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神奈川県 横浜市

平成13年 接収解除促進特別委員会 P.1  05月09日−01号




平成13年 接収解除促進特別委員会 − 05月09日−01号









平成13年 接収解除促進特別委員会



          接収解除促進特別委員会記録

◇開会年月日    平成13年5月9日(水)

◇場所       市会第三会議室

◇時間       午前10時01分開会

          午前10時24分閉会

◇出席委員     11人

  委員長     高梨晃嘉君(民主党)

  副委員長    川口正寿君(自民党)

  副委員長    柴田豊勝君(共産党)

  委員      田中忠昭君(自民党)

  委員      田野井一雄君(自民党)

  委員      畑野鎮雄君(自民党)

  委員      福田 進君(自民党)

  委員      安藤和男君(民主党)

  委員      菅野義矩君(民主党)

  委員      源波正保君(公明党)

  委員      河治民夫君(共産党)

◇欠席委員     4人

  委員      中川俊介君(民主党)

  委員      石井睦美君(公明党)

  委員      関 すみ江君(ネット)

  委員      宗形もと子君(ネット)

◇傍聴議員     なし

◇出席理事者

  助役              中島弘善君

  (総務局)

  総務局長            今田忠彦君

  担当理事兼行政部長       橘川和夫君

  渉外部長            仙田喜八郎君

                           ほか関係職員

◇市会事務局

  委員会係長           屋代英明君

  議事課書記           中林崇晃君

  調査課書記           岩本克雄君

◇議題

  1 その後の経過について

開会時刻 午前10時01分



△開会宣告



○(高梨委員長) これより委員会を開会いたします。

 欠席は中川委員,石井委員,関委員,宗形委員でございます。

 上着の着用は御自由に願います。

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△局長あいさつ,異動幹部職員紹介及び報告事項



○(高梨委員長) 議題に入ります前に,過日,人事異動がございましたので,総務局長のあいさつ及び異動幹部職員の紹介があります。

 なお,紹介の後,神奈川ミルク・プラントについて当局より報告があります。



◎(今田総務局長) 4月1日付で総務局長に就任いたしました今田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 引き続きまして,4月1日付で異動がございました当局幹部職員を御紹介させていただきます。

        (異動幹部職員紹介)

 以上でございます。よろしくお願いいたします

 それでは,本日の議題であります,その後の経過についてを御報告させていただく前に,神奈川ミルク・プラントにつきまして御報告させていただきます。

 神奈川ミルク・プラントにつきましては,市会の先生方,市民の方々一丸となった返還運動により,平成12年3月31日に返還が実現いたしましたが,その跡地の取り扱いについて4月16日に横浜市と神奈川県との間で基本的な考え方について合意がなされました。神奈川ミルク・プラントの中には県有地が5,148平米ございますけれども,県は当初,公共的機関への売却を計画しておりました。それを撤回いたしまして,横浜市へ譲渡することにしたものでございます。具体的な譲渡条件,時期等については,今後,横浜市と県とで協議し,詰めていくこととなっております。

 なお,具体的な利用計画につきましては,市民が幅広く利用できる場として整備する方向で,本市の企画局が主体的に検討していくことになってございます。先生方におかれましては,今後ともよろしく御指導,御協力のほどお願い申し上げます。

 以上で報告を終わらせていただきます。



○(高梨委員長) 報告が終わりましたので,特に御質問がございましたらお受けいたしますが,今回の神奈川ミルク・プラント跡地利用の所管局は企画局でございますので,その点を踏まえまして御質問願います。



◆(安藤委員) 神奈川区の人がいるから,本来は地元の人たちにお任せして,いろいろ御論議いただいておやりいただくのが一番いいと思いますが,鉄道に挟まれているところで,場所的に余りアクセスのいい土地ではないように思うのです。それに入っていく道も,亀住のところなんか見ても,踏切もそんなに広いところではないようですから,使うものによっては周辺の整備までという形がかなり出てきてしまうのではないか。だからという意味ではないのですが,そのまま広場にしてしまうという考え方もいいのではないかと思います。別に,無理に御答弁してくれとは言いませんけれども。



