議事ロックス -地方議会議事録検索-


東京都 立川市

平成17年  3月 定例会(第1回) 03月23日−04号




平成17年  3月 定例会(第1回) − 03月23日−04号







平成17年  3月 定例会(第1回)



  平成17年

          立川市議会会議録(第4号)

  第1回定例会

3月23日(第4日)

 出席議員(31名)

         1番   早川 輝君

         2番   堀江重宏君

         3番   五十嵐けん君

         4番   岩元喜代子君

         5番   伊藤幸秀君

         6番   梅田春生君

         7番   古屋直彦君

         8番   中山ひと美君

         9番   須?八朗君

        10番   若松貞康君

        11番   清水孝治君

        12番   佐藤寿宏君

        13番   米村 弘君

        14番   田中清勝君

        15番   坂下かすみ君

        16番   中山静子君

        17番   堀 憲一君

        18番   大沢 豊君

        19番   小玉博美君

        20番   上條彰一君

        21番   戸井田春子君

        22番   志沢 実君

        23番   矢島重治君

        24番   矢口昭康君

        25番   中島光男君

        26番   堤 保有君

        27番   守重夏樹君

        28番   太田光久君

        29番   田代容三君

        30番   豊泉利夫君

        31番   牛嶋 剛君

説明のため会議に出席した者の職氏名

   市長         青木 久君

   助役         豊田和雄君

   総合政策部長     越川康行君

   企画政策課長     小町邦彦君

   経営改革担当部長   澤 利夫君

   行政管理部長     中居久良君

   総務課長       来栖哲夫君

   秘書課長       毛塚 勉君

   人事課長       原 一秀君

   文書法政課長     臼井 厚君

   財務部長       大霜俊夫君

   財政課長       遠藤幸男君

   市民生活部長     川嶋幸夫君

   産業文化部長     高橋眞二君

   子ども家庭部長    市川秀秋君

   福祉保健部長     深田則夫君

   都市整備部長     増岡利一君

   環境下水道部長    小野 勉君

   公営競技事業部長   高松忠勝君

   教育長        大澤祥一君

   教育部長       吉岡正生君

会議に出席した事務局職員の職氏名

   事務局長       鶴田国士君

   事務局次長      佐藤達夫君

   議事係長       五十嵐 誠君

   調査係長       江元哲也君

議事日程

    1 一般質問

本日の会議に付した事件

 議事日程第1。

   〔開議 午前10時0分〕



○議長(中島光男君) おはようございます。

 ただいまから平成17年第1回立川市議会定例会を再開いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(中島光男君) 日程第1 一般質問を行います。

 昨日に引き続き、順次質問を許します。

 初めに、22番 志沢議員の質問を許します。志沢議員。

   〔22番 志沢 実君登壇〕



◆22番(志沢実君) おはようございます。

 一般質問の最初は、市職員のメンタルヘルス対応についてという、こうした問題で市長の見解を聞きたいというふうに思います。

 以前、もう何年か前になりますが、議員全員協議会の場で、市の職員の健康状態ということがひとしきり話題になりまして、そのときの発言か不規則発言か定かではありませんが、議員は時々大きな声を出すから丈夫だけれども、職員はそういうわけにもいかないということで、ひとしきり職員の皆さん方に対するこうした病気の問題が議論になった、そういう記憶があるわけでございます。

 メンタルヘルスというのは、言うまでもございませんが、本人でないと苦しみがわからない。そして、いわば心のうっくつというか、最近ではうつが多い、そういったような症状があるわけでありますが、そういう職員に対して周りの対応がどうなんだろうかということで、幾つかお聞かせを願いたいというふうに思うわけであります。

 実は1月の末の段階で、私ども共産党議員団の控室にメールが届きまして、それでこれが事実だとすれば、かなりちょっと大変だなといったような思いもありまして、今回の一般質問ということに相なったわけであります。

 具体的には、1点目としまして、その原因でありますとか状況でありますとか対応について、例えば最近3年間のこうしたメンタルヘルスにかかった職員数あるいは原因、どういったような対応が立川市としてとられておるのか。中には、長期療養者もいるのではないかというふうに思いますので、この辺の状況について、まず明らかにしていただきたいというふうに思います。

 それから、2点目は、人事などでの不満をどう改善するのか、こういうことでございます。水道入札汚職事件の際には、職員に対する聞き取りアンケートがいろいろございまして、保守的な風土、物が言えない職場、こういったかなりショッキングな意見があったわけでございます。

 こうしたことが改善をされているのか。例えば、昨年の組織改正のときにも私どもの方の控室に上申書というものが届きまして、それで不満を持つ方はあるんでしょうが、いずれにしましても、これらが今日どう改善をされておるのかという、この辺の問題でお聞かせを願いたいというふうに思います。

 それから、三つ目は、サービス残業の問題であります。これは、厚生労働省が最近2回にわたって通達を出したりしまして、とりわけ民間企業の中でこうした違法行為がまかり通っていて、これが大きな社会問題と。こういうことの中で、日本特有の過労死という問題もあるというふうなことも言われているわけでありますが、本市についてはどういったような状況になっておるのか、こういう例があるのかないのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。

 次の、ある事例については、2回目の質問の中で行いたいというふうに思います。

 それから、2番目の柱は、園芸療法についてであります。

 実は私、こうした言葉自体も知らなかったわけでございますが、せんだって東大で研究発表とシンポジウムというのがありまして、そこに参加する機会があって行ってきたわけでありますが、百二、三十人入る教室が満員で、とりわけ若い方が多いということで、こういう点でもいろいろ得るところがあったわけでありますが、若干申し上げれば、平成15年度の文科省の研究委託事業ということで、専修学校における園芸療法士教育育成システム研究開発というのが発表されて、それでいわば効果があることが実証された、こういう報告もあったわけであります。つまり、植物を生命としてとらえ、植物の生長を通じて園芸療法が心身の機能や社会心理的機能に有意に働くことが医療、福祉、教育の現場で実証された、こういう点が述べられたわけであります。

 また、アメリカ園芸療法協会によれば、こうした園芸療法が発揮すると思われるグループということについては、身体障害者、精神障害者、知的障害者、高齢者、薬物乱用者、犯罪者及び社会的弱者といったことで、いろいろと注目を浴びているようでありますが、こうした先進例が、本市も含めてどういったような状況としてあるのかないのか、この辺についてまずお聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(中島光男君) 市長。



◎市長(青木久君) おはようございます。

 志沢議員の質問にお答えいたします。

 まず、職員のメンタルヘルス対応についてでございますが、心の不調を訴える職員は、最近3カ年を見ますと、本市の産業医との面談人数は、平成14年度が31名で、今年度は現時点で30名と横ばいでありますが、1カ月以上の療養者については、平成14年度当初の3名に対し、現時点では7名となっております。

 専門医の話では、一般的に本人の気質に加え、複数のストレスが重なった際に、心身に変調を来すことが多いと聞いておりますが、本市の場合においても、職務や人間関係、個人生活上の悩みなどがその引き金となっているのが実情でございます。これらへの対応は、本人がストレスと上手につき合い、解消していくことが大切でありますが、市としても、適材適所の配置に努める一方、上司と部下の面談制度、産業医や外部医療機関による相談、職層別のメンタルヘルス研修などを実施しており、さらに療養が必要となった職員には、産業医などの安全衛生スタッフが主治医や職場と連携をとりながらサポートしております。

 次に、人事などの不満に関する御質問でございますが、人事に関する職員の意識については、自身の担当職務や処遇、人間関係、個別の人事内容、人事制度などに関し、さまざまな感じ方や考えがあるものと認識しております。職員が意欲的に職務に取り組み、その能力を発揮する人事の推進には、今後の行政展開へ向けた計画的な育成はもとより、職員の意識や意向も踏まえながら、適材適所の配置や資質の向上、意識改革の推進を進めていくことも重要であり、「人は財産」という考え方に立って職員の育成に一層努力してまいりたいと思います。

