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東京都 足立区

平成25年 3月27日厚生委員会−03月27日-01号




平成25年 3月27日厚生委員会

      午前10時58分開会
○高山延之 委員長  定刻前でございますが、全員おそろいでございますので、ただいまから厚生委員会を開会いたします。



○高山延之 委員長  記録署名員2名を私から指名させていただきます。
 くぼた委員、さとう委員、よろしくお願いします。



○高山延之 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。
 委員の皆様には既にご案内をさせていただいておりますが、「先天性風しん症候群」予防のための緊急予防接種費用助成事業の実施についてを本委員会の所管事務の調査事項にすることにご異議ございませんか。
      [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○高山延之 委員長  ご異議ないと認め、本委員会の所管事務調査事項にすることに決定いたしました。
 本調査事項について、執行機関の説明を求めます。
◎衛生部長 急遽の委員会開催で報告の機会を設けていただきまして、ありがとうございます。
 衛生部の報告資料、1ページをご覧ください。
 「先天性風しん症候群」予防のため緊急予防接種費用助成事業の実施についてでございます。
 背景につきましては、風疹が例年になくはやっておりまして、女性が妊娠初期に罹患することによりまして、新生児に障がいの発症の可能性が高いといったことで、東京都の医療保健政策区市町村包括事業を活用し、実施するものでございます。
 1番、補助対象者でございます。対象者につきましては、妊娠希望・予定の女性(19歳から49歳以下)、Bにつきましては、妊娠している女性の夫、これについては、妊娠しますと、このワクチンが打てないといったことで、感染を予防するために女性の夫にも打つといったことで19歳以上といったところの区分でございます。
 なお、ちょっと2番を飛ばして、3番でございます。
 区分A、B合わせて時期が違います。女性自身につきましては、年度いっぱい4月1日から翌年の3月31日、男性につきましては、妊娠している場合の特例でございますので、9月30までと限定してございます。
 2番、お戻りください。
 補助内容等につきましては、今風疹のワクチンについては、MR2種混合が主流でございますので、そちらが中心になります。ワクチン単価1万290円のところ、区内医療機関において自己負担5,000円を払って接種を受けると、残りが公費負担となります。
 なお、風疹単体のワクチンについては、流通量が少のうございますが、希望される場合のために単価設定をするものでございます。
 全体像、4番、必要経費等でございますが、生活保護世帯は全額公費負担になりますので、一般世帯と生保世帯合わせて、あと、郵送料を含めて8,300万円余の規模でございます。
 歳入につきましては、東京都の包括補助事業で2分の1補助ございますので、4,100万円余の補助が来るといった内容でございます。
 今後の方針でございますが、4月10日号の予定でございますが「あだち広報」の掲載及び区のホームページ等により対象者に周知する予定でございます。
○高山延之 委員長  何か質疑ございませんか。
◆白石正輝 委員  今朝もテレビで20分ぐらいの特集やっていましたが、今年の風疹の発症は昨年度と比べると23倍というような形で、今の時期がピークなのかというようなことを言っていましたけれども、実際には4月10日の区のホームページで周知して、現実に実施されるのはいつ頃になるわけですか、なる予定なんですか。
◎保健予防課長 実施につきましては4月の1日から行います。
◆白石正輝 委員  私、聞いているのは、だって広報でお知らせするのは4月10日と書いてあるわけでしょう、それで4月1日からいいですよと言ったって、きょうは既に3月27日なんです。以前に通知が出ているのという形じゃなかったら、4月1日からできるわけないんだよ。
◎衛生部長 これについては、広報の予定が4月10日ですが、区のホームページ等によって、一応早急に、議決等を含めて準備ができ次第やらせていただければと考えております。
◆白石正輝 委員  それでは、この4月10日は広報だけれども、ホームページは、きょう本会議で当然議決されると思いますから、議決されたら直ちに出すということですね。
 それで、もう一つ、この区分Bについて、確かに今妊娠されている女性の夫は必要だよというのはわかるけれども、9月30日でやめちゃうと、男性については、夫については。そうすると、9月30日以降は妊娠しないと、誰も。そういう考え方なのか。
◎衛生部次長 これは女性の方が、それまでに予防接種を、まだ妊娠していませんので、それまでにAの区分で予防接種を受けていただければよろしいと、それがまず本則でございまして、Bというのは、あくまで緊急避難的に、やむを得ず夫の方にということでございますので、そういう措置だと考えております。
