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東京都 武蔵野市

平成20年 建設委員会 本文




2008.02.12 : 平成20年 建設委員会 本文


                               ○午前10時00分 開 会
【やすえ委員長】  ただいまより建設委員会を開会いたします。
 事件第1、陳受19第10号 容積率の見直しに関する陳情を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  これにて質疑を終わります。
 取り扱いについての意見を伺います。
                 (「継続」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  「継続」という声がありますが、これに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  異議なしと認めます。よって、陳受19第10号 容積率の見直しに関する陳情は継続審査と決定いたしました。
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【やすえ委員長】  続きまして、事件第2、陳受19第21号 ムーバス吉祥寺東循環の路線変更に関する陳情を議題といたします。
 これより質疑に入ります。


【橋本委員】  それでは、若干の質問をしたいと思います。
 前回の委員会のときに、今回、陳情が出ておりますそ〜らの家のところに停留所をつくってほしいという中身なんですが、6番停留所と7番停留所の間の距離が大体500メートルという話でした。それで、ムーバスをつくるときの停留所の間隔というのが基準が200メートルだということなので、現状はここは間隔が基準の2.5倍ぐらいになっているわけですね。前回、私も質問しまして、ほかの委員の方も質問されまして、このムーバスについては、市長の答弁はムーバスのあり方、位置づけ、これを今後どういうふうに位置づけをするのかということをきちっとやった上で、それにかなった形でルート変更あるいはバス停の見直しに着手すべきだと、こういうお話がありました。それから、バス停の位置の設置、ルート変更、これは極めて厳しい対応をして最終的に決めたものなので、すぐに変更というわけにはなかなかいかないというふうに思うが、やれることは対応していきたいということだったと思うんです。
 それで、私がお聞きしたいのは、1つは、このムーバスのあり方の位置づけというのはいつごろをめどに考えているのかということ。
 2点目には、今回の陳情の部分、それから今回の陳情だけじゃなくて、いろいろな箇所でルート変更とかバス停をここにしてほしいとか、いろいろあると思いますが、そういうさまざまな変更、これは大小、大がかりなものもあるだろうし、それから、そうじゃない、割と手続的にも困難じゃないのもあると思います。いろいろあると思いますが、そういうさまざまな変更があるとしたら、先ほど言いました位置づけというものの全部後になるのかということ。つまり、位置づけというものを明確にしないと、変更というのは全くどれも手をつけませんよということなのか、それを確認しておきたいと思うんです。市のお考えをお聞きしたいと思います。


【中村交通対策課長】  ムーバスが運行を開始いたしまして、現在12年経過したということで、昨年4月、6、7号路線で9ルートということで、ほぼ不便地域は解消したのかなと考えておるところでございます。それで、13年目にもう入っておりますので、来年度から2カ年かけましてムーバスの基本方針の見直しも含めまして再整備計画等を検討し、2年以内には策定したいと考えております。
 それから、ルートの変更でございますけれども、今回の陳情のところもそうですけれども、またほかの路線でもいろいろ要望が、ルート変更を含めまして出ておりまして、来年からの再整備計画と並行しまして、大がかりなものじゃなくて、細かい、できるところはやっていく、検討していくということで、考え方としましては、ルートの変更で廃止になるバス停の乗降客や年齢層、意見等を把握しまして、影響範囲のアンケート等もやっていかなくてはいけないのかなと。あと、変更ルートの予想利用の検討も必要だと考えております。
 今回、そ〜らの家等の検討を進める中で、例えば利用時間帯を、そのときだけ迂回するとか、いろいろな考えがあると思いますけれども、要は地域全体のまとまりが必要じゃないかと。ですから、全体の策定が終わらないと、例えば時間延長とか、できるところはその中で並行してやっていきたいと、こんなふうに考えております。


【橋本委員】  そうしますと、2カ年で再整備計画をつくるということですけれども、その中でもできるところは随時並行してという御答弁でしたので。私としては、今回の陳情のこういう変更、実際に500メートルという間隔があるということで不便を感じている方がいるわけですから、陳情者も244名ということで、多くの方がこの陳情を出されておりますので、私はぜひこれは前向きに考えていっていただきたいということを考えています。今の答弁で、そういういろいろな変更というのは並行してやれるんだということでしたので、それを確認しておきたいと思います。


