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東京都 足立区

平成25年 1月23日建設委員会−01月23日-01号




平成25年 1月23日建設委員会

      午前9時58分開会
○きじまてるい 委員長  ただいまより建設委員会を開会いたします。



○きじまてるい 委員長  最初に、記録署名員2名を指名いたします。
 せぬま委員、市川委員、よろしくお願いいたします。



○きじまてるい 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。
 (1)建築物の耐震化対策及び老朽建築物対策に関する調査を単独議題といたします。
 執行機関の説明をお願いいたします。
◎建築室長 建築物の耐震化対策及び老朽建築物に関する調査についてご説明します。
 1ページをお開きください。
 耐震化対策における昨年12月末の実績は、耐震診断517件であり、平成23年度の約1.5倍です。耐震改修等工事は335件であり、昨年度の約1.9倍で順調に増加しています。また、特定緊急輸送道路沿道建築物の61件中35件が耐震診断を受けています。
 次に、老朽建築物対策についてです。老朽家屋審議会に32件諮問し、解体済みは17件です。このうち15件が本制度の助成金を利用しました。
 続いて、老朽危険家屋421件への対応状況です。2ページの黒枠で示した数字と、2の(1)、(2)をご覧ください。
 指導中及び処置済みの家屋の合計は277件であり、対応状況は66%です。処置済みの家屋の合計は100件であり、解体に至った件数は81件、部分補修等の検査は19件です。
 最後になりますが、今後の方針です。特に建物倒壊危険度の高い地域を中心に、耐震化を促進してまいります。
○きじまてるい 委員長  それでは、質疑に入ります。
 何か質疑ございますか。
◆伊藤和彦 委員  耐震化の対策ですけれども、耐震化されていない木造住宅というのは、全体で6万6,000戸ぐらいあると聞いておりますけれども、2のところの特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震助成ですけれども、今報告だと61件のうち35件やったということですが、この制度自体は、25年度末、来年の3月までということですが、残りはどのようにやっていくのか、この点お伺いしたいのですが。
◎建築安全課長 今普及啓発を進めておりまして、残りの26件についても、今年度中に耐震診断を受けていただくように進めているところでございます。
◆伊藤和彦 委員  順調に進んでいるようですけれども、一番大きなネックになるのは、何が一番問題なんですかね。
◎建築安全課長 特に大きな問題というか、診断については補助金が出ますので、特に問題はないかと思います。
 ただ、診断の結果が出た後の改修については、皆さんの意見合意がなかなか難しいところはあると考えております。
◆伊藤和彦 委員  なるべくそういう取り組みが進むようにしていただきたいのと、耐震診断の補強状況を把握することは大事だと思いますが、公的施設についてはどうなっているんでしょうか。
◎建築室長 足立区耐震化改修プログラムによって進捗しております。約100%を目指し、残り数少ない耐震化に取り組んでいるというふうに伺っております。
◆伊藤和彦 委員  そうすると、公的な施設はほとんど完了しているということですから、もしこの耐震診断をやらない場合、何かペナルティがあるような話がありましたが、これはどのようなペナルティでしたか。
◎建築室長 ペナルティの権限は東京都でございます。報告がなかった場合に、勧告あるいは公表するという条項がございます。
○きじまてるい 委員長  他に質疑ございますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○きじまてるい 委員長  質疑なしと認めます。



○きじまてるい 委員長  次に、報告事項を議題といたします。
 はじめに、(1)から(10)まで説明を受けた後に、最後一括して質疑を行いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、(1)竹ノ塚駅東口周辺地区におけるエスコートゾーンの設置について、(2)東京都が策定した「東部低地帯の河川施設整備計画」等について、(3)自転車走行環境の社会実験の実施結果について、以上3件、都市建設部長から報告をお願いいたします。
◎都市建設部長 報告資料の1ページをお願いいたします。
 竹ノ塚駅東口周辺地区におけるエスコートゾーンの設置についてでございます。
 この東口では、東京都ユニバーサルデザイン福祉のまちづくり事業の採択を受けて、各種取り組みを行っております。
 竹ノ塚駅から竹の塚障がい福祉館までのルート、道路の南側でございますけれども、この事業の補助を受けて、歩道縁石ブロックの改修を25年度行う予定にしておりますが、これに合わせて警視庁がエスコートゾーンを設置するという報告がございましたので、ご案内するものでございます。
 施行時期は25年度内、地図に記載の箇所でございます。
 続きまして、2ページをお願いいたします。
 東京都が策定した「東部低地帯の河川施設整備計画」等についてでございます。
 都は、24年8月に策定した地震・津波に伴う水害対策に関する都の基本方針に基づいて、関連する部局において各整備計画を策定したものでございます。
 公表されたのは、昨年末の12月27日でございます。
 計画策定の目的ですけれども、最大級の地震が発生した場合においても各施設の機能を保持し、津波等による浸水を防止する、その具体的な対策等を示したものでございます。
 策定された整備計画でございますけれども、(1)、(2)、(3)のように建設局、下水道局、港湾局、それぞれの管理施設について整備計画を策定いたしました。
 スケジュールについては、4に記載のとおりでございます。
 なお、委員の皆様にはカラーの資料を配付させていただきましたけれども、特に足立区に関連する計画といたしましては、建設局資料の水門、河川の堤防の対策でございます。右側に地図がございますけれども、足立区に関連いたしますのは隅田川、綾瀬川、黒く塗ってあるところは機能を有している区間ですけれども、それ以外については全て赤ということで、全てが対象区間になっているということで、具体的には護岸を少し厚くする工事を予定していると聞いております。
 続きまして、6ページお願いいたします。
 自転車走行環境の社会実験の実施結果についてでございます。
 これについては、以前ご報告したとおり、西新井と竹の塚で社会実験を10月に行いました。西新井では、そこに記載のとおり、アリオ前の歩道を仮設のガードレールで分離し、通行区分を構造的に分離したものでございます。
 竹の塚につきましては、竹の塚センター前から国道4号線まで、車道の歩道側に仮設のテープを設置し、自転車の通行区分を設け誘導したものでございます。
