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東京都 江戸川区

平成26年決算特別委員会(第7日)−10月14日-07号




平成26年決算特別委員会(第7日)

平成26年10月決算特別委員会会議録
●日時 平成26年10月14日(火)
●開会 午前10時00分
●休憩 午後0時11分
●再開 午後1時15分
●休憩 午後3時14分
●再開 午後3時35分
●閉会 午後4時54分
●場所 第1委員会室
●出席委員(19人)
  八武崎一郎 委員長
  関根麻美子 副委員長
  桝 秀行  委員
  中津川将照 委員
  佐々木勇一 委員
  所 隆宏  委員
  大橋美枝子 委員
  深江一之  委員
  新村井玖子 委員
  太田公弘  委員
  堀江創一  委員
  斉藤正隆  委員
  田島鐵太郎 委員
  中里省三  委員
  須賀清次  委員
  早川和江  委員
  ?端勇   委員
  川口俊夫  委員
  島村和成  委員
●欠席委員(0人)
●執行部
   多田正見  区長
   原野哲也  副区長
   白井正三郎 教育長
   外、関係部課長
●事務局
   書記 森田 寿生
●案件
 平成25年度決算審査(第7日)
 一般会計歳出 第10款 教育費

                     (午前10時00分 開会)
○八武崎一郎 委員長 おはようございます。ただいまから、決算特別委員会を開会いたします。
 署名委員に、桝委員、川口委員、お願いいたします。
 はじめに、委員の交代がありました。金井委員、小俣委員、藤澤委員、渡部委員から、中津川委員、大橋委員、川口委員、島村委員に、それぞれ交代しましたので報告をいたします。
 座席については、現在着席している席でよろしゅうございますか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 それでは、そのように決定しました。
 本日は、一般会計歳出の第10款教育費の審査を行います。
 それでは、これより決算審査に入ります。
 決算概要説明の268ページをお開きください。
 第10款教育費、第1項教育総務費、第1目教育委員会費より審査願います。
◆島村和成 委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 教育委員会費全般なんで、ここでやらせていただきたいと思いますけども、学校の休校について、ちょっと確認をさせていただきたいんですけども、先般台風18号のときに、小学校1校、中学校3校ですか、4校登校にされたということなんですけども、こういうのは学校長の判断で各学校にお任せをしているのか。あるいは、教育委員会で統一見解を持っていて、いろいろな台風の場合ですと暴風警報だとか、何とか警報といろいろありますよね。どの段階かで判断をして、区内の小中学校を一斉休校にしようということのものがあるのか。この間、4校だけ登校したという経緯ですか。その辺のことをちょっと教えていただきたいのと。
 あと、それとは別に、これからインフルエンザだとか、時には食中毒だとか出てくる場合もあると思うんですけども、そういったときの、いわゆる学級閉鎖、あるいはもっと規模がでかくなって学校閉鎖とか、そういうものの判断基準というか、そういうのをちょっと教えていただきたいと思います。
◎松井慎一 指導室長 私から台風対応について、説明させていただきます。
 教育委員会としては、台風18号対応について、当日の午前7時、子どもたちが登校するのに間に合う時間に、気象庁の特別警報が出ていれば臨時休校とすると。また、警報につきましては、大雨と暴風、両方出ていれば休校とするということを、今回は月曜日だったものですから、金曜日の日に、お昼までに学校にそういう旨を通知して、学校も保護者等にそういう考え方でやるということで伝えていました。安全確保が第一ですから、18号のときには、もう臨時休業でしかなかったわけです。ただ、今、お話があったように、それに基づかない学校があったということで、ルール上の決定権は校長にあるとは言いながらも、原則を教育委員会が示しているわけですから、その原則を覆してまで安全確保ができるかどうかというのが、今回の条件だったわけですけれども、中学校につきましては、定期テストがあって、消化したいというのがありました。小学校におきましては、前回の台風対応でこれぐらいだったらできたじゃないかという保護者の声があったようで、優先順位を間違えて、それでやってしまったということでした。朝、我々はその情報が入ったものですから、その時点で、もう一回休みにしなさいというのは混乱になりますので、当該校については指導と、指導して今後そういうことのないようにということと。校長会と連携して、きちっとそういう原則を、きちっと理解して、原則というのは守るんだということですね、徹底しました。今回、19号についても同じような対応をして、今日は通常どおり全校実施しております。
◎住田雅一 学務課長 インフルエンザの学級閉鎖の基準についてであります。通常のインフルエンザにつきましては、学級の子どもの二、三割ぐらいがインフルエンザ等で欠席した段階で、学校長が学校医と協議をした上で、学校長の判断で学級閉鎖を決定するというような状況になっております。
◆島村和成 委員 今のインフルエンザ、食中毒も一緒でいいの。
◎住田雅一 学務課長 食中毒の場合には、それぞれまた食中毒が起きる、起きた状況が違いますので、ここにつきましては、保健所と教育委員会が協議をしたりして、どうするかというのを学校長と一緒に連絡をとりながら、その状況に合わせて判断をしているということでございます。
◆島村和成 委員 クラスで二、三割の方が欠席をしたら、学級閉鎖ということで、学校全体だとやっぱりクラスのやっぱり二、三割という理解でいいわけ。
◎住田雅一 学務課長 そういう状況を見ながら、学校全体であれば、今度、学校閉鎖というような決定もしているということであります。
◆島村和成 委員 台風の件ですけども、特別警報が出たら休校、あとは大雨、暴風警報ですか、これ二つ出たら休校というのが、原理原則になっているというのが徹底されていた中にあって、その4校だけ従わないというか、学校長の判断でぜひやりたいという、やってしまったということでしょう。それは試験なんて大体同じ時期に多分やっているだろうから、その試験をやりたいという学校以外にも試験の学校があったかもしれないよね。その辺は、原理原則ということであれば、それを徹底していただいて、こういう状況のときには、もう全校休校にするとかというのは、それはもう再確認はされているだろうと思うけども、そういうふうにしたら我々議員のほうもわかりやすいし、あと、そういう状況になったときには、各議員に、私たまたま文教委員長だったんで、そういうご連絡いただきましたけども、文教委員長とか、子育てとか、そういう関連する委員会の正副委員長だけではなくて、それぞれ議員さん各地元に学校抱えていますから、一斉に議員に対してはそういうことになったということの連絡をしていただいたほうが、もらったほうがいいと思いますけど。
◎松井慎一 指導室長 学校全体の徹底につきましては、先ほどお話をしたとおりです。関係各所への連絡につきましても、なるべく広い方々に周知できるようにしたいというふうに思っております。
◆須賀清次 委員 すみません。関連じゃないんですけど、はじめに少し時間を残せましたので、一言申し上げます。委員長には、味わいのある委員会運営をありがとうございます。また、一人会派への心配りと委員外議員へのご配慮をしていただき、同室するものとしてお礼申し上げます。
 それでは、ここでは教育の原点になるだろうと思います。明治19年就学率が46.33%、明治44年98.20%ということになって、大体ここら辺で学校というものの体制が整ったのかなということで、教育の原点について、教育長にお聞きします。
 美輪明宏さんのヨイトマケの唄を質問のときに、話してくださいました。美輪明宏さんは、長崎の原爆で家が倒産し、新宿でホームレスを体験し、15歳で国立音楽学校に入り、17歳で銀巴里で働き、プロシャンソン歌手として炭鉱の街で、人々の苦労を見て、ヨイトマケの唄が誕生したことはご存じのとおりであります。実は、ここに親が子どもたちの知らないところで、苦労をしていることを感じる歌でもあります。
 もう一つ、人情噺の落語に、藪入りというものがあります。子どもを七、八歳になったら他人の家や店に奉公に出させる。食事を働いていただけることから、貧乏の中の言葉はよくないかもしれませんが、口減らしもあり、3年間は家に帰れない。奉公から藪入りで少しのお小遣いをいただいて、3年後に家に帰ってくる。親も子も待ちに待った喜びの日でもある、子どもを待つ親だけでなく、近所の人も楽しみにしている。かわいがっていた犬も尻尾をふって待っていてくれる。強情張りで頑固で一人っ子だった、わがままな子どもがあんなに立派になってと帰ってくる。近所では、あいつも人の親だね。子どもはかわいいものだから涙を流してやると、一緒になって涙をする。貧乏も正直一鉄が自慢だった時代の落語の話であります。古きを温ねて新しきを知る。私の小学校時代、55年前ですら、弁当すら学校に持ってこられなかった子どもが多くいました。貧乏は今以上に当たり前でもあった。これについて、教育長にお尋ねします。
 教育の原点として、社会に通じるものは、この2点から見当たりませんか。
◎白井正三郎 教育長 今、お話しいただきましたけども、教育の原点ということでいうと、やっぱり自分が一つ、今のこの日本において、私が思うのは、いかに恵まれた、いろいろな人います、いろいろな人いますけども、大方は恵まれた中で、学校へ通って勉強が普通にできて、ある意味ではクーラーが、暑ければ入っている部屋で、給食を食べることができて、そして、みんなと遊ぶこともできるということが当たり前になっているということを、わかってもらうというのも、一つやっぱり教育の原点だと思っています。かつては、そうじゃなかったんです。ですから、美輪明宏さんの唄は、一つ言いますと、あれは彼が学校に行っていたときに、非常に学校参観のときに貧しかったお母さんが、子どもがいてお母さんが来て、鼻垂らしていたんです、子どもが。そのときに、みんな汚いといってたら、お母さんが、子どものところへきて、その鼻をすってすすって、ぷっと外へ出した。美輪明宏さんはそれを見て、非常に感動したのを覚えていたそうであります。
 実は、教育の原点というのは、一つはやはりそういうようなところで、自分がいかに恵まれた、今の日本だと恵まれた中にあるかということを感じることも、一つの教育の原点だというふうに思います。
 それで、自分の幸せだけでなく、人の幸せを願って、人の不幸を悲しむことができるような、そんなことが学べるというか、学校に入れられるというのが、一つの教育じゃないかなというふうに思うところなんで、そんなことを子どもたちにわかるように、また感じてもらえるようにしていけたらというふうに思っております。
◆須賀清次 委員 それでは、学力の学びも大切だけれども、内面的な徳力も大切だということで、今のお話から理解してよろしいでしょうか。
◎白井正三郎 教育長 もちろん、そういう考えを持つためには、ある程度の人が言っていることを理解したりしなきゃいけませんから、学問というのも大切だと僕は思っています。それが全然なくて、人の話を理解したり、いろいろなことを考えたり、そのために本を読んだり、映画を見たり、新聞読んだり、人とおつき合いしたりするということだと思うんで、それは必要だと思っています。
 でも、それと同時に、より一層、人格が心の問題が同時に、同時以上に必要なんだろうというふうには思っているところでございます。それがないと、幾ら、今は偏差値と言わないんですけど、偏差値と言わないのわかっていますが、勉強だけできても、立派な人間ではないんじゃないかなという考えを持っています。
◆須賀清次 委員 やっぱり世のため、人のために頑張るんだという、やっぱり心が、やっぱり原点だと思いますので、これからの教育委員会、それから学校の先生が、もう一度、日本の美徳であります、そういう徳育をしっかりと学ばせていただいて、日本のよさをしっかりと身につけていただきたい。要望しておきます。
◆深江一之 委員 おはようございます。よろしくお願いします。
 先ほどの島村委員の質問に、ちょっと関連しますので、聞かせていただきます。
 先ほどありましたように、先の18号台風のときと、今回の19号台風のときの対応が違います。その中で、18号台風のときは学校長の判断もあったということなんですけれども、今回はその後、読売新聞で私は見たんですけれども、水曜日ぐらいだったですか。区の統一見解で今後は判断をするということが出ていましたけれども、それで間違いないかどうか、確認させてください。
◎松井慎一 指導室長 そのように校長会と共通認識を持ったということでございます。
◆深江一之 委員 それで、もう一つ言えるのは、江戸川区の場合には学校数も多い。それで本当に近隣校と、もう本当に目と鼻の先にあるケースが非常に多いわけです。その中で、こういうときに、その見解がずれてしまう。それで対応が違うということはあってはならないことだと、私は思うんです。同じ地域に小学校が二つあったり、三つあったりするわけです。その中で、それぞれの対応が違う。これはそれぞれが違う。
 それと、あともう一つ言えるのは、対応について、早めのやはり判断を下していただきたい。なぜなら、今、保護者がご両親とも働いていらっしゃるケースが、非常に多いわけです。子どもが学校へ行く判断を、教育委員会がぎりぎりまで待ってしまうと、その勤務先への都合も当然出てくるわけで、その辺については、どのように考えているかお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 諸々の諸条件は、常に鑑みていますが、第一優先権は子どもの安全確保ということになります。家庭の状況はさまざまあると思いますので、なるべく早く、そういうことが周知できればいいと思いますが、いかんせん天気のことなので、余り早く決定しても、今日も随分、休校にしているところも、江戸川区以外であるようですけれども、その辺はできる限り、配慮、考慮したいと思いますが、学校を実施するということ。それから、子どもの安全を配慮するということ。それを優先順位として、できるだけの配慮をして行っていきたいというふうに思っております。
◆深江一之 委員 今、指導室長からもお話がありましたけれども、その判断を下す云々かんぬんと話ありましたけども、昨日の段階で中央区は非常に、渋谷区ですか、非常に早い決断を下して、今日一日もう休みということで、我々見ててちょっと判断が早いんじゃないかなと思いました。でも、ちょっとそこの区議会議員に聞いたところによりますと、やはり保護者の勤務のことを考えて、早めの判断を下しているという話も聞いています。やはりそれぞれの対応はあるかと思いますけれども、やはり家庭があって、そして、そこから子どもが学校へ行く。学校の判断ももちろん大事、教育委員会の判断ももちろん大事ですけれども、やはりその環境ですよね。本当に安全かどうかということも兼ね備えて、早めの判断を、私は下すべきだと思っていますので、よろしくお願いします。
◆関根麻美子 副委員長 おはようございます。
 ここでは学校適正配置について、ちょっと確認の意味でお伺いしたいと思います。
 区のほうから出されました学校適正配置の資料、四つの課題の資料でございますけども、区内を9ブロックに分けて、各地域の現状がよくまとまっていると、非常にわかりやすいと思いました。この適正配置の考え方なんですけども、年少人口が減少して、またそれに伴って学校などの施設の有用化とか、いろいろな意味が入ってくると思うんですけども、今後20年間学校の統合や、通学区域の調整をして、この学校適正配置を進めていくということに当たって、その考え方の一端が、ここへ述べられているんですけども、その一つに、学校適正配置の基準に、学校規模と学校配置、この2点がここへ掲げられておりまして、このことでちょっとお聞きしたいと思います。
 学校規模、適正な学校規模を12学級から18学級とすると、24学級までは上限とすると、ここに書いてあるんですけども、適正規模との考え方です。これはどう捉えているのか。12学級を下回る学校。特に、小学校を優先するとも、検討の視点に書いてございますけども、小規模校のメリットもあれば、デメリットもあると思うんです。そういったことも踏まえて、この学校の、学校規模です。適正な規模について、どのように捉えているか。まず、教えてください。
◎住田雅一 学務課長 学校の規模ですけれども、一応、ここでは12から18学級を標準規模とするということで、案をお示しさせていただいているところであります。特に小学校の場合ですけれども、12学級を下回ってしまいますと、どこかの学年が1学級しかないような状況になってきます。そういう中で、そういう学年が増えると、クラス替えができないとか、子どもたちのいろいろな人間関係だとか、評価が固定化されるだとか、あるいは、学校の行事だとかがなかなか盛り上がりに欠けるとか、いろいろな点で、子どもたちの教育環境上で、望ましくないことも出てきますので、そういった点を考慮しながら、12から18学級を標準規模としてはどうかということで、お示しをさせていただいたということであります。
◆関根麻美子 副委員長 やっぱり小規模校のメリットもあるとも思うし、小さな人数でしっかりときめ細かな、そういった教育が行われるというメリットもある。その一方、デメリットを今おっしゃったように、幾つか、やっぱり克服しなければならないデメリットというものがあるがゆえに、この適正配置を進めていかなければいけないと思うわけなんですけれども、そういったことも、ちょっともう少し詳しく載せていただけるとか、もう一つは、それを踏まえて、なぜこの適正配置を進めていくのかと、そこの趣旨です。あと目的をもう少し詳しく提示をしていただきたいと思うんです。その目的については、どのように、ここにも若干、掲げてありますけども、ちょっともう少し詳しくつけ加えることがあれば、教えてください。
◎住田雅一 学務課長 この適正配置の資料自体は、区の年少人口が減少していくことを受けて、学校の統合だとか、通学区域の調整によって、学校の規模だとか、配置を適正化していくためにお出ししたものですけれども、これをすることによって、極端に小規模な学校がなくなったりとか、あるいは、教育費の予算なども効率的に使えるというようなことにもなりますので、行く行くは子どもたちの教育環境がよくなるということが、背景にあるというふうに考えております。
◆関根麻美子 副委員長 私は、今おっしゃったこともそうなんですが、最後に、教育環境のことをおっしゃっていましたけども、私は何よりも適正配置を行っていく目的というのは、やっぱり子どもたちのよりよい教育環境の整備が大事であるし、また教育の質の充実です。それを落とさないというか、それを目的とする、これが基本だと思っています。その上で、適正配置によって、区内の学校がより活力ある学校づくりを進めていくとか。また、子どものために、やっぱり子ども中心でわかる授業、楽しい教室、通いたいという学校、そういったものを目指していく。そして、また地域と連携して、本当に地域の活性化も図っていくということが、非常に、教育資源の再分配とか、有効活用ということで、そういった意味で適正配置の目的というのは、こういうところにあると思っているんです。
 小規模校ですと、本当にさっき言った人間関係が固定しちゃうとか、さまざまな問題もある一方、とはいっても小規模、大規模で同じ学校行事をこなさなくちゃいけない。しかしながら、教職員の数も少ない。校務文書は同じであると、そういったこともありますし、でも、そういったデメリットを何とか克服して少子化はこのまま減少していく。そういう現実はあるんですけども、何よりもそういったことを踏まえながら、目的としては子どもの教育環境の整備、それから質の向上、これは本当に第一義に掲げていただきたい。もう当然掲げていらっしゃると思うんですけど、それをしっかりと理念、明示してもらいたいと思います。
 そこで、今年の2月に江戸川区立小・中学校の統合に関する基本指針いただいていまして、ここにもずっとそうしたことが二、三行書いてあるんですけども、この新たな学校適正配置のすばらしい資料もいただいて、ここにグループで進めていくとなってきましたし、私はこれから学校的配置実施方針というものが、これはやっぱりつくられていくんじゃないかなと思うんですけども、その点についていつごろ、そういったものをまとめていかれようとしているのか。もし、お考えがあれば、現時点で結構ですので教えてください。
◎多田正見 区長 まだ、それをいつからということを、なかなかこれは申し上げにくいんですけど、今、お話の趣旨はよく理解できます。しかし、結局、子どもの数に対して、持っている資源が大き過ぎると、教育資源が大き過ぎる。これをどういうふうに有効活用したらいいかということも、大変な重要な側面ですので、その中におっしゃったような趣旨が、きちっと盛り込まれていく。そういうことが一番いいんだろうと思いますので、そういう時期がきたら、またご相談をすると、こういうことになります。
◆関根麻美子 副委員長 また、ぜひ、これからの大きな課題であると思いますので、またそういった理念も踏まえて、また、今の江戸川区の現状。本当に踏まえて、そういったすばらしい計画を立てていただきたいと思います。
 最後に、適正配置を進めていくに当たって、区として、課題として捉えていること。ここにも若干、書いてありますけども、ちょっと確認の意味で、どういうことを大きな課題として思って取り組もうとされているか。それだけ最後に聞かせてください。
◎多田正見 区長 課題といえば、いろいろあると思うんですけど、これをどういうふうに皆さんのご理解のもとで、スムーズに、しかも合理的に説得力のあるものにしていくか。これがつまり課題であると、こういうことだと思います。
◆関根麻美子 副委員長 もう本当に地域の合意形成が、一番大変な配慮していく課題じゃないかなと思っておりますので、今、清新地区、平井地区も丁寧に進められていますけども、今後、またそちらに上がってきた学校、地域につきましては、また丁寧に合意形成を図っていただけるように、あとは子どもの安全、通学の区域とか、そういったものは、またついてくると思うんですけど、ぜひ、そういった点、よろしくお願いしたいと思います。
◆桝秀行 委員 人口の話が出ましたので、ここでちょっとお尋ねをしたいんですけど、細かい質問になってしまうんですが、こういう事業を進め、適正配置という事業を進めていく上では、大変、大切なことだと、私は思っております。いただいた資料によると、やっぱり一番最初に基本的に考えていることが児童数や生徒数のこれからの推移ということが基本になって考えられていると思うんですが、今回9ブロックに分けられて人口推計をもとに、さまざまな将来の見通しというものを、地域ごとにビジョンを描かれていると思うんですが、これは9ブロックといっても、やっぱり例えば、私の地元の地域を見ても、南から東まで結構な広さになると思うんです。小学校だけをとって見ても、全部で五つあるという地域なんですが、これは例えば、学校ごとの人口推計とかというのは出されているんでしょうか。それとも、この地域、東ブロックとして、この地域だけで計算をされていることなんでしょうか。この計算の根拠を聞かせてください。
◎住田雅一 学務課長 今回、お出しした適正配置の資料につきましては、これは長期計画の人口推計を使いまして、この長期計画の人口推計が6事務所ごとに5歳年齢別で出ているものですから、それをもとにして、9ブロックには分けましたけれども、葛西は全体に同じ増減率、それから中央地区も同じ増減率ですけれども、そこをもとにして、今後20年間の人口推計の増減率を使って、小・中学生のこれからの数を出したということであります。
 学校ごとになりますと、これは一般的には現在の学校の通学区域内で住民登録をされているゼロから5歳までの人口を使いまして、それで推計を出すということをやっておりますので、出そうと思えば6年後ぐらいまでの推計は、学校ごとに出せるんですけれども、ただ、今回は20年のスパンで考えていくということなものですから、9ブロックに分けて小・中学生の数をお出ししたということであります。
◆桝秀行 委員 葛西の東ブロックという地域も、特に南のほうにいくと、やっぱり公社関係ですとか、集合住宅がすごい多い反面、これの一番東側のほうに来ると、やっぱり戸建て住宅が多いとか、そういう住環境もかなり違う地域だと思うので、やっぱりその一つずつ、これからさらに細分化をして、計画を立てていかれると思うんですが、その際は、ぜひ、どこの学校をこうするという話になる前に、一つずつの学校でどういうふうになっていくという、その正確な根拠を示していただいて考えていただきたいなということを要望しておきます。
◆早川和江 委員 ちょっと先ほどのことに戻らせていただきますけども、ちょっと確認なんですけども、台風18号、19号のときの学校の対応は、今度は一斉に統一見解をするということを聞いたんですけども、先般ありましたスポット豪雨とか、やっぱりゲリラ豪雨みたいなとき、あれが夜だったからいいんですけど、朝の6時ごろからスポット豪雨があって、中央地区、鹿骨地区だけがすごい降って、葛西のほうは晴れていましたよね、あのとき。それが朝6時ごろからあって、もうすごい何か子どもたちが通えないぐらいの下水が詰まってというか、そういうような状況になったときの統一見解は、どのようにするんでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 もちろん、そういうこともあるものですから、やはり非常災害については、学校長判断なんですが、今回は台風のように江戸川区全体にかかわるようなものについては、ばらつきがあっちゃいけないだろうということですので、それはもう状況次第できちっとやっていきたいというふうに思っております。
◆早川和江 委員 ということは、台風のときは統一見解で、そういうときは統一見解でないということで、よろしいですね。
◎白井正三郎 教育長 台風というのは、実は事前に、今はもうわかるんです。この間、18号のときに少しうちのほうの判断がおくれたんじゃないかというけど、あれは金曜日に出していたんですよね。当日、朝7時ですよと言って、出していたんですけれども、今お話しいただいたようなゲリラ豪雨については、これは事前にわからないんです。だから、それは学校長判断にならざるを得ないだろうということだと思っております。
◆早川和江 委員 大変、悩ましいところなので、この辺しっかり聞いておかないと、そういうときに統一見解なのかどうなのかということが、大変、お子さん持っているお母さん心配だと思いますので、ちょっとお聞きしました。その辺、しっかり周知して、こういうときにはこういう判断なんだということを皆さんに知ってもらうことが大事かなと思っていますんで、よろしくお願いします。要望します。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
 次に、第2目事務局費。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 第3目教育指導費。
◆佐々木勇一 委員 おはようございます。ここでは、学力向上、いじめ、不登校と大きく3点、広くお尋ねしてまいります。
 委員長、恐縮ですが、目またぐこともございますが、よろしいでしょうか。
○八武崎一郎 委員長 できれば目でおさめてもらうように努力お願いします。
◆佐々木勇一 委員 努力いたします。お尋ねしてまいります。
 はじめに学力についてですが、5点お尋ねいたします。
 当然の前提として、生きる力の源は知徳体であると、バランスよくしていくということが大事だと思います。さきのニュースでも国立大生が過激派組織の戦闘員になるために渡航するという計画が発覚して、学力あるはずの、そういう若者が人を殺す戦闘員になってしまうということについては、本当に衝撃を受けておりますし、やはりバランスよくということは大事なのかなというふうに思います。その上に立って、本区の学力向上についてお尋ねしてまいります。
 1点目に全国学力学習状況調査。いわゆる学力テストは、学力向上のためでありますけれども、平成25年度と平成26年度では、その結果公表に大きな変更がなされております。そこで教育委員会では、さまざまな角度から活発かつ慎重に審議が重ねられたようですけれども、どのような議論によって、今回の結論に至ったのか、お聞かせください。
 また、公表を教員の資質向上にどのように生かしていかれるのかを、お聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 平成26年度、今年度の全国学力調査から、公表の仕方が若干変わったということについてです。具体的には教育委員会が個別の学校の状況を、公表するかどうかということが、いわゆるできる規定になりました。教育委員会では、公表することで学力向上のために公表がどういうふうに使えばいいのかということで、その1点で審議を、教育委員会のほうで重ねていただきました。受け取り方でさまざまなものはあります。結果として、教育委員会は江戸川区の全体の状況を公表する。各学校は自校の結果について、その改善策も含めて、それぞれの学校が責任を持って公表をするということになりました。今言ったように、公表することがどのように学力向上につながるのかということで、やらされている意識ですとか、いわゆる序列化とか、さまざまなことが言われていますが、今回はそのようなことで、こういう区教委と学校の役割分担をしたという経緯がございます。
 この学力調査の公表を、教員の資質向上にどうつなげるのかということですけれども、教員は常に学力向上に取り組んでいるわけで、授業改善も含めて。ですので、やっぱり自校の、自分が教えた子どもたちの状況をきちっと受けとめて、授業改善を図るということに尽きるというふうに思っております。
◆佐々木勇一 委員 私も教育委員会の議事録を拝読させていただきましたけども、本当に教育委員会の皆さんが、学校現場、子どもたちのことを本当に配慮されながら、苦しみながら決定されたなと、本当にさまざまな議論がありました。そういった意味で、事務局はこの結論をしっかりと受けとめていただいて、学校、保護者、地域住民が本来の目的を十分理解した上で、公表されるように努めていただければと思います。
 2点目に、学力テストのお茶の水大学の分析では、不利な環境にありながらも、好成績を上げている学校にも幾つかの共通性が見られたというふうに出ております。そこで、このような分析を各学校にどのように生かしていかれるのかをお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 国の全体的な分析につきましては、各学校のほうで、もう十分受けとめてやっておりますけれども、児童生徒の質問紙調査を見ても、学校はカリキュラムが、もう随分練れていますので、学校以外の学習時間のところで、全国とやっぱり差があります、江戸川区は。
 それから、スマートフォン等の持っている比率、これが大きく影響しているというふうに分析していますので、学校の授業改善とか、補習はもちろんですけれども、それ以外のところでどのように学習の機会を確保していくかということで取り組んでいきたいというふうに考えて、今いるところです。
◆佐々木勇一 委員 よろしくお願いします。
 もう一方で、大阪大学の大学院の清水教授が、まだ同じように分析しておりますが、学力の高い地域には、人との豊かなつながりがいがあるというふうに分析をしております。まさに、これこそ本区のすくすくスクールじゃないかなというふうに思います。そういった意味で、この可能性を秘めたすくすくで、やっぱり学力向上の取り組みというのが、やっぱり行われるべきじゃないかなというふうに思います。
