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神奈川県 横浜市

平成13年 都計道路下水委員会 P.1  06月13日−06号




平成13年 都計道路下水委員会 − 06月13日−06号









平成13年 都計道路下水委員会



               都計道路下水委員会記録

◇開会年月日      平成13年6月13日(水)

◇場所         市会第二会議室

◇時間         午前10時00分開会

            午前10時49分閉会

◇出席委員       12人

  委員長    和田卓生君(公明党)

  副委員長   横山栄一君(自民党)

  副委員長   森 敏明君(民主党)

  委員     相川光正君(自民党)

  委員     大久保純男君(自民党)

  委員     吉村米壽君(自民党)

  委員     野村政晴君(民主党)

  委員     横溝義久君(民主党)

  委員     高橋 稔君(公明党)

  委員     高野明子君(共産党)

  委員     石上恵子君(ネット)

  委員     与那原寛子君(市民)

◇欠席委員    なし

◇傍聴議員    なし

◇出席理事者

 (道路局)

  道路局長               森 誠一郎君

  横浜環状道路担当理事         木下真男君

  理事兼総務部長            佐々木寛志君

  理事兼道路部長            布施川文生君

  計画部長               寺澤成介君

  建設部長               工藤文昭君

  横浜環状道路調整部長         佐竹 隆君

                            ほか関係職員

◇市会事務局

  議事課書記              大熊和子君

  調査課書記              澤野広二君

◇議題

  道路局関係

   1 市第19号議案 末吉橋東部第129号線等市道路線の認定及び廃止

   2 その他

    (1) 都市計画道路新横浜元石川線新横浜地区街路整備工事請負契約の設計変更について

 調査案件

   1 市街地開発の進ちょく状況について         (継続審査)

   2 都市計画道路等の整備状況について         (継続審査)

   3 下水道等の整備状況について            (継続審査)

 その他

   1 各種委員会委員について

開会時刻 午前10時00分



○(和田委員長) これより委員会を開会いたします。

 上着の着用は御自由にお願いいたします。

 清水助役は,他の委員会に出席しておりますが,審査状況により当委員会に出席するとのことでありますので,御了承願います。

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△市第19号議案の審査,採決



○(和田委員長) それでは,道路局関係の審査に入ります。

 市第19号議案を議題に供します。

   市第19号議案   末吉橋東部第129号線等市道路線の認定及び廃止



○(和田委員長) 当局の説明を求めます。



◎(森道路局長) 市第19号議案は,末吉橋東部第129号線等の市道路線を認定及び廃止するものでございます。

 提案理由について申し上げます。

 末吉橋東部第129号線等の路線を市道に認定し,師岡第60号線等の市道路線を廃止したいので,道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により提案するものでございます。

 補足説明を申し上げますと,今回の認定路線数は49路線で,道路延長は4,645メートル,面積は2万8,717平方メートルでございます。

 廃止路線数は54路線で,道路延長は3,383メートル,面積は9,769平方メートルでございます。

 なお,本議案の主なものといたしましては,参考図の第6号神奈川区白幡向町における市立白幡小学校の道路移管に伴う道路の認定,廃止。

 参考図第18号旭区市沢町における県営住宅の道路移管に伴う道路の認定,廃止。

 参考図第25号緑区十日市場町における市営住宅の道路移管に伴う道路の認定,廃止などでございます。

 以上でございます。



○(和田委員長) 質疑に入ります。



◆(与那原委員) 見たところ,都市計画道路とか今回起きたものが特段入っているわけでもないんですが,ちょっと気になるところは,開発に絡んでの造成で,業者に払い下げ,道路をつけかえるというのが幾つか出ています。業者が非常に安く市道の払い下げを受け,実際は近隣住民が使っているにもかかわらず,業者はもうほとんど使っていない,現況道路もないということで,払い下げの申請を横浜市にして,ほとんどきちんとしたチェックもないまま業者に払い下げられて,その後マンションの計画があって,周辺の住民が実際はそこを通っているのに使えなくもなったし,環境も悪くなりそうだというお話が去年市民の方から来ていたんです。そういう意味では,特に市道の廃止について,かなり慎重にやっていかないといけないと思っているところなんです。

 それで,今回も幾つかそういうのが含まれていて,問題がなければいいんですが,確認のため,業者に払い下げをする道路が今回幾つか出ている中で問題になっているところはないのかどうか,お伺いします。



