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東京都 小平市

平成29年  2月 厚生委員会 02月08日−01号




平成29年  2月 厚生委員会 − 02月08日−01号










平成29年  2月 厚生委員会



              小平市厚生委員会

            平成29年2月8日(水)

 



△日程第1 孤立防止について

 

                              午前9時00分開会



○虻川委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。

 お諮りいたします。

 本日の調査につきましては、お手元に配付した日程のとおり進めることに、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 調査に入ります。

 日程第1、孤立防止についてを議題といたします。

 初めに、調査項目に関する市の現状を把握するため、理事者側から説明していただきたいと思います。

 お諮りいたします。

 資料の提出がありますが、配付することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 配付を願います。

     〔資料配付〕



○虻川委員長 理事者側の説明を求めます。

 



△〈理事者側の説明〉



○健康福祉部長(柳瀬正明) それでは、小平市と東京都住宅供給公社との安否確認に係る緊急時対応についての連携・協力に関する協定書の締結についての御報告をさせていただきます。

 本件は、都営住宅等の居住者の安否確認を東京都住宅供給公社が行う必要が生じたときに、居住者の生命・安全を守ることを目的として、市と東京都住宅供給公社が連携・協力するため、1月19日付で協定を締結したものでございます。

 詳細につきましては、地域包括ケア推進担当課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。



○地域包括ケア推進担当課長(細谷毅) それでは、お手元に配付いたしました資料に基づいて説明させていただきます。

 閉会中継続調査資料(1)の小平市と東京都住宅供給公社との安否確認に係る緊急時対応についての連携・協力に関する協定書の締結について(概要)をごらんください。

 1、目的でございますが、都営住宅等居住者の安否確認を東京都住宅供給公社(JKK)が行う必要が生じたときに、居住者の生命・安全を守るため、市と東京都住宅供給公社が連携して安否確認が必要な居住者の世帯の情報提供、入室判断への助言、関係者への連絡等の協力を行うことを目的として締結いたしました。

 2、協定締結先でございますが、東京都住宅供給公社と協定を締結いたしました。

 3、協定内容でございますが、主に東京都住宅供給公社からの連絡に基づき、市が保有する居住者に係る情報の確認及び緊急時対応、入室判断への助言及び協力と市及び東京都住宅供給公社の情報共有を目的として、年に1回から2回の連絡協議会を実施することの2点になります。

 4、協定締結日でございますが、平成29年1月19日木曜日付で協定を締結いたしております。

 5、市の対応でございますが、閉会中継続調査資料(2)の東京都住宅供給公社から安否確認要請時の庁内緊急対応フロー図をごらんください。

 こちらの資料のとおり、世帯の状況により、東京都住宅供給公社から市の各担当課に直接問い合わせが入ります。各担当課では、情報収集、情報確認を行い、東京都住宅供給公社に対し対象者の安否、入院をしているとか、施設入所等を確認した、対象者の情報はないなど、東京都住宅供給公社の入室判断に必要な情報、個人情報を含まない情報を提供することを予定しております。

 閉会中継続調査資料(1)にお戻りください。

 6、他市の協定締結状況でございますが、26市では15市、23区では11区が同様の協定を締結している状況で、小平市は26市では16市目の協定締結となります。

 なお、閉会中継続調査資料(3)につきましては、協定書の原本の写しとなります。

 説明は以上でございます。



○虻川委員長 説明は終わりました。

 



△〈質疑〉



○虻川委員長 質疑に入ります。



○佐藤[徹]委員 (1)東京都住宅供給公社との協定の締結ができたことは、非常に喜ばしいことだと思っております。私どもも東京都住宅供給公社にお話を詳しく伺って、まさに資料(2)のフロー図に書いてある東京都住宅供給公社による入所判断の材料の一つとして、施設に入所しているとか、病院に入っているとか、いろいろな情報を得るために協定を締結したいという、前向きな、目的もはっきりしたお話でした。市として、東京都住宅供給公社から協定締結の申し出があって、1月19日に締結に至るまでに時間を要した経緯について、多摩地区では16市目ということですけど、何が障害になったのか。

 問い詰めているとか、締結に至るまでの時間が長いのではないかということを確認したいわけではなくて、何が締結に至るまでの障害になっていたのかということがあれば教えてください。なければ事務的な手続としてどのくらい時間を要したのか。東京都住宅供給公社からの申し出があって、締結に至るまで期間をどのくらい要したのか。そして、もし締結するに当たって障害になったことがあるのであれば、お示しいただきたい。