 そこで、学習ボランティアがそろわないということも、不安に思われることもあるかもしれませんが、すくすくは異年齢の子どもたちがいて、子ども同士で教え合える、そういった環境があるというふうに思います。また、共育プラザに来ている中高生や卒業生に手伝ってもらったり、地元の卒業生に手伝ってもらうというのも、一つの案じゃないかなというふうに思います。週1でも、月1でも、準備が整ったすくすくから始めていけばいいんじゃないかなと思いますが、教え合い、学び合い、支え合いが広がれば、人との豊かなつながりがさらに深まると考えますが、この点、いかがでしょうか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 今、委員さんがおっしゃったとおり、既にすくすくスクールでは、この豊かな人間性をつくるということで、地域の方々が非常に多く参加をしていただいております。ボランティアとしては、もう年間でも1万7,000人を超える方々がかかわっていただいている。そのかかわり方もいろいろな形がございます。文化的なこと、それからスポーツ的なこと。今、お話ございました学力ということでいえば、中には英会話をやっていただいている方もあります。また、算数ですとか、理科の実験ですとか、いろいろな形でかかわっていただいております。学校の学習という教科とはまた別に、社会的なそういったものも含めまして、さまざまな活動でかかわっていただいております。
 それから、今、お話もございました学校応援団の中でも、学生ボランティアを募集して、今も学校の授業以外にもすくすくでもかかわっている方がいらっしゃいます。これもさらに進めていきたい。本当に大勢の方がかかわっていただきながら、子どもたちの豊かな人間性を育むという、このすくすくの理念にのっとって、学力についてもかかわっていきたいというふうに考えております。
◆佐々木勇一 委員 ぜひ前向きに取り組みいただいて。
 それで、この今の話は、教室ではやっぱり教員は1人ですよね。でも、わからない生徒が複数出たときには、教員は1人のところにかかり切りになってしまう。でも、そこに生徒でお互い教え合うような環境があれば、全員で底上げしていくということができるんじゃないか。それはやっぱりすくすくでも同じような形で、わからないところ同士を教え合う、支え合う、学び合う。そういったことができると思いますので、ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。
 さて、この夏休みに不登校対策である学習サポート教室では、不登校でない生徒向けに、児童、子ども向けに、宿題教室が開催されております。その経過と成果について。また、今後の展開についてお聞かせください。
 また、その間、不登校で通っているお子さんたちの配慮についても、合わせてお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 先ほどあらゆる機会を捉えて、なるべく学習機会を確保するということを、まず前提にして、今年度、各学校には夏休みとか、冬休みとか、それから放課後も含めて、1単位時間でなかなか理解が進まない子どもには、やっぱり時間をかけなきゃだめだろうということで、補習を積極的にやってほしいということで、学校に言っています。今年度、全校、小・中全校で何らかの形で補習をしているんですが、教育委員会としても、何かそれを補う、補完できることがないかということで、夏休み学校サポート教室は営業しておりますので、その機会を捉えて、小・中学校別に宿題教室というか、自分の課題をやるということで、今年度実施してみました。250名程度の応募があって、非常に落ちついた環境の中で、いい時間だったということで、これは指導者、それから参加児童生徒からもそういう感想をもらっておりますので、今後どういう形になるかわかりませんが、継続して機会を確保していきたいというふうに思っております。
 あと、夏休み、通常不登校の生徒が学校サポート教室に通っていますが、夏休みも来られる子はおいでということでやっているものですから、今回午前中はそういう学校サポート教室に、通常通っているお子さんの対応、学習指導等の時間として確保しました。午後の時間、小学校、中学校それぞれ90分ずつ、これは6教室、全部でありますので、前期後期3教室ずつ実施したというところでございます。
◆佐々木勇一 委員 この前向きな本当取り組みでして、学習支援を要望してきた我が会派としても、本当に注目しております。ぜひ、また広げていただいて、前向きなお話もいただきましたので、展開を期待しております。
 また、教育研究所の方々、学習サポート教室で働いていらっしゃる方々も含めて、退職校長も多いので、ぜひお取り組みをしていただければと思いますし、先ほどのすくすくでも学力向上と合わせて、さまざまな角度から学力向上の手だてを打っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 5点目に、文部科学省については、小・中連携一貫教育の推進について、全国学力テストの平均正答率の上昇が認められたとしております。そこで、小・中一貫教育について、区としてどのようにお考えなのかをお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 これまでも江戸川区教育委員会では、近隣の小・中学校を研究校にして、連携教育のあり方について研究を進めているところです。
 成果としては、やはり、まず小学校と中学校の教員の児童生徒理解が深まるということはあります。
 それから、子どもたちが異年齢でかかわるということですが、実際、今、江戸川区で取り組んでいるのは、学校自体が近隣にあっても別な校舎ですから、部活動で交流をするとか、中学生が小学生にちょっと教えるとか、そういったところの成果になっています。何しろ、一貫教育はさまざまなやり方があったり、狙いがあると思います。学力向上に直結するかどうかも含めて、子どもの学びを、やっぱり大人がしっかり見届けるということについては、非常に効果があるというふうに思いますので、そういう成果を広く、今、区内の学校には研究成果を周知しているところですけれども、一貫校をどうこうというところについては、まだ研究段階であるというふうに思っております。
◆佐々木勇一 委員 いずれにいたしましても、区の教育の形を大きく変える考え方でありますので、ぜひ研究を進めていただければなというふうに思います。
 次に、いじめについて、お尋ねしてまいります。
○八武崎一郎 委員長 ちょっといじめは、はい。そろそろまとめてください。
◆佐々木勇一 委員 話させていただきます。次に、いじめについて、お尋ねしてまいります。
 平成25年6月にいじめ防止対策基本法が公布され、本区でもいじめ対策委員会の設置及び学校いじめ防止基本方針の策定と公表がされておりますが、教育委員会として、どのように受けとめ、本区で展開されているのかをお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 いじめ防止対策推進法が、施行されましたが、もともといじめ自体は、絶対いじめられている子を守るということで、江戸川区は平成18年度にいじめ防止対策プログラムを策定して、各学校に周知して、各学校はそれをもとに、どうやって子どもたちの人間関係を見とるかとか、いじめられた子どもが相談しやすい体制をどうやってつくるかとか、そういったことに取り組んできておりますので、今回、法律に合わせて、対策委員会ですとか、基本方針を各学校が打ち出しましたけれども、これはもう、あくまでも継続として、これまでやってきたことを、いじめられている子どもを絶対に守るということと、日ごろから、やっぱり子どもたちをよく見とるということを徹底しているといったところでございます。
◆佐々木勇一 委員 いただいた資料100を見ますと、平成24年度から認知件数が各段に増えて、平成25年度も増加傾向ですと。特に中学校1年も、本当突出しております。この点について、どのように分析をされているのか。また、学校現場ではいじめ防止のための実践プログラム、先ほどお話しいただきましたけども、具体的にどのように活用して、いじめ根絶に向けた取り組みをされているのかをお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 認知件数が増えたというのは、やっぱり社会的に大きな事件がありますと、やっぱり注目度も高まるということがありますけれども、これは認知件数が増えたということで、教員の感度が高まっているというふうには捉えております。いじめ防止プログラム、先ほどもお話しましたけれども、子どもたちの人間関係をどういうふうに見とるかとか、そういったことを資料として提供しているプログラムですので、学校がそれを計画的にやっていくということです。
 また、小学校から中学校に上がると、数が増えるというのは、やっぱりこれまでと違った環境になると、幾つかの小学校から上がって、中学生になるといったことで、人間関係もまた子どもたちが再構築する中で、やっぱりもめごととか、トラブルがあるので、そういったことを注意深く見ているということに、というふうに認識しております。
◆佐々木勇一 委員 私自身は、教育委員会が本当に現場の声をしっかりと受けとめて、指導ということも大事ですけど、やっぱり支援をしていくという姿勢が大事じゃないかなというふうに思います。中1ギャップを埋める対策、やっぱり今後も必要ですし、不登校の原因にもなりますので、ぜひ、さらなる対応を要望させていただきます。
 さて、資料101では、ネットいじめの件数が激減をしておりますが、その分析について。また、最近子どもが使っておりますLINEの利用率が高くなっておりますが、相談窓口でもLINEの公式アカウントを開設してはと考えますが、いかがでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 この東京都教育委員会が実施している監視パトロールですけれども、これはホームページとか、限られたものしかできないものですから、そういったところから、子どもたちのネットいじめというんですか。それについては違ったツールに移行しているのかなというふうに思っています。
 ただ、このLINEについては、LINEのいじめというのも、今言われていますが、これは監視パトロールでは、ちょっと把握できないということでございます。
 ご提案いただいたものにつきましては、幅広く子どもたちが相談しやすい環境というのはあるべきだろうなというふうには思っておりますし、相談したくても言えないという子が、やっぱり多くて。それをどう大人が見とるかということが、大事だとも思っています。具体的な方策については、さまざま研究をして、よりよいものにしていきたいというふうに思っております。
◆佐々木勇一 委員 最後に、質問をさせていただきます。
 先ほどお話しいただきましたLINEの前に携帯です。現在の携帯端末で学生が契約する場合は、通常お話のほうの通話の課金が高くなっているんです。そういう点でいうと、子どもたちが持っている携帯端末から電話での相談はなかなかしづらいというところで、無料通信アプリであるLINEを公式アカウントとっていただいて、無料で通話となれば、子どもたちの敷居も低くなるんじゃないかなというご提案でございます。
 さて、いじめ防止対策推進法の衆議院の附帯決議には、体罰の禁止の徹底に向け、必要な対策を講ずることとあります。そこで平成25年度の現状と体罰防止対策についてお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 体罰につきましては、これまでを一掃するということで、研修会を実施したり、毎回の校長会でさまざまな切り口の中で、体罰は絶対いけないと、暴力はいけないんだということでやってきておりますが、残念ながら、平成25年度も小学校14校、中学校7校で体罰事案が発生しております。
 指導室としましては、絶対見逃さないということで、これはもう取り組んでいきますので、これはもう継続していきたいというふうに思っております。
◆佐々木勇一 委員 いじめも体罰も根本は暴力の命だということだと思います。表層的な子どもの問題でありながら、しかし、深層ではやっぱり大人の問題じゃないかなというふうに思いますので、私も大人の一人として、やはりそういったことには、断固ノーというふうに言っていきたいと思いますし、本区の子どもたちをいじめでは絶対殺さないんだという思いで、教育委員会も向上的な取り組みをお願いしたいと思います。
◆斉藤正隆 委員 よろしくお願いします。ここでは学力テストと道徳について、お伺いします。
 今年の4月22日に第8回目の全国学力テストございましたが、その結果はどうだったのでしょうか。そして、その結果を見ての感想。それと2定の一般質問で、私は学校別の学力テストの結果の公表を教育委員会がホームページに、学校別全てやるべきだというふうに、公開するように求めましたが、答弁では学校に任せるということだったと思います。
 そこで、私は先ほどできる規定だとおっしゃったんですけど、私は、文科省はやりなさいという解釈をすべきじゃないのかなと、私は思っていましたんで、とりあえず学力テストの結果の公表を、ホームページでした学校は何校あったでしょうか。3問です。
◎松井慎一 指導室長 学力調査の結果を受けた、受けとめ方ということから、まずお話をさせていただきます。
 学力調査の結果については、過去3年ぐらいのところでどうだったかなというふうに見ているわけですけれども、全国平均に近づいてきているということは事実でございます。今回は小学校の国語のAという科目があるんですけども、それについては全国平均を超えたということです。あとは、学校数でいうと、要するに全国平均より上の学校数、東京都の平均より上の学校数。平均正答率という一つの基準から見たときに、その数もこの3年間で小・中学校ともに上がってきております。ですので、相対的な順位ということよりは、各学校が着実にやってきているというふうには受けとめております。
 それから、公表のことにつきましては、先ほどどういう観点で教育委員会で話し合ってこういう形になったかということは、ご説明させていただきました。文部科学省の実施要項がかわったところで、その趣旨の取り方ですけれども、私ができる規定と申したのは、教育委員会が各学校の個別の学校の状況について公表することができる。ただし、それについては各学校とよく協議して了解を得るという条件があるものですから、ですので、教育委員会が一律で並ぶのは、余り穏やかなやり方ではないかなということも、教育委員会の議論の中にはありました。
 もう一つ、高校生ならいざ知らず、小学生、中学生ぐらいの子どもたちに、余り学力のことで順位だとかということはどうなんだろうという意見も、教育委員会の中ではありました。今まで、私もたくさんのご意見をいただいていく中で、趣旨としては、やっぱり学校長のリーダーシップとか、校長のやる気とか、そういったところが求められているんだろうなというふうには、私自身つかんでおりますので、教育委員会としましては、各学校の状況を見て、指導主事を派遣して、学力調査の結果に特化した指導も、今年度し始めるところではございます。すみません、漏れがあったらお願いいたします。
◆斉藤正隆 委員 すみません。ホームページで公表した学校数。
◎松井慎一 指導室長 今回、全校が公表しますが、これもまだ分析の途中ですので、我々10月の末までに何かしらの形で、公表するということでいっていますので、今現在、何校かというのは、まだちょっと調査中です。
◆斉藤正隆 委員 そうしますと、とりあえず端的にいいますと、東京都平均から、大体3ポイントも下にあるということは、これ自体は、私はかなり問題だというか。多分、2定のとき、私が言ったように、例えばABCDでいえば、Dグループに入っちゃっているはずなんです。それは、この最下位グループ、8回やって8回ともそのグループにいるということはやっぱり何か問題があるんじゃないのかな。そこのところをどうやって分析しているのか。そこを教えてください。
◎松井慎一 指導室長 子どもの学力調査の点数ですけれども、これは平均正答率の捉え方はさまざまあると思います。山なりになっていたところのここが平均ですというのと、二極化になっているところとか。ですので、各学校ごとにそれは分析をします。学校ができることは授業改善と、それから授業の確保です。先ほど言った補習のようなもの。ただ、学校に来るときに、気力・体力です。学びの状況がきちっと準備してきていられるかどうかということもあるので、やっぱり家庭にちゃんとこれはお願いしたいということも含めて、家庭がやること、学校がやるべきこと、子どもが頑張ること。そういったことを整理して、それぞれが一つでも進歩するように取り組んでいきたいというふうに思っております。
◆斉藤正隆 委員 改善策をおっしゃっているのはわかるんだけど、現在の現況がなんでそうなっているかというところの分析が、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですけど、どうでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 学力テストの結果の分析ということでいえば、やっぱり平均正答率に届かないお子さんの層が多いというふうに捉えております。
◆斉藤正隆 委員 結局、原因はそれだけですか。届かないというのは、地域的な問題をおっしゃっているのかどうか。
◎松井慎一 指導室長 先ほど言ったように、やっぱり学校は、やっぱりよりよい授業をしなくてはいけません。どんなにいい授業をやっても、やっぱり100点取れる子と10点の子というふうにいますので、それについては、やっぱり補習とか、何かしらの形でできる限りフォローしていくしかないというふうには思っています。学校以外の過ごし方で、差が出ているということもありますので、それについて、学校や教育委員会がどこまでフォローできるか。それから、保護者がどこまで家庭学習の面倒を見るかとか、早寝早起き朝ご飯じゃないですけど、生活習慣を、生活リズムをしっかりどれだけ整えるかと、そういったことを一つずつ、それぞれができることをやっていくということを考えております。
◆斉藤正隆 委員 そうすると、何か学校以外で問題があるというか、そちらにちょっと課題があるということですか。
 それで、例えば、もう一つ、沖縄県、小学校毎年最下位だったんですけど、ここで秋田県との一応、交流とか、教師の研修をやった結果、大幅に改善しました、成績が。この辺のことはどうお考えでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 沖縄県が順位を上げたということはわかりますけれども、江戸川区は江戸川区の中で教員研修をしっかりやることとか、子どもの学びの時間をどれだけ確保できるかとか、そういったことをやっぱりやっていくということになると思います。秋田県の先生を呼んで、授業、教員が研修するというのは、沖縄に限らず幾つかやっているようですが、そういったエッセンスみたいなものは、直接の交流はなくても、指導、こちらの研修会の中で伝えたりとか、そういうこともしていますので、そういった情報提供もしながら、やっぱり教員の、やっぱり学校の先生の指導力。それから、どこまで面倒を見るかということは大きいと思いますので、学校としては、それを自分たちができることとして、それをしっかりやっていくというふうに思っていますし、教育委員会としてもそれをしっかり支援していきたいというふうに思っております。
◆斉藤正隆 委員 最後のところじゃないかなと、私も思うんですけど、この学力テスト、問題は毎年違いますし、難易度も違います。受ける生徒たちも毎年違っているんです。それと同じなのは学校だけなんです。私に言わせれば、何回やっても同じような順位なのは、学校の指導力にやはり問題があるんじゃないかなと考えるんですけど、とりあえず、これ以上問答してもしようがないんで、とりあえず学校としては児童生徒の長所を見つけてあげて伸ばしてあげる。また、一生懸命努力した成績が上がった子を褒めてあげる。みんなが切磋琢磨するという、そういう環境が必要だと私は思っています。ですから、口先だけでない、真摯な学力向上への取り組みを要望して、これについては終わります。
 それから、もう一点、道徳についてお伺いします。
 昨今、親による虐待とか、殺伐とした事件が多発しています。私は、これは戦後教育のミスリードじゃないのかなと考えています。今年度から、新しく使われている文部科学省発行の私たちの道徳という冊子があります。これは、中身は野球選手の松井秀喜氏や、ノーベル賞の山中伸弥教授などの人物に関する読み物とか、あるいは名言・格言、あるいはいじめの未然防止策、あるいは日本の伝統、あるいは文化を掲載していると聞いています。
 この冊子が、ある団体の調査によると、余り使われていないという話があるんですけど、この辺のところは、江戸川区ではどうでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 これは、一人1冊、小学校1年生から中学校までいっていますので、その活用の仕方も含めて、各学校に配布しておりますので、使われていないということは考えておりませんが、もし、そういう情報があれば、個別に指導したいというふうに思っております。
◆斉藤正隆 委員 これは、某団体ですのではっきり言えませんけども、全国3,000世帯にファクスでアンケートをしたところ、35%の学校で使われていない。8割の生徒が、文部省の通知か何かで、ご家庭へ持って帰るようになっていますよね。その通知が何回出ているか、ちょっと教えてください。
◎松井慎一 指導室長 これは配布するたびに一応出ていますので、最新では今年度の4月8日にこの資料の使い方ということで、学校の道徳の時間の資料だけではなくて、日ごろから自分の時間で折に触れてみてくださいねということもあるものですから、持ち帰って、自分の時間で、自分のタイミングでふり返るということをしていますので、通知としては4月8日には今年度出しております。
◆斉藤正隆 委員 たしか3回出ているんです。4月、それから5月、それから最後は7月8日。要するに、これは学校には渡したんですけど、利用されていないので、きっちり活用するようにということで通知を出したと伺っています。
 ですから、江戸川区においても、どういうようにちゃんと、道徳の時間に使っている。あるいはご家庭に持って帰って、ご両親にも見てもらって、家庭でもこういう話をしてもらいたいというのが趣旨だそうですから、ただ、もって来ないと、渡すと持ってこないからという理由で、渡していないという回答も、多々あったように聞いていますが、かならずこれはご家庭1回持っていってもらって、ご両親と話をする。そして、また授業のとき持ってくる。そういうような習慣づけを、学校でお願いして、私の要望としては、これからも、この私たちの道徳を活用した道徳教育。これを強く要望して終わります。
◆川口俊夫 委員 学力向上のことで、関連してお尋ねをしたいと思います。
 今のやりとりをいろいろ聞いていて、大変参考になったわけですが、私なりに思うところを、ちょっと述べさせていただきたいと思いますが、アプローチする要素としては、まず家庭では家庭の環境。まず一つ大きいと思います。
 それから、親の経済力。それから、先ほども話ありました、生活リズムをきちんとしているかどうか。しつけと絡んでくると思います。
 それから、地域社会にあって、やっぱりコミュニティの濃密さというのも、やっぱり意味があるだろうと思います。
 それから、通学路におけるさまざまな出会いだとかということもあります。学校に行くと、学校の施設も現代的にいえば、もう本当に冷暖房完備されて、快適な環境にある。しかも、機材は先端的なものを導入をして、それが生かされている。十分かどうかはちょっとクエスチョンですけれども、配備されている。
 もう一つは、重要な要素としては先生方の指導力、教育力。こういったことかなというふうに要素としては考えるんですが、私の認識が正しいか、間違っているか、足らないか、何かほかに要素があったら、ちょっと教えていただきたいと思います。学力向上を考えたときの要素です。
◎松井慎一 指導室長 今、学校と家庭と本人の意欲と、それから地域という、それぞれということというふうに、私も思っておりますし、子どもの意欲をそがないということも、大人として大事なことなんではないかなというふうには思っております。少し前には、バーンアウトという燃え尽き症候群という言葉がちょっとはやったというふうに思っています。今、過保護過干渉という課題もあるわけなんですけれども、子どもたちが余り意識していない中で、大人が先導をして、いわゆる詰め込みをやって、子どもが物心つくときに、ちょっとエネルギーが切れてしまうというようなこともあるものですから、ですので、やっぱりその子のよさをどうやって引き出すかということと。これだけは身につけなきゃならないということは、上手に徹底させるということが、学校の教員は専門職としているわけですから、それをしっかりやらなきゃいけないでしょうし、子どもの学びは学校だけではありませんので、やっぱり大人が、やっぱりそういった認識で子どもを対応するということは、とても大事なことだというふうには思っております。
◆川口俊夫 委員 先ほどの斉藤委員のやりとりも拝聴していて、なるほどなというふうには思うんですけれども、やっぱりさまざまなアプローチで、子どもたちのために最善の道を探していくというのは、いつの時代でも大事なことだろうというふうに思います。そんな中で、いま一つ授業の形態というのもあるんじゃないかと思うんです。かねてからよく話題になります少人数学級。それから、習熟度別のクラス編成、加配という問題も出てきますけれども、この少人数学級。それから習熟度別のクラス編成。こういったことに関する評価、考え方、ちょっとお聞かせいただけますか。
◎松井慎一 指導室長 少人数学級ということにつきましては、国の基準が35人だったり、40人だったりしています。そのはざかいのところで、二十何人になったりするところもありますけれども、いわゆる学力調査の結果で見たときに、学級規模と学年規模と、その結果については、やはり優劣が見られなかったんです。ですので、これは何とも言えません。
 東京都のほうは、習熟度別の教員加配後を進めています。平成13年ごろから、チーム・ティーチングを開始して、それから少人数指導。子どもたちを分けるという方向に転換していて、現在では小学校の算数、中学校の数学、英語、これが習熟度別では効果があるだろうというふうに言われて、今年度は小学校は、もう全校で、そういう配置になっています。中学校も再来年からは、もうそういう、ガイドラインを東京がつくったものですから、それに沿ったものではないと、なかなか認められているということもやっています。その教科の特性がいろいろありますけれども、習熟度、いわゆる子どもたちの状況に、学習の状況に応じて、グループ編成をしたものについては、個に応じた指導がより効果的にできているというふうに思っております。
◆川口俊夫 委員 私も結果が、いい結果につながっているんじゃないかなというふうに思います。今ほど指導室長がおっしゃったように、子どもたちは大人から声をかけられるとか、褒められるとか、喜びます。軽く肩に手を触れるだけでも喜びます。ましてや先生方は親と同じぐらいの時間、一緒に接しているわけですから、身近な存在として、先生から褒められたり、声をかけられたりすればするほど、子どもは伸びていくんじゃないかというふうに思います。
 地域社会の大人もそうです。我々ももう機会があるごとに、子どもたちに挨拶をするとか、声をかけるとか、そういった努力をしていきたいと思いますが、そんな中で、先生方に子どもたちが褒められるという場面を考えたときに、それはその子のレベル、それぞれ子どもたち学力のレベルありますけれども、それぞれのレベルをちょっとでも超えた、努力の結果が出た。それは、一律のクラスの中ではなかなか一遍にはやりにくいでしょうけれども、でき得る限り子どもと接する時間をとってもらって、そういう場面で君は先月より1学期より2学期が少しでも上がったねと、この教科上がったね。そういったことを一人ひとりに声をかけていく。努力というのはどうでしょうか。考え方として。
◎松井慎一 指導室長 まさしくやっぱり、子どもたちは十何人いても、二十何人いても、三十何人いても、学校の先生とは1対1ですので、学校の先生が一人ひとり細かく見て、やっぱり本心かどうかというのは、やっぱり子どもはわかりますので、やっぱり先生自身が、本当にその子の成長を一つずつ認めていって、こういう小まめに声をかけるということが、とても大事だというふうに思っております。
◆川口俊夫 委員 先生方、いろいろ事務的な作業とか、時間がなかなか取りにくいということは聞いております。一人ひとりと本当に向き合って接するというのは、なかなか大変なことだろうとは思いますけれども、最善の努力をしていただきたいと思います。
 それから、もう一点、先ほどの先生方の交流の話ですけれども、私も沖縄とは、多少ご縁があるものですから、下位に低迷していることには、もういつも心痛めてはいたんですけども、今回、先生方の交流で幾らか改善をしたということで、よかったなと思っています。沖縄にいくたびに、私は思いますが、角々、街の角々、辻々にみんなで勉強しようという呼びかけるようなポスターだとか、看板だとか、そんなのはどこにでも掲示してあります。だから、やっぱりそういう認識があるんだろうと思います。その認識と同時に、学ぶという、先生方が学ぶという意欲もあって、今回交流ができたと思うんですけれども、区教委として、その裁量権はあるんですか。交流の裁量権。
◎松井慎一 指導室長 他県と交流するということですか。それについては、裁量権があるかどうかというより、必要なものに応じて、やっぱり学校派遣、学校の教員を何名こっちに行かせてくださいとか、そういうことはありますけれども。
◆川口俊夫 委員 秋田県とか、福井県とか、特定にしないでも、努力をしている地域がある。努力をしている学校がある。そういったいいものに学ぶという姿勢は、先生方も、それから区教委もあっていいんじゃないかなと、実は私思っております。昔から、我々世代はよく言われていましたけど、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。やっぱり学ぶべきものは大いに学んだほうがいいと思うんですけれども、今後その方向での意欲はいかがでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 すみません。これまでも学校はさまざまな研究会というのがありまして、教科、国語、算数、数学とか、教科ですとか、そういったところで全国組織があります。そういったところで全国大会みたいなものがあります。それから、東京都の研究会なんていうのもありますので、そういったところには区の代表がいって研修をして、それをそれぞれ持ち帰って発表するというような形式もあります。
 ただ、今、沖縄県の話、秋田県の交流ありました。それをもうちょっとダイレクトなんじゃないかなというふうに、私も思っておりますので、その辺はフレキシブルに、いいと思うものについては、予算が絡むことではあるとは思いますが、また、それにかわるものはないのかどうかも含めて、子どもの学びのためには、いろいろ考えていきたいというふうに思っております。
◆川口俊夫 委員 斉藤委員も指摘されましたけども、旧態依然とした状況にしか感じられない部分もあります。もちろんご努力はそれなりに評価はしておりますけれども、やっぱり結果で勝負ですから、そういう意味では、もうさらなるご努力が必要かというふうに思います。
 それと、秋田県のケースですけれども、私が知っている範囲では、指導主事さんたちが頻繁に学校を訪ねていくという話を聞いたことがあります。ですから、相当に教育委員会と各学校が個別に情報交換をし合って、その学校に向く特性も多分あるでしょう。子どもたちの環境も違えば、学力の状況も違うと思いますが、それぞれにとにかく指導主事さんたちが、頻繁に学校に出向くという話を聞いておりました。今も、主事さんたち、それぞれ地域分けをして、区内の学校を訪問していらっしゃるというのは承知をしておりますけれども、そんな中でアポなしでどのぐらい学校を訪ねておられるか。
 それから、きちんとアポをとっていくときには、どういう内容で話をしているのか。その辺、お聞かせいただけますか。
