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東京都 小平市

平成29年  3月 小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会 03月13日−01号




平成29年  3月 小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会 − 03月13日−01号










平成29年  3月 小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会



          小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会

               平成29年3月13日(月)

 



△日程第1 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について

 

                              午前9時00分開会



○佐藤[充]副委員長 ただいまから小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会を開会いたします。

 審査に入る前に報告いたします。

 佐野郁夫委員長から、委員長の辞任願が提出されました。

 この際、委員長辞任の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤[充]副委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 委員会条例第17条の規定に基づき、佐野郁夫委員の退場を求めます。

     〔佐野郁夫委員退場〕



○佐藤[充]副委員長 お諮りいたします。

 委員会条例第12条の規定により、佐野郁夫委員の委員長の辞任を許可することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤[充]副委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 佐野郁夫委員の入場を許可いたします。

     〔佐野郁夫委員入場〕



○佐藤[充]副委員長 次に、委員長が欠員となりましたので、委員長の互選を行います。

 手続についてお諮りいたします。

 互選の方法は指名推選とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤[充]副委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 それでは、どなたか、委員長の指名をお願いいたします。



○山岸委員 津本裕子委員を推薦いたします。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤[充]副委員長 お諮りいたします。

 ただいま山岸真知子委員が指名いたしました津本裕子委員を委員長とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○佐藤[充]副委員長 御異議ありませんので、津本裕子委員が委員長に互選されました。

 津本裕子委員、委員長席へ御着席の上、御挨拶をお願いします。



○津本委員長 御推薦いただき大変ありがとうございます。

 長い委員会になるかと思いますけれども、元気いっぱいに務めさせていただきます。皆様の御協力をよろしくお願いいたします。



○佐藤[充]副委員長 ありがとうございました。

 暫時休憩いたします。

                              午前9時03分休憩

                              午前9時03分再開



○津本委員長 再開いたします。

 お諮りいたします。

 座席につきましては、現在、御着席のとおりと決定することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○津本委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 続いてお諮りいたします。

 本日の審査につきましては、お手元に配付した日程のとおり進めることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○津本委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 審査に入ります。

 日程第1、議案第19号、小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 この議案については、提出者から資料の提出がありますが、配付することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○津本委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 配付を願います。

     〔資料配付〕



○津本委員長 理事者側の説明を求めます。

 



△〈理事者側の説明〉



○都市開発部長(津嶋陽彦) それでは、議案第19号、小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定についてにつきまして、御説明申し上げます。

 現行の都市計画マスタープランは、当面の事業目標年次を本年度としておりますことから、社会経済状況の変化や都市基盤の整備状況、権限移譲による関係法令の改正への対応等を図るため、平成26年度からおおむね3年をかけて改定作業を行ってまいりました。

 改定に当たりましては、有識者、公募市民等で構成する小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会や市議会における小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会、また市民アンケート調査やワークショップ、オープンハウス等の実施のほか、市民意見公募手続を行っております。

 また、市が定める都市計画マスタープランは、市の都市計画審議会の議を経て決定することが法令上の成立要件となっておりますことから、今回の改定内容につきましては、2月21日に開催いたしました都市計画審議会に諮問し、御承認をいただいたところでございます。

 なお、小平市においては、小平市市政に関する重要な計画等の議決に関する条例により、都市計画マスタープランのうち全体構想部分が議決対象となっておりますことから、ここで議会の議決を求めるものでございます。

 議決対象となります全体構想の構成といたしましては、まちの将来像、まちづくりの目標及び将来の都市構造の三つの項目により構成されております。

 概略につきましては以上でございますが、引き続き詳細につきまして、都市計画課長から御説明いたします。



○都市計画課長(奈良勝己) それでは、議案第19号、小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定についてにつきまして、御説明をいたします。

 まず、議案第19号関係資料につきましての御説明をいたします。

 関係資料(1)でございますが、小平市都市計画マスタープラン改定につきまして、これまでの取り組み等の内容を記載した資料でございます。続きまして、関係資料(2)でございますが、御審査をいただきます全体構想につきましての概要でございます。続きまして、関係資料(3)でございますが、第1部はじめにから御審査いただきます全体構想、議案までの第3部、第1章全体構想につきまして、本編から抜粋したものでございます。続きまして、関係資料(4)でございますが、本マスタープラン改定(素案)の全体構想に対します市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果についてでございます。最後に、関係資料(5)でございますが、本マスタープラン改定(素案)全体に対します市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果についてでございまして、反映いたしました御意見及び第1部はじめにから御審査いただきます第3部、第1章全体構想までの御意見をお示ししております。

 それでは、説明に移らせていただきます。

 小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会、議案第19号関係資料(1)をごらんください。

 改定の背景と目的でございますが、小平市都市計画マスタープランは、上位計画でございます小平市第三次長期総合計画との整合を図るため、平成19年3月に改定され、当面の目標年次を平成28年度までとしていました。

 この間、少子化・超高齢社会の進展、市内外の都市基盤の整備、国、東京都、市の計画策定や見直し、地域主権改革による権限移譲等のさまざまな変化があり、また、小平市民等提案型まちづくり条例の施行により、市民主体のまちづくりを進める仕組みも整いました。このことから、市を取り巻く社会経済状況の変化やまちづくりにかかわる事業の進捗に対応し、関係法令、計画等との整合を図るため、平成26年度から約3カ年をかけて、本計画の見直しを行いました。

 これまでの改定の主な取り組みでございますが、計画策定の体制といたしましては、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会を12回、小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会を8回、小平市都市計画マスタープラン関係課連絡会を10回開催しております。

 市民参加の主な取り組みといたしましては、市民アンケート調査を平成26年度、平成27年度に実施。ワークショップ、まちづくりカフェを全12回。参加者、延べ約220人。オープンハウス形式の説明会、まちづくりサロンを計14回。参加者、延べ約350人。その他、中間まとめに対する意見募集を行ってまいりました。

 また、市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施の際には、駅前でチラシを配布するなど周知に努めてまいりました。

 続きまして、市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果についてでございますが、議案第19号関係資料(5)をごらんください。

 本マスタープラン改定(素案)の全体に対するパブリックコメントの実施結果でございます。

 実施期間でございますが、昨年12月15日木曜日から本年1月13日金曜日まで行いました。

 応募者数でございますが、52人で、男性33人、女性18人、団体代表1人でございました。

 年齢層でございますが、10代がゼロ人、20代2人、30代2人、40代10人、50代5人、60代11人、70代9人、80代2人、90代1人でございました。

 意見等の内容別件数でございますが、総件数は152件でございました。

 内訳でございますが、第1部はじめに、第1章小平市都市計画マスタープランとはにおきまして5件。第2章小平市のまちの現況におきまして3件。第2部まちづくりを取り巻く状況と見直しの視点の第1章小平市のまちづくりの経緯におきまして2件。第2章小平市のまちづくりを取り巻く状況におきまして1件、第3章マスタープランの見直しの視点におきまして7件。第3部全体構想と実現に向けた取組の第1章全体構想におきまして9件。第2章まちづくりの目標に基づく戦略におきまして12件。第3章まちづくりの方針(部門別)におきまして40件。第4部地域別構想におきまして35件。第5部都市計画マスタープランの推進におきまして15件。その他といたしまして23件でございました。

 意見に対する対応状況でございますが、反映するが10件、反映しないが15件、反映済みが41件、参考意見が86件でございました。

 反映する10件につきまして、御説明いたします。2ページをごらんください。

 反映するの10件を抽出いたしまして、各項目の下段に新旧対照表を記載し、右の欄に該当するページを載せております。

 それでは御意見とその検討結果の概要を申し上げます。

 第1部はじめにの第2章小平市のまちの現況の1番、本計画の4ページの1位置と地形につきまして、市域の東西10キロ、南北4キロは9.2キロ、4.2キロと下一桁くらいでよいのではとの御意見に対しまして、検討結果として反映いたしました。下段に修正前と修正後の内容を載せております。

 次に、第2部まちづくりを取り巻く状況と見直しの視点の第3章マスタープランの見直しの視点におきましての2番、平成27年4月に都市農業振興基本法が制定されたので、どのように都市農業を発展させるか具体的に述べてほしいとの御意見に対しまして、検討結果として、具体的な今後の都市農業の方針は、個別計画に委ねられるものと考えておりますが、都市農業振興基本法の制定を踏まえることにつきましては、記載を追加いたしますとして、一部反映するといたしました。

