議事ロックス -地方議会議事録検索-


神奈川県 横浜市

平成13年 総務企画財政委員会 P.1  12月18日−14号




平成13年 総務企画財政委員会 − 12月18日−14号









平成13年 総務企画財政委員会



               総務企画財政委員会記録

◇開会年月日      平成13年12月18日(火)

◇場所         市会第一会議室

◇時間         午前10時02分開会

            午前11時37分閉会

◇出席委員       12人

  委員長    吉原 訓君(自民党)

  副委員長   高梨晃嘉君(民主党)

  副委員長   加藤広人君(公明党)

  委員     鈴木正之君(自民党)

  委員     福田 進君(自民党)

  委員     古川直季君(自民党)

  委員     小幡正雄君(民主党)

  委員     横溝義久君(民主党)

  委員     鈴木義久君(公明党)

  委員     大貫憲夫君(共産党)

  委員     福田泰子君(ネット)

  委員     井上さくら君(市民)

◇欠席委員    なし

◇傍聴議員    なし

◇出席理事者

  助役                 中島弘善君

 (財政局)

  財政局長               大澤正之君

  財政部長               清水一男君

  主税部長               小倉輝亮君

  管財部長               池田維介君

  契約部長               菊池 晁君

                            ほか関係職員

◇市会事務局

  議事課書記              鈴木修二君

  調査課書記              山岸左近君

◇議題

  財政局関係

   1 市第71号議案 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター用地等の取得

   2 市第74号議案 当せん金付証票発売の限度額の一部変更

   3 市第75号議案 当せん金付証票発売の限度額

   4 市第76号議案 自立支援センター(仮称)整備工事(建築工事)請負契約の締結

   5 市第77号議案 東部地域療育センター(仮称)等新築工事(建築工事)請負契約の締結

   6 市第78号議案 鳥山川遊水地建設工事(その4)請負契約の締結

   7 市第79号議案 神奈川中学校改築工事(建築工事)請負契約の締結

   8 市第80号議案 岩崎中学校改築工事(建築工事)請負契約の締結

   9 市第81号議案 日野養護学校移転新築工事(第1工区建築工事)請負契約の締結

   10 市第82号議案 神明台処分地第7次(第2期)開設工事請負契約の変更

   11 市第83号議案 横浜駅根岸線(長者町地区)地下駐車場(仮称)建設工事(機械式駐車設備工事)請負契約の変更

   12 市第84号議案 平成13年度横浜市一般会計補正予算(第3号)(関係部分)

   13 その他

    (1) 寄附受納について

    (2) 「勝馬投票券発売税」の新設に係る再協議について

    (3) 横浜市税財政制度懇話会について

  調査案件

   1 行政改革等について                   (継続審査)

   2 総合計画等について                   (継続審査)

   3 財政状況等について                   (継続審査)

開会時刻 午前10時02分



△開会宣告



○(吉原委員長) これより委員会を開会いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第71号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 財政局関係の審査に入ります。

 初めに,市第71号議案を議題に供します。

   市第71号議案 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター用地等の取得



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) それでは,議案書の149ページ,市第71号議案について御説明申し上げます。

 本件は,鶴見区末吉町一丁目7番の23のほかに所在する理化学研究所ゲノム科学総合研究センターに貸し付ける等のために,用地を取得するものでございます。

 理化学研究所につきましては,平成10年4月の誘致決定にあわせ,企業庁から神奈川県及び本市が無償で借り受け,理化学研究所に対して無償貸付をしているもので,このたび神奈川県等との協議が整いましたので,横浜市議会の議決に付すべき財産の取得または処分に関する条例に基づきまして,取得議案として提出させていただいているものでございます。

 150ページの位置図をごらんください。本件用地は鶴見区の京浜臨海部の一部にありまして,鶴見川に面し,近くには下水道局北部第二下水処理場があり,JR鶴見線鶴見小野駅から南方800メートルに位置します。

 本件取得地は神奈川県企業庁等から取得する用地で,面積は2万4,365.80平方メートル,取得金額は32億623万2,192円でございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(大貫委員) 確認をしておかなければいけないと思うのは,理化学研究所を建てたときに無償で企業庁から借りて,無償で貸していた。今度買うようになった。一番最初,建物ができた段階で,なぜ当初から買い受けができなかったか。建物を建てた後に土地を買うなんて一般的には考えられない。そうなると常識から考えれば,民間では高い土地を買わされる可能性も出てくるわけです。そこら辺についてはどのような手だてがあったのか,聞きたいと思います。



◎(大澤財政局長) 理化学研究所の誘致の経緯は,京浜臨海部や本市全体の産業活性化に大きく貢献し,医療,環境保全等の分野で市民生活等に寄与する広域性のある事業で,県と協調して立地を進めてきたわけですが,平成10年度に国で予算措置され,これに伴い取得前に着工したものでございます。取得の方が後になったということです。企業庁からの取得価格とか県との所有形態等についての協議に時間を要したということで,こういう形になったところでございます。



◆(大貫委員) 民間では建物を建てた後に取得するということは考えられない。一般的に考えると言い値で買わされるということもあり得るのではないか心配ですが,どのような対応をしているのか。聞くところによると財産評価審議会できちっと価格を決めているからいいと言われているけれども,何が根拠でそうなっているのかはっきりしていただけませんか。



◎(大澤財政局長) 価格については財産評価審議会の方で客観的に評価しておりまして,それ以内の価格でございますので,妥当な金額と考えております。



◆(大貫委員) 一般的に考えれば,土地の値段を決めた後,建物を建てるというのが常識だと思います。同時に,ここら辺は動かない土地だと思いますが,いつ財産評価審議会が開かれたのか。どうやって金額が決められたのか,財産評価審議会の価格設定の根拠をお聞きしたい。



◎(大澤財政局長) 財産評価審議会の場合は,委員の先生方は全部専門家でございますので,近傍類似あるいは売買実例から客観的に評価するということ。時期は今回の件は,ことしの9月でございます。



