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東京都 調布市

平成17年 9月29日調布飛行場等対策特別委員会−09月29日-01号




平成17年 9月29日調布飛行場等対策特別委員会

   午後1時29分 開議
○福山 委員長 
 ただいまから、調布飛行場等対策特別委員会を開会いたします。
 本日、説明のための職員の出席を求めてあります。なお、必要に応じて関係職員の出席を求めるつもりでありますので、御了承をお願いいたします。
 本日、当委員会で審査していただきます案件は、お手元に配付してあります一覧表のとおり、報告事項2件であります。審査につきましては、一覧表に記載されている順序により進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福山 委員長 
 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
 ここで傍聴につきましてお諮りいたします。
 本日、傍聴の申し出がありますので、許可することとし、審査途中での申し出がありました際には、正・副委員長に一任していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福山 委員長 
 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
 それでは、傍聴者が入室するまで暫時休憩いたします。
   午後1時30分 休憩
       ─────────── ── ───────────
   午後1時32分 開議
○福山 委員長 
 委員会を再開いたします。
 それでは、報告事項の1の調布飛行場の航空管制官につきまして、理事者の報告を求めます。小杉政策調整担当副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 それでは、報告事項1、調布飛行場の航空管制官につきまして、御報告を申し上げます。
 調布飛行場の航空管制官につきましては、前回の特別委員会でも御報告させていただいたところでございますが、本日はその後の経過と現状につきまして御報告をさせていただきます。
 本日の資料でございますが、1ページから3ページのものにつきましては、東京都港湾局が作成したものであります。4ページは、国から東京都への通知文書の写しであります。なお、3ページ及び4ページの下線は、私ども政策調整担当が加筆いたしたものであります。
 資料の1ページをお願いいたします。本資料は、去る8月29日に開催された調布基地跡地関連事業推進協議会の幹事会で、東京都から提出されたものであります。本日、御報告させていただきます航空管制官につきましては、1の経緯に記載されておりますとおり、昨年、平成16年6月24日付で、飛行場の諸課題として東京都から調布市を含む地元3市に対して協議の申し出があったものであります。
 調布飛行場の諸課題でありますが、管制官のほか、就航率の向上、環境対策の実施、飛行場の利活用のあわせて4項目を諸課題として協議の申し入れを受けたところであります。申し入れを受けまして、地元3市と東京都は、まず協議していく場について調整をいたしました。新たな協議機関を設置したいとする東京都側に対しまして、私ども3市は、調布基地跡地のこれまでの経過や、航空管制官問題など、重要な案件は副知事が出席する調布基地跡地関連事業推進協議会で協議すべきであるとし、3市から平成16年8月25日付で推進協議会において協議していくべきであるという旨を回答し、その後3市と東京都で協議を重ねてきたところであります。その結果、ようやく東京都は推進協議会で協議することを了承したことから、さきの幹事会で都から改めて協議の申し入れと、概略の説明がされたところであります。
 なお、この推進協議会の通称名でありますけれども、本日の資料には、東京都は三者協というような表記をいたしておりますが、3市市長と東京都副知事の4者で構成されていることから、先日の幹事会におきましては、私ども3市から通称名を改めるよう申し入れたところであります。現在、東京都とは四者協という通称名で調整をいたしているところでございますが、本日の御報告におきましては協議会の名称にて御報告をさせていただきたいと存じます。
 次に、2の協議事項でございますが、東京都からは記載のとおり、既に着手をいたしております環境対策を除く3項目について協議を申し入れてきております。東京都から受けた説明内容の概略を御報告させていただきます。
 まず (1)の就航率の向上についてでありますが、次のページをおめくりください。右上に別添とある資料をお願いいたします。1の経緯の中の平成16年2月のところにございますように、新島村村長を初め、島しょ地域の方から都議会に提出された調布飛行場の安全性及び就航率向上に関する請願が都議会において趣旨採択されたことから、次の2の利用実績の表の最下段にありますとおりの現状の就航率を向上させていくため、3の具体策のとおり、東京都は計器飛行方式を導入していきたいという考え方が示されたところであります。また、導入の効果といたしまして、4の効果の欄に記載されておりますとおり、島しょ住民の利便性の向上や、防災機能の強化、安全性の向上を挙げております。
 次に、資料1ページにお戻りください。 (3)の調布飛行場の利活用についてでありますが、東京都からの資料の提出はございませんで、都の考えとしては、公共施設である調布飛行場の有効活用が図れるよう、地元各市から意見をもらいたいという趣旨の説明があったところであります。
 次に、資料の3ページをお願いいたします。航空管制官の撤退問題についてであります。1の経緯をごらんください。調布飛行場における航空管制官につきましては、平成11年12月、平成14年6月、平成16年6月及び本年5月、8月と、これまでに5回にわたり国から撤退したいとの申し入れがあったところであります。これに対して、平成12年3月、平成16年3月、平成16年8月、本年7月に3市市長と東京都の都知事の連名にて、国土交通大臣あてに要望書を提出してきたところであります。また、この中には都知事単独での要望書の提出もあったところであります。また、これまでも御報告申し上げましたとおり、本年8月には都知事あてに3市市長の連名で要望書を提出してきたところであります。こうした経緯の中で、最下段の下線のところにありますとおり、8月26日に国土交通省から東京都に対して管制業務の撤退及び空港事務所を廃止する旨の通知がなされました。
 次の4ページをお開きください。こちらは、国土交通省航空局管制保安部長から東京都の港湾局長あての通知の写しであります。記載内容でありますが、下線のところに記載されておりますとおり、国は平成18年4月から調布飛行場において提供している飛行場管制業務を廃止し、あわせて国土交通省東京航空局調布空港事務所を廃止することとしたと。そして、飛行場管制業務廃止後は、航空機の運航のために必要な情報の提供は、飛行場の管理者である東京都において行うことになるが、航空局は、現在実施している飛行場管制業務と同等に安全性は確保できるものと考えている。また、安全を確保する観点から、東京都が適切に飛行場を管理していけるよう協力していくとの内容であります。