 修正内容といたしましては、14ページの(3)地球環境や自然環境に対する問題に対応したまちづくりの必要性の高まりの項目の最後尾に、また、平成27年4月の都市農業振興基本法の制定により、国において農業振興基本計画が策定され、都市農地は貴重な緑地として明確に位置づけられるなど、農地の保全に向けては、都市計画の視点からも検討が必要となっています、を追記いたしました。

 また、49ページ、水と緑のまちづくりの方針の(3)空間としての農地の保全を図りますの項目の最後尾に、なお、今後の都市農地については、都市農業振興基本法の制定による国や東京都の動向を踏まえながら、市の農業振興施策と連携して、農地の維持に向けた方策を検討していきます、と追記いたしました。

 続きまして3番、「みどり」の中に農地を含むことを明確にしてほしいとの御意見に対しまして、本マスタープランの巻末等に掲載を予定しております用語集で、「みどり」の内容について解説を加えることで対応しますので、反映するといたしました。

 次に、第3部全体構想と実現に向けた取組の第1章全体構想におきましての4番、28ページのみどりの拠点につきまして、場所の追加と緑債を検討しますの文言を入れてほしいとの御意見でございますが、こちらにつきましては、全体構想の議案にかかわる部分として後ほど再度説明いたしますが、拠点につきましては、30ページの将来都市構造図の東大和市駅付近のみどりの拠点の範囲を広げました。

 また、緑債につきましては、将来都市構造に記載する事項ではございませんので、参考意見といたしまして、一部反映するといたしました。

 次に、第3章まちづくりの方針(部門別)におきましての5番でございますが、3番の御意見と同種の御意見でございまして、「みどり」の意味を明確にしたほうがよいとの御意見に対しまして、巻末等の用語集で「みどり」の解説を加えることで対応しますので、一部反映するといたしました。

 次に、第4部地域別構想の6番、70ページの(3)民間活力を活かした新たな拠点づくりにおいて、再開発についても幹線道路整備についても、周辺のみどりとの調和に配慮しつつとあるが、配慮という言葉が弱いので、調和を図りつつを提案しますとの御意見に対しまして、下段の新旧対照表のように、再開発、幹線道路につきまして、調和を図りつつに変更いたしまして、一部反映するといたしました。

 続きまして7番、71ページの(1)小平駅周辺地区の状況の一つ目の黒丸、駅周辺には比較的若い世代が居住している傾向があるものの、高度利用が図られていないなど駅前としての優位性を活かしきれていないため、若い世代が求める駅前における住宅ニーズを十分に満たしていない状況がありますは、根拠がないとの御意見に対しまして、本来示すべき趣旨と異なる内容に読み取れることから、一部記載を変更いたしまして、一部反映するといたしました。

 内容につきましては、駅利用者は、市内では比較的若い世代が多い傾向があるものの、都市機能の集積を図る余地がないなど、駅前としての優位性を活かしきれていないため、若い世代に魅力あるまちづくりが求められています、といたしました。

 続きまして8番、72ページの(2)小平駅周辺地区のまちづくりの方針の一つ目の黒丸、小平駅北口周辺の開発について、駅前にタワー型の共同住宅を建設することは、いつ、誰が決めたのですかとの御意見に対しまして、建物の形状につきましては、準備組合を中心に進められており、具体的な事業計画の内容は決まっておりませんので、一部表現を変更いたしますとして、一部反映するといたしました。

 内容につきましては、駅前の高度利用により住宅の共同化やオープンスペースの創出など土地の有効利用を進め、と修正いたしました。

 続きまして9番、8番と同種の御意見でございますが、再開発準備組合で検討されている市街地再開発事業案が市民に全く公開及び意見を求める過程がないまま、都市計画マスタープランに方針が決まったかのような記載がされることが問題という御意見に対しまして、再開発事業に関する具体的な事業計画案につきましては、現在準備組合において検討しているところですので、建物の形状などについては一部修正いたしますとして、一部反映といたしました。

 修正内容は、8番と同様でございます。

 次に、その他(全般に関わること等)の10番でございますが、「シビックゾーン」は一般的でなく使用しないでほしいとの御意見に対しまして、用語集におきまして「シビックゾーン」を解説することといたしまして、反映するといたしました。

 反映する以外の御意見につきましては、多岐にわたっておりますが、都市計画道路関係、再開発事業関係、緑関係が多くなっております。

 以上がパブリックコメントの実施結果でございます。

 続きまして、小平市都市計画マスタープラン改定(素案)の全体構想に対するパブリックコメントの実施結果について、御説明いたします。

 議案第19号関係資料(4)をごらんください。

 1月13日の小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会では、意見応募者数4人、内容別対象件数6件でございましたが、最終的に、意見応募者数は7人で、男性4人、女性2人、団体代表1人、意見等の内容別件数の対象件数は9件でございました。

 内訳といたしまして、1まちの将来像で1件、2まちづくりの目標で2件、3将来の都市構造で6件でございました。

 意見に対する対応状況では、反映する1件、反映しない5件、反映済み1件、参考意見2件でございました。

 意見等への対応の内容でございますが、反映する及び反映しないにつきまして、御説明いたします。

 まず対応状況の反映するもの1件でございますが、先ほどの説明と同様になりますが、4ページ、3の将来の都市構造の3−3をごらんください。

 御意見として、28ページみどりの拠点に以下を追加する。中島町にあるこもれびの湯の北側にある樹林地、上水新町1丁目、鈴木町1丁目、小川町1丁目、上水新町1丁目の雑木林特別緑地保全地区、小平霊園。最後に、市内の緑を確保するために緑債を検討します、を追加するでございました。

 検討結果でございますが、将来の都市構造においては、市の骨格となるまとまった緑を拠点として位置づけておりますので、特別緑地保全地区は含めておりません。

 中島町の樹林地につきましては、じょうすいこばし付近の一部と考えておりますので、将来都市構造図の中でお示しするよう変更いたします。

 なお、都立小平霊園につきましては、既にみどりの拠点に位置づけております。

 また、緑債に関する文言につきましては、将来の都市構造に記載する事項ではございませんので、参考意見とさせていただきますとし、一部反映するとさせていただきました。

 続きまして、対応状況が反映しないでございますが、5件でございました。

 2ページに戻っていただきまして、1件目が、1まちの将来像の1−1、御意見として、みどりつながる生活空間、快適都市こだいらとなっていますが、小平市はプチ田舎と商標登録したと聞いています。整合性がとれていないと思います。小平市は都市と言わないほうがみんなの感覚に合っていると思います。アドバイザーの思いつきに振り回されないでほしいと思います。みどりつながる快適空間、プチ田舎こだいらではないですかでございました。

 検討結果として、プチ田舎につきましては、小平市観光まちづくり振興プランにおけるキャッチフレーズでございますが、小平市が都市であることを否定するものではないと考えております。なお、本マスタープランにおきましても、小平市観光まちづくり振興プランの基本的な理念は踏まえて策定しております。

 また、まちの将来像につきましては、素案では、みどりつながる快適生活都市、こだいらとなっており、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会において、十分な議論を経て本マスタープランにおける将来像としているものですとして、反映しないといたしました。

 2件目が、2まちづくりの目標の2−1、御意見として、第3部、2まちづくりの目標2みどりを感じられるまちをつくるの中にある文章で、そのため、今後もまちの誇りである小平のみどりを活かしながら、新たなみどりの創出も図り、みどりを感じられるまちづくりを進めます、とあるが、小平のみどりを活かしながらでは、表現が弱いです。小平のみどりを守りながらとしてください。大きな樹林地を破壊して道路の環境施設帯の街路樹をつくる行為も、小平のみどりを活かしながら、新たなみどりの創出だと言えてしまいますが、多くの住民が望んでいないことです。まずは、既存の小平のみどりを守る姿勢を見せてくださいませんかでございました。

 検討結果でございますが、みどりを活かすという表現には、みどりを守るという意味も含めた上で、積極的に活用していくことを示したものです。今後も、既存の緑を維持・保全しながら、新たな緑の創出も図っていきますので、反映しないといたしました。

 3件目が3ページの2−2、御意見として、まちづくりの目標と戦略の目標の1は、市民のちからを活かせるまちをつくるを最初に持ってくるべきだと思います。これを冒頭に持ってくれば小平市の独自性が出ると思います。実際、もう市民が覚醒する時代がすぐそこまで来ています。既成政治に嫌気が差している市民が、目覚めるときが来ているのです。

 検討結果といたしましては、今後のまちづくりにおいては、参加と協働のまちづくりが重要であると考えていることから、まちづくりの目標の一つを市民のちからを活かせるまちをつくるとしたところです。順番を変えることで優先度や重要度が変わるものではないため、本マスタープランの構成を踏まえ、まちづくりの目標の1に変更することは考えておりませんので、反映しないといたしました。