◆(大貫委員) 工場が今まであって土地が動かないところで,一番近いところの土地売買がされたのは連携大学院の土地だと聞いていますが,どうやって値段が決まったのかよくわからない。そういう意味ではすごく不透明だと思っているので,意見として言っておきます。

 態度表明ですが,この問題については,我々もなぜこれだけの金をかけてやるのか。市民のお金を使ってやる以上は,本来は連携大学院のあり方を考えれば,こういった金の出し方は問題があるということで,反対です。



◆(井上委員) 土地等の話は企画局でなさっていたものが多いかと思うので,わかる範囲でお答えいただきたい。理化学研究所の誘致の段階で土地の無償提供ということが最初にありきで話が進んでいたのかどうか。横浜市も財政的には大変ですから,理化学研究所を誘致したいという思いで大分条件をつけて交渉されたのではないかという気がするのです。通常よりも市にとっては意味がある研究所だから安くしましょうという話はあってもいいと思いますが,無償でなければならなかったのかどうか。



◎(大澤財政局長) 誘致の経過を若干申し上げますと,平成8年度から施設誘致の要望活動を行い,平成9年に県知事,市長連名で立地への要望を科学技術庁長官へ出しており,平成10年4月に理化学研究所側の立地の正式発表がございまして,そのときに理化学研究所と県と横浜市の三者で,県と市が用地を確保して理化学研究所に無償貸付するという覚書をしてございます。買わなくてもいいのではないかという御質問ですが,ここは企業庁の用地ですので,長期貸付は事業体としてとれないということから買収につながったわけでございます。



◆(井上委員) 企業庁のままやるのは不安定だから市が買うのはいいですが,無償提供じゃなくて貸付という形は考えられなかったのか。交渉事ですから,結果が決まってから私たちに知らされたという状況なので,どうして無償なのか。



◎(大澤財政局長) 誘致して産業活性化あるいは市民生活の向上を図るということが1つございます。条件になろうかと思いますが,他都市におきましてもそういった形が多くとられています。



◆(井上委員) 理化学研究所の誘致をめぐっては,他都市も幾つか候補地が挙がって競争されたことは聞いています。条件としては,地方よりも首都圏であり,市立大学などとも研究の条件がいいということで,理化学研究所としては横浜と決めたようですが,そうであれば市も有利な面を持っているのですから,最初から無償ではなくて,きちんと交渉すべきだったのではないかと思います。

 もう1つ,今の理化学研究所の敷地が決まった後から,理化学研究所の一部になります免疫アレルギー科学総合研究センターの誘致が決まりましたよね。免疫アレルギー科学総合研究センターの敷地もことしの6月の記者発表によると5,000平米必要だとなっている。それについても市の土地を貸し付けると聞いていますが,今のところでは足りないから,隣接地を市はまた買わなければいけない。それでまた無償で貸し付ける。市民からすれば全体像がはっきりしないで,先に交渉の結果だけ出てくる。理化学研究所とは5,000平米無償で話がついています。どうしても買わなければなりませんということで,やや不透明な感じが否めないのですが,どうですか。



◎(大澤財政局長) 免疫アレルギー科学総合研究センターは基本的には企画局になりますが,まだ協議中と聞いております。今までの経過でも,県と2分の1ずつ無償貸付ということは,市会の研究会あるいは本会議で企画局から報告されています。免疫アレルギー科学総合研究センターについても,決まればそういう形がとられるのではないかと思っております。



◆(井上委員) 免疫アレルギー科学総合研究センターも誘致は決まったわけです。記者発表では新しく5,000平米必要だと書いてある。有償貸付なのか無償なのか,話がなしに免疫アレルギー科学総合研究センターが進出を決めるわけはないので,向こうとは話は決まっているのではないかと思います。理化学研究所ゲノム科学総合研究センターは県と市で半分ずつと報告されているけれども,免疫アレルギー科学総合研究センターの話は後から出てきた。交渉中だということでは納得いかない。



◎(大澤財政局長) 免疫アレルギー科学総合研究センターは新しく出てきた問題ですが,しかるべきときに企画局の方から報告がなされるのではないかと申し上げます。



◆(井上委員) 新しい産業を誘致しなければいけないということでいろいろ努力されているのは結構ですが,税金を使う以上は,それなりのものがあるのかどうかというチェックをもうちょっと効かせないと,新産業だからということだけで進んでいくのは問題あると思いますので,反対します。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 採決いたします。

 採決の方法は挙手といたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(吉原委員長) 挙手多数。

 よって,第71号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第74号議案及び市第75号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第74号議案及び市第75号議案の以上2件は,いずれも当せん金付証票発売の限度額に関する議案でありますので,一括議題に供します。

   市第74号議案 当せん金付証票発売の限度額の一部変更

   市第75号議案 当せん金付証票発売の限度額



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 市第74号議案及び市第75号議案は,いずれも本市が発売する当せん金付証票発売の限度額に関するものでございますので,一括御説明申し上げます。

 市第74号議案は議案書の155ページ,市第75号議案は157ページをお開きいただきたいと思います。

 当せん金付証票とは,いわゆる宝くじですが,宝くじの発売に当たりましては,当せん金付証票法第4条第1項の規定に,議会の議決した金額の範囲内において,総務大臣の許可を受けて発売することができるとされております。ここでいう議会で議決いただく金額のことを発売限度額と呼んでおりまして,今回の議案は,この発売限度額について御提案するものでございます。

 市第74号議案ですが,本件は平成12年第4回定例会におきまして,既に御議決いただいた平成13年度の発売限度額270億円を20億円増額して290億円に変更しようとするものでございます。

 平成12年10月から発売を開始した数字選択式くじの中の1つであるロト6の発売が当初の発売を上回ることなどにより,平成13年度の発売総額が発売限度額を上回ると見込まれますので,発売限度額の変更をお願いするものです。

 次に,157ページの市第75号議案ですが,平成14年度の発売限度額について,全国の年間発売契約や本市における最近の発売動向等勘案して300億円とさせていただくものです。

