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東京都 武蔵野市

平成20年 建設委員会 本文




2008.05.23 : 平成20年 建設委員会 本文


                               ○午前10時00分 開 会
【やすえ委員長】  ただいまより建設委員会を開会いたします。
 傍聴についてお諮りいたします。2名の方より傍聴の申し込みがあります。許可することに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  それでは、傍聴を許可いたします。
 それでは、事件第1、陳受19第10号 容積率の見直しに関する陳情を議題といたします。
 これより質疑に入ります。


【橋本委員】  1点だけお伺いしますが、ここの地域の容積率の見直しの陳情なんですが、このあたり、該当の地域の用途地域の変更、もしくは地区計画の制定の動きがあるのかどうか、現状がどうなっているのかという途中経過といいますか、それをちょっと教えていただきたいと思います。


【恩田まちづくり推進課長】  陳情に伴う動きということでございますけれども、実は陳述者の依頼を受けておりますコンサルタントが私どもの方に見えまして、協議を数度行ってございます。それで、仮に用途地域の変更を伴うという方向の前提に立った地区計画の進め方ですとか、それに伴う協議会等の発足ですとか、そういったお話しをさせていただいておりまして、実際のところ、その代理人の方は協議会立ち上げに向けて今現在動いているというお話は伺っている状況でございます。


【やすえ委員長】  これにて質疑を終わります。
 取り扱いについての意見を伺います。


【田中委員】  容積率の見直しについては、東京都の方針が変わったことによって、前回も3・3・6号線のときにも申し上げたんですけれども、本来、市が指導し、東京都に認めてもらうという方向であったところが、かなり方針が変わって、地域でまちづくりをやって容積率を変えなさいという方針になったことによって、かなり変わるはずだと思っていた地域もかなりあったことも勘案しますと、この地域も商業地域に囲まれている部分もありますので、私どもといたしましては意見をつけて採択をしたいと、このように思っております。
 その意見の内容は、3・3・6号線のときと同じ、関係機関と協議の上、その実現に努力されたいという意見をつけて採択したいと、このように考えております。


【やすえ委員長】  関係機関と協議の上、その実現に努力されたいとの意見をつけて採決という声がありますので、これより討論に入ります。


【橋本委員】  今回のこの陳情に対しましては、私は反対の立場で討論したいと思います。
 先ほど3・3・6号線の話がありまして、これは12月議会で意見つきで全会一致で採択されました。3・3・6号線の場合には、建ぺい率、容積率の見直しでしたが、あそこは実際に住んでおられた方が都の計画で道路をつくるということで、そこから立ち退きをされた方も多くいますし、それから残っている方でも土地が減ってしまって、生活再建のためにどうしても容積率が今のままでは困るということで出されたものだというふうに理解しております。
 それで、今回出ている陳受19第10号の容積率の見直しの陳情ですが、ここの該当地域は近隣商業地域で建ぺい率80%、容積率200%。これを容積率300%に上げてほしいということです。これは3・3・6号線のところとは性質が私は違うというふうに思います。特に、この陳情の要旨を見ますと、専門学校の方が陳情者になっているわけですが、商業の活性化の促進、それから住環境との調和に配慮するという観点からしてもというふうにありますように、結局、近隣商業地域における商業の活性化自体はいいんですが、そういう目的で上げてくれということですから、私は基本的には建ぺい率・容積率を緩めるということは慎重であるべきだというふうに考えているんですね。その緩め方としては、3・3・6号線とは生活の必要性といいますか、そういうものから来ているものではないということで、私はそういう容積率の緩和に関しては慎重に対処すべきであって、今回の容積率の緩和については適切ではないだろうというふうに思いますので、この陳情には反対ということを申したいと思います。


【松本委員】  反対討論が出ましたので、一応賛成討論をさせていただきたいと思います。
 この陳情については、陳述者が見え、その陳述の中で私たちも陳述者に対して質疑を行ってきました。我々は、これはここにいる6人の委員がある程度同じ考えを持っていたと思うんですけれども、地区計画をきちっとやるべきだよと。陳述者の方の今までの過去の経過とかも私なりに調べて、ある程度正論である部分と、ちょっと度を越している部分と感じたものですから、そのことは陳述者にもお話をしたら、陳述者も地区計画のやり方で頑張ってみようということになった経過というのが極めて大事なことだったのかなと思います。
 実際、それで近隣の方々の市民参加によって、容積率が上がる場合の問題点、デメリットというところもつぶさに見詰めながら今後の経過を見ていくというところで、今、田中委員から話があった関係機関に諮るというところは、まさに市民・住民・地権者、そういうところを踏まえてということでありますから、そういうところをきちっと進めていくということが、今後、武蔵野市内の地区計画については、あらゆるところで恐らく起きてくることだろうし、それに基づいて、またまちづくり条例も進展していくというところの意味合いをかんがみまして、この陳情に意見をつけて賛成したいというふうに思っております。


【やすえ委員長】  これにて討論を終局し、直ちに採決に入ります。
 陳受19第10号 容積率の見直しに関する陳情、本件を関係機関と協議の上、その実現に努力されたいとの意見をつけて採択とすることに賛成の方は挙手願います。
                   (賛成者挙手)


【やすえ委員長】  挙手多数であります。よって本件は、関係機関と協議の上、その実現に努力されたいとの意見をつけて採択と決しました。
     ────────────────────────────────────


【やすえ委員長】  続きまして、事件第2、陳受19第21号 ムーバス吉祥寺東循環の路線変更に関する陳情を議題といたします。
 これより質疑に入ります。


【橋本委員】  お聞きしたいのは、この間も質問させていただいてきましたけれども、この該当地域、ムーバス吉祥寺東循環路線、ここは1号路線で一番早く通ったところです。1995年でして、ことしで13年目ということになります。最も長く使われている路線ということになります。それで、前にお聞きしたときにバス停が4回移動しているというお話でした。6号バス停と7号バス停と500メートル間隔があいているということなんですが、これは確認なんですが、その4回移動したというのは路線の変更もあったと聞いているんですよね。どういう移動の仕方をしてきたのかというのをちょっとお聞きしたいんですね。つまり、今回陳情が出ておりますのは、利用されている方も高齢で非常に大変だということが書かれておりまして、前は近くにバス停があったものが、その周辺の住んでいる方とか、それから近隣の方との関係で4回変わっているということなんですが、どういう変わり方をしてきたのかというのをちょっとお聞きしたいと思うんですね。今のバス停が確定したのはいつなのか。つまり、今のバス停が確定してから、そ〜らの家に通う方はずっと同じ乗りおりの仕方でやっているわけですよね。それがかなり大変だということで来ているわけですから、それを確認したいのと。
 もう1つは、ムーバスの再整備計画をつくるということで、2年以内につくりますという御答弁が前ありましたが、それは2年以内という話だったので、なるべく早くというふうに私は思っているんですけれども、いつぐらいにできることで今、調整しているのか。もうそれは取り組みが始まっているのか、それともまだ始まっていないのか、進捗状況を伺いたいと思います。


【北原交通対策課長】  今、2つの御質問いただきましたが、2点目の方を先に御説明いたしますけれども、再整備計画の進捗状況でございますが、現在、第四期長期計画・調整計画の設計の内容について詰めている段階でして、来月、6月ぐらいから事業に着手していく方向で今、準備を進めております。道路運送法の改正等で、ムーバス路線の見直し等については地域公共交通会議というもので正規の合意を得ていくという方向性が出ておりますので、ムーバスに限らず、レモンキャブ等もそうでございますが、そういった会議の設定に向けても同時に今、準備を進めている段階でして、そういったものとあわせて検討していくようになっていくと思います。基本的には、2年間をかけて調査・検討していくという形で現時点では考えております。
 1点目の方の御質問でございますが、バス停が移っていったということは聞いております。内容については、バス停の地先の土地利用が家の新築等で家主が、例えば駐車場ができてバス停があると困ってしまうというような事情で変更せざるを得なかったという形で、そういうのが4回ほど続いたということで、その結果非常に間隔があいてしまって、そ〜らの家付近からは遠い場所になってしまったという経緯でございます。
 そして、路線の変更を過去にしたかという御質問でございますが、1号路線についても路線の変更はいたしておりません。


【橋本委員】  今のバス停が確定したのはいつですか。


【北原交通対策課長】  ちょっと今、そこまでは把握しておりませんので、また後ほど御回答したいと思います。


【橋本委員】  6月から事業に着手して2年かけてやるということの御答弁だったんですが、ムーバスの路線の問題もありますし、それからバス停の問題も、この地域だけではなくて、タウンミーティングなどでもいろいろ出ておりますし、いろいろな機会に市民の方の要望があちこちで出ていると思うんですよね。私も聞いておりますので。ですから、これは今、言われたムーバスの再整備計画については、できるだけ早く行って、市民の皆さんのいろいろな要望に対してもこたえられるようにという方向でぜひ努力していただきたいと思いますので、そのことを要望しておきたいと思います。できるだけ早く市としての方向性を出していただきたいと思いますので、その中でこういう今回の陳情についてもぜひ改善のために検討していただきたいと思っていますので、そのことを要望しておきたいと思います。


【やすえ委員長】  これにて質疑を終わります。
 取り扱いについての意見を伺います。
                 (「継続」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  「継続」という声がありますが、これに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  異議なしと認めます。よって、陳受19第21号 ムーバス吉祥寺東循環の路線変更に関する陳情は継続審査と決定いたしました。
     ────────────────────────────────────


