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神奈川県 横浜市

平成13年 都計道路下水委員会 P.1  03月19日−02号




平成13年 都計道路下水委員会 − 03月19日−02号









平成13年 都計道路下水委員会



                都計道路下水委員会記録

◇開会年月日       平成13年3月19日(月)

◇場所          市会4階大会議室B

◇時間          午前10時02分開会

             午後0時59分休憩

             午後2時04分再開

             午後2時36分休憩

             午後2時38分再開

             午後3時39分閉会

◇出席委員        11人

  委員長        相川光正君(自民党)

  副委員長       飯沢清人君(民主党)

  副委員長       仁田昌寿君(公明党)

  委員         酒井喜則君(自民党)

  委員         横山良一君(自民党)

  委員         星野國和君(民主党)

  委員         横溝富和君(民主党)

  委員         和田卓生君(公明党)

  委員         岩崎ひろし君(共産党)

  委員         関 すみ江君(ネット)

  委員         与那原寛子君(市民党)

◇欠席委員         1人

  委員         嶋村勝夫君(自民党)

◇傍聴議員        なし

◇出席理事者

  助役                 清水利光君

 (道路局)

  道路局長               鳥居盛男君

  横浜環状道路担当理事         森 誠一郎君

  理事兼総務部長            村田義勝君

  理事兼建設部長            島田勝己君

  計画部長               寺澤成介君

  技術監理部長             高村元宏君

  道路部長               布施川文生君

  横浜環状道路調整部長         中嶋靖夫君

  担当部長兼維持課長          柳澤隆郎君

                        ほか関係職員

 (下水道局)

  技監兼下水道局長           中村芳之君

  理事兼管理部長            齋藤正勝君

  理事兼総務部長            萩谷健一君

  経営企画担当部長           川股 隆君

  管理部担当部長            大岩英一君

  建設部長               武藤 吉君

  河川部長               山崎武志君

                        ほか関係職員

◇市会事務局

  委員会係長              内田康一君

  議事課書記              山本一夫君

  調査課書記              山本 晃君

◇議題

  道路局関係

   1 市第95号議案 平成13年度横浜市一般会計予算(関係部分)

   2 市第109号議案 平成13年度横浜市自動車駐車場事業費会計予算

   3 市第122号議案 横浜市道路附属物自動車駐車場条例の一部改正

   4 陳情審査

    (1) 陳情第27号 瑕疵ある議決の取り消し等について

    (2) 陳情第34号 平成元年度市第58号議案の審議に関する謝罪等について

  下水道局関係

   1 市第95号議案 平成13年度横浜市一般会計予算(関係部分)

   2 市第113号議案 平成13年度横浜市下水道事業会計予算

   3 その他

    (1) 下水道使用料の減免対象枠の拡大について



△開会時刻 午前10時02分



△開会宣告



○(相川委員長) これより,委員会を開会いたします。

 欠席は嶋村委員であります。

 まず,審査に入ります前に委員の皆様に御確認をさせていただきます。

 予算議案及び予算関係議案の審査につきましては,予算特別委員会から常任委員会への審査委嘱方式になっております。御存じのように,この審査委嘱方式は質疑及び意見表明まで行い,採決はせず,その審査概要を所管の予算特別委員会へ報告することとなっております。

 したがいまして,質疑を終了し,各会派の意見表明の後に私から審査概要の内容を確認し,審査を終了する取り扱いとさせていただきますので,よろしく御協力をお願いいたします。

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△市第95号議案関係部分,市第109号議案及び市第122号議案の審査,採決



○(相川委員長) それでは,道路局関係の審査に入ります。

 予算第一特別委員会から審査を委嘱されました市第95号議案関係部分,市第109号議案及び市第122号議案の以上3件を一括議題に供します。

   市第95号議案   平成13年度横浜市一般会計予算(関係部分)

   市第109号議案   平成13年度横浜市自動車駐車場事業費会計予算

   市第122号議案   横浜市道路附属物自動車駐車場条例の一部改正



○(相川委員長) 議案についての説明は省略し,予算第一特別委員会における質問要旨について,当局より簡潔に説明願います。



◎(鳥居道路局長) それでは,平成13年度予算第一特別委員会における質問要旨について御説明いたします。

 まず,総合審査でございますが,2月27日に行われました道路局関係の質問は,吉原訓委員,中川俊介委員,荒木由美子委員,与那原寛子委員の4名の方でございました。

 次に,局別審査でございますが,3月2日に行われまして,質問者は,佐藤祐文委員,谷田部孝一委員,手塚静江委員,中島文雄委員,中島明子委員,与那原寛子委員の順で計6名の方でございました。

 それでは,お手元にお配りいたしました質問要旨の1ページから順に御説明してまいります。

 まず,総合審査でございますが,4名の委員の方々から27項目にわたる御質問がございました。

 まず,吉原訓委員からは,第1に道路整備の促進について4項目,第2に自動車排出ガス対策について,1項目の御質問をいただきました。

 2ページをお開きください。

 中川俊介委員からは,第1に駅まで15分構想について2項目,第2に都心部の路上駐車について1項目,第3に横浜上麻生線とJRの立体交差について2項目,第4に高速横浜環状北線について4項目の御質問をいただきました。

 3ページをごらんください。

 荒木由美子委員からは,第1に南本牧ふ頭の本格稼働に伴う問題について2項目,第2に高速横浜環状道路について5項目の御質問をいただきました。

 4ページをお開きください。

 与那原寛子委員からは,高速横浜環状北線について6項目の御質問をいただきました。

 続きまして,局別審査でございますが,6名の委員の方々から153項目の御質問と7件の御要望並びに3件の御意見がございました。

 5ページをごらんください。

 初めに,佐藤祐文委員からは,第1に都市の骨格となる体系的な道路網整備について6項目,第2に環状2号線の全面開通について4項目,第3に横浜市道路建設事業団について7項目,第4にワールドカップに向けた幹線道路整備について10項目,第5にワールドカップに向けたその他の道路整備について6項目,7ページをごらんください。第6に高速横浜環状北線について8項目,以上6つの分野につきまして41項目の御質問及び3件の御要望並びに1件の御意見をいただきました。

 8ページをごらんください。

 谷田部孝一委員からは,第1に高速湾岸線5期並びに国道357号線の延伸について7項目,第2に環状3号線,4号線の整備について6項目,第3に横浜−逗子線の整備について3項目,第4にバリアフリーについて10項目,第5に地下駐車場について4項目,以上,5つの分野につきまして30項目の御質問をいただきました。

 10ページをお開きください。

 手塚静江委員からは,第1に本市北部の都市計画道路の整備について12項目,第2に駅まで15分道路事業について3項目,第3に自転車駐車場について4項目,第4にスカイウォーク運営費について5項目,第5に青葉区美しが丘の市境道路について3項目,第6に環境ロードプライシングについて6項目,以上,6つの分野につきまして33項目の御質問及び2件の御要望をいただきました。

 12ページをお開きください。

 中島文雄委員からは,第1に道路建設と環境対策について8項目,第2に岸谷線について10項目,以上,2つの分野につきまして18項目の御質問及び1件の御要望をいただきました。

 14ページをお開きください。

 中島明子委員からは,第1に道路整備の進め方について2項目,第2に川和踏切について5項目,第3に地下駐車場について4項目,第4に高速横浜環状北線について5項目,第5に道路行政における市民への説明責任について3項目,以上,5つの分野につきまして,19項目の御質問及び2件の御意見をいただきました。

 16ページをお開きください。

 与那原寛子委員からは,新横浜元石川線について12項目の御質問及び1件の御要望をいただきました。

 以上で御説明を終わります。



○(相川委員長) 質疑に入ります。



◆(岩崎委員) まず,最初に高速横浜環状道路南線について伺いたいと思うのです。高速横浜環状道路南線は予算特別委員会も含めて十分質問ができませんでしたので,ここでさせていただきたいということです。

 まず,高速横浜環状道路南線の2001年度の事業概要について伺いますが,高速道路の本体,それから6つの関連街路がそれぞれありますので,新年度はどういうことをやろうとしているのか,その事業内容と箇所,事業費の総額を教えてください。



◎(森横浜環状道路担当理事) 横浜環状道路南線につきましては,これまでに測量だとか地質,あるいは自然環境等の調査,設計,用地買収,工事等をずっと実施してきているのですが,平成13年度は引き続き必要に応じて測量とか地質調査を行いまして設計を進めます。なるべく早い時期に設計用地説明を開催して地域の皆様に御説明できるように努めてまいりたいと考えております。

 なお,引き続きまして釜利谷ジャンクション付近では工事用進入路の工事を行っていきます。

 また,公田インターチェンジ付近では構造検討を実施してまいりたいと考えております。

 平成13年度の横浜環状道路南線の本線自体の事業費そのものは,まだ示されておりません。

 それから,関連街路につきましては6,000万円で種々の調査等を実施してまいりたいと考えております。



◆(岩崎委員) 環境対策について,高速横浜環状道路南線に関連して伺います。オオタカの保護対策を今,やられているわけですけれども,円海山周辺の自然環境保全というのも1つのテーマになっていると思いますが,これらの調査とその調査結果から対策を打たなければならないとすれば,具体的に今後はどういうふうな見通しになるのか伺います。



◎(森横浜環状道路担当理事) オオタカのことですけれども,昨年,事業者が調査をしまして,それによりますと営巣地が1カ所確認されておりまして,繁殖に成功し,3羽が巣立ったということであります。

 ただ,確認された営巣地といいますのは,高速横浜環状道路南線から相当程度距離が離れておりまして,かつその間には複数の尾根が存在するために,現時点では供用中の横浜横須賀道路の釜利谷ジャンクションに連絡する本格的な工事があるのですが,その工事がオオタカの生息に与える影響は少ないと考えられております。

 なお,引き続き営巣地の調査を行うことになっておりまして,現在調査中と聞いております。

 それから,御質問の円海山の方ですけれども,釜利谷地区は横浜市内の中でも比較的自然環境がまとまった地区ということで高速横浜環状道路南線の事業に当たりましては釜利谷地区の自然環境との調和は図る必要があるということから,また事業者におきましてはアセス評価書の審査会の意見等を踏まえまして,自然環境の保全,復元,創出を基本方針として自然環境の調和に向けての調査,検討を進めてきております。

 平成8年度からは,横環南自然環境検討委員会を設置をいたしまして,専門家等による調査,検討,あるいはヒメウキガヤの一部移植実験等を行っていくという状況でございます。

 なお,高速横浜環状道路南線への事業に御理解,御協力をいただきたいと考えまして,釜利谷地区の自然環境との調和に向けた取り組みの概要をお知らせするため,釜利谷地区における自然環境との調和に向けてというパンフレットを事業者が作成しておりまして,先生方にも御配付させていただきました。



◆(岩崎委員) 全国の道路建設事業においてオオタカの営巣,生息を保護するために道路計画自体を計画変更するとか,あるいは特別の対策をとることが既に実施されている事例があれば教えてほしいです。



◎(森横浜環状道路担当理事) 2月26日の新聞記事によりますと,埼玉県所沢市の県道東京−狭山線の,牛沼地区約400メートルにおいてオオタカの生態系に配慮をいたしまして全長80メートルのシェルターを道路の上に設置して,そのシェルターの上にツタをはわせている事例があります。

 ただし,この場所と横浜市南部地区のオオタカの状況とは異なっていると考えています。その異なりぐあいは先ほど言いましたようにある程度離れていて,尾根が3つあるということで,所沢はものすごく近接していますが,高速横浜環状道路南線は離れているという状況の違いがあります。



◆(岩崎委員) その違いを質問したわけではなくて,オオタカ保護のために特別な対策を実際に打ったかどうかということを聞いたわけです。今,シェルターをつくってツタをはわせるとか自然状況が見た目とあまり変わらないようにしようということのようですけれども,それはもともとの計画にはなかったことをオオタカの生息を保護するために新たに変更,追加をしたと理解していいのですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) もともとの計画として,既にそういうふうにオオタカに配慮し,そういうことをしようと考えてきたと聞いております。



◆(岩崎委員) いずれにしても鳥自体がどうこうというよりも,オオタカを保護することは周辺の自然環境全体を保全しようという,一つの象徴的な意味合いとして言われていると私は思うのです。そういう意味でオオタカの保護対策というのは,かなり重要な課題だと今の話でも伺いました。

 そういう点で高速横浜環状道路南線においても,確かに相当距離が離れているからということですけれども,オオタカの生息の習性からして,かなり広範囲に行動するということも言われているわけです。そういう点では,これから一営巣地を調査する中で,その区域内も何らかの影響を及ぼす可能性があるわけです。そういう点で影響があるとされた場合,今,紹介されたような事例と同じように積極的に必要な保護対策をやる決意なのかどうか,この辺は正確に伺っておきたいのです。



◎(森横浜環状道路担当理事) これは調査をした結果でしか物が言えませんし,今どういうふうな影響があるかを調べている最中ですので,それに基づいて対策が必要であれば,実施するべきだと思います。



◆(岩崎委員) だから,調査しないとどういうことが必要かわかりませんけれども,調査の結果,何らかの措置が必要な場合,それはちゃんとやるというふうに確認していいですね。



◎(森横浜環状道路担当理事) もちろん必要なときには,そういうふうな措置を講ずるために調査をしているというふうに理解をしております。



◆(岩崎委員) それでは次に,釜利谷地区は既に相当の交通量で,横浜横須賀道路が通っていますが,そこへ新たにジャンクションが設けられて環状道路がつくわけですけれども,当初は山の中ですから自然環境は相当守られていたところです。だから横浜横須賀道路が開通する前と,開通してもう何年もたっているわけですから,現状との間に環境に与えたいろいろな影響が出ているのではないかと私は想定しているのですけれども,この辺は調査されているかどうか。また,もし調査されているとすれば,どういう影響が出ていたかどうか,その辺を教えてください。



◎(森横浜環状道路担当理事) 横浜横須賀道路は環境アセスメントの制度が確立される以前の事業でございます。したがいまして,今だと事前に環境アセスメントをするわけなのですけれども,そういうふうなことがなされていませんので,もちろん横浜横須賀道路開通以前にどういうふうな状況だったかというのをきちんと把握した資料がないということでありますし,現在でも釜利谷地区の近くに,例えば大気を測っている測定局はありませんので,釜利谷地区での環境の状況の変化は把握できないと思います。少し違うかもしれませんが,横浜横須賀道路周辺の港南区の野庭中学に大気の測定局があるわけなのですけれども,この横浜横須賀道路の供用される前の昭和55年時点と現在時点を比較しますと二酸化窒素は,ほぼ横ばいに推移をしておりまして,現在特別な変化は見られないということでございます。



◆(岩崎委員) 釜利谷地区内に観測地点が設けられていないし,事前の調査もなかったということなので,新たに横浜横須賀道路以上の交通量がそこに引き込まれることになると思いますから,今からしっかりした調査をお願いしたい,これは要望で申し上げておきたいと思います。

 続いて,高速道路の構造上の問題なのですけれども,高速横浜環状道路南線の地下構造区間もかなり距離が長いわけですが,高速道路を地下で通す場合に換気所が設けられるわけです。こういう場合にはつけないといけないという換気所の設置基準があるのかどうか。あれば,その内容を教えてほしいし,現在,既にそういう条件のもとで設置がされているところが,この周辺であれば,その事例も教えてください。



◎(森横浜環状道路担当理事) 地下構造の換気の設置基準ですけれども,これは道路トンネルの技術基準というのがありまして,その換気編の中に煤煙による透過率だとか,一酸化炭素の濃度の基準が守られるように換気所を設置するとなっておりまして,市内では現在,首都高速道路の横羽線などの4カ所に設置されております。場所は三ツ沢線の三ツ沢換気所,横羽線の花園橋の換気所,同じく横羽線の桜木町の換気所,それから高速湾岸線の並木の換気所に設けられております。



◆(岩崎委員) 2つまとめて言いますが,設置されている換気所のあたりの大気が供用開始前と比べてまわりの環境にどういう影響が出ているかということと,CO2対策の集じん装置や脱臭装置は設置されているのかどうか,あわせて教えてください。



◎(森横浜環状道路担当理事) 既存の換気所の周辺では,換気所の影響は特に現在,観測はしておりません。横浜環状南線の公田換気所が計画されているのですけれども,計画上の話なのですが,換気所からの既往濃度となる年平均値NO2で最大値が0.00007ppmという予測になっております。最大濃度地点は公田換気所の西約400メートルと予測をされておりまして,現況の状況と比較をしても問題はないのではないか。

 現況の状況というのは,栄区の犬山小学校での年平均値が平成11年で0.025ppmとなっておりまして,その意味からすれば換気所から吹き上げた換気が地上におりてきた場合は,相当オーダーが違うものしか,おりて来ないと思います。

 それからもう1点,現在設置されている換気所に集じん装置,あるいは脱臭装置が設置されているのかというお尋ねですが,4カ所にはすべてフィルター式の集じん装置は設置されております。ただし,脱臭装置は設置されてないということでございます。



◆(岩崎委員) 車による大気汚染の対策で脱臭装置は非常に重要だし必要だということが,この間の一連の公害裁判でも明らかになってきています。ただ,脱臭装置は実用化に向けて,現在研究中と聞いてます。

 そこで,横浜環状南線について,脱臭装置の設置は当初の計画には義務づけられていなかったわけです。この間の総会審査の中でも,設置すべきではないかということは私も要求してきました。それに対して,市長が北線の関係で脱臭装置の設置は必要と言われたことを援用して,設置できるような実用化の段階になった場合は南線にも設置を考慮したいということを,ここの場で答弁されていると思うのです。そういう意味で,今回の南線の計画は脱臭装置の設置を,まだ明確にしていないと思うのです。そういう点で,できたらつけますという待ちの姿勢ではなくて,やはり大気汚染の対策としては大事な措置だと思うので,これは積極的に,今の計画段階から設置を前提にしてやるべきではないかと思うのです。これは局長,ぜひこの点は決意も含めて,つくる以上は市民に安心してもらえる道路にしなければいけないと思うのですが,この点はどうでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 脱臭装置の開発につきましては,今岩崎委員の御指摘のように,現在第2段階の実験に入ってきているということでございます。北線の方でも御説明申し上げましたように,この脱臭装置の実用化のめどが立った段階で,ぜひ南線の方についても実用化について検討していきたいと思っております。



◆(岩崎委員) 南線については,あと4点ほど伺って一回切りますので,よろしくお願いします。

 住民参加の道路づくりということは国の方針でも重視されてきていますけれども,この点に関して幾つか伺います。

 1つは,南線は御存じのように沿線全体の住民の皆さんから環境破壊の道路計画は反対だという意見だとか,大型公共事業を見直してくれという意見だとか,その結論としては計画の白紙撤回というような意見が相当強く出ていると思いますけれども,こうした声を当局としてはどのように受けとめておられるのか,まずその辺の姿勢を伺いたいと思います。



◎(鳥居道路局長) 岩崎委員がおっしゃったように,住民の方々からいろいろな意見が寄せられておりますが,我々には早くつくってくれという声もいろいろなところから聞こえてきます。今後とも事業に御理解をいただけるよう努めていかなければいけないと考えております。