◎(森道路局長) 今回の議案に関連して,特に問題になっている箇所はないと認識しております。



◆(与那原委員) そうですか。

 例えば,第16号,第12号とか,第21号,あとは……



○(和田委員長) 今言われたのは,何の番号ですか。



◆(与那原委員) この議案の認定及び廃止,位置図の参考図の番号です。

 番号がここに出ていると思うんですけれども。

 それと,参考図の第29号ですとか,ほかにもちょっとありましたよね。具体的には,廃道するときに近隣の同意が必要になってくると思うんですが,その辺がきちんととられているかどうか確認します。



◎(杉山路政課長) 払い下げの場合には,基本的に隣接の土地所有者の承諾を得ております。



◆(与那原委員) 一般的な場合ではなくて,今回もきちんとそういう同意をとっているかということの確認なんです。



◎(杉山路政課長) 今回も同様にとってあります。



◆(与那原委員) 一体どこからどこまでを近隣と見るかという範囲が非常に甘くて,実際利用している人たちの声はほとんど生かされないで,本当にそれこそすぐ隣の業者の話だけ聞いて,廃道にしてしまっているということが去年も問題になっています。今回は特に問題がなさそうだということですけれども,今後の提案として,廃道していく上でのきちんとした基準を整備していく必要があると私も考えています。その辺は恐らく当局の方でもいろいろ頭を抱えてやってくださっているのだろうとは思うんですが,市道を認定,廃止する上で住民とのトラブルをなくす方法,どういうふうに近隣の同意を求めていくかとか,その辺どういうふうに考えているんですか。



◎(森道路局長) 現在,確かに払い下げなどについて,対外的に明らかにしている基準や要綱は持っていませんで,あくまで内部で運用基準を持っているぐらいの話です。したがいまして,今委員がおっしゃいましたように,対外的に明らかにできる基準があった方がよかろうということで,現在,当局で検討し,できるだけ早いうちにまとめるように作業しているところでございます。



◆(与那原委員) そうすると,どこまで近隣の住民とみなすかとか,どこまで皆さんの声を伺うかという定義もきちんと定めて,今までよりもうちょっと強めるというか,一方的な1枚の払い下げの紙だけを信頼して廃道していくという今までのやり方ではなくて,きちんと近隣住民の声を聞く方向でやっていただけるということでしょうか。



◎(森道路局長) 特に道路の廃止にかかわりましては,現行,通行に供されているのかが一番大きいと思いますので,現在利用されているのかどうかについて,きちんと詳細に調査しなくてはいけないと考えておりまして,それも含めて基準をつくっていきたいと思っております。



◆(与那原委員) わかりました。その辺の調査をぜひきちっとやっていただきたいと思います。



◆(野村委員) 何か議論の中身がきょうの議題と少し違うような気がします。というのは,道路を廃止したのが即払い下げ,民間に所有権が移転していく流れのように聞こえてならないんだけれども,道路の認定とは,新たに公共の用に供する,廃止については,その公共性を失わせていく,そのまた必要性を失うということであって,その後の手続として,それは近隣の人が別途に利用した方が社会的にも効率がいいという場合に,今与那原委員のおっしゃるようなことが起きてくるんだろうと,私は思うんです。

 きょうの議題は,認定する路線と廃止をする路線を提案されているわけだから,どういう手続を踏んでどういう場合に認定,廃止と,まずここをはっきりしておいた方がいいだろうと思うんです。私もこういうことに直接携わったことがないからわからないけれども,認定,廃止についての場合に手続があると思うんです。時間的には長いものでどれぐらいか,短いものではどれくらいか。そして,今日ここに提案されている。こういう点をわかりやすく,トータルとして説明してもらいたいと思うんです。ほかに議案もないし,せいぜいこの辺をはっきりさせておけば,各委員の議論の中でも,これからの件に大いに役立つのではないだろうかと思うんです。だから,手続だけはきちっと説明してください。