 具体的には、来年度、職員の意識調査を実施して人材育成基本指針を策定するほか、現行の自己申告制度や面談制度など、人事諸制度を活用し、職員の意向も反映した人事や人材育成を進めてまいります。

 次に、サービス残業についての御質問でございますが、本市においては、職員のサービス残業を前提とした業務運営はしておりませんし、時間外勤務手当の支給についても一定時間数で足切りとか取得が困難な場合の代休の強制などといった制度にサービス残業が生ずるような運用はしておりません。

 時間外勤務の縮減に関しては、事務事業の工夫と見直し、計画的な業務の遂行などを基本に進めており、業務実態の中で事前決裁や代休制度に関するルールの徹底が進み、各課の取り組みとあわせ、現段階では基本的にないものと認識しております。今後とも職員の業務の状況には十分留意し、計画的な業務の遂行に努めてまいりたいと考えております。

 次に、園芸療法についての御質問でございますが、花や植物の育成など、自然との触れ合いによるいやしの作用は認識しておりますが、園芸やガーデニングがもたらす精神的、身体的効果が治療やリハビリに有効であり、医学的にも園芸療法として注目を浴びているとのことであります。

 中でも、岐阜県においては平成14年度から県立国際園芸アカデミーが中心となって園芸活動を指導、支援できる人材の養成に取り組み、平成15年度までに百数十名の岐阜県園芸福祉サポーターを認定し、うち半数以上の方々が県内の医療・福祉施設等からの要請に応じ、県内約80施設で活動されている、このように聞いております。



○議長(中島光男君) 志沢議員。

   〔22番 志沢 実君登壇〕



◆22番(志沢実君) それでは、引き続いて質問を行います。

 今、市長の方から、メンタルヘルスになっている職員の数あるいは長期療養者の数等が出まして、なかなか深刻な問題だなというふうに思ったわけであります。

 それで複数のストレスであるとか、ストレスと上手につき合う法であるとか、あるいは市としてサポートしておるといったような内容が述べられたところであります。

 こうしたことが実際に本当にやられているのかなという疑問が、実は私がこれから紹介するある事例であります。

 このメールは、1月末に、先ほども言ったように届いたわけでありまして、これはいわゆる匿名ではなくて、実名であります。この中に出てくる幹部職員も役職と実名があるということで、そのあたりは私の方で一切配慮して、余り差しさわりのない形で、本人の名前も含めて一切伏せて、この際、市長にこういうことがあるんだそうだけれども見解はどうだ、こういう質問を行いたいというふうに思います。

 この方の場合でありますが、2ちゃんねるというインターネットサイトに、これは掲示板でありますが、数十行にわたる誹謗中傷が書かれていて、最後のところで、この方の実名を上げて「死ね」、こういう記述があったんだそうであります。

 この方は、大変これを気になさって、いろいろ上司等に相談をするわけでありますが、いずれも、何と言うか、おまえがここに書かれてあるようなことをしたんだろう、いわばそういう犯人扱いみたいな扱いをされて、それでますますふさぎ込むという状況になったのではないかなというふうに思うわけであります。

 この方の言い分でありますので、あるいは一方的な言い分であるかもわかりませんが、この方が上司に言われたことを、多少省略して申し上げれば、こんなことで警察に行くのかとか、あるいは仕事なんかまともにやっているおまえのようなばかは要らないんだとかね。あるいは、この方が国家資格を取ろうとしたことも何か漏えいをしておったんではないかとこの方は言っているわけでありますが、おまえ、行きたいところがあったみたいだけど、そこには行かせられないから、そういう自己申告書の内容までが上司に漏れておったんではないか、こういうことで大分気にされたわけです。

 この段階でもう既にこの方は精神科やカウンセリングに通っているわけでありますが、こういう方に対して、今、市長が述べたようなこととはかなり違う対応が現場では展開されておったんではないかなというふうに、私は推測するわけであります。

 したがって、一般的な例なのか、特異な例なのかという議論はあるかもわかりませんが、仮に特異な例だとしても、こういうことが事実あるとすれば、これはやはり改善を図らないと、やはりメンタルヘルスの方はもとより、多少気の弱い方、あるいは感じやすい方はかなり参ってしまうのではないか。もし私が言われたら、やはり参るだろうなというふうに思うわけでありまして、先ほど市長の答弁があったこととはかなり異なる実態というのが実際にあったんではないかというふうに思うんです。

 残念なことに、この方はやめてしまうんですよ、市役所を。現在も、下痢だとか睡眠不足に悩まされておりますと。こういうことがあるんだということを共産党の議員団の皆さん方でぜひ知っておいてもらいたい、こういう訴えにもなっているわけであります。

 私は、いろいろさっきも言ったように、匿名でなく、あえて実名で述べられていること等から言って、特異なケースかもわからないけども、実際にはこういうことがあったんではないかというふうに思うわけでありまして、こういうことがやはり事実だとすれば、市長がさっき言ったような立場でもう少しきめ細かな対応を図らないと、こういったような心の不調を持っている人、訴えている人に対する、さっき「人は財産だ」というふうに言われましたけれども、あたら有能な財産を失うということにもなるのではなかろうかというふうに思うわけでありまして、この辺の市長の見解をぜひ聞かせてもらいたいというふうに思います。

 それから、人事の不満のことで、今市長の方からありまして、来年度基本指針と人事や人材について云々ということでございましたけれども、これも私、水道入札汚職事件の中で、例えば監査法人が満足度調査がやられていない、こういうことをやるべきではないかといったような、たしか見解が述べられておったというふうに思うわけでありますけれども、こういう満足度調査というのはもう既にやられているのかどうなのか、このあたりはどうなんでしょうか。

 同時に、能力を発揮するとか、あるいは適材適所だとかいうことで言われましたけれども、本当にこういうことを市長が、ああした不幸な事件を通じた後の決意表明を含めて抜本的な対応を図ろうというふうに考えていらっしゃるのかどうか、このあたりを含めてお聞かせを願いたいというふうに思います。

 それから、サービス残業についてはわかりましたが、例えば民間でもあるようでありますが、職場では仕事がさばき切れなくて、やむを得ず自分で家に持ち帰って仕事をやらないと間に合わない、こういったようなケースもないんでしょうか。このことについてお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから、園芸療法の問題でありますが、今市長の方から岐阜県の例が述べられました。

 実は、先ほど申し上げましたシンポジウムには、前の岐阜県知事、つまり全国知事会代表でもありました方が、このシンポジウムに出席をして、いろいろと見解を述べられていて、岐阜県の取り組みがなかなか進んでいるなというふうに私も感心したわけでありますが、今市長が言うように、百数十名の方が資格を持っていろいろな場所で活動をしておると。私も、実は岐阜県等にいろいろ電話などをしまして聞かせてもらったわけでありますが、現在185名の資格者がいろいろと活動しておると。

 この園芸療法士という資格は、現在国家資格ではなくて、こうした県なり市民団体なり、あるいは園芸普及協会という、いわば民間のところでそういう資格を取って、それで福祉や教育や医療の現場で働いてもらうと。岐阜県の場合では、県が一般市民に呼びかけて、それで年間で20時間ほどの実技も含めた講習をやって、それで資格を取ってもらってということで、もちろん園芸問題あるいは福祉の現場で役に立ちたい、こういう方々が県のそういう呼びかけに応じて資格者になる、こういったことのようであります。

 私は、先ほどシンポジウムに若い方が多かったということで、最初はなぜかなというふうな思いを持ったわけでありますが、当日発表された研究の中身あるいはシンポジストの発言等を通してわかったのは、福祉の現場で働く方というのは大変なんだと。介護をされている方にそういうサービスをやるというのは当然のことなんだけれども、そのサービスを提供する側の本人としても、いやされたいと。それほどきつい仕事なので、こういった園芸療法に関心を持ち、資格も取って、そういう役割を発揮をしていきたい、こういうことのようにもなっているようであります。