◆(岩崎委員) ぜひ,よく住民の意見を聞いて,それを生かしてほしいと思うのです。早くつくってくれという話もあると思いますけれども,それが沿線住民から出ているのかどうかが問題なわけです。そういう声もあるのだということを否定はしませんけれども,どこから出ているかは大事な問題なので,そこはひとつ,ぜひよく見きわめてほしい。

 そこで住民の意見との関係なのですが,栄区の庄戸地域の4つの町内会から,ぜひ事業者と地元の住民と直接話し合う場をつくってくれという要望が,もう1年以上前から強く出されているわけです。なかなか実現しなかったのですけれども,2月18日に,横浜市の道路局が参加して地元の4つの町内会の住民のみなさんと直接話し合う場が実現しました。私も参加させてもらいましたけれども,参加者も体育館いっぱいになるほどたくさん集まられて,かなり整然と意見交換がされ,画期的な集会だったと私は理解しているのです。その場をとにかくつくるということで道路局が頑張った点では,私は評価しているのです。この集会は地元住民と事業者側が直接話し合う機会になったわけですけれども,どういうふうに評価されているのか。また,今後どういうふうにこれを位置づけていこうとされているのか,その点をちょっと伺います。



◎(鳥居道路局長) 私どもも,今岩崎委員におっしゃっていただいたような感慨を持っております。地元の方々から,早く質問集会という名前で開いてくれということから,準備段階でいろいろ3回も4回も意見交換をし,2月18日の本番の会議にこぎつけた。その過程だけでも非常に意義があったのかなと,私は思ってます。

 今後もこういうふうな話し合いの場が,いろいろなところで実施できるように我々も努力をしていくべきであると考えております。



◆(岩崎委員) ぜひ,そういう姿勢で努力してほしいと思うのですが,2月18日は当初地元の要望としては国,公団,横浜市と事業者である関係団体全部がそろってぜひ出てほしいというのが要望だったのですけれども,2月18日は残念ながら国も公団も出席していません。横浜市道路局だけが対応したわけです。そういう点で住民参加の道路づくりと国も言っているわけですから,こういう場面に出て来ないというのは,国や公団の姿勢は極めて無責任だし不誠実だと思うのです。そういう点で,今後こういう場面を引き続きつくっていきたいという今の答弁の内容から,今後,当然国や公団がそういう場に直接出て住民と話し合う姿勢を貫くべきだと思うのですが,そういうふうにしていく努力を当局としてはどうされるのか。このことに関しては,局長にぜひ頑張ってほしいのです。



◎(鳥居道路局長) この御質問につきましては総合審査でも市長からお答え申し上げております。市長からお答え申し上げましたとおり,住民からの御要望等があれば話し合いへの参加を事業者に横浜市として働きかけたいと考えております。



◆(岩崎委員) その努力をぜひやっていただきたいとお願いしておきたいと思います。

 もう1つ,実はその集会でも強く感じたことですし,それ以前にも地元の皆さんといろいろと話す中で感じていることなのですが,市民の中にはいろいろな分野,環境,土木,建築,財政問題も含めて,その道の専門家や力のある方がたくさんいるということはよくわかりました。そのときの議論でも,そういう意見が多数出されたのですけれども,こういう市民の中にあるいろいろな力を道路事業という大きな事業をやる上で積極的にかり,そういう意見も大いに参考にして事業計画を具体化していく。住民参加の道路づくりという以上は,そういう姿勢が絶対必要だと思うのですけれども,今の国や公団のいろいろな交渉の場面で感じるところは,ほとんど問答無用でつくった計画を押し通すという態度が非常にはっきりしているわけです。そういう点で市民の行政を預かる横浜市の道路局が,この辺の視点をしっかり持って臨んでもらいたいと思うのですけれども,この点について局長の考えはどうでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 高速横浜環状道路に限らず,道路事業を進めるに当たって,必要なときにはそれぞれ必要に応じて学識経験者と岩崎委員御指摘のような経験のある方々の御意見等をお伺いしながらやっているところでございます。

 南線についても,そういう意味では専門的な知識を持っておられて客観的な判断ができる人等については今後とも必要に応じて御意見等をお伺いしていきたいと思っております。



◆(関[す]委員) 高速横浜環状道路関係なのですけれども,北線のところは局別審査では伺ったのですが,お答えがまだきちんといただけておりませんのでその関係のところと,西側区間が今回予算には出されておりますけれども,質問の中になかったので,そのあたりについてもお伺いしたいと思います。

 前回の委員会で750億円の費用対便益については国土交通省に対して,それぞれの算出根拠について明らかにしていただくように働きかけていきますというお答えがあったかと思いますけれども,その後,何か裏づけ,根拠と思えるようなものが御説明の中でありましたでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 確かに,前回の委員会で今後,国に働きかけていきたいというふうに言いました。そして,我々の働きかけにある程度対応していただいておりまして,これまでに入手した情報について,ここで若干説明をさせていただきたいと思います。

 まず,整備効果を算出する根拠なのですけれども,これは国が平成10年6月に策定をいたしました費用便益分析マニュアルに基づいて行っております。

 1番目に,算出の前提条件なのですけれども,まず道路ネットワークは北線が完成する平成22年度のものということで,現在事業中のもの,すなわち県央道も入っています。横浜,関内でいきますと横浜環状道路の南線とか横浜湘南道路。それから県央道の西側ですから相模縦貫道路などは,例えば第2東名,中央高速,関越自動車道路とつながっているということが条件です。川崎縦貫道路でいきますと第1期はできているというふうなネットワークを前提にしていますけれども,逆に言いますと,今事業に入ってない,例えば横浜環状道路でいいますと西側とか,川崎縦貫道路でいきますと第2期だとか,そういうふうなものはできてないというネットワークを前提にしているということでございます。

 2番目に交通量の推計と平成6年度の道路交通センサスに基づくデータを使用しています。

 3番目に便益の算出の範囲なのですけれども,これは横浜市域だけではなくて,北線の効果が発生する相当広い区域を対象にして効果を算定しているということになっています。算出の方法ですけれども,コンピューターによる複雑な解析になります。計算の概略の流れを言いますと,整備効果で大きな値を占めている走行時間短縮便益については,北線の整備がある場合とない場合について,それぞれ交通量の推計を行います。対象地域における交通量と走行時間,それから経費の単価を乗じた,いわゆる総走行時間費用というのをはじくわけですが,それがない場合からある場合を引き,最終的にはその差分を便益と言っているわけです。

 すなわち横浜環状北線ができない場合は,トータルの走行時間が長いですから,それにかかる費用も大きい。横浜環状北線ができれば,それが圧縮されて,その間で便益が生まれるということになるわけです。

 経費の単価としましては,乗用車1台が1分短縮すれば1分当たり55円82銭,バス1台が1分短縮するに当たりましては,496円3銭という単価を使っているということであります。

 前回の委員会で,関委員の方からもっとわかりやすい時間短縮例はないのかということで,その試算を国に依頼いたしました。1例ですが新横浜都心から羽田空港まで移動するに当たりまして,現在は第3京浜道路と首都高速湾岸線を利用して約40分かかるものが,北線ができてそれを利用すれば所要時間30分で10分短縮されるという計算結果を入手いたしました。走行経費の減少便益だとか,交通事故の減少便益も同様に北線の整備がある場合とない場合について,差分を算出して求めているということです。

 しかし,こういう複雑な計算をすると若干わかりにくく,理解しにくいところもありますので,首都高速道路公団におきましては,市民の方々にわかりやすい資料の作成を今現在進めているところでありまして,今後ともそういう資料ができましたら,それに基づいて市民の皆様方,委員方にお知らせをしていきたいと考えております。



◆(関[す]委員) わかりやすく言っていただけたかと思うのですけれども,手元に資料がないものですから少しわかりにくかったです。確かに乗用車1台が1分当たり55円82銭と具体的にはわかりましたけれども,手元に数字がないので,その数式が果たして走行時間短縮便益が715億円だとか,走行経費節減便益が25億円だとか,果たしてそう計算どおりにいくのかなというのがわからないのです。例えば走行経費節減便益で,ある場合とない場合とで想定されて,北線がある場合とない場合の差は何分だというふうに考えていいでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 先生がおっしゃったのは総時間の短縮だと理解しますと,それは現在まだ入手できておりません。



◆(関[す]委員) ある場合とない場合の差は時間の差ではなくて,どういう差だったのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 時間の差はもちろんベースになっているのです。一例で言いますと新横浜都心から羽田に行く場合に10分短縮ができるということがあります。A地点からB地点への交通量がありますし,バスもあるしタクシーもあるしといういろいろなつながりの中で,すべて横浜環状道路がある場合とない場合を計算をして,トータルした時間と費用があります。それをない場合からある場合を引くのです。ない場合の方が時間がかかって,運転手もたくさん運転しなければいけないからそこから引くのです。そのトータルが715億円というふうに計算します。



◆(関[す]委員) バスと乗用車とトラックとでは1台当たりで幾らというのはそれぞれ違うでしょうし,どちら方面に向かうのだとか,ほかの道路との関係だとかいろいろあるので,それは資料があって御説明をいただかなければいけないかなと思います。よく費用対効果というふうなことを今までは言っていたかとは思うのですが,それをここでは費用対便益というふうな形で表現されています。私の理解では,効果ではなく便益という言い方ですと,環境に与える負荷も含めてプラスとマイナスを合わせてどのぐらいあるのかということが,この便益という言葉ではなかったかと思うのです。高速道路ができることによって住民に与える負荷だとか,動植物に与える環境への負荷だとかいった数値というのがどの程度なされて,それでもなおかつ750億円の便益があると出されたのかどうか伺いたいと思うのですが。



◎(鳥居道路局長) 今回の750億円というのは,あくまで走行時間の短縮,走行経費の短縮,交通事故の減の3つを足して750億円と出してまして,今,関委員がおっしゃられた環境に対するものについては算出はしておりません。

 ただしかし,関委員は横浜環状道路ができると環境にマイナスを与える前提でおっしゃっているかのように聞こえるのですけれども,我々としては市長が言ってますように,横浜環状道路をつくることは,例えば大気をとってみますと渋滞が軽減されるわけですから,トータルとして環境上は横浜環状道路がある場合の方がない場合よりもプラスになる。ただし,そのプラスを現在,お金で計算していない。もし,それを勘定すれば,もっとプラスアルファーが大きくなると考えております。



◆(関[す]委員) 大きな道路ができることによって,渋滞がどの程度解消されるのか。果たして全体がスムーズにいっているかといいますと,そこに乗るために,大きな幹線道路に入っていくので,ほかの生活道路でかなり渋滞が巻き起こされていることが局別審査のところでもいろいろ出てきたかと思います。全体の環境汚染そのものは車の台数がふえればふえるほど高くなってくるわけで,横浜環状道路の高速道路の上を走っている,そこだけを考えていてもだめではないかなと思うのです。なかった資料が出てきたということで,過去にさかのぼるつもりはありませんけれども,ちょっと2点ほど,横浜市道路局が商工会議所に調査依頼をされた報告書につきましてお尋ねしたいと思います。これは幾らの委託料で調査委託をされて,しかも商工会議所といいますのは企業側の立場にあるのだろうと思うのですけれども,横浜市としてどうしてそういうところに調査委託をされたのかについてお伺いしたいと思います。



◎(鳥居道路局長) この調査報告書は平成2年度に委託契約したものでありますけれども,調査の委託費用は1,500万円で出されております。

 契約先は商工会議所になっているのですけれども,これは商工会議所の構成メンバーも含めた商工関係者にアンケート調査をしております。そういうふうな関係で商工会議所に委託がなされたものと思われます。



◆(関[す]委員) 資料の34ページでは直接便益として567億円という調査結果が出されているわけですが,商工会議所と750億円を算出した国土交通省との違いはあるだろうと思うのですけれども,この数値の違いが出てきているということは,横浜市としてはどのように受けとめていらっしゃるのでしょうか。



◎(森横浜環状道路担当理事) これは1つには先ほど申し上げましたように,時間がずれているというか,横浜商工会議所のレポートは平成2年であり今回の建設省が算定したのは現時点ということで,例えば先ほど申し上げました乗用車で1分当たり幾らとか,そういう経費が現在の価格の方が高いことが1つ。それから,これも先ほどちょっと言いましたけれども,第2点目は便益を算出する範囲を今回のものは市域外も含めて便益が生ずる地域ということでカウントしている。この横浜商工会議所のレポートは,恐らく市域に限って算出しているところが違います。

 3点目ですが,当時は横浜商工会議所のレポートは都市計画街路等横浜環状道路がすべて整備された場合を想定しているわけです。それが前提条件なのです。ところが,今回は先ほども申し上げましたように,ある部分はできてない。例えば横浜環状道路の西側はできてないとか,都市計画街路にしても全部できてないとか,ゆめはま2010プランのベースの街路整備率しかできないということを想定しているために,当時のレポートでは,横浜環状道路全体で年間で560数億円という便益があったのが,今回は横浜環状道路北線だけで750億円と見かけ上,相当な差となっているのです。



◆(関[す]委員) 43ページで横浜市の産業構造の現況と将来見通しのようなことが書いてあります。その中で,今後は経済のソフト化,サービス化の進展に伴い第3次産業の集積が進んでいるとグラフにありまして,このグラフの一番上はサービス業,次が第3次産業と上がってきているわけです。ですから,製造業については横ばい状況にあることが,その段階で分析としてなされているわけですが,横浜市として1,500万円の調査委託料を支払い,この調査報告書を受けて将来の経済の変化がここに記されているわけで,経済構造の変化をどのように受けとめて道路行政を進めているのか,局長にお答えいただけたらと思うのですが。



◎(鳥居道路局長) 先ほど森理事からお答えしましたとおり,商工会議所へ委託して調査したものについては平成2年であり今回の調査は現時点で約11年程度の差がございます。この間には,いわゆるバブルの崩壊で経済情勢もかなり変わってきております。したがいまして,商工会議所に委託して調査を行いました平成2年当時のこれからの経済の発展,それとこれからの横浜市内の経済活動対策はかなり変わってくるのではないかと思っております。



◆(関[す]委員) そういった意味ではサービス産業だとか,今では情報関連の産業が大きくなってきているのかなと思うわけですけれども,物を運ぶだけの経済構造からソフト化してきているだろうと思うのです。10年前に,もうこのことが出ているわけですから,そこのところをどのように受けとめて現在,そして将来の道路行政に生かしているのかが1,500万円の調査委託料が生きたかどうかにかかってくるだろうと思いますけれども,それは今後の課題にもなるかと思います。次に,西線について伺いますけれども,今回西線について調査をしていくとなってますけれども,その調査内容はどういうものなのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 環境現況調査をずっとやっておりまして,まずそれを継続するということが1点。それから,現在事業手法,ルート,構造等について関係機関と協議,検討を進めているのですが,関係機関協議に要する資料の作成を平成13年度の内容として考えております。



◆(関[す]委員) 関係機関との検討ということですが,どういったところが関係機関になりますでしょうか。



◎(鳥居道路局長) まず国土交通省,神奈川県,横浜市。それから,これは有料道路事業を想定しておりますので,それぞれの事業主体である日本道路公団と首都高速道路公団の2者が入ってまして,現在,狭い意味ではこの5者で協議を進めております。



◆(関[す]委員) 北線が首都高速道路公団,南線が日本道路公団ですから,西線についてはいずれかになってくるのかなと思います。そこで,7区にまたがっている西側のルートですが,現在泉区,瀬谷区,旭区,緑区,青葉区,都筑区,戸塚区に向かっているだろうと思いますが,そのエリアにある道路について,どのような課題があると認識していらっしゃるのでしょうか。

 計画があるから道路をつくるというよりは,そこにどのように道路をつくることが有効なのかを調査した上で道路を計画どおりつくることが必要だと思いますので,現在の各6区の道路問題をどのような課題として認識し,実行しようとしていらっしゃるのか。



◎(鳥居道路局長) 横浜環状道路をつくるに当たって,今関委員がおっしゃたような当該の直接の区域の方々に対するサービスももちろん考えなければいけないのですけれども,環状道路というのは,第1番目の機能はバイパス効果ですし,短絡ルートを構成して都心部の混雑を緩和するというマクロ意義が相当大きいことが環状道路ではないのかなと思っております。ただ,関委員がおっしゃったように,現在,当該地域の方々の交通の利便性に対するものも考えなければいけないということで,西線のあり方についてもできるだけインターチェンジの間隔が短い距離にあって,サービスの度合いが高い物を目指していきたいと考えております。



◆(関[す]委員) 先ほども経済構造が変わってきていることだとか,石油の枯渇なども今後は見込まれるということもありますので,計画ありきというところで道路行政を進めていくのではなく,確かに全体のもっと広い視野で見るということはありますけれども,そこに住んでいる者にとっては高速道路が来ることによってのマイナスがどうしても出てくるわけです。そういった意味で,そこの人たちにとって,どうプラスになるのか,必要なのかということをきちんと説明して責任を果たしていかなければいけないのかなと思います。これは意見です。



◆(与那原委員) 先ほど幾つか森理事から答弁があった中で,横浜環状道路について伺いたいのですけれども,北線については早くやってくれという声もたくさん聞こえるとあったのですが,そういう声しか森理事の方には入っていかないのかなと思って聞いていたのです。過去,都市計画に対する住民からの反対の意見書,アセスメントに対して非常に心配する声がたくさん出ていたのですが,森理事がその数をどの程度,本当に認識されているのかなというのが,先ほどの答弁を聞いていて疑わしかったのです。都市計画に対する反対の意見書は54万通ありました。それに対して賛成の意見書はどの程度出ていたのか聞いていらっしゃいますか。



◎(森横浜環状道路担当理事) アセスメントに対する意見書の総数が29万5,947通と把握しておりますが,賛成,反対の内訳のデータは持っておりません。

 ただ,この意見書を解析しますと,総数は29万通となっておりますが,人数にしますと3万6,000人でありまして,すなわちこれはお一方で何通もお出しになっているということがうかがえるものでございます。



◆(与那原委員) 意見書であり,1つの意見で幾つという数え方ですから,2つ,3つの意見が出ても当然いいと思うのです。人数が約4万人近くというお話でしたが,今のはアセスメントで,その前に都市計画原案に対する反対の意見書は明確に反対ということで54万通が出ているわけです。意見書ですから賛成,反対ということで丸をして出します。ですから,これは賛成か反対かが,見てすぐわかるわけです。そのときの賛成の意見書は何通あったと理解をされているわけですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 手元の資料には都市計画原案に対する意見書の総数が56万6,189通と出ておりますが,今与那原委員がお求めの賛成,反対の内訳は,現在手元にございません。