◎松井慎一 指導室長 今、委員お話になっている地区別に指導主事6名おります。統括含めて6人おりますので、1人の指導主事が、大体二十五、六校担当しております。その担当校にはアポなし、アポあり含めて、年3回は確実にいくようにしています。
 あとは、学校からこういう教育課題で、この指導主事に来てくれと言われることがありますので、それについては、その要望どおりに行っております。
 あとは、近所の学校にいったときに、ちょっと歩いていけるような学校のときには、アポなしでぱっと寄るというようなことは奨励はしております。実際、何回いったかというのは、相当数行っていますので、今、正確な数値は持ち合わせてはおりませんが、何にしても指導主事というのは、やっぱり学校と教育委員会をつなぐ重要なパイプでもありますし、教員として力量のあるものですので、指導主事、積極的に学校へ行って、学力向上も含めて、しっかり学校を支えて、これからもしていきたいなというふうに思っております。
◆川口俊夫 委員 最後、要望ですけれども、人材というのは、日本にとってはもう本当に貴重な資源です。これを生かすしかない。江戸時代には寺子屋が全国に5万カ所もあったという話を聞いたことありますけれども、子どもたちをしっかり守り支えて、そして、学ばせていくことで、日本が今後とも持続可能な社会を継続できる。そんなふうに思うわけです。旧態依然としたと状況もありますけれども、さらなるご努力を教育委員会に、特にお願いをしたいと思います。
 区内は、その学力のレベルの偏在があるような気が、ちょっとしますけれども、いいところはもっと伸ばして、全体としての底上げをやっぱり図っていく必要があるように思いますので、ぜひご努力をお願いしたいと思います。
○八武崎一郎 委員長 委員各位にお願いがございます。
 質問の要点はまとめて、やりとりの回数はできるだけ少なくなるよう、ご努力のほどをお願いしたい。ご協力のほど、お願いします。
◆深江一之 委員 今、斉藤委員と川口委員と質問、それから答弁を聞いていて、ちょっと指導室長との間でのやりとりの中に疑問がありました。それを含めて、就任まだ1カ月たっていない教育長ですけれども、教育委員会に新たな血が入るということの中で、今の江戸川区の学力状況を踏まえて、どのようなお考えを持っていらっしゃるか。まず、お聞かせください。
◎白井正三郎 教育長 江戸川区というのは、私も江戸川区の学校をずっと出ました。昔から学力は低かった場所でした。でも、その中にいい子がとても多かった場所です。でも、学力がやはり低いよりは高いほうがいいだろうというのは、それは私も思います。今の中では、割とふた山できているのかなと思っています。真ん中があって、できる子はできるんです、昔から。勝手にやってできちゃうんです。もう一つできない子たちが、割といるのが今の現状かなと思っています。現状そんなところです。
 学力向上をするにはどうしたらいいかというと、一番はさっきから先生の指導力とか、いろいろいってましたけど、僕は三つあると思います。
 一つは、子どもたちの、まずは学習に対する意欲です。幾ら先生たちが教えようとしても、本人が勉強する目的もわからず、意欲もなければ勉強するわけないというふうに、僕は思います。ですから、勉強をできる喜びを、さっき感謝という言葉ありましたけど、いかに、今、グローバル社会ですから、例えば、アフリカなんかいったって、勉強する場ないんです。ですから、ないところもあります。だから、こういう場でいろいろな勉強ができる喜びを、まず子どもたちに、これは学校や保護者が教えてもらいたいと思っています。それが一つです。
 もう一つは、先生から今いろいろお話、指導室長がいっていましたけど、地域力を生かして学校応援団だとか、土曜授業だとか、里海プロジェクトとかやっていますんで、そういう学びの場は、これは必要だと思います。
 もう一つは、阻害する要因が実はある。それは実は家の中の話なんですが、テレビを見過ぎる。それから、さっきスマートフォンで、この間、スティーブ・ジョブズさんの話出ていましたけど、それは制限するはずなんです。1日3時間、うち帰ってテレビ見たり、スマートフォンやったりしますと、年間1,000時間です。それで年間1,000時間で、学校で国数英、何時間やるかというと、400時間です。国語は100時間です。1,000時間お笑いタレントの話を聞いていて、国語の授業は100時間ですから、どっちが影響力あるかというと。実はテレビのほうが、今はあるようになっちゃっていると、僕は思います。ですから、その阻害を学校でやるべきこと。また、家庭でやるべきことは、僕は三つ目がすごく今、大切だと思うんですけど、そういうことをやっていかないと、幾ら学校でいい教科書を使っている、いい指導力をやっている、先生方が研修に行っているといったって、学力向上はしないんじゃないかなと思っています。だから、一体それをどうさせるかというのは、すごく課題だと思いますが、僕は1カ月もたたない教育長がえらそうなことを言って申しわけないんですが、そこのところに非常に思いが、学力向上についてはあります、本当のところを言いますと。ですから、先生だけ責める、先生だけの資質の問題でもないし、それは能力高くいたほうがいいけど、今、そういう超便利社会にある中での子どもたちの学力向上というのは、ちょっとかつてと違うということを私は考えておりますので、それを指導主事は校長先生方とどう話していくかというふうに、今、思っております。深江委員の話はそんなふうに思います。
◆深江一之 委員 今、スマートフォンとか、いろいろな話ありましたけれども、パソコンもあります。でも、昔はそのころ、我々子どものときにはちょうどテレビが出てきた時代で、テレビばかり見てと怒られて、その時代、その時代の変遷があると思いますんで。
 ただ、もう一つ言えるのは、私ども、先ほど斉藤委員もおっしゃっていたけれども、やはり23区の中で、やはりもう下のほうにいるという事実は、今、教育長もお話されていました。その中で、やはり同じように下位にいる区、例えば葛飾区、それから今回、私がちょっと新聞で見たのは島根県あたりも、もう区を上げてとか、県を上げてやはりすごい何とかしなくちゃと、そういう思いがひしひしと感じる施策をとってくるわけです。
 今、江戸川区がやっていないとは言わない。だけど、上がらないんだから何か考えていかなきゃいけない。それを教育委員会だとか、そこで考えるんではなくて、もっと全区的に捉えて、みんなでやっていく。例えば保護者を巻き込むのもちろん、民度とかいろいろなことあります。それぞれの地域性もある。よくわかるけれども、やはり全体でそれを把握していかないと、先生に全部おっかぶせるわけにもいかない。そんな中で、何がいいんだ。すぐに答えが出ることじゃないです。1年、2年ですぐに上がるわけではない。だけど、努力をし続ける必要はあるわけで、でも上がらなかったら、何かまたやらなきゃいけない。それが私は必要だと思うんです。
 先ほど来、ちょっと話を聞いていると、やっていることは事実でしょう。でも、指導室長の話を聞くと、ちょっと前向きなところが、私は見えてこないので、それで例えば小・中一貫校でも、中・高一貫校でも、小・中一貫校は、この後、中里委員が触れますけれども、中・高一貫校は江戸川区にありません。
 それから、例えば、今、東京都だけで11校あるんですか。その中で、いろいろなケースもあります。それから、先ほど川口委員もおっしゃっていましたけれども、先生たちが子どもを褒めることもそうでしょう。子ども一人ずつ個性が違うんだから、叱咤激励して聞く子もいれば、叱咤激励されると萎縮しちゃう子もいる。そんな中で、その子どもたち一人ひとりに対して、対応できる先生がどれがいるのか。それも江戸川区の課題じゃないですか。そういうことを含めて、やはり本当に教育委員会が校長のOBの方がいらっしゃる教育研究所もあるじゃないですか。大勢の方いらっしゃいます。指導主事もたくさんいらっしゃいます。そんな中で、みんなで何とかしよう。全員で当たろう。そういう気概が見えてこないです、まだ。もっとそれを前面に出して、やはり何のためのPTAなのか。何のための学校応援団なのか。何のためのすくすくスクールなのか。私はすくすくスクールに学力向上を求めようとは思っていませんけれども、その中で、それらを踏まえて、しっかりともっと、もう一度、仕切り直しをしながら進めていく必要があると、私は思っています。ですから、斉藤委員の言っていた道徳も大変いいことだと思う。
 それから、川口委員の言っていたことも、やはりみんな考えていることは一緒です。何とかしてもらいたい。そのやはり前向きな姿勢を、私は望みたいと思います。以上で要望して終わります。
◆中里省三 委員 ここでは、佐々木委員のほうから、小・中一貫校について出ていましたので、関連して質問をさせていただきます。
 過日、文教委員会で大分県の豊後高田市の戴星学園という一貫校に視察に行きました。ここは山間の中にある田んぼに囲まれた。非常に閑静な一貫校だったんですが、人数も比較的少なくて、いかにも少人数学校という形の一貫校でした。ほかにも、私たちは品川区立の小・中一貫校である日野学園、ここにも視察に行って見てきましたけども、今の23区では小・中一貫校はどのくらいあるのか。わかりますか。
◎松井慎一 指導室長 23区の中では6区が、品川のように全体が一貫校をやっているというところもあれば、区の中でお隣の葛飾なんかは2校ですか。小・中連携をやっているところありますから、6区で実施しております。
◆中里省三 委員 この小・中一貫校の考え方といろいろあると思うんですが、賛成反対端的に言いますと賛成の中には、地域事情に応じて生徒が選択できる。学力向上を図るには極めて自然だと。こういう賛成派。また、9年間の途中で挫折した場合が心配だ。受験エリート校化が懸念される。こういう反対の意見もあるんですが、一般的に言われるメリット・デメリット、どのように考えているのか、教えてください。
◎松井慎一 指導室長 先ほどもお話しましたけど、これは絶対いいだろうなと思うのは、小・中学生ともに教員が見るわけですので、教員の子ども理解は進むというふうに思っています。
 それから、子ども自体が異年齢の子ども、幅広く一緒の場所で活動するわけですから、その子どもの同士のかかわり合いというのは豊かになるというふうに思っております。このことについて、文部科学省も調査をしておりまして、デメリットと言えるかどうかわかりませんが、新たなものですので、やはり教員の打ち合わせ時間が、相当とられるということですとか、施設を例えば体育館、今でも小学校でも、中学校でも何年何組体育館使うとか、パソコン室使うとか、調整するわけです。それが、どうなるのかということです。一貫教育につきましては、施設一体型とか、分離型とか、さまざまな形式があるものですから、一概には言えませんが、今そのようには捉えております。
◆中里省三 委員 わかりました。一般的には、今の現行だと小学校が6年生、中学の場合3年生と、こういうことで6・3制ですけども、この小・中一貫校ではいろいろな形があるんではないかと思うんですが、ほかにはどういう体制があるんですか。
◎松井慎一 指導室長 区切りの持たせ方として、4・3・2ですとか、5・4ですとか、さまざまな形があるようですけれども、現行の法律的なことでいうと、やっぱり小学校は6年生、中学校は3年生ですから、今、国が一貫教育のあり方を柔軟に見直すといっていますが、それがどの程度変わるのかということも見ていかなきゃいけないかなというふうに思っております。
◆中里省三 委員 わかりました。その場合、ちょっと基本的なところなんですが、4・3・2制度というふうに言われている場合、4・3が小学校なんですか、といっていいんですか。ちょっとわからないんで教えてください。
◎松井慎一 指導室長 小学校は6年間です。中学校は3年間です。今、例えば品川区が一番進んでいると思うんですけども、品川区は、例えば先ほどお話に出た日野学園というところがありますが、母体校は第2日野小学校と日野中学校という名前自体は残っているんです。ただ、品川区として総称として一貫教育やりますから、日野学園という学園という名前をつけています。これは三鷹市なんかもそういうやり方をしています。ですので、区切りとしては6・3ですが、同じ施設の中に子どもたちがいるものですから、その辺は柔軟に指導体制を工夫したり、今の法律の中でできることをしているということです。
◆中里省三 委員 わかりました。今言われたように、同じ敷地内にあったり、あるいは校舎が隣同士であったりという、いろいろな形があるというふうに聞いているんですが、例えば校長が1人、あるいは2人のところもあるというんですが、これらの決め方というのはどういうふうに決めるんですか。
◎松井慎一 指導室長 自治体の考え方を東京都に言って認可してもらうということになると思いますが、隣の葛飾区は隣り合う学校でやっていますが、葛飾の場合は校長2人です。副校長1人ずつ。品川区の場合は、施設一体型の一貫校につきましては、校長1人、副校長3人、そういう体制でやっているようです。
◆中里省三 委員 もう一度、聞きたいんですが、江戸川区でこの小・中一貫校をやるような考えはありますか。
◎松井慎一 指導室長 現段階ではやるとか、やらないとかという段階ではないというふうに思っております。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆瀬端勇 委員 ちょっと先ほどのお話に戻っちゃう感じなんですけど、学力向上のために、あるいは、学校教育の前進のために、私どもは学力テストやその結果公表をというよりも、そうではなくて、さっきちょっとお話出ましたけど、30人学級、当面35人学級などの少人数教育、少人数学級こそ必要ではないかというふうに考えていまして、先ほど指導室長のお話で、学力の優位性が見られなかったというんですか、そういうお話があったんですけども、ちょっと分析の内容をちょっと教えていただきたいということと。
 それから、学校教育全体についての少人数学級の評価はどういうふうにお考えなのかということを、伺いたいと。
 それから、もう一つは、現在、少子高齢化という少子化の状況の中で、少人数学級を、その実現を求めるチャンスというふうに考えるわけですけども、3年生以上の全学年の35人学級。今、一、二年生で35人学級実施されていると思いますけども、その35人学級を全学級に国、都に学年に求めるべきだと思いますけども、その点の考え方はどうかということと。
 三つ目に資料をいただいた312ページで、私ども、学力重視というならば、区独自加算の非常勤講師の全校配置など、近隣の江東区、あるいは足立区、葛飾区などで、葛飾は一部のようですけども、区としてできる努力を尽くすべきではないかというふうに考えるんですけども、その3点お願いします。
◎松井慎一 指導室長 まず、学力調査の優位性が見られないといったことですけれども、学力調査の平均正答率とその学校の一クラスの児童生徒数、それから何学級あるかということを、分析をしたところ、必ずしも、例えば単学級で、一クラス30人の学級が、平均正答率が高かったということにはならなかったということでございます。ですので、そういった意味で、学級の児童生徒数、それから学年の学級数、そういったことと平均正答率の優位性が見られない、この関係はちょっとわからなかったということです。
 それから、少人数学級におきましては、授業については、先ほどの習熟度別の少人数指導等がありました。必要に応じて、個別の学習形態をとるということは必要だと思っていますが、学校生活全般においては、やっぱりいろいろな子ども同士のかかわりが必要だという点からも、これについては、少ないほうがいいとか、多いほうがいいとかというよりは、今の与えられた状況の中でやっていくことというふうに捉えております。
 区独自の教員加配につきましては、これは直接、学力のための配置ではありませんが、基本的には小学校では学級担任、中学校では教科担任が授業をやります。ただ、落ちつかない学級状況にあるものとかにつきましては、学級指導補助員等の措置をしておりますので、今現在のところ、区独自の学力向上のための教員配置というのは、また考えていない状況でございます。
◆瀬端勇 委員 東京と全国で、少人数学級のあり方も、歴史もちょっと違っていると思いますけども、学力の優位性という点で、今の時点でわからないという結論ということなんですけども、やっぱりこれまでの、例えば国も東京都も、小学校一、二年生でこれまでの40人学級から35人学級に少人数学級に学級編制を是正したと。中学校でもそうですか。そういう中で、文科省も本来、前の政権のときの計画かもわからないけども、全学年の35人学級を実施すると、その後、2017年から2018年度には、さらに小1、小2については30人学級にする予定だったと言われているということなんです。それだけやっぱり文科省も低学年ほど少人数学級は望ましいという考え方から、そういう計画をされていたんじゃないかと思うんですけども、それが残念ながら、現政権のもとで、財政制度審議会ですか。財務省の諮問機関が、少人数学級の費用対効果が不明ということで、結局35人学級の方針を後退させてしまったという、本当に教育重視の政権なら、私はあり得ない後退ではないかと思うんですけども、学力向上を掲げながら、やはり国や都に対して、35人学級、30人学級の少人数学級の編成を求めていただくということや、あるいは区独自の努力でできる非常勤講師ですか、そういった先生方の配置をやはり強めるという考え方に立っていただきたいと思うんですけども、どうでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 教員の指導力の問題とか、指導体制のことは、さまざまあると思いますが、現在、区独自の教員配置については考えていないという状況でございます。
◆瀬端勇 委員 さっき文科省のことを言いましたけども、ちょっと古い調査かもしれないけど、平成22年6月に文科省が行った調査で、学級編制及び教員定数のあり方に関する国民意見募集という調査がありまして、この調査によると学級規模に対する保護者の声で、26人から30人の学級規模というのは、61%求めていると、30人以下の学級を合わせると、約83%です。教員の場合には、やはり30人以下の学級の要望が89%です。文科省の調査です。だから、保護者も教員も、やっぱり少人数学級の実施を求めているということは、もう明らかなことで、いろいろな調査の結果は、全国の結果を見ても、あるいは、恐らく江戸川区でもそういう希望は高いと思います。そういう学力の問題が課題だというんであれば、やっぱり教育というのは、私は人と人との最も高度な人間関係の、人間がつくり出した文化だと思うんです。人間でなければやっぱりできない教育。人間の手を借りて行うべき教育。この手を可能な限り、やっぱり増やしていく。そこにこそ学力向上の要が、私にもあるというふうに思っています。少人数学級の実施を国に求めないとか、区独自の努力、できる努力を、可能な努力をしないということは、ちょっと本当に納得がいかないという問題です。
◆早川和江 委員 学力向上に対して、皆さんの熱い思いを聞かせていただきました。学力向上は、私もしっかりと願っておりますけれども、ちょっと方向を変えまして、体力についてお聞かせ願いたいと思います。
 文部科学省が体育の日を前に、12日に公表した、50年で身長体格は向上傾向ですけども、男子の投げる力も目立って落ちたと、体力が落ちているということを、新聞に報道されておりますけども、江戸川区における体力の現況と学校での対応を聞かせてください。
◎松井慎一 指導室長 江戸川区の子どもたちの体力の状況です。先ほど学力のときにも言いましたけれども、年々、数値自体は上がっています。学力と違って体力は、毎年問題が違うというわけではありません。同じ種目を毎年やっていきます。確かにボール投げのように、実際、今の子どもたちが、子どものころからキャッチボールしたりとか、しないという状況がありますけれども、体力テストに向けてということではなくて、子どもたちが体を動かすことを活動量を増やすことということに主眼を置いて、体育の時間を中心に、どれだけ運動量を確保できるか。それから休み時間に遊ぶかということに、総体的に取り組んでいるところです。
 中学校の部活動というのは、運動部活動は大きな体力向上の一つの施策、やり方ですけれども、小学校から中学校にいったときに、競技性が高過ぎるということもあるものですから、ですので、そうじゃないトレーニング的な部活を増やしてもらうとか。さまざま学校の取り組みを支援しているといったところです。
◆早川和江 委員 伺っていると、何か体力上がっているのかなと思うようなことをおっしゃっているんだけど、体力下がっていますよね。
◎松井慎一 指導室長 体力、何をもって上がっているか、下がっているかということですけれども、新体力テストの結果については、総合判定というABCDという総合判定というのがあります、いろいろな種目をやって総合点で。それのAB、ABというのはいいんですけども、Aがよくて、Eが悪いんですけども、これ自体は上がっています。江戸川区の子どもたちの状況です。
◆早川和江 委員 監査で、学校は3分の2ほど見せていただいたんですけど、その中になかなか体力テストの状況がなかったので、出させて見ましたけども、ほとんど体力的にはよくないという状況を把握していたんですけど、どうなんでしょう。
◎松井慎一 指導室長 これも、どこと比べっこして上か下かということであれば、下のほうにはいるだろうなというふうに思っています。
 私が先ほどいったのは、要するに、江戸川区の子どもたち自身の得点です。これ自身は上がっているということです。細かい種目とか、学年でいえば上がったり下がったりしていますけれども、そういったところです。
◆早川和江 委員 長々話してもあれなんですけど、東京都の平均よりは、ずっと下だなというのが、大変懸念を持っているんですけど、2020年東京オリンピックもあともう6年で開催されますし、やはり各学校でいろいろな工夫していると思うんです。だから、もっともっと工夫してもらって、知育徳育体育という、これ3原則って言います。ですから、健康とか、体力というのは、知育を育てるというかな。やっぱり学力向上も、この健康な体力があってこそ、はじめて学力も上がっていくんだ。集中力も上がるんだということを、私たち小さいからずっと言われてきたし、自分もそうだなと思いますので、やっぱりその辺をしっかり見きわめて、ご努力いただきたいなと要望します。
 もう一点だけ、ちょっと落ちつかない子どもを、ちょっと落ちつくようにするというか、エンカレッジルームを、何か各学校に要望しているようですけど、エンカレッジルームについて、お聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 特別支援教育の推進の一環として、現在、教育相談室というのは、小学校、中学校、各学校あります。スクールカウンセラーがそこを使うわけですけれども、そこの部屋を発達障害と言われるお子さんたちの中で、授業中ちょっと落ちつかなかったり、興奮してしまったりしたお子さんを、少しなだめるといいますか。落ちつかせるという意味で、特定の場所を指定して、そこをエンカレッジルームとして活用させるということです。各学校、さまざまな状況がありますけれども、子どもたちが落ちついて過ごせる場所、それから相談にふさわしい飾りつけなんかをしながら、平成28年度までに小・中全校で設置するということで、今、指示をしているところです。
◆早川和江 委員 平成28年度までにというと、もうあと1年少ししかないんですけど、空き教室があるところはいいと思うんですけど、なかなか空き教室もないところで、教材室なんかも、今どかして、何とかしようと思って、努力は学校のほうもしていると思うんですけども、パーティションとか、床にふかふかのちょっと物を敷いてぐらいに、いろいろ考えてやってはいるけれども、聴覚障害の子とか、いろいろな子がいて、今、廊下を歩いたり、もういろいろなことで大変な思いをしていると思うんです。ですから、これはしっかりと学校とよく話し合って、また、それから学力も、こういう子どもたちがしっかりと落ちついてやることによって、学力の底辺が上がっていくということは、学力上がっていくので、しっかりとしなきゃいけないんですけど、予算も足らないし、何かあれなんですけど、どうでしょう。これからの課題だと思うんですけど。
◎松井慎一 指導室長 これが、さまざまな状況があることを承知の上で、あえて3年間の猶予を設けました。各学校の予算はありますけれども、状況によっては、それだけでは足りないというところもあるかもしれませんし、今、委員おっしゃったように、もうあき教室自体がないというところもあるということで、そういったときには、必ず相談をいただいて、一緒にどういうことが考えられるかというのをやっていきましょうというふうに、学校にいっておりますので、学校何か困っていることとかあれば、当然、我々のほうに言ってきて、一緒に考えていくということになっております。
◆早川和江 委員 学校のほうから、相談してということもわかりますけども、やはり学校の現場をしっかりと見ながら、どういうふうにしたほうがいいのか、それともやっぱり声も聴覚障害なんかは、もう聞こえるとやっぱりぎゃあとなってしまうので、やっぱりそういうことも鑑みて、やっぱりどこにどういう配置がいいのかとかということを、しっかりやっていただいて、学力向上の底上げも、やはり落ちつく、いい子が育つようにご努力をお願いして要望します。
◆田島鐵太郎 委員 今のスクールカウンセラーに関連をして、ちょっとお尋ねをさせていただきたいと思っております。
 9月8日の午前中だったと思うんですけど、文化共育部長から陸上競技場で、事故があったと。私の地元の春江小学校の生徒たちが陸上競技会に、記録会にいっていたときに事件が起こったというお話で、警察に引き継いで、生徒たちにはスクールカウンセラーも配置して、万全を期しているというお話を受けました。その後、各派の幹事長にはこのご報告が上がりました。私ども承っておりますけど、この事故・事件について、もうちょっと詳細にお話を、ご報告をいただければと思います。
◎関山健二 文化課長 ただいまの委員のお話でありますが、10月8日になります。陸上競技場の資材置き場に、何か不審なものがあるということで、今おっしゃられた小学校の児童が発見をして、施設の職員のほうに連絡をいただいた。それで、時刻でありますが、午前11時にその不審物を発見しまして、警察に連絡、警察が5分後に到着して、11時10分区のほうに連絡をいただいたということでございます。場所については、江戸川陸上競技場の資材置き場で、不審物、それは遺体でありましたが、それが発見されたという状況でございます。
○八武崎一郎 委員長 ちょっと項が、目が違うんじゃないですか。
 今、指導のところをやっています。
◆田島鐵太郎 委員 詳細は今、お話を承ってわかりました。その中で、スクールカウンセラーを即、配置をするというお話を受けました。この後、スクールカウンセラーさんは配置をされて、置かれてスクールカウンセラーさんとの子どもたちとの、この結果報告がありましたら、教えていただければと思います。
◎松井慎一 指導室長 実際には、派遣要請はございませんでした。子どもたちがそういうのを見たということで、ショックを受けているんじゃないかということで、その報告を受けた後、学校に連絡をして、スクールカウンセラー等の対応はもうすぐやりますのでということでおりましたけれども、学校の中で、学級担任を中心にして、子どもたちの状況を見た中で、スクールカウンセラーの対応は、今回ございませんでした。
◆田島鐵太郎 委員 先ほどからの指導室主事さんとかのあり方で、私はやっぱりこういうあってはならない事故だと思うんです。子どもたちが使う施設の中で、まして11時にというのは、子どもたち記録会ですから楽しみにしていた記録会ですから、多分、学校は8時何分に出て、9時半ごろにはついていると思うんです。それで発見が11時というと、ちょっとずれるかわかりませんけど、教育施設の一環、教育の一環として、やはりこの陸上競技とか、子ども未来館も含めて、この施設の管理というのは、やはり教育委員会も含めて、私はやらなければいけないと思っていますし、また、スクールカウンセラー、先ほど指導主事さんが年に3回学校に訪問すると、私はこのことを含めても、やっぱり主事さんが、指導主事さんが臨時でもこの学校に赴くべきではないかなと思っているんですけど、担当の施設は文化共育部さんが施設を管理して、使うのは教育委員会なんですけど、先ほどの教育力、学力の向上とか、地域力とか、いろいろなことあると思うんですけど、やはりこの辺は連携をとって、子どもたちが一生のうちに何回そういう事件に遭遇するのかなということを考えたら、教育全体も考えて、指導主事さんを派遣をしなければ、私はならないと思う。先生のアフターケアも含めて思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
◎多田正見 区長 私が受けた報告をちょっとお話しますけれども、つまり子どもたちが発見して、何かマネキンみたいなものがあるということで、資材置き場の奥のほうでしたから、余り何だかよくわからなかったんですけど、そういうことをいったために、職員がそこへいって、もうそこからもう子どもたちは、もうそこにいない状況になって、処理をしたということなものですから、子どもたちは直接的に遺体だったんですけど、そのことをそれと確認したわけではないので、全くショックとか、そういうことがなかったと。学校のほうでも、その後、そういうことについて、全く子どもたちの同様も何もないと、こういうことだったというふうに私は聞いているんです。ですから、非常に短期間の間にそれは処理されましたので、しかも見えないところで処理をされたということですから、特に問題はなかったと、そういうふうに聞いております。
◆田島鐵太郎 委員 私もちょっと心配になったんで、その日のうちに学校の校長先生にはご連絡をしまして、子どもたちもごく平穏に帰ってきて、学校で給食も食べて、余りそういうこともなかったでしょう、心配、そんなに心配要らないですよというお話を承っておるんですけど、この間、私も文化共育のところで、昨年度国体を、この場所でおやりになって、いい結果も残してという意見も申し上げました。またオリンピックのことも申し上げました。やはりこの江戸川区を代表するこの陸上競技場という施設の管理のあり方、先ほど申し上げましたけど、子どもたちが多くこの記録会でお使いになるこの競技場というものは、やはりその文化共育部さんと教育委員会さんというのも、これからもしっかりと連携をとっていただいて、子どもたちのいい教育施設として使っていただきたいということを要望して終わらせていただきます。
◆中津川将照 委員 正午も回ってしまいましたので、大きく分けて三つご質問させていただきたかったんですけれども、一つ削って手短にご質問させていただきたいと思います。
 ここでは幾つか質問させていただきたいと思うんですけれども、はじめに、現在各学校、年に数回、研究授業といいますか、公開授業というのが行われていると思いますけれども、もしかしたらエリア別、あるいは学校別によって違いがあるかもしれないんですけど、その区立小中学校での各内訳、その中身について教えてください。
◎松井慎一 指導室長 授業公開ということでよろしかったでしょうか。
◆中津川将照 委員 はい、公開授業。
◎松井慎一 指導室長 土曜授業というのを教育委員会としては年4回以上、小中学校全校に求めております。どの学校も年4回はやっているということです。中学校で多いところは8回とかやりますけども、多少ばらつきはありますけれど最低年4回はやっているという状況でございます。
◆中津川将照 委員 先ほど来からいろいろ江戸川区内における学校のあり方ということでいろいろ議論されているところではありましたけれども、そのような授業を通じて、教員おのおののさまざまな授業の創意工夫といいますか、またその指導力向上に向けてのそういうことが図れるような、そんなことも行われているということで、その結果、児童・生徒へ生かされる、本当にご苦労もされていることだと思いますけれども、私も機会があるときに時々学校へ赴いて、授業参観、あるいは職員等とも懇談するときもあります。
