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東京都 葛飾区

平成17年第3回定例会(第4日10月 6日)




平成17年第3回定例会(第4日10月 6日)





     平成17年第3回  葛飾区議会定例会会議録


   平成17年10月6日             於  葛飾区議会議場


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 出 席 議 員 (44名)


    1番  むらまつ 勝康         2番  清 水   忠


    3番  会 田 浩 貞         4番  小 用   進


    5番  ふ せ 秀 明         6番  秋 家 聡 明


    7番  大 森 義 明         8番  上 原 ゆみえ


    9番  黒柳 じょうじ        10番  く ぼ 洋 子


   11番  三小田 准 一        12番  渡 辺 キヨ子


   13番  丸 山 銀 一        14番  杉 浦 よう子


   15番  斉 藤 初 夫        16番  秋本こうたろう


   17番  新 村 秀 男        18番  安 西 俊 一


   19番  福 本 亜細亜        20番  加 藤 和 男


   21番  石 井 みさお        22番  大 高   拓


   23番  早 川 久美子        24番  鈴木 なおひろ


   25番  鈴 木   烈        26番  谷野せいしろう


   27番  峯 岸   實        28番  舟 坂 ちかお


   29番  梅 沢 五十六        30番  池田 ひさよし


   31番  倉 沢 よう次        32番  出口 よしゆき


   33番  牛 山   正        34番  大 塚   武


   35番  中 村 しんご        36番  野 島 英 夫


   37番  渡 辺 好 枝        39番  小笠原 光 雄


   40番  遠 藤 勝 男        41番  反 町 直 志


   43番  矢島 やすたか        44番  ? 橋   侃


   45番  中 村 武 夫        47番  石 田 千 秋


 欠 席 議 員  (0名)





 出席説明員


   区長               青 木   勇


   助役               八木原 利 勝


   収入役              井 上   毅


   政策経営部長           青 木 克 徳


   総務部長             高 橋 計次郎


   地域振興部長           高 橋 成 彰


   環境部長             鈴 木 昭 仁


   福祉部長             西 村 政 次


   保健所長             東海林 文 夫


   子育て支援部長          筧     勲


   都市整備部長           ? 澤 恒 雄


   都市施設担当部長         秋 田 貞 夫


   企画課長             濱 中   輝


   総務課長             菱 沼   実


   教育長              山 崎 喜久雄


   教育次長             小 川 幸 男


   教育振興担当部長         柏 崎 裕 紀





 欠席説明員  (0名)





 区議会事務局


   事務局長     都 筑 順 三  次長       太 田   隆


   議事調査担当係長 種 井 秀 樹  議事調査担当係長 長 嶋 和 江


   議事調査担当係長 中 島 幸 一  議事調査担当係長 長 妻 正 美


   書  記     渡 邊 常 之


   


   速  記     山 下 かおり








議 事 日 程





第 1  議  案  第63号 葛飾区地域産業振興会館の指定管理者の指定について(


                区)


第 2  議  案  第65号 葛飾区総合スポーツセンター等の指定管理者の指定につ


                いて(文)


第 3  議  案  第66号 葛飾区文化会館及び葛飾区亀有文化ホールの指定管理者


                の指定について(総)


第 4  議  案  第64号 葛飾区観光文化センター及び葛飾区山本亭の指定管理者


                の指定について(区)


第 5  議  案  第60号 葛飾区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条


                例(総)


第 6  議  案  第61号 葛飾区事務手数料条例の一部を改正する条例(建)


第 7  議  案  第62号 都市計画道路補助第264号線(鎌倉)整備工事請負契


                約締結について(総)


第 8  報  告  第 1号 平成16年度葛飾区一般会計歳入歳出決算(決審特)


第 9  報  告  第 2号 平成16年度葛飾区国民健康保険事業特別会計歳入歳出


                決算(決審特)


第10  報  告  第 3号 平成16年度葛飾区老人医療事業特別会計歳入歳出決算


                (決審特)


第11  報  告  第 4号 平成16年度葛飾区介護保険事業特別会計歳入歳出決算


                (決審特)


第12  報  告  第 5号 平成16年度葛飾区用地特別会計歳入歳出決算(決審特


                )


第13  報  告  第 6号 平成16年度葛飾区駐車場事業特別会計歳入歳出決算


                (決審特)


第14  17請願  第 2号 葛飾区立保育園民営化についての請願(厚)


第15  17請願  第 3号 サミットストア立石店出店に関する請願(建)


第16  議員提出議案第 8号 葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例


第17  議員提出議案第 9号 都区財政調整主要5課題の解決に関する決議


第18             委員会の継続調査申出について


第19  議員提出議案第10号 アスベスト対策を求める意見書


第20  議員提出議案第11号 耐震化促進のための施策の拡充を求める意見書


第21  議員提出議案第12号 がん対策の推進強化を求める意見書


第22  議員提出議案第13号 「リフォーム詐欺」から高齢者を守るための対策強化を


                求める意見書








  午後1時2分開議


○(谷野せいしろう議長) これより本日の会議を開きます。


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○(谷野せいしろう議長) 初めに、会議録署名議員を指名いたします。


 本日の会議録署名議員については、会議規則第121条の規定により、


   2番 清 水   忠 議員


  31番 倉 沢 よう次 議員


  47番 石 田 千 秋 議員


 の3名を指名いたします。


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○(谷野せいしろう議長) 次に、さきの本会議において任命同意を受け、このたび就任されました佐藤 昭教育委員を紹介いたします。


〔佐藤 昭教育委員 登壇〕(拍手)


○(佐藤 昭教育委員) 皆さん、こんにちは。


 ただいま議長さんよりご紹介いただきました教育委員の佐藤 昭でございます。お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 先月27日の本会議におきまして、区議会議員各位に選任のご同意をいただきまして、教育委員に就任いたしました。


 今日の教育行政においては、我が国の将来を担う有為な人材の育成という点において、区政の中でも大変重要な柱となっております。私といたしましては、その責任ある立場の一端を担うことになりまして、その職責の重さを痛感し、大変身の引き締まる思いをいたしているところでございます。


 現在、葛飾区教育委員会では、確かな学力の定着、豊かな心の育成、そしてまた学校の新たなる取り組みと家庭と地域社会との連携、以上三つの施策を柱とする葛飾区教育ビジョンに基づいて、実践的にその政策が積極的に行われているということは承知しております。


 私といたしましては、大変微力ではございますが、葛飾区の教育行政の発展のために日々努力を重ねまして、この重責を何とか果たしていきたいと思っているところでございます。


 つきましては、区議会議員の皆様にはご指導、ご鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。


 誠にありがとうございました。(拍手)


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○(谷野せいしろう議長) これより本日の日程に入ります。


 日程第1、議案第63号から日程第7、議案第62号までの議案7件を一括して上程いたします。


 これらの案件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 各所管委員長の報告を求めます。


 ?橋 侃総務委員長。


〔44番 ?橋 侃議員 登壇〕


○44番(?橋 侃議員) ただいま上程されました総務委員会所管に係る議案第60号ほか2件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 議案第60号及び議案第62号につきましては、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月16日に審査を行ったものであり、議案第66号につきましては、9月27日の本会議におきまして当委員会に付託され、直ちに審査を行ったものであります。


 初めに、全会一致で結論に至った議案について申し上げます。


 議案第60号、葛飾区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例、議案第62号、都市計画道路補助第264号線(鎌倉)整備工事請負契約締結については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、意見の分かれた案件について申し上げます。


 議案第66号、葛飾区文化会館及び葛飾区亀有文化ホールの指定管理者の指定については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、多数の委員が、文化行政を継続し、さらに発展させていくために、民間事業者のノウハウを事業に生かしていくことが必要である。また、指定管理者制度の導入を図っても、区の自主事業は今後も継続することになるから、文化芸術の質の低下はないなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、当該施設は区民の文化・芸術に関する鑑賞や発表、練習の場としての拠点としてきたのに、営利目的の企業にゆだねるのは区の責任放棄。区の文化のシンボルでもある文化会館の経営を安易に営利企業にゆだね、財団を解散することは区民に損害を与えることになるなどの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第60号ほか2件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 渡辺キヨ子区民委員長。


〔12番 渡辺キヨ子議員 登壇〕


○12番(渡辺キヨ子議員) ただいま上程されました区民委員会所管に係る議案第63号ほか1件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 これらの案件は、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月14日に審査を行ったものであります。