 なお,本件につきましては,当せん金付証票法により受託金融機関の募集を発売期間の初日の3カ月前までに公告しなければならないとされております。そこで受託金融機関の募集公告の前提となる発売について総務大臣の許可を12月31日までに受ける必要があります。したがいまして,平成14年度の発売限度額の決定を今回の市会に提案させていただいたところでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 特に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,1件ずつ採決いたします。

 初めに,市第74号議案についてお諮りいたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第74号議案は原案可決と決定いたします。

 次に,市第75号議案についてお諮りいたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第75号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第76号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第76号議案を議題に供します。

   市第76号議案 自立支援センター(仮称)整備工事(建築工事)請負契約の締結



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 契約議案に入ります前に,議案の参考資料といたしまして,契約議案に関する入札てんまつを配付してありますので,御参考にごらんいただければと思います。

 一般議案書の159ページ以降が契約議案関係でございます。

 市第76号議案は,屋外生活者の支援と自立の援護を目的として建設する自立支援センター仮称整備工事建築工事について請負契約を締結しようとするものでございます。

 工事内容ですが,現在,身体障害者授産施設として利用している横浜ワークショップの建物について,増築,改修を行うことにより,自立支援センターとして整備するものです。

 契約の内容は,自立支援センター仮称の増築工事として,鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上7階建て,延床面積3,217.68平方メートルの建物1棟を建設するとともに,既存棟の改修工事として,内部改修工事及び外部補修工事を,中区寿町四丁目13番地の1において行うため,契約金額6億6,150万円,完成期限を平成15年12月15日として,株式会社松尾工務店と契約締結をしようとするものであります。

 契約の発注方式は意向反映型指名競争入札公募方式で,入札者数は21者でございます。

 なお,この契約は平成14年度にわたるため,平成14年度以降の請負代金につきましては,平成13年度当初予算におきまして,既に債務負担行為の設定をさせていただいているところでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(井上委員) 市第76号議案の自立支援センターは必要な事業だと思いますので,これに反対ではないですが,参考資料の入札てんまつを拝見しますと,76号から80号までの意向反映型指名競争入札とWTOにかかっている最後の81号だけ一般競争入札でやっているわけですが,落札率が76号議案は97%,77号は97.38%,79号も97%,80号は99%,81号の一般競争入札は85.38%ということで10%以上も差がある。これはどんなふうに受けとめますか。



◎(大澤財政局長) それぞれの入札の結果ということになります。



◆(井上委員) そういうふうにしかおっしゃらないけれども,一般競争入札になると85%というのは,入札方式の中に何か問題があるのではないか。この委員会でもいろいろな会派の皆さんが発言されているように,やはり入札の見直しをすべきではないかということで視察にも行きましたし,今後委員会でも議論しなければいけないことだと思いますが,当局側ももう少し問題意識を持っていただきたいということだけ申し上げておきます。



◆(大貫委員) 意向反映型指名競争入札公募方式,説明を見ますと,格付等級,所在地等資格要件を設定した上となっていますが,具体的な要件となぜ公募方式にしたのかお聞きしたい。



◎(菊池契約部長) 入札の方式の違いにつきましては,1億円以上の工事については意向反映型指名競争入札を使う。この中で公募方式については,Aランクに格付されている企業向けの発注についてこの方式をとる。今回の資格につきましては,建築の市内Aの企業,過去10年間の中でRC造またはSRC造地上6階以上地下1階以上の建物の元請としての施工実績を有する者を条件として設けております。



◆(大貫委員) 事業そのものは必要ですし,具体的に発注方法について反対する理由がないので,賛成します。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第76号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第77号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第77号議案を議題に供します。

   市第77号議案 東部地域療育センター(仮称)等新築工事(建築工事)請負契約の締結



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 161ページ,市第77号議案は,東部地域療育センター仮称等新築工事建築工事について請負契約を締結しようとするものでございます。

 この建物は,横浜市の東部地域療育センターのほか社会福祉法人等による希望更生センター,横浜光センター及び中途障害者活動センターが入る予定でございます。

 契約内容ですが,鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て,合計延床面積6,747.20平方メートルの建物1棟の建設を,神奈川区東神奈川一丁目29番地の116において行うもので,契約金額17億4,300万円,完成期限を平成15年6月30日として,三木・山岸・千代田アクタス建設共同企業体と契約締結をしようとするものであります。

 契約の発注方式は意向反映型指名競争入札公募方式で,入札者数は7者でございます。

 なお,この契約は平成15年度にわたるため,平成14年度の請負代金につきまして,平成13年度当初予算におきまして既に債務負担行為の設定をさせていただいておりますが,着工が当初の予定よりおくれたことから,平成14年度,平成15年度の2カ年の債務負担行為の設定が必要となるため,市第84号議案一般会計補正予算第3号におきまして,債務負担行為の変更をお願いしているところでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(井上委員) 地域療育センターの建設も必要な事業だと思いますので議案も賛成ですが,一言申し上げたいのは,療育センターができることで既存の障害別の通園施設が統廃合されることになっています。統廃合の仕方については,助役さんもいらっしゃるので,現在の通園施設の利用者の方たちの声をしっかり聞いて,できたからすぐ廃止ということではないように配慮していただきたいことを申し上げておきます。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第77号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第78号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第78号議案を議題に供します。

   市第78号議案 鳥山川遊水地建設工事(その4)請負契約の締結



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 163ページ,市第78号議案は,鳥山川遊水地建設工事その4について請負契約を締結しようとするものでございます。

 本件は,鳥山川流域の浸水対策として,貯留量4万4,000立方メートルの遊水地を建設するもので,平成12年9月に御議決をいただきました鳥山川遊水地建設工事その3に引き続き,今回仮設工及び本体工の工事を行うものであります。

 工事場所は,神奈川区三枚町279番地で,契約金額22億3,125万円,完成期限を平成15年3月18日として,清水・フジタ・イワキ・保土ケ谷建設共同企業体と随意契約を締結しようとするものであります。