 その中で感じる部分といいますか、そういうのがあるんですけれども、その児童、生徒のために形式的なものをちょっとアレンジしていただきたいなと思っています。各学校においてはその学校、地域、保護者、そういった方々によって学校の特色、そういうものを生かしている、さまざまな取り組みが行われていることは承知しているんですけれども、ぜひ年に1回ほど、これは提案なんですけれども、小学校でしたら6年間のうち1回でも、あるいは中学校なら3年間に1回でも、公開授業、特別授業として、例えば校長あるいは副校長など、教壇に立って子どもたちあるいはその担任教員に対して、自ら模範を示せるような授業を実施していただきたいという提案なんですけども、これについてはいかがでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 管理職の部下職員に対するアプローチの仕方はさまざまあると思いますし、保護者や地域の方々にどのように学校教育を理解していただくかということで、率先垂範するっていうのは一つのやり方ではあるかなというふうには思いますけれども、教育委員会として一律に求めるというよりは、そういった今の趣旨ですね、地域の方々に学校の姿勢をどう見せるかというあたりの話は、校長会とかに投げかけてもいいかなというふうには思いました。
◆中津川将照 委員 学校管理職というのは本当に重責を担っていることもありますし、本当に学校の経営あるいはそういった管理というような職務であるんですけれども、都の指針でもそうですね、やはり校長または副校長、教頭という学校管理職の方々は教職のスペシャリストであるわけでして、学校の指導力、学習の指導力ですね、あるいは生活の指導力、学級の指導力、そういったことを専門性としている、あるいは学校や地域の実態、課題を常に把握している。その課題解決に向けたそういった経営目標も設定できる。そしてその内容をその職員一人ひとりに理解させる。そして自ら掲げている目標に基づく組織的な教育活動を実施すると。そういった学校マネジメントのようなことも、そういったことにもそういうことを通じて貢献できることだと思っておりますので、ぜひご検討を要望したいと思います。
 またその同様の観点で、学校経営とか教員の授業力向上のために、常日ごろより教育委員会ではさまざまな研究、常日ごろから年間を通してさまざまな研究を行っていると思うんですけども、その授業のあり方、あるいは実践的な研究が主に行われているとは思うんですけれども、教育委員会さんも本当に学術面あるいは教育面、そういったものにおいて本当に達見を有している方々がお揃いですので、そういったことへの取り組みについても検討していただきたいと要望したいと思います。
 そしてもう一点なんですけれども、現在、教職員に教員免許更新制度というものが設けられていると思うんですけども、この本制度の目的と仕組みについて教えてください。
◎松井慎一 指導室長 これは10年ごとに教員免許更新ということで、平成21年度以降始まった制度でございます。教員として必要な資質能力がその時々の教育事情も変わるものですから、そういったものを講習をして、常によりよい指導ができるようにということで、現在行われています。
 なお、校長、副校長、主幹教員等については免除ということになっておりますが、それは講習免除ということでありまして、手続はしなくてはいけないということになっております。
◆中津川将照 委員 教員としてその資質能力の保持ということですね。またその定期的な研修を行うことによって、最新の知識、技術等を身につけていく、そういったことも大きな役割としてそういった制度があると思うんですけれども、学校管理職の方は免除されているということなんですけれども、もうちょっと具体的にその理由について教えていただけますでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 これは直接子どもたちに指導するという立場の教員であるということと、主幹教員は直接指導しますけれども、その重責を担っているということから免除になっているというふうに認識しております。
◆中津川将照 委員 学校管理職の方々は定期的に、今もめまぐるしく日本の教育も、またこの江戸川区における教育もさまざま変化しつつあることだと思うんですけども、そういった最新の知識、技能というか、そういったものを身につけるために、そういった学校管理職の方々はどういった機会で、いつ、どのように情報を得るような機会を設けているのでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 これは日ごろからさまざまな情報をキャッチするというのは、こういう機会を通してということではなくて、管理職で当然やるべきことであります。研修会としては指導室のほうで年に1回、校長研修等はやっておりますし、職層研修というのはやっています。また毎月の校長会がありますので、そういったところでの情報提供等もしているところです。
◆中津川将照 委員 本当に最新のそういった情報ですとか、校長会あるいは校長研修、あるいは副校長研修等々で得られるものなのかどうなのかっていうふうなちょっと疑問もあるんですけれども、不登校対策あるいはいじめ問題の根絶、あるいは体罰問題、その時代によって目まぐるしくこの問題というのは多様化しているわけであって、新たな教育課題に対してどう取り組んでいくか。またその指導力をいかにして発揮して課題解決に向けて取り組んでいくか、導いていくか、そういったことが管理職の手腕にかかってくることだと思いますので、その力量というものが問われてくるこの大事なあれなので、やはり私も現職員とか若手職員からいろいろお話を伺う中で、ちょっと校長、副校長と世代間のギャップといいますか、指導方法でのずれというものが中にやっぱり生じていることも事実なので、やっぱりそういったところでの変化というものが僕も必要だと思っています。そういった現状、ずれ、ギャップというところについて、区としてどのように捉えているか。あるいは取り組んでいることがあれば、認識について確認させてください。
◎松井慎一 指導室長 教育に関する最新情報というのはさまざまあると思いますが、学校の課題というのは目の前にある子どもたちの課題ですので、これはもう間近にいる管理職も含めて、これは自分の目の前にいる子どもたちをしっかり見ていくということになると思います。
 指導技術につきましては古いとか新しいとかそういうのはさまざまあるかもしれませんが、管理職が例えば若手教員に指導する際に、そこに若手教員の納得感がないということであれば、それは世代という問題ではなくて、その伝え方の問題ではあるというふうに認識しております。
◆中津川将照 委員 本当にこれは難しいことでもありますし、こういったことについてもぜひご理解いただいて、研究していただいて、学校管理職というその中での資質力向上に向けて、さまざまな区独自の新たな発想も取り入れながら取り組みを期待して終わります。
○八武崎一郎 委員長 第3目教育指導費の審査は終了しました。
 午前中の審査はこの程度にとどめ、休憩したいと思います。
 再開時間は午後1時15分とします。
 暫時休憩。
                     (午後 0時11分 休憩)
                     (午後 1時15分 再開)
○八武崎一郎 委員長 休憩前に引き続き、再開いたします。
 決算概要説明の274ページをお開きください。
 第4目教育研究所費。
◆佐々木勇一 委員 ここでは教育相談として、不登校について3点お尋ねしてまいります。
 1点目に、25年度の小学校、中学校における不登校の分析と対策についてお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 確認ですけども、不登校は年間30日以上欠席した者ということでカウントされています。その結果、24年度に比べて25年度が小学校で30名増加しております。特に、高学年ですね。
 この分析ですけれども、前年度の不登校状況が解消できていなかったというふうに我々は捉えております。
 対策につきましては、網羅的にやるわけですけれども、不登校もしくは不登校傾向になっているお子さんについては、小まめに連絡をとるということと、やはり学力の問題は大きいので、低学年のころから基礎学力をしっかりつけていくということで対応しております。
◆佐々木勇一 委員 今おっしゃっていただいた通り、残念ながらこれは、だろうとかではなくて、確実な30日という数字で出てきてしまっていて、なおかつ残念ながら小学校では増えている。逆に中学校のほうで若干減っているところもあるんですけれども、それでも500人以上ということで、本当に大変な問題だなというふうに思います。
 いただいた資料の104のスクールカウンセラーの相談件数でも、中学生はもう断トツですね、不登校というのが。やはり中1ギャップを何とかしなきゃいけないというところもあるかと思います。ぜひ、それは中1ジャンプになるようにしたいなというふうに思っていますけれども、ただ、教員のほうにもう全部教師の責任だっていうのは本当に言えないというのは本当によくわかります。そういった意味で、原因の早期発見・早期対応が大事じゃないかなというふうに思います。
 そこで2点目に、予防保全の対応ということが重要と思います。また、不登校は欠席した分に比例して復学しづらくなるということもあると思いますので、不登校になった時点、もしくは不登校傾向の子どもには早期の対応がやっぱり重要じゃないかなというふうに思います。この点、どのように対応されているかお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 今お話があったように、小学校から中学校に行くときに、やっぱり環境が変わるということも含めて、不登校の出現率が多くなっておりますので、小学校と中学校の情報のやりとりをしっかりやっていくということ。それから研究所のほうでは、ステップサポーターという登校支援員を配置しております。これは登校しぶりのお子さんなんかをステップサポーター、ボランティアですけれども、おうちまでお迎えに行って、学校まで連れていったり、学校には登校できますけれども教室に入れない、別室で学習するというようなお子さんの場所にいるというものでございます。これらを活用して、何とか不登校対策の充実を図っていきたいというふうに思っております。
◆佐々木勇一 委員 やっぱり予防ですね。ならないようにどうするかというのは、やっぱり支え合うとか、いろいろ学校でも取り組みも全体でやっていかなきゃいけないんじゃないかなというようにも思います。不登校の子どもは今もこの時点でも悩んでいますし、親もそして担任も本当に悩んでいます。そういった意味で不登校は大変難しいということもありますので、専門家の力というのが大事になってくるんじゃないかなというふうに思います。
 そこで3点目にスクールカウンセラーとの連携や教育研究所や学習サポート教室など、支援として力を入れた取り組みがあればお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 スクールカウンセラーや学校、それから研究所、学校サポート教室、それぞれの機能をしっかり高めるということはもちろんですけれども、やっぱり学校によっては20人を超える不登校生徒を抱えているところもあります。そういった学校には指導主事と研究所の職員が一緒にその学校を訪問して、一人ひとりの状況を把握して、対応策を考えているということをしております。
 また、不登校以外の、病気も含めて1日も学校に行けていないというお子さんに対して、子ども家庭支援センターと連携して、その状況をしっかり把握して、関係機関にいろいろかかわっているお子さんはいるんですが、なかなか学校が電話しても、保護者が電話にでないとか、そういったところについては、指導室のほうで直接その保護者とかかわるような取り組みを今取り組んでいるところです。
◆佐々木勇一 委員 今、子ども家庭支援センターとの連携というふうにお話がありましたけども、不登校のお子さんの中にはやっぱり虐待を受けているとか、さまざまな家庭の要因もあるかと思います。不登校の子が自体が引きこもりにならないということも必要ですし、そういった意味では学習サポート教室というのは居場所という意味で非常に大きいというふうに保護者の方からも私、伺っておりますので、ぜひ傷ついている子どもに寄り添うような、そういう学習サポート教室になっていただきたいなというふうに思います。
 最後に、不登校の原因には家庭の問題もありますけれども、ほとんどは人間関係にあると思います。学校でお互いを認め合い、尊重し、自己肯定感を高めるような教育に取り組んでいただきたいと、また予防保全の取り組みの強化を要望して終わります。
◆早川和江 委員 今伺いまして、教育研究所費のところで、いじめ・不登校についてお伺いしてまいります。
 相変わらず伺っていて件数が多くて心を痛める問題ですけども、その教育研究所の現状とその対応策についてお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 研究所のほうで、まず不登校の状況把握ということで、月5日以上欠席すると、各学校は研究所に報告をすることになっています。これはもう電子のシステムができております。それを研究所の相談室で蓄積をしていきます。各学校、その講評はかなり細かくなっておりまして、関係機関との連携ですとか本人の状況とか保護者の状況とかを書き込むようになっております。それを見て、研究所の職員が学校長にアドバイスをしたり、状況を確認したり、そういうことをしております。また、心理士の相談員がおりますので、電話相談、来所相談等については受け付けております。
 研究所と各学校が連携を図るように、個別、具体的な内容について極力具体的なやり取りを学校とやるように、今、取り組んでいるところでございます。
◆早川和江 委員 教育相談員の報酬なんですけども、1億3,141万3,562円とありますけども、教育相談員は何名いますでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 今、これは確認をして、また報告をしたいと思います。
◆早川和江 委員 確認していただきたいんですけども、教育相談員の登校サポートボランティアの謝礼が605万とあります。このサポーターの謝礼、これも何人位いて、サポーターの謝礼も出ているんですけども、ボランティア等って書いてあるんですけど、これは何人ぐらいで、どのようにしているかっていうことと、費用弁償も20万7,575円出ているということと、教育相談員の技術指導のボランティアの講師の謝礼287万6,940円。この辺の現況、何名でどうなっているのかお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 まず先ほどの相談員でございます。研究所で37名の相談員がおります。非常勤ということでございます。それから、行政協力員ということですけれども、これについては一応人数で割っているわけではないんですが6名、今、実際に稼働しております。それから、サポートボランティアでございますけれども、これにつきましては、教職経験者ですとか大学生ですとか地域の協力者も含めて、その都度募集をかけているところでございますけれども、実績としましては平成25年度が70名、今年度は8月末で62名という実績になっております。
◆早川和江 委員 ということと、技術指導と別に講師の謝礼をしているけど、ボランティアはボランティアなのかとか、ボランティアだけど謝礼を払っていますかっていう、そういうことの理解でいいんでしょうかね。
◎松井慎一 指導室長 失礼しました。有償ボランティアで登校支援員はあります。今の協力員というものは、学校の状況が余りよろしくないところに派遣して、校長の経営支援等をしているものです。役割は一応分けて考えております。
◆早川和江 委員 それと、建物の清掃などの委託が459万4,131円ってあるんですけど、これは建物何カ所ぐらいでどうなっているんですか。
◎松井慎一 指導室長 学校サポート教室が6室ございます。それ以外にグリーンパレス、それから教育相談室が4室ございます。ですので、11施設、研究所の中でございます。
◆早川和江 委員 ということは、この清掃委託はグリーンパレスの中も全部この委託をやってもらっているということで理解でよろしいですか。
◎松井慎一 指導室長 失礼いたしました。グリーンパレスを含めて10施設でございます。委託につきましては、グリーンパレスを除く9施設というふうになっております。
◆早川和江 委員 それはわかりました。9施設の委託を1カ所にしてもらっているということでよろしいんですね。なるべくだったらね、やっぱりこういう施設の掃除とかそういうのは学生とともに一緒にやったりとかすると、非常に先生たちとも非常に仲がよくなっていいのかななんて思って、ちょっとこれ数字を見ていたので。
 あと、自動車の燃料費とか電気、ガス、水道。この車というのは送り迎えをしたりとか、登校サポートのときに使う車ですか。
◎松井慎一 指導室長 子どもの登校にかかわることには使っておりません。グリーンパレスの教育相談室が本拠地になっておりますので、そこの職員が相談室に行ったり学校サポート教室に行ったりするときに主に使います。
◆早川和江 委員 今伺っていますと、このボランティアを入れて、有償ボランティアと技術指導者であるとか講師であるとか、教育相談員ね、かなりの人数、37名の70名の延べさまざまな方たちが子どもたちの不登校であるとかいじめであるとか、そういうことにかかわって、今なおかつその人数が増えているということで、もうちょっと何とかこの方法論がないのかななんて聞きながら思っていたんですけれども、やはり魂を入れてもらうというか、この間も小2の息子さんが鎖で監禁されたってね、それも居間に8時間も、滋賀でありましたけども、これも無職のお父さんで、自宅の居間で金属の鎖につながれて、学校をその日は休んでいた。だけど、これがキーワードなのよね。学校を休んで、なぜ休んでいたのかということに生徒が気づいて、生徒が見に行って、窓から見たら鎖につながれているんで通報したって。やっぱり生徒同士というのはもうやっぱりお互いにあいつ何かあるなとか、こうじゃないかなというのはわかっているんですよ、割合ね。だから、もっともっと深くアンケートをとったりとか、情報を密に子どもたちとするとか、やっている学校も多少はあったような気がするんですけど、名前を入れないで書いて、いろいろな情報を寄せてもらったりとかして、その子が今どういう状況にいるかっていうようなこともやっていますけれども、やはりこの有償ボランティアはいろいろな方たちが加味してやっていますけども、この不登校の子たちが学校へ行けなくてこの子たちの人生がどうなるのかなっていつも考えるんですよね。それで小学校、中学校を終えて、高校出ないと就職もできない。高校を出るまでの経験をしっかりとこの子たちに与えてあげなきゃいけないっていうことで、しっかりとこれやっていかないと、不登校でも進学率が85%であって、以前より20%改善したって国のほうでは言っていますので、この辺の改善をしっかりやるには、やっぱり一丸となってやりながら、生徒からも意見を拾い、さまざまな人たちが連携をとって、子どもたちの対処、いじめ、不登校、虐待、こういうことの連鎖を防いでいく、この中核になるところだと思いますので、しっかりとやっていただく、一人ひとりの児童を大切にして、不登校ゼロの学校を目指してご努力をお願いして終わります。要望とします。
◆須賀清次 委員 ただいまのと関連して。
 まず、不登校に対して地域に望むものがあれば1点。それから、相談室の不登校の改善の成果を誰も聞かないので、成果を聞かせてくださいよ。1億も使っているんですから。
◎松井慎一 指導室長 地域に望むものということですけれども、日ごろから、今これだけ不登校のお子さんとか、健全育成上さまざまな課題があるものについて、当然学校だけで解消できるものではない中で、学校が知らない中で地域の人とのかかわり合いというのもあると思いますので、地域の子どもとして、地域の方には、江戸川区は特にそういうところが強いと思いますけれども、かかわっていただくということだというふうに思っています。なかなか苦しんでいる子どもがそれを表出できないという状況もあるものですから、やっぱりよくよく目をかけるということになるのかなというふうに思っております。
 それから、このさまざまな教育相談にかかわるものの成果というものについては、一つには不登校ですとかいじめの件数が減るということになるのかもしれませんが、それは学校には言えないけれども、相談所には相談できるとか、さまざまな状況がありますので、これについては、こういう件数がこれだけ苦しんでいる保護者や子どもがいるんだということ自体が成果というんですか、必要なんだというふうに捉えております。
◆須賀清次 委員 親御さんのほうが苦しんでいるんですか、子どもが苦しんでいるんですか。
◎松井慎一 指導室長 これは保護者も苦しんでおります。自分の子どもが不登校になって、どうしていいかわからない、どうかかわっていいかわからない。この教育相談は不登校だけではありませんけれども、子育てについてさまざまな悩みを教育相談所には持って来ます。子どもも当然つらい状況にあるというふうに思います。
◆須賀清次 委員 それはわかりました。だから、その親御さんが悩んでいるものをこの相談所でどういう成果を上げているのか。子どもが悩んでいるのをどういう成果をあげているのかということもちょっと聞きたいんです。
◎松井慎一 指導室長 保護者さまざまな子育てにかかわる悩みがありますけれども、一つは受けとめるということです。保護者自身も家の中とか親戚とかに言えないというのがあって、1人で抱えている保護者の方は多いですから、それを他者に伝えるということで、少し余裕を持って子どもに対応できるということはあるというふうに思っています。
 子ども自体は、実際、人間関係の問題ですとか学力の問題ですとか、今、自分がどうなっているのかというのは発達段階に応じて自覚ができているときとできていないときがあります。ですので、相談をする中で、相談の中には発達検査なんかもありますので、そういった中でなるべく子どもの悩みを引き出すような対応をしますので、面談回数なんかは多くなります。そういった取り組み自体が成果というふうには捉えております。
◆須賀清次 委員 件数が減るということが結果なのかなという思いで聞いていましたけども、やっぱり悩んでいるときは誰に相談していいかわからないときが多いんですね。よろしくお願いします。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
 次に、第5目教育推進費。
◆斉藤正隆 委員 ここでは、すくすくスクールについてお伺いします。
 まず、すくすくスクールの時間帯、それから常勤の方の勤務時間帯と平均年俸、それから非常勤の方の勤務時間と平均年俸、これをお願いします。
◎柴田靖弘 教育推進課長 まず1点目でございます。すくすくスクールの時間でございますが、平日は放課後から17時まで。学校休業日につきましては9時から17時まで。その中で学童クラブ登録の方は18時までです。土曜日は9時から17時までになっております。
 それから、正規職員、非常勤職員の勤務時間ですけれども、正規の職員が朝9時半から18時15分まで。非常勤の勤務時間が基本的に12時45分から18時15分までになります。
 平均年俸でございますが、常勤は840万円、非常勤につきましては社会保険等も含みまして350万円となってございます。
◆斉藤正隆 委員 そうしますと、ちょっとわからないのが、すくすくの時間帯は12時からとすると、午前中、常勤の方は何をやっていらっしゃるのか、この辺を教えてください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 常勤につきましては9時半の出勤を原則としておりますので、その午前中の勤務でございますけれども、学校関係との打ち合わせ、それから地域の方々、クラブマネジャー、それからサポートセンターの方々との打ち合わせ。それと全体の職員の勤務管理ですとか、それからその後の行事等の計画、そうした事務作業をしてございます。
◆斉藤正隆 委員 やっていることはわかったんですけども、そうしますと常勤の方がいらっしゃらない学校も10校ぐらいありますよね。ということは、2名も常勤の方は必要なんでしょうか。2名のところが結構ありますよね。
◎柴田靖弘 教育推進課長 正規職員につきましては、これは児童指導という資格を持って採用されている者でございます。ご存じのことと思いますけども、平成14年から退職不補充という形でやってきております。今、在籍が101名ということになっておりますが、これは、順次定年退職等によりましてこれからは減っていく状況であります。その中で、2名の配置の学校もありますけども、基本的に登録児童の多い学校、それからその例えば配慮を要する児童の多い学校、そうしたところの実態を踏まえて2名を配置しているということでございます。
◆斉藤正隆 委員 事情はわかるんですけども、私は2名要らないと思うんですよね。ですから、それぞれの能力に応じて区には3,000以上の職場があるわけですから、その人にあった適正の場所に配転等ご配慮願えればよろしいんじゃないかなと、ご検討を要望して終わります。
◆堀江創一 委員 ここでは学校応援団の現状についてお聞きしたいと思います。
 学校応援団は区内小中学校全校で実施しております。子どもたちのために役立ちたい、そういうところから、地域の方やボランティア、それから保護者などの本当に多くの方たちから支えられて行っているわけですけれども、現在この学校応援団に登録されている方の人数と、それからどのような支援、活動を行っているのか、まずはじめにお聞かせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 学校応援団でございますけれども、今登録をしていただいている各学校の応援をしていただいておりますけれども、これは保険にお入りいただいている数でございますが、8,000人を超える方々が登録をしていただいております。
 活動内容でございますけれども、例えば小学校では図書の整備、それから本の読み聞かせ、登下校の見守り、それから学習支援、環境整備というようなことでございます。
 中学校では、行事の支援、それから環境整備、図書の整理、それから部活動の支援、そして学習支援と、こういった活動をしていただいております。
◆堀江創一 委員 8,000人という数、本当にこれはすごいことだなというふうに思います。どれだけ地域の方、またボランティアも含めてだと思いますけれども、これだけ大勢の方が学校に対しての支援をしている、支えていただいている、これはすばらしい活動だというふうに思っております。
 午前中も学力向上というふうなお話が多々出ていましたけれども、全般的な学力の向上ということではなくして、一助になるのかなということを含めて、この学校応援団の中で学習支援をしている学校があるというふうに聞いていますけども、この学校の授業についていけないというんですか、そういう児童、生徒のための部分も非常にあるというふうに思っておりますけれども、現在学習支援を実施されている小中学校、それぞれ何校あるのかと、それぞれどのような方が支援をされているのかお聞かせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 この学習支援という中で、今各学校、それから教育委員会としても進めているのが、大学生のボランティアの募集をしてございます。今年度は6月までの間ですけれども、小学校で18校、38人、中学校で15校、69人の方々が大学生として学校支援にボランティアで入っていただいております。ほかにも地域の方々の中にもその学習支援にかかわっていただいている方が大勢いらっしゃいますけれども、一応今、学生ボランティアということで募集を強めているところでございます。
 今、学生ボランティアの話はしましたけれども、全体で学習支援は25年度で小学校43校、中学校16校となっております。
◆堀江創一 委員 小学校は43校、中学校が16校、小学校が大体6割弱ぐらいですかね、全体からすると。中学校が大体半分、5割ぐらい、5割弱ということですけれども、この学校応援団による学習支援について、先ほどもちょっとだけ話しました学力向上の効果っていうのはどのように捉えているのかということと、この学校応援団が学習支援をするにあたって、学校側、それから先生もそうだと思いますけれども、保護者、そして教育委員会はこの学校応援団による学習支援をどのように評価されているのか、その点をちょっとお聞かせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 学習支援の形もさまざまでございます。例えば、中学校では、家庭科の時間に保護者の方、学校応援団の方がミシンの指導を先生と一緒にサポートする形で参加されているような学校もございます。こうした、先ほど学生のボランティアと申し上げましたけども、そのほかにも地域の方から多くご参加いただいておりますので、我々としてはさらにこれを進めてまいりたいと考えております。
◆堀江創一 委員 もうちょっと詳しくというか、今言ったその学力向上について、今、家庭科とかお話がありましたけども、算数だとか国語だとか、中学に行けば数学だとか、そこら辺のいわゆる学習支援についての学校応援団による効果といいますか、その評価、そこをちょっともう一つお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 今、推進課長からもありましたけれども、活用の仕方としては、小学校では主に担任の先生の補助という形が多いです。ですので、その効果という意味では落ちついた学習環境を整えるという意味では効果があるかもしれませんし、先生、指導者は1人のほうがいいんですけど、あちこちで手伝ってくれる方が個別のことを言ってしまうということもありますから、それはよくよく打ち合わせをして応援団の方の役割を求めています。
 中学校では土曜日の、正式な授業ではなくて、土曜日の補習みたいなときに大学生等を集めて、その形が補習教室をするというようなことをやっていますので、そういう学校もありますから、これについては午前中にお話しましたけれども、子どもたちのさまざまな学習機会の確保という意味では効果的だというふうに認識しております。
◆堀江創一 委員 学校側もそれぞれの効果というか、そこら辺は歓迎をされている、認めていらっしゃるというふうに認識をさせていただきました。
 そこで、できれば今言った学習支援もさまざまな効果が期待されるということも含めて、全校で実施していただければなというふうに思いますけれども、いずれにしてもこの実施に向けての取り組みに対して、この学習支援、何と言っても人材の確保というか、その辺が非常に重要だというふうに思っております。まずこの点について、人材の確保というのはどのようにされているのか。それと学校への配置というんですか、そのマッチング、これも非常に重要だというふうに思っておりますけども、そこら辺の考えをお聞かせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 地域の方々については、やはり地元の学校さんに直接先生方と打ち合わせをしながらかかわっていくということができると思うんですが、先ほど来申し上げております学生のボランティアにつきましては、これは区のホームページ、それからそれぞれの学校からのホームページ、そしてこれは教育委員会からですけども、関東近県の大学に対しまして募集のチラシも配付してございます。そうした中から呼びかけをしまして、また大学からの紹介でこちらに問い合わせの方もいらっしゃいます。そうした声をいただきますと、学校に紹介をして、その上でのマッチングをしてということで調整をさせていただいております。なるべく多くの大学生にかかわっていただきたいということで、今、その広報等も行っているところでございます。
