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東京都 足立区

平成24年12月12日文教委員会−12月12日-01号




平成24年12月12日文教委員会

 午前9時57分開会
○古性重則 委員長  ただいまより文教委員会を開会いたします。



○古性重則 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名をさせていただきます。
 藤沼委員、針谷委員、お願いいたします。



○古性重則 委員長  次に、議案の審査に入ります。
 第133号議案足立区立校外施設の指定管理者の指定についてを単独議題といたします。
 執行機関の説明を求めます。
◎学校教育部長 それでは、議案説明資料の1ページをお開きいただきたいと思います。
 件名、記載のとおりでございます。
 対象施設は、日光林間学園でございます。
 平成25年3月31日をもちまして現在の指定期間が終了することに伴いまして、今回、新たな指定管理者の選定を行った結果についてのご報告でございます。
 記書き以下でございますが、審査会開催日、対象事業者・団体数、記載のとおりでございます。
 審査結果につきましては、2ページの方に、事業者名及び審査項目ごとの評価、合計点数を記載してございます。
 選定事業者名でございますが、株式会社フォレストでございます。神奈川県の湯河原町の業者でございます。
 指定期間につきましては、平成25年4月1日から平成30年の3月31日までを予定してございます。
 今後の方針でございますが、本議案の議決後、区と指定管理者との間で協定を結びまして、4月1日からの管理運営業務を実施する予定でございます。
 よろしくご審議のほどお願いいたします。
○古性重則 委員長  ご苦労様です。
 何か質疑ございますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  質疑ないようですので、各会派の意見をお願いいたします。
◆藤沼壮次 委員  賛成です。
◆金沢美矢子 委員  賛成です。
◆針谷みきお 委員  この指定管理者制度については、我々、基本的には指定管理者制度そのものについては、地方自治法で言えば直営若しくは指定管理者ということになっておりまして、基本的には、それぞれの議案に応じて対応をすべきというふうに思っているんですが、この施設については前回も、基本的に、この指定管理者制度で問題ないだろうという判断をし、実際のお話でも、それほど大きな問題がないということなので、これは可決すべきものということにいたします。
◆長谷川たかこ 委員  賛成です。
○古性重則 委員長  それでは、採決をいたします。
 本案は、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。
      [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 次に、第134号議案足立区立竹の塚保育園の指定管理者の指定についてを単独議題といたします。
 執行機関の説明を求めます。
◎子ども家庭部長 それでは、議案説明資料の3ページをご覧いただきたいと思います。
 件名は、記載のとおりでございます。
 平成26年4月の区立竹の塚保育園の民営化に当たりまして、指定管理者として法人を指定するために本案を提出するものでございます。
 対象施設は、足立区立竹の塚保育園でございます。
 指定管理者となる団体でございます。株式会社ベネッセスタイルケアでございます。代表者、所在地は、記載のとおりでございます。
 指定の期間は、平成26年4月1日から10年間でございます。
 指定の経過でございます。認可保育園を3年以上運営している法人を条件として公募を行いました。
 選定審査でございます。選定方式は、プロポーザル方式、提案書提出法人は、3社会福祉法人、3株式会社でございました。
 第一次審査は、書類審査及び保育状況の現地調査により、3事業者を選定審査会へ推薦をいたしました。
 選定審査につきましては、プレゼンテーションによる審査により、指定管理者候補者として決定をいたしました。
 主な審査基準でございます。提案書の評価はじめ記載の4項目でございます。
 審査結果につきましては、4ページの審査結果表のとおりでございます。後ほど、お目通しをいただきたいと思います。
 今後の方針でございます。区と指定管理者との間で協定書を締結いたしまして、26年4月1日から指定管理者による管理運営業務を実施するということでございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○古性重則 委員長  ご苦労様です。
 何か質疑ありますか。
◆佐々木まさひこ 委員  こちらの指定管理の審査の幾つか項目を見させていただいて、私は、このベネッセスタイルケアのホームページなんか見ますと、かなり手広く業務をやっておられて実績のある業者さんという印象を持ちましたけれども、特に民営化するに当たって、その保育を引き継ぐわけですけれども、サービスの維持とか、そこら辺のところの具体的なところをちょっと教えていただけますでしょうか。
◎保育課長 サービスの維持でございますが、基本的に、現在の公立の竹の塚保育園の運営方針、それから、いろいろな行事等を引き継いでいただくのが当然でございますが、その他、竹の塚保育園には例えばでございますが、伝統のある父母会がございまして、父母会主流の行事などがありますが、そういったものもしっかり大切にして父母会とも連携してという形で、より現在の竹の塚保育園の現状のいいところ、その延長上にサービスの維持を図っていくというような、具体的な提案が特に評価されたものと思ってございます。
◆佐々木まさひこ 委員  サービスの維持、そういう部分だと思うんですが、例えば発達障がい児の受入れに関してはいかがですか、大丈夫ですか。