 初めに、全会一致で結論に至った案件について申し上げます。


 議案第64号、葛飾区観光文化センター及び葛飾区山本亭の指定管理者の指定については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、意見の分かれた案件について申し上げます。


 議案第63号、葛飾区地域産業振興会館の指定管理者の指定については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、多数の委員が、民間企業のすぐれた管理運営のノウハウを導入して、区民サービスの向上や行政組織簡素化が図れるとの議案趣旨に賛成であるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、区内中小企業振興のため、技術向上や販路拡大などを支援する施設である。営利企業に管理をゆだねるべきではないとの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第63号ほか1件の審査結果をご報告申し上げましたが、(「違うんじゃないか」との声あり)委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(「間違いじゃないか。間違えているんじゃないの、64号反対だよ」との声あり)


○(谷野せいしろう議長) 遠藤勝男建設委員長。


〔40番 遠藤勝男議員 登壇〕


○40番(遠藤勝男議員) ただいま上程されました建設委員会所管に係る議案第61号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月14日に審査を行ったものであります。


 議案第61号、葛飾区事務手数料条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第61号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 清水 忠文教委員長。


〔2番 清水 忠議員 登壇〕


○2番(清水 忠議員) ただいま上程されました文教委員会所管に係る議案第65号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月15日に審査を行ったものであります。


 議案第65号、葛飾区総合スポーツセンター等の指定管理者の指定については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、多数の委員が、指定管理者の選定に当たっては、細やかな準備と詳細な説明をして進めてきており、その決定についても慎重かつ公平に行われており評価するとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、スポーツ施設の管理運営を、営利を目的とする指定管理者にゆだねることは公的責任を放棄するものであり、やめるべきであるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第65号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について分離採決いたします。


 初めに、日程第1、議案第63号から日程第3、議案第66号までの議案3件について、一括して起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第4、議案第64号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第5、議案第60号から日程第7、議案第62号までの議案3件について、一括して採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第8、報告第1号から日程第13、報告第6号までの報告6件を一括して上程いたします。


 これらの案件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 所管委員長の報告を求めます。


 ふせ秀明決算審査特別委員長。


〔5番 ふせ秀明議員 登壇〕(拍手)


○5番(ふせ秀明議員) ただいま上程されました決算審査特別委員会所管に係る報告第1号ほか5件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 当委員会は、9月13日の本会議において、議長及び監査委員を除く全議員41名の構成をもって設置され、平成16年度の各会計歳入歳出決算について審査を行ったものであります。


 まず、当委員会では、同日、款項別の審査を行うため4分科会を設置し、第1分科会は21名の委員により、一般会計歳入歳出決算のうち議会費、総務費、産業経済費及び職員費を。第2分科会は20名の委員により、一般会計歳入歳出決算のうち福祉費、衛生費を。第3分科会は21名の委員により、一般会計歳入歳出決算のうち環境費、都市整備費を。第4分科会は20名の委員により、一般会計歳入歳出決算のうち教育費、公債費、諸支出金、予備費及び各特別会計歳入歳出決算をそれぞれ審査事項といたしました。


 第1分科会は9月28日に、第2分科会は9月29日に、第3分科会は9月30日に、第4分科会は10月3日にそれぞれ開催し、所管事項の審査を行った結果、各分科会会長から審査が終了した旨の報告書が委員長あてに提出されました。


 当委員会は、それを受けて10月4日に委員会を開催し、各分科会会長から審査の経過の報告を受けた後、各会派から示された審査事項についての意見を踏まえ、各会計歳入歳出決算について採決を行いました。


 以下、審査の結果につきましてご報告を申し上げます。


 報告第1号、平成16年度葛飾区一般会計歳入歳出決算、報告第2号、平成16年度葛飾区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算については、いずれも賛成多数で報告のとおり認定すべきものと決定いたしました。


 また、報告第3号、平成16年度葛飾区老人医療事業特別会計歳入歳出決算、報告第4号、平成16年度葛飾区介護保険事業特別会計歳入歳出決算、報告第5号、平成16年度葛飾区用地特別会計歳入歳出決算及び報告第6号、平成16年度葛飾区駐車場事業特別会計歳入歳出決算については、いずれも全会一致で報告のとおり認定すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました報告第1号ほか5件の審査報告をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 37番、渡辺好枝議員。


〔37番 渡辺好枝議員 登壇〕(拍手)


○37番(渡辺好枝議員) 私は日本共産党区議団を代表して、2004年度葛飾区一般会計歳入歳出決算及び国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について反対討論を行います。


 昨年末、我が党は区民アンケートを実施しましたが、この1年間で暮らしが苦しくなったと7割の方が回答しています。小泉内閣が進める構造改革によって失業者の増大や勤労者収入の激減、医療など社会保障の後退など、痛みが押しつけられてきた結果です。また都政でも、福祉切り捨てを一層進める第二次財政再建プランによって都民生活が脅かされ、暮らしはますます深刻になっています。


 こんなときだからこそ、区政が区民の暮らし・福祉を守る防波堤の役割を果たさなければなりません。


 しかし、本決算は、国・都と一緒になって区民の願いに背を向け、施設の民営化や福祉切り捨てなど、区民に痛みを押しつける内容となっています。


 第一に、区民にとって大事な施策を切り捨てたことです。


 高齢者の紙おむつ支給助成事業の縮減は、人間の尊厳を否定するものであり、もとに戻すべきです。障害者福祉タクシーの縮減は23区最低となってしまいました。他区もそのうち悪くなる旨の答弁は、住民の福祉の増進という自治体の仕事を投げ捨てる無責任なものと言わなければなりません。敬老館の利用減は、ふろ廃止などサービスの低下によるもので、改善すべきです。女性福祉貸付資金の廃止は、母子家庭の自立支援に欠かせない制度であり、廃止は認められません。また、生業資金の貸付要件に1、2カ月の運転資金を求め、利用件数を減らしたことは重大です。


 第二に、区民の暮らしを無視した値上げや有料化を強行したことです。


 6年連続の国民健康保険料の値上げは、低所得者に対する負担増とともに新たな滞納者を生み出すもので、値下げや減免制度の拡充を図るべきです。地区センターや集会所の有料化は、地域コミュニティ活動を抑制するものになっています。また、自転車の無料置き場の廃止や保管料の値上げは、放置自転車対策として逆行しています。家庭ごみの有料化が検討されていることは重大です。10月から実施された特養ホームなどの施設利用者へのホテルコスト導入に対する軽減制度をつくるべきです。


 第三に、公的責任を投げ捨てる民営化や民間委託を進めてきたことです。


 単独学童保育クラブの民営化や障害者施設の民間への移管、また小谷野しょうぶ保育園の運営を民間営利企業に任せることは認められません。


 現在、公共施設見直し検討委員会報告書が、敬老館や社会教育館の全廃の方向を打ち出しましたが、区がそれに応じてはなりません。


 第四に、教育分野に一層の選別競争を持ち込んでいることです。


 学力テストの実施によって学校ごとの成績を公表し、序列化を進めようとしています。また、中学校の夏休みを一方的に短縮し、子供たちからゆとりを奪っています。全国の流れになっている30人学級にいつまでも背を向けているのは、こうした選別と競争教育の立場に立っているからにほかなりません。


 第五に、区民の声を無視したまちづくりに固執していることです。


 立石駅前再開発は、住民から現計画では賛成できないという声が広がり、陳情書も提出されています。また、委員会の中で理事者から、だめなときということも想定して今年度既に東京都と、もしも再開発がということも考えて検討を始めているとの発言は撤回されましたが、この発言は撤回する必要のないものです。


 三菱製紙跡地の開発についても、周辺住民から交通問題、駅周辺の商店街から存立にかかわる危惧、また金町駅南口再開発関係者からも、再開発の採算性の悪影響も及ぶのではとの声が上がっています。強引なまちづくりではなく、関係住民の声を反映した計画に見直し、大型店出店を制限するまちづくり条例や商調法の活用など、抜本的な対策を求めます。


 第六に、無駄と浪費が続けられたということです。


 友好都市訪問の名のもとに、区議会の任意の友好議員連盟に対し、7月11日の豊台区、フロリズドルフ区訪問の際に助成金が支給されたことは同意できません。また、特権的な同和対策事業は廃止すべきです。


