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神奈川県 横浜市

平成13年 接収解除促進特別委員会 P.1  11月12日−03号




平成13年 接収解除促進特別委員会 − 11月12日−03号









平成13年 接収解除促進特別委員会



          接収解除促進特別委員会記録

◇開会年月日    平成13年11月12日(月)

◇場所       市会第一会議室

◇時間       午後1時30分開会

          午後2時35分閉会

◇出席委員     12人

  委員長     岡本英子君(民主党)

  副委員長    河治民夫君(共産党)

  委員      川口正寿君(自民党)

  委員      嶋村勝夫君(自民党)

  委員      横山良一君(自民党)

  委員      岩下義正君(民主党)

  委員      花上喜代志君(民主党)

  委員      横溝富和君(民主党)

  委員      大滝正雄君(公明党)

  委員      木村久義君(公明党)

  委員      荒木由美子君(共産党)

  委員      福田泰子君(ネット)

◇欠席委員     3人

  副委員長    鈴木喜太郎君(自民党)

  委員      横山栄一君(自民党)

  委員      工藤恒子君(ネット)

◇傍聴議員     なし

◇出席理事者

  助役              中島弘善君

 (総務局)

  総務局長            今田忠彦君

  担当理事兼行政部長       橘川和夫君

  渉外部長            仙田喜八郎君

                           ほか関係職員

◇市会事務局

  委員会係長           屋代英明君

  議事課書記           濃野 誠君

◇議題

  1 その後の経過について

  2 政府に対する要望について

開会時刻 午後1時30分



△開会宣告



○(岡本委員長) これより委員会を開会いたします。

 欠席委員は鈴木副委員長,横山栄一委員,工藤委員でございます。

 上着の着用は御自由に願います。

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△その後の経過について



○(岡本委員長) 初めに,その後の経過についてを議題に供します。

 当局の説明を求めます。



◎(今田総務局長) 市内米軍施設の接収の現況等につきましては,本年6月21日の当委員会におきまして御報告申し上げましたが,本日は,その後の主な経過につきまして御報告申し上げます。なお,この間,8月20日には横須賀海軍施設を御視察いただいております。

 それでは,お手元の資料に基づいて御説明させていただきます。

 まず最初に,9月11日に米国で発生いたしました同時多発テロに伴う市内米軍施設の全般的状況につきまして御報告申し上げます。

 米軍は,テロなどの脅威がある場合は,その脅威の程度に応じまして,一番低いAから最も高いDまで4段階に分けて警戒態勢をとっております。

 テロが発生したのは9月11日でございましたが,米軍の警戒態勢は,それ以前に米国の国務省がテロの警戒情報を発しており,米軍はAの態勢をとっておりました。発生翌日の12日には最高レベルのDの態勢がとられ,翌13日から23日までは一段下のCの段階,9月24日からは,さらに一段下のBの段階になっております。

 米軍施設周辺の警戒態勢でございますが,政府の安全保障会議の決定を受け,9月12日から神奈川県警及び横浜海上保安部が米軍施設の出入り口及び周辺の警備を行っております。10月8日からは,それぞれ警戒態勢を強化しております。

 なお,10月29日に成立し,11月2日に施行された自衛隊法の改正により,自衛隊が在日米軍施設・区域の警護を行うことができることとなりました。具体的実施方法等,詳細につきましては,現在,国において検討されております。

 市内米軍施設につきましては,引き続き関係機関等からの情報収集及び現地調査等を実施してまいりますが,外部から確認した限りにおいては,米軍による出入り口の統制,人員・車両の入場制限,入場の際の厳重チェック,施設内のパトロールが行われております。

 次に,米軍施設の警備強化による影響についてでございますが,許可を受けていた区民まつり等の開催に係る米軍施設の使用が取り消されるなどの影響がございました。本市といたしましては,9月26日に市民利用についての配慮と使用制限の緩和を国に申し入れておりましたが,残念ながら一部の場所につきましては,表にありますとおり,中止ということになりました。

 次に,各施設の経過について御説明申し上げます。

 まず,根岸住宅地区についてでございます。平成11年2月に発生いたしました本施設隣接のがけ地の崩落事故につきましては,横浜防衛施設局が恒久対策工事を進めておりましたが,本年8月末に工事が完了したとの連絡を受けております。また,施設の一部が従来から中区民まつりの出店者用駐車場として使用が認められておりましたが,米国での同時多発テロ発生により,本年度は施設の警備が強化されたことに伴い,使用はできませんでした。このため,近隣に代替用地を確保して対応したと聞いております。なお,8月25日には,施設の市民への開放として米軍主催の盆踊り大会が開催され,約7,500人の方々が参加したということでございます。

 次に,池子住宅地区及び海軍補助施設の横浜市域分についてでございますが,池子住宅地区につきましては,地域の住民組織及び市民団体等で構成する池子接収地返還金沢区民協議会が毎年,国への返還要請を重ねております。今年度は11月1日に同協議会が開催され,国に対しての陳情活動を11月19日に行うと聞いております。また,地元から要望のありました広域避難場所への出入り口の設置についてでございますが,10月に県道金沢逗子線バイパス沿いに設置されました。なお,9月15日に開催が予定されていた米軍主催によるフレンドシップデーは,テロ発生に伴う警備強化により中止となっております。

