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東京都 青梅市

平成11年 11月 臨時会(第5回) 11月18日−01号




平成11年 11月 臨時会(第5回) − 11月18日−01号









平成11年 11月 臨時会(第5回)



      平成11年第5回青梅市議会(臨時会)会議録

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会期 平成11年11月18日 1日間

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日程第1号

 第1日 本会議 11月18日(木) 午後2時開会

 1 議長開会及び開議宣告

 2 会議録署名議員の指名

 3 諸報告

 4 議会運営委員長報告

 5 議案審議

  第1 議案第73号 平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)

  第2 議案第74号 青梅市表彰条例にもとづく表彰の執行について

 6 市長退任あいさつ

 7 議長閉議及び閉会宣告

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本日の会議に付した事件

 1〜6 前記議事日程と同じ

 ● 市長送別の言葉

 7 前記議事日程と同じ

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出席議員(30名)

 第1番 田辺 晃君   第2番 羽村 博君   第3番 嶋田一郎君

 第4番 木下克利君   第5番 相川名美君   第6番 山井正作君

 第7番 井上幸生君   第8番 西村礼子君   第9番 藤野ひろえ君

 第10番 斉藤光次君   第11番 星野恵美子君  第12番 榎戸直文君

 第13番 高橋 勝君   第14番 星野昌孝君   第15番 浜中啓一君

 第16番 須崎 昭君   第17番 大西英治君   第18番 青木雅孔君

 第19番 新井重徳君   第20番 村上光永君   第21番 永井寅一君

 第22番 高野幸助君   第23番 秋山 實君   第24番 川口義男君

 第25番 宇津木健一君  第26番 井村英廣君   第27番 大島健一君

 第28番 西村 弘君   第29番 菊地国昭君   第30番 中村義雄君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        田辺栄吉君   助役        新井明夫君

 収入役       内田多喜男君  教育長       宮崎 廷君

 企画部長      小池 誠君   総務部長      高橋幸司君

 財務部長      福田文男君   市民経済部長    木崎忠男君

 環境部長      野崎慶治君   福祉部長      坂和公明君

 建設部長      北 清明君   都市開発部長    神田隆雄君

 下水道部長     田中太郎君   事業部長      秋山錦一君

 水道部長      橋本光正君   総合病院事務長   福島 旭君

 学校教育部長    伊藤 旭君   社会教育部長    田中 稔君

 企画部秘書広報課長 藤野 勝君   同企画調整課長   下田掌久君

 同財政課長     鴨居順次君   総務部庶務課長   鈴木 彰君

 市民経済部商工観光課長       建設部維持課長   並木 薫君

           築地健治朗君

 同土木課長     小川幸男君   社会教育部美術館管理課長

                             本木紀作君

 選挙管理委員会事務局長       公平委員会事務局長 原嶋邦利君

           築茂定雄君

 監査事務局長    原嶋邦利君   農業委員会事務局長 久保洋二君

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事務局出席職員氏名

 事務局長      吉崎和雄    事務局次長     田中信雄

 調査係長      清水延郎    議事係長      川崎啓治

 主査        萩原安久    主事        中村辰雄

 主事        中山裕子

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                        午後2時00分 開会



△日程第1 議長開会及び開議宣告



○議長(秋山實君) 議員現在数30名、出席議員30名、欠席議員なし。よって、議会は成立いたしました。

 これより、平成11年第5回青梅市議会臨時会を開会いたします。

 本日の会議を開きます。

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○議長(秋山實君) 開会に当たり、市長からあいさつがあります。



◎市長(田辺栄吉君) 朝夕、めっきり冷え込んでまいりましたきょうこのごろ、議員各位には何かと御多用とは存じますが、本日第5回青梅市議会臨時会を招集いたしましたところ、全員の御出席をいただきまして開会できますことをまずもって厚く御礼を申し上げます。

 本日の議会に御提案申し上げます内容は、平成11年度青梅市一般会計補正予算と表彰条例に基づく表彰の執行の2件でございます。緊急地域雇用特別事業を早急に対応するため臨時会をお願いし、補正予算を御提案申し上げた次第であります。よろしく御審議の上御決定を賜りますようお願い申し上げます。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(秋山實君) 会議規則第81条の規定により、会議録署名議員として、第10番斉藤光次君、第11番星野恵美子君、第12番榎戸直文君を指名いたします。

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△日程第3 諸報告



○議長(秋山實君) 局長をして、諸般の報告をいたさせます。



◎議会事務局長(吉崎和雄) 御報告申し上げます。

 最初に、市議会招集通知を朗読いたします。

                           青総庶発第381号

                           平成11年11月11日

 青梅市議会議長 秋山實殿

                       青梅市長 田辺栄吉

               市議会(臨時会)招集通知

  平成11年11月11日付け青梅市告示第122号をもって、平成11年第5回青梅市議会(臨時会)を招集したので、告示の写しを添えて通知します。

                                 以上

 引き続きまして、告示の写しを朗読いたします。

                          青梅市告示第122号

  下記事件につき平成11年第5回青梅市議会(臨時会)を11月18日に招集する。

  平成11年11月11日

                       青梅市長 田辺栄吉

               記

  1 平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)

  2 青梅市表彰条例にもとづく表彰の執行について

                                 以上

 次に、本臨時会に提案されます議案について、11月11日付青総庶発第382号をもって、議案2件の送付を受けておりますが、その写しを既に御送付してありますので、朗読を省略させていただきます。

 次に、本定例会に議案等説明のため出席いたします者の職氏名について、11月12日付青総庶発第392号をもって報告を受けておりますが、その写しをお手元に御配付してありますので、朗読を省略させていただきます。

 なお、説明員のうち、星総合病院長におかれましては、公務出張のため本日の会議に欠席する旨、届け出がありましたことを御報告申し上げます。

 次に、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、11月11日付青総庶発第383号をもって専決処分2件の報告を受けておりますが、その写しを議案とともに御送付してありますので朗読を省略させていただきます。

 次に、監査委員より10月1日付青監発第35号をもって9月30日実施した平成11年度7月分及び10月29日付青監発第39号をもって10月28日実施した平成11年度8月分の例月出納検査の結果について報告を受けておりますが、その写しをさきに御送付してありますので、朗読を省略させていただきます。