 以上の理由により、2004年度葛飾区一般会計歳入歳出決算及び国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算に反対いたします。


 なお、老人医療事業特別会計、介護保険事業特別会計、用地特別会計及び駐車場事業特別会計歳入歳出決算は認定いたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 4番、小用 進議員。


〔4番 小用 進議員 登壇〕(拍手)


○4番(小用 進議員) 私は自由民主党議員団を代表いたしまして、ただいま上程中の報告第1号、平成16年度葛飾区一般会計歳入歳出決算ほか5件の報告について、いずれもこれを認定することを表明し、賛成の立場から討論を行います。


 さて、平成16年度は、企業の収益改善など景気をめぐる環境に変化の兆しが見られ、完全失業率の全国平均は4.6%と前年度に比べ0.5ポイント低下し、2年連続の低下となりました。しかし、こうした経済環境の好調さが本区に影響を与えるには今しばらく時間がかかる模様で、本区を取り巻く経済情勢は相変わらず厳しく、区の行財政運営はこれまでにも増して効率性・健全性が求められた年度でありました。


 こうした状況において、平成14年2月の第二次経営改革宣言に基づき、行政評価を活用しながら、必要性や緊急性の観点から事務事業の見直しを図り、また、行財政アクションプランに掲げた事業改善を進めることによって、自立した基礎自治体としての財政基盤を確立し、行政需要にも柔軟に対応できる経営構造を実現されたことに敬意を表するとともに、さらなるご努力に期待するものであります。


 それでは以下、個々の内容につきまして、具体的な意見を申し述べさせていただきます。


 まず、歳入につきましては、昨年に引き続き、特別区民税や利子割交付金の減などにより、依然として一般財源の減少傾向が続いている中、特別区交付金で、三位一体改革の影響による増や市町村民税法人分の堅調な伸びを反映した財源を積極的に補助金として活用したこと、また適正負担の推進などにより収支の均衡が図られました。


 そして、行財政改革の推進や行政評価制度によって、事業の見直し、適正負担の推進、組織のスリム化、職員定数の削減が行われました。その結果生み出された財源を区の重点施策に振り向け、17年度予算編成においても予算不足を生じることなく編成する筋道をつけたことは高く評価するものであります。


 しかしながら、自主財源比率が年々低下の一途をたどり、30%を切るまでに至ってしまったことには憂慮を禁じえませんし、国保料を初めとする各種収納率の低下は許容範囲を超えるところに至っております。抜本的な改善を求めます。


 次に、歳出全般につきましては、事務事業の見直しによる人件費の削減などで捻出された財源を有効・効率的に使い、子どもを産み育てたくなる環境づくり、高齢者の生き生きした暮らしを支える、区民とともにつくる元気・安全・快適なまちづくり、新たな課題への対応などの区の基本方針に沿った事業を着実に推進されたことに敬意を表するものであります。


 しかしながら、一部において、より一層の効率化が図れる施策も少なからず残されており、来るべき18年度予算の編成過程において、青木区長のもと、理事者が一丸となってさらなる改革を強力に推し進めることを望むものであります。


 それでは、まず総務費について申し上げます。


 民間建築物耐震診断助成は、地域ごとの防災訓練の機会を利用し一層の周知を図り、利用度の向上を図るべきと考えます。電子計算運営経費については、システムに障害が発生した場合の業務停滞を金額で算出し、損害賠償請求をすべきものは適切に対応されることを求めます。


 職員費では、戸籍住民課や区民事務所における水曜日の窓口業務の時間延長は区民に好評なことから、さらなる時間延長や曜日の拡大を望むものであります。


 次に、環境費について申し上げます。


 貯水槽助成の拡充により雨水利用の促進を図ることや、グリーンバンク制度の効果的な活用等による緑の保護など、地球環境の保全に努められることを求めます。


 都市整備費については、立石駅周辺の再開発は防災上の観点からも推進すべきで、連続立交と期を合わせて行うことが不可欠であり、不退転の決意で臨むことを強く求めます。


 また、都市計画道路の整備においても見られるように、一部反対者の意見のみが際立ち、そのことによって大多数の賛成者の意向が軽視されることになってはなりません。目先の反対のみにとらわれず、将来の地域の発展を見越して定めた事業計画を着実に実現するよう希望いたします。


 次に、福祉費について申し上げます。


 特別養護老人ホームや介護老人保健施設等の整備、また高齢者のための支援事業の充実は評価します。一方、生業資金貸付事業や女性福祉貸付事業の収納率が低下しており、今もって改善されていません。収納対策課と連携をとり、償還率の向上に努力していただくことを求めます。


 また、少子化による子育て支援対策の一つとして、保育園の民営化が必要であると考えますが、いまだに進んでいないのが現状です。民営化に向けて、今後一層の取り組みを望みます。


 また、路上生活者自主支援事業分担金は23区の分担であり、平成19年2月には自立支援施設が葛飾区に設置される予定であるので、自立支援に役立つよう頑張っていただくことを求めます。


 衛生費については、予防接種やさまざまな健康診断等の告知を、より一層区民の皆さんにわかりやすくPR活動をしていただくよう希望いたします。


 次に、教育費について申し上げます。


 随所に積極的な施策が見受けられ、評価いたします。特に、葛美中学校の職員配置については、思い切った弾力的配置や支援指導員の増配を行うなど、その積極的な施策は大いに評価いたします。また、確かな学力の定着度調査委託費は、区全体の学力の底上げがしっかりと図られるよう、今後の取り組みを含め、その目的が果たせることを強く希望します。


 学校開放型児童健全育成モデル事業経費については、全校実施の完了後、一元的な管理運営が教育委員会で行えるよう望みます。図書館管理運営経費については、利用不便地域の解消策を積極的に展開されることを望みます。


 最後に、政府は緩やかな景気回復の兆しがあらわれているとの基調判断をしております。今後、この景気回復の兆しが区政に好影響を与えることを期待し、限られた財源を最大に活用するために適切な成果指標を設定し、行政評価の結果を反映させることによって、各事業の達成度を区民に明らかにして、夢と希望のある区政を実現されることを切に希望するものであります。


 なお、委員会の審査過程において、我が会派の委員が費用対効果や区民サービスの向上の観点からさまざまな指摘をしておりますが、理事者におかれましては、それらを真摯に受けとめ、今後の区政運営に反映されるよう要望いたしまして、自由民主党議員団を代表しての討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)(「すばらしい」との声あり)


○(谷野せいしろう議長) 34番、大塚 武議員。


〔34番 大塚 武議員 登壇〕(拍手)


○34番(大塚 武議員) 私は葛飾区議会公明党を代表して、ただいま上程中の報告第1号、平成16年度葛飾区一般会計歳入歳出決算ほか5件の報告について、いずれもこれを認定することを表明し、そして以下賛成討論を行います。


 さて、毎年の決算報告を見ますと、本区の財政構造やその特徴やその傾向を容易に承知することができますが、今、中長期的に見まして、本区が直面する財政上の最大の課題は、特別区税、なかんずく特別区民税の長期低落傾向にどのように歯どめをかけるかということであると私は思います。


 特別区税は、平成4年の335億円をピークにそれ以後、右肩下がりに下がり続け、16年度では約240億円と、この12年間で100億円近く減収しております。そして今なお、この長期低落傾向は続いているのであります。総額2,000億円程度の本区の財政規模の中で、基幹的自主財源が100億円も減少するということが、本区の財政にとっていかに大きな衝撃であったか、言うまでもありません。幸いにも、都区財政調整制度のもとで特別区交付金等により自主財源の減少の穴埋めをすることになりましたが、もしこの財調制度なかりせば、本区財政はどうなっていたか、慄然とせざるを得ません。


 さらに、この区民税収の減少の様相を詳しく見てみますと、一つは納税義務者の減少、特に特別徴収の納税義務者の減少が著しいことに注目する必要があります。そして、納税者1人当たりの納税額が減少しておりますから、区民所得の低迷が読み取れます。そしてさらに問題なのは、所得階層の二極分化が明らかに読み取れます。つまり、高額所得者の割合はほぼ横ばいですが、中間所得層が低所得層にシフトする形で二極化が進んでいるのであります。


