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平成23年  厚生常任委員会 03月14日−01号




平成23年  厚生常任委員会 − 03月14日−01号







平成23年  厚生常任委員会





◎《委員会記録- -20110314-000015-厚生常任委員会》



1 開  会



2 記録署名委員(北井・岩本の両委員)の決定



3 県政記者の写真撮影許可



4 報告事項(保健福祉局長)

  「東北地方太平洋沖地震に係る本県の対応について」

  「高病原性鳥インフルエンザに係る本県の対応について」



5 日程第1を議題



6 同上質疑(報告事項も併せて)



北井委員

 ちょっと聞きたいんですけれども、DMATの派遣がされたんですが、これは羽田空港にということなんですけれども、羽田空港でどのような対応をしているのかというのと、現地には派遣されないのか。2点お聞きしたいんですけれども。

健康危機管理課長

 羽田空港でございますけれども、被災地から宮城の空港に重症患者さんは集まります。そこから羽田空港まで、飛行機、ヘリコプター等で来まして、そこで応急処置をして、首都圏の受入先の病院に運んでいくことになります。それをSCUと言いまして、ステージングケアユニットという英語なんですけれども、広域搬送拠点臨時医療施設と申しますが、これを東京都が国の要請に基づきましてつくりました。県としても、そこにDMATチームを派遣して、応急処置等をやらせていただいております。

 それから、現地でございますけれども、宮城県に延べ5チーム、福島県に1チーム、茨城県にも2チームが行っておりまして、現在も宮城県で活動中でございます。今、石巻の被害が甚大だということでございまして、今日、4チームが石巻で活動しております。

牧島委員

 すみません、所管から外れちゃうところもあるかと思うんですけれども、大変長い停電でした。医療機関、その他は自家発電があって、命にかかわるわけだから当然だと思うんだけれども、県の保有施設で自家発電が可能なところは結構あるの。初めて分かりましたけれども、やっぱり緊急避難するときに、電気があるところじゃないと、逃げ込めないという感じを今回痛感したと思うんです。

 だから、県営施設あるいは公共の建物等で、自家発電があるところのマップぐらいは作っておかないと、結構分かりにくいかなという気がしたんだけれども、県の中でそういう対応はされているのかな。医療機関はほとんどあると思うんだけれども。

保健福祉局企画調整課長

 県有施設の場合に、自家発電については、例えば障害者の施設なんかはほとんど付いています。ただ、それは、どうしても例えば人工呼吸器を使っているとか、そういうものの対応の最小限のものでございます。ですから、全部をこうこうと照らして、利用者を、外から来た、例えば帰宅難民なんかを受け入れられるようなほどの能力のある自家発電装置ではありません。そこにいる利用者を安全に、電気が通るまで何とかしのぐための規模でやっておりますので、そういうマップを作って、ここはオーケーですよというのは、ちょっと現時点では困難でございます。

 そういう状況でございます。

保健福祉局長

 今回、帰宅困難者が大分出たわけですけれども、自家発電があるかどうかはまた別にしまして、県の施設は、基本的に帰宅困難者を自主的に受け入れるという対応をとるという方針でおります。

 なお、小中学校が基本的に緊急避難の場所になっています。また、県立高校もそういうところで対応していますので、今言ったような形で、その場、現実に応じて対応してまいりたいと思っております。

 私どもの保健福祉大学も、そういった形で県民の方が来られたということで、それにつきましては、積極的な受入れをさせていただいています。

 また、マップ等につきましては、防災局とも相談して、その辺について検討させていただきたいと思います。

牧島委員

 だから、停電された地域で、緊急の場合に学校へ行っても、真っ暗状態だったらどうにもならない。だから、各県立高校は、全ての学校に自家発電装置があるというわけでもないと思うんだよね。だから、今回学ぶことがかなり一杯あって、私の家の前は県立保健福祉大学があるところなんですけれども、あそこの広域避難というのは、実は海釣り公園なんです。だから、マンションの上にいた方がよほど安全だという、そういうようなこと。今回、結構学ぶところがたくさんあったと思うよね。

 だから、そういう意味で、これはもう全庁的なことで、こうやって災害対策本部をつくって様々な対応を勉強していくというのは、緊急的にやらざるを得ないことだし、やっていくのは当然だと思うんだけれども、その後、あれはどうしたら、どうしようかというようなことも、やっぱり引き続き検討していかないと、結構、日々の暮らしの中で、矛盾とか不安とか、あるいはこんなのでいいのかと首をかしげるところもたくさんあったりして、その辺の研究をしておく必要があるなというのを痛感したけれどもね。