 せんだって、3月2日でありますが、大阪朝日に兵庫県立の淡路島の景観園芸学校ですか、今のNHKテレビでやっています「わかば」という連続テレビ小説の舞台にもなっているわけでありますが、ここのことが紹介をされていて、これは三重県の取り組みで、写真もついて報道されたわけでありますが、この記事によっても大変大きな効果が期待されておるといったようなことになっているようであります。

 この記事でどういうことを言っているかというと、

   自宅の庭先で草花や野菜を育て、高齢者の心身の健康を促す訪問型の園芸療法が注目されている。病院や施設と違い、一人一人の体調や園芸への関心度に合わせてプログラムでき、高い効果も期待できそうだ。

−−こういうふうになっているわけでありまして、この兵庫県立淡路景観園芸学校というのは、1年間寮生活を伴って毎年15名の修了者を出すそうでありますが、こういったすぐれた例などもあるわけでありまして、何か先ほど御答弁の中にはなかったんですが、立川の福祉施設でも一部こういった園芸ということで、それを取り入れた対応もあるんだというふうに聞きましたが、その辺はどうなのか。

 こうした、県の段階あるいは民間の団体等が資格を取らせる、まだ発足して間もない、そういう面はありますけれども、予算委員会等でも出ておりました健康づくりという観点から、本市としてもこのあたりのことで検討できないかどうか、重ねてお聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(中島光男君) 市長。



◎市長(青木久君) 職員のメンタルヘルスに関して、ある事例ということでいろいろと御指摘をいただきましたが、先ほど来御答弁申し上げているように、私どもも職員の働く意欲というものを醸し出すために、かなり意を用いているところでございますが、実際にそういう職員がいたということをある事例としてお示しいただきましたので、こういうことについては十分、責任者として今後はそういう実態をよく把握できるように、職員とのコミュニケーションを大切にして、そういうことがないように、また職員としてそれぞれが生き生き職場に働けるように努力していかなければいけない、このように感ずるところでございます。



○議長(中島光男君) 行政管理部長。



◎行政管理部長(中居久良君) 人事の関係でございますが、監査法人から出ました満足度調査につきましては、実施しておりません。

 しかしながら、この事件によりまして、職員の意識、モラル、そういったものを持たなきゃいけないということがございますので、私どもとしては、仕事での反映を生かす、そういうふうなもので、職員一人一人のそういった調査をこういうふうなことで生かしていこうということで、今回行うところでございます。

 今、行政課題が山積をしているということもございますので、こういった一人一人の職員の能力を反映しなければいけないというふうなこともございまして、こういった課題のものを解決するためには、そういったものの能力を反映していくということで今、任用制度だとか、人材育成の方向にそういうふうなことでシフトしていく、こういうふうに考えております。

 それから、サービス残業ということでございますけれども、私どもは当初から、時間外だとかそういう部分については、所属長とヒアリングを行いまして、そういうふうな業務が十分に生かされているかどうか、あるいは事務事業について工夫あるいは見直しをされているかということで業務量をそういったことで見ております。

 したがいまして、制度的にあるいは組織的にはそういったサービス残業はないかというふうに私の方で考えておりますけれども、ただ、職員のそういう気質、いろいろな性格もありますけれども、持ち帰ってそれで何とかやらなきゃいけないというふうなことも私はあるやに聞いております。その辺につきましては、その職員のいろいろなそういうふうな性格等もございますので、その辺につきましては、あるならば今後何らかの形で変えていかなきゃいけない、そういうふうな考え方を持っています。



○議長(中島光男君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(深田則夫君) 園芸療法士、園芸サポーターの育成についてでありますが、本市では特別養護老人ホームや障害者の作業所等で花の栽培などが一部に取り入れられているほか、花苗育成委託事業を実施しております。

 園芸療法士等の育成につきましては、先進例のほかに学校法人が卒業生に付与する園芸療法士を初め、関係団体が付与する園芸福祉士、園芸療法リーダーなどさまざまな制度があり、活動の対象も福祉分野にとどまらず、医療や教育から地域づくりまで幅広い活動として総合的に取り組まれておると聞いております。

 今後、情報収集に努めながら研究課題としてまいりたいと考えております。



○議長(中島光男君) 志沢議員。

   〔22番 志沢 実君登壇〕



◆22番(志沢実君) それでは、最後の質問ということになりますが、今、市長の方から、ある事例についてということで、責任者として云々、そういうことで今後コミュニケーションを大切にしていきたいという御答弁があって、当然と言えば当然なんだけれども、その程度しか言えないのかなという思いも、率直に言ってあるわけです。

 きのうも助役が、今どこも忙しいんだということがあって、今の厳しさというのがあるんでしょうが、やはり市長はコミュニケーションを大切にと言うんだけれども、実際にコミュニケーションができるような雰囲気があるんだろうかと。実際には、寄りつきがたい雰囲気というんですか、市長、助役を先頭にして、市長はそうでもないのかな、かなり仕事を抱えて、部下が相談したくても、ちょっとまずいのかな、そういう雰囲気があるんだろうというふうに、ちょっと想像なんですけれどもね、するわけです。

 だから、本来厳しい中にも、やはり一定のゆとりというのかコミュニケーションが少なくともできる、それが日常的にあるかないかというのがかなり重要になってくるんではないかなというふうに思っているわけで、私どもたった6人ですけれども、コミュニケーションを図ることが必ずしも容易ではなくて、千何百人抱えている市長のもとでは、このあたりというのはなかなかあろうかというふうに思うんですが、だれに対しても堂々と物を言える、そういう人間集団ならいいわけでありますが、中にはやはり気の弱い方、控え目な方、あるいは物事を半分ぐらい言って我慢する方、いろいろあるわけで、こういうような職場には、人間集団ですからいろいろな方がいるわけで、エリートだけが牛耳るというか、せんだっても勝ち組、負け組みたいな表現がありましたけど、そういう社会、職場というのは、私は結局よくないんだと思っているんです。

 いろいろな方々が協調をし合って、みんなで荷を分かち合う、これが好ましいわけでありまして、市長はせんだっての水道入札のああした事件の最後に総括を出されましたね。あそこでも言っているんですけれども、今後は、日常的に市長自身が職員から注目されている、そういう立場で努力するというふうに言われて、今また今後コミュニケーションを大切にというふうに言われましたけれども、ぜひ日々実践をするというんですか、それを明確に発信し続けないと、市長がどこにいるのかわからないとか、そういうことにもなりかねないわけです。

 私は、やめるべきではないかという追及をやったわけですけれども、残るということであるならば、しっかりとこのあたりの職員に対するリーダーシップといいますか、それがないと私は非常にまずかろうというふうに思うわけでありまして、先ほど来申し上げたような不幸な事例が拡大をしないように、本気になってこうした市役所の内部改革に取り組もうというお考えがあるかどうか、重ねて聞かせていただきたいというふうに思います。

 それから、人事の不満問題で、部長の方から答弁があったわけでありますが、実はこのあたりも本来であれば市長が述べて、それが私はリーダーシップを発揮する源になるのではなかろうかというふうに思うんですが、こういう人事政策上の展開問題を部長に答弁させていて一般質問終わりといったような姿勢は余り関心できないなということを申し上げておいて、今御答弁があったような、そういう立場で努力をしてもらいたいというふうに思います。

 サービス残業のことについて、いろいろ性格もあって、持ち帰って、それで仕事をするということもあるやに聞いておるということでありますが、問題は、そういうことがあるんだとすれば、これはどうするのかと。こういうのは黙認をするのか、あるいはこういうこともサービス残業の一種だからなくしていこうというふうにお考えなのか、そのあたりの見解について、市長の方からお聞かせを願いたいというふうに思います。

 それから、園芸療法のことについては、冒頭から大分しっかりした答弁があって、最後どうなるかなと思ったら研究課題ということで、研究課題なんだろうなとは思うんですが、私も初めてこうしたことを取り上げたわけでありますが、やはり予算委員会で、国保特別会計でしたか、健康づくりというのは結局はこうした医療費を低く抑えることにもなるんだ、そういうこともこれは常識としてあるわけなので、研究課題でも結構なので、時々私、これから点検するかもわかりませんので、ぜひ前向きな検討をして、市民の健康づくり、あるいは福祉や教育や医療面でこういう方々が有用な活躍ができるような、そういうまちづくりを願っておきたいというふうに思います。