◎(今田総務局長) 優しい言葉をいただきまして,ありがとうございます。具体的な利用計画につきましては今後企画局で詰めていくことになるわけでございますが,ゆめはま2010プランの5カ年計画の中で,公共的利用を優先することを原則に,市民の意見や要望を反映しながら有効利用の計画を定めていくことにしてございますので,今の委員の御意見も踏まえて,幅広く企画局で検討がなされていくだろうと理解しております。



◆(福田[進]委員) 私も地元として,これは質問ではなく意見として申し上げておきたいのですが,私感が入るので勘弁していただきたいと思います。

 私は昭和16年に栄町で生まれまして,あの近辺で終戦を迎えたわけです。当時,戦災で焼け出されまして,物心がつく年代でしたので,母親に手を引っ張られて,あそこの地区をずっと焼夷弾をかいくぐって浦島小学校の方へ逃げたのを今でも鮮明に覚えています。

 浦島地区が再開発になる前には,しばらく広場として地元利用させていただいたわけで,大変助かっていたわけですが,あそこが再開発になって,まちづくりというよりは商業施設あるいは事務施設の利用がなされてきて,あの近隣の方々が望んでいる多目的な広場がない地区なんです。それに今安藤委員が御指摘のように交通アクセスも悪いところですので,何でもかんでも,ただ単純に箱物をつくればいいとか福祉関連のものをつくればいいということではなくて,いざというときの広域避難所を兼ねた多目的な広場にしていただけたらいいのではないかと思っております。

 それと同時に,夏には夏草の生えるに任せるといった広場が余りにも今ないわけですから,公園は既に隣接してありますので,その公園と一体となった多目的な広場をつくっていただきたいというのを,私自身も希望しております。いろいろな思いの人がいるでしょうけれども,私が会った方々からはそういう要望をたくさんいただいておりますので,意見として申し上げておきたいと思います。



○(高梨委員長) そのほかございますか。



◆(柴田副委員長) 私も,この間の予算議会の特別委員会で,県の意向,そしてまた横浜市の努力ということの議論をさせてもらった経緯があるんですけれども,いずれにしましても,あのままで,県有地だからといってどこかに売却するのはかなり無理があるというのは見方としてあった。しかし市の努力もあって,ああいう形で合意されたことは本当に結構なことだと思います。

 しかし,今福田委員も言われたように,地元ではいろいろな声があります。神奈川のど真ん中にある割には使いやすさの点で厳しさもある。こういった状況の中で県と横浜市が協力してということになるのだろうと思うのですけれども,一方で国有地の部分もまだ半分ぐらいあるわけで,その辺も課題だと思います。また,物事がすぐにいろいろなことに進んでいくと思えないので,暫定利用とか地域のお祭りとか何かに活用させてもらうとか,そういうこともいいと思うのですけれども,そういう意味での窓口はどこになるのか教えてください。



◎(今田総務局長) 先ほど申し上げましたが,この後の利用計画につきましては,企画局が中心に進めていくことになってございます。国有地の扱い等についても,企画局でいろいろ今後,国との折衝等含めて計画していくということでございます。



○(高梨委員長) 他に御発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

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△その後の経過について



○(高梨委員長) それでは,その後の経過についてを議題に供します。

 当局の説明を求めます。



◎(今田総務局長) お手元に資料をお配りさせていただいておりますが,その後の経過についてということで,昨年11月2日に開催されました当委員会におきまして御報告申し上げました。本日は,その後の主な経過につきまして御報告させていただくものでございます。

 この間,11月13日には,外務省及び防衛施設庁ほか関係政府機関に対し,市会より市内米軍施設の早期全面返還に向けて要望書を提出していただいております。

 それでは,お手元の資料,まず最初に1の根岸住宅地区についてでございますが,平成11年2月に本施設隣接のがけ地の崩落事故がございました。横浜防衛施設局が平成12年度末の完成を目途に恒久対策工事を進めておりましたが,工事中に発見された埋蔵文化財の発掘調査を実施したことなどによりまして,工事の完了が平成13年8月末の予定になると防衛施設局より聞いております。