 次に、これに対する東京都の対応でございます。前の3ページにお戻りください。3の対応方向にございますとおり、東京都は平成18年3月末日をもって国が撤退することに伴い、設置管理者として航空機に対して運行に必要な情報を提供する法的義務が生じることから、運営体制を整えて平成18年4月から、都が情報提供業務を実施せざるを得ないとの考えが示されました。また、本資料には記載はありませんが、東京都が撤退後の体制を整備していくこととした理由として、さきの幹事会では、口頭で主に4点を挙げておりました。
 1点目は、管制官が国家公務員であることから、その配置は国の専管事項になっていること。2点目として、国の撤退の意向が強く、撤退の決定が覆る可能性がほとんどないこと。3点目として、飛行場の設置管理者として飛行場機能に支障を生じさせない責務があること。4点目として、情報提供業務を行っていくための予算措置や、執行体制の整備に要する時間がないことを挙げ、これまで都として管制官の存置を求めてきたところであるが、これらを総合的に勘案し、東京都自身で情報提供業務を実施していく選択をせざるを得ないと判断したという内容でございました。また、今後は安全性に支障を来さないような方策を早急にまとめ、3市に示したいとの考えが示されました。
 これに対して、調布市を初め3市は、東京都が情報提供業務を実施せざるを得ないと判断したとの話は、この8月29日の幹事会で初めて聞いたわけでありまして、非常に重要な問題でありますので、今後の対応について各市で持ち帰り、検討することといたしました。調布市においては、市長を交えた検討を行い、調布市としては管制官を引き続き存置していただきたいとの考えに変わりはありませんので、存置を求める考えを改めて東京都に伝えるとともに、受け入れ条件により国に存置を要請する立場の東京都のこうした方針変更とも言える対応について、地元市として明確な意思表示を行う必要があるとの結論に至りました。
 また、市長からは3市連携して東京都に要請するようにとの指示があり、三鷹市、府中市にも働きかけ、3市連携して、去る9月15日に3市の助役が直接都庁に出向き、港湾局長に対して要請を行うことといたしました。当日は、港湾局長が他の公務であったため、代理として離島港湾部長の対応となりましたが、3市を代表して調布市の助役から、口頭で管制官存置を強く望む地元市の考えをお伝えしたところであります。3市から東京都に要請いたしました点は、大きく4点であります。
 資料には記載がございませんが、要旨を申し上げますと、1点目は、地元3市としては受け入れ条件を踏まえ、東京都には国への管制官の存置要請を強くお願いする。2点目は、国に管制官存置を要請する立場の東京都が、撤退後の体制を整備していくとの考えを示したことは、これまでの存置の方向を変更するものであり、極めて遺憾である。3点目は、3市としては飛行場の安全確保が最優先であることから、安全性が確保されるよう東京都と協議をしていきたい。4点目は、十分な安全対策が講じられなければ議会や市民の理解は得られない。このため、3市はもとより3市の議会、住民が納得できるよう説明をお願いしたいとの要請を行ったところであります。
 また、3市からは基地跡地の問題もございますので、飛行場問題に限定することなく、調布基地跡地全体の問題としてとらえてほしいということで、具体的には未整備の都施行事業の整備、推進もあわせて強く要請をしたところであります。対応した部署は、港湾局ではありますが、全都庁での対応を行っていくべきであるといたしまして、これをお願いしたものであります。
 以上が航空管制官についての、この間の経過及び調布市の対応でありますが、調布市といたしましては、管制官の存置を基本としながらも東京都の代替案については検討する必要があると考えております。今後、東京都から一定の考え等が示された段階で、改めて本特別委員会に御報告をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 報告は以上であります。
○福山 委員長 
 理事者の報告は終わりました。ただいまの報告について、質疑、意見がありましたら、お願いいたします。はい、伊藤委員。
◆伊藤 委員 
 今、御報告をいただきました内容は、それなりに事務レベルでの作業、大変御苦労さまでございましたということも申し添えたいと思いますが、最後に報告があったところがちょっと私なりに気になったところなんですけど、もう一度確認をとりたいんですが、前回のこの特別委員会の中でも申し上げておりますが、1点目、これは非常に重要なところなんだけれども、港湾局の部長、局長に直接助役がお願いに行ったということでありますが、基本は、この三者協というものが窓口であるということを私は前々から力説しているんですね。というのは、この件に限らず下水道処理場の問題、それぞれ先ほど説明があった都施行のもろもろの問題を含めて、各局に直接行ったんではだめですよと。ですから、そこで重要なのは、戻ってきて市長が、うちの事務レベルと、そしてその協議の中でこれは遺憾であると市役所の中で幾ら騒いでもだめなんですよ。その三者協たるものが、実際に副知事とともに、この問題を含めて当時のお約束事、これを確認し合って、履行されていない部分に関しては要求していくと。これは私は市長の責任だと思っていますよ。その辺の動きはどうなんでしょう。ちょっとお尋ねしたいと思います。
○福山 委員長 
 はい、小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 この間の特別委員会でも御指摘、御意見等いただいたところだと思います。私どもの方も先ほど御説明、御報告申し上げましたとおり、東京都の方は、飛行場問題に限定したいという考え方が、非常に強くございました。ただ、私どもの方は、飛行場の正式化を受け入れるに当たって、基地跡地利用計画総体として受け入れたというふうに思っておりますので、その場については問題を飛行場問題に限定することなく、基地跡地全体をテーマにした協議の場で、きちっとやっていくべきであるという考えで、先ほど御報告申し上げましたように三者協なのか、四者協なのかというところがございますが、六者協の後に設置された協議機関において協議をしていただきたいのだということを再三にわたり言ってまいりました。ようやく、ここで推進協議会の開催の運びとなったものでありまして、その枠組みの中の幹事会で、先ほど御報告させていただいたように、都から協議ということで投げかけを受けたところでありますので、我々も今後は基地跡地問題も十分踏まえながら、そうした場の中で協議を進めさせていただきたいというふうに思っております。
 以上です。
◆伊藤 委員 
 思っているだけじゃだめなんですよ。やはり、この問題含めて、港湾局に行って、ほかの問題も含めて話をしてきたよということですけれども、本来の機能を十分発揮でき得る組織ができているわけですから、そちらの方をまず優先して、私は結論を導き出していく1つの作業として開くべきじゃないのかなと。当然、開いていただけるという約束は取りつけたということですけれども、基本的にはこういった結論が情報伝達されてきたわけですけれども、この前に、もう今から言っても遅いのかもしれないけれども、なぜやらなかったんだろうかということが、まず最大の私の疑問点として挙げさせていただきます。
