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神奈川県 川崎市

平成20年 12月環境委員会−12月09日-01号




平成20年 12月環境委員会

環境委員会記録

平成20年12月9日(火)  午前10時01分開会
               午後 0時38分閉会
場  所:603会議室
出席委員:浜田昌利委員長、宮原春夫副委員長、大島明、山崎直史、西村晋一、玉井信重、
     粕谷葉子、織田勝久、志村勝、井口真美、山口和子、猪股美恵各委員
欠席委員:なし
出席説明員:(環境局)鈴木環境局長、寺岡総務部長、村上緑政部長、力榮施設部長、
      渡邊生活環境部長、大澤庶務課長、大谷公園管理課長、福井公園緑地課長、
      青山廃棄物政策担当参事、多田廃棄物政策担当主幹、直喜施設課長、
      福島処理計画課長、川端リサイクルパークあさお建設担当主幹
      (水道局)粟冠水道局長、松村総務部長、平井工務部長、飯塚経営管理室長、
      相澤経理担当主幹、坂本調査・調整担当参事、兼尾営業担当参事、
      青木参事・計画課長、木下浄水担当参事、村岡経営管理室主幹
      (教育委員会)小野スポーツ課長
日 程 1 議案の審査
      (環境局)
     (1)議案第153号 浮島処理センター基幹改良工事請負契約の締結について
     (2)議案第160号 川崎市橘リサイクルコミュニティセンターの指定管理者の指定について
    2 請願の審査
      (環境局)
     (1)請願第43号 等々力第1・第2運動広場を整備後も野球場として利用できるよう願う請願
    3 所管事務の調査(報告)
      (水道局)
     (1)平成19年度決算版環境報告書について
    4 閉会中の継続審査及び調査の申し出について
    5 そ の 他

               午前10時01分開会
○浜田昌利 委員長 ただいまから環境委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。
 なお、日程に議案の審査を追加し、議事の都合上、日程の順番を入れかえさせていただきますので、御了承をお願いいたします。
 それでは、所管事務の調査として、水道局から「平成19年度決算版環境報告書について」の報告を受けます。
 理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎粟冠 水道局長 おはようございます。「平成19年度決算版環境報告書について」、御報告いたします。
 川崎市水道局では、平成14年度から環境保全の取り組み状況をお知らせするため、環境会計の公表を行い、平成15年度決算からは環境報告書を作成してまいりました。このたび平成19年度決算版環境報告書を作成いたしましたので、その内容について相澤経理担当主幹から御報告いたしますので、よろしくお願いをいたします。
◎相澤 経理担当主幹 それでは、お手元に配付いたしました環境報告書パンフットの表紙をごらんいただきたいと思います。
 まず、環境報告書は、下段のほうに書いてございますが、平成15年度決算版から作成、公表しており、今年度で5年目となります。この平成19年度決算版環境報告書は、水道事業及び工業用水道事業の合算版として作成しております。
 次に、環境報告書の役割でございますが、環境会計情報のほか、事業概要、組織図、環境保全活動の取り組みなどを取り入れた総合的な環境施策を示すもので、自然環境に配慮した事業活動に対する市民の皆様の御理解を深めるため、環境保全への取り組み状況をお知らせするものでございます。
 中ほどの写真をごらんいただきたいと思います。写真の場所は、平成18年4月にオープンいたしました鷺沼ふれあい広場で、市民の皆様が環境報告書や鷺沼ふれあい広場に興味を持ってもらえるよう、この写真を掲載いたしました。
 続きまして、1ページをごらんいただきたいと思います。
 まず、目次になりますが、1の「はじめに」から10の「水道事業ガイドラインに基づく指標」と10の構成となっております。次に、環境報告書の導入などの作成方針を掲載しております。
 隣の2ページをごらんいただきたいと思います。
 1の「はじめに」といたしまして、水道局の再構築計画に関する環境施策や局の環境に対する方針、姿勢を掲載しております。
 次に、2の「水道局の組織と主な業務」といたしまして、平成20年度の組織機構図を掲載しております。
 次に、3ページ、4ページをごらんいただきたいと思います。
 3の「水道事業・工業用水道事業の概要」といたしまして、平成19年度末における給水人口や普及率、配水量などの決算概況、長沢浄水場、潮見台浄水場、生田浄水場、平間配水所、鷺沼配水池、末吉配水池の概要、また、川崎市の水源である相模湖や津久井湖からの水の流れなどを地図上であらわしております。
 5ページをごらんいただきたいと思います。
 4の「環境マネジメントシステム」といたしまして、ISO14001についてでございますが、平成15年3月25日に認証取得し、平成20年3月11日に認証継続をいたしました。その下に環境方針を掲載し、さらにその下に長沢浄水場内での主な環境目標では、長沢浄水場内の共通目標4項目を掲載しており、平成19年度はいずれの目標も達成することができました。
 6ページをごらんいただきたいと思います。
 5の「水道・工業用水道施設における地形の特徴」といたしまして、水道局は、取水、送水、配水地点の地形高低差を利用した自然流下方式により省エネルギー化を図り、電気エネルギーの消費を抑制しております。
 次に、川崎市のイラスト右下にございます緑の木で表記いたしましたCO2削減量4万9,398トンにつきましては、川崎市及び水源地が平たんであると仮定し、取水、送水をポンプで行った場合の排出量をもとに算出した削減量となっております。
 また、川崎市のイラスト下段の左側の矢印であらわしています水をつくるのに必要となる電力使用量は年間4,096万キロワットアワーとなり、右隣の矢印であらわしております水をつくることで発生する環境負荷量はCO2で年間2万2,733トンとなっております。
 次に、その下の「水道事業にかかる経費を水道料金100円に例えると…」についてでございますが、市民に水道水が届くまで66円分がかかっております。
 7ページをごらんください。
 6、「エネルギーの有効利用及び省エネルギーの推進」をごらんください。
 初めに、マイクロ水力発電事業の実施についてでございますが、水道局では、東京発電株式会社との共同で平成14年度から水力発電事業を始めております。潮見台浄水場から末吉配水池に至る2号送水管の江ヶ崎制御室に発電機を設置し、さらに、長沢浄水場から鷺沼配水池に至る3号送水管にも設置したことにより、一般家庭約290世帯の年間使用電力量に当たる年間約400トンのCO2を削減しております。
 次に、第1導水ずい道の落差利用による神奈川県企業庁の発電事業についてでございますが、昭和36年度から神奈川県が第1導水ずい道の路線上の黒川急下水路に柿生発電所を築造し、水力発電事業を行っているものですが、平成19年度では約3,300トンのCO2を削減し、環境負荷の低減に側面から寄与しております。
 次に、第1種エネルギー管理指定工場の取り組みについてでございますが、生田浄水場では、第1種エネルギー管理指定工場の指定を受け、エネルギー消費原単位を年間1%以上低減させることを目標に、省エネルギー活動を推進しております。
 8ページをごらんいただきたいと思います。
 7の「環境保全の主な取組み」といたしまして、水源及び浄水場での環境配慮では、1の相模貯水池大規模建設改良事業から9ページの5の浄水汚泥の有効利用の推進までの5つの施策を掲載しております。
 まず、1の相模貯水池大規模建設改良事業についてでございますが、しゅんせつを行うことにより、上流域の災害防止と湖の貯水容量の回復を図ることができ、ダム開発の抑制につながるとともに、環境負荷の低減にも貢献しております。また、表題の上にございます赤色であらわした環境推進対策とは、環境保全の取り組みの中で法令などに求められる活動や、本来事業を除いたもので、環境保全対策を推進するための事業をあらわしております。
 この事業を含めた水源環境の環境保全整備費として、2の水源保全に関する経費では、年間8億2,000万円程度の費用を負担しております。
 次に、9ページをお開きいただきたいと思います。
 4の浄水汚泥の排出抑制についてでございますが、長沢浄水場、生田浄水場で発生する汚泥を従来の造粒脱水方式から加圧脱水方式に変更したことで浄水汚泥の排出を抑制し、従来の方式で行った場合の推計的排出量は1万3,404トンとなり、その量と比較いたしまして67%の削減が図れております。
 次の5の浄水汚泥の有効利用の推進についてでございますが、浄水汚泥をセメント原料として有効利用を行っており、長沢・生田浄水場合計での浄水汚泥有効利用率は40%となっております。また、浄水汚泥の有効利用率は5年以内に100%を目指していることから、セメント原材料以外の有効利用の方法として、平成20年度から、右下の写真の改良土での有効利用を実施しております。
 10ページをお開きいただきたいと思います。
 配水管布設工事・直結給水等の環境配慮では、1の水道管の浅層埋設化から11ページの5の直結給水への切りかえまでの5つの施策を掲載しております。
 1の水道管の浅層埋設化についてでございますが、平成11年度の制度改正に伴い水道管布設時の掘削を従来より浅くすることで、掘削土砂の抑制を図るとともに、廃棄物やCO2の発生量を削減しております。
 次に、2の建設副産物をリサイクル施設に搬入、再生材料の使用についてでございますが、工事により発生する土砂、アスファルト、コンクリート等はそのままでは使用不可ですので、リサイクル施設に搬入し、水道工事の工事資材としてリサイクル率99%の再生を図り、廃棄物を削減しております。
 次に、4の漏水防止対策についてでございますが、漏水修理、防止工事を行うことにより、貴重な水資源の確保ができるとともに、鉛管を含む老朽給水管取りかえ工事も推進いたします。
 11ページをお開きいただきたいと思います。
 中段の広報・庁舎管理関係の環境配慮についてでございますが、1の広報広聴業務は、環境保全推進に向けた取り組みについて、広報紙、ホームページ、施設見学等を通して市民の皆様の御理解が得られるよう努めております。
 次に、2のエコオフィスでは、照明、OA機器、空調管理の電気エネルギーの削減に努めております。また、グリーン購入では、再生ペットボトル利用の作業服等、環境に優しい製品の購入、使用に努めております。平成19年度末の低公害車は、159台中140台となり、今後も公用車の削減及び低公害車利用を進め、排気ガスの抑制に努めてまいります。
 12ページをごらんいただきたいと思います。
 「水道事業・工業用水道事業の再構築計画」といたしまして、平成18年度からおおむね10カ年程度を計画期間とし、水道局の今後の重要課題となっております再構築計画を掲載しております。
 初めに、1の水道事業の主な再構築計画では、現在の給水能力1日98万9,900立方メートルを1日75万8,200立方メートルとし、3浄水場を長沢浄水場に機能集約してまいります。長沢浄水場に集約する場合、上流取水割合や自然流下割合が高いこと及びCO2排出量が少ないなど、環境負荷低減の面からも最もすぐれているため、長沢浄水場に機能集約することといたしました。
 次に、2の工業用水道事業の主な再構築計画では、現在の給水能力1日56万立方メートルを1日52万立方メートルとするとともに、施設整備を行ってまいります。
 次に、3の再構築に関する環境に配慮した取り組みでは、長沢浄水場のろ過地の上部有効利用及びクリーンエネルギーの確保を目的としまして、太陽光発電による新エネルギーの導入を検討しております。今後は浄水場等に新しく導入する受変電設備、空調設備等は高効率型の機器を採用し、環境に配慮した施設整備を進めてまいります。
 13ページをごらんいただきたいと思います。
 9の「環境会計」についてでございますが、環境会計とは、環境保全の取り組みに必要とされる環境保全コストと効果を比較し、その評価を明らかにするための会計手法でございます。
 平成19年度決算版環境会計一覧表についてでございますが、左から、分類、取り組み概要、環境保全コスト、経済効果、環境負荷低減効果をあらわし、分類と取り組み概要については環境省が公表しております環境会計ガイドライン2005年度版に準じて作成しております。
 次に、分類についてでございますが、1の事業エリア内コストは、事業エリア内に生じる環境負荷を抑制するための環境保全コストで、性質により(1)公害防止、(2)地球環境保全、(3)資源循環、(4)漏水防止の4つに分類されます。次に、取り組み概要でございますが、(1)公害防止は浄水場の排水処理などによるものでございます。(2)地球環境保全は、位置エネルギーを利用した取水、送水、配水や相模貯水池大規模建設改良事業によるものでございます。(3)資源循環は、建設工事に伴い発生する土砂、アスファルト、コンクリートなどの建設副産物のリサイクル化や浄水処理にかかる汚泥のセメント再資源化によるものでございます。(4)漏水防止は、貴重な水資源の確保を図る漏水修理や漏水防止などによるものでございます。
 2の上・下流コストでございますが、事業活動を行うために環境負荷の少ない物品の購入や低公害車の使用などによるものでございます。
 3の管理活動コストですが、環境ISOと言われるISO14001の認証継続や事業所周辺の景観保持などによるものでございます。
 4の社会活動コストですが、環境保全に関する情報公開や地域とのコミュニケーションを図る広報広聴業務などでございます。
 以上の環境保全対策におけますコスト合計では、43億8,868万7,000円、それに対します推定的効果を含む経済効果合計では57億7,032万1,000円でございます。また、環境保全コスト、経済効果上段のかぎ括弧内の数字は、環境推進対策として実施している金額を内数であらわしております。なお、金額はすべて消費税抜きで人件費は含まれておりません。
 次に、その下の1のコスト対効果のグラフでございます。コスト対効果は、環境保全コストと経済効果の差額で、約13億8,000万円となっております。なお、コスト対効果が減少している理由といたしましては、老朽給水管等の更新事業の増加による環境保全コストが増加したことなどによるものでございます。