 次に,富岡倉庫地区についてでございますが,平成10年度より南部市場まつりの臨時駐車場として毎年使用が認められてきましたが,米国での同時多発テロの発生による米軍の警戒態勢の強化に伴い,本年度の使用はできませんでした。このため,南部市場内に駐車スペースを確保し,対応したと聞いております。

 次に,小柴貯油施設と鶴見貯油施設についてでございますが,まず小柴貯油施設については,横浜市と在日米海軍との間で締結している消防相互援助協約に基づき,本市消防局と米軍による合同消防訓練が11月6日に実施されております。

 鶴見貯油施設につきましては,先生方には既に御報告させていただきましたが,6月27日に燃料油流出事故が発生いたしました。本市は,市民の安全を守る立場から,6月28日に国及び米軍に対し強く抗議するとともに,事故原因の徹底究明と公表,今後このような事故が生じることのないよう安全対策に万全を期すこと,今後の連絡・通報体制の確立について要請を行いました。この要請に対しまして,在日米海軍より,米軍は適切な事後処置を行い,環境への影響は認められない。今後は横浜市に対し,的確な時期での情報提供を行っていくとの回答がございました。また,小柴貯油施設と同様に,消防相互援助協約に基づき11月7日に本市消防局,米軍及び地元の地域共同防災組織により,合同消防訓練が実施されております。

 次に,横浜ノース・ドックでございますが,本年4月から10月までの使用状況は,累計で23隻,月平均3.3隻となっております。前年同期が16隻,月平均2.3隻でございました。なお,沖縄の県道104号線越えの米軍実弾射撃訓練の分散実施に伴い,8月と10月に,砲・車両等の輸送が横浜ノース・ドックを経由して行われました。

 本市は,おのおのの利用に際しまして,弾薬の輸送を行わないこと,砲・車両等の搬送では事故のないよう万全の体制をとること,施設の機能強化につながらないことを国に対し強く要請いたしました。これに対し国からは,横浜ノース・ドックでの弾薬の輸送は行わないなどの回答を得ております。なお,7月20日に開催されました横浜国際花火大会では,施設が市民に開放され,約8,000人が横浜ノース・ドックから花火を見物したとのことでございます。

 次に,深谷通信所の管理状況についてでございますが,7月3日,本市は国の横浜防衛施設局に対し,消防隊撤退の事実関係等について照会いたしました。その結果については先生方に既に御報告させていただきましたが,国からは,消防員全員が7月1日付で厚木飛行場に転任した。7月1日以降の消防体制は,当分の間,厚木飛行場の消防員を午前中勤務させ,それ以外の時間帯は,24時間体制で勤務する保安要員がその任に当たるとの回答を得ております。また,米国での同時多発テロの影響を受け,発生の直後から米軍による施設の警備が強化され,周辺住民に利用されていた野球場等は,現在,使用が中断されております。

 次に,上瀬谷通信施設でございますが,米国での同時多発テロの影響で,発生直後から米軍による警備が強化され,具体的には,瀬谷区民まつりの会場として,通称海軍道路に隣接する広場の使用が予定されておりましたが,使用ができなくなり,開催が中止となっております。この広場は,現在も立ち入りができない状態になっております。

 次に,施設区域内の農耕についてでございますが,上瀬谷・上川井両農業専用地区協議会,在日米海軍及び横浜防衛施設局の4者間で締結されている農耕に関する了解覚書は,6月26日に本年4月より5年の期間で更新されたと聞いております。なお,8月18日には,施設の市民への開放として米軍主催の盆踊り大会が開催され,約5,000人が参加したとのことでございます。

 次に,その他といたしまして,米軍機の騒音問題と航空安全対策についてでございますが,7月28日及び29日に米軍厚木基地の施設開放が行われましたが,本年4月に基地司令官より連絡を受けたとおり,例年行われていたデモンストレーションフライトは実施されませんでした。米空母キティホークの艦載機による夜間連続離着陸訓練,いわゆるNLPにつきましては,9月20日から26日までの間,すべて硫黄島で行われました。本市は,厚木基地騒音対策協議会の一員として,夜間連続離着陸訓練による航空機騒音の解消及びデモンストレーションフライトの恒久的廃止を,国及び米国に対し11月7日に要請いたしました。

 次に,国に対する要望についてでございますが,横浜市長が副会長となっております神奈川県基地関係市連絡協議会は,平成13年7月13日に基地問題に関する要望を行いましたほか,米軍による事件・事故に対し,その都度,国,米軍に再発防止等について要望いたしました。また,横浜市として国家予算要望を7月31日に行い,国に対し,市内米軍施設の早期返還等を要望いたしました。なお,明日11月13日には,2回目の要望を行う予定でございます。

 報告は以上でございます。



○(岡本委員長) 質疑に入ります。



◆(横溝[富]委員) 鶴見貯油施設の油流出事故に絡めて質問させてもらいますが,今の説明のとおり,6月27日に事故が起きまして,もう4カ月以上たっています。あのときはバルブがおかしくなったということで,改善は終わったと思っているのですが,そういった報告を受けているのかどうか伺いたい。

 それから,これは私も見に行ったわけではないので推測ですが,あのようなバルブはたくさんあると思うんです。類似事故を起こさないために,その周りのバルブの総点検等々はやられているのかどうか。あるいは,そういった報告は受けているのかどうか,お尋ねします。



◎(今田総務局長) この事故がありました直後,本市は米軍に事故原因の徹底究明と公表ということで抗議いたしました。その後,少し時間を経ましたが,在日米軍司令官より,次の内容の文書回答がございました。