 ただ、そこでちょっと角度を変えて質問をしたいと思いますけれども、まずちょっとたまたまきょう調べ事をしていまして、はっと気がついたことがあるんだけども、これはどこまで把握しているかわかんないけど、平成16年度の航空機の国内の事故件数が何件でしたかと問い合わせを今してもしようがないので、最初から答えを言いますけれども、6件発生しているんですね。この中で、15年の18件、これを合わせると15、16年で小さな事故を含めると44件、航空機事故があったということなんです。このうちの小型機の事故というのが約8割を占めている。これは国土交通省のインターネットで出ていますから間違いないと思うんですね。小型飛行機というと、この調布飛行場が一番危険性の高い飛行機が飛んでいるところなので、ぜひこの管制官の存置がいかに重要なのかということを、まず認識を持っていただければと思います。当然、事務局の皆さんも認識を持っていただいて、これに対して対応していただいているんじゃなかろうかと思いますが、再度その辺を認識していただければと思います。
 それと、この資料をいただいた中で、広島西飛行場の例が挙げられておりますけれども、この広島西飛行場もどこに存在するのかなということで、やはりちょっと調べたんですけれども、広島湾の海に面した両側に大きな1級河川でしょうかね、太田川。これに挟まれたところということで、多少周りには市街地が存在をしておりますけれども、本市のこの飛行場の周りとは、同じような例を挙げているとすると、そんなにはこれは同じとは思えないなと。うちの方の市街地というこの位置づけの中で飛行場があるということが、いかに安全性を保たれた後の運営が必要であろうというふうに思っております。
 そこでなんですけれども、受け入れ条件、当然、当時六者協の中で最終的に決まっている部分で……受け入れ条件になっている中で、その内容は3市が都から約束をしていただいているんじゃなくて、努力義務。この管制官存置については、そんな位置づけではなかったのかなと、こんなふうに、今新たに認識をしているわけですが、東京都も当然国に存置を要請しますよということも言っているわけですね。そこで、本来国の所管のことでありますので、調布市としても国に直接言っていけない。都としては、国が方向づけ、要するに法律の改正の中で、結論を出されたことに関しても当然要請はしていくけれども、結論は見出せないであろうと、こんなふうにも推察するところなんですが、この調布市、三鷹市、府中市の中にある飛行場の件を国から見た段階では、三者協で、当時六者協で約束をしたから云々という内容から、また範囲が違う部分であろうかなと、こんなふうにも思っておりますが、まずその辺の認識をちょっと、この最後の質問だけちょっとお答えいただけますか。国から見た場合に調布のこの飛行場はどうなんだろうかということに関して。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 調布飛行場の受け入れ条件の中で、27項目の受け入れ条件がございます。これは、前々回だったかと思いますが、当特別委員会におきまして、協定を資料として御提出させていただいたところかと思います。その中での受け入れ条件4の安全対策というところが別表でございまして、今ちょっと口頭で申し上げさせていただきますと、調布市の受け入れ条件として、航空管制官を存置し、管制時間と飛行場の運用時間を一致させるよう努めることというのが受け入れ条件であります。
 これに対して、東京都の回答でありますが、国に引き続き要請するという回答をしております。今、伊藤委員がおっしゃられましたように、こうした回答にとどまっているということは、航空管制官が国家公務員ということでありますので、国の専管事項に属する内容だということで、東京都もこのような回答にとどまらざるを得ないのかなと思っております。
 また、この間、国に管制官の存置の要請をいろいろな場面でしてきました。その中で、国から言われている内容、国の認識とでもいいましょうか、そうしたものを見ますと、確かに受け入れ条件になっているということは国も承知はしております。我々も何度も言っておりますから。ただ、国から見れば、あくまでも東京都と地元市との間の協定であって、この協定については、残念ながら国は関与していないというようなスタンスであります。
 また、国の方は、もともと調布飛行場が昭和16年の4月に、当時の東京府の飛行場として開設をされ、その後さきの対戦で日本が敗戦になり米軍に接収され、その後米軍から日本に返還されたときに、国の管理の場外飛行場ということでこれまで運用してきたというような経過もあって、それが平成4年の7月に国から東京都へ管理が引き継がれたという経過の中で、国から見れば、歴史的にある種配置してきた特殊性があるというような考え方も示されているところであります。そのようなところから、国側から見れば先ほど申し上げましたように、地元市の管制官存置を望む要望はわかるけれども、協定の内容にはなっていても直接それには関与していないんだというような考えであるというふうに認識をいたしております。
 以上です。
◆伊藤 委員 
 そうしますと、当然受け入れ条件であったことは間違いはないんだけれども、そして今後も当然存置を求めていかなきゃならないと、この立場は変わりませんけれども、現実的にやはり見据えなきゃならない部分というのが、今後発生してくる可能性が十分ある。こんなふうにも思うんですが、その辺はいかがですか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 これまで、私どもの方は、基本的に管制官を存置していただきたいと。東京都には、国にそれを要請していただきたいという考えでありまして、それはもう全く変わっているものではございません。
 先ほど御報告申し上げましたように、東京都は難しい状況であるというふうに考えて、都自身が航空機に対して情報提供業務を行っていかざるを得ないという考えが示されているところでありますが、今後は先ほど申し上げましたように、都から何らかの対応案が示されることになろうかと思います。私どもは、相手側の土俵に乗るということは好ましくないと思っておりますので、ずっと存置を求めてきておりますけれども、今お話がありましたように、都からそのような考えが示されることになりますので、まずその内容を十分見ていく必要があるのではないかというふうに思っているところであります。
 以上です。
◆伊藤 委員 
 また後ほど質問させていただきますが、ほかの方もあるでしょうから。
○福山 委員長 
 ほかにございますか。はい、任海委員。
◆任海 委員 
 管制官の撤退ということは、受け入れ条件の内容に照らしても、安全対策として地元3市がこぞって管制官の存置を要求したと。同時に、この文書は管制時間と飛行場の運用時間の一致の問題を求めている。これは、夕方になったら早く管制官がいなくなってしまうという問題ですよね。それに対して、東京都は国に要請すると言ったんですが、それは、国の専任事項だというのはそのとおりなんですが、これを要求して引き続き国に要請するというのは、先ほどの国の問題だということとともに、管制時間と飛行場の運用時間の一致ということにも意味がかかっていたんではないかと。これは、引き続き要求して解決をしたわけでしょう。だから、ここの解釈というのは国のことだからやむを得ないということだけでなくて、一致という問題が含まれていたんじゃないんですか。
○福山 委員長 
 はい、小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 全く同じような認識は持っております。
 以上です。
◆任海 委員 
