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東京都 葛飾区

平成17年第1回定例会(第4日 3月29日)




平成17年第1回定例会(第4日 3月29日)





         平成17年第1回  葛飾区議会定例会会議録


     平成17年3月29日             於  葛飾区議会議場


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 出 席 議 員 (46名)


    1番  むらまつ 勝康         2番  清 水   忠


    3番  会 田 浩 貞         4番  小 用   進


    5番  ふ せ 秀 明         6番  秋 家 聡 明


    7番  大 森 義 明         8番  上 原 ゆみえ


    9番  黒柳 じょうじ        10番  く ぼ 洋 子


   11番  三小田 准 一        12番  渡 辺 キヨ子


   13番  丸 山 銀 一        14番  杉 浦 よう子


   15番  斉 藤 初 夫        16番  秋本こうたろう


   17番  新 村 秀 男        18番  安 西 俊 一


   19番  福 本 亜細亜        20番  加 藤 和 男


   21番  伊 藤 まさき        22番  大 高   拓


   23番  早 川 久美子        24番  鈴木 なおひろ


   25番  鈴 木   烈        26番  谷野せいしろう


   27番  峯 岸   實        28番  舟 坂 ちかお


   29番  梅 沢 五十六        30番  池田 ひさよし


   31番  倉 沢 よう次        32番  出口 よしゆき


   33番  牛 山   正        34番  大 塚   武


   35番  中 村 しんご        36番  野 島 英 夫


   37番  渡 辺 好 枝        38番  高 橋 信 夫


   39番  小笠原 光 雄        40番  遠 藤 勝 男


   41番  反 町 直 志        43番  矢島 やすたか


   44番  ? 橋   侃        45番  中 村 武 夫


   46番  石 井 みさお        47番  石 田 千 秋


 欠 席 議 員  (0名)





 出席説明員


   区長             青 木   勇


   助役             八木原 利 勝


   収入役            井 上   毅


   政策経営部長         青 木 克 徳


   総務部長           高 橋 計次郎


   地域振興部長         高 橋 成 彰


   環境部長           宮 崎 一 男


   福祉部長           都 筑 順 三


   高齢者支援担当部長      西 村 政 次


   保健所長           伊 藤 史 子


   子育て支援部長        筧     勲


   都市整備部長         ? 澤 恒 雄


   街づくり担当部長       上 野 祥 二


   企画課長           濱 中   輝


   総務課長           菱 沼   実


   教育長            山 崎 喜久雄


   教育次長           小 川 幸 男


   教育振興担当部長       柏 崎 裕 紀





欠席説明員  (0名)





 区議会事務局


   事務局長      鈴 木 昭 仁  次長         太 田   隆


   議事調査担当係長  種 井 秀 樹  議事調査担当係長   白 山 敏 夫


   議事調査担当係長  中 島 幸 一  議事調査担当係長   長 嶋 和 江


   議事調査担当係長  長 妻 正 美  書記         小野塚 正 浩





   速記        坂 田 ゆ り








議 事 日 程





 第 1  議  案  第39号 葛飾区特別区税条例の一部を改正する条例


 第 2  議  案  第 1号 平成17年度葛飾区一般会計予算(予審特)


 第 3  議  案  第 2号 平成17年度葛飾区国民健康保険事業特別会計予算


                 (予審特)


 第 4  議  案  第 3号 平成17年度葛飾区老人医療事業特別会計予算(予


                 審特)


 第 5  議  案  第 4号 平成17年度葛飾区介護保険事業特別会計予算(予


                 審特)


 第 6  議  案  第 5号 平成17年度葛飾区用地特別会計予算(予審特)


 第 7  議  案  第 6号 平成17年度葛飾区駐車場事業特別会計予算(予審


                 特)


 第 8  議  案  第15号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(総


                 )


 第 9  議  案  第19号 葛飾区文化会館条例の一部を改正する条例(総)


 第10  議  案  第20号 葛飾区亀有文化ホール条例の一部を改正する条例(


                 総)


 第11  議  案  第10号 葛飾区きれいで清潔なまちをつくる条例(区)


 第12  議  案  第11号 葛飾区勤労青少年寮条例を廃止する条例(区)


 第13  議  案  第12号 葛飾区心身障害者福祉会館条例等を廃止する条例(


                 厚)


 第14  議  案  第18号 葛飾区事務手数料条例の一部を改正する条例(厚)


 第15  議  案  第21号 葛飾区地域産業振興会館条例の一部を改正する条例


                 (区)


 第16  議  案  第22号 葛飾区観光文化センター条例の一部を改正する条例


                 (区)


 第17  議  案  第23号 葛飾区山本亭条例の一部を改正する条例(区)


 第18  議  案  第24号 葛飾区国民健康保険条例の一部を改正する条例(厚


                 )


 第19  議  案  第27号 葛飾区学童保育クラブ条例の一部を改正する条例(


                 厚)


 第20  議  案  第34号 葛飾区体育施設条例の一部を改正する条例(文)


 第21  議  案  第16号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する


                 条例(総)


 第22  議  案  第 9号 葛飾区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例


                 (総)


 第23  議  案  第13号 葛飾区職員定数条例の一部を改正する条例(行革特


                 )


 第24  議  案  第14号 葛飾区長等の給料等の特例に関する条例の一部を改


                 正する条例(総)


 第25  議  案  第17号 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例(総


                 )


 第26  議  案  第25号 葛飾区ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の


                 一部を改正する条例(厚)


 第27  議  案  第29号 葛飾区子ども家庭支援センター条例の一部を改正す


                 る条例(厚)


 第28  議  案  第30号 葛飾区結核診査協議会条例の一部を改正する条例(


                 厚)


 第29  議  案  第31号 葛飾区立公園条例の一部を改正する条例(建)


 第30  議  案  第32号 葛飾区立児童遊園条例の一部を改正する条例(建)


 第31  議  案  第33号 葛飾区公共無人管理駐車場条例の一部を改正する条


                 例(建)


 第32  議  案  第35号 特別区人事及び厚生事務組合規約の一部変更につい


                 て(総)


 第33  議  案  第36号 東京二十三区清掃一部事務組合規約の一部変更につ


                 いて(区)


 第34  議  案  第37号 東京二十三区清掃協議会規約の一部変更について(


                 区)


 第35  議  案  第38号 採血事故に係る和解について(総)


 第36  議員提出議案第 1号 葛飾区議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例


                 の一部を改正する条例(議運)


 第37  17請願  第 1号 核兵器廃絶にむけ政府へ意見書の提出を求める請願


                 (総)


 第38             委員会の継続調査申出について


 第39  議員提出議案第 3号 葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例


 第40  議員提出議案第 4号 核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書


 第41  議員提出議案第 5号 発達障害児(者)に対する支援促進を求める意見書





午後1時1分開議


○(谷野せいしろう議長) これより本日の会議を開きます。


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○(谷野せいしろう議長) 初めに、会議録署名議員を指名いたします。