【やすえ委員長】  次に、行政報告を行います。
 まず初めに、1.武蔵境・吉祥寺の自転車駐車場の立体化について。


【北原交通対策課長】  それでは、武蔵境・吉祥寺の自転車駐車場の立体化について御説明申し上げます。
 資料をごらんください。表側に武蔵境駅の自転車駐車場立体化計画の資料がございます。
 場所は、左の図面のとおり、イトーヨーカドー西館のブロックを西に行った場所でして、東側のかえで通りを西側に1本、通りを入ったところでございます。
 現況は、平面の一時利用の駐輪場として400台ほどの自転車駐輪を行っております。そちらにつきまして、財団法人自転車駐車場整備センターの方で整備・管理をお願いする中で整備を進めていくもので、収容台数につきましては、下の図面のとおり、一番下が半地下になりますけれども、4層利用をし、全体で1,048台の収容台数にする計画でございます。
 使用用途は、月決めが852台、一時利用が196台の計画をしております。
 管理形態につきましては、有人管理を予定しております。
 費用負担につきましては、総額2億500万円のうち、市負担金として7,000万円を予定しているものでございます。こちらにつきましては、5月1日に地元説明会を行いまして、周辺の方々に御参加いただいて、プライバシーの問題であるとか幾つか御意見いただきましたので、そういったことに配慮しながら計画を進めていく予定でございます。
 現在の平置き駐輪場については、5月末に閉鎖していく予定です。
 裏面をごらください。吉祥寺駅大正通り北自転車駐車場でございます。
 計画地は、第一ホテルの西側のブロックのところにございます。
 現況は、昨年度まで登録制の駐輪場として260台の駐輪場として利用しておりましたが、今回の計画がございましたので年度末で閉鎖しております。こちらにつきましても、同様に財団法人自転車駐車場整備センターでの整備・管理を計画しておりまして、同じように半地下で4層の利用をし、全体では463台の駐輪場として整備します。こちらにつきましては、吉祥寺ではお買い物等にも使える一時利用の要望が非常に強うございますので、全体を一時利用の駐輪場として計画しております。
 管理形態は、有人管理。建設費については、1億4,400万円で、市の負担金が7,800万円を予定しております。
 5月16日に地元説明会を行いまして、こちらについては、周辺の方々から日照の問題や安全管理の問題などについて御意見をいただきましたので、そういったことにできるだけ配慮しながら計画を進めていく予定でございます。


【やすえ委員長】  1件ずつ質疑を行いたいと思います。これより質疑に入ります。


【田中委員】  今さらながらの質問で恐縮ですけれども、この市の負担金という考えなんですけれども、ちょうど吉祥寺と武蔵境の南口の説明をいただいたんですけれども、負担金割合についても違うんですよね。ですから、そこら辺の決め方、基準というものがちゃんとしたものがあるのかどうかということを1点目にお聞きしておきたいと思います。
 2点目の質問としては、これは整備・管理の自転車駐車場整備センターというところが建物を建てますよと。そうしますと、使用料等についてはすべてその会社に帰属すると、こういう考えで今までも来ていたと思うんですが、そういう考えでよろしいのかということ。
 それと、この案件と全く違うので申しわけないんですが、お答えいただけたらと思うんですけれども、同じ自転車のことなので。かえで通りの自転車専用レーンについては、今どういう取り組みがされているのかというのを、わかればあわせてお答えいただければと思います。よろしくお願いします。


【北原交通対策課長】  負担金の考え方でございますけれども、記載のとおり、吉祥寺側と武蔵境側ではその割合が異なっております。考え方といたしましては、どちらもですけれども、今回の場合、自転車駐車場整備センターが整備をし、それを20年かけて経費を償還していくという考え方に基づいた協定を締結していく予定になっております。ですので、自転車駐車場整備センターは、2つ目の質問とも関連いたしますが、使用料の方を徴収し、その収益相当部分からかかった経費を回収していくという形になりまして、吉祥寺の方は台数が463台分の使用料が全部埋まれば上がると。武蔵境の方は、逆に1,048台になりますので、使用料が全部フルに稼働していれば、当然武蔵境の方がたくさんの収益といいますか、回収費が上がってまいりますので、それを20年かけてかかった総額の償還に充ててまいります。ということで、吉祥寺の方がこのくらいの金額で、逆に武蔵境の方が負担金が相対としては少ない額で20年で回収が終わると。20年後に終わりますと、市の方に無償譲渡を受けるという形になっておりますが、その段階で市がどうするか、そのことについて判断していくという形になっていくと思います。
 かえで通りの件でございますが、全国98件ぐらいでしたか、国土交通省の指定を受けた自転車レーンの道路になっていると思いますけれども、平成20年度に三鷹市側が先に整備をし、本市部分については平成21年度に整備していくという計画になっておりまして、三鷹市側とも今、調整を進めている段階で、またこれについては国庫補助等も予定されますので、現時点ではその補助要望などの手続をとっているという段階でございます。


【田中委員】  そうすると、市負担金というのは、20年のスパンで、その管理・運営というか、建物を建てた会社が償還し切れない部分を市が負担しましょうと。今の御説明だと、吉祥寺は台数も少ないので実収入も少ないといいますか。ところが、武蔵境の方は台数も多いので、そこから入ってくる金額も多いだろう。だから、市の負担は少ないですよということだろうと思うんです。それがいけないということじゃないんだけれども、20年でどれだけの収益が上がって、その間どれだけ経費がかかってという計算というのはでき得るものなんですかね。何を言いたいかというと、もうある程度収容台数ですぱっと何百万円とか、そういうあれでやった方が反対にいいのかなというふうな気もするんですけれども、そういうあれはおかしいですか。あくまでも20年間の収益を計算して、それで不足する分が市の負担金だという考えでしょうか、これをもう一度お聞かせください。


【北原交通対策課長】  委員のおっしゃるとおりで、引き算した結果が市の負担金になるということでございます。
 それで、自転車駐車場整備センターにつきましては、市内で一番古いもので昭和60年ぐらいから同様の方法で整備をお願いしているといういきさつがございまして、そういった御心配の点もあろうかと思いますが、その実績が非常にあって、経験則で見通しというのを持っておりますので、かなりの精度でこういった計画が立てられるという状況にございます。


【桑津委員】  駐輪場のことで質問させていただきます。今までだとお答えが中村氏だったんだけれども、今度から北原交通対策課長ということで、中村氏がいないとちょっと寂しいなと。
 ちょっとお尋ねしたいんですけれども、今、駐輪場の立体化について資料で御説明いただきましたが、いずれにしろ2億円とか1億5,000万円とか、莫大な投資になるということはそのとおりだと思うんですけれども、駐輪場というのは駅からどのぐらいの距離までに設置を考えていらっしゃるのかということです。私、境南町に住んでいないので大変申しわけないんですけれども、地元の方だったらすぐお答えいただけるかと思うんですけれども、どのぐらいの距離があいているのか。反対に大正通りの駐輪場についても、JRの駅からどのぐらいの距離があるのか。市が考えていらっしゃる、計画を持っていらっしゃる駐輪場の設置計画の中のエリアの中に入っているようなものなのかどうかというのをお尋ねしたいんです。
 それと、吉祥寺の大正通りの方なんですけれども、従前は260台で登録制ということになっていて、今、御説明だと、新規だと463台、約倍増するんですけれども、すべて買い物ということの一時利用に充てるというようなお考えですよね。ということは、反対に登録制の260台が減るというようなことになるかと思うんですけれども、その辺のお考え、まず1つ教えていただきたいと思います。


【北原交通対策課長】  駐輪場と駅の距離でございますが、今の境第4についてでございますけれども、約300メートルぐらい離れている位置に設置しております。考え方としてどのぐらいの位置が適当なのかというのはいろいろな論議があるかと思うんですけれども、駅の目の前、一番近い場所がいいんじゃないかという考えもございますし、逆にまちの活性化的な観点も含めて、多少離れていて、そこを歩いてもらってお買い物とかもしてもらった方がいいんじゃないかという御意見もあろうかと思いますし、さまざまな論点があると思いますけれども、現実に整備されているおおむねの距離としては、やはり300メートル以内ぐらいになるべく整備したいということでございますが、現実にはそういうふうに整備できている事例もあれば、なかなか難しいという例もあるのが実態でございます。
 それから、登録制の分が吉祥寺の数字としてどのようにということでございますが、もともと吉祥寺につきましては登録の駐輪場がなかなか確保できてこなかったという現状がございまして、実態としましては有料駐輪場のうち、月決めの駐輪場等でかなりの部分が通勤・通学についても確保されてきたという現状でございます。もう1つは、通勤・通学用の駐輪場ですと、どうしても通勤・通学のない土日等については、空きが生じているにもかかわらず、逆に土日に吉祥寺の繁華街がにぎわう、お客様がたくさんお見えになるのに使えないという矛盾も生じておりますので、そういったことも勘案いたしまして、今回、一時利用の駐輪場として整備するというものでございます。


【桑津委員】  吉祥寺の方は大体どのぐらいの距離か、500メートルぐらいありますか。
 あと、一時利用だと大体1回幾らぐらい、100円とか、どのようにお考えになっていらっしゃるのかということを教えてください。
 それで、自転車駐輪場のことで、新年度に入って利用料金の形態が、今まで1年でまとめていたやつを半年ごとにという形になって、4月からスタートしていると思うんですが、その辺で実際に6カ月でやって料金が前回お伺いしたときは2,000万円ぐらい徴収がアップになるんじゃないかと考えているということをお答えいただいたんですね。反対に、今回、利用形態を半年にするということによって、駐輪のサービスの向上を図るということで、その1つとしては、登録がしやすいように、要は1年間じゃなくて途中でやめられる方も結構いらっしゃるので、そういった方がそのまま空きができる。そこを抽せんで外れた方にも改めてということでお話があったかと思うんですね。それと、6,000万円の中には、駐輪の監視員でしたか、そういった方々を増員してサービス向上に努めるというようなことでお答えいただいたかと思うんですけれども、現実的に4月からスタートして、まだ4月、5月ということで2カ月ぐらいしかたっていないので、実態はどうなんでしょうか。把握できていれば、ぜひその状況を。というのは、4月は年度初めですから、混乱時期だから、とりあえず登録でも抽せんでも応募しておかなきゃという感じで受けられて、それで当たったと。だけれども、4月に入って、学校の問題だとか人事異動の問題とか、いろいろな問題で利用しなくなったというような可能性があったら、もう2カ月たてば大体そういったことに対しての手続を終えられている方がいらっしゃると思うんですね。反対に10月以降、後期になるとある程度形が固まっているから、そんなに後の半年というのは変動がないんじゃないかなと想像するんですけれども、この2カ月たって、もうそういうのが発生しているかどうか。それから、監視員の問題とかサービス向上について、どのように徹底されているのかということも、先ほどの質問に続けてお伺いしたいのでお答えいただきたいと思います。


【北原交通対策課長】  まず、一時利用の駐輪の料金でございますが、従前同様、1回100円を考えております。
 それから、吉祥寺駅との距離についても、おおむね300メートル前後というふうに考えております。
 それから、後段の御質問ですけれども、利用登録駐輪場につきましてでございますが、ことしについてはそういった制度変更を行いまして始めたわけですけれども、境南第4駐輪場というところで約450台ぐらいの空きが生じましたので、それについて追加登録の募集手続を行いまして、去る5月9日に抽せんを実施して補充したという状況です。そのときに、委員御指摘のとおり、大体5月のゴールデンウィークが明けますと、そういった利用者のさまざまな事情が安定して、おおむね利用数が落ち着いてくるというのが過去の経緯でわかっておりますので、吉祥寺や三鷹や武蔵境のほかの利用登録駐輪場についてもその実態を見て、補欠というんでしょうか、ある程度枠に余裕が出たので、その分についての追加登録も同時に行いまして、総数で約九百数十人の方に追加補充の通知を差し上げたという状況でございます。
 もう1点の今回の利用登録に伴うさまざまなサービス向上の観点でございますが、そちらについては、3駅にそれぞれ受付場所を公共で設けていこうということや、整理員について、今まで10時から15時のデイタイムの部分についてがなかったので、その部分のトラブルも多かったということで、そこに増員しようということや、そういった部分についての改善について、現在、担当係の方で中身を準備している段階でして、そういった業務委託が伴ってまいりますけれども、その手続も含めて、おおむね夏前後には改善部分の実施ができる見通しになっております。