 流出した油の99.8%は地上と海上の油流出制御システムにより取り込まれていた。残りの50リットルも即座に回収し,汚染土壌は3日以内に新しい土壌に取りかえた。環境への悪影響はないことが国により確認された。7月と8月に横須賀市内で行った2件の油事故も含めて,迅速かつ適切に環境保護目的に沿った処理等を行ったということで,今後は市に対し的確な時期での情報提供を行っていくという向こうからの回答がございました。



◆(横溝[富]委員) そういう抽象的なことではなくて,たしかあのときの話ではバルブの検針がおかしくなったという話でありますので,そのバルブの処理が行われたのかどうかということです。当然横浜市としても,あれだけの事故が起きたのですから,その報告を聞く権利がある,あるいは向こうには報告する義務があると思います。そのあたりについてはどうですか。

 それから,周りに同じようなバルブがいっぱいあると思うのですが,それは総点検されたのかどうか。



◎(今田総務局長) 米軍施設の中を点検することは,日米地位協定の問題もあってなかなか難しいわけでございますけれども,今回の事故はバルブの金属疲労による弱性破裂ということでございました。そんなことで我々は,米軍により安全点検を行ったという報告を受けております。



◆(横溝[富]委員) 今の話は点検で,改善したということではないですよね。私も見に行ったことがないのでわかりませんけれども,違うバルブは点検しましたという表現はいいと思います。だめになったのは,だめになっているものなんですから,点検ではなくて,取りかえるとか修理をするという表現がないとおかしいのではないですか。



◎(今田総務局長) 横溝委員は専門家でおいでになるかもわかりませんが,これが市域の我々の施設の中のものであれば,中へ入っていって,どうだということができるわけでございますけれども,安保条約を受けた地位協定というものがあって,残念ながら,事故に際し我々が軍事施設に立ち入って確認することはできない状況にございます。そういうことで向こうから,どういう状況かということで,米軍により点検の結果,当然に改善を行っていると我々は承知しているわけでございます。



◆(荒木委員) 3点ほどお聞きしたいと思います。

 まず,深谷通信所ですけれども,先ほど,7月1日以降の消防体制のお話もありました。私どもは9月議会の一般質問の中で,消防が撤退して,現状は遊休化しているということをかなり主張し,ぜひ市長みずから深谷通信所を見ていただきたいということを要望したんですけれども,その点について中島助役,市長は見に行かれたでしょうか。



◎(中島助役) 状況につきましては,適宜市長に報告しておりますが,市長が実際ごらんになったとは,私は聞いておりません。



◆(荒木委員) 報告を受けるだけではなくて,そういうことだという認識を,ぜひ市長みずから持っていただきたいということで,この質問をさせていただいたわけです。今,遊休化している実態をきちっと市長みずから認識していただきたい。これは再度要望しておきたいんですけれども,助役,どうでしょう。助役も含めて見に行っていただけないでしょうか。



◎(中島助役) 私は2回ほど行っております。



◆(荒木委員) そうですか。

 特に要望項目の中には上瀬谷通信基地は入っていて,深谷通信所は特段の御配慮をということにはなっているんですけれども,上瀬谷よりも深谷の方が遊休化は、かなり進んでいると認識しています。市民菜園,運動施設,共同申請を行っている防犯灯の設置など,市民からすれば,暗黙の了解のような形で入って行ける状況になっているわけですから,やはりこの点については,横浜市としても語気を強めて,とにかく返してほしいというふうにスタンスを変えていく必要があると思うのですが,いかがでしょうか。



◎(今田総務局長) 深谷通信所のみならず市内米軍施設につきましては,ゆめはま2010プラン5か年計画でも申し上げたとおり,早期全面返還は市の重要課題でございますから,引き続き要望していきたいと思っております。



◆(荒木委員) ぜひ市長みずから見に行っていただきたいということを,この場で再度表明しておきます。

 それから,米軍のウェストパックが横浜港に入港ということで,横浜ノース・ドックの利用の問題ですけれども,これも10月31日,横浜ノース・ドックに入港ということで先ほど今田局長から御説明がありました。ただ,問題は,これまで米軍が行っていた例の104号線越えの使われ方と若干ニュアンスが違うのではないかと思うんです。特に機能強化につながらないようにとか弾薬の輸送はしないようにという要望はしていらっしゃるようですけれども,テロ問題が起きて以降,米軍側としても,この104号線越えの実弾演習ということでは状況が変化してきていると思うんです。そういうことも含めて,こちらでつかんだ報道を一切しなかったということでは,総務局の対応としては,私は判断的に違っているのではないかと思うのですが,いかがでしょうか。



◎(今田総務局長) 御質問の趣旨がわかりにくい部分がありますが,我々は渉外部を中心に,国,防衛施設局を通じて,いろいろな情報を速やかに入手するよう常日ごろから努力しているところでございます。



◆(荒木委員) その入手したことについて,議員の方に全然報告がありません。今までは情報が入ってくると即座にファクスで送っていただきましたよね。この点について,今までは私たちには知られていないからいいんだという判断でされなかったと私は聞いているんですが,そうではなくて,やはり現実,横浜ノース・ドック,兵員を上げているわけですから,そういうことが行われるという情報をつかんだ以上は,接収解除促進特別委員会の委員には知らせる必要があったのではないかということで質問しているんです。



