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神奈川県 川崎市

平成20年  8月環境委員会−08月01日-01号




平成20年 8月環境委員会

環境委員会記録

平成20年8月1日(金)  午前10時01分開会
              午前10時55分閉会
場  所:603会議室
出席委員:浜田昌利委員長、宮原春夫副委員長、大島明、山崎直史、西村晋一、玉井信重
     粕谷葉子、織田勝久、志村勝、井口真美、山口和子、猪股美恵各委員
欠席委員:なし
出席説明員:(水道局)粟冠水道局長、松村総務部長、平井工務部長、飯塚経営管理室長、
      相澤経理担当主幹、大滝総務課長、兼尾営業担当参事、坂本調査・調整担当参事、
      青木参事・計画課長、木下浄水担当参事、村岡経営管理室主幹
      (交通局)菅原交通局長、三柴企画管理部長、本木高速鉄道建設部長、
      大河原高速鉄道建設本部参事、野口経理課長、中村高速鉄道建設本部主幹、
      倉持庶務課長
日 程 1 所管事務の調査(報告)
      (水道局)
     (1) 平成19年度川崎市水道事業会計決算概況について
     (2) 平成19年川崎市工業用水道事業会計決算概況について
      (交通局)
     (3) 平成19年川崎市自動車運輸事業会計決算概況について
     (4) 平成19年川崎市高速鉄道事業会計決算概要について
    2 そ の 他

               午前10時01分開会
○浜田昌利 委員長 ただいまから環境委員会を開会いたします。
 本日の日程は、お手元に配付のとおりです。よろしくお願いいたします。
 それでは初めに、所管事務の調査として、水道局から、「平成19年度川崎市水道事業会計決算概況について」及び「平成19年度川崎市工業用水道事業会計決算概況について」の報告を受けます。
 理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎粟冠 水道局長 おはようございます。それでは、本日の議題について報告させていただきます。
 初めに、「平成19年度川崎市水道事業会計決算概況について」、次に「平成19年度川崎市工業用水道事業会計決算概況について」でございます。詳細につきまして相澤経理担当主幹から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎相澤 経理担当主幹 それでは、初めに「平成19年度川崎市水道事業会計決算概況」から御説明させていただきます。
 それでは、1ページをお開き願いたいと存じます。
 初めに、総括事項でございます。水道事業は、いつでも安全で良質な水を安定供給するとともに、渇水や災害時にもいつでも対応できる強い水道施設の構築を目標に取り組んでまいりました。
 本年度の建設改良事業は、施設改築等整備事業、川崎縦貫道路関連施設整備事業及び施設再構築事業等を施行し、諸施設の整備、改良に努めてまいりました。
 財政面では、生産加工等多量使用の増加による水道料金収入の3年ぶりの増加や行財政改革による経費削減を推進したことから単年度資金残額が生じたものの、今後、施設の老朽化に伴う建設改良費が増大することから一層の経営効率化を推進してまいります。
 次に、業務の状況でございます。本年度末における給水人口は137万9,545人、給水栓数は74万6,603栓で、普及率はほぼ100%でございます。
 年間配水量は1億7,693万7,600立方メートル、1日最大配水量は平成19年7月24日の52万6,500立方メートルでございます。
 また、水道料金収入は、税抜き額で240億1,415万5,021円でございます。
 次に、建設及び改良工事でございます。施設改築等整備事業は、施設及び管路の老朽化に伴う機能低下の改善を図るため、配水管布設工事等を施行し、一部残工事につきましては翌年度に繰り越すことといたしました。
 川崎縦貫道路関連施設整備事業は、共同溝建設負担金及び共同溝配水管布設関連工事等を施行し、一部残工事につきましては翌年度に繰り越すことといたしました。
 施設再構築事業は、長沢浄水場浄水施設の更新計画に係る環境影響評価業務委託等を施行し、一部残工事につきましては翌年度に繰り越すことといたしました。
 その他の建設改良工事につきましては送・配水管の布設・更新、浄水場等諸施設の改良工事を施行いたしました。
 本年度の建設改良費全体額は42億8,332万2,832円でございます。
 次に、経理の状況につきまして、2ページ「2平成19年度水道事業会計決算総括表」をごらんいただきたいと思います。
 初めに、(1)の予算執行状況、アの収入でございますが、収益的収入の決算額は363億1,736万6,534円、執行率101.6%で、予算額に比べ5億6,252万4,534円の増となりました。これは主に水道料金が増加したためでございます。