【桑津委員】  今のお答えだと、まだ当初の改善計画については計画段階で、実施はされていないということで、大体夏ごろからということですね。それは、後日また機会があったら報告願いたいと思うんですけれども。
 最後の質問なんですけれども、先ほど冒頭にも言ったんですけれども、2億円とか1億5,000万円近くの大きな経費が投じられるわけです。今、予算特別委員会だとか、いろいろな機会を通じて議論されているように、本市においてもインフラを含めて、これからいろいろな再整備に相当莫大なお金がかかっていく。あわせて駐輪場の問題についても、ずっと大きな問題として掲げられて、吉祥寺を1つ例に挙げると、地下構想とか、そういうような計画もある。あわせて、今まで一方では、急務の話として、今の駐輪場対策、駐輪場をもっとスペースを広げていただいて何とか改善してほしいという声にこたえなければいけない、当然これはやらなければいけないことだけれども、一方では、また大きな視点で見れば、今後大きなお金がかかるということを考えて、そうした中でこういった計画をしていかないと、たまたまスペースがある、用地があったから、とりあえずここもというような考えじゃなくて、地下の駐輪場、そして点を結んでいくと、面でこれだけの大きなカバーができるというような考え方をしっかり持ってやっていってもらわないと、これから財政のことを考えると大変だなと思うんですけれども、市長は今回の駐輪場対策についてどのように受けとめられて、どのように今後取り組んでいかれるか、最後に市長からお答えをいただきたいと思います。


【邑上市長】  自転車問題については、武蔵野市の大きな課題の一つでございまして、とりわけ自転車の利用しやすいまちでございますので、それにこたえていかなければいけないということであります。
 各駅周辺の駐輪場のさまざまな課題、例えば境地区では、あったとしてもそれが借地であって、将来的な担保性がやや欠けているというような面もある。それから、三鷹については、歩道上を一時的に暫定利用しているような箇所も多い。吉祥寺については、絶対数が足りていないという課題もございますから、大きくは自転車駐輪場の台数確保というのは急務であります。必要な目標数もある程度想定しておりますが、現在の取り組みでもそれをカバーするには到底至っていないということもございます。ただ、それをすべて市がやるということだけではなくて、もちろん市が可能な範囲でやるべきだと思っておりますが、地域への協力、例えばJRに対してもう少し強く要請する、あるいは商店街に対しても設置に努力をいただく、あるいは利用状況を見ますと、近隣市の皆さんも結構使っているじゃないかということもありますので、近隣市に対しましても駐輪場の設置に対しての協力を働きかけていく等々、さまざまな工夫が必要かというふうに思っております。当面、可能な手だてとして、ことしは現在ある駐輪場の立体化によって台数をより確保していくんだということでございますが、これに限らず、全体的な確保につきましては、委員がおっしゃったとおり、地下利用だとか、大きな話をしていかなければいけませんので、それも同時進行で検討しながら問題解決に進んでいきたいなというふうに思っております。


【松本委員】  まず、説明会がそれぞれ5月1日と16日と行われたと思います。先ほど若干説明がありましたけれども、まずこのときの参加の人数を教えてください。それから、その参加されていた方の年齢構成、大体でいいので教えてください。
 それから、吉祥寺の方なんですけれども、私もこの自転車については1つの政策ライフワークですから、現場調査を議員としてさせていただいております。担当課、係の方々が熱心に現場に来られている姿をよく見ます。吉祥寺については、第一ホテルの裏側で、第一ホテルからこちらの西側の通りに抜けて細い道が、いわゆる第一ホテルの南側のところに細い道があって、ちょうど人1人入れるぐらいの。あそこに自転車が軒並み置いてある状況を多分見られていると思います。吉祥寺のこの駐輪場をまた新たに建てかえるに当たって、この現場の問題をどうとらえて、例えば平成20年12月に完成後、まだこの状況が、狭いところに自転車が軒並み置いてあるという現象が起きると、何やっているんだということになると思うんですよね。だから、その辺の話を事前にやっていたのか。かなり具体的な問題だと思いますが、これは駐輪場を整備するに当たってはどういうふうな手順でやられているのかということを確認したくて、第一ホテルの状況確認というか、そういうものをされているのかどうか、それをお聞かせいただきたいと思います。まず、この2点だけで。


【北原交通対策課長】  まず、説明会の状況でございますが、5月1日の方が4名、5月16日の方が6名の参加でございます。年齢構成は、見た感じでございますが、40代から60代ぐらいの方々の御参加だったと思います。
 2点目の第一ホテルの南側の通りの件でございますが、市道ではないと思うんですけれども、非常に細い道で、廃滅水路か何かかなというふうに思いますが、あそこに置かれている現状については把握しております。今回の整備については、そういった部分の放置駐輪と言うんでしょうか、違法駐輪と言うんでしょうか、そういったものの解消も含めて計画しているものでございます。


【松本委員】  ありがとうございます。何でそんなことを聞いたかというと、私も今回は別の公務があって行けなかったんですけれども、その前は現場の説明会に結構行っていたんです。やはりそのぐらいの人数なんです。これ、1回は土日に説明会を開催するべきだと思うんですよ。どうしても終わってからやったということの証明だけにとられてもおかしくないというふうに思うので、私はその全部は無理かもしれないけれども、今後やる場合は土日を含めてやる。それで、土日の買い物の人も含めて、一番ターゲットは実際通勤・通学されている人ですよ。そういう人たちが来やすいのは、6時半という時間の設定もぎりぎりだけれども、私は土日に1回開催してみるのもいいかなというふうに思っていますので、今の私の意見に対してちょっとお答えいただきたい。
 それから、吉祥寺の現状についてはわかりました。
 別の質問になりますが、今回、地下1階が両方入っているわけですけれども、補助のぐあいというか、先ほどの市負担金については田中委員からの質疑でわかりましたけれども、私がよく言っていた地下駐輪場、例えば地上が公園で地下にカード型にやっていくという三鷹のすずかけ駐輪場方式みたいなやつは、国庫補助が55%つくと。これは、こういう場合は端的に言えば補助がつくのかつかないのか。それで、こういうやり方だとつかないけれども、こういうやり方だったらつくというような御答弁をお願いします。どういう場合、補助がつくのか。
 それから、市長から力強く、今後の方針についてお話ありましたけれども、本当にそのとおりで、この駐輪場についてはいろいろな考え方があると思います。別の議員からも予算特別委員会でも、つくればつくるほど需要というのはどんどんふえて、結局いつまでたっても追って追ってということになるというのもあるでしょう。ただ、私は武蔵野市特有の大きな問題として目標設置台数を掲げているわけですから、その目標設置台数がまだ市民にも伝わっていないというか、やる気が伝わっていないというか、そこまでは頑張ってやるんだと。今までの経過の中でこれだけふえてきているわけだけれども、実際減るというのもあるわけです。ふえたり減ったり。こういうことの状況をつぶさに追っていく。こういう委員会で行政報告があって、こういうことができますけれども、もっと市民に目標設置台数と今どういう状況かというのは、市報でしっかり伝えるべきだと思うんですよね。その辺の方向性についての御回答をいただきたいというふうに思います。


【北原交通対策課長】  まず、説明会の土日の開催の点でございますが、武蔵境については境南コミセンで開催したんですけれども、そちらでも同趣旨の御意見がございましたので、今後土日の開催についても検討してまいりたいと思います。
 それから、補助金等の関連でございますが、地下利用につきましては今年度御予算をいただきまして、三鷹と武蔵境地域について交通対策課の方で、吉祥寺につきましては吉祥寺まちづくり事務所の方で予算をもって調査を進めていくということでございます。補助金の導入でございますが、基本的には借地の駐輪施設の場合、かなり難しい点がございまして、市有地、恒久的な土地がないと難しいということがございますが、今回の自転車駐車場整備センターで実施する整備についても、かかっている経費のうち、財団側が国等から直接補助を受けているものがございますので、そういったものの中で補助金等については今回の事業についても導入しているという形でございます。数字はちょっと今申し上げられませんが、そういう形になっております。


【邑上市長】  駐輪場の台数不足等については、これは継続した課題で、なかなか節目がないわけでありましたが、機を見て駐輪場が足りていないぞと、そしてこういう目標を掲げて市も頑張っているぞということは、ぜひ機会をとらえてPRしていきたいなというふうに思っております。
 あわせて、ことしは自転車の乗り方等についてルールがかなり厳しくなるということもありますので、それとあわせて、今度は武蔵野市全体の自転車の安全利用の講習会等も予定しておりますので、そういうことをとらえて、事あるごとに自転車問題については大いに市民に対してPRしていきたいなというふうに思っています。


【松本委員】  それならば、市有地での地下駐輪場を早く進めるべきだと思います。それで、吉祥寺にも三鷹にも武蔵境にもそれぞれ市有地があるわけです。それで、私はどうしても国庫補助の55%というのはなくなってしまうんじゃないかと思うんですよね。この地方分権が進む中で、また三位一体改革の中でも、武蔵野市にとってはある意味結果的に不利益な国のやり方になっていますから、こういうところもきちっと見据えながら早目に着手していただきたい。それで、目標設置台数に向けて、もちろん事前にいろいろ調査しなければいけないけれども、やるぞというところは本当に早く見たいなというふうに思います。これは要望にしておきますが、ぜひ55%補助をつけた数千台規模の地下駐輪場の建設を要求したいというふうに思います。
 すずかけ駐輪場についてちょっと確認しておきたいんですけれども、私、こういう方式、いいなと思っていました。1基180台入って8基つくったと。千何百台とまるという駐輪場ですけれども、この前、ちょっと事件が起きたと。このことを把握されているのか。つまり、カード型の駐輪場でカードが使えなくなったというか、機械がとまったと。こういう場合、どうなったのかという状況を把握されているのか、把握されていたら、それを御説明願いたい。