 次に、14ページの2の環境保全対策率・環境推進対策率になりますが、環境保全対策率とは、総支出に占める環境保全全般のコストの割合を示すもので、平成19年度では8.9%で、前年度より1.0ポイント増加しております。また、環境推進対策率とは、総支出に占める環境推進対策コストの割合を示すもので、平成19年度では2.7%で前年度より0.2ポイント増加しております。なお、環境保全対策率、環境推進対策率がともに増加している理由といたしましては、総支出は効率的な事業運営を推進するため毎年度減少傾向にあること、及び平成19年度は環境対策費が増加したことによるものでございます。
 次に、10の「水道事業ガイドラインに基づく指標」についてでございます。
 水道事業ガイドラインとは、社団法人日本水道協会が制定した規格で、水道事業全般を対象とした水道事業の定量化によるサービス水準の向上を目指すものでございます。厚生労働省策定の水道ビジョンをもとに、安心、安定、持続、環境、管理、国際の6つの目標と137の業務指標が定められております。
 環境に関する業務指標である配水量1立方メートル当たり消費エネルギー及び配水量1立方メートル当たりCO2排出量については、13の大都市事業体の中で川崎市が最も環境負荷の少ない数値となっております。これは地形の高低差を最大限に利用した自然流下を行っていることによるものでございます。
 最後に、裏表紙をごらんいただきたいと思います。
 京都議定書から洞爺湖サミットまでの温室効果ガス削減の取り組みでございますが、1997年に京都市で開催された会議でCO2などの排出量を2008年から2012年までに、1990年に対し、先進国全体で5.2%削減することが義務づけられました。その後、2007年のG8サミット、さらには2008年の洞爺湖サミットでは2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも50%削減を達成する目標を各国で共有することで合意いたしました。
 「おわりに」といたしまして、川崎市水道局も一企業としてこれらの地球環境問題などに真摯に取り組んでいく必要がございます。
 以上で環境報告書の説明を終わらせていただきますが、今後もCO2削減等の環境に配慮した取り組みを積極的に推進してまいります。以上でございます。
○浜田昌利 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問がございましたらお願いいたします。
◆志村勝 委員 これはどのくらいつくって、どのくらいの費用がかかっていますか。
◎相澤 経理担当主幹 こちらは今年度におきましては1,800部つくっておりまして、費用的には20万円ほどになります。1冊当たり120円弱ぐらいになろうかと思います。
◆志村勝 委員 これは例えば、こういう報告書は非常に内容がよくて、つくっていただいているんだけれども、子どもたちだとか学校の現場なんかに、もうちょっとわかりやすく環境の問題で示すような部分の補助的な、環境は今大事なんだということを示すような考え方というのは、局長さんは何か持っているんですか。
◎粟冠 水道局長 今委員がおっしゃいましたような形の中では、今現在ではこれは生かしておりません。通常私どもは川崎の水づくりに関する取組みということで小学校4年生を対象に社会科副読本の中でやっておりますが、確かに委員がおっしゃることは必要なことであって、我々はこういったものを教材として取り入れてやるべきかなというように、これは今感じたところでございます。
◆志村勝 委員 私も地域の町会の関係で、ある地元の学校の4年生に、よく二ヶ領の問題を一緒に勉強するというので呼ばれてたまに行くんですけれども、環境の問題で非常に子どもたちも水に対する関心も持っているし、これをもう少し子ども用にわかりやすくしてもらって、今こんなに変わってきているんだということを示してあげたら、すごく喜ぶんじゃないかなと。これは教育委員会とぜひ話し合いをしていただいて、お金を水道のほうで出すのは大変でしょうけれども、環境の問題は物すごく大事な問題ですから、ぜひそんなような協議をしてもらえればありがたいなということをちょっとお願いしておきたいと。
◎粟冠 水道局長 実は、環境保全の取組み状況を明らかにする指針のガイドラインというのがございまして、そのガイドラインに沿った形でというのが特にこの報告書の形式になっているところがございます。そういった面ではなかなか難しいかなというところが正直ございますけれども、ここら辺のところは我々としてもよく勉強させていただいて、何とか子どもさんたちにも対応できるように、ちょっとお時間をいただいて、見直していきたいなというふうに思っております。
◆志村勝 委員 これは1,800部で20万円ということですから、こんなに立派なものじゃなくてもいいと思うんです。だから、わかりやすく、字が大きく、そういった意味で。また、市民の皆さんも非常に関心を持っていると思いますから、こんなに今変わってきているんだということを、そして水の大事な部分、私たちの命と、本当にかけがえのない水なんですから、その辺をしっかりお願いしたいと思います。
◆宮原春夫 副委員長 10ページの漏水防止対策の問題なんですけれども、確かにパイプが老朽化していて、あちこちで漏水があるというのはやむを得ないことだと思うんです。そのことは前提にしながらも、水道局が供給している水で、夢見ヶ崎動物公園で大量の漏水が発生していたのを数カ月にわたって発見できなかったということを仄聞しているんですけれども、結局結論的には、水道局は、漏れていてもお金はもうかるわけですよね、メーターはどんどん回っているわけですから。しかも、漏水したところが環境局の夢見ヶ崎ですから、そこは料金を過大に払っている。しかし、その払った料金は税金なわけですから、結論は市民が犠牲になっているといいますかね。地下に流れていってしまったものが大量に漏水していたのがなかなか発見できなかったということがあったというふうに聞いているんですけれども、それは通常の使っている料金よりも、その間は数倍の料金を請求されているわけです。漏水ですから。それが長期にわたって発見できないというのは、どこに問題があるのかというのは、私は、大事な資源確保をしていくという意味から考えても、税金の節約ということから考えても、水道局さんには全く腹の痛まない話なんですけれども、こういうのはどっちで責任があるのかというのも含めて、どんなふうに考えていらっしゃるのか。あるいは、その事実はどうだったのかも含めて、わかったら教えていただきたい。
◎平井 工務部長 副委員長のお話を伺うまでは、私どもは夢見ヶ崎でそういう事実があったことは存じ上げませんでした。料金のことに関しましては、急に過大になったということであれば、料金を調定するという制度がありますけれども、だんだんふえていった場合には、ちょっとその辺がわかりませんけれども、急ということであれば、そういう措置はしておるはずなんですが。
◎松村 総務部長 メーターより内側といいますと、基本的には個人の財産という形になりますので、水道局の漏水調査を含めて、通常、道路周りといったところを水道局の責任でやらせていただいているというのが現状でございます。個人の御自宅ですと御連絡をいただけるというような形で、水道局なりのほうでその漏水状況を調査、確認に参るといった状況でございます。
 ただいま工務部長が申しましたように、かなりの料金の違いがありますと、検針員の方が、大分上がっていますねというような形で、その辺は対応をされているのが個人宅では通常なんですが、環境局の夢見ヶ崎の件につきましては、申しわけございませんが、現在把握していなかったところでございます。
◆宮原春夫 副委員長 そこが不思議なんですよ。数字は3倍も4倍も上がっているわけです。しかも、それは長期間にわたっているわけです。それで、今、道路ではないと思いますよ。夢見ヶ崎の公園の中ですから。結果的にはね。そうした場合に、もっと連携を密にすれば、今言われた検針員の方が局にすぐ上げて、こういうふうにふえているんだ、どこかおかしいんじゃないかということで警鐘を鳴らす。環境局のほうも、ただお金が請求されて払っているだけではなくて、ちょっとおかしいんじゃないかと。両方が例えば合同会議を持つとか、縦割りではなくて、もっと早く発見できたんじゃないかなというふうに私は思うんですよ。そういうシステムはないとなると、今聞いたら局の方はそんな事実も知らないとなると、本当に責任の持っていき場がないというか、怒りの持っていき場がないというかね。環境局も請求されたものを払う。水道局も、おかしいなと思いながらも、もらえるのなら、収入がふえるわけだからもらう。こういう事態が起こっていて、それを局の上層部は全く知らないということで、もし相談があれば調整しましょうという話で、とっくにそのことは発見されて、今は直っているわけですね。ただ、この間の問題は調整されたかどうかは知りませんけれども、今聞いてみれば、全くそういう事実を知っていらっしゃらないとなれば、調整も行われていないと。結局、市民の税金がいわゆる無駄に使われたということになるんだけれども、責任の所在もはっきりしないというのは、非常に困ったシステムだなと思っているんですが、漏水は全部そういうシステムになっているんですか。
◎松村 総務部長 個人宅の漏水につきましては、今申し上げましたように、やはり検針員が大体気がつくということです。今回、環境の公園の関係は、やはり動物ですとかいろいろありますので、ペンギンのプール等を含めて、水道料金の幅とかそういうものは結構あるのではないかなと思います。検針員も、たくさん使うようになったかなという形で判断をすれば、ちょっと上がってこないという状況があろうかと思います。
 基本的には、水道料金のメーター値を私ども水道局は告知といいますか、お渡しして、そういったところにも、急に上がったりした場合の対応とかという形になります。実際のところ、まことに申しわけないですが、水道の使用量は、御自宅によって多いとき、少ないときというのがございますので、何か新しく水道を使うものを導入されましたら当然ながら恒常的に上がっていくというような状況もございますので、対応としてはやはり環境局と水道局でもう少し連絡といいますか、その辺の状況を密にして対応しておけば、今回のようなケースはなかったかなとは思います。実際のところ、水道局といたしましては、最近何か水をたくさん使う設備を導入しましたかというような感じで、余り個人情報的なものまで追求できないというのも現状でございますので、その辺の状況だったのではないかというふうに考えております。
◆宮原春夫 副委員長 おっしゃることもわからないわけではないんですが、私が言いたいのは、長期間にわたっているという問題なんですよ。それで、例えば個人、私も個人ですから、もしうちの水道料金が倍になったらやっぱり大騒ぎしますよね。どこかおかしいんじゃないか、調べてもらえませんかとか。ところが、役所と役所だから大騒ぎしていないというところが私はね。こっちも大騒ぎしないし、使う側も大騒ぎしないという中で、何となしに日にちが過ぎていって、ようやく何とかして見つかった。ただ、すごく大きな漏水だったということで伺っているわけですけれども、そういう場合はもう少し機敏な対応といいますか、個人だったらできるものをなぜ役所でできないのかと。この関係を両局間で、あるいはほかの局との関係で、もう少し緊密にできないだろうかということを御要望しておきますので、今回の場合どうのこうのじゃないですが、二度とそういうことが起こらないように、特に役所間の場合には、そこは個人の場合は当然防げたものを役所同士だったから防げなかったというのが、今回の欠陥だという感じが私はするんです。ぜひ、何かの形で改善していただきたいということをお願いしておきたいと思います。
◆大島明 委員 ちょっと確認なんですけれども、今の副委員長のお話なんですけれども、本管から自宅に入るまでは局のほうで、自宅内は個人ですよね。それで、ああいう夢見ヶ崎は動物なんかがいるから、時期によって水道使用料等々が変動はあると思うんだけれども、通常、漏水等で、今話があったように、倍とか3倍になった場合は、検針員さんがちょっと漏水が考えられるからおかしいんじゃないですか、そんなに使いましたかと確認をとるじゃないですか。その場合、料金体系はどうなっていますか。
◎粟冠 水道局長 基本的には水道使用量はそんなに変わるものではございませんので、例えば前月、前回と比べてかなり使用量が多いとなれば、その段階で、場合によったら漏水しているんですかと。その漏水がわかれば、それは前回の使用量と比べたり、あるいは前年の同時期の使用量と比べて、それでもって調定をしているのが実態でございます。
◆大島明 委員 今の夢見ヶ崎の件で言うと、動物の増減があろうかと思うんだけれども、大して、公共の公園ですから、大体その時期によってのデータでわかりますよね。今回の場合は今お話があったように2倍、3倍も違っていたとすれば確実に漏水ですから、その場合、漏水のときの料金体系はどうなっちゃうんですか。水道局がかぶっちゃうわけですか。
◎粟冠 水道局長 現状では、私どもはそこら辺のところを把握しておりませんので、把握していないということは、現状どおり、メーターどおり、私どもとしては調定して請求しているのかなというふうに思っております。
◆大島明 委員 例えば個人宅でそういう漏水があって、1カ月通常100立方メートル使ったとするでしょう。それが150立方メートルになっていましたといったとき、えっ、うちこんなに使っていないわよ。そうすると漏水が考えられるから漏水検査してくれという依頼が来るじゃないですか。その場合は、漏水検査で確認ができたら、通常の月の立方メートル数に合わせた請求をなさるんですか。
◎粟冠 水道局長 漏水に関する減額幅の問題は、ちょっと私は今具体的なところまでわかりませんけれども、一般的にはかなり差がある、乖離している、漏水が原因だということがわかれば、それはさっき言いましたように、前回の使用量と見合わせて、あるいは昨年同時期の状況と見合わせながら調整をしていくということになっております。
◆大島明 委員 個人宅の場合は、検針員さんが、粟冠さんのところは、うん、今月少ないわねとか多いわねとか、そういうのが多少のところは検針員さんはわかっているから、余りふえていると、大分使っていますねと問いかけてくれるからわかるんですけれども、公園なんかだとそういうことがないと思うんですよ。公園とか公共施設的なところは、年間の大体のデータを添付して、検針員に持たせて、そうすると、異常があるかないか、わかるんじゃないですか。個人宅は担当エリアが決まっていますから、そういうのがわかるんですけど、そういうことで、やっぱり公園等々についてはそういうデータを担当の検針員さんには添付させて、それも必要ではないかと思うので、これは要望で結構です。