 随意契約を締結する理由ですが,全体が構造上一体のもので,技術面から施工の一貫性が必要なためでございます。

 なお,この契約は平成14年度にわたるため,平成14年度の請負代金につきましては,平成13年度当初予算におきまして既に債務負担行為の設定をさせていただいております。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(大貫委員) 随意契約に至った理由,何と何が一体なのか。分離できないものなのか御説明してください。



◎(大澤財政局長) 全体が一体のもので,今回は4期ですが,1期,2期は遊水地の外壁になると同時に,掘削時に外環からの土圧の圧力を支える働きをする壁を地中に埋め込んでいくという工事でございます。3期ではその内側を掘削する。4期は今回の工事ですが,その内壁,柱,はりといった内部構造と,もう1つ越流堤,河川からあふれて流れ込む越流堰をつくります。それから排水部分。そのような形で順次全体の構造物を工区に分けてやっているものです。



◆(大貫委員) その1のときには一般競争入札をして,一番最初だけとれば,あと随意契約になるというスタイル。大体わかりましたけれども,反対する理由はない。



◆(井上委員) 今度の金額は22億3,125万円,もうちょっとすぎると25億円だからWTOで一般競争入札。一体だからというけれども,こういう形でその都度随契ではなくて,最初に全部一体のものとして契約することはできないのですか。



◎(大澤財政局長) 当初のときはWTOとしてやっております。WTOとして認められる場合は,一連のものとして出して契約する。いわば直接関連している部分ですので,考え方にのっとったのと同じ効果になろうかと思います。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第78号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第79号議案及び市第80号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第79号議案及び市第80号議案の以上2件は,いずれも市立中学校改築工事請負契約の締結に関する議案でありますので,一括議題に供します。

   市第79号議案 神奈川中学校改築工事(建築工事)請負契約の締結

   市第80号議案 岩崎中学校改築工事(建築工事)請負契約の締結



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 165ページの市第79号議案及び167ページの市第80号議案の2件は,いずれも中学校改築工事の請負契約の締結に関するものでございますので,一括御説明申し上げます。

 まず,市第79号議案の神奈川中学校改築工事建築工事は,老朽化した校舎及び屋内運動場を改築するもので,校舎と屋内運動場を一体のものとした鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造及び鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て,延床面積1万774.01平方メートルの建物1棟を,神奈川区西大口130番地の3に,契約金額19億2,150万円,完成期限を平成15年3月14日として,スルガ・和同・富山建設共同企業体と契約締結をしようとするものであります。

 次に,市第80号議案の岩崎中学校改築工事建築工事は,老朽化した校舎及び屋内運動場を改築するもので,校舎と屋内運動場を一体のものとした鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造4階建て,延床面積1万312.56平方メートルの建物1棟を,保土ケ谷区桜ケ丘二丁目282番地に,契約金額18億75万円,完成期限を平成15年3月25日として,紅梅・相鉄・渡辺建設共同企業体と契約締結をしようとするものでございます。

 この2件の契約の発注方式は意向反映型指名競争入札公募方式で,入札者数はいずれも7者でございます。

 なお,この2件の契約はいずれも平成14年度にわたるため,平成14年度の請負代金につきましては,平成13年度当初予算におきまして,既に債務負担行為の設定をさせていただいているところでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(大貫委員) 選定方式で,前の2つについては格付等級や所在地等わかるけれども,公募方式は資格要件,こちらは選定基準となっているけれども,どういう意味なのか。さらには,随分少ない指名業者の数ですが,もっと多くならないのか。多くなればなるほど競争が進むと思うのですが,たしか十数者までいいのではないかと思いますが,説明してください。



◎(菊池契約部長) まず,1点目ですが,今回両案件ともJVの構成を求めております。JVを組むに当たり要件を設けており,神奈川中学校の場合は過去の建築の実績の要件がございます。そのほかに構成員として建築Aの市内企業または建築Bで経審における建築の総合評点が880点以上の市内企業という要件を設定しております。両案件とも同様です。もう1点,JVの参加企業数ですが,市内Aランクの企業は,今の条件設定でいきますと23者おりまして,経審が880点以上のBランク以上の企業は24者,3者でJVを組むことになりますと,23プラス24でトータル47。それを3で割りますから十幾つできるということですが,たまたまJVの参加者数がそれにとどまったということでございます。



◆(大貫委員) 内容を見るとほとんど落札価格と予定価格に差がないような状況があって,非常にその辺は不透明であることを申し添えておきます。普通競争が進めばもっと落札率が下がってもいいのではないかと思っていますが,反対する理由はないので賛成します。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,1件ずつ採決いたします。

 初めに,市第79号議案についてお諮りいたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第79号議案は原案可決と決定いたします。

 次に,市第80号議案についてお諮りいたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第80号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第81号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第81号議案を議題に供します。

   市第81号議案 日野養護学校移転新築工事(第1工区建築工事)請負契約の締結



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 169ページ,市第81号議案は,日野養護学校移転新築工事第1工区建築工事につきまして請負契約を締結しようとするものでございます。

 契約の内容ですが,現在の敷地が狭隘で施設設備が不足しております。そこで鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地下1階地上3階建て,延床面積1万421.81平方メートルの建物1棟の建設を,港南区港南台五丁目3番地の1において行うもので,契約金額24億2,550万円,完成期限を平成15年6月30日として,ロッテ・松本・才門建設共同企業体と契約締結しようとするものであります。

 発注方式は,WTO政府調達協定の対象となる一般競争入札で,入札者数は16者でございます。

 なお,この契約は平成15年度にわたるため,平成14年度の請負代金につきましては,平成13年度当初予算におきまして既に債務負担行為の設定をさせていただいておりましたが,着工が当初の予定よりおくれたことから,平成15年度の請負代金につきましても,市第84号議案一般会計補正予算第3号におきまして債務負担行為の変更をお願いしているところでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(大貫委員) 一般競争入札で85.38%が落札率で,先ほど指摘があったように,非常に一般競争入札をすると競争性が発揮されるのかなと思っています。心配なのは大体15%ぐらいが最低ラインと踏んで,それにいかに近づけて入札価格を入れるかという結果ではないかと思いますが85.38%,安ければ安いほどいいというわけではないので,良好なストックを確保するという意味では,この数字は問題ないでしょうか。