【やすえ委員長】  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  これにて質疑を終わります。
 取り扱いについての意見を伺います。
                 (「継続」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  「継続」という声がありますが、これに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)


【やすえ委員長】  異議なしと認めます。よって、陳受19第21号 ムーバス吉祥寺東循環の路線変更に関する陳情は継続審査と決定いたしました。
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【やすえ委員長】  続きまして、行政報告を行います。
 1.武蔵野市まちづくりシンポジウムの開催及び武蔵野市まちづくり条例(骨子)について、こちらはまちづくり推進課お願いします。


【恩田まちづくり推進課長】  配付してございますA4判カラー刷りの、より魅力あるまちづくりをめざし条例の制定へをごらんいただきたいと思います。
 市では現在、まちづくり条例の検討を行っておりますが、条例制定へ向けましての周知及びまちづくり条例を広く皆さんに御理解いただくためのきっかけづくりを目的といたしまして、資料に記載してございますとおりのシンポジウムを開催したいと思ってございます。
 開催日時は、2月14日木曜日、あさってでございますけれども、19時からを予定してございます。
 会場は、スイングホールでございます。
 当日の内容は、1番としまして、武蔵野市まちづくり条例(仮称)検討委員会委員長でございました柳沢 厚氏による基調講演、それから条例骨子の説明、これは市が行います。3番としまして、パネルディスカッションを予定してございます。パネルディスカッションでは、コーディネーターに都市プランナーの野口和雄氏、パネリストに記載の方々及び市長をお願いしてございまして、他自治体におけるまちづくり条例の運用状況などを紹介いただきながら、これからの武蔵野市のまちづくり等について御議論いただく予定となってございます。
 続きまして、それに並行しまして、まちづくり条例の骨子について御説明いたします。
 資料の武蔵野市まちづくり条例(骨子)の概要をごらんいただきたいと思います。
 昨年10月に武蔵野市まちづくり条例(仮称)検討委員会より提言をいただきましたが、この提言書をもとに、このたび市として別にお配りしております冊子のとおり、まちづくり条例の骨子をまとめましたので御報告いたします。
 概要の1ページ目をごらんください。
 まちづくり条例を設置するねらいといたしましては、中段に示しますとおり、1)法制度の適切な活用に基づくまちづくりの推進、2)住民主体による地域でのまちづくり活動の活性化、3)開発事業に対する条例による事前協議、意見調整の仕組み、手続きの制度化、4)適切な役割分担と協働関係の構築に向けた「作法」の提案に置いてございます。
 2ページ目をごらんください。
 まちづくり条例は、第1章総則、第2章まちづくり計画、第3章まちづくり委員会、第4章魅力あるまちづくり、第5章開発調整の仕組み、第6章支援制度、第7章罰則・その他で構成を予定してございます。
 そのうち第4章の魅力あるまちづくりには、先ほどの条例のねらい1)及び2)に対応する制度が盛り込まれております。1)都市計画の法定提案に関する手続から6)の建築協定に関する手続まで、都市計画手続の付加行為ほか、まちづくりに関する諸々の仕組み、制度が規定されてございます。また、3)に記載されてございます地区まちづくり計画につきましては、所定の条件を備えれば、まちづくり協議会が地区のルールを市に提案し、市が一定の審査基準に基づき審査を行い、認定することにより、市と地区内住民が協働し、地区ルールに基づき、地区の環境保全等を行っていくという仕組みでございます。
 3ページ目をごらんください。
 開発や建築等の調整の仕組みを記載してございます。開発調整の手続では、昨今、問題が顕在化してございます大型敷地を利用した開発問題に対し、早期に土地利用転換の動向を把握し、まちづくりの協力を誘導する制度として大規模土地取引の届け出制度、あるいは周辺環境に大きく影響を及ぼすと考えられる大規模な開発につきましては、その動向を早期に把握し、市・市民・事業者が協議を行う仕組み、手続を新たに設けたいと考えてございます。
 なお、開発調整の対象となる事業につきましては、4ページ目の頭のところの表にまとめてございますが、現在の宅地開発指導要綱よりもその対象範囲を広げるとともに、明確化が図られております。
 4ページ目をごらんください。
 第6章の支援制度では、まちづくり活動を行う協議会等に対して、支援の仕組み等について規定してございます。
 今後の予定でございますけれども、1ページ目をごらんください。
 2月14日、先ほど御説明しましたが、まちづくりシンポジウムを開催するとともに、この骨子を公表しまして市民の皆様から御意見をいただき、6月中に条例案をまとめ、9月の市議会にお諮りし、一定の周知期間をとり、平成21年4月に全面施行ということを考えてございます。
 以上で報告を終わります。