○議長(中島光男君) 市長。



◎市長(青木久君) いろいろ御指摘を賜りましたが、職員のメンタルヘルスに関しましては、今後とも十分意を用いていきたい、このように思います。

 その根本はやはり人事の滞留等の問題についての意を用いることが一番重要であろうと認識しておりますので、長としてその責任を果たすべく今後とも努力してまいります。



○議長(中島光男君) 助役。



◎助役(豊田和雄君) サービス残業のお話が出ましたが、これは職場で、役所で仕事を勤務時間内にやる、やり切れない場合には残業してやる、これは基本でございます。

 ただ、私どもの仕事で、土曜、日曜、夜などでもいろいろ考えたり、あるいは研究したり、調べたりということは多々あるわけでございますので、これは職員の自発性に基づいて自由にやってもらいたいし、大いにやっていただきたい。これは自己啓発にもつながるものでありますので、これは私どもむしろ進めていきたいと思っているわけであります。

 ただ、御指摘のように、役所で当然やらなきゃならない日常的な、いわゆる残業、それを家へ持って帰ってやらなきゃいけないというサービス残業と言われるものの家への持ち込みということについては改善方について考えてまいりたいと思います。



○議長(中島光男君) 以上で志沢議員の質問は終わりました。

 次に、16番 中山静子議員の質問を許します。中山静子議員。

   〔16番 中山静子君登壇〕



◆16番(中山静子君) 質問通告に基づきまして、2点にわたり質問をさせていただきます。

 まず、立川市の文化・観光への戦略について、都市づくりをどう考えているのかという点についてお伺いいたします。

 今、政府は観光立国を掲げ、2010年訪日外国人観光客1,000万人を目指し、ビジット・ジャパン・キャンペーンを展開しています。

 日本は、海外旅行に出かける人は年々ふえ、非常に多いわけでありますが、訪問される側に立ってみると、極めて少ない状況であります。

 訪日外国人旅行者数の推移として国土交通省が発表した数を見ますと、2001年が477万人、2002年524万人、2003年521万人。これは、下がったのは、この年はSARSの影響があったと言われています。この年にビジット・ジャパン・キャンペーンが開始されました。そして2004年は614万人になり、前年より93万人増加している状況でございます。国内の各自治体においても施策が練られ、文化の振興や施設の整備、PRの強化等さまざまな取り組みがされています。

 東京都も、文学者を輩出している区、これはモデル事業として杉並区などは文士村のようなものも設定され、今それに取り組んでいる状況でございます。

 また、昨年でしたか、萩市に、きのう堀議員も話されておりましたが、視察に行ってまいりました。萩市はロケ隊をつくり、また高齢社会に合わせて、萩の港に豪華客船を入れて、大量の観光客を集める、そういう施策を展開しておられました。年間どのくらいかと伺いましたら、150万人というふうに伺いまして、私たち立川市は昭和記念公園にも260万人の方が年間訪れているということから見ますと、立川市は萩に比べ、100万人以上の方が多く年間に集まってきてくださっている、大変すばらしい立川だなということをまた再認識してまいりました。

 秋葉原などは電気のまちと言われ、電気に関することはすべて満足して帰れるまちでありまして、先日のテレビ放映でも、韓国からの観光客で大量の商品が注文され、ワイワイとにぎわっている様子が映し出されていました。

 立川市は1922年の立川飛行場開設後、羽田空港の開設まで空の都として栄えました。また、戦後、立川飛行場が米軍に接収されて、基地のまちとして復興の道をたどってきたわけでありますが、1977年、米軍基地約480ヘクタールが全面返還され、昭和記念公園、広域防災基地、そして市街地の整備の大綱が出され、現在に至っております。

 1976年、立川市が業務核都市構想の一つとして位置づけられ、多摩の心、立川として今発展の途をたどっている真っただ中でございます。立川駅の一日の乗降客は、きのうも答弁がございましたが、14万6,000人、吉祥寺駅を既に抜いておりますが、一日50万人の人が立川のまちを往来していると聞いております。

 ことしは、緑の文化ゾーンも開園となり、立川駅北口、南口の整備もほぼ完了してまいりました。これからはソフトパワーのときだと思いますが、一生に一度は立川へ行ってみたいものだ、立川ってどんなまちといわれたときに、こういうまちですよと言っていけるような誇りある、そういう立川の文化・観光への戦略について都市づくりをどう考えているのか、お伺いいたします。

 昨年12月、待望の立川市文化芸術のまちづくり条例も施行されて3カ月がたちましたが、これからのビジョンをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、子どもの安全対策強化についてお伺いいたします。

 池田小学校で起こったあの事件には身の毛もよだつほど、こんなことがあってよいものかと思いました。文教委員会で池田市へ視察に行ったときも、応対してくれた議員が、涙ながらに、胸がいっぱいで、今の状況、ぬぐい去られぬ思いを話されておりましたことが今も目に浮かびます。

 そして、その後もいろいろ大変な事故が起こり、先月はまた寝屋川市で市立の中央小学校の教師が刺されるという大変な事故が起こってまいりました。今まさに子どもの安全対策、本当に真剣に取り組んでいかなければならない、そういうときになっております。

 立川市は、池田小学校の事件以来、防犯カメラの設置、また催涙ガスの入った警棒とか、いろんなものを設置していただきましたけれども、本市の今後の対策についてお伺いいたします。

 初めに、緊急通報、情報システムについてお伺いいたします。現在、不審者の情報としてどのようなものが寄せられているのか、いろんなところで聞いておりますので、少しお伺いしたいと思います。そして、そのような状況が起こったときに全市にどう配信しているのか、また保護者にもそれが伝わるようになっているのかどうか、また警察との連携はどうなっているのか等についてお伺いしたいと思います。

 2点目、防犯訓練の実施推進について。これに対しましては、昨年私も二、三の小学校にお伺いいたしまして、どのような訓練がされているのか、また問題点はないか等、校長先生、教頭先生とお会いしてお話を伺いましたが、その中で防犯訓練はしっかり行っている、市の方からマニュアルも来てちゃんとやっている、警察の方が来て一緒になってやっている、また避難のやり方もこのようにやっています、そういう説明も受けました。

 しかし、心配だったことは、その教室で起こったときに、ほかの先生に伝えることもできない。そして職員室にもその事件があったことを伝えることができない。校舎が離れていると、本当に死角となって、何が起こっているのか、ほかの部分ではわからない状況があるということを伺いました。これは大変なことだな、一人だけでは対応できない、そういう状況のときに学校でどのように対応できるか、警察がすぐに飛んで来れるようになっているのかどうか、それについて伺いたいと思います。

 八王子市立の長沼小学校では全教室に電話機が設置されておりました。立川市も新生小学校、先日、開校に当たり見せていただきましたが、インターホンが各教室についておりました。ナンバーをたくさん押せるような状況にはなっていたのかどうか、ちょっとうかがい知れなかったんですけれども、私は長沼小学校に早速視察に行ってまいりました。全教室から、またシャープを押すと、全校にそれが大きく知らせができるようになっておりまして、また警察へも通報ができる、そういうシステムになっておりました。

 ですから、いざ賊が入ってくると、それを押せるかどうかというのは問題かもわかりませんが、先生の中に、それがあるということは不安は解消されるでありましょうし、通報のシステムがきちっと本市としてもされるべきだと私は考えます。

 八王子市の場合は、まずその電話機の設置を優先されましたものですから、防犯カメラは今年度行っていこうという動きがあるというふうに伺っておりました。本市は先に防犯カメラを設置したわけですから、次の段階においてはぜひ教室に電話機を設置していただきたいと思いますが、御見解をお伺いします。