 本日の会議録署名議員については、会議規則第121条の規定により、


   4番 小 用   進 議員


   8番 上 原 ゆみえ 議員


  29番 梅 沢 五十六 議員


の3名を指名いたします。


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○(谷野せいしろう議長) 次に、事務局長に庶務報告をいたさせます。


○(鈴木昭仁事務局長)(報告)


 庶務報告を申し上げます。


 本区監査委員から、平成16年度第3回定期監査報告書、平成16年度行政監査報告書、平成16年度第2回工事監査報告書及び例月出納検査報告書(2月末日現在)が議長あて提出されましたので、既に送付しておきました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) これより本日の日程に入ります。


 日程第1、議案第39号を上程いたします。


 事務局長に議案の朗読をいたさせます。


○(鈴木昭仁事務局長)(報告)


 日程第1 議案第39号 葛飾区特別区税条例の一部を改正する条例


〔資料編参照〕





○(谷野せいしろう議長) 提出者の説明を求めます。


 助役。


〔八木原利勝助役 登壇〕


○(八木原利勝助役) ただいま上程されました議案第39号、葛飾区特別区税条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。


 この条例は、地方税法の一部改正に伴いまして、次のとおり所要の改正を行うものでございます。


 まず第一に、肉用牛の売却による事業所得に係る所得割額の免除の特例の適用期間を平成18年度から同21年度まで延長するものでございます。


 第二に、特定中小会社、いわゆるベンチャー企業の特定の株式について、譲渡の日において3年を超えて保有していた株に係る譲渡所得等の金額を2分の1に軽減して所得割額を課税する特例につきまして、当該特例の対象となる特定の株式の所得期間を平成17年3月31日から同19年3月31日まで延長するものでございます。


 以上の内容につきましては、本年4月1日から施行するものでございます。


 よろしくご審議の上、しかるべくご決定賜りますようお願い申し上げます。


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件につきましては、所管の常任委員会に付託されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、ただいま上程中の案件は、所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。


 なお、その内容は配布しました議案付託表のとおりであります。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 暫時休憩いたします。


 午後1時5分休憩


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 午後1時26分再開


○(谷野せいしろう議長) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○(谷野せいしろう議長) 日程第2、議案第1号から日程第7、議案第6号までの議案6件を一括して上程いたします。


 これらの案件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 所管委員長の報告を求めます。


 峯岸 實予算審査特別委員長。


〔27番 峯岸 實議員 登壇〕


○27番(峯岸 實議員) ただいま上程されました予算審査特別委員会所管に係る議案第1号ほか5件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 当委員会は、2月21日の本会議において、議長を除く全議員45名の構成をもって設置され、平成17年度の各会計予算について審査を行ったものであります。


 まず、当委員会では、同日、款項別の詳細な審査を行うため、4分科会を設置しました。


 第1分科会は23人の委員により、一般会計予算のうち議会費、総務費、産業経済費及び職員費に係る歳入歳出予算を、第2分科会は22人の委員により、福祉費及び衛生費に係る歳入歳出予算を、第3分科会は23人の委員により、環境費及び都市整備費に係る歳入歳出予算を、第4分科会は22人の委員により、教育費、公債費、諸支出金及び予備費に係る歳入歳出予算、並びに各特別会計に係る歳入歳出予算をそれぞれ審査事項といたしました。


 3月3日の委員会では、総括質疑を実施し、12名の委員から質疑がなされました。指定管理者制度の導入、成果指標、防災まちづくり、教育、地域の犯罪発生状況等の情報提供、産業活性化、子育て行動計画案、京成立石駅(前)市街地再開発計画、学力定着度調査、三位一体改革と特別区交付金など、区政運営全般について多角的かつ大局的に質疑が交わされました。


 また、各分科会は3月4日から9日まで、それぞれ1日ずつ開催し、所管事項の審査を行った結果、各分科会会長から審査が終了した旨の報告書が委員長あて提出されましたので、当委員会は、3月11日に各分科会会長から、審査経過及び各会派の意見の報告を受けました。


 続いて、共産党所属の7名の委員から提出されました議案第1号に対する修正案について、提出者代表から提案説明を受け、さらに、区長に修正案への意見を求めた後、採決を行った結果、同案は賛成少数により否決されました。


 次に、付託議案6件について順次採決を行った結果、議案第1号、平成17年度葛飾区一般会計予算、議案第2号、平成17年度葛飾区国民健康保険事業特別会計予算については、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 また、議案第3号、平成17年度葛飾区老人医療事業特別会計予算、議案第4号、平成17年度葛飾区介護保険事業特別会計予算、議案第5号、平成17年度葛飾区用地特別会計予算、議案第6号、平成17年度葛飾区駐車場事業特別会計予算については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第1号ほか5件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。(「うまい」との声あり)


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許します。


 35番、中村しんご議員。


〔35番 中村しんご議員 登壇〕(拍手)


○35番(中村しんご議員) 日本共産党葛飾区議会議員団を代表して、2005年度葛飾区一般会計予算及び国民健康保険特別会計予算に対する反対討論を行います。


 小泉内閣による公的年金控除の縮小や配偶者特別控除の廃止は、国民生活に深刻な影を与えています。さらに、定率減税の縮小を初めとした増税、負担増路線によって一層の痛みが押しつけられようとしています。


 また、都政では、都市再生の名で進められる大型開発による環境悪化や福祉の切り捨てによって都民生活が脅かされています。


 こうした中、区政が区民生活を守るために果たすべき役割は、ますます重要になっています。


 2005年度区予算は、我が党が一貫して要求してきた子供の医療費助成の拡充、耐震改修助成の実施、栄養士の増員、学校図書館支援指導員の配置、小学校普通教室の冷房化、介護施設の増設、障害者福祉センターの設置など評価できるものも含まれていますが、全体としては、民営化の推進で自治体としての役割の放棄、区民にとってなくてはならない制度改悪や切り捨ての一方で都市整備費を大幅に伸ばすなど、区民の生活実感、区民の目線から見るならば、消極予算であると言わなければなりません。


 第一に、公的責任を投げ捨てる姿勢が露骨にあらわれていることです。


 公共施設への指定管理者制度の導入は、自治体としての公的責任を後退させ、プロポーザル方式による業者選定は不公正を生み出すおそれがあり、ましてや兼職禁止規定を外し、区長、議員及び特別職に参入の道を開くことは、新たな政・官・業の癒着を生み出しかねません。


 営利企業による認可保育園の運営は、本区と社会福祉法人などの関係者が長年にわたって築き上げてきた葛飾区の保育を掘り崩しかねないものであります。


 また、単独の学童保育クラブはすべて民営化し、障害者施設は、直営で残るのは1カ所だとけなりました。


 区立幼稚園の統廃合や学校給食の民間委託など、公的責任を大きく後退させたことは重大です。


 こうした民営化を一層促進するために福祉サービス第三者評価が実施されていますが、これも認められません。


 第二に、区民施策の切り捨てで、一層の負担を区民に押しつけていることであります。


 毎年連続して行われている国民健康保険料の値上げによって滞納者は増加し続けています。制裁措置として、短期証や資格証の発行を大幅に増やしていますが、受診抑制と重病化を招き、かえって医療費が高騰するという悪循環を招いています。