 それで、これはもう明確に当時の協定覚書違反なんですよ。そういうことは明確なんですね。私は、もう1つの問題として、国の方の今やろうとしている撤退に対して、東京都が別の意味での安全対策を講じるといっているわけですよね。運行に必要な情報を提供する法的義務が生じることから、運営体制を整えて情報提供業務を実施せざるを得ない。国の方は、そういうことをやっても安全上は問題がないんだということも書いてあるわけですね。実際、本当にそうなのか、国から東京都に変わって一体どういうような内容になっていくかということについては、先ほどその問題も踏み込んでとおっしゃったんですけれども、今現在わかっている見解をちょっと教えていただけますか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 前回の特別委員会で、そのようなお話もいただいたと思っておりますけれども、撤退後の調布飛行場の運行内容がどのように変わっていくのかというようなところと、それから、それに対してどのような対応を東京都が設置管理者として行っていくのかというようなことについて、きちっと確認をしていく必要があるというふうに思っております。
 私どもの方で、まだ都から具体的な内容が示されておりませんので、どのような考え方を東京都が持っているかは、現段階では全くわからないところでありますけれども、私どもなりに今時点でまだ勉強中ではございますけれども、確認している内容といたしましては、やはり今のところ大きく2つぐらいあるのかなと。1点目は、管制官が撤退したことによって、管制圏、こういったものがなくなっていく可能性があると。これによる影響がどういうものであるのか。それから、管制官、空港事務所の方で航空機に対して提供されていた情報提供、これがどのような対応がされて、どのように実施されていくのかというようなところ、こういったところをきちんと確認していく必要があるのではないかというふうには、今のところ認識をしているところであります。まだまだ、専門的なところもございますので、私どもの方でも研究調査を重ねながら、都から案が示された段階できちっと我々の方でも確認をしていきたいなというふうな考え方を持っております。
 以上です。
◆任海 委員 
 1つは、今後、研究調査なんだけれども、東京都や国の方は、安全ですよ、安全ですよということで問題ないような言い方をするもんですよ。向こうは進めたいわけで。やっぱり、その点に屈しないように科学的な独自の調査というのをきちんとしてもらいたいと思うんですね。
 それで、国、都の考え方は全くわからないと言ったけど、それはちょっと言い過ぎじゃないか。私の手元に、これはどこから手に入れたんだか忘れたんだけども、去年の8月に東京都庁において、地元3市と飛行場問題についての協議がされているんですよね。これはさっき伊藤委員が言ったように、正式なものではないということなんだけれども、東京都がまとめた議事録があるんだけれども、これはそちらも承知している内容だと思うんだけれども、この中に管制官に関する質問等事項3市まとめと書いてあるのがあるんですね。別の部分で質問事項については、3市を代表して調布市が行ったと書いてある。質問事項の中に、航空管制官と情報官の違いは何かとか、管制官が撤退した場合だれが指示するんだとか、管制圏はどうなるのかとか、管制官がいなくなっても、適正な情報提供を行えば安全上問題ないということは客観的に実証できるのかだとか、全部でこの項目だけで、具体的な項目を書いて質問したわけでしょう。ところが回答がないんだよね。前もたしか、要求事項はあるけど回答ないじゃないかってあなたにお聞きしたことがあるんだけども、回答は口頭でもらったんで文書では出ていませんでしたとおっしゃったんだけど、結局ある程度東京都の方向というのは認識してるわけでしょう。違うんですか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 先ほど申し上げましたように、都が国の今回の撤退通知を受けて、情報提供業務を都自身で行っていかざるを得ないとしたのは、この8月の終わりであります。先ほどの御説明、御報告の中で、昨年もちょうど夏場に国から撤退をしたいという意向が示されたことから、我々も基礎的事項ということで、東京都に対して今、委員の思っているような質問をしたのも事実であります。
 ただ、具体的なそれに対する内容確認まではできていないというのも事実でありますので、私どもの方は先ほど申し上げましたように、管制官撤退による影響等について確認をしながら、都からの提案内容についてきちっと確認をしていきたいという考え方であります。
◆任海 委員 
 一定の回答は口頭であってももらったんでしょう。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 口頭ですけれども、一定の回答と言えるものかわかりませんが、説明のようなものまではあったというふうには認識をしております。
◆任海 委員 
 それで、東京都は変わって代替措置をとれば安全だと言っているんだけれども、それは安全だと思いましたか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 そこまでの踏み込んだ話まではしていなかったというふうに思っております。
◆任海 委員 
 そうしますと、今、管制官が、今度は情報官、民間の委託した情報官が当たっていくということになるんですよね。権限の違いは一体何ですか。どう違ってくるんですか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 具体的な中身は、課題認識としては持っております。先ほどもちょっとお話に出ましたように、調布飛行場と同じコミューター空港が全国で8空港あるというふうに思っておりますが、その中で管制官がいるのは調布飛行場だけというような状況になっております。こうしたほかの空港で、どのように設置管理者である県が情報提供業務を行っていくかというようなところをこちらの方でも確認してきたいという考え方であります。
 以上です。
◆任海 委員 
 根本的ですけれども、法的にはどう違ってくるんですか。管制官と情報官。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 そうしたところも確認をさせてください。今の時点で課題認識はしていますけれども、まだ具体的な中身についてきちっとした確認までは、申しわけありませんができておりませんので、今後はそこのところも含めて確認をさせていただきたいと思っております。
◆任海 委員 
 具体的なことで聞きますけれども、飛行場を離陸しようとしている飛行機が数機あると。すると、今はどの飛行機について離陸を認めますというのは管制官がやっているわけですよね。今度は、情報官になってくると、だれがそれをコントロールするんですか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 先ほど申し上げました、ほかの空港をいろいろ調べたところでは、管制官でなく県から委託を受けた方がそうした対応をしているというふうに確認はできておりますけれども、先ほど申し上げましたように、調布飛行場においてどのような対応になっていくかというところについては、現時点では、まだ我々もわかっておりませんので、その辺については都から案が示された段階で先ほど申し上げましたように、安全性の観点から確認をしていきたいと思っております。
◆任海 委員 