 それからまた、防犯訓練のときに、さすまたという賊を押さえる昔からあるものが今流布しているようでございますが、これもいいんだけれども、長沼小学校においては、杖(じょう)といって棒ですが、警察官の方が警察署の前に棒を持って立っていらっしゃる、ああいう棒を教室の黒板の下に設置してました。この棒というのは、振るだけで相手を相当威嚇できるようですし、とても効果があるということでありました。これを子どもがいたずらしたらどうするんだ、そういうことは聞きましたが、今までそういうことはなかったということでございましたし、これは長沼小学校独自のものだったようでございますが、そういうことに関してはどういうお考えか、伺いたいと思います。

 また、防犯ブザーの件ですが、小学校には全校に早速貸与していただきまして、ありがとうございました。中学校に対しては、予算委員会でも出ておりましたが、新1年生においては、6年生から持ち上がっていきますので、持参できると思いますけれども、2年生、3年生、やはり今どきですので、クラブの帰り、大変暗くなっておりまして、保護者の方が心配しておりますので、ぜひ中学生においても希望者には貸与するとか、何かの方法で防犯ブザーの貸与を検討していただきたいと思いますが、御見解をお伺いしたいと思います。

 3点目に、スクールガード、学校安全警備員に実効性ある配置を。国の方では、スクールガードリーダーを設置して、そして、そこに警察官のOBと専門の方を配置してリーダーを育てていく、スクールガードの方を育てていく、その対策を練られる方向でございますが、本市においてスクールガード、まだ警備員さんがいるところがあるのかどうか。ボランティアで入っている方がいるのかどうか。また、今後、学校安全警備員さんにやはり目のきく人、変な人が来ても、その人をすぐ察知できるような、専門の人というのは目つきだとか、そういうことでわかると思いますので、そういう警察官のOBとか警備会社で経験をされたような、そういう方を学校安全警備員さんにぜひ登用して配置していただきたいというふうに思いますが、その件についてお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(中島光男君) 市長。



◎市長(青木久君) 中山静子議員の質問にお答えいたします。

 まず、立川市の文化・観光への問題でございますが、文化と観光は相互に関連があると考えております。本市は昨年、多摩地域で初となる立川市文化芸術のまちづくり条例を制定し、文化芸術と観光や産業などの施策が融合する市民力と協働の文化芸術のまちづくりに取り組んでおります。

 また、立川には名所旧跡や文化財、民俗芸能、祭りなどの伝統文化が残されており、ファーレアートや都市軸、サンサンロード、歩行者専用デッキ、間もなくオープンする昭和記念公園の緑の文化ゾーンなど、文化性を蓄えたインフラも整備され、より多くの人が集う都市観光の要素も高まってきております。

 今後もソフトパワーである文化芸術の振興をまちづくりの一つの柱に掲げ、文化芸術の力でまちの活性と魅力を高め、市民生活の向上とともに、多くの人が観光に訪れる文化都市立川の形成を目指して取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(中島光男君) 教育長。



◎教育長(大澤祥一君) 子どもの安全対策ということでございますけれども、まず不審者情報があったときにどういうふうな対応をとるかということでございます。これは残念ながら、年間、学校の中に侵入するまでのことはありませんけれども、登校下校のときに不審者に追いかけられる、あるいは声をかけられるというふうな事例はかなりあります。

 そういうときには、子どもたちはすぐに学校に駆け込むなり、近所の家に飛び込むなりというふうな状況がありますが、そういう状況がわかった段階で学校では、教育委員会にまず連絡があります。そして、警察にも連絡をいたします。教育委員会では、各学校にすぐに緊急の連絡を流す。また、保育園、児童館、学童、そういうふうな庁内の子どもの関連をする部署にもすぐに連絡をして対応を図る。そういうふうな対応をとっているところであります。

 それから、入ってきたときのことにつきましても、それぞれマニュアルをつくってありまして、日常的には、先ほどもお話ありましたように、いろんな機器、器具でもって備えているということと、まず入ってこられないというふうなことで、門への施錠だとか、いろんな対応を図っておりますけれども、万が一の場合につきましては、マニュアルをつくりまして、先生方が日ごろそういうことで対応します。一つには、受付のところでもって必ず名簿に記入してネームプレートをつけていただくように、入り口の段階でチェックを図るということだとか、短い休み時間とか、放課後、昼休み等に先生方が校内を巡回するというふうなことだとか、いろんな対応を図るためのマニュアルもあります。

 そういうようなことで、マニュアルを遵守をするということと、月一回安全指導の日がありますので、不審者対策等の指導をやっているということであります。

 それから、万が一入られた場合の教室と教室、教室と職員室等との伝達の手段でありますけれども、御紹介にありましたように、長沼小学校のような電話機器を設置、これは現状残念ながら設置しておりません。池田小学校のときも、いろんな機器等を設置をいたしましたけれども、その当時各教員の皆さんに防犯ベルを持っていただいて、何か異常があったときにはその防犯ベルを有効利用するというふうなこと。あるいは非常ベルをあわせて活用しながら各教室間の連絡を何とかしようというふうなことで当初考えておりましたけれども、御提案のありました電話だとか、そういうふうな伝達の手段につきましては、今後研究をさせていただきたいというふうに考えております。

 それから、さすまただとか、警棒というんですか杖(じょう)ですね、ああいうものとかテレビ等でやっておりますけれども、使い方を見ておりましても、そういう段階になったときに果たして使えるのかなという心配があります。警察官が犯人に扮して、先生方がそれに立ち向かっていくということですが、これもさすまたを3本、4本みんながあわせ持って犯人を取り押さえないと、反撃という危険性が非常にあるなということを感じましたので、これは各自治体でも入れておりますので、役に立たないよということではありません。これは何らかの形でもって研究する余地はあるだろうというふうには考えております。

 それから、中学生の防犯ベルでありますが、これは学校によっては、放課後の帰りが遅くなったときに貸与するために学校で備えている学校もあります。確かに、おっしゃるように、暗くなってからの帰宅のときの危険というふうなものについては考えなくちゃいけませんので、中学生に対する防犯ベルについては、希望者だけだとか、いろいろ限定しながら何らかの対応を図りたいなという気持ちは現在のところ持っておりますので、これについては研究していきたいというふうに思います。

 最後のスクールガードの件でありますが、現在夜間は警備員がいますけれども、ほとんど機械警備であります。昼間の警備員というのは置いておりません。先ほども言いましたように、昼間は、休憩時間、休み時間等に教員が巡視をするというふうなことでおりますが、警備員を29校に今設置するのは非常に難しいかなということであります。

 特に先日の寝屋川小の事件の後に緊急の校長会を開いたときに、いろんな備えを立川市は結構している方でありますけれども、やはり肝心なのは教職員あるいは用務員さん、事務員さん等が緊張感を欠かさないというか、大変ですけれども緊張感を持ち続ける、そういう意識が大事なので、特にその点はお願いするということでありまして、これ、うちの方の校長も、東京都等のそういう研修会、説明会に行ったときもやはり同じように言われたというふうなことで、緊張感を欠いたときにふいを突かれるということがありますので、まず大事なのはそういうふうないつも意識を高めておくということと、地域の目を厳しくする。そういう方たちが地域に入り込めないような、そういうふうな地域づくりをするということが大事だなというふうに考えておりますので、警備員の配置についてはなかなか難しいかなというふうに考えております。



○議長(中島光男君) 中山静子議員。

   [16番 中山静子君登壇]



◆16番(中山静子君) 御答弁をいただきましたので、2回目の質問をさせていただきます。

 市長の方からは文化芸術の力でまちの活性と魅力を深め、市民生活の向上とともに、多くの人が観光に訪れる文化都市立川の形成を目指し、取り組んでいこう、文化を柱とした観光をつくっていこう、そういうことを伺いまして心強く思いました。