 実施経過の概要は、そこに(1)、(2)に記載させていただいていますが、西新井地区で歩道を構造物で分離したものにつきましては、その期間は遵守率が高かったのですが、なくなったらもとに戻ってしまったと。アンケート調査では、両方とも走行空間を区分すべきという意見が約9割を占めたとのことでございます。
 (2)の竹の塚につきましては、なかなか思ったとおりに効果がなかったと。通過車両や路上の駐車車両等があって、なかなか思ったとおりにいかなかったということでございます。
 問題点・今後の方針ですけれども、これらの結果、それから地域住民の意向を踏まえまして、所轄警察署をはじめ、関係機関と通行区分のあり方や整備方針について検討してまいりたいと考えております。
 7ページには、その状況、8ページ、9ページにはそれらのアンケート調査結果等をグラフ化したものをお付けてしておりますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。
○きじまてるい 委員長  次に、(4)地区計画見直しの取り組み状況について、市街地整備室長から報告をお願いいたします。
◎市街地整備室長 続きまして、報告資料の10ページをお願いいたします。
 地区計画の見直しの取り組み状況でございます。
 記載のとおり、現在39地区で地区計画が決定されておりますけれども、その見直しについてご報告するものでございます。
 1として、目的でございますけれども、道路のネットワーク化、公園の適切な再配置、整備費の縮減を行うために見直しを進めているところでございます。
 2の今までの取り組みでございますけれども、昨年3月以降、記載のとおり取り組みを行いまして、11月に原案を作成したところでございます。
 検討に当たっては、3名の学識経験者を含んだ地区計画変更検討委員会を設置し、行ったものでございます。
 3番でございますけれども、地区計画の変更でございます。(1)として、変更を要する地区ということで、裏面でございますけれども、記載されました10地区において変更を要するということで、その内容につきましては、(2)に記載のとおり区画道路等、公園、緑地等、記載のとおりの変更を要するということでございます。
 今後のスケジュールにつきましては、本年2月以降9月まで、記載のようなスケジュールで作業を進めてまいりたいと考えてございます。
 問題点・今後の方針でございますけれども、当然のことのように事前に住民の皆様のご理解を得るということでございますので、まちづくりニュースや説明会等で原案の周知を図ってまいりたいと考えております。
○きじまてるい 委員長  次に、(5)プチテラスの自主管理に係る管理方法の変更について、(6)公園の維持管理に係る包括的民間業務委託の導入について、以上2件、みどりと公園推進室長から報告お願いいたします。
◎みどりと公園推進室長 12ページをお願いいたします。
 プチテラスの自主管理に係る管理方法の変更についてでございます。
 公園、児童遊園の自主管理制度との整合を図るために改正するものでございます。
 改正内容でございますけれども、清掃回数でございますが、7日に1回以上といたします。ただし、経過措置として、当面の間は3日に1回以上といたします。
 次に、報償費でございますけれども、敷地面積に応じまして3段階に設定させていただきたいと考えております。内容につきましては、下表に記載のとおりでございます。
 実施日は、今年の4月1日でございます。
 問題点・今後の方針でございますけれども、2月に説明会を開催して、ご理解を得ていきたいと考えております。また、関連する要綱を改正してまいります。最終的には、公園、児童遊園の自主管理制度との統合に向けて調整を行ってまいりたいと考えております。
 続きまして、13ページをお願いいたします。
 公園の維持管理に係る包括的民間業務委託の導入についてでございます。
 公園利用者へのサービス向上及び管理の効率化を図るために、業務委託を変更するものでございます。
 変更内容でございますけれども、委託方式を今まで業種ごとに個別に委託していた方式から、包括的に委託する方式に変更するものでございます。
 発注方式でございますけれども、スケールメリットを生かすために、ア、イ、ウの3公園を一括して業務委託をするということで、指名競争入札で行ってまいりたいと考えております。
 包括的民間業務委託導入による利用者増加やサービス向上などの効果でございますけれども、常に公園全体を見ながら適切な時期に必要な作業を実施できるということ、交通広場、陳列館の運営において多様な活用方法を指示することで、利用者増、サービス向上が可能となるということでございます。
 問題点・今後の方針でございますけれども、包括的民間業務委託のメリット、デメリットを検証いたしまして、一般公園への導入の可能性について検討してまいりたいと考えております。
○きじまてるい 委員長  次に、(7)足立区斎場設置整備基準の策定について、(8)建築物の耐震改修工事に対する助成額の誤りについて、(9)足立区細街路整備条例施行規則の全部改正について、(10)足立区環境整備基準の一部改正について、以上4件、建築室長から報告お願いいたします。
◎建築室長 足立区斎場設置整備基準の策定について、14ページをお開きください。
 平成15年に策定された斎場の設置に関する指導要綱を廃止し、斎場設置整備基準として改めました。
 策定理由は、ユニバーサルデザイン条例第20条に基づく基準として明確に位置付けし、環境整備基準との整合を図るためです。大きな改正ではなく、近隣関係住民の責務の削除と事前協議、承認に関する基準の明記、語句の整理が主なものです。
 要綱と基準の対照表は、15ページから18ページです。
 平成25年4月1日を施行予定日としております。今後、事業者等への周知を図ってまいります。
 続きまして、19ページをお開きください。
 建築物の耐震改修工事に対する助成額の誤りについてご報告いたします。
 耐震改修工事の助成金支出を予定していました民間建築物について、区の助成額の算定過程において手続に不備があったことが判明しましたので、ご報告いたします。
 事故の概要は、記載のとおりでございますが、昨年12月17日に金額の誤りが判明しました。本来は、?工事金額の2分の1かつ3,000万円以下、?床面積1?当たり4万7,300円以下の2通りを計算し、いずれか少ない額を助成内定額とすべきところ、?の計算で導かれる1,776万5,000円を見落とし、?のみの計算で3,000万円を助成額として内定してしまいました。1,235万5,000円過大に計算したことになってしまいました。
 対応の経過でございますが、記載のとおりですけれども、助成額に誤りがあったことが判明した翌日、申請者へ助成額の誤りを伝え、謝罪し、昨年12月26日申請者へ助成変更額1,776万5,000円を通知しました。
