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東京都 稲城市

平成21年第3回定例会(第23号) 本文




2009.09.09 : 平成21年第3回定例会(第23号) 本文


                               午前9時30分 開議
◯ 議長(川島やすゆき君) ただいまから本日の会議を開きます。
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◯ 議長(川島やすゆき君) 日程第1、一般質問を行います。
 通告の16番、藤原愛子さんの一般質問を許します。12番、藤原愛子さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 通告に従いまして、大きな項目3つについて順次お伺いしていきたいと思います。
 まず1項目め、稲城市における平和事業・平和教育のさらなる充実についてでございます。日本は、さきの戦争終結から64年目を迎えました。今や戦争を直接体験した方々は御高齢となって、戦争の悲惨さを語れる人は貴重な存在となりつつあります。稲城市は、平成3年に稲城市平和都市宣言を行っており、現行憲法の平和精神をもとに、人類永遠の平和を築くことが私たちの責務であり、市民憲章の心を基本理念として、平和で友愛に満ちた稲城をつくるために努力する、としております。この宣言を実践するためには、義務教育の場における平和教育や平和学習、社会教育における平和事業をさらに充実させるべきと考え、これから順次お伺いしてまいりたいと思います。
 (1)、今までの平和教育と平和事業の取り組みについてお伺いするものです。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部参事。

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◯ 教育部参事(飯島英世君) 義務教育における平和教育といたしましては、小中学校を通して、各教科や道徳、総合的な学習の時間など、それぞれの教科・領域を通して、国際社会の平和に貢献することのできる日本人の育成に努めております。具体的な例として、社会科において小学校では、世界の国々とともに生きていくことの大切さを自覚できるようにすること、中学校では、日本が平和主義を基本原則としていることについて理解を深めており、また総合的な学習の時間においては、各国の文化や伝統などを含めた国際理解の学習を進めております。さらに、道徳においては、国際社会の平和に貢献するための道徳的価値についての学習などを進めているところですが、すべての基盤は、身近な人と日々のかかわりにおいて相手をいたわり、思いやれる心の育成であると認識しております。次に、平和事業の取り組みにつきましては、平和に関する映画の上映会、講演会や宅配便講座、平和コンサート、そのほかパネル展示などを実施しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 授業においては、社会科とか総合学習や道徳などで、平和原則や国際理解などを学習されていると。平和事業のほうも、懸垂幕などを下げて取り組んでいらっしゃるというのはわかりました。一つだけこの項目で再質問させていただきます。以前に、もう10数年前なのですけれども、中学生の修学旅行で広島に行くケースがあったかと思います。そのときに、広島に修学旅行に行ったことを題材にして文化祭で広島の原爆で亡くなられた人の数だけの顔写真を張って展示したというケースがあって、非常に衝撃を受けた経験がございます。今はそういう修学旅行で広島とかに行くのはなくなってしまったようなのですけれども、何か原因があったらお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部参事。

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◯ 教育部参事(飯島英世君) 市内の中学校では、過去に一つの中学校が10数年の間では1回、広島への修学旅行を実施したことがありました。また、ほかの中学校でも、京都・奈良のほかに、農業体験を含んだ修学旅行を1校が1回だけ実施しております。稲城市におきましては、平成14年度より稲城エデュケーションプログラムに基づいて市内共通の教育活動を進めておりますけれども、平成18年度からは稲城エデュケーションプログラムにおける人間形成プログラムといたしまして、小学校低学年のリトミックや農業園芸体験、5年生の小田良の里の宿泊体験、6年生と中学校1年生の野沢温泉村における宿泊体験学習、中学校2年生の連合スポーツ大会などを位置づけ、その一つに中学校3年の京都・奈良の修学旅行を明確に位置づけました。これは、稲城市が歴史的文化や建造物のある土地柄であることから、義務教育の最終年である中学校3年生が、古都である京都・奈良の歴史や文化、人間の英知などの悠久性を感じ考え、温故知新に基づいて自分の住む稲城市を改めて見つめることによりまして、歴史の担い手として、また稲城市の未来を担う人としての成長を期するものです。このことにつきましては、修学旅行における行き先の統一ということでありまして、心の原風景を大事にするという点では、平和を愛する心にも通ずるものであると考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 人間形成に重きを置かれていて、歴史・文化のほうに重点を置かれたということだと理解させてもらいます。
 (2)にいきます。平和教育・学習の今後の取り組みについてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部参事。

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◯ 教育部参事(飯島英世君) 小中学校における今後の取り組みといたしましては、各教科・領域などの指導を通して、国際社会の平和に貢献する日本人としての資質を高めるとともに、児童・生徒一人一人の道徳性の涵養や、知識や情報を適切に判断する力の育成とともに、さきに述べました日々の生活の中で、相手をいたわる心や思いやる心の育成に一層努めてまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 現在あるいは将来においても、国際平和に貢献するような人格形成をしていくということに重点を置いているというお話だったと思います。なかなか根本的に平和とは何かということをみんなで話し合うという機会は余りないのですけれども、果たして平和とは何かという根本的なところの問いかけも必要なのではないかと思うのです。意見百出するところだと思いますけれども、少なくとも狭義の意味では、戦争がない状態、争いがない状態が平和と一応解釈されているかと思います。そこで、今、戦後64年たった。来年はちょうど65年目という節目になるかと思います。稲城の中で戦争を体験された方の数が人口から見ても0.数%、戦前・戦中生まれの方もちょうど今の高齢化率と同じですから約18%で、戦争を体験した、あるいは戦争中に生まれたという人は人口の2割を切り、非常に貴重な存在になっているかと思うのです。ですから、私は、授業の中で、国際平和とか国際貢献というのももちろん必要なのかもしれませんけれども、実際に稲城の中で戦争を体験された方あるいは学童疎開を体験された方等の話を聞くというのは、平和について考える非常にいい機会だと思うのです。ぜひ身近な人から体験談を聞くということを取り入れていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部参事。

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◯ 教育部参事(飯島英世君) 稲城市の小中学校における平和教育につきましては、さきに答弁させていただきましたように、社会科などの教科や道徳、総合的な学習などを通して学習を進めてきておりますけれども、これらの学習の中で現在小学校5校におきまして、地域の戦争体験をされた方をゲストティーチャーとして招いてお話を聞かせていただく学習を実施しているところでございます。また、そのほかの学校におきましても、地域の方々が学校においでになられた機会に戦時中の話を聞かせていただいたりしているところでございます。子供たちが国際社会の平和に貢献する日本人としての資質を高め、自覚を深めるためにも、このような学習活動は大変意義深い活動であると認識しております。今後は、小中学校の教育課程への位置づけ方等を含め、検討してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 小学校の5校で体験談を聞くことをやられたと今お伺いしたいのですけれども、ぜひ全小中学校で同じことを体験させていただきたいと思います。しかも、先ほども申し上げましたように、非常に御高齢の方なので、今じかに聞く機会は少ないと思うのです。ぜひ早急な取り組みを具体的にやっていただきたいと思いますので、重ねてその点を確認させていただきます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部参事。

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◯ 教育部参事(飯島英世君) 小中学校全校共通でということでございますけれども、校長会とともに検討してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) (3)にいきます。平和事業の今後の取り組みについてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 企画部長。

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◯ 企画部長(小島文弘君) 現在、恒久平和に向けての課題には、北朝鮮による核開発を初めとして、テロや紛争など、実際に直面している脅威への現実的な対応はもとより、そういった脅威を誘引する世界各地の貧困や飢餓、民族問題、その他教育や情報の格差などがございます。今後の平和事業としましては、引き続き核兵器の廃絶を訴えかけるとともに、かつての戦争に対する反省を踏まえた上で、幅広いテーマの中から市民一人一人が平和を希求する心をはぐくめるような取り組みを選んでまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 現在も取り組まれていらっしゃるということも含めての御答弁だったと思いますけれども、ことし4月にオバマ大統領がプラハ宣言ということで核兵器廃絶を広く世界に訴えたという有名な演説をされました。学校教育においても、社会教育においても、このプラハ宣言を活用しようではないかという声が上がっているということを雑誌で読んだことがございます。いろいろ取り組んでいらっしゃると思うのですけれども、定期的な稲城らしい取り組みの上にさらにやっていただければいいのではないかと思うのです。
 お隣の調布市の例を多少お話ししますと、あそこには飛行場が今も厳然としてあります。それで、例えばあそこには掩体壕という壕があって、それを守る会とか、戦争体験を語る会とか、いろいろな団体があるのです。ことしの3月に調布市は、「いまも心に」という、戦争体験を引き継ぐ意味での本を出されました。そこに市長が文章を寄せています。これから平和を語り継ぐ意味でも、体験したことを今後に残して活用していくということが書いてあるのです。私は、ぜひ稲城市も、火工廠──多摩弾薬庫跡があるという自治体ですから、これは企画部長だけにお答えいただくのは非常に厳しい話なのだけれども、横断的な取り組みをしていただきたいと思います。例えば、8月・3月に図書館で戦争と平和に関する図書の取り組みとか、公民館でも主催事業をやるとか、あるいは郷土博物館でも取り上げるとか、そういうことを一体的に各所管部の横断的な取り組みで毎年定期的に行うということにしていただくと、平和事業としての取り組みが明確になるかと思うのですけれども、その点のお考えをちょっとお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 企画部長。

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◯ 企画部長(小島文弘君) 平和事業の内容につきましては、毎年、職員が他市の状況を参考にしながら、またホームページ等で情報を探しながら選んできているというのが実情でございまして、苦慮しているところでございます。先ほどお話のありました、戦争を体験した人や疎開を経験した人の話を聞くような事業の取り組みにつきましては、戦争の体験者などが少なくなってきているという状況にあっては、戦争の悲惨さを次世代に語り継ぐ事業としては有効ではないかと考えております。このような内容につきましては、御提案として受けとめまして、今後、他市等から情報を得ながら、検討材料としてまいりたいと考えております。そして、各課との連携も含めまして、今後、平和事業について考えていきたいと思います。
 それから、定期的というお話がございましたが、これまでは平和事業としての平和コンサートと平和パネル展につきましては、「東京都平和の日」、それから稲城市平和都市宣言の宣言月であります3月に開催してきております。そのほか、隔年で映画会と講演会を実施してきておりますが、これにつきましては特に決まっておらず、3月以外の夏場を中心に開催してきているというのが実情でございます。8月につきましては、原爆の日あるいは終戦記念日などがございますので、それは意義のあるものと理解しておりますけれども、国のほうでも終戦記念日に関する行事をたくさん行っているということ、また夏休みはお盆ということもありまして、なかなか人が集まりにくいのではないかという情報もありますので、ちょっとどうかという部分はありますけれども、夏休みということで親子で参加できる機会でありますので、現在、先ほどお話ししました映画会とか講演会とかを特に指定しないでやっておりますので、それを8月にしていくというのも一つの案かと思っております。今後、8月の実施についても可能性を探ってまいりたいと思います。いずれにしましても、定期的に開催して訴えていくというのも一つの方法だろうと思いますので、考えていきたいと思っております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) ぜひ取り組んでいただきたいと思います。確かに、今まで稲城市は、3月にパネル展示をやったり、映画会をやったり、それこそ先ほどお話ししたように懸垂幕を下げたりと、3月の東京大空襲に合わせた事業が行われているし、8月には、今回の8月15日号の広報を見ると、郷土資料室でもちょうど戦争の時代の稲城の展示をされているかと思います。ただ、今までのケースを見ますと、例えばパネル展示は平日の月曜日から金曜日まででおしまいとか、それで不定期なものですから、なかなかしみていかない。調布市の例をたびたび出して申しわけないのですけれども、調布市では郷土博物館と公民館と協働推進課と文化振興課とが一体になりまして、定期的に8月と3月にやったりしているわけです。例えば、今は行われていませんけれども、ラジオで8月15日にいつも秋山ちえ子さんという方が「かわいそうなぞう」を朗読されるとか、平和というものがしみ込むようにするには定期的な取り組みが必要なのだと思うのです。それで、せめて、まず最初にお金もかからないですぐに手がけられるということで、ちょうど8月15日の終戦記念日に広報が出ます。そのときの第1面は、市民まつりとかではなくて、終戦記念日で戦争を考える特集とか、あるいは図書館で展示をやったときの紹介とか、そのように8月15日に出る広報を工夫するとか、そういうことで定期的に取り組んでいただくことも早速やっていただければと思います。もちろん、8月1日の広報を見ますと、黙祷をしましょうとかと書いてあるのですけれども、8月15日の広報をもう少し工夫していただけると、平和あるいは戦争に対する考えというのが少し浸透していくのか。せっかく平和都市宣言をしていますから、そういう取り組みのほうはいかがでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 企画部長。