◎(大澤財政局長) 決められた範囲内ですので,問題ないと思います。



◆(大貫委員) 一般競争入札の方式において,これだけ落札率が下がるという事実があるので,私どもはこれからもあらゆる点で一般競争入札を導入していくことが必要だと思っています。



◆(鈴木[義]委員) WTOの関係で今回ロッテが入ったわけですが,韓国の企業ですね。構成員を見ると,松本は福岡の会社,才門は大阪,韓国と福岡と大阪の会社が構成員になって入札した。WTOですからこういう結論になったわけですが,心配なのは横浜市の日野養護学校の工事に関して,請負契約をするグループがきちっと横浜市の設計図書というか,考えているいろいろな工事内容その他の対応については問題ないのかどうか。契約の方で事前調査をきちっとやっているのかどうか確認させていただきます。



◎(大澤財政局長) 施工監理体制については現局で確認をしてやるということでございます。請負人から下請の問題も全般的にあろうかと思いますが,その辺はチェックしていきたいと聞いております。



◆(鈴木[義]委員) 心配はないと思いますが,対応をひとつやっていただきたい。それからWTOで外国企業が入って契約まで至ったのは初めてですか。



◎(大澤財政局長) 代表構成員として契約まできたのは初めてでございます。



◆(鈴木[義]委員) いずれにしても,ちゃんとした仕事ができるように,当局もきちっと監視していただきたいことを要望しておきます。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,市第81号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第82号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第82号議案を議題に供します。

   市第82号議案 神明台処分地第7次(第2期)開設工事請負契約の変更



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 171ページ,市第82号議案は,平成12年9月市会におきまして御議決をいただき,契約締結いたしました神明台処分地第7次第2期開設工事の請負につきまして,今回契約の一部を変更しようとするものでございます。

 変更の内容ですが,172ページをお開きください。参考にありますように,現契約第2項工事概要中,第3号集水・排水工のアに汚水管布設工が記載されておりますが,延長1,755.4メートルを1,799.0メートルに変更いたします。

 同じく第3号イ,雨水管布設工に記載されております延長3,033.4メートルを3,037.8メートルに変更し,第4項に記載されております当初の契約金額28億350万円を27億270万円に,それぞれ改めようとするものでございます。

 変更が必要となった主な理由としては,昭和62年に埋め立てを完了した第5次埋立地の周辺に存在するくぼ地及び埋立地表面から浸透する雨水が浸出水を増加させ,その結果,浸出水が遮水のために設置した粘土層を浸透し流出している恐れがあります。このため,これらのくぼ地を土で埋める工事及び埋立地表面のうち早急に対応が可能で効果が高い部分を土で覆う工事を別途発注として施工することになりました。

 これらにつきましては,本工事における建設発生土を利用することにしたため,本件で処分する土の量が減少します。それから本工事におきまして,埋立地開始後に発生する流出水の排水を強化するために汚水管の増設を行う。このほかの理由としては,実際に現地の掘削を行ったところ,想定より土質が悪く,のり面の形状を一部変更せざるを得なくなった部分が生じたことに伴い,雨水管の延長を若干ふやす必要性があること等でございます。

 契約金額としては,汚水管の増設,雨水管の延長等の変更による増額,一方で,処分する土を外へ出さないでくぼ地に埋めるので,土の量の減少による減額の幅が大きいため,全体としては減額になるわけでございます。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(井上委員) もともと第7次第2期開設工事を始めるかどうかという時期に,大分前から周辺住民の方たちの健康被害だとかいろいろ出て大変不安が広がった。市の方も調査しましたが,住民が独自のダイオキシンの調査をして,かなり高い数字が出た。地元の方たちからは,きちんとした対策をしてくれと非常に要望された事業だと思います。私はそもそも第7次の今回の契約変更というのは,後追いといいますか,ここに来て少しパイプを長くするとか,汚水管増設するとか,言って見れば大変小手先だという感じがする。これではとても大もとの問題に対処することにはなっていないし,第7次2期の契約変更は,実際に埋立地として拡大することを一方でやっているわけですから,問題が出たならば,まず契約自体を停止して,安全対策を行うという考え方をとれなかったのかどうか。この辺は環境事業局のお話ですが,契約変更ということで,財政局は安全対策をまず行うということができなかったのかどうか。



◎(大澤財政局長) 環境事業局の問題ですが,我々が聞いている範囲では,神明台処分地保全対策検討会をつくって検討した結果,専門家の意見をいただき,処分場の維持管理に万全を期するために,今後地下水の遮断,埋立地内の滞水の解消,地下水の供給防止の措置を総合的に組み合わせてやっていく必要がある。したがって,局としてはその辺を今後やっていくことになろうかと思いますが,その一環として今行っている第7次の方でも汚水管のバイパスを1本でつくることを考えていたけれども2本にする。カルシウムなどが詰まるとそこから水が漏れてくるということも反省としてあって,やっていくという形。それから第5次のくぼ地に水がたまって,それがだんだん浸透することも防ぐ必要があるので,第7次の土を使う。それ以外の安全対策はこれから順次やっていくのではないかと思っています。



◆(井上委員) 詳しくは環境事業局に申し上げなければならないのですが,専門家の検討結果も記者発表資料で,処分場の維持管理に万全を期するため,早期に総合的に組み合わせた環境保全対策が必要だと言っているわけです。ところが環境事業局では総合的に組み合わせた環境保全対策は何か出てこない。それがなくて,とりあえず今やっている工事の土を,水たまりになってしまうところに埋め戻しましょうというお話だけです。とにかく下から地下水へ漏れて,ほかの井戸に異物が出ていることははっきりしたのですから,まず開設工事自体を打ち切るべきだし,こういう状態である以上は神明台にごみの搬入は一時的にでも早急に停止をして,抜本的な対策を講じるべきだと思いますので,開設工事の変更契約は認められない。