 東京都の委託されたところが仕切るようなことなんだけれども、管制官の場合は明確に指示なんですよね。あなた待って、こっちの飛行機離着オーケーと。同様に、今度は調布飛行場に着陸する飛行機が数機あると。すると、どの飛行機から着陸を認めるか、管制官が決定して指示を出す。情報官の役割というのは何でしょうかね。着陸、離陸に必要な情報を飛行機の側が情報官に求めるということなんですよね。幾つかやっぱり安全上や騒音対策の問題であるんですけれども、例えば、今飛行機は風が吹いてるときは風向きに向かって飛んでいくというようになってますから、カームダウンといって風がないとき。それでも今、調布の飛行場というのは、北側と南側と、あそこに言わせると公平に飛ばしていますと言うんですね。公平じゃないという話もあるんだけれども。今度は、情報官になってくると、それはどうなるんでしょうかね。それは、指示で北に飛べ、南へ飛べということになるんですね。今度情報官になったら、そういう指示は出せるんでしょうか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 ですから、私どもの方は、逆にこれから確認をしていきたいというところがいっぱいあります。これまで基本的に、ずっと存置ということできておりますので、存置という考え方で求めてきたものを、相手の土俵に乗らないということで存置を求めてきたわけですので、ただ現実、先ほど来出ておりますような状況になっている中で、これから影響について何を確認すべきかも含めて、きちっと整理をしていきたいと思っておりますので、今、任海委員がおっしゃっていただいたような点、また、ほかにも市として東京都と協議していく上で、確認すべき事項があるんじゃないかというようなところが、もしございましたら、むしろ逆に教えていただければありがたいなというのが率直なところであります。
 以上です。
◆任海 委員 
 そこが重要なところなんですよ。要するに、存置を求めていくから具体的なことは今まで研究はしてこなかったということだったらこれは間違いなんですよね。東京都にどうなんですか、どうなんですかと聞けば、聞き方によっちゃ相手の土俵になるんですよ。聞かなくたって東京都のやろうとしていることは、いろいろな情報がもう既に昨年の段階で何回かこうやって事務打ち合わせをやってわかっているわけだから、私だって東京都の文書を読めば東京都が何やっているかわかりますし、直接、都の担当者から聞いたこともありますよ。だから、それに対してどういうような問題点が安全上発生するんだと。それは、皆さん方が頭使ったり、これまでのことをいろいろ整理してみればわかることですよ。そのことにやっぱり、独自の研究調査をしていくというスタンスでいかないと、そうしないとさっき言った存置を求めているからそういうことというのと、今度は矛盾してくるわけで。存置はやっぱり求めていく。しかし、相手の言っていることで安全を確保できるということは、本当にそうなのかどうかということは、やっぱり独自の検証をしていかなければならないことなんじゃないでしょうかね。
 私は同じこと聞いても、まだこれから研究だと言うかもしれないけども、例えば今、騒音対策として調布飛行場を飛び立った飛行機が右旋回したり左旋回しているのは御存じですよね。昔は大体真っすぐしか飛ばなかった。今は市役所のこっちを飛行機が飛ぶ。あれは、地元の人たちが騒音を同じところにやるのは問題だから帯状に飛ばせといって、それを受け入れて、それで管制官は飛行機ごとに指示してるわけですよ。右行け、左行け、真っすぐ行けと。今度はだれがそういうことを指示できるんですか。これは一番問題。今度はすべて飛行機側の自己責任なんです。事故が起こったときは全部飛行機側の自己責任。今事故が起きれば管制官の責任。責任所在が全然違ってくるわけね。これ、一番大きな問題だと思いますよ。それから、先ほど空域の問題を言ったけれども、今度空域がなくなってしまたら一体──質問事項に入っていますけれども、一体空域はどうなるんですかと書いてあるんだけれども、こういうのはやっぱり皆さん方がいろいろ調べればわかることですから、きょう、これ以上この場合どうなんだ、どうなんだと聞いても皆さんも困るでしょうから聞きませんけど、具体的にどういうような問題が危惧されるかという整理と、それに対して具体的に調査研究をした結果こうなんだというのはやっぱりまとめてください。それを盾にしてやっぱり存置が必要なんだという根拠にする必要があるんじゃないかと思うんですけれど、どうでしょうか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 私どもの方でも影響等についてきちっと確認をして、課題を整理していく必要があるというふうには思っておりますので、私どもの方でもきちっと確認をした内容については、お話、御報告ができるようにさせていただきたいと思っております。
◆任海 委員 
 よろしくお願いします。私は、さっき東京都がまとめたように言いましたが、これに既にある程度整理されているんですよ。管制官等に関する質問等事項3市まとめということで、私の方もこういうところが危惧されるなということをもう既にまとめていらっしゃるじゃないですか。それをもう少しかみ砕いて、それでもう少し中を分けて、それで調査研究を実際に進めてもらいたいと思います。
 それからもう1つ、この間のこの特別委員会のときに、管制官がいなきゃ使用停止してもらえという意見が出たでしょう。私は、やっぱりそれに値するような事項じゃないか。管制官がいないところで、飛行機が飛ぶなんていうのはとんでもないことだと思うんですね。やっぱり管制官がいなくなったら、その時期は飛行場停止を求めるというのは1つの筋の通った言い方じゃないかと思うんですが、見解どうでしょうか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 まず、今のお話でありますけれども、恐らくそのぐらいの意気込みで東京都と協議していけよというような御指示かと思いますけれども、私どもの方も先ほど御答弁申し上げましたように、受け入れ条件の内容、それから国の認識、そういったものも現実問題としてきちっと認識をしながら、一番基本にあるのは、廃止とかかなり厳しい御意見もございますけれども、調布飛行場を調布市として受け入れてきた中で、今まで移転、廃止ということであったのが、平成4年当時に受け入れというような考え方に、方針を変えたわけですけれども、そのときの考えは、離島路線ですとか、あるいは地域空港の拠点とか、そういうような調布飛行場が本来持っている地域空港の拠点としての重要な役割をかんがみて、広域的な観点から受け入れをしてきたということが、まずこれまでの経過の中であるということで、それは踏まえていかなければならないと思っております。
 そうしたところを押さえながら、今回の受け入れ条件とどのように整合していくのかというところもきちっと踏まえながら、都がどのような安全性を確保するための代替案を示してくるのかというところを、きちっと見きわめて判断していく必要があるのかなと思っておりますので、現段階では先ほど申し上げましたように、東京都から具体的な案は示されておりませんので、今後示された段階できちっと確認をした上で考えていかなければいけないものと思っておりますから、そうした東京都との協議の上で、今お話があったようなところは、東京都と協議をやっていく際の後押ししていただける意見ということで、承らせていただきたいなと思っております。
 以上です。
◆任海 委員 
 室長さんいかがですか。
○福山 委員長 
 はい、大橋政策室長。
◎大橋 政策室長 
 先ほどから何回か同じ答弁をさせていただいているかと思いますが、委員御指摘のように、存置の一本やりで勉強しないというような状況で通れるようなところにはきておりませんので、もっと厳しい局面になっているかなというふうに思っております。