 次に、資本的収入でございますが、決算額は20億2,210万691円、執行率63.4%で、予算額に比べ11億6,667万9,309円の減となりました。これは、主に本年度に予定しておりました建設改良工事の繰越等により企業債の発行が減少したためでございます。
 したがいまして、収入の合計でございますが、決算額は383億3,946万7,225円、執行率98.4%で、予算額に比べ6億415万4,775円の減となりました。
 次に、イの支出でございますが、収益的支出の決算額は334億6,638万7,983円、執行率97.0%で、予算額に比べ10億3,789万2,017円の減となりました。これは主に人件費、固定資産撤去費及び委託料の減によるものでございます。
 次に、資本的支出でございますが、決算額は87億5,140万2,938円、執行率82.3%となり、予算額に比べ18億8,078万2,304円の減となりました。これは主に施設改築等整備事業費、配水施設費及び川崎縦貫道路関連施設整備費の減によるものでございます。
 したがいまして、支出の合計でございますが、決算額は422億1,779万921円、執行率93.5%となり、予算額に比べ29億1,867万4,321円の減となりました。
 この結果、(2)の総合収支では、収入に対します支出の差引不足額は38億7,832万3,696円となります。
 これに対します(3)の収支差引不足額に対する財源措置の状況でございますが、当年度分損益勘定留保資金から貯蔵品仮払消費税及び地方消費税を差し引きますと、措置可能額は63億251万3,709円となり、平成19年度単年度資金残額は24億2,419万13円となりました。
 次に、(4)の累積資金過不足額でございますが、平成18年度末の資金残額は71億5,278万380円ですので、平成19年度単年度資金残額を加えますと、平成19年度末資金残額は95億7,697万393円となりました。この資金残額につきましては、安全・安定した水道施設の機能維持に向け、建設改良事業等の充当財源とする予定でございます。
 次に、3ページ(5)の経営成績でございますが、青色部分の総収益346億3,084万4,797円から総費用319億5,688万2,157円を差し引きますと、当年度純利益は26億7,396万2,640円となりました。前年度繰越利益剰余金17億4,103万6,331円を合わせますと、当年度未処分利益剰余金は44億1,499万8,971円となります。この利益剰余金につきましては、平成22年度の使用者負担軽減の財源などとして一部還元したいと考えております。
 続きまして、4ページ「3業務の状況」でございますが、平成19年度と平成18年度を比較したもので、表のとおりとなりますので、後ほど御参照願いたいと存じます。
 次に、5ページ「4年度別・業種別調定水量推移表」でございます。
 上の表は、調定水量とその内訳として、家事用等、生産加工等、その他と区分いたしまして、平成15年度から平成19年度までの推移となっております。
 下のグラフは、おのおの平成15年度を100とした指数ですが、青色の調定水量は平成19年度で102と前年度と比べ1ポイント増となっております。
 赤色の家事用等は、平成19年度で104と前年度と比べ1ポイント増となっております。
 黄緑色の生産加工等は、平成18年度まで減少傾向にありましたが、平成19年度は前年度と比べ4ポイント増となっております。
 調定水量はこの5年間で2ポイント増で推移しており、水道料金収入は252億1,000万円と3年ぶりに増加になるなど微増傾向に転じているものの、大きな伸びは期待できない状況でございます。これは水道料金が逓増型の料金体系のため、多量使用である生産加工の増減が水道料金収入に大きく影響しているためでございます。
 最後に、6ページ「財政健全化法における資金不足比率の状況」でございます。
 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき報告するもので、水道事業会計においては資金不足となっていないため、資金不足比率は発生しておりません。
 以上をもちまして、水道事業会計決算概況の説明とさせていただきます。
 続きまして、「平成19年度川崎市工業用水道事業会計決算概況」をごらんいただきたいと思います。
 1ページのところでございます。初めに、総括事項でございます。工業用水道事業は、昭和14年に我が国初の公営による事業として開始して以来、重化学工業を中心とした本市の産業経済の基幹施設として発展してまいりました。
 本年度の建設改良事業は、施設改築等整備事業、川崎縦貫道路関連施設整備事業及び施設再構築事業等を施行し、諸施設の整備・改良に努めてまいりました。
 財政面では、行財政改革による経費削減を推進したことにより単年度資金残額が生じたものの、今後、施設の老朽化に伴う建設改良費が増大することから一層の経営効率化を推進してまいります。
