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神奈川県 横浜市

平成13年 青少年・市民スポーツ特別委員会 P.1  06月21日−02号




平成13年 青少年・市民スポーツ特別委員会 − 06月21日−02号









平成13年 青少年・市民スポーツ特別委員会



          青少年・市民スポーツ特別委員会記録

◇開会年月日    平成13年6月21日(木)

◇場所       市会4階大会議室B

◇時間       午後1時30分開会

          午後3時27分閉会

◇出席委員     15人

  委員長     畑野鎮雄君(自民党)

  副委員長    伊波洋之助君(自民党)

  副委員長    榊原泰子君(公明党)

  委員      黒川澄夫君(自民党)

  委員      清水富雄君(自民党)

  委員      鈴木正之君(自民党)

  委員      川辺芳男君(民主党)

  委員      菅野義矩君(民主党)

  委員      星野國和君(民主党)

  委員      森 敏明君(民主党)

  委員      牧嶋秀昭君(公明党)

  委員      和田卓生君(公明党)

  委員      中家治子君(共産党)

  委員      柏 美穂君(ネット)

  委員      宗形もと子君(ネット)

◇欠席委員     なし

◇傍聴議員     なし

◇出席理事者

  助役                 藤井紀代子君

 (企画局)

  企画局長               金近忠彦君

  理事兼コンベンション都市推進室長   魚谷憲治君

  政策部長               石阪丈一君

  コンベンション都市推進担当部長    川口正敏君

  ワールドカップサッカー推進担当部長  齋藤義孝君

                           ほか関係職員

 (市民局)

  市民局長               宇野公博君

  理事兼総務部長            小菅廸彦君

  青少年部長              宮永啓子君

  地域振興部長             伊藤秀明君

                           ほか関係職員

 (福祉局)

  福祉局長               田中克子君

  理事兼中央児童相談所長        香川和子君

  総務部長               松野完二君

  児童福祉部長             合田加奈子君

                           ほか関係職員

 (緑政局)

  緑政局長               三箸宜子君

  理事兼総務部長            小雀貴司君

  公園部長               山木従徳君

  新横浜公園整備室長          小林雅典君

  担当部長兼計画課長          小勝俊郎君

                           ほか関係職員

 (教育委員会)

  教育長                太田和彦君

  総務部長               佐々木五郎君

  学校教育部長             北里善司郎君

  生涯学習部長             岩倉憲男君

  教育センター所長           松永昌幸君

  教育総合相談センター所長       中村満智子君

                           ほか関係職員

◇市会事務局

  議事課書記              石原雅久君

  議事課書記              鈴木修二君

  調査課書記              内牧直之君

◇議題

  1 青少年関係事業の現況について

  2 市民スポーツ関係事業の現況について

  3 その他

   (1) 各種委員会委員について

開会時刻 午後1時30分



△開会宣告



○(畑野委員長) これより委員会を開会いたします。

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△委員席の指定



○(畑野委員長) 委員席につきましては,ただいま御着席のとおり指定いたします。

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| 伊波 |鈴木(正)| 黒川 | 清水 | 和田 | 牧嶋 | 中家 |

|    |    |    |    |    |    |    |

|副委員長| 委員 | 委員 | 委員 | 委員 | 委員 | 委員 |

+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+

| 畑野 |

|    |

| 委員長 |

+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+

| 榊原 | 星野 | 川辺 |  森  | 菅野 | 宗形 |  柏  |

|    |    |    |    |    |    |    |

|副委員長| 委員 | 委員 | 委員 | 委員 | 委員 | 委員 |

+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+−−−−+

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△正副委員長代表あいさつ



○(畑野委員長) 初めに,正副委員長を代表して,私から一言ごあいさつ申し上げます。

 このたび,青少年・市民スポーツ特別委員会の委員長になりました畑野でございます。

 本特別委員会は,皆様御承知のとおり,21世紀の横浜を担う青少年の健全育成並びに市民スポーツの振興等について調査研究するための委員会でございます。

 昨今,青少年を取り巻く犯罪等についてはいろいろ報道されており,一部では社会問題化しております。一方,明るい話題では,ワールドカップサッカー決勝戦やパンパシフィック水泳選手権大会が,いよいよ来年に横浜で開催されることになり,横浜市民に夢と希望を与えております。

 このような時期に当委員会の委員長を務めることになり,その責務の重大さを痛感しておりますが,伊波副委員長,榊原副委員長という大変優秀な方に補佐していただくことになり,心強く感じているところでございます。

 また,委員の皆様には経験豊富な方がおそろいでございますので,この1年間,充実した委員会運営ができるものと確信しております。委員の皆様方におかれましては,御支援と御協力を賜りますよう,よろしくお願いする次第でございます。

 また,藤井助役を初め関係局の皆様方におかれましても,御協力を賜りますようお願い申し上げまして,簡単ではございますが,正副委員長を代表いたしまして,私のあいさつとさせていただきます。

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△各委員自己紹介



○(畑野委員長) 次に,各委員の自己紹介でございますが,皆さん御承知の方ばかりかと思いますので,本日は省略させていただきます。

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△当局代表あいさつ



○(畑野委員長) 次に,当局を代表して,藤井助役よりあいさつがあります。



◎(藤井助役) 青少年・市民スポーツ特別委員会を担当させていただきます藤井でございます。

 委員会の開催に当たりまして,当局を代表いたしまして一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。

 日ごろより市政に関しまして御指導,御協力を賜り,厚く御礼申し上げます。

 国際化,少子・高齢化,高度情報化が進む中で,21世紀を担う青少年を取り巻く状況は大きく変化しております。

 また,豊かでゆとりある生活を求める市民のニーズやライフスタイルの変化などに伴い,市民のスポーツ活動に対する要望も多様化してきておるところでございます。

 これらの状況の変化に的確に対応していくため,さまざまな施策を積極的に推進してまいりたいと考えておりますので,どうかこの1年間,畑野委員長,伊波副委員長,榊原副委員長を初め各委員の先生方におかれましては,格別の御指導,御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして,甚だ簡単ではございますが,ごあいさつとさせていただきます。

 この1年間,どうぞよろしくお願いいたします。

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△関係局長あいさつ及び幹部職員紹介



○(畑野委員長) 次に,関係局長より順次あいさつ並びに幹部職員の紹介をお願いいたします。



◎(金近企画局長) 企画局長の金近忠彦でございます。よろしくお願い申し上げます。

 当局出席の幹部職員を紹介させていただきます。

        (幹部職員紹介)



◎(宇野市民局長) 市民局長の宇野公博でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本委員会にかかわります市民局の幹部職員を紹介させていただきます。

        (幹部職員紹介)



◎(田中福祉局長) 福祉局長の田中克子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 福祉局の本委員会関係の幹部職員を紹介させていただきます。

        (幹部職員紹介)



◎(三箸緑政局長) 緑政局長の三箸宜子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 当委員会に関係いたします幹部職員を御紹介させていただきます。

        (幹部職員紹介)



◎(太田教育長) 教育長の太田和彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 当委員会にかかわる教育委員会幹部職員を紹介させていただきます。

        (幹部職員紹介)

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△青少年関係事業の現況について



○(畑野委員長) 議題に入ります。

 初めに,青少年関係事業の現況についてを議題に供します。

 なお,質疑については4局の説明の後に行いたいと思いますので,御了承願います。

 市民局より順次説明を求めます。



◎(宇野市民局長) 市民局が所管しております青少年関係事業の現況から御説明申し上げます。

 お手元の資料の1ページをお開きください。

 市民局では,地域における市民の理解と協力のもとに,青少年の健全育成を図るため,青少年対策推進事業を初めといたしまして,5つの事業を展開しております。

 最初に,1の青少年対策推進事業から御説明申し上げます。

 (1)の青少年問題協議会でございますが,青少年を取り巻く諸問題について,青少年関係団体の代表,学識経験者等の委員に,さまざまな角度から調査・審議を行っていただく機関でございます。

 第23期の委員の任期は,平成12年4月1日から平成14年3月31日までの2年間でございまして,委員33人で構成しております。現在,青少年の心のよりどころと居場所をテーマに審議をいただいております。

 次に,(2)の青少年対策推進本部,生き生きはまっ子推進本部でございますが,本市の青少年対策に関する施策を総合的に推進するために設置したものでございまして,関係局間の連絡・調整及び局際的な課題に対する検討に取り組んでおります。

 次に,(3)の青少年関係調査でございますが,青少年行政の総合的な推進を図る上での基礎資料とするため,青少年の意識や行動などに関する調査を行っております。

 続きまして,2の青少年交流事業でございます。

 まず,(1)の少年洋上セミナー事業でございますが,市内在住の中学1年生を対象に,船上での各種研修・レクリエーションを通じまして,規律と協調性を養うことにより青少年の育成を図るもので,北海道函館市を訪問いたします。

 次に,(2)の友好都市青少年交流事業でございますが,国際港都ヨコハマにふさわしい国際性豊かな青少年の育成及び青少年リーダーの養成を図るため,友好都市の青少年との交流を実施しております。