◆(与那原委員) 手元にないというのはよくわからないのですが。今のは確認ということで聞きまして,何回か前の委員会で議論されてきた問題だと思うので,すぐに出るかなと思って聞いたのですけれども。私が以前聞いているのは54万通反対があったということで,差し引き賛成が1万通とか2万通ということだったのかと思うのです。そうすると,先ほど,住民参加で道路をつくろうということで,それを横浜市としては大きく掲げてやっていきますと言っているわけだけれども,実際は北線については,反対の声が多く出ていても賛成の声しか聞かないというのではなくて,なぜ反対しているのか,きちんと反対の声を受けとめるところから出発しないと。一度計画を立てたから何が何でもやってしまうということだと,もう全然議論にならない。住民との話す場をせっかく設けたとしても,森理事や局長がそういう考えだったら,本当に必要なのかどうかという話が深まっていかないと思うのです。先ほどの資料の件なのですが,本当にこの道路ができたときに,どれだけ横浜市民が得をするのだろうか,あるいは経済的に効果があるのだろうかということと,環境とか市民の税負担が非常に大きいということとの兼ね合いで見ると,どちらがどうなのだろうかという議論がずっと平行線で来ているのですけれども,前回の議会でも,また先ほど話が出ましたけれども,少し細かい数字が出ていました。これは首都高が今,わかりやすい資料をつくっていて,市民に今後出すようにしようということなのですけれども,きょうの委員会に間に合うように出すことはできなかったのですか。さっき乗用車が1分55円だとか話が出ていましたけれども,だとしたら資料が出せるのではないかなと思ったのですが,きょう出すのは無理だったのですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 先ほどお答えしたとおりでして,建設省,首都高速道路公団が,今現在時点で明らかにできる数字ということで,先ほど申したものが提出されたということでして,今後,体系的にもう少しわかりやすい資料を現在作成中ですので,もう暫くお待ちをいただきたいと考えております。



◆(与那原委員) 森理事は,その数字を口頭で伺ったのですか。少なくとも今の段階で,ここまでは出ていますというようなものは文書でもらっているのではないのですか。それは出すことはできないのですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 文書でもらっているのではなくて,現時点ではあくまでも口頭でのやり取りでございます。



◆(与那原委員) その資料はいつ出すと聞いているのでしょうか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 以前も答弁で申し上げましたように事業概要説明会をできるだけ早くやりたいと考えておりまして,我々は5月時点で事業概要の説明会を予定したいと思っておりますので,その時点でお示しをしたいと考えております。



◆(与那原委員) いつあるかわかりませんけれども,その市民の説明会のときには,必ずそういった資料が示されるということでよろしいのですね。



◎(森横浜環状道路担当理事) そのように把握していただいて結構だと思います。



◆(与那原委員) 環状道路北線の効果で先ほども渋滞は解消されて大気がきれいになるのだという話がありまして,これも住民からも話がありましたしアセスメントの中でも,ずっと議論があったかと思います。実際,神奈川県が設定をしているノックス削減計画が,今,全くの横ばい状況の中で,ゆめはま2010プランの見通しとして,もうそろそろ中間的な報告を道路局としてもきちんと出していただきたいと私は思っているのですが,その辺,中間的なものをまとめる計画はあるのでしょうか。また,現状はどうなのか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 現在,神奈川県で持っております窒素酸化物削減計画につきましては道路局が所管するものではなくて,あくまでもこれは環境保全局が所管することになると思いますけれども,現在,ノックス削減法は,国会に上程をされておりまして,国会を通りますと,今回の新たなノックス削減法に基づきまして,恐らく神奈川県の現在の窒素酸化物の総量削減計画を見直すことになると思います。したがいまして,今後の推移については新しいノックス削減計画に基づいて,もう一度新たにつくり直す必要が出てくると思っております。現在は過渡期と我々は理解をしております。



◆(与那原委員) そうすると,2010年までに神奈川県で,これだけノックスを削減する計画があったわけです。それが恐らく見直しということで,この間,ずっと横ばいできているわけですから,今までの計画以上にきれいになるという見直しではなくて,むしろ今までよりは大気がきれいにならない計画,下方修正にならざるを得ないと思うのです。そうすると,今まで北線を建設するにあたって,あくまで県の2010年までのノックス削減計画が100%達成されることを前提にアセスメントもやってきたし,環境への負荷がないことをずっと言い続けてきたわけだけれども,これから国が新たにノックス削減法をつくって,それに基づいて神奈川県が下方修正をかけるということになったら,北線をつくると空気がきれいになるのだという前提そのものが揺らいでくると思うのです。その点については,いかがですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 今,与那原委員がおっしゃったことを我々は予断をもってこの場で言うことはできないと考えますが,ただこれまでのノックス削減計画以上に規制を厳しくする。すなわちエンジンの単体規制を行います。エンジンの性能,排気のCO2,ノックス,SPMにしてもエンジンの単体規制をもっと厳しくしてトータルでバックグラウンドを抑えるような方法で現在改正が練られていますし,恐らく神奈川県の削減計画もエンジンの単体規制がもっと強化されることを前提につくられるのではないかと,我々は想像をしております。



◆(与那原委員) そうすると,県の,ノックス削減計画の目標がありますけれども,直接的には環境保全局の話になってしまうかもしれませんが,横浜市の計画はどのようになると話をしているのか。北線を建設するにあたって,県の削減計画が達成され,そのためには川崎市や横浜市や,その他県下の多くの市町村の計画が全部達成されるわけですが,横浜市の計画は,今以上に厳しく目標を立てることになっていますか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 環境保全局に質問をしていただかなければ,私たちがこれを言うのは越権行為ではないかと思いますけれども,ただもちろん横浜市も神奈川県のエリアの中なので,神奈川県の削減計画が今以上に厳しいものになるということをベースにして,物事を考えると環境保全局は考えると思います。



◆(与那原委員) 計画を厳しく立てるのはいいのですけれども,これから2000年時点の数値も出てくるでしょうから,計画と実際の数値の乖離がまたよりはっきりしてくると思いますけれども,現状では,ますます乖離が広がっている状況ですが,その辺はどう見ているのですか。



◎(森横浜環状道路担当理事) 現在,今までのノックス削減計画については,不十分なところがあるということをベースにして現在の法改正が行われて,エンジンの単体規制を厳しくしようということになっているわけですから,我々としてはエンジンの単体規制,メーカーの努力を大いに期待したいと考えております。



◆(与那原委員) 具体的に資料も示されない中で,メーカーの努力に期待をして,将来大気がきれいになるから,この道路は環境にもやさしく,経済効果もこれだけ出るのだというのでは話にならない。ノックスの削減の状況が具体的に出てきたところで,また話を深めていきたいと思うのですけれども,今回北線については,これだけ反対の声,そして実際ノックスの削減どころか横ばいもしくは悪い状況が続いている中では,もちろん賛成しかねます。



◆(酒井[喜]委員) 日吉元石川線についてちょっとお聞きしたい。昨年の11月に東横線が高架になって,今年度5月に供用開始の段取りになっていると思うのですが,今,日吉元石川線が綱島街道に突き当たり,その延長として百何メーター真っ直ぐに広げる工事をしておりますか。



◎(鳥居道路局長) 酒井委員の御質問は綱島街道まで接続する工事でなくて,さらに先の方に工事をやっているということですか。



◆(酒井[喜]委員) そうです。だれが見てもわかるのだろうと思うのだけれども,東横線が高架になったことは,私たちも地元で喜んでいるのですが,現実問題,日吉元石川線が開通されても,綱島街道がここ数年言われてきているように,あのままの状態で果たしてスムーズに流れるのかなということが1つあります。それから,今私が言いました真っ直ぐに延長百何メーターかを行う計画は,なぜ行わなければいけなかったのか。

あれを行うことによって支障がないのか。あそこの前はもう行きどまりなのです。そして,知らない人は,綱島街道を抜けて,広い道路を真っ直ぐに行くと思うのです。120メーター行ったところでどのように対応できるのかなということが,今工事をやっている段階で感じているのですが,その辺をお聞きしたいのですが。



◎(鳥居道路局長) 幹線道路を取りつける場合に必ず交差点のところで渋滞が予想されるわけでございます。したがいまして,日吉元石川線の事業についても,綱島街道は現在2車線でございますので,そこに4車線の日吉元石川線を取りつけることになりますと,当然渋滞等も想定されるわけでございます。したがって,取りつけに当たってできるだけ渋滞を緩和していきたいということで,関連の綱島街道並びにその先の道路についても,例えば右折レーンの追加の工事を行っているところでございます。



◆(酒井[喜]委員) それはわかるのです。緩和するということでやったと思うのですが,現実問題,僕は緩和できないと思うのです。かえって住民の人は迷惑をするし,狭い道路をどういうふうに迂回をして,またもとに出てくるのかということになってくると思うのです。



◎(鳥居道路局長) 既存の道路の方が,どうしても1車線だけですと交差点のところで当然右折,左折の交通量も出てまいります。したがって,右折,左折用のレーンをさらに追加付加の処理をすることによって,ほぼ従前どおりの流れを確保していきたいということで,今行っているところでございます。



◆(酒井[喜]委員) 従前どおりというのがわからないのです。現実,あの先に行ってもどうしようもならないと思うのです。あそこを延長して広げる考えは,僕の頭に全然なかったもので。



◎(鳥居道路局長) 先ほどの150メートルという酒井委員のお話ですけれども,あくまで交差点の渋滞対策ということで取りつけ分を約50メートル程度先のところについて,今やっているということでございまして,その先の道路の整備を目的に事業をやっているという中身ではございません。



◆(酒井[喜]委員) それは今後やるの。



◎(鳥居道路局長) 現在のところは,日吉元石川線をさらに川崎市境方面に延ばす事業計画はございません。



◆(酒井[喜]委員) 実際に,僕の店から高架になりましたが,今までは東横線で高架になっておりませんでしたので,うちのところまで大体800メートルぐらい渋滞が続くのです。それが,高架になっても,それ以上に続くのが現状です。ですから,日吉元石川線が開通して同じような状態になるだろうというのが,僕の予測なのです。綱島街道が現状のままではどうしようもならないではないか。というのは,川崎の区間は大体広がっております。日吉から綱島の端までが2車線でありますが,川崎の方は4車線になってきておりますから,その辺を解決しない限りは,もう渋滞は従来と変わりはない。それから,日吉元石川線ができて供用開始されてしまうと,綱島街道に出ようという人も,もう出ていけないのが実態ではないかと思うのです。というのは第三京浜の都筑インターからおりて東京へ行こうという人は,必ず開通した時点で綱島街道へ出てくると思うのです。その辺は,どう考えているのかなということと,綱島街道の拡幅を早急にやらない限り日吉元石川線が開通しても意味がないなというふうに感じますし,さっき言われたような同じ問題がいろいろ出てくるのではないかと考えておりますがいかがでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 綱島街道そのものにつきましては,現在横浜市内2車線でございまして,横浜の放射幹線で交通量もかなり多い状況でございます。そういう意味でスムーズに走れていないのは事実でございます。したがいまして,現在綱島街道の拡幅事業につきましては日吉の駅から川崎市境まで,これを第1期の事業中でございまして,拡幅工事等に入っているところでございます。

 確かに綱島街道の容量を上げないと全体的な交通のバランスがとれていかない状況になりますので,引き続き日吉と川崎市境との間の事業の進捗状況を見ながら,また日吉の駅から今の日吉元石川線まで,さらには南の綱島までと順次事業化する必要があると考えております。



◆(酒井[喜]委員) ぜひ,お願いします。

 それと,延長した部分に対して,そちらへは行けませんと親切に標識なりをつけておかなかったら,先に行ってしまうと思いますので,その辺も考えておいてほしいなと思います。



◆(星野委員) 街路費関係で何点かお聞きしますけれども,まず,今年度の予算を見ると前年度から比較して減になっていますが,実際に横浜市内の街路整備は重要な項目なので,減の内容について教えてもらいたい。



◎(鳥居道路局長) 横浜市の予算の関連でいきますと,確かに減にはなっているわけでございますけれども,本会議,総合審査等の中でも説明申し上げましたように,できるだけ街路事業の執行に当たっては補助事業の国費の導入を図っていきたいということを考えてございまして,そういう中で努力をしているところでございます。

 今回の予算につきましては,そういう意味で国庫補助事業の見込みをできるだけ現実に近い数字で計上をしていきたいという中から,昨年の予算に比べると若干の減になっているのというのが実情でございます。



◆(星野委員) そういうことで中身について何点かお伺いしますが,まず最初に1点目は環状1号線というのは起点がどこからどこまでで,実際に整備が完成している部分と未完成な部分はどこなのですか。



◎(鳥居道路局長) 環状1号線については起点が鎌倉街道通町で終点は途中保土ケ谷橋,あるいは浅間下を通りまして青木橋のところで取りついてきていると思っております。

 整備の状況でございますけれども,保土ケ谷橋に鉄道を横断する橋梁の部分が,基本的にはまだ未整備ということでございまして,それから保土ケ谷橋の交差点から保土ケ谷の駅までの間が,まだ未整備でございますけれども,その他のところについては大体完成,または概成していると思います。



◆(星野委員) 今,話に出た保土ケ谷駅周辺が大変混雑しているのだけれども,ここの部分は横浜市としてはJRを高架にする整備事業をする気があるのか。



◎(鳥居道路局長) ここの部分の事業計画については,以前事業着手したいということで地元と話し合った経過がございます。ただ,その当時は地元の人たちの協力が得られない中で事業が中断されているところでございます。その後,現在,例えば国道1号との取り付け部,今井川との整合等の関連もございまして,計画の見直し等も一部進めているところではございますけれども,当面は環状2号,3号,4号の方を重点的に事業化しておりまして,その辺の事業の状況を見ながら,また保土ケ谷橋についても事業化が必要であるというふうには考えております。



◆(星野委員) 実際に保土ケ谷区民の人たちから見れば,洪福寺の交差点から,そのまま真っ直ぐに行くと地元でなければ抜け方がわからないことがあるので,この辺についても何らかの手を打たなければ保土ケ谷の駅前の混雑は解消しないと思うのです。ですから,中断をして地元がどうということではなく,道路混雑を解消しなければ環境の問題も解決できないと思うのです。その辺の部分も含めてやっていただきたいなと要望しておきます。

 2点目は環状2号線の関係ですけれども,実際に2日間続けて死亡事故が起きて,県警からは道路整備に安全性が欠けているのではないかと先日の新聞記事にちらっと出ているのです。道路局に聞けば,道路の整備についての安全性は確保されていますという話なのだけれども,実際に私も川島町まで先祖の墓がある関係で行くのですけれども,全線開通といえども,あの辺一帯は工事中なのです。たまに行くと急に道路が1車線になったりというのがあるのです。看板が小さいとか,常にそこを利用している人は1日でも変わればすぐわかるのですけれども,たまに行くとなかなかわかりにくい。全線開通ということですけれども,一部暫定開通ですから,その辺の部分についての安全対策と交通渋滞解消に向けての質問は実際に予算特別委員会の局別審査で出ていますから,その辺を十分に考慮し,安全対策を考えて環状2号線を早期に整備をしていただきたいというのを要望として言っておきます。

 次に,環状3号線もうちの党からも,また違う党からも今後の整備について質問がありました。実際に私が環状3号線を使っている戸塚区の部分については,かなり整備が進んできたのですけれども,もう整備が終わっている栄区の小山台の分譲地,長沼から行くと,あそこのところから急遽,1車線になるのです。環状3号線を整備して,環状3号線の中で住宅が整備されたと思うのだけれども,道路が両サイド整備がされたときに実際にあそこの部分だけが1車線になってしまう。あそこは住宅街でかなり込むのです。長沼から来たときスムーズに流れていたのが,小菅ヶ谷橋を渡ると一気に1車線になってしまう。そういう部分についても,全体的な環状3号線の整備をあわせて,どう改良してスムーズに2車線確保できるのかをやらなければいけないのだろうと思うのです。その辺を含めてお願いをするのと,その辺を整備する予定はあるのですか。



◎(鳥居道路局長) 環状3号線は計画幅員が22メートルで基本的には4車線の道路の位置づけになっております。

 今,御指摘の場所については,あそこの部分をつくった段階の一時的な経過の中では2車線となっておりますけれども,私どもの方としては現在,国道1号線への取りつけ部分を最重点でやっているところでありまして,取りつけが終りましたら,ぜひまた今の2車線の所も4車線化していく必要があると思っておりますので,地元の方々の御協力を得ながら,そういう事業に入っていきたいと思っております。



◆(星野委員) ぜひ環状3号線のできている部分についても早期に整備もしていただき,交通渋滞解消に向けての努力をしていただくと同時に,残りの国道1号線の部分についても早期の地元の用地買収をお願いをさせていただきます。

 次に,環状4号線について何点かお伺いしますけれども,まず環状4号線の戸塚区の原宿交差点から泉区の通称長後街道までの整備状況と,今後の整備をしていく予定はどういうふうになっていますか。



◎(武内企画課長) 現在,環状4号線につきましては全体で15.5キロございまして,そのうち完成区間につきましては9.4キロでございます。

 なお,現在事業中の区間につきましては,南側の公田の交差点及び星野委員御指摘の西側区間の国道1号から旧国道16号まで整備を進めている状況でございます。



◎(鳥居道路局長) 御指摘の国道1号から長後街道までの間の延長等については手持ちの資料がございませんので不明でございますけれども,現在事業中の区間につきましては地下鉄の下飯田駅から深谷町までの約2キロの区間がまだ未整備でございまして,ここの区間については事業化しているところでございます。



◆(星野委員) もう一つ,全体で15.5キロメートルの中に道路局では瀬谷駅の立体化に向けての予算が今年度計上されているのですけれども,瀬谷の地元から通称海軍道路の桜並木を残せとか,道路の拡幅の問題,歩道の広さの問題等,今,いろいろな問題があると思うので,この辺の部分について何点かお伺いします。桜の並木道の部分について残してもらいたいという地元からの要望があるのですが,瀬谷中学校のすぐそばから,桜を今の現状で残すと実際に4車線の道路をつくる予定が3車線しかつくれないと思うのです。その辺については道路局として地元との調整をしていると思いますが,桜を残せ,歩道も広く残せと言っていて,実際にそこに隣接して住んでいる人が何人かいるわけです。歩道を5.5メートル残せという話を聞き入れて,それを残すとなれば3車線のままになってしまうわけです。道路の形態からいって4車線にしなければ難しく,桜並木を動かすとなれば,当初の私が聞いている2.5メートルの歩道が確保できる。そして,桜も移植できるという部分があるのですけれども,実際に道路局としては,この辺の部分についてはどのように考えているのか。僕はあそこを反対している人の考え方からいけば,自分の家だから用地は売らないと思うのだけれども。売ってくれない人に対しての手法を考えると,現状の歩道の広さを2.5メートルに変えて桜並木を移植しなければ,4車線の道路が確保できないと思うのです。その辺について,まず1点聞きたいのだけれども。



◎(鳥居道路局長) 環状4号線につきましては幅員が18メートルの部分と22メートルの部分がございますけれども,基本車線数としては4車線で整備を進めてきております。

 御指摘の瀬谷中学から北側の海軍道路の部分でございますけれども,ここの部分についても,計画幅員が現在18メートルになっておりまして,前後が4車線道路化してきているところから道路局としては,あそこの部分についても4車線化の整備が必要であると考えてございます。