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◯ 企画部長(小島文弘君) まず最初にお話のありました平和パネル展につきましては、市役所のロビーあるいは文化センターホール等で3月にやっております。役所ということで月曜日から金曜日までということかもしれませんけれども、土・日も含めまして、それは検討してまいりたいと思います。それから、8月15日号の広報の工夫ということにつきましても、どのような記事が載せられるかわかりませんけれども、終戦記念日ということで、いい機会ですので、今後考えてまいりたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) ぜひ、戦争を体験した方が生存されているうちに平和を語り継ぐことをやっていただきたいと思います。
 それでは、大きな項目の2番にまいります。稲城市における教育環境の充実についてでございます。稲城市は、第三次長期総合計画におきまして、義務教育の充実を掲げられています。その中で、教育内容の充実はもちろんのこと、施設の改修の課題と、教育環境の充実の施策について述べられています。また、主要事業として、平成22年度までの計画が明記されているところです。しかし、今日、小学校校舎の状況に絞って見ますと、昭和47年に建設されました第一小学校、昭和49年に建設されました第二小学校の大規模改修は、行うとしながらも、いまだなされておりません。実施計画では、おおむね建築後25年以上経過した建物で、施設の損耗・機能の低下の著しい校舎について、大規模改修を行うとしております。老朽化している小学校校舎の早急な改修を行うべきという考えから、以下の点についてお伺いするものです。
 まず(1)としまして、改修計画とその推移についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 小学校の改修計画につきましては、第三次稲城市長期総合計画の主要事業として、第一小学校、第二小学校、第六小学校、第七小学校及び平尾小学校の大規模改修工事を位置づけております。長期計画に関する変更点といたしましては、施設の安全性を図るため、体育館の耐震補強を含めた大規模改修工事を優先して進めたことなどから、校舎の大規模改修工事につきましては、一部未実施の学校がございます。なお、未実施校につきましては、衛生面の改修に向けたトイレの全面改修工事や防水工事を先行して進めているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 体育館の耐震工事を優先したので、多少推移が変化しているといったお答えだったかと思います。私も、実施計画書と実際にやられた事務報告書とを照合してみたのですが、体育館の耐震工事が優先的に行われているということが如実に出ているところは余りないようなのです。第三次長期総合計画の最初のときには結構体育館を頑張っておられたのですが、実施計画では小学校の校舎と体育館とを並列して挙げられていて、今はむしろ体育館のほうもおくれぎみである状態だと思うのです。ですから、実施計画としてなかなかおくれおくれになって推移している状況が果たして体育館の耐震工事だけなのかと多少疑問に思うところがあります。もしほかに挙げられる理由がありましたならば、お答え願えますでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 一部の小学校の校舎の大規模改修が未実施となっているという中で、その他の要因といたしましては、体育館の耐震補強を含む大規模改修を優先して進めた経過の中で、特に第三小学校の体育館大規模改修工事が平成18年度・平成19年度の2カ年にわたり不調となったという経緯が一つございます。そういう中では、全体計画の実施年次にずれが生じてしまったということがございます。また、稲城第一小学校の改修についてでございますが、余りにも傷んでいるので、平成18年度に校舎の大規模改修工事の計画を行う予定であったのですけれども、改修から20年経過していなかったために国庫補助金をいただけないということで見送ったということがございます。同様に、稲城第一小学校の増築につきまして、昨年、稲城第七小学校の校舎の増築に伴い学区変更を行ったため、現在凍結させていただいているという状況がございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 三小の入札が不調に終わって大変御苦労されたという経緯は私も存じ上げております。関連していますので、次にいきます。
 (2)、取り組みの現状についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 第三次長期総合計画における校舎の大規模改修工事につきましては、おおむね25年以上経過した建物の中から施設の損耗度合いなどを判断して実施することとしており、平成14年度に平尾小学校、平成15年度に第六小学校の工事を実施しております。また、先行して取り組みました耐震補強工事につきましては、来年度で全校終了する予定でございます。今後につきましては、未実施校の施設の状況等を踏まえ、全体の改修計画の中で検討させていただき、優先度の高いものから、実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 第三次長期総合計画の中では5校を計画しているというお話が先ほどあって、まだ3校が残っている状況です。平尾小学校と第六小学校はやられましたけれども、一小・二小・七小が残っているというのが現状だと思います。その実施計画の一番新しいものを見ますと、平成22年度──来年度には二小の改修工事の設計が計画されていますが、それだけなのです。第三次長期総合計画の中で位置づけているほかの一小・七小の校舎の改修についてはどのように取り組まれるお考えなのか、お伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 二小につきましては昭和49年・昭和55年の建物、それから一小につきましては昭和38年・昭和40年・昭和47年の建物と大きく3棟に分かれているところでございます。こういう中で、大規模改修工事が未実施の学校につきましても、老朽度合いを見ながら、さきに答弁いたしましたトイレ改修や屋上防水など、必要な工事を先行して実施してきたところでございます。なお、今後の大規模改修工事の実施につきましては、先ほど申しましたけれども、建築年度、また老朽度を踏まえた中で、順次実施してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) それでは、(3)で具体的にお伺いいたします。(3)、第一小学校の改修計画と校庭環境整備についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 第一小学校の改修につきましては、平成18年度に校舎大規模改修を実施する計画でございましたが、国庫補助金申請上の問題から見送りとしております。また、平成20年度には児童数の関係から校舎増築工事の設計を予定しておりましたが、市全体の学区域の見直しの中で、事業凍結とさせていただいております。今後につきましては、施設の損耗状況や周辺の宅地開発による児童数の推移を見守りながら、校舎の大規模改修・増築などにつきまして、適切な事業計画を検討してまいります。また、校庭の環境整備につきましては、工事による校庭の損耗などを勘案いたしますと、校舎の大規模改修工事完了後に実施してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 校庭の整備は、わかりました。以前うちの会派のほうで要望しておりましたチャボ小屋を移転改修していただきまして、本当にありがとうございました。チャボも喜んでいるかと思います。
 それで、第一小学校の校舎のほうの改修の件なのですけれども、これは以前にも質問させていただきました。今部長が設計年を言われたのですけれども、当初は平成16年度設計、平成17年度工事というところから始まっているのだと思うのです。20年たっています。前に質問したときには、昭和62年度に耐震補強と合わせて大規模改修を行っているので、国庫補助金からいうと、その時点では20年たっていなかったので補助対象にならないから、伸びているのだといった御答弁をいただいたところです。しかし、先ほど部長のほうからお話がありましたように、第一小学校の建築は、昭和38年、昭和40年、昭和47年と分けて建築しているのです。図をいただいたのですけれども、昭和47年の建築部分もあります。この部分はさわっていない状態です。これは昭和47年ですから、もう37年ぐらいたっているわけです。この部分は非常に壊れています。階段がめくれてしまっているし、雨漏りもしていますし、学童クラブの場所も低学年の図書室のほうまで食い込んでいるという状況です。暗いし、水道管も味の点で多少問題があるとかということもお聞きしています。非常に老朽化していると思うのです。この状況の中で現在凍結している。今七小のお話があって、七小は、アメリアというマンションができて、たくさん人が入るだろうと思ったら入らなかったという、推計の誤算が多少ありまして、それで第一小学校の学区域を七小のほうに移行したということがあります。ですから、増築も今のところはしなくてもよくなったということで凍結になっているのだと思うのですけれども、先ほどからお話ししているように、非常に老朽化しているわけです。私は、これは本当に限界ぐらいだと言ってもいいと思うのです。この37年もたっている古い校舎を凍結しているままというのはいかがなものかと思います。
 そこで、2つ質問させていただきます。1つは、改修の話があります。増築はなくなったということなのかもしれませんけれども、改修工事の話が出ているときに、私は、昭和47年の校舎と、今からもう20年以上たったと計算される昭和62年に改修された校舎とをあわせて全面改修をしていただきたいと思いますけれども、まずそのお考えをお伺いいたします。
 それから、児童数の推計のことなのですけれども、一体どのように児童数の推計を見られて、校舎の老朽化をどのように判断されている状況で今凍結になっているのか、その2点についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) ただいま御質問いただきました中で、第三次長期総合計画の中では、昭和47年の建物をということがあったかと思います。それとあと、昭和38年、それから昭和40年に建設されたといったところにつきましては、内装改修、耐震補強というところの中では、昭和62年に行われているということでございます。特に現状を見てみますと、大きく3棟に分かれております。ある部分では25年といったこともございますけれども、そういう中では、特に昭和47年の建物につきましては、昭和38年の建物と同じぐらい傷んでいるということもございますので、3棟あわせて改修を進める必要があると考えているところでございます。
 また、人口推計などにより、増築につきましては昨年凍結ということにさせていただきました。そのような中で、今後の人口推計につきましては、私どもは今までの5カ年の実績などを踏まえまして、戸建てと集合住宅というところで推計しております。ですから、大きい集合住宅が建った場合、そういう点では増築も視野に入れなければいけないといったところで、一小につきましては、特に改修と増築という中で今後進めていかなければならない。そういう点では、ある部分では早急に進めなければいけないと考えているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 早急に全体的な改修を行わなければならないとおっしゃっていただいたので、(4)にまいります。
 第一小学校の今後の取り組みについてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 第一小学校校舎の今後の取り組みにつきましては、さきにも答弁させていただきましたが、事業計画を検討させていただき、(仮称)第四次稲城市長期総合計画の中で、位置づけも含め、検討してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 先ほどの教育部長の御答弁で、早急に全体の改修を考えるというお話をいただいたかと思いますが、今の御答弁では、(仮称)第四次稲城市長期総合計画のほうに位置づけると。今、平成21年で、まだ第三次長期総合計画の時期が1年以上残っています。私は、早急にやるのだったら、二小の設計を平成22年度に予定しているとなれば、一小も同じぐらいに位置づけるべきだと思うのです。なぜそれを(仮称)第四次稲城市長期総合計画の中で位置づけていこうとするのか。計画としては非常にあいまいだと思います。当初は平成17年度に工事を行う予定であった。稲城市としては、今のところ凍結しているけれども、予測児童数を見て考えると言っていますけれども、これでまた(仮称)第四次稲城市長期総合計画のほうに持ってくることになって、具体的な話がなければ、平成17年度からずっと延びていますから、一体どこまで延びるか、非常に危惧するところなのです。今の時点で具体的に計画を立てるべきだと思います。未定というのはおかしいと思います。早急に全校舎の改修計画を考えるべきだと思いますけれども、もう一度その点の御答弁をお願いできますでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 第一小学校の校舎に関しましては、先ほど来御説明しておりますが、昭和57年度に外壁防水工事を行いました。さらに昭和58年度及び平成17年度に屋上防水工事を行っております。また、昭和38年度及び昭和40年度の建設部分につきましては、昭和62年度に耐震補強を含む大規模改修工事を行っております。そこでは内装面の塗装とか、床、天井、それからロッカー等の取りかえなどを行ったところでございます。そういう中で、必要に応じて改修を行ってきております。今後につきましては、特に先ほど3棟に分かれているということについて、一つは、3棟を一緒には当然できませんので、3棟を分けて、継続的に改修を進めなければならないということがございます。それで、改修するためには、建物の診断を行わなければならないという中で、私どもといたしましては、改修前の校舎の建物診断というものをしっかりやりまして、実施設計、また工事につなげていきたいと考えているところでございます。ですから、早急なという点では、建物診断というものを大至急やっていかなければいけないと考えているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) だとするならば、私は、第三次長期総合計画のうちに建物診断は計画すべきだと思います。ぜひ一小の状況をよく見てほしいのです。ニュータウンの学校と比較して、同じ稲城市内の学校でありながら、あの校舎は余りにも古いです。若葉台小学校のようにオーストラリアのれんがで建築しろとは私は言いませんけれども、少なくとも、一小は一番古い建物ですから、早急に着手すべきだと思います。それで、平成19年2月に出ました適正学区等検討委員会の予測を見ても、もう一小はいっぱいです。七小に学区をずらしたから平気だと言われるかもしれませんけれども、尾根幹線沿いにマンションができた場合に、四小も三小も数から言えばいっぱいです。これ以上学区変更は、私はできないと思います。だとするならば、今のうちから人口推計をきちんと行って、一小を考えるべきです。おかしいのは、一番古い一小を第三次長期総合計画の中に入れないで、平成23年という(仮称)第四次稲城市長期総合計画の期間の中で南山にできる、まだだれも住んでいないところの校舎を建てるべく、土地を取得しようということを報告しています。なぜ一小を飛び越えて、だれも住んでいない南山のほうを考えるのか。私は順番としてはおかしいと思います。今住んでいる子供たちの学びやの健全性を保つには、一小の校舎は早目にやるべきだと思います。でなければ、東京都や国は20年で老朽化と判断しています。稲城市は25年で老朽化と判断していますけれども、実施計画に毎回書かれています。先ほど部長も話されたけれども、25年以上経過して損耗・機能の低下が著しい校舎は大規模改修するという、この文章がほごになってしまうのではないですか。ぜひ早急な取り組みと、本当にこの文章をほごにしていいのかということにお答え願えますでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育部長。