 本年度は,アメリカ・サンディエゴ市へ青少年と役員を派遣し,文化・スポーツ交流,ホームステイなどの交流を行います。

 次に,(3)の青少年国際交流事業でございますが,青少年団体による海外派遣研修に対しまして補助を行ってまいります。

 次に,(4)の横浜青年国際人倶楽部事業でございますが,国際交流事業参加者の経験を生かしまして,地域における国際交流活動の推進役を担う青少年ボランティアの育成を図るため,社団法人横浜ボランティア協会が行う横浜青年国際人倶楽部の活動を支援してまいります。

 2ページをお開きください。3の青少年地域健全育成事業でございます。

 まず,(1)の放課後児童健全育成事業,学童保育事業でございますが,放課後の留守家庭児童を地域において健全に育成するため,地域の運営委員会に委託いたしまして,159カ所で実施いたしております。

 次に,(2)の青少年指導員事業でございますが,地域ぐるみの青少年健全育成を図っていただくため,地域における青少年指導の中核となる青少年指導員を,本年度は2,779人の方々にお願いしております。

 次に,(3)の青少年指導者の養成でございますが,青少年団体や各種グループ・サークルの活動を充実させるため,リーダーの研修会を通じて資質の向上を図っております。

 次に,(4)の青少年組織育成事業でございますが,アといたしまして,青少年団体の育成として,市内の青少年団体が青少年の健全育成を目的に実施する事業を側面から援助しております。

 また,イといたしまして,青少年育成活動講座でございますが,同和対策事業の推進を図るため実施いたしております。

 次に,(5)の青少年保護育成事業でございますが,地域の方々の理解のもとに青少年を守り育てるため,アの少年保護育成連絡会,イの横浜市保護司会協議会及びウの神奈川少年友の会が実施しております社会環境の健全化,非行防止,青少年の更生及び広報啓発等の活動に対し,活動経費の一部を補助しております。

 また,エの社会環境健全化活動といたしまして,社会環境実態調査や愛のパトロールなど地域における社会環境を健全化する活動を推進しております。

 次に,(6)の学校・家庭・地域連携事業でございますが,学校・家庭・地域が連携して,それぞれが持つ教育機能を発揮することにより,青少年が自立心を持ち,人間性豊かに育つことを目的として実施いたしております。

 次に,(7)の社団法人横浜ボランティア協会でございますが,青少年のためのボランティア活動の推進,相談,情報提供などを行っております社団法人横浜ボランティア協会に対しまして,運営に必要な経費を補助しております。

 次に,4の青少年関係施設運営事業でございます。

 まず,(1)の横浜こども科学館でございますが,青少年の科学技術に対する理解を深め,創造性豊かな青少年を育成するための施設として設置・運営しております。

 次に,(2)の野島青少年研修センターでございますが,青少年の集団宿泊体験や指導者の養成,あるいは研修の場として設置・運営しております。

 次に,(3)の勤労青少年センターでございますが,勤労青少年のグループ活動・交流の場として設置し,運営しております。

 次に,(4)の青少年育成センターでございますが,青少年の健全育成に関する市民の活動を支援するための拠点施設として,設置・運営しております。

 (5)の横浜青年館でございますが,青少年が自主的にグループ・サークルを組織し,文化・レクリエーション等の生涯学習活動を行う施設で,その管理・運営を支援しております。

 次に,(6)のこどもログハウスでございますが,子供たちが自由に集い,遊ぶ場として,あわせて青少年育成のボランティア活動の場として設置・運営しております。

 続きまして,(7)の町のはらっぱから10)の地域スポーツ広場でございますが,公有地や民有地を暫定利用いたしまして,青少年を中心に子供から大人まで,だれもが自由に利用できる広場を設置・運営しております。

 次に,(11)の青少年図書館でございますが,今後,青少年を含めたさまざまな年代の人々が多目的に使えるコミュニティハウスへ転換してまいります。

 最後に,5の第2回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議関連事業について御説明申し上げます。

 平成13年12月17日から20日まで,外務省・ユニセフ等の主催による世界会議が横浜で開催されます。

 横浜市では,福祉関連施設への視察案内や職員応援などの支援を行うとともに,会議を契機に,広く子供の人権に関する市民の理解と関心を高めるため,市民公開シンポジウムを開催いたします。

 以上,市民局所管の青少年関係事業の現況でございます。



◎(田中福祉局長) 福祉局の青少年対策の主な事業の現況について御説明申し上げます。

 資料5ページをごらんください。

 近年,児童を取り巻く状況は大きく変化しておりますが,福祉局では,次代の社会を担う児童が心身ともに健やかに育成されるように,要援護児童に対する指導援助の充実に努めております。

 特に,本年度は,児童虐待防止体制の強化に努めてまいります。

 最初に,1の児童福祉審議会でございますが,これは,児童等の福祉に関する事項を調査・審議する機関でございます。

 委員数は20人となっており,里親や横浜保育室等の認定,児童の施設入所措置の決定や解除等に関する審議を行っており,本年度から,児童福祉施設における児童の権利擁護のための調査機関を設置いたしました。

 次に,2の児童相談所でございますが,現在,中央・南部・北部の3カ所の児童相談所で児童に関するいろいろな相談を受け,必要な指導,援助や施設への措置及び一時保護等を行っております。

 1の相談事業につきましては,来所及び電話相談などを行っております。平成12年度相談取扱件数は合計で9,951件であり,その内訳は,助言指導が6,249件で,全体の約63%,児童福祉司による家庭訪問や児童相談所への通所などによる継続的な援助を行う継続指導は1,992件で,約20%,児童福祉施設措置等が910件で,約9%となっています。

 2の児童虐待防止対策事業につきましては,児童虐待の防止を目指し,関係機関との相互連携と協力関係の促進,早期発見・早期対応,被虐待児とその家族への支援等,総合的な援助体制の確立に努めております。

 特に本年度は,よこはま子ども虐待ホットラインの開設,児童虐待対応チームを設置し,虐待防止の早期発見・早期対応に努めてまいります。

 まず,アの児童虐待件数の推移でございますが,資料のとおり虐待件数は年々増加しており,平成12年度において新規に把握した児童虐待件数は511件で,対前年度比約1.3倍になっております。

 これは,本市の取り組みが進められたことにより,近隣等からの通報・相談が増加したことによるものと考えております。

 次に,イの横浜市子育てSOS連絡会でございますが,この連絡会は,市内の子供にかかわる関係機関で構成し,児童虐待防止事業の総合的な推進を目的として平成8年6月に設置されたものでございます。

 ウの区児童虐待防止連絡会でございますが,これは,区内の関係機関が連携し,早期発見・早期対応のための援助体制を築くことを目的としているもので,各区に設置し,虐待の防止に努めております。

 エのよこはま子ども虐待ホットラインの開設でございますが,本年度から夜間・休日の閉庁時間にも児童虐待の通報・相談に対応するため,24時間フリーダイヤルのホットラインを開設し,専門の相談員を配置いたしました。

 オの児童虐待対応チームの設置でございますが,各児童相談所に対応チームを設置し,ホットラインからの連絡を受け,実態調査等を行います。緊急保護が必要なケースへは,強制介入による児童の早期保護等,迅速かつ的確な対応を行います。

 8ページをごらんください。

 3の青少年相談センターでございますが,これは,引きこもり・不登校,友人関係,将来の進路等青少年の持つ悩みや問題の相談に応じ,指導・援助を行っております。

 相談件数につきましては,来所及び電話による相談を行っており,平成12年度の相談取扱処理件数は合計1,097件であり,そのうち,養育に関する相談が390件で,全体の36%,引きこもり・不登校相談が298件,約27%,進路・対人関係相談が159件,約14.5%等となっております。

 通所によるグループ指導等については,平成12年度では235回実施いたしました。

 9ページをごらんください。

 続きまして,4の児童の保護措置につきましては,家庭環境等の理由により保護が必要とされる児童を,それぞれの状況に応じた施設に入所措置等するものでございます。

 本年度は,児童虐待等の増加に対応するため,児童養護施設の定員増を図り,対応してまいります。

 (1)の施設への措置等の状況につきましては,平成13年5月1日現在,市外の施設も含めて,母子生活支援施設が12施設,定員137世帯に対し132世帯,児童養護施設は21施設,定員558人に対し493人,児童自立支援施設は5施設,定員33人に対し19人,情緒障害児短期治療施設は1施設,入所定員41人に対し34人,通所定員8人に対し8人となっております。

 (2)の里親委託及びファミリーグループホーム入所状況につきましては,認定里親が59組,委託児童数は58人で,内訳につきましては,養子縁組を前提とした縁組里親が31組,委託児童数8人,児童が自立するまでの間養育する養育里親が28組,委託児童数50人となっております。

 (3)の自立援助ホームは,児童が中学卒業後,児童養護施設等を退所し自立していくために必要な指導,援助を行う施設でございますが,1ホームに6人が入所しております。

 以上,簡単ではございますが,福祉局関係の青少年対策の現況について説明させていただきました。



◎(太田教育長) 教育委員会の青少年関係事業の現況につきまして御説明申し上げます。

 11ページから13ページまで,項目として4項目ございます。

 1番目の青少年のための相談・指導についてでございますが,(1)の相談・指導体制の強化のうち,アの教育相談では,いじめや不登校などの教育全般にかかわる相談への対応を図るため,教育総合相談センターで各種相談を行うとともに,いじめ110番を開設し,相談あるいは情報提供などの支援を行ってまいります。