 社会保障制度としての国民健康保険制度という原点に立ち返り、資格証や短期証の発行を抑制し、独自の減免制度の充実にこそ取り組むべきであります。


 その他、女性福祉資金の廃止は女性の自立支援に逆行し、各種講座の廃止も、区民の生涯学習の機会を奪うものであります。住宅修築資金融資の中止も認められません。


 第三に、本区はがん死亡率が全国平均よりも高く、早期発見の受診体制を強化すべきであります。


 ところが、巡回区民健診の廃止、高砂・水元保健センターの事業縮小、がん検診の有料化や値上げは逆行するもので問題であります。


 第四に、学校教育を大きくゆがめ、一層の競争と管理教育を強めようとしていることであります。


 学習定着度調査、いわゆる葛飾版学力テストの実施は、競争に拍車をかけ、学校や教員、生徒の管理強化や序列化につながるもので、実施すべきではありません。


 子供たちや父母、関係者に十分な相談もなく中学校の夏休みの縮減も認められません。教育行政として取り組むべきは30人学級の実現で、一人一人に行き届いた教育環境を整備することであります。


 第五に、環境問題への取り組みにも問題があります。


 家庭ごみの有料化に傾斜した発言がありましたが、有料化した各地の自治体では不法投棄の拡大、モラルの低下など循環型社会づくりに逆行する事態となっており、実施すべきではありません。


 また、大気汚染や道路公害等の防止のためにディーゼル車排出ガス規制対策を継続すべきであります。


 第六に、大型開発や不公正を温存していることであります。


 立石駅周辺再開発事業は、反対する地権者が42%にもなっています。従来型の再開発を改め、住民本位に転換することが必要です。住民合意のない都市計画道路の事業計画は税金の無駄遣いです。


 金町駅南口地区再開発事業も見直しをすべきであります。


 また、同和事業にしがみついているのは全くの時代おくれであり、一般施策へ移行すべきであります。


 以上の理由により、我が党は区予算の一般会計及び国民健康保険事業特別会計に反対いたします。その他の会計については賛成であります。


 なお、我が党は、議員提出議案として、議員報酬等の値下げと費用弁償を廃止する条例を提案しました。これによって生み出される財源や不要不急の事業を削減したことによる財源を切実な区民要求を実現するために予算修正案を提案しました。


 保育料の第2子からの無料化、耐震改修助成や栄養職員の配置を上乗せするなどの提案でありますが、賛同を得られませんでした。引き続き、区民要求実現に向けて全力を上げる決意を申し上げまして討論を終わります。


○(谷野せいしろう議長) 4番、小用 進議員。


〔4番 小用 進議員 登壇〕(拍手)


○4番(小用 進議員) 私は、自由民主党議員団を代表いたしまして、ただいま上程中の議案第1号、平成17年度葛飾区一般会計予算ほか5議案について、いずれも賛成することを表明し、以下、討論を行います。


 現在、我が国の経済は、3月の月例経済報告によると、景気は一部に弱い動きが続いており、回復が緩やかになっているとの基調判断が示されており、先行き景気回復は底がたく推移すると見込まれております。一方、三位一体改革の推進や、主要5課題における都区協議の検討結果など、国や都の動向が本区の財政状況に及ぼす影響も少なからぬものがあります。


 このような中、平成17年度は、行財政改革アクションプランの推進や行政評価制度の活用により、事務事業、執行体制の見直しを行い、職員数の削減を進めることにより、時代の要請に合った行政課題に対するサービスの展開を図るなど、限られた財源を重点施策及び重点事業に優先的に振り向けた予算編成であると認められ、青木区長を初め関係理事者のご努力に敬意を表するものであります。


 我が会派は、区長のこうした経営改革への取り組みと堅実な区政運営、さらに、平成17年度重点施策及び重点事業に掲げた子どもを産み育てたくなる環境づくり、高齢者のいきいきとした暮らしを支える取り組み、区民とともに創る元気・安全・快適なまちづくりなどの施策を実現していくという基本的な姿勢については評価いたしますが、区民福祉の向上に向け、より一層の大胆な発想のもとでの取り組みを求めます。


 次に、区政の重要事項について、我々自由民主党議員団の基本的な考えを款別に沿って申し述べます。


 まず、総務費については、災害対策の充実が緊急の課題であり、有事の際を想定した災害救助用ボート等の整備は一歩前進したものとして評価いたしますが、発災後、長期間にわたる対応については、早急に検討し、対策を立てるべきであります。


 また、大学誘致調査等の委託費については、調査委託によりすべて終わるのではなく、行政側の知恵と行動が最も必要であり、あくまで行政主導の調査となることを望みます。


 次に、産業経済費について申し上げます。


 本予算では、産学公交流経費が計上されておりますが、中小零細企業が多い本区は、産業振興の立場から、他区の実践例を含む情報の収集と、積極的な公開による利用しやすい体制づくりを望みます。また、商店街ポイントカード推進支援事業は3年間の補助事業でありますが、継続的な実施を望みます。


 次に、福祉費について申し上げます。


 保育園の新設等で受け入れ枠のさらなる拡大を図っており、待機児解消に対する姿勢は高く評価します。さらに、他区からの保育希望者に対しては、区内児童の待機状況もかんがみ、慎重な対応を求めます。また、公立保育園における官民の役割分担に基づく民営化については、重大な決意を持って取り組まれることを強く要望します。(「そうだ」との声あり)


 また、高齢者や障害者の施策を初め全般的に今まで以上に民間活力を有効に利用し、効率的で質の高いサービスの提供を望みます。


 衛生費については、保健所の建て替えに際してはPFI手法を導入し、長期的に安定した施設管理ができるよう望みます。また、予防事業や健診事業等の利用率の向上は急務であります。さらに虐待防止の観点からも、乳幼児健診の未受診者に対しては、訪問指導を行う等の積極的な体制づくりを求めます。


 次に、環境費について申し上げます。


 新たな屋上緑化、壁面緑化への助成などによる緑化推進は高く評価しますが、今後のヒートアイランド対策として、道路の保水性舗装や屋上・壁面緑化のさらなる啓発とPRの積極的な展開を要望します。


 ごみ問題やリサイクル推進事業については、区民や東京都など関係機関との連携、民間活力を利用するなどして、美しく生みやすいまちづくりに向けて、なお一層の尽力を希望します。


 次に、都市整備費について申し上げます。


 街路灯の照度アップは評価します。しかし、まちづくり、道路整備など、都市計画マスタープランに計画された事業がおくれているのも現状であり、今後の速やかで着実な事業推進を強く望みます。特に、新たなまちづくりが進められている地域や、防災上、緊急性の高い事業は、地理的同質性などを考慮した上で、速やかに、かつ丁寧に推進されるよう希望します。


 次に、教育費でありますが、確かな学力の定着度調査結果の公表に際しては、学校の努力や工夫がなされた指導により、いかにレベルアップが図られたかを適切に評価できる公表方法を望みます。特色ある学校づくりでは、校庭開放、また緊急時には避難場所として使用する観点から、周辺住民の同意を得て早急に校庭への夜間照明設備の設置を求めます。


