メートルくらいと聞いております。
◆佐野仁昭 委員 現行の形状というのは、前の土地所有者の方がここを出入り口に利用されていましたから、ここは私道の一部として使われていて、北側のお宅も利用できるというか、ここがちょうど南側であいていたわけです。ところが、今の御説明では今回2メートルのフェンスができる。そうすると、ここのフェンスというのは、自分たちは囲われているからいいですけれども、防犯上、例えばこちらから侵入してきた側のお宅に入り込もうと思えば、フェンスを乗り越えて入られる可能性がある。そういう意味では、ここなんかも防犯対策上どういう形状がいいのかというのは、もう少し突っ込んだ住民との話し合いが必要になってくると思うんです。
 また、なおかつ2メートルのフェンスですから、今まで私道としてあいていたところが、いきなり隣地境界のところに2メートルの塀ができるというと、住んでいる方にとっては塀の中に暮らしている、よそのところもそういう場も見受けられますけれども、こういうふうになってしまうところもあって、そういう細かいところを全体としての話し合いの中で進めていかなきゃいけないということも、私はこの図面を見て、また住民のお話も聞いて非常に感じました。
 今後、先ほどの御説明では、7月に開かれて12月13日に工事説明があっただけで、個別にはお話しされているということですけれども、全体としてもう少し住民の要望を聞くということを会として重ねる、住民の皆さんで会を立ち上げられているわけですから、そういうもう少し詰めた議論が必要じゃないかと。説明では、事業者の側は理解が得られるように努めると言っているわけですから、その点をもう少しまちづくり調整課のほうからも指導していただきたいと思います。
 今後これだけタイトな、タイトという言い方はおかしいですね。ある程度密度の濃い事業になっているわけですから、先ほどもお話ししましたように、排気ガスが滞留する問題とか反響音なんかも影響が出てくる。そういうことも含めた、事業計画ができてしまってから周りに被害軽減といっても遅いので、できる前に考えられるところ、想定できるところはことごとく話を聞いて、できる限りの改善をしていただくという立場でぜひお願いしたいと思います。
 先ほどちょっとお答えが途中なかったかもしれないですけれども、避難経路はどうなっているのか、それだけもしわかればお答えいただけますでしょうか。
◎吉田 まちづくり調整課長 マンションの避難経路につきましては、南側に新しく設置します新設道路、もしくは、北側の敷地が出っ張っているところに扉がございますが、ここを非常口として、ふだんは使わないということですが、何かあった際にはこちらを避難口として使うということを聞いております。
◆佐野仁昭 委員 北側は通れないんですか。
◎吉田 まちづくり調整課長 門扉のあるところだけでございます。
◆佐野仁昭 委員 災害というのはどういう形で起きて、どういう経路で逃げる、避難経路として確保されていたとしても、そちらが逃げられない場合の別ルートも想定するというのが当然だと思うんですね。そのために北側の避難経路、1,550ミリメートルとか1,650ミリメートルということで北側部分があいているわけですから、もう少し広げる必要はあると思うんですが、そう考えると、このピット式駐車場の位置をもう少し南側にずらすとか、どういう形で変更するかはあれですけれども、避難経路的な視点から計画を考えることも非常に重要だと思うので、その辺をどう考えられているのか。今お答えがなかなかしにくいということですから、もし後でわかれば教えていただきたいと思います。
 最後に、駐輪場の件なんですけれども、私もよくマンション問題で、川崎区内でもいろいろな相談を受けるのは、入り口に近いところに自転車を放置されちゃって、せっかく駐輪場をつくっても結局利用されないで困っているというのが多いんです。今回の計画でも、北東部分に駐輪場、バイク置き場が設置されていて、人の人情というかそういうことでいうと、どうしても入り口部分に置いて買い物に行きやすく、買い物から帰ってきたらすぐエレベーターに乗っていきたいという人間の心理というんですか、そういうのが働くので、こういう計画ですと、当然、新設道路側に違法駐輪が発生するんじゃないかと思うんです。こういう位置に設置をするのは、台数との関係ではやむを得ない措置なんでしょうか。これはお答えにくいと思うので、その辺をもう少し、近隣に迷惑をかけないような計画を再度検討する必要があるんじゃないかと。
 先ほど言ったような植栽なんていうのは、ここでまたたむろされてしまう。北東側の飛び出したところで植栽を設けられてこういうところにあると、そういうようなことにも利用されかねないので、そういうところも含めて、再度、駐輪施設のあり方というのは再検討する必要があるんじゃないか、これは個人的な見解ですけれども、ぜひちょっとそこはお伝えいただきたいと思います。とりあえず私のほうは以上です。