 また,各区の子ども・家庭支援センターに教育相談員や学校カウンセラーを配置し,関係局・区,家庭・地域社会・学校及び専門機関と連携した教育相談や情報提供等を行います。

 不登校対策といたしましては,適応指導教室,相談指導学級の運営を引き続き行い,指導の充実を図ってまいります。ハートフルフレンド家庭訪問につきましても,訪問回数をふやすなど事業を拡大し,家庭に引きこもっている児童・生徒の状態の緩和及び保護者への支援を図ります。

 イのスクールカウンセラーの活用では,臨床心理士をスクールカウンセラーとして中学校55校に派遣し,いじめ,不登校等の問題解決のため,活用を図ります。

 ウの心の教室相談員活用調査研究では,今年度についても,生徒の身近な相談員をスクールカウンセラー派遣校を除く全中学校に派遣し,調査研究を行います。

 (2)の教職員の問題解決能力の向上については,アのスクールスーパーバイザー派遣では,今年度も臨床心理士をスクールスーパーバイザーとして小・中・高等学校へ派遣し,相談・助言を通して教員の問題解決能力の向上を図るとともに,学校の相談機能の充実を図ってまいります。

 イの保健室カウンセリング研修では,養護教諭のカウンセリング能力の向上を図るため,教育相談の演習や事例研究を行ってまいります。

 ウの学校教育相談リーダー養成講座では,いじめ,不登校問題の解決に向け,初級・中級・上級・専門の各講座を通じて,校内で指導・助言できる教職員のリーダー養成に努めてまいります。

 エのクラスサポートでは,いわゆる学級崩壊の問題等,深刻化する児童・生徒指導上の今日的な課題克服を図ってまいります。

 (3)のまちとの連携については,アの学校運営協議会モデル校設置では,子供たちの健全育成を学校を含めたまち全体で支えていけるよう,各区モデル校を設置して検討を進めてまいります。

 イの街の教育座談会では,いじめ問題を初めとする地域の実情に沿った教育課題を話し合う場として,今年度も145の全中学校区で引き続き開催いたします。

 (4)の児童・生徒指導については,教師の指導力向上に向け,各校種ごとの協議会や研修会を開催するとともに,児童・生徒の問題解決能力の向上に向け,子どもリーダー研修を実施するなどきめ細かい児童・生徒指導を進めます。

 2番目の豊かな心を育む子どもの支援についてでございますが,(1)の心の教育ふれあいコンサートでは,感性を磨き心豊かな人間性をはぐくむ観点から,小学校全校を対象に,横浜みなとみらいホールでコンサートを実施します。

 (2)の高校生の心の教育推進では,豊かな人間性をはぐくむため,講演会,体験学習やボランティア活動などを通し,高校生のさまざまな心の問題を自分自身の問題としてとらえる機会をつくってまいります。

 (3)の保健室登校子ども支援では,保健室登校の児童・生徒がいる学校へ養護教諭経験者を派遣することにより,児童・生徒一人一人の状況に応じたきめ細かい支援を行ってまいります。

 (4)の中学校部活動指導者派遣では,運動部活動や文化部活動に外部指導者を派遣し,部活動を充実させてまいります。

 3番目の青少年等の健全育成のための保護者の学習活動についてでございますが,いじめ,不登校,児童虐待などが社会問題となっている中で,保護者自身が家庭教育の重要性を学ぶ機会を提供するため,(1)の家庭教育学級を実施いたします。

 (2)のPTAの振興では,今後ますますPTAの果たす役割も重要なものとなってくることから,役員研修や活動助成等を通じて,PTA活動の一層の振興を図ります。

 4番目の青少年のための文化事業等についてでございますが,(1)のよこはま子ども国際平和プログラムでは,国際平和に対する実践的態度を育てるために,スピーチコンテストやピースメッセンジャーの国際連合への派遣を実施します。

 さらに,各学校へ子ども国際平和募金を呼びかけてまいります。

 (2)のはまっ子ふれあいスクールでは,小学校施設を利用して遊びを通した異年齢児間の交流を図ることを目的として,本年度は全校展開を図るとともに内容の充実を図ります。

 (3)のコミュニティハウスでは,地域の身近な生涯学習や地域活動の場として,また,学校と地域の方々の交流を深める場として4校を整備してまいります。

 (4)の文化系活動に対する学校開放では,地域における文化活動を推進するため,図書室・音楽室等の特別教室を市民の利用に供するものでございます。

 以上,簡単ではございますが,教育委員会の青少年関係事業の現況について,説明を終わらせていただきます。



◎(金近企画局長) 引き続きまして,企画局の平成13年度青少年関係事業の現況でございますが,ロボット創造国際競技大会神奈川2001について御説明いたします。

 資料の14ページをごらんください。

 この大会は,文部科学省が企画しましたロボット競技,国際会議,展示等のロボットに関する世界で初めての総合的な国際大会でございまして,科学技術の振興及び青少年の科学技術に対する理解を増進させることを目的としまして,平成13年度に関西地区及び神奈川県において開催されます。

 次に,概要について御説明いたします。

 1の主催でございますが,神奈川大会の主催者は,ロボット創造国際競技大会中央委員会,ロボフェスタ神奈川2001実行委員会,神奈川県,横浜市,川崎市,横須賀市及び相模原市でございます。

 2の会期でございますが,平成13年8月25日から11月25日まででございまして,横浜を含め4つの会場でリレー開催いたします。

 3の本市の取り組みについてですが,(1)の横浜会場の概要につきましては,平成13年11月16日から11月25日まで,パシフィコ横浜において開催いたします。世界−ロボットたちと生きる明日をテーマにしまして,ロボット創造国際競技大会のフィナーレを飾る展開となる予定でございます。

 内容につきましては,お配りしております別添資料の開催概要の14ページをお開きください。

 まず,ページの左上のロボット競技でございますが,公認競技,6競技などが行われる予定でございます。

 次に,エキシビションでございますが,ここにありますように,5つのテーマにより展示されるとともに,ホンダ技研工業がやっておりますアシモ,これは人と同様に2本の足で歩くロボットでございますが,このアシモのショーなどが行われる予定でございます。

 また,フォーラムにつきましては,各分野の専門家によります国際フォーラムのほか,市民や子供たちのキッズフォーラムを会議センターにて開催する予定でございます。

 恐れ入りますが,資料の14ページにお戻りください。

 (2)の一般前売入場券の発売でございますが,アの発売開始日につきましては,川崎プレ大会の開催に合わせ平成12年11月4日から発売を既に開始しております。

 イの入場料金についてでございますが,前売券が,1会場1回につきまして,大人が700円,高校生が400円,小・中学生は200円となっておりまして,そのほかは,この表のとおりでございます。

 入場料金の設定の考え方としましては,それぞれ特徴のあるテーマを設定した4会場のリレー開催のために4会場共通料金とし,ロボフェスタの基本理念に沿いまして,青少年に配慮した料金を設定しております。また,平日の小・中学校等の学校行事としての参加につきましては,入場料を無料としております。

 ウの発売窓口は,大手コンビニエンスストア,旅行代理店,JR東日本のみどりの窓口等となってございます。

 (3)の広報活動等につきましては,アのプレイベントとイの虫型ロボット競技会等を資料に掲載してあるとおり実施いたしております。

 (4)の学校行事としての参加について御説明いたします。青少年の科学技術に対する理解を増進する目的から,市立学校の各校長会におきまして,参加の働きかけを行っております。

 以上をもちまして,ロボット創造国際競技大会神奈川2001の説明を終わらせていただきます。



○(畑野委員長) 質疑に入ります。



◆(菅野委員) まず,市民局の青少年保護育成事業ですが,警察署単位に組織された少年保護育成連絡会に補助しているということでした。海外では,いろいろ問題がある子を定期的に集めて,例えば,ヨットで何週間か連れていったりしております。今こちらでは,青少年交流事業で少年洋上セミナー事業をやっているのですが,これは,ある意味では非常にいいことですが,逆に,問題がある子を集めて,洋上セミナーではないけれども,どこかで何かやるということは考えていませんか。



◎(宇野市民局長) 各保護司の活動に対しての助成はさせていただいておるのですが,御指摘の,保護監察を受けている子供たちなどを特別に市で集めて,例えばキャンプをやるようなことは,今のところ私どもの予定にはございません。過去に横浜市で実施した例も聞いておりませんので,私の所管する範囲では,今のところそういう対象事業はございません。



◆(菅野委員) この前,たまたま視察で見てきたものですから,日本だけではなくて,海外のいい例も取り上げて,考えてみたらどうかと思います。

 それから,教育委員会ですが,例えば中学在学時代に,先生に暴力を振るったり,施設を壊したりといろいろ問題のある子は,学校はおもしろくないという感じでいるのですが,卒業したら,高校なり,就職なり,あるいは暴走族に縁のある子もいるけれども,懐かしがって中学校に戻ってくるんです。こういう子たちは,その学校のOB,OGになるけれども,学校としてはどういう対応をとっているのですか。