 次に、業務の状況でございます。本年度末における契約会社数は58社80工場、1日当たりの契約水量は52万740立方メートル、年間契約水量は1億9,006万1,360立方メートルで、年間使用水量は1億4,800万2,033立方メートルでございます。また、水道料金収入は税抜き額で77億6,748万3,196円でございます。
 次に、建設及び改良工事でございます。施設改築等整備事業は、工業用水の安定給水の確保を図るため、平間配水所配水電動弁改良工事を施行いたしました。
 川崎縦貫道路関連施設整備事業は、共同溝建設負担金及び共同溝配水管布設関連工事等を施行し、一部残工事につきましては翌年度に繰り越すことといたしました。
 施設再構築事業は、長沢浄水場施設再構築に伴う測量業務委託等を施行し、一部残工事につきましては翌年度に繰り越すことといたしました。
 その他の建設改良工事につきましては、配水管の布設・更新、浄水場等諸施設の改良工事を施行いたしました。
 本年度の建設改良費全体額は4億4,185万5,790円でございます。
 次に、経理の状況につきましては次のページ、「2平成19年度工業用水道事業会計決算総括表」をごらんいただきたいと思います。
 初めに、(1)の予算執行状況、アの収入でございますが、収益的収入の決算額は82億6,889万1,654円、執行率99.3%で、予算額に比べ6,072万5,346円の減となりました。これは主に固定資産売却益の減によるものでございます。
 次に、資本的収入でございますが、決算額は1億4,715万5,597円、執行率36.4%で、予算額に比べ2億5,723万9,403円の減となりました。これは主に本年度に予定していました建設改良工事の繰り越し等により企業債の発行が減少したためでございます。
 したがいまして、収入の合計でございますが、決算額は84億1,604万7,251円、執行率96.4%で、予算額に比べ3億1,796万4,749円の減となりました。
 次に、イの支出でございますが、収益的支出の決算額は79億9,396万902円、執行率95.6%で、予算額に比べ3億6,557万9,098円の減となりました。これは主に人件費、固定資産撤去費及び負担金の減によるものでございます。
 次に、資本的支出でございますが、決算額は11億5,814万4,409円、執行率76.1%で、予算額に比べ3億6,288万69円の減となりました。これは主に川崎縦貫道路関連施設整備費及び施設再構築事業費の減によるものでございます。
 したがいまして、支出の合計でございますが、決算額は91億5,210万5,311円、執行率92.6%で、予算額に比べ7億2,845万9,167円の減となりました。
 この結果、(2)の総合収支では、収入に対します支出の差引不足額は7億3,605万8,060円となります。
 これに対します(3)の収支差引不足額に対する財源措置の状況でございますが、当年度分損益勘定留保資金から貯蔵品仮払消費税及び地方消費税を差し引きますと、措置可能額は11億4,938万5,125円となり、平成19年度単年度資金残額は4億1,332万7,065円となりました。
 次に、(4)の累積資金過不足額でございますが、平成18年度末の資金残額が45億6,260万6,301円ですので、平成19年度単年度資金残額を加えますと、平成19年度末の資金残額は49億7,593万3,366円となりました。この資金残額につきましては、安定した工業用水道施設の機能維持に向け、建設改良事業等の充当財源とする予定でございます。
 次に、3ページ(5)の経営成績でございますが、青色部分の総収益78億7,978万4,516円から総費用76億2,426万9,231円を差し引きますと、当年度純利益は2億5,551万5,285円となりました。
 前年度繰越利益剰余金7億1,700万6,644円を合わせますと、当年度未処分利益剰余金は9億7,252万1,929円となります。
 続きまして、4ページ「3業務の状況」でございますが、後ほど御参照願いたいと存じます。
 最後に、5ページ「4年度別契約水量・使用水量推移表」でございます。
 上の表は、1日当たりの契約水量と1日平均使用水量につきまして、平成15年度から平成19年度までの推移となっております。
 下のグラフは、おのおの平成15年度を100とした指数であり、青色の1日当たり契約水量は、平成19年度で98と前年度に比べ横ばいで推移しております。
 黄緑色の1日の平均使用水量は、平成19年度で102と前年度と比べ2ポイント増となっております。
 5カ年の推移で見ますと、契約水量は減少傾向であるものの、使用水量は微増傾向となっております。
 最後に、6ページ「財政健全化法における資金不足比率の状況」でございます。これは、水道事業会計同様、工業用水道事業会計においても資金不足となっていないため、資金不足率は発生しておりません。
 以上をもちまして、水道事業会計及び工業用水道事業会計の決算概況報告を終わらせていただきます。
○浜田昌利 委員長 説明は以上のとおりです。