◎保育課長 発達障がい児につきましても、現在こちらの保育園にも何名かいらっしゃりますし、これは区の方針と同じような方針でやっていただくことになってございます。
◆佐々木まさひこ 委員  そして、発達障がいまではいかなくても、多少落ち着きがないとか、ちょっと問題のある子の受け入れとか、特に普通の業者さんですとそういったことを嫌がるところがありますけれども、その辺の受入れとか、そういうことは大丈夫ですか。
◎保育課長 ベネッセグループは、他にも既にいろいろなところで保育園を経営している中で、そういった課題も適切に扱っていると、そういったベースで、こちらの方でもやっていただくことになってございます。
○古性重則 委員長  佐々木委員、よろしいですか。
◆針谷みきお 委員  まず、これ代表質問で、いわゆるこれまで保育園の指定管理者制度については、本来、運営を任せる相手は児童への処遇の向上のために一定の水準を得たものが必要だということで、社会福祉法人というのが限定であったわけです。それが、歴史の経過の中で医療法人若しくは学校法人までいいよということで認めてきたと、今回は株式会社に業務代行をやってもらうということに至った経過について質問をさせていただいた、いつからそういうことになったんだと。そういう実際の株式会社でもいいよというようなかじを切った経過が示されていないじゃないかということでありましたけれども、答弁は、平成20年度より指定管理者は株式会社もできるように変更したということですけれども、どう調べても平成20年度に指定管理者制度を実績ある株式会社も保育園の場合いいよというような記載はないということで、事前に、いろいろやりとりはしましたけれども、どうして、こういうかじを切ったと。いわば営利企業が保育に参入するということについては、荒川区の保育園であるとか、いろいろなところで問題が噴出して撤退をしたり、そういうことがあったわけですから、この株式会社を指定管理者にする問題については、当然これまでは社会福祉法人という、いわゆる歯止めがあった。その他、学校法人というところまでいったというところであるんですが、株式会社もいいよというふうにいった経過について、これについては間違いだったということですが、どうしてこれは、こういう大事なことが間違いであったということになったのか、ちょっとその辺の経緯を教えてください。
◎子ども家庭部長 このたびの本会議の代表質問に対する私どもの答弁の中で、20年度から株式会社も対象として募集を行いましたという答弁をさせていただきましたが、正しくは23年度からでございました。これにつきましては、訂正をさせていただく手続をとっているところでございます。
 19年度までは社会福祉法人のみを対象としていたところでございましたが、20年度には、ただいま針谷委員ご発言の学校法人及び医療法人を対象とするというふうな形で、対象法人を拡大いたしました。この理由につきましては、前年度19年度に、指定管理者の募集をしたところ1法人しか手が挙がらなかったという経緯もありまして、このときに法人の種別を拡大したというふうな経緯がございます。また、22年度につきましても、やはり1保育園につきましては1法人しか手が挙がらなかったというふうな経緯もございました。そういったことから、法人のまた見直しが必要であろうというふうなことで考えたものですので、株式会社も対象としたということでございます。
 また、もう一つは、区内に平成19年度から株式会社立の保育園の開設を順次してございます。そういう中で、株式会社が運営する保育園につきまして運営状況等を見た結果、区内の法人保育園の運営につきましては、ことさら問題があるということがございませんでした。また、都内でも順次株式会社立の保育園が運営されておりましたし、ご指摘の法人の部分ございましたけれども、全般的に見て特に問題視する部分がないだろうということで、23年度から株式会社を対象としたというものでございます。
◆針谷みきお 委員  それで、今のお話は新しくつくるというときに、いわゆる民設民営で株式会社さんによる。これは我が党も、認可保育園を増やすということの過程の中で、待機児の解消を優先するということで認めてきました、それについては。ただ今回は公立公設の保育園、そして、運営も公立でやってきたものをあえて指定管理者にすると、しかも、それを株式会社にするという根拠を言うと、実際に議会に報告はなかったと。今23年度より株式会社も応募できるように変更したという話ですけれども、これ議会のやりとりではあるというふうに私も聞いておりますけれども、通常そういうカーブを切る、方向転換をするというときには、委員会に、こういうふうにしますよという報告があってしかるべきで、それはなかったですよね。
◎子ども家庭部長 平成23年度の当委員会でのご報告の中で、今回募集をしている条件でございます認可保育園を3年以上運営している法人という条件付け、これは今回と同じ対象なんでございますが、この際に、今委員発言のありましたように、委員との間での説明の中では、株式会社の数ですとか、そういったことも含めてご説明をしたところでございますが、ことさらに今回から株式会社をこういった理由で範囲を広げたというふうなご説明はしていなかったかというふうに記憶しております。
◆針谷みきお 委員  やっぱりそういうことが問題なんです。あの当時、やっぱりチャイルド保育園とか幾つかのいわゆる問題のあった保育園などは、うまくいかなくなったら直ちに撤退しちゃう、いわゆる年度途中であっても子どもを預けるところがないと、こういうまさに本来地方自治体の責務である保育の実施義務責任も投げ捨ててしまうわけです。この株式会社、実際にあったわけですから。そういう危険性がある、問題がある、実際にあった、これは足立区じゃないけれども、他区であったという事例がある株式会社への指定管理者の指定については、当然、議論の中で報告したという話じゃなくて、きちんとそういうことも含めて株式会社にするというような議論を我々委員の間で、議員の間で全然承知しない話。たまたま議論になって、そういうことも検討しているとか、それもいいじゃないかとか、国が認めたからとか、そういう議論でやってしまったら、実際、議会の住民の代表としてのチェック機能というのは果たせないというふうに思うんです。そういう点も、今後、そういうルール破りみたいなことがやられると議会の権威もますます下がっちゃいますから、そんなことは執行機関が勝手に方針転換したけれども、報告もしないというようなことになると、これは本当にあってはならないことだというふうに私は思います。この辺については、本来、教育長であるとか副区長が、そういうチェックはしていなかったんですか。部長じゃないんだよ。