◎(太田教育長) 卒業生に対して組織的に何かしている例はございませんけれども,学校に親しんで来ている子供に対しては,生徒指導専任または担任等顔見知りの者が中心になりまして,温かく言葉をかけるとか,いろいろな状況をそのときに聞き出すという活動はやっております。



◆(菅野委員) 温かい言葉ならいいけれども,ほとんど逆の場合が多くて,問題を起こした子だから,来るなという感じで接したりして,その子供たちがキレて急に暴れ,またトラブルを起こして去っていってしまう。それで,しばらくしたら来るという繰り返しが見られるようですけれども,そこら辺はどうですか。



◎(太田教育長) 非常に難しい問題だと思うのですが,言葉のかけ方もいろいろあると思います。実際には,卒業した後,授業をやっているところに単車に乗ってきて校内を暴走し,自分をアピールするような者もおります。そういうときには,今の授業を大切にしていかなければいけませんので,やはり静止して,帰れという対応もあると思います。ただ,そうではなくて,自分の巣立った学校の先生に会いたいと懐かしんで来る場合には,きちんと迎え入れることは大事だろうと思います。もしそういう生徒に対して帰れというような事例がありましたら,指導していきたいと思っております。



◆(菅野委員) 学校にいるときに校内でトラブルを起こしたりした子が卒業してほっとしたというところもあると思うのですが,反面,そういう連中に限って,結構懐かしがって来る。これはまた先生方も対応が難しいと思うんだけれども,そこでまた一騒動起きてきたりという繰り返しになっているから,そろそろしっかり考えた方がいいのではないかと思います。要するに,問題児だけ今取り上げて言いましたけれども,そこら辺,よろしくお願いしたいと思います。



◆(和田委員) この間,うちの区の区民会議がありまして,いろいろな意見が飛び交った。女子高校生の地ベタリアン,これをどうするんやと。中には,どやしつけるという人もいれば,そんなことをしたってだめだという人もいる。ヤマンバは最近少なくなりましたけれども,茶髪はいまだにいる。今のテレビを見ても,必ず青少年問題が,しかも,極端な事件として出てくるということで,議会としてもおざなりにできない問題ではないのかと私は思います。養育拒否・放棄,虐待,不登校,いじめ,薬物や喫煙,飲酒もありますし,中には高校中退,無職少年,数え上げればいろいろな問題があるだろうと思うのです。せっかく各局が集まっていて,きょうはまだその現況説明ですから,局別でそれぞれ事業をやっていますという説明は,それはそれでしようがないと思うのですが,横浜市として青少年問題というのは一体何が問題であると考えていらっしゃるのか。各局が協力し合ってその問題を解決しなければならぬ問題がたくさんあろうと思います。それに対してどう対策をとられようとしているのか。

 市長を中心にしていろいろな会議をやられて,それぞれ御意見を賜っているわけで,それが恐らく皆さん方の一つ一つの資料になっているだろうと思います。各局がいろいろ事業をやられているのはわかりましたけれども,子供が悪いのか,実は大人が悪いのか,そこら辺も含めて考えていかなければいけない問題で,簡単な解決策はないと思います。おかげさまで特別委員会も,従来と違って積極的に審議をやっていこうということになってきているようですから,きょうは無理だとしても,青少年問題について,何を問題としてとらえていて,どう解決しようとしているのか,対策しようとしているのかじっくり御説明いただき,我々委員の意見も言いながら,横浜市が何をやろうとしているのかを明らかにするような委員会開催の日程をこれからとっていただきたいと思っておるわけです。そういう考え方について,藤井助役,どうでしょうか。



◎(藤井助役) 委員のおっしゃったとおり,青少年はあすの日本を担う人たちですから,非常に大切なことで,教育,青少年の指導を含めて,いろいろ問題があると思います。

 先ほど市民局長から御説明しましたように,私どもも青少年問題協議会というのがありまして,2年間,その時々のテーマを決めてやっていますが,今は,青少年の居場所ということで議論しております。

 もう一つ,私が本部長となり,関係局区長で構成している青少年対策推進本部でも,今当面している青少年問題はどういうものがあるか,その時々に応じまして問題別に議論していることもございますので,この委員会で取り上げていただくということであれば,それぞれの問題に従って討議していただくこともすごくいいのではないかと思います。



◆(和田委員) 青少年問題というのは青少年育成ということでもあるのでしょうが,部分はわかりますけれども,全体観としてわからぬ部分もあります。委員一人一人の考え方もあると思うし,問題としてとらえているものもあると思うんです。横浜市としてどういうものを問題としてとらえているのか,それに対してどういう対策をしようとしているのかということが,もう少しはっきりする場面を設定していただくことを正副委員長で御検討いただければと思っていますので,よろしくお願いします。



◆(中家委員) 今,各局から御説明いただいたのですが,この中身についてはどこと関係があるのかと私自身が思っていたものがあります。それは,今,こども110番の家ということで,小学校,中学校,学校の登下校時などに,緊急に避難しなければいけない問題が出てきたときに,一種の駆け込み寺のような感じのものがあります。それを市の施策としてはやられていないようですが,関係機関との連携の部分で,実態がどうなっているのかがわかれば,教えてください。



◎(太田教育長) こども110番の家につきましては,子供の安全を守るまちとして,警察と防犯協会,学校等の連携の中で,また,PTAの連絡協議会,青少年指導協議会等も含め,主婦が主体になり,各小学校PTAの方のもとに,各地域で駆け込み寺のような形を奨励しながらつくっているというのが実態でございます。

 南区の例でございますが,子供の安全を守るまち,家庭・地域・学校の連携と協調の中でマッチした活動として,まちづくりの視点でのこども110番の家という形で設置しているところでございます。港南区でも,22小学校区のうち現在8校区で実施しておりますが,今回の大阪教育大附属池田小学校の事件もあり,防犯協会等も含めまして,今,それを広げていく活動に取り組んでいるところです。



◆(中家委員) 中心は,警察署や防犯協会で,学校ももちろんその中に入っていると思います。青少年指導員というのは,市民局も含めてということだと思うのですが,今,教育長も言われたように,学校の中で事件が起きるという状況が今出てきているという問題と,こういう事件については学校からの手紙でしか親は知り得ない部分もあるんです。多方面に対する影響から学校も配慮しているのかもしれないのですが,今,これは非常に大事な問題だと思います。和田委員のように,位置づけとしてはかなり大きな部分で考えていかなければいけないのではないかと思うのですが,その辺についてはどうでしょうか。



◎(太田教育長) 今回の事件の対応について,また一つ,今御指摘がありましたように,18日の警察と教育委員会との連絡会でも話題にしまして,学校周辺のパトロールの強化やこども110番の家の増設を要望いたしまして,その動きが今広がっているところでございます。



◆(中家委員) 私の地元でもこども110番の家が始まったのですが,実際に登録されている方のお話を直接伺うと,単にステッカーなり看板を掲げているということではなくて,引き受けられた方の責任とか,善意で受けられているけれども,最悪の場合,事故が起こったときの補償の問題について非常に心配されていまして,あるところでは自主的に保険をかけていることも聞いているんですともおっしゃっていました。単に登録をふやしていくだけではなく体制もきちんと整えていくことが大事だと思うのですが,その辺についてはどういうふうになっているのでしょうか。



◎(太田教育長) 教育委員会の所管ではないので,ちょっとお答えしているだけですけれども,こども110番の家の場合は,防犯員になっていただいて,包丁を持ってきた者と戦うために置いているのではなくて,子供が,何かあったときに駆け込んで,そこからすぐ連絡がとれる状態をつくっていくのが,その意義です。もちろんすべての家がこども110番の家として登下校のときも含めて,みんなで子供を見詰めていく体制をまちとともにつくっていくことが大切かと私は思います。今は,特に警察や学校に関するものの通報が,非常に素早く入ってくる体制づくりを努めているというのが,こども110番の家の役割だろうと思っています。



◆(中家委員) 役割や趣旨については教育長がおっしゃるとおりだと思うのですが,予想できない事態も,今の世の中の状況は考えられるのではないかと思うのです。そうした場合に,横浜市の子供たちを横浜市が責任を持って守っていくという立場に立つならば,関係局も含めて,もっと積極的な体制づくりも,ぜひ検討いただきたいということを要望したいと思います。



◆(宗形委員) 今のお話の中で,18日に警察との話し合いとお聞きしました。常々私は,地域の方や青少年指導員の方々からも,学校がもっと開かれて,交流できるといいですねとお伺いしていたんです。ことし,私は小学校の広報委員をやっているのですが,大阪教育大附属小事件の後,これからは職員室へ行って名札をもらって,それからPTA活動をしてくださいというファクスが家に入りました。それくらいはやむを得ないとは思うのですが,地域からはもっと交流を広げてほしいという声がある中,これからどうやっていくかというのは大変難しいと思います。今,パトロールというお話もありましたので,どういう話をして,これからどうやっていくか,そのところをもう少し詳しく教えていただけますか。



