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東京都 狛江市

平成20年社会常任委員会 本文




2008.08.04 : 平成20年社会常任委員会 本文


    午前 9時04分 開会

◎ 委員長 ただいまから社会常任委員会を開会いたします。
 本日の審査順序につきましては,お手元に配付してある会議日程のとおり進めます。
 第1,陳情第7号,「新型インフルエンザH5N1型」大流行時における対策の確立についての陳情を議題といたします。
 暫時休憩いたします。

    午前 9時05分 休憩
    午前 9時06分 再開



◎ 委員長 再開いたします。
 お諮りいたします。
 陳情第7号を継続審査とすることに御異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)


◎ 委員長 御異議なしと認めます。
 よって陳情第7号は継続審査とすることに決しました。

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◎ 委員長 次に第2,特定事件継続調査の件を議題といたします。
 前回に引き続き特定事件継続調査に入ります。
 今回の調査事項は,1,産業振興・消費者施策及びその対策について,2,高齢者・障がい者福祉の充実及びその対策についてであります。
 最初に,1,産業振興・消費者施策及びその対策について中,商業・工業の現状と課題についての調査を進めます。
 これより調査に入ります。
 暫時休憩いたします。

    午前 9時07分 休憩
    午前 9時10分 再開



◎ 委員長 再開いたします。
 順次御発言願います。


◎ 鈴木(え)委員 商工振興については,この間商工会と懇談したり,それから烏山駅前通り商店街ですか,視察したりしてまいりました。あと,市のほうからこの間のいろいろな取り組み,今回もスイーツコンテストの紹介も広報などでありましたが,それから商工会で取り組んでいるいわゆるシナジースキームの取り組みなども報告がございまして,全体として狛江市の商工振興の到達点というのは大体わかったかなという感じがいたします。
 さらに,これはさらに一歩どう進めていくのかというところが課題だと思うんですが,シナジースキームの中にも書いてあったんですけども,やはり狛江市が非常にコンパクトな町であると。それで市で何かやろうとしたときに,いろいろ市民の合意もとりやすいし,全体としてそういう施策を市全体として実現しやすい,そういう環境にあるということと,あとはそういう小さな町だからこそ,市と市民と業者と事業者とが連携できる,そういうのも発展しやすいものだというところも特徴として挙げられておりますけども,やはりその辺は大事かなというふうに思うので,そういう視点を大事にしてやっていくということは1つ大事かなと,大きな考え方としてです。
 同時に,小さな狛江市だけで取り組めることと,やはり国・東京都,いわゆる大きな経済の流れがありますから。そういう点で狛江市商業が直面している課題を前進的に突破できる,そういう環境を大きな流れでも見据えていくといいますか,そういう点では,国・東京都にもいろいろな形で現場の声を上げていくというのも大事かなと,大きくは2つ感じました。
 具体的に何を進めるかというところがなかなか難しいと思うんですが,今私の頭の現状では,やはり今本当に商工会あるいは狛江市が取り組んでいる具体的な施策,商店宅配サービスの拡大とか,狛江市エリアの充実とか,あるいは商工会内で今進められております市内共通のスタンプ制度ですか,これ形になるといいと思うのですけども,それとか今回始まったスイーツコンテストなどの元気わくわく事業ですね。具体的なそういう取り組み一つ一つを成功させていくといいますか,それが大事なのかなというふうに感じております。
 それからもう1つ,世田谷区に見に行ったときに,いわゆる産業振興基本条例ですか,大型店などに地元への協力を求めると,これも1つ大きな課題だと思うんです。ただ,その条例となりますと結構大きな仕事になるので,その場合に,そういう大型店の商店会への加入を求めるだけでいいのかという,そういうものがありますので,もし条例を検討するとなると,やはりさらにいろいろな自治体の条例なども検討しながら,もっと幅広い―理念条例になるかもしれないけども,一応いろいろな分野を網羅した条例にしていく必要があるのかなという感じがするので,そこは要検討という感じがいたします。
 それからこれは全体の合意が得られないといけないんですけども,やはり国・東京都に対しまして,これは意見は分かれるかもしれないけど,規制緩和の流れというのが結構地元商店を直撃しているという面もあるんです。ですから今のそういうやり方でいいのかということで,中小零細企業の営業を支援するような形での施策の強化,法改正,そういう方向での意見が挙げられたらなというふうに思います。
 ただ,これはもう全体合意でやっていくものですから,そこは合意が得られなければバツという形になると思うんですが,ただそれもないと,狛江市の中でだけで考えているとめいっちゃうといいますか,今の現状ですね。そういう感じもあるので,何らかの形でそういう意見も挙げていけたらいいかなと。