 以上で報告を終わります。

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△日程第4 議会運営委員長報告



○議長(秋山實君) 次に、本臨時会の会期及び議案の取り扱い等につきまして、さきに議会運営委員会に諮問してありますので、この際委員長の報告を求めます。第27番大島健一君。



◎27番(大島健一君) 議会運営委員会の報告を申し上げます。

 さきに議長から、本日開会されます第5回市議会臨時会の運営等につきまして諮問がありましたので、去る15日議会運営委員会を開会し、検討をいたしました。ただいまからその結果について申し上げます。

 最初に、議案の取り扱いでございますが、市長から送付を受けました議案2件は、いずれも本日、質疑、討論の後、即決すべきものと決定いたしました。

 次に、会期につきましては、本日1日限りと決定をいたしました。

 また、本日の日程でありますが、引き続き議案審議の後、若干の休憩時間をとらせていただき、その間に表彰条例に基づく表彰の執行をさせていただく予定であります。再開後におきましては、田辺市長の任期が11月29日をもって満了となり、本臨時会が最後の議会となりますことから、田辺市長から退任に当たってあいさつがあります。なお、お二方の議員から田辺市長に対する送別の言葉の発言申し出がございますことを申し添えます。以上をもちまして本臨時会の日程を終了すべきものと決定いたしました。

 以上、議会運営委員会の報告とさせていただきます。



○議長(秋山實君) 委員長の報告は終わりました。

 委員長の報告に対し御質疑ありませんか。

 御質疑ないようでございますので、お諮りいたします。

 本臨時会の会期及び議案の取り扱い等につきましては、議会運営委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(秋山實君) 御異議ないものと認めます。よって、本臨時会の会期及び議案の取り扱い等につきましては、議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。

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△日程第5 議案審議



△第1 議案第73号 平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)



○議長(秋山實君) 次に、議案審議を行います。

 議案第73号を議題といたします。

 職員の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(田辺栄吉君) ただいま議題となりました議案第73号「平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)」につきまして、御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、歳入歳出とも既定予算に980万円を追加し、その総額を405億9880万円にしようとするものであります。

 国は、厳しい雇用失業情勢に対応するため、臨時的応急措置として緊急地域雇用特別交付金を創設したところであります。この交付金は都道府県に交付され、基金として積み立て、各市町村の創意工夫に基づき緊急に対応すべき事業に対し、各年度補助金として交付し、雇用・就業機会の創設を図るものであります。

 事業期間は平成11年度から13年度までの3年間で、本市に対しては基準に基づき総額1億820万円の補助金が配分される予定であります。また、この期間における雇用・就業予定人数は、およそ7600人と見込まれております。今回補正予算に計上いたしましたのは、緊急地域雇用特別事業の平成11年度実施事業3件であり、その内容は公共職業安定所の求職登録者等を対象としたパソコン教室の開催、矢端川及び市道側溝等の堆積土砂の除去等を実施するものであります。

 よろしく御審議の上御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(秋山實君) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 本件について御質疑ありませんか。

 第9番藤野ひろえ君。



◆9番(藤野ひろえ君) ただいま、市長さんの方から提案の御説明がありましたが、私は2点について御質疑を申し上げたいと思います。

 まず第1点は、この3つの事業を行うということでありますが、「教育・文化、福祉、環境・リサイクル等緊急に実施する必要性が高い事業であること」というふうに国は条件をつけております。この青梅市で、今回補正予算を組むに当たり、市内の状況をどのようにまず調査をされたのでしょうか。それから、市の内部ではどのように検討されたのか。特に、現場といいますか、教育や福祉の現場での実態はどのように調査をされてこの事業に生かそうとされたのか。この点をまず1点お伺いします。

 2点目は、具体的な中身の問題ですが、先日の全協でも説明がありましたけれども、まず労働費の中でパソコン教室の開催ということでございます。中高年や女性、若年ということでございますが、160万円というふうに予算は計上されております。これはどのぐらいの需要、要求があって、その行政効果はどのように見込まれているのか。延べ人数は360人というふうになっておりますが、その辺の積算の根拠、もう少し詳しく御説明いただきたいと思います。

 それから、土木費の中でやはり側溝等堆積土砂除去清掃320万、38人。それから矢端川堆積土砂除去等清掃490万、69人というふうになっておりますが、やはりこの積算の根拠について、いま少し詳しく御説明をいただきたいと思います。



○議長(秋山實君) 市民経済部長、答弁。



◎市民経済部長(木崎忠男君) ただいま御質問いただきました点につきまして、御答弁をさせていただきます。

 まず、市の内部、計画に当たりましての検討の経緯でございます。先ほど御説明申し上げましたように、当市への割り当ての事業費は1億820万でございます。この計画をまとめるに当たりましては、各課の方から担当部としてその事業計画の提出をお願いしましたところ、当初7億340万円と非常に多額の計画が提出されたところでございます。こうしたことから部を単位とした優先順位の付設と事業の再検討をお願いいたしまして、結果として全体では9部16課36事業、約5億730万円の事業計画となりまして、またこの中で優先すべき事業、これが9部9課11事業で1億4330万円の事業計画案が提出されたところでございます。

 この優先順位を付設いたしました事業計画につきまして、1点は将来への経費負担が継続しないかどうか。3カ年事業ということでございますので、この点を一つ注意点としました。それから2点目としましては、緊急性、雇用創出が高い等、本事業になじむものであるかどうか。3点目としまして、優先順位が下位であっても本事業の趣旨からいたしまして市の計画として入れるべきものはないかどうか。このような観点から検討し調整しまして、青梅市が取り組むべきものとして全体事業計画を決定いたしまして、10月25日付の通知をもちまして東京都から全体計画の承認をいただいたところでございます。

 引き続きまして、パソコン教室の委託の関係でございますが、これはハローワーク青梅と連携いたしまして、登録者のうちの市民を対象にした講習会を計画させていただいたところでございます。9月現在のハローワーク青梅のデータを見ますと、管内の有効求人倍率、これは45歳から54歳で0.19、55歳以上では0.046と非常に厳しいものとなっております。こういったことから中高年を対象とした教室、それから女性を対象とした教室、これを計画させていただいたところでございます。

 それから、360人の雇用・就業予定者数でございますが、このパソコン教室1回5日間予定しております。全体では4回を計画させていただいているところでございます。1回の受講者数15名を予定しておりまして、これに講師−−チーフ講師が1名、それから補助いただく講師が2名、合計18名を予定しておりまして、全体で360人、こういうような雇用・就業予定数を算出させていただいたところでございます。