◎(太田教育長) 先日,警察と教育委員会との連絡協議会がございまして,こちらから要望したのが,学校周辺のパトロールの強化です。本市の場合には,実は昨年5月に下校中の児童が誘拐される事件がございました。幸いにして命に別状はなく,捜査は解決しましたが,あの教訓から,登下校を含めて学校内部の安全強化,連絡体制の点検を非常に重要視しまして,いろいろ取り組んできております。今回の事件を契機にしまして,各学校の登下校の時間帯に合わせてパトロールの回数をふやすとか,不審者の情報が入ったところには重点的にパトロールに立つという形で対応していくと警察の方でも言明していただきました。



◆(宗形委員) そうしますと,学校の周りや通学路もパトロールの対象に含まれるのでしょうか。



◎(太田教育長) 登下校の通学路でございます。



◆(宗形委員) わかりました。これからとても難しい問題だと思うのですが,では,学校のコミュニティハウスにいらした方はどうだというような一つ一つの対策は,それぞれの学校のところで,地域で話をしていくと考えてよろしいのでしょうか。



◎(太田教育長) 学校の中の安全管理につきましては,11日付で,各学校への調査または具体的な取り組みの報告を求めていまして,現在それを集計している最中ですが,いろいろ上がってきております。それぞれの学校の校舎そのものの構造も違いますし,またコミュニティハウスを抱えているところと抱えていないところもございます。それぞれに合った,長続きできる安全対策を,今それぞれの学校で実行していただいているところでございます。模倣が行われるような時期だけでも,校門の施錠をきちんと1カ所にしよう,先ほど出てまいりましたけれども,来たときには名札を着用してもらおうという形で進めている学校もございますし,PTAまたは地域の方と話し合いをしながら,よりいいアイデアを上げ,それを具体化しているというのが現状でございます。



◆(宗形委員) 一つ一つの学校が地域と連携しながら,学校を軸とする一つの単位となっていくことが大切だと私も思いますので,主として必要なこともあると思いますけれども,やはりこれからそういう形で進められていくのがいいと思います。



◆(川辺委員) 青少年関係調査を行っているということですが,今やっている内容と,いつごろまでに終了して実際的に行動に移すのかといったタイムスケジュールは決まっているのですか。



◎(宇野市民局長) 青少年関係調査は,最初にございました青少年問題協議会のテーマにふさわしい調査をという形でここ数年やってございまして,第23期の青少年問題協議会のテーマは青少年の心のよりどころと居場所でございます。子供たちの考えや現状を把握して,さらに,保護者の方はどういうふうにお考えかも調査したいと思っておりまして,市内の中学3年生,高校2年生,合わせまして約720人,その保護者約1,400人を対象に,中学校は市立15校と私立3校の18校,高等学校は市立,県立,私立おのおの6校ずつ選び,各学校の1クラス単位に調査を依頼いたしております。学級担任を通じ,生徒とその保護者に調査票を配付いたしまして,生徒についてはその場で回収させていただきまして調査いたしております。今のところ,この9月ごろに集計が上がるというスケジュールで進めておりまして,まとまり次第,この青少年問題協議会にも報告していきたいと思っております。



◆(川辺委員) この調査は,そういった形で使われているということですけれども,青少年問題協議会は,こういったものを資料として,これからの方向性を見出していく機関だと思います。それから,実質的に成果としてできた部分が事業展開に結びついたものはあるのでしょうか。もしあるのであれば,ここでは答弁できなければ資料としていただきたい。



◎(宇野市民局長) 青少年問題協議会の意見具申の具体化例は幾つかございます。平成6年3月第19期の,青少年の健全な発達を保障する環境づくりというテーマで,例えば,土曜日に子供たちを集めて,子供たちが交流する場を設けるという地区センターで行っておりますわんぱくサタデーという事業に対して青少年問題協議会からの意見が具体化されたということが挙げられるかと思います。

 そのほか,こどもログハウスの各区整備などにつきましても,自然の中の遊びや集団活動体験の場としてそういったものを整備する必要があるというのは,青少年問題協議会の意見具申がきっかけになってございます。



◆(川辺委員) そういった成果的なものが出てくると,目に見えて私たちも理解できます。活動的になかなか大変な部分があるのですが,成果として出していただく努力もしていただきたい。逆に,どのようなものを子供たちが要求しているかを確実に把握していただいて,それが展開できるようにこれからも努力していただきたいと思います。

 もう一つ,少年洋上セミナーのことですが,確かに子供たちの視野を広げるための体験学習は大変必要だとは思います。発育途上,中学1年生の多感期の子供たちが,協調性を求めて一つの生活を営むのは非常にいいことだと思いますし,これからもぜひ末永く機会をつくっていただきたいとは思うけれども,この中から育っていった子供たちが,どういう形で地域に貢献できて,地域の中で活躍していただくかという,統一的な部分も必要だと思います。その辺では,この卒業生たちの追跡調査と言っていいかどうか,子供たちがどのような形で地域で過ごしているか,目に見える形であれば私たちも非常にいいんだけれども,その辺というのはありますか。



◎(宇野市民局長) 残念ながら,個別の団員の地域での具体的な活動を私は把握しておりません。中学1年生で参加いただきまして,約500人おるわけでございますが,約5日間一緒に,事前研修を含めますともう少しの期間を一緒に活動するということから,この子供たちの中に連携が生まれますので,この子供たち,いわばOBと言ってよろしいでしょうか。今,ボランティア協会で事務事業を委託して実施しておりますので,そのOB組織という形で,できるだけその体験を生かして自分たちの後輩に当たる子供たちの指導的な立場に立っていただこうという要請というふうなこと。

 それから,今,この船に実際に乗るときには,リーダーやサポーターを少年5団体等にお願いし添乗していただくわけでございますけれども,その方々の中にも,自分が中学1年生のときにそれを経験したのでよかったということから,やっていただいている方も数多くいらっしゃいますので,今,具体的な活動の成果ははっきり御説明できませんが,そういう形でこれらが体験として生きているのかと考えております。



◆(川辺委員) 青少年交流事業の中で,ボーイスカウトやガールスカウトといった組織を退団すると,上部に行って指導者という形で発展的に自分もそういったところに入っていこうといった部分があるけれども,少年洋上セミナーの場合には広域的に求めているわけですから,多感期を迎えた子供たちがどうかかわってきたかが,自分の人格形成の上でも非常に役立っていると思うのです。そういった意味では,その組織をただそこで終わらせるのではなくて,これから社会の中でリーダー的な形で力を出してもらうことも必要ではないかと思います。だから,その辺も含めて,今後の課題として,何らかの可能性を見出してほしいと思います。



◆(伊波[洋]副委員長) 開かれた学校という言葉がありますが,どういうことを言うんですか。



◎(太田教育長) 開かれた学校は,校舎や門を開いているという形の問題ではなくて,学校での子供を育てていく教育活動が,教師対子供のみで行うのではなくて,教師と子供との間をもう少し広げながら,まちの人の人材も活用したり,まちの協力の中で,まちの行事活動,町内会の活動の中に子供たちも参画して,その中で子供も自主性を持ったりはぐくんだりできる。子供を育てていくという観点を学校の教室の中だけに置いているのではなくて,あらゆる場面を利用しながら,まちとともに子供の成長を支えていこうという理念でございます。



◆(伊波[洋]副委員長) 過去の場合,とかく教師という社会の中だけに教育があって,それこそ一切外へ漏れてこないこともあって,大きな事件もたくさんあった。そういったところから開かれた学校と言ってきたわけだと思いますが,今,教育長がおっしゃっておられたことは,要するに,親子や子供たち同士とか,社会とかかわりながら,社会教育力という言葉でいいと思うんだけれども,それを活用して,みんなで,社会の大きな宝物である次代を担う子供たちをはぐくんでいこうよということだと思いますが,そういうことでいいですか。



◎(太田教育長) そのとおりだと思います。



◆(伊波[洋]副委員長) 非常に危険だと僕も思ったのは,開かれた学校といったら,すぐにかぎをあけることと錯覚してしまっている場面がたくさんあるのではないか。閉鎖的なときには概して問題がたくさんあるといっているから,それを開かれたというけれども,後から形骸化してしまって,かぎを外して,PTAのお母さん方でも何でもずかずか入っていけばいいんだと。自分はPTAだと思うかもわからないけれども,どの人がPTAか学校の人や子供たちが全部わかっているわけではありませんということがあると思うのです。そこら辺はどうでしょうか。



◎(太田教育長) そのとおりだと思います。学校が開かれた,閉じられたというのはかぎの開閉ではなくて,教育内容として,子供をはぐくんでいく理念としてあるべきものだと思います。ですから,外部から入ってくるお母さんが名札をつけて,PTAです,地域協力者です,またはボランティアとしてきょうは授業に来ましたというのをはっきりさせることは大事なことだろうと思います。また,すれ違ったときに,廊下であいさつができる子供も育てていかなければいけませんし,そういった部分が開かれたという形で,実際に行動できるんだろうと思います。



◆(伊波[洋]副委員長) そのときに,PTAの中でもそうですし,地域社会の中でも,開かれた学校というと,概して施錠を取ることととられている向きはございませんか。



◎(太田教育長) 傾向として,学校はすべて地域の財産だから,ここは私たちの管理で全部使わせろみたいな要求は幾つかございますけれども,地域からのというのは,ちょっと私の方ではわかりません。