 (2)1月19日以降、まだ1カ月弱ですが、小平市内に都営住宅等は5,500を超える戸数がありますから、これまでに具体的な事例があったのかどうか。締結したことによって、何かインパクトというか、結果として既に成果を上げているのかどうか伺います。



○地域包括ケア推進担当課長(細谷毅) (1)について、締結に至った経過と障害につきましては、東京都住宅供給公社のほうからは、今年度中には小平市でも結びたいというお話をいただいております。この中で1月19日まで時間がかかったというのは、東京都住宅供給公社のほうでは入室の判断をするための情報という形になりますので、世帯構成に応じた形で各担当のほうに直接連絡して、なるべく迅速な情報提供をいただきたいということで、例えば生活保護の世帯であれば、生活保護の所管課のほうに連絡したりという形で、直接の連絡をしたいというお話をいただいております。

 その中でこちらのほうとしては、担当課の庁内の体制をとるのに時間を要しまして、最終的には今回お示ししたフロー図のように、各世帯ごとの担当課を決めさせていただきまして、その担当課で対応していただけるということを庁内の体制を確保してから、東京都住宅供給公社とこういう形での情報の提供体制でよろしいかという確認をしてからの協定の締結という形になりましたので、1月19日に最終的に締結できた状況になってございます。

 (2)について、1月19日に協定を締結した以降の事例でございますが、1件、都営住宅に入居の方で安否がどうなのだろうかという連絡が入った事案がございました。ただ、こちらのほうは締結したばかりというところで、その辺の連携体制がうまくとれていないところがございまして、結果的には地域包括支援センターの職員が安否確認に伺って、たまたま近所の方が該当の方の部屋の鍵を預かっていたというのがございまして、その鍵を借りて、中に入って確認したところ、中にはいらっしゃらなかったので、特にそういったことはなかったという事例は1件ございました。



○虻川委員長 以上で質疑を終了いたします。

 暫時休憩いたします。

                              午前9時09分休憩

                              午前9時10分再開



○虻川委員長 再開いたします。

 それでは、ここからは委員間で協議してまいりたいと思います。

 初めに、平成28年12月15日から平成29年1月13日までの期間で実施いたしました市民意見公募の結果について、委員長案をまとめましたので、資料を配付させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 配付を願います。

     〔資料配付〕



○虻川委員長 それでは、市民意見公募の結果につきまして説明いたします。

 先ほど申し上げましたように、年末から年始にかけまして、約1カ月間ということで、パブリックコメントを実施いたしました。

 その結果、意見応募者数については、資料にありますとおり、市内在住の方5人、内訳として男性が4人、女性が1人ということで、意見をお寄せいただきました。提出の方法としましては、持参の方が3人、市ホームページの市民意見受付フォームから投稿していただいた方が2人ということでございます。

 意見等への対応に関しましては、この後、ざっと確認いたしますけれども、反映済みが2件、参考意見とさせていただいたのが7件ということになりました。

 中身に入りまして、よく内容を理解して書いていただいた方、印象というか、直感的に書かれた方、御自身でいろいろな研究を恐らくされてきたのであろうという感じの方など、なかなか特色のある意見が多かったかと思っております。

 ここに掲載した意見等に対する検討結果について、内容の修正も含めまして、何か御意見があれば、この後お聞かせいただきたいと思います。皆さんのお手元に資料を配付させていただきましたので、読み上げずに協議に入らせていただきたいと思います。

 今回の協議で結果を確定し、議長に協議の調った調査事項として報告後、2月20日の幹事長会議にて議長から御報告いただき、同日中に結果の公表を行ってまいりたいと考えておりますので、その前提で御協議のほどよろしくお願い申し上げます。



○中江委員 検討結果のところは委員長のほうで書いていただいたということでいいのですか。



○虻川委員長 事務局にも協力してもらい、大体こういう返し方でいいのではないかということでつくりました。



○磯山委員 皆さんはどう捉えるかというところで、感想を聞きたいと思っていまして、意見応募者数が5人ということですけれども、これが多いのか少ないのかわからないんですけど、皆さんはどう思うのか。

 中身として、参考意見が7件と反映済みが2件ということですけれども、こういう指摘がなるほどなと思ったというところなど、対応の案を作成する中でどういうところがあったのか、情報共有できればありがたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○虻川委員長 パブリックコメントという性質上、なかなか何百件とはならないという現実がありますけれども、今回、件数的には結構な件数になると思いますけれども、図らずも5人の方から意見をいただきました。この辺につきまして、皆さんはどのようにお感じになったか、あるいは今後に向けて御意見などあれば、いかがですか。