【やすえ委員長】  これより質疑に入ります。


【橋本委員】  まちづくり条例については、検討委員会でいろいろ議論が重ねられて、今回、こういう骨子という形になって出てきております。
 それで、私がお聞きしたいのは、高さ規制の問題についてです。この間、法政跡地のマンション問題とか、それから三鷹駅北口のツインタワーのことについて、この建設委員会でも議論が重ねられてまいりまして、この最大の争点というのは私は高さの問題だったというふうに思っております。それで、高さ規制というのを考えていかないと、私は似たような紛争といいますか、そういう問題がまた繰り返されることがあると、そういう可能性があるというふうに思います。私は、住民の中で、紛争といいますか、そういうもめごとが起こらないようするためには、高さ規制というのはどうしても必要だというふうに考えております。
 それで、私、いろいろ調べてみましたら、まちづくり条例というのはあちこちで今つくられているわけですが、高さ規制を条例の中に盛り込むということがあちこちでやられております。例えば日野市のまちづくり条例を見ましたら、日野市の場合には工業地域と準工業地域、その中で共同住宅などを建てる場合には高さ25メートルだというのがあります。それから、国分寺市のまちづくり条例はかなり徹底しておりまして、これは条例を見るとわかりますが、例えば第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、近隣商業地域及び準工業地域、ここが高さが15メートルまでというふうになっております。緑地の積極的な確保、公開空地云々の創出等、良好な地域環境の創出に特に寄与すると認められる開発事業については特例ということで、それでも20メートルということです。国分寺市の場合には一般基準は15メートルなんですが、これでいきますと、例えば今回の法政跡地のマンション問題というのは、国分寺市の条例がそのまま武蔵野市であったと仮定してですけれども、法政跡地というのは第一種中高層住居専用地域ということで、これは15メートル以下の規制ということに条例上、もうなっているんですよね。これは国分寺市の場合です。それから、世田谷区でも第一種高度地区は30メートル、第二種高度地区は45メートル、第三種高度地区も45メートルという高さ制限がある。ほかにもいろいろあります。
 こういう高さの制限というものを条例の中に盛り込んでいくということが必要だと考えているんですが、それでお伺いしたいのは、今回、骨子をちょっと拝見しましたけれども、そういう規定が多分ないんじゃないかと思っているんですが、1点目は、まちづくり条例に高さ規制の規定というのが盛り込まれる方向があるのかどうか、これを伺いたいと思います。
 2点目は、まちづくり条例の検討委員会がこれまでやられてきましたけれども、その中でこういう高さの制限ということについての議論があったのか、その2点を伺いたいと思います。


【恩田まちづくり推進課長】  まず、考えてございますまちづくり条例に高さ制限を規定するかということでございますが、現在のところ、高さ規定については条例に盛り込む予定はございません。
 それから、検討委員会の方で高さ規制についての議論はあったのかということでございますが、これにつきましても、高さ規制については内容的にはございました。ただ、委員会での整理の仕方としては、やはりこういったまちづくりのかたい規定としては、自主条例に任せるよりは、当然のことながら都市計画での絶対高さ制限というのがあるわけですから、それに乗った形で規制を進めるべきだという一定の見解がございます。
 それで、若干説明を付加させていただきますと、国分寺市における高さ制限につきましては、地域のまちづくりとして、例えば崖線のエリアを守るとか、そういった地域独特の問題がございました。それにおいて高さ制限というのが必要だと判断し、自主規制の中で設けたという経緯がございます。本来であれば、高さ制限につきましては絶対高さ制限という都市計画の規制がございますので、都市計画で決めるというのが本筋だと思います。それで、これも司法でまだ結論が出ていない問題がございまして、自主規制の中でそういった高さ規制を引くことが果たしていいのか悪いのかというのは、これは今後大きな議論になっていく可能性が十分にあるというふうに考えてございます。