◎教育長 23年のこの件については、答弁の内容については、それが正しいという前提で一つ一つのことについては私の方でチェックをするということはありませんでした。しかし、基本的には、考え方としては、対象拡大するという方向については、これまで学校法人等、それから、法の許す範囲では株式会社も入っているということですので、これにつてはいわば政策判断の内容の我々の方の判断の中身かなというふうには思っておりますけれども、しかし、議会には丁寧にご説明をするべきだったと思います。今後、そのようなことには十分に気を付けていきたいと思います。
◆針谷みきお 委員  本当に、執行機関内部でも指定管理者制度は当然だから担当部がやってしまうことについてチェックもしないと、これでは本当に指定管理者制度の、足立区の場合、指定管理者制度では失敗しているわけです。シアター1010の問題で、あれだけ大騒ぎして一回直営に戻し、そして、また新しい指定管理者を選定するということで、そのために指定管理者制度の基本的な考え方といういわばコンセプトを2回にわたって見直したんでしょう。それやったのは青木教育長じゃないの、違う。青木教育長、政策経営部長だったでしょう。違いますか、それは。
◎教育長 指定管理者制度については、確かに私が政策経営部長のときに見直しをいたしました。趣旨としては、外部化等をするに当たっては、やはりチェックをそれとセットでやっていかなくちゃいけないという考え方、これ当初からあったわけですけれども、それを更にある意味厳密にしていくというか、そういう方向で考えるべきであろうということで見直しを行いました。
 そういった意味では、保育園、今回の指定管理についても、そういったチェックはなされているとは思いますけれども、改めて、その辺も点検をしたいというふうに思います。
◆針谷みきお 委員  歯切れの悪い、いわゆるコミュニティ・アーツの問題というのは、足立区政の教訓にしなきゃいけなかったんです。指定管理者制度に移行するときには、あんな9,800万円も監査請求が出て、住民から返せというあれ出されているわけです、指定管理者というのは。ですから、そういう経過を踏まえれば、この株式会社に、指定管理者に業務代行をお願いするときには、そういう……保育園というのは特に子どもの成長発達に重要な施設であり、本来、我々はこれ前から主張していますが、公設公営の保育園を委託すべきでないと、これ以上は。区も切磋琢磨するということでやったんですが、今回のこの3年間の方針も決めたというふうに言ったんですが、今までは歯止めがあった。20園まででやって、それ以後は、公設公営と、いわば切磋琢磨していくんだというような話もあったけれども、今回それを外しちゃったんでしょう。その辺どうなんですか。
◎子ども家庭部長 保育需要ですとか区の様々な状況を見ながら、ご報告をさせていただきましたように、今後3年に1度は見直しをしながら民間の活力を導入いたしまして、一部、保育サービスの充実を含めて図っていこうというふうに考えております。
◆針谷みきお 委員  今のは前段ですから、具体的な内容について議論しないと、議案ですから。保育園に関わる費用の8割は人件費と言われています。今回ベネッセコーポレーション、これが手を挙げてきたということで、私も具体的なことについてお聞きをしましたところ、ベネッセが、今平成19年から23年度まで17施設、文京区とか中央区とか大田区とか23区を中心に、首都圏中心ですね、横浜とかやっています。これについてのいわゆる運営状況というのはお調べになっていらっしゃるのか、その辺まずお伺いしたいと思います。
◎保育課長 今回の竹の塚保育園の審査にも当たりまして、既に既存園の調査、現地調査というのを行っております。この中で言いますと、一連の17あるうちの港区にありますベネッセチャイルドケアセンター港南というところを現地調査しておりまして、見に行った職員からは非常に良好な保育がされていたという報告を受けてございます。
◆針谷みきお 委員  これだけやっていますから、一定のノウハウはあるだろうというふうに私も思います。ただ本来、行くんであれば平成19年度にやった文京区立のかごまち保育園を見た方が良かったんじゃないですか。なぜかと言うと、なぜだかわかりますか、私が言っている意図。わからない、わからないじゃいいです。わからないこと聞いてもしようがない。
 実は文京区は、このベネッセがやったかごまち保育園の指定管理者民営化をした以後、指定管理者制度を導入することをやめて公設公営を維持するという方針を打ち出したんです。これが題名、保育園民営化の流れを断ち切った文京区の報告書です。やはり地域の父母の人たちも公設公営でやって欲しいということで、これは物凄い区民運動になって1万数千人の署名も寄せられて公設公営で運営すべきだということになったんです。
 多分ベネッセは、この保育園の運営の中から学んで、様々な、その後受ける国が認めた規制緩和の流れのもとに23年度は一気に、1、2、3、4、5、6、7、8、八つ、17のうち半分ぐらい昨年やっているんです。ですから、そういう点で言うと昨年やったところについては、それは一生懸命やると思います。当然、ベネッセだってダメージ与えられていくと次のところにも影響しますし、株式会社ですから当然利益を追求する企業としては、そういうような状況がいつまでも続くというのはまずいだろうというので、頑張ると思います。そういう点で言うと、仮に赤字であってもちゃんとやると思うんです、私は。