◎(今田総務局長) 今までも必要に応じて報告させていただいているつもりでございますけれども,引き続き,横浜ノース・ドックへの資材等の搬入につきましては,市民生活の影響等を考慮して,御報告させていただきたいと思っております。



◆(荒木委員) 市民生活への影響を考慮してという言葉ですけれども,事実を知らせることで,そういう判断を私たちもするわけです。そちらだけつかんでいて,とどめてしまうと,安全かどうかという判断も含めて,やはり私たち議員も知らなければ,一緒になって,今の米軍の使われ方,ノース・ドックのあり方も含めて,議論もできないじゃないですか。なぜ知らせないんですか。そういう点で私は違っていると思うんです。特に今回テロ問題が起きて以降,アメリカ側には世論からもいろいろな意見が出ているわけですから,なおのこと,きちっと知らせることは知らせていただきたいと思います。



◎(今田総務局長) 今,荒木委員がいろいろ言っておられる中で,国からは,今回の輸送は兵員及びその携行品で,砲・車両等の搬入はないという回答があり,従前の例に伴い,我々としては,必要なものとそうでないものとの区分けの中で御報告させていただいたわけでございますけれども,今お話がありましたように,情勢に動きがあるかもしれませんので,それに応じて,必要な情報を入手した時点で御報告させていただきたいと思っております。



◆(荒木委員) ぜひ,この点については改善していただきたいと思います。

 特にアメリカ側にすれば,兵員を乗せていることぐらいしか多分報道しないと思うんです。中身については,あるか,ないかは向こうの一方的な通告で,それを私たちの方でチェックすることもできないんですから,なおのこと,こういう兵員を上げるということについては,その問題にとどまらないことも現実に起きてくると思います。そういうことも含めて,きちんと情報を入手した段階で私たちに知らせていただきたいということを強く要望しておきます。

 もう1点は,ゆめはま2010プランで今回示された中に神奈川ミルク・プラントの跡地利用の問題が,一部完成2006年という目標になっています。この間,この経過報告の中にも残念ながら神奈川ミルク・プラントの中身は入っていないのですが,これからどういうふうに進んでいくのか,その後の経過としてどうされていくのか,お聞きしたいと思います。



◎(今田総務局長) 神奈川ミルク・プラントにつきましては,接収解除ということで基本合意がなされました。その後の利用計画につきましては,内々のことでございますが,我々のセクションから離れて企画局で検討いたしておりますので,今回,その後の経過の個別状況報告の中からは割愛させていただいたということでございます。



◆(荒木委員) 接収解除という立場にすれば,確かに企画局の方にということは一つあると思います。ただ,私たちの方にも,企画局でこれからどういう段階になっていくという報告はあってもいいと思います。接収解除は接収するまでという段階ではなくて,次に踏み込んだときには双方向でやるのがこの特別委員会のよさだと思いますから,もし必要があれば企画局の方に来ていただいて報告していただくことも含めて,今後の動きが出てくるようであれば報告していただきたいと思います。



◆(花上委員) 同時多発テロの発生に伴って,米軍施設の警戒態勢がA,B,C,Dと,ランクが日にちを追って変わっています。一番厳しい厳戒態勢のDが9月12日に実施されたということですが,これまで本市の歴史の中で,こういう警戒態勢,厳戒態勢がしかれたことはあったのでしょうか。



◎(今田総務局長) 我々の知る範囲では,初めてでございます。



◆(花上委員) 私どもも瀬谷区ということで上瀬谷通信施設,これは局長,今もまだ通信施設という言葉を使っているんですか。



◎(今田総務局長) そのとおり使っております。



◆(花上委員) この通信施設の市民利用ができなくなった。基地の中の野球場等も制限されて,金網が張ってある外部の野球場も使えなくなった。そればかりではなく,米軍基地に勤めている通訳の方も中に入れない。米国の同時多発テロの発生に伴って我が国の基地が厳戒態勢に入り,しかも市民利用も行えない,区民まつりも中止に追い込まれる。文字通りの厳戒態勢という話を聞いて,今さらながら基地のあることが,市民生活に大きな影響を来しているという実態なんです。このような基地の存在が市民生活に大きな影響を与えるという状況を見て,我々としても非常に心が痛むところです。これは日米安保条約があり,同盟関係にある国のことだからやむを得ないとは言いながら,やはり横浜市民の生活を守るという点において,我々としては非常に強い問題意識を感じざるを得ない。

 現実に今,基地の周辺がどうなっているか我々は見ておりまして,上瀬谷だけではなく,深谷通信所にも私は先日行ってきましたが,機動隊の車が夜間も回転灯を回して厳重警戒しています。瀬谷の基地も日本の警察が警戒している。こういう状況を見ると,米軍基地の中の米軍だけが,こういう厳戒態勢でぴりぴりしているだけならいいけれども,万が一のことがあったら市民生活に大きな影響が出るということで,日本としても,それを支援するいろいろな動きがあるわけです。

 そこで伺いたいのは,神奈川県警あるいは横浜海上保安部の具体的な警戒態勢はどのような状況になっているのか。わかったら,もう少し詳しく教えてください。



◎(今田総務局長) 神奈川県警,横浜海上保安部の厳戒態勢が,米軍が設けているAからDのようなランクづけがあって,今どういう状況なのかということは,我々の方では把握いたしておりません。