 ただいまの決算概況につきましては、9月議会に提出が予定されている議案の大綱となるもので、決算審査特別委員会において審査される予定でございますので、本日は報告のありました概況の範囲で、何かございましたらお願いいたします。
◆織田勝久 委員 水道と工水と両方なんですけれども、一番最後の例の健全化法の資金不足比率、これは監査委員の審査を経た上でというふうになっているんですが、大体もう見込みの数字は出ているわけでしょう。幾つくらいなんですか。
◎相澤 経理担当主幹 水道事業と工業水道事業は資金不足が発生しておりませんので、不足比率も発生してないということでございます。
◆織田勝久 委員 そもそも資金不足になっていないということね。わかりました。
◆志村勝 委員 工水のほうの関係なんですが、再三、今までも関心持って議会でもさまざまな方が言われるようでありますが、この5ページの使用量推移表を拝見しますと、契約水量も大して変化ないし、今給水量がふえているんだというような話でしたが、今、現場へ行くと、この工業用水の実態というのは非常に大きな変化をしているように感じてならないわけですけれども、平間の浄水場の工水問題、これについての今までのここ数年の改善というのは、何かされてきているんですか。このあたりは変化が出てきているわけですか。
 今まで再三、議会の中でも工業用水を、上水から工業用水に変えて、それをまたもとに戻して使っているような部分があったわけでしょう。そういうようなことを含めて、この工水の使用水量の推移というのが、契約水量という形の中で、こうやって、いつもこのような形で出てきているんだけれども、そういうような中身はどう変化しているんですかと。
 飲み水を工水に変えるわけだけれども、いろんな処理だとかさまざまなようなことで、全然わかってないならわからないでいいけれども、わかりませんと言ってくればいい。
◎平井 工務部長 平間で、現在も上水から工業用水に補てんをしております。それは日量8万トンになっております。上限が8万トンということになりますけれども、御指摘のように、もともと上水の水を工業用水に使いますので、そこで脱塩処理をしております。
◆志村勝 委員 その辺については、このままもうずっと続けていくような考えなの、局長。再三指摘されて、飲み水をわざわざ脱塩して、また上水から工水という形になっているけれども、そういう対応のままこれからずっと行くの。
◎粟冠 水道局長 今回の水道事業の再構築の中で、実は今言われました補てん水のところについては8万トンの部分でございますけれども、それの仕組みを変えまして、実は4万トン、実際にはその補てん水のかわりになりますけれども、その4万トンの部分を同じような形で水道事業から給水をすると、そういう仕組みで今考えているところでございます。
◆志村勝 委員 要するに補てん水については、その大きな流れとしては変えませんという、こういう理解でいいんですか。変えられないというんですか。変える意思がない。必要がないと。
◎粟冠 水道局長 今の現状の中では、それなりに私ども、工業用水の使用量からいたしますと、どうしてもそこの部分というのは不足するところがあろうというふうに思っていますので、現在では補てん水でございますけれども、補てん水は必要というふうに思っております。
◆志村勝 委員 そういうことを確認した上で、基本的なことをもう一回質問したいんだけれども、どういう形でこういうふうになったというのは、過去の経過というのはよくわかった上で確認したいんですが、要するに補てん水をこれだけ必要とする。わざわざ飲み水にするような水をつくって、それをさらにそういった工業用水として供給できるようなものにしている、この費用は幾らぐらいですか。この4万トンにかかる経費というのは。
◎相澤 経理担当主幹 今、補てん水は日量8万トンを供給しておりますが、その年間の使用水道料では税抜きで35億円程度となっております。
◆志村勝 委員 要するに、本来ならば、上水で飲み水としてつくった水を、平間の浄水場でもって工業用水に補てん水として水を変えているわけだよね、ある意味では。そういう費用というのはどのぐらいなんですかということを具体的に示して明らかにしてください。今までもやっているじゃないですか。それと、このまま続けていくというんですか。
◎粟冠 水道局長 現段階では大変申しわけございません。具体的にはちょっとわかりませんので、ここのところは調べてお答えするということでよろしいでしょうか。
◆志村勝 委員 わかりませんなんていうのは、局長が言ってしまって、おかしな話だよ。再三議会の中でも今までも指摘されて、こういう形でいいんですかということは再三指摘もされてきているわけだから。そうじゃないんですか。局長はまだ局長になってそんな水道の関係はよくわからないということなのか、今までかかわっていた水道の工務部長さんはどんなふうに考えていらっしゃるの。