【橋本委員】  国分寺市の場合にはそういう議論があって、こういう15メートルという規制が入っているわけですけれども、今の御答弁ですと、今回のまちづくり条例にはそういう規制というのは入っていないと、都市計画で本来はやるべきことだという議論があったということです。
 それで、都市計画ですけれども、今、各地で起こっている、マンションをめぐる紛争というのはあちこちであるわけですが、それから環境の破壊の問題とかも起こっております。そういう開発の計画に対して、まちづくりというものを真剣に考えていった場合に、今の建築基準法や都市計画法だけでは不十分なんじゃないかという議論があちこちで起こっているというふうに思うんですね。まちづくり条例はまだ途中ですから、パブリックコメントもこれからあるということなので、別に今ここで結論ということではないわけですけれども、私の考えとしては、そういう規制というのを盛り込む必要が、今後の長い目で見てあるだろうというふうに思います。
 景観条例というのもあちこちでつくられていますけれども、これも例えば京都市なんかでは、まちの中心部の建築物の高さ規制は45メートルだったんですが、31メートルに引き下げて強化するという動きが自治体で起こっております。こういう動きもやはり私は勘案して、まちづくり条例というものをいいものをつくっていくためにこれから議論をさらに進めていく必要があるというふうに思います。これは今後の議論、またいろいろ出てくると思いますので、その際にまた質問していきたいと思います。


【松本委員】  今の議論で私なりの意見を言わせていただきますと、私は高さありきというのは違うと思っています。今回、ツインタワーの件には、調査・研究、いろいろかかわらせていただきましたけれども。つまり、市民参加をできるだけ事前にやって、その中で多種多様な意見をその場で聞くと。公聴会等に今回のツインタワーの件で出させていただくと、もちろん高さに対して非常に否定的な御意見が多かったんですけれども、実際公聴会が終わると、中にはある程度の付加価値があるのであればいたし方ないのではないかという意見が、結局高さを否定する方々からなかったというような表現が事実あったんですね。そういうところは、広くさまざまな意見が出たということはきちっと住民・市民に知らせていくという、正確な市民参加の情報がきちっと伝わるということを制度化するということが一つの意義であるのではないかというふうに私は思っています。
 それで、私が気になるのは、このまちづくり条例の骨子案が出たわけですけれども、先ほどの日程の説明では、以前、建設委員会の行政報告でしていただいたところと変わりはないんですけれども、ここに載っている文章が条例にすべて入るのか規則になるのか、その辺のすみ分けをどう考えておられるのか。たしか日程については、まちづくり条例の案を完成するのが平成20年6月下旬ですけれども、規則を先に5月初旬、つまり1カ月強前に定めていくということになっておろうかと思いますが、そのすみ分けが、どういうところが条例でどういうところが規則なのかというところをお聞かせいただきたいというふうに思います。もちろん細部についてはこれからでしょうけれども、何となくというか、いろいろな他の自治体の状況等も踏まえて考えられていると思いますので、その辺のすみ分けを教えてください。


【恩田まちづくり推進課長】  条例と規則の仕分け、すみ分けでございますが、この骨子の冊子の目次を見ていただきたいんですが、1ページの前にございます。こちらで、今現在、条例の成文化を検討してございますが、規則も並行して検討してございます。条例の中で盛り込めること盛り込めないこと、規則で対応するものというのがございます。第1章から第4章につきましては、基本的に条例で骨組みというか、全体を網羅していきたい。ただ、手続の届け出だとか、そういった様式については規則の方で規定したいというふうに考えております。第5章につきましては、これも開発の流れ、手続の流れ等については条例で規定したいというふうに考えてございますが、これも様式及び細かな開発基準の中身等々については規則で規定していきたいというふうに考えてございます。それから、第6章、第7章、こちらについては条例でほぼ対応していきたいというふうに考えております。