○吉瀬委員 少ないなというか、見守りということに対して興味がある方がすごく大勢いらっしゃるイメージだったので、5人というのはショックだったんですけども、いただいた御意見はすごくシビアなものもあるし、私たちと同じような思いを持っている方もいるし、これから高齢者がふえるからどうしていくかと切実に思っている方の御意見もあるし、先ほど委員長が言われたように、自分の考えだけで書かれている方もいるので、もっと意見を聞きたかったと思います。期間としては、1カ月というのは普通ですよね。余り興味がないんですかね、5人というのはショックでした。



○松岡委員 広報が足りなかったのかなと思っていて、私の周りにも、意見を応募すると言ってくれた人が1人か2人いたんですけど、その人は障害者の団体に所属していて、パブリックコメントがありますので、御意見をお寄せくださいみたいな話をしたことがあったんですけど、自治会などの団体にも、こういうのをやっていますということを直接説明してもよかったのかなと思いました。それで全然件数は変わってくるような感じはしました。



○磯山委員 自分で質問しておいてあれなんですけど、件数の件は、市のほかの条例などでのパブリックコメントを見ても、結構少ないところがあって、それはこの条例の中身というよりも、議会とか、行政でやっていることについて、市民の関心が分野ごとで違うということもあるし、そこをどうアプローチしていくのかというのは、また大きな問題かなと思うんです。中身を見ていて1点思ったのが、この条例の必要性について、早期制定を望むという御意見があったのは、一つ自分ではポイントかなと思っていまして、なかなか過去の市のやっている施策に関するパブリックコメントは、いろいろな御意見はあるんですけれども、これいいねなんていう意見は余り見たことがなくて、行政が取り組む行政課題は、市民に関してはなかなかわかりづらいところもあるんですけれども、そういう意味ではすごく肯定的な御意見をいただいたのは、少しは関心のあるテーマなのかなと思ったところです。



○虻川委員長 パブリックコメントに関する発信を委員の皆さんで個人的にしていただいているという意味で、当事者である我々委員は非常に積極的だったかと思いますが、なかなかそれが届かないという現状を今後どうしていくのかという課題はあったかと思いますし、これは広聴広報特別委員会における検討課題でもあるかなと思っております。

 大事だなと思ったのは、先ほど磯山委員も指摘していただいたように、条例の早期制定を強く望むと書いていただいて、ただそれだけではなくて、中身をよく精査していただいている御意見があったことは非常にありがたいかなと感じております。

 一般的な市が策定する条例などでのパブリックコメントと違っている部分としては、市民との意見交換会を経て、さまざまなやりとりをしてきていることが一つ大きく違うところだと思うんです。できれば、その方々にもパブリックコメントに参加していただければ、ありがたかったかなと思いますが、まとめ上げる過程の中で市民の皆さんの意見を聞いて、それを抽出した内容を盛り込んでいるという部分では、パブリックコメント自体は少ないかなと思いますけれども、そういう過程を踏んできているということも大事だったと感じております。



○平野副委員長 磯山委員が件数と内容のことを言っていただいたので、私も感想と今後に向けてなんですけれども、件数的には私も少ないなと思ったのですが、内容を見てみると、それぞれとても濃い内容の御意見だったという意味ではよかったなと思っています。

 広報の仕方については、課題はあるなと思っていて、私たちがこの時点でできることを事前に話しておくべきだったと今にして思うのですが、松岡委員もおっしゃったように、これまでいろいろな調査をしてきた中でお声を聞いてきた方や、自治会、高齢者交流室、地域包括支援センターなど、いろいろな高齢者に関する団体も含めて、委員会として事前に条例案に対して意見を出してくださいというインフォメーションを直接しておくべきだったと思っています。これは議会としての初めての取り組みなので、そういう意味での私たちのアプローチの仕方が消極的過ぎたかなと今にして思っていますので、こういう経験をもとに今後に生かしていきたいと思っています。



○虻川委員長 今後の課題も見えてきましたし、また次の枠組みの中で2年かけて、この政策立案、政策提言のサイクルが回っていくことになろうかと思いますので、また次に生かしてまいりたいと思います。

 それでは、市民意見公募の結果につきましては、お配りした資料のとおりとすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 続きまして、条例案について協議をしていきたいと思います。

 条例案につきましては、本日の協議で内容を固めた上で、字句等の最終確認を次回の委員会までに行い、3月16日の厚生委員会で決定し、委員全員からの議員提出議案として提出していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、字句変更等、何か委員の皆様のほうから御意見がございましたら御指摘いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 今のところ指摘をいただいている内容としまして、条文中、第3条と第5条で市民等の取り組み、役割に係る表現が自主的となっていたり、主体的となっているという指摘をいただいております。