○議長(秋山實君) 建設部長、答弁。



◎建設部長(北清明君) 今御質問がございました道路・橋りょう維持の関係の側溝等堆積土砂の除去作業の内訳でございますけれども、まずこの場所でございますけども、新町、今井、河辺の3カ所を決めまして、ふたありの側溝の場所が約1000メーター、単価が2006円でございます。それから、ふたなしの側溝のところが500メーター、単価1531円、それから集水ます、取りつけ管等も含めまして13カ所、25カ所含めまして約1万円弱の単価でございます。

 次に、矢端川の関係でございますけども、900メーターに暗渠がかかっております。堆積土砂が約108立米見込まれるであろうというふうに思っておりまして、その内訳としましては人力の掘削と残土処理、それからクレーン付トラック運転手、土砂運搬、それらを足しますと430万というふうな見積もりでございます。



○議長(秋山實君) 第9番藤野ひろえ君。



◆9番(藤野ひろえ君) ただいま、部長さんお二人から御説明をいただきましたが、例えばですね、今、市の内部でいろいろ計画をされて検討されたと。あとパソコン教室についてはハローワークとも連携をしてこのような補正予算を計上するに至ったというような御説明がありました。私は、本当に市内の今の厳しい不況のもとで、いろいろな団体−−中小企業とか労働組合とかいろいろな団体があると思いますが、そういうところでの要求は、どういうふうにつかまれたのかなというふうに思うわけです。また、特に教育や福祉という面も非常に重要視されているわけですが、例えば学校教育の現場では12年度にはいろいろ予算は計画されているようですけれども、今本当に学校の現場でも学級崩壊寸前のようないろんな状況があるということを聞いておりますけれども、そういう点については要求はなかったのかどうか。その辺について御説明いただきたいと思います。



○議長(秋山實君) 市民経済部長、答弁。



◎市民経済部長(木崎忠男君) 御答弁をさせていただきます。

 まず、1点目でございます。今回のこの事業、御承知のようにいろいろな雇用の厳しい情勢の中で国が制度化したという経緯がございます。このねらいというのは、あくまで雇用の創出、そこにポイントが置かれておりまして、東京都のヒアリング等におきましてもこの辺のことが重要なポイントとなっております。そういうことで、今回のこの事業、これらは一つは直接的な雇用、また間接的な雇用という面も含まれています。例えば、先ほど御答弁申し上げましたパソコン教室のサブでお願いします講師、これは失業されているそういう技能を持った方を活用していこうと、こういう考えを持っております。それから受講される方、これは先ほど御答弁申し上げましたように、あくまでハローワークに登録されている、要するに失業されている方を対象としまして、この受講をいただくことによって−−パソコンの基礎コースではございますが、これらを受講されることによって再就職に際しての有利性の一つになっていただければ、そんなふうに考えているところでございます。

 学校関係の事業でございますが、教育費の中では11月8日の全員協議会の全体計画の中でもお示しさせていただきましたが、小学校の生活指導の支援研究事業、それから博物館収蔵品情報データ入力業務、こういったものも本事業の全体計画の中に組み入れをさせていただいております。



○議長(秋山實君) ほかに御質疑ございませんか。

 御質疑ないものと認めます。

 お諮りいたします。

 本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(秋山實君) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 本件について討論の通告がありますので、発言を許します。

 第9番藤野ひろえ君。



◆9番(藤野ひろえ君) 議案第73号「平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)」について、日本共産党は賛成でありますが、2つの点から意見がありますので、ただいまから発言をいたします。

 まず第1は、今の情勢から見た基本的な考え方についてです。

 12月8日の市議会全員協議会での説明にもありましたように、この緊急地域雇用特別事業の目的は、「国は、厳しい雇用失業情勢に対応するため、臨時的応急措置により緊急地域雇用特別交付金を創設し、これを都道府県に交付・基金とし、各地方公共団体の創意工夫に基づく地域の実情に応じた緊急事業実施に対し補助金として交付し、もって雇用・就業機会の創出を図る」というものであります。

 長引く不況のもとで、失業統計が戦後最悪の水準を毎月記録、雇用危機が急激に進行しています。7月から9月の東京を含む南関東の完全失業率は5.3%と全国平均を大きく上回っています。大企業のリストラによる非自発的離職が急増していることが原因です。都労働経済局の調査によりますと、昨年、雇用調整を実施した企業は全国平均28%に対し、東京は68%。同局は東京に本社機能が集中しているため、事務職、管理職などに対する激しい人員削減が行われていることが雇用情勢を厳しくしていると分析しています。その上、日産自動車2万1000人、NTT2万人、三菱自動車1万人、大銀行の統合による人員削減など、相次ぐリストラによって一層深刻な事態を迎えています。大企業の工場閉鎖や設備廃棄などのリストラは、そこでの雇用削減にとどまらず、下請企業、関連中小企業の雇用にも深刻な打撃を与えています。

 市内のある中小企業の経営者は、「景気はまだまだ悪くなる。5時になるとどこも静かだ。自分のところはいつまでもつか」と悲痛な声。また、ある若い労働者は、「残業もなくなって手取り14万。8万の家賃を払って親子3人の生活費はわずかしか残らない。切り詰めてもどうやって暮らせばよいのか」等々、市民生活も困窮している実態が少なくありません。

 こうしたとき、日本経済の土台の破壊につながる動きにストップをかけることは政治の責任です。しかし、自自公政権はリストラの横行を抑えるどころか、産業再生法を成立させ、リストラを進める企業に税制上の優遇措置をとり出資を行うなど、大企業のリストラ、人減らしを支援しているのではないでしょうか。

 日本共産党は、11月8日に異常なリストラ、解雇の横行を抑え、雇用の拡大、創出、雇用危機を解決するための緊急提案を発表しました。この内容は、1つ、異常なリストラ、解雇を抑え、雇用を守るルールを確立する。2、サービス残業の根絶、労働時間の短縮で雇用を拡大する。3、政府と自治体が本来やるべき仕事をやって新しい雇用を創出する。4、失業者へのセーフティーネット、これは救済網です。この救済網と仕事の4つの柱で緊急提案を発表しています。新たな雇用を生み出す上で、政府や自治体が今介護や防災、教育など、必要な分野の人員を拡充したり、全従業員の78%を占める中小企業を支援することが今こそ重要ではないでしょうか。