 私は、本区の決算審査に当たっては、施策の目標とその予算執行の結果としての成果を単年度単位に分析することも大事ですが、このように本区の中長期的な構造的課題を見つけ出し、その解決に戦略的に取り組むこともより重要であると考えます。つまり、本区の歳入構造に見る明らかな特徴は、本区財政がいまだ構造的危機を脱し切れていないことを示しております。今後の本区長期計画の中で、こうした課題にきちんと対処する区政運営がなされることを期待したいと思います。


 さて、16年度は、第二次経営改革宣言の趣旨に沿って、財源不足なしの予算編成を行うことを目指し、また財政基盤の確立に努めた年でありましたが、その目標は決算審査で見る限り、ほぼ達成できたと言えます。これらは職員定数の見直しや既存事業の見直し、再構築などに取り組んだ成果であると思いますし、関係部局の努力を評価したいと思います。


 また、16年度予算では、重要な施策の柱として子育て支援の推進、元気・安全・快適なまちづくり、そして新たな課題への対応などを掲げ、施策の推進を図ったところでありますが、全体として区政の進むべき方向は間違っていないと言えますし、一定の成果も上がったと考えられるのであります。


 しかしながら、個々の問題では指摘すべきものも少なくありません。


 まず、総務費につきましては、IT推進により区民サービスを一層向上させる必要があると思われますが、同時に区民に対する広報PRを十分に行い、周知に努めていただきたいこと、また区のホームページの検索システムを改善することを求めたいと思います。


 福祉費については、超高齢化社会を迎える中で、高齢者クラブやシルバー人材センターの会員の動向に適切な対応が行われることを望みたいと思います。


 環境費については、ヒートアイランド現象の緩和を目指す施策を積極的に展開されたことを評価いたしますが、遮熱性舗装などの新しい工法を採用し、今後さらにこれらの事業の充実を求めたいと思います。


 また、都市計画道路の整備をさらに進めていただきたいと思いますが、それらをきっかけに、街の面的な整備が進むように総合的な手法を活用して、街づくりを進めていただきたいのであります。


 教育費では、16年度は全中学校の普通教室と小中学校の図書室に冷房機が設置されたこと、また学校の正門にテレビモニターつきのインターホンが設置されて、学校の安全対策を強化したことを評価いたしますが、そうした対策が肝心の教育内容の充実につながるよう、さらに関係者の努力を期待したいと思います。


 また、特に国保会計につきましては、保険料の収納率の低下はいまや憂慮すべき事態であります。保険者の統合等の見直しがされようとも、収納率の向上は必須の要件であります。関係者の努力に期待したいと思います。


 なお、また決算審査過程において我が会派委員からの意見、要望については、今後の区政に反映される熱望いたしまして、葛飾区議会公明党の賛成討論を終了いたします。


 ご清聴ありがとうございました。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 22番、大高 拓議員。


〔22番 大高 拓議員 登壇〕(拍手)


○22番(大高 拓議員) 今期最初で最後になります葛飾区民会議の討論を行わせていただきます。


 まず初めに、16年度における葛飾区一般会計歳入歳出決算のほか、各特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論を行わせていただきます。


 16年度決算収支全般においては、実質収支が40億円となり、実質年度収支も10億円の黒字と精力的な改革の成果を如実に示すものであります。


 以下、具体的に討論させていただきます。


 総務費全般につきましては、バランスのとれた執行であると評価します。中でも、災害時・緊急時等の防災に対する前向きな姿勢は高く評価するものの、なお一層の区民の安心・安全に対する努力を期待してやみません。車いす使用者や寝たきり高齢者、乳児・乳幼児、加えて最悪650万人が想定される帰宅困難者等の災害時要支援者に対する葛飾区としてのきめ細かい取り組みを切望します。つまり、避難できない災害弱者や、都心部から歩いて帰ってこなければならない被災者に対する地域防災ネットワークをさらに充実し、促進することを求めるものであります。


 一方、地域安全パトロールは着実に進んでいるものの、地域に根ざす消防団等の横断的な活用も視野に入れ、なお一層、子供や区民の不安解消に応えられるよう取り組んでいただきたい。


 産業経済費については高く評価いたします。特に、区内産業を広く理解してもらうため、小中学校を対象にしたパンフレットの作成、さらにはパソコンステーションでの定期講習会など、前向きの姿勢を理解いたします。


 福祉費については、高齢者福祉計画と介護保険事業計画により、福祉と医療の連携で在宅介護に取り組み、かつ特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等のいわゆるハード面での整備を着実に遂行されていることを高く評価いたします。


 児童福祉費では、子育て支援のための2カ所の保育所の開設準備を評価するとともに、待機児ゼロを目指して家庭福祉員の増員、処遇の改善等、さらなる努力を望みます。


 衛生費については、健康診断受診者増のための努力を評価し、さらには、今定例会の補正予算で計上されたAED(自動体外式除細動器)について、16年度の講習や研究等の意欲ある取り組みには敬意を表します。


 環境費については、庁舎の屋上緑化事業は、社会の動向をとらえての適切な対応であり、ヒートアイランド対策のみならず、庁舎内のいやしのスペースとなります。さらに、生け垣助成事業は、防犯、防災、いやし等さまざまなニーズをクリアする事業として、より一層の普及と効果を期待します。加えて、これからの課題として、壁面緑化対策の具体的な取り組みを期待いたします。


 都市整備費については、各地域の再開発及び区画整理事業、連続立体交差事業、細街路拡幅整備事業、一般住宅の耐震化、防災活動拠点整備、あかずの踏切対策等、これらすべて区民のさまざまなニーズに沿った事業であり、区みずからがより一層のリーダーシップを発揮し、慎重かつ積極的な取り組みを切望します。


 教育費については、小中学校の冷暖房器の設置、耐震補強工事の前倒し等、積極的なニーズの取り組みには敬意を表します。その中で防犯ブザーについては、登下校のみならず日常的に身につけさせ、また身につけたくなるようなデザインのものを提供し、犯行現場での抑止力となるよう徹底すべきであります。さらに、緊急時、子供たちを地域で確実に保護できるよう、ひまわり110番の役割とあり方を再確認し、改善と同時に周知に努めるべきであると考えます。


 学校開放型児童健全育成モデル事業では、既に地域格差が生じており、サポーター不足に加え、隣接小学校での協力者の重複により、悩みの種となる地域が出てきております。モデル事業の段階からのスタミナ不足を懸念せざるを得ません。このすばらしい事業を今後も存続させていくために、早急に対策を講じる必要があります。


 他の特別会計事業については異論はございません。


 最後になりますが、今後、三位一体の改革等により、地方自治体の役割と責任は今までに増して重くなり、その中でさまざまな要求・要望を的確に精査し遂行していかなければなりません。常に現場の目線、区民の目線に立ち、しっかりと未来の葛飾を考え前進していけるよう期待します。


 以上、葛飾区民会議の賛成の立場からの討論を終わります。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 23番、早川久美子議員。


〔23番 早川久美子議員 登壇〕(拍手)


○23番(早川久美子議員) 葛飾・民主・区民連合を代表して、平成16年度葛飾区決算に対して会派意見を申し上げます。


 我が会派は、3期12年にわたり、青木区政を支える与党の立場から議会活動を行ってまいりました。16年の予算案についても賛成している立場であり、今回の決算においても致命的な問題はないとの判断から賛成を表明させていただきます。(「おかしいな」「反対討論じゃないの」との声あり)


 しかしながら、今回の決算審査の過程を通じて、私たちは3期12年に及ぶ青木区長の長期政権のもとで、区政運営のマンネリ化という長期政権の弊害が明らかになったと考えております。(「だったら反対じゃないか」との声あり)


 権力は必ず腐敗する、そんな格言をあえて引くまでもなく、自治体首長の多選については、現在全国的に厳しい視線が注がれています。私が所属する民主党においても、首長の任期を3期12年までとするという規則が存在しています。ほかの政党においても同様の規約が存在しているところであります。(発言する者多数あり)


 私たちは、今回の決算審査の過程で明らかになった区長の長期政権の弊害を指摘し、以下意見を申し上げたいと思います。(「民主党だけだったらいいんだよ」との声あり)