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◯ 教育部長(川崎寿治君) 先ほども述べさせていただいたのですけれども、大変老朽化しております。そういう点では、建物診断を行いまして、先ほども言った中では、早期にやっていかなければいけないと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) ぜひ早急な取り組みをお願いいたしまして、大きな項目の3番にまいります。長峰地区内の坂浜処分場跡地のダイオキシン問題についてでございます。先般、坂浜処分場跡地に係る調査・対策等検討委員会が行われ、その内容と提言につきまして、建設環境委員会に報告がされたとのことであります。その内容によりますと、この検討委員会は、今回の第4回で終了して、対策としては、全量撤去を行わずに、年2回のモニタリング調査を2年行うとしております。この処分場跡地のある長峰地区は、多摩ニュータウンの「自然を有した良好な居住環境を提供する」としたまちづくりの理念のもとに、星の見える環境がPRされたところであります。この汚染問題は、太陽と緑を大切にした土の香りのあるまちをつくるとしている稲城市のイメージを損なうばかりか、地域住民の安全にかかわる問題であります。この検討委員会の報告内容のみでは到底市民の不安は払拭できないと考えて、以下のことについてお伺いいたします。
 (1)、検討委員会の報告と提言に対する市の認識についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 坂浜処分場跡地に係る調査・対策等検討委員会につきましては、所管委員会でお答えしているとおり、検討委員会に市や東京都もオブザーバーとして参加しており、また検討委員会を一般公開で開催する中で、坂浜・長峰の地元の皆さんの御意見や御質問もお聞きしながら、提言書がまとめられてきております。さらに、この検討期間中、長峰連合会の皆さんとは随時意見交換の場を持ち、説明会の開催や調査・審議内容に対する意見をURに申し伝える中で、検討を進めていただきました。したがいまして、委員会の提言は、こうした2年間にわたる調査・検討の中で、地域住民の皆さんの御意見等もお聞きした上で、専門家により最終的に示されたものでありますので、市といたしましてはこれを尊重しなければならないものと認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 平成19年2月に建設環境委員会に報告のあったダイオキシンの浸出水があった以降、4回開催されて、提言書がまとめられた。それを尊重するというお考えはわかりましたので、(2)にまいります。
 今後の調査の継続についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) さきの所管委員会で御報告いたしましたとおり、今後のモニタリング調査につきましては、今後もダイオキシン類については、周辺への影響を及ぼすことはないが、検討委員会後、代表的な井戸において2年間のモニタリング調査を行うことが検討委員会から最終的に提言されております。なお、調査の期間につきましては、2年ないし3年連続して環境基準以下となっていることを確認した上でモニタリングを終了してよいことが法令でも示されております。したがいまして、検討委員会の提言では、これまでの検討委員会での調査期間と合わせ、今後2年間調査を継続することとしたものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 市のほうは、先ほどおっしゃられたように、提言を尊重すべきであると判断して、今後2年間ないし3年間モニタリング調査を行うという内容になっております。確かに、法令からいけば、そうなっているかもしれません。調査の内容を見ても、水は1年に数センチしか動かないし、ダイオキシンは水に溶けにくい、土は動かないと。しかし、調査方法が結果的にどうなったとしても、ダイオキシン等の有害物質が厳然としてあそこにあるということは全く否定できませんし、全く変化がない状況であります。はかり方がどうこうとか、SS値が云々ということはありますけれども、一番外れの井戸で基準を超えたわけです。しかも、中のほうの井戸は本当に基準値を超えている状況が続いている。私は、これで2年間モニタリング調査をやったから安全が確保されたというわけではないと思います。市もそういう見解かどうかは確認させてもらいますけれども、住民の健康を最も優先するとなれば、調査の継続をURに申し入れて、2年で終わらせないで、継続して調査を行うべきだと思いますけれども、その点、どうお考えでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 提言は尊重したいと考えております。その提言の中で、URといたしましては、2年間の調査結果につきましては、専門家の先生方にも報告してアドバイスを受けたいとしております。また、東京都や市の環境部局にも報告し、相談したいとしております。予定されるモニタリング終了後、本地域の安全性とその担保及び安全性についてどのように確認して評価していくかということにつきましては、市民参加による3者協議の場において、土地利用を具体的に検討する中で、当然市民側からその辺の課題となることが想定できます。そのようなことから、行政側としても、市民の不安というものにつきましては共有している姿勢が持てると思うのです。そのような中で、その継続の件につきましては、周辺住民の皆さんの意見を聞きながら、適正な時期に行政としての取り組みを検討して、URにも要請できるものはしていきたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 御答弁の中ではなかなかとらえにくかったのですけれども、私は調査の継続をURのほうに申し入れていただきたいということでお伺いしております。というのは、もちろん将来あってはいけないことだと思いますけれども、2年間あるいは3年間調査をして何も出なかったら、調査を終了します。その後に何かあったときに、稲城市は2年間調査すればよしとしたではないかということであると、その後の責任はどこが持つのか。稲城市が持つのか、URが持つのか、東京都が持つのか、全く不明なまま、2年間調査してよしとは私は思っていません。最優先するものは住民の健康の管理でありますし、健康の維持でありますから、ダイオキシンが厳然としてあるということに対して、調査は継続すべきだと思います。その点をどこに申し入れるか、私は、URのこれから先のことはわかりませんけれども、少なくとも今はURのほうにきちんと市としての申し入れをすべきだと思いますけれども、再度その点をお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 現時点では、提言にあるとおり、2年間の調査の結果を専門家の方に報告してアドバイスを受けるということにしておりますので、その点につきましては継続しろということは今考えておりません。ただ、先ほど申し上げましたように、2年間の中で、いろいろな市民の皆さんとの懇談を図る中で、そういう御意見もあるということであれば、そういうことも含めながら、市としても取り組みをしていきたいと思っております。重ねて申し上げますけれども、現時点では、継続しろと言うことはできないと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 質問は2回に限られていますので、(3)にまいります。汚染物質と汚染誘発物の除去対策についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 処分場跡地における廃棄物の除去について、検討委員会の提言では、対策としての全量撤去については、施工・搬出時に廃棄物が乱され、拡散し、周辺住民の健康に影響を及ぼすなどのリスクとともに対策コストも高価になることを考慮すると、現実的ではなく、現状維持が適切であると示されております。したがいまして、今後も現在の敷地内に封じ込められた状態を維持することが最も望ましい対策であると認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 長峰のダイオキシンの件につきましては、以前にも質問させていただいたことがあります。そのときも、このことに関しては私は全量撤去を要求いたしました。提言書の中身を見ても、私は、住民の方たちがこの提言書ができたことで安心したなどとは思っていないと思います。というのは、御意見の中に、地震のことに関して、あるいは今後の土地のことに関しての御質問等が載っています。私は、住民の不安が払拭されたとはとても思えません。それで、先ほども言ったように、ずっと爆弾を抱えているようなものです。先ほど、調査は2年で、今の時点では申し入れをしないと言われましたけれども、これから全量撤去を私が言っても、調査は申し入れないから全量撤去も申し入れないという御答弁は想像がつくのですけれども、私は全量撤去を目指してもらいたいと思います。今の時点で、技術的にできないのか、コストが問題でやらないのか、その辺のポイントをお答え願いたい。それから、全量撤去について、一応URのほうに申し入れをしてもらいたいけれども、どうですかということはお伺いしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 先ほども申し上げましたけれども、その提言によりますと、現時点でいじらないのがベストということでございますので、これにつきましてはURのほうに申し伝えるつもりはございません。今後、土地利用を検討する中で、その最終的な処理につきましては、今後の科学技術の進歩を期待するしかないのではないかと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 暫時休憩いたします。
                               午前10時23分 休憩
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                               午前10時23分 開議