【北原交通対策課長】  今の事故の件ですが、直接お話は聞いていないんですけれども、この形式の地下駐輪場の場合については、そういった機械上のトラブルが起きる可能性があるということで、それが起きてもある程度の台数は地上部に緊急で避難できるような施設整備をしているというお話は聞いております。


【松本委員】  大体何時間使えなくなっていて、それでそれが完全にフォローできたのかというところも、私も調べますが、ぜひ関係機関の方々には調べておいていただきたいというふうに思います。


【桜井委員】  1点だけ、よくわからないので確認させてもらいたいんです。
 建設費の関係で、市の負担金という形でやるのは、私、ずっと建設委員をやっていたんだけれども、こういう形は以前にもありましたか、それの確認が1つ。もしあったとしたら、それはどこだったか教えていただきたいなと思います。
 もう1つ、先ほど田中委員からの質問で、20年後には無償で市の方に返ってくるという形になると答弁があったかと思うんですけれども。この間のこの建物の所有権というか、どこに帰属しているんですか。財団法人自転車駐車場整備センターというのが所有権を持っていて、そこが20年後に全部償還し終わったら、先ほどの答弁では市に無償で。何でこんなややこしいやり方をするのか。駐輪場のお金については、市で月決めだったら幾ら、1日貸しだったら100円という形で決めて収入が入るわけでしょう。何でこんなややこしいやり方、これによって何かメリットがあるんですか。もしメリットがあるなら、こういうような方式で、全額市でつくったらいいんじゃないかなという気もして、歳入で使用料を持ってきたって違いがなくて、何でこんなややこしいやり方をするか、それについてメリットがあるならば教えていただきたいなと思います。


【北原交通対策課長】  財団法人自転車駐車場整備センターに整備・管理をお願いする方法の駐輪場の整備については、本件だけではなくて過去にも多数存在しておりまして、近年では末広通りの駐輪場であるとか、そういったもので同様のやり方を採用しております。
 それから、建物所有権ですけれども、そちらの設置者であります財団法人自転車駐車場整備センターの所有権という形になっております。20年後に償還された際には無償譲渡を受けるというような仕組みになっておりまして、こういった整備方法については、市と財団側と協定を結んでやっているやり方でして、この手法が財団の整備手法としての一つの特徴となっていて、どうも聞いた話では、昔の下水道整備の段階での下水道事業団が採用した手法を自転車駐車場整備に当てはめたというのがそもそものいきさつのようで、そういった形をここに限らずやってきております。
 では、その段階で実際に無償譲渡されて市に戻ってくるというのが原則なんでございますが、既に相当昔から市も同じやり方をとっておりますので、近年でその期限を迎えるものもだんだん生じるような時期に差しかかっておるわけですけれども、そういった部分については、無償譲渡して戻してもらうのか、そのまま引き続き継続して、ほかに投資している分を早く償還させるというんでしょうか──に充てるのかということも総合的に勘案しながら判断しているという現状でございます。


【桜井委員】  そういう方式でやっているということについてはわかったんだけれども、メリットとか、その辺のところが今の説明では私にはよく理解できないので、行政報告ですので、後ほど聞きに行きますので教えてください。
 もう1つ、市の負担金というのは、例えば武蔵境駅の南口の自転車駐輪場は7,000万円、これで終わりですか。というのは何かというと、今、収入で返していくというような言い方をしていたので、20年間、自転車についてはそんなに問題ないかなと思うんだけれども、実際として例えば毎年1,000万円なら1,000万円の収益が上がると思ったのが、800万円。200万円足らなくて、この分返せないから市に負担してくれという話には絶対ならないんですか。この辺のところの取り決めはどうなっているのか、その点の確認だけしておきたいと思います。


【北原交通対策課長】  メリットといたしましては、市には当然初期投資の額が少なくて済むというメリットがございます。
 それと、今の単年度会計の処理ですけれども、単年度ごとに一々幾ら入ったので幾ら精算しますということをやりとりをしているわけではなくて、全体の20年間の中で整理をつけるという形ですので、もしうまく順調に行って20年が早まることもあると思いますし、若干おくれることがある可能性もございますが、おおむねそういった形で順調に推移しております。


【やすえ委員長】  済みません、委員長の方から質問させていただきたいんですけれども、よろしいですか。申しわけありません、ちょっと聞かせてください。
 スライド式ラック・電磁ロックと電磁ロック付スライド式ラックのそれぞれの違いの説明をいただきたいのと、どういうメリットがあるのかということを詳しく教えてほしいんですけれども、よろしくお願いします。


【北原交通対策課長】  電磁ロック付スライド式ラックというのは、まずスライド式ラックの形状と通常のラック形状があって、スライド式ラックといいますと、この辺では商工会議所の駐輪施設にあるような、2段になっていて、上段と下段、両方使えるようになっている、あれです。電磁ロックというのは、一時利用で使う際に、置きますとロックがかかって、車の駐車場タイムズと同じように、お金を払う部分の方に自分の駐輪の番号を入れて、100円なら100円払うとロックが解除するというような仕組みです。
 スライド式採用のメリットというのは、通常のラック式だけよりも多くの台数を限られたスペースに入れることができるというメリットです。電磁ロック式の方は、支払いの手続が機械化できるということです。


【やすえ委員長】  スライド式ラックは台数をふやすためというので、わかりました。ただ、電磁式とかスライド式にすると、収容できる台数がかなり決まってしまいますよね。例えば三鷹駅北口だとか、そのほかの平置きの駐輪場なんか見ていると、本当に狭いところを有効活用しようとして、そこで管理されている方々がちょっと詰めて置いたりだとか、混んでいるときは横のあいているスペースに入れたり、すごい努力をされて何とか運用確保しているような状況があると思うんですね。こういう形でやってしまうと、確かに効率性という面ではいいかもしれないですけれども、台数もある程度決まってしまう、柔軟な運用ができなくなるというのもあるし、がちゃっと入れる方式も、重い荷物なんか持っていたり、年配の方から結構不評ですよね。そういうのも考えると、お金をかけてこういうスタイルにするよりは、有人管理ということであれば、平置きで柔軟な運用ができるような方法にした方がいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、今後の駐輪場をつくるに当たっては全部こういう形でやっていくのかどうかというのを確認したいのと、あと意見としては、有人管理で平置きでやっていった方がいいんじゃないかなと私は思うんですけれども、その辺どうでしょうか。


【北原交通対策課長】  両方のやり方にメリット、デメリットは確かに存在していると思うんですけれども、逆に利用登録駐輪場等で整理員がかなりぎっしり入れるというような状況も、もちろん現状でございますけれども、その場合、通常の出し入れが非常に難しくなるというデメリットもありますし、あと有人管理で考えておりますが、24時間の駐輪場なんですけれども、通常の朝から夜8時、9時ぐらいまでの有人管理になりますので、それより後の時間帯については人を配するのがなかなか難しいということもあったりしますので、そういったところで、おのおのの駐輪施設によって利用のニーズが若干なりとも異なってまいりますので、そういった点を総合的に考えながら、どのようなやり方がいいのかということを進めたいとは思っております。


【やすえ委員長】  次に、武蔵野市耐震改修促進計画の策定について。


【檜山都市整備部長】  この計画につきまして、現在マスコミ等でいろいろ報道もございますので、最初に先日お配りしました計画の資料編の一部に誤解を招きかねない表現がございましたので、訂正をさせていただきたいというふうに思います。お手数ですが、お手元に配付いたしましたので、差しかえをお願いいたします。詳細につきましては、担当の課長より説明いたさせます。


【小石原建築指導課長】  武蔵野市耐震改修促進計画につきまして、昨年7月以降、庁内の関係課が検討を重ね、本年3月10日の建設委員会で原案を行政報告いたしましたけれども、このたび策定の運びとなりましたので、お手元の資料に沿って御報告いたします。
 本市では、早くから市有建築物の耐震改修に取り組んでまいりました。また、民間住宅等の耐震診断や耐震改修助成についても行ってまいりました。また、耐震化に取り組むための市の基本方針あるいは促進計画も任意定めてまいりましたけれども、耐震改修促進法が平成18年に施行されまして、これを受けて東京都が促進計画を定めました。これらを踏まえ、また武蔵野市の長期計画等あるいは地域防災計画等と整合を図りながら、このたび策定したということでございます。これは法定計画でございます。
 計画期間は、平成20年度から27年度までの8年間でございます。また、建物の種別に目標といたします耐震化率を定めておりますけれども、これらは国や東京都と整合させております。
 耐震化の促進施策につきまして体系的に整備いたしております。その上で、資料の裏面になりますけれども、重点的に取り組むべき施策を3点掲げてございます。第1は、当然ながら防災上重要な市有建築物の耐震化でございます。第2に、木造住宅密集地域につきましても、今後耐震化を誘導していくということでございます。第3に、商業地における事業用建築物の耐震化につきましては、助成要綱を整備し、事業を開始いたしております。
 なお、先ほど部長の方からもありましたけれども、本計画に付属する資料中、21ページでございますけれども、防災上重要な市有建築物耐震化の現状という一覧表がございますけれども、この中で耐震性の有無という欄がございます。ここでは、耐震診断の結果や耐震補強によって、それぞれの建物が新耐震基準の要求する耐震性能を有しているかどうかを記号化したものでございます。したがいまして、「無」をつけた建物におきましても、新耐震基準の要求性能は満たしていないものの、旧耐震基準には適合しておりますので、一定の安全性は持っております。それで、このたびの四川大地震のような状態になるとは思ってございません。しかしながら、この表記方法では耐震性が全くないのではないかというふうな不安あるいは誤解を招くおそれがあるということで、本日配付しました資料のとおり、耐震補強の要・不要と表記方法を改め、また注釈を追加してございます。お手数ですが差しかえをお願いいたします。