 現在の対応状況でございます。変更通知を交付した際、先方より損害賠償請求の意思表示がなされ、今年1月11日付で相手方から1,100万円の損害賠償請求が区に提出されました。
 今回の事故原因の精査と対応策について検証中であり、再発防止策として、助成額算出書に2通りの計算式を明記し、正確な審査に努めております。
 今後の方針としましては、申請者に誠意を持って対応していくとともに、損害賠償請求に対しては、顧問弁護士の教示のもと的確に対応してまいります。
 誤りがあったことを深く反省し、お詫び申し上げます。誠に申しわけございませんでした。
 続きまして、21ページをご覧ください。
 足立区細街路整備条例施行規則の全部改正についてです。
 昨年、第4回足立区議会定例会にて細街路整備条例が制定されました。今回、関連する規則を改正するものです。
 主な改正点は4点です。
 1点目は、名称を改めました。2点目は、細街路を施行する60日前までに協議や手続等を行う旨の内容を記載しました。3点目は、協議資料を関係住民に閲覧できる規定を設けました。4点目は、大規模事業及び営利目的の事業を細街路整備助成金等の交付対象から除外する項目を設けました。詳細は、22ページから32ページのとおりです。
 今年4月1日を施行予定日としております。改正内容について、区民及び関係団体の方に周知を図ってまいります。
 続いて、33ページをご覧ください。
 足立区環境整備基準の一部改正についてです。
 建築基準法施行令の改正に合わせ、足立区環境整備基準の一部改正を行います。
 改正理由は、法令改正により防災用備蓄倉庫に供する床面を容積率の対象から除外できる緩和規定が整備されたため、これを契機に、集合住宅を建設する事業者に対して、防災備蓄倉庫等の設置を積極的に誘導するためです。
 改正内容は、集合住宅による防災倉庫等の設置義務化を追加しました。目的、対象、規模、設置位置は、記載のとおりでございます。そのほかに、省エネガイドラインの遵守、東京都屋外広告物条例の遵守を明記しました。新旧対照表は、34ページから55ページのとおりです。
 今年4月1日を施行予定日としております。今後、関係団体へ改正内容を周知してまいります。
○きじまてるい 委員長  それでは質疑に移ります。
 質疑ございますか。
◆金田正 委員  幾つか質問させていただきたいのですけれども、まずは、自転車走行環境の社会実験の実施結果についてです。
 これ両方とも現地を見させていただいたのですけれども、基本的には西新井地区は元々さくら参道、歩道も広いですし、見ていても危なくないし、快適に皆さん通られているのかなと感じました。
 竹の塚の駅前通り、けやき大通りについては、歩道が狭いということで、車道部の歩道側を使ってやっていったということで、ここにも書いてありますけれども、非常に駐車車両があったりして通りにくかったり、見ていても少し危ないなと感じました。
 その結果については、大体ここに書いてあるとおりですが、いずれにしろ、それぞれの結果が出ていますが、基本的には利用者の方々は9割、7割とそれぞれ違ってはいますけれども、大多数が区分をすべきだというご意見だと思います。
 足立区を考えたときに、さくら参道みたいなところは非常に少ないと思います。どっちかといえば竹の塚地区のような環境のところが多いと思うのですが、これから検討していくとのことですけれども、このアンケート結果を踏まえて、これからどのように考えていかれますか。
◎交通対策課長 今ご質問のように、特に1については、9割以上、実験をやめた後に何で外してしまったのかといった要望がありますので、まずはこちらの西新井地区の方を、9割以上の利用者の声が大きいので、分離する方法、どういう方法が良いかということで、こちらをまず優先的に関係機関と詰める中で、こちらの仕切り方、それを今後検討したいと思っております。
◆金田正 委員  ということは、できる方からやっていくということですね。難しい方については、これから課題としてやっていくということですか。
◎交通対策課長 さくら通りについては、現状の歩道の中で可能性が高いと。竹の塚については、今後、駅前通りに、けやき大通りがあります中で、全体のフォーメーション、要は、改修時期等も踏まえて、全体的なものの中で今後考えなきゃいけない部分がありますので、ちょっと時間を要するのかなということで、当面は利用者の声の大きい方をまず取り組みたいと考えております。
 ただ、けやき大通りについても、いろいろな問題がありますので、引き続きどういう方法が良いかという部分については、交通管理者等、いろいろな関係者の中で考え方は詰めたいと思っています。
◆金田正 委員  理想と現実の違いという部分があって、基本的には分離した方が安全という形でしょうけれども、実際やってみると、今度は違った危険性が現れてきてしまって、理想と現実の違いというのが非常にあるんだなと改めてわかりました。
 西新井地区は広いですから、元々ある程度安全面が担保されていますが、その中でも、区分していく分には、皆さんの要望もありますし、良いのかなと率直な感想として思いました。
 自転車の走行のあり方というのは問題になっているので、なかなか難しいからといって止まってしまわないで、是非検討は続けていっていただきたいなと要望をしておきます。
 次に、公園の維持管理に係る包括的民間業務委託の導入についてですけれども、これはスケールメリットを生かして3公園一括で業務委託ということですが、メリットについては、幾つか?に書いてあります。
 今後の方針、問題点のところで、メリット、デメリットを検証しということですが、これはやってみないとわからないですけれども、今の時点で、メリットはここに幾つか書いてありますけれども、どんなデメリットが想定されますか。
◎公園管理課長 デメリットの件ですけれども、現在、区内業者に全部で23件程度分離発注しております。それを包括的民間業務委託ということで1社に発注することによって、下請という形になりますので、受注量の減になるというようなデメリットがあると考えております。
◆金田正 委員  今、公園管理課長がおっしゃったとおり、件数が減るわけですから、区内業者の仕事として出ていくのが少なくなってしまう、パイが減ってしまうということでしょうけれども、それを受けても、スケールメリットというのを生かして業務委託をしていった方が、メリットとしてはるかに大きいと考えられますか。
◎公園管理課長 先ほどご説明したように、現在のところはシルバー人材センターの方が交通広場だとかベルモント公園ということで管理をしておりますけれども、例えば清掃の関係だとか樹木の関係でご要望があっても、そこでは受けられないので、公園管理事務所に連絡してくださいという形で、ちょっと一元的な管理になっていないものですから、そういう点では、公園を利用される方からのメリットからすると大きいのかなと思いますし、区側からしますと、当然1件1件で契約だとかそういう関係もありますので、そういうメリットもあるなと考えています。
