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東京都 町田市

平成18年都市環境常任委員会(4月)−04月14日-01号




平成18年都市環境常任委員会(4月)

都市環境常任委員会記録

1.日 時  平成18年(2006年)4月14日(金)午前11時

1.場   所  第1委員会室

1.出 席 者  副委員長 宮坂けい子
         委 員  戸塚正人  山下哲也  佐藤洋子
              若林章喜  友井和彦  井上正行
              長村敏明

1.欠 席 者  委員長 熊沢あやり

1.出席説明員  下水道部長 下水道部参事
         その他担当管理職職員

1.出席議会   事務局長  五十嵐 隆 事務局次長 市川 修
  事務局職員  事務局主幹 八木友則  議事係長  守屋昌次郎
         調査法制係 是安智彦  担   当 服部修久
         速 記 士 三階佳子(澤速記事務所)

1.事   件  別紙のとおり
               午前11時 開議
○副委員長 ただいまから都市環境常任委員会を開会いたします。
 委員長事故のため、委員会条例第12条第1項の規定により、副委員長が委員長の職を代行いたします。
 審査の順序につきましては、お手元に配付してあります順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

△特定事件(下水道事業について)

○副委員長 特定事件、下水道事業についてを議題といたします。
 行政報告の申し出がありますので、この際、これを許します。
 行政報告、下水道工事にかかわる個人情報の流出について、担当者の報告を求めます。
◎下水道部長 まず、ご報告をさせていただきます前に、緊急に委員会を開催させていただきました。大変お忙しい中をまことに申しわけありませんでしたけれども、開催させていただきました。おわびを申し上げます。
 では早速、本件についてのご説明をさせていただきます。
 まず、4月7日金曜日でございますけれども、夕方の17時17分、町田市のホームページに「ご意見メール」というものがあるわけでございますけれども、直接下水道総務課あてに、ファイル共有ソフトウィニー上で個人情報が流出しているようですとの表題のメールが送信されてまいりました。添付ファイルとしましては「汚水桝調書.xls」「仁義なき」云々というようなドキュメントでございます。
 流出したデータ項目でございますけれども、一覧表にまとめられていたものなわけでございますけれども、表題として「平成14年度汚水桝調書」、工事件名として「町田市公共下水道野津田町汚水枝線その6工事」ということになっておりました。項目は、資料に細かく一覧表にまとめたものの項目を記載させていただいておりますけれども、中身としては土地、建物所有者の住所、氏名並びに升設置の希望の有無、これは中には公共升設置が要らないという方もおりますので、希望の有無、汚水升の深さというようなものが一覧表にまとめてあったものでございます。
 なお、その一覧表上は、申請者として145件になっておりますが、土地、建物の所有権が違うとか、いろんなケースがございまして、実際には個人情報としては161人プラス法人が2社ということで、計163件となっております。
 現在までの状況でございますけれども、ご承知のように、この下水道工事、町田市公共下水道野津田町汚水枝線その6工事は、町田市が業務委託契約をしております財団法人東京都新都市建設公社が平成14年に発注した工事であります。現在、公社を通じまして、流出原因などについて調査を進めてまいったところでありますが、現在の段階では受注業者の担当社員が個人のパソコンに情報を保存し、その後、ウィニーをインストールしていたことが判明いたしました。社員個人のパソコンから流出したものと現在では考えております。
 なお、公社及び市においては、結果的にこの情報をいただいておりますが、従来より個人のパソコンの使用を認めていないこと、また、この件に関しての電子データを所有していないことから、公社なり市から、この情報が流出したことはないものと考えております。
 対応といたしましては、早速昨日から関係者の方々を訪問いたしまして、ご説明、またおわびを申し上げております。
 なお、今後、私どもも、公社も含めて個人情報の管理の徹底をしていきたいというふうに思っております。
 以上が概略の経過でございます。
 資料の2枚目に、公社と市と受注業者等の業務の流れをちょっと簡単にまとめさせていただいております。
 まず、ご承知のように、町田市の公共下水道事業、新都市建設公社に大半を業務委託しております。3年間の基本協定といいますか、基本契約を結びまして、年度年度ごとに実施協定ということで市と公社の間で契約を結ばせていただいております。