◆粕谷葉子 委員 環境報告書に戻らせていただいて、申しわけないんですけれども、大変よくできているものだなと思いますので、よく私、宮ヶ瀬とか城山とか津久井とか相模湖なんかを全部見せていただいていたんですけれども、そのときに結構小学生とかもいらっしゃって、宮ヶ瀬なんかは特に上にあるので勉強されたりしているんですね。でも、川崎のこういうのとかはなかったので、こういうのがあると何かいいなと思うんですけれども、どうですか。それぞれ例えば、津久井とかはお土産屋さんもあるけれども、そこの観光ブックとかいろんなものは入っていても、こういうのはないんですよね。だから、あるといいかなと。もし、先ほどおっしゃったように、教育と一緒にもっとわかりやすくつくられるのだったら、それがあってもいいなと思うんですけれども、どうでしょうか。
◎粟冠 水道局長 今、委員がおっしゃいましたように、やはりよりわかりやすく市民の皆さん方にお配りする、要するに理解をしていただくということは必要なことだと思いますので、この辺のところはもう少し、ここ何年かで大分いろいろ変わってきてはいるんですけれども、委員の先生方のいろいろな御指摘をいただきながら、私どももここまで来ておるんですけれども、もっともっとやっていかなくてはいけないのかなと思っています。それをいかにして市民の皆さん方にお配り、公表していくことが大事なのかなというふうに思っていますので、この辺のところは私どもはこの後また検討させていただきたいと思います。前向きに、何とかやっていきたいなと思っております。
◆粕谷葉子 委員 川崎市のところではないんですけれども、ここに置いていただくのは気が引けるかなと思って聞いているんですけれども、市民じゃなくても、宮ヶ瀬とかいろんなところに、川崎もこうやって携わっているので、あって勉強されたらとてもためになるので、もったいないかなと思って申し上げているので、できれば置いてくれるといいなと思います。
◆猪股美恵 委員 今の続きだけれども、置くのだったら、例えば水道読本みたいに表紙を書いて、100円か150円ぐらいで売れないのかね。事業所だから、売るのもできるんじゃないかなというふうに思うんだけれども。宮ヶ瀬だとか、そういう売店のところで、ワンコインで売るとかいう形はできないのかしら。
◎坂本 調査・調整担当参事 今、猪股委員のほうから非常にうれしい御助言をいただいたんですけれども、この環境報告書につきましては、川崎市水道局が行う環境保全の取組みについて市民の方に御理解いただくということが前提となりますので、ちょっと売ることについては難しいかなと思います。
 また、先ほど粕谷委員もおっしゃられたんですけれども、例えばダムですとか、そういうような場所に置くということにつきましては、例えば宮ヶ瀬とか相模湖とか、要するに神奈川県内の共同事業体、神奈川県水ですとか横浜、横須賀、そういうところも環境報告書、もしくは環境会計を出しておりますので、それについては、先ほど局長もお話ししましたように、各事業体と協力して検討し、前向きにそういう形でもって、そういうような読本的なものを置かせていただくということを検討させていただきたいと思います。
○浜田昌利 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「平成19年度決算版環境報告書について」の報告を終わります。
 ここで理事者の交代をお願いいたします。
                ( 理事者交代 )
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、「請願第43号 等々力第1・第2運動広場を整備後も野球場として利用できるよう願う請願」の審査に入ります。
 傍聴の申し出がございますので、許可することに御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、傍聴を許可いたします。
                ( 傍聴者入室 )
○浜田昌利 委員長 本件は、11月14日に1度審査を行いましたが、確認する点が残っているため継続審査となっている案件でございます。
 なお、教育委員会からスポーツ課長が出席しておりますので御報告いたします。
 それでは、理事者から説明をお願いいたします。
◎鈴木 環境局長 それでは、継続審査となっております案件、「請願第43号 等々力第1・第2運動広場を整備後も野球場として利用できるよう願う請願」につきまして、公園緑地課長から御説明申し上げますのでよろしくお願いいたします。
◎福井 公園緑地課長 追加資料につきましては、委員の皆様には12月3日付で既にお配りさせていただいたところでございますが、改めまして簡単に御説明をさせていただきます。
 資料の1から資料の3の3点を用意させていただきました。
 資料1につきましては等々力緑地中央グラウンド周辺基本計画策定検討委員会の構成でございます。検討委員会の委員の選定につきましては、中原区役所と調整し、関係団体にお声をかけて、その代表の方々に御参加をいただきました。
 資料の2でございますが、等々力緑地中央グラウンド周辺基本計画図策定検討委員会での摘録でございます。5回開催されておりまして、検討委員会の内容を時系列にまとめてございます。なお、検討委員会につきましては、ワークショップ方式で開催されております。
 それから、資料の3でございますが、検討委員会で策定いたしました基本計画を実施するに当たりまして、検討委員会に御参加いただいた団体の方々に再度お集まりいただきまして、実施設計に向けた説明会を開催し、今、その際の意見等をまとめたものでございます。主な意見といたしましては、大枠は400メータートラック、それから野球場と多目的広場。それから、多目的広場は野球もソフトもでき、マウンドをなくせばサッカーもできる広場。それから、マウンドがなければ少年サッカーができる。野球は有料、多目的広場は無料。広場にして、貸し切るときは有料などの御意見をいただきました。
 説明につきましては、簡単でございますが、以上でございます。
○浜田昌利 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明につきまして質問等がございましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたらあわせてお願いいたします。
◆猪股美恵 委員 この前の続きで、とにかく前回は検討委員会でのワークショップ等をやられた中での議事録がないので、どういう経過でこういう結果が導かれたのかということがわからなかったので、今回資料をいただきながら、再度開かれたということなんです。
 資料を、摘録を見せてもらいましたけれども、これはあくまでも摘録なものですから、何か項目的にしか伝わってこないんです。その中で感じたのは、一番最初開かれた16年10月28日のところで言えば、何が欲しい、これが欲しいという1つの、それぞれ背負ってきている団体の方たちが、自分たちではグラウンドゴルフの場所が欲しいというような話とか、シャワーやトイレが欲しいと、そういう要求型のところからまず始まってきて、それで詰めてこられるわけなんですけれども、最終的に多目的広場にというところまでつながっていく中で、なぜ多目的広場になってきたのかというのが、あれも欲しい、これも欲しいというような結果の中から生まれてきたのではないかというふうに読み取れるんですけれども、そう読み取るとおかしいですか。
◎福井 公園緑地課長 資料の2の1枚目、摘録の第2回の平成16年11月24日に開催されたところでございますけれども、ここについて、ワークショップでの主な意見ということで、上の黒ポチ2番目でございます。もう一つは多目的広場の多目的利用のできる芝生広場としての整備というような御意見がございまして、そういう中で最終的にはそういう多目的広場を芝生にしようという計画になったということでございます。
◆猪股美恵 委員 多目的広場として、そこにソフトボールや少年野球、少年サッカー、自由な広場と、この前も言いましたけれども、弁当を食べているところでやるのかなという話なんですよ。もう少し、この御意見がどういうふうにして多目的広場までつながってきたのかが、ちょっと読み取れなかったんですけれども、これも欲しい、あれも欲しいということであれば、あそこでなければいけないという話ではないんじゃないかなと。あそこがあったから、あそこにはこれも欲しい、あれも欲しいという話になったんではないかなという気がするんですが。
 そうだとすれば、前回も言ったかもしれませんけれども、例えばこの前の審議のところでパンフレットをもらったんですけれども、この表紙のところで、鷺沼の配水池のところでは弁当を広げている光景もあったりとか、いろいろあるわけですけれども、浄水場のところでこういうような多目的機能――ないでしょうからわからないでしょうけれども、今、水道局のほうのパンフレットをもらったんですけれどもね。そういう機能が、ある意味では果たせるのではないかと。あそこでなければいけないというお話は出てきていなかったような気がするんですけれども、どうなんですか。私はこれを何度も何度も読んでみたんですけれども、あそこがたまたまあって、そこをどうしようかということで集まってきていることだけれども、ここでなければいけないという話はなかったのではないかなというふうに思いますが、その辺はどうなんですか。この摘録からは読み取れない。
◎福井 公園緑地課長 繰り返しになるとは思うんですけれども、前回の委員会でも御説明したように、ここの4ヘクタールについて、じゃ、どう活用していくのかということで11団体の皆様にお集まりいただきまして検討し、計画をつくったところでございますので、ここ以外のところにそういう計画はなかったということで、あくまでもここに限定して計画をつくったということでございます。
◆猪股美恵 委員 だからこそ、もっと、ある意味では全市的、あるいは等々力全体を見てきたときに、ほかにあればその機能をほかで果たすことも可能なんだろうというふうに思うんです。そこだから、そこをどうするかということで逆に集まってきているから、そこのことで、あれもこれもという話が盛り込まれた結果が多目的なんだろうというふうに思うんです。だから、前も言ったように、ここだけの話じゃなくて、あるいは川崎全体で話をしてきたら、もっと違う結論も出るんじゃないかなというふうに思ったんです、この摘録を読んでいて。それで、今その広場で言えば、これから協議もされてくるのでしょうけれども、ここのパンフレットのような機能を横のところで果たすこともできるんじゃないかと。そうすれば、もっと今のところを何に使うかという特化した形で進めていくこともできるだろうなというふうに思うんです。
 それで、野球をやっている人たちとか、いろいろ話をこの間聞いたんです。そうすると、マウンドがなければサッカーなどもできるよという話だけれども、野球をやると、なぜマウンドがあるかというと、削れていっちゃうわけですよね。だから、フラットなところで野球もいいよという話になったら、ピッチャーマウンドのところというのが、どんどん逆に盛り込まれるんじゃなくて、下がってきちゃうような形にもなって、非常にそういう意味ではアブハチ取らずですか。あれもこれもやれば、どれもがやっぱり中途半端になってしまうんじゃないかなというふうに思うんです。マウンドを取っちゃえば何でもできるよというふうなことを言えば、逆に言えば野球はやりにくくなるし、そこが削れ込んじゃってだめなんじゃないかなというふうに思うのはどうでしょうか、そういうふうに考えるのは。
◎福井 公園緑地課長 ここの中にもございますように、最終的にもマウンドをなくしてフラットな形にしてやれば、もっといろいろなものに使われるんだ、多目的にスポーツができるんだ、こういうようなことでこういう計画になったところでございます。
◆猪股美恵 委員 いや、そうだけれども、さっきも言ったように、全部を盛り込んだら、全部が不自由しちゃうんだろうなというふうに思うんですよ。だから、もう一回、ここで集まった人たちの気持ちは尊重しつつも、それぞれの機能をもうちょっとほかのところでやれるんじゃないかというような検討をしてみたらどうなのかなと。このまま進んでしまって、本当に弁当も食べてるわ、サッカーもやってるわ、ちょっとそれはね。それで、しかも、この前言ったように、弁当食べようと思って行ったら野球をやっていて弁当を食べられなかったような話も出てきちゃうし、何かどうしても中途半端に私は思えて仕方がない。一応私ばかり言ってもいけないので、私がこの間、この摘録を見ながらそういうふうに思いました。とりあえず。
◆織田勝久 委員 感想としては似てしまうんですけれども、摘録を拝見して、委員会を1回、2回、3回、4回、5回というふうになっていますよね。本当は委員会を開催して、議論がどんどん深まっていくはずなんだけれども、例えば一番最初にグラウンドゴルフ場が欲しいという御意見があって、2回目、3回目、4回目はないけれども、5回目にまた出てくるわけですよ、グラウンドゴルフをできる場所が欲しいと。これはやっぱり率直にそういう話なんだと思うんです。皆さんが自分たちのやりたいものを自由に逆にここで披れきしてくださいというふうになれば、それぞれやっぱり皆さんが自分のやりたいスポーツについて主張する。それはある種当たり前のことだと思うんです。それで、最後のまとめのところになると、グラウンドゴルフはどこにも出てこない。
 それでさらに、今、猪股委員もおっしゃったけれども、29日の検討委員の主な意見のところで、ここも正直、二律背反じゃないけれども、それぞれの皆さんが御希望された項目が羅列的に出ていますでしょう。それが事務局の意見というふうになると、まあ、多少無理してまとめられたのかなという形で少し方向は示されているということで、それぞれ本当に、ここに参加された各種団体の皆さんの御意見が、皆さんがしっかり御納得される形でここに集約されているとは、どうも見えないなというのがやっぱり率直なところなんです。
 私もサッカーとか野球とか、多少かかわりを持っておりますのでよくわかっておりますが、これも猪股委員がおっしゃるように、マウンドがない野球なんてあり得ないんですよね。サッカーにしてみれば、マウンドのあるサッカー場なんていうのもあり得ないし、これを一緒に使いましょうといったって、絶対無理なんですよね。だから、そういうことも含めて、多目的という部分は逆に厳密にこういうことに使うんだという形で規定していくということが僕は必要なんだろうと。そうしないと、まさにアブハチ取らずの施設になるというところはもうおっしゃるとおりだと思いますよ。