◆青木功雄 委員 要望事項と見解を3ページ、4ページにまとめていただいているんですけれども、今御説明いただいた中で何点か変更点があったとは思いますが、その変更点を踏まえて、住民の方々がどのようにそれをとらえているか、一つ一つ個別に御説明していただいても結構なんですが、わかる範囲で結構ですのでお答えいただけますでしょうか。
◎吉田 まちづくり調整課長 この見解に示されている内容について、住民の方はこれをよしとして納得されているわけではないと思います。
◆青木功雄 委員 わかりました。もう少しこれから検討をさせていただくことになると思うんですけれども、例えば4ページ目の地上4段式の駐車場、これが地下ピット式の3段式駐車場に変更されたとなっているんですが、これ自体は構造上、建築基準法になるんですか、それは問題はないということで理解してよろしいのでしょうか。
◎倉形 指導部長 委員のおっしゃるとおり、基準法上問題ございません。
◆青木功雄 委員 とするならば、例えばこの3段式の駐車場を4段式にしても構造上は問題ないわけですか。
 なぜこんなことを質問するかと申しますと、住民の方の要望の中で大きく取り上げられている一つに、これだけ大きな建物が隣接することに不安を覚えるというところがありますので、例えば3段式を4段式にできるならば、今詰められている五、六十センチの近隣との間が、駐車場のところを一つ減らしてもう少し深くできるようなことも考えられるのかなと思いますので、その辺、構造的にどうなのか。わかる範囲で結構なんですけれども、教えていただきたいと思います。
◎吉田 まちづくり調整課長 ピット式4段の駐車場というのは、あるかどうかというのはちょっと今ここではわからないんですけれども、4段にしますと下の掘削部分がかなり深くなりますし、経済的な話も出てくるかとは思います。事業者としてはこれが一番というか、事業者としてものめるところだということで聞いております。
◆青木功雄 委員 そうすると、なかなかこの辺の話は進まないのかなと思うのですが、これだけいろいろな部分で変更されているように見えますので、そうした部分を考えていただけるならば、やはり隣と隣接しているところの距離が問題点としてすごく大きく浮かび上がってきていると思いますので、排気ガス、空気等々の面もあるとは思いますが、やはり新しく住まわれる方々も、当然のように近隣の方々と一緒にうまく住んでいきたいというのがあると思いますので、新しく住まわれてきた方々が、悪気はなくても駐車場としてどうしてもここにとめることを考えますと、できるだけ距離感もとっていただけるようにしていただきたい。私なんかはそんなふうに思うんですが、できればその辺も詰めていただけるように、話の中で出てきたらお話ししていただきたいと、これは要望させていただきたいと思います。
 もう1点は府中県道。私もけさ通ってきたんですけれども、ちょうど私道の部分、買い取って、入るところが大きくなろうとしているんですけれども、半分は多分事業者の土地だと思うんですが、その辺の何か、今後の利用方法についてもし把握しているところがあればお聞きしたいんですが。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 現時点では、残りの土地の利用計画というのは特段聞いてございません。
◆青木功雄 委員 聞いていないのであれば結構なんですけれども、この辺もやはり同じように計画されている中ですから、事業者のほうは自分たちで考えられて計画をしているんでしょうけれども、計画をされている周りの住民にとってはどんなふうになっているのかということが大変気になるところではないかと思いますので、この辺もぜひ、間に入っていただくことになってしまうとは思うんですが、どんなことをするのかということをしっかりと明確にしていただけるようなお力をおかしいただけたらと思いますので、これもひとつ要望させていただきたいと思います。とりあえず以上です。
◆岩崎善幸 委員 隣接する個々の方々との話し合いはいろいろと推し進めますというようなことで、その結果として資料の6の上、北のほうですけれども、植栽が1つ、境目にして2つですか、植栽をやりますよと、こういうふうな形になったと思うんですが、そのもう少し右側のほうですが、ピット式の駐車場18台、これを設置するという形になっているんだけれども、そういったところを考えると、ここのところにも植栽という要望はなかったんでしょうか。その辺は何か聞いていますか。
◎吉田 まちづくり調整課長 隣接する住宅からは、駐車場の影響というものもございますので、その辺の要望がございました。