 ここの、じゃ、保育園の配置状況、保育士さんの正規保育士と非正規保育士の割合比率は、直営との関係で言うと多分同じ、それ以上の配置をしてくるだろうと思われますが、それどうですか。
◎保育課長 今のご質問と、その前の1点でございますが、なぜベネッセチャイルドケアセンター港南を見に行ったかと言いますと、ここの現園長が今度の竹の塚保育園の園長予定者でございますので、そういったことも含めてここを見に行き、しっかりとお考えを聞いてきたということでございます。
 それで、竹の塚保育園の職員配置につきましても私どもの方の募集要項に沿った形で、職員定数につきましても区の定数に従った形での配置を計画しているという提案をいただいてございます。
◆針谷みきお 委員  ですから、当然、職員配置はきちんとやるんです。最大の問題は、その正規職員の給与とか処遇はどうなのかということで、月額報酬幾らで募集していますか。
◎保育課長 まだ正規に募集をしていると、これは26年度からですので、募集をしているというような、この竹の塚保育園に対しての職員を募集しているという話は聞いてございませんが、ベネッセは大手でございますので、基本的にはきちっとした、当然のことながら最低基準以下ということはない、適正な水準の給与体系と理解してございます。
◆針谷みきお 委員  それは適正、労基法違反の最賃より低いところ出すわけ、そんなのあり得ないじゃない、そんなの。
 問題は直営でやっている、我々がこの指定管理者制度に反対している最大の問題は、官製ワーキングプアをつくってしまう。これは、区が民営化の問題で、昨日も補正予算の反対討論でお聞きになっているから知っていると思いますけれども、ますます民営化についてはやり尽くしたという話をしていて、結局ワーキングプアを大量につくってしまうということであるので、新しい例の区民事務所のいわゆる戸籍事務などについての委託をするというような方向で、いわゆる市場化テストの方向を打ち出しているわけ。これも、ますますそれはやり尽くして、結局はワーキングプアを区が先頭を切って大量の低賃金の労働者を生むと、これが今日本のいわゆるデフレ不況と言われている状況をつくっているんだということは、今度の総選挙の争点でもあります。
 ですから、そういう点で言うと、これについては、お給料は幾らなんですか。それは、他の園、例えば21年度やった調布ひまわりとか、20年度の八丁堀とか、そういうところの賃金調べましたか。
◎保育課長 申しわけございません、細かく調査してございません。
○古性重則 委員長  針谷委員、調べているんですか。これはどこまで…。
      [「それは別の問題だろう」と呼ぶ者あり]
◆針谷みきお 委員  別の問題じゃないです。これ、だから、大事なことでしょう。区政で報告書まで出しているんだから、定野総務部長が。ですから、これは重要なことなんですよ。
  いずれにしても、そういう問題があるというふうに思います。私は、今回のこの議案の中で、ひとつ撤退規制条件というのはあるんでしょうか。
◎保育課長 撤退規制条件というものは特にございませんが、ただし、他の民営化の場合でも当然ですけれども、きちっとした形の保育運営がなされない問題があるときには指定管理者をかえるということはございます。
◆針谷みきお 委員  そうじゃないんです。かえるのは簡単です。問題は、年度途中でも何でも赤字だから私はやめすよといってやめちゃったんです、今までの例の保育園は。そうしたら、子どもを預ける場所がなくなっちゃうわけです。だから、それは撤退規制をきちんとつくるべきだということは、実は公明党なんかは言っているだよ。実は、そういうこと言っているんです。我々、もともとそんなことやる必要ない、やめるべきだと言っているけれども、言っているんです。そういう問題が起きては困るんです。10年でしょう、しかも今回は。今までは5年だけれども、10年も長きにわたってやらせるわけでしょう。ベネッセだから、そんな赤字だからやめますというふうにはやらないと思います。企業のダメージになっちゃうからやらないと思うけれども、指定管理者制度をやるんだったら、そういうこともやらないとだめだと思います。そいつについて、いわゆる指定管理者制度の基本的考え方というのを2度にわたって見直した足立区、それも教育長が政策経営部長時代に見直した。それ全然そういうことが全く考えてもいないし、実際そういうチェック機能もないというふうに言わざるを得ないんです。
 ですから、やっぱりこの辺については、今後の課題ということですけれども、少なくとも、私は、これ以上の民営化はやる必要ない。なぜかといったら、先ほどの子ども家庭部長の答弁でも、いわゆる学校法人まで広げたけれども一つしか出なかったと、これ競争の原理なんて働いていないです。今度も、また23年度でやったから、今度は株式会社にやったんだということになって、手を挙げる企業とか法人が少なくなっちゃったから対象を広げていく。これだったら直営でやった方がいいでしょう、ずっと。直営でやるべきです。その点はどうなんですか。
◎保育課長 いかに優良な運営法人を確保するかが一番の課題とは考えてございますので、直営云々ではなくて、民営化の中で運営化法人を、優良な法人を確保するために対象範囲を広げているというところでございます。
○古性重則 委員長  針谷委員、もういいね。
◆針谷みきお 委員  最後にします。
 優良というのは、それは研修をやったり、いろいろやればできるんです。それはできるんです、ベネッセだったら。ただ問題は、先ほども言いましたように、大量のワーキングプアをつくったり、それから、場合によっては、これからやっていくからわかりませんけれども、給食だってひどいところは1食何十円という給食出していたというところだってあるんです、株式会社、実は。ご存じだと思いますけれども。そういう、結局は子どもの処遇にしわ寄せがいったり、そこで働く人の労働条件が悪化をしたり、これが、今日本が成長しない国になってしまった最大の原因なんですから、そういうことについて民営化とか規制緩和はいいわ、いいわというのが、破綻した原因が、自民党政権から民主党になり、民主党がまただめでこうなってという状況だけ言っておきます。