 18メートルの中で4車線化しようとすると,どうしても現在の歩道幅員4.5メートルを2メートル縮めまして2.5メートルにする必要があるところでございます。そういう中で,できるだけ地元の方々の御協力を得るよう話し合いを進めているところでございます。一方,同じ海軍道路で中瀬谷消防出張所というのがございます。これから,さらに国道16号までの北側約1.6キロメートルの部分については,現在接収地になっているところでございます。拡幅等も可能ですから,計画幅員を27メートルにして,両サイドと中央分離帯に桜を植えていくことで,距離的には今までの2.8キロから1.6キロとなりますけれども,その中で区間によってできるだけ対応を図っていきたいと考えて,地元と話し合いを進めているところでございます。



◆(星野委員) その桜の話ですが,いろいろとテレビとか新聞で報道されているのを見ると,桜を残せとか,地元から出ている意見が結構報道されています。道路局としては桜の寿命を考えるとあと5年ぐらいしかもたない桜を伐採をするか,移植が可能ではない話なので新しく植えかえて桜の本数は減らさないようなことを回答しているみたいなのですけれども,そういうところは大体報道には出てこないで,実際の今の桜が減ってしまうと報道されているのです。私が道路局に聞いたところによると,今局長が言ったように4車線を確保すると,今歩道にある桜を何本か切ったり,移植をしなければならない。その移植が可能か可能でないかの診断をしてもらったら,ちょっと可能ではないという診断が出たということですが,桜を残すとなれば移植をしないわけにはいかない。この辺の部分についての話はなかなか難しくて,道路局から私が聞いているのは,現在の桜の移植は不可能だという話です。ところが,地元では可能だと言っているのですけれども,この辺の確認をしたいのですが。



◎(鳥居道路局長) 道路局の方としても,先ほど申し上げましたように北側の部分に新たな桜の植樹ができる区間が確保できまして,南側で移植が必要になった部分の本数がほぼ確保できるということで,できるだけ移植ができないかと過去に樹木医に診断をお願いしております。

 その結果によりますと,かなり病気にかかっておりまして,移植が難しいという判断が出ております。現在,また改めて地元の人たちが別な樹木医さんに頼んで見てもらった段階では,可能だという話もあったということでございますので,道路局としても改めて,再度また調査を進めていく状況ではございます。



◆(星野委員) そうすると,陳情している人たちの考え方は道路の4車線整備について基本的に反対だというのが事前にあって,今の局長の話を聞くと,そこに原因があるのではないかなと思います。再度確認しますけれども,海軍道路の方を含めて30本の桜を現状のまま保存し,さらに150本の桜を植栽して,ほぼ同数の桜を維持する。ただし,先ほど局長が話した中瀬谷消防出張所から16号線までの間については,当初の18メートルを27メートルに拡幅するということで,その拡幅する部分の反対側を地元の市民が桜を植えてもらいたいと言えば桜を植えるし,地元の声によっていろいろとこれから調整すると言っているのですけれども,実際にそこに桜を植えるとすれば,私が聞いたところでは30本移植でき,合計750本の桜並木になるという話を聞きました。今まで以上にすばらしい桜,桜,桜となるわけです。要するに中瀬谷消防署あたりの真ん中の桜を残せば,当然幅は27メーターだけれども,そこから瀬谷中学の方については,道路の拡幅について反対だとなれば,現状の3車線を4車線にして,2.5メーターを確保した歩道のところに桜を植えるという話を聞いたのですが,桜の移植の問題を含めて道路局と地元が十分理解をしていないところが結構あるのではないかなと思うのです。道路整備についてもうちょっと当局が説明をして,桜の木を再調査した結果等も踏まえて,もう1回,地元に十分理解し合う説明をした方がいいと思うのですけれども,当局の考え方をお聞きします。



◎(鳥居道路局長) まず,桜の本数関係で改めて御説明申し上げますと,瀬谷中学から中瀬谷消防署までの間は,片側に現在桜が植わっており全部で150本ございます。それから中瀬谷消防署から旧国道16号までは両側に桜が植わっておりまして,現在300本植わっております。現在の計画の中では,まず中瀬谷消防署から旧国道16号までの間については,さらに東側に9メートル拡幅しまして,現在の両側歩道にある東側の歩道の桜については中央分離帯で残すということ,さらに東側に新たに4.5メートルの歩道をつくって,そこに約150本の桜を植えるということで約450本の桜並木が確保できるということでございます。その150本については,できるだけ瀬谷中学から中瀬谷消防署までの現在あります150本が移植できるなら移植して持っていきたいということで,現在調査を進めているところでございます。

 それから,瀬谷中学から中瀬谷消防署までの間については2.5メートルの歩道になるわけでございますけれども,そこにも植樹松を一応確保してございます。地元の人たちの意見を聞きながら植樹の種類については詰めていきたいと思っておるわけでございますけれども,桜ということで御理解が得られれば,桜を植えた場合には,これは両側歩道でございますので合わせて300本でトータルで星野委員御指摘の750本になるわけでございます。

 ただ,現在の瀬谷柏尾から中瀬谷消防署までの間について,本当に桜がいいかについてはいろいろな御意見がございますので,地元の御意見を聞きながら樹種については決めていきたいと思っております。

 それから歩道を狭めて桜を切ることについて理解が十分得られていないのではないかという御指摘がございます。私どもとしても今後とも環状4号線,先ほどの長後街道から昨年開通いたしました相模鉄道線までの間はすべて18メートルの中で4車線の確保をしてきてございます。ここの部分だけ2車線にしますとボトルネックにもなってまいりますので,ぜひ4車線化ということで地元の方々に十分御理解が得られるよう努力していきたいと思っております。



◆(星野委員) 地元の人たちが,2車線にして歩道を4.5メーター確保しようと言ってますけれども,実際に私が地元の市会議員からいろいろと話を聞くと用地協力は不可欠だと。大体,桜を残せと反対している人がそこに住んでいるのだから,用地を提供することは不可欠だと。今の局長が説明するように4車線にして両側2.5メーターの歩道をつくるということでいかざるを得ないと思うのです。この辺について,もうちょっと地元の誤解を解く努力をしていただくと同時に,海軍道路の日米の共同の話が解決しなければ,旧国道16号線との接続部分が残ってしまって支障を起こすと思うのです。ですから,日米共同使用申請の準備中という話を聞いているのですけれども,いろいろな問題点があると思いますけれども,我々としては日米共同使用申請を早目にして環状4号線の早期開通をしていただきたいということを要望させていただきます。

 続いて,大変予算が減っている中で,いろいろなところの街路整備ですが,先ほど局長が国費の導入と言っていますけれども,我々が身近に使う街路はなかなか国費がつかない部分が結構多いと思うのです。その整備について不安があるので,その辺を含めて質問します。1点は旭区の大池の近くの道路拡幅の整備についての陳情を出したのですけれども,先日取り下げをしたという話がありました。その陳情が出てくるということは,前の委員からもちょっとありましたように,道路がどこかへできる。そこで渋滞があれば住宅地に流れてしまうところに,道路行政の少し欠けているところがあり,道路ができればいいというのではなくて,その道路ができるに当たっての影響はどうかといったときに,先ほどの酒井委員が言うように予定はありますと言うけれども,全然未定なところばかりがあるわけです。そういうことでいけば,旭区の人たちからすると,鴨居−上飯田線の整備が遅れている。それが結局,大池の方に朝夕の混雑が出てきてしまう。地元は長年,混雑解消に向けて何らかの形で手当てをしてくださいという要望がずっとあったわけです。それがなかなか整備ができないということが蓄積をして,新たに道路が1本つくる予定があると聞けば,そこだけやるのではなくて長年地元で要求している道路を整備してもらいたいというのが我々区民の普通の願いだ と思うのです。この辺について,旭区の大池の関係の道路整備については,鴨居−上飯田線並びに保土ケ谷−二俣川線の用地の取得に向けて積極的に行い,今現在反対をしている人たちの道路の部分をスムーズに整備をすると同時にそっちも整備するというふうに精力的に行わないと,こっちが遅れているのに,何でここだけやってしまうんだ,だからおれのところの住宅地は道路混雑してしまうという不安があると思うのです。その辺の部分について再度話しますが,旭区の大池の関係の道路整備については,道路局が前向きな回答をした関係から地元から出ている陳情の取り下げをしたと思うのです。だから,これは街路整備工事の予算の中で,もともとからの要求のところを積極的にやってやるという意欲でやっていただきたいと要望をお願いして終わります。



◆(横溝[富]委員) 国道15号線の関係で教えていただきたいのですが,横浜から川崎に向かっている区間で神奈川から鶴見の先のあたりでちょうど片側3車線で来ているのが急に片側2車線になって,川崎のちょっと手前あたりから3車線になるわけです。国道15号線は完全に片側3車線にするということで動いているはずなのですが,その辺の進捗状況と今後の方向性について,その1点だけ教えていただければと思います。



◎(鳥居道路局長) 国道15号線につきましては計画幅員が50メートルで都市計画決定してございます。現在でき上がっているのは鶴見駅付近が区画整理で整備したところでございますし,あと東神奈川の付近ができ上がってございますけれども,残りの部分については,まだ未整備ということでございます。幅員50メートルでございますので,車線数としては6車線,あるいは8車線とれるのではないかと思っております。



◆(横溝[富]委員) これは要望でありますけれども,途中でセットバックしているところと,していないところとあります。今ちょうどある意味過渡期で,パイプがつぶれてまた開くという状況になっていて,あの間が非常に交通渋滞を起こしていますので,国の方に何かの機会に工事をやってほしいと言っていただければと思っています。よろしくお願いします。



◆(和田委員) 個々の道路のことですから課題もあって,その課題を克服していただきたいと思います。そうはいっても,横浜市内の道路環境は,まだまだ改善しなければならない部分が多々ございますので,平成13年度も大いに頑張ってもらいたいなと思います。

 その中で旭区の道路改良の話がありました。恐らく極めて局所的な話なので,ほかの委員さんはよくわからないと思いますけれども,稲妻道路の渋滞を解消するために改良をやるということだろうと思うのです。ある意味では道路局としては妙案だったのだろうと思いますけれども,そのことによって他の住宅街へ車が流れ込んでくることがございますので,その対策方は,ぜひしっかりやってもらいたいと思います。

 私が質問したいことは,もう少し全体的な話で,平成13年度の道路局予算を見ますと幾つかの特徴点があるのだろうと思います。そのうちの市債発行は横浜市予算全体としては12%減で市債発行を切り詰めておるのですけれども,道路局の場合には,15分道路の関係で発行額が前年と比べ,特に15分道路については前年ゼロだったものが70億円ということで予算額八十数億円のうちのほとんどが充当債となっておるわけですが,この経緯について,まずお伺いしておきたいと思います。



◎(鳥居道路局長) 財源の内訳につきましては,財政局の中で全体の市債枠の制限等を勘案しながら,確保できるところについてはできるだけ確保しながらこの数字になったと,私は理解しております。



◆(和田委員) それはそうなんでしょうけれども,平成12年度に全然予算がついてなくて,平成13年度につくようになったということのもうちょっと詳しい理由,中身,内容を教えて下さい。



◎(柏崎部次長兼総務課長) ただいまの御質問の駅まで15分道路の市債でございますけれども,今,局長から話ましたように,全市的な市債の枠の中で今回,道路局の方に充当するということで配分された分があるのですが,その市債の性格としましては地域総合整備事業債ということで,償還につきまして交付税措置がある比較的有利な市債ということでありますから,今回15分道路の利用として充当する措置がとられております。



◆(和田委員) この15分道路については,我が党の手塚委員も過去3年間の予算の推移とか施行箇所数について質問しています。平成13年度は90カ所と予算書にも書いてございます。これは予定バス路線の整備ということで15分道路に予算を使っていくということですけれども,現時点で横浜市全域でどれくらい整備しなけれはならない箇所数,延長数の試算は行われているのかどうかお伺いしたいのです。



◎(鳥居道路局長) 事業量ということになろうかと思いますけれども,これは事業の仕方によって,かなり変わってまいります。15分道路もいわゆる路線型,道路を広げて整備する部分もあれば,ボトルネックになっている部分の交差点だけを改良する,あるいはバス停の確保だけを行うなど,いろいろな事業の組み合わせの中でやっておりまして,そういう意味で全体として何カ所あるか,数字については特に把握をしてございません。事業化の段階に当たっては地元の状況,特に土木等の意見を聞きながら優先順位の高い所から予算の範囲の中で事業着手に向けるのが実情でございます。



◆(和田委員) バス路線ということですが,これは御存じのとおり平成13年度からバス事業について規制緩和がなされることで民間バス路線の路線変更も行われてくることが予想されますし,それに伴って市営バスの路線も変更していかなければいけない。地域住民の要望も,またそれに伴ってさまざまなものが出てくると思っておるのですけれども,15分道路とバス路線の整合性を保つために,どのような仕組みで15分道路の整備事業を進めていかれようとお考えになっているのか,お伺いしたいと思います。



◎(鳥居道路局長) バス路線の新設は15分道路の交通体系実現の中では,最も重要な事業になるわけでございますし,また効果の高い事業になります。したがいまして,バス路線の新設の話になりますと,特に区役所等が情報を仕入れてございますので,区役所の方からここの場所にバス路線を新設したいのだけれども,道路の方で若干ネックになっているという話があれば,そういうところについては最優先で採用し対応しているところでございますし,また今後ともやっていきたいと思っております。



◆(和田委員) 今回90カ所ということで箇所数がある程度出ているわけですけれども,バス路線の新設が年度途中に出てくることも間々あるわけなので,その場合には整備費の予算の執行は機動的に対応するお考えがあると認識してよろしいのかお伺いしたい。



◎(鳥居道路局長) 私どもの方としても,できるだけ15分道路の交通体系の実現に向けてということで努力しているところでございまして,年度途中でそこを改良すれば新たにバス路線ができるとか具体的な話があれば臨機応変に対応していきたいと思っております。



◆(和田委員) わかりました。結構でございます。



◆(岩崎委員) テーマが変わりますけれども,横浜市沿道環境改善プログラムに関する協議会ができているようですが,これについてお尋ねします。

 まず,この協議会の設置の目的及びその事業内容,どこの団体が構成している協議会なのか。この協議会は,川崎南部地域で川崎南部地区道路沿道環境整備事業というのが進められているようですけれども,これとの関連がある事業なのかどうか含めて教えてください。



◎(鳥居道路局長) この協議会につきましては平成10年11月に道路審議会におきまして総合的な沿道環境改善に関するプログラム策定を推進する提言が出ております。この提言を受けまして国土交通省が中心になりまして,横浜市では昨年12月に設立されております。

 ちなみに関東整備局の管内の中では,東京都と千葉県と横浜市の3地区が対象となって国土交通省がこの協議会を設立してございまして,横浜市の沿道環境改善プログラム策定の推進協議会の構成メンバーといたしましては,国土交通省の横浜国土工事事務所が中心となり,そのほかに日本道路公団と首都高速道路公団,警察,神奈川県,横浜市の6機関が構成メンバーとして検討を進めてございます。

 検討の中身でございますけれども,一応沿道環境改善のための道路整備に関すること,あるいは沿道整備に関すること,交通需要の調整に関すること,低公害車の利用促進に関することというようなものを検討の対象として調査を進めていくことになっております。

 それから,川崎南部地域の沿道環境改善のための道路整備の方針との絡みでございますけれども,こちらとは直接は関係してございません。あくまでも横浜市の市域内を対象としておりますが,この横浜市の沿道環境プログラムを作成するに当たっては,川崎市の検討結果も参考にしながら検討を進める中で調査が進められております。



◆(岩崎委員) 今,説明をいただきましたけれども,この協議会は直接的には川崎南部地区道路沿道環境整備事業とはリンクしてないということのようですが,対策を立てて整備していく大きな流れの中では,当然川崎市での整備事業が先行して行われ,大気汚染を軽減していくために道路の側からの対策をやろうという中身だと思うのです。だから,直接はリンクしてないけれども,背景としては川崎市の公害裁判で明らかになった必要な対策です。この流れの一環だと,私は理解しているのですけれども,今の説明で横浜市域でも,そういう方向で協議が始まったということのようですが,これを横浜市としてはどういう受けとめ方でおられるのか。また,どう具体化しようとしておられるのか,伺いたいです。



◎(鳥居道路局長) 道路の沿道環境の改善は道路局としても非常に重要な課題であると考えてございますし,本市も重要な課題になっておりまして,この協議会の中では国土交通省が主体ではございますけれども,横浜市の道路局と環境保全局も事務局として参加しております。そういう中で,できるだけ積極的に環境改善プログラムの策定,推進に向けて取り組んでいきたいと考えております。



◆(岩崎委員) 川崎南部地区でやられている取り組みは,公害裁判で判決があり和解があって,その内容に基づいてやられている事業だと聞いています。総事業費でも4,000億円を超えるような大事業なわけです。要するに道路から出る大気汚染の要因をどういうふうに取り除いていき,改善していくのかということのようですから,今,局長お答えになられた範囲では,まだまだ横浜市の対策,取り組みは十分だとは聞こえてこないわけです。とにかくあそこは,首都高があって,産業道路があって,湾岸線があってと川崎南部の渋滞の一番発生源になっている地域であり,大きな道路が平行して何本も通っている地域です。その状態が鶴見区,神奈川区と横浜市までずっと続いているわけです。だから,川崎は大規模な予算も組んで対策をするけれども,横浜市はこれから検討しながら何か考えますといった消極的な対応では,一帯の地域ですからまずいのではないかと思います。

 そういう意味で川崎市でやっているような対策を受けて,横浜市でも,積極的な構えで事業を具体化する必要があるのではないかと思うのですが,今回予算もないようですし,予算書を見ても出てきませんから,これではちょっと心配なわけです。だから,川崎市の重要な結論が出た後ですから,横浜市もそれにふさわしい重さで,この問題を受けとめて具体化したほうがいいと思うのですけれども,この辺,局長がどういうふうに考えられているか。



◎(鳥居道路局長) 今回の取り組みは,先ほど事務局として道路局と環境保全局が入っているとお話申し上げましたけれども,関係局としてはそのほかに都市計画局,企画局,港湾局,交通局等,道路環境改善に携わる関係局すべてが参加して構成されております。そういう中で岩崎委員は,どちらかといえば鶴見区という川崎市と隣接部のところを重点的にお話しされてはいると思いますけれども,今回の環境プログラムにつきましては横浜市全域を対象にしてございます。横浜市全域の中でいかにして沿道環境をよくしていったらいいかということの中でプログラムをつくっているものでございますから,それぞれの事業主体が必要なものについて,お互いの意見,あるいは鶴見区のところについては先ほどの川崎市の例も参考にしながら詰めていくことになると思っております。



◆(岩崎委員) ぜひ積極的にやってほしいと要望しておきたいと思いますが,確かに鶴見区,神奈川区との続きの部分は大事だと思います。同時に横浜市の場合,市内幾つかの測定ポイントでかなり大気の状況がよくないというのも報告されているわけですから,横浜市域全体の大気の改善という点では,相当力を入れてやっていく必要があると思うので,当事局ですから,ぜひ力を入れてやってほしいと要望しておきたいと思います。