 私も、先日ある60代の男性に、立川市は何が観光としてみんなに来てもらえますかね、何を望まれますかねということをお伺いしましたところ、立川は、交通網としても西武線、青梅線、中央線、京王線、小田急線、これだけ5線あるけれども、それを多摩モノレールができたことによって、全部つなぐことができた。本当に交通の要衝に立川はなったね、そしてまちもどんどんにぎやかになってきて、きれいになってきた。昭和記念公園また緑の文化ゾーン、そして、サンサンロード、ファーレのアートもあるという、そういうとこら辺の話にもなりまして、これからはそういうソフトパワーの文化の時代なので、ゆっくりと歩いてみたい、美術館なんかもあるといいね、そういうお話がありました。私はまさにそのとおりだと感じました。

 私自身、立川は夕日がきれい、富士山が見える、玉川上水があり、水と緑がある、空気が澄み切って花の色がとてもきれいに見えるまち。そして、立川は新しく変わるよ、そういう言葉を友達から聞かれ、立川に生涯住んでもいいな、そう思って私は立川に住みました。子ども心にもこの情景が焼きつき、また高齢になっても住み続けられる、そういうまち、文化のまちをこれからぜひ築いていかなければならない、また、そう望みたいと思います。

 その方に、立川市には世界に誇れるファーレのアートは109点あるんですよ、そして、92人による36カ国の人が、このまちに来て彫刻をつくって、その人の心が息づいているまちがファーレなんですよって、お話をしましたら、それは知らなかったな、直接手に触れ、そして話ができる、そういうものとも思わなかった、じゃ、これからしっかりと回ってみましょうというお話を伺いました。このように立川市にはファーレアートがありますが、世界に誇れるまち全体が美術館だという構想のもとに、このファーレアートができたわけでございますが、立川市の文化の柱としてこれをとらえていってよろしいんでしょうか。

 私は、大阪市立大学院の教授の橋爪紳也さんという方のお話を伺いまして、その中に、集客に関する都市戦略についてはこのようにという3点を示されたものを伺いました。どの分野に重点化をするのかを考えること。韓国釜山では映像文化の振興に徹することで、アジアを代表する映画の都になり、世界じゅうから人々が集まってくるようになった。何らかの分野に重点化し、世界一を確保すること。これが大切であるというふうに言っておられます。

 立川市でも、花博をというお声を伺ったことがありますが、大阪で1990年に国際花と緑の博覧会が行われましたが、もし、この博覧会をしっかりととらえて、花の流通ルート、また花博を機に産業や各施設に加え、華道を含めた花の文化に徹していれば、今ごろ大阪は世界有数の花の都になり、多くの観光客や関係者が来ていたはずだというふうに指摘をしておられました。いろんなイベントを打ったときに、それをどのようにつなげていくのか。やはりいろんな戦略を考えて行事というものは行っていかなければならないなというふうに感じました。

 2点目に、既存の箱物を運用する、そういう戦略がある。欧州の各都市の議事堂はギャラリーのように美術品が置かれて、その前庭は市民の広場になっているということでありました。

 3点目は、文化・観光戦略を研究し、人材を養成する機関が充実している。それに対して日本は今のところ全然できてないということでした。欧州、アメリカ等はしっかり進んでいるのですけれども、アジアの中でも韓国では大規模な観光学部を持つ大学が幾つもあり、語学さえできれば観光に関する国家資格が取れる、そういうところまで進んでいるそうです。専門学校もある。そういう状況の中で日本は観光業で働く人を養成する、そういう教育機関もまだまだ不十分で、戦略研究のトップクラスとなる、そういう人材、ブレーンも今のところはない、そういうことを指摘しておりました。

 これからの日本が観光立国として進んでいく大事なときであります。その先駆けを切って、この立川市が観光のまち、新しい都市づくりができたときに、古い歴史のあるまちというわけでありませんが、これから21世紀、世界へ転じていくために、やはり戦略として文化を前に出し、観光を前に出した、そういうものを考えていかなければならないのではないかというふうに思います。この点で日本は、シンガポールには30年、韓国には20年おくれているというふうな指摘でございました。

 私たち立川市にとって、このファーレアート、昨年の5月の議会で質問させていただきまして、今年度はその再生のプロジェクトが組まれて、管理されていく、維持管理が進んでいくという方向に今なってきているわけでございます。

 このファーレというのも、私もファーレから10周年、このフォーラムに昨年参加させていただきましたときに、北川フラムさんからはつくったときの様子を教えられました。私はハッとしましたが、あのファーレ自体を森と想定して、妖精なんだ、虫とか昆虫とかのささやき、そして静かな風の音、静かな中にも落ち葉が散っていくような、そういう自然との触れ合いをつくっていく、殺伐としたビルの中であるけれども、そういうものをファーレの中に彫刻として置いていったんだという御苦労、そして世界の彫刻家のアーチストを迎えての御苦労、また生き生きと皆さんの命を吹き込んだそのアートがあの中にあるということを伺いまして、本当に立川市は世界に誇るアートのまちなんだなということを再確認いたしました。

 このアートに対しまして、今ファーレでありますが、今後開発されるところに対しては、要望もしておりましたけれども、サンサンロード、それからペデストリアンデッキというのは、ファーレが森であれば、川の存在だというふうに言われております。そこにもやはりアートを点在させて、そこで憩えるようにしていくべきだと思いますが、今のところ、北口の方には東と西の方に一体ずつ私も見つけました。でも、南口には彫刻は一体もございません。そして、これからまち全体が美術館ということになりますと、南も今どんどん開発されておりますので、こちらに対してどのように考えていくのか。また、既に計画はあるのかどうかについてお伺いをしたいと思います。(「変なものだったら要らないぞ」と呼ぶ者あり)−−変なものはね。やはり美術効果のある、いやされる、先ほどもございましたが、そういうものであっていただきたいと思いますが、今後の取り組みについてぜひお伺いをしたいと思います。

 そしてまた、立川市民への情報発信、先ほどの方は、そういうことは知らなかったとおっしゃいましたが、知らない市民の方がたくさんいらっしゃると思います。もう今は10年たって、排気口とかそういうものは全部まちにマッチしてきておりますので、あれがそのときのアートだと思わないほどマッチしております。もし、あれが全部なくなってしまったら、何て殺伐とした街になってしまうのだろうというふうに思いますので、ぜひ市民の方、また国内外の方への情報の発信としていきたいと思いますが、それに対してはどのようにお考えでしょうか。

 広報たちかわなどにもアートの一つ一つを紹介していくような、エピソード等を入れたような、そういうコラムとか何かもつくって、今全家庭に配布されておるわけですので、そういう発信をしてはどうかというふうに考えます。

 また、市だけでやっていくことはとても大変なことでありますので、やはり立川市民、文化の条例にも、立川市民、企業の方もまた市民ということになっておりますので、企業も含めた上での文化・観光戦略に対する、そういうプロジェクトを組んで真剣に取り組んでいく必要があると思いますが、御見解を伺いたいと思います。

 先ほどペデストリアンデッキのことをお話ししましたが、まち全体が美術館、立川のこのアートが顔になるのであれば、駅を出たところ、デッキのところにやはりアートの一つや二つあって、いざないの場所、うちはアートで勝負していますという顔になるようなそういうものが必要ではないか。ファーレのあの辺にあるんですと言っても、なかなかわかりづらいのではないかと思いますので、そういう全体観に立ってのアートの配置等、これからもぜひしていただきたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。御意見を伺いたいと思います。

 次に、子どもの安全対策強化について、御答弁いただきましたが、緊急通報、情報システム、これは関係の児童館または保育園、幼稚園等にもしてくださっているということはわかりましたが、保護者へというのがやはりできてないというところで、それに対してはどうなのかというふうに思いました。

 私も先月、大阪の和泉市に視察に行ってまいりまして、ここでは全国で初だというふうに言っておりましたが、これは完全民間で行っている和泉総合防犯センター、ICPCというのを平成15年に設立したようでございます。巡回センター、情報センター、基金運営センターというのもありまして、基金も市民の皆さんの基金で行われておりまして、巡回センター、情報センターの長は警察のOBの方がやっておりました。そして、携帯電話、今3万件に情報が配信されているということでありました。