◎ 小川委員 これまで委員会でいろいろな方のお話,特に地元の関係を伺いますと,話されていない部分に本当のところがあるのかなといいますか,我々が行くと非常に構えてお話をされる部分があるかと思うんですけれども。
 やはり僕は前も申し上げましたけど,一番大事なのは後継者の問題だと思います。今,地元の商店街,うちの地元ですけれども,本当に後をとっている方が1割もいないというのが現状でございまして,現状でお店のあるじといいますか,なられている方も非常に高齢化が進んでいて,恐らく10年後には半減し,20年後には10分の1になってしまうんだろうなというところがもう予測される中で,いかに持続可能なシステムを構築するかということだと思います。それまで極端なことを言えば,何をやっても,言い方は悪いですけど,どぶに捨ててしまうような施策になってしまうようなことすら考えられる状況だと思います。
 この後継者の問題というのは,基本的には各個店個店それぞれが努力をされないとどうにもならないことではあるんですけれども,そんな中でもいろいろな地域のほかのところに目を配りますと,里子じゃないですけれども,商売をやりたい方を呼んできて,そのお店で修行をさせてのれん分けをさせていくみたいな制度をやっているところもございますんで,そういったところを中心にやっていかないと,やはり持続可能な社会というのが一番これからのすべてのことにおいての問題ですから,やっていただきたいなというのが1つ。
 それで今現状を見ますと,住んでいる所と商いをしている所が一緒の方はいいんですけれども,お店だけテナントで借りてよそから来る方,そういうのが今ほとんどになっています。そういった方々はやはり商店街の活動とかには余り積極的ではないなと。売り上げが悪ければ,親元の会社があって,そこを畳んでよそに行くという図式がありますので,どうしても商店街の活動には積極的にはならないというのが現状でございます。
 そういった方たちにどうやって問題意識を持っていただくかというところ,今いろいろ逸品コンテストとかもやっておりますけども,あそこに入っているお店の中でも今言ったようなスタイルのお店がございます。通ってきてお店を開けて,閉めてまた自宅に帰るというところもございます。そういった方々でも,しっかりこういうふうにやっているんですよと言えば,ちゃんと協力をしていただけるというのが,僕あれを見た中で感じたところでございますので,今後は,住んでいる所と商売をしている所が一緒だというのがもうなくなってくるのが現状だと思いますので,今言ったような方々たちにも対するようなものというのを投げかけていかないと厳しいんだろうなというところもございます。鈴木委員の言われたようなさまざまな法整備というのもあろうかと思いますけれども,やはり基本は個人の皆様に頑張っていただけるような,そういったような仕組みづくり,一番の足元のところをどうやって固めたらいいんだろうかというところであろうかと思います。


◎ 石川委員 私もさまざま視察させていただきまして,狛江市のさまざまな産業振興の課題がありました。各地に視察に行って,それぞれ行政の果たしている役割とか,その辺も見ました。
 どちらかというと,行政のほうで何とか狛江市にある商店をまとめて,連合体としてうまく機能し発展させていこうという方策,そういう方向にもなりがちですけれども,そのほかにも私自身,全国の活性化している商店街とか,そういうのを新聞とかで連載記事を拝見したり,商店街振興の雑誌を見てみたり,実際に視察に行ったときに,その地域の商店街の雰囲気を見たり,お話を聞いたりして感じたことは,やはり行政のほうで市内にあるものをまとめようとするということよりも,行政が市の内外に市というものをアピールしていくというんですか,そういう中で市内にある商店の方が独自に工夫をして,例えば狛江市で言えば,絵手紙のことをやっているのであれば,そういう発信が内外に知れ渡るところで商店の方がそれを利用しながら商売に結びつけていく,その中でまとまりを生んでいくというか,ブランドに関連づけた商品をつくっていくとか,そういう方向性も私は課題として必要なのかなと。それがうまく結びつくか,つかないかわかりませんけれども,市として,行政として市の内外に狛江市の名をアピールしていくという,そういう方策をつくっていくということも,この産業振興の発展の一翼を担えるのではないかな,このように課題として感じました。