 4件目が4ページ下段、3将来の都市構造の3−5、御意見としては、第3部第1章全体構想の3将来の都市構造(2)連携軸の2項目の後に、交通軸と水と緑のバランスとして、都市計画道路の整備にあたっては、特に都市計画道路と小平グリーンロードとの交差や隣接する箇所などについて、小平の水と緑の自然環境を守ることのできる整備のあり方を市民参加で検討する、の1項目を求めます。交通軸として具体的に都市計画道路の指定がある中で、水と緑の軸として小平の風景であるみどりを維持・保全し、みどりを活かすまちづくりを進めるためには、みどりと共存できる地域づくりが重要と考えるからです。市民による自然環境を守る具体的な活動の実績が多くあります。都市計画マスタープラン改定が、小平にとって大事な場所を次世代に負担を残さずに引き継いでいくための市民主体のまちづくりの指針となることを期待しますでございました。

 検討結果といたしましては、将来の都市構造は、拠点と軸によって市全体の将来の都市の骨格を示しており、その上で具体的な記載については地域別構想等で示しております。御要望の内容につきましては、東地域のまちづくりの方針の(2)質の高い幹線道路整備と適切な沿道まちづくり等に記載しており、また、全体構想においても、2まちづくりの目標や第3章まちづくりの方針(部門別)等でもお示ししております。

 なお、これらの推進には、市民参加による取り組みが不可欠であることから、最後の第5部都市計画マスタープランの推進の第1章に市民生活に身近な地区のまちづくりの推進を構成し、マスタープラン全体として、市民主体のまちづくりの指針となることを目的としておりますことから、対応につきましては、反映しないといたしました。

 5件目が、同じく将来の都市構造の3−6、御意見といたしまして、連携軸として二つ挙げられている交通軸と水と緑の軸が交差する場合は、両者が両立し得るよう十分に検討するという文言を加えてほしい。

 検討結果でございますが、将来の都市構造では、拠点と軸によって市全体の将来の都市の骨格を示しているため、御提案の文言を加えることは考えておりませんが、同様の内容につきましては、東地域のまちづくりの方針の(2)質の高い幹線道路整備と適切な沿道まちづくりに記載しておりますので、反映しないといたしました。

 以上が、全体構想に対するパブリックコメントの実施結果でございました。

 なお、対応状況が一部反映するの3−3につきましては、将来都市構造図の図面におきましての反映となりますので、図が除かれます議案、全体構想につきましては、変更はございません。

 続きまして、本日御審査いただきます議案につきまして、御説明いたします。

 本議案にかかわる全体構想の部分につきましては、1月13日の本委員会でお示ししておりますが、文章を精査しました以外は内容の変更はございませんでした。

 議案第19号関係資料(2)小平市都市計画マスタープラン全体構想(概要)をごらんください。

 1まちの将来像でございますが、都市計画マスタープラン改定に当たりまして、市民・事業者・市が共有する将来の小平市について、市民の暮らしを踏まえたまちの将来像を示します。

 まちの将来像といたしまして、みどりつながる快適生活都市、こだいらとし、将来像を補完する説明として、誰もが快適さを感じられるまち、小平らしさが受け継がれるまち、人と人とがつながるいきいきとしたまちとしております。

 続きまして、2まちづくりの目標でございますが、まちの将来像の実現に向けて、都市計画マスタープランの見直しの視点を踏まえまして、今後10年間で積極的に取り組むべき目標を五つ設定し、お示ししております。

 まちづくりの目標1顔をもったまちをつくるでは、市内の各鉄道駅周辺や市外の拠点の特徴や役割に応じてバランスよく機能を配置し、互いに分担、連携し、拠点間を結ぶ交通ネットワークを確保することで、利便性の高いまちづくりを進めます。

 まちづくりの目標2みどりを感じられるまちをつくるでは、今後もまちの誇りである小平のみどりを活かしながら、新たなみどりの創出も図り、みどりを感じられるまちづくりを進めます。

 まちづくりの目標3にぎわいを育むまちをつくるでは、多様な地域資源を活かして創出された人の活力や人と人とのつながりの中で、にぎわいを育むまちづくりを進めます。

 まちづくりの目標4ひとにやさしいまちをつくるでは、市の特性などを活かした、災害への対策、地球環境への配慮、健康まちづくりにつながる、誰もが安全・安心で、快適に暮らすことができる、ひとにやさしいまちづくりを進めます。

 まちづくりの目標5市民のちからを活かせるまちをつくるとして、地域の人々の主体的な活動によるつながりから得られる共感をちからにして、地域課題の解決に活かすことができるまちづくりを進めます。

 次ページに参りまして、3将来の都市構造でございますが、市の特徴でございます多くの鉄道駅や緑等の拠点とこれらの交流を支えるネットワークの強化を図ることで、これまでの鉄道駅を中心とした利便性の高い生活圏の形成を目指すという基本的な考え方は踏襲しつつ、市内外の拠点が役割や機能を互いに分担、連携し、市全体としての都市機能の向上を目指し、持続可能な都市の形成を図ります。

 拠点といたしましては、鉄道駅中心拠点、緑の拠点、文化・交流拠点、産業拠点を位置づけております。連携軸といたしましては、交通軸と水と緑の軸を位置づけております。

 今後の主な予定でございますが、本議案を市議会におきまして御承認いただけました場合には、4月19日以降に小平市都市計画マスタープランとして公表を予定しております。

 以上が、議案第19号、小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定についての説明でございます。

 長くなりましたが、御審査のほどよろしくお願いいたします。



○津本委員長 理事者側の説明は終わりました。

 



△〈質疑〉



○津本委員長 質疑に入ります。



○橋本委員 (1)今回の都市計画マスタープランの全体を通した内容について、今、目次を見ているんですけれども、都市計画マスタープランとはという出だしで始まっているわけですね。現行の都市計画マスタープランは2007年、つまり10年前にできているわけですが、これを見ると、全体構想の中に都市計画マスタープランとはとか、改定の背景と目的とか書いてあるんですが、その辺はどうして現行を踏襲しないで、こういうつくりにしたのかということをお伺いします。

 (2)今回審査対象になっている議案の範囲は、現行の都市計画マスタープランでいうとどこの部分になるのかということを確認させてください。

 なぜこういう質問をするかというと、要するに小平市の町をどういう町に変えていきたいのか、その変える理由は何なのかということについて、現行の都市計画マスタープランでは全体構想の冒頭にそういうことが書いてあるんですよ。今回の都市計画マスタープラン改定については、第1部はじめにの第1章の1というところに改定の背景と目的ということで、社会経済状況は大きく変わっているということが簡単に4行程度書いてありますけれども、つまり全体として、これからの日本の社会とか小平市を取り巻く状況はどういうふうに変わっていくから、どういう改定が必要なんだということがわかるようなつくりにこれはなっていないとすごく思っているんです。ですから、その辺について、皆さんはどう考えているのかということをまず伺いたいと思います。

 (3)もう少し細かい話にはなりますが、先ほど全体構想のそれぞれの項目について説明をしていただいたんですが、例えば緑の関係が書いてありますよね。まず現状認識を踏まえた上でどう変えていく、どういうふうに維持していくかということが議案のまちづくりの目標2に書いてあるわけですが、私は一番大きいと思うのは、小平市は1年間に東京ドーム1個分の緑がなくなっているという現実があるわけじゃないですか。しかも、この13年間で中央公園10個分の緑がなくなっているということが言われているわけですよね。だから、そういう危機意識の中で、緑をどう守っていくのかという文言が全くないというのは、これはなぜですか。何でそういうことを書かないのか伺います。

 (4)同じくまちづくりの目標3のにぎわいを育むまちをつくるというところで、ここに企業の名前がずらっと書いてあるけれども、にぎわいというのはどこでつくっていくのか、誰がつくっていくのかという視点が必要なんですよ。私は商店街が、これだけ空き店舗がふえて商店街に勢いがなくなってきていて、商店街を活性化させるということが一つの大きな軸だと思っているんですが、そういう文言が全くない。だから、にぎわいを取り戻すために何をやりたいのかということが書かれていないんですが、そのことについてはどういうふうに考えますか。