○古性重則 委員長  他に質疑はありますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  なしと認めます。
 では、各会派の意見をお願いします。
◆藤沼壮次 委員  自民党は賛成です。株式会社がだめだという議論というのは、株式会社でいいのかという心配はなくはなかったけれども、こういうふうに見ると、他の社会福祉法人よりかなり大きな評価、高くなっていますので、必ずしも株式会社がだめとは言えないだろうと。むしろ我々行政の方は、よりいい法人をどう選んでいくかということが大事だろうということで、賛成です。
◆金沢美矢子 委員  民営化によって本当に保育サービスの低下がないように、逆にサービスが向上したと言われるように、しっかりと行政の方でもチェックをしていただきながら進めていただくことを要望して、賛成です。
◆針谷みきお 委員  我々も指定管理者制度を株式会社に任せるということに関してはもうやめるべきであるというふうに思いますし、内容云々いかん以前の、やはり国の、また地方自治体の本来の責務、そして、在り方からやっぱりどんどん逸脱しているということであります。従がって、これについては反対をいたします。もし仮に可決されるということであれば、本会議で討論をさせていただきますし、今回いろいろなチェック機能を議会が果たすべきということであるならば、議会が方針変更も知らないうちに承諾をしたということになると、今度は議会の議員の皆さんも、その辺の指摘を受けざるを得ないということだけご指摘をさせていただきます。
◆長谷川たかこ 委員  民営化になってもしっかりと質が担保できるように、行政の方でも様々なチェックを今後も続けるということで、この内容については賛成させていただきたいと思います。
○古性重則 委員長  それでは、これより採決をいたします。
 本案は原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]
○古性重則 委員長  挙手多数であります。よって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。



○古性重則 委員長  次に、陳情の審査に入ります。
 23受理番号12足立区の学校選択制の改善を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続であります。
 何か変化はございましたか。
◎学務課長 特に変化はございません。
○古性重則 委員長  何か質疑はありますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  それでは、各会派の意見をお願いいたします。
◆吉岡茂 委員  継続です。
◆金沢美矢子 委員  継続です。
◆針谷みきお 委員  これについては前回いろいろな資料でやりとりをして、我々は見直しを図るべきであるということを主張していたんですが、今回こういう時期もありますので、更に前回出した資料のもう少し精査をしたいということもありますので、継続で結構です。
◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。
○古性重則 委員長  それでは、これより採決をいたします。
 本案は継続審査とすることにご異議ございませんか。
      [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  なしと認め、継続審査とすることに決定をいたしました。
 次に、23受理番号13足立の学校図書館に学校図書館職員(司書)の配置を求める陳情を単独議題といたします。
 何か変化はございましたか。
◎教職員課長 特に変化はございません。
○古性重則 委員長  それでは、各会派、質疑をお願いいたします。
◆針谷みきお 委員  これについては、前回、鈴木学校教育部長とやりとりをして、いわゆる小学校についても図書館司書についての役割があるではないかという話を私はしました。そのときに学校教育部長が、これについてはボランティアの人たちも含めて様々な努力をするので、現状でいいんだという話、答弁だったと思います。私は、そこで、今我が区の子どもたちの現状からいって基礎学力を充実するということと同時に、いわゆる21世紀を担う子どもたちの全面発達を保障するためには、いわゆるPISA調査で指摘されているような読解力であるとか問題解決能力とか、そういうものを養成するという点で言うと、やはり本読みは非常に重要だという点で図書館司書の果たす役割は重要だから、これについては増やすべきだという主張の中で、私は、財源的な問題でそれについては難しいのかということで質問したところ、学校教育部長は、それもあるけれども、そうでもないんだという、その辺についてはちょっと曖昧な答弁だったというふうに私は記憶して、それ以上は突っ込まなかった。
 本来、今私が指摘したような読解力であるとか問題解決能力を高める意味で、中学校での成果を踏まえて、それを小学校に普及するという点で言うと、私は、やはりこの陳情が出ているように、身分は正規にしろとかって書いてある部分もあるけれども、私は、そういうことではなくて中学校と同じような労働条件で、この辺についてはやむを得ないかなというふうに思っているんですが、そういうことも含めてやるという意思は今の段階でも変わらないということですか。
◎学校教育部長 前回ご答弁したとおりでございまして、現状においても変更はございません。
◆針谷みきお 委員  そういう曖昧なことを言っているじゃなくて、私が内容を聞いているんです。内容を、読解力や問題解決能力を高めるという部分で本に親しむ、図書館が閉じていたり、そういうことではまずいわけだから、中学校は、それ開いたと、非常に成果があったというふうに言っているわけです。それはお認めになっているから、教育委員会としては全校配置をやったわけでしょう。それ成果が上がっている。それについて小学校でも同じようにやるべきじゃないのかという論に対しては、前回と同じ答弁だなんて言って、前回答弁したこと覚えているの、じゃあ。