◎ 田口委員 今の石川委員の意見と関連するんですが,先ほどの小川委員のお話にもありましたけども,やはり商店が頑張るというところが本当に,やはりこれはもうどんなに働きかけをしても,その個人の商店さんのほうが体力不足な今現状の中で,なかなか施策を打ち出していくのがすごく難しいと思います。それはもう本当現状を肌で感じましたし,さらに言えば,この1年間,景気ですとか原料高の影響等々でさらにさらに厳しくなっているなというのは肌で感じます。
 それから,じゃ福祉としてどうしていけばいいかなと考えたときに,私もこの1年間いろいろな調査ですとか,市の方々とのやりとりの中で,今一番必要なのは今の狛江市の商圏というか,そういったものの現状分析といいますか,いわゆる狛江市でのビジネスチャンスはこれだけの可能性があるんだよというふうなアピールができていないというか,それをまだまとめるような段階にない,まとめたこともかつてないというのが一番の問題じゃないかなと私は感じました。
 ちょっと一度,前市民部長とお話をしたことがあったんですけども,狛江市はこういう地域特性があって,さらに言えば,住民がこういったものを求めている,こういった商店を求めているといったような何かアンケートじゃないですけど,そういった市民を巻き込んだ形の調査を一度行って,その上で新規に狛江市に出店をしたいと思う方々の検討の一助としてもらうということができないかということを一度相談したんですが,そのときには今現状難しいなというふうに言われて終わってしまったんで,ちょっとこれ1つ,どこかで負のサイクルみたいなものを断ち切らなければいけないので,1つ市としてできることとして,その情報提供というところをやっていったらどうかなと思います。
 それを言うのはなぜかというと,実はちょっと私かかわっている団体というか,いわゆるグループの方々が,市内の方ではなくて市外の方々が,狛江市の居心地のよさとか自然ですとか,あとは少しのんびりした雰囲気とか,そういったものを気に入って実際に住んで,そこで自分がやっているデザイン,デザイナーの方々なんですけども,そういったデザインを出店して,それを地域に根づかせた形で売りたいというようなお話を何件か伺っているんです。そういった方々が,なぜ狛江市に魅力を覚えるかという,そういうところから始まって,きちんとそういった方々とお話をしながら,狛江市の魅力といいますか,狛江市に出店をする―その方々も出店するチャンスを狙っていて,その情報提供を待っているんです。ですので,そういった方々との―外から狛江市に入ってきたいと思う新しい,例えば具体的に言ってしまうと30代,40代ぐらいの,今まではいろいろなデザイナー事務所等々で家具ですとか小物ですとか,そういったデザインをしていた方が自分で独立したいと思ったときにいきなり表参道とかではできないわけですよ。そういった方々が狛江市という場所を気に入って,ここでやりたいと思っている方が実はたくさんいらっしゃって,そういった方々がソーホー的に始められるような場所,そういった場所を確保するのはすごく難しいので,それは今現段階では望めませんけれども,狛江市の基礎情報,基礎データみたいなものをきちんと市のほうで提供すれば,必ずビジネスチャンスにつながると思うんです。そういった新しい息吹みたいなものを殺さない形でやっていけたらどうかなと思いました。
 ちょっとごめんなさい,とりとめのないような意見で申しわけありません。