◎(杉山路政課長) まず認定の手続でございますが,事務的には私どもの移管によるものが非常に多い。その場合には,まず事前調査の依頼を出していただきまして,うちの方で現地調査,それから,その中で幅員ですとか占用物件等の調査を行いまして,受け取れるか否かという回答をまずさせていただきますが,これが大体1カ月から2カ月ぐらいかかります。それから,その後に条件整備ということで,寄附していただく方の方で条件を整備いたしますが,占用物件がある場合には撤去するとか,地下に下水道管がある場合には公設管理をするかの手続,それから,例えば抵当権がついているとか,相続によって名義人がかわっているなどの土地の関係の登記の手続等を行っていただきます。その手続がすべて終了した段階で,私道で個人の団体が集まる場合には測量料を助成いたしておりますが,その中で測量作業をどうするかという御相談を受けながら測量を行いまして,最後に本申請となります。それから協議会の決定を得るのですが,大体それまでに1年から,長いものになりますと3年,もしくはそれ以上かかっている実態もございます。

 廃止につきましても,基本的には廃止の申請をもとにいたしまして,同じような形で行っております。廃止できるかどうか事前調査を行い道路として必要か否かを判断いたしまして,必要でなければ,最終的には払い下げになります。こちらの場合には,測量,登記関係等の手続も余りかかりませんが,議会の議決がございまして,廃止の告示をいたしまして,4カ月間道路として管理する期間がございます。その後,大体が国の財産になっておる土地,いわゆる昔の赤道でございますが,これは国から譲与を受けまして,それをまた払い下げるという手続をとりますので,これが1カ月か,もっとかかります。そういう関係もございまして,廃止につきましても大体1年半から1年9カ月ぐらいかかっております。



◆(野村委員) よくわかりました。ただ,認定の路線あるいは廃止の路線,そのきっかけがどこにあるのかの説明がなかった。認定してほしいというのは,私なり一般市民あるいは所有者がその必要に応じて,ここを道路として利用したいので公道として認定してほしいという意思の発露があって,そこから始まってくるのか。

 もう一つ,廃止についても,その裏の形で作業に入るのか。その2つではないとすれば,これは今回のような議案の中には含まれてこないことになるのかという理解でいいのか。



◎(森道路局長) 認定の原因で大きいものは,第一に本市が私道の寄附を受けるという一般寄附の案件,それから道路の寄附と払い下げの両方を伴うつけかえです。3番目は,土地区画整理事業,再開発事業という都市計画法上の開発行為に伴っての認定と廃止。それから,所管がえがあります。

 廃止は国有財産の管理の考え方に準じていますけれども,1番目といたしまして,代替施設が設置できることにより存置の必要がなくなった場合,現況が道路の機能を喪失しており,将来とも機能回復する必要がないもの,あるいは地域開発等により存置する必要がないもの,それから行政財産として存置する必要がないと認める場合という要件がございます。



◆(野村委員) 今の4点の廃止要件を満たして,そこから与那原委員のおっしゃった路線が,もう公の目的を喪失しているから払い下げしてほしい,私の利用に供したいというものに進んでいくという理解でよろしいわけでしょうか。



◎(森道路局長) そのとおりです。



◆(野村委員) ということで筋ははっきりしましたから,どうぞ御議論を。



◆(高野委員) 野村委員の御質問で内容がよくわかってまいりましたけれども,まだわからないことが幾つかありますので質問させていただきます。

 代替施設をつくることについては,従来から道路局が言っておりましたからわかりますが,道路として存置する必要がないという基準はどうなっているんですか。



◎(布施川理事兼道路部長) 先ほど局長が申し上げました払い下げの基準でございますけれども,これは国土交通省の官房でつくっておる公共用財産管理の手引を準用しております。その中で,現地に行きまして,道路として形態が存続しているかどうか,あるいはそれが利用されているかどうか,道路局が判断しております。しかしながら,先ほど申しましたように,通行の用に供しているかどうかという,近隣の範囲につきましては,どこまでと明確には申し上げられませんけれども,今後,検討課題としてやっていきたいと思っております。



◆(高野委員) 以前,岡村小学校の校庭の中に道路敷があるということで,そのまま廃止してもいいのではないかというPTAの要望があったそうですが,道路局が頑として,基本的な考え方はつけかえなんだとおっしゃって,新たな道路を山の中につくったという経緯を私は覚えています。私もずっとそうかなと思っていました。ところが,必要がなければ廃止できると考え方を変えたのはいつからなんですか。



◎(布施川理事兼道路部長) おっしゃるように,つけかえというものが現在でも基本になっておりますが,ケース・バイ・ケースでいろいろな事情がございまして,現在つけかえる必要性があるかどうか,通行があるのかどうかという状況で判断しております。単純払い下げにつきましては,数は非常に少のうございまして,今回上程してきた中でも数%の量でございますけれども,今後も慎重に対処していきたいと思っております。