 まず、区の経営改革について申し上げます。


 民間でできることは民間でと言いながら、区長専用の公用車には2人の公務員をあてがい、職員定数と実数の削減を全職員に強いながらも、区長直近の部長職のみ実数を増加させているという実態が、今回の決算委員会の審議で明らかになりました。(「それしか言えないのかよ、民主党って」との声あり)これでは区長として改革の模範を示すというどころか、お手盛りの側近政治とのそしりを免れ得ないのではないでしょうか。(「実態を見ろよ、実態を。改革進んでいるだろうよ。ばかにされるぞ」との声あり)


 民間企業の経営改革であれば、まずは経営陣自身がポストや優遇措置を見直して、全職員に模範を示して改革を始めるのが普通です。委員会の答弁において担当部長は、かつては何十年勤務すれば部長になれたのに、今は同じ年数勤務しても部長になれないというのでは不公平であり、区役所の年次主義に反すると主張されました。民間では既に死語となった年次主義という言葉が幹部職員によって自然に使われる現状こそ、区役所の経営改革が進んでいないことの証左ではないでしょうか。(「実数出ているじゃないかよ。調査しろよ」との声あり)幹部職員のモチベーションの向上のために昇進すべきポストが必要というのであれば、区長及び三役が後進に道を譲ることで新陳代謝を図るということこそ、(「余計なお世話だよ」との声あり)今の区役所に必要なのではないでしょうか。どちらにせよ、経営改革に対する区長のリーダーシップは見えにくく、部下や業者に丸投げの実態が透けて見えてしまいます。


 公共事業の入札について言えば、今の区役所は10年以上も前の平成5年の入札改革の実績にこだわり、現実の葛飾区の入札の状況に問題意識を持っていないようです。建設工事においては、毎年平均落札率が約98%という異常な数字を示し、軒先受注という旧来の談合ルールが健在しているにもかかわらず、何ら改革に踏み出そうとしない。しがらみ区政の怠慢としか言いようがないと考えます。(「どこが賛成なんだよ、おかしいよ、そんな話。会派としてどうなっちゃっているんだよ」との声あり)


 ほかの分野について総じて言えば、個別の事業で幾つかの成果は見られるものの、事業の民営化、指定管理者制度の導入、まちづくりといった大きな仕事で区役所の仕事の粗さも目立ちます。事業の民営化では、サービスの受け手である区民への説明はより十分に行われるべきであるし、再開発計画は住民の主体的な意見を尊重すべきだと考えます。(発言する者多数あり)


 立石の再開発事業においては、既に権利者の40%を超える反対署名が集まり、現状の計画では再開発組合の設立が困難であるということが明確であるにもかかわらず、区役所は現状の計画に固執し、既定路線を貫こうとしております。決算委員会分科会の場で理事者の頑ななままの姿勢に、住民の理解を得られない今の区役所の姿勢が透けて見えてまいります。(「だめだよ、これ反対討論だよ。だめだよ、これ反対討論だ、中身が。反対討論でしょう、賛成討論じゃない」との声あり)今までの再開発事業に対する区役所の姿勢を反省し、すべてをやり直すときに来ていると私たちは考えます。


 最後に一言申し上げます。


 私たちは既に述べてきた理由から、区長の4選出馬には賛成できません。しかし、今までの区政に致命的な欠点があったとも考えていません。もし致命的な欠点が一つだけあるとするならば、それは区長が政治家として、みずからが後継にバトンタッチできる環境をつくってこなかったことではないでしょうか。


 例えば、私が留学したアメリカでは、大統領の任期を初め州知事、市長などの首長には、多くの自治体で2期8年までの制限がされています。これは権力の集中が長期化されることの危険性を排除するためのアメリカ民主主義の一つの知恵です。(「これ議事録載るの。だめだよ、こんな話」との声あり)


 国内においても、三重県の北川元知事や広島県の宮沢元知事、(「これは決算の反対討論でしょう。余計なことを言うところじゃないでしょう」との声あり)(発言する者多数あり)出雲市の岩国元市長などの方々は、任期中から多選の弊害を訴え、みずから2期8年が適当と勇退されました。


 こうした首長の方々と、ほかの多選を求める区長の違いは何でしょうか。(「仮説の話なんてする場じゃないぞ、ここは。おかしいよ、これ」との声あり)かつての日本の自治体の首長は、利害の調整者としてのみ振る舞えばよかったのかもしれません。そのために、調整能力に長けた役人がそのまま首長になり長期政権を築くということが、半ば習慣化してまいりました。


 しかし、現在の首長はそれでは務まらないのではないでしょうか。みずからが改革のリーダーとして発想を出し、情熱を示す。そんなアクティブなリーダーシップがこれからの改革の時代に求められていると私たちは考えます。(発言する者多数あり)


 青木区長には、再度4選出馬を再検討していただき、ご勇退の英断を下されることを祈念して、(発言する者多数あり)我が会派の討論表明を終了させていただきます。ありがとうございました。(拍手)(「議長、緊急動議を出します」との声あり)


○(谷野せいしろう議長) 3番、会田浩貞議員。


○3番(会田浩貞議員) ただいまの早川議員の発言は、決算審査特別委員会の結論に対する討論にふさわしくない内容があるので(「だれがふさわしいか、ふさわしくないか判断するんですか」との声あり)(発言する者多数あり)発言の一部取り消しを求めます。(「動議撤回」「反対討論をしていて、何、賛成だって言うの」との声あり)


○(谷野せいしろう議長) ただいま会田議員から動議が提出されました。


  本動議の取り扱いについて協議をするため、暫時休憩をいたします。


午後1時59分休憩





午後4時57分再開


○(谷野せいしろう議長) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 この際、お諮りいたします。


  会議時間を延長することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、会議時間を延長することに決定いたしました。


 報告の審議を続けます。


 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 これにて討論を終わります。


 これより、上程中の案件について分離採決いたします。


 初めに、日程第8、報告第1号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第9、報告第2号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕(「2年連続値上げ反対」との声あり)


 起立多数と認めます。


 よって、本件委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第10、報告第3号から日程第13、報告第6号までの報告4件について、一括して採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第14、17請願第2号から日程第15、17請願第3号までの請願2件を一括して上程いたします。


 これらの案件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 各所管委員長の報告を求めます。


 鈴木なおひろ厚生委員長。


〔24番 鈴木なおひろ議員 登壇〕


○24番(鈴木なおひろ議員) ただいま上程されました厚生委員会所管に係る17請願第2号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本請願は、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月15日に審査を行ったものであります。


 17請願第2号、葛飾区立保育園民営化についての請願については、民営化実施に当たって現状を踏まえ、慎重に審査を行った結果、一部の委員から、区の対応が具体的に決まっていない段階であり、慎重な審議が必要との発言がありましたが、多数の委員から、多様なニーズに応える保育園は、民間の創意工夫も必要であると認識しており、保護者との意見交換と保護者に対する丁寧な説明が求められるなどの理由により、本件については採択すべきものである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、採択主張が多数のため、採択すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました17請願第2号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(「いいことも言うじゃん」との声あり)(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 遠藤勝男建設委員長。


〔40番 遠藤勝男議員 登壇〕


○40番(遠藤勝男議員) (「頑張ってね」「遠藤、頑張れ」との声あり)ただいま上程されました建設委員会所管に係る17請願第3号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本請願は、9月13日の本会議におきまして当委員会に付託され、9月14日に審査を行ったものであります。


 17請願第3号、サミットストア立石店出店に関する請願については、事業者と区との話し合いの状況などを踏まえ、慎重に審査を行った結果、請願の趣旨は妥当であり、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました17請願第3号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(拍手)(「何だ、共産党は議決権を放棄するのか」「余計なことを言うんじゃない」「自分たちが間違えたんじゃないか、間違えたんだよ」「何言っているんだ、議決権を放棄しているのはだれだ」「みっともないぞ、共産党」との声あり)


 〔三小田准一議員・渡辺キヨ子議員・中村しんご議員・野島英夫議員・渡辺好枝議員・小笠原光雄議員 退場〕


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について採決いたします。


 初めに、日程第14、17請願第2号について採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔三小田准一議員・渡辺キヨ子議員・中村しんご議員・野島英夫議員・渡辺好枝議員・小笠原光雄議員 入場〕


 次に、日程第15、17請願第3号について採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第16、議員提出議案第8号、葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 39番、小笠原光雄議員。


〔39番 小笠原光雄議員 登壇〕(拍手)


○39番(小笠原光雄議員) (「頑張れ」「大きい声で」との声あり)提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第8号、葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。(「うまい」との声あり)