◎ 浅野委員 今まで私は現状視察を個人的にはしていたのかもしれませんが,制度としてしたことは今回ありませんが。
 まず頑張っていただくということで,僕が過去経営コンサルタントになったときに,その頑張り方をずっと教えていたんです,どうやって頑張るかと。頑張れ,頑張れじゃ何もできないということで。じゃどうやって頑張るかということで,まず知恵を出すという訓練をするわけです。知恵の出し方。これは創造性開発という技法が日本に約120ぐらいあります。私も1つ春夏秋冬法というのをつくっているんですが,問題解決の仕方。
 問題解決するためには,まず現状の問題を問題として把握できているかどうか。要するに今自分の店が,また仕事がどういう状況なのかということでまず100出しなさいと言います。今現状の問題を100出しなさいと,非常に大変なことです。10,20までは何とか出せるんですけど,30,40,50ぐらいになると汗が出てきますね。もっと60,70,80,90,大体僕らの経験では90を超えたところでぱっと何か光るものが出てきますね。やはり考えて考えて考え抜くというトレーニングがされていなくて頑張れといっても,なかなか僕らの成功事例ないです。確かに100出させて,売り上げが倍以上,280万円が750万円になった店舗もあります。しかし,本当に知恵を出したということなんです。体を使うことも大事です。知恵を出すというトレーニングが必要であるということでございます。
 まず商店会の何か集まりがある,会合の集まりがある。そういったところで30分でも1時間でも,その知恵の出し方,発想法,創造性開発技法というのがありますので。特に120あっても,私の経験ではブレーンストーミングとNMT法とポジショニング,この3つをちゃんとしっかり理解して,それを何回も何回もトレーニングしていけば,もう次々にアイデアが出てくるというのが本来の流れですが,まず固定観念,先入観をなくすこと。もうそれは無理だよ,できないよ,今までやったよ,10年早いよとか,そういう先入観があると進まないんです。したがってブレーンストーミング,これなんかもう日本じゅう広めてもいいぐらいの世界的有名な技法なんですけど,「オズボーン」という人がつくったんですけど。
 まず,意見をたくさん出そうというときには批判をしてはいけない,それから質より量,便乗可,自由奔放,この4つのルールを守って出すと,話しているチーム同士の話が非常に楽しくなるんですよね。ああ,こういうこともある,こういうこともある,こういうことも言えるというようなことを全部100ぐらい書き出してみると,そこに大変光る,今まで考えたこともないようなヒントが次々に出てくる。これは実際体験してみないとわからないんです。私はもうずっとやってきたんで非常にわかるんです。
 ですから,まず頑張る頑張り方,考え方をしっかり定着させていくためには,狛江市じゅうに,日本じゅうでもいいんですけど,この日本で一番最初にこういうところに一生懸命取り組む,それをやってみれば必ずいい知恵が出てくると思います。


◎ 副委員長 今までいろいろな意見が出て,私は先ほど来から話の出ている,国と市と一体とした物の考え方と,それにのっとっていく施策と,それから市独自で何をすべきか,それから市独自で何をしなければ地元商工会の活性化にならないかというところに焦点を2つに絞っていかないと,連携の場合は市だけではどうにもならないんで,都とか国に働きかけていくことも必要だろうし,それとは別に,やはり自治体として地元の商工業の活性化・発展のためには何をしなければならないのかということでやはり絞って考えなければいけない。また何をすべきかということが必要だと思います。
 それからあと工業については,今まで商業ばかりで具体的には工業の議論がなされていない。どうしても商業が中心になっていってしまったために,この1年間ほとんどと言っていいぐらい工業はちょっと置かれちゃっている現状なんです。ですからこの工業については,あと残された数カ月ですが,これをどうするのか。やはり商工業,商工業というふうになっていますから,議題も商業・工業の現状の課題というふうになって,工業についてはとりあえずちょっと置くんだったら置く。ある程度一定に同じように出すんだったら,数カ月しかありませんけども,その数カ月の中で工業についての現状をどうなっているかということをまず私ども認識して,そしてそれをどうするのかという形もきちんと考えていかなければならない。まず工業をどうするかという議論をきちんとしなければいけないだろうというように思います。
 細かな問題に入っていきますと時間が足らなくなっちゃいますので,とりあえず方向性,基本的な考え方ということで一応述べさせていただきました。


◎ 委員長 暫時休憩いたします。

    午前 9時33分 休憩
    午前 9時55分 再開



◎ 委員長 再開いたします。
 お諮りいたします。
 本日の調査はこの程度にとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)
 御異議ありませんので,本日の調査はこの程度にとどめることに決しました。

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 次に,2,高齢者・障がい者福祉の充実及びその対策について中,障がい者の就労支援についての調査を進めます。
 これより調査に入ります。
 順次御発言願います。