◆(花上委員) 神奈川県警とか横浜海上保安部が,この警戒態勢に呼応して基地のパトロール等をやっているわけですね。だからその取り組みが,具体的に,どういう形で基地の警戒をしているのか。それぐらいはわかるでしょう。



◎(今田総務局長) 市内米軍施設の警備状況につきましては,9月17日,18日,26日,27日,10月8日,9日と,それぞれ地区ごとに状況を調査いたしました。全部ということになりますと,かなり長くなりますが,それでよろしければ御報告させていただきます。



◆(花上委員) それでは,ポイントを説明していただけますか。



◎(今田総務局長) それぞれの地区が重要かと思いますが,特に今話題がございました上瀬谷通信施設と深谷通信所について御報告申し上げさせていただきます。

 上瀬谷通信施設は,正面入り口にハードル型の車どめが置かれ,警察が警備に当たり,車両入場は不可能ということでございます。米軍のパトロール車が巡回警備を行っている。それから,海軍道路沿い広場の入り口は資材が積み上げられ閉鎖され,市民は利用していない。裏門では警察官とパトカー1台が警備,門の近くに土のうが積まれ,内側で米兵が入場規制等,入場チェックを行っていたというのが,10月14日,午後2時半ごろの警備の状況でございます。

 同じく10月14日,1時ごろの深谷通信所の状況でございますが,施設の立ち入りは禁止になっていたということで,野球場,ゲートボール場等は使用禁止,ゲート内側では米軍人が警備,フェンス外では警察官と警察車両1台が待機し,警備していたということでございます。



◆(花上委員) そうすると,神奈川県警や横浜海上保安部の具体的な数値の報告は,きちんと受けているんですか。



◎(今田総務局長) 施設の警備状況につきましては,その目的や性格上,残念ながら明らかにされておりません。我々としては現場の目視で実地に調査はいたしておりますが,書類の上でこうだとは承知いたしておりません。



◆(花上委員) そのあたりがちょっとどうかなと私は思うんです。例えば,神奈川県議会において今のような質問が出たときに,神奈川県警本部長はちゃんとした答えができるのかどうか。これはどうなんですか。



◎(今田総務局長) 県警としては,それぞれの地区にどれだけの人員を配置しているというのは当然本部長は承知していると思いますが,警備という対外的な問題もございますので,それをオフィシャルに明らかにすることは難しいようでございます。



◆(花上委員) このところは実際に県警本部長に聞いてみないとわからないことだけれども,私どもが常々思うのは,神奈川県警と横浜市政のかかわり合いということを,こういうときに特に考えさせられるんです。昔は横浜市警というのがあったということで,こういうところに横浜市警の本部長が来て,横浜市の警察業務についてきちんとした報告ができたと思うんです。ところが今は,神奈川県警の中に横浜市警というのは確かにあって,市警の部長がいるんですが,形骸化して,実際上は県警の中でしか活動ができない。こういうことがどうなのかという思いが非常に強くします。これは我々議会としても自治体警察,ニューヨーク市で言えばニューヨーク市警というのがあるわけなので,やはり横浜市警をきちんとつくって,345万人もの大都市ですから,それだけ犯罪にかかわる行政の情報というのは知りたいし,打てば響くような警察行政をやってもらいたいと思う。そのためには,今,県警に一本化されているのはおかしなことだと思うので,制度改革に向けて,行政改革の一環としても,やってもらわなければならないと思うんです。

 昔,大都市制度特別委員会においては,国に対して要望活動を行うときに,県警本部の改革,横浜市警をつくってもらいたいということで県警と一緒に行ったことがあるというお話を私は警察の幹部から聞いたことがありますが,そういう事実があったことを中島助役は承知していますか。



◎(中島助役) 申しわけありませんが,その事実は承知しておりません。ただ,このごろ県警の幹部の方といろいろお話しした中で,例えばテロの問題,ワールドカップの警備の問題等あるわけですが,そういうことを通じまして,県警の人員の態勢強化を横浜市といろいろ相談しながらやっていかなければいけないなというお話はございます。



◆(花上委員) 態勢強化もさることながら,市民のための行政ということを考えていくと,警察行政が今のままでいいかどうかというのを非常に我々は疑問に感じます。実際上,犯罪の捜査とか交通安全対策とか,市民生活にかかわるいろいろな施策を進めていく中で,警察と横浜市政がもっと連携していかなければ市民のためにならないのではないかと思うところがあるんです。だから,テロの警戒態勢の問題も含めて情報がきちんと我々に伝わり,また市民のいろいろな声が届く行政を行うために,こういった点についても,これから心して改革していかなければならないのではないか。

 そんな思いがありまして今お話をさせていただいたということですが,中島助役,どうですか。警察行政のあり方について,市政という観点から考えると,横浜市警をきちんとつくってもらった方がいいのではないかと私は思いますが,実際の行政担当者として,そう思う場面があったかどうか,お聞かせいただけますか。



◎(中島助役) 私は,総務局長に就任しましたときに県警本部にごあいさつにお伺いしたんですが,横浜市警が県警の中にひっそりとしてあったということに非常にびっくりしまして,残念のような気もしました。花上委員がおっしゃるとおり,これだけ問題が多発しているわけですが,オサマ・ビンラディン氏が日本に対するテロを表明したということも聞いております。そういう中で我々も,今後は警察とより一層連携してやっていかなくてはいけないのではないかと思っております。