 2つ目は、青梅市としてこのような情勢のもとでどうあるべきかという点で述べます。

 一例を紹介しますと、東京墨田区では、都・国に先んじて日産リストラの影響調査に取り組んでいます。墨田区では中小企業が集積しており、中小企業の総合サービスセンターと位置づけられている中小企業センターが整備している企業台帳をもとに聞き取り調査を行っています。東京都や通産省は、まだ手つかずの状態である中で、この墨田区の行っていることに対し、区内の業者は「中小企業への気遣いが感じられて心強い」、そして調査の中で「日産の仕事が50%あり今後が心配」などの声も出されているそうです。この墨田区の中小企業センターの飯森康雄館長は、「調査がすぐできたのは、企業台帳などを整備しているからですが、日常的に業者さんと心を通わせているから影響も大きいだけに実態調査を引き続き行い、融資・経営相談や受注機会の拡大の必要性を検討していきたい」と話されています。

 さて、青梅市においては、緊急地域雇用特別事業は、平成11年度から13年度までで1億820万円の補助でありますが、この補助金の行政効果をいかに最大限に発揮するかが問われていると思います。補助事業の対象となる委託事業は、教育、文化、福祉、環境、リサイクル等緊急に実施する必要性が高い事業であることが条件となっています。今回の補正では、労働費でパソコン教室開催と、土木費で堆積土砂除去清掃が計上されているわけで、もちろんこれは認めるものですが、この厳しい不況の嵐が続いている中で大切なのは、市内の雇用情勢の特徴、問題点は何か、各現場の実態把握調査、懇談を行い、そして総合的な対策を立てることが重要だと思います。13年度までの全体計画は全協で示されましたが、特に介護や教育、防災など、身近な市民の要求にもっともっと積極的にこたえていただきたいと思います。

 終わりに、青梅市がこの緊急地域雇用特別事業の制度を広く市民に公開し、活用、積み増しし、市民、失業者が求め、地域の実情にあった雇用拡大の実現を願って討論といたします。



○議長(秋山實君) 以上で討論を終わります。

 これより採決いたします。

 本件を原案どおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(秋山實君) 御異議ないものと認めます。よって、議案第73号「平成11年度青梅市一般会計補正予算(第2号)」は、原案どおり可決されました。

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△第2 議案第74号 青梅市表彰条例にもとづく表彰の執行について



○議長(秋山實君) 次に、議案第74号を議題といたします。

 職員の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(田辺栄吉君) 議案第74号「青梅市表彰条例にもとづく表彰の執行について」御説明申し上げます。

 本案は、青梅市表彰条例第3条第3号の規定に該当する公益のため本市に多額の金品を寄贈した方の表彰並びに同条例第4条第1項第3号の規定に該当する委員1人の表彰であります。

 その内容といたしましては、別紙付属資料のとおりであり、いずれも表彰基準に達しておりますので、去る11月8日に表彰審査委員会を開催、慎重な御審議をいただき御決定を賜りましたので、御提案申し上げた次第であります。

 よろしく御審議の上御決定を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(秋山實君) 提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 本件について御質疑ありませんか。

 御質疑ないものと認めます。

 お諮りいたします。

 本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(秋山實君) 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより採決いたします。

 本件を原案どおり決定することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(秋山實君) 御異議ないものと認めます。よって、議案第74号「青梅市表彰条例にもとづく表彰の執行について」は、原案どおり可決されました。

 ここで、都合により暫時休憩いたします。

                        午後2時35分 休憩

                        午後2時37分 開議



○議長(秋山實君) 再開いたします。

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△日程第6 市長退任あいさつ



○議長(秋山實君) 次に、市長から退任のあいさつがあります。



◎市長(田辺栄吉君) 議長からここに私の退任のあいさつの機会をお与えいただきましたことに対しまして、深く感謝申し上げます。

 また、ただいまは提案いたしました諸議案につきましてお認めをいただき、まことにありがとうございました。

 本日は、私にとりまして最後の市議会となりますので、3期12年間の市長職を退任するに当たりまして、本席から本議会並びに市民の皆さまに一言ごあいさつ申し上げます。

 今、本席に立ち、皆様方に相対しまして、静かに過ぎし12年間の市政を振り返りますと、感慨無量のものがあります。1000年代というミレニアムを締めくくる時期に12年間市政に携われたことは、畢生の喜びであり、名誉であり、市政のさまざまな問題に対して真摯な議論を尽くし、お互いの市政を思う熱き思いの中で、皆様とともに市の発展のために力を注げましたことを光栄に思う次第であります。

 また、私を市長として御信任いただき、これまで支えてくださいました市民の皆様にも深く感謝申し上げます。12年間、市長として務められましたのも、多くの市民の方々から温かい励まし、市政に対する真剣な御意見をちょうだいし、市民の皆様の声が私の市政運営の指針となったからであります。

 今日まで御指導、御協力をいただきました議員各位、市民の皆様に重ねて深く感謝申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げます。

 私の市政12年間の集約につきましては、先般の9月定例市議会の一般質問にお答えをいたしましたが、改めまして退任に当たり12年間の市政運営を顧みたいと存じます。

 私の少年期は昭和の初めで、昭和の大恐慌を子供心に感じ、ひたひたと迫る戦争の影の中で過ごし、戦中から戦後にかけて青春時代を過ごしました。学徒動員により軍務につき、21歳のときに任地の松島航空隊で終戦を迎えました。この少年、そして青年期の経験が「人の命の大切さ」そして「円満な社会生活の基本は人と人、人と自然というような心のふれあいにある」という考えが私の信念として形成されてきたわけでございます。

 昭和62年11月30日、6代目市長として、私の信念に基づき、「明朗な市政を目指し、青梅らしさを残し、まごころとふれあいを大切にして、充実した文化と福祉のまちづくり」を推進し、この美しい環境の中で産業を振興し、職場と住まいと憩いの場が自然と調和した、伝統と歴史と文化の息吹が躍動する文化的な自立都市を建設すること政治理念として就任したわけでございます。