◎ 鈴木(え)委員 障がい者の就労支援については,この間,市内のいろいろな作業所を視察しました。またすきっぷも視察してまいりました。それから港区のアイエスエフネットのいわゆる民間企業での取り組み,それを視察して,あと社協で始まっております障がい者就労支援センターも見てまいりまして,全体でとにかく障がい者の一般就労の道がかなり開かれてきているなという感じは実感としていたしました。同時に,作業所などを訪問していて,やはり一般就労に結びつく人もいれば,しかし,かなりの人がまだ今までの作業所の中でやはり生活していきたいという方も結構いらっしゃるということで,両面ちょっと考えていかなくちゃいけないかなというのを全体としては感じております。
 それで一つ一つの課題なんですけども,就労支援センターについては,先日もう社協の方からもお話ありましたように訓練の場の確保がまだということで,それをあいとぴあセンター内の夢(むー)とか,それからクリーンこまえとか,それを訓練の場として確保すると同時に,市役所の中でそういう場を確保できないか,あるいは民間の企業の中でそういう訓練の場が確保できないかということで,その辺が課題であるなということと,あと訓練だけじゃなくて就労ですね。実際に就労するということで,市役所業務の中でこれだったら障がい者の方に頼めそうな仕事だというものをできるだけ拡大してもらって,そういう場を確保していく。それから民間企業の中に新たな障がい者の就労の場を確保していく,そういう協力をしてくれる会社もふやしていくということが大きな課題になっているなと思いました。ですからその辺をこれからさらに進めることが大事かなと。
 それからあともう1つ,これまでの作業所の機能ですね。障害者自立支援法で作業所は変わらざるを得なくなっているんですが,位置づけとして法律で定められた。変わらなくちゃいけないんだけども,しかしその中でもこれまでの機能がちゃんと維持されて,一般就労までいかない方はここでちゃんと日常生活が保たれるというようなことをやっていくということがすごく大事かなと。両面やっていく必要があるなと感じています。そのためには,またいろいろ議論があるかもしれないけども,障がい者の就労の現場の状況を市のほうにはちゃんとつかんでもらって,必要な意見・要望は国や都にはっきり言っていってほしいなということで。
 ともかく現状の中で,その作業所の中で日常生活されている方がなるべく負担のないように,今までどおり生活できるということと,それをベースにしながらさらにステップアップできる,一般就労に結びつけられる人は積極的にやっていくと,その両面での対応が必要と感じました。


◎ 石川委員 障がい者の就労支援の視察を,今,鈴木委員のお話もありましたけど,スキップとか民間企業とか視察させていただいて,本当に情報というのが一番大事なのかなというふうに感じました。
 特に,当然訓練のノウハウも大事なんですけれども,すきっぷとか,また民間企業のアイエスエフネット等でさまざま質問をさせていただいたときに,このようになるように想像していたのかと,こういう質問に対しては,それがやはり担当者の方からは想像していた以上にとか,そういうお答えが結構多かったような気がしました。それは想定していなかったんですけれども,実際にやってみたら,皆さんが力を合わせて補い合いとか,そういうのはノウハウも当然大事ですけれども,具体的な事例というのが非常に大事になってくるのかな。その具体的な事例がやはり情報になり,ノウハウになっていくのではないかなというふうに感じました。
 そういう意味では,具体的な事例をつくっていくためにも,やはりかなり積極的というか,挑戦的な取り組みをしていかないと,これまでのノウハウに縛られただけではなかなか具体的な事例はつくれないのではないかと。この具体的な事例が新たな情報になり,新たなノウハウになっていくのではないかなというふうに感じましたので,やはり挑戦的な取り組み,これが一番大事ではないかなというふうに感じました。


◎ 小川委員 せんだってのあいとぴあセンターへ行ったときもそうなんですけど,それ以前のすきっぷとかアイエスエフネットとか行って見ると非常に脆弱なものがあるなと感じるんですけれども,でも,多分狛江市の現状はこれがもう目いっぱいだろうなというようなところも感じました。ですから,今の就労支援の支援センターの問題なんかもどうこうしろというのはやはり時間がかかることなんで,この現状において対応していかなきゃいけないんだろうなというところを感じたところです。
 やはり就労支援ですから,その受け皿の問題。前も申し上げましたけども,やはり民間の経営者の方々の経営理念というのが僕はすべてだと思っています。その方々がどうやってそういう方々を雇っていって利益を上げていくかということ,そのしっかりとした経営理念のない会社にお預けしても,恐らく長続きはしないんだろうなと。じゃ,いかにそういった会社を狛江市に呼んでくるというのは,市が呼んできちゃいけないんですけれども,来ていただくかといいますか,そういったようなものを,あるコーヒーの会社もそうですけれども,そういったところに来ていただけるような,そういったものが一番の問題だと思います。
 恐らく,せんだって視察のときに正木副委員長も言われていたかと思うんですけれども,中で人もお金も回っているのが現状ですから,これをいかに外に回していくか。それにはやはり民間の会社の,そういった理解のある会社を呼んでくるかと,これが恐らく一番の問題だと思います。そうすれば,さまざまな就労支援の教育,その他のこともそっちで―やはりすべての世の中は習うよりなれろですから,現場での対応というのがすべてだと思いますので,何とかなっていくんだろうなというか,就職すれば,恐らくうまく回っていくんだろうなという思いは港区の会社へ行ってもう十分わかりますので,そっちのほうの会社を探すといいますか,来ていただくといいますか,そういったところにも十分PRをしていかなければいけないと思うところでございます。


