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平成23年  文教常任委員会 03月14日−01号




平成23年  文教常任委員会 − 03月14日−01号







平成23年  文教常任委員会





◎《委員会記録- -20110314-000014-文教常任委員会》



1 開  会



2 記録署名委員(横山副委員長・伊藤(久)委員)の決定



3 報告事項(教育局長)

  「東北地方太平洋沖地震に係る本県の対応について」

  「高病原性鳥インフルエンザに係る本県の対応について」



4 日程第1を議題



5 同上質疑(報告事項も併せて)



竹内委員

 高校でも被害があったようなんですが、報告にあったエキスパンションについてのサンプルはないんですか。

教育局長

 エキスパンションのサンプルは申し訳ございませんが、手元にはございません。フルネームを言いますと、エキスパンションジョイントという建築上の部材でございまして、例えば、2棟が建っていて、これが近い場合に、揺れてぶつかったりするおそれがありますので、その間に突っかい棒をするような機能でございます。中の構造は、ばねのような構造になっておりまして、それで両方の揺れを吸収する仕組みでございます。

 実際に起きましたのは、神奈川工業高校と神奈川総合高校の間にございますエキスパンションジョイントが、揺れで、神奈川工業高校側の付け根が、もげるというほどではないんですが、壁面から離れまして、穴があいている状況でございます。そこから、雨が降れば必ず雨漏りをするほどの穴でございます。それ自身は問題ないわけでございますが、そこの周辺には、実習室、作業室がございますので、雨に入られますと、ほかの普通教室よりも影響が大きいですので、大きな被害だなと申し上げました。そのような部材の被害でございます。

竹内委員

 分かりました。

堀江委員

 これから計画停電が始まりますけれども、学校はどう対応するのか。今日のテレビだと、計画停電があるとのことでした。非常に学校の混乱があると思うんですけれども、その辺のところは、生徒や保護者にどうやって徹底するのかなと、こんな心配をするんですけれども、生徒が学校に出てきても計画停電で駄目だったとか、そういったことがあるんじゃないかと、こんな心配をするんだけれども、その辺のところはどうですか。

教育局企画調整課長

 今回の計画停電に対する対応でございますが、まず、特別支援学校につきましては、児童生徒の状態が、例えば、病弱であったり、いろいろな身体的な障害を持っていらっしゃったりしますので、そういった状況が多様であるということで、本日、3月14日については休校ということを、私ども教育委員会と学校から連絡いたしまして、承知していただきました。

 ただし、教員については通常どおりの出勤をして、今後の対応をしっかりと考えていくというようなこと。スクールバスも運行させていただきまして、実際に道路交通状況がどうなるかというようなことも含めまして、本日、いろいろな面から学校で協議をして、例えば、津久井地区などは、比較的、先生も生徒も集まる状況にございましたので、そういった一つ一つの学校の状況を勘案して、また、今日の午後5時以降、明日の交通状況も含めまして、今後、最終的な判断をしてまいりたいということでございます。

 それから、基本的には県立高校は通常どおり、学校としては開校させていただくということ。ただ、特段の事情がある学校については、学校長と協議の上、休業という学校もございました。

 ただ、基本的には開校して、生徒が無理をせずに、このように刻々と状況が変わりますものですから、それに応じて、学校として、生徒から問い合わせがあれば、無理して来なくてもいいというようなことと、それから、こういった場合には欠席扱いをしないという対応をとりまして、生徒に対してきちっと指示をした中で対応してございます。こういった取組については、引き続き対応していきたいと思っております。

堀江委員

 先ほどの説明だと、これから卒業式を行う学校もあるし、そういった中で、保護者に対してしっかりと連絡をとっておかないと混乱を招いてしまうんじゃなかろうかなと思うし、また、東電への情報収集をしっかりとしながら、徹底してやっていかないと、教育の方が責任を問われて、何をやっているんだということにならないように、しっかりと情報収集していただいて、しっかりとそれをフォローしてもらうことが求められているのかなと、こんなふうに思っています。

 このことは、要望して終わりにします。ありがとうございました。

伊藤(久)委員

 社会教育施設ですけれども、屋根瓦と天井に被害があったようですが、これはどちらの施設ですか。

スポーツ課長

 まず、屋根瓦から申し上げます。

 これは県立体育センターの中にございます、通称グリーンハウスというクラブハウスに使われておりました建物の2階の屋根瓦が2階のテラス部分に数枚落ちましたが、幸いなことに人的被害はございません。