 本区議会は、去る平成15年第2回定例会におきまして、私が言うまでもなく、議員定数を見直し、これまでの46名から40名に改めたところであります。(「反対したんじゃないの」との声あり)


 また、その後、本区議会では、これまでの議会運営のあり方の検討の中で、この40名という議員定数をもとに、現在の本区議会の5常任委員会の委員定数を考えた結果、委員会の適正規模という観点から、さらなる議会運営の活性化・効率化を図るため、これまでの5委員会を4委員会に削減したところであります。


 その上で、議会運営委員会委員の定数におきましても、40名となる議員定数との整合性を図る必要があることから、本案を提出するものであります。


 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(「うまい」との声あり)(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第17、議員提出議案第9号、都区財政調整主要5課題の解決に関する決議を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 28番、舟坂ちかお議員。


〔28番 舟坂ちかお議員 登壇〕


○28番(舟坂ちかお議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第9号、都区財政調整主要5課題の解決に関する決議につきましては、都区制度調査特別委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 特別区は、平成12年4月、都の内部的団体から脱却し、住民に最も身近な基礎的自治体としての歩みを始めました。


 しかし、都区間の財政調整については、都区の役割分担を踏まえた財源配分のあり方や、特別区の財源配分に反映されていない清掃関連経費の取り扱い、小中学校の改築需要の急増への対応などを初めとする、いわゆる主要5課題は積み残しとなったまま、清掃事業の特例的な対応期間が終了する平成17年度までに解決することが、石原都知事と特別区長会との間で確認されたところであります。


 このため都区双方は、平成15年3月に都区検討会を設置し、三つの課題別検討会において、事務レベルでの協議を進めてまいりましたが、双方の論議はその基本的な部分からかみ合っておらず、具体的な内容での検討が進展しない状況となっておりました。


 そこで、本区議会は、この問題について議会を挙げて解決に向けた議論を展開するため、平成16年6月、議員協議会を開催し、検討経過の説明などを受けるとともに、特別区長会、特別区議会議長会とも連携し、内外に積極的な働きかけを行ってきたところであります。


 さらに、昨年の第3回定例会最終日においては、この問題について専門的に調査・研究をするための都区制度調査特別委員会を設置し、設置後の第4回定例会では、都区財政調整主要5課題の早期解決に関する意見書を当委員会からの発議によって提案し、可決決定をいただき、東京都知事に提出したことは記憶に新しいところであります。


 その後も、当委員会は本年3月24日、6月16日、さらに9月20日と委員会を開催し、都区検討会での検討の推移や、都区財政調整協議会での協議の内容、さらには特別区長会、特別区議会議長会の要望活動などの報告を受け、その都度、活発な議論を交わし、各委員からは広範多岐にわたる意見をいただいてきたところであります。


 しかしながら、都区協議会で確認した協議期限の平成17年度も既に中盤に差しかかり、いよいよ正念場を迎えた今、当委員会といたしましても、改めて何らかの行動を起こす必要があるとの結論に達し、本日、東京都が主要5課題を今年度中に円満解決させるべく、さらに尽力する必要があることを内外に強くアピールするため、本議案を提案するものであります。


 それでは、決議案を朗読いたします。





  都区財政調整主要5課題の解決に関する決議


 平成12年の都区制度改革の際に積み残された財政主要5課題について、東京都と特別区は都区検討会において、2年余りに及ぶ検討を重ねてきたにもかかわらず、依然として解決の糸口を見出させないままでいる。


 その理由の一つとして、都区制度改革の根幹に係る課題である大都市事務の範囲の整理・明確化について、東京都が、地方自治法上明確な府県事務である政令指定都市の事務を大都市事務に含める等、法の趣旨に反した主張を行っていることが挙げられる。こういった、法を逸脱した考えを押し通そうとする東京都の態度により、議論は全く前進せず、問題解決を阻む結果となっていることは、誠に遺憾である。


 このままでは、平成12年の都区制度改革の目的である、都区の役割分担及び財源配分の明確化を完遂したとは言えず、住民に対し行政責任の所在を明らかにすることも果たしえない。


 よって、本区議会は、今後も引き続き、都区間の議論の行く末に多大なる関心を寄せながら、早期解決を促進するべく、世論の喚起に向け邁進していく所存である。


 東京都は、今後限られた日程の中で主要5課題を今年度中に一括解決することを目指して、建設的な議論を行い、下記の項目を実現させるため、さらに尽力すべきである。


                    記


 1 東京都が行う大都市事務について、政令指定都市が行う事務等、法令上明確な府県事務を取り下げ、地方自治法に定める原則に則った整理を行うこと


 2 東京都に留保された清掃関連経費745億円を、今年度中に特別区へ移転すること


 3 小中学校関連経費について、間近に迫る小中学校改築需要急増のピーク期に現実的に対応できる財源を確保すること


 4 都市計画税が本来基礎自治体の財源である趣旨を踏まえ、都区の都市計画事業の実施割合に見合った都市計画交付金の配分をすること


 5 三位一体改革の影響等も含めた都区財政調整配分割合を拡充すること


 以上、決議する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第18、委員会の継続調査申出についてを議題といたします。


 本件については、会議規則第72条の規定に基づき、各委員長から議長あて閉会中の継続調査の申し出がありました。


 その内容は配布の申出書のとおりであります。


 ついてはお諮りいたします。


 本件については、各委員長からの申し出のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第19、議員提出議案第10号、アスベスト対策を求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 21番、石井みさお議員。


〔21番 石井みさお議員 登壇〕


○21番(石井みさお議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第10号、アスベスト対策を求める意見書につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 アスベストに起因する中皮腫や肺がんなどの死亡例が相次いで報告され、その健康被害は全国に広がりを見せております。


 こうした深刻な事態を受け、政府はアスベスト問題に関する関係省庁会議を設置し、被害拡大防止、国民の不安や過去の被害への対策、実態把握の強化などを進めているところであります。


 そこで、本区議会としては、国民の安全確保や被害者救済への本格的な取り組みを求め、アスベスト対策を求める意見書を、内閣総理大臣、環境大臣、国土交通大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  アスベスト対策を求める意見書


 アスベストによると思われる中皮腫や肺がんの死亡例が相次いで報告されたことにより、アスベスト被害に対する国民の不安は非常に高まり、正確な情報を求める声が強くなっている。また、アスベストが原因とされる健康被害を受けながら労災補償されていない労働者や、さらには家族・周辺住民の被害者からも救済を求める声が相次いでいる。


 こうした中で、政府は先般「アスベスト問題に関する関係省庁会議」を設置し、実態把握、相談窓口の設置等の取り組みを進めてはいるが、国民の安全を確保し、被害者の救済を進めるための包括的な取り組みを求め、下記の項目を早急に実現するよう強く求めるものである。


                    記


 1 「アスベスト問題に関する関係省庁会議」を格上げして、総理大臣を本部長とするアスベスト対策本部を設置し、政府をあげてアスベスト対策を推進すること。


 2 教育施設をはじめとする公共建築物、民間建築物のアスベスト利用状況の徹底した調査を行い、利用者に対して適切な情報開示、曝露防止のための対策を進めるとともに、解体作業に際して、その情報が適切に利用できるよう体制整備を進めること。


 3 産業保健推進センター、保健所や労災病院等で健康被害に対して相談できる窓口を整備するとともに、ペメトレキセド(アリムタ)の早期承認など診断治療体制の整備、より鋭敏かつ効果的な診断法や治療法の開発のための研究を進めること。またそのための中皮腫登録制度を創設すること。


 4 過去から現在に至るアスベスト取扱い事業所の労働者及びその家族に対し、アスベストによる健康被害の可能性などについての情報提供及び健康診断を進めるよう事業者に対して徹底するとともに、曝露が想定される周辺住民等の健康診断に対応できるよう地方自治体の健診事業等の在り方を適切に見直すこと。


 5 アスベストによると想定される肺がん・中皮腫は、その潜伏期間が極めて長期であることを踏まえ、現行の制度下で救済の対象とならない事例の労災認定の在り方について検討を行うとともに、現行制度では救済されない人たちの救済を図ることを主眼にした新法を早期に制定すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第20、議員提出議案第11号、耐震化促進のための施策の拡充を求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 24番、鈴木なおひろ議員。


〔24番 鈴木なおひろ議員 登壇〕(拍手)