 それから,次に一括審議のようですから駐車場の会計に関連して若干伺いたいと思います。

 まず,2001年度の自動車駐車場事業会計予算の中身,事業内容と,この内容が進められると施設整備は今年度で完了できるのかどうか,あわせて伺います。



◎(鳥居道路局長) まず,平成13年度の駐車場の整備事業の内容でございますけれども,工事としては2カ所の駐車場で行います。1つは日本大通り地下駐車場。こちらについては,ほぼ本体部分ができ上がってきてございまして,平成13年度は入出庫口の築造と設備工事を主体に行っていきまして,平成13年度末の完成を予定してございます。

 それから,横浜駅根岸線の地下駐車場については附帯の一部と,入庫口の築造を進めるとともに設備工事を行いました。それから,国道16号のところに国が同じ地下駐車場をつくってございますので,それの接続工事を中心に行いまして平成14年度の完成を予定してございます。

 現在の2カ所の駐車場の整備が終わりますと,道路下を利用した駐車場が全部で6カ所になります。現在の駐車場の整備計画の中で予定されております地下駐車場は,今後の整備計画そのものについては,また引き続き都市計画局で検討されていくことになろうかと思いますけれども,現在の段階では道路下を利用した地下駐車場の計画については,この6カ所で終わりとなっております。



◆(岩崎委員) 次の年度にまで少し仕事が残るという答弁のようですが,地下駐車場の建設コストは,何回も私が取り上げているように,1台当たり3,000万円から一番高いのは5,000万円ぐらいになるというものです。しかも,完成後も当市の規模に見合った回収はとてもできるものではないということも,これははっきりしているわけです。だから,今お答えがありましたけれども,これ以上は,もうやらないのでしょうね,と聞こうと思ったのです。今のところ計画がないということなのですけれども,都市計画局の計画で必要ならばあり得るような含みも今ありましたので,これはもうこれまでの経験で実情に合わないということははっきりしたと思いますし,新しい計画は,もうなしにするというのを基本方針として固める必要があると思うのですが,どうでしょう。



◎(鳥居道路局長) 駐車場の整備は路上の違法駐車の撤去が最大の目標になってございます。そういう中で官民が一体となりながら整備を進めていくところでございまして,道路局もその一部を今回の中では担当してきたことになります。

 一応,駐車場事業そのものが,まだ完全に6カ所整備が終わっているわけではございませんので,都市計画局としては,これからも引き続き駐車場の整備計画を検討されていくのではないかというふうに思いますけれども,その中で今回のこういうものも参考にしながら検討していくことになると思います。



◆(岩崎委員) 関連して道路の附属物,自動車駐車場の一部改正についても伺います。

 今回,定期駐車券の料金を1カ月3万円から3万3,000円に改めるとなっていますけれども,改定の理由は何でしょうか。



◎(鳥居道路局長) 平成13年度に新たに山下町駐車場が開業することに伴いまして,山下町駐車場の月決め料金が一応3万3,000円を予定してございますので,それに合わせて変更するものであります。



◆(岩崎委員) 今回の料金の改定が駐車場の利用状況を改善させることにつながる措置であるのかどうかという点では,どうでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 一応,今回の料金設定につきましては周辺の民間駐車場の利用料金を参考にしながら設定してございます。そういう意味で,道路下の利用駐車場をできるだけ利用していただきながら路上駐車の排除に向けて努力していきたいと思っておりまして,そういう意味ではある程度の効果につながるものと考えております。



◆(岩崎委員) 結構です。



◆(関[す]委員) 地下駐車場を当初整備目標として3万7,100台ぐらいを整備する中で,公的セクターは25%という枠がありました。公的セクターが25%ということは,民間で75%を請け負うということだろうと思うのですけれども,地下駐車場事業を行っていくに当たって,公的セクターが整備をする意味はどういうものだったのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) これは基本的には都市計画局で検討をしている中身でございますけれども,公的セクターが担当する部分として考えられるところは,基本的には民間が中心にやっていくべきものと考えますけれども,どうしても民間として整備しても採算に合わない地域が出てくることになります。そういう部分については,やはり公的セクターの方である程度担当して整備が必要になるということで,そういう割合になっていくものと考えております。



◆(関[す]委員) 横浜関内地区で予定されております6カ所は,民間では採算に合わないところという理解でいいのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 採算だけではないとは思いますけれども,やはり民間駐車場として整備しにくい場所もあろうかと思います。そういう部分も含めて,民間で担当できないところについて公的セクターの方で担当して整備することになろうと思います。



◆(関[す]委員) 公的セクターが全体として25%,民間が75%としますと,現在6カ所の中では4カ所整備がされたということですから,あと2カ所の400台が,横浜関内地では残っているかと思うのです。公的セクターが25%担う中での現在の進捗状況がどうなのかということと,民間はどの程度を目標に対して事業を行っているのか,それぞれの執行状況を伺いたいと思うのですが。



◎(鳥居道路局長) 私どもは道路下を利用した地下駐車場6カ所分について担当しているわけでございますけれども,公的セクターで整備する内容としては道路下を利用した駐車場ばかりではなくて,公園の方は緑政局がやったり,あるいはそのほかの局が担当する場所もございます。したがいまして,その辺のトータルの数字については,私どもは把握してございませんので回答は難しくなっております。



◆(関[す]委員) 公的セクターの部分を道路局も,都市計画局も,港湾局も担っているので,それらを全部足して25%の中でどの程度達成したのかを見ていかなければいけないということですよね。そうしますと,そこの責任局はどこになるのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 一応,都市計画局に駐車場対策課がございまして,そちらの方で全体調整を進めているところでございます。



◆(関[す]委員) あと2カ所残して現在4カ所整備されていて,山下町地下駐車場の供用開始はこれからということですけれども,まだ事業の途中ではありますが,地下駐車場が6カ所のうちの4カ所整備されたことの効果をどのように評価なさっているのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 適宜行ってございまして,例えば,今開業した馬車道,福富町といった周辺の路上駐車がどのくらい減ったか実態調査を行っている中では,2割減ったとの数字が出てございます。まだ基本的には全体の駐車場がかなり不足しているということもございまして,そういう意味ですぐに駐車場の周りの路上駐車がゼロになるとはつながってはいないわけでございますけれども,現実問題として,私どもの地下駐車場に半分近くの台数が利用されているわけでございますから,その台数については少なくとも路上駐車からは排除されたものと考えております。



◆(関[す]委員) 12年前に横浜の博覧会が行われました。そのときに桜木町が会場だったと思うのですけれども,そこにマイカーで来られては都市交通についても港湾の交通についても混雑をしてしまうので,新横浜と大黒町と新本牧の3カ所に駐車場を設け,パークアンドライドという形で,とにかく中心部に車が乗り入れないような措置を図ったと伺いました。今でさえ横浜がやっていないのに12年前のお祭りのときには,6カ月と短い期間ではありましたけれども,よくよくそのような奇抜なといいますか,先見性のあることができたと関心させられているわけです。そういった意味では横浜関内地区の都心部に地下駐車場を設けてしまうことは,12年前の考え方からして,もちろん一時的なものというのがあったと思いますけれども,方法そのものが今の時代に逆行しているのではないか。それと,2割違法駐車が減ったのではないかと言われましたけれども,私の実感としては2割減ったようには全然思えなくて,通りのあちこちに路上駐車が行われていると思いますので,事業費1台3,500万円ぐらいかけても,そんなに事業効果があらわれていない。時間がたてばたつほどどんどん地下の費用もかかってくるということで,都市計画局は今後どうするのかわからないとおっしゃいましたけれども,そういったことについては,これ以上の借金財政を続けていくべきではないと思いますので,道路局としても関係局に,ぜひこれ以上はしないようにと働きかけていただきたいなと要望しておきます。

 附属物として自転車の地下駐輪場が伊勢佐木長者町に150台分あることを昨年伺ったのですけれども,そのときの総事業費がたしか4億5,000万円と伺いました。今も総事業費というのは変わっていないのかどうかということと,今年度は地下の伊勢佐木長者町の駐輪場の整備のために幾ら予算をつけられたのかを伺いたいのですが。



◎(奥原駐車場建設担当課長) 横浜駅根岸線の駐車場と併設します駐輪場でございますが,建設費の総額につきましては4億6,500万円を予定しています。平成13年度の予算につきましては,国庫補助事業と市単独事業を合わせまして1億1,100万円でございます。



◆(関[す]委員) 昨年伺ったときには4億5,000万円だったのです。150台で割ったのですけれども,やはり自転車1台当たり300万円ぐらいの駐輪場を地下に設けるという事業費の高騰がうかがえるなと思うのですが,そこのところのニーズがどうなのか一つ問題になるだろうと思うのです。伊勢佐木長者町のあたりの自転車の放置状況とか,自転車の利用状況がどうかといったときに,私が市民局に問い合わせましたところ,駅の近くではなくて駅から300メーターぐらい離れたところに放置自転車が多くて,それは商店街の利用者ではないかということが,そのときの見解だったのです。商店街といったところが自転車の駐輪場の付置義務を持っていないのが,今の横浜市の自転車の放置防止条例だと思うのですけれども,そういった民間事業者の自助努力やお客を集めるための努力を,やはり商店街もそれなりのものはしていかなければいけないのではないかと思うわけです。そういった民間事業者への自転車駐輪場の付置義務について,局が違うかもしれませんけれども,道路局長としては,どのようにお考えでしょうか。というのは,それがないから道路局として地下駐輪場を整備しようとなっているわけで,その関連について伺いたいと思います。



◎(鳥居道路局長) 道路局で整備しております自転車駐車場につきましては,駅を中心として通勤目的のための自転車として主に整備してございます。御指摘の商店街,大規模店舗等に必要な駐車場については,それぞれの事業者,それぞれの団体が基本的に整備していただくことが本来の中身ではないかなと思っております。



◆(関[す]委員) 新横浜−元石川線についてなのですけれども,前回の常任委員会で私は検討委員会の結果が,まだ出ていないことと,9月議会以後に横浜市として土壌の汚染状況について調査をするということがあり,それを待たずして9月議会で採決するのはデータがきちんとそろっていない中では問題であるという立場で反対の意見表明をしたわけです。その後,検討委員会の結果がどのような状況になったのかを,まず1点伺いたい。その後,あのときは10月に土壌調査を行うと言われたわけですけれども,10月に行われた土壌調査の結果はどうだったのかを伺いたいと思います。



◎(鳥居道路局長) 検討委員会につきましては第5回がたしか10月に開かれたと思います。その中で最終的にそれまでの検討委員会の中で審議されました異物混入土については仮置きして将来処分をし,あるいは仮置場についてはどういうふうにするか,それから新横浜−元石川線の橋脚部分についての構造をどうするかについて最終的なまとめということで確認させてございます。その後,ことしの2月7日にこれを受けたようなことになろうかと思いますけれども,引き続き事業化をそれぞれ私どもと京浜工事の方も工事に入りますので,2月6日にモニタリング委員会というものが設立されておりまして,その中で,ここでは異物混入土の仮置きの方法だとか,水処理の方法,工事事業者たちの不安対策等について確認されているところでございます。

 土壌の調査につきましては,私どもの方で基本的に第4回までの間で方向等が確認されてございますので,それに基づいて工事発注等をしたわけでございます。実際の工事に当たっては,それぞれの橋脚部分あるいは橋台の部分に該当する部分の土壌がどうなっているかを別途ボーリング調査を行っておりまして,その調査結果に基づいて,現在工事に入っているところでございます。



◆(関[す]委員) 土壌調査の結果は汚染土,異物混入土であったということですね。



◎(鳥居道路局長) 今回のボーリング調査の中で,どの深さの所に異物混入土があるかを一応確認しまして,その深さに合わせて,今工事に入っているところでございます。全部が異物混入土が入っているわけではございません。



◆(関[す]委員) そのあたりに住んでいらっしゃる人にとっては,どのように保管されるのかということが不安な材料になるだろうと思うのです。本当に汚染された土壌をどのように処理をしたらいいのかというのは,専門的な知識や高度な技術が必要であったりしますので,ではそれ以外にどういう対策があるのかというふうなところでは,なかなか今横浜市がやろうとしているやり方ではないやり方を提案することができないわけです。住民の方々がとにかく不安を持っていらっしゃることは確かで,そのことに対して丁寧に情報を伝えながら,その方々が不安を抱かないような形で説明をしていって,最大限安全な対策を講じていただきたいと意見として申しておきます。



◆(与那原委員) 地下駐車場について,議案とあわせて伺いたいのですけれども,まず市第122号議案の条例の一部改正で山下町の地下駐車場が4月から始まるということで,それに合わせて上限3万円を3万3,000円に改めたということですが,その3万3,000円の根拠をもう一度伺いたいのですけれども。



◎(鳥居道路局長) 基本的な料金設定に当たりましては周辺の民間駐車場の料金を一応に参考にしながら設定しておりまして,今回の月決めの定期料金につきましては,周辺に4カ所,定期駐車券を発行した駐車場がございます。その4カ所の平均をとりまして約4万円ということになってございまして,既に開業しております馬車道あるいはポートサイドについても周辺駐車場の約8掛けの料金設定にしておりますので,今回につきましても4万円の約8掛けで3万3,000円に決めさせていただきました。



◆(与那原委員) 平均すると周辺の民間駐車場が4万円ですか,一番高い所で4万2,000円,3万9,000円,3万5,000円と4カ所調査した資料をいただいたのですけれども,8掛けで横浜市が3万3,000円とかなり安く設定されています。高いところから比べると9,000円安くなっているのですけれども,民間の駐車場を圧迫することにはならないのですか。



◎(鳥居道路局長) 民間の駐車場につきましては,定期駐車券とともに車庫証明を発行してございます。私どもの方の駐車場につきましては,特定の人たちに特定の場所を固定して貸すことはしませんので,いわゆる車庫証明は発行しません。したがいまして,その分の割り引きとして一応8掛けにしているものでございます。



◆(与那原委員) 民間の駐車場が山下町の周辺で1,000台近く,調査をしていないところも含めるとそれ以上あると思うのですけれども,それが今どの程度埋まっているのか,そういう調査はされているのか。



◎(布施川道路部長) 現在,駐車場の稼働状況につきましては,なかなか民間等の事業者の中で資料等を取り寄せにくい面もございまして,現在は正確な数字は把握しておりませんけれども,ほぼ満車近くは入っておると聞いております。



◆(与那原委員) その辺の数字も含めて示せるようなきちんとした調査が本当は必要だろうと私は思っているのですけれども,先ほど違法路上駐車も多くて民間だけでは対応しきれないと言っていました。だから横浜市がそこに乗り出していってつくるのだと。4つの駐車場を整備したことで大分効果があらわれているという話もあったわけですけれども,当初どのぐらい路上駐車があって,それがどのぐらい減ったのか,具体的な数字も示していただけますか。



◎(奥原駐車場建設担当課長) 平成12年に同様な御質問にお答えしているのと同じですが,福富町西公園につきましては,開業前は周辺約100メートルの範囲を調査したところ約121台路上駐車がございまして,開業以後は51台で調査した時点から60%近い減少になり,同じようにポートサイドでは38台が18台に減って約50%の減,馬車道では109台が78台に減って30%弱の減少です。その時点での調査からはそうなっております。



◆(与那原委員) もちろん減少しているということなのですけれども,ただ稼働率を考えてみると福富町は前年度より稼働率が落ちているという状況があって,馬車道は多少上がっているのでしょうが,決算特別委員会などでも出ていたと思いますが,それでもまだまだ稼働率を聞くと相当低い。路上駐車全部の数値が100%解消するようなところまでは4つの駐車場が吸収できない状況があるわけです。その辺の理由としてはどういうふうに考えているわけですか。



◎(鳥居道路局長) 私どもの方は駐車場が整備されたらできるだけ路上駐車についてはなくしていきたいということで,本会議等の中でも御質問等がございましたけれども,例えばパーキングメーターについても,駐車場が整備されても一部のところでは,まだパーキングメーターが残っているところもございます。そういうところについては,県警の方に要望して駐車場の整備がなされて需要が十分なところについては移動するように,あるいは撤去するように警察の方とも協議を進めているところでございます。



◆(与那原委員) 4月から開業する山下町の地下駐車場は,今年度の見込みではどのぐらいの利用台数で稼働を考えているのか。



◎(鳥居道路局長) 近くに馬車道の駐車場があるわけでございますけれども,馬車道の駐車場に比べますと周辺には中華街だとか山下公園等の駐車需要が発生する施設もございますので,それよりは多いとは思いますが,一応初年度ということもございまして,今年度は馬車道駐車場と同程度の利用を見込んで予算をお願いしてございます。



◆(与那原委員) 今年度の馬車道の稼働率が3時間で,それと同程度と考えているということですよね。先ほども言いましたけれども路上駐車が解消されないというのは,1つには本当に都心部に車を使ってやってくることの必要性があるのかどうか。きっとそこで働いている人は定期的な駐車場をお使いになるのかもしれないのですけれども,わざわざ地下の駐車場に入ってまでとめる必要が薄いのかなと思うのです。私などは都心部に車を呼び込んでしまう地下駐車場は反対だと言ってきたのですけれども,今聞くと効果は多少あるけれども,それでも吸収しきれない。宣伝が足りないということよりは,やはり車を呼び込まない方向に努力していくのが一番やるべきことだなと思っています。

 山下町も,ことしわずか3時間しか稼働率の見込みがないということで,もうほかの2つの駐車場についても,これからでき上がるような状況ではあるのだけれども,これから駐車場を都心にどう整備をしていくかという考えでいくと,今の現状を正しく認識して反省して,この事業については,もちろん賛成しかねますし,今後の整備についても,やはりきちんと反省して,都市計画局とあわせて,もう呼び込むような形のものはつくらないという方向でやっていただきたいなと思います。

 新横浜−元石川線については,いろいろ質問もしてきたのですけれども,この間,時間の関係で言い足りない部分もありまして。国の工事に準じて横浜市の工事を進めていくと聞いているのですけれども,一時保管施設をつくるに当たっては,より周辺の住民の方にきちんと第三者的な目を持って工事を見ていただく意味も込めて,工事の様子を見られるようなモニターをつけると国は言っているわけですけれども,その元石川線の部分は外されているのです。ここだけはなぜか,モニターを設置しないことになっているのです。同じエリアの中にあって,これはなぜなのかというのと,元石川線の工事についても,やり方としては不透水層までくいを打つわけですから,非常にその周辺としては心配なわけで,モニターをつけることを今後きちんとやって皆さんにちゃんと工事の様子を見ていただくのは,国のやり方に準じてやるならばするべきだと思うのですけれども,その辺はどうですか。



◎(鳥居道路局長) 新横浜−元石川線につきましては,非常に既存の道路に近いところで工事をやってございます。したがいまして,工事の実施に当たってモニターについては設置はしておりませんけれども,防護フェンスの一部を透明のフェンスに変えておりまして,道路を通っている歩道から中の工事が十分に見られるような措置で一応対応してございます。



◆(与那原委員) 今も外から,橋の上から見えますけれども,かなりのおおいがかかっていて,工事の状況をのぞくのは場所的にできないです。だから,国もモニターをちゃんとつけると言っているわけだから,そこは今の状況を場所的に見ると外からうかがうのは無理だと思うし,その辺をもう一度検討していただきたいなと思います。