 どのようにやっているのか伺いましたら、いろんなところからも声をいただきましたけれども、Sという電気の会社からぜひやらせてくださいと言っていただいたので、そこに情報を流すと、そこから3万件に一斉に情報が配信されるというシステムをつくっておりました。

 そしてまた、防犯キャッチャーというのが17隊もありまして、登録者は2,000人、またその方全体で大会を開いたりして、まちから不審者をなくそう、また犯罪をなくしていこうという大きな取り組みをしておられました。そういうことが起こっていて、その結果どうだったかということをファクスで御報告してくださったのですけれども、最初、平成14年には全刑法犯が5,316件、16年に4,408件で、908件少なくなったということでありました。

 また、大阪というところですので、そういうパトロールをいろいろしていると、車上ねらいというのが、1,167件のうち633件で534件減ったというような、こういう特別なこともございましたが、やはりいろんな目が全体を見張っているということは犯罪をなくしていく一つの大きな手がかりになっていくということを感じました。

 この中で、保護者の方にも3万件の人に、不審者が出た、こういうことがあったよという情報が流れるということは、危機感というんでしょうか、先ほど教育長からも、みんなが危機感を持っていこう、よそで起こったこと、自分のまちで起こったことをキャッチできるということも、危機感につながっていくのではないかと思いますので、こういう情報システム、携帯電話への配信、やり方はいろいろあるかと思いますが、そういうことに関してどう取り組むべきか、お答えいただきたいと思います。

 それから、防犯訓練のところでございますが、世田谷区が未就学児に安全教室をしたということが載っておりまして、今警視庁の方で科学警察研究所の犯罪予防研究室長を経験した方が監修した本で、「子どもの危険回避プログラム」というものを出しているそうです。それをまた世田谷区としてまとめて、そして保育園、幼稚園、ここでは保育園全体にまず行ったそうですけれども、もうすぐ1年生になると、親から離れて学校の帰りも一人で帰る。そのときに「お母さんが呼んでいるから、早く車に乗って」と言われたときに、「嫌だ」と大きな声で言える人、そういうことがきちっと言える子になるように、そういう訓練をしたということが報道されておりました。

 立川市においては、この子どもの危険回避プログラムというのはどのように活用していらっしゃるのかどうか。

 また、未就学児、これは1年生にすぐなるわけですけれども、この世田谷では1月から各保育園に対しまして、54の全区立保育園で展開をしていったそうでございます。あとは幼稚園とか、また子どものいる児童館、そういうところの保育士さんたちにもしっかりとそういう訓練をされているということでございました。

 そんな子どもの小さいときにあんまり怖がらせると、トラウマになるんじゃないかという心配もあるということでございましたが、赤ちゃんからの読み聞かせにも「おおかみと7匹のこやぎ」というのがありまして、とてもこれは好きな本でございますが、やはりお母さんがいないときにドアを勝手にあけるとオオカミに食べられちゃうよというお話を、そんな赤ちゃんのときからするわけですので、やはりこういう未就学児に対しましても、安全教室をぜひしていただきたいと思いますが、このことに対しましての御見解をお伺いいたします。

 また、広報けいしちょうというところで、子どもの安全、「いかのおすし」ということで、「いか」は知らない人についていかない、「の」は他人の車に乗らない、「お」は大声を出す、「す」はすぐ逃げる、「し」は何かあったらすぐ知らせる。「いかのおすし」というふうに子どもに徹底をということが載っておりました。やはり特にいざというときの明暗を分けるのは、声を出すことと逃げることでございます。

 私自身若いころ、危険なことに遭遇したときに足がすくみ、声が出ませんでした。どのようにそこを逃げたのか、本当にわかりませんけれども、必死で御近所の知り合いのうちに飛び込みまして、事なきを得ましたが、やはりいざというときに声というのは出ないということは確かです。子どもが大きな声を出せるように、そういう訓練をしておくことが大変必要かと思いますので、この件に対してお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(中島光男君) 産業文化部長。



◎産業文化部長(高橋眞二君) まず、ファーレアートの部分でございますけれども、まち全体が美術館ということで立川の文化の柱としていくのかということでございますが、私どももそのように考えております。立川の顔づくりという面でも、文化・観光の面では非常に大事にしていきたいと思っております。重点化していきたいと思っております。

 また、二つ目のサンサンロードのデッキの部分でも整備を図っていくべきではないかということでございますが、私どももそのように考えておりまして、先ほども議員おっしゃいましたように、ファーレアートを妖精の森とするならば、デッキとか都市軸、サンサンロードなどは川であろう、こういうような物語性をつくっていけたらいいなというふうに思っております。

 今後、例えば南口も含めて計画性はあるのかということでございますけれども、現在計画はありませんが、できれば、考え方を持っておりますので、そうした構想を少し私どもも考えていきたいというふうに考えております。

 それから、このデッキの部分につきましては、言ってみれば今は道路ですから、なかなか難しい部分はありますし、通路としての状況もありますが、立川の表玄関、ようこそいらっしゃいました、あるいはお帰りなさいという玄関でもありますので、それにふさわしい、楽しく美しい、そうした落ちつきのある場所にしていくことが本当に大事だと思いますので、文化担当の者としても努力していきたいと思っております。

 それから、市民への情報発信ということでございますけれども、現在もホームページなどでファーレアートの部分はございまして、PRはしているんですけれども、ここで今回の予算でもお願いしておりますように、ファーレのアートについては市の管理の部分とファーレ協議会、ファーレのビル10棟ほどありますが、そちらのオーナーの方々、管理組合というんでしょうか、そのファーレ協議会の方々の持っていらっしゃる58点のアート、半分ずつ持っているわけですが、それに市民の方々がボランティアで、これも自主的に皆さんが勉強会をして、このアートを守ろうということで結成した団体がございまして、その方々で特に老朽化した修繕、修復が必要な部分についてのアートをみんなでこの2年間かけて守ろうということで、管理委員会が発足しております。

 今話し合っておりますのは、この予算をお認めいただければ、ファーレ立川アート作品再生プロジェクト、管理委員会ということではなくて、再生プロジェクトとうたって、大いに市民の方々に入っていただいて、単なる修繕、修復ではなくて、アートの心を広げていこう。

 それから、交流と連携を図りながら、市民参加の一つの大きな協働といったらいいんでしょうか、みんなでつくるそうした体制の一つのモデルにしていきたい、こんなような気持ちを持って、その膨らませ方を4月から取り組んでいこうというふうに思っておりまして、その中でも情報発信は大いに、どういうふうにしていくかはこれから皆さんで話し合っていくんですけれども、取り組んでいきたいというふうに思います。

 そして、まち全体が美術館としての戦略展開をもちろん観光の柱にして取り組んでいきたいというふうに考えてございます。



○議長(中島光男君) 教育部長。



◎教育部長(吉岡正生君) 幾つかございまして、まず保護者への連絡でございますが、教育委員会としましては、保護者への連絡の周知方法につきましては、こういった事件に限らず、災害時においてはすべて緊急時の連絡網というものを毎年こしらえてございます。それによって連絡をとるというふうになっておりますが、こういった事件、こういったものにつきましては、事の内容によるというふうに判断をさせていただいております。

 例えば、今回起きた寝屋川ですとか、池田小でしたら、これは当然子どもたちの動揺、非常に激しいものがあろうかと思います。その場合については、当然のことながら連絡網を活用した中での保護者の参集、引き取りというふうなことを考えざるを得ないと思いますので、そういった連絡網についてはございますが、先ほど教育長も申し上げましたように、冬場の北口の暗いところでのつきまといですとか、そういったものについては、個々のところについては保護者の方にまで連絡はしてございません。当該児童、生徒の方から連絡があった場合、その地域には、例えば団地ですとか、集合住宅ですとか、そういったところに連絡はいたしますが、個々にすべての保護者に対しての連絡というものはしてございません。その前に即警察の方に連絡をしていただくということがシステム化されておりますので、その辺のところで対応してございます。