◆(花上委員) 実際,瀬谷区という行政区をとってみても,上瀬谷の通信隊を抱えている行政区ということで瀬谷警察署がありまして,そこで具体的なパトロールなどを行っていると思うんです。戸塚警察署は当然,深谷通信所等を警戒していると思います。そういうことについて我々も警察署長から,どういうことなのかいろいろ情報を得たいと思いますが,これは県警と横浜市政と十分な連携がとられていない段階では,なかなか難しいということです。例えば瀬谷区の区議団会議で,そういう報告を瀬谷警察署長から聞きたいと思っても,縦割りから言えば,なかなかうんと言ってくれないと思います。だからそういった点も我々はもどかしく感じるところがありますので,もう少し,今の制度の枠の中でもいいから,神奈川県警と横浜市政が緊密な連携をとれるような配慮をしていかないと,来年のワールドカップの警戒の問題も含めて,いろいろ問題を起こす可能性があるなと思います。特に来年のワールドカップは,同時多発テロの影響で本当に実施できるのかどうかという不安が語られているわけで,こういう機会をとらえて,もう少し県警と横浜市との連携が密にできるような話し合いが行えないものかどうか,これについてはどうですか。



◎(今田総務局長) いろいろ御指摘がございました。今,助役から申し上げましたが,私どもも,例えば災害対策の訓練の場合には横浜市警本部長に出ていただきまして,防災訓練へ向けての専門的なアドバイスをいただくような格好で対応を図っているところでございます。今回の事例に対しては,警備上の制約の中で,向こうから我々にどの辺までオフィシャルに周知していただけるかわかりませんが,より一層,連携を深めるような格好で今後勉強していきたいと思っております。



◆(花上委員) ぜひ,それをお願いしたいと思います。

 もう1点は,最後に報告があった騒音問題です。夜間連続離着陸訓練がかなり頻繁に行われたということで,瀬谷区の方々も相当うるさかったという話がございました。具体的な騒音対策として,大和市の基地の周辺の方々は防音装置の補助制度が適用になっている。しかし瀬谷区においては,そういうものがない。だから瀬谷区にもそれを拡大してくれないと,こういうことがあったときに本当に被害を受けて困っているという話があったのですが,このあたりについての見解はいかがですか。



◎(今田総務局長) 先ほど御説明させていただきましたように,9月20日以降,NLPの関係は,すべて硫黄島で行われる格好になりました。ただ,それ以外の訓練が今回も若干あったようでございます。市域の中では今回37件という情報を我々は承知しておりますが,綾瀬市とか,大和市とか,場所によって大分差があったようでございます。花上委員がおっしゃった,それに対する整備の補助については,今の時点で我々は特に考えている状況ではございません。



◆(花上委員) これは要するに,簡単に言えばうるさいと。私の家でも聞こえますよ。基地でエンジンテストをやっているときなど結構うるさいですね。特に見通しのいい地域は,厚木飛行場でエンジンテストをやっていたり離着陸訓練をやっているときにうるさいという声が現実にあるので,このあたりはよく調査して前向きに考えていただかないと,横浜市分はいいんだということであっては,ちょっと実態にそぐわないのではないかと思います。調査して検討するということぐらいは言えると思うんですが,今田局長,いかがですか。



◎(今田総務局長) これは区域指定,一定の基準の数値よりも高い場合には,告示等の手続を経てやれば,補助対象の工事になるような事例が制度上あるようでございますけれども,住宅防音工事の区域拡大が可能なのかどうかも含めて,勉強させていただきたいと思っております。



◆(河治副委員長) 上瀬谷通信施設でも,深谷通信所でも,市民菜園ではなくて農耕をやっておられますが,あの菜園の管理は,やっている人とどういうかかわりになるんですか。横浜防衛施設局が直接やっている形になるんですか。



◎(仙田渉外部長) 農耕の関係でございますけれども,了解覚書の内容と経緯についてのことではないかと推測いたしますが,私どもは当事者ではございませんので,内容の詳細については承知いたしておりません。



◆(河治副委員長) 実際に農耕をやっておられるのは市民なわけですよ。だから市民の農耕の状況がどういうことかについては,直接の管理でないから全く関係ありませんという形でいいものなのかどうか。例えば基地の騒音がうるさいということに対して,これは市が直接かかわっていないからというのは,考え方としてどうなんでしょうか。



◎(仙田渉外部長) 上瀬谷通信施設につきましては,国有地でございまして,国有地を無許可で使用しているということであります。深谷通信所につきましては,国有地を契約しておったわけでございますけれども,途中で中断して現在に至っているということでございます。



◆(河治副委員長) その契約は,先ほどの説明だと,市は直接かかわらないから,防衛施設庁が個々に管理するという形になるんですか。



◎(仙田渉外部長) そのとおりです。



◆(河治副委員長) いずれにしろ市民の農耕運営にかかわる問題になるんですけれども,私も9月11日以降何回か,深谷通信所,上瀬谷通信施設に行ってきて,農家の人とも直接話したりしているんです。そのとき,ここで言われる厳戒態勢でということだと思うんですが,一切入ってはいかんという話が一時なされた。その後どういう文書が回ったのか直接は見せてもらえなかったんですが,一時期経過した後,収穫についてはいいが,新たに種まきをしてはいかんということが連絡網を通じて言われてきているんです。そういう動きは承知しておられますか。