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◯ 議長(川島やすゆき君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) コストということもございますけれども、先ほど申し上げましたように、施工・搬出時に廃棄物が乱されたり、拡散いたしまして、周辺住民に影響を与えるということで、全量撤去は避けるべきだということでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) コストではなくて、技術上の問題で、安全確保をするにはいじらないほうがいいだろうというお答えだったかと思います。現在、全くダイオキシンが無害化できないかというと、技術的にはできるのです。技術は向上していますから。ただ、いろいろなケースがあって、それが当てはまるかどうかというのはなかなか難しい問題だというのは、私もいろいろな文献を調べてわかりました。しかし、ダイオキシンの土壌の完全無害化に関して、これから先も安全性と実効性は高まってくるのだと思うのです。
 ここに東京都が発行した「東京の環境2009」という冊子を持ってまいりました。この中に大田区の区道掘削工事に関するダイオキシンの撤去の例が載っています。これは法律に基づいているのですが、区道掘削工事のときにダイオキシンが出たので、汚染土壌の掘削除去及び無害化処理を実施し、2006年に事業を完了して、指定を解除したという例です。専門家の方がこのところは技術的に難しいとおっしゃっていますが、よく読むと、ドームで覆ってやるということも考えられるが、それはコスト高になるとおっしゃっているところがあります。私は、今の段階であそこを埋めていなければもうだめだ、いじらないと限定するのではなくて、今後の技術向上、無害化に関してどこが当てはまるかということをこれからも調査して取り組んでいってもらいたいと思っています。今の時点で封じ込めということで決めるのではなくて、これからもその方法の研究に取り組んでいくように、URのほうに申し入れをするというのは非常に苦手なことかもしれませんけれども、URのほうに求めてもらいたいと思うのですけれども、その点、御答弁願えますでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 先ほども申し上げましたように、土地利用の検討を行う中で、そういういろいろな情勢の変化、科学技術の進歩というものがあると思いますけれども、そういう状況を見ながら、またそのときそのときに対応させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) それでは、(4)にまいります。処分場跡地の土地利用についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 処分場跡地の土地利用につきましては、長峰連合会との意見交換の中で、検討委員会の専門家の見解をお伺いしたいという御意見を受け、提言書に、土地利用に関する留意事項として盛り込んでいただきました。留意事項は2点ございまして、まず第1に、周辺の景観に配慮するとともに、周辺地域の住環境と調和した土地利用となるよう努めることが望ましいこと、第2に、土地利用を行う場合は、地下の廃棄物が乱され、拡散し、周辺の生活環境に影響を与えないように十分留意することが提言として示されております。また、このたび最終的に安全が確認されたことで、地域からは、今後、市民の利便にも供せるような将来の土地利用について、近隣住民・UR・市の3者で意見や情報の交換をしていきたいとの御要望をいただいたことから、URではこの秋よりそのような協議の場をつくることとしております。そうした地域住民の声を反映した土地利用が図られることで、地域のイメージアップにもつながっていくものと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 今お伺いしていると、最終的に安全が確認されたわけではないのです。水を飲んではいけない、まだダイオキシンに汚染された土は厳然としてあるという状況ですから、安全が確認されたわけではない。今のところ被害がないという状況だと思うのです。それからもう一つ、イメージアップを図る発想というのはいかがなものかと思います。下に汚染物質が埋まって、厳然としてダイオキシンという不発爆弾が埋まっているような状況のところで、イメージアップを図るだけであの土地利用を処理して果たしていいのかと非常に疑問が残るところです。
 それで2つばかりお伺いいたします。1つは、何といっても安全の確保を主眼に置くべきだと思います。安全な土地ではないのですから、今の時点で安易な土地活用、土地利用を計画してもらいたくないと思います。そういうことに関して取り組むとなれば、非常に慎重な対応をしていただきたいと思います。そのようなことをきちんとお考えになっているかどうかが1点。
 それから、URはこのニュータウン事業を平成25年度で完了して、解散か、なくなるかはともかく、URというものが存在しなくなります。その後は一体どこが責任をとるのか。私は、これは東京都にきちんと引き継いでいくよう、市として今の段階で責任の所在を確かめるべきだと思います。ましてや、売れるかどうかは別として、安易な民間売却等はぜひ控えていただきたい。その2点について確認いたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部参事。

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◯ 都市建設部参事(城所秀男君) 先ほどの土地利用に関しましては、地元の市民の皆さんの要望でもあるわけです。そういうことで、今後そういうものを時間をかけて検討していきたいということでございますので、土地利用につきましては、地域にも愛されるもの、イメージアップできるようなものを期待しております。
 2つ目のURの関係でございますけれども、URによりますと、平成25年には土地の処分を完了させたい、そして組織の改編ですか、そういうものをしていきたいということでございますけれども、土地の処分ができなくても、土地そのものは残るわけです。URが今日本全国に持っている財産があるわけでございます。当然それを管理していかなければならない立場にあり、どんな形になろうとも、その土地を管理する部署がどこかにできるはずだと考えております。したがいまして、それはそのときに、必要があればそういうところに申し入れていくことができるのではないかと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 市長。

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◯ 市長(石川良一君) 既に所管委員会のほうに報告をし、また今後もそのあり方については所管委員会のほうに報告をして、所管委員会の意見等をいただきながら方向性を決定していくということになるかと思いますが、現状で危険な状態ではないということについては確認されているわけであります。周辺住民の皆さんは、いたずらに、爆弾を抱えているとか、危険をあおるようなことを望んでいるわけではありません。きちんとした安全を確保するための担保を求め、そのためには我々も努力していきたいと思っております。
 また、かなり広い面積でありますので、あの空間をどうしていくのかということについては、周辺住民の皆さんも私どもも極めて関心を持っているわけであります。いずれにしても、あそこをいじっていくとするならば、土地利用は基本的にはできないということが前提になるだろうと思います。ですから、現状のまま保持していくならば、一定、安全が確保できるという見通しが立ちつつあるわけで、その上であそこの土地利用を図っていくということについては何ら問題はないのではないかと思います。そのことが周辺住民の皆さんのさまざまなニーズにこたえていく空間として活用できれば、さらにいいわけであります。また、住民の皆さんにとっても非常に活用できる空間として、もちろんその安全はきちんと確保していくわけでありますけれども、爆弾を抱えているというよりも、むしろそのようなイメージを払拭しつつ活用できるということであるならば、それは周辺住民の方にとってはプラス思考の考え方ではないかと思っておりまして、それらについて今後URも協議していきたい。私ども市もその方向で、また地元の皆さんからもそういった意見もございますので、それらをまとめながら、この秋以降、まずは安全の確保ということが前提であるのは当然のことでありますけれども、それ以降の活用については協議していくということであります。いずれにしろ、所有者が最終責任者であり、どこの場所でも、民間の企業に転売されれば、転売された人たちが最終的には責任を負わなければいけないということに当然なるわけです。ああいうものを買う方がいるならば、それを買って所有している人が最終責任を負うというのが前提ですから、URがどういう事業形態に変化されようが、いずれにしろ所有権は必ずだれかが持たなければいけないということになるわけでありますから、そういった責任関係は当然今後もきちんと担保されるということが前提だろうと思っております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) 御安心いただきたいのは、私は長峰の地区に爆弾を抱えているという不安な状況があるということを吹聴するつもりは全くありません。民間に売却される話がちらっと出ましたけれども、多分重要事項説明書に明記しなければならないとなれば、売るのは難しいのではないかと個人的には思っています。私が先ほどから申し上げているのは、ここには確かにダイオキシンが今あるという状況の中で、今のところ安全を確保して、土地利用を住民の方の御要望どおりにしたとしても、それで危険性が全くなくなった、消えてしまったという状況ではないということは、きちんと念頭に置いておいてもらいたいということなのです。URは平成25年度でなくなってしまう。では東京都はきちんと責任をとるのか。先ほど市長は、その所有者が責任をとるとおっしゃられましたけれども、実際にあれは稲城市の中に位置している土地であります。ですから、稲城市の住民の健康を守るという点においては、私は、稲城市としてもきちんと将来的にもあの土地に関しては責任を担うものだと思っています。ですから、私は、あの土地をさわるなとか、危険だから爆弾を抱えているようなものだと言うのではなくて、今後利用するとしたならば、今の状態できちんと安全を確保してもらいたい。それから、2年だけで終わる調査を継続していただいて、今後も完全撤去に向かって、無害化に向かってきちんと調査・研究を重ねていってもらいたい。そして、あそこの責任を今後も明確にしてもらいたい。そして、もしあそこを土地利用するとなれば、それは慎重にしていただきたい。なおかつ、覆土した後を利用したとしても、あそこの土地に関する管理は、例えば東京都と稲城市とか、複数できちんと担っていただいて、住民の方に情報を提供してもらいたい。そういうことを望んでいるわけであります。そのことに関して、きちんと稲城市も、責任を東京都に持ってもらうのか、URに持ってもらうのか、その安全の確保を今後も図ってもらいたいのと、その無害化に向かって努力を継続していただきたいということを望んでいるわけでありますので、稲城市の市民の健康を守ることにおいて、長峰地区の今後の調査・研究を重ねながら安全を確保していくことに関して努力されるのかどうか、その点をこの際市長にお伺いしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 市長。

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◯ 市長(石川良一君) 私は東京たま広域資源循環組合の管理者も務めております。日の出町にも最終処分場を2つ抱えているわけでありまして、それらを処分場として維持管理していく義務も当然負っているわけでありますが、ではあれが安全なのかと言えば、安全ではありません。何も毒がないのかと言えば、それは当然その中にはいろいろなものが埋められているわけです。しかし、ではその安全は確保されているのかと言えば、その安全は確保していく、当然そういう責務のもとに管理しているわけです。その上で、では土地利用をどうしていくのかということについては、ああいうものは日の出町だけではなくて全国いろいろなところにあるわけで、そういうものの土地利用についてもきちんと安全を確保しながらしていく。それと基本的にはそんなに変わらないものだろうと思っております。今回の長峰エリアの問題につきましても、基本的に東京都や私どもは責任を負う立場ではありません。これは明確に位置づけをしていく必要があるだろうと思います。これは、URが現在所有者ですから、きちんとしたURの責任のもとに今後も維持管理していく。私どもはそれを指導する立場ではあっても、その責任を負うという立場ではないわけで、我々の指導に瑕疵があれば、その点については我々は責任を負わなければいけませんけれども、その自体に対する責任を負うという立場ではない。これは当然、行政というのはそういうもので、そこが混同されますと、またさまざまな問題が発生する。そこはしっかりと認識していく必要があると思います。
 また、調査・対策等検討委員会で、いずれにしろ今後3カ年について調査をして、その後どうするのかということについては、今からその後も継続してやることを担保しろというお話ですが、それは御意見としてはわかりますけれども、私どもはそれをやらないと言っているわけではありません。しかし、今この報告書が出たのでありますから、それに基づいて、今後まず調査をし、その流れを見ながら、ではどうするのかということについては、今即、未来永劫やり続けなさいと言わなければならない段階でもないわけでありまして、それはその調査の中身等々、あるいはさまざまな御意見等をいただきながら、判断していけばよろしいのではないか。そういう点につきましても、今後、所管委員会の中できちんと報告させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 藤原さん。

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◯ 12番(藤原愛子君) それでは、一般質問を終わらせてもらいます。ありがとうございました。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 以上で、12番、藤原愛子さんの一般質問は終わりました。
 暫時休憩いたします。
                               午前10時39分 休憩
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                               午前10時54分 開議

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◯ 議長(川島やすゆき君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 通告の17番、冨永順次郎君の一般質問を許します。8番、冨永順次郎君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 通告に従いまして、3つの大きな項目につきましてお尋ねするものであります。
 まず初めに、市役所敷地内における献血車・検診車のエンジンストップについてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 福祉部長。