 そういう中で、公社がまず業者に事業を発注する。業者が決まりましたら、工事説明会が行われます。市、公社、業者の3者で説明会に臨むわけでございますけれども、その場所において今回の問題の情報となりました公共汚水升の位置申請書という書類を配付させていただいております。これは個々に升の位置を宅地内のどこにいたしますかとか、そういうものも含めて申請をしていただいているわけでございます。
 工事が完了しますと、当然業者から公社の方に竣工関係の書類が提出されるわけでございますが、その中の1つとして、公共汚水升の位置申請書もおさめられるわけでございますけれども、それを一覧表に集約した汚水升調書というものが提出されております。先ほどご説明しましたように、業者の方は電子データで保管をしておったと。公社なり市の方に提出された書類は紙ベースのものでございます。公社がそれを受領したと。最終的に検査等が済みますと、公社から市の方に引き渡しがされるということでございます。業務の内容は、概略このようになっております。
 それから、問題の区域なんですけれども、平成14年度に施工しました工事の区域、一番最後に図面を添付させていただいておりますけれども、芝溝街道の並木交差点から鶴川寄りの一帯の一部でございます。
 以上、概略でございますけれども、説明させていただきました。
○副委員長 これより質疑を行います。
◆若林 委員 先ほどこの流れた方々におわびはしているということで、どういった形で行っているのか、もう1度お願いします。
◎下水道部長 昨日から回っておりますけれども、公社と市と2名を1組にしまして班をつくりまして、この内容についてご説明するとともに、文書、わび状をつくりまして、各家庭を訪問させていただいております。
◆若林 委員 どういった反応を受けているのかというのをちょっと教えてください。
◎下水道部長 昨日からと申しましたけれども、昨日は書類の準備等にちょっと時間がかかりまして、夕方からということで、昨日は約8件ほどご訪問させていただいております。きょうは朝から対応させてもらっておりますけれども、昨日の訪問させていただいた方は8件でございます。8件のうち、4件の方が在宅しておられました。4件の方が不在ということで、わび状等とともに訪問したという内容のものを封筒に入れまして投函させていただいております。また、その方たちには改めてもう1度連絡をとってご説明したいと思っておりますけれども、きのうの段階では在宅者の4名の方につきましては、あっ、そうなのというような感じで特に問題にはされておりませんでしたという報告を伺っております。
◆若林 委員 ちょっと変わるんですけれども、委託をする際に個人情報に関する文言だとか、契約書の内容でそういった部分があるのかどうか、確認をお願いします。
◎下水道部長 先ほどお話ししましたように、公社との基本的な協定が3年間、現在ですと、平成17、18、19年度の3年間の協定を結んでおりまして、年度年度にまた実施協定というものを結んでおります。今お話ししました市と公社との間の協定の中には、個人情報の保護というふうなことについてのものは入っておりません。年度年度の実施協定において、これは最近からなんですけれども、個人情報の保護についての約款上の条項を入れさせていただいております。
 また、当然私どもは公社に対する業務委託の関係で、内部の制度的な登録をして、外部委託という形で登録をさせていただきまして、公社が情報収集をするというようなことを登録させていただいております。また、公社においても、都の条例に準じまして要綱をつくっておりまして、それなりに発注する段階での契約書並びに仕様書等に、そのものは記載されております。当然、業者にも指導しているということでございます。
◆友井 委員 平成14年度分ということですけれども、この業者さんは横浜の業者さんというふうにお聞きしていますけれども、今現在というのは、この業務というのはまだ引き続き行っている、こういったものというのはありますでしょうか。
◎下水道部長 業者は、今お話がありましたように、横浜に本社がある企業でございます。この工事については平成14年度工事でございますから、平成14年度に完了いたしまして、それなりに書類が、平成15年度の初めになりますけれども、私どもの方に引き渡されているということで、それ以降、この業者さんについては、公社の仕事は受注はしておりません。これが最後、前にはありますでしょうけれども、ちょっとそこまで確認できていませんから、これ以降の件についての公社の受注はないと報告を受けております。市全体の中でのあれはちょっと確認してございません。市の中では、直接発注の場合はですね。
◆友井 委員 この業者名は何ですか。
◎下水道部長 業者名は株式会社坂本興業です。
◆友井 委員 これはウィニーというソフトを使っているというんですけれども、町田市全体で、そういった業者さんが使われないように徹底していくおつもりがあるかどうか、お聞きしたいのと。
 それと、これは責任としてはどこにあるのか、お聞かせ願えますか。
 それと、再委託という形になっていますけれども、この件については特に問題がないのかどうか、お聞かせ願います。