◎学校教育部長 前回は、先ほど針谷委員ご指摘のとおり、一つには、財政的な問題もありますということも申し上げました。もう一つは、かつて小学校、放課後の図書館活用は基本的に6校しか開いていないという現状の中で、現在、放課後子ども教室の事業の中で67校まで放課後の図書館活用が進んでまいりました。現状を申し上げれば、そういった地域の方々のご尽力の中で教員あるいは学校長を中心とした放課後の図書館の活用、これが、本を読むお子さん、あるいは宿題をやるお子さん、そういった意味で今十分な活用の方向で進んでいますので、そういった意味では新たな財源措置をしてまで小学校の図書館に人を配置するという考えはない。きょうは、より具体的に申し上げましたが、前回は、それをちょっと省略した形で抽象的にお答えしたというふうに記憶してございます。
◆針谷みきお 委員  教員の話とか、そういうの出ていますけれども、教育委員の小川委員の、これ前回も文教委員会で議論していますけれども、教員の多忙化問題があって図書館に手回らないんです。だから、いわゆるボランティアの人たちにも出てもらってやっているんだけれども、ただ根幹業務じゃないんです。やっぱり学校図書館法に基づく根幹業務をやるのに、やっぱり専門の司書配置が必要なんです。それは、ただ開いているからいいとか、そういうことではないんです。
 その辺の認識、ちょっと教育指導室長にお聞きしますけれども、中学校でやったものを、成果が上がったものをまとめたものとか、このようにいいとかというのは、例えば学校で言うと研究紀要みたいなのをつくっていますけれども、教育委員会として、そういう中学校の図書館司書配置において、それがどのような波及効果があり、子どもたちの教育の向上につながっているかというのをまとめたものとか、そういうものはありますか。
◎教育指導室長 今現在のところ、図書館司書配置の検証についてはまとまっておりません。ですから、そういったものはございません。
◆針谷みきお 委員  わかりました。そこです。どこの学校の校長先生でも中学校の先生は、これはいいですよと、子どもたちは図書館に来るようになって本に親しむようになっていますよというような話は聞いているんです。多分、委員さんも聞いているんです。ところが、それをまとめていない、効果をまとめていない。まとめていなければ、それは当然そういう学校教育部長が言っているようなことに固まっちゃうんです。とまっている、思考が停止しているのと同じです。ですから、やっぱりこれは本当に子どもたちの学力向上という点で、もっと区教委全体のトータルプランをはっきりさせる必要がある。そういう点で言うと、これは学校教育部長も教育長も是非考えていただいて、これについては、やはり発展させるべきだというふうに思って質疑は終わります。
○古性重則 委員長  他に質疑ございますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  なしと認めます。
 各会派の意見をお願いいたします。
◆吉岡茂 委員  継続です。
◆金沢美矢子 委員  継続です。
◆針谷みきお 委員  採択すべきです。
◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。
○古性重則 委員長  それでは、これより採決をいたします。
 本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]
○古性重則 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。
 次に、23受理番号14足立区通級指導学級(情緒等)の宿泊学習についての陳情を単独議題といたします。
 前回は継続でしたが、何か変化はございましたか。
◎教育相談センター所長 特に変化はございません。
○古性重則 委員長  何か質疑はありますか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  なしと認めます。
 では、各会派の意見を。
◆吉岡茂 委員  継続です。
◆金沢美矢子 委員  継続です。
◆針谷みきお 委員  採択すべきです。
◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。
○古性重則 委員長  それでは、これより採決をいたします。
 本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]
○古性重則 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。



○古性重則 委員長  次に、報告事項に入ります。
 (1)足立小学校新築工事基本設計について、(2)伊興小学校施設更新に伴う設計等業務委託事業者の決定について、(3)足立区こども支援センターげんき条例施行規則の制定について、以上3件について一括して質疑を行います。
 何か質疑ありますか。
◆いいくら昭二 委員  9ページの足立区こども支援センターげんき条例施行規則の制定について、ちょっとお尋ねが。事前に、ご説明いただきまして、ちょっとお話しさせていただいたんですけれども、今回、教育相談センターとこども家庭支援センターの統合により、こども支援センターげんきを開設するということで、この利用時間と休業日等々ということで、施行規則がこのように定められたという形ですけれども、是非しっかりと利用していただきたいと思うんですけれども、この利用時間ということで、これこのような形で8時半から5時15分という正式な形で規則には定めているんですけれども、従来、教育相談センター利用ということで、このセンターの利用はいいと思うんですけれども、従来の教育相談センターで様々な子どもたちからの相談等においては、いろいろな部分で時間になかなかそういう制限はないと思うんですけれども、従来はどのような形でやっていたか、その点について、ご質問いたします。