◆(高野委員) これだけにしておきますけれども,今回の廃止する路線の中で払い下げをした道路は,どれぐらいの件数ですか。



◎(布施川理事兼道路部長) 単純払い下げは,払い下げ50路線の中で10路線,面積的に申しますと,約6%でございます。

 道路つけかえは全体の約5%ぐらいです。一番多いのが所管がえその他で,他局からの所管がえ,あるいは私どもの道路等の整備等によって,それをかえていったというもので,それが約80%弱ございます。



◆(高野委員) 払い下げの問題でも,宅地の中にあるとか,どうしても道路局の用地を払い下げてもらわなければ建物が存続できないといういろいろな事情があるのはよく承知しています。ただ,周辺住民が,防災道路みたいな形で通っているところの払い下げについては慎重にしていただきたいということと,考え方を弾力的に変えてきているわけですから,一定の基準を設けて市民に説明ができるような行政をやっていただきたいと要望します。



◆(高橋[稔]委員) 今,高野委員の意見を伺っていまして,例えば165ページの参考図35号は,地元のもので,私も現場を知っていますけれども,これはつけかえているんですが,知っている者でなければそれが見えないんです。だから,図面に落ちないのかなという気がするんです。この廃止道路の右側に階段をつくりまして,上の道路と環状2号線の側道とアクセスできるようにしているわけですが,図面にないと誤解を招いて,何でここを廃止するんだろうという一元的な見方しかできないわけです。細かい説明も一々求めるわけでもないし,どういうふうにフォローするのか伺っておきたいと思います。



◎(杉山路政課長) 階段等のつけかえについては,公道認定しないことになっておりますので,この図面には載らないという形になっております。ここの場合,現実的には公道としての角度等を考えますと,環状2号線に道路がそのまますりつくような状態になりますので,つけかえが不可能になったという考え方に至っております。



◆(高橋[稔]委員) 十分承知して聞いたんですけれども,階段だけなんです。したがって,図面だけではなかなか言いたいことがわからないということを申し上げたいわけです。この辺はもう少し,附帯の資料が今後必要になってくるのかなという気がしますね。そうしないと,道路局の仕事のやり方が,あらぬ誤解を生んでもつまりませんし、そんなことをつけ加えさせていただきます。

 それから,大さん橋における道路局のかかわり方を教えてください。



◎(布施川理事兼道路部長) 大さん橋につきましては,ちょうど入り口の部分まで公道となっていますけれども,あとは港湾局の敷地内道路ということで,私道的な扱いになっております。



◆(高橋[稔]委員) どこまで入り口なんだかよくわからない。大さん橋というポールがありますが,ここが入り口なのか,もう少しビジュアルに教えてください。



◎(布施川理事兼道路部長) 細かく明確ではございませんけれども,ちょうど鉄道が通っていたあの近辺ではなかろうかと思います。



◆(高橋[稔]委員) この大さん橋の上部,あそこからアプローチして公園まで入っていくわけですね。それなりの幅員の道路ができると私は認識をしているんですけれども,これは港湾施設で,道路とは一切関係なく,道路局の予算も投入しないということでいいんですね。



◎(布施川理事兼道路部長) 道路局の予算は支出しておりません。港湾局事業としてやっているものと思われます。



◆(高橋[稔]委員) 後でまた詳しくお願いします。



○(和田委員長) 他に発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(和田委員長) それでは,採決いたします。

 市第19号議案については,原案どおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(和田委員長) 御異議ないものと認め,市第19号議案は原案可決と決定いたします。

 この際,各委員から何かございますか。

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△都市計画道路新横浜元石川線新横浜地区街路整備工事請負契約の設計変更について



◆(与那原委員) 直接本委員会の議案ではないんですけれども,財政局絡みで今議会に元石川線の工期延長の契約議案が出ています。そのおくれた理由については,まだ本委員会できちんとした説明もないので,報告があるのかなと思っていたんですが,どうもなさそうなので,その辺を伺います。



◎(森道路局長) 1つは,昨年の鶴見川多目的遊水地土壌処理技術検討委員会の了承を得て工事に着手する予定だったのですが,その第5回の委員会におきまして,周辺環境への影響評価などをきちんと行って,適正な対策工法の実施を確認する目的で,鶴見川多目的遊水地土壌処理モニタリング委員会が設置されることになりました。今回の工事につきましても,その了承を得て工事を着手することになりましたので,約4カ月間の工事上の空白日数を要し,工期延長しなくてはいけなくなったということであります。