 私の市政の歩みを各任期ごとに見ますと、就任しました昭和62年からの1期目は、日本の経済は右肩上がりの傾向であり、収益収入も堅調な推移を示している中で、前山崎市政の懸案の諸政策を基本的には受け継ぎ、同時に私の政策を展開し、身体障害者授産施設の建設、ふれあい福祉公社の創設、高等学校・大学入学準備資金貸付制度の創設や教育施策、市街地整備、生活環境整備の諸事業を実施しました。

 また、私の信条である「人と人とのふれあい」を念頭に置いた本市の将来都市像「ふれあいと創造の都市(まち) 青梅」の実現に向けた総合長期計画を策定し、施策の展開を目指しました。

 平成3年からの2期目は、バブル経済が崩壊をし、長期にわたる景気停滞や市民税の特別減税などによる市税の大幅減収、それに輪をかけて収益事業収入についても大幅な下降を続ける極めて厳しい財政環境の中で、全力で職務の遂行に当たりましたが、総合長期計画基本構想における将来都市像形成に向けての10大プロジェクトは、長期にわたる景気の低迷による市の財政環境の悪化や事業実施の準備期間に当たったことから、期待していたほど進展せず、具体的に目に見えたものとなっていないのが現実でありましたが、多様化する福祉の需要に対応するための施策として、沢井及び小曾木地区地域保健福祉センターの建設、ふれあい公社の設立、教育施策としましては青梅スタジアムの取得、また市街地の整備では東青梅南口の市街地再開発事業に着手いたしました。

 平成7年からの3期目においても景気は回復せず、市税収入の伸び悩み、収益事業収入のさらなる下降と、極めて厳しい財政のもとにおいて、第二次の基本計画を策定し、ごみの減量、資源化の推進、市民斎場の開設、救命救急センターの建設着手などの最重要課題の施策を実行いたしました。

 特に、何と言っても忘れ得ぬのは、ごみ減量の問題でありました。私たちが住む大切な地球環境を守るためには、資源循環型の社会をつくり出し、限りある資源を有効に活用し、良好な環境を保全していくことは私たちの義務であります。未来社会を考える中で大局的見地に立ち、なお一層のごみの減量、資源化を図るために、昭和43年以来30年間続いたダストボックスによる収集を廃止し、有料による戸別収集に踏み切ったわけであります。この難問題を計画より1年早めて決断し、事業の円滑な推進ができたのも、議員各位の御理解と御協力のたまものでございます。とりもなおさず、市議会ごみ減量推進会議の議員各位がリサイクルセンターに集積されたごみの山を真っ黒になりながら分別され、また戸別収集開始の日には、先頭に立ち市内を巡回されましたことは、生涯忘れるものではありません。

 市民斎場につきましては、平成10年7月に開場しました。近年の生活様式、住宅構造の変化により、葬儀をとり行う場所の確保が難しくなる中で、時代の趨勢と市民の要望に沿うべく開設したものであります。

 救命救急センターは、来年6月のオープンを目指し、現在急ピッチで工事を進めております。この事業は、私の市政の総決算でありました。重要課題であった庁舎建設を先送りしてまでも建設に着手いたしましたのは、「人の命は何物にもかえられない。救える命はどうしても救いたい」という、私の青年期における苦い経験から、生涯思い続けてきた強い思いからであります。この救命救急センターは、市民のみならず西多摩地域近隣市町村等の住民の方にも大きな福音と安心して住める環境に大きく寄与するものでありますが、これもひとえに議員各位の大きな御理解のたまものと存じます。

 世間から見れば大きなプロジェクト、先進的な施策などに注目が集まるところでございます。これももちろん大事なことでございますが、非常に厳しい財政状況の中での市政運営の本分は、市民の日々の生活を的確に支えていくことにあるという考えのもとに、いろいろの施策の中から市民生活に直結するもの、人としての尊厳、生命を守るもの、市の発展のためにはどうしても欠かせないものを選択し、全力を挙げて取り組んでまいりました。ただ、心残りなことは、小曾木・成木地区における公共下水道整備を果たせなかったことでありますが、一連の施策が時代の転換期の中で少しでも青梅市の発展に貢献できたとすれば、それはひとえに皆様方の御理解と御支援のたまものであります。

 さて、去る14日の市長選挙におきまして、私の後任となる方が市民の皆さんから今後の市政運営を信託されました。彼の知力、行政に対する認識、そして今まで培ってきました人脈をあわせれば、この厳しい状況下におきましても、新たな青梅のまちづくりと福祉の向上に大いに期待できるものと確信しております。皆様方に今までと変わらぬ御支援、御協力を賜り、2000年紀の初めを飾るに相ふさわしい市政を創造するために努力していただくことを望むものであります。

 私がこの席に着いて12年間、大過なく全うできましたのも、市民の皆様、そして市議会の皆様から大変な御協力と御指導をいただいたからであります。今日までの不行き届きは幾重にもお許しをいただき、今後も相も変わらぬ御交誼を賜りますようお願い申し上げます。

 皆様本当にお世話になりました。ありがとうございました。深く感謝申し上げますとともに厚く御礼を申し上げます。

 結びに、この青梅市が人と人とのふれあいを大切にした中で、活力に満ちた自立都市として発展していくことを心から祈念し、皆様のますますの御健勝と御活躍をお祈りいたしまして、退任に当たりましての私の感謝とお礼の言葉とさせていただきます。

 大変ありがとうございました。(拍手)

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△市長送別の言葉



○議長(秋山實君) ここで、第25番宇津木健一君から発言の申し出がありますので、これを許します。



◆25番(宇津木健一君) 自民クラブを代表いたしまして、大先輩であります田辺市長さんを送る言葉を申し述べさせていただきます。

 田辺さんは、議会人として、私より4年早い昭和42年に議員になられ、初当選のときに議会選出の監査委員に抜擢されたほか、3期12年の間に、正副議長を初め多くの要職につかれました。また、歴史に造詣が深く、特にシーボルトの研究者として名声を高め、学者肌の議員として、その手腕を遺憾なく発揮されました。

 そして、今から12年前の昭和62年11月、ふれあいタウン青梅の実現と自立都市の建設を公約に掲げ、山崎前市長の後継者として、11万1000市民の期待を担って青梅市第6代の市長に就任をされました。以来、今日まで3期12年間、市民の先頭に立って市民福祉の向上のため、全力で市政運営に邁進されてまいりました。