 それで、全体計画、これ以外のこの間の議論がちょっと出ましたけれども、下水処理場の上の部分でしたか。そういうところも含めて多目的の場所を考える。この間、粕谷委員がサッカー場の近くでしたか、そういうところを活用してもというようなこともおっしゃっていましたけれども、多目的広場ということであれば幾らでも等々力緑地の中で場所を考えられると思うんです。むしろ、人通りの全くないところがいいのか、子どもたちが遊べるような、人目があって日当たりのよいところがいいのか、そんなようなことの議論も含めて、多目的ということであれば、もっともっと等々力緑地の中で、しかも交通の便のいいところで考える場所は幾らでもあると思うんです。
 だから、そういう意味でこの整備計画の目的の部分をもう少し絞り込んでいくということと、多目的のあり方についてももう少し議論をしてみる。
 それから、これは前回私が質問して御答弁いただいているけれども、防災公園という位置づけがというふうにおっしゃったんだけれども、この補助金をいただくことと、この多目的を整備することはつながらないということもはっきりおっしゃっているわけですから、そういうことも含めて本当に利用者団体の皆さんが、それぞれの皆さんが納得できない中途半端ということではなくて、もう少し目的を絞り込んでという形での整備を進められたらどうかなというののが、この摘録を見ての率直な感想であります。とりあえず。
◆井口真美 委員 この請願が上がって、改めてやっぱり市内、とりわけ中原区の野球のできる場所の少なさということがクローズアップされたというふうに思うんです。大変そういう意味では切実な請願だというふうに思うんです。この摘録を見せていただくと、中原区内には河川敷以外、内陸にあるのは等々力緑地の1カ所のみと書いてあるんですが、スポーツ課がおられますので、これはそうなんですか。1カ所しかないんですか。
◎福井 公園緑地課長 環境局で所管をしている野球場でございますけれども、内陸部に9カ所、河川敷に8面ということで17面、等々力の運動広場は現在野球に使っていますけれども、それが2面あって、全部で19面ということでございます。中原区の野球場ということになりますと、今委員がおっしゃられたように、内陸部は等々力のグラウンドと運動広場の2面ということになります。
◆井口真美 委員 少年野球も含めて野球人口は大変多いわけです。もちろんサッカー人口も急増しておりまして、サッカー場も欲しいという請願がいつも上がるわけですから。今回野球場に限れば、やっぱり足らないんですよね。これをどう解決するかということが、ここの野球場をどうするかということと含めて考えないと、この請願の趣旨というか、皆さんの気持ちにはこたえ切れないだろうというふうに思うんです。多目的広場をどう使うかということとはまた別というか、何か一緒くたにするといけないんじゃないかなというふうに思うんです。
 それで、前回の話し合いの中では、等々力緑地全体の構想が始まっていて、その中で考えてもいいみたいなことはお話があったわけですけれども、ここはもう多目的広場だからこれでおしまいなんだよ、あとは別に考えましょうみたいなことではなかなかこの願意とはそぐわない感じがすごくするので、やっぱり一定の方向性を出すべきじゃないかなというふうに思ってはいるんです。
 1つは、前回お話のあった等々力の全体の構想をどうリンクさせてくのかという点では、この前お考えいただくと言われましたが。何かそういう話があったと思うんですが、野球場を整備するというところで、どこなのかな。等々力の中、それからもうちょっと広げると中原区全体、そのあたりで何か考える余地というのはあるのかしら。どうなんでしょうか。だれに聞いたらいいかわからないですが。
◎福井 公園緑地課長 前の繰り返しにはなると思うんですけれども、我々としてはあそこの4ヘクタールの区域について、皆さんでつくった多目的広場というようなことでつくっているわけですから、それはそれで尊重した中でやっていきたい。
 それからもう1点、今現在、再編整備の検討委員会というものが8月に準備会が立ち上げられて検討を進めているわけですけれども、それとそれは切り離すということはなかなか難しいとは思うんですが、我々としてはそういうようなところにも、皆さんこういうような御意見があるというお話はさせていただきたい。ただ、先ほども言ったように、11団体でつくったものについて、それを履行しないということになりますと、これまた我々としても、せっかく皆さんとつくった信頼関係が損なわれるわけですので、今後ももしワークショップでそういうような方向が出れば、今後のワークショップのあり方もちょっと問題があるんじゃないかなということで、我々としては11団体とつくった計画については尊重して、履行していきたいというふうに考えております。
◆井口真美 委員 私は野球場にこだわるんですけれども、例えばここの平間にある三菱の野球部のグラウンド、野球部が休部したのか何かで今でも市民開放されているということ。何か3年間は当面もつけれども、あとはわからないと三菱が言われているという話。ちょっとごめんなさい。例えば、そこを市が公園なり野球場として買い上げるとか、そういうことなんてできませんか。
◎鈴木 環境局長 ちょっと話を原点に戻しますけれども、今回のスキームとして、運動広場の第1と第2の400平米をどうするんだという話があって、その手法として、我々は11団体、関係する団体といろいろ議論というか、ワークショップをやってきたわけです。その中でどうするんだという話があって、それで皆さんの納得の中でつくったわけです。それで形になった。その使いようは、野球場にしたときは確かにマウンドがないとというのがありますけれども、ただ、逆にそこはサッカーにした場合は、先ほどお話があったように、マウンドがあるとというのがありますよね。
 そこでうまく、この前も私、申し上げましたけれども、135万人の市民がいれば135万の価値があって、それだけの要望、ニーズもあるわけです。その中で、この限られたスペースをどうしようということで議論してきた結果がこれでして、それは先ほど公園緑地課長も申し上げましたように、この手法で我々は今まで公園行政というか、役所の行政そのものもやってきましたので、その辺の、信頼関係の話も出ましたけれども、その結論として多目的広場にしようということになったので、我々も予算化して承認をいただいて、今回事業を始めようという状況にあります。ですから、ほかの場所で野球場云々はまた違う議論かなと思っています。
◆井口真美 委員 そうなんだけれども、野球場が足らないというところからの願意なわけだから、それを何かふたをするようなことはどうなのかということをすごく感じるわけです。しかも、中原区は1カ所しかないということだからね。それについて、じゃ、どうするの、つぶしていいのということがやっぱり議論になっていくんじゃないかと思うんです。だから、そういう点で、これでいくというのだったら、それは考えなくてはいけないわけで、ちょっと考えますけれども、これまで野球場として使ってきて、2面使って大会もやってきて運営したところで、皆さんの野球をどうするのかということがやっぱり開花されないでいくのはどうなのかなという気持ちはすごくしますけれども、もちろん多目的広場が欲しいという皆さんの気持ちはね。でも、話し合いはここに限ってやってこられて、そこを多目的広場にしようということなわけだから、何かであいた土地があればまたそれは合意をつくれていけるんじゃないかなという気はするんです。そんなにここに固執しなくちゃいけないのかなという気持ちはちょっとしますけれども、とりあえず結構です。
◆大島明 委員 これは今までの皆さんの意見を踏まえてですけれども、防災公園の位置づけということで、今、等々力の整備もスポーツ施設の整備を進めている。こういうことをすべて勘案して、サッカーも盛んになってきたし、陸上競技場も整備できた。こういうことで、多くの人が集まるから多目的広場が必要じゃないか、こういうことで地域の利用団体の皆さんの検討委員会でこれは了解をとれているという話ですよね。
 それと、前の委員会のときかな。下水道処理施設の上層部、あれはまだ空き地がありますよね。平成6年に請願で出された、「中原区等々力公園内下水処理施設上部の本格的少年野球場設置に関する請願」は、全会一致で採択されています。これが十数年過ぎているのに何も進捗していない。やはりこういうものをどんどん進めていただいて、それで市としては、今、総合的なスポーツエリアということで等々力を位置づけしているのだから多目的広場も必要だ、地域の利用団体の皆さん、検討委員会の中でもそれは了承されている、だから本市としてはやっぱり多目的広場をまず優先でつくりたいんだ、こういう話だと思うんです。
 だけれども、平成6年のこれが採択されたのが全然進捗しないで置き去りになったままでは、やっぱり利用団体の皆さんも、野球場が少ないから何とかしてくれなければ、もとあったのに使えなくなっちゃったら、さらに大会だって日程ばっかりかかって進まなくなっちゃう、こういう話ですよね。だから、優先順位をどれにするかで、いろんな利用団体がありますけれども、サッカーとかラグビー、ソフト、町内連合会もあるし、まちづくり推進委員会の皆さんも入って協議されて、この議事録があるんですけれども、こういう話を踏まえれば、やっぱり私はこの平成6年に採択したこれをしっかりと行政としても受けとめて、進めて、そのかわりこれは行政としたら、そういう総合スポーツエリアにしたのだから、多目的広場は当然必要なんですよ、利用団体の皆さんにも了解をいただいているんだという話で進めるべきだと思うんです。
 そこで聞きたいのは、この処理場の施設の上部の整備についてはどう進捗しているんですか。
◎福井 公園緑地課長 平成6年に請願が出されて、少年野球場をつくってほしいというようなことで採択された。その当時、現在もそうなんですけれども、下水処理場については、あそこはまだ現在工事をやっているということで、今、排水基準が大分厳しくなって、今の施設の状況では難しいと。2次処理と3次処理ということで高度処理のほうもまだ建設中で、あれの全体がまだ整備が終わっていない。整備が終われば、環境局のほうとして上物の整備は考えられると思うんです。
 なおかつ、今再編整備の検討委員会というようなことで全体を再編整備ということになっていますので、先ほどもお話し申し上げましたように、そういう御意見があるということを検討委員会にお話しして、検討委員会のほうでそういう計画をつくっていただきたいというふうに考えております。
◆大島明 委員 下水処理場の整備がまだいろんな部分で残っているということで、上層部の整備はもう少しできないんだというお話ですけれども、当然その整備ができたときには、平成6年に出たのは少年野球場の設置ということで明確にうたっているわけですよね。それを踏まえての整備をぜひお願いしたいと思います。
◆志村勝 委員 きょうは前回の審査に引き続き、具体的な資料が提出いただいておりますので拝見いたしましたけれども、例えばこの参加した中で、1番から11番までの22、3人出ているのがやっぱり区町連の会長、委員長として、副会長が2人出ているわけですが、非常にまちづくり推進委員会、体育指導委員会も入って、陸上競技協会も入っているし、サッカー協会、すべて入って、ある程度等々力の大事なここの場所の協議を慎重にさまざま、何回もこれだけ意見交換して出てきた結論がお示しいただいているような内容になっているというふうに思うんですが、私も区町連の役員の一人として、なかなかこれは関係ない立場ですけれども、等々力のこの地域というのはあらゆる関係者にとっても利用ができるような要望が非常に強いわけです。局長、先ほど公園緑地課長さんが言ったように、この手続をここまで何回も、それなりの代表者に出てきていただいて決めたこの内容を変えるということについては、どうなんですか。もう1回、大事なことなので、市の立場で、局長の立場でそれなりの見解を明らかにしておいてください。
◎鈴木 環境局長 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、手法として、公園行政も含め、あるいはほかの行政も含めて、関係する団体から意見をお聞きして、そこの合意のもとに進めてきております。今回この運動広場の第1、第2につきましても、今お話のありました11の団体の中でそれぞれの代表の方が出て御意見を伺った中で、この形にするという最終案が出たものですから、そこのところは私としては尊重していかなければいけないし、当たり前だと思っております。そういう形で進めていきたいと私は思っております。
◆志村勝 委員 そこで、2回目の16年11月24日水曜日の主な意見の中の一番目、広場のうち、1つは大人用の野球場として整備すべきだ。現実に今もそうなっています。もう1つは多目的利用のできる芝生広場としての整備を図るべきだ。それはいろいろなスポーツが使えるような広場がいい。芝生でできる競技など、平日利用活性化とか、いろいろあるわけですが、1つは大人用の野球場として整備をする、もう1つはこのようにすべきだという、この辺のワークショップの主な意見について、いろんなあれはずうっと経過して、局長は参加しているわけではないと思うんだけれども、いろいろ聞いた中で、局長としてはこの辺はどういうふうに思いますか。1つは大人用の野球場、1つは多目的利用の芝生広場としての整備という、この辺のいろんな、この2回目の意見、集約された内容について御見解をちょっと聞かせてほしい。
◎鈴木 環境局長 今お話にありましたように、ワークショップを重ねた中で、集約した意見として出ていて、現実問題に、第1と第2、大きく2つのエリアになりますけれども、1つは野球場として今整備は既に終わっております。もう1つを多目的広場として、前回も申し上げましたように、限られたスペースの中でそれぞれの意見というか、使い勝手、ニーズというんですか、その辺が必要な人たちの中で、ある意味ではすべてがすべて取り込むと、それは膨大な敷地になってしまいますので、そこは、この前も申し上げたように、それぞれ、ラクロスとかサッカーとか公園の散歩とかなった中で、シェアしていただければなと思っております。そういう意味での多目的広場という位置づけであります。
 もちろん運用の中で、それは少しは、先ほど話が出ましたように、ソフトボールをやっている最中に散歩はちょっと危険ですので、そこはまた別な運用の中でやっていければと。そういった意味では、このワークショップの主な意見の集約はそれに沿って進めていけると思っております。
◆志村勝 委員 これを拝見して、野球のスペースとしてしっかりしたものを1つはつくるべきだ、残すべきだということと、そういうことの判断をして、ただ、もう1つのほうは、開放的なさまざまな利用が図れるようにというような御意見だったのかなということが、この2回目のワークショップの集約の中に出てきているから、どうかなという気がするわけです。