 なお,6月から10月までは鶴見川の取水期になっておりまして,この間は工事を行うことはできない。その2つの理由で工期延長をせざるを得なくなったということでございます。



◆(与那原委員) モニタリング委員会がそもそも設置されるかどうかわからなかった。設置されて,そこで了承をいただいてから工事に入ることに決まったのでおくれたという話ですが,モニタリング委員会という名称ははっきり出ていませんでしたけれども,昨年の9月ぐらいから詳細な調査をかけていこう,きちんとその工事前,工事中,工事後のモニタリングをかけて調査をやっていくという話は,もう7月の第4回の検討委員会のときから出ていたんですよ。9月議会でも,元石川線の工事は,了承ではないでしょうと再三お聞きしたにもかかわらず,いや了承されたんだと言って,急いで議案を出して契約をしたという状況でしたよね。了承ではなかった,モニタリング委員会で了承を受けてからやることになったなんて,工期が延びればそれだけお金もかかってくることにもなりかねない状況なわけですから,どうして慌ててあのとき契約をしたのかと,今さらながら思うんですが,その辺を改めてお聞きします。

 あと,工期が延びたということは,例えば一時保管土AとB,高濃度と低濃度がありますけれども,汚染土壌保管期間についても延びたのかどうか伺います。



◎(工藤建設部長) 最初の,昨年の経緯等についての御質問でございますが,委員御存じのように昨年7月に第4回技術検討委員会が行われまして,異物混入土の扱い方についての基本的な方法が整理されたわけでございます。当時,道路局といたしましては,そういったことを踏まえ,これで工事に入れるだろうという見きわめをつけまして,9月の市会にお諮りしたという経緯がございます。その時点では,モニタリングについての必要性は当然のことながら議論の中にございました。しかし,委員会方式でやるというところまでの具体的な確立はされていなかったと私は聞いております。その時点での道路局の方針としましては,10月の技術検討委員会の中で詳細な構造についても整理した上で工事に入るという腹づもりでございまして,技術検討委員会に臨みました。その中で,専門家の御意見等もありまして,それまでは環境保全局と国と横浜市が連携をとって実務レベルでモニタリングの作業をやろうと考えておったわけですが,さらに精度を上げる意味で新たにモニタリング委員会を発足してやろうというのが,その段階で出てきたわけでございます。したがいまして,道路局といたしましては,より安全度を確保する立場から,昨年10月の技術検討委員会終了後に着手するのを改めまして,モニタリング委員会に諮った上で工事に入るといたしました。工期は,今回の状況から見まして若干おくれてきたわけでございまして,私ども現場サイドの方といたしましては大変厳しい状況がございますが,事柄が事柄だけに,より安全度を高めていくという立場から判断したものと聞いております。

 保存期間につきましては,工期が延びますので,当然のことながら仮置きの期間については若干長くなるということがございます。いずれにしましても,13年度末までに国の対策工事がすべて完了するということで進めており,仮置きの土についても,それが完了するまでにはそこに納めてしまうということで,それについては変更がございませんので,問題はなかろうと考えています。



◆(与那原委員) 安全性をかんがみて,そういうふうにしたということはそうなんですけれども,早くからそれは指摘されていることであって,もっと早く決断ができなかったのかと,その辺が不思議でならないんです。一連の工期が延びることで,予算上新たな出費というか,それに付随した出費がないのかどうか。

 仮置きの期間も当然延びるというお話なんですが,この間視察で見ましたら,一時保管土Bがかなり山積みされていまた。また,下に少しpp6ぐらいのを掘って入れていた。そんなに高く野積みされないんだというのが去年の話だったように思うんです。私は現地へ行ってみて,あんな高さになるんだ,去年の話と違うと思ってびっくりしていたんですが,その辺の量の問題についても伺いたい。

 あと,あの状態でまた保管期間が延びるわけだから,雨季にも入ってくるし心配だと思っているんですが,その辺はモニタリング委員会に示された対策で済むのかどうか,それ以上何か考えているのか伺います。