◆白石正輝 委員  そうはいっても、検診等については、なかなかいろいろと言っても受けてくれない。現実には、この集団接種をやめて個別接種になったときに、将来、風疹にかかる心配があるんだということは随分言ってきたわけです。ところが、実際には、集団接種やめて個別接種になったときに受けなかった人のが圧倒的に多かったということで今問題になっているわけだから、そうなってくると、同じようなことが起こる可能性というのはあるんじゃないかな。だから、それに対しては、どういう手を打って幾らお知らせしても受けない人は受けないわけだから、どうにもならないよといえば、どうにもならないわけだけれども、とはいっても、きょうのテレビなんかやっていたように、生まれた子どもには何の罪はないのに、子どもに、ああいう形で障がいが出るということになれば、これはやはり何とかしなくちゃいけないことだというふうに思います。
 そうすると、例えば女性の、これから結婚しそうな女性が何%予防接種を受けたか、それもしっかりと把握しないと、やはり10月1日以降の問題も出てくるんじゃないのかなというふうに思いますが、どうなんですか。
◎保健予防課長 まず、広報につきましては、先ほどの広報とホームページ以外に、ポスター、チラシを医療機関、そして、女性が利用するような場所に周知を徹底します。
 そして、今回の想定見込み、足立区として想定しておりますところで、やはり19歳以上49歳以下の女性の方で妊娠を予定している、あるいは希望する方というのが6割5分ぐらいいらっしゃるんではないかと、これは既婚率等を勘案して決めました。そして、接種状況は、やはり6割程度にとどまっているのではないかという推定の中で、そのうちの4割が未接種者で、そして、今回、半額相当の助成でございますところを勘案して、今回の1万4,000人余りの方の数を計上してございますので、やはりしっかりと広報して周知を徹底することで、利用をしやすいように、そして、また、受け付けです。接種票は、窓口だけではなくて電話で申し込んでいただければ、速やかに接種票等をお送りするという形で利用しやすい状況をつくっておりますので、その辺りを徹底して進めることをまず考えてございます。
◆あかし幸子 委員  私の方も、今ちょっと4割ぐらいが未接種であろうと、その人数として1万5,000人近く上げているということなんですが、大体これ5年に1回ぐらい波があるというようなお話でございます。何か以前にも記憶あるんですが、何か緊急避難的な厚生労働省から出た記憶もあったような気がするんですが、今まさに、その時ですか、今回。
◎保健予防課長 あかし委員ご指摘のように、5年程度に周期を繰り返してございまして、例えば平成21年の全国の数は100人とか、それから、平成23年は371人、そして、平成24年になりまして2,353人の風疹の発生届です。そして、平成25年につきましては、11週まで、まだ3カ月たたないぐらいですが、2,221人の発生数ですので、東京都におきましては、平成24年が672人、平成25年が899人という状況で、相当数、全国の相当を占めているという状況でございます。
◆あかし幸子 委員  都心が今回非常に広がっているということで、緊急で、こういった措置がとられたということは非常にありがたいことだなと思っておりますので、できるだけ4月1日から大勢の方に受けていただきたい。4割もいるわけですから、これどうやって……やっぱり周知というのが一番大きな問題だというふうに思います。確かにホームページとかありますが、みんながみんな見るわけではありません。
 ただ希望される方が若い世代なんですが、問題は、足立区って結構若い既婚者、結婚されている方とかって他区よりも多いというふうに何かのときに調べたときがありまして、これ19歳になっているんです。その前で、やっぱり受けたいという人の場合、そういった場合には特別措置として受けることって可能なんでしょうか。
◎保健予防課長 現在、真に罹患していない方についてはMRという形で任意の予防接種を提供するという制度を足立区としてはつくってございますので、今回ご意見いただきましたところを十分検討してまいりたいと思います。
◆あかし幸子 委員  風疹って、もともとそんなに強い伝染力のあるものではないけれども、ただ妊娠のときに、こういったいろいろな障がいが生れるという意味では、他の病気に比べたら、そういう意味では怖いのかなという気がするので、こういったことを徹底してやることが大事なんですけれども、今回、特に男性にも打っていただきたいということを。
 大体ワクチンなんていうのは女性の意識の中にはありますが、男性の意識には非常に弱いところがあるような気がするんです。半年間程度で周知、避難的に男性にもやっていただくと今次長の話もありましたけれども、そういう意味では、女性に発信するというのはすごく大事なことであると同時に、男性に対しても、この辺やっていかないと、男女、どっちかというとワクチンとか医療とかいうことになると、どうしても女性の意識の方に向けて発信する場合が多いんです。ただ働いている方に向けての発信ともなります、男性になってきますと。その辺については、これだけで本当にいいのかなと、4割の方たちに、4割の中に当然男性も入っているということですよね、先ほど言われた……。ちょっと、ごめんなさい、今ふと質問していて思い出したんですが。