 そこの部分を読みますと、第3条、市が主体的に推進を図ることにより、市民等、関係機関及び事業者等の自主的な取り組みを促しとなっています。ここでは自主的という表現を使っておりまして、第5条のほうで、2行目の一番後ろのほうからは、地域見守り活動を主体的に行うよう努めるとともにというふうに2種類の表現が混在しているのではないかという指摘がされております。第3条のほうの市が主体的にという表現はよろしかろうと思っておりまして、市がリーダーシップをとる中で、市民等、あるいは関係機関、事業者等が自主的にそれぞれの立場で取り組みをしていくという趣旨が第3条です。

 第5条のほうは、ここで主体的にと使っているんですけれども、これを自主的にと置きかえるべきではないかという趣旨の指摘ですが、この辺いかがでしょうか。



○磯山委員 指摘があった点はわかったんですけれど、例えば主体的と自主的を入れかえたときに、意味は変わるのですか。ただ字面の問題で変えるべきだという指摘があったということで理解してよろしいのでしょうか。



○虻川委員長 意味は違ってくると思います。これまで各条文を個別に見てきた関係上、ニュアンスとしては似たようなことを言っているんだけれども、最後に整合性がとり切れてないということになってしまったかなと思っていて、そういう意味では自主的にと第5条のほうを直したほうが、意味もそれほど崩さずに趣旨をきちんと包含した状態で整合性もとれるかなと感じているところです。



○佐藤[徹]委員 私も第3条のところの自主的にという流れからすると、第5条も自主的にと変えたほうがいいのではないかと思います。

 この条例を全体として強い条例にするということで考えると、政策提言のところでも連動するんですけど、この条例で一つ踏み込んでいくとしたら、ここまでうたえるかどうかあれですけども、第1条の1行目に、この条例は、地域全体で高齢者の見守り活動を推進することにより、高齢者が孤立することなく、住み慣れたとありますけども、ここを全体の条例の考え方の思想として、高齢者が一人も漏れなく孤立することなくとか、そういう踏み込んだ表現に変えてはどうか。もともとの趣旨は、孤立して亡くなる方が一人もいないよう、一人も漏れなく見守るという思いで始めたと思うんです。

 ですけど、この条例の中は、そこはふわっとしていまして、高齢者が孤立することなくという表現なんです。現実的にはかなり課題は多いと思いますが、そういう強いメッセージをあらわすということであれば、一人も孤立させないというのが、全体としては、政策提言の中にも条例の中にもありません。これは条例にも結びつきますし、政策提言にも結びつくので、もともとの趣旨は、一人も孤立させないということだったと私は認識していますので、それを踏み込んで私は入れるべきではないかと思いますけど、いかがでしょうか。



○虻川委員長 私の意見としては、条例ですから、今、佐藤 徹委員が指摘したような目的を目指して、これがそもそもつくられ始めているということですから、極端な表現といいますか、かなりそのものずばりの表現をあえて使う必要はないと考えております。できるだけ汎用性を持たせて、自由度を持たせながら、ちゃんと縛ることもできるという全体的なトーンになっているかなと考えておりますが、今の意見を聞いて、委員の皆さん、何かあれば御意見をいただければと思います。



○松岡委員 一つ目の主体的なのか、自主的なのかについては、もし言葉をそろえるのであれば、委員長がおっしゃったように第5条を自主的にすれば、そろうような感じはするんですけど、何となく自主的と主体的という言葉の意味は理解しているつもりではあるんですけど、もし決めるのであれば、この委員の中で自主的という言葉の定義と主体的という言葉の定義を認識した上で言葉を使いたいなと思いました。今、自主的という言葉を説明しろと言われると微妙だなと思って、違いは何なのか理解した上で選択したいと思いました。

 二つ目の佐藤 徹委員のお話については、正直いうとわからないなというのが一つ回答になるんですけども、議員提出議案ということになるので、そういうニュアンスが入ってもいいかなと思うんですけれども、一般的な条例という観点で見たときに、それが余り極端な表現となってしまうということであれば、そこは今のままでもいいのかなと思っていて、そういう意味でわからないなと思うんですけれども、それがもしないのであれば、議員としてつくった条例なので、入れてもいいかなという第一印象は持ちました。