◎教育相談センター所長 利用時間の記載に関わらず、保護者の方がお仕事の都合とかで夜の例えば6時とか7時ぐらいの面接を希望なさるときには、そのような対応をさせていただいておりました。
◆いいくら昭二 委員  そうしますと、従来はそうということで、今回新しい形でなったんですけれども、今後の展開におきましては従来と何か変更、その点についてはどのようなお考えになっていますか。
◎教育相談センター所長 相談にいらっしゃるお客様のそういう声には、今後も同じように応えていきたいと思っております。
◆いいくら昭二 委員  これ提案でございますが、特に利用時間ということで、やはり時間はこのような形になるんですけれども、例えば電話の相談等におきまして、そういう話があった場合、従来と同じような形でやっていると思うんですけれども、それはそれとして、利用時間はあるんですけれども、電話の相談であって当然アポという形でなると思うんですけれども、それが例えば特に子育ての段階というのはちょうど働き盛りの保護者の方が中心になってくると思います。そうすると当然に、ご両親で相談を受けたいという方もいらっしゃる。そうすると例えば土曜日であったり日曜日であったり、又は、夜の8時であったり9時であったりということで、当然に電話の相談で事前な形になると思うんですけれども、アポをとっていただいて、皆さん方、大変ご苦労になると思うんですけれども、やはり足立区の将来という部分においては、そこら辺のところもしっかりと弾力的に、その辺のところを踏まえた上での施行規則ということで、これ文字面に掲げることは、また皆さんで考えていかなくちゃいけないところ、その点はどのようなお考えになっているんですか。
◎教育相談センター所長 最初のアポをとらせていただく段階で、教育相談センター土日やっていないんですよね、じゃ、仕事が終わってからの時間で夜お願いしますという声もたくさん聞かれていました。そういうことも鑑みて、土曜日をやろうというふうに今回改正というか、させていただいた次第です。それも合わせて、やっぱりお父さんの仕事が終わってから一緒に来たいとかいうお声にも、夜の面接時間を設定させていただいておりますので、その辺の考え方は全く変わらずやらせていただきたいと思っております。
◆いいくら昭二 委員  是非そのようなことで、スタートの段階でPR等におきまして、時間的においては、アポ前提だと思うんですけれども、弾力的にやっていくということも踏まえた上でPRをお願いしたいということでお願いします。
 もう1点でございますが、足立小学校新築工事基本設計についてということで、私も従来の千寿第五小学校を毎日のように通らせていただいているんですけれども、仮校舎もでき上がりまして形になっていくんですけれども、ここの今後の予定ということで既存校舎解体工事ということで順次、平成27年に開校という形になるんですけれども、今仮校舎がある建物と、今既存の千寿第五小学校の建物に関しましては、これは今後27年の4月以降どのような形になっていく、その点について、ちょっとご説明お願いします。
◎学校改築担当課長 まず、現在建設中の仮校舎でございます。こちらは取壊しを予定してございます。また、現在建っています校舎、鉄筋コンクリートの体育館、校舎につきまして、まだ利用が定まってございませんので、未定ということでございます。
◆いいくら昭二 委員  利用が未定ということで、地域の方々としっかり相談していっていただきたいと思うんですけれども、特に私がちょっとお伺いしたいのは、ちょうど2年間、来年の4月から27年の3月までということは、この仮校舎に子どもたちが勉強をしながら旧の施設があるということで、ここの校舎というのは、この2年間の間というのは、どのような形の利用等をお考えになっているのか、その点についてお伺いします。
◎学校改築担当課長 今までどおり、若干生徒数が増えますので、十分それに耐えられるような改修の方を夏の工事、それから、今回の冬も若干させていただきますので、十分普段どおりの学校と変わらないような利用で今後も2年間やらさせていただくというところでございます。
◆いいくら昭二 委員  そうしますと、今回の仮校舎ではキャパが足りなくて、既存の校舎も併用して使うというお考えなんですか。
◎学校改築担当課長 いいくら委員ご指摘のとおりでございます。どちらかと言いますと、既存の校舎を使いたかったんですが、若干ちょっと教室が足りなかったということで、新たに増築の方の新校舎の方を建てさせていただいたというところでございます。
◆いいくら昭二 委員  従来は、私がちょっとこの委員会等々で話を聞かせていただき、この仮校舎という部分を一つのベースに耐震もしっかりやっていくという話なんですけれども、この従来の校舎も利用するということに関しては、当然に空きとか出てくるだろうと思うし、そもそも耐震の問題等々においても、いろいろ従来危惧があったという話の過程の中においてこのような話になっていたと私は記憶しているんですけれども、これ使うということは、その点、今回のトンネルの事故もございましたということで、じゃ、何がどのような形で来年の4月から2年間でございますが、どのような担保されている、その点、もう一度ご質問いたします。
◎学校改築担当課長 こちら平成20年に千五の耐震工事の方は、体育館と校舎等がこれ一緒になってございますが、させていただきました。耐震工事については、従来どおり終わっているということをご報告させていただいております。その際に、やはりいいくら委員ご指摘の天井の落下の件でございますが、体育館の場合は十分その施工中に点検をさせていただいております。それから、当然、委員会の方でもご指摘をさせていただいていますこの夏の工事です。私どもの職員あるいは施行会社の方も十分に既存の校舎の方の安全確認をさせていただいておりますので、その辺は十分させていただいたというふうに認識してございます。