 それから、例を出されまして、PHSですとか、そういった機器を活用した中での防犯の対応ということでございますが、確かに国の制度等の助成もありまして、機器の導入ですとか、そういったものは簡単でございます。しかし、これだけ情報の漏えいが、確認とれてない段階でのそちらだけの、便利さだけをとらえていいのかなというのは、私は個人的には考えてございます。

 やはり、そうでなくとも不審な電話があって、学校の情報のとり方だとか、いろいろあります。それが目に見えないところでの管理方法、これについていささか私はいかがなものかなというふうに考えておりますので、それよりもやはりハード面でのこういったもの、施錠しました、塀を高くしました、カメラをつけましたというよりも、今回の寝屋川小の事件があってすぐ、臨時の校長会を開催をさせていただきました。このときに、立川警察署の防犯の係長と少年係長に同席していただきまして、そういったものについての対応の方法等も、訓練の方法も伺いました。

 ただ、そのときに、立川のある校長が、池田小学校の3年間が過ぎたときの一つの研修として出席をされて、そのときに池田小の校長の言葉、これが非常に印象に残っておりますので、披露させていただきたいと思いますが、「教師としてこういう子どもをつくらないことが最大の防犯である」という言葉、これがうちの校長が聞いてきた言葉でございます。やはり教師として、これは深く心を打ちました。

 それとあわせまして、未就学児でございますけれども、立川市におきましては、市内の小中学校全校でございますけれども、セーフティー教室というものを実施しております。これにつきましては必ずやるように、カリキュラムの中に入っております。

 この方法でございますけれども、立川警察の方々と連携をしまして、その方々の指導のもとに、仮定の想定した訓練、これを実施してございます。特に、新1年生、非常にかわいい子どもたちでございます。その辺のところは特に力を入れて、女性の警察官に来ていただきまして、犯人役ですとか、取り押さえ役ですとか、実践、想定した中でロールプレイング方式の中で指導を行っていただいてございます。

 また、あわせまして地域の方々が参加していただきまして、相談会というものも実施してございます。そんなような中で、お互いに児童生徒の防犯、安全管理の意識の高揚を図るとともに、ますます地域の方々、これは地域の方々の目というものが最大の防御になりますので、そういった方々の協力を得る形で教育委員会としては取り組んでいるところでございます。

 また、立川警察の防犯係の係長さんや少年係長さんも、どしどし相談をしてくださいということで、時間のある限り、学校の方に出向いて指導させていただきますというような、本当に心強いお言葉をいただいております。

 また、先ほど出ましたけれども、毎月確かに安全指導日や避難訓練ということで実施してございます。また、避難訓練につきましても、小学校の低学年のお子さんにつきましては、これは事件だとかいうことは一切、うちの方は、言葉の中で、マニュアルの中では言っておりません。「火事です」という言葉で言っております。そうしませんと、「火事です。何年何組の教室が火事です。」と言うと、小さい子どもはそっちへ行っちゃいますんで、全く違う方向を発災場所にして避難誘導ということで、その現場から遠ざける方法をとって、余り手の内を言ってはいけないんですけれども、そういったことを慎重に考えておりますので、ぜひ御理解いただいて、御安心していただければと思いますが、やはり訓練にまさるものはないので、先生方の意識、そういった子どもたちをつくらないという教師の意識、これを持っていますので、学校に出向いていただいて、気がついたところはどしどし指導していただければというふうなのが、現在、やはり教育委員会ではすべて目を見通すことはできません。

 そんな中で、議員の方々の目も、絶対見守っていただきたいなというのが、なかなか説明になっていませんけれども、気持ちの上での説明ということで御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(中島光男君) 中山静子議員。42分までですからね。

   〔16番 中山静子君登壇〕



◆16番(中山静子君) 御答弁ありがとうございました。文化の観光戦略。このアートは柱としてやっていくという御答弁をいただきました。

 ペデストリアンデッキ、またサンサンロードは道路になっているので難しいという話もありましたけれども、こういう道路が難しいという件に関しましては、条例の中で、景観とかそういう方でしっかり守っていこうという今回の条例があるわけなんですけれども、これに関しましては、可能になるのかどうか、お伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

 今、北口のデッキには2体あるわけなんですけれども、それ以上進まないのはそういうことがあったからなんでしょうか。また、サンサンロードは、あんなに空間がありますし、ベンチもあるわけですし、ちょっと憩える場所でございますので、川のほとりに何か見えるもの、そういう思いのアートをぜひ設置してもらいたいと思いますが、そういうところはいかがなものなのか、お伺いをしたいと思います。

 そして、あとはパブリックアートの先進国アメリカですが、モンデール大使夫人がみずからツアーを組んで見学会に訪れたということを前も映像で見まして、こういう方が来るようなそういうアートなんだなというふうに思いましたが、今までに海外からの見学者、また国内においての各自治体からの見学者、そういう方がどのくらいいらっしゃるのかどうかという点について、またお伺いをしたいと思います。

 驚きと発見のまちを提案したこのアートフロントギャラリーの北川フラムさん、本当にすばらしいまちを立川市に提供していただいたわけでございますので、今後ぜひこのまちづくりをしっかり進める方向にみんな一丸となってやっていかれればいいんじゃないかなと思います。

 そして、先ほども提案しましたけれども、そういうプロジェクトなんかを組んではどうかということでございますが、まだ立川は音楽の息づくまち、これもあります。また、音楽の道というのもつくっていこうというお話も出ておりましたが、一つに限定しないで、もっと柔軟性のある音楽の道づくり、そういうようなことも考えていってはどうかなというふうにも考えますので、アートとミュージック、そういう点におきましても進めていければいいんじゃないというふうに思いますので、御見解をお伺いします。

 また、教育委員会からは、心のこもった御答弁をいただきまして、皆さんに安心していただける、また危機感をしっかり持った上で、しっかり子どもの安全、また教師の方々も今、大変な時代に差しかかったなとは思いますが、しっかりと安全のまちをつくっていくべくやっていただければというふうに思います。

 また、未就学児のセーフティー教室ですけれども、これは小学校に入ってからやっているわけですね。幼稚園とか保育園でやっているというわけじゃないんですね。今後やる方向性はあるんでしょうか。その辺についてだけ、お伺いしたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(中島光男君) 産業文化部長。



◎産業文化部長(高橋眞二君) アートの、道路上の問題でございますけれども、法律を優先するということでございまして、なかなか難しい点はありますが、今後いろいろ努力してまいりたいというふうに思います。

 それから、海外から、あるいは国内からどのぐらいということでございますが、ちょっと今、手元に何カ国、何人という数字がありませんので、私の感覚でございますけれども、私がいろいろ知らせを受けた、あるいは一緒に参加させていただいた事例では、五、六カ国ぐらい、ヨーロッパの国々からも来ておりますし、韓国、お隣のアジアの国々からもお見えになっておりまして、さまざまに来て見ていただいているという状況がございます。

 また、音楽の道づくりでございますけれども、立川には国立音大というストックもありますし、音楽的なストックも随分ありますので、これも美術とともに大きな柱の一つとして取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(中島光男君) 子ども家庭部長。



◎子ども家庭部長(市川秀秋君) 幼稚園であるとか保育園での教室でございますけれども、機会を見ながら実施をしておりますけれども、私どもも、実は紙芝居でやる方法とか、人形劇の方法とか、いろいろと資料等も取りそろえておりますので、今後研究しながら、よりよい方法でやっていきたいというふうに考えてございます。



○議長(中島光男君) 以上で中山静子議員の質問は終わりました。

 これをもって一般質問を終結いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(中島光男君) 以上で本日予定された日程は全部終了いたしました。

 なお、次回本会議は3月28日午前10時から開きますので、あらかじめ御了承願います。

 また、予算特別委員会の全体会については、明日午後3時30分より議長応接室で開催いたしますので、関係者の方はお集まりいただきますよう、よろしくお願いをいたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

   〔散会 午前11時38分〕