 現実の話の中で、私も軟式野球連盟のあるグループにもかかわっているし、そういうところは今、やるところがなくて、ある中学校の非常に広い校庭を早朝に利用させてもらって、年間リーグをやっとやっているようなチームもあるわけです。だから、ここの等々力も限られた、本当にこういった状況の中でこういうふうに慎重に行政のほうもワークショップをして、さまざまな代表の方に出てきていただいて、こういった意見を取りまとめてこうなっているという中で、もう1つのほうも野球場にということに対してちょっと厳しいかなと、私は率直にそういうふにう思うんです。
 だから、空いているときにはそれなりの利用をできるような部分というのはしていただくことが可能ならばいいのかなという気はいたしますけれども、両方を整備して野球場として利用できるようにと、この辺まで求められることがどうなのかなと、こんな気がいたします。やはり限られた非常に大事な等々力のあの中で――多くの市民がやっぱり等々力が大好き、等々力をさまざまに守ってくれている。整備にも努力していただいている方もたくさんいますし、ついこの間もある地域の住民団体でもって環境対策で一生懸命等々力のきれいな美化運動に取り組んでくれている人もいるわけです。みんなで、大事な等々力緑地のあのスペースをどうするかということで協議してきたこのワークショップの意見をある程度私は尊重して、1つはもう野球場になっている、もう1つまですべて野球場にしてほしいということに対して、ちょっとその辺についてはどうなのかなという気がしますので、率直にその辺は申し述べておきたいと思います。
 ですから、このワークショップの意見を大事にしてほしいし、かといって、使っていないときに使い勝手がいいようにさせてほしいということについては、その辺はいいんじゃないかなという気もいたしますけれども、その辺も申し述べておきたいと思います。
◆山口和子 委員 今の御意見とちょっと似ているんですけれども、やはり今まで市民の団体の代表の方々が討議してこられた中で、ここで請願・陳情で出された場合、もちろん野球人口が多くて野球ができるところが少ないという現状も本当にわかります。そして、前回も申し上げましたけれども、これからこういう野球場を整備していくというようなこと。今あるところを大切に使うのも大切なんですけれども、やはり団体で協議してきたことが無駄にならないように考えたほうがいいんじゃないかなというふうなことも私はちょっと考えてはいるんです。確かに本当に野球をするところが少ない。全然整備が進んでいない。大島委員がおっしゃったように、するところが少ない、整備が進んでいない、そこがやっぱり環境局としてはこれから汗していただいて、いろんなところを野球場に、もっと市民が使えるように、企業なりに打診していくとか、そういうことを積極的にしていただくことをお約束していただければなと思います。特に御答弁は結構なんですけれども、ぜひそこら辺はお願いしたいと思います。
◆西村晋一 委員 ちょっと教えてもらいたいんですけれども、ボールを投げてバットで打つ、この行為が野球となりますよね。何か話を聞いていると、少年野球と大人のやる、ここで書いてある軟式野球場と、こちらにありますけれども、こちらは基準に定めているんですが、野球場及び少年野球場並びに運動広場、その確保に関する基準というんですけれども、そして野球場と書いてあり、平仮名、括弧で、等々力硬式野球場は除くとなっているんです。よくわからないんですが、じゃ、硬式の野球と軟式の野球とソフトボールと少年野球と大人のやる軟式野球と、公園のほうでは何を基準にそれぞれの競技を仕分けされているのかなというのをちょっと教えていただきたいんです。
◎福井 公園緑地課長 一般の硬式野球と通常大人の野球のフィールドの大きさ等については多分ほぼ同じというふうに考えてございます。それから、硬式野球については、やっぱりボールが硬式で外に出るのが危ないというような観点で防球ネットを高くするだとかということになると思います。ですから、大人の野球と硬式野球はフィールド的には同じというふうに考えてございます。
 それから、少年野球については、大人の野球場よりももうちょっとライト、レフト側が短い。例えば大人だと90メーターなくてはいけないものについては60メーターでいいだとかと、多分そういうようなスペースになると思います。
 ソフトボールについてはソフトボールの規定がございまして、塁間だとか、そんなところが多分違ってくるのかな。
 少年野球と大人の野球の違いというのは、多分センター、ライトの延長の長さが多分違うんじゃないかなというふうに考えております。
◆西村晋一 委員 ということは、大人の規定で設置をしてある範囲であれば、そこにはすべて、少年野球もできるし、ソフトボールもおさまるような設計になるわけですよね。どうですか。
◎福井 公園緑地課長 できないことはないと思います。多分、ソフトボールはピッチャープレートが野球だと18メーター44ですか。距離がありますけれども、それが短くなって12メーター幾つだったか。男女ちょっと差があるとは思うんですけれども、もうちょっと前にピッチャープレートを持ってきてやるだとかというようなことで、塁間も全然違ってくるとは思うんですけれども、それは可能だと思います。
◆西村晋一 委員 先ほど市内の野球場という施設の名称で何カ所というお答えがございましたけれども、そもそも野球場というものが多くは多目的広場で使われているという認識が私はあるんですけれども、これはまた違うんですか。
◎福井 公園緑地課長 条例上、私ども環境局で所管しております有料施設についての野球場ということで、名目を野球場にした場合には野球場しか使ってございません。ですから、今回の等々力の第1、第2運動広場ということになっていまして、野球もできる、ソフトもできる、少年サッカーもできるというような形で使ってございますので、通常の野球場というのは、野球だけ、野球専用というようなことでございます。
◆西村晋一 委員 そうすると、先ほど言った――河川敷の話はきょうはやめておきましょう。等々力の緑地公園の中の話になりますけれども、よく野球が危ないという話を聞くんです。要するに、野球の施設を設置するに際して、ボールが飛んでくるから、それが人に当たって危ないということが1つの野球場を確保するに当たってのポイントになっているのかなと思うんですけれども、それは間違えていませんか。どうですか。
◎福井 公園緑地課長 済みません、もう一度。
◆西村晋一 委員 野球場を設置する際の1つの基準というんでしょうか、広さとかそういうことではなくて、防球フェンスがありますよね。こちらの設置がやっぱり野球を行うに当たっては非常に重要なのかなと思っているんですけれども、この基準とか規定とかというのはあるのかなと。
◎福井 公園緑地課長 特に規定はないと思います。防球ネットについても、幾ら高くしてもボールが出ちゃうという可能性はあると思うんです。鳥かごみたいに囲めばボールは出ないということになりますけれども、今の状況で真っすぐ立てても、ボールが確実に出ないという確約はちょっとできないと思います。ですから、高さの基準、何メーターまでじゃないといけないだとかという基準はないと思います。
◆西村晋一 委員 ちょっと私が一番おっかないなと思ったのは、今この第1と第2がございますよね。ここは防球ネットが張ってあるじゃないですか。防球フェンスですか。外周に。
◎福井 公園緑地課長 外野。
◆西村晋一 委員 ええ、要するに外野ですね。これはいつごろ設置されたやつなんですか。
◎福井 公園緑地課長 19年、去年、野球場の裏側に防球ネットフェンスを施工してございます。
◆西村晋一 委員 ということは、それは野球をやれるような環境をつくったわけではないんですか。
◎福井 公園緑地課長 等々力の硬式野球場のほうから運動広場のほうにボールが飛び出るというようなことがございまして、我々環境局としても危ない、どうしたら出なくなるのかという検討はしていたんですけれども、地形上の問題だとか設置場所の問題だとかでそこが一番いいんじゃないかというところで、できるだけ、外に出ても第1、第2運動広場のほうにボールが行かないような形ということで防球ネットは設置させていただきました。
◆西村晋一 委員 ということは、多目的のほうで野球をやっている側からすれば、逆にボールが飛び出さないようにという考え方には立てないものなんですか。
◎福井 公園緑地課長 それは多分出ないというふうには、そのフェンスから奥へということはないと思います。外野のほうに設置してございますので。
◆西村晋一 委員 ですから、こちらの多目的側で野球をやる側からすれば、今、等々力球場で野球の試合があったと。それが多目的のほうにボールが外野でスタンドを越えて飛んできた。危ない。それは等々力球場で競技をする側の立場ですよね。じゃ、そのときに多目的側で、逆に野球をやっている方たちのボールが施設外に飛び出すのをフェンスで防ぐという考え方は、多目的側からは受けとめられるんじゃないんでしょうか。それをひとつ聞いているんですけれども。
◎福井 公園緑地課長 それは今、委員おっしゃられるようだと思います。
◆西村晋一 委員 であるとすれば、この多目的のほうなんですが、多くの野球施設はこの防球ネット、フェンスがなくて困っているわけですから、そうなると、この多目的のほうを、今2面ございますけれども、やはり2面をこちらで少年サッカーや子どもたちが遊びに興じて、こっちで野球をやるというのは、同じフィールドの中ですから、当然、例えばこれからふれあいネット等々で予約が入るんでしょうけれども、こちらで少年野球や少年サッカー、もしくはグラウンドゴルフやゲートボールが始まっちゃった場合は、こちらはもう野球としては使えないということになるんですか。危ないんじゃないですか。
◎福井 公園緑地課長 ちょっと私、意味がわからないんですけれども、第1、第2とありますよね。第1が今、多目的広場ということで無料施設にしましょうと。第2のほうは、通常と同じようにふれあいネットで申し込んでとれるということで、それは野球でも何でもできる。それともう1点、等々力球場のほうで野球をやっていると。
◆西村晋一 委員 この話は等々力は外してください。
◎福井 公園緑地課長 はい。第1、第2の関係で危ないということですか。
◆西村晋一 委員 はい。だって、同じフィールドの中で今度ボールが飛んでくるわけですよね。ところが、フィールドの中にはフェンス、防球ネットがないわけですよね。だから、野球同士ならいいんですよ。
◎福井 公園緑地課長 それについては、ある程度フェンスはありますので、それは大丈夫だというふうには考えています。
◆西村晋一 委員 どうもいろいろ話を聞いていると、どれもこれも規定があいまいなんですよね、考え方が。そもそも野球というのはもともとは原っぱ、多目的からスタートしているわけじゃありませんか。聞くところによると、軟式野球というのは日本だけのものであって、諸外国には軟式野球というのはないわけですね。硬式なわけです。
 硬式野球という話をすると、公式と勘違いする人がいるんですね。ずうっと長く話をしている中で、ぽっと気がつくと、硬式というのを公式試合のことを皆さん言っているんです。ですから、それに女子ソフトが入ったり少年野球が入ったり、そうなってくると、成人の大人の方たちが興じる1つのレクリエーションとしての野球はどこにいっちゃったんだろうとか、いろいろ話をしていると、何か本当にわからなくなってきちゃうんです。ですから、その辺の仕切り直しも、いい機会ですからきちんとやるべきだと思います。
 川崎は甲子園に出場している高校が多くございます。やはり少年野球に興じている子どもたちは後々それを目標にもしておりますので、それなのに野球をやる場所がないということであれば、今言われた大人の方が野球ができるような広場、施設として整備をすれば、そこに多くの、ソフトもそうですし、少年野球もそうですし、みんなすべてその中に含まれると思うんです。その上での多目的ということで、整備をしていただくのが、やっぱり私は後々のことを考えればよろしいんじゃないのかなと思いますので、ひとつよろしくお願いします。
◆猪股美恵 委員 さっき大島委員から94年に下水道の処理施設の上部利用に少年野球場という請願が出て、それが採択されたという。私、思い出したらそうなんですよ。そのときは、第1グラウンド、第2運動場――第1、第2運動場のところは少年野球で使っていて、それでもその当時から、足らないからというような話の中で、あそこがこう今整備されているんだけれども、あそこも使えないもんかいなという話が出てきて、それで採択されたわけなんですよ。
 だから、あれを待っているというよりも、2つあることが前提で、なおかつ足らないのでというところで採択をされたわけです。だとすれば、今回のここの協議を始めるときに、当時の情報を検討委員会の皆さんに伝えたのかどうか。そういう前提が、かつて採択をされて、その2つがあることを前提に、足らないからそっちもという話で委員会の中で採択されたよということを検討委員会の資料として、情報としてベースにきっちりと伝えた上で議論されたのかどうか。その辺はどうなんですか。
◎福井 公園緑地課長 確約はできないとは思うんですけれども、私、当時そういうことに入っていないので。多分そういう話はなかったんだろうというふうに考えています。
◆猪股美恵 委員 だから、もしそういう議論が議会の中で採択されたことが前提にあってあの協議をという話には、きっとならなかったのでは。そうだとすれば、もっとその通路のところの植栽だのという話に特化された話になってきたのだろうと。だから、議会であのときに採択されたのは上部の利用としてあそこを少年野球場にということが、採択される議論の中では2つが前提にあったということだったんですよ。思い出したんですけれども。そうだとすれば、かつて採択をした議会の意思を無視した形になりはしないのかなというふうに思うんですけれども、その辺の見解はどうですか。
◎福井 公園緑地課長 私個人の見解ですけれども、無視しているというふうには考えてございません。繰り返しになりますけれども、あそこの下水処理場の上部利用につきましては、その当時も下水道のほうで工事をやっていたわけです。完成したらそういうような計画もあるということでお話はされていると思うんです。ただ、再編整備の検討委員会というようなことで先ほども申し上げましたけれども、その中には、そういう要請もあるんだというお話は当然させていただきたいというふうに考えております。
◆猪股美恵 委員 違うんですよ。2つあって、なおかつ少年野球が盛んになってきて、足らないからあそこもどうだという請願が出されていたときに採択をされていて、今回その前提の足元を崩してしまうような議論になってしまっているのではないかなというふうに私は心配しているわけなんです。だから、その辺をもちろん私は今回、その検討委員会の中で地元の皆さんやそれぞれの部署の方たち、代表が集まって議論されたことを私は尊重しなければいけないというふうに思って、その尊重を丸々尊重するのか、そういう機能を必要としているのだということで、それの代替案としても尊重していくことができるんじゃないかという対案を私は出してきているんですけれども、その辺は柔軟な尊重という考え方には立てないものなんでしょうか。