○虻川委員長 今、事務局が調べたのですが、自主的と主体的の話を先にしますと、一般的なニュアンスということで、主体的というのは、何かをやるやらないという何かの中身自体を判断すること、自主的というのは、何かが決められている中でやるやらないを判断することということであります。ただし、厳密な区別というものはそれほどあるものではないということのようであります。

 最初に、第3条のほうで議論になったところです。市が主体的にという部分について、市ではなく、市民が主体的にではないのか、といった議論があったかと思います。でも、委員会の意見として最終的にまとまったのは、市がまずリーダーシップをとるという姿勢を見せることが重要であろうと。それを受けて、市民等、また関係機関及び事業者等、さまざまな分野の方々が自主的に取り組みをしていくんだという流れではないかということで、こういう表現になっていたかと思います。

 そういうことを考えると、第5条の地域見守り活動を、市が一定の方向性を指し示しながら、市民とともにやっていこうよという方向に向かうのに呼吸を合わせて、それに自主的に取り組むというような表現ではないかと今のところ考えております。

 すごく厳密な意味で、ここの部分はそれほど意味合いが変わるということではないと。例えば市民、市民等みたいな話になってくると、これは厳密に決めなければならない部分が出てくるかと思いますが、これは表現の整理という範疇でいいのではないかと思いますけれども、いかがですか。



○松岡委員 それでいいんだろうなと思うんですけども、今、改めて自主的という意味を聞くと、受け身というか、そういうニュアンスが感じられたんです。決められたことをやってくださいという感じにも捉えられてしまうのではと思っていて、市がリーダーシップをとるというのは僕も言ったような気がするので、そういうものだろうなと思っているんですけども、それだったら積極的なと変えてもいいのかなと、今さらですけど、第5条のほうも前向きになるかなと思ったんです。



○佐藤[徹]委員 自主的にも随分積極的な意味がありますから、それは包含されていると思います。したがって、ここは自主的でいきましょう。それで、私が最初に申し上げたところの一人も漏れなくという精神も含まれているということであれば、私は意見を取り下げたいと思っています。そのかわり、政策提言の中には、その文字を一文字入れたいと改めて委員長の話を聞きながら思いました。



○松岡委員 前向きな要素があればいいなと思っていたので、自主的なというのは、一般的なニュアンスとしては、決められたことをやるかどうかを判断することだという話だったんですけども、委員の中でそれにプラス前向きな意味を含むものなんだという認識があるのであれば、それでいいんだろうなと思います。



○虻川委員長 それでは、当委員会としては、自主的という表現の意味合いとしては、積極的という意味を込めるということをここで確認させていただきたいと思います。



○平野副委員長 松岡委員が懸念するようなニュアンス的なことが自主的という言葉の中に、主体的というよりも、もうちょっと決められた枠の中でできることをやるみたいなイメージがあるかなと。主体的のほうが、より市民がやるんだよという積極性の意味合いが強くなるかなと思ったのですが、佐藤 徹委員がおっしゃるように、自主的も積極性を含めているというとり方もあるんでしょうか。文章にしたときに、客観的にそういうふうに受けとめられるのであれば、それは第3条に合わせたところでの自主的にという言葉に変えてもいいんだろうと。ちょっとだけ懸念が残るというのは私も言っておきたいなと思いました。



○虻川委員長 御意見として承りました。

 それでは、条例案につきましては、第5条の2行目、地域見守り活動を主体的にと表現していたところを地域見守り活動を自主的に行うよう努めるとともにとさせていただき、次回、3月16日の委員会において、その他字句等の最終確認を行うということで御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 続きまして、平野副委員長から政策提言に係る報告をお願いいたします。



○平野副委員長 前回の厚生委員会で出しました政策提言の案から、その後にさまざま皆さんから御意見もいただきましたので、かいつまんで大きく変わったところをお伝えいたします。

 はじめにの文章のところでは、段落がえのそこでというところから、条例の提案のことと政策提言の関係という意味で書き加えている箇所があります。私たち厚生委員会では、市民全体の見守りに対する意識の向上が必要と考え、「いきいきこだいら高齢者見守りの輪条例」を提案するとともにと入れています。そして、最後の文章に市の現状及び課題に対する具体的な事業としてを入れて、以下、政策提言とするとしました。

 政策提言(案)の構成としては、1がはじめに、2が提言内容、3がおわりにということになっていました。提言内容では、提言1として見守りホットラインの設置、提言2として東京都住宅供給公社(JKK)との提携、提言3として事業者及び各種団体との協定締結の推進、提言4として65歳、70歳等の実態調査の実施となります。