◆(大貫委員) 私どもも現局でこの問題について反対していますし,契約そのものについては瑕疵があるかないかちょっとわからないですが,今は何よりも安全性が重要という中での対応として,賛成できません。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 採決の方法は挙手といたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(吉原委員長) 挙手多数。

 よって,市第82号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第83号議案の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第83号議案を議題に供します。

   市第83号議案 横浜駅根岸線(長者町地区)地下駐車場(仮称)建設工事(機械式駐車設備工事)請負契約の変更



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 175ページ,市第83号議案は,平成12年12月市会におきまして御議決をいただき,契約締結いたしました横浜駅根岸線長者町地区地下駐車場仮称建設工事機械式駐車設備工事につきまして,今回契約の一部を変更しようとするものでございます。

 変更の内容は,176ページの参考の中の第5項に記載されている当初の完成期限平成14年3月18日を平成15年3月18日に改めようとするものでございます。

 延期が必要となりました理由は,本市が施工中の地下駐車場と隣接して国土交通省が施工中の地下駐車場との連絡部の躯体築造工事について,現在本市が国土交通省に工事を委託し建設中でございます。この地下連絡部の躯体築造工事が,地元調整に不測の日数を要したこと,地中から想定外の埋設物や支障物が発見され,その調査,撤去に日数を要したことにより,完成予定時期が1年近くおくれる見込みとなっております。この地下連絡部の躯体築造工事において設けられる中央監視室には,本市の機械式駐車設備の管制設備がおさめられるため,中央監視室が完成しなければ機械式駐車設備工事を進められないことになります。このため地下連絡部の躯体築造工事のおくれに伴い,機械式駐車設備工事についても完成期限の延長を行いたいというものでございます。

 なお,これに伴い工事の一部が平成14年度にわたることとなるため,その部分の請負代金につきましては,市第86号議案自動車駐車場事業費会計補正予算第1号において繰越明許費の設定をお願いしております。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(福田[泰]委員) 当初から地下駐車場の建設工事に関しましては,膨大な事業費がかかるわりには市民生活の向上につながらないということで反対しておりますので,この件についても反対させていただきます。



◆(大貫委員) 私どももそうですが,1年延びるのに契約金額が変わらないというのは考えられない。延びれば維持や人手の問題を含めて変わるのが当然だと思います。変わらないというのはよほど利益に幅があると思わざるを得ないのですが,いかがですか。



◎(菊池契約部長) 今回の機械式駐車設備工事については,主要な構成であります格納庫,走行台車,リフト等を工場で製作しまして,その後現場に運び込むことになっていますが,製作・設置に必要な作業期間は当初の予定どおり必要ですが,作業あるいは投入人員につきましては,現在まだ完全な形での着手はしておりませんので,経費が現段階ではかかってないということでございます。



◆(大貫委員) その間の経費は吸収できてしまうということだと思いますが,私どももこの問題については現局が問題あるということで反対していますので,契約については賛成できない。



◆(井上委員) 意見表明させていただきますが,私たちも現局でも反対しております。毎回地下駐車場に関しては政策的にも結局都心部に車を流入させてしまって,渋滞解消にもならないし,大変価格も高いということで,反対します。



○(吉原委員長) ほかにございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 他に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) それでは,採決いたします。

 採決の方法は挙手といたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(吉原委員長) 挙手多数。

 よって,市第83号議案は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市第84号議案関係部分の審査,採決



○(吉原委員長) 次に,市第84号議案関係部分を議題に供します。

   市第84号議案 平成13年度横浜市一般会計補正予算(第3号)(関係部分)



○(吉原委員長) 当局の説明を求めます。



◎(大澤財政局長) 補正予算の概要を説明するに当たり,資料を配付させていただきたいと思いますが,よろしいですか。



○(吉原委員長) 配付してください。

        (資料配付)



◎(大澤財政局長) それでは,今お配りいたしました資料の1ページをごらんください。

 全体の補正の概要と当局分をあわせて御説明いたします。

 資料の1ページ,上の枠の中ですが,今回の12月補正全体として,国の補正に伴う緊急地域雇用創出特別交付金事業への対応,その他国庫補助認証の増等に伴う補正を行うものでございます。

 歳入歳出補正ですが,一般会計は15事業で47億6,600万円の増額,特別会計は1事業で3,300万円の増額をしようとするものでございます。

 また,その他の債務負担行為の補正は一般会計で2件,繰越明許費の補正は一般会計,特別会計それぞれ1件ずつの合計2件でございます。

 下の表は,網かけ部分が当財政局所管分です。

 まず,歳入歳出補正の1,歳入補正,(1)一般会計,アの市税収入ですが,あわせて予算議案書の2ページもごらんください。

 今回の市税収入の補正は,1款市税の欄,市民税につきまして,直近の税収見込みをもとに23億200万円を増額補正しようとするものでございます。詳細につきましては,後ほど御説明申し上げます。

 次に,繰越金ですが,議案書2ページの20款繰越金の欄ですが,4億円を増額しようとするものです。

 配付資料の1ページ中ほどの網かけ部分,参考の繰越金の状況をごらんいただきますと,これは平成12年度決算額の実質収支8億円余の2分の1,4億円余について横浜市財政調整基金条例で基金に積むことになっておりますので,基金へ2分の1の積み立てを行いましたので,残りの4億円余を平成13年度に繰越金として繰り越したものですが,今回の補正財源とするものでございます。

 配付資料の2ページ,3ページですが,2,歳出補正,?,債務負担行為補正,?,市債補正,?,繰越明許費補正の概要をお示してございますが,各所管常任委員会で御審査いただいておりますので,後ほどごらんいただければと思います。

 4ページをお開きください。平成13年度の市税予算額及び補正額の表ですが,左上の市税合計の欄をごらんいただきますと,当初実収見込額A欄6,833億円余と,2つ右側の網かけ部分,今回実収見込額C欄ですが6,876億円余,C−A欄が43億円余でございます。これは市民税の個人分におきまして,給与所得の収入が当初の見込みより大きかったことなどにより増収見込みとなったものでございます。