 全庁的な会議の中で、そうしたものも是非議論しながら、県民が分かりやすい安全対策というのを提示していく必要があるなと思います。

岩本委員

 食料を3,500トン送られたということについて教えてもらいたいんですが、これ以上に食料、飲み水等の要求というのはなかったんでしょうか。

保健福祉局長

 様々な要求につきまして、国等を通じまして、安全防災局の方に来てまいりますので、その中で県でできるだけの対応をしているというところです。

 飲み水等につきましては、私が承知している中では、企業庁の方にリストがありますので、それらの対応もしていますし、また、給水車もいろんな形で出ているというふうに思います。

 それで全て足りるかどうかというのは、とてもとてもそんなことはありませんので、要求があれば、また神奈川県としても対応していきますし、また、個別に送ると非常に混乱しますので、全国知事会等を通じた形で、それぞれの対応をしているというのが現状でございますので、よろしくお願いします。

岩本委員

 阪神・淡路大震災のときにも、いろいろ送ってくれるんだけれども、かえって迷惑だという話がありまして、必要なものを把握し、あとは現金にしてくれというようなことも現地の人が言っておりましたけれども、要求があったら極力対応していただきたいと思います。

 それから、もう一つ。これは所管が違うので、情報を持っていらっしゃるかどうか分からないんですが、万一、福島県の原発が最悪の状態になったときに、どういうような影響が神奈川県にあるのか、その辺もし、分かれば教えてくれますか。

保健福祉局企画調整部長

 まず一つは、現在でも定点観測ということで、川崎市とか横浜市とか茅ヶ崎市で、放射線の量を測定しておりまして、現在のところ全く影響がないという状況でございます。

 それから、被ばく者が出たときに、本県で、横須賀市とか川崎市で、川崎市は研究所があったりすることもあって、1次被ばくの病院が指定されております。それから、2次被ばく病院としては、北里大学病院が指定されておりまして、今回の場合は東北ですので、茨城県に東海村の病院がありますので、こちらまで来るかどうか分かりませんが、一応そういう指定された病院はございますので、何かあれば国から要請が来る可能性はあるかもしれません。放射能関係で現在のところ神奈川県には全く問題ないという状況でございます。

岩本委員

 こんなことはあってはならないんですが、万一、炉が破壊されて爆発するというようなことになった場合に、かなり大きな範囲に被害が及ぶことになるかと思いますけれども、そういったものの想定した話というのは、これまでになかったか。

保健福祉局企画調整部長

 炉が爆発した。あるいはアメリカのスリーマイル島とか、ソ連のチェルノブイリとか、そういったものを想定した医療体制というようなことは、基本的にはできていないというふうに思っておりまして、第3次の被ばく医療機関というのが千葉県の稲毛市にございます。放射線医学総合研究所の医科学センター病院が全体で100床ほどございますが、これは御案内のとおり、重粒子線の治療を使う病院なんですけれども、放射線の被ばくの治療にも使うところでございます。そこでも対応できるのは、例えば個室があるのはそんなに多くはありませんので、応急的な治療と、それから重症者に対する治療はできますけれども、大勢になったときにどこまでできるか分かりません。

 それから、放射線の被ばくをしたときに、すぐ症状が出るのかというだけではないので、長期的なフォローをどうするのかと。そういったものはあるとは思いますが、爆発まで想定したことはないだろうというふうに、私どもとしては承知しております。

岩本委員

 原発は絶対に安心だと、そういうふうに我々も聞いておりましたから、まさかああいう状況になるとは思っていませんでしたけれども、現在の様子を見ると、最悪の事態もあっても不思議でないような状況になっていますし、これから大きな揺れもまた来るというような予測がありますので、もし、臨界を超えた場合みたいなことも、やはり一応行政としては考えておいていただきたいというふうにお願いしておきます。

牧島委員

 これは横須賀市ですごくうわさになっちゃっているんだけれども、特に海の関係者の意見なんだけれども、木更津のLPGの製油の製造施設火災で、雨が降ったら、その雨の中に人体に悪影響を及ぼすものが入っているので、海へ出るなとか、傘を差せとか、インターネットでも随分流れているみたいなんだけれども、漁をする人を中心に、かなり警戒感が高まっちゃっているんだけれども、一説には、そんなことはない、うそだというのもいるし、一説には、あり得る話だという人もいたりして、ちょっと情報が混乱しているんだけれども、健康被害という側面から、何か情報があったら教えてもらえればと思うんですけれども。

保健医療部長

 お話しのことは、今、チェーンメールのような形でいろんな人たちがその情報を持って、それをまた広げているというお話を聞いております。

 そのことに関しましては、災害対策本部でも話題になりまして、そのときに風評被害という形で位置付けまして、こういう風評被害には気を付けましょうという形になりました。

 今回の千葉県で起こったああいったものが雨に入って、それでそれが人体に影響を及ぼすということはないと理解しているところでございます。今後について、このような風評被害の発生には気を付けていきたいと考えております。



(日程第1については、この程度)



7 閉  会