 あと、天井板の落下でございますが、県立武道館の剣道場の天井板が3枚ほど落下いたしました。まだ落下の危険がございますので、剣道場は、現在使用を禁止しております。

伊藤(久)委員

 もう一点お聞きしたいんですけれども、給食を実施するということですけれども、今、驚くぐらい食材がない状態になっていますけれども、その点は大丈夫なんでしょうか。

保健体育課長

 給食の実施の状況でございますが、33市町村のうち、今日予定どおり実施したのは8市11町ございました。それから、簡易給食ということでパンと牛乳だけで実施した市町村が6市2町、実施を中止した市町村が5市1町ということでございます。

 あと、今日と明日と明後日の3日しか、今年度の各市町村の給食はございませんので、明日の状況を見て、それぞれ市町村で判断するという状況でございます。

伊藤(久)委員

 大変だと思いますが、頑張って、その辺よろしくお願いいたします。

齋藤(健)委員

 避難者の方々への施設開放のところで伺いたいんですけれども、4ページのところで、積極的に施設を開放したとありますが、実際にどの施設をどの段階で開放するという判断は、教育委員会として教育長が行うのか、それとも現場の判断の中で、場合によっては学校の責任者、学校長などが判断をして開放するということもあるのか、そこを伺いたいと思います。また、実際の受入状況は高校で51校、特別支援学校で8校ということで、かなり受け入れているわけですけれども、今回、実際にどういう対応をなされたのか、その概要を教えていただきたい。

広報情報課長

 施設の受入れでございますけれども、まず、学校の生徒についてお話ししますと、地震の影響で県内の交通機関がほぼ麻ひ状態になったことから、自宅に帰れずに学校にいる生徒については、安全性が確保されるまで学校で保護すること。それから、宿泊が必要な場合には、学校に備蓄されている毛布、食料、水で対応していただきたい。ほかに必要なものがあったら、私どもの事務局に連絡願いたい。それから、保護している生徒の保護の状況について連絡いただきたい。こういうことで、まず全ての学校に連絡しました。

 そういう中で、市町村に避難所として指定されていない県立学校や社会教育施設については、地域住民の方々に積極的に施設を開放するように依頼をいたしました。

 そういう中で、さらに、県内の駅周辺等におきまして、多くの帰宅困難者が滞留している状況がございましたので、全ての県立高校をそういった帰宅困難者の方々の避難所として利用できるように開放するといったことも決定いたしまして、県内の市町村長に、安全防災局の方から、その旨を通知したところでございます。

 そういう状況で、実際に生徒や住民の方々の人数が時間を追ってどれぐらい変動していったかということをお話し申し上げますと、まず、3月11日金曜日の5時の時点では、県立高校5校で生徒を中心に184名の保護でございました。それが、同じ3月11日の夜10時40分の時点では、県立高校33校、特別支援学校4校において、生徒、それから教職員を含めて1,907名、住民の方々が109名、その他152名ということで、2,168名でございました。

 それから、報告資料にも載っていますけれども、3月12日土曜日の午前1時の段階、これがピークでございますけれども、生徒及び教職員が2,620名、住民の方々が719名、その他の方が226名、合計で3,565名の方が、県立高校51校と特別支援学校8校において避難されていました。

 3月12日土曜日の朝7時の段階では、交通機関等の再開等もございまして、その数はだんだん減っていきまして、合計で1,315人の方が、高校42校、特別支援学校3校において、滞在していたということでございます。

教育局企画調整部長

 ただいまの答弁にちょっと補足させていただきますと、齋藤委員の方からお話がありました教育長が判断するのかという形の中で、一つの例示でございますが、これは学校ではございませんが、金沢文庫の隣にあります称名寺が地域の避難場所になっている。ただ、当日の夜は雨が降り出しました。ということで、金沢文庫という施設の中に入れていただきたいという御要請があって、地元の方たちも入ってきてしまう。どうぞ少なくともホールの方はお使いくださいということの中で、そういう状況を踏まえて、所属の方から区役所の方に毛布、水、食料の依頼をして、そこから200名の住民の方を招き入れるという判断でございます。

 これは、こちらから指示するとかしないとかというよりは、やはり現場対応が優先するものだと私は思っています。

 また、平沼高校の例をとらせていただきますと、中学生の生徒説明会がございまして、生徒説明会は終わったんですが帰れないと。自校生徒ではございませんが、保護するしかないということで、やはり現場の判断が優先すると考えておりますが、ただ、私どもの発信は、先ほど課長から答弁がありましたとおり、安全防災局を通して県内市町村の方に、積極的に県立高校を避難場所として使ってくださいということをお話しさせていただいて、文書でも、どうぞ学校の方へ申し入れてくださいという形で、各県内の市町村長宛に通知を差し上げておるところでございます。

齋藤(健)委員

 これ以上細かい質疑は控えたいと思いますが、時系列を追いながら、どの段階でどういう形で推移するかと考えると、報告では5時の段階とそれから10時40分ということでしたが、若干時間があいていました。滞留者ないしは受け入れてほしいという方々が、多分、一番多く増えていく時間というのは、その間の時間だったのかなという気もするんです。