 科学教育センターの充実は、子供の理科離れの対策の一つとして、また、21世紀の日本の産業の発展に寄与できるものとして評価します。


 最後に、これからの本区のあるべき姿を考えるとき、現在置かれている厳しい財政状況を前提とした上で、行財政運営に新たな視点を求めていく時期に来ていることは間違いありません。そして、人づくり、ものづくり、まちづくり等、山積した区政課題に対し、大胆な発想でさまざまな問題解決に取り組んでいく姿勢が必要です。さらには、現在策定中の新基本計画等において、夢のある、希望がわいてくるような葛飾の未来像が示されなければなりません。


 これらを実現していくためには、青木区長の強固な意志とリーダーシップにより、現基本計画において、区の人事制度や組織等が計画達成に取り組むべき職員一人一人の達成意欲や責任感を引き出すシステムになっていたのかどうか、その検証を行った上で、めり張りのきいた新たなビジョンを鮮明に打ち出すことが何よりも大切であります。


 そのほか、委員会の審査過程において、我が会派の委員が費用対効果や区民サービス向上の観点からさまざまな意見を述べ指摘をしておりますが、理事者におかれましては、それらを真摯に受けとめ、今後の区政運営に反映されるよう強く要望いたしますとともに、本予算が適正に執行され、区民の福祉の向上に大いに寄与することを願いまして、自由民主党議員団の討論を終わります。


 ご清聴ありがとうございました。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 14番、杉浦よう子議員。


〔14番 杉浦よう子議員 登壇〕(拍手)


○14番(杉浦よう子議員) お許しをいただきまして、私は、葛飾区議会公明党を代表いたしまして、ただいま上程中の第1号議案、平成17年度葛飾区一般会計予算ほか5件の議案について、賛成の立場から討論を行います。


 政府は、3月の月例経済報告で、景気は踊り場的状況ではあるが、大局的には緩やかな回復局面と基調判断し、日銀総裁は、景気回復のメカニズムはしっかりと維持されているとしております。しかし、いまだ高水準にある完全失業率や横ばいの賃金動向、区内経営者の収益水準の低迷から、先行き不安と閉塞感で景気の回復感を生活実感として感じ取るにはいまだ厳しい区内の状況であります。


 一方、国における三位一体改革がうたわれる中、自立した基礎自治体として、簡素で効率的な行政運営と安定した財政基盤の確立を今後とも求めていくべきと思います。


 本区の財政状況は、依然として厳しいものがあり、平成13年度予算から4年連続して財源不足状態を解消した予算編成ができたものの、歳入面では今後とも個人所得の伸び悩みなどにより特別区民税が減少することは避けられない状況でございます。


 一方、固定資産税の引き下げにより影響を受ける可能性もあります。


 また歳出面では、子ども医療費助成の対象拡大や生活保護費の増など扶助費の増加傾向が続き、義務的経費が依然として高率で推移すると想定されることに加え、まちづくり事業の進展に伴う投資的経費の増も見込まれております。


 本区では平成14年2月、第二次経営改革宣言を発し、その着実な実現のため、行財政改革アクションプランを策定し、さらに経営改革を進めていくため、アクションプランを毎年度見直し、社会情勢の変化や区民の意向を取り入れた項目を新たに追加するなどしてまいりました。また、平成16年度からは部の責任を明確にした上で、創意工夫を行えるようにした新政策推進システムを導入いたしました。このような努力の結果が功を奏し、本区の財政健全化への取り組みが一定の成果を上げ、厳しい環境下にあっても平成17年度葛飾区一般会計予算を財源不足を発生することなく、自立した基礎的自治体として1,360億円の予算編成ができたことを、青木区長を初め理事者各位のご努力を高く評価いたします。


 特にトップマネジメントにより作成した平成17年度の重要施策及び重点事業に掲げる子どもを産み育てたくなる環境づくり、高齢者のいきいきした暮らしを支える、区民とともに創る元気・安全・快適なまちづくり等の施策を実現する事業に、限られた財源を優先的に振り向け、活力に満ちた元気な葛飾を積極的に展開するため、めり張りのある予算としたことについては、我が党が特に予算要望した事業であり、現下の区政が抱える喫緊の課題に的確に応え、区民のために必要な施策を進めていくための予算になっていると評価いたします。


 その上で何点か要望いたします。


 引き続き、今日的な区民ニーズや時代の要請に的確に応えていくという視点を忘れることなく、指定管理者制度やPFI方式の導入などで、さらなるコストダウンを図ることを要望いたします。


 基本計画策定に当たっては、議会の各常任委員会での活発な議論ができるよう配慮を望み、民間建築物耐震診断改修助成制度は都内初の試みであり、積極的な施策の展開を評価するとともにさらなる拡充を求めます。


 全国初のダウンサイジングの取り組みを高く評価するとともに、全国に誇れるワンストップサービスの実現を望みます。


 区民保養施設については、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れるよう要望いたします。


 福祉費については、三位一体改革で、補助金見直しの対象事業を区民ニーズに応え引き続き継続することや、保育園の新設等待機児解消に努めたことを評価いたします。


 子育て総合支援は、国を挙げて次世代育成事業を推進する中で、区もより一層全力を上げて取り組んでいただきたいと思います。また、母子家庭総合対策の推進を図り、特に就業支援、自立支援の具体的施策を集め、障害者の就労支援事業の促進を求めます。


 衛生費については、母子保健事業の追加的な具体策の実施を要望します。予防事業やがん検診事業等の周知や普及啓発をさらに強化し、着実に事業を展開されるよう求めます。うつ病、精神疾患、高次脳機能障害、低髄液圧症候群等、相談事業の強化を要望します。


 環境費については、新年度新規に導入される屋上緑化、壁面緑化の助成は、公明党が再三要望してきたことであります。さらに、事業者による環境行動の支援は、地球温暖化を防ぐため、先進国に温室効果ガス削減を義務づけた京都議定書の発効の年に実施されるというタイムリーな事業であります。


 都市整備費については、快適なまちづくりの上から、道路整備と踏切対策、特に高砂駅開かずの踏切対策と高砂駅周辺まちづくりに全力を上げて取り組んでいただきたいと思います。さらに、駅周辺地域の活性化を図るために新小岩・立石・金町駅周辺再開発事業は、関係住民の合意を図りながら精力的に進めていただきたいと思います。


 教育費につきましては、確かな学力の定着度調査、小学校普通教室の冷房化、学校図書館支援事業、ブックスタート事業、学校耐震化の前倒し、トイレの全面改修の計画的な実施、学校の芝生化、科学教育センターの充実など、児童・生徒の教育環境を整備する着実な取り組みを評価いたします。理科離れが指摘されている今日、科学教育センターにおける理科教育に区内の人材活用や社会の有能な講師を招聘し、日本の将来に夢と希望と充実した授業の展開を要望いたします。