◆(伊波[洋]副委員長) 今の質問の仕方は,大変にきつい話で,変な話でした。そうではなくて,僕が今思うのは,施錠をあけるということを,地域社会も,学校も,時々勘違いしている部分があるのではないですかということです。今回の事件を原点に,それをもう1回きちんと構築し直したらどうだろうか。

 学校の持っている広さであるといったものを学校開放するということは,学校経営上差しさわりのないときについては大いにすべきで大事なことだと思う。それも学校開放,開かれた学校だと思っていますけれども,今回の事件があったからどうというのではなく,施錠を解くことをもって学校開放ということだけはすべきではないということを,もう1回,学校関係者,取り巻く地域の方々,御父兄も含めて,話し合いを持たれていくことが一番いいのではないかと思っております。



◆(鈴木[正]委員) これは質疑ではないですが,さっき川辺委員から,洋上セミナーのアフターフォローの問題があったけれども,これはことしで第20回目を迎えまして,第1回目のときから団員として経験してきた者については,きっちりとアフターフォローしていくと。地域に帰ってもボランティア活動をやっていくということを実は言ってきているわけです。恐らくそうなっている。各区には,もちろんジュニアリーダーという組織がありますから,どこの組織にも入っていない子供たちは,そこに登録して,自分たちの芽は自分たちで伸ばしていけということをしています。あるいは,少年5団体に入っている連中は,もちろんもとの団に帰って一生懸命やっている。

 たまたまことしは国際ボランティア年でありましたから,我が党が主催で3月3日だったか,関内ホールでボランティアに感謝をする集いがありまして,非常にいい話を聞いた。そのときに司会をやったお嬢ちゃんが1回目か2回目の少年洋上セミナーの出身者だと自己紹介をやった。それが一つの契機となって,いろいろなところでボランティア活動をしながら,きょうもこういうお手伝いをさせてもらっているということを聞いて,数は少ないだろうけれども,そういう芽が一つずつどこかで咲いてきているのかと思って,僕は実は涙が出たんです。だから,川辺委員もさっき言ったように,これが長続きしてもらえるのだったら,長続きしていってもらいたいと思っています。

 ただ,残念なことに,少子化になってしまったから,子供が思うように集まってこないのも一つあるし,中学校のいろいろな行事があって,校長先生や先生方がどの程度まで応援してくれているかわからないけれども,何せ中学校1年生だけですから,申し込みが年々非常に少なくなってきているという傾向にあるわけです。これからの一つのあり方としてはまた考えなければいけないけれども,そういう芽が一つずつ出てきているということだけは,関係している私としても,また現場の話をしていくのがいいだろうと思います。

 それから,これは質問ですけれども,福祉局にちょっと教えていただきたいんです。よくいろいろな事件が電車の中で起きたりして,言ってみれば,見て見ぬふりをしちゃった方がいいだろうという。僕は,実は地下鉄で来た方がいいんだ。でも,極端なことを言うと,地下鉄の中で何かがあったときに,かかわりたくないからといって車で来てしまうわけだ。今はそういう時代です。

 この前の日曜日,たまたまこれは自分の目の前で起こって,巻き込まれたまではいかないけれども,高島屋の屋上の金魚売り場で,小学校3年か4年ぐらいの坊やが何か欲しいと言ったのか,やらせてくれと言ったのかわからないが,言うことを聞かないものだから,母親がばちんと平手打ちを食わせた。殴っている方は,言ってみれば殴り方がなれている。殴られている子供も,恥ずかしいとか,痛いとかという顔をしないから。なれているんだろう,平然としていた。その母親はどうするのかと思ったら,それだけのことを言うんだったら勝手にしろといって,自分の持っている財布を子供に投げつけた。子供は,それを拾って母親のところへ持っていこうとするんだけれども,また平手打ちをする。そこで目に余ったものだから,言ったってしようがないけれども,あなた,そこまでやらなくてもいいだろうと言ったら,これは自分の子供で,あなたに関係ない,これが私の教育方針なんだというような言い方をした。前段が長くなってしまったけれども,さあ,これが児童虐待になるのかどうか,教えておいてもらいたい。



◎(田中福祉局長) 虐待のことでは,いつも,しつけと虐待の違いがよく問題になるのですが,ただいまのように生活の一場面の出来事だけを見て,その行為が虐待に当たるのかどうかというのは非常に難しいことではないかと思います。虐待というのは,いっときに,親なら親が子供にどういった態度をとるかではなくて,生活の中でそういった傾向が一定期間継続的に行われているということがベースにあり,それが身体的に危害が加えられるとか,精神的なものも含まれているとかといった状況を全体としてとらえて,子供が育つ環境としては虐待があるのではないかという判断をしなければならないということです。そのときの子供の年齢などを考えまして,親御さんのとられた行為が適切な指導であったかどうかにつきましてはいろいろ問題がありますが,それだけをとりまして,その行為が虐待であったかどうかについては,判断できないかと思っております。



◆(鈴木[正]委員) 確かにそうだろうと思う。でも,殴られている方も平然としているというのは,やはりなれているんだ。あの親子の間では,あれは生活のリズムなんだ。だから,今の局長の答弁を聞いていると,虐待に当たらないのだろう。逆に言うと,強い子ができますよと。実は,この前そんな事件を見て,やはり子育てというのは難しい,しかも周りを取り巻いて見ている我々も,どうしたらいいかわからないということで,そういう中でお預かりする市民局長は大変だろうと思いますけれども,頑張って,1年間またおつきあいさせていただきたいと思います。



◆(黒川委員) 13ページの中学校部活動の指導者派遣というところで,運動部の活動で145校に派遣しているというすごい数ですが,指導者の人数にしたら何人ぐらいですか。



◎(太田教育長) 指導者としては,170名を予定しております。



◆(黒川委員) そうすると,1つの学校に1人ないし2人いるということですか。



◎(太田教育長) そのとおりでございます。



◆(黒川委員) 今,顧問の先生や指導者がいないからということで中学の部活がどんどん廃部になってしまっている中で,145校に対して運動部の部活の指導者を派遣しているというのは大変ありがたいことです。わかりました,結構です。



◆(牧嶋委員) 手短に質問いたします。

 最初に市民局関係で,4ページ10)の地域スポーツ広場のことです。本委員会は,青少年・市民スポーツということで,言葉のあやかもしれませんけれども,まちの原っぱがあって,子供の遊び場があって,少年広場があって,地域スポーツ広場がある。ただ広場を与えておけば何でも勝手にするだろうという年ではないのではないかと思いますけれども,もう少し高年齢の青年の方たちの広場,スペースというものの考え方か何かをお持ちかどうか,お伺いしたい。



◎(宇野市民局長) この事業は,ここにございますように,民有地や公有地でちょっとしたスペースがあるところを,それぞれ大きさに応じまして地域スポーツ広場という名称をつけております。例えば,子供の遊び場といいますと,ブランコ,滑り台,あるいはシーソーでちょうどいっぱいになってしまう程度の大きさ,それから,ソフトボールやサッカーが少しはできるところということでランクをつけているわけです。今,委員からお話が出ました,もし少し大きくなった青少年のスポーツ施設というニュアンスですと,私どもの対応としては地区センターという形で整備しておりますので,どちらかというとそこら辺が利用の対象かと考えておりまして,そういった世代の子供たちに向けての広場整備は特に考えておりません。



◆(牧嶋委員) 要望になると思うのですが,最近は青年層のスポーツといっても,かなり広範囲にわたっており,我々の認識の中にあるスポーツだけではないと思うので,その辺,もう少し幅広く,この遊べる場のスペースの確保,開放をぜひしていただきたいと思います。

 もう1点,教育委員会ですけれども,今回大阪で学校開放という言葉とまさに相反するような部分では,大きな事件がございました。学校の開放という部分でいくと,地元では,子供たち,またいろいろな方たちが学校の施設,特に校庭等を利用しながらいろいろな友好を広めているということで,大変ありがたいと思いますが,ここで急遽閉鎖的な形になってしまうと,また時代に逆行してしまうのかという思いもあります。海外の例を見ますと,学校の教師やPTA等に任せるのではなくて,専門のスクールポリス,要するに警備員を導入して内部の警備をするような制度もあるやに聞いておるんですが,この辺について,教育長はどのように考えておられますか。



◎(太田教育長) 学校開放は,学校で授業を行っていないときの施設として行いますので,児童の安全管理とは切り離して考えていきたいと思います。また,学校を開放しているときに,子供を中心にしてスポーツ活動をやっている等もございますので,そういうときは管理員をきちんと置いておく形も,これから要望していかなければいけないかと思っております。

 もう1点の警備員というのは,現在,警備員を置くという制度はございません。置いていくのか置かないのかというのを含めまして,今後,長期にわたってきちんとできるような体制づくりをしていきたいと思いますので,その検討の中で考えていきたいと思っております。



◆(牧嶋委員) これも,その後の要望という形になると思います。長期にわたってというお話がありましたけれども,あした協議すればいいということではなくて,今すぐ何かのアクションを起こしていかないと,それに関連してこの数日いろいろな事件が起きております。これが,ある時期を過ぎればもうなくなるということではなくて,ぜひ強力な形で前向きに取り組んでいただいて,形を残して,あの事件を大きな教訓として,二度と起こさないということを明確にするような対策を練っていただきたいと思います。