◆堀江創一 委員 人材の確保って非常に難しいと思いますし、今言った関東一円に目をかけるというか募集をかけたり、ホームページ等、学校でもそれぞれ募集をかけているというふうにも伺っていますし、ぜひともこの人材の確保、さまざま考えていただきたいなというふうに思います。
 二之江の総合人生大学校のボランティアの方が個別指導しているとか、さまざま聞いています。今、本当に団塊の世代の方がいよいよリタイアをされてくるという状況もございますし、さまざまな人材の活用というのもぜひ網を広げていただいて確保していただければなというふうに思っております。
 もう一点、先ほどもちょっと出ましたけれども、学校によっては教職員、先生方はプライドの高い方、自分の教育方針を持っていらっしゃる方が非常にあるわけですから、そこに学校の授業の補助だとか、さまざまな形で入るということが人によってはやはり遠慮したいという方も当然いらっしゃるとも思いますし、そうした中から土曜スクールだとかさまざまお考えだと思うんですけれども、今言った放課後の補習だとか、土曜日曜を使った補習のそういう時間をつくるとか、そこら辺も広げて学習支援の考え方というのはあるのかどうなのか、その点1点お聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 トータルで子どもを見れるのはやっぱり学校ですので、学校の管理職の調整力ということになると思いますし、学校応援団とかさまざまなものが入っていますけれども、そういったところで指導室もさらに一歩踏み込んで学校の支援、助言していきたいなというふうに思っております。
◆堀江創一 委員 先ほど来、午前中も出ていた学力向上も当然必要ですけれども、授業の安定した環境というんですか、そういうものも含めて、応援団を含めた、地元もまたボランティアも含めた人材の活用をまたぜひともこれからさらに力を入れていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆田島鐵太郎 委員 ここでは一之江名主屋敷についてお尋ねを。
 おかげさまで、今年から駐車場が大型バスですけども、近くの場所に開設をしていただきまして、そういう意味では大型バスの駐車による入り口とか景観とか非常に上がっていると思っております。
 その中でまず1点お聞きしたいのは、去年ですか、おトイレと外壁を改修をされるというお話をお伺いしておりますけど、それと今後のこの一之江名主屋敷の再整備計画について、わかる範囲で結構ですのでお教えいただければと思います。
◎柴田靖弘 教育推進課長 一之江名主屋敷の、今委員さんがおっしゃいました大型バスの駐車場を北側の土地に整備をさせていただいて、本格的な工事はこれからということで予定させていただいております。
 それから、整備につきましてですが、今、北側の春江二丁目の公園、隣接しておりますけれども、これを含めまして歴史公園というような形で、名主屋敷と一括で管理させていただきたいということで、東京都への都市計画も既に済んでございます。この後、そうした整備内容につきましても検討した上で、トイレ等の改修も含めて検討してまいりたいと考えております。
◆田島鐵太郎 委員 今おっしゃった春江二丁目公園と隣接するところが僕は整備されると、本当に江戸川区の財産、宝みたいな歴史を物語る江戸川区のルーツのような資料館になると思いますので、ぜひともスピード感を持ってやっていただければと思っております。
 また、その大型バスの駐車場も、今フェンスで囲ってあるだけで、やはりPRも大事なので、ここは臨時の一之江名主屋敷の大型バスの駐車場でも結構ですから、何かそういうマークを一つつけていただきたいのと、将来的にやはり僕はマイカーで見える方も多いと思いますので、最初のその初期投資はかかるかわかりませんけど、民業を圧迫しない程度のワンコインパーキングですか、そういうことも検討していただけたらありがたいなと思っております。
 それともう一点、実は来月の11月3日私ども地元が一之江文化財祭りというのを名主屋敷をお借りしてやっております。この文化財祭りは何だといいますと、一之江名主屋敷が東京都の指定有形文化財、ここに地元の葛西神楽保存会って、これは東京都の無形文化財なんです。文化財の中で文化財をやって、少しでもそのまちおこし、地域おこしをやろうということで、今年で7回目になるんですけど、同じ江戸川区のこの文化を上げようということで、地元町会を含めてやらせていただいているんですけど、今回、文化財係さんから大変なご尽力をいただきまして、中で伝統工芸の篠原風鈴さんとか、わらじづくりとか、草木染めさんなんかにも参加いただいて、文化の日にそぐわしい行事をやろうということで。その中で今、そのときに来場する方が僕はやっぱりマイカーでも見える方が多いと思いますので、ぜひとも本格的整備に入るときに、土木部さんともちょっとご協議をいただいて、今言ったように、周りの民業を圧迫しない程度に5台でも6台でも結構ですので、何かコインパーキングでマイカーが駐車できるようにしていただければありがたいなと思っておりますので、今後の検討課題として取り入れていただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
◆大橋美枝子 委員 私はすくすくスクールと学童クラブについてお伺いしたいと思います。
 先ほどとも関連することがあるんですけども、まず、今のすくすくスクールの保育の中身と、毎回取り上げておりますが、学童クラブのおやつの提供のことについてまずお伺いします。
 すくすくスクールの一般登録と学童登録、この2年間で登録の子どもたちの割合をまず教えてください。それとあわせて、一般登録と学童登録の違いをどういうふうに区は説明されているか確認させてください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 まず1点目の登録児童数でございます。平成26年9月1日現在でございますが、小学校全児童が3万5,679、それに対しまして学童登録が3,865、10.8%でございます。すくすくスクールの登録が1万9,354、54.2%の登録率であります。
 昨年25年9月1日現在の登録数は、児童数が3万5,949人で、学童登録が4,076、11.3%。すくすくの登録が1万9,525、54.3%となっております。
 2点目でありますけれども、すくすく登録につきましては、登録をすることで、ご自身、児童の方、それから保護者の方々が自主的に自己管理の中で毎日ご参加いただくものでございます。
 学童登録につきましては、就労等の理由によりまして、保護者の方の保護ができないご家庭の児童の方の登録ということでございます。
◆大橋美枝子 委員 学童登録のほうが就労等の理由で保護者が放課後見ることができない就労等の「等」というのは何かもう少し説明がありますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 保護者の方が入院もしくは療養中ということで保護ができないということでうたってございます。
◆大橋美枝子 委員 じゃあ、ご説明をお聞きして、大体保育園の申し込みをされる方と似ているなと改めて思ったところです。
 そこで、学童登録の子どもたちが、私も何度もおやつの提供のことで質問させていただいているんですけれども、補食の廃止で子どもたちが大変ひもじい思いをしているという声をたびたびお聞きしております。おなかが減った子が家に帰って食べるものをあさるとか、それから夕方になるとおなかが減ったというふうに言い出すような様子も想像できます。子どもたちの立場に立つと、おやつをぜひとも提供復活を求めるところでございますが、区長が先日の議会で同僚議員の質問に対して、すくすくは人間教育を受けられるというのを答弁されました。この人間教育というその全体のイメージと、学童保育でひもじい思いをさせるということも矛盾はないんでしょうか。私はすごく矛盾していると思うので、そこについて区長のぜひ見解を聞かせてください。
◎多田正見 区長 全く次元の違うお話でして、そういう因果関係は何もないというふうに考えています。
◆大橋美枝子 委員 私は次元の違うということではなく、同じところに生活している子どもがそういうひもじい思いをしている一方では、人間教育をできると言っているのは、すくすくの場面を通して言っていると捉えれば、私は保育の中身として同じだというふうに捉えます。やっぱり人間らしく子どもたちを大事にするという点では、ぜひともおやつの復活を改めて求めるものでございます。
 もう一つ、保育の中身のことにかかわってなんですが、今お聞きしたように、一般登録の子は毎日来るわけではありません。よくご承知のとおり。ところが、保育の中身ということの視点で見ますと、毎日子どもが入れかわる集団というのは、お互いのかかわりあいをつくるのが非常に難しいと思います。子どものトラブルの解決には丁寧な取り組みが求められるのはここずっと皆さんがご指摘のとおりでございますけども、さっき、正規職員を減らしたらどうかというご意見もありましたけれども、私は全く逆に、正規をきちんと配置して、この保育内容を維持するべきであるというふうに認識しています。
 そこで改めて、正規配置の職員と非常勤の先生たちの配置状況について、この間人数を改めて教えてください。先ほど100人くらいって課長がおっしゃいましたけど、いただいた資料だと、正規が89人、非常勤が125人といただいたんですけど、これは何が違うんでしょうか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 この決算特別委員会の資料ですね、319ページのところにございます常勤職員が89名、そして非常勤職員が125名とあります。これは現場に配置をしている職員数であります。先ほど101名と、正規職員、これは在職数ということで言わせていただきました。4名がこの配属場所を配慮を要するというような状況もありまして、巡回をしております。それが4名。そのほかに産休、育休の職員が8名ございます。そこで実際には101名が在職をしているということでございます。
 非常勤につきましても133名、産休、育休が8名おりますので、133名が在籍をしていると、そういう状況です。
◆大橋美枝子 委員 わかりました。そこで、私も改めてその正規職員の役割っていうのを、さっきもトラブルのことで一つ例にしたんですけども、あるすくすくの保護者の方からお聞きしたことで、子ども同士のトラブルって日常的に起きます。そこを非常に指導員が丁寧に聞きとって、子ども同士を話し合わせ、また、保護者にも知らせて、ごめんなさいねってきちっと言えたっていうのをお聞きしまして、やっぱり問題を解決していくっていうことも中身は、やっぱり親の顔も子ども同士の顔もきちっとつながっていくということにつながっていくわけですから、私はその指導員の働きかけで子ども同士のかかわり合いがきちっとできてきた、またそれを通して解決できたということは、とてもすばらしいなというふうに思うんですね。それは別の視点を見れば、経験豊かな指導員さんがいてこそできる部分もあると。そこをとても大事に私はこれからもしていただきたいと同時に、先ほどと重なるんですけども、正規の先生をきちっと配置したこの保育内を維持するということをぜひともきちっとした形で継続していただきたいと、そういういろいろな信頼関係が築かれる中で、そういう中でこそ本当の意味での人間教育ができるというふうに私は認識しておりますので、以上重ねてお願いします。
 次に、学童クラブの保育時間の延長についてお伺いしたいと思います。
 先ほど6時までということのご説明がありましたけれども、たまたま子ども子育て応援会議を傍聴させていただきましたら、保護者の方から自分が6時15分まで勤務していると、ぜひとも7時まで延長できないかという質問もあり、一般的には保育園では7時半まで延長保育を行っております。学童の、特に1年生の子どもたちの親は、延長保育を希望される方もたくさんいらっしゃるのではないかというふうに想定されるわけですが、私は延長保育もぜひとも、せめて低学年の子だけでも検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 子ども子育て応援会議の先日の会議でそういったご意見がありました。たしか、2回前でしたか、同じようなご意見がありました。そのときの他の委員さんのご意見でもありましたけれども、やはりお子さんたちのことを考えれば、長くお預かりするということがこれは親御さんのことは考えているだろうけども、子どもたちを中心に考えるべきだと、そういうご意見もありました。我々としても、このすくすくスクール、それから学童クラブにつきましては、家庭の代わりということではございませんので、ここの延長時間については今のところ考えてございません。
◆大橋美枝子 委員 私はぜひとも検討してほしいんですけども、ある保護者の方が6時までの学童保育だと仕事が続けられないということでおやめになった方がいるんですね。しばらく子どもたちと一緒にいてパートに切り替えたということもお聞きしましたけども、ずっと正規で働き続けたいと、本当に女性がそこの部署に責任を持ってやるということになれば、一定の時間が私は、働くと言うことも含めて、やむを得ない、お迎えが遅くなるということは、就業保証としては必要ではないかということは強く思うところです。
 それで、それにかかわって最後に、民間学童クラブのことをお聞きしたいと思います。民間学童クラブの状況はどうなっているか、今後の新制度にかかわってどんな問い合わせが来ているかお知らせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 このたびの制度の改正に伴いまして、この申請に係る問い合わせが今3件来ております。ただ、このほかにも既に区内では民間で始めていらっしゃる方がいらっしゃいます。これは有料で少し高額な育成料という形でやられているところも聞いております。そうしたことで、今のところは我々のほうでつかんでいるのは、実際におやりになっているのは3カ所、それから新たに申請を問い合わせていただいているところが3カ所ということでございます。
◆大橋美枝子 委員 参考までに、もし保育料が幾らかおわかりだったら教えていただけますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 これはインターネットでお子さんを募集しているものを我々が見たものですけれども、1カ所ですか、4万2,000円ということで、1月の育成料になっております。
◆大橋美枝子 委員 有料学童クラブは増えてきているというのは私もインターネット等で見ました。例えば亀戸のほうの有料学童クラブも平井地域の学校に迎えに来ているとか、そこを調べたら1カ月5万3,000。そういういろいろ出ているというのは改めて思いまして、子どものためにっていうことで親もやむを得ず預けている場合もあるかもしれませんけど、繰り返しになりますが、公的な学校で今やっているすくすくをもっと保育内も含めてきちっとすることによって、私は保護者の対応を江戸川区そのものに期待してもらう形でやっていくような、今後の就労家庭の視点もぜひともふくらませていただきたいということを改めて思います。
 そこで、一つだけ実は有力学童クラブがバスでずっと迎えに行って、インターネットで見たら14校も集めているところがあったんですね。そうすると、子どもを大事にというけども、結局地域との子育てが切れちゃう感じもするので、そういうのはちょっと心配なんですよね。だから私としてはやっぱり一番原点に戻って、やっぱり学校中心としたそういう子育て支援、いろいろ出ているものを本当に大事にしてほしいということを改めて強調して終わります。
◆新村井玖子 委員 学童登録の子どもたちの補食については私たちもやっぱり必要だという認識でいます。ただ、この補食がなくなってから現場の様子が少し変わってきているので、それに関して質問を伺います。
 これまで地域の方々はサポートセンターですくすくスクールの子どもたちのためにさまざまなイベントを行っています。工作教室やクリスマス会など、子どもたちがすごく楽しみにしているものが多くあります。こういうイベントのときに出すおやつについて、教育委員会はどういう指導をしていますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 指導というよりも、例えばそのイベントについても、何かをゲームですとかそういったお楽しみをやりながら、そこに付随して景品というような形での口にする物というものが出るという例はございます。ただ単に食べるためのイベントというのはなかなか少ないと思います。中にはそうめん流しとか、地元の町会の方々がやっていただいているようなイベントもございますけれども、いろいろな体験をさせていただく中でのそうした口にする物が出るもの、こういったものについては、その保護者にお知らせするお知らせの中で、やはりアレルギーですとかそうしたものもございますので、これを保護者にしっかりと伝えるということで話をしてございます。
◆新村井玖子 委員 それではそういうイベントで付随する食べ物に関しては教育委員会は全て許可しているということですか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 今申しました通り、ただ食べるためのイベントということでは考えておりません。
◆新村井玖子 委員 イベント時のおやつというのは子どもたちの楽しみの一つです。地域の人たちが子どもたちに協働で作業することの楽しさとか、職の教育の一環として行っていた、例えばです、子どもたちとのケーキづくりだとか、一緒に植えたトマトやキュウリなども食べることができなくなったところもあります。夏休みにも近隣小学校のすくすくスクールと連携してイベントを開催して、汗だくになった子どもたちに、これまでは配れたアイスキャンデーも配れなくなりました。子どもたちに許されているのはお弁当以外、水だけだからです。せっかく他校の子どもたちとの交流ができて楽しい思いをした子どもたちに、よく頑張ったねとご褒美も上げられない地域のサポートセンターの方々の思いを考えたことはおありですか。やっぱりこういうイベントのときには食べ物という観点だけで見るのではなく、許可していただきたいと考えますが、いかがでしょう。
◎柴田靖弘 教育推進課長 今幾つか例を挙げられましたけども、我々としては先ほども申しましたけれども、イベントの中でそういう口にする物、これについては特に禁止をすると、そういうことをしているつもりはございません。それは地元の方々としっかり指導員も含めまして話をしながら、一番いい形でできることを推奨しています。ですから、それだけで断るということはしていません。
◆新村井玖子 委員 区が決めた補食の廃止の影響というのは結構大きくて、非常にしゃくし定規に食べ物はだめっていう対応をされることが多いんです。決められたことに忠実であろうとする職員は、子どもたちのために何かしてあげたいと思うサポートセンターと教育委員会の考え方との板挟みになっています。やっぱりその地域の方々が行うイベントなどでは、じゃあ食べるものに関してのイベントはいいということを教育委員会のほうからしっかりと伝えていただきたいと思います。
 次に、1日保育のおやつについて、区の考え方を聞かせてください。なぜ1日保育でもおやつは廃止になったのでしょう。
◎柴田靖弘 教育推進課長 おやつというよりも、補食という形で捉えていましたけども、これは希望するお子さんだけがとっていたということから、これは廃止をさせていただきましたので、1日保育、それからその1日保育じゃないという別はなく、これはやらないという方針でございます。
◆新村井玖子 委員 江戸川区より先に学童クラブを廃止して、スマイルスクールにした品川区でも、1日保育ではお弁当とおやつの持参は認めています。その家庭によって持参するおやつもいろいろありますが、そこが子どもたちの間で特に問題にはなっていません。分け隔てがいけないと教育委員会は言いますが、お弁当だってその家庭その家庭でいろいろあります。おやつに関しても納得していれば、子どもたちは違っていても平気です。丸一日学校で過ごさなければならない子どもたちに、お昼を食べた後夕方6時まで水だけというのは、1回に食べられる分量の少ない低学年の子どもたちに、そんなことで我慢を強いるのが教育だとも思えません。これを決定する過程で、地域も、ましてや保護者も当事者の子どもも置き去り状態でこれが決定されたという状況はおかしいと思います。1日保育についてもおやつの持参は認めるべきです。これは再度検討を要望します。
 次に、サポートセンターを支えている方々から聞かれる声ですけれども、地域のお祭りに何校か連携して参加しているすくすくスクールがあります。子どもたちが地域の皆さんと楽しく交流させたいとサポートセンターが支えています。終わった後、子どもたちにジュースの1本もあげられない今の状況。サポートセンターの用意するお菓子にまでいろいろと言ってくる過剰な反応に、熱意のある地域のボランティアの方々の意欲がそがれる事態になっている現状を、教育委員会は把握していらっしゃいますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 このいろいろな例えば踊りですとか、そういった発表の場に、すくすくスクールの皆さん、教えていただいている方が大変貴重な体験をさせていただいているということを承知しております。
 そのときには、なるべく親御さんにもご参加いただきたい。そして、お子さんの姿を一緒に見ていただきたいということでお声かけさせていただいておりますけども、特にその規制をかけるとかそういったことはしていませんし、我々もそこに顔を出しながらそのボランティアでやっていただいているその指導していただく方にも感謝の思いを伝えながらそういうふうにやっていただいているというふうに認識してございます。こちらでの規制をかける、それからそういったこういった物は出しちゃだめだとか、そういったことの指導はしているつもりはございません。
◆新村井玖子 委員 教育委員会の考え方はわかりました。すくすくスクールは親と先生以外の地域の多くの大人とコミュニケーションがとれる機会を提供するという点で、大変よい仕組みであるということは以前から申し上げています。しかし、今の状況を見ると、発足当時73校、73通りのすくすくスクールがあっていいと言った教育委員会の言葉が真実だったとはとても思えません。文科省が参考にした江戸川区のすくすくスクールです。福祉的要素を含み、生活の場をうたっている今の国の放課後児童健全育成事業の役目も果たす、すくすくスクールであるべきです。待機時については受け入れはクリアされていますけれども、質の担保というのはもちろん必要です。おやつについてこの1年半子どもたちは本当に我慢してきました。子どもの育ちを応援するという普遍的な形を応援しようと、熱意を持って地域で子どもを育てることにかかわってくれている地域の方々の活動を萎縮させかねない今の状況というのは、ぜひ改められるように教育委員会のほうからも現場に通知をしていただきたいと思います。
◆須賀清次 委員 ここではしゃべるのは違うことでお話しようかと思ったんですが、先ほど午前中にやぶ入りの話をしました。このやぶ入りの話をして、今の教育の原点に何か合うことがないかねという話をしたんですが、どうもちょっと私の時代が古いのかもしれませんけども、もう一つ話させてください。
 NHKで追悼田端義夫という番組を私たまたま見たんです。そのときの田端さんの話なんですが、田端さんは3歳で父親を亡くして、その後ひよこの人形づくりの内職をする母親に育てられた。といっても、貧乏なため、9番目の子どもの田端さんは小学校に弁当を持って行けず、遠足の経験もなかった。その小学校に通ったのも3年半だけで、13歳で奉公にあがったと。奉公に上がって別れた母親の涙を見てから、私は人生のささえとなっているのですということで、やっぱりこういう時代背景は違うかもしれないけども、やっぱり今親というものの思いというのは、時代背景は関係ないと思うんですね。その辺を考えたら、余りここに特化してやるのはどうかなという思いを意見として述べておくのとともに、私は実は本当に議員になったのは平成11年で、そのときにある私の知り合いから、「あなたは議員になって何ができるんだ。」と言われたときに、こういうものをできるだけ多くつくって、今も10冊以上になりましたけど、その中に多田区長の平成15年の第2回定例会の招集の挨拶の中の基本的な姿勢を、区民第一主義こそゆるぎない私の信条であると語り、子育て支援と教育の充実は最重点取り組みの課題でありますと。新しい施策として、子育て広場やすくすくスクール、これに併設する学童保育の開設ということで、あのころに多田区長はこういう形で一生懸命区民のために、子どもたちのためにやっているわけですから、私は余りにもちょっとそこにかかわり過ぎるのもやはり時代を間違えてしまうのかなという点で、一言添えておきます。
 それともう一個は、先ほども教育長に聞いたんですが、これは項が教育総務費でありますので、教育長にお尋ねします。
 任期の間、教育費の中にはこれだけ多くの問題が山積しているので、任期の間で何を中心にやりたいのかということを改めて聞きたいと思います。
◎白井正三郎 教育長 一番は何のために学校があるかというと、学校を出た後にきちんとした正しい社会人として働いていくためのことを学ぶというために僕はあるんだと思っております。ですから、最低限の学問も習うというか知識を得ることも必要だと思っていますし、それから時代の変化が本当にかつてないほど激しい、どんな時代になってくるかわからないぐらいの、先ほどから超便利時代って私言っていますけども、そういう激動の時代の中でたくましく生きぬく力を身につけなくてはいけないというふうに思っています。そのために、道徳心だとか公共心だとかいうことがありますので、心身とものたくましさというのはあろうかと思いますが、それを学校とそれからPTA等の保護者と、そして地域と合わせて、そんな子どもたちが1人でも多くできるようなことを理想として、理想としてというか、できるようにやってまいりたいというのが私の考えでございます。そのためにじゃあ今どういうことがどうできるんだということについては、具体的なことについてはもう少しお待ちいただければと思っております。
◆須賀清次 委員 私もその話を聞いて、協力できることとできないことが出てくるかもしれませんけども、応援しています。
◆深江一之 委員 ここでは2点聞かせていただきます。
 はじめに、PTAの自主研修会及び体験学習活動への講師派遣ということがあります。その中で、平成24年度は31件あったものが、25年度には19件に減っていますけども、これについてはどのようにお考えでございましょうか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 PTAのこうした活動に講師派遣として助成をしてまいりましたけれども、これはまず変更した点は、そのPTAの方の合同のものについては、25年からはこの対象としないと。単P、それぞれの単独のPTAの方々のそうした講演会、それから勉強会等に対する講師派遣料ということで変更させていただいた経緯がございます。
◆深江一之 委員 その中で、小学校が今73校でしたっけ、中学校が33校、その中で19件しかないというのは、ちょっと少ないんではないか。というのは、今学校が抱えるさまざまな問題ありますよね、不登校もそうだし、いじめもそうだし、いろいろなことがあります。その中で、やはりPTAとして勉強しなきゃいけないことというのは多々あると思うんですよね。だけど、これしかない。その辺について教育委員会は指導されているのか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 先ほど、変更点がもう一点ございました。それは親子の対象のものについてはこの対象から外させていただく。単純にPTAの方々、親御さんの勉強会で使っていただくということも変更点でございました。我々としては、毎年PTA連合会を通じて、各単Pに対して、ぜひとも有効に使っていただきたいということでご案内をさせていただいておりますけれども、この申請のないところでも各学校さん、また複数の学校で一緒にブロックごとにやられていたり、そうした活動はされております。これの申請の件数が確かにここのところ減ってきているというのは、今までやってきたところのこうした親子の体験的なもの、それから複数のPTAのものに対するものが減ったというふうに認識しております。
◆深江一之 委員 先ほど来申し上げているように、こういう事業を通して保護者をやはり学校の中へ引っ張り込むというか、PTAの活動を充実させるためにも、これはやはり大きくPRするべきだし、こういう制度をもっともっとやってほしいということで、扱って研修会をやっていただきたいということをもっともっと投げかけるべきだと思うんです。
 そこで、続いて、すくすくスクールのことにちょっとそこでつながっていくわけですけれども、すくすくスクールの概念というか、一番最初のコンセプトをちょっと考えたときのお話をしていただけますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 すくすくスクールがスタートした時点では、これは学校の放課後、それから休業日の学校施設を利用しながら、こうして児童が伸び伸びと自由に活動できる場をつくるということでスタートしました。もちろん遊びや学び、それから集団生活、多くの人たちとのかかわりの中で、その視野を広げていただいて、子ども自らコミュニケーション力を高めながら、こうした異年齢の中での活動を通じて自立を目指すということでスタートいたしました。何よりも、そのコミュニケーションの力を高めていただきたい。豊かな心を育むということでスタートさせていただいたものです。
◆深江一之 委員 今のお話を聞いて、私ども、今先ほど須賀委員もお話がありましたけれども、このすくすくスクールを立ち上げるときから推奨してきた立場でもございます。多田区長が最初に鎌田小学校で始めたものが、3年で江戸川区全部の学校に広まった。今や全国の小学校の中でも展開している、それほどすばらしい試みであった、制度であるということを我々は十分評価していますし、本当にすばらしいことだと思ってもいます。
 ただ、その中で今回いろいろな話を聞いていると、ちょっとずつ何か制限が大きく加わっているような気がしてならないんです。地域の方々が手を携えて子どもたちを育てよう、放課後に先生たちの力ではなくて、地域の方々が温かい奉仕の精神を含めて、子どもたちをそういう今おっしゃったような概念でやっていこう、そうしたときに、私は補食がいろいろな話で取り上げられますけれども、もしそういう希望があるんだったら、そのすくすくがやるんではなくて、保護者がやりたいと言うのであれば、私は自由にやらせるべきだと思うんですね。これはだめだとか、あれがこうだとかって、そういう制限を余りにもちょっとここのところ加え過ぎるんではないか。もっと自由に保護者が自分たちの責任をもってやりたいというんであれば、それはそれで許可していってもいいのではないかと思っているんです。ただ、一応今までの経緯の中でそういう形で決まっていることだから、もうこれ以上は言わないですけれども、やはり地域の方々が自由に、自由にというか、自分たちが思うようにその子どもたちを育てるという概念から言ったら、私は余り教育委員会を含めて、方向をきっちりと守っていくということじゃなくて、先ほど申し上げたように、勉強会もそうですよ、もっともっと学校に保護者を取り入れるためにも、もっと自由にさせてもいいのではないかなという考えを持っています。
 それで、本当に江戸川区、先ほど来出ている学力向上もそうです。不登校もだんだん増えてきている、そういうことを含めてやはり先生だけじゃだめだ。教育委員会だけでもだめだ。あとは保護者を、それから地域の方々を取り入れていくためには、やはりその方たちの考えも取り入れていかなければ、私はなかなかうまくいかないと思っています。その辺を重々考えていただいて、さまざまな施策に生かしていってほしいと思っています。すくすくスクール、本当にこれからも発展していくものだと思っていますので、期待もしていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆川口俊夫 委員 関連しての話ですけれども、私もかかわりを持って学校には足を運んでいる、そういう関係からお話しますと、全体としては確かに、大きな異論反論は特にないというふうに受けとめています。