 国保の収納対策では、特に外国人登録受給資格加入者で不法受給になりかねない場合が想定されます。公平に収納対策を講じる必要があると要望いたします。


 各特別会計につきましては、事業の着実な執行を望みます。


 その他、予算審査特別委員会において我が会派から出された議論を踏まえ、行財政改革を進めつつ、どのような経済状況にあっても安定した財政基盤を確立し、実施計画に掲げる事業を着実に推進するとともに、時代の要請に合ったサービスを展開し区民の負託に応え、未来に勇気と希望がわいてくるような区政運営を要望して、葛飾区議会公明党を代表して討論を終わります。


 ご清聴ありがとうございました。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 21番、伊藤まさき議員。


〔21番 伊藤まさき議員 登壇〕(拍手)


○21番(伊藤まさき議員) 私は、葛飾・民主・区民連合を代表いたしまして、ただいま上程中の議案第1号、平成17年度葛飾区一般会計予算ほか5議案について、いずれも賛成の立場から討論をいたします。


 引き続き厳しい経済状況下で、税収の大幅増が見込めない上に、数字合わせに終始する現政府の三位一体改革の悪影響、さらに、東京都の財政制度の見直しなど、厳しい状況にもかかわらず財源不足を発生させることなく、一般会計で1,360億円、特別会計を合わせると2,333億円の予算が編成されたことについてまず評価をいたします。


 その中でも、大学誘致調査や葛飾発文化イベント等の企画調査など、今までにない施策を積極的に推進する姿勢は、区民に希望と元気を与えるものとして特筆されるものと考えます。これらが企画倒れにならず、真に実現されるようにさらなる努力を願います。


 三位一体改革における義務教育や生活保護などの国庫負担金のあり方、所得税から個人住民税への税源移譲といった懸案や、都区制度改革における主要5課題など、我が区の財政に多大な影響を与える問題が山積しており、気を緩めることなく、引き続き行財政改革に全力を上げて第二次経営改革宣言の確実なる実現をされることを強く要望いたします。


 次に、款別に沿って申し上げます。


 総務費については、救助用ボートや大型ドームテントなど我が会派の要望を入れて災害対策の強化を図ったことを高く評価いたします。防犯対策については、新設する危機管理担当課長のもとで、区民ニーズに合った施策の展開を求めます。エレベーター保守管理委託業務については、より工夫を凝らし委託費の節減を図ることを求めます。行政ワンストップサービスについては、より区民の利便性向上のために、今後、都とも協議・協力して推進することを要望いたします。


 福祉費について申し上げます。


 母子家庭の自立支援では、母子家庭が生計をしっかり立てられるよう、就業支援の強化を図ることが必要だと考えます。母子自立支援員の活動を積極的に促進することと、役所内でのジョブトレーニングインターン制度の新設を要望します。子育て支援については、保育園の新設等努力は認めますが、待機児童がゼロになるどころか逆に増えてしまっております。より区民ニーズに的確に応えるべく、多様な保育サービスの充実を要望します。


 衛生費について申し上げます。


 30代健康診査や日曜区民健康診査の新設や胃がん検診の拡充など、健康検診事業について評価をいたします。予定されている保健所の建て替えに際し、区民の健康増進のための施策の充実を求めます。


 環境費について申し上げます。


 緑化推進について、その成果指標として緑被率を定期的に把握する手法を検討するべきであります。清掃事業について、ごみの減量化、リサイクル推進を通して環境に配慮した循環型社会の実現に向けて引き続き努力されるよう求めます。


 都市整備費について申し上げます。


 水辺のネットワーク形成事業は、既存の水辺の整備事業を発展させ、線としての河川軸を活用したまちづくりを進めるという考えに大いに賛成を表したいと思います。今までに検討されてきた個別の拠点整備事業をつなぐと同時に、区全体の河川軸すべてを戦略的に検証し、基本構想を策定することを要望します。立石駅北口地域の再開発については、区長あてに出された地権者からの陳情書からも、本事業の行き詰まりは明白であります。区長の政治的決断が問われており、区長がリーダーシップを発揮され、この地域の真の発展のためにさらなる努力をしていただくことを求めます。


 教育費について申し上げます。


 学力調査導入については、教育委員会の英断に敬意を表します。しかしながら、実施時期については、教員の成果指標としての意義を明確にするためにも年度末の実施を求めます。調査結果の公表についても大変重要な部分であり、明確な考え方を早急に示されることを求めます。


 学力問題については、社会でさまざまに取り上げられ混乱をしている今だからこそ、教育委員会の見識が問われております。短絡的なゆとり教育悪玉論に翻弄されることなく、授業時間などの量ではなく、子供たちの学習意欲をより引き出すような授業の質を改革し得る対策をとるなど、定見を持った学校経営が行われることを要望します。


 最後に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。


 本会計の赤字穴埋めのために、毎年約12億円の税金が一般会計から繰り入れられております。このことは、国保に加入している人といない人の間の不公平、保険料を支払っている人と払っていない人の間の不公平という誠に重大な問題であり、区の対応が問われております。


 今後は、区でできることと国や都のやるべきことをわかりやすく議会や区民に説明し、問題を整理した上で対策に取り組む必要があると考えます。非常に複雑な制度でありますので、積極的に情報を開示し、問題意識を我々議会と行政が共有し、ともに協力して制度の抜本改革を含め区民の納得のいく保険制度の実現を強く望むものであります。


  理事者の皆様におかれましては、本委員会の審査過程において、我が会派から出された意見や指摘を真摯に受けとめて、今後の区政運営に反映されることを強く要望いたしまして、討論を終わります。


 ご清聴ありがとうございました。(拍手)


○(谷野せいしろう議長) 以上で、通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○(谷野せいしろう議長) これにて討論を終わります。


 これより上程中の案件について分離採決いたします。


 初めに、日程第2、議案第1号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第3、議案第2号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第4、議案第3号から日程第7、議案第6号までの議案4件について、一括して採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第8、議案第15号から日程第35、議案第38号までの議案28件を一括して上程いたします。


 これらの案件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 各所管委員長の報告を求めます。


 ?橋 侃総務委員長。


〔44番 ?橋 侃議員 登壇〕


○44番(?橋 侃議員)


 ただいま上程されました総務委員会所管に係る議案第9号ほか8件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 これらの案件は、いずれも2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、2月24日及び3月18日に審査を行ったものであります。


 初めに、全会一致で結論に至った案件について申し上げます。


 議案第9号、葛飾区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例、議案第14号、葛飾区長等の給料等の特例に関する条例の一部を改正する条例、議案第17号、職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第35号、特別区人事及び厚生事務組合規約の一部変更について、議案第38号、採血事故に係る和解については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、意見の分かれた案件について申し上げます。