 (5)もっと大きな意味でいえば、今回の都市計画マスタープラン改定の一番冒頭部分、改定の背景と目的ということで人口が減っていくとか云々と書いてあるんだけれども、そういう社会状況が変化することに対して、都市計画マスタープランの中でどう対応していくのかという文言がわからないんですよ。だって、人口は5万人も減る、個人市民税も120億円から60億円に減っていく。町が小さくなっていく、小さくなること自体は決して悪いことではなく、チャンスだと私は思っていますけれども、そういう中でどういうまちづくりをするのかということを全体構想の中には書くべきだと。それが全然反映されていないと私は思うんですが、そういう社会状況を考慮した全体構想の中で、どういうふうに反映されているのかというのを伺います。

 (6)将来の都市構造の中で、拠点とか鉄道駅、町のにぎわいもそうなんですが、駅を中心にして駅前をにぎわうようにすれば、まち全体がにぎわうのかということについて、私はすごく疑問を持っているんですよね。もうそういう時代じゃないと実は思っているわけです。もっと地域の中に小さな商店がいっぱいあるんだから、そういうのを生かすまちづくりについて全然考えていないようですが、どう思っているのか伺います。

 (7)交通ネットワークについては、私はもうそんな大きな道路をこれ以上つくるような交通ネットワークなんか必要ないと、生活道路の整備のほうが重要だと、そういう時代に入ったと思っているんですが、本マスタープランではそういう人口が減っていくという状況の中で、都市計画道路についての見直しは一切しないと。これは従来どおり進めていくという立場に立っているわけですが、人口が5万人も減っていく、そういう状況の中で、50年前につくった都市計画道路の計画に基づきそのままつくっていくということがいいのかどうか。必要ない道路計画はあるのかないのかということを、市民参加で検討するぐらいのことをしたらいいと思うんです。だから、この都市計画マスタープラン全体を貫く理念とか構想というのは、現行の都市計画マスタープランと何も変わっていないんですよ。これだけ社会状況が変わっているのに、現行の都市計画マスタープランと今回の都市計画マスタープラン改定の基本的な理念が変わっていないというのは、私は非常に問題だと思っているんですが、そのことについてはどんなふうに考えているのか。

 (8)都市基盤の整備ということを盛んに市長は言うわけですよね。小池都知事との意見交換会のときにも都市基盤整備がおくれているんだと、小平市は小川駅と小平駅に100メートルのマンションをつくるんだとか道路計画をどんどん進めてほしいんだと言っているんですが、皆さんが考えている都市基盤整備というのは、そもそも何なのか。これを伺います。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、こちらにつきましては、当初の段階から本委員会の中でも御議論をいただきまして、最終的にこういう形でということで御承認をいただく中でお出ししてきたというところでございます。

 (2)について、現行の都市計画マスタープランは、18ページにございますまちづくりの理念、将来の都市像とまちづくりの目標というところと、20ページの2−5の将来の都市構造、こちらの部分を全体構想という形で捉えております。

 (3)について、今回の全体構想の中に緑を守ることにかかわる部分がなぜないのかというところでございますが、まちづくりの目標の2のところでみどりを感じられるまちをつくるという……

     〔「ないという質問をしたわけじゃないですよ」と呼ぶ者あり〕



○津本委員長 最初の3問ぐらいは、私も質問がわかりにくかったと思いますので、後でもう一度質問していただくということで、次のにぎわいのところから答弁してもらうのでいいですか。

 暫時休憩いたします。

                              午前9時49分休憩

                              午前9時50分再開



○津本委員長 再開いたします。



○都市開発部長(津嶋陽彦) (4)について、まず一つは、まちづくりの目標の1の顔をもったまちをつくる、こちらのほうで駅を中心とした、そこに商業機能をしっかり集中させていこうということがあります。あとは、議案外ということになってしまいますけれども、まちづくりの方針の部門別のところにおきましては、商業地というところで地域特性に応じた日常生活圏の形成を図るという記載もさせていただいております。また、新たなにぎわいの拠点ということでは、駅前の再開発によりまして、これは多くの方から駅ビルを建ててほしいという声もいただいておりますので、商業施設等を整備していくということにも、しっかり取り組んでいくということが都市計画マスタープランの中では示されているところでございます。



○都市計画課長(奈良勝己) (5)について、全体構想以外のところになります。31ページのまちづくりの目標1の顔をもったまちをつくるというところで、こちらで鉄道駅中心拠点ごとの特性を踏まえた都市機能の充実強化というのは、現行の都市計画マスタープランと変わりませんけれども、駅の考え方が各駅を連携するという考え方に変わってきております。そちらの部分で人口の減少に対応していくような形で、今後財政的にも余りいい形にはなってこないというところがございますので、各駅間を均等に開発していくのではなく、連携、分担としているところが都市構造として大きなところでございます。



○都市開発部長(津嶋陽彦) (6)について、駅中心拠点に対する疑問というようなことの御意見もあったように思っております。小平市の場合、鉄道駅が多いということは、他市と比べると市の特性であると思っておりますから、そこをうまく生かしていくと。駅だけではなくて、それをうまくつないでいくというようなことを都市計画マスタープランの中では今回描かせていただいているところでございます。

 (7)について、幹線道路の必要性そのものは、今回東京都のほうから第四次事業化計画が出ておりますが、これは多面的な視点をもとに必要性を検証しているというようなことがございます。人口減少ということでのお話ですが、実は現在の都市計画道路の計画は、昭和30年代に計画されましたが、その当時はどういう条件で決定したかというのを調べていくと、なかなか興味深いところがあります。計画が策定された昭和30年代では、20年後の昭和50年の人口等を推計しまして、それに合わせたような形で道路ネットワークを形成しようということでした。では、昭和50年はどういうような人口を想定していたかというと、小平市でいいますと、昭和30年は約3万人ぐらいだった人口を、20年後の昭和50年は6万4,110人ということで推計をしております。ですから、今後人口減少を迎えるわけですが、当時想定していた人口より減るということはまずないかと思っております。これは多摩地域全体でも同じ状況です。ただ、もちろん生活の状況も変わってきておりますし、今後全ての道路が必要かどうかは、現状の中で判定していくものだと思っております。

 人口減少がある中で最近よく言われているのが通信販売です。買い物に行けない方がインターネットを使って宅配業者に物を届けてもらったりということがあります。ですから、将来的には鉄道関係の通勤通学というのは多少減ることは想定されるところですが、では道路の需要としてどのようになっていくかというのは、これは見きわめる必要があると思っています。

 ですから、既に計画にある道路全部をつくろうということではないとは思いますが、それにつきましては今後、繰り返しになりますが、多面的なところから必要性を判定した上で、優先順位をつけてしっかりやるものはやっていく、あるいは先に延ばすものは先に延ばすという判定が必要になってくるのではないかと思っております。

 (8)について、なかなか特にこれだというのはないんですが、一応都市計画マスタープランの中で取り上げている大きいものとしては、都市構造にありますとおり、道路ネットワーク、あとは緑のネットワーク、緑の拠点といったものが大きな都市構造になってくるのではないかと考えております。



○橋本委員 この都市計画マスタープラン改定の全体について委員会として承認をしたということについては、全体構想についての承認云々というのはありますが、全体について承認するとかしないとかという立場ではこの委員会はありませんので、それは正確な発言ではないと思います。比較して云々という話はしたことはありませんが、私自身はこの全体を通してこれは問題だという立場ですので、おっしゃっていることは違うということだけは伝えておきます。

 (1)全体構想というのは、小平市のまちづくりの全体をどう考えるのかと、その全体にどういう課題が今あるのかということを明らかにしながら、その課題を解決するということと、さらにグレードアップした町をどうつくっていくのかということを述べなければいけないわけですが、それを五つの目標に集約をしたわけですよね。だから、例えば緑についてはお答えがなかったわけですが、現状に対する認識が全くこれには書かれていないというか、東京ドーム1個分ずつ毎年緑がなくなっているとか、農地も減っているとか、小平市みどりの基本計画2010では13年間で中央公園10個分の緑がなくなったという、加速度的に急速に緑が減っているという現状の中で、その緑をどう保全していくのかとか、全体構想ですから具体的に書くことはできないですけれども、現状を維持していくんだと。維持していく目標ですよね。10年前の現行の都市計画マスタープランの目標は、計画をつくったときのパーセンテージと同じパーセンテージを維持するという目標になっていて、それは維持できていないわけですが、そういうことがこの文章から全く読み取れないということですよね。

 (2)まちづくりの目標3のにぎわいについては、そういう大きな企業だけしか書かないというのは、どこににぎわいをつくっていくのかということです。それは商店街とかで顔の見える生き生きした小売商店があったりとか、そういう視点がこのまちづくりの目標3のにぎわいの中には全く書かれていないのは問題ではないですかと言ったわけです。にぎわいというのをどう考えているのかなと。