 次に,池子住宅地区及び海軍補助施設についてでございますが,地域の住民組織,市民団体等で構成する池子接収地返還促進金沢区民協議会が,平成12年11月10日に国に返還の陳情を行っていただきました。

 3番目に,富岡倉庫地区についてでございますが,特段の変化はございません。

 次に,4番目の小柴貯油施設についてでございますが,横浜市と在日米海軍との間で締結された消防相互援助協約に基づき,11月22日に本市の消防局と米軍消防隊と合同で火災防御訓練などが実施されました。

 次に,5番目の鶴見貯油施設についてでございます。昨年11月に明らかになった燃料油積み出し施設の改修工事区域内の土壌等の汚染調査につきましては,横浜防衛施設局がことしの1月から調査を実施しておりましたが,近く結果が発表されると聞いております。

 なお,昨年11月に本市は横浜防衛施設局に対しまして,汚染の調査及び対策は環境庁,現在では環境省になりますが,策定の土壌・地下水汚染にかかる調査・対策指針にのっとり行うこと。それから,調査方法や対策の決定に当たっては,本市と十分な調整を図るよう要請いたしました。これに対して国からは,同指針に基づく調査を実施し,恒久対策を講じること,本市環境保全局,我々総務局と十分な調整を図る旨の回答をいただいております。

 次に,横浜ノース・ドックについてでございますが,平成12年度の米軍関係船舶の利用状況は28隻ということでございます。

 7番目の深谷通信所についてでございますが,地元から要望のある施設内通路の防犯灯設置について,本年2月16日に横浜防衛施設局に対して共同使用の申請を行いました。

 次に,上瀬谷通信施設についてでございますが,特段の変化はございません。

 次に,大きな2といたしまして国への要望行動については,平成12年11月14日に横浜市の国家予算要望を行い,その中で市内米軍施設の早期全面返還を要望したところでございます。

 大きな3のその他といたしまして,騒音問題及び航空安全対策についてでございますが,11月22日に厚木基地騒音対策協議会が開催され,国及び米側に対しまして厚木基地でのNLP,いわゆる夜間連続離着陸訓練の中止,厚木基地開放日のデモンストレーションフライトの全面中止を要請いたしました。

 また,この間における夜間連続離着陸訓練については,国及び米軍から,2月23日から4日間行う旨の通告を受け,本市は関係自治体とともに,厚木基地でのNLPを中止し,硫黄島で全面実施するよう要請を行いました。これらの一連の要請活動により,今回のNLPは厚木基地では実施されず,全面的に硫黄島で実施されたところでございます。

 それから,既に先生方には去る4月18日に一部御報告申し上げておりますが,米海軍厚木航空施設司令官から,7月28,29日の基地開放日におけるデモンストレーションフライトは,すべて中止するという連絡を受けております。このことは,本市が関係自治体と協調して,その廃止を求めてきたことの成果の一つであると考えています。今後も引き続き,航空機騒音の解消に向けて取り組んでまいります。

 その後の経過についての御報告を終わらせていただきます。



○(高梨委員長) 質疑に入ります。



◆(河治委員) 上瀬谷基地の件について伺います。

 実は4月30日に我が党の国会議員,大森衆議院議員や畑野参議院議員が逗子の池子米軍住宅へ調査に行きました。米軍が新たに要求している学校施設の場所などに対する調査の件で入ったわけです。そのとき対応した人は,在日米軍のイワネ施設部長と池子住宅地区のクラーク施設長で,その案内を受けてやったわけです。そのとき調査団は住宅のことも当然質問したわけですが,米軍は,海軍は1,000戸ぐらいの住宅の必要性がある。日本政府に要求しているということを言って,上瀬谷も一つの候補だと。そのときあわせて,横浜市がノーと言っているとの認識を示したということなんです。これは我が党の赤旗の調査の内容を示した新聞報道ですけれども,米軍が,横浜市がノーと言っているという認識を示したことについて,どのようなことがあったのか。その辺を教えていただきたい。