 これらの案件については、いずれも提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、議案第15号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、武力攻撃時における国民の保護のための措置に関する法律の施行に伴い、災害派遣手当に武力攻撃災害等派遣手当を含めるとともに、寒冷地手当の廃止、業務職給料表の改正を行うもので、時宜にかなった改正であるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、新たに設けられた武力攻撃災害等派遣手当は災害派遣手当の一部をいうものではなく、戦争に職員を動員する際の戦争協力手当である、官僚的なスタンスからの独善的な改正案であり、社会的公正性、公平性に欠けており容認することはできないとの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第16号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、職員の特殊勤務手当の改正は、状況の変化、業務の廃止等の現状の変化をもとになされるものであり、今回の改正は防疫等業務手当などの特殊勤務手当を実績に基づいて廃止するものであり妥当なものであるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、特殊勤務手当はその存在価値を最早失っているものであり、小手先細工の改定ではなく全廃すべきであるとの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第19号、葛飾区文化会館条例の一部を改正する条例、議案第20号、葛飾区亀有文化ホール条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、指定管理者制度を導入することにより、民間活力を積極的に活用し、施設の有効活用、区民サービスの飛躍的向上を図るとともに、管理運営経費の縮減を図ろうというものであるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、文化施設は文化、芸術の振興と豊かな区民生活に寄与する公共性のある事業を行っており、民間企業に道を開くのは自治体の責任放棄、民間活力導入を目的とする指定管理者制度の公募に対して、財団法人葛飾区文化国際財団が応募することは矛盾しているとの理由により、本件については否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、これらの案件については採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第9号ほか8件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして報告を終わります。


 以上です。


○(谷野せいしろう議長) 渡辺キヨ子区民委員長。


〔12番 渡辺キヨ子議員 登壇〕


○12番(渡辺キヨ子議員) ただいま上程されました区民委員会所管に係る議案第10号ほか6件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 これらの案件は、2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、2月22日及び3月15日に審査を行ったものであります。


 初めに、全会一致で結論に至った議案について申し上げます。


 議案第36号、東京二十三区清掃一部事務組合規約の一部変更について、議案第37号、東京二十三区清掃協議会規約の一部変更については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、意見の分かれた案件について申し上げます。


 これらの案件については、いずれも提案者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、議案第10号、葛飾区きれいで清潔なまちをつくる条例については、多数の委員が、きれいで清潔なまちづくりは区民全員の願いであり、吸い殻や空き缶のポイ捨てなど、幅広い分野を含む条例として賛成であるなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、ポイ捨て問題の真の解決は社会全体のモラル向上によってなされるものであり、過料徴収等の強圧策はコミュニティを壊し解決にならないとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第11号、葛飾区勤労青少年寮条例を廃止する条例については、多数の委員が、都より移管され30年になるが、時代の変化により民間の賃貸住宅市場で十分代替できるもので、むしろその行政財産をほかに有効活用すべきであり賛成であるなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、区内青年を取り巻く環境は深刻で、自治体による支援策が求められているにもかかわらず、青少年寮を廃止するのは時代逆行というものとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第21号、葛飾区地域産業振興会館条例の一部を改正する条例、議案第22号、葛飾区観光文化センター条例の一部を改正する条例、議案第23号、葛飾区山本亭条例の一部を改正する条例につきましては、多数の委員が、いずれも公の施設の管理に関する制度改正により、指定管理者制度導入は重要である。区民サービスの向上が図られるとともに、経費の節約にもつながるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、いずれも区施設の管理を営利企業である指定管理者に委託するのは、自治体のあり方をゆがめると同時に、区民サービスの低下にもつながるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、これらの案件については、それぞれ採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第10号ほか6件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) 鈴木なおひろ厚生委員長。


〔24番 鈴木なおひろ議員 登壇〕


○24番(鈴木なおひろ議員) ただいま上程されました厚生委員会所管に係る議案第12号ほか6件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 これらの案件は、いずれも2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月14日に審査を行ったものであります。


 初めに、全会一致で結論に至った議案について申し上げます。


 議案第25号、葛飾区ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議案第29号、葛飾区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例、議案第30号、葛飾区結核診査協議会条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、意見の分かれた案件について申し上げます。


 これらの案件については、いずれも提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、議案第12号、葛飾区心身障害者福祉会館条例等を廃止する条例については、多数の委員が、社会福祉法人や新施設に移管されることにより、より充実した事業になる。障害者福祉センターの開設に伴う、障害者施設の発展的見直しであるなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、水元そよかぜ園等の民間委託は運営に困難をもたらす。西新小岩通所授産施設は継続すべきある。なお、条例は個別に可否を問うべきであるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第18号、葛飾区事務手数料条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、特別区に新たに移譲される事務に伴う手数料の新設であり、また従来の手数料を適切に見直して内容を精査したものであり妥当であるなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、都からの事務移管を値上げの理由としているが、全く正当性がなく、明らかに便乗値上げであるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第24号、葛飾区国民健康保険条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、医療費が増大する中で中間層に配慮した所得割料率の据え置きと、低所得者対策としての2割減額の実施は評価できる。区民の保険料増額負担には厳しいものがあるが、特別区共通基準による改正でありやむを得ないなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、保険料の値上げは滞納者を増やし、保険証の取り上げにつながるものである。やるべきことは、値下げや独自の減免制度の実施であるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 次に、議案第27号、葛飾区学童保育クラブ条例の一部を改正する条例については、多数の委員が、民営化により子供たちにとって魅力ある学童保育クラブになることが期待できる。従来以上に子育て家庭を支援する学童保育クラブになることが期待できるなどの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、直営であった学童保育クラブをすべて民営化することになるもので、公的責任の後退であるとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、これらの案件については、それぞれ採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第12号ほか6件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) 遠藤勝男建設委員長。


〔40番 遠藤勝男議員 登壇〕


○40番(遠藤勝男議員) ただいま上程されました建設委員会所管に係る議案第31号ほか2件につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 これらの案件は、いずれも2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月16日に審査を行ったものであります。


 議案第31号、葛飾区立公園条例の一部を改正する条例、議案第32号、葛飾区立児童遊園条例の一部を改正する条例、議案第33号、葛飾区公共無人管理駐車場条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第31号ほか2件の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりにご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) 清水 忠文教委員長。


〔2番 清水 忠議員 登壇〕


○2番(清水 忠議員) ただいま上程されました文教委員会所管に係る議案第34号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月17日に審査を行ったものであります。


 議案第34号、葛飾区体育施設条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、多数の委員が、指定管理者制度の導入により民間活力の有効活用が図られ、飛躍的に区民サービスの向上が期待でき、経費の削減にもつながるとの理由により原案に賛同いたしましたが、一部の委員から、スポーツをする権利を保障する立場から、情報公開や区民参加、選定委員会、兼職禁止等条例で明記される問題である。直営にすべきとの理由により、本件は否決すべきである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第34号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) 中村武夫行財政改革特別委員長。


〔45番 中村武夫議員 登壇〕


○45番(中村武夫議員) ただいま上程されました行財政改革特別委員会所管に係る議案第13号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月22日に審査を行ったものであります。


 議案第13号、葛飾区職員定数条例の一部を改正する条例は、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第13号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりにご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について分離採決いたします。


 初めに、日程第8、議案第15号から日程第10、議案第20号までの議案3件について、一括して起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第11、議案第10号から日程第20、議案第34号までの議案10件について、一括して起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第21、議案第16号について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立多数と認めます。