 先ほど小杉副主幹も申し上げましたように、課題を整理しながら勉強していかなければいけないということで、東京都との協議もせざるを得ない状況であるなというふうに思っております。管制官がいなければ閉鎖というような考えはどうなのかということで、前回の委員会にもそういうお話はありましたけれども、いきなり閉鎖ということではなくて、安全性の確保と、それから住民の皆さん、それから議員の皆さんに御説明を東京都にも求めていきたいというふうに思っておりますので、私どもだけではなかなか仕切れない部分もあるかなと。非常に専門的な部分もございますので、そういった直接的なお話ができる場面も必要なのかなというふうに今思っておりますけれども、そういった中で安心、安全というところが確認できなければ、また御協議をしていかなければいけないかなというふうに考えております。
◆任海 委員 
 安全、安心が確認できなきゃ御協議ということは、対抗手段をとるということも含めてという解釈でよろしいですね。
◎大橋 政策室長 
 対抗手段というのはいろいろあろうかと思いますが、いろいろな御意見がありますから、市としての総意、議会と行政として、それからまた住民としての総意で対抗手段については考えていく必要があろうかと、そのように思っております。
◆任海 委員 
 今度の問題というのは、国の方がかなり強力に撤退を言ってきて、東京都の方もこれまでの3市との約束ではもうだめだからというようになってきているわけだから、やっぱり約束が守られないということになれば、何らかの対抗手段が必要だというふうに思うんですね。1つの対抗手段としては、飛行機出入りするなということもあるんだけれども、いろいろ対抗手段があると思うんだけど、ひとつそれは3市でよく検討してみてください。そういうこともやらないと、やっぱりこれはなかなか、有効な決め手の1つとして、ぜひ考えていく必要がある時期に来ているんじゃないかと。それを行使するかどうかはまた別の問題ですよ。検討だけはしてみてください。
○福山 委員長 
 御要望ということで。はい、大須賀委員。
◆大須賀 委員 
 この間の国と東京都の姿勢は、極めて不誠実この上ないですよね。まず、国ですけれども、管制官の存置が受け入れ条件になっているというのはもちろん国も承知していて、それは都と市との協定ですから、私たち知りませんみたいな言い方ですよね。なおかつ、今回国が撤退をすると言っているわけですけれども、8月26日付の国土交通省航空局の管制保安部長が港湾局長にあてた廃止の通達の中で、その安全性についてですけれども、「航空局におきましては、現行実施しております飛行場管制業務と同等に航空交通の安全性は確保できるものと考えております」。極めて一般的な言い方かもしれませんけども、言い方をかえれば、多分今までと一緒ぐらいの安全性はできるでしょうみたいな言い方ですよね。不誠実きわまりないですよね。安全性が確保されるか全然検証されていないわけですから。
 なおかつ東京都ですけれども、それを受けて、先ほどもやりとりがありましたけども、情報提供業務がどうなのか、その中身がいまだに明確に示されていないですよね。市としては、当然存置が約束ですから、撤退は約束違反という主張をもちろん限りなくしなければいけませんけれども、それに対して東京都は、約束は守れなかったけども、こういう情報提供業務の内容だから安全性は確保されていて、今までと変わりませんよというのをきちんと科学的にも検証した上で、それを提示しなければいけない段階にあると思うんですよ。時期を考えるとね。この時期ですから、来年度の予算措置もみんな決めている時期ですよね。存置するにしても撤廃するにしても。この段階で、いまだに東京都からそれが示されていないことが不誠実きわまりない第1点です。
 それから、2点目は、先ほど説明にありましたように、9月何日かちょっとメモできなかったんですけれども、3市の助役がこの存置の件で東京都に行きましたよね。そのときに、何と局長が会わなかったという事実です。国に対しても、都に対しても、都道府県に対しても、当然だれが会うかというのが、相手側がどのくらい真剣に考えているのかという度合いですよ。国においては、大臣、副大臣、事務次官、それから局長、審議官、部長、段階がありますよね。東京都においては、都知事、副知事、それから局長、部長。段位があるんですよね。どの段階のだれに会うかというのが、まさしく相手の態度なんですよ。それでわかるの、本音がね。それが、局長に会いたいといって約束をしていったにもかかわらず、局長じゃなく部長が対応したということでしょう。ここが東京都の対応の実態だとしたら、本当に約束違反なんだから、飛行場の存続もこれにかかわりますよというくらいの大もとといいますか、私はそのぐらいの意味合いを持ってくると思うんですよ。東京都がどのくらい安全、安心な面から情報提供業務を真剣に考えているのか、今までの2つの点からいって、私は極めて今のところ懐疑的です。今の段階での誠意を全く感じません。
 そこで幾つか質問したいんですけども、まず市の小杉さんにお伺いしたいんですが、先ほどこの間のかなり重要なポイントの説明をいただきました。1つは、東京都が情報提供業務を実施せざるを得ないという判断に至った4つの理由。それから、3市の助役が東京都に要請を行った4つの点。これが口頭で説明されましたよね。極めて大事なそれぞれ4つの内容だと思うんですけども、文書によらないで、なぜ口頭だったんでしょうか。
○福山 委員長 
 小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 こちらの方でも御報告に当たって、国や都の資料に基づいて御報告をさせていただく中で、今やらせていただいたような形で報告させていただきましたが、本来文書であればというようなところでありましたら、私どもの方でもその辺については申しわけなかったなというふうに思っております。
 以上です。
◆大須賀 委員 
 資料請求でお諮りいただきたいんですが、東京都が情報提供に至った4つの理由と、それから9月、3市の助役が東京都に要請した4つの内容については、文書でいただきたいと思います。
 私が何でこういう話をしたかといったら、これから先、管制官の撤退と、それから情報提供業務の安全性について、極めて厳しく見ていかなければいけないわけですよね。そういった意味では、国と都、調布市、3市のやりとりについてはかなり正確に期さなきゃいけないと思います。そういった意味では、可能な限り、口頭ではなくて文書で今後もいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それから、先ほどの小杉さんの説明の中で、東京都の方針転換に対して、長友市長が明確な意思表示をしたいと、あるいはするというお話があったんですけども、具体的にはいつごろどういう意思表示をされるということになっているんでしょうか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 私の方の説明では、8月29日の幹事会の都から説明を受けた内容を報告した際に、先ほど申し上げましたように、きちっと地元市として存置を求める考え等を東京都に伝える必要があるであろうということで、3市助役連携して、先ほど申し上げましたような形で東京都に要請したというところであります。
 以上です。
◆大須賀 委員 