 提言1のところで、土・日・休日となっていたのを土・日・祝日と修正いたしました。

 次の行に、実際に、生活保護世帯だけでも年に3〜5名以上の孤立死が発生している状況がありという言葉が入っています。

 提言2は、先ほど最初に説明していただきました東京都住宅供給公社との提携が進んだということがありますので、私たちが調査、また提案してきた内容を書いたことに加え、最後のところに、調査の過程において、東京都住宅供給公社との協定を本年1月19日に締結したとの所管部からの報告があったことによりという文を加えています。

 提言の内容のところでも、少し前回と変わっているかと思います。

 提言3の事業者及び各種団体との協定締結の推進について、ここは少し文章を整理して、協定締結後についても、締結数のみならず、以下のとおり締結後のフォローに努め、実効性を確保する取り組みが必要であるという言い方にして、(1)から(3)もやることが必要だという書き方にしています。

 提言4は65歳、70歳等の実態調査の実施についてで、ここも中段のところに、しかしながら、介護サービスなどというところで、その状況を言葉として入れて、そういう理由から実践的な調査が必要であるという言い方に変えています。

 前回出ました人材の確保、育成というところをここの部分に入れています。段落がえ以降、そのため、というところの中で、調査の中心となる民生委員児童委員の補完的な役割を担う人材を確保、育成を進める事が必要と考えるになっています。

 大きな3番目、おわりにというところでは、前回の部分では、その結果として、提言の1から4までの部分の効果を上げているという文章を記載していたんですけども、これは提言1から4のところとダブるのでなくてもいいのではないかという御意見をいただきましたので、そこの部分は削除し、少し簡潔になっています。

 おわりにのところは、厚生委員会でのこれまでの検討を重ねてきたということと、この提案する高齢者の見守り活動が、一番最後の5行にわたってのまとめの言葉として入れてあります。そして、小平市議会基本条例第22条に基づく、市長への政策提言とするという言葉で締めくくりをいたしました。

 字句の修正などはこれから出てくるかと思うんですけれども、大きなところでこういう形の提言(案)として、きょう最終案として提示できればと思っています。さまざま御意見、細かいところもこれまで御連絡いただいたので、それらを私がまとめさせていただいて、事務局からも御意見をいただいていたものを入れ込んでいますので、いただいた意見が反映されていない部分もあるかと思いますけれども、またここで御意見を出していただければ、共有できるかなと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○虻川委員長 それでは、内容につきまして、委員の皆様から何か御意見がありましたらお願いします。



○佐藤[徹]委員 はじめにのところの下から3行目になりますが、提案するとともに、地域の見守りの輪を広げ高齢者が孤立することなく住み慣れた小平でいきいきと笑顔で暮らせる地域社会をというところを、地域の見守りの輪を広げ高齢者が一人も孤立することなく住み慣れた小平でいきいきという、全体の文章でもここだけなんですけども、一人も孤立することなく、と一人もという言葉を入れたいと考えております。皆さんの御賛同が得られればという思いでございます。条例のところは汎用性をという言葉もありましたので、政策提言では、そこを一つ入れたいなと思いました。

 二つ目として、1がはじめに、2が提言内容、3がおわりになんですけど、おわりにでいいですか。結びにと変えたほうがいいのではないかと思っていまして、最後のまとめして、総括的に述べていますから、そのほうがよりインパクトが強いのではないか。



○虻川委員長 はじめにの部分に、一人も漏れなくという文言をという御提案ですが、これにつきまして、ほかの委員の皆さんの御意見をいただきたいと思います。

 松岡委員は先ほど条例のところではあってもいいのではないかという御意見でしたけれども、改めて見ていただいていかがでしょうか。



○磯山委員 先ほどの虻川委員長のお話も含めて、少し共感するところがありまして、あえて一人もと入れなくても意味が伝わる部分もありますし、この問題は深めていくと、孤立はしないほうがいいんだけれども、余り人とのつながりを望まないような人もいる部分もある。そういう人たちも含めて、何かあったときにはきちんと支え合いができるような社会をつくっていこうというのが理想なのかなと個人的に思っていたりして、そういうところも含めて、メッセージとしてはかなり強くなるのはいい分、方向性がすごく出てしまうので、あえて入れなくてもいいのであれば、条例との整合性も合わせると、ここの文章だけ一人もと入れてしまうと、何か違和感があるかなと思うので、あえて入れなくてもいいのではないかなというのが私の意見です。



○吉瀬委員 高齢者が孤立することなくで大まかにみんなというか、一人もというと、すごく強過ぎるというか、やんわりとというわけではないんですけども、そこまで強調しなくても、私もこれで意味は捉えられるような気もします。