 よって、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


 次に、日程第22、議案第9号から日程第35、議案第38号までの議案14件について、一括して採決いたします。


 お諮りいたします。


 これらの案件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、これらの案件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


──────────────────────────────────────────


○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第36、議員提出議案第1号を上程いたします。


 本件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 所管委員長の報告を求めます。


 会田浩貞議会運営委員長。


〔3番 会田浩貞議員 登壇〕


○3番(会田浩貞議員) ただいま上程されました議会運営委員会所管に係る議員提出議案第1号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月10日に審査を行ったものであります。


 議員提出議案第1号、葛飾区議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、提出者を代表して野島英夫議員、渡辺好枝議員の2名の議員の出席を求め、詳細な説明を聴取し、提出者代表に対する質疑を行った後、地方分権時代を迎えた今日の区議会議員の職責等を踏まえ、慎重に審査を行った結果、一部の委員から、議員報酬等の削減を通じて生み出した財源により、さまざまな区民の切実な要望に応えるべきであるとの理由により、本件については原案のとおり可決すべきものである旨の発言がありましたが、多数の委員から、既に平成15年に議員定数や費用弁償などについて議会が自主的かつ自律的に削減を断行している。また、本案は特別職報酬等審議会の答申や審議会そのものの存在を軽んじるものである。特別職の報酬等について、その当事者である我々議員の裁量によって決定することには問題があるなどの理由により、本件は否決すべきものである旨の発言がありました。


 そこで、本件については採決の結果、可決主張が少数のため、原案を否決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議員提出議案第1号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について起立により採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


 起立少数と認めます。


 よって、本件は否決されました。


〔資料編参照〕


──────────────────────────────────────────


○(谷野せいしろう議長) 次に、ただいま総務委員長から、議案第39号、葛飾区特別区税条例の一部を改正する条例について、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 ついてはお諮りいたします。


 本件を本日の日程に追加し、直ちに上程することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件を本日の日程に追加し、直ちに上程することに決定いたしました。


 議案第39号を上程いたします。


 所管委員長の報告を求めます。


 ?橋 侃総務委員長。


〔44番 ?橋 侃議員 登壇〕


○44番(?橋 侃議員) ただいま上程されました総務委員会所管に係る議案第39号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本件は、本日の本会議におきまして当委員会に付託され、直ちに審査を行ったものであります。


 議案第39号、葛飾区特別区税条例の一部を改正する条例については、提出者から詳細な説明を聴取し、慎重に審査を行った結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、当委員会に付託されました議案第39号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第37、17請願第1号を上程いたします。


 本件については、委員会審査報告書が議長あて提出されました。


 報告書の内容は、配布のとおりであります。


 所管委員長の報告を求めます。


 ?橋 侃総務委員長。


〔44番 ?橋 侃議員 登壇〕


○44番(?橋 侃議員) ただいま上程されました総務委員会所管に係る17請願第1号につきまして、当委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。


 本請願は、2月21日の本会議におきまして当委員会に付託され、3月18日に審査を行ったものであります。


 17請願第1号、核兵器廃絶にむけ政府へ意見書の提出を求める請願については、政府の核兵器廃絶に向けての取り組み状況や核兵器をめぐる世界情勢等を踏まえ、慎重に審査を行った結果、請願の趣旨は妥当であり、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 なお、当委員会は、核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書を議員提出議案として議長あて提出したことを申し添えます。


 以上で、当委員会に付託されました17請願第1号の審査結果をご報告申し上げましたが、委員会の審査報告どおりご決定いただきますようお願いいたしまして、報告を終わります。


○(谷野せいしろう議長) ただいまの報告について質疑を許します。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


 討論なしと認めます。


 これより、上程中の案件について採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件について、委員会報告どおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は委員会報告どおり決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第38、委員会の継続調査申出についてを議題といたします。


 本件については、会議規則第72条の規定に基づき、各委員長から議長あて閉会中の継続調査の申し出がありました。


 その内容は配布の申出書のとおりであります。


 ついてはお諮りいたします。


 本件については、各委員長からの申し出のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第39、議員提出議案第3号、葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 39番、小笠原光雄議員。


〔39番 小笠原光雄議員 登壇〕


○39番(小笠原光雄議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第3号、葛飾区議会委員会条例の一部を改正する条例につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 我が国の経済は、大企業の好業績が相次ぎ、昨年10から12月期の全産業経常利益は、前年同期より17.6%の増益とはなっているものの、いまだ景気の動向は一進一退から抜け出せないままであり、公的分野における改革の成果は、まだ乏しいと言わざるを得ません。歳入不足のもとでの急速な高齢化と若年層人口の減少という事態にあって、行政は、人件費の抑制、事務事業の抜本的な見直しによる歳出削減など、行財政改革に懸命に取り組んでおります。また、こうした取り組みは、執行機関だけの課題ではなく、議決機関である議会においても同様であるということができます。


 また、議会は、当該地方公共団体の施策の策定及び推進についての議決機関としての機能、並びに長その他の執行機関に対するチェック機関としての機能を有しておりますが、近年の自治権の拡充などに伴い、地方議会の果たすべき役割の重要性はこれまで以上に高まっているところであります。


 地方議会がその責務を十分に果たすためには、長と議会とが相互にその機能を発揮しつつ、議会並びに議員が、みずからの責任と判断において自主的かつ自律的に活動できることが必要であり、また同時に、議会と地域住民との信頼関係が確立されていることが大前提となっています。


 本区の執行機関は、平成10年の19部体制以降、組織の簡素・効率化が図られ、現在は9部体制となって区政の伸展に邁進しているところでありますが、これを本区議会の常任委員会数で割り返しますと、平成10年当時は、1委員会当たり3.8部を所管していたものが、現在では1.8部であり、また、たび重なる組織改正の結果、各常任委員会間の所管部数の不均衡さも顕著になり始めていることは否めません。


 一方、本区議会は、去る平成15年第2回定例会におきまして議員定数を見直し、これまでの46名から40名に改めたところでありますが、この40名という議員定数をもとに、現在の本区議会の5常任委員会の委員定数を考えた場合、委員会の適正規模という観点からの新たな問題が顕在化し始めてまいりました。


 この問題を解決するためには、実際の議員定数削減の施行時期にあわせ、常任委員会の数の見直しも行う必要があります。


 そこで本区議会では、これまでの議会運営のあり方の検討の中で、常任委員会の数の見直しを行うこととし、さらなる議会運営の活性化、効率化を図るため、これまでの5委員会を4委員会に削減するといった内容の成案を取りまとめ、このたび本案を提出した次第であります。


 なお、結びに当たり、本案が、本区議会の全議員の賛同を得て作成されておりますことを申し添えまして、私の提案理由説明とさせていただきます。


 ご清聴ありがとうございました。


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


 6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件については委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第40、議員提出議案第4号、核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 32番、出口よしゆき議員。