【やすえ委員長】  それでは、質疑に入ります。


【橋本委員】  耐震の問題は、中国の地震にもありますように非常に大事な問題で、関心も今高まっていると思います。東京の場合には、今後30年間に大地震が来る確率が70%というふうに言われておりまして、これは非常に急いで取り組むべき課題だというふうに思っています。それで、今回、こういう耐震改修の促進計画ができましたが、3つお聞きしたいと思います。
 1つは、冊子の方なんですが、22ページ、市内の木造住宅密集地域とありまして、早急に整備すべき市街地が西久保3丁目、私、たまたま西久保3丁目に住んでいるんですが、だからと言うわけではないんですが、木造住宅密集地域というのもあって、これはどういう違いなのかというのをちょっとお聞きしたいんですよね。つまり、冊子を見ますと、木造住宅密集地域については、15ページに耐震化を進めていくということで重点的な施策になっているんですが、早急に整備すべきというのと、これはどういう違いがあるのかというのを、その対応の仕方を含めてお聞きしたいと思います。それが1つ目の質問です。
 2つ目に、民間特定建築物というのがあります。それで、これは冊子の23ページですが、特定建築物の基準というのが一覧で載っております。民間特定建築物については、説明は冊子の方ですと7ページなんですが、建物の総数が172棟あって、現在120棟、70%まで耐震性ということでは進んでいると。残り30%で52棟、これからの改善が必要だということですよね。数字がわかっているということは、どの建物かというのもわかっているはずだと思うんですね。それで、民間の建物とはいえ、非常に公共性のある建物が多いと思うんです。23ページの先ほどの表を見ますと、病院とか劇場、集会所、百貨店、ホテルとか、こういう多くの方が集まるようなものがこの基準に入っていると思うんですね。公共の建物については21ページで一覧が載っていまして、どこの建物かというのがわかって特定されて表になっているんですが、民間特定建築物、民間とはいえ、公共性のある多くの方が利用される建物については、どういう建物がこの基準に該当しているのかという一覧というのはあるのかというのをちょっとお聞きしたいんですね。あれば出していただきたいというふうに思っているんです。
 それに関連して、A4のペーパーで言いますと裏面なんですが、計画の実現に向けてとありますよね。その1の(2)民間特定建築物台帳の整備とあります。台帳を整備するというわけですが、先ほども言ったようにこれから改善が何棟必要だということですから、そういうリストがあるはずだと思うんですが、台帳整備と関係して、そのあたりどういうふうに取り組もうとしているのかということをお聞きしたいと思います。
 3つ目なんですが、このペーパーの表面の一番下、促進のための施策。今後の施策とありまして、表になっていまして、普及・誘導・耐震と3つありますよね。現在の施策、これから拡充、新たな施策とあって、例えば情報提供とか指導・助言、それから耐震化についてはそれを促進していくということが新たな施策というふうに書いてありますよね。つまり、この表を見ますと、現在やっている施策の延長といいますか、拡大といいますか、それをさらに強めていこうという方向だと思うんですね。それはそれでいいと思うんですけれども、冊子の方を見ると、13ページの(3)耐震化のところで、1)の3行目、現行助成制度の拡充や新しい制度創設を検討するとあるんです。新しい制度創設というのは何を念頭に置いて、もしくはイメージしているのかというのを伺いたいと思うんです。つまり、先ほどのA4のペーパーだと、新たな施策ということで、現在やっているものの延長というか、拡充というか、情報を提供して、もっと強めていく、知らせていく、耐震化を促進していくという方向があるわけですが、13ページの新しい制度創設というのはそれとは違うのか、これは何を考えようとしているのか、そこを具体的に今わかっている範囲でも結構ですので教えていただきたいと思います。大きくその3つをお答えください。


【恩田まちづくり推進課長】  木造住宅密集地域でございますけれども、早急に整備すべき市街地が西久保の1点だけしか挙がっていないのはどういうことかということでございますが、木造住宅密集地域につきましては、一定のプログラム、基準がございます。その中で、建築物の老朽度、不燃化率、道路・公園等の避難空間率といったものを勘案して設けられているものでございます。早急に整備すべき市街地ということで西久保が挙がってございますが、基本的には22地域が木造住宅密集地域でございまして、その中で、たしか西久保地域につきましては不燃率が若干高いので、全体の基準値としてアップしているということで、その早急に対応すべき市街地というふうに指定されてございます。
 ただ、木造密集地域と言いましても、下町なんかは不燃化率そのものが3%とかいうことで、ほとんどが木造賃貸アパート、それから避難率等につきましても不接道地が多いという形で、23区におきましては集中的にそういった木造住宅密集地域に対する改善化事業を行ってございますが、武蔵野市の場合は比較的道路も真っすぐに引かれている状況等、それから建物が順次更新されているという状況がございまして、この木造住宅密集地域の数値そのものは上がってきている状況です。以前は、吉祥寺本町3丁目も緊急に整備すべき地域でございましたけれども、建物の更新が行われている状況の中で数値が上がってきて、今はそこから外れたというような状況でございます。


【小石原建築指導課長】  私の方から何点かお答えします。
 まず、民間特定建築物でございますけれども、現状もう既に把握してあるのではないかということですが、7ページの表の下のところに書いてございますように、これはあくまでも定期調査報告という制度がございますけれども、それから引っ張ってきたということで、推計ということで、これは国や東京都がやっております推計方式でやっておりますので、実態として把握しているわけではございません。
 それと、この棟数でございますけれども、その前に、この計画自体は本年3月時点で切りをつけたものでございますので、そういうふうに理解していただきたいんですけれども、その後、東京都の方で緊急輸送道路というものを指定しまして、下の方に書いてございますけれども、これ沿いの一定の要件のところでは特定建築物に入るということに新しくなっております。ですから、ここに書いてございますのは点在する特定建築物、それと緊急輸送道路沿いに新たに特定建築物が発生するという、法的にはそういう考え方でございまして、これらにつきまして実態を把握しているわけではございませんので、今後、実態を把握しながら台帳整備していくということでございますので、これからの作業ということになります。それで、その実態を把握した上で、耐震化の動き等を見守りながら指導したり助言したりしていくということでございまして、12ページをごらんになっていただきたいと思うんですけれども、こちらに指導・助言等として優先順位として、例えばまず学校や病院など、防災上重要な特定建築物をやり、ホテルや百貨店というふうな順番で指導・助言等もかけていきたいということでございます。
 それが今後の取り組みでございまして、あと施策の件でございますけれども、施策の一覧表に書いてあるのは全部、今ないし今の延長ではないかということでございますけれども、そうではございませんで、ここに書いてございますように現状の施策がございまして、それを拡充しながら新たな施策となっておりまして、指導・助言等は今後新たに踏み込んでいく、また顕彰制度についてもそうですし、沿道建築物の耐震化の促進、それと商業地における耐震化の促進、これらは新しく展開するということで、それらについて検討していき、もう既に検討の結果、実行に移しつつあるものもあるということでございます。


【樋口住宅対策課長】  一番最後の今後の施策ということでございますけれども、5月1日の武蔵野市の市報にも載ってございますけれども、その中に助成などの制度の拡充・新設ということで、今まで私どもからしますと、木造については5万円だったものを10万円にした。あとは、耐震の診断につきましても、今まで100万円の限度額、これが基準が1,000平方メートル以上の3階建てということがあったわけですけれども、1,000平方メートル以下の3階建て以下については50万円にしたと。あとは、マンションの改修についても1棟当たり10万円、最大で300万円にしたというようなことだとか、あとは、建築物の耐震性の相談であるとか小規模事業者の建てかえなどということ、あとは、税の優遇制度と、こういったものが5月1日号に記載させていただいております。


【橋本委員】  一番最初に伺った市内の木造住宅密集地域の早急に整備すべきというのと、そうじゃない普通の密集地域の区別の基準はわかったんですが、分類を分けているということは、対応の仕方も違うんですか、それともこれは同じ木造の密集地域だということでやっていくということになるんでしょうか。その取り組みの違いがどうなのかというのをお答えください。
 2つ目にお聞きした民間特定建築物は、今後必要な30%の52棟というのは推計だという話で、しかもそれは点在するもので、緊急輸送道路沿いのものはまた別だという話なんですよね。だから、台帳整備すると。これは、ぜひ台帳整備していただきたいと思います。それで、早急にどういう状況になっているか、まず現状把握がないとどういう対応になるかというのも、また別になってきますから、台帳整備はぜひ進めてください。それは要望です。
 3つ目にお聞きした今後の新しい制度創設を検討するという冊子の13ページです。今、御答弁あったのは、5月の市報にこういうことをやりますというお知らせを載せましたということなんですが、13ページに書いてあるのは新しい制度創設を検討するということですよね。これは、これからの話ですよね。ですから、そこが何かイメージを持ってあるのか、なければこれからの検討になるかと思いますが、何かそういう方向性みたいなものは考えているのか、わかる範囲でいいですのでお答えください。


【小石原建築指導課長】  木造住宅密集地域の中で2種類あるけれども、取り組みの違いはあるのかということですけれども、まだその辺について検討を進めているわけではございませんけれども、東京都レベルで見ますと、武蔵野市の場合、木造住宅密集地域、2種類ありますけれども、23区内とそれほどの違いはないのかなというふうに思っていますので、その辺で軽重をつけるのかどうか、その必要はないのではないかなというのが今のところの感触でございます。
 次に、新しい制度の創設ということで、今後ということですが、先ほども申し上げましたように、これは3月時点というふうに考えていただければということで、4月以降、実現に移したものもあればということで先ほど説明もしたわけでございますけれども、今後、例えば指導・助言等についてどうやっていくのかは大いに検討しなければいけないと思っております。


【樋口住宅対策課長】  3点目の御質問でございますけれども、12ページと13ページに指導・助言等、あと顕彰等、こういったものが書いてございますけれども、こういったものをより具体的に進めていきたいというふうに考えてございます。


【桑津委員】  皆さんの御記憶にも四川省の地震というのは本当に大きな問題と受けとめられたと思うんですけれども、今、橋本委員の質問でいろいろと答えていただいて大体わかってきたんですけれども、特に市内の学校の耐震性の問題で、とりわけ市立の学校についてはこのように報告がありますよね。ただ、市内には私学の校舎がたくさんありますよね。それについては、民間特定建物、建築物に入るのかなということで、これから台帳を整備して早々にということですけれども、やはりそういった子どもたちが大勢集まる建物でもありますから、台帳整備をしてという手順は理解するんですけれども、本当に早期に調査をしなければいけないことだと思うんですけれども、この調査というのは、市がするんじゃなくて、当然所有者に義務づけなりするようなところかと思うんですけれども、その辺のところをちょっと教えていただきたいんです。


【小石原建築指導課長】  委員御指摘のとおり、私立学校については特定しなくてもある程度存在はわかっているんですけれども、それに対してどういうふうに対応していくかでございますけれども、まだイメージでございますけれども、実態について調査していただくと。具体的に申し上げれば、耐震診断をしていただいて、そこがスタートになるかと。まず、そこをお願いしていくということになるかと。


【桑津委員】  そうですよね。要は、調査するのは向こうの所有者がするわけですよね。だから、してくださいよ、その報告を上げてくださいという形になるわけですよね。それで台帳整備をしていくということだと、要は相手任せにある意味なってしまうということ。確かに調査に相当莫大な経費がかかると思うんですよね。その辺を、民間といえども、そういった不特定の大勢の人が集まるようなところについては、市の方からそういった調査なりを、義務づけというのはどうなのかわからないですけれども、もっと強い指導をするようなことが可能なのかどうかということと。あわせて、そういった指導は、ある意味報告待ちということだと台帳整備もなかなか進まないと思うので、その辺の市のお考えはいかがなものかということをちょっとお尋ねしたい。