◎(今田総務局長) そういう動きを承知しているかということにつきましては,承知いたしておりません。



◆(河治副委員長) 直接事に携わっていないにしても,市民がやっている,またそういう変化があることについては,今,特にテロ問題が起きた中で大きくあるわけなので,基地全面返還を掲げられている横浜市である以上,そういう点についても関心をお持ちいただきたいと思います。

 同時に,きょう,この委員会があるということも含めて午前中にまた回ってきたんですが,先ほどの基地の状況の報告の中にあるように,正面ゲートについては,深谷通信所についても,上瀬谷通信施設についても機動隊がいるんです。ところが上瀬谷の場合は,市民広場も,スポーツ広場のあるわきの道も,バリケードが置かれて封鎖されています。そういう意味からすると,横浜市は基地全面返還を掲げてはいますが,基地の接収解除を進めていく位置的には,私がきょう上瀬谷と深谷を見た感じでは,深谷通信所から,何かあったら一番最初に出かけなければいけない消防隊が6月31日に撤退した。ところが上瀬谷は,まだ20%ぐらいは使われているということが一般に言われている。基地の機能の位置づけとしては,深谷通信所の方がはるかに使われていない度合いが多いのではないかと思うんですが,その辺はいかがでしょうか。



◎(今田総務局長) 政府の見解では,深谷通信所は米軍の通信施設として有効に使用していると答弁しておりました。深谷と上瀬谷のどちらが優先であるかということは,我々の立場ではよくわからないのが正直なところでございます。



◆(河治副委員長) 基地全面返還を掲げているということでは,基地の変化についても委員会に,そしてまた市民と一体になって機運を盛り上げていくことが必要かと思いますので,意見も含めて述べさせていただきました。



○(岡本委員長) 他に御発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

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△政府に対する要望について



○(岡本委員長) 次に,政府に対する要望についてを議題に供します。

 本委員会では,毎年この時期に米軍施設の早期返還等に関する要望活動を政府関係機関に対して行っております。

 まず,本年度も要望活動を実施するかどうかについてお諮りいたします。

 本年も例年同様,要望活動を行いたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(岡本委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 次に,要望書の案文につきまして御協議いただきますが,あらかじめ正副委員長で作成いたしましたので,事務局より配付いたします。

        (案文配付)



○(岡本委員長) ただいま配付いたしました要望書案につきましては,後ほど事務局に朗読させますが,先に私から要点を説明いたします。

 御承知のとおり,本市の接収解除の基本は,すべての市内米軍施設の早期全面返還でございますが,議会としての要望に当たっては,昨年同様めりはりをつけることが必要と考え,各施設の利用状況などから特に強く要望すべきものを重点要望項目として挙げてございます。なお,重点要望項目につきましては環状4号線の問題を重要と考え,また,これまでの委員会の経緯などを踏まえ,上瀬谷通信施設を新たに重点項目とすることにいたしました。

 次に,本文につきましては,本年9月に米国で発生しました同時多発テロなど,この1年間の動きを踏まえて,一部修正して作成いたしました。

 それでは,事務局に朗読を求めます。



◎(濃野議事課書記) 横浜市内米軍施設の早期返還等に関する要望書案。

 横浜市は,2010年を視野に入れた総合計画,ゆめはま2010プランに基づき,市民生活のすべてにわたり豊かさを実現するという基本理念のもとに,横浜らしい個性を持った街づくりを目指しております。

 しかしながら,市内には戦後半世紀を過ぎた今なお8か所,528ヘクタールという他の大都市には例を見ない米軍施設があり,これらの施設の接収解除は街づくりを進める上で大きな課題となっております。

 本市は,人口345万余を擁する大都市にふさわしい都市施設の整備や都市環境の改善を進めるため,市内米軍施設について別表のとおり跡地利用構想を掲げ,全市を挙げてその早期全面返還に取り組んでいるところであります。

 他方,アジア太平洋地域の不安定性及び不確実性を理由に,米国は,我が国における現在の米軍の水準を維持するとしており,本市の接収解除にとって厳しい状況が続いております。

 また,本年9月に米国で発生した同時多発テロに伴い,在日米軍は国内の米軍施設の警戒態勢を強化し,本市におきましても,市内米軍施設の一時利用許可が取り消されるなど市民生活に影響がでていることから,強い関心を寄せているところであります。

 貴職の御理解と御協力により,これまで本市の接収解除には一定の前進が見られましたが,未だに8か所の米軍施設を抱える本市の実情を御理解の上,市内米軍施設の早期返還と返還実現までの間,市民利用の拡大が実現されるよう,より一層の御尽力をお願いいたします。

 また,施設の機能変更,閉鎖,移転及び返還等は地元自治体にとって極めて重大な問題でありますので,それらの検討に当たっては,地元の意向が尊重されるよう,あらかじめ情報提供と協議を行われるようお願いいたします。

 さらに,米軍施設に関連する事件・事故につきましても,市民生活に影響を与えるおそれがあることから適切かつ迅速な情報提供が行われるようお願いいたします。



○(岡本委員長) ただいまの案文について,各会派の意見表明を求めたいと思います。

 自民党さんから順次お願いいたします。



◆(川口委員) 我が党といたしましては,新しく1項目を加え4項目を早期返還の重点要望項目として取り入れていただけることに関しては非常に関心を持っております。特に上瀬谷通信施設につきましては瀬谷区でも非常に重要な部分を占めておりますので,瀬谷区のまちづくりに対して,これからも非常に大きな障害になってくるということを我が党でも強く要望しておりました。