◎下水道部長 市内業者への周知徹底につきましては、当然集中的には総務部の契約課で契約をしているわけでございますけれども、管理監督といいますか、そういうものは当然所管課が行っているところでございます。
 先ほどの約款上の問題に絡むかもわかりませんけれども、現在、ちょっと私どもの方の部署ではなくて総務部の契約課なんです。現在、約款上にも、ご承知かもわかりませんけれども、コンサルタント業務等の委託契約については、もう数年前から約款の中にも仕様書としてもそれなりのことが記載されておりました。工事請負契約の場合は、平成17年4月1日から、そういうものを設けて約款上等の対応もしてございます。
 市内業者への指導、これは当然契約サイド、また事業担当サイドとしても、それなりの指導を徹底していかないといけないというふうに思っております。ワンクッション置いていますけれども、現にこういうことが起きたということで、昨日、緊急に部長会議が招集されまして、今後の対応等をこれからどうするかというようなことを協議させていただいております。
 それと、どうするか、今、約款上も入っているわけですから、それを守っていただく、また指導するということは当然のことでございますけれども、それ以外にもいろいろな対応もあろうかと思うので、これから協議をしていくということで、第1回目の協議がございました。
 再委託でございますけれども、ご承知のように、この財団法人新都市建設公社というところは、下水道事業団なんかもそうでございますけれども、この工事、下水道、区画整理も行っていますけれども、東京都並びに東京都三多摩の6市で出捐をした財団法人でございます。専門的な知識、また技術等を生かして効率的な事業を執行するというようなことで設立されて委託をしているものでございます。
 責任ということでございますけれども、当然おのずと最終的には市にもございますし、直接発注している業者、公社にも、監督というような面でのあれもありますし、流した個人というものにも波及するものと思っております。
◆友井 委員 そうすると、責任は市と公社にあるということでいいんですか。
 それと、公社に対してのペナルティーは何か科せられる予定はありますか。
 それと、市と公社で2人1組で回っているということですけれども、市はどなたが回っていらっしゃるんですか。部長とか課長とか、係長さんとか。
◎下水道部長 まず、責任の問題ですけれども、私、法的な問題がどうなのか、法律的にどうなるかということまで今ちょっとこの場では十分検討してまいりませんでした。最終的には市にも、当然委託をし、また公社が発注をしているということで、先ほどお話をさせてもらったような形のことになるのではないかと。
 公社に対するペナルティーということでございますけれども、これは今後どういう形で行うか検討させていただきたい。再三、私どもも常日ごろからいろいろ協議の機会もございますし、そういう面を通じていろんなお願いとか指導とか、そういうものはしてきたつもりでございますけれども、その点については今後、どういう形になるかということを協議させていただきたい。
 訪問は、昨日は担当部課以外の者も含めた市の管理職、下水道部の中でございますけれども、管理職と公社の管理職2名で1班として回ってございます。本日も、公社の方は課長さんが4名来ていただいています。市としても、管理職を中心に、きょうこちらがありますので、きのう出てもらった者もいるわけですけれども、これからまた戻りましたら、そちらの方の対応もしたいと思いますけれども、係長が代行している班もございます。
◆友井 委員 今から回るというのは、時間帯としては勤務時間中になるんでしょうから、これは市の損失になるわけですね。例えば公社にペナルティーを科すというのも当然必要だと思いますけれども、坂本興業さんは、当然今後そういった名前が町田市に出てこないような工夫というのはしかるべきものだと思いますが、いかがでしょうか。市全体として、ウィニーソフトを使っているような業者さんは、町田市の再委託にはなるでしょうけれども、そこに入ってこないようなシステムづくりというのは……。
◆井上 委員 議事進行。もうちょっと説明してやって。個人のパソコンから流れたんでしょう。業者がウィニーを使っていたんじゃないんでしょう。
◎下水道部長 業者のパソコンではないと。
◆友井 委員 業者のパソコンではない……。
◆井上 委員 ちゃんと説明を聞けよ。大前提がはっきりしないと質疑にならないじゃない。
◎下水道部長 先ほどご説明をさせていただいたと思ったんですけれども、その社員が個人のパソコンを持ち込んで利用して、ウィニーのソフトも使っていたということで流出したということをまず第1点申し上げました。
◆井上 委員 社員のパソコンから流れたんだろう。
◎下水道部長 そう報告を受けております。
◆井上 委員 そこのところをしっかり踏まえて質疑しないとだめだよ。
◆友井 委員 この坂本興業さんの社員さんのパソコンですか。
◎下水道部長 そういうことでございます。