【松本委員】  そうすると、この第5章のところがポイントになるということでございます。
 それで、2月14日の勉強会、シンポジウムは、練馬区、狛江市、それぞれの都市計画、また計画担当者の方に来ていただくということですけれども、これも第5章の大規模と多少かかわっておろうかと思いますし、それから第三者機関をどうするかというところ、これについてもう少しどういう専門的なお話が聞けるのか、事前にわかる範囲で御説明いただけますか。


【恩田まちづくり推進課長】  シンポジウムにお招きしていますパネラーの方で狛江市の方は、実は狛江市は既にまちづくり条例を制定して、もう5年、6年たつわけでございますけれども、こちらでは調整会と言いまして、例えば近隣住民と事業者にトラブルが発生した場合、本市の場合は職員が中に入って、その辺の調整をするんですが、条例に位置づけました委員会がお互いの交通整理をして市長に進言し、また場合によっては勧告、あっせん等を行ってございます。そういった制度を設けているところがありまして、本市のまちづくり条例でもその調整会の仕組みを取り入れて考えてございます。ですので、その辺を先進市としてどういう苦労があるのか、実際どうなのかといったところをシンポジウムの中で御紹介いただければという形でお招きしてございます。
 あと、練馬区の方につきましても、条例を制定して1年になります。こちらもまちづくりの総合条例を制定してございまして、この方は条例を制定する際の作業も行った方で、実際に今、開発調整の手続等を担当している方でございまして、やはり大規模な開発で苦労なされていることもあって、条例を制定したことによってどういったよさが出てきたのかといったことが、1年半もたつわけなので検証されてございますので、その辺を御紹介いただきながら議論いただきたいというふうに考えてございます。


【松本委員】  そうすると、もし狛江市みたいな市民の方が入った調整会みたいなものが実現した場合の第5章のあり方というか、条例と規約のすみ分けの内容について、予想としてどうなるのか、どういうふうに目指されるのかを御説明ください。


【恩田まちづくり推進課長】  委員会の構成については、条例で規定します。それから、調整の仕組み等につきましても条例で規定したいと思います。ただ、調整会の中身の細かな運用等については、規則あるいはそのための運用規定等を別途設けたいというふうに考えております。