 そういう点で,今回,上瀬谷通信施設を入れていただけたということになりますと,一刻も早く返還が進んでいくのかなという気もいたしますし,特に早急には,先ほど委員長が言われましたように環状4号線が施設の中を通過するということで,これらも踏まえて,重点要望項目の中に入れていただいたということに対して,我が党としてもこれを認めていきたいと思っております。



◆(花上委員) 民主党の考え方でありますが,こういう形でまとめていただいてよかったと思っております。特に上瀬谷通信施設について今回取り上げていただいたということは,我々の意にかなったところとして非常に感謝したいと思っております。

 この重点要望項目並びに次の横浜ノース・ドック,深谷通信所,その他と書いてありますが,それぞれの施設について,返還に向けて強力な要望活動をしていかなければならないと思いますので,ぜひ要望する際は,委員長,声を大きくして強く言っていただきたいと思います。

 実際に行くのは,大蔵省,外務省,防衛庁,防衛施設庁の4つですか。



○(岡本委員長) 防衛施設庁と外務省だけです。



◆(花上委員) 昔は大蔵省などに私は委員長として行ったんですが,今は割愛してしまったんですか。それでよければいいですけれども,以前は4カ所に行きましたよ。実効性が大事ですから,それで結構です。

 もう1点は,先ほど横溝委員が言われましたが,石油流出事故が起きた鶴見の貯油施設について,査察がきちんと行えないということについての不満は当然あることなので,そういった点についても十分留意していただきたい。この点も申し添えて,これで結構ですということを表明いたします。



◆(木村委員) 基本的な考え方はいいと思います。今回,同時多発テロの問題が起きて,そういった意味では施設の影響というのは大きいと思っておりますので,今までどおりではなくて,もっと力強く,きちんとその辺を踏まえて要望していきたいと思っています。

 先ほどから出ている上瀬谷通信施設につきましても,我が党としては従来からずっと言っておりますし,前の委員も,あえて上瀬谷という言葉を言っております。今回新たにそれを入れていただいたということは非常に感謝しておりますし,そういうことで,お願いしたいと思っております。

 これはお願いですが,出す相手ですね。さっきも花上委員から出たんですが,金沢区の要望のときにも,相手が局長だったら局長に出てほしい。そうではなくて,何となく,わけわからないと言ったら怒られてしまうけれども,それなりの人に。やはりこれは横浜の議会を挙げて行くのだから,まして各会派の代表で行くのだから,きちんとした人を出していただいて,受けとめていただきたい。いつもこういう要望書を出すときは,議会挙げて代表で行くのに,相手が係長だか何だかよくわからないような人が来て,ばかにしているのかという気持ちがしてしようがありません。その辺は委員長に,きっちりお願いしてもらいたい。これは要望です。



◆(荒木委員) まず,要望書の前文のところに,今もお話がありました,同時多発テロに伴い,在日米軍は国内の米軍施設の警戒態勢強化ということで,本当に市民生活にも影響や不安が出ています。この点に触れて,きちんと盛り込んでいただいた点。それから皆さんがお話しされているとおり,上瀬谷通信施設を重点要望項目として入れていただいた点は私どもも評価しています。

 先ほど河治副委員長も,私もお話ししたとおり,その中で8カ所全部返還されることが要望として一番強いので,深谷通信所の問題も指摘させていただきました。今後こういう点を盛り込んでいただければ,なお一層よかったと思っていますけれども,今回の要望書については賛成したいと思います。



◆(福田[泰]委員) 私どもも,今回のような事態が起こりますと,米軍の施設がある周辺の皆さん,私のところにもそれなりに心配だという声をいただいておりますので,早期返還が望ましいと思います。

 そういう意味で,今年度はこんな形で私どもも要望行動をさせていただきたいと思いますけれども,年に1回のこういう要望行動,毎年毎年同じようなことの繰り返しでいいのかどうかも含めて,議会として,また別の方法がないのかどうか,そんなことも次の課題として考えていく時期になっているのではないかと思います。



○(岡本委員長) ほかに御意見もないようですので,案文のとおり決定することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(岡本委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 なお,字句等の整理については正副委員長に御一任願いたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(岡本委員長) 御異議ないものと認め,さよう取り扱わせていただきます。

 次に,要望書の提出期日及び提出方法についてお諮りいたします。

 提出期日は,11月29日,木曜日を予定しております。また,提出に当たりましては,例年,正副委員長及び正副委員長会派以外の会派から各1名の代表者に出席をお願いし,要望書を提出しております。本年も例年同様に行いたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(岡本委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 それでは公明党さん,どなたか1名,代表の方を御選出願います。



◆(木村委員) 私でお願いします。



○(岡本委員長) 木村委員ですね。よろしくお願いします。

 次に,ネットさん,どなたか1名,代表の方を御選出願います。



◆(福田[泰]委員) 工藤委員が対応させていただきます。よろしくお願いします。



○(岡本委員長) それでは,選出された委員の皆様,よろしくお願いいたします。

 なお,要望当日の日程の詳細につきましては,決定次第,事務局よりお知らせさせていただきます。

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△閉会宣告



○(岡本委員長) 以上で本日の議題は終了いたしましたので,委員会を閉会いたします。

閉会時刻 午後2時35分

        接収解除促進特別委員会

        委員長 岡本英子