 ただ、一部でぜひにやってほしい、復活してほしいという声が一部にあることは、これもまた確かです。さらにまた先ほどイベントのときの話がありましたけれども、私どものところも可能な限り、子どもたちにとっての応分な物、イベントのときに限ってですけども、それは裁量の範囲だろうというふうに承知をしております。
 それともう一つは、地域とのコミュニティの話ですが、学校応援団は比較的PTAのOBだとか、若い世代が多いように思いますが、すくすくのほうはどちらかというと、ご年配の方が多いんですね、私も含めてですけれども。これはうまく学校応援団とすくすくが交流できればいいんじゃないかなといつも思っているんですが、PTA主催のいろいろな行事のときにすくすくとして一つのブースを預かったり、模擬店を担当したりするんですけども、そういうときには多少協力してもらいますけれども、もっともっと世代間の交流を学校の中で進めていきたいと。このためには先生方の協力も必要ですし、PTAの必要もすくすくに対して必要なんですよね。そういったある意味では、方針を少し強力にではなくていいですけども、示していただけると、それがモデルケースになるような気がします。深江委員もおっしゃったように、我々は期待をしています。子育てするなら江戸川区と自信を持って言っていますから。そういう意味ですくすくの本来の存在意義をもう一度改めてご認識をいただいた上で、そして保護者の方々と地域の人たちとの連携をしっかり図っていただきたい。それだけでとどめておきます。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
 次に、第2項小学校費、第1目学校管理費。
◆太田公弘 委員 ここでは学校情報化推進事務費ということで何点かお伺いさせていただきます。
 まず一つは、285ページになるんですが、学校教育情報化推進支援業務委託というのと、もう一つ校務用のコンピューターシステムリプレイスにかかわる委託というので、ちょっとこの内容についてまず教えてください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 今、委員がお尋ねの285ページ、小学校費の件だと思うんですが、もう一度その費目をお願いできますでしょうか。
◆太田公弘 委員 学校情報化推進事務費経費の中の、285ページにありますので、13の委託料の中のイとサ、わかりますか。
◎柴田靖弘 教育推進課長 申しわけありません。こちらのイの学校教育情報化推進支援業務委託でございますが、これは教育用のものではなくて、コンサルに学校のICT全体の推進計画、そうしたものの策定ですとか、それから学校のICTの取り組みについての調査、そうしたものを委託しているものであります。それから、サの校務用コンピュータシステムのリプレイスにかかわる委託でございますけれども、これは平成25年に学校LAN、校務用のLANを全校入れ替えたことに伴いまして、その入れ替えに伴う設計等の業務委託でございます。ですので、これは25年度限定の委託でございます。
◆太田公弘 委員 わかりました。この校務用のコンピューターのシステムということで、これは恐らく学校の先生方、校務支援ということで、このシステムを入れていらっしゃると思うんですけれども、民間でも、また官でも同じだと思うんですけど、いろいろな職種共通で一番大変なのが、例えば事務処理ですよね。例えば、営業でも回って帰って来て、またその営業日報を書いたりとか経費の精算ですとか、いろいろな仕事が、本来の仕事のほかにつきまとうということで、恐らくは学校の先生方も同じで、本来やっていらっしゃる業務のほかにいろいろな仕事、課題とかがあると思うんですね。そういったものの支援ということでこのシステムを取り入れていらっしゃると思うんですけども、実際に、このシステムを通して効率的に、本来の目的は効率的に子どもたちとより触れ合う時間を多くしようというような目的だと伺っていますけれども、この辺を活用して有効に使われているかどうかということをまずお伺いしたいと思います。
◎柴田靖弘 教育推進課長 この校務用のLANは、今、委員がおっしゃるとおり、校務の事務を効率化することによりまして、子どもたちの教育の時間を増やす、子どもたちに向かう時間のために効率化を進めているものであります。昨年、リプレイスをいたしまして、その後にアンケートを行っております。その中では、大変使いやすくなったと、リプレイスによりまして使いやすくなったという答えが88%。そして、便利になったというのが93%。それから、手間がなくなったというのが68%ということで、今回のリプレースによりまして、さらに、そうした効率化が進められたというふうに考えております。
◆太田公弘 委員 わかりました。非常に、今のアンケートとしますと、先生方の感想というのは、使いやすく、しかも便利になったという声が大勢だったという認識をいたしました。
 続いて、これまでも質問させていただいているんですけども、電子黒板、これも小学校なんかでも全教室取り入れていらっしゃるということなんですが、中には古いタイプのものもあったというふうに記憶しているんですが、この辺は、新しいものを取り入れていらっしゃるのかということと、あわせて、デジタル教科書、これも以前に提案をさせていただいていますけども、この辺の活用状況を教えてください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 今、委員お尋ねの電子黒板でございますけれども、実は、23年に導入いたしました学校、普通教室が39校。その前に、20年に導入していた小学校が34校、これは電子黒板化ができておりませんでした。これを今年度夏休みにリプレイスをさせていただきました。年限ということでございます。この夏には、小学校73校全てで普通教室の電子黒板化が終了したということになってございます。この活用でございますけれども、特に一番使われているのは、書画カメラと申しまして、実物をカメラで投影して、そのモニターで子どもに映しながら、ときにはお子さんが勉強したものをその書画に映して画面を通して一斉教育の中の発表に使うという使い方。また、教員が実物を書画カメラに映して、児童生徒に見せるというような使い方が一番使われておりまして、これはもう既に94%、小学校では使っているというアンケートの結果が出ております。今年のリプレイスによりまして、全校配備できましたので、今年度、その効果につきまして検証してまいりたいと思っています。
◆太田公弘 委員 わかりました。これで全校ですよね。本当の意味での電子黒板、これが普及したということで、その活用も今お聞きしたとおり着実に進んでいるというふうに捉えました。やっぱり、1時間目から6時間目までずっとデジタルを使ってやっているわけじゃないので、必要なときに使うということで、やはり使う先生方の研修なんかも通して、より一層研修を充実させていただきたいと思うんですが、最後に、この教育ネットえどがわというのがございますけれども、これの教員専用のポータルサイト、これがございます。これも開設されて2年というふうに記憶しているんですけども、実際授業で使われる電子教材、これも業者さんがつくったものもありますし、各自治体がやっていらっしゃるものもあると思うんですけれども、このコンテンツも含めて、この増えてきた状況とか、その活用の中身も教えていただきたいと思います。
◎柴田靖弘 教育推進課長 先ほど、デジタル教科書の活用という問いがあったことに漏れておりました、すみません。デジタル教科書でございますけれども、既に今年度につきましては、小学校61校で算数を導入しております。それから、国語が30校ということで、その授業の中でそれぞれ活用をさせていただいております。
 それから、今の問い合わせでございますけれども、教育ネットえどがわでございますけれども、今、ホームページでもアップしてはございます。六つのカテゴリー、デジタルリンク教材ですとか、それから情報モラルの指導教材、そしてICT活用の資料集、江戸川区を学ぼうとかキッズコーナー、ただいま委員さんがおっしゃいました教員ルームというようなことで六つのカテゴリーを用意してございます。この中では、それぞれ江戸川区の教員の方が自作でつくった教材をデータベースに登録しまして、ほかの教員の方々にもこれを活用いただくといったものも含まれております。そのほか無償で、例えば文科省ですとかNHK、教科書会社が無償でインターネット上で公開しているものもございますので、これにリンクを張っております。そういう意味ではさらに活用していくことを呼びかけていきたいと思っております。
◆太田公弘 委員 今、課長が答弁いただいたように、ポータルサイトに投稿する先生方の投稿数も増えているということでお聞きしますと、やはりよく活用されてきているなという印象を受けます。やはり、工夫をしながら、ほかの先生方も使っていけるというのは、非常に我々も推進してきて広めてもらいたいというところの趣旨が少しずつ伝わって来ているかなと思います。今後もこういったデジタル教科書も含めて、先ほどのデジタルコンテンツ、こういったものもしっかりと活用していただいて、さらに研修とか情報交換を進めていただきたいと要望して終わります。
◆佐々木勇一 委員 今、小学校でいよいよICTの環境がまたさらに充実をして整ってきたという話をいただきました。中でも、デジタル教科書につきましては、今、太田委員のほうからもお話がありましたけれども、非常に有効であるというふうに私は考えておりますし、新田小学校でICTの先進の取り組みの発表がなされたときも非常に有効であるという話もいただいております。そこで環境が整ったということもありますので、ぜひ全校にデジタル教科書というのを導入していただければなというふうに考えております。この点について、どのようにお考えかをお聞かせください。
◎柴田靖弘 教育推進課長 先ほど申し上げましたけれども、まだ電子黒板化が全ての小学校で済んでいなかったという環境にありました。今年の夏、これが全校小学校の普通教室に配置終わりましたので、今後このデジタル教科書の活用という面では、小学校でも増えていくだろうというふうに考えております。我々としても、そうしたことを支援していければというふうに考えてございます。
◆佐々木勇一 委員 教員の皆さんとお話をしていますと、教育ネットえどがわも非常にありがたい取り組みだというふうにいただいております。ただ、例えば、この授業でこういうことをやりたいというときに、一つ探していくときに非常に検索に時間がとられてしまうと。一つのコンテンツのところ、中のポータル入って、そこで探して、また別なところに入り直してというようなことで言えば、教科書に則した形でデジタル教科書というのは、使い勝手としてはよろしいんじゃないかなと思いますので、せっかくのすばらしいコンピューターの機器もソフトというのが大事になってくると思いますので、ぜひ今後ともご検討をよろしくお願いしたいと思います。
 今、お話させていただいたのと関連して特別な支援に要する子どもの教育についてお尋ねしてまいります。先ほども申し上げたとおり、特に特別支援教育では視覚、そして聴覚ということについては効果があることは実証されております。我が会派でもその点、特別支援学級へのICT環境の整備とデイジー教科書やデジタル教科書の導入を要望してまいりましたが、東京都教育委員会もこの6月には特別支援学校におけるタブレット端末活用事例として、その特性を生かした取り組みを報告しております。そういった意味で活用を推進しているわけですけれども、そこで本区として特別支援教室におけるタブレット端末の導入についてどのようにお考えなのかをお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 全体のことについては、まだ研究中ということですが、特別支援教育につきましては、今、委員ご指摘のとおりです。かなり成果が見えているということです。これにつきましては、要するに公費で準備するものなのか、それとも障害の特性があるものですから個々のものにするのかということも含めて、しっかり他区の状況も見たりしておりますので、そういったことも含めて検討していきたいというふうに考えています。
◆佐々木勇一 委員 タブレット、本当に今までにない操作性というものが高いというふうにありますし、個々の児童生徒にあわせた取り組みというのができると思いますので、ぜひご検討をしていただければと思います。文科省の発表では、発達障害の可能性のある児童生徒は通常学級に6.5%も在籍しているということもありますので、ぜひそういった点で研究していただいた成果が見えたときには、また普通小学校、中学校ということも今後の研究課題として取り組んでいけるのかなと思いますので、検討をお願いしたいと思います。
 もう一点、別の角度からいただいた資料の107になりますけれども、特別な支援を要する児童生徒数については、傾向がみられると思いますが、この点、どう分析されているのかと、25年度では介助員の延べ人数が小学校で97名、中学校で48名減少しております。この点について理由をお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 小・中学校の特別支援学級の在籍者の状況ですけれども、小学校のほうは、知的障害学級の在籍者がここに来て2年ほど、今までは一貫して伸びてきたんですけれども、若干頭打ちといいますか少し減るような傾向が見られてきたということであります。ただし、情緒障害学級、それから中学校の知的障害、情緒障害につきましては、これまでと同じように増加の傾向が続いているというようなことであります。
 もう一点の介助員についてなんですけれども、25年度で介助員の延べ人数で若干減ったことに対してのご質問だと思います。平成25年度から学期ごとに、そのお子さんの状況を見て、そのお子さんが落ちついてきたりとか、あるいは人とかかわるようなスキルを身につけてきたというような、そういう介助員をつけずに済むような状況になってきた場合に、その子から介助員を外して、ほかに必要な子どもにつけるようなことを始めましたので、そういったところが少し介助員の増減につながったというふうに考えているところであります。
◆佐々木勇一 委員 特別な支援を要する児童生徒については、区の分析どおりだと思います。情緒については増加傾向があり、それをしっかりと発達障害相談センターとか支えていただいて区として全体で取り組んでいただいているということは評価させていただきたいと思います。また、そういった意味では、増加傾向がみられるというところもありますので、ぜひ、その点については特別支援学級の増設ですね。このことについての考え、そしてまた介助員については、本人だけではなく周りの児童生徒に対する配慮ということとかもありますので、ご要望も大変多いと思います。そういった意味で、介助員の弾力的な配置について、この2点、どのようにお考えなのかお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 特別支援学級の新設につきましては、これまでも学級を増やしていくということで、今年度については知的障害学級を小・中1校ずつ新設をしまして、情緒障害については小学校1校を新設したという状況です。来年度につきましても、同じように知的障害学級を小・中1学級ずつ、それから情緒障害学級を小学校に1学級増設するという予定になっております。介助員の弾力的な適正配置という考え方ですけれども、今のところ、障害のある子ども1名に対して介助員を1名配置するというのが原則になっているところですけれども、学校全体であるとか学級全体の状況を見ながら介助員の配置について今後どうするかというのは、検討していきたいというふうに考えているところであります。
◆佐々木勇一 委員 限りある予算の中でさまざま本当に工夫していただいているのはよく理解をしておりますし、ただやっぱり、子ども、保護者、そして学校から要望がある点については、しっかりと検討していただければというふうに思います。やはり、お金がかかることですので、限られた中でどう工夫していくかということもそうですが、特別な教育的支援によって可能性が開花していくということは確実に言えると思いますので、ぜひその点をよろしくお願いをしまして終わります。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆川口俊夫 委員 ここで学校の施設維持管理補修費のことなんですが、夏休みの限られた時間の中で工事をやる、そして工期をしっかり守っていただくという観点に立つと、まず一つは、できるだけ早く発注をするという問題があろうかと思います。それからもう一つ、夏休みの間に地域の方々が学校施設を利用する、貸していただくということがあって、利用される団体との調整というのもありますけれども、この辺のところのこれまでの取り組み調整の仕方についてお尋ねをしたいと思います。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 学校の大規模改修工事につきましては、学校運営からも影響が少ない夏休みの期間を使いながらの改修工事を実施しているところであります。そこに間に合うように工事発注のほう行わせていただいているんですけれども、大規模改修工事も含めて工事全般、昨年度については契約の不調の部分もございまして、工事ができたところと工事自体夏休みの調整がなかなかつかず、翌年度に変更しなければならないという状況も何件かございました。工事ができたところも不調によって契約の締結がおくれた結果、工事期間等も夏休みを過ぎて、ずれ込むとかそういった状況もありまして、来年度の大規模工事については、現在検討しているところであります。いずれにしましても、夏休みの期間を含めて最短で工事ができるように取り組んでいきたいというふうに考えているところであります。
 2点目の地域行事につきましては、大規模改修工事がある場合なんですけれども、学校へも前年度に工事の予定をお知らせさせていただいております。学校の体育館、あるいは工程を利用される方とも早めに調整をしていただいているところもありますけれども、いずれにしましてもご理解をいただきながら工事のほうを実施しているところであります。大規模改修工事につきましては、施設の延命と子どもたちにとっても安全で快適な学校施設とするためにも必要であるところでありますので、今後も学校を使った地域行事等にも影響があることから、引き続き早めの周知等、十分な調整を行いながら円滑な工事進捗に努めてまいりたいというふうに考えております。
◆川口俊夫 委員 それから、工事の検査に関してですけれども、所管の担当の方が夏休みで不在だったということによって何日かおくれるということもあるようです。そんな話を耳にしております。ですから、そういった対応もあらかじめお互いに約束事で取り決めをしておいていただいて、速やかに検査が終了するようにお願いをしたいというふうに思います。規模の大小がありますからさまざまですが、夏休みも5日間短くなったということもありますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから、担当される業界の方々との連携でございますが、例えば塗装業界なんかは江戸川区と防災協定を結んでおります。ちなみに、発災時は必ず避難所として学校が使えるかどうか、漏水がないかどうか、そういったチェックをやっていただく団体でございます。そういった団体との連携というのは非常に重要でございますから、ぜひ今後もよろしくお願いしたいと思います。
 そこで1点だけ。この業界の皆さん方からお話を聞いたことがありますけれども、遮熱塗装というのがあるんです。非常に省エネで電力の節約にもつながる、遮熱塗装というんですかね、遮光というのか、そういったものの取り組みについて今後の検討か何か予定かありますでしょうか。
◎眞分晴彦 施設課長 工事についてですので、私のほうからお答えさせていただきますが、教育施設を含めて、今、区の施設については、長期修繕計画なるものを策定してきているところであります。そういった施設の改修時期にあわせて遮熱塗装、その熱の吸収を反射することで発熱を抑えるという効果のものでありますが、そういった屋根工事を行う際にそういったものを積極的に活用して、省エネなり施設の長寿命化を図っていこうということで、今後具体的に計画していきたいというふうに考えているところでございます。
◆川口俊夫 委員 ぜひ、積極的に取り入れていただいて、実証実験でもすれば明確です。数字ではっきり出ると言っておられます。ただし、残念ながらコストがかかるという面がありますから、そういったことを勘案して、ひとつ取り組みを進めていただきたいと要望して終わります。
◆早川和江 委員 今のに関連しまして、大規模改修で学校なんかの図書工事の話を今しましたけども、その学校、学校でどういうカラーを塗ったらいいのかというのを副校長のセンスで決めるってちょっと聞いているんですけど、その辺どうでしょう。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 学校の色彩についてでありますけども、これについては各学校それぞれカラーというのがありますので、各学校と相談しながらということですので、特に副校長先生のご意見だけということではないということであります。学校全体として相談しながら決めてきているという経過もあります。
◆早川和江 委員 校長だけの話ではないんでしょうけども、副校長が中心になって決めているようなんですよ。ですから、副校長もそんなに長くいないということと、やはり学校全体を通して、江戸川区全体を考えてみると、ちょっといろいろ学校を見てみるとわかるんですけど、ちょっとどうかなと思うようなデザインもございますので、トータル的に江戸川区はこういう感覚、それから今はカラーコーディネーターという職業もあるぐらいなので、やはりその辺、ある程度統一見解を持ってやる指揮官がいたほうがいいんじゃないかなとちょっと思うんですけど、どうでしょう。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 今、学校の改築も含めて進めているところでありますけれども、色彩等の関係につきましては、景観の審議会等もありまして、そういったところからのご意見もありまして、色彩教育の一環で景観教育ということで都市開発部中心にしたカラーから進めさせていただいているところもあります。全体のコーディネートをすると、地域のカラーリングともあっていかなければ景観上問題だという点もありますので、その辺は十分検討させていただきながら今後進めてまいりたいというふうに考えております。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆新村井玖子 委員 ここで、特別支援学級に絡んでの学校統合についてとあとの学校運営に絡んで学校図書館について2点質問させてください。
 現在進んでいる学校統合のうち、清新二小と三小の統合は特別支援学級の固定級と通級クラスがある学校同士の統合ということで配慮を要するものですが、教育委員会ではどのように配慮してきたのか経過をお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 現在の清新町の統合で清新二小と清新三小の統合するということで進めているところですけれども、清新二小には知的障害のうみかぜ学級というのがありまして、清新三小には情緒障害のたぶのき学級という学級があります。このうみかぜ学級とたぶのき学級、たぶのき学級は特に区内で一番大きな情緒障害学級ということもありますので、一緒にすると子どもたちの教育環境上望ましくないというところもあるものですから、清新二小のうみかぜ学級については、今、新田小学校のほうに移設をするということで協議を進めているところであります。
◆新村井玖子 委員 うみかぜ学級の保護者の方たちは、やっぱり子どもたちの環境がかわることに伴って、どんな影響があって、その影響をできるだけ小さくするにはどうしたらいいのか、専門家の方の話を聞きたいという声がありましたが、そこはどのようにされましたか。
◎住田雅一 学務課長 先週も、うみかぜ学級の保護者の方たちとは、お話し合いをしたところなんですけれども、指導室のほうにいる特別支援の専門の相談員なども一緒に出ていただいて、保護者の方たちのご意見をお聞きしながらいろいろと今話し合いをしているというような状況であります。
◆新村井玖子 委員 お子さんたちにとって環境がかわるということがすごく大きく影響するということを大変懸念しているので、ぜひ丁寧に一緒に、保護者の方たちも一緒に含めて進めていかれることを要望します。
 最後に、新田小学校への周知ということについては、どうなっていますか。
◎住田雅一 学務課長 新田小に対しては、既に校長先生のほうから学校評議員さんやPTAの役員さんに28年4月にうみかぜ学級が移設されますというお話はしているところであります。一般の保護者の方に対しても、これから早目に説明をしていきたいというふうに考えております。
◆新村井玖子 委員 保護者の方には、どうも紙で通知したようなんですが、わからないこととか詳細の説明がほしいと思っても、これじゃあ双方向でやりとりができません。特別支援学級の保護者の方々も移るに当たって大変心配している状況なので、教育委員会としてはきちっと説明に出向くことを要望します。
 続けて、学校図書館について伺います。地域図書館との連携についてです。司書教諭に行っている研修の状況をお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 学校には図書館司書担当教諭を配置しておりますので、その者については年に1回研修を行っています。その際に中央図書館の方を講師に招いたりして連携等についても学んでいただいているというか、そういうことを実施しております。
◆新村井玖子 委員 1回の研修だと講師の側も先生たちに知ってほしいことの全てを伝え切れないというのが現実だと思います。地域図書館、幾らでも学校図書館との連携は可能だと言っているんですけれども、肝心の学校図書館の側が自分たちがどうやって図書館を活用できるのかよくわかっていないんじゃないかという感触を持っています。ぜひ研修の機会を増やすことを要望しますけれども、これについてはいかがですか。
◎松井慎一 指導室長 学校図書館の充実につきましては、今の学校図書館司書の研修と各学校には読書課の推進教員というのがおりまして、それについては年3回研修をしています。研修の機会はそのように確保していますけれども、今の大もとの各学校がどのように自校の学校図書館を充実させるか、それから図書館の充実だけではなくて、最終的に子どもがどれだけ本に親しむかということですので、地域に住んでいる子どもたちが地域の図書館をどのように利用するのかということも含めて、これは研修の機会だけではなくてあらゆる機会を通して、学校長への情報提供とか指導主事の指導、助言等さらに充実させていきたいというふうに思っております。
◆新村井玖子 委員 各地域図書館、担当している学校があるということなんですけど、その地域図書館と担当している学校同士の連携が図れるように交流会など開くということもできると思うんです。これはぜひ検討を要望します。また、読書科のある江戸川区での取り組みです。やっぱり積極的に地域図書館の専門性を活用するということを教育委員会のほうから各校に周知するということについてはいかがでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 これまでもそういう情報提供等に努めてまいりましたけれども、先ほども申し上げましたが、さらに十分でない取り組みがあるということもあると思いますので、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。
 先ほど、教員研修ということで、指導室の研修につきましてお話をさせていただきましたけれども、教員同士の研究会、区教研というのがありますので、そこでさまざまな勉強の機会を設けているといったこともご報告させていただきます。
◆新村井玖子 委員 視察した山形の朝暘第一小学校では、校長先生をはじめ教職員が図書館を活用した研究授業に取り組んだり人材育成を図ったりしています。山形市の教育委員会も地域図書館との連携を強化して学校教育活動への支援を打ち出しています。地域図書館は図書資料の提供だけでなく、選書の方法、レイアウトの相談にも乗っています。ぜひ地域図書館の積極的活用を学校に進めることを要望して終わります。
◆瀬端勇 委員 今年、たしか国会で6月27日に、その前に議決されて交付された学校図書館法の一部を改正する法律によって学校図書館に専任の学校司書を配置するように努めることが決められたと。来年4月実施とされたわけですけども、今回の決特の資料要求でも各会派が求めた資料で明らかになったわけですけども、この学校司書専任司書を実施していないのは、大田、北、江戸川の3区のみということなんですけども、この今回の学校図書館法の改正どおり来年度から実施すべきと思いますけども、どういうふうな、教育委員会としての計画が検討されているのかどうか教えていただきたい。
◎松井慎一 指導室長 このことにつきましては、今お話があったとおりでございます。努めなければならないというふうになっております。これまで江戸川区の学校図書館につきましては、学校応援団の活用ですとか、先ほど言った学校図書の司書教諭、それは専任ではありませんけれども、そういう中で努力してきているということもあります。ですので、これについては他区の状況等も見ながら研究していかなくてはいけないだろうなというふうに思っているところです。
◆瀬端勇 委員 研究も大事なんだけど、これ、法律改正で来年の4月実施となっていますよね。全校、やっぱり小・中学校全校に専任の学校司書を配置すると、努めなくてはならないと、努力規程かもわからないけども法律改正でそうなったと。これは恐らく江戸川区議会の多くの会派が求めてきた学校図書館への専任司書の配置が法律改正という形で私は実現する運びになったんじゃないかと思っているんですけども、それは4月ですから研究とか検討とかと言っている暇があるのか、どういうふうに全校に学校司書を配置するのか、これやらなかったら法律違反になっちゃうんじゃないですか。やるのかどうか教えてください。
◎松井慎一 指導室長 今言ったように、努力義務であるということ、ただそのことを配置しなくていいとは捉えておりません。ただ、それにかわるものがこれまで江戸川区ではやって来ているわけですから、そのことも含めて検討していくということでございます。
◆瀬端勇 委員 かわるものというのは何だろう。要するにボランティア、学校応援団。専任の学校司書を配置するというように努めるものとするというか、そういう規程ですよね、法律は。だから、これまでの活用と法律で改正された学校図書館法の改正によって決められた専任の司書というのはどういう関係があるんだろう。どういうかかわりになるんだろう。
◎松井慎一 指導室長 専ら、このことに従事する職員を配置することを努めなければならないという法律ができたことは承知しております。そのままストレートに配置するのか、それとも本当にそういう今まで学校応援団ですとか、これは職員ではありませんけれども、学校の司書教諭ですとか、そういった者が担ってきた役割も継続しながらこのことについて検討していくということでございます。
◆瀬端勇 委員 今回の法律改正に伴って、衆議院、参議院の委員会の附帯決議もあって、その中には学校司書が継続的、安定的に職務に従事できる環境への配慮ということがあって、これは率直に言えば学校司書の処遇というか待遇ですよね、賃金。地方交付税の対応ですと、非常勤職員年間105万円ぐらいですかね、そういう基準になっているかのような情報も聞いているんですけども、その点どう認識されているかということと、文科省通知で司書教諭について11学級以下の学校においても司書教諭の設置が求められているというふうになっているみたいですけど、江戸川ではどうなのか、2点。