◎福井 公園緑地課長 今回の多目的広場につきましても、少年野球、野球もできる、ソフトボールもできる、サッカーもできるというようなことになっていますので、それはそれでできるというふうに我々は認識しています。
◆猪股美恵 委員 西村委員ではないけれども、野球するのに、それこそボールとバットとあれば、それでフェンスがあればできる話じゃなくて、やっぱりこの請願が出されてきた中にはきっちりとした、少年の試合もできるような場所というふうに考えてきた場合、さっき言っている争点はやっぱりマウンドなんですよ。それをきっちりと残すかどうかというようなことで言えば、当時から少年野球の試合を使える場所が2カ所あってもなおかつ足らないから、3カ所目を採択したわけなんです。だから、そこの足元を崩してはいけないんじゃないかなと。
 前提を崩すような形になりはしないかなということで言えば、委員会の採択も尊重しつつ、今回の検討委員会の皆さんの重ねてきた議論を尊重しつつ、考えたときに、その必要としている機能というのがあそこでなければできないのかというところに少し立ち返って、その代替として、ほかでまだ機能が果たせるものであれば、それも考えていく必要があるんじゃないかなと。
 そうでなければ、委員会の採択だって尊重しなきゃいけないし、今回の皆さんの御議論も尊重しなければいけないという、その折衷案というんじゃないんですけれども、知恵を出さんといかんのじゃないかなというふうに思って、さっきから今度の上部のところに多目的な自由広場を持っていけるんじゃないかとか、こうではないかというような話を出しているわけなんですけれども、どうなんでしょうか。
◎福井 公園緑地課長 前の下水処理場の上部利用と今回のとはちょっと切り離しをしないと多分いけないと思うので、前の請願は、下水処理場の上部に少年野球場をつくってくださいということでの請願で採択されたわけですよね。周りの状況はどうであれ、下水の敷地につくってくださいということで採択されていますので、今回のここの東急のグラウンドの跡地の4ヘクタールにそういうようなところと絡めるというのはちょっと違うんじゃないかなというふうには考えますけれども。
◆猪股美恵 委員 例えばごみ処理場が4カ所あったよ。ごみ処理がそれでかなわないからもう1カ所つくりましょうよといってつくるのが採択されて、片方削っていいという話じゃないでしょう。例えば川崎市内に4カ所ごみの処理施設があって、それではもう賄い切れないから5カ所目をつくりましょうよというところが採択されておいて、そっちは採択されたけれども、4カ所のうちの1カ所はつぶしましょうよという話にはならないでしょう。それと同じことじゃないですかというふうに私は言っているんですけれども。
◆西村晋一 委員 猪股委員とのやりとりの中で、申しわけないんだけれども、少年野球場の必要なスペースと、ここで求められている大人の野球のスペースは極端に違うわけですよね。この辺をよくきちんと説明してあげたほうがいいんじゃないの。説明が足りないんだよ。
◎福井 公園緑地課長 大きさの説明をさせていただきます。規格でございますけれども、プロ野球、社会人、それから高校、軟式、中学というような野球に対しまして、まずは、1塁、2塁、ホームからという塁間が27メーター40、ピッチャープレートからホームベースまでの距離が18メーター44ということです。それからレフト、ライト、外野。ホームベースからレフト、ライトですけれども、一応76メーター20以上あればいいということで規定がございます。それから、小学生の関係でございますけれども、いろいろ、リトルリーグだ、ボーイズリーグだと、硬式を使っているところ、軟式を使っているところとありますけれども、軟式で言えば塁間の長さが23メーターということで、大人よりも約4メーターほど短くなっています。それから、投手間、ピッチャープレートからホームベースの距離が16メーター。両翼でございますけれども、一応70メーターというようなことで、大人の競技場より6メーターぐらい短いということで、一応これが規定となってございます。ですから、大人の野球場と少年の野球場では大きさが、スペース的には違うと。
◆織田勝久 委員 正式な少年野球か、大人の野球場かということが問題じゃないんでしょう。これはそもそも東急から買い取った現状がこうなの。
◎福井 公園緑地課長 大きさ的にはそのままでございます。
◆織田勝久 委員 そうすれば、請願者の願意を見れば、「『G1ベースボール協会』は、10年以上の長年にわたり等々力第1・第2運動広場を利用し」となっているわけです。だから、別に少年野球の規格だろうが正式の大人の野球場の規格だろうが、そんなことはどうでもいいわけです。要は、実態として野球ができればいいということの議論だと僕は思いますよ。だから、そういう意味でいくと、猪股委員がおっしゃる平成6年時点の議会の意思というものがどうなっちゃったのと。そこの部分は僕もやっぱり皆さんひとつ配慮せざるを得ないテーマだと思いますよ。そこはちょっと、割り込ませて申しわけないんですけれども、私も一言言っておきたいと思います。
◆志村勝 委員 要するに、少年野球場のことについては私もいろいろかかわった経過があるからわかるんですけれども、要するに、等々力の環境センターの上に望んでいた少年野球場というのは、多摩川の河川敷にしても、たくさん少年野球のグラウンドがあるんだけれども、きちんとした少年野球の試合がある程度できるようなグラウンドをということで、あの下水処理場の上をああいう形で出させていただいたといった方向なんですよね。
 今回のこの東急さんのグラウンドの跡地を全部大人の野球ができるようにということとは、ちょっとまたニュアンスが違うところですので、その辺はやっぱり環境局のほうできちんと説明しないと、全く話が違うと私は思いますよ。だから、少年野球のスペースだとかなんとかということもそうなんだけれども、みんなその等々力の下水処理場の上は今待望して待っているわけです。いつになるのか、いつになるのかと。これは先にサッカー場だとかさまざまな施設がどんどんあそこの上にできてきちゃっているけれども、少年野球場だけ最後になっちゃっているわけだよね。そういったようなことも踏まえて、東急さんが持っていたグラウンドのところをすべて大人の野球場にということのこの請願と、その辺は環境局のほうとしてもきちんとこたえていかなきゃいけないと思うよ。
○浜田昌利 委員長 整理させていただきまして、先ほどからもありましたが、平成6年の請願が、下水処理場の上に少年野球を含む野球場をということで採択されたということでございますので、それは下水処理場の整備がまだ続いているということなので、それが終わった暁には、まだその採択されたことが生きているんだと思うんです。
 そういうことは踏まえて、そして、その上で、猪股委員のほうからもございましたけれども、また井口委員のほうからもございましたけれども、今まで使っていたわけで、それで何か、片方が削れたので減っていくというんじゃないんですよということの説明がきちんとされなければいけないんじゃないかなと思うんです。ですから、その下水処理場の上にもあるということも含めて、切り離すとかではなくて、その辺のところは平成6年の請願が採択されて、十分にこれからも生かされて、その意を酌んだ整備がされていくんですということはきちんと確認していただいたほうがいいと思うんですが。
◎福井 公園緑地課長 今委員長がおっしゃられるように、それはそれで採択ということなので、それを踏まえて、先ほども言ったように、再編整備検討委員会ということで、再編整備について検討してございますので、そういう意向は伝えていきたいというふうに考えてございます。
 それから、今回の運動広場についてでございますけれども、1面を多目的広場にするということで、通常ふれあいネットで使われていたところが、申し込みができなくなるというようなことでございますけれども、それについては第1、第2とありまして、2のほうが今、利用状況としては、年間稼働率が結構多く、土日が当然多いわけですけれども、その利用もなるべく大会等で押さえないような形で、できるだけ一般にあけるということで、ソフトの面で対応していきたいと考えてございます。
◆宮原春夫 副委員長 私も前回質問した関係で、確認だけ2つお願いしたいんですけれども、今の第2広場のところのこま数をふやす。それで不便なところを少しは解消していきたいというのが今の課長の話ですけれども、具体的には、変な話だけれども、今までぱっと押さえられていたものが、細分化されていた場合に、今までの使い勝手と新しく改善される使い勝手では、第2広場だけですけれども、少しは利用チームのパーセントがふえるのはどのくらい、2つあったら1つになっちゃうわけですから、もともと半分なんですけれども、1つだけを考えた場合に、今言ったこま数をふやすという問題は、どの程度利用勝手が便利になるのということをもう少し具体的に説明をしていただきたいのが1つです。
 もう1つ、前回の質問との関係で、この再編整備計画が決まった時点で、11団体の方たちの合意が成った時点で、G1の人たちに説明をしたとおっしゃったんです。そのときはG1の方たちは意見がなかったんだというように課長はこの前答弁されているわけです。その後にこういう請願が出てきたんですけれども、そのときに私が一番こだわったのは、この第1広場のところはふれあいネットから外すんですよ、申し込みを受け付けないんですよというようにちゃんと説明したのかと聞いたんです。それは調べて後で返答するという話だったんですけれども、その結果はどうだったのか。やっぱりそこのボタンのかけ違えが私はあると思うんです。何となしにふわあっとした説明をして、これからも使えるような説明をして納得されたのか、明確に片方しかだめなんですよと言って納得されたのかによっては、私はその後の皆さんの物の考え方が違ってくると思うんですが、その2つをちょっと今確認させてほしい。
◎福井 公園緑地課長 まず、1点目の利用の関係でございますけれども、現在、利用日程調整会議の中で、あそこの運動広場については、土曜、日曜、祝日について、月大体4日から5日、大会で押さえていて、土曜、日曜、祝日が使えないというふうになってございます。例えばそれを1日あけてもらう。1日にすると、2時間単位のこま数が、大体5こまから6こまとれますので、年間とすれば大体50こまから60こまぐらいが一般にお使いできるような形になると想定しています。
 次のG1の方にふれあいネットで申し込みができなくなるということを言ったかどうかにつきましては、当時の職員に確認したところ、あくまでも工事を整備するに当たって御説明をさせていただいたので、利用調整の関係については一切お話はしていないというところでございます。
◆宮原春夫 副委員長 だとすると、やっぱりそこに私は不親切さがあると思うんですよ。これだけ方針が変わるわけですから、そのときにそこに期待していた人たちに対して、こういう方針に決まったんですよ、ぜひ納得してほしいという場合に、あいまいな説明ではなくて、そこは説明の仕方が難しいかどうかわかりませんけれども、明確にこことここがこう変わるんだということがあった場合には、私はこんなことにならなかったんじゃないかと。全体としては少なくなるわけだから、要求があるわけだから、それは尊重しますけれども、そこの、せっかく大きく方針が変わるときにちゃんとした説明を、これだけじゃなくて今後の教訓としても、ぜひしていただきたいというふうに思うんです。何となしに両方とも立てるような話になっていたのではやっぱり後に尾を引きますから、そういうときはそういうときできちっと、スポーツ課ならスポーツ課の課長さんと一緒に公園緑地課長さんも行って、こういうふうになっていくんですよというふうにきちっとしていかないと、今までどおりという認識で、ある日突然だめなんですよとなっちゃったから、今回みたいな事件が起こるんだと思いますので、それが1つ。
 もう1つはそのこま数のやつね。こんなことが可能かどうかは別にしましても、例えばこれだけ多くの人たちの請願が来ているわけですから、今、土曜、日曜、祝日ですか、5日間ぐらいのやつを1日だけ一般開放するんだと。変な話だけれども、この1日は、G1の人たちにも使ってもらうような道を何か検討できないかということも、ちょっと私は要望しておきたいなというふうに思うんです。そこは皆さんのほうがプロですから、私たちはとやかくああしろ、こうしろと言えませんけれども、やっぱり何らかの不便を少しでも改善してあげるといいますか、利用勝手をよくしてあげるというところに私は願意を酌んでいきたいなというふうにちょっと思います。そうすれば、11団体の検討委員会のことも尊重できるだろうし、中原の市民を中心にして、多目的がたくさん使えるとしても喜ぶだろうし、その中でやっぱりG1の人たちもこういう請願を出して、それがこういうふうに改善されて、少し一歩前進したんだということになっていくのかなという気がしますけれども、そこら辺はぜひ積極的な話し合いをしてもらって、改善の道を見つけていただければというふうに思います。これは要望しておきます。
◆志村勝 委員 今のお話があったように、申し込みのシステムとして、特別扱いというのはできないんでしょう。
◎福井 公園緑地課長 そのとおりでございます。ふれあいネットで申し込んでいるわけですから、特別な扱いということはできないと思います。
◆志村勝 委員 だから、非常にこれは野球もたくさんあるんです。いろんなリーグもあれば、いろんなね。今までは東急さんのグラウンドだったわけです。せっかく野球のグラウンドだったのだから、野球のグラウンドとして使えるようにという形も含めて、この辺だけのいろんなさまざまな各団体があえて協議して、時間もかけて進めてきたわけですよね。少年野球のほうも少年野球のほうでたくさんの署名があって、ああいう形でやったわけです。これはやっぱり公平でなければいけないという部分が行政としては大事なことだと思うし、野球のグラウンドが少なくなってきている。新たにこういうところが、東急さんにあったものが市民が利用できるようになった。野球場として残してほしい。野球場として2つつくりたいところだけれども、1つは、じゃ、そういうふうにしましょう。1つは多目的にしましょう。こういうふうになってきたわけだから、あいまいに終わらないで、市のほうとしてもそれなりのきちんとした考え方は示しておかないと、後でまたどうこうということが出てきちゃいますよ。局長さん、その辺はどうなんですか。