◎平井 工務部長 脱塩処理といっても、結局塩素を抜くだけですが、薬品代のほか、その施設にかかっている費用は当然かかっていると思いますので、その施設にどのぐらい、施設の使用料というんですか、それはちょっとすぐには計算できないというところで。
◆志村勝 委員 大変工務部長の発言としてはちょっと私は理解し得ないんだけれども、ここに持ってくるための上水にするための費用だってかかっているわけでしょう。企業団から受水をして、浄水場で水をつくる、飲み水。それをわざわざまた脱塩して工業用水として使っているわけでしょう。
 今、工業用水はそういうような実態で、それぞれの工場は、どちらかといえば、どんどんこの水を使わなくて済むような工場のあり方を求めて変化してきているわけだ。いまだに4万トンだか8万トンだか、さっき8万トンと聞いたら、4万トンと言っているんだけれども、この辺はどうなんですかと、その辺のことを聞いているの。わからないならわからないでいいんだよ。
◎平井 工務部長 現在は、補てん水として日量8万トンまでです。それで、先ほども申し上げましたが、再構築事業の中で平成22年から新たな給水契約として上水道から工業用水道に4万トン供給するという計画です。
◆志村勝 委員 何かかみ合わないんだけれども、どちらにしても、市長も言っているように、水道料金の値下げ問題もある程度見通しが立って、市民の皆さんには明確にお示しをしていただいているような状況が今あるわけです。あるわけですよ、現実に。この間もやりとりしたように。具体的に議会に提案させていただくそういった時期も明確になってきたわけだし、そういう中で、この工業用水のあり方についてのさまざまな検討委員会等の協議等が行われてきているわけだから、議会ではもう最近は言わなくなったからいつまでもこのままでいいんだという理解をしているのか、何かこの辺の、工務部長の話だと、8万トンのそういった補てん水、そして4万トンのそういった扱いについては大したことないな、こんな認識で局長も同じなんですか、考え方は。
◎粟冠 水道局長 その補てん水の過去のいきさつからしますと、最初がたしか日量9万6,000トン、それから、今回8万トン、そしてまた4万トンという形の中で削減をしていくわけでございますけれども、今の段階では、やはり実際どの程度の使用量、それを前提に置いて、これからの必要とする量、その辺のところを考えて今4万トンというふうにしているわけでございます。ですから、その辺のところがまた、今後、ずっと4万トンになるかというと、またそれは変わる可能性はあるということだと思います。
◆志村勝 委員 じゃ、結論的なことをちょっとお示しいただければありがたいと思うんだけれども、今の川崎の工業用水というのは、このような対応の仕方しか方法は考えられないんだと、このまま引き続きやっていくんだという、この工業用水に対する取り組みについてはそういうことになるんですか。
◎粟冠 水道局長 この今8万トンの部分、そしてまた、再構築の段階では4万トンという形になるわけですけれども、現段階においてそれは継続してやっていくという形になると思います。
◆志村勝 委員 くどいようだけれども、要するに、わざわざさまざまな水をつくる、飲み水をつくるということで、浄水場等でいろんな費用もかけて今日まで来た。それをすべて飲み水となっていた水が、平間浄水場で工業用水に変えるときに、またさまざまな何でこんなことをやらなきゃいけないのという、工業用水に対するかつてのいろんな各企業の使う水の量の変化ということは確かにあった。歴史的な経過をよくわかった上でね、それを指摘されてから大分時間が経過しているんだから。このまま、じゃ、ずっと行くという今の局長の答弁はそういうことで変わらないということでいいんですね。今後の水道のあり方を含めてですよ。政策的なことも含めて言っておいてくださいよ。
◎粟冠 水道局長 当面の中では、現状ではやはり変えられないというふうに思っております。
◆志村勝 委員 これ以上やってもしようがないんだけれども、変えられないというか、今までは努力すると言っていたんだよ。飲み水に一たんするためにすごくお金もかけて水をつくってきたものを、またわざわざ今度は塩素滅菌等もまたとって工業用水に使えるようなものにしなきゃいけないという平間浄水場でのあり方というのは、今日まで全然検討していなかったんだと。このように私は断定せざるを得なくなっちゃうよ。今までのそういったやりとりしていたことは、そんなの形だけだった、ポーズだけだったんですと、そういうことでいいの、本当に。工務部長、首をかしげていないで、何かあったら言ってください。
◎平井 工務部長 繰り返しになりますけれども、補てん水を始めたころの9万6,000トンを今8万トンと減量しています。それが平成22年度からは4万トンに減量していくということで、水道局としても努力はしていきますということで御理解願えれば幸いなんですが。
◆志村勝 委員 それから先は無理よと、そこまでで限度ですよと、こういう認識でいいんですかということだよ。
◎平井 工務部長 現在の計画ではそのとおりになっていますけれども、また水の使用量の関係で、それが例えば4万トンが減っていくということはあろうかと思いますけれども、現段階ではまだ4万トンということで。