◎保健予防課長 Aは、女性の方の状況をご説明いたしました。
◆あかし幸子 委員  だから、男性はほとんどやっていないということなわけですから、そういう意味では余計しっかりとしたものを出さないと。
 特に心配しているのは、ちょうど中学1年生が何か集団でやっていた時期があって、それが本当に個別になってしまったので、こういうことが起こり得ているんだと思うんです。今回も、まさに大人ですから集団ということはないわけで、個別ということがあるので、本当に徹底して、周知徹底しながらやっていただかないと、こういった手当ても何も生きないということなんです。ですから、本当に、この程度の周知でいいのかなと、もっと何か短期間で集中的にやる方法って考えられないのかなという気がするんですけれども。
◎衛生部長 あかし委員おっしゃるとおり、これに限定せずに、例えば男性に関しては、母子手帳をとりに来るとか、そういったところの機会とか、様々考えられますので、今後これに加えて、様々な周知方法を検討してまいります。
◆あかし幸子 委員  あと、それと、これの風疹ワクチンってそんなに強いワクチンではないので、2回打っても……。もし自分が打っていたかどうかわからなくても、本来ですと母子手帳に書いているものなのかもしれませんけれども、そういったものがちょっとはっきりしていない場合、2回打っても、さして問題はないということであれば、そのことも、もしどうなのか不安定でわからないという方については、どうぞ、検討する、また、こちらにご連絡ください、また、打っても大丈夫ですよという安全面も含めてやっぱり周知すべきではないのかなというふうに思うんですけれども、いかがですか。
◎衛生部次長 私も、中央本町の保健総合センターで実際に検診をやっておりまして、今検査を、抗体価検査の方が結構来ておりまして、結果の返しのときには、今あかし委員おっしゃられましたとおり、微妙なところで抗体価があっても、これは妊娠がしていないんであれば、あるいはしばらくはパートナーと相談の上、避妊をしながらでも今のうちに打った方がいいというようなことでお勧めはしているところでございます。
◎保健予防課長 確かに年代が20代以降の方につきましては不明という方が圧倒的に多いという状況がございますので、私どもは、記憶より記録できちんと接種が確認されているかというところをしっかり確認をしてから、申し込みを簡便にして受けるという体制を整えています。
◎衛生管理課長 PRのことなんですけれども、今回ご承認をいただいた後は、広報等を通じて報道機関にリリースをさせていただいて、できるだけ、この制度を利用いただくようにお願いをしていきたいというふうに思っております。
◆あかし幸子 委員  最後にしますが、これ5,000円ですが、受けたところで直に払えばいいんですか、それとも、前みたいに何かいったん払っておいていただいて、どうかとかいうんではなくて、本当に、あくまでも5,000円で打ったところ、特に区内の指定されたところだと思うんで、その辺の現場にわかっていらっしゃるかどうかなんで、問題は。本人は5,000円払えばいいと思ったら、現場がわからなくて、いやそんなことないですよみたいなことが起こり得ているんです、今まで。そういったことの取り組みはどうなっているんでしょうか。
◎保健予防課長 区内の協力医療機関等をまとめている医師会様の方に、今回の状況については打診をして、しっかりと、償還払いではなくて、領収書払いではなくて、基本的には、そこの場で、医療機関で自己負担を支払っていただくという形で対応してまいります。
○高山延之 委員長  他に。
◆はたの昭彦 委員  今回の風疹の流行に対してということで、予防接種の実施ということで、我が党も緊急予防ということで区の方に申し入れたこともありますので、大変、速やかな措置ということで歓迎することなんですが、費用負担の面で5,000円の自己負担ということでは、費用負担の面ではかなり負担が大きいんではないかと思うんですけれども、昨日、江戸川区に続いて墨田区、江東区が予防接種の無料実施をするということで新聞報道されていましたけれども、足立区は、この予防接種について無料での実施ということは検討されたんでしょうか。
◎衛生部長 こういった検討の対象にいたしましたが、足立区においては、任意の予防接種の助成について、一応、原則2分の1といったところと、あと、大人の予防接種でございますので、こういった自己負担をありながらも半額助成するということで、医師会等含めて対応するといったところで方向性が決まったものでございます。
◆はたの昭彦 委員  今回の予防接種については、東京都の方から2分の1の助成が実施をされるということです。足立区の報告の必要経費が算定されていますけれども、約8,370万円のうちの半額が東京都の負担ということで4,180万円の負担が東京都の方からあるという報告ですが、例えばこれ全額無料にした場合には5,000円の1万4,900人分が新たな負担として生じますけれども、その場合でも東京都の負担2分の1ということでは、5,000円を無料化した場合には総額で必要経費1億5,000万円ぐらいかかりますけれども、2分の1補助ということでは、そういう想定だと7,500万円、東京都から補助金おりるということでよろしいんですよね。