【小石原建築指導課長】  前の委員のところで指導・助言というお話をさしあげましたけれども、実はこれは耐震改修促進法に指導する、助言する、あるいはその次の段階ということで順番でございますので、それについても冊子の12ページのところに書いてございますけれども、これについてやっていくという方向はございますけれども、具体的にどうやっていくのかということで。実は、この辺はほかにも特定行政庁レベルで同じように取り組んでいかなければいけないところがございまして、東京都も同様なことでございますけれども、ある程度のところは統一しながら、また個別にやっていくということで、その辺のガイドラインづくりのようなことを始めようじゃないかということで動いているところでございます。


【桜井委員】  促進計画をこういう形でより進めていただきたいと思いますけれども、計画でやっていくと、お願いとかだけですよね。条例でこういったものを整備していこうという考えはないんですか。


【小石原建築指導課長】  これを受けた条例というふうなことは特に考えてございませんし、ほかのところでもそういう動きは聞いてございません。ただ、耐震改修を進めていくには、桑津委員もおっしゃいましたようにどうやって後押しするのかということもございますので、その一つとして、例えば助成制度というふうなこともございますので、そういうことはやっていきますけれども、トータルな形で受けた条例ということは今のところ考えてございません。


【桜井委員】  いろいろあると思いますけれども、やはりお願いしていく、そういう中で、計画だけのお願い、今まで建築なんかの場合だと要綱・要請という形でお願いしていったんだけれども、整備をある程度やっていくためには、市の責務だとかをいろいろなものを明確にしていくような形で条例化をしていった方がいいような気が私はしているんですけれども、それらについても今後検討していただきたいなというふうに要望だけ出しておきます。


【やすえ委員長】  続きまして、武蔵野市緑の基本計画2008について。


【笠原緑化環境センター所長】  それでは、武蔵野市緑の基本計画2008について御報告いたします。
 一昨年11月に市民参加を得ました緑の基本計画検討委員会を発足いたしまして、緑の基本計画の改定作業を実施してまいりました。このたび委員会から市長への答申を経まして、行政報告としてまとまりましたので御報告いたします。
 まず、今回報告いたします緑の基本計画2008の位置づけでございますが、平成9年3月に策定いたしました緑の基本計画が策定から10年が経過し、中間目標年度に当たることから、また残りの計画期間である今後10年の計画をより一層実効性のある計画とするために改定したものでございます。
 まず、改定の大きなポイントでございますが、従前の計画が、急激な緑被率の低下を背景に、緑の減少への危機感から緑の量の拡大を主眼に置いた抽象的な努力目標表現にとどまった計画であったものに対しまして、本計画につきましては、だれが、いつまでに、どれだけをキーワードに、行政と市民・事業者それぞれの実現可能な目標を示し、より一層実効性のある計画を目指した点が特徴となっております。
 それでは、お手元の概要版を使いまして内容について御説明させていただきたいと思います。概要版をお開きください。ここでは、従前の計画から改定した点を中心に御説明させていただきたいと思います。
 まず、2ページの右上のところでございますが、改定のポイントにつきましては、急激な社会情勢の変化や現在の本市の緑の状況及び従前の計画の検証・評価をもとにしまして、次のような考え方で改定を行いました。
 まず、1つが、左側の箱にございます継承していく視点でございます。これについては、従前の計画を継承していくという意味で、1つが公園緑地の積極的な整備を進めていこうということでございます。もう1つが、緑と水のネットワーク化でございます。3番目に大木の保全、4番目に自然と触れ合える空間の整備、5番目に市民参加の仕組み、これを継承していく視点としてございます。
 真ん中の箱につきましては、見直し、改善する視点でございます。1つが、先ほどもお話ししましたが、今までの従前の計画がどちらかというと抽象的な努力目標的な表現にとどまっていたものですから、1つが「目標設定型」から「成果管理型」へというものと、それから「量」から「質」へと。「新たな緑をつくる」から「今ある緑を守る・充実する」。4番目に「参加」から「協働」へ、5番目に「やりたいこと」から「やるべきこと」へというような改善の視点を示しております。これは先ほどもお話しました、キーワードのどれだけ、いつまでにというところも入ってございます。
 また、新たに取り入れた視点でございますが、これは主体を明確にする。だれがやるべきものなのかということでございます。もう1つが地域別の方針を定める。地域というのは、3駅圏、吉祥寺圏、中央圏、境西部圏でございますけれども、地域それぞれに特徴がございますので、それの方針を定めるということでございます。3番目に緑化・環境市民委員会の提言、これは市民参加を得ました委員会が過去に何回か構成され、設定されておりますが、そこでの市民からの提案事項を盛り入れるということでございます。
 次に、武蔵野市の緑でございますが、これにつきましては本編の14ページから28ページに詳細を記載してございますけれども、本市を取り巻く各種環境の変化と緑の果たす役割を踏まえまして、市内の緑の現状と課題を示してございます。まず、下の現状でございますけれども、これも詳細につきましては本編の14から22ページに詳しく書いてございますけれども、大きく表現いたしますと、まず緑被率の減少につきましては、ここに書いてございますが、昭和47年から平成17年の33年間の間に約100ヘクタールの緑が減少したことになってございます。また、右側の民有地と公有地の割合の棒グラフで見ますと、上が平成6年、下が平成17年でございますが、この割合でいきますと、民有地の緑の減少に歯どめがかかっていない状況が大きな問題というふうに取り上げてございます。
 次に、緑の役割ということでございますが、これにつきましても本編の23、24ページに記載してございますが、以下の5つの機能をもとに、再度整理し直しております。都市の景観を構成する都市環境の改善、生態系の保全、レクリエーション機能、防災機能という5つの機能から再度整理してございます。
 次に、右側の課題でございますが、こちらにつきましては本編25ページから28ページに詳細を記載してございますが、左側にございます緑の果たす役割を踏まえまして、5つの大きな課題が示されてございます。1つが、緑の質の向上でございます。この中で新たに取り入れた視点につきましては、真ん中にございます生態系の保全ということでございます。これにつきましては、生物多様性の観点から、本市においても雑木林や水辺など、生物とそれを取り巻く環境がつくり出す生態系は、一度失われると同じものを創り出すことは容易ではありませんという課題を得ながら計画に取り込んでございます。
 次に、公有地の緑の充実でございます。これにつきましては、新しく取り入れたものにつきましては、真ん中にございます公園のリニューアルという考え方でございます。これにつきましては、既存の公園のストックを有効活用して新たに再生していくべきではないかという視点が入ってございます。
 もう1つ、一番下にございます街路樹の樹形の確保でございます。街路樹の質を高めるためにも、自然樹形を基本とした維持管理を検討する必要がある。これは、市民から見た目線の提案でございます。
 次に、民有地の緑の保全・創出という課題につきましては、まず一番最初に共有財産としての理解の促進と一定の市民負担の必要性を書いてございます。この一定の市民負担といいますのは、お金の負担というわけではございませんで、落ち葉ですとか、そういうものを含めて我慢する、そういうものを含めての一定の大木の周辺の方への負担の必要性を記述してございます。
 もう1つが、その下にございます緑の環境整備に必要な財源の確保ということでございます。ここにも書いてございますが、緑を成熟社会における必要不可欠な社会資本ととらえ、緑の保全と創出に必要な財源を確保することが必要ですという形で新しく計画に盛り込んでございます。これについては、都市インフラとしての公園緑地の整備は財源化されておりますけれども、それ以外の大木の保全等は維持管理程度で、これをもっとしっかりと財源確保して残していくべきじゃないかというのが一つの趣旨でございます。
 最後になりますが、地域の特性を活かした緑ということで、これが新たに取り入れた視点でございまして、地域別の方針をあらわすものでございます。
 次ページをお願いいたします。
 本計画の基本的な考え方でございますが、本編の30ページ、31ページに見開きで同じようなものが載ってございますけれども、まず基本理念でございますが、これは表題にも書いてございますように、緑は市民の共有財産であるということでございまして、右側の方に黒の強調文字で書いてございますとおり、今回の基本計画の策定に当たりまして、多くの市民委員からも──皆さん御存じのとおり、全国でも珍しい、昭和48年に制定されました武蔵野市民緑の憲章というのがございます。これは冒頭、本編の冊子の1ページ目にどんと今回掲載させていただきましたけれども、その精神を再度前面に出しまして基本理念を掲げたものでございます。こちらに書いてございますとおり、緑は、将来にわたって残すべきかけがえのない財産です。市内の豊かな自然環境を将来に引き継いでいくためには、市民と行政が一丸となって、共通の理念と強い決意のもとで、その保全と創出に取組むことが必要ですという基本理念をあらわしてございます。
 次に、その下の将来像でございます。こちらにつきましては、緑の量、質ともに豊かな武蔵野市を目指しますということでございます。基本的には従前の計画を踏襲しているものでございますけれども、先ほども言いました、量の拡大だけではなくて、質の向上を強くうたった将来像を記述してございます。下にも書いてございますように、私たちが目指すべき緑の将来像は、緑の量が増えるだけではなく、武蔵野市らしさを実感できる質の高い緑が豊かであることとしますということでございます。
 この質ということでございますが、質につきましては、この図面の左右に書いてございます6つの緑を表現してございます。1つが地球に優しい緑、その下が安心・安全をつくる緑、武蔵野らしい緑、暮らしを彩る緑、感性を育む緑、協働で守り育む緑、この緑の質を高めるということでございます。
 恐れ入りますが、本編の33ページをお開きください。
 まず、32ページの目標年次につきましては、本計画の後半10年ということを先ほど申しましたけれども、策定時期が平成19年ということになりましたので、その後の10年後の2017年を中期といたしまして、20年後の2027年を長期という目標に設定してございます。
 次に、33ページ、4)緑の確保目標でございます。緑被率30%を目指しますというのは変わりません。従前の計画におきましては、計画から20年後の平成27年までに30%を目指すという目標を設定してございましたけれども、まず今現在が24%ということと、この10年間に1.4ポイントの増しか得られなかったことを踏まえますと、平成27年までの30%というのは現実的な数字ではないということでございまして、あくまでも最終目標は30%に変わりはございませんけれども、本計画では可能な数値を積み上げることで、中間目標、下にございますけれども、緑被率につきましては平成29年、2017年に25%を目指しますということでございます。これは10年間で1%の増ということでございますけれども、小さな数字に思えますけれども、実際、緑被率の1%増と言いますと、約10ヘクタール、中央公園1個分の緑をふやすという計画になってございます。
 次に、下の歩いて行ける公園の整備率と書いてございますけれども、従前の計画におきましては市民1人当たりの公園面積におきまして11.9平方メートルを目標としておりましたけれども、その目標数値にたどり着くには、住宅密集地、また都市化が進んだこの市内でそれだけの土地を確保することは大変困難ということがわかっております。当然そういう計画のもとに進めたわけですが、今回はもう少し市民にわかりやすい指標としようということで、歩いて行ける公園の整備率100%を目指しますという形に変えてございます。都市公園の整備目標を1人当たりの公園面積から身近な公園の整備率という指標に変えることによりまして、その数値、成果を管理していくということでございます。目標といたしましては、下にございますように、中期目標としまして10年後に88%、現在84%の整備率になってございますけれども、それを88%に上げると。最終目標としましては、当然100%まで持っていくということでございます。
 次に、概要版の方に戻っていただきまして、5ページ、6ページをお願いいたします。
 こちらにおきましては、本編の38ページから68ページに詳細が記載してございますが、先ほど御説明いたしました将来像を実現するための施策が体系的に掲載されてございます。従前の計画における方針を、これも当然踏襲しておりまして、それを整理し直した形の基本方針が、従前の計画につきましては拠点をリメイクするですとか、まち並みをリメイクするですとか、リメイクという言葉を使っておったんですが、今回につきましては、新たな緑を育む、今ある緑を守る、協働を推進するというわかりやすい表現に変えてございます。この各方針ごとに右の施策体系ごとの、拠点や身近な緑をつくる、緑と水のネットワークを進める等の施策を31ほど列記してございます。
 また、個々の31の施策につきましても、だれが、いつまでに、どのくらいをキーワードに具体的な表現と実現可能な数値目標が掲げられております。なお、本編の63ページにおきまして、その一覧が掲載してございます。後ほどまた見ていただければと思います。
 また、先ほど新たな提案といたしまして、地域別の具体的な表現につきましても、本編の66ページから79ページにおきまして、3駅圏の計画が記載されてございます。
 一番最後のページをお願いいたします。
 計画の推進、これは従前の計画になかったものでございますけれども、新たな提案といたしまして、最後になりますが、本計画を推進するに当たりまして、下記のような市民・事業者・行政の役割を明確にするとともに、成果管理型の計画とするために、毎年、進捗状況の公表や、また5年ごとに今、実施されております自然環境実態調査の──これは緑被率調査等のことでございますけれども、その結果をもとにしました進行管理をすることを位置づけております。
 また、本編の82ページ、83ページにおきましては、市民の役割、事業者の役割、行政の役割をそれぞれ具体的な活動のイメージを記載いたしまして、本計画の目指す将来像の実現に向けた行動をしていくというふうにしております。
 進行管理につきましては、本編では84ページに記載してございますが、緑の基本計画、つくったらつくりっ放しではなくて、一定の期間ごとに評価、見直しを実施していくというPDCAサイクルの計画進行管理を実施していくべきという提案でございまして、今後も20年、また実態調査等の時期に合わせて評価をしながら、その社会情勢に合わせた計画として実効性を保っていくべきだという提案がなされております。
 最後になりますが、今後の予定でございますけれども、本日、建設委員会で議会に報告させていただきましたので、6月1日号の市報で全面公表いたしまして、ホームページでも公表いたします。また、あわせて図書館ですとかコミセン、緑化環境センターで幅広く市民の方に配布いたしまして、先ほども申しましたが、武蔵野市民緑の憲章の精神をもう一度市民の間でも見直していただける機会をぜひともつくりたいなというふうに考えております。