◆岩崎善幸 委員 考えるに、メッシュフェンスでしょう。さっき佐野委員も、青木委員も言っていましたけれども、ここが一番短いといえば、さっと見て、相当やっぱりここが隣接しているわけだよね。そういった意味で、植栽というのは当然必要になってくると思うし、駐車場の昇降機そのものをもう少し下のほうにずらしてもいいんじゃないのかなという感じがするし、それからミニバイク置き場はここにする必要はないわけであって、便利さから言えばそこにあるのがいいかもしれないけれども、もう少し駐輪場のほうに、植栽というところがあるんだから、この辺に持っていってもレイアウトの仕方は幾らでも考えられると思うんです。やっぱり個々の住民との話し合いだと、これも大切なことで、全体的なことも大切なんだけれども、個々の話し合いというのはしっかりやったほうがいいんじゃないかと思うんだけれども、個々に要望した場合、市としてはどういうふうな対応ができるのか、ちょっとお聞きしたいんです。
◎吉田 まちづくり調整課長 建物全体の計画としては、事業者のほうもこれ以上なかなか難しいところもあると聞いておりますので、個々の問題につきまして、植栽の問題とかフェンスの問題とかいろいろございましたけれども、こういう問題につきましては今後また話し合いの中で詰めさせていきたいと思っております。
◆岩崎善幸 委員 その場合、市のほうで対応してくれるんですか、ちゃんと調整してくれるんですか、個々の場合。
◎吉田 まちづくり調整課長 これはあくまでも事業者と住民との間の協議でございますので、市としましては、そういった要望がございますれば、間に立って話し合いを進めていきたいと思います。
◆岩崎善幸 委員 わかりました。それはぜひよろしくお願いしたいと思います。
 さっきと関連するんだけれども、資料の3のバイク置き場について、これは現在見直しについて検討中ですと書かれているんだけれども、これについての進捗というのは何か聞いていますか。
◎吉越 まちづくり調整課主幹 3ページは要望書の段階でしたので、その後、6ページをごらんになっていただきたいんですが、上のところに駐輪場と書いてあるんですが、当初そこにバイク置き場があったんですが、近隣の方がバイク置き場が隣接していると影響があるということで、逆に真ん中のほうに持っていったというような経過があると聞いております。
◆岩崎善幸 委員 そういう経過、要望が、一方ではこういうふうなことでいいと思うんだけれども、駐車場の昇降機についても、要するにそういう要望があれば、例えばもう少し下のほうへずらすということも、そしてその間に植栽を入れることも可能であると私は思うので、ぜひ市のほうでも間に立って進めてもらいたいなと思います。
 おのおのを全体的に見ると、いろいろな部分で確かに要望そのものが少しずつだけれども入っていることは、少しは評価したいなと思うんですが、その中において、もう少し一歩踏み込んで、しっかり市として住民との調整に当たってほしい、こういうふうに要望しておきます。
◆堀添健 委員 このエリアのことで幾つかお伺いをしたいんですが、きょういただいた資料を拝見しますと、府中街道の25メートル地域が商業地域、大山街道が近隣商業、その間の部分が第1種住居地域ということでありますけれども、とりあえずはこの1種住居地域のエリアなんですが、どういう地域特性なのか、まずお伺いをします。用地としての実際の使われ方です。
◎倉形 指導部長 用途地域の御質問ととらえてよろしいでしょうか。
◆堀添健 委員 用途地域は1種住居地域ということですけれども、現実のこの地域の使われ方ということで、どういう建物が多い地域なのかということをお伺いします。
◎吉田 まちづくり調整課長 府中街道沿いにつきましては、大通りなものですから高い建物が建っておりますけれども、1種住居地域につきましては、割と駅に近い地域ではございますが、一戸建てもしくは2階、3階建てぐらいの共同住宅、こういったものが多く建っております。
◆堀添健 委員 高度地区は第3種ということですから20メートルだと思うんですが、そうしますと、20メートルの高度ぎりぎりまで建てている建物というのは、このあたりはどういう状況なんでしょうか。
◎吉田 まちづくり調整課長 駅のそば、この建物の並びにも6階建てはございますけれども、駅の裏のほうは余り6階建てはないと認識しております。
◆堀添健 委員 そうしますと、実質的には戸建ての低層住宅がほとんどのエリアに20メートルのマンションができるという理解でいいかと思うんですが、もう一つお伺いしたいのが、このエリアで、最近マンション建設、高さの高いマンション建設に伴って、議会に請願・陳情が来たりしたものも幾つかあるかと思うんですけれども、どういうようなマンション建設に伴うトラブルがこのエリアで発生しているのか、わかる範囲で結構ですので、教えていただけますか。
◎吉田 まちづくり調整課長 申しわけございません。そういったトラブルというのは、ちょっと今私どもで把握はしておりません。
◆堀添健 委員 このあたりは従来から、御答弁がありましたけれども、低層住宅が非常に多いところで、大山街道沿いで大きなマンションが――かつて20年ぐらい前ですか――できるまではほとんどが低層住宅というところで、とりわけ最近ですと、同じ事業者だと思うんですけれども、5ページの地図からはちょっと右側、北東側には、同じ事業者さんがやはり高い建物を建てられて、近隣の方と大きなトラブルが発生し、議会でも審議をしたという経緯があったと思います。