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◯ 福祉部長(石田光広君) 日本赤十字社では、移動献血車による献血事業を市役所に出向いて年2回、定期に実施しております。その際、献血車内で行う受け付けや採血に当たり使用する機器などの電源につきましては、発電用のエンジンから供給していると聞いております。職員健康診査のための胸部レントゲン検診車についても同様に、機器などの電源を発電用エンジンから供給していると聞いております。このため、これらのエンジンをストップすることは業務上できないものと聞いております。なお、市役所敷地内での走行用エンジンのアイドリングストップは遵守していただいております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 東京都の条例で、アイドリングストップの除外車両に検診車とか献血車という言葉は入っていないと思います。また、それとは別に、今のお答えからしますと、車両の中に発電機があって、それを回していると伺いました。この中にも献血をされている方も多いかと思いますけれども、私も頑張って約80回ほどやっていますので、結構多いほうだと思って喜んでいるのですけれども、あそこで献血をしていまして、この時代にあのエンジンがガーガー動いているのが非常に気になるわけです。私とすれば、いいことをしているのに、そこにああやってCO2を吐き出すものがあるというのはいいのか。どこかで電源をとらなければならないということはわかりますけれども、あそこにある発電機を回すことが電気をつくることにおいて効率的なのか、電力会社からもらうほうがCO2などの部分において効率的なのかということを考えたりもするのです。
 築地市場への「外部電源式アイドリングストップ冷凍・冷暖房システム」導入についてという報道発表が平成21年8月20日にありました。事業の概要としては、大体御想像のとおり、「築地市場のトラック待機場所に給電システムを設置し、待機中のトラックの荷室冷凍及び運転室内の冷暖房に電力を供給することでアイドリングストップを実現するとともに、システム導入前後の現場環境負荷を実測し、その有効性を実証します。本事業により、年間121トン(東京電力株式会社試算)の二酸化炭素の排出を抑制します。これは、一般家庭22世帯が1年間に排出する二酸化炭素の量に相当します」ということで、経済産業省の「低炭素社会」に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業として行っています。また、事業の位置づけとしては、「10年後の東京」への実行プログラム2009に掲げる目標及び施策に指定し実施している事業です。
 要するに、市役所に電気がないわけではないので、ぜひその辺、どこで電気をつくることがより効率的なのかを考えた場合には、築地市場においてこういったアイドリングストップのシステムをやり始めたということがあるので、稲城市も早目に日赤の献血車もしくは検診車に対して電力を供給するということをお考えになったらいいかと思いますけれども、いかがでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 福祉部長。

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◯ 福祉部長(石田光広君) 献血車には走行用のエンジンのほかに業務用の必要最小限のエンジンを搭載しており、それを活用して業務を実施していると聞いております。御案内のとおり、献血車などは、駅頭あるいはさまざまな場所に出向いて、あらゆる環境で献血を行うといった業務でございまして、日赤側の車両のしつらえ、体制というところで現在業務用エンジンを活用している状況でございます。今後につきましてはいずれさまざまな車両が出てくるのではないかと思いますけれども、現時点ではそういう車両については持ち合わせがないと聞いているところでございます。繰り返しになりますけれども、私どものほうでは、走行用エンジンについてはきちんとアイドリングストップを実施していただいておりますので、現時点では必要最小限の電源供給ということから、発電用エンジンをお使いいただいているのかと思っているところでございます。市としての電源供給は決してできないわけではございませんが、献血車両の都合というものであろうと判断しているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 御答弁ですと、エンジンのほうは切っているけれども、発電機のほうを回しているということにおいて、それが必要最小限のCO2の排出になっているかどうかということはもう少し調べてみないとわかりませんので、いわゆる熱効率の問題で、電気も送電線で送っていって、最後にはなくなってしまうわけですから、どちらのほうが熱効率がいいのかということを検討した場合に、果たして発電機が一番熱効率がいいかというのはいろいろとあるところで、またいろいろと勉強させていただこうかと思います。私が申し上げているのは、駅頭におけることではなくて、電気がちゃんと供給されている市役所の敷地内でのことであって、そのことについては時間もありませんからいずれまたお尋ねしようかと思いますけれども、その辺はいかがですか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 福祉部長。