〔32番 出口よしゆき議員 登壇〕


○32番(出口よしゆき議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第4号、核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書につきましては、総務委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 我が国は、これまでにも再三にわたり核兵器廃絶に向け取り組んできたところでありますが、依然として核兵器廃絶への道は遅々として進まず、むしろ深刻化している情勢であります。こうした状況の中、本年5月に開催される核不拡散条約再検討会議は核兵器廃絶を進める上で大変重要な会議であり、政府の積極的な取り組みが求められています。


 そこで、核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書を内閣総理大臣、外務大臣あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 なお、内容につきましては、意見書案の朗読をもってかえさせていただきます。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  核兵器廃絶に積極的な取り組みを求める意見書


 我が国はこれまでにも核の惨害を二度と繰り返してはならないとの決意をもって核兵器の廃絶を世界に向け訴えてきた。折りしも本年は広島市及び長崎市の悲劇から60周年目にあたり、核兵器廃絶に向けてなお一層の取り組みが望まれる。しかしながら、朝鮮民主主義人民共和国のNPT(核不拡散条約)からの脱退、平成12年(2000年)5月に開催されたNPT再検討会議において合意された13項目の核軍縮措置が遅々として進まないなど、核兵器をめぐる世界情勢は深刻さをます一方である。


 こうした状況の中、昨年9月には新アジェンダ連合7カ国の外相が共同署名の論文を発表し「核軍備撤廃」を訴えているのをはじめ、世界平和市長会議も平成32年(2020年)までの核兵器廃絶を提唱するなど、核兵器廃絶を求める声は国内外で大きくなっている。


 本年5月に開催されるNPT再検討会議は、NPTの無期限延長が決定されてから2回目の、全体では7回目の会議であり、その成果は核兵器の廃絶を願う全世界の人々が注目しているところであり、その会議において唯一の被爆国である日本政府の果たす役割は大きなものがある。


 よって、本区議会は、政府に対し、NPT再検討会議を核兵器廃絶への転機とするため、積極的かつ具体的なイニシアチブを発揮するよう、強く要請する。


 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


  6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件については委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 次に、日程第41、議員提出議案第5号、発達障害児(者)に対する支援促進を求める意見書を上程いたします。


 提出者代表の説明を求めます。


 24番、鈴木なおひろ議員。


〔24番 鈴木なおひろ議員 登壇〕


○24番(鈴木なおひろ議員) 提出者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。


 ただいま上程中の議員提出議案第5号、発達障害児(者)に対する支援促進を求める意見書につきましては、議会運営委員会に所属する議員全員で提案するものであります。


 低年齢であらわれることが多く、小中学生全体の6%に上るとも見られる自閉症や学習障害などの発達障害については、幼児期から学齢期、就労まで一貫した支援策が必要であり、同時に早期発見や支援などの必要な措置は、国及び地方公共団体の責務となっております。


 そこで、発達障害児(者)に対するよりきめ細かな支援対策の早期実施に向け、発達障害児(者)に対する支援促進を求める意見書を内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣あてに提出するため、本案を提出するものであります。


 なお、内容につきましては、意見書案の朗読をもってかえさせていただきます。


 それでは、これより意見書案を朗読いたします。





  発達障害児(者)に対する支援促進を求める意見書


 自閉症、学習障害・LD、注意欠陥・多動性障害・ADHD、アスペルガー症候群などの発達障害は低年齢であらわれることが多く、文部科学省の調査では小中学生全体の6%に上る可能性があるとされており、今、発達障害への対応が緊急の課題になっている。


 また、発達障害に対しては、幼児期から学齢期、就労まで一貫した支援策が必要であり、それには、教育・福祉・保健・就労などの関係機関が連携し、一人一人の状況に応じた個別指導を行うなどの対応が欠かせない。


 平成16年12月に発達障害者支援法が制定され、本年4月から施行されるが、この法律には国および地方公共団体の責務として、発達障害の早期発見や支援などについて必要な措置を講じるよう示されている。


 国は、都道府県ごとに発達障害者支援センターを設置するとしているが、よりきめ細かな支援対策を実施するには市区町村の役割が極めて需要であり、支援のネットワークづくりが強く求められる。


 よって、本区議会は、政府に対し、発達障害児・者に対する支援を促進させるため、下記の事項を早急に実施するよう強く要望する。


                    記


 1 各市区町村が関係機関と連携して支援体制を整備するための財政措置を講じること。


 2 発達障害の早期発見に向けて、乳幼児健診の充実と、新たな児童健診制度を確立すること。


 3 保育園、幼稚園、放課後児童健全育成事業・放課後児童クラブにおける発達障害児の受け入れと、指導員の養成・配置をすること。


 4 発達障害者のための雇用支援コンサルタント・相談員等を配置すること。


 5 専門医の養成ならびに人材の確保を図ること。


 6 発達障害児・者への理解の普及、意識啓発を推進すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。





 以上で私の提案理由の説明といたします。


 よろしくご決定のほどお願いいたします。


○(谷野せいしろう議長) 上程中の案件について質疑を許します。


  6番、秋家聡明議員。


○6番(秋家聡明議員) 議会運営委員会所属の議員全員の賛成を得まして、ただいま上程中の案件については委員会付託を省略し、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。


○(谷野せいしろう議長) お諮りいたします。


 秋家聡明議員の動議のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、秋家聡明議員の動議のとおり、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 本件について、原案のとおり決することに異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決されました。


〔資料編参照〕


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○(谷野せいしろう議長) 以上をもちまして、本日の議事日程を全部終了いたしました。


 区長から発言の申し出がありますので、これを許します。


〔青木 勇区長 登壇〕


○(青木 勇区長) お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げます。


 去る2月21日に、本年第1回の区議会定例会をご開催いただきまして以来、議員各位におかれましては、平成17年度葛飾区一般会計予算をはじめ五つの特別会計予算、その他多数の重要案件につきまして、連日にわたる活発なご審議の上、それぞれご決定をいただきまして、誠にありがとうございました。


 ご決定を賜りました案件につきましては、審議の過程における議会のご意思を十分に尊重するとともに、その執行に最善の努力を傾注してまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。


 さて、早いもので、3日後には新たな平成17年度がスタートをいたします。予算の編成においては、平成13年度から5年連続して収支の均衡した予算を実現したとはいうものの、依然として厳しい財政環境下にあることはご案内のとおりであります。


 区といたしましては、より一層の経営改革を推し進めますとともに、平成17年度の重要施策及び重点事業に掲げました子どもを産み育てたくなる環境づくり、高齢者のいきいきとした暮らしを支える取り組み、安全・快適なまちづくり、新たな課題への対応、そして、区民の皆様とともに創る元気な葛飾のまちづくりに向けたさまざまな施策を積極的に展開してまいりたいと考えております。


 議員各位におかれましては、今後とも区政の伸展により一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、平成17年第1回区議会定例会の閉会に当たりましての私のごあいさつとさせていただきます。


 誠にありがとうございました。(拍手)


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○(谷野せいしろう議長) 以上をもちまして、平成17年第1回葛飾区議会定例会を閉会いたします。


 午後2時57分閉会