 顧みますると、市長就任の翌年5月には、市民参加によるふれあいタウン都市美懇談会を設置し、都市美事業の積極的展開を打ち出されました。さらに、平成元年6月には、新しい総合長期計画を策定するため、歴代市長では初めて、市議会議員、学識経験者、そして市民代表で組織した青梅市総合長期計画懇談会を設置し、新たな発想による青梅市のまちづくりの基本構想を取りまとめ、平成2年10月、「ふれあいと創造の都市(まち) 青梅」を、本市が目指すべき将来都市像に位置づけた新総合長期計画を明らかにいたしました。また、平成6年3月には、「市民が安心して暮し住みつづけたい都市(まち)“青梅”」を目指し、青梅市地域保健福祉計画を策定し、児童にも、高齢者にも、障害者にもやさしい「福祉のまち青梅」の推進に努力されたのであります。

 さて、田辺市政の12年間の経済・社会状況を振り返ってみますると、市長就任1期目は、我が国経済はバブルの絶頂期にありましたので、税収も収益事業も堅調な伸びに支えられ、順調な市政運営が執行されたところであります。しかしながら、2期目に当選された平成3年以降は、誰もが予想し得なかったバブル経済の崩壊により、金融破綻、企業倒産の続出、企業のリストラ、失業者の増加などにより、景気も長期にわたり低迷し、国を初め市町村財政は大きな打撃を被ることとなりました。このため、青梅市の財政も大きな荒波にのまれるがごとく、基幹財源であります市税収入と収益事業収入の大幅な落ち込みにより、かつて経験したことのない極めて厳しい財政運営を強いられました。そして、今なお、先行き不透明な経済状況にありますことは、各位も御承知のとおりであります。

 こうした厳しい状況に備え、財政に余裕がありました時期に、共産党の諸君は反対いたしましたが、議会と理事者が協調して積み立てておきましたさまざまな基金の活用などにより、田辺市政は今日まで計画事業を初め、その時々の緊急課題に対応するなど、市民福祉の維持・向上に努めることができたのであります。このように思うのは、私一人だけでありましょうか。まさに、この8年間は、投資的事業を可能な限り抑制して、市民生活に欠かすことのできない、すなわちシビルミニマムの維持・向上に配慮し、心を砕いた苦難の道のりであったのではないかと思います。

 さて、こうした苦しい財政基盤の中で、田辺市長は新たな施策を実施するなど、青梅市政を進展させてきたのであります。

 その主な点について申し述べますと、まず福祉・医療では、自立センターに身体障害者授産施設の建設、ショートステイ事業の充実、ふれあい福祉基金の創設、沢井・小曾木の地域保健福祉センターの建設、高齢者在宅介護支援センター事業の開設、高齢者在宅サービスセンター事業の開設、高齢者住宅の建設、重度心身障害者生活訓練施設、知的障害者更生施設等の拡充、福祉センターの増改築、ふれあい公社の設立と福祉ボランティア制度の充実、河辺駅のエスカレーター・エレベーターの設置、市立総合病院南病棟の建設、さらには救命救急センターの建設等、福祉の田辺さんと言われるように福祉施策に積極的に取り組まれました。

 次に、教育面では、小中学校校舎等の大規模改修の実施、第一中学校の格技室の新設、余裕教室のランチルームへの活用、成木地区小学校3校を統合し成木小学校の開校、友田レクリエーション広場の整備、高等学校・大学入学準備資金及び奨学金貸付制度の新設、西多摩地域に初の大学開校、長淵水泳場の新設、青梅スタジアムの取得などでありますが、特に成木小統合による教育環境の整備については、議会の後押しと地元関係者の深い御理解があればこそ成し得た事業であったと思います。

 次に、市街地整備等では、新町区画整理事業の完成、都市計画道路青梅東端線、環状2号線の整備、東青梅駅南口市街地再開発事業の実施、みどりと水のふれあい事業推進協会の設立と都市美事業の推進、吹上しょうぶ公園の整備、駅前の修景整備、電線類の地下埋設、圏央道の建設促進等であります。特に、圏央道青梅インターの開通やその促進を図ることにより、市民の利用はもとより、物流機能など地域経済の発展と今後のまちづくりに寄与するものと期待できるものであります。

 次に、生活環境の整備では、公共下水道の汚水整備の推進と市街化調整区域内の整備による全市水洗化の検討、ごみ減量と資源化を図るためダストボックス制度の廃止と戸別・有料収集制度の実施、住宅事情や生活様式の変化に伴う市民斎場の建設、大気汚染・ダンプ公害対策の実施、市営住宅の改築、青梅線の直通電車の増発などであります。特に、ごみの戸別収集制度は、議会にごみ減量推進会議を設置して、理事者、職員と一体となって取り組んだ施策であり、私の脳裏にも強く焼きついております。

 次に、産業振興施策では、多摩地域営農集団育成事業の実施、梅の公園・御岳苑地の整備、商店街活性化事業補助、工業集積地域活性化支援事業、国・都補助事業の活用による都市近郊農業の振興、各種中小企業融資資金制度の充実などであります。このほか、行政改革の実施、情報公開条例の制定、防災対策の充実、新町・青梅地区の町区域の設定など枚挙にいとまのない施策が推進されてまいりました。

 最後に、青梅市が関係しております一部事務組合における主要事業の幾つかについて触れますと、初めに西多摩衛生組合の新ごみ焼却施設でありますが、構成市町の人口増や生活の向上等により処理が困難となりましたことから、建設が行われましたが、ここに至るまでの間、負担金の問題等、市議会におきましても真剣な議論を重ねたところでございます。また、し尿処理施設の廃止に伴う青梅、福生、瑞穂のし尿処理問題につきましてもいろいろと議論がありましたが、地元との調整など30番議員の大変な御尽力と理事者の勇断により、青梅市で受け入れることで解決することができたのであります。

 次に、青梅市、羽村市、福生市の3市にまたがる都市下水路の雨水排水の問題でありますが、関係市と東京都との調整に多くの時間を要しましたが、最終的に国のモデル事業、すなわち多摩川上流雨水幹線として東京都施行で実施する運びとなったところであります。こうした事業につきましても、市長として大変苦慮されたことではないかと思う次第であります。

 また、西多摩農業共済事務組合につきましては、時代の変化に対応して発展的に解散し、新たな多摩地域農業共済事務組合の設立に向け御尽力されましたことは評価すべきであります。