◎(鳥居道路局長) 橋梁の上から眺めるのではなくて,防護フェンスの一部を透明なフェンスに変えてございまして,その透明なフェンスで一応,中が十分に見られるような措置を講じているということでございます。



◆(関[す]委員) 新都市交通株式会社への無利子貸し付けについてなのですけれども,本年度の予算で37億9,500万円を無利子で貸し付けるということが計上されておりますが,なかなか交通関係のところで黒字に転化させるのは難しいかなと思います。新都市交通株式会社が横浜市から独立して一つの株式会社として歩いているところに,いつまでそういう対策をとるのはどうかと疑問があるわけですけれども,営業努力を新都市交通株式会社はどのように行って,横浜市はそのことをどのように評価しているのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 今回の支援策でございますけれども,今まで横浜市が有利子で貸し付けをしていたのを無利子に切り変えるという内容でございまして,平成11年から行っており今年度が最後でございます。今回の切りかえによって無利子への切りかえが終わります。

 新都市交通株式会社の経営努力でございますけれども,1つはできるだけ売り上げを伸ばしていきたいということで増収策等も行ってございます。この中ではシーパラダイス,ベイサイドマリーナとの連携を深めながら売り上げをふやすことを行っております。

 もう一つは,経費の節減で人件費あるいは,その他の経費の削減等を図りながら行っているものでございます。今回本市の貸付金を無利子にすることによって,基本的には今の見込みと3つの努力を重ね合わせることによって,ほぼ経常収支も黒字に転換すると予測はされております。



◆(関[す]委員) 新都市交通株式会社の事業計画を見ますと,シーサイドラインの運営,スポーツ及びレクリエーションの売店,駐車場の経営,損害保険代理業務と3本の事業計画が立てられているわけですけれども,それぞれ経営状況はどういうふうになっているのでしょうか。



◎(鳥居道路局長) 現在のところは,それぞれの細かな数字が手元にございませんけれども,一応内容的には,それぞれの事業すべてが黒字になっているということのようです。



◆(関[す]委員) 第三セクターとはいえそれぞれ株式会社としてちゃんと名乗っているわけですから,横浜市自治体のお抱えでなくて,きちんとそれなりに企業は痛みを伴いながら運営をしているわけで,自治体財政も厳しい中での際限のない支援は問題ではないかなと思っております。



◆(仁田副委員長) 電線類の地中化の事業について,もう間もなく平成12年度が終わりますが,平成12年度までの実績と平成13年度,また今後の計画について概要をまずお聞かせいただきたいのですが。



◎(鈴木管理課長) 平成12年度末までの実績ですが,全体で164.4キロでございます。平成14年度以降の概要ですけれども,現在,電線対策の協議を行っておりまして,電線共同溝事業を中心としまして,現在調整中です。



◆(仁田副委員長) 細かくは,また改めて伺いたいと思いますが,昨今の高度情報化に伴う移動体の高速通信など電柱に求められる機能というのは従前と随分変わってきているのだろうと思いますし,従来の電力を送るだけの電線が,そこに張られているということではないわけで,そういう意味では昨今の課題も随分変わっているのかなと思いますし,さまざまな従前から違う課題も出てきているのだろうと思います。

 一方,バリアフリーという観点でも電柱があるがゆえに歩行しにくいということも大きな課題となっていることであるから,これを促進すべきと思うわけですけれども,その課題,問題点,さらにはそのためにどのような対応をされようとしているのか,お考えをお聞かせいただきたいと思います。



◎(布施川道路部長) 電線類の促進につきましては,本市としても非常に有効な手段と思っておりますけれども,現在地中化にあたりまして実際に電柱にある変圧器等の取り扱いにつきましては,地上の子機として置いてありますが,非常に物体が大きいものでございます。

 そのほか地中化に当たりまして,現在入っておりますもろもろの電線類,その整理等にも多額な費用を要しておりまして,今後,現在ある道路の整備のほかに,新設していく道路等にも事前にそれを埋設していくとか,いろいろ費用の節減化等を含めて何とか効率よく整備していきたいと,現在考えておるところでございます。



◆(仁田副委員長) さまざまな手法があろうかと思いますし,課題があるかと思いますけれども,ぜひ積極的に推進をお願いしたいと思いますし,要望しておきたいと思います。



○(相川委員長) ほかに御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,各会派の意見表明をお願いしたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) それでは,各議案についての意見表明を自民党よりお願いいたしますが,賛否で答えてください。



◆(酒井[喜]委員) 市第95号議案関係部分,市第109号議案,市第122号議案,原案賛成です。



◆(星野委員) 同じく3議案とも賛成です。



◆(和田委員) 3件とも原案賛成です。



◆(岩崎委員) 市第95号議案関係部分,市第109号議案は反対です。市第122号議案は原案賛成です。



◆(関[す]委員) 市第95号議案関係部分,市第109号議案,市第122号議案,すべて反対です。



◆(与那原委員) 市第95号議案一般会計予算関係部分を初め,市第109号議案,市第122号議案に反対します。



○(相川委員長) 意見表明が終わりましたので,本委員会から予算第一特別委員会への審査委嘱報告について,私から1件ずつ確認をさせていただきます。

 初めに,市第95号議案関係部分については大勢意見として原案可決すべきもの,少数意見として原案否決すべきものといたします。

 次に,市第109号議案については大勢意見として原案可決すべきもの,少数意見として原案否決すべきものといたします。

 次に,市第122号議案については大勢意見として原案可決すべきもの,少数意見として原案否決すべきものといたします。

 議題がまだ残っておりますが,この際60分間休憩をいたします。

 再開は午後2時にいたします。



△休憩時刻 午後0時59分

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△再開時刻 午後2時04分



○(相川委員長) それでは,休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

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△陳情第27号及び陳情第34号の審査,採決



○(相川委員長) 道路局関係の陳情審査に入ります。

 陳情第27号及び陳情第34号については,内容等に関連がございますので一括議題に供します。

   陳情第27号   瑕疵ある議決の取り消し等について

   陳情第34号   平成元年度市第58号議案の審議に関する謝罪等について



○(相川委員長) 陳情の趣旨等につきましては事務局に朗読させます。



◎(山本議事課書記) 初めに,陳情第27号について朗読いたします。

 件名は瑕疵ある議決の取り消し等について。平成12年12月25日に受理いたしました。陳情者は横浜市中区の内藤純一さんです。

 陳情の趣旨ですが,1項目めは平成元年市第58号議案の議決は瑕疵があるので,取り消し等適切な措置をしてほしい。2項目めは,議会で質疑応答の意見陳述の場を設けてほしい等の趣旨の陳情でございます。

 次に,陳情第34号について朗読いたします。

 件名は平成元年度市第58号議案の審議に関する謝罪等について。平成13年2月9日に受理いたしました。陳情者は陳情第27号と同じ横浜市中区の内藤純一さんです。

 陳情の趣旨ですが,平成元年市第58号議案の議決で多大な迷惑をかけられたことに対し,文書にて謝罪し,明快な回答をしてほしい。また,この事柄を横浜議会だより及び広報よこはまに掲載し市民に知らせ,それについてのアンケートを実施し,その結果も本議会終了までに文書にて回答することを要求するとの趣旨の陳情でございます。



○(相川委員長) 次に,陳情について当局の説明を求めます。



◎(布施川道路部長) 陳情書第27号につきまして御説明申し上げます。

 陳情書第27号のうち,当局の関連は,平成元年市第58号議案の議決は瑕疵があるので取り消し等,適切な措置をしてほしいとのことについて御審査をお願いするものでございます。

 経緯を御説明する前に,現地の状況等につきまして,前面に張りました図面により御説明をさせていただきます。

        (図面提示)

 北側には市道関内−本牧線が東西に走っており,図面の南側にはJR根岸線山手駅と市道関内−本牧線を連絡する道路として,中央に市道鉄砲場通線が南北方向に通っております。

 中央付近の赤印の箇所が,今回陳情の対象となりました道路でございます。

 経緯に移りますが,右側の図面をごらんください。赤色に塗られた部分が昭和59年に境界調査を行い,境界を確定している部分でございます。

 陳情者の住居は,境界調査を行った道路の先端部の赤印でしるした部分に隣接しております。

 また,黄色で塗られた部分が平成元年に路線認定いたしました市道山手第243号線でございます。

 陳情者からは,路線認定が昭和59年に行われました境界調査のうち,赤印で示した部分となっている先端部分の手前でとまっていることにつきまして,認定が誤っているとの認識に基づき,議決の取り消し等の措置を求められているものでございます。

 次に,本件陳情となっております平成元年市第58号議案並びに市道山手第243号線に係る当局の考え方について御説明申し上げます。

 平成元年市第58号議案は,市道路線の再編成を目的とし,市域全体の旧路線約4万5,000路線を廃止するとともに,改めて路線番号等を整理した新路線として約5万7,000路線の認定議決をいただいたものでございます。

 路線の再編成に当たりましては,法務局の公図を基本とし路線認定を行ったものでございます。

 市道山手第243号線は,この第58号議案により議決をいただきました新路線の一つでございます。本線は,公図をもとに認定したものであり,議決に瑕疵はないものと考えております。

 また,道路の先端となっております赤丸で印した部分は,法務局の公図が一部不明確となっていたこともあり,平成元年の提案から漏れたものと思われますが,当該部分の境界調査につきまして,陳情者と現在協議を進めておりますので,その協議を踏まえ適切に対応してまいりたいと考えております。

 なお,本陳情に関連して陳情第34号が本委員会に付託されておりますが,陳情第34号にかかわる平成元年市第58号議案の概要につきましては先ほど御説明させていただいたとおりでございます。



○(相川委員長) 質疑に入ります。



◆(星野委員) 今,当局から説明を受けて,我々としてみれば何となく理解できるのですけれども,当事者がその辺について理解が不十分なのか。我々としてみれば,このような陳情書が出されたのはどのような背景があるのか,まずお伺いします。



◎(布施川道路部長) 平成11年度の県施工の急傾斜地崩壊防止工事や隣地の建築工事が陳情者の宅地に隣接して施工される中,陳情者は隣地との境界に疑義をお持ちになり,公図や昭和59年の道路境界調査等について調査したところ,境界調査と路線認定の範囲にそごを発見し,今回の陳情になったものと認識しております。



◆(星野委員) 幾つか再確認をしたいのですが,山手第243号線の路線認定は,どのように決められたのか伺います。



◎(布施川道路部長) 市道山手第243号線につきましては,法務局の公図を基本とし,路線認定を行ったものでございます。



◆(星野委員) その際,先ほどの説明の先端部分について,なぜ路線認定から漏れたのか伺います。



◎(布施川道路部長) 本陳情にかかわる箇所は法務局の公図が一部不明確となっていたこともありまして,路線認定から漏れたものと考えております。



◆(星野委員) 今,漏れた認定路線部分ですが,今後どうしていくのか市当局の見解は。



◎(布施川道路部長) 陳情者からは昭和59年の境界調査について疑問も寄せられております。その協議を踏まえ適切に対応してまいりたいと考えております。



◆(星野委員) 陳情者の最初の陳情第27号の関係でいくと,瑕疵があるとなっていますけれども,黄色い部分までが認定路線として出されて,議会としてみれば数多い路線認定の中で当局からここまで認定したいとなると,大体認定議決をしてしまうのです。今当局が言われた,その先端部分というのは,今後陳情者と十分協議していって適切な対応をとって理解してもらわなければ,なかなか無理だと思うのです。ただ,陳情の趣旨からいくと議会も謝れと書いてあるのですが,我々議会人としてみれば平成元年は私たちは違う委員会だったのでわからないのだけれども,この間の認定路線の議会での質疑は当局が出された部分だけしか議論しませんから,この認定については,議会で瑕疵しているわけではないのです。その辺は陳情者と我々との理解の部分が違っている感じがするのです。当局の方もこの辺についての説明をしていただいて,今後のここの取り扱いについて十分気をつけてやっていただきたいなと思います。それからもう一つ,議会での質疑応答の意見陳述の場を設けてほしいとありますけれども,私としてみれば,今当局にお願いしたとおり,この委員会として認めることは,なかなか難しいということで必要ないと思うのです。この陳情書の取り扱いについては,私はそのような形でお願いし,ただし先ほど言った関係者と十分協議をしていただきたいということを要望させていただいて,この陳情書については当局説明了承ということでいいのではないかと思います。



◆(関[す]委員) 2項目めの質疑応答の意見陳述の場を設けてほしいという項目なのですけれども,当事者の方は,必ずしも議決に瑕疵があるからというだけで意見陳述をしたいわけではないだろうと思いますので,まず最初に当事者の方の意見を聞くことは必要ではないかと思うのです。当局の説明はあったけれども,当事者の意見も聞いた方がいいのではないかと思いますが。



◆(与那原委員) 意見陳述については,次の陳情第34号の中にもありますけれども,この方に多大な迷惑がかかったようなことが書かれています。そのあたりは私たちは,これを読むだけではわかりませんし,どういう状況だったのかお聞きしてみたいのです。もちろん議決の瑕疵があったということだけの話ではなかろうと思いますので,2番については,私もお呼びしてお話を聞いてみたいなと思います。



◆(岩崎委員) 意見陳述については,一般論としては希望されているわけだから,その場を提供するのが妥当かと思いますけれども,ただ陳情書全体の趣旨を読みますと,議決に瑕疵があることが,まず前提になっているようなのです。だから,先ほど説明があったし,議決そのものには瑕疵がなかったと私も思いますので,その点は星野委員の質疑で大体わかりましたから,一般論として,意見陳述そのものは必要なときには積極的に受けてしかるべきだと思いますが,今回の陳情に関して言うと陳情の趣旨と意見陳述を求められていることはつながっていますので,その前提がちょっと。本来でいうと意見をきちんと言うべきところは議会ではなくて,少なくとも私が今聞いた範囲で理解すれば,多分認定の手続が十分納得できていなく,不備があり,議決される手前のところで問題が発生していると思うので,意見陳述以前に道路局の手続の段階で理解を正確にしていただく作業が必要かなと思います。意見陳述を求めることには反対ではありませんし,いいのですけれども,陳情全体を読むと,ここへ来て意見を述べるのは場違いではないのか。先に関係当局との全体の流れを正確にする協議が必要ではないかと思います。



◆(酒井[喜]委員) 今,岩崎委員と星野議員からの質疑の中で内容がわかりました。ということで,私も関連性を持っているので意見陳述というのは求めない方がいいと思います。



◆(与那原委員) 聞きたいことがあるのですけれども,これは一般的な道路認定の手順と今回のケースが違ったものになっていたのか,それともいつもどおりにやられてきて,こうなってしまったのか。その辺がちょっとわからないのですが,どういう手順でいつもは認定をやるのか確認させていただきたい。



◎(中込部次長兼路政課長) まず,認定の手順でございますが,通常は寄附等をいただきまして,あるいは道路事業等でつくった道路を認定するということで,道路ができ上がり境界も確定するという状況の中で認定しているわけでございます。

 平成元年の市第58号議案でございますけれども,冒頭部長からも御説明いたしましたが,市内の路線の再編成ということで,従来あった路線を一たんすべて廃止しまして,新たに新しい路線を7万数千本認定した状況になっておりますので,通常の取り扱いとは異なるような作業の中で認定等をお願いした状況になっています。



○(相川委員長) それぞれ御意見をちょうだいいたしました。そこで意見陳述については挙手をもってお諮りしたいと思います。陳情者の意見陳述の機会を持つことに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(相川委員長) 挙手少数。

 よって,意見陳述の機会は持たないことと決定いたします。

 それでは,質疑を続行いたします。



◆(与那原委員) 一たん境界の確定をした手続があったのに,そこを認定しなかったり,あるいは分けて時間差で認定をしたということが,今まであったのかどうか伺いたいのですけれども。



◎(中込部次長兼路政課長) 基本的には寄附をいただいたとき,あるいは道路をつくる中で境界等を確定し認定しています。今回の路線の再編成ですけれども,従来からあった市内の道路を一たん廃止した。その中には旧道と呼んでおりますけれども,査定などもされてない道路がある状況もございまして,そういうものは再編の中で新たに路線番号をふり直しまして管理しやすい状況に整備し直しました。平成元年につきましては,必ずしも境界の調査がされていたか,あるいはされていなかったかということで認定等を行うということではございません。



◆(与那原委員) 平成元年の認定は,単に整備をするだけの認定だという話でわかりましたけれども,平成元年以前に分けて認定をすることがあったわけですよね。それ以前の認定の段階で何か行政として,本来はここからここまで境界を確定したものについては,通常だと境界確定した部分を全部認定をかけると思っていたのですが,分けて認定をしていることが今まであったのですか。



◎(中込部次長兼路政課長) 当該路線について申しますと,旧路線の認定は対象としていないということで,非常に古い路線でございまして,旧道ができたときなのですけれども,多分道路はそれ以前からあったと思います。その時点で認定をしておりますので,道路法の規定に基づいて行われた状況ですから,もともとの出発点で,査定そのものがされていたかどうかは,調査されていなかっただろうという認識です。



◆(与那原委員) このばってんされている部分も含めて境界調査をしたのは昭和59年という話を先ほどされていましたよね。当然,境界調査をした後に手順としては,境界認定した部分から部分まで認定をかけるのが普通ではないかなと思うのですけれども,それは違うのですか。



◎(中込部次長兼路政課長) おっしゃるとおりでございまして,先ほど部長の方から御説明したとおり,昭和59年の境界調査の成果を踏まえて平成元年度に路線認定をすべきだと思っております。ただ,平成元年の作業が公図等を中心としており,法務局備えつけの公図が一部不明確だったということで,先端部が認定としての提案から一部漏れてしまったという状況でございます。それについては先ほども話したとおり,陳情者の方からも基本的には境界調査についてのお話もいただいておりますので,そちらの協議を踏まえながら,また取り扱いを相談してまいります。



◆(与那原委員) 今,ちょうど話し合い中だということなので,その辺はもう皆さんから出ているように,きちんと話をしていただければと思うのですが,ただ話を聞いていると,本来一括して提案すべきところが本来あり得ないような,分割して提案されてしまったと。今までに全くないような形になっているのは,道路認定の手順からいうと議会のミスであり,それ以前に行政上のミスがあったと思うのです。そういう意味では,陳情されている方もまるで何事もなかったかのようにされると憤慨してしまうところだから,行政としても手続上の行き違いなり,本来やるべきところがやらなかったというところはきちんと謝るなり何なりはした方がいいのではないかなと,私は思います。

 あとは議会での議決の瑕疵があったどうかの部分なのですけれども,例えば境界の確定した部分と認定した部分がずれていたとか,違っていたという場合は議会として議決がちょっとおかしかったということになるのかなと思うのですが,そうではないのですか。そこを確認したいのですが。



◎(鳥居道路局長) 私どもは提案として一部不適切だと認識しておりますけれども,ただ道路として議決をいただいた部分は公図上も道路であることについては明確な部分でもございますので,議決としては私どもとしては瑕疵がなかったと思ってます。