【やすえ委員長】  それでは、質疑に入ります。


【松本委員】  私の質問のポイントは、この緑の基本計画2008がまちづくり条例の制定に生かされるのかという視点で質問したいと思います。
 まず、今、緑化環境センター所長から御説明いただいたところで2点だけ評価したいと思います。
 1つは、2ページの理解促進と市民負担の必要性のことを、落ち葉を我慢しろという、傍聴席から若干苦笑が起きたけれども、私、それはちゃんと言うべきだと思います。私、市内の公園、144だった時代ぐらいからずっと回っているんです。それで、一番クレームが多かったのは落ち葉、次が騒音、若者が集まっていて何とかというのが多かったんですけれども、こういうことをきちっと市としても市民に説明していく。ただ我慢しろということだけじゃなくて、落ち葉の感謝祭みたいなものもやっているわけですから、そういうことの説明をしていくということが大事だと思いますが、質問としては、現状、クレームについて、落ち葉についてはどういう割合になっているのかをお聞かせいただきたい。
 もう1つの評価は、私もこれ、最初に見たときに緑の憲章が載っているところが特徴的だなと思ったし、私も私自身のことで恐縮ですけれども、自分のホームページのプロフィールには、昭和48年に緑の憲章を制定したということは武蔵野市の特徴として必ず挙げるようにしています。これはなかなか珍しい憲章で、このことをアピールするというのは非常に必要だし、武蔵野市の私が言う愛市公債と並んで非常にいい特徴だと思っていますので、これはここに載せたということは非常に評価したい、このように思います。
 さて、まちづくり条例との関連性のことで言うと、概要版の2ページの民有地の緑の保全・創出ということについては、この緑の基本計画をつくるに当たって、まちづくり条例にこういうことをやってくれということを緑化環境センター所長からまちづくり推進課長に話をしたのか。それが具体的にやるべきことだと思っています。もちろん間に都市整備部長が入り、技監が入り、民との協力というものが、協力よりもいわば強制、緑をつくらなければだめだというような方向性に行くのかどうか、ここを確認したいというふうに思います。


【笠原緑化環境センター所長】  まちづくり条例の制定に当たって、どのような要望をしたかということでございますけれども、私どもの方から要望というか、1つ考えたのは、土地の取引の場合における土地の履歴と申しましょうか、その土地に大木が存在していたのかいないのかという緑の状況について、早く情報が私どもに入れば、その土地を緑の保全のために買収してもいい土地なのか、それとも公園にすべき土地なのかという判断が早くできるということがありますので、条例の中にそういう事前届け出の中で緑の履歴がわかるような形の届け出の様式ですとか、そういうものをお願いしたいなというようなお話しはさせていただきました。
 もう1つは、緑の20%という数値につきましては、これは逆にまちづくり推進課の方から御相談を受けておりまして、今現在、一律的にやるのか、また住居系にするのか、商業系については難しい問題がございますので、そういうことについては現在調整をさせていただいているところでございます。
 それから、落ち葉の苦情のお話でございますけれども、落ち葉のクレーム、苦情につきましては、何回か議会の方でも報告させていただきましたけれども、ここ数年倍増、200件だったのが500件ぐらいになっているような大変な苦情が来ております。おっしゃるように、落ち葉をただ我慢するだけではだめだということもこの計画の中に書いてございまして、一方では落ち葉で不便をなさっている方が大変多くいらっしゃる。グリーンパーク遊歩道、本村公園のそばにお住まいの方ですとか成蹊大学のケヤキ並木のそばにお住まいの方などは、もう高齢化してといの掃除ができないんだと。どうにかしてくれ。もう落ち葉が落ちないようにしてくれという声がたくさん聞こえてきますので、やはりそういう一定の不利益を得ている方に対しては何らかの支援を考えて検討する余地があるのではないかということもこの計画の中に書いてございますので、今後落ち葉が詰まらないといを設置したら、その設置費用の半分は助成するですとか、年に何回かの落ち葉の掃除に対して、その費用の助成をするかということも考えられるのではないかということでございます。そういう意味で、落ち葉に関係のない、緑を享受している市民の負担をそういうところに入れてもいいのではないかという趣旨で、市民負担が必要だという記載をしているところでございます。


【恩田まちづくり推進課長】  まちづくり条例については、現在庁内で検討しておるところでございますが、この緑の基本計画につきましても、本条例では大もと市の考え方をつかさどる計画というのをまちづくり計画と位置づけまして、例えば都市マスタープランですとか、そういったものについては基本的にまちづくり計画であるということで、事業者、対市民に対して大もとの考え方に基づいて指導していくという考え方に立っております。その際に、まちづくり計画におきましても、緑の基本計画そのものも市長が別に定める計画ということで、その範疇に入ってくのではないかなというふうに思われます。
 あと、今、緑化環境センター所長の方からありましたが、民間の開発に対する指導基準でございますが、現在要綱等に沿って住居系の建物については20%という指導をしておりまして、それでも緑が減っているという現状もあるので、それを踏まえて、今、詰めの段階でどのような形で指導をしていったらいいかということを調整している段階でございます。


【松本委員】  緑の憲章の話をしたのは、武蔵野市の本当にいい特徴だからなんですよね。だから、そこに向けて今やらなければならないことというのは、私はまちづくり条例に生かすことだというふうに思ったんです。
 それで、例えば私の住んでいるマンションは市民文化会館通り沿いの5階建てのマンションなんですけれども、ここもいわゆる宅地開発等に関する指導要綱よりも公開空地を少し増して建てている。それで、緑もかなりふやして建てたんですね。これは我々居住者がかなり要求したんです。そうだったら入らないよみたいな。そんなの全然向こうは聞きません。たくさんの方が希望していましたから、別にあなたが来なくてもいいよぐらいなものですけれども、まちづくりに当たって、ここを通るときは非常に気持ちいいなというふうに思ってもらえるマンションにしようじゃないかというふうに我々新居住者は願ったんですよね。こういうことで業者も多少考えた、動いたということがあったと思います。
 ただ、それを市でさらにできないかなと。今回のツインタワーの一件でつくづく思いましたよ。高さをとるのか、緑と駐輪場をとるのかみたいな、こっちをとるならこっちが何とかというふうにとらえられている住民の方に、そうじゃないと。目指すべきまちづくりの方向性は緑にあるんだよということをきちっと立てていってほしいなというふうに思うんです。だからこそまちづくり条例に緑の占有面積、緑についてのことを宅地開発指導要綱以上に定めていくことが、緑化環境センター所長の説明にあった、具体的にPDCAサイクルの中でやっていく一つの手法なんじゃないかと私は思ったものですから、今の御答弁だと、正直まだぱっと、それだったら安心だというふうに思えなかったんですけれども、ぜひこのことを進めていただきたいなというふうに思います。
 私、市長の気温を1度下げるという公約というか理念については、非常にある意味わかりやすい理念だと思っています。それに向けて、今後、宅地開発におけるチェックというか、こちら側からのきちっとした要求というのは、緑に限らず、ドライミスト、ああいうところもきちっと要求していく。開発公社でドライミストをやったじゃないですか。そういうのを民にきちっと要求していく。私、ツインタワーにもああだこうだ言いましたけれども、余り実現はしていないみたいだけれども、そういう1度下げるという目標に向かって、ぜひ条例策定に当たっては、今ある程度骨格ができているところだとは思いますけれども、まちづくり推進課長、また都市整備部長、この緑の基本計画がまちづくり条例に入っていっているなというのをぜひ条文でしっかりと見たい、このように思っております。