 実収見込額の差額でございます43億円余のうち網かけ部分のD欄,43億円余のうち23億円余を今回増額補正予算化しようとするものでございます。

 以上で一般会計補正予算第3号財政局関係部分の説明を終わります。

 なお,配付資料5ページに参考資料として,性質別,財源別の表をつけさせていただいておりますので,後ほどごらんいただきたいと思います。



○(吉原委員長) 質疑に入ります。



◆(小幡委員) 議案書2ページの一番下の市債ですが,この表で見る限り,市債計が1,249億円あります。今回3億6,100万円減額していますが,今いただいた資料の5ページの下段の市債で,平成13年度の補正前が,当初予算もこの数字で949億円。そうすると議案書の資料の1,249億円と違うけれども,市の方針では毎年12%減らすということだけれども,これで見るとふえています。その関係を御説明いただけますか。



◎(清水財政部長) 12%の減につきましては,通常の建設地方債につきまして,毎年12%減ということで予算計上させていただいてますが,ふえている部分につきましては,減税補てん債とか臨時財政対策債,更正算定上100%元金,元利償還金につきましては交付税措置されますので,通常の市債と分けて考えておりまして,12%減の対象ではございません。100%交付税措置のあるものを入れますと,おっしゃられたように市債の全体の額としてはふえます。あくまでも建設地方債について毎年12%減と考えております。



◆(小幡委員) この表を見ただけではよくわからない。なぜこんな質問をしたかというと,当局側は今もう平成14年度の予算編成に入っていると思いますが,今まで提出された財政局関係あるいは予算関係の各資料を見ていると,間違いなくマイナス12%できているのは事実ですが,この資料だけでは必ずしも説明が十分ではなくて,市債発行ふえているじゃないかというふうに言わざるを得ない。関係資料でいいですから,市当局は平成9年度から間違いなく12%減の方向で進んでいることがわかりやすい資料をつけていただきたい。これだけで見ると市債発行,当初予算に比べて随分ふえている感じがする。



◎(大澤財政局長) 当初予算のときには,そういう形が見えるように冊子の中でやっておりますが,補正ですとちょっと不十分な点がありますので,今後資料については研究させていただきたいと思います。



◆(福田[泰]委員) 歳入の補正について伺いたいのですが,当初予算の歳入予測があって,その中から補正等に対応するために30億円を留保しているのが今までのやり方で,ずっと踏襲していらっしゃると思います。大体この時期になりますと相当補正がかかってきて,補正は余り望ましい状況ではないと思いますが,国の動向等もあって補正を組まざるを得ないことは理解します。ことしは第2回定例会で大きな留保資金の取り崩しがありましたから,留保資金がないにもかかわらず,なぜ補正が打てるか追いかけてみましたら,市税の予測が大体プラスになってきている状況ではないか。そうじゃないと補正が打てないと思います。この数年間の当初予算のときの市税収入予測と決算時が大体どうなっているのか教えていただけますか。



◎(大澤財政局長) まず考え方として,結果的には当初見込みと決算で差が出てまいります。1つは予測を過大にしますと決算で穴があくということは我々も避けなければいけない。一番固いところはどうなのか。非常に経済情勢との関係で難しい面もございます。そういう中で我々としては次の年度の市税収入をどれぐらいに見るかは難しい。8年度では当初見込みと決算額で5億1,900万円の増,平成9年度では115億9,900万円の増,平成10年度では9億500万円,平成11年度は99億5,900万円,平成12年は183億6,100万円でございます。



◆(福田[泰]委員) 少ない年もありますけれども,100億円前後の決算との差。大変難しいことは想定しますが,当初予算で歳入の見込みを厳しくしすぎているのではないか,歳入予測を内輪に見すぎているのではないかいう感想を持っています。予算を審査していくときに,年度の中でどれだけの歳入があって,それをどういうふうに優先順位で使っていくかということが大変重要な議会での議論のポイントになりますので,もう少し実収にあわせた形の予測の方法というのは工夫できないものかどうか,お伺いいたします。



◎(大澤財政局長) これは我々も大変苦慮しているところでありまして,根っこの数字が6,000億円,7,000億円ですので,1%狂っても相当な額が出るということです。いろいろな経済指標,また経済の見方もそれぞれ専門家でも来年がプラスになるのかマイナスになるのか分かれる。そういう中で我々も推定しなければいけないので,結果的には妥当な形になっております。今財源的には非常に苦しいときですので,できれば多めに上がればいいですが,予算より落ちるとまた市会で怒られますので,ある程度はそういう形で予測せざるを得ないということです。



◆(福田[泰]委員) マイナスになることについて大変議論が厳しくなることは予測されますけれども,当初予算でどう考えているかということを大事にしていきたいと思いますので,今後より工夫していただきたいと思います。ゆめはま2010プラン次期5か年のときに,市長は二,三年後には景気が回復するのではないかというような答弁をされておりまして,実際税収をどう予測するか,財政局の皆さんとどうすり合わせしているのか疑問もありますけれども,歳入予測について,より厳しく議会の方にも提示していただきたい。私どもはその数字をもとに審議いたしますので,要望させていただきます。



◆(大貫委員) 今回補正で特に緊急地域雇用創出にかかわる補正,全額県費でついたことはいいですが,せっかく23億円余裕ができた。それは本来,今一番困っているのはソフトの部分で生活困難な方がいっぱいいらっしゃる。さらには中小企業が不況の中で金融の面でも市の対応を求めているときに,そういうところでの補正の使い方がされるべきだ。今回こういう形での補正の組み方は賛成できません。



◆(井上委員) この委員会での所管は網かけをした歳入の市税と繰越金のところ,歳出の部分は所管になるのでしょうか。それとも全体の補正の歳入歳出全部含めたことを,ここで審査するということになるのか確認します。



◎(大澤財政局長) 当局所管分は網かけ部分だけでございます。あとはそれぞれの所管の中です。



◆(井上委員) 市税収入の増加分と繰越金については賛成です。それ以外の歳出については問題があると思っています。



○(吉原委員長) ほかにありますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 特に御発言もないようですので,本件については質疑を終了し,採決することに御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 採決いたします。