◆(与那原委員) 私も今回の議決の部分については,全く違うところを議決してしまったとかずれていたとかではなくて,本来一括してやるべきだったけれども,それが間違った箇所をしていないというのはおっしゃるとおりだと思うので,議会での議決の瑕疵があったとは思いませんが,ただ取り消しだけではなくて,この後に適切な措置と一言入ってますから,その辺の適切な措置というところで陳情されている方ときちんと話をして,手続上は誤りがあったところはきちんと認めて進めていっていただきたいなと思います。最後の私の意見です。



◆(関[す]委員) 先ほどの御説明の中で法務局の書類が一部不明確なところがあったためということだったのですけれども,この委員会の前にお話を伺ったところ,書類上とじてないところがあったということだったのです。そうすると,この件以外にも,そういうふうな可能性が起きるのかどうかということでは,再調査のようなものはなさっているのでしょうか。



◎(布施川道路部長) 再調査等は実際には行っておりませんけれども,今回の件につきましてはまれな例だと私どもは考えてございます。通常は,現在市会等で認定をかけさせていただきますものについては,皆境界等をきちんと確認してやっておりますけれども,このときに行いました市第58号議案の平成元年につきましては,先ほども申しましたように廃止が4万5,000件,新規認定が5万7,000件を一括上程しておりますので,あくまでも,このときの特殊な事態の中で起こったと認識し,また反省しております。



◆(関[す]委員) このときに認定,廃止が行われた10万近い件数については,このような事態は表面上は起きてないのでしょうけれども,当事者との行き違いみたいなものはあったのでしょうか。



◎(布施川道路部長) 細かい点につきましてはないということはございませんけれども,極力ないように,現在努力して進めておるところでございます。



◆(関[す]委員) 議会としての議決には瑕疵がなかったと私も判断しますけれども,議案として多少不備なところがあったかなと思いますので,今後について当事者と話し合っているとおっしゃいましたけれども,よくお話し合いをなさって進めていただきたいと思います。



◆(酒井[喜]委員) さきに意見陳述のことが採決になり,我々の態度を明確にするためには,議決に瑕疵があったかなかったということが確認できればよかったわけです。そして今までの議論で議決に瑕疵がなかったということについてはわかりました。その上で,事は私権にかかわる,つまり陳情されている方の権利にかかわることでのトラブルだと思うのです。以前に議会が認定して,議決をしたことで多大な迷惑を受けたと本人はおっしゃっているわけです。だから,もしそういうことであれば,これはこれで問題だと思うのです。認定をして,議決したことによって迷惑をかけているわけではないのか,ということが1つです。もう一つは,単に一般的な迷惑ではなくて,特に土地の所有権にかかわることでしょうから,今回の認定によって陳情者もそうですけれども,多分あの道路の予定になっているところの周りには複数の権利者がいらっしゃるのではないかと思うのです。陳情者及び関係地権者の権利に何らの侵害もないということは道路局として説明できますか。



◎(布施川道路部長) 市道山手第243号線の路線申請に伴いましては,直接的な損害は生じてないというふうに思っておりますけれども,やはり道路の範囲に明確さを欠いたことにつきましては,いろいろ疑義を生じさせたということは申しわけないと考えております。



◆(酒井[喜]委員) 権利の侵害がないことをしっかり確認してほしいと申し上げるのが1つ。もう一つ意見ですけれども,確かに議決には瑕疵がないと確認できますが,認定に至る事務手続のところで不備があったことも,今説明されたように事実なわけです。だから,陳情者の陳情をしようと思われた背景はよく理解できるところなのです。ですから,当局の方で陳情者を含む関係地権者との協議を十分にやって,経過,今後の措置も含めて納得を得ていただきたいと申し上げておきます。



○(相川委員長) ほかに御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) それでは,1件ずつ採決いたします。

 初めに,陳情第27号についてですが,2項目めについては先ほど意見陳述の場を設けないことと決定いたしましたので,1項目めについてお諮りをいたします。

 本件については挙手採決といたします。

 1項目めについては,趣旨に沿いがたいとすることに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(相川委員長) 賛成総数。

 よって,本陳情は趣旨に沿いがたいと決定いたします。

 次に,陳情第34号については挙手採決といたします。

 本件については,趣旨に沿いがたいとすることに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(相川委員長) 賛成総数。

 よって,さよう決定いたします。

 以上で道路局関係は終了いたしましたので,当局の交代を求めます。

 当局交代の間,暫時休憩いたします。



△休憩時刻 午後2時36分

        (当局交代)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開時刻 午後2時38分



○(相川委員長) 委員会を再開いたします。

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△市第95号議案(関係部分)及び市第113号議案の審査



○(相川委員長) 下水道局関係の審査に入ります。

 予算第一特別委員会から審査を委嘱された市第95号議案関係部分及び市第113号議案の以上2件を一括議題に供します。

   市第95号議案   平成13年度横浜市一般会計予算(関係部分)

   市第113号議案   平成13年度横浜市下水道事業会計予算



○(相川委員長) 議案についての説明は省略し,予算第一特別委員会における質問要旨について,当局より簡潔に説明願います。



◎(中村技監兼下水道局長) 平成13年度予算第一特別委員会における下水道局関係の御質問について御説明いたします。

 2月27日に行われました総合審査におきましては,自民党の吉原委員,民主党の中川委員の順で御質問がございました。

 それでは,質問要旨の1ページをお開き願います。

 吉原委員の御質問でございますが,1の快適な水環境の保全・創造及び総合的な浸水対策について御質問が4項目,要望が1件ございました。

 中川委員の御質問でございますが,2ページにございますように,1の東京湾の水質改善について,2の下水道施設の更新について,3の下水道の整備水準について,以上,中川委員からは御質問が8項目でございました。

 次に,3月2日に行われました局別審査におきましては,自民党の横山栄一委員,民主党の横溝義久委員,公明党の堀井委員,共産党の中島文雄委員,ネットの梅野りんこ委員の順で5名の委員の方から御質問がございました。

 横山委員の御質問でございますが,3ページから6ページにかけてございますように,1の平成13年度下水道事業会計予算について,2の浸水対策について,3の公共用水域の水質改善について,4の河川環境整備について,以上,横山委員からは御質問が43項目,御要望が4件,御意見が1件でございました。

 横溝委員の御質問でございますが,7ページから8ページにかけてございますように,1の平成13年度予算と行政改革について,2の光ファイバーについて,3の河川事業について,4の鶴見川多目的遊水池について,以上,横溝委員からは御質問が26項目,御要望が2件でございました。

 堀井委員の御質問でございますが,9ページから11ページにかけてございますように,1の高度処理について,2の下水道資源の有効利用について,3の河川改修について,以上,堀井委員からは御質問が36項目,御要望が2件でございました。

 中島委員の御質問でございますが,12ページから14ページにかけてございますように,1の企業債について,2の下水道施設の更新事業について,3のダイオキシン類分析施設の設置について,4の高度処理施設の整備について,以上,中島委員からは御質問が21項目,御要望が1件でございました。

 梅野委員の御質問でございますが,15ページから16ページにかけてございますように,1の財政及び今後の整備計画について,2のコスト縮減について,3の合流式下水道の改善について,4の循環型社会への取り組みについて,5の石けん使用の働きかけについて,以上,梅野委員からは御質問が14項目でございました。

 これで予算第一特別委員会での御質問の説明を終わらせていただきます。



○(相川委員長) 質疑に入ります。



◆(岩崎委員) 1つ目は,ことしの4月から下水道料金の値上げによる使用料が適用されるようになって,そちらに移行することになります。この値上げ分は予算の数字で前年比で数字が書かれていますけれども,どういうふうに読めば反映しているように読めるのでしょう。



◎(中村技監兼下水道局長) 平成13年度の下水道使用料収入につきましては,前年度と比べまして約21億円の増収を見込んでおります。このうち本使用料移行による増収分は約19億円となります。

 一方,収益的収支の差し引きにより発生する赤字は,前年度の約34億円に対しまして平成13年度で約12億円と約22億円の改善を見込んでおります。このように平成13年度予算では下水道使用料収入の増収に伴いまして財政基盤の強化が図られると考えております。



◆(岩崎委員) 値上げによって財政基盤の強化が図られつつあると数字は変化したようですので,それはそれで値上げの目的は一部達しているのではないかと思います。この間の値上げが経営基盤の強化につながってきているとした場合,3,4年後に見直しの時期が来るというのも説明されていましたので,この調子で,この値上げが効果を発揮していけば,次はもう値上げを回避できるのではないかというふうに見ていいのでしょうか。もう値上げは当分,検討しなくてもよさそうだというふうに言えますか。



◎(中村技監兼下水道局長) 大分改善されたとは言いながら,まだ赤字の現状でございますので,やはりいずれの時期かには,この辺については検討していかなければいけないと考えております。



◆(岩崎委員) 下水道の予算については,ここ何年の経過を見ますと一般会計からの繰入金が相当大きく減額されてきたと思うのです。そういう中で,ことしから来年にかけての新年度の予算では繰り入れの減額が5億4,000万円くらいと,相当小さい幅になってきたと読めますけれども,これは今言われた経営基盤の強化もあって,収入もふえてきたということもあったかと思います。それにしても一般会計からの投入を引き続きそういう水準で頑張るという点では,この間,我々は下水道事業の重要性にかんがみて,一般会計からの繰り入れというのは必要に応じてやるべきだと主張してきましたので,そういうものを反映したものかなと理解をしているところです。ですから,一般会計の関連部分については我々は賛成の態度でいきたいと思っています。

 ただ,事業費会計の方は値上げに反対してきまして,それがいよいよ本格的に予算化されるということですから,これは賛成できないということで,党の態度を表明しておきます。



◆(関[す]委員) まほろばの川モデル事業についてなのですが,局別審査において自民党の横山栄一議員が質問されていたのは,進捗状況についてだったので,それ以外のところでお伺いしたいと思います。このまほろばの川については国のモデル事業として行われていると聞いておりますけれども,2001年度で事業が終了するだろうと最初聞いていましたが,そうなのかということと,2001年度の事業費は幾らなのかということをお伺いします。



◎(山崎河川部長) 平成13年度におきましては5億400万円をもちまして護岸堤水路,橋梁の整備等を行います。

 概略が完成するのは平成14年度いっぱいまでかかると思います。



◆(関[す]委員) 国のモデル事業といえども市の負担があったと思うのです。過去数年間にわたって,この事業がたしか1993年から行われていたと思いますので,身近な川の中で幾つかの親水広場をつくるところで9年間,延々と今までやってきたわけですけれども,それが2001年に終わらなくて,次に持ち越すだろうという説明が今ありましたが,国と市の負担は,今までどのくらいだったのでしょうか。



◎(理事兼総務部長) 具体的な数字につきましてデータは出せませんが,原則的に国3分の1,県3分の1,市は3分の1を負担して進めてきております。そのほかに若干の市単独事業がありますが,大体市負担は3分の1でございます。



◆(関[す]委員) ふるさとの川事業などもありますけれども,国の事業といえども市の負担,県の負担もありますし,短い川の期間を市民が川に親しむこと自体は確かに必要だと思いますけれども,もう少し事業の仕方に工夫が必要なのではないかなと思います。

 高度処理について,今後50%は高度処理をしていくという答弁が局別審査でありました。ネットでも梅野議員が質問させていただきましたけれども,やはり高度処理をする手前の段階で,もう少し排水をきれいにする。そのためにはきれいに使って流すという指導が必要だろうと思うのです。PRTR法ができて,合成洗剤に関する6つの物質がその中で規制されたと思うのです。その法律を受けて,合成洗剤物質のノニルフェノール,オプティルフェノール,蛍光増白剤等,そういうような洗剤が6物質の中には含まれているわけですけれども,そういったことを下水道局として市民に対して何らかの働きかけのようなものはなさる予定はあるのでしょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) 一般論でございますけれども,基本的には私ども従来から合成洗剤ではなくて石けんを使うということをお願いをしてきており,これまでの中では今御指摘のような物質についての話は一切してきておりません。

 ただし,これから4月以降,私どももPRTR法の関係の適用を受けてくる中で,それに対して,どのように広報をしていくかをこれから詰めていかなければいけない。あの法律自体のやり方につきましても,私どもの方としては,あのままではなかなかうまくできないだろうという点もございまして,その辺も詳しく詰めた上でどういうような対応をするかを決めていきたいと思います。



◆(関[す]委員) その場合,下水道局だけではなく,水道局とか,環境保全局なども一緒になるのかなと思うのですけれども,今後詰めていくのは,どの局が,どういう体制でやっていくのでしょうか。今も生活系排水及び小規模事業所排水推進要綱の中で分解性の高い物を使ってくださいと書かれているわけですけれども,法律を生かす意味でも,それを一歩超え,もうひとつ突っ込んだものにしていかなければいけないのかなと思うのです。そういった体制はどういうふうにしていくのかということと,現状から,どう一歩出ようとしているのか,下水道局としての見解はどうなのでしょう。



◎(中村技監兼下水道局長) 基本的には私ども昨年の決算特別委員会でもお話ししましたように,私どもは指導を受ける立場でございますから,私どもの方がどうのこうのということを主導的に市の中でやっていくことではなくて,それは市の中でいえば環境保全局が主導的に決めて,私どもはその具体的なやり方を言われる立場である。もちろん,私どもの立場として下水処理の中ではどういうふうにしたらいいのかということを考えていきますけれども,基本的には環境保全局が主導的にやることになると考えております。



◆(関[す]委員) 平成10年度の横浜市の下水道における環境ホルモン調査結果というのが出ていると思いますけれども,その中で全部の下水処理場のデータはないのですが,幾つかの下水処理場,北部第2,都筑の下水処理場のデータが出されています。それによると流入下水のところでは,やはりノニルフェノールなどがかなり高い数値を示しているのかなと思うのですが,そういったところに対して,どのような見解をお持ちでしょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) 現段階で私どもは,そうした物質についての排出先もわかりませんし,一般論で言いましても,なかなかだれがどこで出しているのかもわからない話でございますから,現状ではとりあえずあるものについて,どういうふうな挙動になっているか調査をしていくことが現段階における我々に課せられた課題だと考えております。



◆(関[す]委員) 今後調査をしていくことを期待しておりますけれども,市民への広報みたいなものとして,例えば水道局であれば水道局に見学に行ったときに,大きなカラーのポスターなどでネズミの皮膚に合成洗剤を塗ったのと石けんを塗ったのを載せて皮膚がぼろぼろになっているだとか,カイワレの種の根っこが合成洗剤の脱脂綿の中に入ったときには根っこが上に上がってしまって,なかなか根づかなくて,いずれは腐ってしまうという写真を載せて張ってあるわけです。下水道局としてそういう市民への啓蒙みたいなものの中に,できるだけ分解性の高い石けんを使いましょうということが含まれているのでしょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) 過去,高分子の合成洗剤を使っている段階では,私ども下水処理をしている立場としても,例えば泡が消えないなど大きな苦情があったりしまして,そういう点ではかなりのPRをして,そういう物を使わないようにとお願いはしてきております。

 ただし現段階では,高分子の合成洗剤もかなり品質改良されておりまして,下水処理場で処理をしている中では,特に大きな問題が出てきていないということで,かつてほど強くPRはしてないことは事実であります。



◆(関[す]委員) 確かに昔のように川が泡でいっぱいになることは,今は随分洗剤が改良されてきて,泡がたたないようになっています。だけれども,その分,川の底や海の底で白くコンクリートのように固まっていることもあります。PRTR法からも化学物質の総量の規制が必要になってくるだろうと思いますので,そういった視点でぜひ取り組んでいただきたいなと思います。



◆(与那原委員) 下水道事業の管きょ整備でポンプ場ですとか,工事における事業団への委託が,今どういう状況になっているのか伺いたいのですが。



◎(中村技監兼下水道局長) 事業団発足以来,私どもは一部の工事を委託しておりますけれども,現段階では平成8年度以降につきましてはポンプ場は新羽のポンプ場,処理場は北部第2下水処理場と2カ所において一部の仕事を事業団に委託しているということであります。



◆(与那原委員) 事業団が,またさらにJVやゼネコンへ工事を発注するわけで,その差額が当然出てくるということなんですが,私たちは以前からゼネコンにしても工事の施工,管理,設計についても十分能力があるのだから,事業団への委託はもうやめるべきではないかというのを当初から言ってきたのですけれども,その辺の差額が,今1億円,2億円ですか,1つの工事についても相当あるということで,推移を見れば,今局長がおっしゃったように少しずつ工事の数が減ってはきているということなのです。いまだに2つの工事について委託をしているわけですが,それについては何億円か差額が出ているのですから,今後事業団への委託は見直すべきではないかと思っているのですが,その辺はいかがでしょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) 今,与那原委員は差額という言い方をしましたけれども,差額ということではなくて,多分事務費,管理諸費のことだと思います。これを差額と言いますと誤解を受けますし,発注をして工事上の差額が出たものは,年度協定の最終的な変更の中で,全部最終的な額でもう一回協定をし直すことをやっておりますから,そういう余分なお金がどこかへ出てくるということではなくて,これは事業団へ委託するための経費ということで私どもは理解しております。与那原委員のおっしゃる差額というのは,そういうことだと思います。これからの事業団委託につきましては,基本的にはこれだけ仕事がかなり減ってきている中において,私どもの方の体制ももちろん行政改革等で削られていきますし,仕事がこのままずっと推移する,あるいはこれは予算上の都合もありますので,どういうふうな形になっていくか遠い先についてはわかりかねるところがありますけれども,基本的には私どもの体制と執行能力,それから事業団の体制,この辺を総合してどういう形で今後,事業団とのおつき合いをしていくか考えていく必要があると考えております。

 したがいまして,大まかに言えば事業団への委託の仕事がこれから大きくふえていくことは,まずあり得ないと考えております。



◆(与那原委員) 横浜市なりが,もっと能力を高めていけば,何も事業団に委託をしなくても済むのではないかということもあるわけです。もう既に,横浜市の能力もゼネコンの能力も私はかなりのところまで来ていると思うので,予算を見て今後検討するというよりは,もうすぐにでも変えていけるような状況ではないかなと思いますので,その辺はまた突き詰めて,ぜひ考えていただきたいなと思います。

 それから,下水道事業会計への一般会計からの繰り入れなのですけれども,これは新年度はどういう状況になっているのか,前年度と比べてどうなのか伺います。



◎(萩谷理事兼総務部長) 平成13年度の予算の中で見込んでおりますのは,一般会計の繰入金742億3,500

万円余でございます。昨年度が747億8,200万円余でございます。差し引きして昨年度より5億4,600万円少

ない状況です。



◆(与那原委員) 一般会計からの繰り入れは,その前の年からも去年にかけても40億円ぐらい減っていま

す。今回も5億円繰り入れが減っていますが,その辺の理由については,どういうことになっているのでし

ょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) 基本的には下水道使用料改定をお願いしまして,下水道事業会計の中におけ

る収支が改善されてきた結果とお考えいただければいいのではないかと思います。



◆(与那原委員) 下水道事業が厳しい中で値上げを求めて来たのだけれども,結局回り回って一般会計からの繰り入れを減らして市民の負担をふやしたという形で,一般会計の厳しさを補うような形になっているのではないかと思うのですけれども,考え方としては,今後一般会計からの繰り入れを減らしていく方向で考えているのか,その辺聞かせていただけますか。