◎(今田総務局長) 木で鼻をくくったような答弁で恐縮でございますけれども,そのような話は聞いておりません。



◆(河治委員) ぜひ,つかんでおいていただきたい。実は,考えられるのは,99年11月11日に各紙が一斉に報道した,米軍の施設などの大規模整理。その見返りに返還するようにということがあったんですけれども,そのとき地元に米軍のドナルド・ワイセン少佐が来られて高秀市長と会っておられるんです。そのときの話の中で,朝日新聞の報道によりますと,話を聞く立場にない人に高秀市長はそういうふうに答弁されたということなんです。そういうことの中で米軍が認識したのかなということも一応は推測するんですけれども,現に基地の施設課が住宅についてそう言っていることについては,ぜひ再度,防衛施設庁も含めて調査していただきたい。横浜市も,議会も,全面返還をいつも掲げているわけですし,新たなニュースとして,このことが本当なら,この記事を私は信じたいんですけれども,非常にいいことだと思います。その背景には,横浜市がこの間一貫して言っていることや基地返還の運動が進んでいることも考えられるのですが,そのことが新たな運動,また返還の方向に進むように,そういう意味での調査をぜひやっていただきたいということです。



○(高梨委員長) 意見ですか,要望ですか。



◆(河治委員) 意見と要望,両方です。



○(高梨委員長) 特に回答は要りませんか。



◆(河治委員) 回答いただければ聞きたいです。



◎(今田総務局長) 今,在日司令官云々のお話がございましたけれども,その時点では施設返還等の話はございませんでした。今,赤旗云々というお話がございました。新聞の報道そのものは私も拝見しておりますが,国からは,先ほど申し上げましたように,返還等についての打診は一切ございません。



○(高梨委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(高梨委員長) 他に御発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

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△当局代表あいさつ



○(高梨委員長) それでは,本日が本構成による委員会として最終になろうかと思われますので,当局を代表して中島助役よりごあいさつがあります。



◎(中島助役) 当局を代表しまして,一言ごあいさつ申し上げます。

 高梨委員長,川口,柴田両副委員長初め各委員の先生方におかれましては,昨年8月には横浜ノース・ドックを御視察いただき,また,昨年11月には政府関係機関に対しまして市内米軍施設の全面返還等を要請いただくなど,市内米軍施設の接収解除の促進に御尽力いただきまして,厚くお礼申し上げます。

 市内米軍施設の接収解除をめぐる状況は,なお厳しい状況にありますが,当局といたしましても,今後とも市会の先生方のお力添えをいただきながら市内米軍施設の全面返還の実現に向けまして取り組んでまいる所存でございますので,先生方におかれましては,なお一層の御指導を賜りますようお願い申し上げまして,当局を代表してのごあいさつとさせていただきます。

 1年間,本当にありがとうございました。

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△正副委員長代表あいさつ



○(高梨委員長) それでは,正副委員長を代表しまして,私から一言ごあいさつ申し上げます。

 本特別委員会におきましては,委員会,視察,そして外務省,防衛施設庁への要望活動など,市内の接収解除を促進するためさまざまな活動を行ってまいりました。委員の皆様におかれましては,活発な御討議をされ,また接収地の現状をつぶさに観察していただくとともに,政府要望におきましては,まちづくりを進めていく上で米軍施設の接収解除が大きな課題となっていることから,各会派の代表の方々と,一日も早い全面返還を国に要望してまいったところでございます。

 このような充実した委員会活動ができましたことは,川口,柴田両副委員長を初め委員の皆様方の御協力によるところが大きかったと痛感しております。

 最近では,従来からの活動のかいあって神奈川ミルク・プラントの返還が実現したところですが,市内にはまだ多くの接収地が残っております。今後も,議会としては全面返還に向けより一層努力していかななければならない,そう思いますし,当局におかれましても引き続き粘り強く活動されることを期待いたします。

 最後に,本市の発展のために,この委員会がますます充実されることを祈念するとともに,皆様方の御努力及び御協力に対して重ねてお礼を申し上げまして,正副委員長代表のごあいさつにかえる次第でございます。

 1年間どうもありがとうございました。

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△閉会宣告



○(高梨委員長) 以上で本日の議題はすべて終了いたしましたので,委員会を閉会いたします。

閉会時刻 午前10時24分

        接収解除促進特別委員会

        委員長 高梨晃嘉