 今後の課題なのかもしれないんですけれども、大変混乱して、指揮、命令するような系統が多分ないような段階で受け入れざるを得ないというか、しっかり受け入れた中で、皆さんの安全を確保するというような、混乱の中でもそうした体制を整えていかなきゃいけないということなんでしょうから、より迅速に、いざというときに速やかに、児童生徒だけではなくて、地域の方々や駅周辺で滞留している方々が、公共施設、学校施設の中で受け入れていただけるような環境整備を、これから具体的に今回のことを検証しながら、是非進めていただきたいということを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。

行田委員

 皆さん自身が大変な中、本当にお疲れさまです。

 とにかく本当に安全第一で、そして生徒、保護者の皆さん、また、今お話にありましたように、地域の皆さんが安心できるようなリーダーシップをよろしくお願いいたします。頑張ってください。

塩坂委員

 一つだけ伺います。被害の内容を先ほど御説明いただきましたけれども、被害があったものについては修理などを行うと思うんですが、どんな修理を行うのか伺います。

まなびや計画推進課長

 被害への対応でございますけれども、私どもといたしましては、軽微なものにつきましては、学校が通常の執行の中で対応できるものも多々ございますが、例えば給排水管のように、そこの損傷によってトイレが使えない状況になると、学校運営そのものにも影響を及ぼすといったものにつきましては、今現在も私どもの担当職員が各地を回って対策等を講じているところでございますが、早急に対応したいと考えております。

 それから次に、先ほどお話がございましたエキスパンションの関係でございますが、こちらもそのままにしておきますと、例えば、パネルをはめ込むような形になっておりますので、そういったものが将来的に落っこちる可能性もある。それから雨が降れば雨漏りの原因になるというものもございます。それを放っておきますと、当然、建物そのものも傷めてしまうことになりますので、こういったことについてもできるだけ早急に対応したいと考えています。

 あと、その他のものにつきましても、重要性はそれぞれ異なりますけれども、学校の状況などを勘案しながら、順次対応してまいりたいと考えております。

塩坂委員

 なかなかすぐにはできない問題もあるのかもしれませんけれども、生徒さんに不自由、影響のないように、対応していただきたいと思います。

山本(裕)委員

 私も、資料4ページなんですけれども、避難者への施設開放というところがございますが、実際に避難所として指定されていない県立学校に避難した方がいまして、とても有り難かったという声を頂いています。

 それとあと一つ、横浜市立の養護学校に通っている方の御意見だったんですけれども、結局、留め置かれていたらしいんですけれども、一斉送信のメールが災害時にはなかなか機能しなくて、子供の安否がとても不安で、親が迎えに行くにも信号が停電のところがあって、急ぐ気持ちと親の安全というのか、そこもとても考えさせられたという声が寄せられておりますので、なるべく学校に留め置くような周知をお願いできたら、親も安心できるのかなと感じました。

 あと、ちょっと質問なんですけれども、資料2ページで、報道協定4社に対して、県民に対する知事メッセージの放送要請をして、16時10分までに3社から放送されたとあるんですが、残りの1社はどうなったんでしょうか。

教育長

 残りの1社はNHKだったと思います。ただ、NHKの方は、ほかの報道との関係で優先順位が下がってしまったような感じで、そこまでちょっと手が回らない、そういう説明がございました。

山本(裕)委員

 13ページの鳥インフルエンザ関係についてですけれども、県立農業高校2校において飼育している鶏の数は347羽と654羽となっているのに、初声分校は2羽と、とても少ないんですけれども、何でこんなに違いがあるのでしょうか。

高校教育指導課長

 平塚の初声分校の2羽は、教材用の日本鶏でございます。

山本(裕)委員

 分かりました。ありがとうございます。

竹内委員

 今回は、神奈川県はこういった大事に至っていないんですが、今、齋藤委員がお話しした項目にもあったんですが、いわゆる新潟の被災のときに、こういった現象があって驚いたんだけれども、小学校と県立高校が二つ隣り合っているんですが、小学校の体育館はすぐ門戸を広げて、皆さん対応して、そこで寝泊まりしているという状況だったんですが、人が一杯でとてもじゃないけれども寝られるのかと思う状況なわけ。それなのに隣の県立高校は、体育館が使われていないと、こんな状況を目の当たりにしたんです。

 それで、そのときに、どうして市町村と県の連携を速やかに図れないのかと、こんなことも、当時、委員会でも話したことがあるんですが、是非、転ばぬ先のつえで、そういった連携も含めて対応を図っていただきたい。こんな要望です、よろしくお願いします。



(日程第1については、この程度)



6 閉  会