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◯ 福祉部長(石田光広君) 一部、献血車では市役所からの電源供給ということは可能だろうと思っておりますけれども、現時点では、いわゆる血液の攪拌であったり、あるいは事務用のプリンターであったり、そういった献血車側の業務の都合上、業務用のエンジンを回しておられると聞いております。献血車の中には、走行用エンジン、また冷房用エンジン、発電用エンジンと、何種類かのエンジンを搭載しており、その中で必要最小限のエンジンを回しておられると聞いております。私どものほうでは、業務を円滑に行うという観点から駐車場用地などの場所を提供しているということでございまして、いずれにしましても、円滑な業務の遂行上、必要最小限の発電用エンジンを回していると判断しているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 必要最小限であるかどうか、ぜひその辺について勉強させていただこうかと思います。
 それでは、第2の項目に入らせていただきます。消防署横の信号機の遠隔操作について、いかがなものでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 信号機の遠隔操作でございますが、東京都内の一部の交差点で、緊急車両走行を感知して進行方向の信号を一時的に青に変えたり、信号の切りかえ時間を変化させたりする緊急車両優先制御システムが装備された信号機が導入されております。現在、東京都内では、このシステムは警察車両に対して一部導入されており、消防車両に対しては導入されておりません。警視庁では来年度からこのシステムを拡大する計画がありますので、この動向を注視してまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 警視庁のシステムはどうやら現場急行支援システム──FASTということでやっておられるようなので、その警察車両への導入が検討されているということですけれども、消防車両についてはただいまのお答えの中にもなく、それは先のことだと思います。私が申し上げたいのは、消防署から出て、右へ行く場合と左へ行く場合とでは、恐らく左へ行く場合のほうが多い。そのときに、遠隔操作によってそこの交通を遮断して出動したほうがより安全度は高いだろう。今のように車両にFASTのシステムをつけて次々に信号を青にしていくというのは理想ですけれども、そうではなくて、すぐ目の前の出るところで何かあったときには本当に困ってしまうから、そこが安全になることを考えられないか。私は都内でも見たような記憶があるのですけれども、今回はちょっと調べ切れなかったのですけれども、兵庫県や福井県にはそういうシステムがあるようです。ですから、特に稲城市の場合は自治消防ということで、いろいろと注目を浴びているところだと思いますので、そういう意味で少しでも安全に配慮したということで、不可能なことなら仕方がないですけれども、可能ならば、検討したほうがより市民に対してもいいだろうし、よりよい情報発信にもなると言ったらおかしいかもしれませんけれども、安全に対する姿勢を皆さんにお示しすることができるだろうということにおいて提案したつもりなのですが、いかがなものでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 救急車は1年間に約3,000件ほど出動しております。それから、火災や救助事故等で大体350〜400件ほど消防車が緊急出動するのですけれども、今お話がありましたように、どちらかといいますと、消防署横の信号のある交差点を通過するケースが多うございます。緊急出動の事故防止、安全を図るということは、常に優先していかなければならないことだと思っております。今お話がありました信号の遠隔操作につきましては、検討させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 一般車両からすれば、目の前の信号が青でも、どこかからサイレンの音が聞こえるということで、窓をあけたりなどして確認するよりは、目の前の信号が青から赤に変わっていくというほうがより安全度は高いだろうと思いますので、ぜひ御検討いただければと思います。
 それでは、大きな項目の3つ目、大地震・大水害に対する市の防災計画についてお尋ねするものであります。
 (1)、本市において、この夏の山口県防府市や兵庫県作用町のような災害が起きる可能性について──「可能性」というのはちょっと問題であって、「危険性」にすればよかったと思っていますけれども、このあたりにつきましてどのような認識を持っておられるか、お伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 本年7月の山口県防府市では、観測史上最大の降雨による土砂災害の発生が、特別養護老人ホーム直撃によるもののほか、山口県内では死者17名という大きな被害を引き起こしました。また、8月の兵庫県作用町では、台風9号の影響により1時間の降水量が89ミリメートルに達し、佐用川の増水などによって12名が死亡し、11名が行方不明となる甚大な災害になりました。このような自然災害の可能性について否定はできないものと思われますので、平素から稲城市地域防災計画に定める対策を行うとともに、常に防災マップで公表し、防災訓練などを通して災害に対する備えをさらに進めていく必要があると考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 今のお答えの中で1時間当たりの降水量が89ミリということがありましたが、ちょっと調べてみましたら、89ミリどころではなく、1時間当たり雨量で一番多いところは福岡県博多で、116ミリという雨が降っている。防府市につきましては15位であるということから、ただ単に1時間当たりの降水量では推しはかれないという感じもいたしますし、期間降水量の多いほうを気象庁発表で見てみますと、7月19日から26日までの中でも、防府市の雨量は多いほうから7番目で、一番多いところは702ミリ、防府市では549ミリということであります。また、24時間の降水量の多いほうから数えてみても、防府市は10位なのです。そうすると、ただ単に雨量が多いからというだけではないだろうということが考えられる。それから、時間もありませんから、佐用町に関しましても、1時間当たりの雨量では多いほうから数えて4番目、それから期間降水量では多いほうから数えて15番目、それから24時間の降水量の多いほうから数えて13番目という状況であるわけです。そのあたりの降水量で推しはかろうと、国土交通省が出しているもので地すべり、がけ崩れ、川のはんらんといったものを素人が調べたわけですけれども、そこには確固たる相関関係を見出すことはできなかったのです。特に、気象庁の発表でも、それから国土交通省の発表でも、土壌のことや斜面の斜度の資料が載っていないというか、調べられなかったので、どのような土壌なのか、それからどの程度の斜度なのか、そういったことがいろいろと輻輳してこういう災害が起きるということなのだろうと思います。しかしそうはいっても、市として何か対策を持たなければならないと思いますが、伺うところによると、先日の伊藤ちか子議員へのお答えの中にも、いろいろなことが盛り込まれて、そういうことが動き出すといったことがあったので、今後そのあたりについてはどのような方向へ行こうとしているかとか、先日のお答え以外の部分でお答えいただけることがありましたら、お願いしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 先日も答弁させていただきました避難勧告のマニュアルは、避難をということの判断基準として、今お話のありました1時間雨量だけではなく、24時間雨量、それからそれまでに降った雨量──経過雨量もあろうかと思います。そういったことも踏まえた中でマニュアルづくりを進めていきたいと思っております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 稲城市においてあのような形にならないようにまた何かお示しいただけるということのようですので、ぜひよろしくお願いいたします。
 (2)、昭和4年の関東地震のときに都下において液状化現象が起きた19カ所中16カ所が当市であったことについてお伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 東京都土木技術研究所で三多摩地区の地震に関する調査研究資料として、地震に対するアンケート調査の結果から、御質問の液状化現象の件数については、大正12年の関東大震災での地割れ・泥水噴出の項目内容等を確認し、本市ではハザードマップで液状化地域を公表しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) ハザードマップに関東地震と、山梨県東部地震という2つの言葉があったので、関東大震災以外にもあったのかと思って、そのままここでお尋ねしてしまったのですが、大正12年の関東大震災のことを指しているということがわかりました。そこにおいて、資料に間違いにないとは思うのですけれども、現実問題として、90年前の極めて田んぼが多かった時代と、住宅地の中に田んぼや梨山がある現代では、地下水位が違うように思うわけです。果たして高くなっているのか、低くなっているのかもよくわかりませんが、液状化現象が多かったので、実際に果たしてそのままかどうかわからない。私がお尋ねしたいのは、このハザードマップを受け取った人に何を感じてほしいかというところです。つまり、何でも日ごろから、家具が倒れないようにとか、どこに避難しましょうとか、避難するときにはこれを持っていきましょうという防災の袋を用意するとか、そういう災害に備えることが一番大切だと言っている以上、公表していればそれでいいのかということを感じるわけです。さりとて、液状化現象をなくすということになったらとんでもないことになりますから、それは無理だと思います。しかしながら、液状化現象があった場所ということを公開しているけれども、それによって市民が何を感じて、どういう備えをすればいいかというあたりの説明というか、市民はどのようなことを受け取ればいいかというあたりをお伺いしたい。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) お話のように、確かに90年前と現在とで地下の水位は違ってきているものと私も思っております。この液状化現象につきましては、先ほどもお話ししましたとおり、過去の地震災害において発生した地点をもとにしまして、特に稲城市の場合には、市内の三沢川沿いの近くで液状化現象が起きる可能性──あくまでも可能性があるということで想定されております。私どもとしては、防災マップの中で特に液状化マップという形で示させていただいておりますけれども、確かにこれを防ぐというのは到底できないものと思っております。しかし、我々も、市民の方々も、液状化現象が過去にあったということを知っていただきたいということで、公表させていただいたということでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) ですから、公表していないよりは公表しているほうがいいに決まっているのだけれども、公表されて、それに対して市民はどのように備えたらいいかというあたりがもうちょっと欲しい。その答えはなかなか出ないかもしれませんけれども、行政のほうで答えが出なければ、市民ではもっと答えが出ないわけですから、何かそこで手だてというか、そういうものはぜひお願いしたいと思います。
 次へ行きます。(3)、狩野川台風における崩壊箇所とハザードマップの関連性についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 昭和33年9月26日、静岡県の狩野川付近に上陸した台風22号は、稲城市史の「狩野川台風被害と消防団の活躍」から、多くの被害をもたらしたものと確認できます。現在活用しておりますハザードマップは、平成14年度末に、東京都の調査に基づく危険箇所や予想など、市民の皆さんに知っておいていただきたい情報を掲載しているものでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 狩野川台風があったのは昭和33年──1958年で、東京都のハザードマップは何年までさかのぼったかはちょっとわからないですけれども、今私がお伺いしたのは何か関連性があるかということですから、ただいまの回答では不足に思うわけです。ハザードマップでは実際に現地も調査しているようですが、未曾有の雨台風であった狩野川台風が、50年以上たってもいまだに昔から住んでいる稲城市民の方の頭から離れない。それぐらい非常に大きな崩壊、崩落、がけ崩れ、地すべりがあったわけですから、そのことをしっかり記録にとどめる。要するに、今のお話の中で稲城市史の中に載っているということで、期待して見たのだけれども、妙見寺の周りが崩れたということが載っているだけです。そうすると、そのことをしっかり記録にとどめて、検証しておく必要性を感じるわけです。崩落してしまったのだから、それで安全になったのかもしれないし、さらに崩落するかもしれない。それはちょっとわからないのですけれども、ぜひそのあたりを、まだ今50何歳か以上の人であれば記憶にあるわけですから、そういう方々から聞き取り調査などをして、実際に稲城市のどこであったのか、稲城じゅうで崩れがあったのか、記録にとどめておくことが、私は必要だと思うのです。それ以外にも、東京都土木技術センター年報の平成18年度のところに、多摩地域の急傾斜地崩落危険箇所という調査が4ページぐらい載っていて、その結びに、小規模人工斜面の崩落の危険性は極めて高いということが書いてあるのです。この部分も含めて安全なまちづくりを考えていくということが必要だろう。ぜひその辺も含めて、富士山が300年に一回ぐらい噴火しているとか、大地震が90年サイクルとか何年サイクルで来るとかということからすれば、これを忘れてはいけないだろうと思いますので、記録にとどめて、ハザードマップとの整合性をとれるものならばとるということを検討したらいかがかと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) お話しいただきましたように、過去に市内で発生した土砂災害とか水害といった災害事例を現在の災害対策に生かすということは大切なことだと思っております。そこで、狩野川台風を経験された方々の貴重な体験談の聞き取り調査をしていきたいと思っております。その結果をまとめて、現在ありますハザードマップに生かしていきたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) ぜひ、それを含めて、先ほど申し上げた東京都土木技術センター年報の平成18年度のところをごらんいただいて、あの調査では日野市を中心に調べたようですから、稲城市については調べていないみたいですけれども、新たに小規模な人工斜面というものが出てきていますから、大規模な人工斜面は当然のことでしょうけれども、小規模とはいえ、昔仙台のほうであった地震では塀が倒れてなどということもありましたので、市民の安全のことを考えていただければと思います。
 (4)に入ります。市庁舎及び市公共施設における書庫などの転倒防止対策の実施率についてお伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 防災拠点となる消防庁舎や、多くの市民が集う中央図書館、また多くの児童・生徒が通う学校・保育園につきましては、減災を目的に、ほぼ対策が講じられております。市庁舎内の事務所等のオープンスペースにつきましては、転倒防止対策の推進に取り組んでおります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 実は私は4年前に全く同じ質問をさせていただきました。そのときには、防災拠点である消防本部、保育園、市立図書館、総合体育館、地域振興プラザ、消費者ルームはすべて転倒防止対策が施されており、本庁舎、出張所、水道課などにつきましてはまだで、小学校と中学校は対策の途中というお返事だったので、どうも最近は、このお答えからすると、保育園も学校も終わったということは、残りは市の本庁舎だけということになります。その当時の総務部長は、「今後におきましては、できるところから改善してまいりたいと考えております。市民の方々にそういう呼びかけをしているわけでございますので、市といたしましても、市民の方々がいらっしゃる部分につきましてはできるだけ早い時期に改善し、また職員等が使っている部分につきましてもその後引き続き対応を考えていかなければならないと思います」とお答えになっていて、極めて空虚なお答えになってしまっています。ぜひその今後の予定を伺わせていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 市役所の本庁舎における転倒防止対策でございますけれども、書庫などの下に転倒防止ストッパーを挟み込むような対策を講じたこともありましたけれども、書庫を移動することによりましてその効果がなくなってしまったということで、現在は壁にボルトで固定するような対策を進めてきております。それから、壁がないようなところに置かれている書庫につきましては、現在も順次固定作業を進めております。また、最初に対策の実施率という御質問がございましたけれども、市役所の本庁舎ができますれば、全体的に対策がとられるかと思いますので、市本庁舎につきましては、なるべく早い段階に転倒防止対策を施してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 市民に呼びかけている以上、ぜひ市役所もそうであってほしいと思います。
 (5)に入ります。非常用井戸をふやすことについてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) さきにお答えしたとおりでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 井戸についてですけれども、市内において均一でなくて偏って存在していると思ったので、お尋ねしたわけです。人口が集中している地域になくても、給水所とか浄水場などで対応ができるようになっているのか。もしそうなっていれば、そのあたりをお伺いして、要するに非常用災害井戸が市内すべてになくても事足りるような体制になっているかどうか。一番いいのは、メッシュ状にした場合に、人間が住んでいないところは別としても、比較的早くどちらかの方法によって水が手に入るようなことになっているだろうと思いますけれども、その辺についてはどうなっているか、お教えください。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 本市では、向陽台、それから坂浜、若葉台に給水所がございます。ここでは合わせて5,660トンの非常用飲料水が確保されております。また、長峰には100トンの井戸がございます。災害対策用井戸として現在37カ所、協力をいただきまして指定しておりますけれども、矢野口・稲城長沼地域に偏在しているということもございます。今後、新たな井戸の指定について、一般の方々の協力をいただくよう進めてまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) (6)に入ります。救命講習の再講習受講における「さまざまな機会をとらえてのPR」にはどんなものがあったかについてお伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 再講習のPRにつきましては、講習会はもとより、広報、自治会、自主防災組織、PTAや保育園・幼稚園の保護者、各事業所の有資格者に対して、積極的にPRをしているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 要するに、受講の更新の率が高いかどうかという問題です。以前に2人の議員が尋ねておられる。その答弁として、「救命講習会時には再講習の必要性を説明しております」。これは、申しわけないですけれども、ちょっと逃げているという感じがいたします。「再講習の受講対象者に対し、広報いなぎやホームページでお知らせするとともに、さまざまな機会をとらえてPRをしてまいります」というお答えと、平成20年第4回定例会で、「有効期限につきましては、救命講習会で最初に資格を取られるときにお話をさせていただいております」。これも申しわけないですけれども、そのように言っていますという感じです。「しかしながら、一般の市民の方の救命講習の再講習の率はかなり低いわけでございます」。低かったら、高くするということを発想してほしい。そこでも、「今後さまざまな機会をとらえて、特に一般市民の方にPRしてまいりたいと考えております」と答えている。要するに、共通しているのは「さまざまな機会をとらえて」ということで、例えば指導で言えば、機会指導です。機会的な広報を計画的な広報に切りかえなければだめだということを私は申し上げたいわけです。ですから、機会的な広報を計画的な広報に切りかえるためには、一つの例として、今は多分無料だと思うのですけれども、受講料を有料にするなどして、有効期限が切れる前に、次回もしくは次々回ぐらいまで案内するなどということを検討しない限り、取る前に、「あなたには2年で期限が切れますと言ってあります。その後に市の広報で伝えてあります。ホームページにも出ています。来ないのはあなたの認識が低いからです」と、そこまでは言っていないだろうけれども、とりようによってはそういう感じです。1年たつといろいろなことを忘れてしまいますから、2年たてば十分忘れると思います。そういった意味で、何かもうちょっと受講者の数をふやすという努力を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 救命講習の再講習につきましては、みずから進んで講習を受けられる方もおられます。しかしながら、講習を受けられる方に促しても、なかなか再講習を受講されない方が多うございます。今お話がありましたけれども、普通救命講習ですと2年間で有効期限が切れますので、最初の救命講習会を受けたときに再講習の通知ができるような形を検討してまいりたいと思います。受講料というか、そういった費用についてはなお検討しなければいけないと思っていますけれども、再講習が進むように、また一歩進んだ方策を考えていきたいと思っております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 今までにお尋ねになられた2人の議員の思いがここで結実するということになることを期待しております。
 (7)に入ります。市地域防災計画の減災対策における東京DMATとの利用・連絡体制の整備の進捗状況についてお尋ねいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 東京DMATの要請につきましては、緊急性を必要とする災害現場の中で、時間を要することから、当市では、早期に医師による処置ができるよう、日本医大多摩永山病院救命救急センターのドクターカーを運用しております。このことによりまして、大規模災害だけではなく、一般の救急事故等でも必要によりドクターカーが現場に駆けつけるシステムを構築しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) では、もうちょっと具体的にお伺いしますが、既にそのシステムが構築されているかどうかをお伺いしたいと思います。それから、もしそのシステムが構築されているとするならば、永山病院にはドクターカーが何台配備されているか、その辺をお伺いしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 日本医科大学多摩永山病院救命救急センターとのドクターカーの運用につきましては、平成16年10月31日に協定を結びまして、それ以後、協定に基づきまして、私どものほうから必要な救急現場にドクターカーを要請してきております。また、台数につきましては、1台でございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 平成19年に出された防災計画の中に、まだ終わっていないような表現がありましたので、私の調べがちょっと足りなくて余計なことを聞いてしまって、申しわけなく思います。
 (8)に入ります。被害想定において、多摩直下地震と東京湾北部地震のマグニチュードが同じ6.9でも、液状化による建物全壊棟数が同数であることはちょっと不思議に思うので、そこはどのようになっているのか、お伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 首都直下地震による東京の被害想定報告書により計算されたデータをもとに、液状化による建物全壊棟数を算出した値であると認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) 多摩直下型地震の震源地で、いわゆる近似モデルというのですか、要するにより近いモデルの地震がないか、ちょっと探してみましたら、昨年8月8日に川崎市多摩区で深さ30キロでマグニチュード4.6という地震があったようです。記憶にはないですけれども、記録上はあるわけです。それから、東京湾北部地震の震源地に最も近そうなモデルとして、今月4日に千葉県印西市の深さ67キロ、マグニチュード3.7の地震における各地の震度分布の数値を見比べてみました。以前にも私が申し上げたように、というか、それは当然だったのですけれども、震源地に近くても震度が弱かったり、震源地から遠くても震度が強かったりしている。今回、特に9月4日の千葉県の地震のときには、東京都江東区と横浜市内が震度3で、そのほかは震度2と震度1なのです。だから、遠く離れていても、震度計の精度の問題があるのかもしれないし、地質の問題があるのかもしれませんけれども、そういうこともあるようなので、正直言って、このお尋ねの通告を出してから、要するに同数であるということもあろうという印象を持ちました。ここで私が被害想定の正確な数字を出すことを求めるよりは、もし防災計画において弱い領域があるならば、今申し上げた被害想定の、建物が幾つ崩れるとか、どこが崩れるなどということ以外に、そちらのほうに力を注いでほしいということをお願いするのが筋だろうと思いましたので、ここにおきましてはただいまのお答えをお受けするということでいこうと思います。
 次に、(9)、これも全く同じなのですが、お尋ねしている以上、お答えを用意されていると思いますので、お伺いするものであります。被害想定において、多摩直下地震と東京湾北部地震のマグニチュードが同じ7.3のとき、急傾斜地崩壊の建物全壊棟数が同数であることについてお伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 首都直下地震による東京の被害想定報告書により計算されたデータをもとに、急傾斜地崩壊の危険度ランク別に崩壊率を定め、建物全壊棟数を算出した値であると認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) これも同様で、都の防災会議や国の中央防災会議では、詳細な被害想定を出しております。それぞれかなり違った数字が出ていることから、先ほどと同様に、市町村レベルで詳細な数字を出すことよりも、より市民のことを考えた防災計画のほうに重点を置いていただいたほうがいいのではないかということで、大変失礼いたしました。
 (10)、これも同様なところがあるのですが、お尋ねしたいと思います。被害想定において、多摩直下地震でも東京湾北部地震でも、帰宅困難者数が同数であることについてお伺いするものであります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 帰宅困難者の数値でございますが、被害想定において震度5強の強い揺れの場合、鉄道などの公共交通機関が利用できないことを想定し、帰宅困難者の数値を算出したものと認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) これも、厳密に言えば、違うと思います。ただ、前の2つの質問と同様に、私のほうの要求水準が高過ぎたと思うところでありますので、ただいまのお答えをもって私は納得したということにさせてください。
 最後に、被害想定において、多摩直下地震・東京湾北部地震のそれぞれで被害が想定できていない項目についてお伺いいたします。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) 稲城市の被害想定につきましては、平成18年3月に東京都から示されました首都直下型地震による被害想定をもとに、冬の午後6時で風速6メートル以上の場合の被害が甚大であることを前提に想定したものでございます。想定できない項目につきましては、地震発生時刻が冬の午前5時では、人通りや火器の使用が少ないと考え、人的被害の一部に想定できない項目としております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) ただいまのお答えではすべてが解消できていないと感じます。ただ、もう時間もないので、私のほうでちょっと申し上げたいのですけれども、想定できていない項目と、右に同じ、同上というものが混在した状態で「−」になっているように感じますので、そのあたりについては次回発行の際にしっかりと、今申し上げたように、想定できない項目と、右に同じもしくは同上というものをはっきりとした形で表現していただくことを希望いたしますが、いかがなものでしょうか。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 消防本部消防長。