◆志村勝 委員 この程度にしたいと思いますが、できれば私は環境委員会の委員の1人として、上水から工水という形の中で川崎市が対応してきた大変長い間の、市民から見ても何かちょっと理解できないような部分の、そういう意見も出ているわけですから、ぜひ1回現地を、平間浄水場の現地を委員会としても見させていただくのがいいのかなと、そんなような気がしますので、水源の遠くのほうへ見に行くというような、そういったお話も出ているようですけれども、現実の川崎市も上水、工水のこういった変化、いろんなことを考えると、身近なところでのそういった私たち委員会の調査ということの1つの中にぜひ御検討いただければ、加えていただければいいのかなと、こんなふうにお願いしておきたいと思います。
○浜田昌利 委員長 そうしましたら、今後の予定では長沢浄水場に視察をさせていただこうかなというような考えもありまして、後ほどお諮りしたいとは思っていましたけれども、今、志村委員のほうから提案がございましたが、皆さんどうでしょうか。そういうような形で、平間の浄水場も視察する対象にするというようなことにつきまして、皆さん、いかがでしょうか。
◆井口真美 委員 委員長、副委員長で御検討ください。
○浜田昌利 委員長 それでは、副委員長と検討させていただきたいと思います。
 ほかに何かございますでしょうか。
 それでは、この件につきましてはこの程度とさせていただきます。
 ここで、理事者の交代をお願いいたします。
             ( 理事者交代 )
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、交通局から、「平成19年度川崎市自動車運送事業会計決算概況について」及び「平成19年度川崎市高速鉄道事業会計決算概況について」の報告を受けます。理事者の方、よろしくお願いいたします。
◎菅原 交通局長 本日は、平成19年度交通局の決算概況につきまして御説明を申し上げます。
 初めに、自動車運送事業会計決算概況につきましては経理課長から、また、高速鉄道事業会計決算概況につきましては管理担当主幹から、それぞれ御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎野口 経理課長 それでは、自動車運送事業会計の決算概況につきまして御説明をさせていただきますので、お手元の資料「平成19年度自動車運送事業会計決算概況」の1ページをお開き願います。
 初めに、総括事項でございます。市バス事業は、市民の大切な公共交通機関として重要な役割を果たしております。交通局では、今後も継続的にバス運行サービスを提供していくとともに、安定的かつ自立した経営の確立を図るため、平成18年3月に経営健全化計画といたしまして川崎市バス事業ニュー・ステージプランを策定し、経営改善に努めております。
 平成19年度の主な取り組みといたしましては、平成19年4月から上平間営業所の管理委託を一部4路線について実施し、平成20年度からの完全委託化につなげました。
 さらに、給与水準の見直しといたしまして、技能職の給料を段階的に10%引き下げるため、平成19年度は期末手当を0.16月削減しました。また、中休手当の見直しを行いました。
 平成19年度の経営状況につきましては、前年度以上に乗車人員が増加したことによりまして、乗車料収入が前年度に引き続き増となりました。一方で、支出につきましては、上平間営業所の管理委託の一部実施による職員数の削減や退職者数の減により、前年度を下回り、収益的収支は黒字決算となりました。
 しかしながら、景気動向等により乗車料収入の今後の見通しが不透明な状況にあることや基準外繰入金の見直しなどにより、今後ともさらなる経営改善の取り組みが必要となっております。このため、平成20年3月に川崎市バス事業経営問題検討会を設置いたしまして、新たな経営健全化計画の策定に向け検討を進めております。
 次に、(1)の営業状況の運輸成績でございますが、乗合乗車料収入と貸切乗車料収入を合わせました収入は、前年度と比較して5,997万円余の増、乗車人員は90万人余の増となりました。
 2ページをお開き願います。
 サービスの向上についてでございますが、平成19年10月1日から塩浜営業所にバス運行情報提供システム市バスナビを導入いたしまして、全路線でのサービスを開始いたしました。
 また、11月26日には、お客様の利便性の向上のため、ICカード定期券を導入いたしました。
 次に、福祉施策・環境問題への対応についてでございますが、どなたにも御利用いただきやすいノンステップバスを更新車両35両のすべてに導入し、そのうち2両は環境負荷の少ないCNGバスを、また、33両は平成17年排ガス規制に適合する車両を導入いたしました。なお、平成19年度末時点でノンステップバスの導入率は51%となりました。