【桑津委員】  緑の基本計画、御説明いただきました。大変立派な計画だと思います。ぜひ実現に向けて取り組んでいただきたいと思うんですけれども。
 この概要版にある課題というのは、これはこの計画に立って大きな問題意識を持って、ここら辺を取り組んでいくということで先ほども御説明いただいたというように理解しているんですけれども、この課題の中で細かい項目で2点ほどお伺いしたいんですけれども、1つは、先ほども緑化環境センター所長は、だれがやるんだというようなことをいろいろと述べられていたんですけれども、私、お伺いしたいんですけれども、学校の緑化は緑化環境センターがやるのか、教育委員会がやるのか、どこが責任を持ってやるのか、それをお伺いしたいです。
 2つ目は、これは質問じゃなくて、ある意味要望になるんですけれども、ニーズの多様化への対応ということと、公園のリニューアルというのがあります。これは、お互いにある意味リンクするところがあるのか。今まで従前の公園のつくり方というのは、はっきり言って東部地区には絶対的に公園が少ない。それは、空き地なりスペースが生じなかったということで、勢い中央圏から西の地域に用地が生じて、いろいろな公園ができました。今、市の方では、新しい公園だとか特色ある公園づくりということで、この間できた長屋門のところの農業ふれあい公園だとか冒険遊び場とか、西側で、東側は少ないということで、今までの公園のつくり方というのは、できたから何か公園にしていこうという考え方だったんです。それはそれで、今後も進めていかなければいけない視点かとは思いますけれども、ここにうたってあるように、公園のリニューアルとニーズの多様化ということについては、今までの公園をリニューアルするときに、ただ単に樹木をきれいにするとか、そういうことじゃなくて、ニーズの多様化に対応した公園のリニューアルというのもあってもいいんじゃないかなと思うんですね。現状を地域別に見て、ここにこういう公園が偏っている、こっちはない。ここをリニューアルするときに、特色ある公園を東部地区、中央圏にも考えようという考え方を持ってしかるべきじゃないかなと思うんですけれども、その辺の考え方を持たれた上でこういうことを書かれているのかどうかということをお伺いしたいと思います。


【笠原緑化環境センター所長】  学校の緑化についてでございますけれども、当然、学校も公共施設の一部ということで緑化を進めていかなければいけないということで、だれがやるのかという御質問でございますが、予算は教育委員会になるのかもしれませんけれども、実際に緑を管理している部門といたしまして私どもの方で協力してやっているところがございますので、あわせてやっていきたいというふうに思います。
 ちょっと参考までに本編の19ページをお開きになっていただきたいんですけれども、一番右下の方に学校の緑という表現がございまして、公共教育施設の緑被率につきましては、学校、平成6年度が13.7%で、平成17年度が20.8%と大きく増加しております。これにつきましては、木を植えたとか、大きなことをしたということではございませんで、この間に学校にあった樹木が伸びたということが現実でございます。だから、管理自体も適正な管理をしていくということによりまして、別に大きな敷地を買って樹木を植えなくても、緑被率というのは十分にふやしていくことは可能だということを示しているのではないかと思います。ちなみに、そこの右にも書いてございますけれども、市の施設の平均は35%ということですので、学校は大きなグラウンドを持っているということも含めまして、まだまだ緑化の余地はあるのではないかということを考えております。
 それから、公園リニューアルの件でございますが、委員おっしゃるとおり、当然でございまして、今まで公園の改修につきましては、地域の要望ですとか、また古い、老朽化しているということで、単年度、どちらかというと場当たり的というか、対症療法的に改修してきたところがございますので、今後は公園リニューアルの総合計画を策定して、市内にございます百数十の公園のストックを有効に活用すためにはどんな機能を──1つの公園でいろいろな機能を持たせることは、本市の公園は小さくて無理でございますので、そういうものも含めて総合的な計画を立てて計画的に改修に当たっていこうと考えております。その公園のリニューアル計画につきましては、本年度策定する予定でおります。


【桑津委員】  2つ目の質問については、ぜひお願いしたいと思います。
 1つ目の質問のことで、ちょっと。先ほど松本委員からの御質問で答えられて、緑化環境センター所長からまちづくり推進課長にうまく答弁も引き継がれて、同じ4階にいらっしゃってコミュニケーションが非常にいいのかなと思ったりするんですけれども、特に、俗に言う庁舎の縦割り行政といいますか、その中で壁を越えてというところで非常に弊害が出ているということがいろいろな場面で言われていたかと思うんですね。振り返ってみれば、去年からことしにかけて、事務の中でもいろいろな問題が出た。それについて問題点を探っていくと、どこに問題があるんだというと、はっきりは知りませんけれども、漏れ伝わるところによると、悪く言えば責任のなすり合いというか、うちは一生懸命やっていたけれども、というようなところがあるようにも聞こえたりするんですね。
 私、昔、こういう世界に入る前に中国でいろいろ物をつくっていて、クレームが起きるとどこに問題があるか、当然これは解決しなければいけない、責任の所在をはっきりすると、中国の工場の人は、私は一生懸命やりました、私は全然問題ありません、私の後で問題が出たのではないかというような調査しか出てこない。そういうことじゃ根本的な問題解決はできないし、チームの輪というのができていないのかなと思うんですけれども。
 ぜひ私がお願いしたいのは、特に学校の緑化ということについては、はっきり言っていろいろな部分で進んできていないという点が現実的にあるんですね。ということで、ぜひともコミュニケーションをよくしていただいて、だれがやるというのは、最終的には私は市長、副市長がこういった緑化について、学校もその一部だということで、しっかり指揮をとってその辺を取り組んでいただければなというように強く思うところですけれども、もし市長もそれに御賛同いただけるなら一言御答弁いただきたい。


【邑上市長】  武蔵野市にあります公立小・中学校18校の面積を合わせますと、かなりな面積になってくるということはたしかでございます。しかも、一方で武蔵野市の市域は狭うございますから、いろいろな面で学校施設についても地域との関係を持った利用を願うところもございます。例えば緑についても、学校だけの緑ではなくて、それは地域の緑にもつながる話でございますので、この間もビオトープの設置を含めて、学校緑化については学校当局にも協力いただいていますので、この緑の基本計画ができましたが、これについても御意見いただきながらつくっておりますが、今後もこれをもとに各施設がより緑化を進められるように、こちらとしても協力を要請していきたいなというふうに思っております。


【やすえ委員長】  それでは、最後ですが、三鷹駅北口上りエスカレーターの事故について。


【大塚まちづくり調整担当課長】  それでは、A4縦版の資料をごらんいただければと思います。
 去る4月21日でございますけれども、上りエスカレーターで事故が発生いたしました。本委員会に御報告する理由でございますけれども、2点ほどございます。まず第1に、平成5年に運行開始して以来、このような大きな物損事故が初めて起こりましたこと。第2に、この物損事故によって、今年度、470万円ほど予算確保されているのでございますが、それで補てんできないで、今後、今年度予定していた修繕箇所の変更や補正予算の必要性が生じることが予想されることなどの要因があるためでございます。
 それでは、資料に沿って御説明いたします。
 事故の発生日時でございますが、去る4月21日月曜日の午後10時54分ごろに上りエスカレーターにおきまして事故が発生いたしました。事故が発生した上りエスカレーターは、三菱電機製でございます。
 事故の状況といたしましては、ライザと呼ばれております、いわゆる踏み段の縦の部分でございますけれども、その左下の部分が89段、すべて破損したものでございます。なお、けが人はございませんでした。
 事故の経過でございますが、4月21日午後10時54分ごろ、JR三鷹駅の駅員がエスカレーターの異常を発見いたしまして停止いたしました。直ちに事故の対応手順に基づいて、駅員が日常管理しておりますセコムに連絡し、セコムから市及びエスカレーターの管理会社であります三菱ビルテクノサービスに連絡し、事故の対応を行ったものでございます。
 4月22日午前1時から管理会社による復旧作業を開始いたしましたけれども、全89段すべてを交換する必要が確認されたため、部品の手配、交換作業等を速やかに行って、午後8時になりましたけれども、全面復旧、開放いたしました。作業の間はエスカレーターは停止いたしまして、車いすなどの利用の方はエレベーターへと誘導してございます。
 事故の概要でございますけれども、何らかの要因により踏み段のうちの1つが左方向へ移動いたしまして、エスカレーターの内部の部品である速度制御用スイッチに接触してしまいました。それによって、スイッチを固定するアングルでございますけれども、右側に飛び出しまして、アングルと踏み段が接触し、踏み段を破損したものでございます。
 今後の対応でございますが、詳細の原因について、管理会社である三菱ビルテクノサービスにて調査・究明するとともに、日常管理についての瑕疵でございます。あと、製品そのものの瑕疵の有無について調査し、市と管理会社である三菱ビルテクノサービスとの費用負担について協議をいたします。
 なお、詳細が判明後、改めてなるべく早い時期に議会に御報告いたしたいと思います。


【やすえ委員長】  それでは、質疑に入ります。


【松本委員】  ちょっと確認しておきたいんですけれども、まず今後の対応についての負担費用なんだけれども、吉祥寺駅と三鷹駅、それからホームの中と外、三鷹市と武蔵野市の関係性の割合についてどうなのかというのを今わかる範囲で教えていただきたい。
 それで感想ですけれども、本当にこういう事故はあってはいけないけれども、エレベーターができていてよかったですよね。エレベーターがなかったら車いすの人、大変でしたよね。


【大塚まちづくり調整担当課長】  費用の負担ということでございますけれども、改札口内、ラチ内のことについては、鉄道事業者が全額負担して設置しています。維持管理についても鉄道事業者が負担しています。改札口外、三鷹駅で今回事故が起きましたエスカレーターも改札外でございますけれども、その分については地元自治体で、JRとあそこの部分については協定書を結んで、全額市で設置して、維持管理についても市で全額見ております。


【やすえ委員長】  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 なお、本日審査いたしました陳情中、採択した分で執行機関に送付することを適当と認めるものについては、これを送付し、その処理の経過及び結果について報告を請求するよう委員会報告に記載いたしますので、御了承ください。
 それでは、以上をもって建設委員会を閉会いたします。
                               ○午後 0時10分 閉 会