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◯ 消防本部消防長(根岸成男君) この被害想定につきましては、市独自で想定するということはなかなか困難でございましたので、先ほどからお話ししておりますように、東京都のデータをもとに、被害想定という形で示させていただきました。今後は、本市に即した想定となるように、検討してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 冨永君。

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◯ 8番(冨永順次郎君) ありがとうございました。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 以上で、8番、冨永順次郎の一般質問は終わりました。
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◯ 議長(川島やすゆき君) 通告の18番、荒井健君の一般質問を許します。11番、荒井健君。

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◯ 11番(荒井 健君) 今回は、稲城市の社会体育行政を支える体制についてと、よみうりランド周辺のまちづくり、さらにひらお保育園の建てかえに対する支援等について、行政の考え方をお尋ねしたいと思います。
 初めに、小野教育委員長におかれましては、今回の質問について指名させていただいて、御出席いただきまして、どうもありがとうございます。そのことも含めて、お話を聞かせていただこうと思っております。
 今日、稲城市における社会体育に対する要望については、ことしの6月議会でも私は施設の面でやりとりをさせていただきました。今議会でも、それこそ施設の面、さらには東京国体等のことを含めて、北浜議員、藤井議員等が質問されております。「市民ひとり1スポーツ」ということを掲げている稲城市においては、社会体育の振興というのは非常に大事だし、それを通して市民の体力を向上させることは、介護予防等も含めて、重要な課題であると思っています。さらに、この前の議会でも言わせていただいたのですが、稲城のまちというのは多くの方々が移り住んできて、連帯感を醸成するという意味でも非常に大事なテーマだと私たちは思っておりますし、議会の中でもやりとりをして、教育委員会としてもそれなりに受けとめて、それぞれ進めていくというお答えをいただいてきたところです。ところが、今回実施された8月異動で体育課長が空席になっている。これは本当に重要だと言われながら、その組織を担う課長がいないというのは、どうしても異常事態だと思うのです。そういうことも含めて、今冒頭に言いましたように、社会体育の重要性から考えたときに、どうしてもこの辺については、教育委員会でどういう見解を持っているのか、今後重要だという答弁をされているのだけれども、それは本当に大丈夫なのかということも含めてお尋ねしたいと思いまして、今回質問に取り上げさせていただいたところです。
 まず、教育委員会として、稲城の社会体育行政と組織運営について、重要だという基本的な認識について、確認させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) 稲城市の社会体育行政の果たす役割は、「市民ひとり1スポーツ」を目標に、すべての市民が年齢や体力に応じたスポーツ活動を楽しむことができるように、各種のスポーツ教室及びスポーツ大会の実施や、スポーツ・レクリエーションの普及、活動の支援、施設の整備など、諸事業の取り組みが必要と認識しております。また、今日、東京国体の準備や、さらなる体育施設の充実を図ることなどが必要であると考えております。これらの事業を円滑に実施し実現するためには、各種団体・市民などの理解と御協力をいただき、組織全体の連携により対応してまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 今、その重要性については、教育委員会も十分認識されていると私は理解しました。そういう認識の上に立って、今最後に、いろいろな課題を実現するために、各種団体・市民などの理解と協力をいただきながら、組織全体として連携して取り組んでいくということを言われたわけです。私は、これは教育委員長に言うまでもなく、教育委員会の人事とか、市民スポーツというのは、地行法で示されている教育委員会の重要なテーマであるわけですから、そういう立場で取り組むべきということだと思うのですが、私からすると、そういうものを組織全体として取り組んでいる中心に体育課が存在するのだろうと思うのです。教育委員会は、学校教育課、生涯学習課、体育課、文化センター課、学校給食共同調理場、図書館とさまざまありますけれども、そういう組織体制の中で課題を解決していくと理解しているし、今言っていることを担うのが体育課だと、教育委員会としてそういう位置づけを持っておられるのかどうか、もう一度確認させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) さきにもお答えいたしましたとおり、すべての市民が年齢や体力に応じたスポーツ活動を楽しむことができるよう、市民のスポーツを振興するための各種の取り組みや、東京国体に向けた施設・設備を含む準備の必要性につきましては、十分認識しているところであります。教育委員会といたしましては、これらを円滑に進めるため、各種団体・市民の理解と協力のもと、体育課を中心に、教育委員会が一丸となって、一つ一つの事業を推進していく所存でございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 前段の重要性の認識については、それこそ先ほど答弁をいただいたのでわかるのですが、今私が質問しているのは、そのことを受けるために、教育委員会では組織をつくって、人事配置をして、それで対応しているのだと思うのです。この社会体育ということを担うのは体育課だと。その中で、今そういう欠員が生じたということについては、私たちからすると、体制として本当に大丈夫なのかと、どうしても不安と懸念を抱いてしまうということだと思うのです。
 関連しますので、(2)に移ります。私からすると、そういうノーマルな体制というか、正常な体制からすると、ほころびが出ている体制で、こういうことは本当になくしていただきたいと思っているのですが、今回そういう事態を生んでしまったことについて、教育委員会としてはどのような認識を持っておられるのか、お尋ねしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) さきにも述べましたが、「市民ひとり1スポーツ」の目標の推進はもちろんでありますが、今日計画されておりますオリンピック招致事業、また東京国体では本市が軟式野球競技等の会場になっていることから、体育課は核となる組織であります。このような中で、今回の事態に対応するために、教育委員会といたしましては、市民や団体との連携を深めるとともに、さらなる事業の拡充を図ることが求められていますので、部長職を初めとする係員4人はもとより、教育委員会が一丸となって、一つ一つの事業を計画的に進めてまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 繰り返しになりますけれども、今言っているように、その核になるのが体育課だということはお認めになった。行政組織というのは、基本的に、少なくとも組織ですから、部課制があって、その指示のもとで流れていくのだろうと思うのです。そのときに、その核になる、一つの課を担う課長が欠員になる。8月は定期異動です。人事といえども、みんな人間がやっていることですから、病気になったり、それこそ不慮の事故に遭ったりということで、欠員が生じるのはしようがないのですが、従来でいくと、そういう事態になれば、8月の人事異動で補完していくということになる。ところが、人事異動の中で欠員が生じてしまった。私からすると、これはどう見ても異常な事態である。そのことについて今教育委員長からは、そういう体制になったので、部長やほかの職員を含めて一丸となってやっていくというお話があったのだけれども、事実として今そのようにやらざるを得ませんから、それはそれでいいのですが、そういう状況になることがわかれば、なるべくそういうことを事前に防いで、きちんとした体制で今言われているニーズに対応していく必要があると思うのです。どうしてそういうことにならなかったのか。結果的にそういう形で、部長を中心にということだけれども、部長も今回の議会だけでも、体育関係だけではなくて、図書館から、学校から、あらゆるところから質問が出てきて、今のいろいろな課題を考えると、部長職自体も本当に大変ですから、事前に防ぐ努力をすべきだったのではないかと思います。その辺についてもう一度お答えをいただければと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) 教育委員会の6課1室体制につきましては、それぞれの事業を計画的に推進する上で、いずれも重要なものと考えております。今回の人事異動により結果として課長職が部長職による事務取扱となったことは、やむを得ないこととはいえ、常態ではないと認識しております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) ぜひひとつ、今後のこともあって、教育行政というのは、今言ったように6課1室体制でやっておりますけれども、たしか私が議員になった昭和62年のときには1課、教育次長という体制で全部やっていた。私も質問で取り上げさせていただいて、少なくとも社会教育と学校は別の体制をつくったほうがいいのではないかということで、そういう課をつくって、今まで充実してきた。できれば、これだけ市民も多くなって、いろいろなニーズが出てきて、それにきちんとこたえていくという意味では、部課の体制の欠員は、そういう事態があれば組織的にどうするのかということで、事前に防げるものは防いでいく。そうでないと、結果としてそのようになったことについて、それはその方だけの問題なのか、組織としてどうなのかということにもなりかねませんので、そのことについてはひとつ今後気をつけていただくということも含めて、あえて今回質問に取り上げさせていただいたということでございます。
 最後に、(3)です。そういう状況の中でも、今回課題が山積しているということで、重要性については先ほどからお答えいただいているように、そのことを担うために、基本的にそういうことについての今の教育委員会としての決意をもう一度きちんと確認させていただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) 「市民ひとり1スポーツ」を目標に、すべての市民が年齢や体力に応じたスポーツ活動を推進するために、また東京国体等を進めるために、組織体制の充実を含め、教育委員会全体が一丸となって社会体育行政に取り組んでまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) だめ押しになりますけれども、今の課長の空白というのはなるべく早く解消していただくようにお願いしたいと思います。その辺の決意についても述べていただければと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 教育委員長。