◆金田正 委員  難しい部分も非常にあると思うんですよね。確かに発注者側として、また維持管理する責任者の側としては、ある程度管理がしやすいですし、一元的に区民の方々の意見も取り入れやすいと。ただ、煩雑かもしれないけれども、ある程度いろいろな業者が仕事として取り組まれるということも、一つの大きなメリットであると思いますので、これはこれから一般公園の導入ということも検討していく中での最初の一歩かなと思いますので、是非その辺も踏まえて、管理する側の意見だけではなくて、十分慎重に考えていただきたいなと思います。
 最後に、建築物の耐震改修工事に対する助成の誤りについてですが、これは本当に単純ミスなんだろうということでご報告は受けています。ただ、1,200万円からの過剰な出費ということになってしまうので、額としては本当に大きな額だなと。
 少し気になったのですが、対応の経過を見ていくと、平成24年の6月26日に助成申請を受理し、7月3日に内定通知書を出したと。大体これ通常1週間ぐらいですかね。1週間程度で通知書というのは出すということになっているのですか。
◎建築安全課長 大体1週間程度でございます。
◆金田正 委員  その1週間が逆に長いのか短いのかというのは難しいところなんですけれども、余り長くなってしまったら、申請者の方にとっては非常にマイナス面が出てしまうので。
 その1週間の間で、チェック体制というのはどのように今までずっとしかれていたのでしょうか。
◎建築安全課長 1週間の間にチェックシートを用いて計算をしまして、適正であるかどうかということで内示をさせていただくところですが、実は、一昨年の11月に助成制度の拡充をいたしました。その際に、平米単価というところで項目を設けたところでございます。
 この物件については、その前、夏頃から、大きな物件ですので、ご相談に応じていました。その際に、全体工事費の3分の1、3,000万円という上限に当てはまっていまして、平米単価の限定がなかった状態でのご相談で3,000万円ということで継続をして、申請が出てきたのが昨年の6月26日ということで、ご相談については1年余りさせていただいている中での計算ミスが起きたということでございます。
◆金田正 委員  これはミスと言うしかないですし、どうしてこうなったんだと言ってもしようがないことだと思いますので、あくまで間違ってしまったことですから、今後間違わないようにしてくださいと言うしかないので、申請者の方も、内定通知書が出てしまったら、それに基づいて計画なり返済計画を立てるのは当たり前のことだと思いますので、今から減額してくださいと言っても、相手の方は、それはできないよという話になるのは社会常識でしょうから、それについてはどういうふうにお考えになっているのか教えていただけますか。
◎建築安全課長 委員おっしゃるとおり、内示額をもって工事の施工に入っております。既に工事完了が迫っている段階での内示額の変更ということでございますので、元々の3,000万円の助成金をもとに工事の計画を立てていらっしゃいますので、それについては大変厳しいという意見をいただいて、損害賠償ということになっております。
 努力をしていただいて、その後工事をちょっと安価なものに変えていただいたりして、賠償請求額を少し下げていただいているという努力もしていただいているところでございます。
◆金田正 委員  申請者の方も、ある程度工事代金を少し下げるような努力をされているということですか。
◎建築安全課長 今年になってから、損害賠償額が1,100万円ということであがってきておるところでございます。これについて、努力していただいて、交渉した結果ということでございます。
◆金田正 委員  それは申請者の方が非常に理解のある方で、私だったら逆に、一般的にはですけれども、そのままじゃなきゃだめですよと言うのが普通かなと思うんですが、相手の方のご厚意でそういうふうに理解を示していただいているというのは非常にありがたい話かなと思います。
 いずれにしろ、同じようなミスが二度とあってはいけないと思いますので、今後再発防止に努めてということで、ここに、助成額算出書に2通りの計算式を明記し、正確な審査に努めているということですけれども、その辺具体的にもう一度お話しいただけますか。
◎建築安全課長 当該問題が発覚したすぐにチェックシートの見直しをかけまして、チェック体制、二重チェックということで体制も整えております。今後、二度とこのような問題が出ないように万全に努めているところでございます。
◆市川おさと 委員  私も、建築物の耐震改修工事に対する助成額の誤りについてお尋ね申し上げます。
 これは大変大きい事故だと認識しております。今課長のお話を聞きましても、思い込みに基づくヒューマンエラーだったという認識でよろしいですね。
◎建築安全課長 市川委員ご指摘のとおりでございます。
◆市川おさと 委員  こうした間違いが二度と起こってはならないというのは、私も金田委員と同様の思いを持っているんですけれども、ただ、こうした行政実務上の失敗というのは、これが最初ではないし、恐らく最後でもないだろうと思います。
 一つ提案があるんですけれども、昨日実は定野総務部長にも言ったのですが、失敗学という言葉があります。これは工場などの生産や品質管理に主に使われている分野であると思いますけれども、こうした自治体の業務の失敗事例というものを公開していって、こうした失敗というのは足立区だけの話では恐らくないはずで、他の自治体の参考にもなる。また、他の自治体の行政実務の失敗等を一つにまとめて公開する仕組みをつくってはどうかということを申し上げました。
 昨日実はちょっと、私、定野総務部長に言ったのは、今足立区がやっている日本公共サービス研究会、152自治体でやっているわけでありますけれども、この152自治体は、公共サービスの専門定型業務の外部化を推進していくという集まりでもありますけれども、その思いの中には、当然、行政実務の効率化ということも含まれているわけであります。こうした会に行政実務の失敗事例を集めていくデータベース機能を持たせるということも考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょう。
◎都市建設部長 区全体にかかわるお話でございますけれども、当然ながら、失敗に学ぶということは基本というか、我々行政もそうですし、他の分野の業態でもそうだと思っています。
 市川委員のご意見の内容を庁内で総務部長にもお話をされたということでございますので、検討していきたいと考えております。
◆市川おさと 委員  自治体によっては、こうした失敗事例を自治体単独で公開しているところもありますので、足立区の一つの失敗でありますけれども、他の自治体の参考にもなって、災い転じて福となすというような、そういう形にしていってもらえたらなと思いますので、一言申し上げました。