◆(柏委員) 教育委員会のスクールカウンセラー活用,心の教室相談員の活用調査について,生徒自身がこれを利用した利用状況と,もしすぐにわかれば相談の中身の傾向を教えてください。



◎(太田教育長) スクールカウンセラーの活用の中で,全体が1,876人おりましたけれども,そのうちの1,158名が児童・生徒でございます。あとは,学校関係者,教諭等です。それから,その他,母親,保護者となっております。

 内容といたしましては,不登校に関する悩みとか,子供同士の友達関係での問題,かかわり方の問題が児童・生徒からはございました。また,親子関係に悩んでいるというものも出ておりました。

 教職員の方での相談は,いじめ,不登校児童・生徒へのかかわり方とか,問題行動の生徒とかということが出ております。



◆(柏委員) 今のは,スクールカウンセラーの方の数字でしょうか。



◎(太田教育長) 今のは,スクールカウンセラーの方でございます。



◆(柏委員) 心の教室相談員の方も,資料があれば後ほどでも伺いたいのですが,不登校や友達,親子関係という今の話を聞きますと,なるほど,生徒が学校に相談するのは,意外と親子関係だったりするのかと思います。先生との関係や学校の中での出来事を学校の中でなかなか相談しにくいという状況もあるかと思うのですが,子供たちは,そういう相談はどこに行っているとお考えでしょうか。



◎(太田教育長) 学校カウンセラーだけではなくて,各区ごとに子ども・家庭支援センターを設けており,そこに教育相談員やカウンセラーもおりますので,そちらへかける場合もございます。また,教育総合相談センターで電話相談等もしておりますので,そちらにかける場合もございますが,特に,その中には,学校不信や教育不信で悩んでいるという相談も寄せられております。



◆(柏委員) それぞれのところで相談事業をやっていると思うのですが,その中身は,子供たちが実際に今抱えている問題をそのままストレートにあらわしているのではないかと思います。この青少年・市民スポーツ特別委員会で,先ほどもそれぞれの局や事業でやっているところを,ある一定のテーマを絞って議論していったらどうだろうかという御意見がありましたけれども,例えば,相談事業の実態から横断的に見ていくと,青少年や子供たちが抱えている問題の実態が見えてくるのではないかと考えております。せっかく各局を横断的に見られるような特別委員会ですので,相談事業というのは一つのキーポイントかと思っていますが,そのような切り口の中から議論を進められたらというふうに私の意見として申し上げておきます。



○(畑野委員長) わかりました。

 本件についてはこの程度にとどめたいと思います。

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△市民スポーツ関係事業の現況について



○(畑野委員長) 次に,市民スポーツ関係事業の現況についてを議題に供します。

 本件についても,質疑については,4局の説明の後に行いたいと思いますので,御了承願います。

 教育委員会より順次説明を求めます。



◎(太田教育長) 市民スポーツ関係事業の現況について御説明申し上げます。

 教育委員会関係の事業の現況につきましては,1ページと2ページ,項目として6項目ございます。

 まず,1番目の市民スポーツの推進策についてでございますが,(1)の振興策では,スポーツ振興審議会において市民スポーツの振興に関する調査・審議を行い,施策に反映させてまいります。

 また,市民の健康増進や体力の向上等地域における市民のスポーツ活動を支援するため,体育指導委員活動の推進,各種スポーツ・レクリエーション指導者の養成を行います。

 さらに,学校体育施設の市民開放,市民利用施設予約システムの運営を引き続き行います。

 (2)の各種競技大会への支援では,市民体育大会,五大都市体育大会など各種競技会の機会を提供することにより,年齢や競技レベルに応じたスポーツの振興を図ります。

 (3)の市民スポーツの普及・振興では,市民が日常的にスポーツに親しめるよう,横浜マラソン大会の開催など市民がスポーツに接する機会を提供するとともに,才能豊かなジュニア選手の発掘・育成・強化を行います。

 また,横浜熱闘倶楽部による地元プロスポーツチームへの支援をしてまいります。

 2番目の国際スポーツイベントの誘致・開催についてでございますが,本年9月にスーパー陸上競技大会2001横浜を開催するとともに,横浜国際女子駅伝競走大会などを引き続き開催してまいります。

 また,2002年8月の横浜国際プールで開催されるパンパシフィック水泳選手権大会横浜2002の開催準備を進めるとともに,国際都市横浜にふさわしいスポーツイベントの誘致に取り組んでまいります。

 2ページをお開きください。

 3番目の国際スポーツ交流についてでございますが,上海市とのスポーツ交流を行うとともに,韓国の仁川市などとの小学生によるサッカー交流を行い,ワールドカップ開催都市の機運盛り上げを図ります。

 4番目のスポーツにおけるノーマライゼーションの推進についてでございますが,障害のある人もない人もともにスポーツを楽しめるよう,スポーツ施設のバリアフリー化に取り組むとともに,市民大会への参加拡充に向けた支援を行います。

 5番目のスポーツ関係団体の支援についてでございますが,財団法人横浜市スポーツ振興事業団などのスポーツ関係団体の運営補助などの支援を行ってまいります。

 6番目のスポーツ施設の整備・運営についてでございますが,都筑スポーツセンターの基礎調査を行うとともに,スポーツセンター,平沼記念体育館,横浜文化体育館,横浜国際プール及び6カ所の野外活動施設の運営を引き続き行ってまいります。

 以上,簡単でございますが,教育委員会の市民スポーツ関係事業の現況についての説明を終わらせていただきます。



◎(金近企画局長) 続きまして,企画局関係でございます。

 委員会資料の3ページをごらん願います。

 企画局では,スポーツの振興及び地域の活性化などに寄与するために,2002年ワールドカップサッカー大会の開催準備に取り組んでおります。

 まず初めに,1としまして2002年ワールドカップサッカー大会の概要を記載いたしておりますので,ごらんいただきたいと思います。

 3ページに書いてありますことは,もう御承知のことだと思いますので,説明については省略させていただきまして,4ページをおめくり願います。

 (10)に記載してございますが,横浜におきましては,6月9日の日本戦,11日及び13日のファーストラウンドの3試合及び30日の決勝戦が行われるわけでございます。

 次に,2番の大会開催に向けた推進体制について御説明いたします。

 本市では,ワールドカップサッカー大会の開催に向けまして,市長,助役以下,全局区長から成る2002年ワールドカップサッカー大会推進会議を庁内に設置し,全庁挙げて諸準備活動を推進してまいっております。推進体制につきましては,資料の1として別紙で用意させていただきましたので,これについては後ほどごらんいただきたいと思います。

 次に,3の推進プロジェクトの主な取り組みについて御説明いたします。

 まず,(1)の施設整備につきましては,ワールドカップに対応したスタジアム等の整備,公式練習会場の施設整備等の準備を進めております。

 (2)の国際メディアセンターにつきましては,みなとみらい21地区に設置されます国際メディアセンター等の施設計画について調整を進めております。

 恐れ入りますが,これについては別紙の資料2をごらん願います。

 国際メディアセンターにつきましては,新聞・雑誌等の記者やカメラマンの活動拠点となるメインプレスセンター,テレビ・ラジオの映像・音声を制作します国際放送センター及び入場許可証を発行するメインアクレディテーションセンターの3つが設置されます。一部来年の2月から整備を開始して,5月から順次稼働する予定になってございます。

 委員会資料にお戻りいただきます。資料の5ページでございます。

 (3)の交通・輸送・警備につきまして,多くの選手あるいは大会関係者,観客などの安全で円滑な移動の確保等を図るために,神奈川県警や交通・輸送関係者などと協議・調整を進めてございます。

 (4)の案内・誘導サインにつきましては,国内外からの多くの来訪者が安心して目的地に移動できるように,統一的でわかりやすい案内・誘導サインを,新横浜やみなとみらい21地区などに整備いたします。

 (5)のイベントにつきましては,節目の日を中心としたカウントダウンイベントを実施するとともに,既存のイベントを活用したPR活動も積極的に展開しております。また,大型映像装置によりまして試合を観戦していただくクローズドサーキットや,来年横浜で行われます最初の試合である6月9日の日本戦の試合前イベントにつきまして企画・検討を行ってまいります。

 (6)の広報・観光コンベンションにつきましては,パンフレット,ポスター等による広報活動,あるいは横浜のシティセールスを広く展開しております。

 恐れ入りますが,別紙の資料3をごらん願います。

 絵がついてございますが,これは,大会の公式エンブレムとヨコハマオリジナルロゴマーク及びサッカーボール等を組み合わせました横浜市独自の大会ロゴマークでございまして,関係機関の承認のもとに,他の開催自治体に先駆けて本市が発表したものでございます。このマークを今後各種の印刷物に使用することはもとより,街頭のフラッグや横断幕の掲出等によりまして,決勝戦開催都市横浜のPRに努めてまいります。

 委員会資料にお戻り願います。

 (7)の市民活動についてでございますが,通訳案内ボランティアにつきまして,採用者を決定し研修を実施していくとともに,一般ボランティアにつきましても募集を行ったところでございます。