○24番(鈴木なおひろ議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第11号、耐震化促進のための施策の拡充を求める意見書につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 新潟県中越地震や福岡県西方沖地震など、最近、大地震が相次いで発生し、多大な被害をもたらしています。このような被害を最小限に抑えるには、日ごろからの減災に向けた取り組みが重要であり、とりわけ過去の大規模地震では、建物や家具の倒壊により多くの犠牲者を出していることから、住宅や建築物の耐震化は最も有効な対策であると言えます。


 巨大地震の発生も危惧されている中で、住民の生命と安心・安全な暮らしを守るためには、早急に施策の拡充を推し進めていく必要があります。


 そこで、耐震化促進のための施策の拡充を求める意見書を、内閣総理大臣、国土交通大臣あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  耐震化促進のための施策の拡充を求める意見書


 昨年10月の新潟県中越地震、今年3月の福岡県西方沖地震など大地震が相次ぎ、いずれも多大な被害をもたらしている。さらに今年7月の千葉県北西部地震では首都圏の交通網・通信網の脆弱さが露呈することとなった。


 大地震への備えとしては、防災対策のみならず、大地震発生時に被害を最小限に抑える「減災」への取り組みが求められている。そして、減災のためにもっとも有効な対策が、住宅や建築物の耐震化である。


 その観点から本年6月、国土交通省の「住宅・建築物の地震防災推進会議」がまとめた提言では、住宅や建築物のそれぞれについて、今後10年間で耐震化率を9割にまで引き上げることとする数値目標を設定し、達成に向けた促進策を提示した。まさに「耐震化は時間との競争」であり、地震による人的・経済的被害を最小限に抑えるために、耐震化促進のための施策について下記の事項について早急に施策の拡充をするよう要望する。


                    記


 1 耐震診断・耐震改修に対する補助制度や交付金制度を全国に普及させるとともに、税額控除制度等の優遇措置を創設するなど、税制・予算両面での施策の拡充を図ること。


 2 耐震性が不十分な密集市街地の住宅への耐震診断等の指示や正当な理由もなく改修の指示に従わない建築物の公表、さらには規模の大きな建築物への耐震診断や改修の義務化など、耐震改修促進法に関する制度の充実、強化を図ること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


  異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第21、議員提出議案第12号、がん対策の推進強化を求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 3番、会田浩貞議員。


〔3番 会田浩貞議員 登壇〕


○3番(会田浩貞議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第12号、がん対策の推進強化を求める意見書につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 大腸がん等の欧米型のがんは依然として増加を続け、我が国では1981年以降、死亡原因の第1位を占めていることから、政府は昨年度、研究、予防及び医療を総合的に推進することによる罹患率と死亡率の激減を戦略目標とした第3次対がん10カ年総合戦略を開始しました。


 本区においても、大腸がんなどによる死亡が全国に比べて高い状況にあり、がん対策のさらなる充実が課題となっています。


 政府においては、がん研究を一層推進するとともに、全国どこでも質の高い医療を受けることができる体制の整備、がん専門医の育成や適切な情報提供が強く求められています。


 そこで、がん対策の推進強化を求める意見書を、内閣総理大臣、厚生労働大臣あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  がん対策の推進強化を求める意見書


 がんは1981年以降、わが国の死亡原因の第1位を占め、現在では死亡原因の3割超にまで達している。そのため、政府においては「対がん10カ年総合戦略」を展開し、その第3次総合戦略が昨年度からスタートしたところである。


 第3次総合戦略では、がん研究を一層推進するとともに、がん医療水準の「均てん化」等により全国どこでも質の高いがん医療を受けられるようにすることによって、がんの罹患率と死亡率の激減を目指している。


 政府は今年5月、厚生労働大臣を本部長とする「がん対策推進本部」を設置したところであるが、がん医療水準の均てん化のみならず、がん専門医の育成、国民への適切な情報提供など、総合的ながん対策を強力に推進することが求められている。


 がん死亡率の激減を目指して、早急に下記の事項を実施するよう強く要望する。


                    記


 1 がん医療水準の均てん化を推進すること。特に地域がん診療拠点病院を整備すること。


 2 がん治療専門医(特に化学療法、放射線療法の領域)を養成・確保すること。


 3 国民が利用しやすい「がん情報センター」、がん拠点病院等に「がん患者情報室」を設置すること。


 4 有効性が証明されたがん検診の強力な推進及び受診率の向上を図ること。


 5 地域がん登録の普及と精度の向上を図ること。


 6 国内未承認薬の使用促進のための着実な体制を整備すること。


 7 センター方式による高度がん治療技術の開発と臨床応用を推進すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第22、議員提出議案第13号、「リフォーム詐欺」から高齢者を守るための対策強化を求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 41番、反町直志議員。


〔41番 反町直志議員 登壇〕(拍手)


○41番(反町直志議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第13号、「リフォーム詐欺」から高齢者を守るための対策強化を求める意見書につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 認知症など判断能力の不十分な高齢者をねらった住宅リフォームによる消費者トラブルが急増し、大きな社会問題となっています。リフォーム詐欺による犯罪は、同じ被害者に対して次から次へと契約させるなど手口も悪質化しており、被害が急増していることからも、高齢者の保護・支援に向けて早急かつ強力な取り組みを求める必要があります。


 そこで、「リフォーム詐欺」から高齢者を守るための対策強化を求める意見書を、内閣総理大臣、経済産業大臣、法務大臣、国土交通大臣、厚生労働大臣、国家公安委員長あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  「リフォーム詐欺」から高齢者を守るための対策強化を求める意見書


 認知症など判断能力の不十分な高齢者を狙って不要なリフォーム工事を契約させ、法外な代金を請求・騙し取る「リフォーム詐欺」が大きな社会問題になっている。そうした犯罪行為の横行を許さないため、あらゆる法律・制度を駆使し、関係機関が連携して悪質業者を摘発することと、再発防止への早急な取り組み強化が求められている。


 そのため政府は7月13日、関係6省庁課長会議において当面の対応策となる緊急対策を決めた。その内容は、悪質業者に対する行政処分や取締りの強化、関係業界に再発防止策を求めるなど多岐にわたっている。その上で、今後の課題として、成年後見制度をより利用しやすくするための措置や、リフォーム工事に関する建設業法の見直しなどが指摘されている。高齢者等を「リフォーム詐欺」から守るため、早急に下記の事項を実施するよう強く要望するものである。


                    記


 1 成年後見制度の趣旨への理解を含めた周知徹底のための広報活動を強化するとともに、成年後見申立時の費用や後見人への報酬を助成する成年後見制度利用支援事業の拡充及び、第三者後見人の人材確保を図ること。


 2 建設業法上、軽微な建設工事(1件500万円未満)の請負については建設業の許可を必要としないため、同法を見直すこと。


 3 リフォームを含む建設工事の請負契約の締結に当たっては、書面の記載などの手続き義務規定違反に対する罰則を設けること。


 4 建築士法により、建築士でなければできない設計または工事管理が規定されているが、リフォームは多くの場合、建築士でなくても設計等を行うことができるため、同法を見直すこと。


 5 全国各地の窓口で気軽に法的サービスが受けられる「日本司法支援センター」(来秋スタート予定)が、高齢者らに対する出張相談などを積極的に実施すること。


 6 特定商取引法や消費者契約法、月賦販売法などを活用して被害者の早期救済を図るとともに、悪質リフォームを対象にした取締法規の制定を検討すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕





○(谷野せいしろう議長) ただいま自由民主党議員団、(「だめだよ、区長発言だよ」「うるさいな」との声あり)葛飾区議会公明党及び葛飾区民会議に所属する議員34名から、鈴木なおひろ議員、鈴木 烈議員、(「だめだよ、言論に対しての言論なんだよ」との声あり)早川久美子議員及びこの3人で構成する(発言する者多数あり)葛飾・民主・区民連合に対し反省を求める決議が提出されました。


  本決議を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。


〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕


 異議ありとの声がありますので、直ちに起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本決議を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕(「言論抑圧になるんだよ。言論なんだ」「何が言論だよ、ルール守れよ」との声あり)


 起立多数と認めます。


 よって、本決議を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。


 議員提出議案第14号を議題といたします。(「議会制民主主義を否定するんじゃないか」「言論する場所が違っているんじゃないか」との声あり)


