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神奈川県 川崎市

平成20年  8月総務委員会−08月20日-01号




平成20年 8月総務委員会

総務委員会記録

平成20年8月20日(水) 午前10時01分開会
              午前10時21分閉会
場  所:502会議室
出席委員:西 譲治委員長、廣田健一副委員長、原 修一、坂本 茂、清水勝利、飯塚正良、
     東 正則、飯田 満、本間悦雄、花輪孝一、沼沢和明、市古映美、勝又光江各委員
欠席委員:なし
出席説明員:(総合企画局)三浦総合企画局長、稲垣都市経営部長、岩瀬広域企画課長、
       瀧峠自治政策部長、鈴木自治政策部主幹

日 程
  1 所管事務の調査(報告)
    (総合企画局)
  (1)区民会議の取組状況について
  2 その他

               午前10時01分開会
○西譲治 委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。
 本日の日程は、総合企画局関係の所管事務の調査として、「区民会議の取組状況について」報告を受けます。
 それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎三浦 総合企画局長 それでは、「区民会議の取組状況について」につきまして、御説明、御報告をさせていただきます。
 市議会議員の皆様におかれましては、これまで区民会議参与といたしまして各区の区民会議に御協力いただきましたことにつきまして、まず初めに感謝申し上げたいと思います。
 平成18年度からスタートいたしました区民会議でございますが、各区におきましてはこの2年間にわたり、委員の皆様を中心に地域の課題解決に向けまして熱心な御議論をいただき、審議結果が報告されたところでございます。また、本年の5月から8月にかけまして各区で順次第2期の区民会議が始まっているところでございます。
 本日は、第1期及び第2期区民会議の取り組み状況につきまして御報告をさせていただきたいと存じます。
 なお、説明につきましては担当の鈴木自治政策部主幹からさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◎鈴木 自治政策部主幹 それでは、「区民会議の取組状況について」、資料1及び資料2によりまして御説明いたしますが、お手元にはまず参考資料1としまして、バインダーにとじた各区の区民会議報告書、またそのバインダーの最後でございますが、参考資料2といたしまして「第2期区民会議の取組状況」をA4判2ページでおつけしておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
 それでは、資料1をごらんいただきたいと存じます。
 初めに経過についてでございます。区民会議は、区民の参加と協働によって区における地域社会の課題の解決を図るための調査審議を行うことを目的として、平成18年7月から各区で第1期区民会議が開始されました。各区におきましては、委員によって地域の課題解決に向けた熱心な議論によって審議結果がまとめられ、参加と協働による具体的な取り組みにつなげるとともに、区役所が実施する事業につきましては、第2期実行計画の区計画に位置づけたところでございます。
 平成20年3月から6月にかけて、各区の第1期の最終的な審議結果が区長に報告されたことを受けまして、2年間の取り組み状況や課題を取りまとめましたので、本日御報告申し上げます。
 次に、2、第1期区民会議の取り組み状況と課題について御説明申し上げますので、A3判の資料2をごらんいただきたいと存じます。
 「第1期区民会議の取組状況と課題」についてでございます。資料左側にございます区民会議設置・運営の経過についてでございますが、平成17年度には4月に自治基本条例を施行いたしました。また、その中で区民会議について規定しているところでございます。7月には試行の区民会議を開催、これは各区3回でございます。また、12月にはパブリックコメントを実施し、3月には区民会議条例を制定させていただいたところでございます。
 平成18年度につきましては、4月に区民会議条例を施行し、7月から各区で区民会議を開催しているところでございます。
 また、平成19年度につきましても、引き続き各区で区民会議及び専門部会を開催し、また各区で区民会議フォーラムを開催したところでございます。区民会議フォーラムにつきましては、3月1日に自治創造フォーラムといった取り組みもしたところでございます。また、各区で第1期の区民会議報告書を作成し、公表したところでございまして、先ほど申し上げましたバインダーとじのものでございます。
 また、第1期の運営上の課題なども取りまとめ、本年5月から8月にかけて第2期区民会議が各区で順次開始されているところでございます。
 資料左下隅でございますが、区民会議の取り組みの流れでございまして、?の審議課題の把握と選定から、?の課題解決に向けた取り組みまでおおむね4つの段階で区民会議を進める仕組みをとってまいりました。これらについて、その現状と課題をまとめましたので、御説明申し上げたいと思います。
 まず1点目、取り組みの流れ?といたしまして、審議課題の把握と選定です。ここでは地域の課題把握でございまして、広報広聴媒体等を通じた課題の募集を行い、また、委員からの提案、行政からの提案といったことを組み合わせて課題の把握に努めてきたところでございます。
 点線枠の中にございますように、取り組みの事例として宮前区を挙げてございますが、宮前区では当初に合計146の地域課題を取り上げ、7分野78課題に分類、整理いたしまして課題相互の関連性についても検討を行った取り組みでございます。