 (8)の清潔できれいなまちづくりにつきましては,市民・企業・行政が一体となったまちの美化推進に取り組んでおります。

 (9)の衛生・医療につきましては,食品・環境衛生並びに救急医療体制を確保してまいります。

 6ページをごらん願います。

 次に,4のコンフェデレーションズカップへの取り組みについてでございますが,来年の本大会に向けたリハーサル大会としまして,FIFAコンフェデレーションズカップ2001が,5月30日から6月10日まで,日本及び韓国で開催されております。横浜では準決勝及び決勝が行われましたが,本市では,関係機関との連携のもと庁内に運営支援本部を設置しまして,関係局区が一体となって取り組んでまいりました。

 恐れ入りますが,これにつきましても別紙の資料4をごらん願います。

 コンフェデレーションズカップの開催記録を表にまとめたものでございます。準決勝につきましては,入場者数は4万8,699人,本市は441人でこの運営を支援しております。また,決勝戦につきましては,入場者数が,競技場としては歴代3番目になります6万5,335人で,運営スタッフは準決勝戦よりも増強しまして,本市は487人で運営を支援しました。

 このほか,ここにありますように,神奈川県警が約1,000人,主催者約1,500人の体制で取り組んでまいりました。

 委員会の資料にお戻り願います。

 次に,このコンフェデレーションズカップにおける主な取り組み事例について御説明いたします。

 まず,(1)の横浜市運営支援本部の設置でございます。具体的な配置につきましては,これは別紙の資料5に書かれてございます。これについては後ほどごらん願います。

 (2)の新横浜駅・横浜国際総合競技場間の動線分離につきましては,フーリガンを含めた警備対策の一環として,新横浜駅と横浜国際総合競技場との間でホーム側とアウェイ側の観客を分離するために,この動線分離の誘導を実施いたしました。具体的な誘導ルートにつきましては,別添資料6に図面をかいてございますので後ほどごらん願います。

 (3)の子どもの招待につきましては,準決勝・決勝に200組,1,000人の市内在住の小・中学生を招待しております。

 (4)の試合前イベントの実施につきましては,準決勝の試合前にイベントを実施いたしました。

 (5)のクローズドサーキットの実施につきましては,新潟県及び茨城県で行われた日本代表が行う試合を,大型映像装置を用いまして放映しました。

 なお,今回は,南公会堂並びに都筑区民ホールにおいても実施しました。会場ごとの入場者数等につきましては,先ほどの別紙資料7にございますので,これも後ほどごらん願います。

 (6)の新横浜駅案内所,小机駅案内所の設置でございますが,新横浜駅前及び小机駅コンコースの中に案内所を設け,通訳案内ボランティアの協力を得まして観客の案内誘導を行いました。

 (7)のまちの美化推進につきましては,緑化や飾花などの美しいまちづくり,重点清掃,放置自転車対策などの清潔なまちづくりを実施しております。

 今後は,今回のリハーサル大会の経験を生かし,得られたさまざまなデータについて十分な検証を行いまして,来年の本大会に万全の体制で臨んでまいりたいと考えておるところでございます。

 以上で,企画局関係の説明を終わらせていただきます。



◎(三箸緑政局長) 引き続きまして,緑政局の事業について御説明申し上げます。

 7ページをごらんいただきたいと存じます。

 近年,余暇時間の増大やライフスタイルの変化などに伴い,健康の維持増進や気軽に運動ができる場を求める市民の声が高まっております。

 スポーツを通じて交流ができる身近な施設から,国際大会などが開催できるものまで,運動施設に対する需要は一段と高まっている状況でございます。

 公園の運動施設は,緑豊かな環境のもとでスポーツを楽しめることが大きな魅力となっております。公園の環境づくりに十分配慮しながら,屋外スポーツ施設を中心に,健康づくりから競技レベルまで,公園の規模や利用目的などに応じて整備してまいります。

 まず初めに,7ページの1,公園のスポーツ施設の現況について御説明申し上げます。

 平成13年4月1日現在,175公園に13種類のスポーツ施設,236カ所を設置しております。

 主なものといたしましては,野球場が52カ所で,内訳は硬式及び軟式野球場が1カ所,軟式野球場が15カ所,少年野球場が36カ所でございます。テニスコートは33カ所,プールが31カ所,弓道場は5カ所,陸上競技場は4カ所でございます。

 運動系広場といたしましては106カ所ございまして,利用形態や利用方法の違いにより3種類に区別されています。このうち,一番上の運動広場8カ所と2番目の多目的運動広場6カ所は,サッカーや野球などの試合や練習ができる広場でございまして,これに加えまして,少年サッカーや少年野球の練習などに利用できる多目的広場が92カ所ございます。

 次に,8ページをごらんください。

 有料スポーツ施設を主体とした公園は,2種類以上の有料施設を持つ公園と私どもは考えておりますが,鶴見区の入船公園を初め,21公園がございます。

 なお,この中の下から5番目の長坂谷公園につきましては,整備中ということで,2種類ではなく,1種類のテニスコートだけを記載してございます。

 また,本年5月1日には中田中央公園が一部オープンいたしまして,野球場が供用開始しておりますことを御報告申し上げます。

 次の9ページをごらんください。2番目の新設整備事業でございます。

 運動広場,テニスコートなどの有料スポーツ施設を主体とした公園を全区に配置するために,今年度は,緑区の長坂谷公園でテニスコート等,泉区の中田中央公園で広場等,瀬谷区の仮称瀬谷本郷公園では夜間照明つきのテニスコート等の整備を進めてまいります。

 次に,10ページをごらんください。

 青葉区の仮称谷本公園につきましては,今年度都市計画決定を予定しております。

 それらの公園が完成いたしますと,全区にスポーツ施設を主体とした公園が配置されることになります。

 その他のスポーツ施設を備えた公園の整備といたしましては,鶴見区の新鶴見公園で多目的広場を整備いたします。

 次に,3番目の新横浜公園整備事業でございます。

 港北区小机・鳥山地区の鶴見川多目的遊水地内に,国内・外の公式競技大会が開催できる,7万人収容の横浜国際総合競技場を中核施設とする運動公園を整備しているところでございます。

 今年度の事業といたしましては,国土交通省の遊水地事業に合わせ,北側園地の基盤整備,新横浜元石川線から公園への車両進入路となる東側進入橋や歩道橋の整備などを行います。

 また,ワールドカップ関連の整備といたしまして,メディアセンターの設置や芝生エリアの拡張などを行ってまいります。

 次に,11ページをごらんください。

 4の再整備・改良事業でございます。

 今年度は,テニスコートの改修につきましては,神奈川区の三ツ沢公園で8面の改修を行います。

 また,プールにつきましては,旭区の鶴ケ峰本町公園で給水設備の更新やプール本体の塗装などを行います。

 また,夜間照明施設の設置といたしましては,神奈川区の三ツ沢公園陸上競技場で新たに整備し,また,金沢区の海の公園なぎさ広場で改良を行います。

 今後とも,公園事業におきましては,だれもが気軽に利用できるスポーツ施設と競技レベルに対応した施設の整備を進めてまいります。引き続き御支援を賜りますよう,よろしくお願いいたします。



◎(宇野市民局長) 市民局が所管しております市民スポーツ関係事業の現況について御説明申し上げます。

 資料12ページでございます。

 市民局では,地域住民の自主的な活動や相互交流の場として,体育室を備えた地区センターとスポーツ会館を設置しております。

 まず,1の地区センターでございますが,幼児からお年寄りまで幅広い世代の方々が文化・スポーツ・レクリエーション活動等を通じまして相互交流を深める地域拠点として,現在までに69館が開館しております。

 体育室・レクリエーションホール等は,バスケットボールやバレーボール,バドミントン,卓球,健康体操等に利用されております。

 また,各館では,スポーツを通じたグループづくりのきっかけとして,卓球教室などの自主事業を開催しております。

 平成12年度の地区センターの利用者数は,69館で約643万7,000人,1館当たりの1日平均では310人となっております。

 このうち,体育室・レクリエーションホール等の利用者数は約206万7,000人,1館当たり1日平均は99人となっております。

 次に,2のスポーツ会館でございますが,高速道路などの高架下を有効に活用しまして,スポーツを通じた地域での触れ合いを図ることを目的として11館設置しておりまして,卓球,バドミントンなどに利用されております。

 平成12年度は,東山田スポーツ会館が工事のため休館しておりまして,11館中10館が開館いたしました。利用者数は約17万人,1館当たりの1日平均では56人となっております。

 以上が,市民局所管の市民スポーツ関係事業の現況でございます。



○(畑野委員長) 質疑に入ります。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(畑野委員長) 特に発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめたいと思います。

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△各種委員会委員について



○(畑野委員長) 次に,各種委員会委員について御報告いたします。

 本件については,お手元に配付されております資料のとおり,過日の運営委員会で役職をもって充てるということで決定されておりますので,御了承願います。

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△閉会宣告



○(畑野委員長) 以上で,本日の議題はすべて終了いたしましたので,委員会を閉会いたします。

閉会時刻 午後3時27分

        青少年・市民スポーツ特別委員会

        委員長 畑野鎮雄