 もう一つは、公園の維持管理にかかわる包括的民間業務委託の導入についてでありますけれども、この中で北鹿浜公園の事例が挙げられております。
 北鹿浜公園は、私も子どもを連れて行くことがありまして、汽車に乗ったり、自転車に子どもを乗せたり、非常に楽しい公園だなと認識しております。
 一方で、大型の蒸気機関車が展示してありますけれども、囲いがあって中に入れない。あるいは鉄道模型などがおさめられている建物がありますけれども、この中に入ってみますと、鉄道模型が相当前から壊れていて動かないという状況になっております。
 こうした状況については、当然把握していらっしゃると思いますが、いかがですか。
◎公園管理課長 おっしゃるとおり、そのような状況になっております。
◆市川おさと 委員  こうした状況を改善するということも、新たな施策の中身に含まれているというふうに理解してよろしいのでしょうか。
◎公園管理課長 そのとおりでございます。
◆市川おさと 委員  わかりました。しっかりやってもらいたいと思います。
◆たきがみ明 委員  何点か確認させていただきたいのですが、まず最初に、エスコートゾーンの設置について、これは党としても要望しておりましたが、やっと施行されるということで、これ施行期間が25年度内となっていますが、いつ頃からいつ頃までと具体的にもう少しわかるでしょうか。
◎建設事業調整担当課長 実際の施行は、工事課の歩道の改修と合わせてになりますけれども、まだ現在調整中でございますので、改めてご案内させていただきたいと思います。
◆たきがみ明 委員  よろしくお願いいたします。
 次に、自転車走行の社会実験のことで、先ほど金田委員からも話がありましたけれども、その前に、区内の自転車事故、自転車にまつわる事故というのは今どんな状況なのか、ちょっと確認したいのですが。
◎交通対策課長 区内の自転車事故については、毎年3割以上多い。それと、我々の方も小学校の自転車教室、中学校のスタントマン教室をやっていますけれども、やはり高校生がなかなか良くない。交差点部分についてもなかなか止まらなくて、高齢者の方とぶつかって大きなけがをするなどの問題がある。
 それで、新聞にありますように、今後、2回交差点で指摘を受けた人については罰金を取るということでありますので、やはり今後は、歩行者と自転車は分離する方が安全性は高まると思っています。
◆たきがみ明 委員  交通対策課長から話があったように、足立だけじゃなく、全国的にこの自転車事故が非常に増えてきているということで、自転車のマナーの向上というのが非常に大事になってくると思いますけれども、今交通対策課長の方から話があったとおり、小学生や中学生は安全教室等々開催されていますが、高校生の自転車通学も非常に多いので、この辺の安全教育というのも非常に必要になってくるのではないかなと思いますが、この辺どのように思われていますか。
◎交通対策課長 私が担当して3年の中で、モデルケースで、青井高校とか足立工業高校とか、スタントマンを使った事業をやった経緯があります。ですから、今後、公立・私立含めて、警視庁と協力して、原付きバイクも入れたようなスタントマン事業を区の方でも考えるべきかなと思っていまして、当然これについては予算がかかりますので、しかるべき時期に、試験的に来年度以降の中でやっていく方向で、ちょっと所轄と詰めたいと思っています。
◆たきがみ明 委員  是非検討もしていただきたいと思います。
 また、交通安全の確保、そしてまた自転車の利用促進という両面から、例えば区でも条例等をつくってもいいのではないかと思いますが、この点どのように思っていますか。
◎交通対策課長 埼玉県は昨年4月に条例をつくって、東京都も、聞くところによりますと今回の第1回定例会の中で条例をつくる方向と聞いていますので、東京都の条例を見た中で、区としてどうするべきか、それもまた参考にしながら考えたいと思っています。
◆たきがみ明 委員  是非推進の方をお願いしたいと思います。
 また、先ほど話の中で、西新井のアリオ前、ここは分離がしやすいという状況でありますので、区民の方々からも、9割の方々がやっていただきたいという意見もアンケート結果から出ていますので、是非この辺も関係機関と打ち合わせしていただいて、早期にできればやっていただきたいと思いますので、この点も是非意見を。
◎交通対策課長 西新井については、地域の声等の中で、何でやめてしまったのかという声がありますので、竹の塚の方はいろいろな課題がありますが、まずは、両方を考える中で、先に西新井の分離について進めたいと考えております。
◆たきがみ明 委員  是非実施できるところから進めていただきたいと思います。
 次に、公園の維持管理、包括的民間業務委託導入についてということで、一括でやるメリット、デメリットということでありますが、将来的には一般公園の導入の可能性についても検討すると今後の方針に出ていますけれども、これはどのような形でやっていく予定ですか。
◎公園管理課長 導入方法ですけれども、来年度一括で発注しまして、その中で、先ほどご説明しましたけれども、区民の利用者の目線とか区の目線、そのほかに区内業者の目線を踏まえて検討していきたいと思いますが、結果が出るには1年間試行しまして、その後検討した結果、仕様書づくりという形がありますので、3年程度かかるのかなと思いますし、現在は1社というふうに考えていますので、例えばですけれども、清掃業者とか草刈り業者を含めてJVにした方がいいとか、そういうことも含めて、どういう方法が一番いいのかということを検討していきたいと考えております。
◆たきがみ明 委員  今シルバーの方が従事していて、そういう意見も出てきております。仕事がなくなっちゃうと、こういう意見もありますので、この辺も十分そういう方々の意見等も聞いて決めていただきたいと思いますし、また、例えこれ一括である業者が決まっても、樹木の剪定等々、地元に住んでいる方々の意見等も取り入れられるような、そういう状況をつくっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
◎公園管理課長 樹木管理につきましては、現在は区が直接住民の方のご要望を受けて剪定などをやっております。今回、包括的民間業務ということで、まず区がかかわらないで、そこを管理している業者と区民の方とでお話をしていただくというふうに考えておりますけれども、それによってトラブルが発生するとか、ご要望を受けられないという話が多ければ、発注方法も見直すとか、従来どおりにするとか、そういうことも含めて検討していきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