 もう一つは、駅前ににぎわいをつくるんだという発想。駅前が拠点であることには間違いないんだけれども、駅前ににぎわいをつくるということでいいのかというのが私の問題意識なわけですよ。27でしたか、28ぐらいのたくさんの商店会があるわけですよね。そういう商店会を生かしたまちづくりという発想がないというのはいかがなものか。だって、お年寄りが云々と先ほど言われたけれども、お年寄りはそんな遠くまで買い物に行けるわけではないですよ。だから、お年寄りが近くの商店で買い物ができるような仕組みというか、ネットワークをつくることのほうが、私はにぎわいを取り戻すと思っているものですから、その辺はどういうふうに考えているのか伺いたいと思います。

 (3)道路について、これも買い物をするのに通信販売での買い物がふえるからネットワークは必要だという議論については、全く私は賛成できません。通信販売に依存しないで、地域で買い物ができるようなネットワークをつくるというのがまちづくりの基本だと私は思いますよ。それは商店街ですよ。そういう発想がないということと、これから検討していくとか、人口の推定が昭和50年は6万人だったから、それは今5万人の人口が減っても14万人だからという発想自体、行政が考えてはいけないんですよ。市民参加のまちづくりと言っているんだから、市民も交えてどういう道路ネットワークをつくるのかという検討会をやればいいじゃないですか。そういう発想がないというのはいかがなものかということを言っているんです。これはいいです、意見が違うから。ただ、通信販売が発達するからという話はいかがなものかと私は思わざるを得ません。ですから、都市基盤整備というのも、従来どおり駅前を活性化させるとか、道路をどんどん整備していくかという発想の上に立って、小林市長はそういうふうに小池都知事には言ったわけですが、それでいいのかと。全体を貫いてこの微増の合計特殊出生率1.8なんていう目標値も実現できないわけだから。人口ビジョンをつくったりとか、2060年までに1億人をキープするとか、国を挙げてそういう状況になっているときに、これだけ大きく町が変化していくというときに、そのことをちゃんと踏まえた全体構想になっているというふうに私は思えないと。どこで見たかわかりませんが、基本的には現行の都市計画マスタープランと変わりませんという文言がどこかにありましたよね。そういう発想なんだろうなと思っているものですから、それでいいのかと思っているわけです。

 質問と意見が混じってしまって申しわけない。このまちづくりの目標の2と3についてはお答えをいただきたいと。あと、道路ネットワークについてもお答えをいただきたいと。検討するというのは一体誰が検討するんだと。それは皆さんが検討するということで、そういう検討の仕方でいいのかという。こんな大きな問題を、市民参加と言っているんだから市民参加で検討委員会にして、50年前につくった道路計画については、この道路は要らないよねと、この道路は必要だよねというような検討をして、提案をしていくというような発想はありませんか。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、現状を分析してというお話がございましたけれども、20ページのみどりの維持・保全というところで、現状を取り巻く状況ということで把握はしているところでございます。こちらにつきましては、市内で約173ヘクタールの農地が生産緑地として指定されていますが、高齢化や相続などに伴い、宅地などに転用されて年々減少傾向にありますというような形で記載しています。全体構想というのは、究極的にまとまった部分という形を今回の場合はとっておりますので、小平市のまちづくりを取り巻く状況と見直しの視点で、最終的にどうやっていくかというような構成になっておりますので、全体構想の中で緑を云々ということまでは載せていないところでございます。

 (2)について、確かに商店街を活性化するというお話はごもっともだと思いますが、こちらにつきましては都市計画マスタープランでございます。よって、商店街を活性化するためにどうするんだというようなことは、都市計画の基本的な方針でございますので、なかなかそこの商店街を云々というところまで書き込むのは難しいというところでございます。

 (3)について、都市計画道路につきましては広域的な部分がございますので、東京都全域につきまして考えていかなければいけないというところでございます。市民意見を取り入れる際も、どういった形で道路をつくるのかという場合と、そこを通すのかという場合、どこを通すのかという場合など、市民の意見をどう聞き入れるかというのは、場面場面によってかなり変わってくると思っております。東京都の都市計画道路につきましては、当然広域的な中で考えられているものでございますので、そのネットワークをつくるつくらないという部分につきましては、なかなか考えていくのは難しいと思っております。

 道路ネットワークにつきましては、今ですと自転車道等も配備されておりまして、非常にネットワークがよくなってきているという部分もございますので、車を走らせるためだけではなく、歩行者あるいは自転車、そういったものも考える中で道路ネットワークを考えていきたいと思っているところでございます。

 都市計画道路と小平グリーンロードが交差する部分につきましては、市としても小平グリーンロードは大事な財産でございますので、地域別構想のほうで、そういった部分につきましては市民の意見を聞きながら考えていきたいと書かれているところでございます。



○都市開発部長(津嶋陽彦) (3)について、通信販売というのは私が説明の中で使ったもので、改めて最近問題にもなっていたので、つい頭の中に出てきて使ってしまいました。私が言いたかったのは、要するに交通需要については、人口減少があれば交通需要が減るかというと、必ずしもリンクしていくかどうかというのは見きわめる必要があるということで、説明の引き合いに出させていただいたところでございます。市民参加というような御意見もいただいております。市民参加は当然やっていく必要があると思うんですが、市民参加の手法をどの場面でどういう形で使うかというのは、これはそれぞれの状況や、場面に応じて使う必要があると考えております。

 都市計画課長からも説明がありましたが、この道路が必要かどうかを市が決めるのか、市民参加で決めるのかというのは、これはある意味慎重であるべきだと思っています。これが市の中で完結する道路、あるいはそういう施設とか、要するに市民だけで責任を負えるようなものであれば、これは市民参加で決めるべきだと思いますが、広域道路ネットワークというのは、これは市で完結するものではございません。ですから、市が要る要らないということで判断するというのは、これは適切かどうかというと疑問が残ると思います。

 例えば、現在、今回改定の都市計画マスタープランに載っております都市計画道路3・3・3号線も、これは西東京市側から伸びてくる路線で、両市が優先整備路線に選定されております。小平市がうちは要りませんとかいうようなことを判断しても、西東京市からすると、あそこの交差点の渋滞を何とかしたいということで、西東京市としては推進したいと思っていることもあります。これは市が単独で決めるのではなくて、広域的なネットワークということで多面的な側面から検証されたものだと考えております。



○橋本委員 (1)まちづくりの目標2と目標3のことですが、例えば目標2は別に具体的なことを書けと言っているわけではないんですよ。現状はこうなっていて、それを維持する、もしくは復活させていくというような取り組みが必要だとかと、そういうことを書いたらいかがですかと。あそこの緑をどうするか、具体的に東京ドーム1個分減っているんだなんてことを書けと言っているわけではありません。そういう現状を認識した上で、小平市は緑豊かな町だと言われているけれども、現状は大変厳しい状況にある、だからそれをちゃんと維持発展させていくような取り組みをするんだみたいなことは書けるんじゃないですかと私は言っているわけです。

 (2)商店街については、これだけ大きな企業の名前、工場とか研究施設と。でも、小平市のにぎわいとか小平市の顔というのは一体何だろうかと考えたら、私は商店街が頑張ってきたということだと思うんですよ。そういう発想、認識がこれでは読み取れないという。だから、これから商店街はどんどん減っていっている現状があるわけだから、それをどうするのかというようなことを全体構想の中に書く必要があるんじゃないかというのが私の考えなわけです。

 道路についても、おっしゃるとおり、別に小平市でやめろとかということではなくて、要するにコンパクトシティというか、市長のコンパクトシティというのとは違いますけれども、高齢化社会というのは大きなエリアで移動するということよりは、小さなエリアの中で生活圏が成り立つようなまちづくりが私は必要だと思っていますから、これは大きな移動なんですよ。大きな移動というのは、そんなにたくさんの道路を50年前につくった計画どおりつくる必要があるのかというのが私の思いなわけです。だから、これは小平市をどういう町にしていくのかという大きな意味での議論の中で考えていかなければいけないことですから、単純にやめろということではなく、小金井市とか武蔵野市は小池都知事との意見交換会のときには、都市計画道路は見直しをしてほしいという提案をしているわけです。だから、提案をすることはできるわけですから、私は道路ネットワークについてもちゃんと市民参加で検討しながら、こういう必要なものはつくるし、これはどうなんだろうかというような意見交換をするようなことは必要なんじゃないかなと思っているということです。