○中江委員 一人もと入れてしまうと、みんな助けてくれるのねというイメージにとられてしまうので、あえて入れなくてもいいと私は思っています。



○平野副委員長 一人も孤立させないという言い方をしてきて、気持ちはすごくわかるんですけれども、それを強調して言っている提言ということではないので、孤立防止というテーマで私たちがやってきているということでは、もちろん一人も孤立させたくないという思いは同じなのですが、ここにあえて言葉として入れるかどうかというのは、半々ぐらいの気持ちです。



○松岡委員 何回も読んでいたんですけれども、よし入れようという感じにはなっていないんです。かといって、入れなくてもいいという確固たる理由があるわけでもないという気持ちで染まっちゃっているんです。入れたことで絶対だめだというつもりは全然ないのですが、入れようという強い動機が出てこいという、そんな感じなんです。



○虻川委員長 整理しますと、皆さん大体そこまでしなくてもというトーンかと思いますが、趣旨として佐藤 徹委員が言っていることは、草の根を分けてでも、誰一人として、孤立させてなるものかという決意を込めるべきであるという意味合いはわかるかなと思います。ただ、一人も孤立させないと言ってしまうと、孤立させておいてほしいと思っている人もいるわけです。ほっといてくれというような人もいる。そういうところまで踏み込む表現をしてしまっていいのだろうかということがあるかなと私は思ったのと、一人もという趣旨をもしそこに入れ込むとすれば、例えばですけども、地域の見守りの輪を広げ、高齢者が誰も孤立することなくという表現はどうかなと今考えました。



○佐藤[徹]委員 お騒がせしているんですけども、孤立を防ぐための高齢者の見守り、見守りという言葉は確かに距離感があって、やわらかい、優しい言葉なんです。ですから、助けを求めている方、あるいは助けないといけない方は漏れなくという、もちろん私はほっといてくれと、孤立でいいんだという方々もいらっしゃるのも事実だと思います。声を出されていないけれども、助けを求めておられる、そういう方々を含めてという、一人も漏れなくというのは、そういう思いもあったんですけども、皆さんの話をるるお伺いしまして、高齢者の見守り活動の拡充というタイトルからして、高齢者が孤立することなくという言葉で十分意は達していると、皆さんの気持ちとしてはそういう気持ちで、表現としてはこの表現で十分ではないかという御意見が多かったので、私も納得いたしました。

 したがいまして、委員長が今言われたような、高齢者が誰も孤立することなくという気持ちが入っているので、表現としては従来のままということでいいかなと。ただ、議論したかったというのも一つございますので、皆さんの御意見もいただいて、私はこのままでいいかなと改めて感じました。



○虻川委員長 それでは、そういう精神を込めるという確認をさせていただき、表現は変更しないということでよろしいでしょうか。

     〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 そのように決定いたしました。

 もう一つ、おわりにという表現を結びにへ変更するという件ですけども、これは他市の事例を見ると、どちらも使われているみたいですので、これは好みの問題かなと思うんですけれども。



○磯山委員 総務委員会が政策提言したときの最後の文言はどうなっていたのでしょうか。もし同じような形態であれば、総務委員会と合わせればいいのかなと思うんですけれど、わかりますでしょうか。



○虻川委員長 ちなみに総務委員会の資料を今見ましたら、結びに、おわりに、ともにありません。

 暫時休憩いたします。

                             午前10時06分休憩

                             午前10時09分再開



○虻川委員長 再開いたします。

 佐藤 徹委員からおわりにという表現を、結びにへ変えてはどうかという提案がございました。これにつきまして変更することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 ほかに提案、修正点、御意見等ありましたら出してください。



○磯山委員 構成の大きい部分なんですけれども、基本的に政策提言と書いてあるんですけれども、これが委員長報告になるんですよね。厚生委員会の取り組みとして表現される中で、条例については、例えばはじめにの中で触れてあるんですけれども、条例についての検討過程だったり、必要性をこう考えるから、条例を提案するんだよという書き方をもう少しできればなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。

 例えば提言内容の中に、各提言と同じぐらいの分量で見るわけではないんですけれども、条例の検討というような項目をつくって、その詳細を書いて、その結果、条例案を出したみたいな書き方がされているほうが、委員会の取り組みとして、すっきり整理されるのかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。



○虻川委員長 条例のほうは、委員全員の連名で提案するということになりますので、そういう意味では切り離される格好になるのかなと思っています。ここで項目を設けるというニュアンスがいまいちわかっていないところがありますけども、もしそういう提案があるようであれば、もう少し具体的にこんなイメージでどうかという提案をしていただいて、副委員長を中心に検討いただければと思います。