 このあたりで高度制限を活用して建物を建てると、まず同じようなトラブルが発生するエリアだと私は認識していまして、そうした中でまた今回も同じような形で建設されるということであります。そうしますと、当然これは法律に基づく、民主主義国家なわけですから法律の枠内で建物は建てられるわけですけれども、そうした中で実際に法律の枠を使った建物をつくれば、必ずといってトラブルが発生する、住民の方が、これはどうなんですかということで議会に対しても働きかけをするエリアなわけですよね。その中で、また同じようにこうした問題が出てくるということは、非常に今のまちづくりのあり方としてどうなんだろうかと率直に思うわけであります。
 一方で、当然これはエリア的に見れば、高津駅から100メートルぐらいですか、非常に利便性が高いところですから、高度な土地利用をしたいというニーズも潜在的にはある地域ということで、ほうっておけば割合と中高層のマンションができやすい地域ということになってくるかと思います。
 他方、現実的には低層住宅ですから、地域の方が気づいたら、突然、今回の請願でも書かれていましたけれども、うちの前をあけたらすぐ20メートルの壁があるというようなことがいつ起きてもおかしくないようなエリアなわけですよね。
 そうしますと、当然地域の規制ということで言えば、地区計画なり建築協定ということがベースになってくるとは思うんですけれども、そうしたことに関して地域の方に対してどのように周知されてきたのか。もし今の住環境を守るというのであれば、そうしたことをしなければ守ることができないということをきちんと地域の方に伝えていただく。その上で、このエリアは近隣だから高層住宅で利便性を高めるんだということも一つの判断でしょうし、そうではなくて、低層住宅地を維持するのであれば、それなりの仕事を、地域の方も汗を流していただけなければいけないということを周知することが、やはり行政としての役割ではないのかなと思うんですけれども、この間、そうした観点でどういうことをされてきたのかということをお伺いします。
◎篠? まちづくり局長 建築協定とか地区計画というものに関しましては、特段市民の方、押しなベてすべての方に広報しているということはなかなかないんですけれども、用途地域の変更とか、いろいろな機会をとらえて、こういう制度がありますよと、それから平成19年3月に都市マスをつくりましたけれども、そのときもパブリックコメントをやったりとか、地区計画というものの存在なんかも市民の方にはわかっていただけるようにということ、それからトラブルが起きた場合なんかには、今委員が言われたようなこともお話ししている機会も結構ございます。
 そういったことで、全く知らないという方も確かにいらっしゃるとは思いますけれども、そういうことをご存じの方たちからすれば、やっていけるだろうというところもあるんですが、ちょっとなかなかハードルが高いということもございます。建築協定はかなり前からやっておりますので、それは結構周知されているかなと思いますけれども、それよりも地区計画のほうがさらに有効性がある、実効性が上がるということで、今はそういう2つのものがありますが、それですべてカバーできるかというと、これはなかなか難しいところもありますので、今後それは検討させていただきたいと思います。
◆堀添健 委員 そうしますと、確かに建築協定にしても結構ハードルがあるということは私も思いますので、なかなか地域の方ができるかというと、昼間働いている方々がほとんどだと思うので。そうしますと、それにかわるものということで、仕組みも検討されているということですので、それはそれとしてぜひやっていただければと思います。
 私もとりわけ感じるのは、同じ事業者がほとんどの近い地域で同じようなトラブルになる建物を建てられているということが、やはり当然建てられている方自身も新たな市民になるわけですけれども、既存の市民に対する配慮というものが非常に欠けていると感じるわけです。
 先ほど、そうは言っても、法律の枠内でしか行政も動けませんし、新たな仕組みを検討されるということですので、我々議会としても議論をして、制度としてつくるべきものはつくらなければいけないと思うわけですけれども、その上で、やはり地域特性を考慮されて、できるだけの行政としての支援、とりわけ住民の方というのは専門的知識も、事業者に対して弱いわけですから、専門家の派遣制度等もあるわけですが、地域特性に合った形で強力に働きかけをしていただくと。
 先ほどほかの委員からの質問で、要望があれば間に立って調整をするということがございましたけれども、そうではなくて、本来この地域特性を考えたときに、こうした形での建設はやはりあってはならない建設だろうと私は思いますので、そういう地域の方の立場に立ってきちんと対応していただくことを強く要望させていただきます。
○河野忠正 委員長 それでは、取り扱いについて御発言を願いたいと思います。