 3点目については、答弁は要りません。1点目と2点目だけ、緑とにぎわいだけ回答してください。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、先ほど来、構成的な部分を申し上げてございますが、この都市計画マスタープランにつきましては、14ページから20ページまでで現状を押さえているところでございます。その中で、次の21ページにつきましては、それを踏まえた見直しの視点という形で6項目を挙げているところでございます。この見直しを含めまして目標を掲げているところでございますが、その目標につきましては、次の章で、まちづくりの目標に基づく戦略という形をとらせていただいております。緑につきましては、まちづくりの目標2に基づくものとして、戦略1農や歴史を感じることができる公園などの整備というところと、戦略2身近なみどりの空間をつなぐ水と緑のネットワークの充実という形で、今後どうしていくかを載せているところでございます。こういった構成になっておりますので、全体構想の中でこちらを書き込むということは、現在のところ考えていないというところでございます。

 (2)について、まちづくりの目標3の中でにぎわいを育むまちをつくるという形で申し上げているところでございます。それにつきましても戦略という形で、戦略2人のつながりや交流を育む場の整備ということで申し上げているところでございますが、商店街そのものについては地域別構想のほうで商店について云々という記載をさせていただいておりますので、この全体構想の中では特段載せていないというところでございます。



○橋本委員 まちづくりの目標2については、環境に恵まれています、一方で毎年東京ドーム1個分というか、緑が失われている現実もありますぐらいのコメントがあってもいいんじゃないかということです。

 まちづくりの目標3では、こういう特色がある、そして商店街がにぎわいをつくるために頑張ってさまざまな取り組みをやってきたというような文言があってもいいんじゃないかということです、簡単に言えば。これは、意見でいいです。



○平野委員 最初に関係資料(1)のところで改定の背景と目的と取り組みのことについて御説明がありました。今回の都市計画マスタープランの改定については、前回とはまた違ったやり方で、いろいろなアンケート調査、まちづくりカフェ、まちづくりサロンとかオープンハウスという形での取り組みは、とても積極的にやっていただいて、市民の意見を聞いていこうというところの中での姿勢はとてもよかったなと思って大変評価をしています。

 (1)この取り組みのところでの質問を一つ。小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会と、議決事件ということで議会での小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会がありました。さらに、関係課連絡会が10回ということだったんですけれども、この関係課連絡会の内容についてと、また、その中で出てきていた事柄で、この全体構想部分に反映したことがあればお示しいただければと思います。

 (2)これまでも私も生活者ネットワークとして意見は申し述べてきたんですけれども、先ほど橋本委員からも少しありましたけれども、道路が大事なこともわかるし、緑も大事なこととの市民の声もあります。どっちの方向に向かっていこうとしているのかをはっきりさせたいという意見があるということも、これも小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中でもおっしゃっていたことです。つまり交通軸と水と緑の軸というところで、両方ともの意見がクロスしなければならない場面が出てきたときに、どういうふうにしていくのかというところは、もうちょっとしっかりと明記をしていただきたいと申し述べてまいりました。

 今回、全体構想の議案の中でもう一度確認をしていきたいんですけれども、私たち生活者ネットワークは緑を優先させて、なるべく折り合いをつけていく方向に考えていってほしいと思っていますが、両者の意見があるというところでは、両方が一番よい形におさまるように十分整備のあり方を検討していくということで、そこの時点では市民参加、市民協働ということでやっていくんだよということの捉えでいいのかどうか、もう一度確認の意味を含めてお伺いをしておきます。

 これは全体構想ではないですけれども、市民参加によることについて、最後の第5部のところでは項目がつくられていて、市民と協働で考えながらやっていくという姿勢で取り組みをしてほしいなと思います。そのことが今の素案を見ていくと弱いように感じるんですけれども、そこのところについての御見解を伺えればと思います。

 (3)緑の維持と保全、活用についてというところで、小平市の緑とか農地がこの後どうなっていくのか、小平市としてまちづくりの中でどうするのかというところの意見は、全体構想のパブリックコメントのところでもありましたし、全体的にはたくさんの意見があったと思います。この都市計画マスタープランで扱うべき内容と、都市計画マスタープランを活用した今後の方策とはまた違うんですよねということをお聞きしたいと思います。というのは、パブリックコメントで参考意見と書いてあるものが、全体構想では2件で、ほかの全体を含めた状況としては86件と書いていただいていますが、こういった参考意見は今後の方策に生かしていくというか、それを参考にしてまちづくりを進めていくと私は捉えているんですけれども、それでいいかどうかお聞かせいただければと思います。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、関係課連絡会につきましては、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会が開催される前に各関係課を集めまして、その中でどういった形でやっていくかの話し合いをしているところでございます。したがいまして、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中でこういった形でと出された意見が実際に可能かどうかを確かめながらやっていくところがございます。それとアンケート調査、まちづくりカフェ、まちづくりサロン、そういった市民の御意見をお聞きして関係課連絡会の中に諮っていきながら、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中でもんでいくというような形で、前段として関係課連絡会を開催していくというところでございます。

 どういった点が反映されたかにつきましては、具体的にどこという部分かは、なかなかここで申し上げることは難しいのですが、全体を通して市としてやっていけるという調整をしてお出ししているということでございます。

 (2)について、先ほど委員からもお話がございましたが、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中でもそういったお話はございました。お示ししますと、緑の軸が交通の軸とクロスした場合の具体の話し合いの手法が書かれていないということが、市民意見で多いのではないか。ただ、この話し合いの手法につきましては、やり方なので、この計画に落とし込んでいくのは難しいだろうという御意見でございます。それと、個人は個人ごとの主張を持っていますので、役所の考えに相反する意見も来るので、どちらかの意見を通そうとするというのは、もう一方の意見が通せなくなってしまいまして、両方を実現するとは言えないと思いますと。精査して取り組んでいるということが書かれておりますので、いいのではないかというような御意見がありました。

 また、市民参加・協働型のまちづくりの場面を生かしていくような補足があるとよいということで、入れるとすれば、全体構想ではなくて、全体にかかわる第5部の中にもうちょっと書き込んだほうがいいのではないかという意見がありまして、最終的に第5部を少し追加、修正したほうがいいというようなことで、小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中では話がされてきたところでございます。

 その小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会の意向を踏まえまして、素案ですと最終ページの4協働のまちづくりの推進から、いきなり5都市計画マスタープランの見直しに飛んでしまっていますけれども、それを4協働のまちづくりの推進の前に、まちづくりに関する意識啓発に向けた取り組みの推進という項目を追加しました。素案のほうも協働のまちづくりの推進と書かれておりますが、こちらの項目につきまして内容を変更いたしまして、読み上げますと、本マスタープランの実現のために、まちづくりに関する情報提供や関心の高い市民、事業者の育成とともに、まちづくりのさまざまな場面において市民参加を促しつつ、市民意見を収集していくことで協働のまちづくりの推進につなげていきます、といたしました。

 (3)について、こういった形で都市計画マスタープランに書かせていただいておりますので、先ほど都市開発部長からもありましたが、場面場面によって市民意見が取り入れられるかどうかというのは異なりますけれども、それに沿った方向で考えているところでございます。

 (4)について、パブリックコメントにおきましての参考意見を今後どうしていくかというところでございますが、参考意見につきましては、かなり細かい内容であり、要は実際に取り組んでいくときの内容がほとんどでございまして、その関係もありまして都市計画マスタープランにはなかなか反映が難しいということで参考意見としているところでございます。確実に実施できるかどうかはわかりませんけれども、こういった意見を参考にしながら、実際に実施されるときは考えていきたいと考えているところでございます。



○平野委員 1点目の関係課連絡会のところはわかりました。

 2点目のところなんですけれども、道路の都市計画の問題、特に道路のことと緑を守りたいという意見について、両方の意見の実現は難しいという言い方を今していましたけれども、実現を両方することはもちろん難しいのかもしれないんですけれども、そこで両方の意見を出し合い、町をどうしていきたいか、どうやったら緑を守ることができるか、どうやったらよい道路をつくることができるのかという整備のあり方を、市民がその場で話し合いを持っていくことは、それはとても重要なことだと思っています。両方実現は難しいにしても、双方が違った意見を出し合いながら、そこで合意形成していくということがこのまちづくりに向けては、住民主体のまちづくりにつながっていくと考えているんですけれども、そのことについてもう一回お伺いしたいと思います。

 これまでも事例として東久留米市の都市計画マスタープランのお話を出させていただきましたけれども、東久留米市は湧水などの重要な自然環境があって、そこが都市計画道路にまたがるということなので、環境を守る整備のあり方が見つかるまで整備はやらないという姿勢で東久留米市は都市計画マスタープランをつくっています。