◎(田中部次長兼北部建設課長) 初めの経費の問題は,積算的な考え方でいきますと,工事着手し,重機等の大型機械を搬入して本格的な工事が始まり,その後中断した場合には当然これは経費がかさむわけでございますけれども,今回の場合は着工がおくれたということで,請負の方からはそういう相談もございませんし,私どもも当然重機等の搬入確認もしておりませんので,経費の増加は見込んでおりません。



◆(与那原委員) 1円もないということですか。



◎(田中北部建設課長) はい。もう一点,仮置きの件でございますけれども,確かに委員おっしゃっているように山積みになってございます。

 1つの原因といたしましては,国の工事がおくれて入ってきたということで,当初予定していたよりも仮置き場の面積が縮小されたことで高くなってございます。それで,仮置きの期間は,工藤建設部長の方から若干延びるというお話があったわけですが,国の工事が当初の予定ではもっと早く始まる予定だったものがおくれたということで,私どもの方も仮置き期間が延びるということであります。本来であれば,11月ぐらいから仮置きが始まっているのが,それが3月から始まった。私どもの工事だけを見ると,縮まるというふうに言っても過言ではないかと思うんですけれども,国の受け入れが延びたことによって,仮置きの期間が若干延びるというふうに想定しております。



◆(与那原委員) ダイオキシンの調査で全国ワースト3に入るぐらいの値が,汚染された現地から少し離れた植生物からも出ているわけですから,保管期間が長引くとなると心配ですし,見切り発車でなく,安全性を十分に考えてやっていただきたい。周辺の住民の方々にも,まだ工期延長のお知らせもされてないんでしょうから,必要なところには情報もきちっと出して話し合いをしながら慎重にやっていただきたいと思います。



◆(高野委員) 地元へ行ったら,状況を説明させていただきたいんですけれども,1の変更については,いろいろな条件が重なって工事の工期に影響するということも契約の段階でもあり得るかと思います。安全を確認しながら、国がやっている技術検討委員会の土壌処理のあり方についても,いろいろ検討する材料がたくさんあるわけですよ。ですから,そういうことを見きわめてからやるべきだということを我が党では主張しましたけれども,実際にそういう状況になってきてしまったわけですよね。1の方については,やむを得ないんではないかなと思います。

 2の変更は,橋げたの製造及び架設場所への輸送工事の変更ですね。

 契約の段階でも,技術検討委員会が鉛道遮水壁を周辺にずっと張るということで,工事が始まっていなかったか,その準備をしている時期だと思うんです。そういう現場の中で,汚染度の弱い土を埋め戻すことになっていますから,そういうところで工事ができると判断した道路局の方にちょっと誤りがあったのではないかと思うんです。PCB,ダイオキシン汚染の問題については,少し軽く見ていたのではないかなと思うんです。ましてやワールドカップの会場であるということも含めて,国や環境保全局も相当慎重にきちっとやらなければいけないということで努力しているわけですから,道路局が,どういう工事をしたらいいのか慎重によく協議して十分検討すれば,こういう変更もなかったのではないかと思うんです。ですから,変更理由についてはこういろいろと書いてありますけれども,道路局自身の最初の姿勢がこういう結果を生んだんだということを指摘しておきたいと思います。



○(和田委員長) 御意見ということでよろしいですか。



◆(高野委員) はい。



○(和田委員長) 高橋委員は先ほどの質問はよろしいですか。



◆(高橋[稔]委員) はい。



○(和田委員長) 他に発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

 以上で,道路局関係の審査は終了いたしました。

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△閉会中調査案件について



○(和田委員長) 次に,閉会中調査案件についてお諮りいたします。

 1,市街地開発の進ちょく状況について,2,都市計画道路等の整備状況について,3,下水道等の整備状況について,以上3件を一括議題に供します。

 お諮りいたします。

 本件については,いずれも閉会中継続審査といたしたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(和田委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 以上で本日の審査はすべて終了いたしましたので,事務局に委員会報告書等の朗読を求めます。

        (委員会報告書等を朗読)

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△各種委員会委員について



○(和田委員長) 次に,各種委員会委員について御報告いたします。

 本件については,お手元に配付されております資料のとおり,過日の運営委員会で役職をもって充てるということで決定されておりますので,御了承願います。

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△閉会宣告



○(和田委員長) 以上で,本日の議題はすべて終了いたしましたので,委員会を閉会いたします。

閉会時刻 午前10時49分

               都計道路下水委員会

               委員長 和田卓生