◎鈴木 環境局長 こちらはルールがございますし、委員長の公平公正というのはベースにあります。その中で、今言われたように、すべてを盛り込むというのはなかなか難しい状況でできているわけですから、そこは公平性をもちろんベースにしておいて、ルールもベースにしておいた中で、その運用とか何かうまい知恵をと、その中でやっていきたいなと思っております。
◆織田勝久 委員 ちょっと確認をしておきたいんですけれども、摘録が出てきましたよ、市民の皆さんにいろいろ御意見をいただいて経過を踏んできたと。そこは最大限尊重しなければいけないと僕は思います。それで、一番最初にこの検討委員会を立ち上げたときに、皆さんが、ここの中央グラウンドの利用についてのどういうプレゼンテーションをされたのか、そこの中身をもうちょっと教えてください。ここをそもそも多目的広場にするのだということを言っているのか、言っていないのか、そこも含めて白紙委任で検討委員会の皆さんにお諮りしたのか、そこだけちょっと確認したいです。そこをもう一度お願いできますか。
◎福井 公園緑地課長 一応、現況はこういうような使われ方をしていますと、現場を見ていただいた中で、では今後どういうふうにした活用ができるのかということと、防災というような面もありますというようなお話の中で、白紙の状態で始めたということでございます。
◆織田勝久 委員 これは緑政部長にお聞きしますけれども、多目的広場に使うのだと、そういうことは全然皆さんの意思として、最初のプレゼンテーションのときにありませんでしたか。そこはもう一度確認します。
◎村上 緑政部長 この当初、3グループに分けた形のワークショップの中で、多目的広場ということは出ております。
◆織田勝久 委員 それは参加した皆さんが自主的に出てきたのではなくて、皆さんのほうが最初プレゼンテーションをされるときにどういう計画を皆さんにお諮りしますよというふうにしたときに、そんな話が出ていたんですかということを聞いています。
◎村上 緑政部長 自主的に皆さんが、個々に3グループで絵をかいていただきましたので、その中で出ております。
◆織田勝久 委員 だから、何もなくて白紙で議論するわけはなくて、この皆さんをお集めになって、どういう議論をしてくださいという最初のプレゼンテーションのときに多目的広場ということがあったんですか、なかったんですかということをお聞きしているんじゃありませんか。
◎村上 緑政部長 私もちょっとその場にはいなかったのでわかりませんけれども、一応皆さん方が考えをそこに出していただいたというふうに認識しております。
◆織田勝久 委員 この間の質疑のときに部長はこういうふうにおっしゃっているわけです。全く白紙ということはございませんと。一応ここは防災公園という構想がございまして、国のほうの補助の関係もございまして、ですから陸上競技場、野球場、その中で今第1のほうは現況が通常の野球場よりは規模的に少し少ないというものもございまして、その辺のところを踏まえて、ここはそのまま野球場でいいか、それとも先ほど申しましたように、一般の方が憩いの場所が少ないことを加味しまして、その辺のところから出発したというのが現状でございますと。この、その辺のところから出発したのが現状でございますというのは、皆さんのほうの意思があったんですか、なかったんですかということを確認しているんです。
◎村上 緑政部長 ちょっとその答弁は私ではないんですけれども、公園緑地課長が言った答弁ですが、やはり当初から防災公園というような形の中で、広場、そういうものは大変重要でございます。そういう形の中でも市民の方々が多目的広場、野球場、陸上競技場をそれぞれが思い浮かべて絵をかいていただきました。
◆織田勝久 委員 防災公園というのは、ここを防災公園にしなくたって、別にいいんでしょう。そこはこの間確認しましたよね。いかがですか。
◎村上 緑政部長 等々力全体も1つの広域避難場所でございます。そして、そこに国からの補助をいただいて、防災公園という形の中で整備をさせていただいております。
◆織田勝久 委員 議事録がないからこういうことになっちゃうんだけれども、やっぱり何らかの意図があったと、そこはもう類推できるわけです。その中で、こういう形で市民の皆さんが議論を積み上げてきたと。それで計画をおつくりになってということなわけでしょう。そこの話が今、最終的にいろいろ利用されている皆さんからの問題として出てきたということじゃないですか。だから、今さらここを新たに野球場として整備し直せということは現実なかなか難しいとは思うんですけれども、最後の摘録の中で、事務局というところで、多目的広場は野球をするときに危なくないよう移動式フェンスを設置する、そういうふうになっていますでしょう。この多目的広場は野球をするときに危うくないよう移動式フェンスを設置するというのは、これは具体的にどういうイメージなんですか。さっき西村委員がおっしゃったような意味なんですか。そこをもう一度確認したいんです。
◎福井 公園緑地課長 第1、第2がございますので、両方一体的に使えるような形も、以前からそういう形の使い方というのがございましたので、そのような観点から移動式にして、全体一体として使えるような形もという中での移動式ということでございます。
◆織田勝久 委員 そうすると、今の第1、第2という形にすると、第2はもちろん問題ない。第1のほうの多目的広場にしても、マウンドの問題は残るけれども、野球をやるということについてはそのフェンスを利用することでできると、そういう理解でいいですか。
◎福井 公園緑地課長 そのとおりでございます。
◆織田勝久 委員 では、そこら辺を柔軟に使っていくということしかないのかなという気がします。さっき志村委員おっしゃるように、特定の団体だけに優遇する、それはもちろんできないけれども、ただ、野球をやりたいという方たち、野球人口は非常に多いわけですから、そういう意味で、あくまでも現状の野球場としての使い方と、そういうところを柔軟に配慮するというような形で、せっかくフェンスも移動式ということでやっていただいているわけですから、そういう形でより柔軟に運用していただく、それがいいかなと思うんですが、それはいかがですか。
◎福井 公園緑地課長 今、委員おっしゃられたような形で運営していきたいというふうに考えてございます。
◆猪股美恵 委員 今、織田委員が言われた話の中で、私も思うんですけれども、そもそも検討委員会を設けたというところは、東急のところの償還が終了して、今まで野球場として使ってきたものを川崎市が、それを変えようという意図の中で検討委員会を設けられた。現状のまま、そのまま使っていこうという意図で検討委員会を設けられたわけではないのでしょう。違いますか。
◎福井 公園緑地課長 先ほども申し上げましたように、白紙というような状況の中で検討していただいたという経過がございます。
◆猪股美恵 委員 なぜ、じゃ、検討委員会を設けられたんですか。
◎福井 公園緑地課長 ですから、そこをどういうふうな形で皆さん、いろんな方が利用されていますので、御意見を伺いながら整備をしていくということでございます。ただ、現況についてはそういうことだということの、第1回目でございますけれども、認識をしていただいた中で、検討して、進めていったというところでございます。
◆猪股美恵 委員 これは繰り返してもしようがないわ。私もやっぱり何らかの川崎市の意図があったのではないかと。それは記録に残っていないのでわからないですけれども、そんなふうに思うのですが、今回、私は検討委員会の皆さんが一生懸命ワークショップを開きながら、こうやって結論を出されてこられた。そのことを本当に尊重しなきゃいけないなというふうに私は思っています。ただ、その尊重が本当にもっと広い視野の中で、ここでなければいけなかったのかという機能的なものとして考えて尊重していくことも、私はあるのではないかというふうに今でも思っています。だから、尊重するということが丸ごとそのままというよりも、今全体の協議もされているし、川崎市として判断しなきゃいけないのは、もっと川崎全域の中でどうなのかという視野に立った判断も、そういう中での尊重ということもあるのではないかというふうに思いますので、私はこれは意見として申し上げておきたいと思います。
○浜田昌利 委員長 では、ほかに質疑、意見・要望等がなければ、請願の取り扱いについて御意見をお願いいたします。
◆山崎直史 委員 第1、第2運動広場については、過去の経緯がいろいろあったにせよ、関係諸団体による委員会の結果、一定の結論が出ていますので、それを覆すことはできないというふうに思っています。野球の世界もそうですけれども、1度審判が下したジャッジ、アウトに対してセーフという形になれば、相手チームが怒るのも当然ですし、今回仮にこれをねじ曲げてほかの団体から議会あてに請願が出されても責任はとれないというふうに思っています。ただ、せっかくこういう形で多くの署名が集まった請願ですから、この請願の内容、趣旨というものは尊重してまいりたいと思いますし、その委員会の結論を曲げない範囲で配慮を求めていくということは行政のほうにお願いしたいと思います。
 また、この等々力緑地の中でスポーツ運動場を整備していくというのは、きのうきょう始まった話ではないので、その辺についてはこれからの整備計画できちっと立てていっていただきたいということを求めておきたいと思いますので、推移を見守るということで、うちは継続でお願いします。
◆志村勝 委員 やっぱりこれは非常に多くの市民の皆さん、代表の方の意見がいろいろ述べられた、協議された中でのこういう方向になっているわけですから、もう少し慎重に見守っていきたいということで継続したいと思います。
◆粕谷葉子 委員 さまざまな議論をされていらっしゃいましたけれども、ここにあった野球場を新たなものに変えるというのは大変厳しいというか、難しいことだったと思います。それでワークショップをつくられて、検討されてきたということですけれども、この中にはある程度、やはり一定の行政としての指導力というものがなければいけないのだろうと思います。この等々力の部分をどうするのか。大会もできるのか、今までのことを加味してきちっと指導力を持ってやるべきであったと思います。そこに関してはちょっと残念な部分もありますけれども、これからはワークショップの中の、皆さんの団体がこうだったからというようなことには、整理もせずに、きちっと管理をしていただければと思います。野球場も大変必要なことは承知しておりますので、ほかのところでできるような形でと願っておりますので、その部分では継続ということにしたいと思います。
◆井口真美 委員 本当に野球場の少なさというのは全市的にもあるわけで、だから、私たちも代替措置というか、ほかのところで、特に等々力の全体の構想の中で、または中原区の中で考えることをきちんとやっていただくということでやっぱり継続で、経過を見守っていきたいと思います。
◆山口和子 委員 同じく継続でお願いしたいと思います。
◆猪股美恵 委員 私も、アウトかセーフかという仕切りじゃなくて、本当に今回出されてきたこの請願というのは、ある意味では政策的な提案だったというふうに思いますので、等々力という狭い範囲で考えるのではなくて、これをきっかけに環境局として全市的な公園のあり方というのを見直していただきたい。それから、検討委員会はこれからも設けられてくるのでしょうけれども、そのときにそこでなければという、尊重するということは、それだけのことなのかというところに川崎市の政策の意思というのが働くのだろうというふうに思いますので、そういうことも含めまして、私は見守っていきたいと思います。継続です。
○浜田昌利 委員長 それでは、「請願第43号 等々力第1・第2運動広場を整備後も野球場として利用できるよう願う請願」につきましては継続審査とすることに御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、本件は継続審査といたします。
 請願第43号の審査は以上のとおりでございます。傍聴の皆様、お疲れさまでございました。どうぞ御退席をお願いいたします。
               ( 傍聴者退室 )
○浜田昌利 委員長 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。
               ( 理事者一部交代 )
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 ここで5分間休憩をとらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
               午後0時11分休憩
               午後0時16分再開
○浜田昌利 委員長 再開いたします。
 次に、環境局関係の議案の審査に入ります。
 本件は、昨日の委員会で継続審査となっている議案第153号及び議案第160号の2件でございます。
 初めに、「議案第153号 浮島処理センター基幹改良工事請負契約の締結について」を議題といたします。
 理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。
◎鈴木 環境局長 それでは、補足説明につきまして施設課長のほうから御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎直喜 施設課長 それでは、12月8日、昨日でございますが、審議をいただきましたが、そのときに幾つかの質問に対し回答が保留になっておりました件につきまして御説明させていただきます。
 まず、1点目の当該事業者が受けましたことし3月の指名停止の件でございますが、調査しましたところ、JFE環境ソリューションズ株式会社と前田建設工業株式会社による共同企業体で請け負いました兵庫県川西市広域ごみ処理施設組合のごみ焼却施設建設に当たり、安全管理の措置が不適切であったことにより、3次下請である作業員に労働災害が発生したものであり、指名停止となりました。横浜市ではなく兵庫県の川西市と西宮市でございました。なお、川崎市におきましては指名停止要綱に該当いたしませんでしたので、措置をいたしておりません。指名停止期間は、川西市が平成20年3月6日から同年4月5日の約1カ月間で、西宮市が平成20年3月3日から同年4月2日の約1カ月間でございます。
 指名停止に至りました労働災害の状況でございますが、作業手順書どおりの作業を行わずに現場で作業者3人が話し合い、監督する共同企業体の職員に相談しないまま作業方法を変更し作業に当たったところ、被災したものでございました。
 工事停止期間は、事故の起こりました平成19年12月13日の午後のみとなっております。