 提出者代表の説明を求めます。


 2番、清水 忠議員。


〔2番 清水 忠議員 登壇〕(拍手)(「何でも言えばいいってもんじゃないんだよ」「いや、そっくり返すよ」「反論すればいいじゃないか」「そっちが何でもありなんだろう」との声あり)


○2番(清水 忠議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程されました議員提出議案第14号、鈴木なおひろ議員、鈴木烈議員、早川久美子議員及びこの3人で構成する葛飾・民主・区民連合に対し反省を求める決議につきましては、自由民主党議員団、葛飾区議会公明党、葛飾区民会議に所属する議員全員で提案するものであります。(「そのとおり」との声あり)


 決算案に対する討論の場であるにもかかわらず、現区長の次の選挙への出馬を取りやめることを求める発言を延々と続けた。


 このことは、自派内に次期区長選への出馬予定者を有していることから、本会議における公的な場を利用して対立する現区長の出馬の取りやめを求め、このことを実現させることによって、みずからを有利になさしめることを目的としたものであり、(「こじつけだよ」ととの声あり)到底看過し得ない。(「そのとおり」との声あり)


 よって、本区議会は、鈴木なおひろ議員、鈴木烈議員、早川久美子議員及び葛飾・民主・区民連合に対し、深い反省を求めるとともに、議員としての見識を再認識することを求めるため本案を提出するものであります。


 それでは、これより決議案を朗読します。





 鈴木なおひろ議員 鈴木烈議員 早川久美子議員及びこの3人で構成する葛飾・民主・区民連合に対し反省を求める決議


 葛飾・民主・区民連合は、本定例会10月6日の本会議における平成16年度各会計決算の討論において、賛成討論と称しながら反対討論に等しい内容の発言を繰り返した。


 また、決算案に対する討論の場であるにもかかわらず、現区長の次の選挙への出馬を取りやめることを求める発言を延々と続けた。


 よって、本区議会は、鈴木なおひろ議員、鈴木烈議員、早川久美子議員及びこの3人で構成する葛飾・民主・区民連合に対し、深い反省を求めるとともに、議員としての見識を再認識することを求めるものである。(「そちらがしてください」との声あり)


 以上、決議する。





 よろしくお願いします。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 自由民主党議員団、葛飾区議会公明党及び葛飾区民会議に所属する議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。(「異議あり」との声あり)(発言する者多数あり)


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕


 異議ありとの声がありますので、直ちに起立により採決いたします。(「自分たちが正しいと思うんだったら議論しなさいよ」との声あり)


 お諮りいたします。(発言する者多数あり)


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、秋家聡明議員の動議のとおり、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕(「賛成」「反対」との声あり)


 起立多数と認めます。


 よって、本件は原案のとおり可決されました。(拍手)


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 以上をもちまして、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 区長から発言の申し出がありますので、これを許します。


〔青木 勇区長 登壇〕


○(青木 勇区長) お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げます。


 去る9月12日に本年第3回の区議会定例会をご開催いただきまして以来、議員各位におかれましては多数の重要案件につきまして、連日にわたる活発なご審議の上、それぞれご決定をいただき、誠にありがとうございました。


 また、平成16年度の葛飾区一般会計及び五つの特別会計の歳入歳出決算につきましてご認定をいただくとともに、教育委員の任命につきましてもご同意を賜り、重ねて御礼を申し上げます。


 ご決定を賜りました案件につきましては、審議の過程における議会のご意思を十分に尊重するとともに、今後、その執行に最善の努力を傾けてまいりますので、より一層のご支援とご協力をよろしくお願いをいたします。


 さて、本日をもって今期最終の定例会が閉会をいたします。既にご承知のように、長年にわたり区政の進展にご尽力を賜りました?橋 侃議員、矢島やすたか議員、遠藤勝男議員、反町直志議員、小笠原光雄議員、そして鈴木なおひろ議員が今期をもちまして勇退されることを表明されております。皆様方には長い間、本当にお疲れさまでございました。区政に賜りました多大なご熱意とご努力に対しまして、改めて厚く御礼を申し上げます。


 特に、前の任期から今期にかけての7年間は、2次にわたる経営改革に取り組み、それに基づく行財政改革アクションプランや事務事業の行政評価の実施、あわせて平成18年度から実施を予定している新たな基本計画の策定など、大変に出来事の多い時期でありました。このような中でも、区民のよりよい暮らしを第一に考え、さまざまな活動に取り組んでこられました皆様方のお骨折りに重ねて敬意と感謝を申し上げます。どうか健康に十分ご留意をされまして、今後の区政へのご指導とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。


 そしてまた、福本亜細亜議員におかれましては、1期4年の短期間ではありましたが、地域に根ざした精力的な活動に取り組まれ、ありがとうございました。新たな活躍の場におきましても、引き続き葛飾区の発展にご尽力くださいますことをご期待申し上げます。


 なお、ご承知のとおり、来る11月13日には区議会議員及び区長の同時選挙が執行されます。かつての与党の一部の皆さんから先ほど反対の声がありましたが、私もまたこの選挙に臨むことをさきの本会議で表明をしており、これに向かって邁進をする決意であります。(「頑張れ」との声あり)選挙に臨まれます議員の皆様方には、見事に再選を果たされ、再びこの議場でお会いしたいものと切に念願をいたしております。


 私は47年間居住をしておりましたこの葛飾区という地域をこよなく愛しておりますし、区民の皆さんのお一人お一人を信頼して大切に思っております。そして、この葛飾に誇りを持ち、区政のよりよい発展を心から念じ、(発言する者多数あり)それに参画することを望んでいる者の一人であります。(「発言自由だぞ」との声あり)(笑い声あり)


 今後とも、区議会の皆様のご支援とご協力のもと、さらなる経営改革を推し進めて、区民の皆さんとともに、区民のだれもが夢と希望を持てる元気で活力のある葛飾のまちをつくるために、なお一層の努力を傾注してまいりたいと考えております。(「そうだ、そうだ」との声あり)


  議員各位のさらなるご理解とご協力をよろしくお願いを申し上げまして、平成17年第3回区議会定例会の閉会に当たりましての私のごあいさつとさせていただきます。(「はい、ご苦労さん」との声あり)


 誠にありがとうございました。(拍手)





○(谷野せいしろう議長) 第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 議員各位におかれましては、去る9月12日の定例会開会以来、精力的なご審議を賜り、付議されました案件もすべて議了することができ、私ども任期最後の定例会の閉会を迎える運びとなりました。丸山副議長ともども厚く御礼を申し上げます。(「ご苦労さん」との声あり)(拍手)


 また、ただいま青木区長のごあいさつにもありましたが、ご勇退をされる7人の議員の皆様、誠にありがとうございました。皆様の長年のご労苦に対し、深い敬意を表します。


 顧みれば、平成13年11月、区長・区議会議員の同時選挙を経て、私どもが葛飾区議会第18期議員としてその職についてから、はや4年の月日が経過いたしました。


 この間、私どもは、審議機関として43万区民の負託に応えるべく広範に議会活動を展開し、区民福祉の向上と区政の進展に邁進を続けてまいりました。その上で、今任期4年の間には、議員各位がさまざまな改革に精力的に取り組まれ、議員定数や常任委員会の改編を初めとする数多くの成果を残してまいりました。


 また、都区制度調査の特別委員会を立ち上げ、他区に先駆け、都区制度改革に関する諸課題に対する強い意思を示し、成果を残したことも、私ども葛飾区議会の大きな誇りであります。


 しかしながら、我が国は不況から脱却し、景気は回復傾向にあるとはいえ、区民生活や区財政への影響は来期に向けても急転が望めない状況にあり、他方で区政に対する区民要望は山積の状況下にあります。


 どうか理事者各位におかれましては、区民福祉の一層の向上に取り組まれ、引き続き効率的な区政運営に当たられますよう、議員44名を代表して表明するものであります。


 結びに当たりまして、議員各位におかれましては、区政の伸展と議会機能の発揮のため、より一層のご尽力をご期待申し上げますとともに、葛飾区の限りない発展を衷心からご祈念申し上げまして、任期最後の定例会閉会に当たりましてのごあいさつといたします。


 ありがとうございました。(拍手)


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○(谷野せいしろう議長) 以上をもちまして、平成17年第3回葛飾区議会定例会を閉会いたします。(拍手)


 午後5時52分閉会