◆友井 委員 それでは改めて申し上げますけれども、坂本興業さんとして仕事を受けたものの中で、社員さんがそういったものを持ち込んだというんだから、責任としては坂本興業さんにあると私は判断しますけれども、いかがですか。
◎下水道部長 その点については、先ほどもお話ししましたように、会社並びに個人というところまで波及するものかどうか、少し検討させていただきたい。この場でのはっきりしたお答えができない状態でございますので、お許しいただきたいと思います。
◆友井 委員 使用者責任というものがありますから、重々それを踏まえて行っていただきたいと思います。
◆井上 委員 結局、これは最終的には坂本興業からてんまつ書をとるようなことぐらいは当然やりますよね。
◎下水道部長 はい、その予定でおります。
◆山下 委員 委託をして横浜の業者にやってもらっているということで、1つは、その業者さんからまた仕事を一部なりどこかに委託をしている可能性とかというのはあるんですか。
 もう1つは、そういう委託先の会社、どこもそうなんですけれども、パソコンを持ち込んで仕事をしてもいいという状況になっているとか、そういうことに関する管理の契約上の規定みたいなものというのはあるんでしょうか。今、一般常識的には、パソコンを持ち込んで仕事をしてはいけないような状況になっていると思うんですけれども、どんどん中小企業に行けば行くほど、自分のパソコンを持ち込んで仕事をするとか、そういうケースというのは非常に多くなってくると思うんですね。ですから、その辺の線引きというのが、社員さんと会社側でしっかりした確立というか、むしろ発注する側から規定するようなものというのがあるのかどうか。
◎下水道部長 まず、受注した業者から、またその下請といいますか、そういうところへ流れるケースは、一般的にどの工事でもあろうかと思います。今回の件に関しましては、下水道のこの工事で専門的な分野がございまして、この工事自体、単純な開削ではなくて、推進工事で行っております。推進工事が下請に出ております。もう1つは、土質調査、これもまた専門の部門のあれになりますので、この2つの業種が下請に出たという報告を受けております。
 下請会社には、先ほど流出した資料が出ていないという報告を受けております。というのは、この資料については、シールド会社なり地質調査会社が必要としない資料でございますので、出ていないということを聞いております。
 あと、会社によっては現実、そういうものを持ち込んでやっておられることもあろうかと思うんですけれども、近年、ウィニー等の問題から、会社なりにそれなりの対応をとっていただいていると思います。仕事の量なんかによって家へ持ち帰って云々なんていうことも絶対ないとは言えないことだと思うんですけれども、それはともかく契約書の約款の中には、先ほどお話ししましたように、個人情報の基本的なこと、秘密保持とかいろいろ、そういうことがありまして、具体的なパソコンを持ち込まないとか、そういう段階では、現在の工事約款では載っておりません。
 約款には、契約書の第何条というところには、個人情報の保護、秘密を守ることというようなことで表現されていまして、それとは別に契約の図書の中に仕様書というものがございます。その仕様書の中に個人情報の取り扱いということで、今回のケースにおいては8項目ばかり、当時はこれはなかったわけですけれども、平成17年度からですけれども、現在細かく規定がされてございます。
◆山下 委員 そういう意味では、しばらく運動論として発注する側も気をつけた、パソコンを持ち込んで情報管理するという意味では、そういうふうに仕事をしていく人たちというのはまだ多いと思うんですよ。それに対して、少しでも具体的なことをある程度申し合わせというんですか、入れていく必要があるのではないか。秘密保持とか、そういうところで全部補完しているというふうになっちゃえばそれまでだと思うんですけれども、しばらくそういう危険に対して、何かしらの運動が必要なんじゃないかなと今思ったんですけれども、その辺、今後気をつけていただければと思います。
◎下水道部長 これを契機にと言ってはなんですけれども、当然我々、今回のケースはワンクッション置いているわけですけれども、庁内全体としても、いろんな検討を加えて改善をしていかなければいけないというふうに思っております。また、公社に発注している分につきましては、公社とも十分協議をさせていただいて、変えるべきところがあれば改善をしていきたいというふうに思っております。
○副委員長 ほかにありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○副委員長 これをもって質疑を終結いたします。
 これをもって行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
             午前11時28分 休憩
           ───◇───◇───
             午前11時29分 再開
○副委員長 再開いたします。
 これをもって委員会を閉会いたします。
             午前11時30分 散会