◆たきがみ明 委員  最後に、今各委員から話が出ていましたけれども、耐震改修工事に対する助成額の誤りについてでございますが、額が問題だけじゃなく、本当に大きな問題じゃないかなと思っております。この辺は強く重く受けとめていただいて、今後二度とこういうことがないように、職員の体制であるとか、先ほども建築安全課長から話が出ていましたけれども、ダブルチェックであるとか、その辺をしっかりやっていただきたいと思いますが、決意をお願いしたいと思います。
◎建築安全課長 委員おっしゃるとおり、金額だけではなく、区民に与える損害というのは大変大きなものだと重くとらえております。
 今行政監察の方で処分もこれから出ることになると思いますが、それも甘んじて受けるだけではなくて、今後、今回与えた損害に対して、それ以上のものを仕事でお返ししたいということを考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◎建築室長 私も深く反省しております。誠に申しわけございませんでした。再発防止に全力を尽くしたいと思います。
◆伊藤和彦 委員  私も何点かお伺いしたいのですが、最初の竹の塚のエスコートゾーンです。
 実は私、去年6月に視力障がい者の方とずっと歩きまして、要望も出しましたし、障がい福祉課長にも提案したところですが、調査した交差点5カ所が全部エスコートゾーンになるということで、非常に障がい者にとっては朗報だと思います。
 お伺いしたいのは、今まで警視庁というか、警察がこれまでなかなかこの要望にこたえてこなかった経緯があります。言ってしまえば、警察が非常に抵抗してなかなか実現できなかったのですが、どのような経過でこうした設置ができるようになったのかお伺いしたいと思います。
◎建設事業調整担当課長 委員おっしゃるとおり、今まで警察、所轄の方は、なかなか素直に受け入れてくれなかったといいますか、我々も要望していたのですが、なかなか抵抗にあっていたと。
 設置をすると、今でも音の問題とか、ぼこぼこしたものが路面上に付きますので、それを通行するときに音が発生するといった懸念をされていてなかなか設置に至っていなかったというのが現実でございます。
 それを受けて、警視庁との定期的な会合がございますので、その席上で、警視庁の本庁の担当の方に、エスコートゾーンを設置してくださいと直接お話しするとともに、改めて所轄の方に何度か足を運んで要望した結果、設置するに至ったということでございます。
◆伊藤和彦 委員  建設事業調整担当課長ご苦労さまです。本当によく聞いています。
 それで、このエスコートゾーンですけれども、ここはたまたま竹の塚で障がい福祉館があるので特に重視したわけですが、視力障がい者の方はいろいろあちこち動くわけで、必要なところにはエスコートゾーンを拡充する、こういう計画はありますか。
◎建設事業調整担当課長 問題点・今後の方針のところにも記載しておりますけれども、今後必要な箇所、特に今要望が挙がっているのは、役所の前の国道のところですけれども、こういった公共機関とか福祉施設があるような場所については、継続して警視庁に対して要望していきたいと考えております。
◆伊藤和彦 委員  必要なところは、是非。視力障がい者の方、歩道のところから先が非常に不安で、私も立ち会いましたけれども、本当におっかなびっくり走っているんですね。耳が聞こえているうちはいいけれども、年をとって自動車の音などが聞こえなくなると非常に怖いという話もありました。是非拡充していただきたいと思います。
 次に、東部の都が策定しました10年間で耐震化を、堤防とか水門にする計画ですが、これは私ども都議団の共産党がかなり繰り返し要求して実現してきたのですが、この中で、足立の海抜ゼロメートル地帯、これもきょういただいた資料、地図では入っているようですが、具体的に海抜ゼロメートル地帯というのは、足立の場合はどこを指すのでしょうか。
◎企画調整課長 海抜ゼロメートル地帯は、主に千住地域と荒川の北側の一部地域でございます。
◆伊藤和彦 委員  そうすると、環七以南はほとんど網羅されるような状況ですかね。
◎企画調整課長 環七以南の一部でございます。
◆伊藤和彦 委員  それで、ここに堤防の耐震対策としては綾瀬川と隅田川が入っているわけですが、綾瀬川の例の江北高校のところのかみそり堤防ですね。これについては、具体的な何か計画が示されているでしょうか。
◎建設事業調整担当課長 カラー刷りの資料が配付されておりますけれども、赤い線で綾瀬川が塗られていると思います。ここの部分については対策する箇所ということで位置付けられておりますので、具体的には堤防を厚くして、先ほど報告がありましたけれども、補強するような形で計画されていると聞いております。
◆伊藤和彦 委員  これ一応10年で耐震化ということですが、早めに実施する動きもあるようですが、早めに実施する計画もあるのですか。
◎建設事業調整担当課長 実際にやるのは東京都でございますので、具体的なスケジュール等については、どの区間をいつやるということについては、まだ我々の方では入手しておりません。
◆伊藤和彦 委員  災害はいつ起こるかわからないので、こういう点では10年で耐震化というだけでなくて、できるだけ早く実施できるようにお願いしたいと思いますが、この費用ですけれども、これは全額都の費用でやるのですか。
◎建設事業調整担当課長 都が実施しますので、都が国費を入れるかどうかはちょっとわかりませんけれども、都の方で行います。
◆伊藤和彦 委員  それと、地区計画の見直しのことでちょっとお伺いしたいのですが、見直しの取り組み状況ということで、道路とか公園などを再配備するということで見直しするということですが、きょうの報告では10地区で廃止することになっていますが、この10地区で、道路、公園の変更で、今あるところから全体の面積でどのぐらい減るのでしょうか。
◎まちづくり課長 道路につきましては、廃止が17本という中で、メーター数は現在ちょっと確認中でございまして、資料の方がないのでご連絡できませんが、公園につきましての廃止の10カ所につきましては、約1万?ということの中で面積を減らしている状況でございます。
◆伊藤和彦 委員  これは地区計画があるので公園をつくらなきゃいけない、議会でも私たち言いますが買わなくてもいいような土地まで購入してきたわけですが、それを今度はいい意味で是正をするということになると思いますが、そういうことでしょうか。
◎まちづくり課長 地域に残されている私権を十分活用しながら、新しい用地を買わないような工夫をさせていただいたということでございます。
◆伊藤和彦 委員  是正されたことはいいと思いますが、公園の持ち方で、これは去年決算特別委員会でもやりましたけれども、公園いきいきプラン、非常にいいプランが出されているわけですが、実際はいろいろ禁止事項が多くて、看板が出されて、子どもたちが伸び伸び遊べないということも指摘をいたしました。
 その公園の利用については、地域で話し合ってルールづくりをするとか、そうした考え方はやっていらっしゃいますか。
◎みどり推進課長 公園いきいきプランの中で、公園の適正配置に取り組むとともに、先ほど委員からございましたルールにつきましても、合わせて今後具体に取り組んでいきたいということで、今検討中でございます。