【やすえ委員長】  続きまして、2.吉祥寺駅南北連絡通路の改良計画について、吉祥寺まちづくり事務所の方でお願いします。


【郡吉祥寺まちづくり事務所長】  本日お配りさせていただきました資料でございます。よろしくお願いいたします。吉祥寺駅南北連絡通路の改良計画についてという資料でございます。
 昨年3月に吉祥寺グランドデザイン委員会でグランドデザインを策定いたしました。その中で、駅の南北自由通路の整備は早急に取り組むべき重要施策とされております。
 そのため、市では吉祥寺グランドデザイン委員会での議論と並行しましてJR東日本、それと京王電鉄と協議を行ってまいりまして、昨年3月14日に覚書を締結いたしました。現在、協議を継続しているところでございますので、報告させていただくというところでございます。
 まず冒頭でございますが、ごらんになっていただけますように、昨年3月14日に覚書を締結してございます。昨年の第1回定例会の中で覚書を報告させていただこうというところで、事務的にはJRと京王と締結に向けて詰めておりましたが、間に合わなくなっておりまして、第1回定例会の中の建設委員会で行政報告ができない日程でございました。建設委員会が3月8日でございました。ただ、第1回定例会の中の一般質問もしくは予算特別委員会の中で、市長もしくは私の方から、今こういう覚書を結ぼうとしております、こういうことで南北連絡通路をやっておりますという御報告はさせていただいたところでございますが、何分にもこの覚書につきまして行政報告してございませんでした。申しわけございませんでした。
 それで、事業の背景(課題)というところでございますが、まず武蔵野市でございますが、吉祥寺グランドデザインにおいて、吉祥寺は回遊性で成り立っているということから、鉄道を挟んだ南北のまち間の回遊を高める必要があるというところで、南北連絡通路を早急に取り組むべき重要施策に位置づけたというところでございます。
 一方、JR東日本につきましては、駅のバリアフリー化が終わってございません。エレベーターがついていないというところと、駅施設と書いてございますが、ロンロンを初めとしまして、まだ耐震改修が終わっていないというような状況でございます。
 それから、京王電鉄につきましては、ことしから鉄道の高架橋の改修に入るというところで、説明会等もやってございますが、そういう動きと、もう1つ、今のユザワヤが入っている駅ビルの建てかえ問題というのが視野に入っているという、三者それぞれ課題というか、ございまして、私どもからJR、京王にお声がけをして、私どもとしては何とか通路をよくしていきたいというところで協議を始めたところでございます。
 南北通路等に関する課題というところで、1点目、南北通路でございますが、南北通路が狭く、線形がよくない、見通しが悪いということでございます。
 それから、通行可能な時間が限られているということで、何とか24時間自由な通路にできないかなということを思っております。
 その他と書いてございますが、吉祥寺グランドデザインでも示されておりますが、まちの軸をつくっていかなきゃいけないという議論がございまして、サンロードを軸として南北貫こうという議論がございました。そういう意味では、JRの改札口がこの軸に合っていないという問題がございます。
 2)も同様でございますが、とにかく朝夕、特にロンロンが閉鎖している時間は、まちの軸、南北軸とJRの改札口がちょっと離れたところにあります。それを何とかしないと回遊性というのはよくならないだろうという視点でございます。
 3)でございますが、JRの1階の中央口と京王の乗りかえ動線がよくないというところでございます。
 1枚めくっていただきますと、概略のスケジュールが載ってございまして、平成16年11月に吉祥寺グランドデザイン委員会を設置いたしまして、その中で回遊性として生き残っていく吉祥寺としては、骨格軸がまず必要だという議論が何度もございました。
 そういう中で、平成17年7月に私どもからお声がけをしまして、JR、京王、市との三者で、事務レベルでこういう議論が出ておりますので、何とか対応ができませんかという事務的な情報交換を始めたところでございます。
 そこで、平成19年3月に吉祥寺グランドデザインが策定されまして、平成19年3月14日には三者による覚書を締結したところでございます。
 平成20年2月6日と今年度というのが逆転しておりますが、つい先日、国土交通省、JR東日本、京王電鉄と市による会議を行ったところでございます。
 今年度につきましては、国庫補助事業として現況調査を行っているところでございまして、来年度はJR区間を対象に詳細設計をやっていきたいなと思っております。それから、その後でございますが、詳細設計に基づきましてJR区間で、まず南北連絡通路をつくるということでございまして、その下にその後とございますが、京王区間につきましては、今の駅ビルの建てかえを伴わないと、この計画を立ててもなかなかできないということもございますので、駅の改良にあわせて、この三者での協議に基づいた通路をつくっていくというところでございます。
 右側でございますが、現状図というのがございます。ハッチがかかっておりまして、わかりづらいんですが、現状、太い矢印で、こういう形で南北に人が通り抜けているというところでございます。もう1つ、破線が2つございまして、小さな破線でございますが、JRと京王間の乗りかえが非常にわかりづらいという苦情が1点。それと、長い破線でございますが、例えばJRの改札口でおりた方が井の頭公園に行きたいといったときに、これもわかりづらいというような状況がございます。こういう課題があるということです。
 下が検討図となってございまして、こういう形でなるべく真っすぐ、24時間化も含めてやっていきたいなというところでございまして。ただ、これは検討図でございまして、これでというわけではございませんで、こういう方向でということで、今、検討を続けているところでございます。
 その後ろでございますが、これも平成19年3月14日でございますが、吉祥寺駅の改良等に関する覚書ということで、市長とJRの八王子支社長、それから京王の取締役社長の三者の間で結んだ覚書でございまして、基本的には市がやろうとしている南北連絡というまちづくりと、駅改良といいますのは、バリアフリーも含めて、そういうものを協力してやっていきましょうという覚書でございます。


【やすえ委員長】  これより質疑に入ります。


【田中委員】  まだ途中の途中でしょうから、説明もしにくい部分があるのかもわかりませんが、正直言って、これでどう変わっていくのかが見えないですよね。
 基本的に、1ページ目で問題提起といいますか、それがされておりますよね。いわゆる南北通路が改札口の軸に合っていないとか、東に寄っているとかという、これは基本的にはこれを広げていったとしても解決するでしょうか。
 もう1つは、この図からだと、ここで問題提起をされている京王線の乗りかえの動線が悪いという部分も解決されるんでしょうか。どうもこの絵からはなかなか見えてこないので、ちょっと御説明いただきたいと思います。