 先ほど橋本委員もおっしゃっていましたけれども、都市計画道路は約50年前に決定されたものですが、地方分権の中で、各自治体がまちづくりの具体的な方針を決めていくというところでは、地域からそういった都市計画道路のことについても意見を出し、また東京都に対して行政から、自治体から、小平市から言っていくこともとても重要なことなんだと思います。広域ネットワークということで先ほど都市開発部長からもお話しいただきましたけれども、小平市だけではなくて、隣の市や広域に係るところなので、小平市だけがやらないということは言えないというお話でした。もちろんそうだと思います。だからなおさら地域でのそういった住民主体の話し合いが重要であって、東久留米市のほうもそういったことでの市としての姿勢を都市計画マスタープランの中にあえて明記したということだと思うんです。このようにほかの自治体でもこういうところで整備のことを留保したり、また整備のあり方を検討するという文言を都市計画マスタープランの中に入れ込んでいるということについて、市としてはどういうふうに捉えて、どう考えていらっしゃるのか御意見を伺いたいと思います。それとあわせて、緑を守る、そして道路ネットワークのことも一緒に考えるということで、できるだけ整備のあり方を市民参加で検討していくということについての再度御見解を伺いたいと思います。

 市民と協働のところは、さっき文章には書いていないけれども、そういうふうに考えているという言葉としておっしゃっていただいたんですか。追加したという意味ですか。わかりました。

 最後の参考意見としてというところでは、これからの方策にそのことも含めて、反映は難しいこともあるかもしれないけれども、参考としていくということでよろしいですか、お伺いいたします。



○都市開発部長(津嶋陽彦) 道路と緑の軸が交差する場合の整備のあり方なんですが、例えば小平都市計画道路3・2・8号線のときもいろいろなお声がありまして、結果としては環境施設帯を多目に設けるということをやっております。あとは、それよりも前に先行して整備されました調布保谷線、こちらのほうも環境施設帯、歩道の部分をどうしようとか、緑をどう配置するかというのは、これはまさにその地域の方の声を聞いて決めていったと伺っております。

 ですから、整備手法として、どのようにつくるかという技術的な必要性、守らなければならない点はあると思うんですが、整備されるときにそこを実際に歩く人は、まさに小平市民であったりするわけですから、その辺に関してはいろいろ市民の声をしっかり受けとめて、東京都にも伝えていきたいと考えております。

 特に小平都市計画道路3・3・3号線に関していいますと、地域高規格道路ですから、恐らく環境影響評価のようなものも今後やっていくことになりますし、そういう事業の説明会も当然行われますから、まず一つはそういう法定的なものの中での市民の声を集めるというのが一つ。それ以外も必要に応じて、皆様の声については、都施行の事業であっても東京都にしっかり伝えていきたいと考えております。



○平野委員 もちろん技術的な話とか都市計画道路の整備推進の問題というのは、結局道路をつくるかつくらないかという話よりも、つくり方という部分と市民参加や市民への道路整備についての情報公開だったり、意見を行政からどう伝えるのかというところもすごく重要だと思います。その期間ももちろんある程度の期間を設定していただくということも、情報提供をいつ行うかという部分も大変重要だと思っていますので、これからどうやって市民参加と協働を進めていくのかという話になりますけれども、そのことを一つ再度御質問させていただきます。



○都市開発部長(津嶋陽彦) 市民参加は多分いろいろなやり方があると思っております。ですから、その場面に応じてより的確な市民参加の手法等を捉えながら、皆さんの声をしっかり受けとめて、東京都にも伝えていくということで考えております。



○津本委員長 暫時休憩いたします。

                             午前10時34分休憩

                             午前10時45分再開



○津本委員長 再開いたします。



○佐野委員 何点か質問させていただきたいと思います。

 今回は議案の審査ですので、議案の中身について、これで我々はいいかどうかということが中心なので、その点で一、二点まずは質問したいと思います。

 (1)議案の中のまちづくりの目標3に具体的な企業名があって、世界の最先端の技術を持った工場や研究施設ということですが、一方で、特色を持った大学という個々の名称の記載がないのは、ちぐはぐじゃないかなと。議案ですので、これだけの大企業がどうにかなるということはないと思いますけれども、これが少しでも変更があると、そのたびに議会で議案の変更をしていかなければいけないということが出てきますので、ここら辺はどうして議案の中に民間の企業名を入れ込んだのかなと、その辺の思いというか考え方を聞きたいと思います。

 (2)基本的には都市計画法に基づいた今回の都市計画マスタープランですので、都市計画審議会が開かれていると思いますけれども、どのような意見が出たのか、それを確認させていただきたいと思います。

 (3)先ほど橋本委員から出ましたけれども、市長が小池都知事に何回かプチ田舎という言葉を使ったということですけれども、小平市ではもうプチ田舎という言葉が、調査の中では観光のキャッチフレーズだと。私も観光のキャッチフレーズだろうなと思っていたんですが、どうやらひとり歩きも始めているようだし、パブリックコメントの意見にも入っているし、市長も盛んにこれを言っているので、このプチ田舎という概念は都市計画を考える上で非常に重要なキーワードになっているんですよ。都市農業振興基本法、これは画期的な法律なわけですよね。都市という概念と農地を、いわば農地法の概念を中に入れてしまったわけですよね。これから基本計画をつくっていくので、今この基本計画の進捗というのはどういう状況になっているんですかね。それによっては、ここに一言入れ込むことによって、大きく都市計画法で決めた都市計画マスタープランの視点が少し変わってくるんじゃないかと。

 何が言いたいかというと、緑と言っていたら、ここには都市計画法の概念の中の都市公園だとか、基本的にはそれしか位置づけていないわけですよね。ただ、緑はたくさんあるので、緑を感じられるまちづくりをということですが、極端に言ってしまえば、この議案のまちの将来像は、どこの町だって一緒のことで、非常に漠としており、何々を進めましょうとか、どういう町をつくりましょうとかいうのは、余り都市計画法とは関係ない、言ってみれば前段のさわりのようなことで、大きくは何も規定していないんですよ。でも、みどりの拠点のところとかにいくと、今は生産緑地ですけれども、当然農地は重要なポイントになってくるし、ここには産業の拠点なんて書いてあるけれども、農業は第1次産業ですよ。これ、大きな拠点になりますよね。そして、文化交流も、今市民農園だとか市民参加でいろいろ農地をやっていこうとかいうことになってくると、連携も緑のネットワークの中に農地を位置づけていくと大きな違いになってくるんですね。

 ただ、現行の都市計画法の中で決定された現行の小平市都市計画マスタープランの中には、生産緑地としか位置づけられていなくて、しかもそこは都市計画法における都市計画区域の中の市街化区域の中の用途地域の大体が第一種住居専用地域ですから、その法の位置づけの中では、この農地を位置づけること、将来的な基本整備方針をここできちんと書いていくことは不可能だと思うんです。そういうことで位置づけられていないと理解しているんです。

 何を聞きたいかというと、今都市農業振興基本計画がどういう状況なのか、都市計画課のほうでこの都市計画マスタープランをつくりながら、どの辺を見込んでいるか。今後10年間の計画の中に大きく関係はしてくるんですけれども、現段階で私は無理なんだろうなと思います。まだ決まっていないし、今後どうなるかはまだ不透明なので、今回の都市計画マスタープランの改正には反映できなかったということではないかと思うんですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、こちら株式会社ブリヂストン、ルネサスエレクトロニクス株式会社、株式会社日立国際電気という企業につきましては、どなたでも知っているような大企業でございます。世界的企業でございますので、こちらを載せていかないと、目標についての概念的なものがつかめていけないだろうという部分がありまして、相手方にも一応了承をもらいながら載せているところでございます。

 大学につきましては、市内にお住まいの方にはかなり認知度は高いと思っておりますので、さまざまな特色を持った多くの大学という形で載せております。それを一件一件この大学はこうだという形で載せていくのは、目標としてなかなか芳しくないだろうというところで、こういう形をとらせていただいたというところでございます。

 (2)について、1点目はまちづくりカフェやまちづくりサロンにおける意見の反映はありましたかというところでございます。それと2点目が、市民等提案型まちづくり条例が活用されていないということで、今後工夫が必要ではないかというところでございます。それと、今回の改定における議論の中で核となったものはありますかというところでございます。最後に、現行の都市計画マスタープランの目標と現在の状況との乖離はありますかというような質問でございました。