◎公園管理課長 現在、2,000件の苦情の中から600件程度、公園の利用について、例えば球技だとか、犬のふんだとかという苦情が来ていますので、それについて分析をして、公園管理事務所でばらばらな対応をしないようにルール化づくりだとか、また、管理事務所で独自な看板やいろいろ過激な看板も立っていますので、そういう看板も統一していくように、今内部で検討しております。
◆伊藤和彦 委員  禁止条項をつくるのではなくて、そういうことも含めて、地域にある公園ですから、そういう公園が本当に楽しく使えるルールをつくっていく、これは率先して区が果たさないとできませんので、是非その点はお願いしたいと思います。
 次に、各党から出ましたけれども、公園の包括的民間業務委託の導入ですが、この導入、実は北鹿浜公園等、これは交通公園の運営だとか蒸気機関車の展示の活用を含むと書いてありますし、それから大谷田南の公園は交通広場の運営、ベルモントは陳列館の運営、活用を含むと、こうなっているわけですが、それぞれ持ち味があるのに包括して民間に委託してしまうというのは、ちょっと無理があるんじゃないかと思っています。
 それで、今ここはシルバー人材センターから派遣されてやっているわけですから、包括になるとシルバーの仕事がまた減ってしまうんじゃないかと思いますが、減るおそれはないのですか。
◎公園管理課長 現在、3公園につきましては、シルバー人材センターが契約した責任者と副責任者という方がいらっしゃって、その下にじかに作業をされる方ということで2段階階層になっておりますけれども、実際のところ、交通広場の運営だけに従事しているような形で、ベルモント公園の陳列館の活用だとか、例えば先ほどお話がありました蒸気機関車だとか模型の展示だとか、そういうところについては余りできていないものですから、そこら辺がもうちょっと公園全体の運営を統括するような体制にしていきたいということで考えております。
 ただし、現在の運営を変えるというふうには考えておりませんので、引き続き現在従事されているシルバーの方を雇っていただけるように指導していきたいと考えております。
◆伊藤和彦 委員  是非シルバーの人の仕事がなくならないように、奪うようなことのないようにお願いします。
 それで、私、この導入に無理があるというのは、基本は分離分割発注だろうと思うんですよ。今これだけの不況の中で、まとめて一括でやるというのではなくて、それぞれ特色を生かして分離分割発注でやっていただきたい。これは、導入には極めて無理があるということを指摘したいと思います。
 次に、斎場設置の問題ですが、指導要綱を廃止して新たに基準をつくるというものです。これは、足立区のユニバーサルデザインまちづくり条例20条に基づいて設置をする、環境整備基準の一部改正に伴って整合性を図るということですが、私ここで、前の指導要綱で近隣関係住民の責務の中に、事業主から斎場の設置に来た場合にはこれに応じるように努めるものとするというのが第4条にありますね。これが今度削除されたわけですが、これは当然だと思います。
 それから、16ページにあります近隣関係住民との調和のところで、これもちょっと内容が変わったのですが、近隣関係住民等の理解を得られるように事業者は努めなければならないというふうになったわけです。これは前のよりも、前は説明会を開催しなきゃいけないだけですから、そういう点では理解を得られるように努めなきゃならないという点は、一歩踏み込んだことだと思います。
 例えばですが、この近隣住民の中で一人でも反対した場合は、この住民との事業者の調和というのはどういう状況になるのでしょうか。
◎建築調整課長 近隣住民という形になりますので、全員の方々のご理解をいただけるようにということで、区としては指導していきたいと考えております。
◆伊藤和彦 委員  そうすると、全員合意型の立場に立つということで理解していいですか。
◎建築調整課長 原則はそのような形になりますけれども、場合によってはご理解いただけない場合もあるということは認識しております。
◆伊藤和彦 委員  ここのところが、理解を得られるよう努めなければならないと、これは事業者に示しているわけですから、ここは行政としてもきちっと役割を果たして、できるだけトラブルが起きないようにしていただきたい。
 これは、当然斎場ですから、火葬場とは違いますが、最近、区内でも斎場が非常に多くなったのですが、全体ではどのぐらいあるのですか。
◎建築調整課長 調査いたしましたところ、小さいものも含めまして、70カ所ほどあると確認しております。
◆伊藤和彦 委員  そういう整備基準を作成して、なるべく住民とのトラブルにならないように指導もお願いしたい。
 それから、建物の助成金の誤りの点です。先ほど来、他党の委員からもお話がありまして、私ちょっとお伺いしたいのは、金額も極めて大きいし、建築室長も謝罪して深く反省もしているということですが、二度と起こしてはならないわけで、再発防止については、建築安全課長も先ほどお話がありました。
 それで、ここに顧問弁護士の教示をもとに的確に対応するという損害賠償請求に対しての取り組みですが、この顧問弁護士の教示というのは、具体的にどういうことが示されたのでしょうか。
◎建築安全課長 八丁堀法律事務所の顧問弁護士の方にご相談をしましたところ、幾ら内示とはいえども、区の都合で内示額の変更をするというのは損害賠償に値するものであるというご教示をいただいています。
◆伊藤和彦 委員  それで、区の方は1,100万円で対応して、結局これは和解する方向で話は進んでいるんですよね。
◎建築安全課長 先ほども言ったとおり、八丁堀法律事務所の方にご相談をしたところ、裁判をしても区の勝ち目はないというか、向こうの主張が通るであろうということですので、裁判はせずに和解をしたいということです。
◆せぬま剛 委員  今の耐震のお話をずっと伺ってまして、いろいろ考えてみると、他の県や市の行政事例を見ても、もっと多額の失敗談というのは報道もされているところですが、私どもそういったものを見聞きして、その結果というのは、それでどうなったというところまで調査したり報告いただいたりということは今までほとんどありませんでした。
 今回の事例で、このことを踏み台として、参考として、更なる行政力のアップ、区民サービスを目指すということで納得をしたいというところですが、私ども党内においても、まだまだ厳しい意見が何人か、というよりも相当あります。
 今、概ね私どもの委員会では、建築室長が謝ったことを了としておさめようではないかという雰囲気でございますけれども、どうしても行政監察というのが区民目線でされるとすれば、私どもの今の雰囲気的なことではやっぱり済まないだろうと。
 区民の側からすれば、区民の税金ではないかということですから、これ一方的に区民だけが損するのかという立場になろうと思う。