 次に、JFE環境ソリューションズ株式会社がとりました再発防止対策でございますが、1つ目といたしまして、所定の作業手順を遵守する。2つ目として、作業手順を変更する場合は事前に共同企業体職員を交えて検討し、危険がないことを確認し合った後、作業を開始するの以上2点でございました。
 次に、3点目の川崎市の見解でございますが、1つ目といたしまして、請負業者の現場管理の強化を指導することにより、作業手順書の遵守及び安全作業を徹底させる。2つ目としては、本市監督員の現場管理においても日常巡回を強化して行い、作業手順書及び安全作業が徹底して守られているのか監視をする。3つ目といたしまして、請負業者の安全衛生委員会が行う安全巡視において、危険な場所及び危険な作業状況がないか点検する。以上、3点の指導を強化し、事故防止の徹底を図ってまいります。
 次に、4点目のJFE環境ソリューションズ株式会社の経営状況でございますが、メンテナンス事業者は収益を確保しておりますが、プラント建設事業などのプロジェクトにおける資機材や工事費の予想以上の高騰などにより大幅な採算悪化となっております。損益状況といたしましては、平成17年度は約44億円の利益、平成18年度は約2億円の損失、平成19年度は約100億円の損失を計上しておりますが、平成20年度は10億円の利益が見込まれています。
 平成19年度の経常損失につきましては、過去の長期契約を締結し、運転、保守を行っている施設のうち数件において、契約期間を通じて多額の損失が見込まれるものとなったため、財政状態及び経営成績をより明確に示すため、平成19年度に一括して特別損失を計上したものであります。
 なお、今後の収益改善につきましては、JFE環境ソリューションズ株式会社は、2009年4月1日を目途にJFEエンジニアリング株式会社の子会社3社とともにJFEエンジニアリングに再編、統合されることで経営強化を図っていくこととなっております。
 以上でございます。
○浜田昌利 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたらあわせてお願いいたします。
◆猪股美恵 委員 こういう業者と契約していくに当たっては、今言った経営状況ですとか、そういう事故を起こしてはいないかという最低限の調査というものは必要だろうというふうに私は問題提起をしたつもりでいます。経営状況については、御説明のように3社と一緒になって強化していくという話ですので、きっと問題ないのだろうなというふうに思うんです。
 それで、指名停止を受けた事故のところというのは、これはある意味では当たり前のマニュアルを守っていない、要するに遵守をしていないというような、ごくごく当たり前のことが行われていなかった。それに対してまたごく当たり前な確認をしていきますよというような形でされているんですけれども、川崎市として、そういう事故を起こしている業者だということを逆に認識した上で、きょう改めて場所の点検だとか、さまざまな対応策を講じていくということであれば、それは今おっしゃった対応策というのは、通常の対応策をもう一度確認するようなものなのか、相手がそういう事故を起こして、指名停止を受けている業者だから、とりたてて川崎市として強化をしていきますよという内容なのか、その辺はどうなんですか。
◎直喜 施設課長 先ほど申しました、実は、環境ソリューションズと前田建設工業とのJVの中で、前田建設工業さんの3次下請の業者さんがそういう事故を起こしてしまった。それから、私どものほうでJFE環境ソリューションズさんとは、今まで金額の大小にかかわらず、ごみ焼却炉は非常に危険な作業が伴います中では、危険作業マニュアル等を作成して業者にマニュアルを徹底させ、毎朝の安全教育、KYTというものを徹底させながら工事を進めておりますので、このような常識から外れるような事故は今までも一度も起こしたことはありませんし、起こさないように私どもも万全を期して工事の監理をしていきたいと考えております。
◆猪股美恵 委員 わかりました。随意契約ということですので、競争した中での業者の指定ではないということで、そういう確認をきちっとした上で私も判断したいというふうに思っていましたので、今のお話で了解しました。
○浜田昌利 委員長 ほかにございますでしょうか。
                 ( なし )
○浜田昌利 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第153号 浮島処理センター基幹改良工事請負契約の締結について」は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
                ( 全員挙手 )
○浜田昌利 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、「議案第160号 川崎市橘リサイクルコミュニティセンターの指定管理者の指定について」を議題といたします。
 理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。
◎鈴木 環境局長 それでは、補足説明につきまして廃棄物政策担当主幹のほうから御説明申し上げますので、よろしくお願いします。
◎多田 廃棄物政策担当主幹 それでは、昨日御審議をいただきました件の中での御質問につきまして改めて御説明をさせていただきたいと存じます。
 まず初めに、横須賀市における指定管理業務に関する評価の関係ということでございます。こちらは私どもも横須賀市のホームページも確認をさせていただきました。また、横須賀市にその後電話で照会をいたしました。その結果、横須賀市の指定管理者の評価の手法といたしましては、基本的には毎月二、三行程度、コメントのような形で総体の評価をしているというような形でございます。そのような月ごとの評価の中で、一部従業員の言動による苦情があったと。そのことで指定管理施設全体の管理運営状況の評価を下げてしまうことがあるので、従業員の言動には十分注意するようにというような指導を受けた事実がございます。一方、月ごとの評価ということでございますので、そのほかの月での施設の管理関係に関しては、近隣住民の方からお褒めの言葉を預かるようなこともあったと。その件については職員に感謝するというような評価もございました。
 こちらの横須賀市で指定管理として受けている内容でございますけれども、市内9カ所の公園プールの指定管理業務でございました。全体的な指定管理の運営状況につきましても横須賀市に確認させていただきましたところ、総合的評価としてはおおむね良好に行われているというような評価をしていますというお返事をいただきました。
 そうはいっても従業員による苦情を受けたと。これは事実でありますことから、そういったような事実は事実として厳粛に受けとめて、私どものモニタリングの中で施設利用者へのヒアリングを行う、抜き打ちで現地調査をするといったような形で必要なモニタリングを充実させていこうというように考えているところでございます。
 横須賀市の状況については以上でございます。
 次に、参考でございますけれども、このテスコ株式会社が近隣の自治体で指定管理業務を行っているところの評価もあわせて、各自治体に電話照会をして確認させていただきました。
 まず、お隣の横浜市にある鶴見リサイクルプラザは、橘と同様の事業を展開しているところでございます。こちらが1件。それと、春日部市で市の体育施設と都市公園が1件。あと、茨城県でつくば国際会議場の指定管理ということです。おのおの管理期間は、横浜市の場合は平成18年から実施しておりまして、春日部市は今年度から、茨城県は18年度からということで、それぞれ指定期間が5年であったり4年であったりというばらつきはあるような状態でございます。それぞれの自治体で確認をさせていただきましたところ、これまでも現段階においても特段の問題であるとかトラブルといったものはない、管理の運営状況としてはおおむね良好の評価であるというような御返答をいただいております。
 指定管理に係る部分については以上でございます。
 あともう1つ、続きまして、静岡市のほうで通常の浄水場の運転管理業務ということで入札行為をしたときに、正当な理由がなく契約を辞退して指名停止を受けたという件でございます。
 こちらも静岡市になぜこういった事態になったのかということで電話をして確認をさせていただきましたところ、テスコの社内で設計部門の人間と営業担当の人間との間で金額のやりとりの中でちょっと誤認があったようです。入札はして最低価格の見積もりで契約締結予定者となったんですが、誤った金額で札を入れてしまったので、このテスコ株式会社としてはその金額では実施できないということで、辞退の申し入れを静岡市のほうにされたそうです。静岡市としては、そういった社内の連絡体制の関係から正当な理由なく契約を辞退というような形でホームページ上にその状況について公表させていただいたと。ちなみにその指名停止の期間でございますけれども、本年4月28日から5月27日の1カ月として、静岡市としてもそのような判断をしたということで確認をしたところでございます。
 この件につきましても、社内での連絡ミスということでございますので、そういった事実があったことは事実ですので、社内の連絡調整、また、連絡調整は社内に限らず私ども行政機関に対しても同じような連絡調整がございますので、そういった中で、モニタリングや調査の連絡調整のところは綿密にそごがないように確認しながら進めていきたいと考えております。
 昨日いただきましたものについては以上でございます。
○浜田昌利 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたらあわせてお願いいたします。
◆猪股美恵 委員 静岡のお話は、めったにあるような話ではないわけですけれども、それが突発的なことなのか、社内の体質的なものなのかというようなところでの確認はされていますか。
◎多田 廃棄物政策担当主幹 指名停止の関係につきまして少し調べましたところ、そのような恒常的なものではないというようなことではございました。
◆猪股美恵 委員 恒常的とはどういうこと。
◎多田 廃棄物政策担当主幹 済みません。表現が適切ではございませんでした。
◆猪股美恵 委員 今回、私のほうでこういう質問をしたというのも、やっぱり例えば応募してきている業者の実績を見るといったときに、つくばの何とかをやっている、春日部の何とかをやっているという実績をして評価するのではなくて、やっているところでどういう仕事をしているのかというところが本当の実績評価なんだろうというふうに私は思うわけです。
 それに、ごくごく当たり前なこういう事件事故みたいなことを通して、その会社の体質みたいなものが見えてくるというふうに私は思っているので、本当に継続的な市民サービスを提供していくというところで選定していくに当たっては、ある意味では私はごく初歩的な調査をしていなかったんじゃないかなというふうに思います。
 今のお話を聞く限りでは、さほどに問題があるところではないのかなと。さっきの体質的なところというのは恒常的ではないという話なんだけれども、そこは確認はもっと必要なのかもしれないですけれども、御説明の範囲で言えば問題ないかなというふうに私は理解をいたしました。
○浜田昌利 委員長 ほかにございますでしょうか。
                 ( なし )
○浜田昌利 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
                ( 異議なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第160号 川崎市橘リサイクルコミュニティセンターの指定管理者の指定について」は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
                ( 全員挙手 )
○浜田昌利 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 それでは、以上で議案の審査を終わります。
 ここで理事者の退席をお願いいたします。
                ( 理事者退室 )
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
 事務局から説明をお願いいたします。
◎?野 書記 お手元に配付させていただきました環境委員会付託の請願・陳情につきまして御説明申し上げます。
 請願第43号の請願1件、陳情第33号、陳情第36号及び陳情第86号の陳情3件の継続審査及び所管事務の調査を議長あて申し出ることについてお諮りをいただきたいと存じます。
○浜田昌利 委員長 ただいまの説明のとおり、閉会中の継続審査として、請願1件、陳情3件及び所管事務の調査について議長あて申し出ることに御異議ございませんでしょうか。
                ( 異議なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、そのように議長あて申し出をいたします。
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、その他として、今後の日程について御協議をいただきます。

  協議の結果、1月21日(水)、23日(金)、28日(水)に開催することとした。

       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。
                 ( なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、また時間が長くなって恐縮でございますが、本日は年内最後の委員会ということですので、慣例に従いましてごあいさつさせていただきます。
 皆様から御賛同いただきまして委員長に就任させていただきまして、8カ月運営させていただきました。皆様のおかげで、熱心な議論と、また、的確、冷静な御判断を示していただきながら、滞りなく進めることができたものと思います。本当に心から感謝申し上げます。残り4カ月弱の任期でございますが、副委員長ともどもに、また今後とも公平公正効率的に運営できますように頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。12月に入りまして本当に慌ただしくなっておりまして、また皆様、寒くなっておりますので、くれぐれもお体を御自愛いただきたいと思います。
 以上をもちまして、私の委員長としてのごあいさつとさせていただきます。大変にありがとうございました。(拍手)
 それでは、委員会を閉会させていただきます。
               午後0時38分閉会