◆堀添健 委員 今回、請願項目ということで要旨で4点挙げられています。この中身を拝見すると、議会としてこの中身を採択することは基本的にはできない項目であると私は理解します。ただ、そうは言っても、そのことをおいても、これは本来であれば採択すべき内容なのではないのかなとも感じるわけであります。
 ただ、今回制度のあり方も含めて検討される、また行政としてもきちんと取り組みをされるということがあると私は理解しましたので、推移を見守るということも含めて継続でお願いできればと思います。
◆石田康博 委員 総合調整条例上の手続が粛々と進められているわけなんですが、意見や意見書や要望書に基づいた回答も出ているようなんですが、ただこの間に、この条例に基づいた説明会が1回しか行われていないということで、文書でのキャッチボールは行われているんですけれども、なかなかそれだけでは住民側の要望と業者側の主張の乖離が埋まっていかないのが実情だと思いますので、これから協定も結ばれるように準備が進められているということなんですが、ぜひ協議の場を新たに設置して、その場で問題の溝を埋めていくことが大事じゃないかと私は思っておりますので、ぜひ工事の協定書を結ぶための協議の場を、川崎市も積極的に働きかけをしていただきながら、そういった場の設定を要望させていただきたいということで、継続でお願いをさせていただきたいと思います。
◆岩崎善幸 委員 住民の請願に対する皆様方の趣旨はよくわかるんですけれども、なかなかはっきりさせることができないところもありますし、それからまた、要望等がかなえられたところもあるんですが、もう少し様子といいますか、その進展状況、先ほど工事協定の話もありましたが、様子を見守っていきたいということで、継続で。
◆佐野仁昭 委員 立地的には駅から直近の計画地ということで、そういう意味では経済効率を優先される計画をされているわけですけれども、せせこましいというか、内容が相当無理をして計画されているなというのが見受けられるんです。そういう中では、法的に建築基準法を満たしているからということで、一定の住民要望は踏まえるということですけれども、そういう計画であるからこそ、もっときめ細かい要望を配慮すべきですし、先ほどもほかの委員からもありましたけれども、住民との話し合いの場が、個別では何度かされているようですが、全体としての意見をまとめると、またいろいろな角度からの指摘、それを全体として検討するところまでは至っていないということで、駐車場についても、全体を地下ピット式にしていく計画ですが、例えば一部を4段にすればこの1列分はなくなるとか、いろいろなケースを指摘した上で、住民がこれならいいよというようなところをもう少し詰めれば可能性も見えてくるのではないかということもあるわけですから、今後そういうことをしっかりと話し合いを進めていただく、そういうことを前提に継続ということで結構です。
○河野忠正 委員長 各会派継続ということでございました。
 それでは、「請願第47号 高津区二子4丁目計画(マンション新築工事)による被害軽減に関する請願」については、継続審査とすることでよろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○河野忠正 委員長 それでは、本件については継続審査といたします。
 傍聴の方、請願第47号の審査は以上のとおりでございます。どうぞ御退室ください。お疲れさまでした。
               ( 傍聴者退室 )
○河野忠正 委員長 理事者の方も退室願います。
               ( 理事者退室 )
       ───────────────────────────
○河野忠正 委員長 次に、その他でございますが、委員視察の申し出がございましたので、事務局から説明をお願いします。
◎榎本 書記 それでは、委員視察の申し出がございましたので、説明させていただきます。
 斉藤委員及び佐野委員から、2月4日(水)から2月5日(木)の日程で、高松市及び神戸市を本委員会の所掌事務に関しまして視察される旨の申し出がございましたので、委員会の決定をお諮りいただきたいと存じます。
○河野忠正 委員長 それでは、お諮りいたします。
 ただいま説明がありました申し出のとおり、委員視察につきまして委員会として決定することに御異議ございませんか。
                ( 異議なし )
○河野忠正 委員長 それでは、そのように決定いたしました。
 私より議長あて、委員の派遣承認の申し出をいたしたいと思います。
       ───────────────────────────
○河野忠正 委員長 次に、その他として委員の皆様から何かございますでしょうか。
                ( なし )
○河野忠正 委員長 それでは、以上で本日のまちづくり委員会を閉会いたします。
               午後0時53分閉会