 2番といたしまして、審議課題の選定でございます。おおむね各区では把握した課題の中から公益性や実現性、緊急性などの基準を設定して課題の優先順位づけを行いまして、審議課題を選定したところでございます。
 3番といたしまして審議課題でございますが、各区の審議課題といたしまして、この資料の3ページをごらんいただきたいのですが、「第1期各区区民会議の取組一覧」という中で、全体会での審議課題ですとか専門部会の状況、情報発信、課題解決に向けた取り組みをまとめてございますので、これも後ほどごらんいただきたいと思います。
 資料2の1ページにお戻りいただきまして、審議課題でございますが、多くの区が審議した課題といったことで共通課題もございまして、安全・安心のまちづくりについては6区、子ども・子育て支援については同様に6区といった形での審議が行われております。
 これら第1番目の、課題の把握と選定についての課題でございますが、1つは地域の課題把握の場面におきましては、より広範な分野や層の区民の皆様から幅広い意見を集約し、地域の声を区民会議に反映させる必要があると考えております。2点目といたしまして、審議課題の選定でございますが、課題選定を円滑に行うために優先順位づけの工夫をする必要があることなどが把握されております。
 次に、取り組みの流れ?といたしまして、右側に参りまして、課題の検討・審議でございます。
 1点目、区民会議(全体会議)でございますが、全体会議では、各区とも年4回程度の限られた回数の中で委員が共通理解するための取り組みが行われてまいりました。その下に取り組み事例といたしまして、映像資料の活用を行った中原区、現地調査を行った高津区、それから調査検討シートを取りまとめて委員間の共通理解を図った麻生区ですとか、それぞれ取り組みに工夫を凝らしているところでございます。
 2番の専門部会でございますが、取り組みの事例としてございますけれども、多摩区はモデル事業として「まちおこし」と「こどもの外遊び」部会において、現地におけるモデル事業を実施したといった取り組みをしているところでございます。
 ここでの課題でございますが、下にございますように、全体会では、限られた時間で共通理解を形成し、実効性のある審議結果をまとめるための工夫をする必要があるとされております。また、専門部会についても、全体会議での審議を補完するのに有効であったということでございますが、専門部会からの報告を生かして全体会議の議論をより活発にする必要があるという指摘もございました。
 続きまして、2ページをごらんいただきたいと存じます。取り組みの流れ?といたしまして、情報発信でございます。こちらについては、広報として区民の関心を高める取り組みを行ってまいりました。
 主な広報の手法といたしましては、市政だより区版、ホームページ、それから区民会議特別号として市政だよりを発行した幸区、高津区などがございました。
 また、2点目といたしまして区民会議のフォーラムでございまして、各区とも集会の形でフォーラムを開催しております。具体的な取り組み事例の一つとして、川崎区は地域ごとということで、大師、田島それぞれにおきましてフォーラムを開催しております。また、宮前区は各年度ごとにフォーラムを開催してきております。
 また、?といたしまして、冒頭にもお話しいたしましたが、この平成20年3月には自治創造フォーラムといった場を活用いたしまして、7区の区民会議委員の交流、意見交換を行うために、パネルディスカッションによりまして会場との意見交換も交えた取り組みをしております。
 ここでの課題でございますが、1つ目といたしまして広報でございます。各区さまざまな広報を展開しているところでございますが、区民会議の認知度は決して高いとは言えないと認識しておりまして、継続的にPRや広報を行う必要があると考えています。また、フォーラム等の公開の場面ではより多くの人の参加を促し、幅広く区民との情報共有や交流を進めることが大切であると考えています。
 取り組みの流れ?でございますが、真ん中に参りまして、課題解決に向けた取り組みでございまして、1つは区長等の役割ということで、条例にもありますように、区長は審議結果を受け、区民との協働の推進、関係機関との連携などに努めてまいったところでございます。
 2点目といたしまして、具体的な課題解決への取り組みで、1つ目といたしましては、協働の取り組みがございます。具体例といたしまして2点ほど挙げてございまして、川崎区では「まちを花で飾る」、麻生区では「子どもの見守り」といったことに取り組んでまいりました。
 2点目といたしまして、区民の自主的な取り組みでございまして、中原区では「地球にいいことプロジェクト」、幸区では「地域防災活動の推進」などに取り組んでまいりました。
 また、3点目といたしまして、行政の取り組みでございますが、区民会議課題といたしまして、第2期実行計画の区計画に区民会議課題を位置づけ、計画に基づく課題解決の取り組みを計画的に進めようとしているところでございます。また、関係局との連携といたしまして、課題解決事業として事業化をして取り組んでいるものもございます。
 さらに、これらの課題でございますが、区長の役割については、今後とも区長の調整機能を強化するなど、区行政改革を推進する必要があると言われております。また、2点目といたしまして、具体的な課題解決への取り組みといたしまして、各区でさまざまな取り組みが行われましたが、各区の取り組みを情報共有しながら今後につなげる必要があるという指摘も受けているところでございます。
 最後でございますが、第1期区民会議の成果と課題でございます。第1期の成果といたしましては、参加と協働による課題解決への取り組みでございまして、区民と区役所が知恵を寄せ合って取り組むことで、安全や安心のまちづくりや子育て支援など、地域の課題に対して具体的な成果へとつながったものと考えているところでございます。
