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東京都 あきる野市

平成25年福祉文教委員会 本文




2013.06.07 : 平成25年福祉文教委員会 本文


                             午前9時28分  開会
◯委員長(子籠敏人君) おはようございます。
 ただいまより福祉文教委員会を開会いたします。
 本日は、委員並びに理事者、部課長各位には御多忙のところ出席をいただき、大変御苦労さまです。
 ただいまの出席委員は7人全員であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
 それでは初めに、議長より御挨拶をお願いいたします。

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◯議長(町田匡志君) おはようございます。
 福祉文教委員会ということで、委員の皆様方には早朝より御出席を賜り、まことにありがとうございます。また、市長を初め、理事者、部課長各位には、福祉文教委員会に御参加を賜りまして、ありがとうございます。
 さて、本日は、付託案件審査がなくて、所管事務調査ということでございます。学校のいじめ関係の調査ということでございます。本調査が実り多いものになりますよう御期待申し上げまして、挨拶といたします。よろしくお願いします。

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◯委員長(子籠敏人君) ありがとうございました。
 続きまして、市長より御挨拶をお願いいたします。

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◯市長(臼井 孝君) おはようございます。
 梅雨に入ってなかなか雨が降らないということで、雨ごいでもしたいなというような話が聞ける昨今になりました。
 議員の皆様方から、3月定例会以来いただきましたいろいろな課題につきまして、その提案を実現すべく、今、いろいろと検討も重ねているところでございますので、今後とも、ぜひよろしくお願いしたいと思っています。そのためにも、もう間近に迫りました市議会議員選挙、ぜひ全員に頑張っていただいて、再び御指導いただけますようにお願いを申し上げる次第でございます。
 何かと御多端の折、御参集いただきまして、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

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◯委員長(子籠敏人君) ありがとうございました。
 お諮りいたします。傍聴の希望がありますので、これを許可したいと思いますが、御異議ございませんか。
            (「異議なし」と発言する者あり)

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◯委員長(子籠敏人君) 御異議なしと認め、傍聴を許可いたします。
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◯委員長(子籠敏人君) 今定例会におきましては、当委員会に対する付託案件はございませんでした。したがいまして、所管事務調査として、日程表のとおり、本市のいじめの状況と取り組みについての件を決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
            (「異議なし」と発言する者あり)