 ということは、長友市長の言う明確な意思表示というのは、3市の助役で頭をそろえて行ったけれども、局長にすらすっぽかされて、部長にだけ会って考えを聞いてきたということだけということですか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 そのほかに、市長自身の方で国土交通大臣にお会いをしたいということで、面会の申し入れをされたというふうに聞いております。ただ、ちょうどそのとき、御案内のように選挙中ということもあって、実際にはお会いすることはできなかったようでありますけれども、市長自身もそのような対応をされたというふうに聞いております。
 以上です。
◆大須賀 委員 
 ということは、まず確認すると、3市の助役で会いに行ったのが1つ。それから、国土交通大臣に会いたいと言ったけれども、いろんな諸般の事情でいまだ実現はしていないというのが1つ。それだけということですね。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 そのときの具体的な対応はわかりませんけれども、国土交通大臣へ面会要請をされた後、国から東京都経由で私どもの方にも連絡が入ったわけですけれども、そういったところを見ますと、確かに直接は会うことはできなかったかもしれませんが、地元市の存置を求める思いというのは、国側へも伝わったと思っておりますし、また一方、東京都においても、やはり国、都の関係の中では、地元市がそのような意向だということであれば、やはり東京都に対する牽制にもなり、なかなか簡単に進む話じゃないなというところも都としても認識をしたものというふうには思っております。
 以上です。
◆大須賀 委員 
 私も過去に国会議員の秘書もしてましたのでわかるんですけど、面会の申し入れをして、それが実現していないということは、何ら影響力を持ちません。意思表示にもなりません。それははっきり申し上げておきたいと思います。
 それから、事務方の努力も大切だし、それについてはよくわかります。今までも説明をいただいているし、資料もいただいていますから。あとは、市民の生命と財産を守る最高責任者の市長が、政治家としてどのように動けるかというのが、私は今回とっても重要なかぎを握っていると思うんですね。政治家として動くということは、国会、それから都議会、もちろん国土交通省も含めまして、あと調布市議会、それからマスコミ、あと市民。それらにどうやって、それぞれネットワーク、あるいは連携しながらやっていくのかいかないのか、そこはとっても重要なところだと思うんですよね。少なくとも私の知る限り、長友市長から市議会に何らかの一緒に行動をどうのこうのということがあったというふうには認識していませんが、国会もしくは都議会についても当然何らかの行動をしていると思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 私の方で知り得る範囲は、先ほどお話ししたところでありますけれども、この間、御報告申し上げましたとおり、これまで行政として、また、行政の最高責任者として国土交通大臣あてに3市と連携しながら、また都知事とも連携しながら要請を行ってきております。
 また、私どもの方もこれまで、重要な問題でありますので、経過等については逐一御報告させていただき、市長から直接指示を受け、例えば国に直接行ったり、あるいは電話のやりとりですけれども、東京都等ともかなり激しくやりとりをしております。そうしたところも行政としての取り組み、また行政のトップとしての指示を受けての取り組みということで御理解をいただければなと思っております。
◆大須賀 委員 
 行政の取り組みについては、よく理解しています。ただ、行政の取り組みには限界があることも事実ですよね。この件に限らずね。特に、国、都道府県、市町村の間で利害も含めまして考えが違うときには、必ず国は東京都だ、都は国だと言っている間に、結論として市が最後、引き受けちゃうことが現実に多いんですよね。今これがそれに近いような状況であるかもしれませんけども、そのときに首長である人間がどのぐらい政治力を発揮するかなんですよ。私が今問いたいのは。それで今お聞きしている限りは、国に対しては3回要望書は出しました。それから、所管の国土交通大臣には1回面会を申し入れたけど、断られちゃってそれ以降していない。
 国会には委員会がありますから、当然、地元の議員かだれでもいいですけれども、委員会で質問してもらうことはできますよね。都議会でも同様ですよ。当然、都議会の港湾局の関係の委員会がありますから、ましてや東京都が調布飛行場の今の主たる管理責任者なんですから、都議会での質問も可能なわけですよね。
 行政は行政で努力をもちろんやっているけれども、市長が市長でどのぐらい努力をやっているかというところは、今回の結論を考えると極めて政治力がなかったら、私はひっくり返らないと思いますよ。国と東京都は管制官の撤退でもう了承しちゃっているわけですから、幾ら市が頑張ると言ったって、行政レベルじゃ無理だと思います。あとは、市長がどのくらいの本気になって、政治力を使うか使わないか、もうそこに尽きると思います。
 そういった意味では、もちろん市議会も両輪ですから一緒にやっていくわけですけれども、市長から何も要請がなかったらなかなか動きにくいですよね。もちろん、独自に動くというのはできますけども、両輪である限りはきちんと私は対応していきたいというふうに、議会独自の対応も含めましてやっていきたいと思っていますので、その辺、市長と直接意見交換ができる立場にありませんから、ぜひ大橋室長を初め、その辺のお考えを市長に直接お聞きいただきたいと思います。
 本気で管制官を存置したいのか、それとももう結論は出ちゃっていますよと。あとは形だけ要請行動をして国土交通大臣に1回ぐらい会えばいいでしょうと考えているのか、それは正直言って私はわかりません。だから、そこのところを所管の大橋室長はきちんと市長に聞いて、本気で市長が考えているというんでしたら、私たちももちろん議会独自でも責任を持ってやっていかなければいけませんけれども、まさしく両輪で国会だ都議会だと連携してやっていかなければ、ひっくり返らない重大性を持っていると思いますので、そこはよろしくお願いします。
 以上です。
○福山 委員長 
 大須賀委員、確認をさせていただきますが、先ほど資料要求をされました。東京都が情報提供業務を実施せざるを得ないといった4項目の理由ですね。これと、それから9月15日、助役が東京都へ要請に行きました、そのものを文書でというこの2つでよろしいですか。
◆大須賀 委員 
 はい、その2点資料請求をお諮りいただきたいと思います。
○福山 委員長 
 ただいま、大須賀委員から2つの資料要求がございました。本件を委員会として資料要求することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福山 委員長 
 それでは、異議なしと認めます。よって、委員会として資料要求することと決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。
 ほかにございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福山 委員長 
 それでは、ほかに発言もないようですので、本件に対する質疑を打ち切ります。
 続きまして、報告事項の2の調布飛行場まつりに係る行事についての協議結果につきまして、理事者の報告を求めます。小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 それでは、調布飛行場まつりに係る行事についての協議結果につきまして御報告させていただきます。資料については、本日御配付させていただいたものをお願いいたします。