 今回、役所としては和解をせざるを得ない。相手の方も多少の損をされるということで、三方損になるわけですけれども、だからいいじゃないかと。みんなとりあえず少しずつ損をして、ここで謝って終わろうよということですけれども、これマスコミはどういうふうにとるのかなと思ったときに、やはり私どもこの委員会としては、厳しくこのことを指摘して、本来なら委員会として議決をして、この再発防止に対する厳重な決議を本来はするべきところだろうと、こういうふうに思い悩むところでございます。
 そこで、一連の質疑は終わったわけですから、三方損ということの中で、副区長として、この落としどころという行政監察に真摯に向かい合っていく、そしてまた何よりも大事なのは、このことによって士気が落ちない、このことを糧として全各部室を挙げてこのことを取り返す、そういう思いのところを、私どもとしては、本来は厳重にここは注意の決議をしたいということですが、その思いを伝えつつ、三方損の中での落としどころ、その辺について是非決意を伺っておきたい。
◎副区長 今回の間違いについては、誠に申しわけなく思っております。特に重く受けとめて、今後再発のないように、庁内挙げて取り組んでまいりたいと思っています。
 また、起きてしまったことでございますが、やはりこれは反省すべきことでございますので、その中身について精査した上で、いろいろ厳正に対応してまいりたいと思ってございます。
 また、その損失については、我々職員がこれを穴埋めをするということで、ほかの事業では住民の方々に利益を与えられるように、そういう決意で仕事を進めていきたいと、こう考えております。どうぞよろしくお願いします。申しわけございませんでした。
◆せぬま剛 委員  了解します。とにかくこのことで意気消沈しない。そして、皆さんにも伺いますと、ご負担があるようですが、是非前向きに、糧として頑張ってくださるように期待します。
○きじまてるい 委員長  他に質疑ございますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○きじまてるい 委員長  質疑なしと認めます。



○きじまてるい 委員長  では、その他何かございますか。
◆市川おさと 委員  私は子ども施策調査特別委員会にも入っているのですが、足立区環境整備基準について前回取り上げました。
 この足立区環境整備基準の41条、子育て支援施設に関する条文があります。今読み上げますと、事業者は、住戸数が100戸以上の集合住宅を建設する場合においては、当該建築物の入居者の子育て支援に供する施設の設置について区と協議するものとするというふうに記載されておるわけでございますけれども、この41条に基づいて、子育て支援に供する施設が足立区内に二つできているというふうにも聞いているのですけれども、教えてください。
◎開発指導課長 これまで6件の協議がございましたが、そのうち4件につきましてキッズルームの設置ができてございます。
◆市川おさと 委員  今キッズルームというふうに伺いました。キッズルームというのは、一般に言うところの保育所とは全然別の施設だと認識していますけれども、そういうことでよろしいですか。
◎開発指導課長 情報提供してございます保育計画課の方からは、保育所の設置も含めて協議はしているというお話はお伺いしておりますが、結果的にはキッズルームにとどまっているという現状でございます。
◆市川おさと 委員  今後は、保育所もどうしても設置する必要があるというふうに認識していますけれども、区としてはどうでしょうか。
◎開発指導課長 環境整備基準では、関係する所管に情報を提供するということを目的としておりますので、その辺の保育所の設置につきましては、関係所管の保育計画課の方に協議を委ねてございます。
◆伊藤和彦 委員  前にも取り上げたことがありますが、花畑二丁目の生コンの工場の問題です。これはご存じのとおり、第1種住宅専用地域に用途違反の建物が建ってしまった。それで、巨大化して生コンがあるわけですが、工場の出入りだとか大型車両の騒音、振動、これは一応区として対応しているようですけれども、ここはご存じのとおり通学路にもなっていまして、交通事故の危険など非常に困っているというか、危険を感じている住民が大変いらっしゃる。
 それで、法に基づいて措置を講ずるべきだと思いますけれども、このまま放置できない。担当課の方では引き続き協議するような話だったのですが、その後どんなふうになっているのでしょうか。
◎建築安全課長 継続的に現地を見たり、移転に関する意思があるということで確認をしておりますので、これについての計画を早く立てていただくように指導を続けているところでございます。
○きじまてるい 委員長  伊藤委員、簡明にお願いします。
◆伊藤和彦 委員  用途地域違反でもあり、認可を取っていない工場であると。それで、地域の方はこう言ったんです。許可を取っていない工場は、直ちに操業停止ということが普通だろうと。こういう声もあるんですね。
 一般の市民であれば、違法建築はすぐ使用禁止になるはずだと。工場も即時即刻操業停止になるはずだと。これを区がやらないのはなぜかと、こういう質問が私のところに来ているんです。これにはどう答えますか。
◎建築室長 ご指摘の生コン工場につきましては、30数年前から現在の場所で操業しております。また、この地域で施行されております区画整理事業において、平成7年より現位置換地を基本として当該工場が現在立地されております。
 いろいろな事情がございまして、用途違反ということは認識しておりますけれども、今までの経過から、直ちに外に出ていきなさいということは極めて困難ということで、平成15年に庁内で意思決定しております。
 当面、振動とか騒音、通学路、居住環境に関するものについては、できる範囲で我々は指導していきたいと考えております。
◆伊藤和彦 委員  今言ったのは現状ですが、平成15年の話が出ましたけれども、そのときから区の対応がおかしいと言っているんですよ。
 だから、やっぱり法に基づいて、地域の方は工場を操業停止すべきだろうと、こういう声があるんですから、できるところでどんどん対応していただきたい。その辺はどうですか、担当課長としては。
◎建築安全課長 伊藤委員おっしゃるとおり、用途違反は明確でございます。そういう中で、従業員の生活権等も鑑みて、指導を継続して、さらに移転の意思があるというのを確認しておりますので、継続して、なるべく早く移転に向けて動き始めていただきたいということで、指導を続けていくというのが今の方針でございます。
◆伊藤和彦 委員  わかりました。最後に、こういう無法状態を放置しちゃだめです。きょうだって動いて、お子さんを持っているお母さん方が心配しているわけですから、法に基づいて、区でできる措置は直ちにやっていただきたい、このことを申し上げて終わります。
○きじまてるい 委員長  以上で建設委員会を終了いたします。
      午前11時13分閉会