 また、地域への広がりといたしまして、委員が審議結果を地域に持ち帰り、地域で取り組む環境対策など、課題解決の取り組みが地域へ広がったものと考えているところでございます。
 また、区役所の取り組みといたしましては、情報発信やフォーラム等により地域に働きかけるとともに、審議結果を第2期実行計画の区計画に位置づけて、地域の課題への取り組みをより一層強化させたところでございます。
 次に、第2期区民会議の運営に向けた課題でございますが、区民会議運営上の工夫といたしまして、第1期の経験を踏まえながら限られた開催回数、時間の中で実効性のある解決策をまとめる必要があると考えているところでございます。また、情報発信の推進といたしまして、区民会議の取り組みを地域に定着させるため、情報発信を推進し、区民会議に対する認知度をより高めることが必要であると考えております。また、関係団体との連携につきましては、委員の出身母体のほか、課題に関係する団体との連携を深め、取り組みの輪を広げていくことが必要であると考えております。また、区民会議間の情報共有、交流につきましては、各区の区民会議委員が交流し、区民会議を発展させていくことが必要であると考えております。
 以上、これまでの取り組みとその課題でございまして、資料は4ページをごらんいただきたいと存じます。4ページには川崎区といたしまして、第1期区民会議のまとめをしてございます。これは、先ほど全体のまとめと同じ4つの段階に沿ってまとめているもので、1番、審議課題、2番、課題の検討・審議、3番、課題解決に向けた取り組み、4番、成果と課題でございまして、以下川崎区から麻生区まで7区それぞれをまとめてございます。
 それでは、冒頭御説明申し上げましたA4判の資料1にお戻りいただきたいと存じます。
 資料1の3でございますけれども、第2期区民会議についてでございまして、各区では公募や団体推薦により委員が選任され、区民会議の制度や運営等に関する事前説明会を経まして、第1回区民会議が順次開催されているところでございます。
 (1)として第1回の日程をお示ししてございますが、残すところは多摩区が8月28日となってございまして、ほかの6区については既に第1回を終えたところでございます。それぞれ第1回の区民会議の中では、正副委員長の選出、第2期区民会議の進め方、また審議課題の選定について議論されたところでございます。
 3点目といたしまして、第2期の委員構成でございますが、女性比率については34%、括弧の中は第1期の数字で29%でございます。公募比率については22%で、第1期とほぼ同程度、団体推薦比率につきましても66%で、前回、第1期と同じでございます。再任率といたしまして、第1期の委員の方が第2期も引き続き委員をお受けいただいた割合でございますが、49%ということで、おおむね半分の委員の方が改選になっている状況でございます。また、平均年齢については63.6歳でございます。
 説明は以上でございます。
○西譲治 委員長 説明は以上のとおりです。
 質疑等ございましたら、お願いいたします。
◆沼沢和明 委員 公募の委員の割合を今お示しいただいたんですけれども、公募比率ということで、全体の比率は22%だと思うんですが、この公募に対する応募率を、後で結構ですから資料でいただきたいと思います。例えば4人の募集に何人の応募があったのか、これをちょっと資料をいただきたい。
 それから、区民会議の中身なんですけれども、各区によってさまざまな取り組みの状況というか、格差があるといいますか、まるっきり行政に物を申すような審議をされているのが見受けられますので、1年または2年後に全体で集めて、区民会議そのものにどういう課題があるのかという検証はされたんでしょうか。
◎鈴木 自治政策部主幹 先ほどの応募の状況につきましては、後ほど資料でご提供したいと存じます。
 それから、各区の取り組み状況の違いということで、総括というか取りまとめでございますけれども、これについては7区間で委員同士が取り組みの課題について話し合ったという経過は現在のところございません。ただ、そのかわりということではありませんけれども、7区の区民会議を運営しているのはそれぞれ各区とも企画課が運営しておりまして、企画課の運営担当同士の中では情報交換をした状況でございます。
◆沼沢和明 委員 今おっしゃられたように、各区同士でそういった情報のやりとりがなかなか少ないのではないかと思っています。したがいまして、課題の取り組み状況についてもかなりの格差があるところなので、ぜひそういった成功事例などを共有する機会を、全体で年1回なり設けていただいて、それで区民会議のレベルアップを図っていただきたいと思います。任期は2年ですので、1年終了後に各区の進捗状況はどうなのかとか、こういった取り組みがあってこんな成功例があったとか、そういうのを共有する機会をぜひ設けていただきたいと思いますので、要望だけしておきます。
○西譲治 委員長 ほかにございませんか。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 ほかになければ、以上で総合企画局関係の所管事務の調査を終わります。
 理事者の方、退席をお願いいたします。お疲れさまでした。
               ( 理事者退室 )
       ───────────────────────────
○西譲治 委員長 次に、その他として、委員の皆様から何かございますでしょうか。
                 ( なし )
○西譲治 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
               午前10時21分閉会