 (2)の経営成績でございますが、次のページ、3ページにございます平成19年度自動車運送事業会計決算総括表で御説明をさせていただきますので、ごらん願います。
 初めに、(1)の予算執行状況でございますが、これは収入及び支出につきまして、それぞれ予算額と決算額を税込みの金額で比較をしたものでございます。
 アの収入でございますが、収益的収入と資本的収入の合計の決算額は107億8,282万1,911円となり、予算額と比較して1億4,941万7,089円の減でございますが、執行率は98.6%と、ほぼ予算額どおり収入を確保できたという状況でございます。
 次に、イの支出でございますが、収益的支出と資本的支出の合計の決算額は110億6,393万9,498円で、予算額と比較して7億2,570万2,002円の減、執行率は93.8%でございます。この主な理由でございますが、収益的支出は給料や退職給与金等の人件費の減などによるものでございます。また、資本的支出はバス購入費の減などによるものでございます。
 次に、(2)の総合収支でございますが、収益的収支と資本的収支を合わせました収入と支出の差し引きでは、2億8,111万7,587円の支出超過となりました。
 次に、(3)の財源収支でございますが、?の総合収支差引額は、ただいま御説明いたしましたように支出超過となりましたが、?の減価償却費等現金支出を伴わない当年度分損益勘定留保資金が7億213万6,590円でございますので、差し引き4億2,101万9,003円が当年度財源余剰額となっております。
 次に、(4)の累積財源過不足額でございますが、前年度末の財源余剰額2億1,109万5,932円に、ただいま御説明いたしました当年度財源余剰額を加えた6億3,211万4,935円が当年度末財源余剰額となったものでございます。
 次に、(5)の経営成績でございますが、これは、損益計算書の形式によりまして税抜きの金額で事業の損益を示したものでございます。
 まず、右側の収益の欄をごらんください。営業収益と営業外収益及び特別利益を加えました総収益は96億451万4,143円でございます。
 これに対しまして、左側の費用欄をごらんください。営業費用と営業外費用及び特別損失を加えました総費用は92億5,922万8,905円でございます。この結果、総収益から総費用を差し引きますと、3億4,528万5,238円の当年度純利益となったものでございます。
 前年度繰越欠損金が7,597万8,002円でございますので、2億6,930万7,236円の当年度未処分利益剰余金となったものでございます。
 次の4ページ以下は資料となっておりまして、4ページは、運輸成績の主な項目を前年度と比較した業務量、5ページは乗車料収入の推移を折れ線グラフであらわしたもの、6ページは経営改善の主な取り組みと成果をまとめたものでございます。後ほど御参照いただきたいと存じます。
 最後に、7ページをお開き願います。
 「財政健全化法における資金不足比率の状況」につきまして御説明させていただきます。
 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき報告するもので、自動車運送事業会計においては、資金不足となっていないため、資金不足比率は発生しておりません。
 以上をもちまして、概略ではございますが、「平成19年度自動車運送事業会計決算概況」の説明を終了させていただきます。
◎中村 高速鉄道建設本部主幹 続きまして、平成19年度高速鉄道事業会計の決算概況につきまして御説明いたしますので、お手元の資料の1ページをお開き願います。
 最初に総括事項でございますが、川崎縦貫高速鉄道線は、平成12年の運輸政策審議会答申第18号東京圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画におきまして、川崎市においては新百合ヶ丘から川崎に至る縦貫型の鉄道整備を行うと位置づけられたもので、本路線の整備により市内各拠点間を直接連絡して市域の活性化、一体化を図り、既存路線との接続による広域交通ネットワークを形成するとともに、市内の鉄道不便地域の改善、既存鉄道の混雑緩和等を図ることが可能となるものでございます。
 本路線は、平成13年度予算において国の補助事業採択を受け、初期整備区間として新百合ヶ丘から元住吉間の鉄道事業許可を取得し、事業を進めてきましたが、平成17年3月に、元住吉に接続する計画については中止し、路線を一部変更して武蔵小杉駅に接続する計画で継続して地下鉄事業を推進するという市の方針を決定し、元住吉接続での鉄道事業は平成18年4月1日をもって廃止いたしました。現在、駅周辺再開発の着実な進展やJR横須賀線新駅の開設により、拠点性が大きく向上する武蔵小杉駅に接続する計画で早期の補助採択、鉄道事業許可の取得に向けた取り組みを進めています。
 次に、業務の状況でございますが、川崎縦貫高速鉄道線整備事業につきましては、これまでの調査結果を踏まえ、さらなる建設コストの縮減検討など事業の効率化を目指すとともに、引き続き需要予測等を実施して計画の深度化を図りました。