◎ 田口委員 成功例としてのすきっぷや優良な企業のものを見てきた後で,狛江市の就労支援センターを拝見していろいろなお話を聞くと,狛江市の現状はこんな状況かという少々落胆を覚えたわけですけれども。
 ただ,狛江市の就労支援センターが新しく始まって,またそれ以前からの継続事業ですから以前から担当されている方の熱意ですとか,本当に少ない人材と少ないネットワークの中でこれだけ努力してきたというふうなお話を伺って,そこはすごく,これをさらに狛江市型という形で広げていけば可能性はあるなというふうなことを実感したのが,これまでの視察の所感です。
 これからなんですけども,1つまずできることとしてやらなきゃいけないと思ったのは,市内の障がい者団体ですとか福祉作業所等々,そういったところと,今できつつある市内の情報交換の連絡会が確立しつつある,またその回数等々もだんだんふえていっているというふうなことを聞きましたけども,狛江市でのネットワークの構築というものをさらに強めていくこと,これはまさに必要だと思いました。というのも,今狛江市の現状として市役所が何を考えているかを社会福祉協議会も知らないし,実際に福祉作業所の方々がどういうふうな問題を抱えているかも,お互いちゃんと共有できていないというのが本当現状だと思うので,このあたりをきちんとネットワーク会議を単に会うだけじゃなくて,きちんとした情報交換の場にしていくというのがまず本当に必要なことで,それはやっていっていただきたいなというのが1つです。
 あと,今のとかかわるんですけど,市役所での就労支援みたいなことがちゃんと方向性できているんですかということが,お互い共有できていない状況が,そういったやりとりが見受けられまして,これじゃいけないなと。市のほうもやはり狛江市の中できちんと,例えば障がい者の方が今市内で訓練できる所というと,夢(むー)とか,先ほどクリーンこまえという所だけだと思うんですが,それだけでは逆に今いわゆる世の中にある職種には対応できていないと思うんです。例えば今言われているITを活用した就労支援ですとか,そういったところを現場で生で体験できる所というのが,本当に市内ではあとは企業にお願いするか,自前でできるとしたらやはり市役所というところだと思うんです。なので,市役所での就労の方向性というのをまず早く決めて,きちんと就労の道筋をつけてあげて,その上でいろいろな計画等々を立てないと,正直この事業,こういったことにかかわっている方々の気持ちを考えると,市役所が汗かかないで何を言うという,そういった感情を私だったら受けるので,そういったところを早く方向性を決めていただきたいと思いました。


◎ 副委員長 福祉保健部関係の高齢者・障がい者福祉の充実及びその対策についての障がい者の就労支援にずっと取り組んできたんだけど,これも商業と同じように提言なり報告書をまず出していくのか,いかないのかということを決めていただいて,もし出していくというように決定をするならば,スケジュールが商業と同じようなスケジュールになるので,その辺のところについてやはりその作業にも入らないといけないし,まず委員会でどうするか方向性の確認を委員長にぜひしていただきたい。
 ただ,いろいろそれぞれの勉強で,極端に言えばそれぞれが感じ取って,委員がそれぞれの立場の中で行政なり地域にそれを問題提起していくんだという形で,提言書,報告書を出さないんだというんだったらそれはそれでいいし。まず出すか,出さないかによって今後のスケジュールが本当に違ってきますので,その辺のところについてまずどうするか委員会の意思をぜひ委員長に取り計らっていただいて,決めていただくということがまず先決じゃないかと思うので,よろしくお願いをしたいと思います。


◎ 委員長 暫時休憩いたします。

    午前10時08分 休憩
    午前10時23分 再開



◎ 委員長 再開いたします。
 お諮りいたします。
 本日の調査はこの程度にとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」の声あり)


◎ 委員長 御異議ありませんので,本日の調査はこの程度にとどめることに決しました。

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◎ 委員長 以上で本日の社会常任委員会を閉会いたします。

    午前10時24分 閉会


   狛江市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
      社会常任委員会
      委員長  西 村 あつ子