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◯委員長(子籠敏人君) 御異議なしと認め、本件を所管事務調査と決定いたしました。
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◯委員長(子籠敏人君) それでは、日程2、(1)本市のいじめの状況と取り組みについて報告をお願いいたします。指導担当課長。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) おはようございます。指導担当課長の千葉でございます。
 それでは、本市のいじめの状況と取り組みについて説明をさせていただきます。
 まず、本市のいじめの状況についてです。
 平成24年第3回の市議会定例会において、同年7月に学校がいじめとして認知した件数について新村部長から報告をさせていただきましたが、その後、同年11月と平成25年2月にも同様の調査を行いました。その結果は資料でお示ししてありますので、そちらをごらんいただけたらと思います。
 昨年度の3回の調査で、小中学校がいじめとして認知した件数の合計は、それぞれ約30件から50件の間で推移をし、そのうち約8割から9割のいじめは解決していることから、教員がいじめを把握すれば、指導によって短期に解決が図られるということがわかります。
 しかしながら、いじめの認知件数が減らないことから、別のいじめが新たに発生することが多いのではないかということが言えるかと思います。
 このことから、ある特定の児童・生徒が継続していじめを受けるということだけではなく、どの児童・生徒もいじめを受ける可能性があるといったことが考えられると思います。
 次に、本市のいじめ防止に向けた取り組みについてお話をさせていただきます。
 学校の取り組みとしては、大きく分けて6点ございます。
 ア 「いじめ撲滅三原則」の周知・徹底についてです。
 各学校では、平成17年度から教育委員会の重点施策の1つとして掲げている「いじめ・不登校ゼロへの挑戦」のもと、「するを許さず」「されるを責めず」「いじめに第三者なし」という「いじめ撲滅三原則」を各教室に掲示して、児童・生徒が常に意識するように働きかけております。また、児童・生徒にいじめがあったかは、いじめられている本人が判断することであり、いじめは人間として全体に許されないことを学級活動や道徳の時間など、機会を捉えて指導をしております。
 イ いじめの早期発見・早期対応に向けた組織的な取り組みについてです。
 各学校では、特別支援教育の考え方のもと、日ごろからお互いの思いやり、生命や人権を大切にする指導を行い、いじめを許さない学校づくりについて取り組んでおります。しかし、どの学校、どの学級にも友達との人間関係などをきっかけとして、心理的に不安になる児童・生徒がいるとの認識に立ち、学級担任等が本市独自に作成した生命尊重や人権尊重を重視した20の生活指導チェックリスト等を活用して、日常的に児童・生徒の学習や生活の状況把握に努めております。その中で、友達関係のトラブルを把握した場合には、その状況に応じて保護者に連絡するとともに、生活指導部や養護教諭、スクールカウンセラー等を活用して、個別の聞き取りや指導を組織的に行い、学級活動や学年集会等の時間の中で全体指導を行うなど、早期発見、早期対応に努めております。
 ウ 「ふれあい(いじめ防止強化)月間」の実施についてです。
 このふれあい月間は、東京都の全区市町村立学校で年間3回実施しており、各学校では、児童・生徒の実態に基づいて作成したふれあい月間実践シートを配付し、全教職員で具体的な取り組みを確認しております。また、児童・生徒に対してアンケートや個人面談を実施して、いじめ等の問題行動の状況について総点検を行い、いじめ防止に関する担任からの指導や思いやり、友情をテーマにした道徳授業の実施を重点的に実施しております。
 エ 「いじめについて考える日」の設定についてです。
 本市では、年間3回のふれあい月間に加えて、月に1日、「いじめ撲滅三原則」に基づく取り組みを重点的に確認する日として、「いじめについて考える日」を設定し、各学校では、ニコニコデーなどの学校独自の名称をつけて実施しております。この日は、各学校が自校の実態に基づき、校長や生活指導主任の全体講話を聞き、ミニ作文を書く。児童会が作成したアンケートを実施する。学校だよりでいじめ防止に関する取り組みについて紹介をする。生活指導部や教育相談部会などでいじめにかかわる課題について協議をするなど、具体的な取り組みを行っております。
 オ サポートチーム会議の活用についてです。
 本市では、学校だけでは解決できないようないじめは起こっておりません。しかし、重篤ないじめが起こった場合には、警察との連携だけではなく、民生・児童委員や学校評議員、PTAの方などを構成員とするサポートチーム会議を開催して、情報を共有し、ともに解決策を考え、行動連携を図っていくなど、透明性や信頼性を高めながらいじめの問題に対応していきます。
 カ いじめの相談窓口の設置についてです。
 各学校では、いじめ相談の窓口として、1名以上の教員をいじめ問題担当者として指名しており、校長の指導のもと、担当者を中心に生活指導部や教育相談部と連携しながら、いじめの問題に組織的に対応しております。また、各学校の学校だよりや広報教育あきる野「一房のぶどう」を通じて、児童・生徒とその保護者に国や都の相談窓口である東京都いじめ相談ホットライン、24時間いじめ相談ダイヤルを紹介しております。
 最後に、教育委員会の取り組みについてです。
 まず一つに、校長会や教育相談担当者連絡会、いじめ問題担当者連絡会等を通して、いじめの調査結果から把握できた傾向、他校の参考になる各学校の取り組みを紹介しております。
 また、都教委の通知文や資料、他の自治体のいじめに関する事例等を参考にして、いじめの未然防止や早期発見、早期対応に向けた具体的な取り組み、関係機関との連携の実際について指導、助言を行っております。
 もう一つは、各学校の要請に応じて、いじめ問題の対応について助言するとともに、状況によっては、保護者面談に指導主事が同席して、今後の対応について協議するなど、各学校の取り組みを支援しております。
 教育委員会といたしましては、今後もいじめは絶対に許さないという強い決意のもと、各学校が実態に即した組織的な取り組みを迅速かつ適切に行うよう、指導してまいります。
 以上でございます。

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◯委員長(子籠敏人君) 報告が終わりました。
 質疑等をお願いいたします。たばた委員。

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◯委員(たばたあずみ君) 丁寧に説明いただきまして、ありがとうございます。
 いじめの状況のところなのですけれども、ほぼ8割から9割解決していっているということなのですけれども、これはずっと継続して1人の子がいじめられていたり、あるいはいじめにかかわっていたりという事例があるかどうか、わかればお願いします。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) お答えいたします。
 おおむね8割近くは新規案件ということで、先ほど申し上げましたように、新たに発見されたりだとか、いろいろな子にいじめが発生するという状況があります。中にはやはり何件か、数件ですけれども、再発したりだとか継続してということがありますけれども、本当にそれは数件で、それに対しては学校も継続的にかかわりますし、後の保護者等との関係の中で改善に向けて取り組んでいるところです。
 以上です。

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◯委員(たばたあずみ君) 件数としては、それこそ1件、2件ということになるとは思うのですけれども、当事者にとっては自分1人、100%の話になりますので、ぜひとも丁寧な取り組みをしていただいて、たとえお友達とうまくいっていなかったとしても、周りの大人が味方になっているよというメッセージを送り続けてもらえるように、丁寧な対応をしていただけるようにお願いします。
 以上です。