 以上、田辺市政12年間の足跡について述べさせていただきましたが、総合長期計画で明らかにされました主要のプロジェクト事業が、国や東京都、そして我が青梅市の厳しい財政事情によるものとはいえ、次期市長にゆだねられることとなりましたことは、田辺市長として一抹の寂しさを禁じ得ない心境ではないかと推察するところであります。

 今、田辺さんが市政にかかわった24年間に終止符を打ち勇退されるに当たり、この12年間、市長を中心として職員が一体となって、議会を初め関係機関と密接に調整を図りながら、かつてない厳しい財政状況下にあって、よくここまで市民福祉の向上と市政の進展のために御努力くださいましたことを思い、高い評価をするとともに心から感謝を申し上げる次第でございます。

 終わりに、今後もますます御健康に御留意くださいまして、21世紀を展望し、新たな青梅市の発展のために、私どもに対しましても一層の御指導を賜りますようお願い申し上げまして、まだまだ意を尽くし切れませんが、お許しをいただき、送別の言葉にかえさせていただきます。

 田辺市長さん、長い間、大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。(拍手)

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○議長(秋山實君) 次に、第30番中村義雄君から発言の申し出がありますので、これを許します。



◆30番(中村義雄君) 田辺市長が、本日の臨時議会をもちまして御退任をされるということでございますので、一言送別の辞を述べさせていただきたいと思います。

 田辺さんといいますと、私がまず一番先に印象に残っておりますのは、市会議員の選挙のときに、あの友田の山の上の、ろくに人口もないところで一生懸命青梅市の財政を論じていたのは、私の第一印象であります。恐らく、田辺さんはそのことについては御存じないと思いますが、田辺さんに対する第一印象でありまして、しっかり選挙というものの原則を踏まえて、やはり市会議員の選挙を戦っているな、こういう感じでありました。そのとき、私もこれと同じように、しっかり見習ってやらなきゃいかぬな、そういう思いでございました。

 その後、昭和52年の6月の定例市議会におきまして、市議会の議長選挙が行われました。そのとき、お一人の議員の方はちょっと健康上の理由か何かで欠席をされておりまして、出席をされておりました議員が29名でございました。選挙の結果、29票を得て、何代目か知りませんけれども青梅市議会議長に就任をされました。そういう中からも、田辺さんらしい人柄というものが具体的な議長選挙の中からも判断をすることができるんではないかというぐあいに私自身は考えておるところであります。

 そしてまた、昭和62年に至りまして、第6代の市長として就任をされたわけであります。やはり、この12年間を振り返る中で、政治でありますからいろんな局面がございました。そういう中で、基本的に、田辺さんの一番すばらしかったというのは−−いろんな方はいろんな考え方がおありでしょうけれども、市政というものを我々市民のところへぐっと身近に引き寄せることを、市長として大事な役割を果たしてくれたんではないかな。当初、私は公の場でなかったものですから、栄ちゃんと呼んで、同席をされた方に、あんたは市長に対して栄ちゃんというのは失礼だから、もう少し言葉を慎んだ方がいいということで御指導をいただいたこともあるんですが、私などをしても、場所によれば栄ちゃんというニックネームといいましょうか、そういう身近な人として接することができたわけでありまして、これは市民の皆さん方が恐らく、大体の方がそういう感じで、大変田辺市長というものを身近な存在として、そして市長を通じて市政というものを身近なものとして私は感じてこられた。この辺のところは、数字や形の上ではない、田辺さんの大きな私は功績の一つではないかな。しかし、これは恐らく別な言い方をすれば生まれながらにして持ってきたもの、あるいは生まれた後にみずからが自分自身を陶冶する中で築かれた田辺さんの人格の中から醸し出されたものかもしれません。

 さて、具体的な問題につきましては、先ほど御自身の田辺市長からも12年間を振り返っていろいろお話がございました。そしてまた、ただいまは宇津木議員さんの方から、いろいろと12年間の行政にかかわってきた田辺市政における主要な足跡についてお話がございました。私がごく大ざっぱにかいつまんで考えてみますると、田辺さんが就任された昭和62年度一般会計予算は221億円。平成11年度の当初予算が388億円。この予算の中からも、経済の動向、市財政の動向、そして大きく移り変わってきた市政の動きというものをこの数字の中からとらえることができるんではないかと思います。あるいはまた、財政の状況につきましても、一番多いときには多摩川競艇の収益が130億円もあった。今日のこの経済の状況の中から、今の見通しからいきますと、大体平成11年度の決算では残念ながら3億円前後の赤字という形で決算をせざるを得ないだろうと、こういう状況に推移をいたしておるわけであります。

 振り返ってみますると−−これも私なりに、若干宇津木議員さんのお話とダブる向きもあるかもしれませんが、例えば、大きな幾つかの分野の中で特徴的なものを取り上げてまいりますれば、いわゆる一つには時代の趨勢でございますけれども、情報公開にかかわる条例の制定、これはやはり東京だと思いましたのは、もう東京27市全部が条例を制定しておるわけでありまするが、まだ全国的に見れば10何%という域を出ておらないわけでありまして、この東京地区におきますれば、ある意味では当然のことかもしれませんけれども、情報公開制度の制定。あるいはまた、この教育の問題につきましても、なかなか学校の統合というのは、長い歴史の中で簡単に取り組めるものではございません。これは市長お一人の力でやったわけではございませんで、全面的には教育委員会がその役割を果たした面もございますが、もろもろの財政的な裏づけ、その他総体的にやはり市長がそういう方向での基本姿勢を示し、具体的な対策を立てていかなければ事は進まないわけでありますし、少なくともこのことについては、私は議会の果たしてきた役割は大変大きいというぐあいに自負をいたしておりますけれども、このまま置けば、一つの学校で、全校合わせて15名前後しかいないなんていう学校が、学校としての教育の機能を果たせるかどうかなんていうのは、教育者でなくたって、誰にだって判断ができることであります。しかし、100年を超える歴史のある成木地区の小学校の統合というものは、そう簡単にできるはずではなかったわけでありますけれども、これらの実現を見たことであります。

 あるいはまた、地域の保健福祉センター、これらについても沢井と小曾木に保健福祉センターを開設することによって、今も年ごとに利用者の数がふえているというのは、行政報告のみならず、特に私は近くにあるものですから、バスを待っている方々の状況から見まして、ああいいな、こういうことでその状況をつぶさに見ておるところであります。