◎(中村技監兼下水道局長) 下水道の会計といいますのは,企業会計方式でやりなさいということが法的に決められておるわけです。また,その中で使用料会計のときに随分議論があって,既におわかりのことだと思いますが,汚水については利用者の負担であり,雨水は天から降ってくるものであり,個人的な差があるものではないので公費負担,税金で負担をするのが大原則でございます。ですから,下水につきましては使用料で賄いなさいということになっているわけです。これは下水の使用料で賄うということで,これまで何回か使用料改定をお願いしまして下水道事業会計を法的に正常な形にし,一般会計の負担を減らすことによって,一般会計を福祉などへ十分回せるようにしようということが趣旨でございます。私どもとしては現段階では,これまでの汚水の資本費すべてを回収しているわけではございません。90%ということでお願いしておりまして,まだ10%分は利用者の方からの負担を十分にいただいていない状況になっております。

 したがいまして,汚水は私費負担,それから雨水は公費負担の原則から言いますと,どうしてもこういう形になってきまして,雨水の方は税金の方で負担し,つまり一般会計の方から繰り出していただく。汚水は全額使用者が負担していただくのが原則でございますので,そういうような方向で,我々の事業運営がなされていると御理解いただきたいと思います。



◆(与那原委員) そうすると,一般会計からの繰り入れというのは,今後なくしていく方向でいきたいということですか。



◎(中村技監兼下水道局長) これは市の予算上の財源という点から考えまして,本来のあり方でやっていくべきであろうと考えております。



◆(与那原委員) 一般会計はもっと福祉とかほかに使うべきところがあるというお話はわかりますけれども,下水道にしても電気にしても,それがなければ生きていけない最低限のものは,ある程度一般会計でも補うのが,私はあっていいのではないかと思うのです。今後,基本的には使用料収入でやるのだというお話だけれども,今後最低限の公共料金の部分をどんどん値上げしてでもいいから,一般会計からは,もう何もなしよという考え方も極端な感じがしているのです。公共性をどう考えるかの話になっていくと思うのですけれども,もちろん一般会計が苦しいのは,何も下水に入れているから苦しいということではなくて,全体の予算の使い方に問題があるわけですから,こういう形でどんどん公共性のものに一般会計からの繰り入れを減らしていく方向は,ちょっと納得がいかない。先ほどの事業団への委託の問題もそう思っておりますので,予算には反対したいと思います。



◆(和田委員) ハマレンガについて予算特別委員会でも議論されておりましたけれども確認したい。ハマレンガの販売価格については質問等もありましたけれども,ハマレンガは密度が細かくて硬質で重量感もあるものですが,これは一般市販されているレンガと価格的にはほぼ同程度の物ということなのですか。どちらの方が高い物になっているのかわかりますか。



◎(中村技監兼下水道局長) 製造価格でいえば,一般の物よりはかなり高くつくということでございますが,私どもは利用していただかなければいけないということで,通常の販売価格に合わせて買っていただく方向で考えていますから,かなり安く売っているのが実情です。



◆(和田委員) 製造価格よりもかなり安く売っている。ただ一般の価格と同程度ということだと思うのですけれども,これを市で行う公共工事で積極的に使っていただく方針は,どういうふうに考えていますか。



◎(中村技監兼下水道局長) これは環境事業局が全部まとめてやっておりますけれども,全市的な有効利用,再資源化につきましては,助役を本部長とした横浜市市内ごみ原料化・資源化推進本部というのがございます。この中で各局に大体今年度このくらいつくるので使っていただきたいというお話をして,各局の仕事の中でレンガを使うような部分については,これを利用していただく。価格的には通常の価格でお願いするようなことで,今やっているところでございます。

 それ以外に,特にレンガをよく使うような公共事業をやっているような局につきましては,これとあわせまして私どもの方から別途ハマレンガ利用促進会議というのをつくりまして,この中でも,さらに詳細な計画を詰めるような形で,各年度でお使いいただくようにお願いをしているところでございます。



◆(和田委員) ハマレンガの製造数のうち,市の公共工事等で使える割合は,どのくらいになるのですか。



◎(中村技監兼下水道局長) 現在,大体年間1つを1単位で考えて95万個ぐらい生産可能なわけでございます。このうち大体6割ぐらいは,市の中で使っていただけることで,これまでやってきております。ただし,これにつきましては,また今後,さらにもっとほかのところで使えないかというようなこともお願いしているところでございまして,平成13年度は,これまで公共事業だけでお願いしてきたわけでございますけれども,市が例えば補助金を出すような福祉関係の施設につきましても,これを使っていただけるようにお願いをしていこうと考えているところでございます。

 したがいまして,これをなるべくふやしていくということで,我々の方はできるだけ使っていただくことを努力していきたいと思っております。



◆(和田委員) 販売箇所は,市内に何カ所ぐらいあるのですか。



◎(中村技監兼下水道局長) 南部の汚泥処理センター1カ所でございます。ただし,新年度からは各下水処理場にも運搬をして置いておくことで,なるべく利用者に近いところへ置くように考えてまいりたいと思っております。



◆(和田委員) ハマレンガだけではないのですけれども,環境事業局の関連もあるのですが,市で特別に公共工事で仕様としてこれを使ってくださいとやっているものが何種類ありますか。それが単価的に高かったり,また搬出する箇所が特定のところに限られていて,そこに運送経費が逆にかかったりということで,公共工事の経費縮減化という運動をしているのですが,その一方,特定の物を指定しているがために工事単価が上がってしまうこともありましたものですから,それでお伺いしたのでございます。下水道処理場が横浜市内にはまんべんなく方面別にあろうかと思いますので,下水処理場も含めて公共工事で使う物として,なるべく分散して搬出できるような体制をとっていただきたいなと思っていますので,よろしくお願いします。

 もう一つなのですけれども,これは今後の話なのですが,いわゆるディスポーザー,野菜などを粉砕して下水と一緒に流してしまうわけですが,主婦の方々の中には,とても便利だと推奨する向きもあるのですが,今後これがさらに普及されていく可能性もある。そうしますと下水処理場の処理負荷を高めてしまうのかなと危惧しているのですけれども,この点について下水道局のディスポーザーに対する考え方は,どのようなものをお持ちかお伺いしたいと思います。



◎(中村技監兼下水道局長) ディスポーザーにつきましては,下水処理の根本でお話ししますと,実は固体と液体を分離するのが下水処理場の基本的な技術なのです。そうすると,野菜くずだとか固まっている物を細かくして水に流して,さらにまたもう一回それを分けるということはエネルギー効率が非常に悪く,基本的にはディスポーザーは御遠慮願いたいとずっとやってきております。

 ただし,ここにきまして都心にマンションがふえてきて,一方で高齢化になりますと高層住宅の中で上の方からわざわざ生ごみを持ってくることは,高齢者の方には不便だろうということで,社会状況からいいますとディスポーザーを使う方向はやむを得ないのではないかという点もあると考えております。

 ただし,今,和田委員から御指摘のように汚濁の負荷量がふえるという点がございます。私どもの方は,そのまま使うとすれば,余分に何らかの負担をしていただかなければいけないだろうと思っていますが,実際には国の基準としまして,現段階ではディスポーザーとセットの処理槽,今まで言いますと浄化槽で,これをセットでつけていただいて,そこから一部処理をして出てくる水が従来の下水と同程度の水質であればよかろうというような技術的な考え方が,下水道協会という地方自治体の集まりの団体の中で今進んでおります。

 したがいまして,しばらくの間はそういうようなことが必要になると思います。

 ただし,私どもの方の処理技術からいえば,ディスポーザーから出てきた部分的に濃い下水であっても,トータルの下水の量からいえば処理できないものではない。ただし,若干の余分な負担をしていただかないと,なかなか難しいのではないかということで,とりあえずは処理槽とセットのディスポーザーを使っていただく方向で考えております。



◆(和田委員) 処理槽というお話ですけれども,それによく似た形としては,特に飲食店が多いのでしょうけれども,除外施設の設置を条例,規則等で規定しているわけですけれども,ディスポーザーの処理槽も条例なり規則なりで規定していく方向で考えてよろしいのでしょうか。



◎(中村技監兼下水道局長) そのとおりでございます。



◆(和田委員) わかりました。結構でございます。



◆(星野委員) 今のに関連して,局長が今の質問でディスポーザーの処理槽の条例化があると答弁しているのですけれども,アメリカからもかなり入ってきているわけで,各家庭でも試験的につけてもらいたいと消費者に入ってきているわけです。うちにも来たのだけれども,それを流すと細かくなっているから普通に流れますという話できてるわけです。先ほどの局長の話では高層マンションの場合は事前に何カ所つけるなら,こういう物をつけなさいと言っていたのですけれどもディスポーザーは,現状の家庭の排水に処理槽をつけなくても簡単に取り付けられるようになっているのです。新聞によれば使用を禁止してもらいたい,現状の下水の排水パイプにかなり負荷がかかって困るということで,うちの都市はだめですと言っている都市もあるわけです。横浜市の場合は,今の局長の答弁だと,場所によって,そういうものをつければオーケーですと。ところが家庭では現状をどう見ても,家庭の流しに改良してつけた場合には処理槽がないわけです。そうすると,現状ではそのまま流れてしまうわけでしょう。だから,横浜市としてある程度消費者に対するPRが,いつどこに出てくるのかを見ているのだけれども,実際にないのです。方や,ディスポーザーはもう一生懸命売り込んでいるのです。その辺を私たちは横浜市に,聞いてみてもはっきりとした答えが出てこない。今,和田委員の質問でマンションは,そういうような形で指導して使ってもらうけれども,一般家庭についてはどうするのですか。

 我々としてみれば,そこの家で使ってはいけないとか,使っていいとか,どう答えるのもできないわけです。だから横浜市の場合は,今の整備してある下水道の分流式でいけば,なかなか下水道処理場までいく間の負担がかなりかかるから,もう少し待ってもらいたいとか,そういう部分が結構あると思うのです。その辺がはっきりと出てこないので,局長の見解をもう一度聞かせてください。



◎(中村技監兼下水道局長) これは,国土交通省が一たん,今申し上げましたような浄化槽つきのディスポーザーについて認める方向を出したわけです。ところが,これについて当時の建設省の方の建築部門でも,建築設備としての方向からオーケーが出たのですが,実は法律上は一部が法律改正でなくなりまして,地方自治体の方ははしごを外されたような格好になり,一たんオーケーが出たものが,オーケーがないような変な状態になってしまったわけです。それでは一体どうしようかと下水道サイドで考えようということで,先ほど申し上げました下水道協会の方で,実は私が責任者となっておるわけでございますけれども,今月の初めに先ほど申し上げましたような方向で決めていこうということにしたわけでございます。これはまだ案という格好でしばらく様子を見ようと考えております。これによって,それぞれの自治体が条例化をするなり何なりをして,どうするかということを考えていただこうと。ただし形としては,あくまでもセットでなければだめです,単体でつけることにつきましては御遠慮願うということで,各自治体の足並みをそろえてやっていくことになろうかと思います。

 ただし,それぞれの都市の都合もございまして,一部の都市においてはノーというところも出てくるかと思います。



◆(星野委員) 各家庭で,もう売り込みがあって使っているところがあるわけです。そういうところは何十万円とかかってつけているわけです。今の横浜市の下水道でいけば,新しく下水道をつなげたところはたるみがないかどうか,補助金を使って強度の問題を検査して普及を図っているわけでしょう。ディスポーザーをつけたところは現在,検査の対象になっていないわけです。私から見れば,そういう部分は実際に横浜市としては見逃していかざるを得ないのが,今の現状だと思うのだけれども。要するにつけてはいけないという条例はないし,つけてもいいという条例もないし。そうなると実際に横浜市の対応として,どうするのかなというときに,今困るのは,向こうから入ってくる物は値段的にかなり高いのです。私の知っている人もつけているのだけれども,確かに生ごみを,そのままそこに捨てればきれいになってしまうのです。何十万円かけても,生ごみを出しに行かなくてもいいことを考えれば,簡単につけたいと思ってしまうわけです。ただ,ある都市ではだめだとなっているし,横浜市では,まだそういうところがはっきりと出てないということですが,お金を何十万円かけて,後でだめですと言われても困るし。下水道料金の設定だって,ここの家はついてます,ここの家はついていませんと料金を区別するわけにはいかないでしょう。だから,実際にどうするのですか。我々としてみればつけてしまった方が勝ちだといえば,もうそれでいいし。



◎(中村技監兼下水道局長) 基本的には条例でセットでなければだめだというふうに決めていくつもりでございます。

 ただ,これは実際につけておられる方もおることになりますと,なかなかそこまで私どもの方で各家庭を回って1軒,1軒台所の流しの下までのぞいて回ることはとてもできません。いずれお金をいただくことになった場合には,ディスポーザー自体に課徴金みたいなことをかけてお金を納めていただくようなことを考えないと,なかなかできないのではないかと思っています。

 ただ,最近は余り熱心にやっていないのかもしれませんけれども,これまでも実は,ディスポーザーはなるべく使わないようにしてくださいということはお願いしてきているつもりでございます。



◆(星野委員) 最後に要望だけさせてもらいますけれども,せっかく下水道の広聴・広報という予算をつけているのですから,私も町内の副会長をやっているんですが,先ほど関委員から言われた石けんの使用の運動は目につかないのです。ぜひ町内会の回覧,広報を利用して,横浜市は今条例化に向けていて,下水道の既存の施設にかなり負担をかけるので,決まるまで利用を自制してくださいというPRをしていただければ,横浜市の方針はこうですからと言えるのです。ぜひ,そういうことをしていただきたいということを要望としてお願いしておきます。



◆(関[す]委員) 関連して意見なのですけれども,浄化槽つきであればOKしようと思っているというふうなことだったのですけれども,聞きましたところ浄化槽がついていても,中身を取りかえていかなければ塩素を取り除く,ほかの合成洗剤成分を取り除く能力が失われているのに,つけているというだけでそのままにしているところもあって,結構水の汚染につながっていると聞いたことがあります。単に浄化槽つきだったらいいということだけではなく,簡単便利になることによって,私たちの下水の処理費も上がってくるのだということを,市民は知らなければいけない。高齢者のごみ出しについては環境事業局の方で,多少今後の方向性があるということがありますので,他の局との整合性なども含めて,簡単にごみも混ぜればいいということではなくて,今分別化の方向になっているわけでから,時代に逆行するようなやり方は,よくよく検討していただきたいなと思っています。



◎(中村技監兼下水道局長) 実は,ディスポーザーの問題につきましては,もう既に十数年前から環境事業局とは,いろいろな話の場で議論をしております。環境事業局は生ごみを処理する立場。我々の方は,そこへ余分な物が入ってくる立場でいろいろな議論をしてきております。これは決して,今まで何もしていなかったということではなくて,一たんは建設省が,そういうような形で認める方向を出した。これはアメリカからの圧力によるものが大きいわけです。我々もはっきり調べたわけではございませんけれども,例えばアメリカでも東部地方はディスポーザーがオーケーで西部の方はノーと,決して1つの考え方でまとまっているわけではなくて,先ほど申し上げましたように一般的には昔からディスポーザーはなるべく使わないでくださいというのが下水道をやってきた者にとっての意見でございます。

 私どもの方は,いろいろな面で消費者,一般の市民の方が暮らしやすいということが前提でございますから,そういう点では,どうしても使いたいという方がふえてくれば,やはり使う方向で考えざるを得ないことになろうかと思います。



◎(山崎河川部長) 先ほどの関委員のまほろばの川整備事業の完了見込みにつきまして,もう少し正確に述べておきたいと思います。完了時期は平成14年度と申し上げましたが,平成14年度に概成するということでございます。植樹,付帯工事が平成15年度までかかりますので訂正しておきたいと思います。



○(相川委員長) ほかに。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) それでは,本件については質疑を終了し,各会派の意見表明をお願いしたいと思いますが御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) それでは,各議案についての意見表明を順次お願いいたします。



◆(酒井[喜]委員) 2議案に対して原案賛成です。



◆(星野委員) 市第95号議案関係部分,市第113号議案,両件とも原案賛成です。



◆(和田委員) 2議案について,原案賛成でございます。



◆(岩崎委員) 市第95号議案関係部分については賛成です。市第113号議案は反対です。



◆(関[す]委員) いずれも賛成です。



◆(与那原委員) 市第95号議案関係部分,市第113号議案,いずれも反対です。



○(相川委員長) 意見表明が終わりましたので,本委員会から予算第一特別委員会への審査委嘱報告について,私から1件ずつ確認させていただきます。

 初めに,市第95号議案関係部分については,大勢意見として原案可決すべきもの,少数意見として原案否決すべきものといたします。

 次に,市第113号議案については,大勢意見として原案可決すべきもの,少数意見として原案否決すべきものといたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△下水道使用料の減免対象枠の拡大について



○(相川委員長) 次に,その他で下水道使用料の減免対象枠の拡大についてを議題に供します。

 当局の報告を求めます。



◎(中村技監兼下水道局長) 平成13年4月から水道料金と同様の内容で下水道使用料につきましても,特別児童扶養手当受給世帯等に対する個人減免及び幼稚園に対する施設減免の枠を拡大いたします。その内容につきましては,お手元の資料で御説明いたします。

 初めに,個人減免でございますが,新たな対象として特別児童扶養手当の支給を受けている世帯と精神障害者保健福祉手帳1級をお持ちの方がいる世帯を追加するとともに,従来から行っている重複障害者世帯に対する減免を拡大し,知能指数51から75の判定を受けた方,また精神障害者保健福祉手帳2級をお持ちの方についても対象としてまいります。

 以上の個人減免につきましては,いずれも基本額相当額を減免いたします。

 次に,施設減免ですが,幼稚園に対しまして,使用料の40%を減免します。

 これに伴い,これまで実施してまいりました6月から9月までの間における幼稚園のプール排水に対する使用料の15%減免は廃止いたします。

 なお,減免の拡大による減収額ですが,個人減免は811万円,施設減免は4,083万円,合計で4,894万円を見込んでおります。

 減収による不足分は,一般会計からの繰入金で措置されることになります。

 以上,御報告いたします。



○(相川委員長) 何かございますか。

        (発言する者なし)



○(相川委員長) 特に御発言もないようですので,本件については,この程度にとどめたいと思います。

 以上で下水道局関係の審査は終了いたしました。

 この際,お諮りいたします。

 都市計画局関係の議題が残っておりますが,本日の審査はこの程度にとどめ,次回委員会において審査することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 以上で本日の審査はすべて終了いたしましたので,事務局に審査委嘱報告書の朗読を求めます。

        (審査委嘱報告書を朗読)



○(相川委員長) それでは次回の日程でありますが,22日木曜日午前10時より委員会を開会いたしたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(相川委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 なお,文書による通知は省略いたしますので御了承願います。

 また,本日配付いたしました関係資料並びに関係議案書類は当日御持参願います。

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△閉会宣告



○(相川委員長) 以上で本日の議題はすべて終了いたしましたので,委員会を閉会いたします。



△閉会時刻 午後3時39分

        都計道路下水委員会

        委員長   相川光正