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◯委員長(子籠敏人君) 他に質疑等ありますか。田野倉委員。

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◯委員(田野倉由男君) いじめられている子ども、それからいじめをしている子ども、ある程度、誰もが、みんながいじめられているのではなくて、特定の人がいじめたり、いじめられたりという傾向はあるのですか。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) お答えいたします。
 先ほど申し上げましたように、どちらかというと、特定の子だけが、または特定の子が特定の子に対してというのは本当に少ないと思います。多くはどの子もいじめに遭ったり、それが解決すると、今度こちらでもいじめが起こったり、それで解決するとまたこの子といったような、いろいろなところで起きているという傾向がありますが、一部にはそういった傾向のところもありますので、そういったことに関しては、学校のほうで継続的に指導していくといったところでございます。

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◯委員(田野倉由男君) こういうのは子ども同士ではなかなか解決ができない。そこにやはり先生が入ってくるというのが、今、解決の方法かと思うのですが、できれば子ども同士で解決をさせるという方法などというのは考えられないのですか。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) お答えいたします。
 本当に個々のケースによってかと思うのですけれども、もちろんやはり子ども同士で謝罪をする。何で暴力を振るっちゃったのかということの説明をする。そういったような子ども同士の話し合いで解決をするということがやはり一番重要だと思います。そのためには、間に担任が入る、養護教諭が入る、スクールカウンセラーが入る、もしくは保護者も一緒に同伴する。そういった中で、子ども同士で解決できるということをやはり基本にして、いじめの問題は解決していく必要があると認識しております。

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◯委員(田野倉由男君) 子どものけんかに親は口を出すなと昔はよく言われたのですけれども、やっぱり私は、先生だけに任せるわけにはいかないと思っているのです。やはり親もその認識を持たないと、子どもに伝わらないし、子どもも親の考えがわからないということはケースがあると思うのです。ですから、できればこのいじめの問題は、やはり親の責任もあるということも含めて、何となくそういう指導はやれないものか、ちょっとお聞きします。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) お答え申し上げます。
 今、議員がおっしゃったように、子ども同士だけではなく、やはり保護者にも責任もありますので、いじめの案件によっては保護者にも連絡をし、加害者にも被害者のほうにも連絡をして解決を図るといったことも実際行っているところです。

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◯委員長(子籠敏人君) 中村委員。

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◯委員(中村雅一君) 先ほどの田野倉委員のところにも関連するのですが、先生が単に問題解決のために働くあるいは指導する。先生が当たるということだけではなくて、子ども同士がそこはお互いに話し合いだとか、その他のことをしながら解決をしていくということの大切さというのはどうなのかということだったと思いますけれども、私が若干聞いたところによりますと、自分の身近なところなのですが、学校では、いじめた子といじめられた子とが、先生もそこにいられるということなのですが、テーブルというか同じ場所に来て、話し合いをするというようなことで、なるべく子ども同士がお互いに理解を最終的にして、そのことをおさめるというような指導をしているというふうに聞いておりますので、先ほどの答弁に加えて、実際にそういうことを市内の小学校や中学校では積極的に行っているのか、行うことがいいと思っていられるのか、その点をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。

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◯指導担当課長(千葉貴樹君) お答えいたします。
 今、委員に御指摘いただきましたように、子ども同士でまず解決することが非常に重要だと思います。ただ、その段階の前に、まず、それぞれの言い分を聞き取った上で、じゃあ、会って話をしようかといったような場面設定をした中で、子ども同士で話し合いをする。もちろんその場には、発達段階、要するに低学年、中学年、高学年、中学生によって違いますけれども、担任が同席をしたりだとか、旧担任が同席したりだとか、また生活指導主任が同席する、また学年主任も同席する。その中で子ども同士で納得のいくような形をとるということが非常に重要なことだと思っております。各学校では、そういった方針のもとに、子ども同士で了解が得られるということを一番重要にして、対応しているというふうに認識しております。

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◯委員長(子籠敏人君) 他に質疑等ございますか。
             (「なし」と発言する者あり)

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◯委員長(子籠敏人君) 他にないようですので、以上をもって、本日の所管事務調査を終了いたします。
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◯委員長(子籠敏人君) 次に、3、その他の質問事項に入りますが、質問の申し出がございませんので、質問なしと認めます。
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◯委員長(子籠敏人君) 以上をもちまして、福祉文教委員会を閉会といたします。
 本日は大変御苦労さまでした。お疲れさまでした。
                             午前9時48分  閉会
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 あきる野市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。

    委員長   子 籠 敏 人