 本件につきましては、平成17年10月9日、日曜日でありますけれども、こちらの日に開催が予定されております調布飛行場まつりに係る行事についての協議結果ということで、去る8月26日に開かれた調布飛行場等対策特別委員会において、東京都から協議を受けた旨、御報告させていただいたところであります。
 その後、昨日9月28日に開催された調布飛行場対策協議会において御協議いただき、協議会からは体験飛行及びパラシュートによる降下の両行事とも、飛行場まつりに限定すること。安全対策及び万が一の場合の対策を十分に講じること。回数については、協議回数以内とすること。来年度以降の実施については事前協議をお願いするという、以上4つの条件を付して了承するとの御意見をいただいたところであります。この協議結果を踏まえ、調布市といたしましては、東京都に対し、条件を付して協議了承の回答をいたすことといたしております。
 以上で報告を終わります。
○福山 委員長 
 理事者の報告は終わりました。ただいまの報告について、質疑、意見がありましたら、お願いいたします。大須賀委員。
◆大須賀 委員 
 前回の特別委員会のときに、体験飛行について参加者を限定できないかという質問をしました。限定の内容は、調布、三鷹、府中の3市民に限ると。それ以外の市民は、飛行場の迷惑とは関係ないわけですから、たまたまこの日に来て飛行機が好きだから乗るなんていうことは、地元の市民として不愉快きわまりないという理由で限定していただきたいという話をしたんですが、その検討結果はいかがだったでしょうか。
○福山 委員長 
 小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 今、御報告申し上げましたように、調布市として了承するかどうかの回答につきまして、昨日の協議会での協議結果を踏まえて今後回答するということとさせていただいているところでございますので、ちょうど明日、東京都と3市とで飛行場まつりの行事について打ち合わせをすることといたしておりますので、その中で投げかけをさせていただきたいと思っております。
 ただ、担当間では前回の特別委員会で大須賀委員からそのような御意見をいただきましたので、内々には当たらせてはいただいておりますけれども、なかなか技術的にその方たちだけを抽選するのは、今のところちょっと難しいのかなというような考えは、その中では出ておりますが、先ほど申し上げましたように、あしたの打ち合わせの中で、昨日の協議結果、それから調布市としての回答を踏まえて実施していいというふうな回答になりますので、それを踏まえてそういったこともできるかどうか確認をしていきたいなとは思っております。
 以上です。
◆大須賀 委員 
 ことしは、具体的にもう日にちが迫っていますから、3市民限定ということは、今の段階ではどうも不可能なようですから、来年以降、同種の催し物が行われるとしたら、3市民に限定しなかったら私は明確に反対します。あくまでも飛行場まつりという趣旨からいっても、迷惑をかけている地元の方々に、飛行場のことについていろいろ理解をしてもらいたいという趣旨からあるべきだと私は思っていますから、3市以外の飛行機好きの人がたまたま来て乗るというのは決して認められません。それから、方法については3市の市民の所在を確認する方法は、現実に幾らでもありますから、それはできない理由 100言う前に、きちんと対応していただきたいと思います。
 以上です。
○福山 委員長 
 はい、伊藤委員。
◆伊藤 委員 
 この件も、せんだってお話ししておりますが、この飛行場まつり当日の交通規制と申しましょうか、とにかく自動車でいらっしゃる方々が多い。これについて、天文台通り初め、甲州街道、すべて周りの道路が全く動かない、こういう状況になりますので、この辺の対策はどうなっているのか、ちょっとお伺いしたいと思いますがいかがでしょうか。
○福山 委員長 
 はい、小杉副主幹。
◎小杉 調整担当兼政策調整担当副主幹 
 先ほど申し上げましたように、詳細については明日確認をしたいと思っております。ただ、1ヵ月前の当特別委員会において伊藤委員からそのような御指摘をいただきましたので、実施主体である東京都の方にもその旨のお話をさせていただきました。今の段階で都から聞いている話を御報告申し上げますと、本年度については、三鷹警察署の方と十分協議をする中で、行事が実施されるということの事前告知の立て看板を設置するですとか、あるいは駐車場への誘導看板を設置すること。あるいは誘導員を昨年よりも増員して、スムーズに駐車場へ入れるようにするというようなこと。あるいは駐車場の中の駐車台数をふやすことによって、なるべく多くの台数の収容を可能とするというような対応。それからあと、調布駅とそれから三鷹駅から飛行場に行く定期路線バスがございますけれども、まつり当日については増発をし、また去年よりも特に朝の時間帯については調布駅発の便を2便ほど増やすというような対応を検討しているというふうにも今の段階で聞いております。したがいまして、その辺の交通対策については、昨年よりも十分検討した上で対応をしていただいているものと理解しております。
 以上です。
◆伊藤 委員 
 できればもっと早くそういった情報交換の場を本来持つべきであって、実は我々の地元の自治会にはもうポスターやら御案内、もろもろ配布はさております。ついては、あす最終的な打ち合わせをするにしても、例えばそういった例を挙げての協議をできる場所ではないと、こんなふうにも想像をするわけですね。バスも増発をするということですので、それはいいことなんだけれども、そのバスすら動かない、こういう状況が現実ですね。一番心配しているのは、やっぱり緊急車両がほとんど走れないんじゃないかなというようなぐらい飛行場入り口という信号から甲州街道まで、これはもう延々と数珠つなぎ。こういう状況でありますんで、できるならば対応策を来年はもっと早く、そして手前で何らかの措置を講ずるように要望しておきたいと、こんなふうに思います。ですから、現地まで車で乗りつけるのではなくて、多少歩いていただいてもどこか途中で駐車場何らかを設けると。スタジアムの関係と話をしてそちらの方に車を回してもいいじゃないですか。その辺の協議ができれば、ぜひそんな形でお願いしたいということを要望しておきます。
○福山 委員長 
 御要望ということです。はい、白井委員。
◆白井 委員 
 今、伊藤委員が言ったように、あした相談したって全然間に合わないと思うんですよね。それで、一番地元市、富士見町が一番近いわけですから、制限すると今度は必ず地元へどこかとめていっちゃうのよ。そういうことも考えてもらわないと、今、あしたやるから大丈夫ですよというんじゃなくて、本当に詰まっちゃうと皆さんが困るわけですから、そういうものはやはり地元によく話をしてもらってやってもらうように、ことしは無理でしょうから、ぜひひとつ来年はきちっとしてもらわないと、我々としてもいろんなことが言われてきますので、それはよろしくお願いします。それは要望です。
○福山 委員長 
 御要望ということです。
 ほかに御発言はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○福山 委員長 
 ほかに発言もないようですので、本件に対する質疑を打ち切ります。
 以上で当委員会の案件の審査はすべて終了いたしました。
 これにて、調布飛行場等対策特別委員会を散会いたします。ありがとうございました。
   午後2時46分 散会