【郡吉祥寺まちづくり事務所長】  申しわけございません。委員のおっしゃるとおりといいますか、この絵の中で課題が解決しているかと申しますと、解決していないと思います。今、三者でやっている協議の中身といいますのは、私どもで申しますと、まちづくりとしての南北連携を改良していくという事業と、もう1つは、耐震改修も含めて、JRも京王も駅のあり方を少し考えるの、中身が2点ございます。きょう御説明させていただいておりますのは、市が絡むまちづくりとしての南北通路のことでございまして、もう1つの中身は、駅間の乗りかえの動線の改良ですとか、あと全体的な駅の機能の問題というものもございます。ただ、そこにつきましては、何分にも、はっきり申しますと、JR、京王にとりましては投資情報という観点がございまして、まだまだいろいろどうなるかわからないという現状におきましては、まだ社内情報だという考え方でございまして、御提示はできないということでございまして、その辺につきましては、私どもも入りまして、駅全体の機能としてよくしていきたいという議論をやっているのは事実でございますが、今の時点では御提示は御勘弁いただきたいというところでございます。


【田中委員】  それでは、確認させていただきます。今の吉祥寺まちづくり事務所長の答弁ですと、まず市の立場としては、南北通路を行き来しやすいようにしましょうと、これが第1で、それの動きに伴って、京王電鉄及びJRは、改札口まで変えるかどうかわからないけれども、独自にそういうことを計画をしているということでよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)はい。


【松本委員】  とにかく希望としては、駅内の空間を十分つくってほしいということですが、バリアフリー法に基づいた、もちろんエレベーター、エスカレーター等の設置は当然ですが、駅歩道といいましょうか、あそこの歩道空間の確保というのが本当に十分できるのだろうかというところを懸念いたします。
 それで、JRまたは京王電鉄、事業者側は、一定の商売だから、店舗をふやしてというようなお考えがあろうかと思いますが、そこで基本的にはこの覚書があるんですけれども、加えて、私、いろいろな駅を見させていただきますけれども、例えばこの場合で言えば、JRと京王電鉄がそれぞれ所有する店舗が非常にダブったといいましょうか、店舗の内容が似たものが幾つもできて、それによって歩道空間を狭くしているのであれば、利用者側にとっては非常にむだな話で、この吉祥寺グランドデザインを見ても、そこまで具体的にダブった店をというのは出ていないと思うんですけれども、基本的に今の私の意見について、今、行政側がどう考えられているのか、またはこういうものも含めて交渉に乗せていかれるのか、その辺を御説明いただきたいと思います。


【郡吉祥寺まちづくり事務所長】  私どもも、駅の機能改良等につきましては非常に重要な観点だと思っておりますし、あと安全・安心の面でありますとか、市民の方が愛せる駅になっていかなきゃいけないと思っております。やはり駅というのはまちの顔でもありますし、私どもはそこにシンボル性だとか駅の文化だとか、いろいろなことがあるんじゃないかというような切り口でJR、京王といろいろ協議させていただいているところでございますので、何とか吉祥寺駅がこれでいい駅になった、その機能もよくなった、それでこれから長い間、駅を愛していけるような駅になってほしいなと思ってございますので、これからいろいろな細かなこともたくさんございますが、協議していきたいと思っております。よろしくお願いします。