◎松井慎一 指導室長 このお金の、どこから出所が出るかということについては、今情報をしっかりとっていない状況がありますから、とっていないと言いますか、来ていませんので、そういうことも含めて検討していく、研究していくということでございます。
 それから、江戸川区の司書教諭の配置状況でございます。これについては、中学校では33校中32校で配置しております。これは、教員の異動の中で免許を持っている教員が配置できなかったということです。小学校につきましては、73校中73校全て配置している状況でございます。
◆瀬端勇 委員 今回、国のほうで、国会でそういう議決がされて、学校図書館法という法律の中に学校司書という、今室長もおっしゃった、専らその学校図書館にかかわる職員の配置が法律として決められたということですので、しかも、これ4月から実施すると。江戸川区106校あるわけですから、これちょっと早くしないと間に合うのかなという心配もあります。
 それから、先ほど来お話があるように、読書科を全国はじめて開いた江戸川区ですので、学校図書館の活用というのは非常に重要な課題だし、学校専任司書は当然遅きに失する面はありますけれども、一刻も早く決めて全校に配置をしていただくということで読書科を推進していただきたいと思います。
◆大橋美枝子 委員 この目で私、学校施設の特にエアコン設置のことに関して質問させていただきます。
 私自身が定例議会でも質問させていただきましたけれども、特に新設の学校がどんどん進む中で、今まである学校との違う意味での格差が生まれる可能性があるという指摘をさせていただいたところですが、今回資料をいただきまして、200数十の特別教室が、まだエアコンがついていないということを教えていただきました。そこで、改めて、とにかくお金がかかることだということは私も想像できますので、具体的にはどの程度の予算、200数十、全部もし入れたとしたらどの程度の予算規模なのかなということを教えていただけますか。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 決算特別委員会の資料にも出させていただいておりますけれども、特別教室でありますけども、小学校88教室、中学校166教室の小・中あわせて254教室にまだエアコンのほう設置されていないということであります。そのほか普通教室等につきましては、エアコンのほうは全部配置されているという状況です。仮に、この未設置の特別教室に設置した場合でありますけれども、約7億1,000万円ほどの経費がかかるということであります。
◆大橋美枝子 委員 予想以上にかかるので、ちょっと驚きましたけど、家庭用エアコンとはもちろん違うということは想像できますけれども、私は費用の問題は当然あるとは思いますが、計画的な区として施設の計画の中にこれを取り入れていただきまして、ぜひとも全ての特別教室に年次計画か何かでやっていただけないかということを強く要望して終わります。よろしくお願いします。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 第1目学校管理費の審査を終了いたしました。
この辺で休憩をしたいと思います。
 再開時間は、午後3時35分といたします。
 暫時休憩します。20分休憩です。
                     (午後 3時15分 休憩)
                     (午後 3時35分 再開)
○八武崎一郎 委員長 休憩前に引き続き、再開いたします。
 決算概要説明の286ページをお開きください。
 第2目教育振興費から審査願います。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第3目学校給食保健費。
◆早川和江 委員 ここでは、江戸川区の小松菜の一斉給食ということで、聞かせていただきます。定着してきましたけども、今、年何回ぐらい実施しているんでしょうか、お聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 JAさんのほうから全区一斉にいただいている小松菜給食につきましては、これは年1回実施をしております。そのときに、小学校・中学校全校でそれぞれ工夫された小松菜のメニューが出るということになります。それ以外にも、それぞれの学校で農家さんと小松菜の契約をしておりまして、多い学校だと1週間に1回とかそういうような頻度で小松菜を使った献立が出ているというような状況でございます。
◆早川和江 委員 サラダ小松菜もおいしいし、いろいろな意味で江戸川区特産の小松菜をみんなで食べて、農業振興にも一役買っておりますし、ふるさと江戸川を知り、ふるさと江戸川を愛する心を養う重要な政策だと思いますので、今後も積極的に進めていただきたいと思っています。小松菜のほかにどのような食材を使って、どのようなバラエティな給食を出しているかをお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 学校給食では、それぞれの学校の栄養士が学校の独自献立ということで献立をつくっておりまして、それぞれに工夫された献立といいますか、地産地消ということもありますので、そういったものを先ほどの小松菜が一番代表例ですけれども、そういったものを生かしながら、さまざまな学校給食が、特色のある給食が行われているというような状況であります。
◆早川和江 委員 学校生活の中でいろいろ楽しいことはありますけども、やはり給食というのは一番楽しい時間ですので、やはりいろいろバラエティに富んだ給食をいろいろ考えてやっていただきたいなと思います。それで、小・中学校でアレルギーを持っている子どもなどはどれぐらいいるんでしょうか。
◎住田雅一 学務課長 給食のアレルギーを持っている子どもの数なんですけれども、今年度26年度につきましては、1,138人ということで、この小・中学生が給食で何らかの対応をしているというような状況であります。
◆早川和江 委員 この問題で非常にアレルギー、私たちのときには余り考えられなかったんですけども、アレルギーを持っているお子さんたちが結構増えてきているということで、やはりおいしく楽しくみんなで一緒に食べる給食で、アレルギー除去食を一生懸命つくっていただいて、一緒に皆さんと食べるんですけど、これは間違えて、私なんかちょっと病院などいろいろ付き添いで行ってて、自分たちでとって持って行くんですけど、それも間違っちゃう人、たくさんいるんですよね。ですから、配食のときに除去食がすぐわかるような何か工夫していますか。
◎住田雅一 学務課長 アレルギーについては、委員さんがおっしゃるように給食室から出てから、そのお子さんのところに間違いなく着くかというところも大切なことになりますので、まず、最近工夫した点としては、フードカバーというのをアレルギー食の子どもの給食にはつけてあります。フードカバーのところには、何年何組の誰々君の給食だというような表示をして、そのフードカバーをつけて配膳をしますので、間違いなく届くような形にしているということであります。
◆早川和江 委員 フードカバーをつけているので間違いないというのも非常にいいかと思うんですけど、アレルギーの対策でカラー食器を導入しているということで非常にわかりやすく間違いがないということで、やはり間違えてからエピペンを使ったりいろいろなことをして大変な思いをしている場合もあるんで、やはりこれは絶対間違いないということが基本になっていますので、一生懸命給食室のほうでつくっていただいても、それを出すまでの間にやっぱりそういう間違いがあってはいけないと思いますので、これ、カラー食器ね、ちょっといかがでしょうかね。
◎住田雅一 学務課長 アレルギー対応については、これは間違いがないように万全を期していかなければならないと考えておりますので、これからもさまざまな点で検討をいろいろとしていきたいというふうに考えております。
◆早川和江 委員 誰が見ても一目で食物アレルギーに対応しているということをやっぱりわかるように、誤配や誤食がないようにしっかりと注意を払っておいしい給食をぜひともみんなで楽しく笑顔で食べられるようによろしくお願いして要望します。
◆太田公弘 委員 今、早川委員からご質問があったところとかなり重複しますけども、重複しないところでご質問させていただこうと思います。
 まず、学校給食の民間委託ということでお聞きをさせていただきます。学校給食、各民間企業に委託を順次進めて、その実施状況とあわせて学校の栄養士さんの配置の状況、都費、区費、あと今回のこの民間委託でそのようになった方もいらっしゃると思いますので、その辺の状況をまずお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 学校給食の委託の状況でありますけれども、平成14年度から調理業務の委託を開始して、今年度は小・中学校106校のうち、88校が調理業務委託校になっております。その88校のうち15校が栄養士の民間委託の学校ということになっておりまして、それ以外の学校には正規職員の栄養士が配置されているということで、栄養士のほうは全校配置となっております。
◆太田公弘 委員 106校あるうち88までということで、かなり民間委託が進んでいるという現状がわかります。それとあわせて、先ほど早川委員からも小松菜の話も出ましたけども、ここまで民間委託が進んでいるということで、進んだことによって成果と言ったら変ですけども、例えば安い経費と言ったら変ですが、今までの経費で、その中でおいしいものをつくれるようになったとかという、ちょっと具体的な成果があればお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 委託の成果、効果ということになるかと思うんですけれども、まず、区の正規職員の人件費に比べて委託料のほうがコストが安くなるということが1点あります。また、従事者の配置人数が増えるために行事給食などの特別給食がやりやすくなったりとか、あるいは先ほどもありましたけれども、アレルギー対応の人手をより多く確保できるといったようなメリットがあるというふうに考えております。
◆太田公弘 委員 今、アレルギーも出ました。先ほど早川委員からもアレルギーのことが出ましたけども、私どもの今回の資料請求で112番で学校給食のアレルギー対応人数の推移ということで、この過去5年間推移でございますけれども、最終的に先ほど26年度は1,138人、その前をずっと見て行くと、やっぱり、毎年毎年アレルギーのお子さんが増えてらっしゃるという現状があるんです。まず、なぜ増えているのかという、この現状の分析をどのようにされてらっしゃるかお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 なぜアレルギーが増えていくのかという、原因はよくわからないんですけれども、これは江戸川区だけの傾向ではなくて、全国的にこのアレルギーの対応している子どもの数というのは増えているようであります。委員がおっしゃるように、かなりの数で毎年増えていっているというような状況です。
◆太田公弘 委員 この数字が示すとおりだと思いますので、先ほども民間委託されたということでございまして、特に、民間委託されて、このアレルギー対策、この民間の委託先がどのように対応されていらっしゃるかということと、あとは2年前に調布で学校給食のおかわりをして亡くなられたお子さんも出たということで、アレルギー対策としてエピペン、今回もその資料請求の、この下のところにエピペンを持っていらっしゃるお子さんの数が出ていますけれども、この122人の児童生徒さんがエピペンを持っていらっしゃるということで、いざというときのための、特に教職員の対応、これが非常に大事になってくると思いますので、その訓練、研修を行っているかどうかということ、その対応を含めて、この今の2点をお聞かせください。
◎住田雅一 学務課長 この、まずアレルギー児童への対応ということですけれども、これは委託している、していないにかかわらず、まず、小学校に入学した時点で給食が始まる前に医師から診断書を出してもらって、そのお子さんはどういうアレルギーがあるのか、どういうふうに対応していったらいいのかというのを保護者と学校の管理職と、それから栄養士や養護、担任の先生が決まっていれば担任の先生も含めて打ち合わせをするというところから始まっております。給食が実際に始まると、毎月の献立を出しますけれども、その前に保護者との間でアレルギーのやりとりをやって、これを抜くというような確認も行っていますし、給食の献立が変更する場合には、その前に各家庭に連絡をするというような形で、しっかりと確認を努めた上で調理現場では毎朝そのアレルギーの対応の確認について、全員でしっかりと確認をしながら調理に当たっているというようなことを行っている状況であります。エピペンですけれども、いざとしたときの対応ですが、調布の事故が起こってからです。主に東京都、国や何かでこういったアレルギーの研修がありますけれども、その中でエピペンの打ち方の研修というのもあります。それで、区もやっておりますけれども、その中にはエピペンを携帯している子どもがいる学級担任については、必ずその研修を受講するようにということで、新しく担任になる先生もいますけれども、そういった方にも毎年受けていただいて、エピペンが全員使えるようにということで研修のほうは続けているところであります。
◆太田公弘 委員 本当に命がかかっているということでございますので、特に保護者の方、この連携が非常に大事になってくると思いますし、適切な対応、瞬時に判断しなきゃならないと。調布の場合も迷いがあったりとかわからなかったりということもあって、そういった迷いがない、本当に即座に対応できるような、そういったことをふだんから訓練というか研修を重ねていただけるということで要望して終わります。
◆須賀清次 委員 今、早川委員と太田委員がアレルギーについては、お話されたので、私も子どものころにサバで二度ほどやられてから、サバはほとんど、関サバだろうが何だろうが食べないというのが私の鉄則なんですけども、アレルギー、アレルギーと言っても、そばアレルギーとかいろいろな種類があるわけじゃないですか。そのときに例えば20人以上いる、これは公明さんの資料を見させていただいても20名以上いるところが7校あったり、15名とかそれに足していったら大変な数なんですが、それだけ細かくアレルギーのことを連絡を密にしていても、例えば鍋をかえるとかフライパンをかえるとかとあるだろうけども、この辺で20人以上になる学校に対して、どのような、これから対策をとって行くのか、今までどおりならどおりでも構わないんですが、生死にかかわることですから、まずこれが1点と、そのほかに最近パキスタンの方とかインドの方って、かぶっていらっしゃる方が多いじゃないですか。その辺で、その宗教的に食べ物が食べられないというような子が多くいると思うんです。この間も二葛西小学校の運動会で結構外国の方々が二葛西に入っているということも多く見ましたので、その辺どうしているかなということ、この2点お願いします。
◎住田雅一 学務課長 委員さんおっしゃるように、アレルギーに対応する児童がたくさんいる学校というのがあります。委託や何かのするときにそれぞれのそういった給食の、アレルギーだけではありませんけれども、いろいろな面で手間がかかるといいますか、そういったところについては、パートの人を例えば増やしたりとかそういったところは話し合いになりますけれども、調整をしておりますので、そういったところで万全を期したいというふうに考えているところであります。
 宗教的な給食についてなんですけれども、これはできる範囲でということになりますけれども、そういったご要望についても何人かはお答えしているような状況であります。
◆須賀清次 委員 もう、今のお話を聞いて十分対応されているということで理解をしましたので、これからもよろしくお願いします。
◆所隆宏 委員 ここでは、学校のAEDについてお聞きしたいと思います。昨年の4定で同僚議員が小・中学校で休日とか夜に活動する団体が、いざ活動中に心停止となったときに、施錠されている中にAEDがあるということで、これが使えない状態にあるということで、実際起きた事例も交えて、この改善を要望しました。その後、今年の予特で教育委員会のほうからこのことについて各学校に通知を出したということも伺いました。この通知の内容と各学校の今の現状、それから利用団体のほうでこのことについての認識が今どうなっているのか、これをお聞かせください。また、実際に使われた事例などありましたら、教えてください。
◎住田雅一 学務課長 AEDについてですけれども、今年の1月に全校に通知を出しておりまして、その通知の内容としては、校内のどこからでも5分以内に対応できる場所に設置をしてほしいということで、設置場所を見直してほしいというような内容と、それから、あと設置場所を案内するポスターを掲示してどこに設置しているかわかりやすくしてほしいということで、これは通知文の中にポスターも含めて、矢印や何かも含めて送ってありますので、そういうものを学校に貼ってもらったということがあります。
 それから、学校の一般利用の団体に対してはAEDの設置場所と、それから、いざというときにはガラスを割って中のAEDを取り出しても構いませんよということも合わせて説明をしてもらったというような状況であります。
 それから、あとAEDを使用した例ですけれども、今年度ではAEDは小中学校で3件使用しております。体育館で使用したのが2件と、それから、学校の外で使用したのが1件あります。
◆所隆宏 委員 今の現状としては、もうそういう設置の場所とかもわかるようになっているということですね。利用者団体の方も使っていいんだという認識のもとで活動されているということですね。この点、大事なことだと思います。
 このAEDなんですけども、ガラスを割って使うということで、そのことによってまた割れたガラスでけがをしてしまうんじゃないかとかそういう懸念があるわけで、そういうことも考えて別にもう一台設置できればいいんですけども、なかなかお金もかかるということで今の対応になっているんですけれども、ちょっとこういうのを見つけたんですけども、これはある学校なんですが、緊急進入口を校内の2カ所に設置しましたと。この緊急進入口の強化ガラスは安全に割ることができますということなんです。一つは、休日・夜間等の災害緊急時に、校舎への避難ができるように校舎のどこどこに一つつけましたと。もう一つは、AEDが設置されている体育館の入り口にこのように設置されています。そこのガラスのところに赤い字で、ここのガラスが緊急進入口ですというのが貼ってあるんですけれども、こういう便利なガラスがあるそうなんですけども、学校改築とかそういうところでこういったものの導入についてはどうでしょう、お考えでしょうか。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 今、委員さん言われたとおり、改築校のガラスにつきましては前のガラスとちょっと違っているところがありまして、衝撃で割れるんですけども、どちらかと言うと砕け散る形で、要は鋭利な部分がないような形で壊れるような仕様になっております。ただ、今話がありました既存校等についてはそういったところまで入っていないところがありますので、そのガラスの対応については今後の研究課題かというふうに感じております。
◆所隆宏 委員 新しい学校はそういう対応はされているということなので安心しましたけども、その他についてもちょっと検討していただければと思います。
 あともう一点、これはまた別のことなんですけれども、この学校のAEDに関してですけども、中学生のAEDを使えるような救急救命の講習についてなんですが、地元の鹿骨中学校で救命講習を行ったというふうにお聞きしました。この概要と参加人数などについて教えていただければと思います。
◎松井慎一 指導室長 鹿骨中学校のこのことにつきましては、消防署と連携して10月の土曜日、つい先日ですけれども、保護者と生徒を交えて訓練をしたということでございます。参加人数は50名程度というふうに聞いております。
◆所隆宏 委員 中学生はいろいろな災害のときに地域の担い手という位置づけもしてもらいたいということで期待しているところなんですが、このような取り組みをぜひ多くの学校で多くの生徒が取り組めるような展開をお願いしたいと思いますが、この点についてはどうでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 救急救命はそうですけど、特にAEDにつきましては取り扱いが簡易であるということと、失敗がないということもあるものですから、夏の校長会で小学生も含めてあらゆる機会を通してやって見たらどうかという投げかけは既にしてあります。今、鹿骨中学校のことをやりましたけれども、中学校においては消防署と連携してAEDの使い方も含めた応急処置というのはいろいろな学校でやっていると思いますので、ぜひ今後もそのような取り組みが充実するように働きかけていきたいというふうに思っております。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次、第4目学校施設建設費。
◆佐々木勇一 委員 ここでは学校改築についてお尋ねしてまいります。
 はじめに、船堀小学校ですけれども、25年度決算では敷地拡張用地購入が計上されておりますが、この用地購入がどのように改築に生かされたのか。また、現在の進捗状況と今後の予定についてお聞かせください。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 船堀小学校の敷地の拡張用地についてでありますが、平成24年12月に購入させていただいた土地でありまして、ちょうど船堀街道に面しました面積60.61平米の店舗2店舗がございました土地であります。補助金込みでこちらに書いてある金額3,863万3,980円で購入したということであります。この整備でありますが、船堀街道に面しているところから通用門と駐輪場の整備をさせていただいたというところであります。船堀小学校の工事の進捗状況でありますが、校舎棟につきましては7月末で完成したところであります。8月11日に区に引き渡しになりまして、8月18日から備品のほう搬入して20日から引っ越しのほうを行いまして、8月25日の学校の夏休み明けの始業式から子どもたちは新しい校舎のほうで過ごしているところです。
 今後ですけども、今現在、仮設校舎の解体と体育館の解体のほうを行っておりまして、その後、今後引き続いて外構の、校庭の整備に入ってまいります。平成27年3月に校庭整備のほうの完了を予定しているところであります。
◆佐々木勇一 委員 地元の声では、昨年末の件があって工期がおくれても2学期から全部完成しているというような方もいらっしゃって、そういった意味では非常に注目を集めている船堀小学校ですから周知も含めてしていただければと思いますし、また、27年3月というふうに伺っております。本当に今回のこともありますので、ぜひ現場の皆さん突貫工事で本当に大変なのも伺っておりますが、ぜひ子どもたちをはじめ学校関係者のためにも27年3月末の竣工でしっかりとやっていただければというふうに思います。
 次に、葛西小学校と葛西中学校の改築計画についてお尋ねしてまいります。
 当初予定では、基本構想、基本計画は25年度末までの策定でしたが現在おくれております。その理由と今後の予定についてお聞かせください。
◎佐藤弥栄 学校施設担当課長 葛西小学校、中学校につきましては、平成25年度に次期改築校として選定をさせていただきました。平成25年度中に葛西小学校、中学校の改築懇談会を立ち上げまして、学校PTA、学校評議委員の皆様、地域の皆様含めてご意見のほうをいただきまして、改築基本構想、基本計画のほうをまとめるところを進めてきたところであります。葛西小学校と中学校につきましては同じ敷地に建つものですから、はじめて小学校、中学校一体の校舎ということもありますので、より小学校と中学校が連携できるような共用の部分を含めて施設条件を定めていきたいというところから、少々お時間をいただいているところであります。
 今後についてですけども、葛西小学校、中学校の設計の時期につきましては、今後、早い時期にまた改めて報告をさせていただければと思っております。
◆佐々木勇一 委員 私も定例会で質問させていただきましたけれども、やはりこの思いが形にあらわれるという意味では、どのような学校をつくっていくという地元の皆さんの声も聞きながらも、やっぱり江戸川区の教育思想というのがやっぱりそこにあらわれてくるんじゃないかなというふうに思っております。先ほども申し上げましたけども、文科省では小中一貫校を設置のできる制度の導入について検討に入っておりますけれども、隣接した立地を生かした同時改築であるとか、あと小中連携教育が進んでいる葛西小中学校ですので、地元の皆さんも小中一貫、またそれは賛否両論なんです。そういったことも含めて小中一貫という考え方も示されてきていますので、その点で言えば自治体の考え方によって小中一貫という形も変わってきますので、ぜひ江戸川区として、今後、葛西の小中学校の改築というのが本区の未来の教育の形を示していく一つになっていくんじゃないかなと思います。学校の適正配置も含めて熟慮が必要なんじゃないかと思いますので、ぜひ研究を含めて本区の教育にとって、また、葛西地域のシンボル校でございますので、ぜひよりよい改築となりますよう期待しております。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 第3項中学校費、第1目学校管理費。
◆島村和成 委員 去る6月に来日されたOECDの教育局長でありますアンドレア・シュライヒャー氏という人のインタビュー記事があるんで、これについてちょっと質問したいと思うんですけども、この方は日本の中学校の教員の社会的地位や勤務時間など国際的に見た状況とか、日本の教育制度の評価と今後の課題についてとインタビュー記事がここにあるんですけども、それに基づいてしたいと思うんですけども、この方は国際学習到達度調査、PISAと言うらしいんですけども、これともう一つ、国際教員指導環境調査、これはTALISと言うんです。これを創設した方で今年の5月から現職についているということで、それで一番大きな見出しとして「少人数学級よりも教員育成」という大きなタイトルがついているんです。それで、20年前から60回ぐらい日本を訪問されていて日本の現況にもかなり詳しいということで、日本の教育についても質が高く公平であるということで、これは日本の強みであるとも書いてあります。また、日本で教職が社会的に高く評価されていると感じている教員はわずか28%、シンガポールが67%、韓国が66%、こうやって日本人の教員の意識が低いということは、学力低下に直結をしていますというふうにここに書いてあるんです、この方は。それで何を優先順位にしなきゃいけないというところの中で、日本は少人数学級を精力的に進めており教員の質の向上には余り予算が割かれていないと。給与は優秀な人材確保の重要な要素であり、学力と緩い相関関係が確認されている。学級規模は学力と何の関係もないというふうにも述べております。教員の質は学級の規模よりも重要だ。シンガポールや上海では教員の質を重視し、学級規模にはほとんど関心を払っていない。日本も予算がとれたなら、少人数学級ではなく教員の質に投資したほうがいいと。私も先ほど来、学力の話とか少人数学級の話とか出ていますけど、最終的には教員の私は質だと思うんです。江戸川区の教員の質が高いか低いかというのはまた別にしておいて。要するに、指導者がフィンランドのようにしっかりしていれば、おのずと子どもたちの学力も上がると思っていますんで、私とほぼ似たような考えなんで非常に共鳴してこの記事を読ませていただいたんですけども、江戸川区単独で予算をつけてどうのこうのというのはなかなかできないですけども、こういったまず教員を育成をしなきゃいけないという、これが一番のこの記事の要旨なんですけども、白井教育長のご見解をお聞きしたいと思うんですけども。
◎白井正三郎 教育長 私も、実は先ほど読ませていただきました。
 それで、シュライヒャー氏の話だと、少人数学級も悪いことではないが日本も予算がとれたならというふうに書いてございます。私の考えだと、少人数学級のときにいつも私が思うのは、実は私の兄が団塊の世代なんです。あのときって一学級すごく多かったです。じゃあ、学力が低かったかというと実はそうでもなかったんじゃないかなということを私は実体験として思っております。ですから、このシュライヒャー氏が言っているように少人数学級も悪いことではないけども、どっちを優先するといったらやっぱり教員の質だろうというふうに私は思います。そのために研修等々をしなきゃいけないというふうに思います。今、フィンランドの話が出ましたが、去年私はちょっと研修でフィンランドへ行かせていただいたときに、そのとき覚えているのは子どもたちが一番なりたい将来の職業は何かというと小中学校の先生だったんです。だから、それはよく覚えているんですけども、フィンランドというのは非常に教諭に対して尊敬している国だったんで、子どもが憧れると思うんですけども、江戸川区の教員もここに書いてあることですが、自信と誇りと、それから子どもへの愛を持って恩師と呼ばれる、私にも恩師と呼ぶ先生がおりますが、恩師と呼ばれるような存在になってもらえばというふうに思うのがこの新聞記事の感想です。
◆島村和成 委員 本当に教員育成というのは大事です。教員育成のトップに立つのは学校の現場で言えば校長先生だと私は思うんです。それで私は何年か前、もう大分前になりますけど監査委員で学校訪問をさせていただいて、本当に学校の校長のタイプというのはまちまちで、本当に熱心さを感じるのと定年間近で余り力が入らないとかいろいろおります。やはり最高責任者である学校長の影響というのは物すごく大きいし、また、学校を変えられるというふうに私は地元の中学校を見てもそう思いますので、ぜひ新教育長には、学校長並びに教員の育成に全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。これは要望しておきます。
○八武崎一郎 委員長 他に。
◆所隆宏 委員 ここでは中学校の学校図書館の支援について、先ほど学校図書館についても出たんですけれども、重なるところもあると思いますが、お聞きしていきたいと思います。
 まずはじめに、主要施策の成果、この353ページに学校で取り組んでいただいている、教育委員会ですかね。取り組んでいただいている研修がいろいろ出ていますけれども、この中で学校図書館司書教諭研修、それからあと読書活動指導法研修、これがそれぞれ年3回ずつ行われているようなんですが、この研修について、その対象者、それから目的、そして内容についてお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 すみません。これは先ほどお話ししましたけども、学校図書館司書教諭研修につきましては年1回になります。それから、読書活動指導法研修につきましては推進教師に向けてです、年3回。学校図書館司書の役割についての内容と読書活動を推進するための例えばブックトークだとか書評合戦とか、さまざま読書に興味を持たせるような取り組みがありますからそういった事例の紹介ですとか、そういったことを研修しております。