◎衛生部長 基本的に区が負担した分の半額が東京都なんでございますが、ただ全額公費助成すると接種率が変わりますので、単純に2分の1補助のものを加算して変わるといったものでございません。
◆はたの昭彦 委員  2分の1補助ということではよろしいと思うんです。先ほど保健予防課長の方から1万4,900人の想定接種者数の算定根拠ということで、19歳から49歳以下の6割5分の方が予防接種をして、そのうち、いろいろあって、接種者数の予定数が1万4,900人を想定したというご報告をいただいたんですけれども、本当に、これだけの数の方が接種するのかなという疑問があるんです。
 先ほど白石委員の方から、定期接種から任意接種というか個別接種に変わって接種率が落ちたということがあったわけですけれども、実は、先ほどお話しした江東区、墨田区、それと、江戸川区に、今回の無料……その3区は無料で実施しますので、その無料実施に当たって、想定接種者数の数と、その算定根拠というのをお聞きしたんです。それによりますと、人口25万人の墨田区では、対象の女性の場合の対象者人数の10数%が免疫が不十分で、そのうち希望する人の数ということで想定の接種者数、女性の場合2,000人、男性は既に妊娠している人の夫ということなんで、既に妊娠している女性が1,000数百人いて、そこから算出すると700人程度が接種するだろうということで、墨田区では約2,700人を接種予定、接種想定をしているという話でした。
 人口48万人の江東区は、東京都の算定方式に従って算出した結果、19歳から49歳の女性で接種する見込みは2,062人、19歳以上の女性は2,317人ということで、総数は2,400人程度で、区の負担としても2,000万円超す程度だろうということで全額無料を決めたと。
 お隣の江戸川区、人口67万人で足立区とほぼ同じの人口数なんですけれども、ここは東京都が今回の助成を実施するに当たって、東京全体で接種者数が7万人から8万人を予定している、ここから算出して江戸川区は男女合わせて3,000人が接種を予定するだろうという数字に基づいて算定をしたというんです。
 そうしますと、足立区の確かに多くの方に予防接種していただいて、先天性風疹症候群の発症を抑えるという意味では多くの方にやっぱり接種してもらいたいんだけれども、この今回の緊急措置ということで考えると、江戸川や隅田、江東の3区に比べても、足立区のこの1万4,900人という想定数は余りにも過大ではないかなというふうに思うんですが、いかがですか。
◎保健予防課長 東京都のプレスの中で、確かに7万人から8万人ということについてはありますが、お尋ねしますと、見込みということで出しましたというところで、各区の実情に合わせて各区で算定をしていただいて結構ですというお話でした。私どもの方としては足立区としての考え方と、それから、先ほど1割から1割5分ぐらいが国の、あと、そういう女性の抗体についてのデータがあるんですが、そうしますと、足立区ですが14万4,000人が対象ですので、1万4,000人程度というのは、そちらの方からも妥当ではないかというふうに考えてございます。
○高山延之 委員長  はたの委員、簡明にお願いします。
◆はたの昭彦 委員  先ほど10数%と言ったのは、免疫が不十分な方が墨田区の場合で10数%で、そのうち希望する女性は更に割合が低くなるから2,000人程度だという話だったんです。
 今回の今お話しした江戸川区、足立区と同じような人口で江戸川区は3,000人程度という想定で算出をして、僅か3,000人だから1,500万円程度の予算だから、無料化当然ですという担当課長のお話でしたけれども、例えば江戸川区の倍の方たちが足立区において接種をしたとしても6,000人、MRワクチン、1回、大体1万円ですから、その半額が区の負担としても3,000万円程度、今、今回出されている区の予算措置4,100万円の予算があれば十分無料で予防接種の実施ができると思うんですけれども、いかがですか。
○高山延之 委員長  衛生部長、簡明にお願いします。
◎衛生部長 趣旨としては予算があるなしということではなくて、やっぱり任意の予防接種については、大人のワクチン2分の1という原則の方が大きいということでございますので、あくまで、この半分の予算があるからといって想定数を低くして全額といったところの考えはございません。
○高山延之 委員長  他に質疑。
◆浅古みつひさ 委員  すみません、1点だけ聞きたいんですけれども、区分Bについては緊急措置ということで、これ広げていっちゃうと家族、子どもとかはどうなのという話になっちゃうんで、緊急措置ということで、それで済ませればいいと思っているんですが、区分Aの妊娠希望・予定の女性(19歳から49歳)これ希望ですと言えば全員そういうことですか。
◎保健予防課長 区民であることと、年齢を確認いたしまして、希望されるというところで承ってまいります。
◆浅古みつひさ 委員  19歳から49歳までで妊娠を希望するという方であれば、誰でもということですよね。
◎保健予防課長 そのとおりでございます。
○高山延之 委員長  質疑なしと認め、これをもちまして本調査を終了することといたします。
 これをもちまして厚生委員会を閉会いたします。
      午前11時23分閉会