【桑津委員】  確かに吉祥寺駅の南北通路の連絡路の計画については、以前から進められていることはお伺いしていましたけれども、大変気になっている問題でありまして、このいただいた報告の中を拝見すると、田中委員もおっしゃったようにまだまだわかりにくい点がいっぱいあります。当然、今、それに対して、お答えとして企業秘密というような点もあってというようなお話もありましたけれども、二、三、記載されている内容についてお伺いしたいのと。
 もう1点、先に申し上げますけれども、この南北通路というのは、基本的に北口のサンロードから南の方の井の頭公園の方につながる軸を大切にしたいというようなお話でございましたけれども、この検討図を見てもそうなんですけれども、南口を出たところが、現状は御存じのようにパークロードとかバスの問題、それから懸案の南口の暫定広場がありますよね。それがあわせもって解決が進んでいかないと、幾ら南北通路ができたって、入口で全部流れがとまる。これは当然おわかりになると思います。大きな問題として、あわせて南口の暫定広場の計画について、過去の議会の質問の中では用地買収が20%強進んでいるけれども、なかなか進んでいない、難しいというようなお話でしたが、ある議員からも本当にしっかり根性を入れてやれよというような叱咤激励の御意見もあったかのように思いますが、市として、並行してやらないと結局どっちつかずになってしまうと思うので、その辺の取り組み状況と意気込みというのをお伺いしたいのと。
 細かい点で二、三お伺いしますけれども、2ページ目の下の方に、JR区間を対象に国庫補助事業として詳細設計を実施をと。JR区間というのは、ここの地図に記載されているところが該当するのかどうか、ちょっとお伺いしたいのと、今も申しましたけれども、検討図というのになると、南口の方からずっと細くなっているし、これは市としての考えじゃなくて、どこから出てきた図なのか、わかる範囲内で、説明できる範囲内でということと。
 もう1つは、2月6日に四者での会議を開催されたということでありますよね。その辺の報告できる内容と、今後この会議はどういう形で続けられるのか、またどういう目的を持って、市としてはどの辺をこの会議の中で決めて、方向性を持っていきたいのか、この辺の点についてちょっとお伺いいたします。


【郡吉祥寺まちづくり事務所長】  南口の出たところの話でございますが、これは三者の中でも鉄道会社にいい駅にしてくださいと言っている以上、私どもも南口をちゃんと一緒に整備していく必要があると思っております。そういう中で、南口につきましては広場の問題、パークロードの問題、それから井の頭公園につながる道の問題等々ございまして、駅がきれいになるのであれば、何とか早く、それにあわせてそういう問題も市として取り組んでいきたい、できれば解決していきたいと思っております。今、具体的には、用地課の方で、何人かの方と具体的ないろいろな話をさせていただけるようにやっとなってきたという段階でございます。
 それから、JR区間とはということでございますが、現状図でごらんになっていただきますと、まず北口広場から入りまして、くっと曲がっておりますところがJRと京王の敷地の分解点になっておりまして、JRと京王と一体で事業ができればよろしいんですけれども、京王につきましては、何分にも将来の駅ビルの建てかえを見込んだ計画ということになっておりまして、便宜的にJR区間、京王区間と呼んでおりますが、それは敷地で分かれております。簡単に言うと、ユザワヤの中に入ったところが京王区間、そこの手前までがJR区間というところでございます。
 それから、検討図がどうやって出てきたかということなんですが、私どもはもっと広く、もっと真っすぐなればいいなと思っておりますが、何分にもいろいろ制約条件がございます。JR側にも制約条件がございますし、例えば京王でいきますと、駅ビルの中に電車が食い込んでいるというビルでございますし、パークロードから2階に鉄道乗降客が上がる階段がどうしても必要というところがございまして、今、検討図をごらんになっていただきますとわかりますように、鉄道と階段の間を縫うようにして通るというようなところでございまして、はっきり言うと、私どもが描いたような絵に近づくのがなかなか難しいなという状況でございます。
 それから、2月6日の四者の会議につきましては、国土交通省の補助をいただいているというところで、国土交通省の来年度予算もどうするんだという話の中で、来年度は設計費をいただく考えでございますので、国土交通省にもいただきたいと思っていますという話をしているところでございますが、さっき申しましたように、京王区間のところできゅっと曲がって、また細くなるとか、そういう問題点がございますものですから、国土交通省としても国庫補助事業として考えた場合にもう少しよくなる方法があるんじゃないかというところで御意見がございまして、そういうことでしたら、1回四者で会って会議をしたらどうかというところで開かれた会議でございます。
 今後につきましては、できれば今年度中、もしくはことしの春ぐらいまでに、四者でおおむねこういう方向で行くんだというような方向性が出るというふうに思っております。


【やすえ委員長】  これにて質疑を終わります。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 建設委員会を閉会いたします。
                               ○午前10時48分 閉 会