◆所隆宏 委員 そういったことを受けて今年度、26年度から読書科の本格実施ということで取り組んでいると思います。私も今年5月に区立の小松川小学校ですかね。読書科の取り組みの視察に伺いました。この学校は25年、26年度と研究奨励校となっているんですけれども、今研修で言っているようなことなんですかね。ブックトークということをやってたりとか、アニマシオン作戦と言うんですかね。読書にもいろいろな取り組みがあるんだなということを見させていただいて、また、小学校だったんですけれども子どもさんたちも非常に楽しそうに本に触れているという姿を見まして、これが読書科ということなのかなというふうに非常に印象的に見てきたんですけれども、そういう中で、まだ始まったばかりと言えば始まったばかりなんですが、この読書科の成果、それから、課題認識についてはどのようにお考えでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 もともと読書科を発足した経緯としては、活字離れの状況がある中で、読書そのもの自体は非常に尊いことですから、本に親しむ子ども、本から学ぶ子どもを育てようということで、読書時間そのものの確保と読書に親しむための今ご紹介があったさまざまなブックトークですとかの取り組みをしているというような状況です。これにつきましては、研究校も含めて研究発表会の内容が浸透しているところだろうなというふうに思っています。課題はそれぞれあります。小中学校での取り組みとか、学校間の取り組みの濃さ等がありますけれども、大きなものとしてはやはり読書自体がやっぱり豊かな人間形成に寄与するものであるという大きな目標を見失わないで、目的と手段がごっちゃにならないようにすることはとても大事なことだというふうに私自身考えております。
◆所隆宏 委員 今、課題の認識の中にもちょっと触れていただきましたけれども、やはり私も聞くところによりますと感じているところは各学校での差があるというか、始まったばかりというのもあるんですけども、いいところを見せてもらっているんですごくそこはいいと思うんですが、そのような活用が全ての学校になかなかまだ行っていないなって。特に、中学校では教科担任制という中で学級担任が読書科を担当するわけですけれども、なかなかそういうことで難しかったりとか、また、部活の顧問をやっているということもあったりとかして、やはり小学校に比べて学校図書館の利用がされていないんじゃないかなというふうに感じております。今年の第1回定例会のときに同僚議員が「この読書科の推進のためには、地域図書館との連携で仮称学校図書館巡回支援員、こういうものの配置をしたらどうだろうか」、このようなご提案もさせていただきました。そのときのお答えとしては、「学校の取り組みに合わせた支援体制ということを考えていきたい」、こういうことで、積極的な学校については支援をしていくというようなお答えだったと思いますけれども、こういう感じでいくと頑張っているところと意識の薄いところの格差が広がってしまうんじゃないかなというふうに思うんですけども、この格差についてどのように考えていらっしゃるかということと、それから、あと研究校ということで先ほどありましたけれども、中学校での研究奨励校というのはどのようになっているか。この点を教えてください。
◎松井慎一 指導室長 これまで読書科にかかわるものさまざま出てきましたけれども、やっぱり校長のリーダーシップということが大きくて、そこに対して我々は、指導室としては指導を助言していくというのが全く基本的なスタンスです。そういう状況の中で人をつけたり、物を配置してそれが本当に使われるのかということも含めて、ではどうするかとさまざま懸念はあります。
 学校格差につきましては、指導主事を派遣して、これはもう読書科だけではありませんけれども、特に中学校では図書館の整備状況なんかも含めて心配されるところがあるものですから、これについてはしっかり指導してまいりたいということと、回答としては同じになるんですが、学校の取り組み状況に応じた支援体制、具体的な提案もいただきましたけれども、それをしっかり考えて検討していきたいということと、中学校の研究奨励校につきましては現在検討中でございます。
◆所隆宏 委員 中学校のモデルケースと言うんですかね。ないことはないのかもしれませんけども、しっかりまたつくっていただいて進めていただきたいというふうに思います。
 先ほど?端委員からもありましたけれども、その改正学校図書館法というのが成立して、この法律というのは学校図書館の利用促進のために専用の職員を置くように努めなさい、こういうことだと思います。そういう方向性にやっぱり来ているかなというふうに思います。そのこともまた一つ含めまして、また、今区の努力もありまして現在では学校の蔵書数の数が106校で109万冊を超えて図書標準を満たすようになってきました。そういう中で読まれていない本の抽出とか、その入れ替えであるとか、こういったことをしていく上でもデータ管理が必要になってくると思います。そういった蔵書管理のシステムの導入も含めて、今、全国初の読書科をスタートした江戸川区ですので、この学校図書館のさらなる活用につながる支援をぜひお願いしたいと要望して終わります。
◆桝秀行 委員 ここでは、本会議でも質問をさせていただきましたが、中学校の施設に防犯カメラを設置してくださいという質問をさせていただいたと思うんですが、改めてちょっとこの委員会の場でお尋ねをさせていただきたいと思います。
 教育長のお答えをいただきたいのですが、私もこの質問を今回つくるに当たっては議会での議事録ですとか、あるいは平成18年に都の補助金によって小学校には設置をしてきたわけなんですが、それからの経緯を中学校に対して設置をしていただきたいという要望も議会側からも上がっていたようですし、それに対する区の考え方というのもしっかりと聞いてきました。今回の質問の前にも担当の課長とお話をいろいろこれまでの方向等を聞いておりました。教育長は恐らく同じような答弁をされるということを私も聞いていたので、それはそれでしようがないと思って質問に上がったわけなんですが、実際、教育長の答弁を聞いていると、今までの考えは今までの考えとしてそれはあるとしても、実際これからは研究という言葉を使われておりましたが行っていくということで、実際に設置する気がなかったら研究ということは別にする必要がないので、これは、いわゆる今までは設置しないという姿勢だったと思うんですが、今回はそれは方針を変更して少し前向きになったのかなと、そういう解釈でよろしいのかなと。教育長のお考えを聞かせてください。
◎白井正三郎 教育長 まずは、私の根本的な考えを言わせていただきますと、防犯カメラというのは街の中でもこれは安全を守るための副次的な機能を持っているものだと思っています。だから、本来はないのが、なくて安全を守れるのがこれが一番いいというふうに思っています。小学校だって中学校だってそうでしょうというのは根本的に私は思っています。ただ、小学校はご存じのとおりもう何回も言う必要もないんですが池田小事件があったりして、今は通学路のほうを見られるように、まず小学校をやらせていただいています。これ同時にはできませんので、ですから、まず小学校をやらせていただいて、そのときから中学校、地域でもつけたりしていますんで、いわゆる余り細かくは言えませんが地域性もあろうと思いますし、そういうことも含めて研究させていただきたいと思っています。だから、答えが100かゼロかと言われるとそれは答えられませんが、そのようなふうに思っております。
◆桝秀行 委員 今までは答弁を前教育長以前からの話になるんですが、基本的にはそういう考えはないという旨のお話をされていたと思うんです。今回は、とりあえずつけないという選択肢は排除していくということでいいんですか。
◎白井正三郎 教育長 研究させていただくということなんで、結果としてまず小学校をやらせていただいて同時にはできませんから、中学校は。だから、研究させていただいた結果については、それはわかりません、というふうに理解していただければと思います。
◆桝秀行 委員 もともと本会議でもお話をしたんですが、そもそもこれは私が思いつきで言っている話ではなくて、もともと地元の町会長さん、自治会長さんから話をいただいて、PTA、そして校長先生に同じような話を聞いてもやっぱりほしいと。そういうことでいろいろな方に手伝っていただいて他区の状況というのも勉強していると、もともと中学校は23区でも平成18年ごろはそんなについていなかったものが、これだけ時間がたつにつれてだんだんみんなつけてきていると。気づいたらもう本区だけがついていないという状況ですので、教育長がおっしゃるような総論的に理想的な街であればいいんですけど、現実的にはもうつけていかざるを得ない状況なんじゃないかなという街の声もここでお届けをしておきます。研究という言葉が、もうちょっと前向きなできればご答弁がいただきたかったんですけど、23区の例をとってみてもやっぱり出おくれている部分というのは否めないと思うので、早速、来年の予算編成とかもされると思うんですけど、例えば研究費として計上していくとか、もうちょっと地元の声を汲んでいただいて早期実現に向けた動きを見せていただければいいなと願いを込めて要望しておきます。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆深江一之 委員 部活のことを聞きたいんですけど、ここでよろしいでしょうか、中学校の。
 すみません。中学校の部活のことですけれども、学校の先生以外で校外指導員という方たちが入っていると思うんですけども、何校で何人ぐらい入っていらっしゃるか、まずお聞かせください。
◎松井慎一 指導室長 中学校全校入っております。部活の数でございますけれども、中学校は運動部で103部、文化部で49部、計162名、外部指導員という形で入っております。
◆深江一之 委員 その中で、外部指導員が入ることによって部活自体の活性化と言うか、その辺についてはどのように認識していらっしゃるか。
◎松井慎一 指導室長 これはさまざまな基本的には効果がありますけれども、学校の教員が例えば運動部であればその競技に精通している教員、その補助的に入る場合もありますし、余り得意ではない教員が顧問として入って、地域の方でその競技の指導力がある方が入るパターンといろいろありますので、どちらにしても補い合って指導に当たっていただいているということでは相当効果が上がっているというふうに思っております。
◆深江一之 委員 校外指導員という方を雇うと言うか、受け入れるときに、その基準と言うんですかね。選ぶときに教育委員会、または学校としてどのような調査というか、推薦とか他薦とかいろいろあると思うんですけど、それについてはどのように。
◎松井慎一 指導室長 特に、資格等を設けているわけではありません。学校が必要な部活に対して必要なものを探して、我々のほうは手当の上限がありますけれども、内容的なものについては学校長の判断で導入をしています。
◆深江一之 委員 中学校の部活というのはそれぞれやはりやりたい競技も多々あるとは思うんですけれども、その中でその学校にはやりたい部活もないということで校外指導員というのは大変重要な立場にもなる。そして、部活の指導員というのは、例えば私どもの側にある上一色中学なんていうと野球の先生で有名な方がいらっしゃって、いろいろなところから子どもたちも来ますけれども、大変実績も挙げている。それから、例えば音楽関係でもやはり実績を挙げている先生もいらっしゃる。大変重要な指導員ということになるわけです。それで、そういういい指導者に当たるとやはりその子どもたちの力量もぐんと伸びる、そういうことがやはり目に見えてわかっていらっしゃる。私どもが言うよりも指導室を含めて教育委員会はそれをはっきりとわかっていらっしゃると思うんだけれども、例えば、極端に言うと6年後には東京オリンピックもあるわけです。この中学校の部活で、その競技で自分が本当にしっかりと3年間やってその中で力をつけてきたときには、もう本当にいろいろな競技がございますけれども、子どもたちが手に届くようなところにも行けるスポーツもあるわけです。その中でやはりこの指導員、特に外部指導員に対しては、いろいろ学校長の判断ももちろん大事だけれども、やはり教育委員会もしっかりとその指導員に対しては力量も含めて素養と言うんですかね、指導者としての。それを私ははっきりと確かめていただきたい部分もあると思っているんですけども、その辺については学校長のみに任せているということでよろしいんでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 事前の審査ですとか、合同の研修みたいなものは特に設けておりません。ただ、学校長から相談等があれば当然対応はしております。昨年度、体罰の問題があったものですから、外部指導員に対する研修ということは実施はさせていただきました。
◆深江一之 委員 最後にします。
 今おっしゃられたような体罰の問題も含めて、やはり指導員の力量のさというのはいろいろなところから出てくると思うので、やはり大事な子どもたちが学校で大事な時期を部活で過ごすわけですから、その辺についてはしっかりとやはり教育委員会としても監視という言い方はおかしいですけれども、しっかりと見きわめていってほしいと要望して終わります。
○八武崎一郎 委員長 他に。
◆田島鐵太郎 委員 ここでは7月10日の新聞にありましたけども、東京都は2020年の東京オリンピックに向けて外国観光客をおもてなしをするために都内在住、在校の中学生、高校生におもてなし親善大使を育成する事業をするんだということになっていますけども、ここを今教育委員会は情報等をお持ちでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 2020年に向けてはさまざまな取り組みが今後なされているというふうに思っておりますが、現在、そのおもてなしについて具体的な話としては指導室のほうには来ていませんので、来ればきちっと対応したいというふうに思っております。
◆田島鐵太郎 委員 わかりました。
 ロンドン五輪のときには7万人ぐらいのボランティアさんがいて、オリンピックを成功させるかどうかはボランティアさんにかかるんだということもよく言われます。特に、2020年の東京オリンピックは何度も申し上げますけど、区内の葛西臨海付近で会場も予定されております。そういう意味では今英語教育、英語の授業も含めて、江戸川が23区の中でやる開催区としても、ここは一つ積極的にここも含めて中学生、15歳が6年になれば二十歳過ぎますから、ぜひとも江戸川区に誇りを持って、この中がやっぱり100名の何か定員というふうに新聞には書いてありますので、1人か2人ぐらいでも江戸川区を背負って立つボランティアの子が出てくれたら、何か江戸川区の星にはなるんじゃないかなと思っていますけど、どうぞ各校長さんのほうに積極的に立候補、手を挙げるように、申請者が出るように申し込み等はまだちょっと書いてありませんけど、この点も含めて各校長さん、各学校に指導を願えればと思っておりますけども、よろしくお願いをいたします。
◆須賀清次 委員 今、オリンピックが出たんで、6年後に中学生となれば出場できるような年齢ですから強化選手になるような子も出てくると思うんです。この辺はどのような思いでいるかという点と。
 あと、江戸川区でカヌーをやるわけですから、今からなら6年あればカヌーの選手を育成することも可能だと思うんです。たしかテレビでサッカーの本田選手の祖母がカヌー競技の指導をしていたような話をちょっと聞いたんだけど、この辺を一つまず1点。
 それから、あと区民まつりで中学生が一生懸命楽器を使ってやっていた姿はすばらしかったんですけど、たしかNHKのOBに全国の合唱コンクールで江戸川区の二之江中学校というテロップが流れたような気がしたんだけど、そういうのってのはわかりますか。それはいいとして。そういうのをたしか私は見たような気がしたんです、昨日。
 それでもう一点は確認なんですが、中学校の職場体験についてなんですけど、子どもによってはバスに乗ったり、例えば長靴や手袋を使って現場に行くと思うんですけども、そのときにバス代はどういうふうになってたかなということと、それから、長靴や手袋は自分の家にあるからという子もいるでしょうけれども、必要な用具について用具代はどうかなというのと。
 もう一点は、大学、社会人になって活躍する生徒の追跡調査はあるんですか。例えば、職場体験がきっかけでその仕事に入ったという子だって出てくるだろうし、その体験が今の僕を支えていますよということもあるでしょうけど、そういう点はいかがでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 まず、オリンピック関係のことですけれども、選手育成につきましては、それぞれのトップレベルの選手になりますと学校とは離れたところで育成しているというのが現状でございます。ただ、1点こういう事業があります。東京都体育協会が平成21年度から実施しておりまして、運動能力が高くても通っている中学校ではまる種目がないというようなお子さんが、それこそカヌーとか、ボートとか、ボクシングとか、いわゆる特定のスポーツを限定して1年間教育すると言うんですかね、そういうのがあって、これはかなり厳しい審査があるんですけれども、江戸川区の中学生の中でも、例えば25年度、昨年度、24名が応募して2名がそのうちの育成になったとか、これは平成21年度から始まったんですが、やっぱりオリンピック等を見据えてそういうところが実施していることがあります。これは各中学校にポスターがいって募集できるようになっていますので、我々としてもその情報はあったものですから各学校に積極的に幅広く子どもたちにはお伝えくださいということでやっております。
 二之江中のことにつきましては、ちょっと今あれですけれども。
 もう一点、チャレンジ・ザ・ドリームのことでございます。
 結論から言うと受益者負担ということになっております。行き先なんかも子どもたちが保護者と相談して選ぶものですから、その辺につきましては受益者負担ということです。
 なお、職場体験で経験した業種にそのまま最終的に就職するかどうかというところまでの追跡はまだできていないということです。
◆須賀清次 委員 もう時間がないんで、これ以上はお話ししませんけども、やはりそういうせっかく江戸川区の職場体験はすばらしいことですから、その辺まで追跡調査を1回していただければなという思いがします。
 それから、そういうふうにして中学生が自分の夢に向かって二十何名やって2名がそこに当たるというようなことだってあるわけですから、やはり自分の大きな夢に向かって羽ばたいてほしいということを願って終わります。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
◆川口俊夫 委員 いろいろお話し伺ってて思いつきで本当に申しわけないんですが、身につまされる話です。子どもたちの、中学生の地域社会とのかかわりなんですけれども、今地域の運動会だとか地域のさまざまな行事に子どもたちが参画をして手伝ってくれているというのはたくさん見てきました。これを災害のときに当てはめたケースの話です。時間だとか、季節だとかというような問題もありますけれども、平日の昼間という設定で考えてみてください。それぞれの街に一番動ける、働ける、それから足腰しっかりしている若者というのは中学生しかいないわけです。だから、彼らにいざ発災のときに、まず自分の安全を確認する。家族の安否確認をする。身の回りのある程度の整理ができたら余力があるわけですから、被災された方を助けるお手伝いだとか、いろいろなことが可能性としてあるわけですけれども、今、学校教育の中でこういった子どもたちの防災教育だとか、また、地域社会とのかかわりについて、どのような指導をしておられるんでしょうか。
◎白井正三郎 教育長 私のほうから話で防災教育は必要かと。
 小松川平井の防災訓練、ご存じだと思いますが、これは数年前から中学生が来て一緒に、今川口委員さんがおっしゃったような形を考えてやらせていただいているところでございます。それから、ご存じだと思いますけど、これにはあそこだと私言っておいたほうがいいと思って、小松川高校も入って一緒にやっているというようなこともございますので、もう地域ではそのような形では入り込んでいるという例をちょっと一つお話させていただきます。
◎松井慎一 指導室長 基本的に防災教育は中学生とはいえ自ら危険を察知して避けるというのが基本になります。ただ、心構えとしてはさまざまな状況がある中で、中学生としては十分その担い手になる気力、体力が備えている学年だというふうに思いますので、具体的な教育活動の中であれとこれをしなさいというところまでは学校教育の中ではしておりませんけれども、これは地域との連携の中でそういう役割を担うんだという意識はつくり上げていきたいなというふうには思っております。
◆川口俊夫 委員 地域ごとのいろいろな防災訓練なんかにも参加をしているのも私も承知しておりますし、学校の避難所運営についても町会、自治会、それから学校関係者、そして区の職員、こういった連携がそれぞれの地区ででき上がりつつあるわけです。そういう中で子どもたちは期待されています。ぜひ頑張ってほしい、いざというときには。そういう期待が街の中にあることを子どもたちに理解してもらわないといけないわけですけれども、機会あるごとに地域社会では皆さんのエネルギーを、パワーを期待していますよということを伝えていただきたいんですけれども、どうでしょうか、その辺の覚悟と言いますか、意欲は。
◎松井慎一 指導室長 今お話ししたとおり、そういう声があるということです。そういうことはしっかり伝えていきたいというふうに思いますし、ただ、余り具体的にどうこうということではありません。十分にそういうふうに担える段階なんだということはしっかり伝えていきたいというふうに思っております。
○八武崎一郎 委員長 他に。
◆関根麻美子 副委員長 最後に、がん教育についてお聞きしたいと思います。
 本区は11校ずつ平成25年度から3学期に11校、そして、3カ年計画で11校、11校で中学校で出前講座を行っているわけですけれども、このがん教育の講座についてなんですけど11校の決定は手挙げ方式なのか、どのように決定されているのかということと、あと中学校の校長会等でこういったがん教育を推進するということについて、どのように訴えていらっしゃるのか。その点、ちょっと最初に教えてください。
◎松井慎一 指導室長 がん教育につきましては生活習慣がかかわるんだということで、もともとこれは小学校でも中学校でも保健の授業で実施しているものでございます。ただ、その中でがんに特化した教育をしていこうということで、中学校長会の協力を得ながら健康部と指導室のほう、教育委員会のほうで昨年度から連携して進めたものでございます。3年間で全校が実施するということですので、それについて各学校の取り組み、参加学年等はさまざまです。健康部のほうから講師は派遣する。指導室のほうは学校のスケジューリングとかその辺のところの調整役に入るということで、各中学校長もそのことを理解して積極的に取り組んでいるということでございます。昨年度、がんが日本の死亡原因の1位であることとか、がんの原因ですとか、症状ですとか、最終的には啓発、検診のことも含めて学習をしているところです。指導主事も見に行きましたけれども、子どもたちもよく通常の保健の授業とはまた違った参加スタイルですのでよく聞いていたということで、そういう話は聞いております。今年度につきましても12月からスタートして11校もう既に予定は立てております。また、来年度は残りの11校です。参加するということで今進めているところです。
◆関根麻美子 副委員長 手挙げ方式。
◎松井慎一 指導室長 これは全校でやりますので、やりたいところがやったということではなくて、ただ、どこの学校が何年度にやるかという調整については校長会のほうに任せております。
◆関根麻美子 副委員長 やはり新しいことをやるときには、なぜこういったがん教育が必要なのかというそういった目的をしっかりと浸透していただきたいと思うんですけど、本区はがん対策に非常に力を入れてきておりまして、いろいろな試みをしているわけでなかなか受診率が向上しないという課題も抱えている。これは全国的にも共通していることでもありますけども、将来の医療費削減と区民の命を守るというそういった観点から、このがん教育がぜひとも必要なんだというそういった意識をやっぱり学校現場にしっかりと訴えていただきたいと思うんです。管理職の方々で江戸川区民じゃない人も結構いらっしゃると思うので、そこら辺はよろしくお願いしたいと思います。折しも文科省のほうも今年度、平成26年度からがんの教育総合支援事業というものを立ち上げまして、国のほうでもがん対策には力を入れ始めておりまして、24年度からがん対策の推進基本計画が5カ年計画を対象として新たに閣議決定されたわけですけども、それを受けてがんの教育総合支援事業が今年度から始まったと聞いております。そして、問題解決のためにがんの教育に関する検討委員会も立ち上がったということで、いよいよ全国21カ所でモデル事業も始まり、その検証もしながら今後のがん教育の方向性についても具体的な検討が開始されたと思っておりまして、いよいよ重大な、大事になっていくんじゃないかなと思っております。この検討委員会の有識者の中には、私どものなじみというか、中川恵一准教授、江戸川でも江戸川病院でお世話になったりしていますけど、がん教育を最初に継承した方ですけども入っているということで、しっかりとこの推移を見ていきたいと思うんですが、私自身は、がん教育についてはこれからカリキュラムの開発だとか教材開発とか進んでいくと思っておりますが、最初からそういったことは大変なことなので、まずは出前講座ということで各学校必ずそういったきっかけをつくってもらいたいということで、江戸川区としても25年度からはじめていただいたということを高く評価したいと思っております。
 最後、もう一点なんですけども、先ほど講師の派遣が健康部と連携をとりながらというお話がありましたが、例えば一回一回の、3年に一遍ですよね。だけども、その一回の講座はぜひ重要だと思っているので大事にしてもらいたいと思うんですけども、例えば、アンケートをとってそれをまた健康部のほうに戻すとか、また、健康部のほうからも今くしくもそこに1人おいて課長さんがお座りですけども、学校の教育委員会のほうもいろいろ学校はあれもやれこれもやれと忙しい中で、上から押さえつけられてもうやる気がなくなってしまうということが一番何か私としては懸念するところなので、そのバックアップというか、健康部のほうもしっかりと支援をしてもらいたい。両方です。しっかり連携をとってもらいたいと思うんですけど、その点、両方の方からどうですか。
◎前田裕爾 健康推進課長 ご案内のとおり中学校のがん教育につきましては、主に健康部の管理職の医師が講師として授業を行っておりますけども、それを前段階ですけども、それぞれ各学校に事前に何回か赴きまして、それぞれ学校の中で事情がございます。それぞれの学校で取り組むべき課題。例えば、喫煙の問題、生活リズムの問題、これ全て生活習慣病、がんに結びつくところでございますので、そういった部分を学校とよく話し合った上でその学校に応じた内容で授業を進めさせていただいております。もちろん授業が終わった後にもその効果を検証しまして、また次の授業に生かしていくということで行わせていただいているところでございます。
 先ほど、副委員長からもお話ありましたけども、文部科学省において小、中、高で発達段階に応じてカリキュラムの検討。これは教育課程での位置づけ、それから教材の開発、そういったことは今年度から始めまして、おおよそ27年度、28年度、あと2年間ぐらいかけてということになりますので、3年間、27年度末で一応各中学校を一巡しますけども、それ以降の展開についても国の動きを見ながら新たな形を模索していきたいというふうに考えているところでございます。
◎松井慎一 指導室長 今回このような3年間かけて健康部と連携してこういう教育ができるということ自体が一歩踏み出したかなというふうには思っていますが、副委員長からもありましたけど各学校にはそれぞれの課題があったり、カリキュラムの問題とかありますから、そういう中でしっかり学校との意見のすりあわせをしていい教育が進められるようにしていきたいというふうに思っております。
◆関根麻美子 副委員長 本当に子どものころから教育することが非常に重要であると考えておりますので、がんを正しく理解するということと、あと命の大切さをぜひそういった場面でしっかりと子どもたちに教育を推進をしていただきたいと要望して終わります。
◆須賀清次 委員 今、関根委員のほうからがん対策の教えも重要なんだということなんですが、私にとってみれば質問のときにも言った危険ハーブや薬物、出会い系サイト、ソーシャルゲーム、この指導もしっかりしないと中学生はあれですから、やはりそれも連携をして守ってほしいと要望しておきます。何かあったら一言。
◎前田裕爾 健康推進課長 今、須賀委員さんからおっしゃいましたことにつきましても、性感染症の問題、それから薬物の問題、これもそれぞれ特に薬物乱用防止教育です。そういった動きが学校の中でも特に中学生を中心に活動させていただいておりますので、我々健康部も学校の中でのトータルな健康教育、これからどういうふうに展開していくか、これは一つ、個々のものではなくて大きく健康の課題を展開していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆早川和江 委員 日本人の死因の1位ががんであるということ、それから危険ドラッグの問題、今現在、本当にさまざまな問題で悩ましいものがあるんですけども、そうした講習とか出前講座とかやっていただける。私が思うには女性をいたわる、私たちが小学校のときに受けたような性教育というのは今やっていらっしゃるんでしょうか。
◎松井慎一 指導室長 人間尊重というのが性教育の基本になっていますが、性に関する指導につきましても各学校でカリキュラムの中にも入っております、保健の授業とかです。先ほど言ったように人間尊重というか、人格を互いに尊重するというのが性教育の根本的な考え方にありますので、そこのところにつきましては学校教育全体を通じて道徳もそうですし、ある特定に特化した出来事についてどうだこうだということではありませんけれども、互いの人格を尊重するということを基本理念に各学校では取り組んでおります。
◆早川和江 委員 しっかりと取り組んでいただいているんだろうなとは思いますけれども、やはり小学校の段階、中学校の段階、その段階段階において興味もありますし、それに対する正しい知識がないとやはり生殖というものはいろいろ結果を生み出してしまうことで虐待にもつながったり、母体のやっぱり大切さを知らなければ、やはり女性だけの問題じゃなくてやはりこれは男女のさまざまな問題が複雑に絡むことでございますので、しっかりと年齢を通じてトータル的な性教育をよろしくお願いして要望としておきます。
○八武崎一郎 委員長 他にございますか。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第2目教育振興費。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第3目学校給食保険費。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第4目学校施設建築費。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第4項校外施設費、第1目校外施設管理費。
          〔「 なし」と呼ぶ者あり〕
○八武崎一郎 委員長 次に、第5項幼稚園費、第1目幼稚園管理費。
◆大橋美枝子 委員 鹿本育成室に地元からも要望が強いあいあいのような子育て施設を具体化するべきですが、どうでしょうか。
◎茅原光政 保育課長 あいあいという事業につきましては幼稚園の事業でございますので、鹿本育成室は育成施設として運営してございますので、そういう考えはございません。
○八武崎一郎 委員長 以上で、第10款教育費の審査を終了いたします。
 以上をもちまして、平成25年度各会計歳入歳出決算審査を修了いたします。
 次回は17日(金)、午前10時より総括質問の後、各会派から総括意見を述べていただきますが、委員長報告の正確を期するため、総括意見は文書での提出をお願いいたします。
 また、総括質問を行う会派は事前の通告が必要です。通告書は16日の正午までに区議会事務局へ提出願います。
 以上で、本日の決算特別委員会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。
                     (午後 4時54分 閉会)