○佐藤[徹]委員 全体の発表の仕方としては、政策提言、条例、両方とも本会議の場で読み上げられるような形になるのですか。条例も一つ一つ読み上げられるのか、そのあたりはどういう感じになるのか。



○虻川委員長 暫時休憩いたします。

                             午前10時13分休憩

                             午前10時19分再開



○虻川委員長 再開いたします。

 磯山委員より、孤立を防ぐための高齢者見守り活動の拡充についての政策提言(案)の中に、条例化への流れということをもっと反映させるべきではないかという御意見が出ました。特に御異議ございませんので、まずは磯山委員を初めその他の委員の皆様にもそこをクローズアップするようなプランの提案をしていただき、それを平野副委員長のほうで取りまとめていただいて、事務局とも検討の上、事前に皆さんに回覧させていただき、次回の委員会で確定させていくという流れにしたいと思いますけども、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。



○中江委員 すごい細かいことなんですけども、安心という言葉が全然出てこないんです。例えば初めのところで、住み慣れた小平でいきいきと笑顔でとありますが、私はここに安心して暮らせると入れてもいいかなと思うんです。安心・安全は基本的には前提だと思うんですけども、これをやることで少しでも安心してほしいという思いを込めて、安心という言葉が1個も出てこないので、結びにの中でもいいんですけども、誰もがいきいきと笑顔で安心して暮らせる地域社会のと安心という言葉を入れてもいいのではないかという提案であります。



○虻川委員長 条例では、住み慣れた小平でいきいきと笑顔で暮らせる地域社会という表現になっておりますが、この辺と整合性をとる必要はないのかというのと、安心という言葉を入れることに関してはいいかなと思いますけれども、その辺はいかがですか。

 どこかに安心というキーワードを入れ込むということはいいと思うんですけれども、例えば、はじめにの下から3行目の部分の、地域の見守りの輪を広げ高齢者が孤立することなく住み慣れた小平でいきいきと笑顔で暮らせると一応は整合性を持たせて書いてあるんだと思いますけれども、それはそれとして、安心という言葉を入れたいということでよろしいのでしょうか。それであれば、平野副委員長のほうに具体的にプランを提案していただくよう、よろしくお願いいたします。

 市民・関係機関・事業者等という表現のところですが、これも整合性をとったほうがいいかなと思っておりまして、市民等・関係機関・事業者等という表現も全体で何カ所か出てくるようですので、統一されたほうがいいのではないかと思いました。意見として申し上げておきます。

 それでは、次の委員会が最終ということになります。先ほど磯山委員の提案もございましたし、中江委員からの安心というキーワードを入れるといった提案も含めまして、何かしらプラスマイナス御意見があるようであれば、平野副委員長のもとに提出いただくということでよろしいでしょうか。それを事務局と打ち合わせをいたしまして、調整した内容で一旦皆さんに還元させていただいて、その上で次回の委員会を迎えていきたいと思います。



○佐藤[徹]委員 今言われた内容はよくわかりました。

 一つ漏れていまして、提言1のところの見守りホットラインの設置という言葉に私はこだわっていまして、その下の孤立を防ぐための相談窓口は各担当課に設置されているが、これは既に設置されているという言葉だと思うんですけど、見守りホットラインの設置なのですが、これは見守りホットラインの新設という言葉に変えたほうがわかりやすいのではないかと思いまして、今までも孤立を防ぐための相談窓口は各担当課に設置されていると、既存のものを設置と呼ぶならば、我々が提案している見守りホットラインは新設なんです。ここは什器を入れるとか、電話を設けるということではなく、既存の設備を使ってというイメージで考えておりますけども、見守りホットラインの設置でなくて新設にしたほうが提言内容としてはわかりやすいのではないか。最初に申し上げるべきだったんですけれども、漏れていましたので。



○虻川委員長 佐藤 徹委員の提案につきまして何か御意見ありますか。それでよろしいということでいいでしょうか。それでは、見守りホットラインの新設、そのように表現を整理させていただきたいと思います。

 本日の政策課題に係る協議については、このぐらいにしたいと思います。

 それでは、お諮りいたします。

 本日の調査はこの程度にとどめ、以降の調査は次回に行うことについて御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○虻川委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。

 次回の委員会では条例案と政策提言の最終確認を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上で本日の日程は全て終了いたしました。

 これをもちまして、厚生委員会を閉会いたします。

                             午前10時27分閉会