 その上で、これらの検討結果等を踏まえて、国や関連する鉄道事業者等との協議を実施いたしました。
 次に、経理の状況でございますが、高速鉄道事業はまだ開業前ですので、本会計には収益的収入及び支出がなく、資本的収入及び支出のみでございます。したがいまして、次のページの平成19年度高速鉄道事業会計決算総括表も記載内容が少ないため、さらにもう1枚おめくりいただきまして、次の3ページの平成19年度高速鉄道事業会計決算で御説明申し上げます。
 まず、収入でございますが、資本的収入の決算額は3億846万6,393円で、予算額に比較いたしまして6,521万5,607円の減となっております。その内訳といたしましては、出資金6,388万1,648円の減などで、建設改良費が減少したことによるものでございます。
 次に、支出でございますが、資本的支出の決算額は3億505万8,993円で、予算額に比較いたしまして6,382万6,007円の減となっております。その内訳といたしましては、ほぼ全額が建設改良費で6,382万5,377円の減となっております。これは人件費、経費の減などによるものでございます。
 このように、資本的収入3億846万6,393円に対しまして、資本的支出は3億505万8,993円となり、収支差し引きは340万7,400円となりました。なお、3ページ下段には、建設改良費の主な内訳を記載してございますので、御参照いただきたいと存じます。
 最後に、4ページをお開き願います。
 財政健全化法における資金不足比率の状況でございます。高速鉄道事業会計におきましても、資金不足とはなっていないため、資金不足比率はございません。
 以上でございます。
○浜田昌利 委員長 説明は以上のとおりです。
 ただいまの決算概況につきましては、9月議会の議案の大綱となるものでございますので、報告のありました範囲で、何かございましたらお願いいたします。
◆志村勝 委員 どうなんですか、見通しは。高速鉄道の川崎ですね。
◎菅原 交通局長 今まで議会等でお話をしておりますけれども、元住吉から小杉に変えたということで、説明が今手戻りになった部分が確かにございます。ただ、私どもといたしましては、なるべく早く事業許可、補助採択をいただきたいということで、一生懸命国土交通省には説明に伺っております。
 ただ、来年度は大丈夫ですよと申し上げる状況にはまだなっていない。来年度どうなるかはまだ今のところ見えておりません。
◆志村勝 委員 そういう形の中でも、この会計のこういった報告については、しっかりこのように進めていく、処理していくというなんでしょうけれども、結構きついなという部分の話が漏れ聞こえてくるものですから、せっかくこういう担当の常任委員会ですから、それなりにみんなが、ああ、やっぱりそこまで行っているのか、いいんだなあというような明るい兆しの報告なんていうのは、一かけらすらないんですか。
◎菅原 交通局長 国土交通省のほうからは、一つは事業費の問題、国の予算が大変厳しい状況で、なおかつ公共事業費が年々削られている状況があるという、過去より厳しくなったという状況が一つと、それから、あと関連鉄道事業者との協議をきちんと調えてくださいというお話がございまして、私どものほうとしては、事業費をさらに縮減できないか。これは、前にも申し上げましたけれども、事業費を縮減することによって、事業化した場合に、事業運営が大変、その分だけ楽になりますので、何とかできないかということで今一生懸命やっております。それから、あと鉄道事業者につきましても、こういう形でもって、例えば相直について条件等々について話し合いをさせていただいております。
 なかなか明るいという形でのお話は難しいんですけれども、現在の状況は以上でございます。
◆志村勝 委員 市民の皆さんがすごく関心を持って、これは必要な一つの選択をしたわけだから、その都度、ある程度、報告書なりきちんと、どういう内容であれ、発信していかなきゃいけないんじゃないかなというように、私は個人的には思っています。だから、いろいろご苦労が多いと思いますけれども、ぜひ、そのような対応も考えながら。結構です。
○浜田昌利 委員長 ほかに何かございますでしょうか。
 それではこの件につきましてはこの程度とさせていただきます。
 ここで理事者の退席をお願いいたします。
             ( 理事者退室 )
       ───────────────────────────
○浜田昌利 委員長 次に、その他として今後の日程につきまして御協議をいただきます。

  協議の結果、8月20日(水)に開催することとした。

○浜田昌利 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。
                 ( なし )
○浜田昌利 委員長 それでは、以上で本日の環境委員会を閉会いたします。
               午前10時55分閉会