 あるいは、ごみの戸別収集・有料化につきましても、端的に言えば、便利さについては従来のとおり、いつでも何でも捨てられるということが将来的に保証され、今の時代の中で要求される環境の問題だとか自然を守っていく、こういう立場を踏まえて永久に保証されるんなら、それは結構でしょう。しかし、もろもろの状況がそうはいかないわけでありまして、今日のこの全体的な社会の動向というものは、いち早く田辺市政が取り上げたそういう方向で動いております。

 それからもう一つ、この中身の問題であります。特に、現在の日本の福祉についても大変よくなってはまいりましたけれど、まだまだある分では名目的にはよろしいけれども、実態としてはもう少し中身を充実してほしい、こういう面が多々あるわけでありますけれども、田辺市政の中でやってきたごみの収集制度の中で、ごみの袋を少なくとも60歳以上の御家庭へは無料で配付する。これは名目と中身が一体となっていく、この辺のところは実質的に実のある、本当の真実のある私は田辺市政の一端として、こういう中身こそ高く評価をしていかなければならない点ではないかと思います。

 それからもう一つは、今、国会では残念ながら年金制度の改悪を−−改悪と言っては何かしれませんが、私にしてみればそういう方向でいろいろ議論が展開をされておるようでありますけれども、田辺さんが市長に就任して間もなく、やはり市民の皆さん方が老後を健やかに、こういうことを実現するためには、ぜひ青梅年金というものを実現できないか。こういうことで、その問題に取り組んで、当時の福祉部長さんにこれをひとつ検討してみてくれ、こういうことで指示をされた実態を私は承知しておるわけでありますが、この辺のところも次に触れます総合病院の救命救急センター、こういう一つの事業とも決して無関係のものではないんではないかというぐあいに私は判断をいたしておるわけであります。

 最後に、田辺市政の施策の中の集大成として申し上げられるのが総合病院の救命救急センターだろうと思います。私の承知している範囲をここで全部申し上げますと、速記をとっているようですから、当たりさわりがあるといけませんから、ある程度差し控えますけれども、いずれにしてもこの救命救急センターを市長がゴーサインを出すまでには、市長がこれをやりたいんだということでありましたけれども、いろんなところでいろんな議論が展開されてきた。それはどういう理由でかと申し上げれば、将来へのランニングコスト等の中から、青梅市の運営に及ぼす財政的な負担を市長はどう責任を持つのか、こういう声が有識者と思われる市民の方々の中からも私自身も聞いております。あるときには、個人名は差し控えますけれども、あんたなんか長く議員やっているんだから、市長にその辺よく言って、青梅市の将来のそういう財政的なことも踏まえた市政運営をするように言ってくれなきゃだめだ、こういうお言葉をいただいたこともあります。市長自身も内部の調整にもいろいろお骨折りがあったようでありますけれども、いずれにしても、コロンブスの卵ではありませんが、できちゃってしまえば何ら当たり前のものを、21世紀へ向けてこのぐらいの救命救急の医療センター、青梅市にあって当然じゃないか、こんな感じで受けとめられてしまうんじゃないかという、私は感がするわけでありますけれども、決してそんな生易しいことであの救命救急センターができたんではない、このことは御本人でない私でさえもこのぐらい感じておるわけでありますから、御自身の田辺さんにしてみれば、私はきれいごとでいえば田辺さんの政治生命をかけた仕事ではなかったのかな、こんなぐあいに私は判断をいたしております。本当のところは先ほど−−本当のところと申し上げましょうか、若干市長のなぜ救命救急をというお話もございましたけれども、恐らく12年間の市長としての中で、私は忘れ得ない一つの田辺市政の集大成の大きな事業であったんではないか、こんな思いであるわけであります。

 それから、こういう席で私の感じたままで申し上げさせていただくならば、大変よかったなと思うのは、部課長さんを初めとして皆さんが田辺市政をおれたちでチームワークを組んでしっかり進めていかなければいけないんだ、こういうものをお一人お一人の幹部職員がそういう気持ちでそれぞれの担当の仕事をおやりになっている状況をつくり出したというのは、私は見ていて決して田辺さんがお願いしますよとか、あるいはもっとやれとか、そんなことを言う方ではございませんから、部課長さんの方がすばらしかったのか市長がすばらしかったのか知りませんけれども、いずれにしてもとにかく私の感じた点で申し上げれば、田辺さんのお人柄の中から、みんなでよしひとつ田辺市政を市民の期待にこたえられるような方向で一生懸命やっていこうじゃないかというものが、それぞれの担当の方々の仕事の中から私は感じられた。そういうことによって、職員の持てる力をギューッと田辺市政の中に集約をして市政を進めてきた、こういう点も私は青梅市政を市民の身近なところに持ってきたということとあわせて、私はもう一つの田辺市政12年間の中の大きな成果ではなかったかなというぐあいに感じております。

 この29日をもって退任をされるわけであります。第2の人生を30日から踏み出すわけでありますから、どうぞさらに専門的なといっては何ですが、大変造詣を深くお持ちな歴史の分野についても、さらにまた研鑽を積んで、ぜひその研鑽を自分自身で持っているんではなしに、これからの青梅市政の中に、青梅の地域の社会の中にひとつまたそれを生かしていけるような田辺さんらしいこれからの退任後の生き方をしていただきたいな、こんなぐあいに思っております。田辺さんは幸い健康には恵まれておるようでありますから、ぜひ好きなお酒を、奥さんに余り怒られない程度に、どうせ全然怒られないというわけにはいかないはずでありますから、余りしかられない程度に、歴史をひもとき、文学をひもとき、あるいはまた酒をたしなみながら御健勝で第2の人生を歩んでいっていただきたいと思います。

 意は尽くせませんが、私なりに思うままを述べさせていただきまして送別のごあいさつとさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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△日程第7 議長閉議及び閉会宣告



○議長(秋山實君) 以上で、本臨時会の議事を全部終了いたしました。

 これをもちまして、平成11年第5回青梅市議会臨時会を閉会いたします。

                        午後3時25分 閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

         青梅市議会議長   秋山 實

         青梅市議会議員   斉藤光次

         青梅市議会議員   星野恵美子

         青梅市議会議員   榎戸直文