 (3)について、委員言われましたとおり、都市農業振興基本法が制定されまして、今後農地につきましては大きく変わるだろうというところでございます。今後、生産緑地がどうなっていくかというところはある程度見えてきたところでございますが、実際、まだ閣議決定でございますので、最終的にどうなるかという部分につきましては、まだわからないところでございます。そういったところを意識しながら、都市計画マスタープランの中では、ある程度都市農業振興基本法は意識しつつ、今後農業振興施策と連携を図りながら、適切に保全に向けてやっていきたいという形で、全体構想とは別のところでございますけれども、述べているところでございます。



○佐野委員 1点目の企業のことについては何となくわかりました。別に入れ込んでも、私も相手企業に了解を得ているということですので、よろしいかなと。ただ、ほかの企業でうちは何で入っていないんだというようなこと、その辺は多分ないんだろうけれども、そのときはまた改正しなければいけないのかなという気はしますが、例えばアメリカで株式会社ブリヂストンを知っているかといったら、大体知っていると思うんです。武蔵野美術大学を知っているかといえば、それは知らないかもしれませんし、その辺は一応わかりました。

 都市計画審議会での質疑についても、一応どういう内容が出たのかというのは確認できました。

 (1)3点目の都市農業振興基本法の基本計画、それから小平市でも農業振興基本計画でしたか、策定するような状況もあるので、それらとこの都市計画マスタープランの全体構想に乖離が起こってくるようなところがあれば、今後改正をしていく必要があるんじゃないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。

 (2)今の質疑で、橋本委員、平野委員もそうなんですけれども、どうもまちづくりという大きな視点での意見というのは、当然まちの将来像がここに書いてありますし、まちづくりの目標も書いてあるので、そういう意見やパブリックコメントが出るのは当然なんですよね。でも担当課としては、この位置づけに都市計画法における市町村の都市計画に関する基本方針を定めることなんですよね、この都市計画マスタープランというのは。ここに都市計画図がありますけれども、道路については東京都が10年間で優先的に整備する路線として決めていますので、東京都が位置づけた都道、そして市町村道を一緒にやっていきますから、それ以外に市は独自でこういうところを整備したい、10年間でやりたいよねというのは、書き込めるんじゃないかと思うんです。

 鷹の台駅のところに大きな都市計画決定をしている公園、区域がありますけれども、ああいうところを緑としてどうやって10年間で整備していくか。東京都の優先整備路線は道路しかやっていませんから載っていないですけれども、緑については、都市計画法で定めた都市計画緑地と都市計画公園、それから生産緑地をどこまで10年間で整備していくかというのを位置づけるのが、基本的にはこの都市計画マスタープランじゃないかと思うんです。

 あるいは駅前整備で近隣商業地域になっている、もしくは商業地域になっている、その用途地域の中で建蔽率と容積率が決まっているところでどうするか。あるいはそこに今区画整理事業でやるのか、組合事業でやるのか、だんだんそういう動きがありますし、ここは優先的に農地を残すために区画整理事業をやっていきたいとか、そういう10年間の計画をつくっていくのが本来の都市計画マスタープランじゃないかと思っています。その仕事をやっている都市計画課の意識と、我々のまちづくりへの意識のことでしょうと。もっと町全体の市民参加で手続とかそういうこともと思いますが、都市計画課は都市計画法に基づく手続しか頭にないんじゃないかと思うんです。

 でも、その乖離の中で、市長がプチ田舎と言っているところは、どう調整しているんですか。市長が出している議案なんだけれども、市長が言っていることとこの議案のまちの将来像とかまちづくりの目標は乖離があるような気がするんです。市長はもう都市計画マスタープランというのは都市計画法に基づいて都市計画の法律で位置づけられていること、決定されていることを追認して、さらに将来10年間はどこをどういうふうに整備していくかという考えです。基本的には考え方はこれでいいと思うんですけれども、そういう考え方で整備していくものだから、プチ田舎は関係ないねと考えているんですかね。その辺はどうなんですか。どうも私は乖離があるような気がしてしようがないんですけれども。



○都市計画課長(奈良勝己) (1)について、今後生産緑地の指定につきましては、国のほうでも議論が煮詰まってくると思われます。それを見つつどうしていくかというのが農業振興施策のほうである程度出てくるかと思います。その政策の方向性が現在の都市計画マスタープランと180度違うということであれば、それはもう改正せざるを得ないだろうとは思ってございますが、現在の段階ですと、国のほうでも生産緑地を守っていきたいというような方向性は出ておりますので、その方向性で都市計画マスタープランにおいても保全という形をとらせていただいていますので、現在のところは改定の必要はないだろうとは見込んでおりますが、先ほど言ったように全く真逆の方向性、もう都市では生産緑地等が必要ないんじゃないかというような方向性が出た場合には、それは変えていかなければならないと思っているところでございます。

 (2)について、プチ田舎は先ほどの市民のパブリックコメントのほうでも回答しておりますが、プチ田舎につきましてはあくまでも観光の関係でキャッチフレーズという形で述べさせていただいているところでございます。都市計画マスタープラン見直し検討委員会の中でも、どうしていくかという部分がかなり議論された中で、プチ田舎についての御議論もありましたけれども、プチ田舎につきましてはあくまでも観光的な目的で、現在の状況をあらわしているような形ではないというところで、都市計画マスタープランとしては、みどりつながる快適生活都市、こだいらがいいのではないかとなったところでございます。

 しかしながら、先ほどのプチ田舎という観光につきましての考え方、そういったものはエキスとしてところどころに都市計画マスタープランの中にも入っておりますので、そごはないと考えているところでございます。



○佐野委員 最後のプチ田舎の件ですけれども、プチ田舎は私は都市農業振興基本法と非常に密接な関係があって、都市の反対語は田舎なんですよ、もしくは地方なんですね。都市計画は都市計画法で都市計画区域を決定して、その中の市街化区域と市街化調整区域を決めて、そして市街化区域の中の用途地域を決めて、地域地区制度といって、まずは土地の利用を決めるわけです。でも、田舎の農地法がほとんどですし、自然公園法だとかそういう法律に都市計画公園はかかっていないわけじゃないですか。その概念を今回変えるのが都市農業振興基本法なんですよね。だから大きく変わっていくと思うんです。そこのところにちょうどプチ田舎というのが出てきているので、これはきちんとその状況を見ていかないと、この都市計画マスタープラン自体にそごが起こってくるというのは間違いなくあると思うんです。そこは私は市としてはきちんと注視して、今回の都市計画マスタープランでは市街化区域から市街化調整区域をつくろうとか、そういうような大胆な基本方針まで踏み込んでいないけれども、そういうことも本来であれば議論していく中で、あるいは地権者だとかそういう方たちと話し合いをしていく中で、10年後はこの地域はそういう用途を変えていこうよとか、そういう見通しを持ったものが都市計画マスタープランではないかと思うんです。

 現状は都市計画審議会がその都度そういう問題を審査してやっていきますから、先ほどからいろいろ話が出ているように、道路についてもまずは都市計画決定した都市計画道路ありきですけれども、現状はそうであり5年後は例えばここを整備しようというような話よりも、ここはもうなくていいよねというような話が都市計画審議会等で出てくる。でも、そこまで読み込んで今回10年間を計画していければ、もっと中身のあるプランになっていくんじゃないかとは思いました。これは意見でございます。



○津本委員長 以上で審査を終了いたします。

 



△〈討論〉



○津本委員長 討論に入ります。



○橋本委員 緑の党こだいらとして本議案には反対をいたします。詳しくは本会議で述べさせていただきます。



○佐藤[徹]委員 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、市議会公明党は賛成の立場を表明いたします。詳しくは本会議場で申し述べます。



○石毛委員 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、フォーラム小平を代表いたしまして賛成の立場で討論いたします。詳しくは本会議で申し述べます。



○永田委員 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、政和会を代表して賛成の立場で討論させていただきます。本論は本会議場で述べます。



○吉瀬委員 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、日本共産党小平市議団を代表いたしまして賛成の立場を表明いたします。つきましては、本会議で討論いたします。



○平野委員 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、生活者ネットワークとして賛成の立場を表明いたします。詳しくは本会議場で申し述べます。



○佐野委員 都民ファーストの会小平として、本議案に対して賛成の立場を表明いたします。必要があれば、本会議で討論をしたいと思います。



○津本委員長 以上で討論を終了いたします。

 



△〈採決〉



○津本委員長 議案第19号 小平市都市計画マスタープラン全体構想の改定について、この議案を原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。

     〔挙手、多数〕



○津本委員長 挙手、多数。

 したがって、この議案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上で本日の日程は全て終了いたしました。

 これをもちまして、都市計画マスタープラン全体構想特別委員会を閉会いたします。

                             午前11時08分閉会