 採決の方法は挙手といたします。

 本件につきましては原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。

        (挙手)



○(吉原委員長) 挙手多数。

 よって,議第84号議案関係部分は原案可決と決定いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△寄附受納について



○(吉原委員長) 次に,寄附受納について当局より報告がございます。



◎(大澤財政局長) 土地の寄附受納につきまして,お手元の報告書に従いまして御報告申し上げます。

 資料2に寄附物件の所在等がございますが,保土ケ谷区境木本町204番131に所在いたします165平方メートルの土地につきまして,東京都豊島区東池袋三丁目1番1号,株式会社西洋環境開発から平成13年11月13日,地元自治会である東戸塚グリーンタウン自治会の会館敷地として寄附を受けたものでございます。

 この土地は東戸塚駅から北東に約1.2キロメートルに所在し,同社が開発分譲した東戸塚グリーンタウンの北西の端にしているものです。

 なお,同社は平成12年7月に東京地方裁判所の命令により特別清算が開始され,現在,来年2月の清算完了に向けて債権債務の整理を行っているところでございますが,本件土地の寄附につきましては,自治会館の公益性や従来から同社が自治会館敷地として無償で貸し付けている経緯等が考慮されまして,平成13年8月7日,裁判所から特別許可が得られたものでございます。

 寄附受納日は,平成13年11月13日に同社と寄附契約を締結し,同日をもって本市に所有権が移転いたしました。登記につきましても,同年11月19日に所有権が本市に移転登記されたものでございます。

 また,本件土地は既に東戸塚グリーンタウン自治会館敷地として使用されていることから,同自治会とは寄附の受納日である平成13年11月13日付で公有財産賃貸借契約を締結して,貸付を行っているところでございます。



○(吉原委員長) この件について何か御質問ございましたらどうぞ。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 特に御発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△「勝馬投票券発売税」の新設に係る再協議について



△横浜市税財政制度懇話会について



○(吉原委員長) 次に,当局より発言を求められておりますので,これを許します。



◎(大澤財政局長) それでは,勝馬投票券発売税の新設に係る再協議と横浜市税財政制度懇話会について,資料を配付して説明させていただきたいと思いますが,よろしいですか。



○(吉原委員長) 配付してください。

        (資料配付)



◎(大澤財政局長) まず,1つ目の勝馬投票券発売税の新設に係る再協議についてですが,お手元の勝馬投票券発売税の新設に係るこれまでの経緯についてをごらんいただきたいと思います。

 資料の下の方になりますが,第1回,第2回の再協議につきましては,既に前回の委員会で御報告させていただいておりますが,改めて簡単に御説明いたします。

 再協議に当たっての横浜市の基本的な考え方は,国の経済施策に照らして重要な負の影響を及ぼすか否かに限定して協議すべきであるという勧告内容に沿いまして,論点を絞って協議を行うべきとする横浜市の主張でございます。そして導入する自治体の課税の総額がどの程度ならば,国の経済施策にマイナスの影響を与えることになるのか,具体的な額などを提示してほしいと総務省に要請したものでございます。

 これに対し,総務省の考え方は,委員会の勧告を踏まえ,不同意を取り消したことにより,協議が継続している状態に戻ったととらえており,幅広く協議を行うべきものと認識しているというものでございます。

 そこで第3回目以降の協議においては,今申し上げました双方の再協議についての考え方を踏まえ,事務的な協議を重ねているところでございますが,総務省は具体的な量的影響の提示などについて慎重な姿勢を崩しておらず,協議にはなお時間を要するものと考えられます。

 具体的な事項につきましては,現在協議中でありますので,今後論点が整理され,議論の方向性等がある程度明確になってきましたら,その段階でまた御報告させていただきたいと考えております。

 今後も再協議においては,市議会において新設に対し早急に同意されるよう要望する旨の意見書を採択していただいておりますことを踏まえ,地方分権を推進する試みの1つとして,勝馬投票券発売税の導入に向け,引き続き粘り強く努力してまいりたいと考えておりますので,これまで以上の御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 引き続き,横浜市税財政制度懇話会につきまして,資料に沿って御説明させていただきます。

 1の横浜市財政制度懇話会の概要ですが,(1)設置目的は,横浜市税財政制度懇話会は横浜市または大都市における税財政制度の諸課題について,幅広い御意見をいただくために設置いたしました。懇話会は内部的な勉強会で,会としての統一的な見解あるいは提言をまとめていただくものではございません。

 (2)委員の構成ですが,学識経験者を中心にして,現在11名の委員により構成しております。

 (3)設置時期及び開催回数ですが,平成13年10月に設置し,4回程度の開催を予定しています。

 2のこれまでの会議テーマ等ですが,懇話会は現在まで3回開催し,横浜市の財政状況の経年推移や地方財政の現状と課題を説明しながら,税財源移譲の考え方,行財政に関する市民アンケートなどについて御意見をいただいているところでございます。今後も税財政制度の諸課題について,幅広く勉強してまいりたいと考えております。

 なお,市民アンケートにつきましては,結果がまとまり次第,お配りさせていただきます。



○(吉原委員長) 御質問ございましたらどうぞ。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 特に御発言もないようですので,本件についてはこの程度にとどめます。

 その他何かございますか。

        (「なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) ないようですので,以上で財政局関係の審査は終了いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△閉会中継続調査案件について



○(吉原委員長) 次に,閉会中調査案件についてお諮りいたします。

 1,行政改革等について,2,総合計画等について,3,財政状況等について,以上3件を一括議題に供します。

 お諮りいたします。

 本件につきましては,いずれも閉会中継続審査といたしたいと思いますが,御異議ございませんか。

        (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○(吉原委員長) 御異議ないものと認め,さよう決定いたします。

 以上で本日の審査はすべて終了いたしましたので,事務局より委員会報告書等の朗読を願います。

        (委員会報告書等を朗読)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△閉会宣告



○(吉原委員長) 以上で本日の議題はすべて終了しましたので,委員会を閉会いたします。

閉会時刻 午前11時37分

               総務企画財政委員会

               委員長 吉原 訓