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◯ 教育委員長(小野好江君) 今年度につきましては、現行体制で事業を進めることになっておりますが、8月の人事異動の辞令交付の中におきましても、私から「チーム教育委員会、ほうれんそう──報告・連絡・相談──を徹底して」と、一丸となって事業を推進するよう訓示いたしたところでございます。今回の事態をしっかりと受けとめ、教育長、部長を初め、教育委員会全体が一丸となって、さらなる努力を重ね、各種事業等に計画的に取り組んでまいります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 質問途中ですが、暫時休憩いたします。
                               午前11時57分 休憩
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                                 午後1時 開議

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◯ 議長(川島やすゆき君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) それでは、大きな項目の2、京王よみうりランド駅周辺のまちづくりについてお尋ねしたいと思います。御案内のように、京王よみうりランド駅は、稲城市において東の玄関口ということだけではなく、日本の有数なテーマパークの一つであるよみうりランドの最寄り駅でありますし、ジャイアンツ球場があって、二軍の選手等々がそこで練習したり、イースタンリーグもやられているという状況であります。私は、稲城のまちづくりにおいて、幾つかきちんとめり張りを持ったまちづくりというのが必要だろうと思うのです。緑とか土の香りのある稲城の特徴を生かしたまちづくりとか、さまざまにありますけれども、市内をどう活性化していくかということも一つの大きな柱でありますし、特にそういう部分からすると、稲城の中でのまちづくりを考えたときに、こんないい条件を持っているところはないという意味からすると、よみうりランド駅周辺を活性化していくというのは非常に大事な課題だと思っているわけです。これは長年の懸案でもありますけれども、それに向けた取り組みを徐々にでも開始していかなければいけないという思いもあって、実は数年前にこの北口に空き地が発生したということで、その空き地も利用しながらそういうことも含めて検討してほしいといった質問をさせていただいた。実際には今はまだそういう話が出てきていないので、その話が出てきたときにそういうことも含めながら取り組んでいきますといった回答をいただいた経緯もあります。そうこうしているうちに、つい最近になって、あそこにまた今までどおりの形で店舗の建築が進んでいるわけです。よみうりランド駅周辺のまちづくり全体のグランドデザインといったものと、そういう状況の中での取り組みについて、きちんとお聞かせいただきたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部長。

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◯ 都市建設部長(井上一彦君) 京王よみうりランド駅周辺地区のまちづくりにつきましては、稲城市都市計画マスタープランにおいて、地域支援機能の維持・充実を図ることとしており、現在、駅へのアクセス改善の取り組みを計画しております。今後につきましては、本地区の方々との意見交換を図りながら、周辺地域の開発動向に合わせ、本地区のまちづくり方針を(仮称)第四次稲城市長期総合計画期間において策定してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 今の御答弁では、この地域については、都市計画マスタープランの中で、地域支援機能の維持・充実ということで、駅へのアクセス改善に取り組んでいるということでございましたけれども、御案内のように、都市計画マスタープランでは、そういう側面と、広域レジャー・アミューズメント施設への導入空間となる生活拠点づくりという位置づけもあります。その辺についてはどのように取り組まれているのかということをお尋ねします。
 と同時に、今の御答弁にあったように、駅へのアクセス改善の取り組みを計画しているということですけれども、その内容についてお聞かせいただきたいし、その際に北側の空き地についての検討が行われたのかどうかということをひとつ教えていただきたい。
 さらには、今のお答えでは、本地区の方々との意見交換を図りながら、方針を(仮称)第四次稲城市長期総合計画において策定していくということですけれども、率直に言って、今、よみうりランドのほうも道路ができて、そういうものを活用させようといった動きもあるので、そのスピードアップなどを含めて、考え方をお尋ねしたいと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部長。

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◯ 都市建設部長(井上一彦君) それでは、御質問の順番に答弁させていただきます。
 まず、広域レジャー・アミューズメント施設への導入空間の取り組みでございますけれども、駅南側には本年、よみうりランドによりまして、通路と駅前広場が整備されてまいりました。ジャイアンツの道としての歩道も設置されてきたところでございます。また、今後の周辺のまちづくりの動向に合わせて、京王電鉄でも新たな土地利用を検討しているというお話も伺っているところでございます。
 次に、駅へのアクセスの取り組みの計画でございますけれども、南側に位置する駅前広場と駅改札には3.5メートルほどの高低差がございまして、バスやタクシーなどの利用者や周辺にお住まいの方々の利便と安全と安心を図るために、本年度、駅前広場にエレベーターの設置を計画しているところでございます。
 また、よみうりランド駅北側の空き地でございますけれども、改札から市道第3号線のところの交差点までは約3メートルほどの高低差があったり、また今回土地所有者の方の意向等もありまして、具体的に協議が調わなかったところでございます。
 あと、策定についてのスピードアップですけれども、これは早期に策定したいと私どもも考えております。ただ、特に駅北側のおおむね三沢川から都道よみうりランド通りまでの区域については、そのあり方等について、まず地域の皆さんの御意見を伺っていきたいと考えているところでございます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 今の御回答にあったように、この地域では南側についてよみうりランドの道路が整備されて、幾つか施設も建ったということは、私も認識しているのですが、稲城市として、これをどう活用していくのかという主体的な取り組みが必要なのだと思うのです。今、京王電鉄の話もありました。その際に、できればよみうりランドも含めて、そういうことについてどうやって活用していくのかと。例えば、以前のお話では、たしか佐脇議員から、ジャイアンツ球場を利用して長嶋記念館をつくったらどうかという御提案をいただいたこともあります。そういうことも含めて、本当に稲城で人を集められる部分で、やりようによってはここでお金も落ちるところですから、単に京王電鉄などが検討するのではなくて、稲城市としてどのようにしていくのかという話を前に進めるという取り組みが必要なのだろうと思っているのです。駅へのアクセスの取り組みやエレベーターの話も聞いています。できれば北側の段差についても解消する努力はしてもらいたいと思うのですが、それはそれとして、全体として、実際に話し合っていきますというよりは、むしろこれをどうするかということについて、地域の方々もそうですし、よみうりランドもそうですし、京王電鉄も入れて検討委員会みたいなものを立ち上げていくということを考えないと、実際には何年たっても同じ繰り返しという感じがして、もうそろそろこのことについて進めていかないといけないのではないか。稲城市のまちづくりの中にはそれなりのめり張りのあるまちづくりをしていかないといけないという意味では大事な課題だと思っていますので、(仮称)第四次稲城市長期総合計画という話もありましたけれども、なるべく(仮称)第四次稲城市長期総合計画を待ってそれを進めるのではなくて、それに向けての検討委員会みたいなものをできればつくっていただきたいと思っていただきたいと思っているのですが、その辺の考え方だけお尋ねしておきます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 都市建設部長。

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◯ 都市建設部長(井上一彦君) 確かに、よみうりランド駅は、京王線では稲城の一番東の玄関になっておりますし、よみうりランド等もございます。ただ、検討会の設置でございますけれども、駅北側の地域につきましては、私を初め、前の部長等も何回か御答弁していますけれども、まずは地域の皆様にお集まりいただきまして、こういうまちづくりについての方針などをお話しして、そのまちづくりについて、ではこういう検討会をといったものが出てくれば、その中で進めていかなければいけないと思っております。ただ、まずはその検討会設置の前に地域の方々にお話しする場を持ちたいと思っております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) ぜひひとつ、前に進むように努力してみてください。
 3番目に移ります。ひらお保育園の建てかえ支援についてでございます。御案内のように、ひらお保育園は、昭和45年に平尾団地の入居が開始されて、その保育行政を支える形でスタートした保育園であります。それ以来、稲城の保育行政の一翼を担って今日まで来ていますし、平尾地域では、ひらお保育園のおかげで子育てがスムーズにできたと思っている方々はたくさんおられます。そういう中で寄与してきた保育園でありますけれども、一つは、昭和45年からおおよそ40年を経過して、老朽化が進んでいるということと、今、待機児童がかなりふえている。一昨日の国の発表では、この1年間、景気が悪いということもあって共働きがふえたということで、待機児童がいきなり6,000人近くふえて、全体で2万5,000人ぐらいの待機児童が出ているということも報道されておりました。稲城市でも、7月の福祉文教委員会の中で、待機児は平成20年度当初では47人だったのだけれども、平成21年度当初では99人になっているということです。その待機児童を解消するという意味でも、今ひらお保育園では、国の予算も有効に使いながら、老朽化した園舎を含めて建てかえをしていこうという話が今進んでおります。私は、稲城市の保育の現状とか施設の現状から見て、できれば積極的に支援していくということが必要だと思うのですが、その辺の考え方についてお尋ねしておきます。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 福祉部長。

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◯ 福祉部長(石田光広君) 第三次稲城市長期総合計画では、保育施設の充実として、民間保育所の新設・改修への支援などを行うものとしております。今般、認可保育所の待機児童解消が緊急の課題となっていることから、民間保育所の建てかえや増築に合わせ認可保育所の定員をふやすことも有効な対策であると考えております。ひらお保育園につきましては、このたびの建てかえに伴い、定員を27人ふやし、157人定員とする計画であると聞いておりますので、待機児童解消にも資することから、可能な支援を行ってまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 今、可能な限り支援を行っていくということですけれども、御案内のように、私がここで説明するまでもなく、国は、こういう待機児童が非常にふえているということで、平成20年の補正予算で安心こども基金というものを入れて1兆円の予算ということで、特に待機児童解消に取り組んでいます。この中でどういうことが起きているかというと、今までの国の補助金は2分の1で、自治体の負担が4分の1という形になっていたのですが、こういう中で、自治体では財政状況もあって、施設を拡充することがなかなかできないので、それを解決しなければいけないということで、今回は国が3分の2、自治体が12分の1の負担でいいということで補助対象を打ち出しています。もちろん、60人以上の待機児童がいるということが条件なのですが、稲城市は当てはまるという状況であります。私はこの前のときに不況対策として申し上げたのですが、そのように国が用意したものを市民のために使っていくというのはいろいろな面で大事なことだし、私たちが事業をやるときに、これから制度がどう変わるかというのは非常に不透明ですけれども、特定財源を取り入れてやっていくということは非常に大事な課題でありますし、国としては安心こども基金の制度は平成22年度までにということになっているはずです。こういうせっかくの機会に、先ほど言ったように、老朽化していて、待機児童がいて、そういうものを解消するということを園のほうで打ち出してきている。そういうことについては、市として積極的に対応していくという立場で努力していただきたい。そのことだけ確認させていただければと思います。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 福祉部長。

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◯ 福祉部長(石田光広君) 御案内のとおり、稲城市では、待機児童の解消ということは非常に重要な課題であると考えております。また、今般の経済対策を通じた特定財源の活用ということについても、時期をとらえて有効に活用していきたいと考えているところでございまして、待機児解消に向けた取り組みとして、積極的に対応してまいりたいと考えております。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 荒井君。

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◯ 11番(荒井 健君) 基本的に今そういうことに積極的に対応していただけるというお答えがあったので、さらに言うつもりはないのですが、建てかえに当たっては、その期間の代替をどうするかとか、いろいろな課題もあるようです。そういうことも含めて相談に乗ってあげて、ぜひその課題が前に進むように、御努力をお願いして、私の一般質問を終わります。

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◯ 議長(川島やすゆき君) 以上で、11番、荒井健君の一般質問は終わりました。
 以上で、一般質問を終わります。
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◯ 議長(川島やすゆき君) お諮りいたします。委員会審査等のため、9月10日から10月1日までの22日間休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯ 議長(川島やすゆき君) 御異議なしと認めます。よって9月10日から10月1日までの22日間休会とすることに決定いたしました。
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◯ 議長(川島やすゆき君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                               午後1時16分 散会