◆いいくら昭二 委員  重ねて質問するんですけれども、そうしますと、もともと従来の校舎、仮校舎をつくっているわけで、その足りない部分を従来の校舎のところで使うということで、大分そうすると空間的に空きができると思うんですけれども、その空きの部分に関しては、例えば子どもたちが行かないように当然に何らか形で塀をつくる、壁をつくるとかっていう形でなってくるんだろうと思うんですが、その点は今後どのような形で…。2年間、期間で言うと、子どもたち1年生が入って3年生、どのような子どもを、例えば6年生が使うのか、5年生が使うのか、1年生、その点についても、ちょっとお伺いします。
◎学校教育部長 基本的には、現校舎は、今までどおりフル活用の前提で考えてきていました。当然まだ不足する分あるいは子どもたちに迷惑をかけてはいけない部分、そういった部分を補填するために仮設といいますか増築をさせていただきましたので、現状活用している同程度で現校舎も今後2年間活用していく予定でございます。
◆いいくら昭二 委員  今の学校教育部長のご答弁だと、今、学校改築課長のお話ししたこととちょっとずれているような気がするんですけれども、その点、もう一度しっかりと、使うのは子どもたちであり、その保護者の皆さんになるわけですから、事前に、そのようなこともしっかりとご説明していただいた上での利用ということで私の方で要望しておきますので、よろしくお願いします。
◆針谷みきお 委員  関連で、千五小の問題については、まだ実際問題として訴訟が提起をされて、まだ、本日辺りですか、いわゆる裁判が始まるというのは。我々これ条例反対しましたけれども、問題は、今後、実際、子どもたちに無理な統廃合のしわ寄せがいかないようにしなきゃいけないという問題がやっぱり最大の問題だろうと思うんです。いまだに両校の、五反野小の親と千五小の親の話合いとか、今後どのようにするのかというのが持たれていないということを耳にしたんですが、そうなんですか。
◎学校適正配置担当課長 冒頭の裁判につきましては、きょう本日、口頭弁論第1回目がございます。
 また、両校の保護者の関係の交流等も含めましての点でございますけれども、子どもたちは既に、再三申し上げておりますけれども、交流事業をやっておりまして、つい先ほどは、11月はマラソン大会も合同で実施いたしました。また、保護者の関係ですけれども、両校でお会いするような状況も若干出てきておりますので、その辺はちょっと進展を注視していきたいというふうに思ってございます。
◆針谷みきお 委員  それは、区教委はほとんど絡んでいなくて、自主的にやはりこのままではまずいだろうということで、親御さんの方がそのような努力をしているというふうに私は聞いています。やはり今回の学校統廃合は、やはり無理があったと、その結果、こういう非常に裁判というような状況がいまだに続く中で新校舎をつくっていくということでありますが、現時点での計画は「今後の検討に伴い、変更の可能性があります」というふうなメモが配置図に書いてあるんですが、これはどういう意味ですか。
◎学校改築担当課長 現在、確認申請を提出してございます。その審査課の方の法に照らし合わせまして、建築基準法上の若干の不具合が出た場合に変更する、例えば消防の方からバルコニーの高さですとか、あるいは進入の、いわゆるバルコニーの外からドアをつけろとか、そういったような指導がございます。そういったことで若干の新校舎の方の位置、間取りが変わる可能性があるということで、このように表現させていただいているところでございます。
◆針谷みきお 委員  それで、本来、これ文部科学省の、前から私は取上げているいわゆる通知、その他、統廃合についての段取りの中で、やっぱり地域の父母に理解を求めて、その合意のもとに統廃合するというこれが基本で、実際、例えばこれ校舎どんどんつくっちゃっているけれども、実際に親の、父母の意見というのは、この新校舎について聞いて、それを反映したということはないんでしょう。
◎学校施設課長 当初の案、何回か案を説明会の中でご提示をさせていただいております。その中で、教室の配置ですとか、例えば図書館の位置であったりとか、ご要望も受けて若干変更して現在に至っているという状況もございます。
◆針谷みきお 委員  それはどちらの学校か知りませんけれども、やっぱり十分な意見の反映が、本来なら、こういうのは学校統廃合を進める場合、全く聞かれていないというような意見もあります。
 それから、最近ちょっと問題になっているのは、給食費であるとか、その他の扱いの金融機関を統一するということで、かなり無理なご意見が出されていて紛糾しているというのを聞いていますか。
◎学校適正配置担当課長 給食費等の教材費も含めてですけれども、学校運営上、現状では、五反野小、それから、千五小、それぞれ金融機関が違っておりまして別々でございます。当然、統合になれば同一の金融機関を利用するというのは、これは学校運営上必要不可欠だと思っておりますので、そのために、両校長、学校で協議いたしまして一つの金融機関に統一すると。その中で、口座の振り替えというんでしょうか、変更をお願いしているという現状がございます。そういった中で、何度か保護者の皆様にお願いしつつ、統一した金融機関を利用するということでのお願いをしているというのが現状でございます。
◆針谷みきお 委員  お願いはしているんだけれども、実際に私にもメールが来ています、匿名の人だからわからないけれども、誰だか。強引だと、これも、某信用金庫にしろということで。今まで区教委も信用できなかったけれども、学校も信用できないとか、そういうふうに発展しちゃっているんです、話が。だから、やはり物事を進めるときには強引にやるんではなくて、やはり本当によく聞いて、実際統合するのは27年4月というのに、今から金融機関ここにしろって、そこでまだ紛糾もしないのにその方向で走るということがやはりまずいんであって、本当に十分に父母の意見を聞くという集約を区教委がやってこないから学校もやらないのも当然だみたいに思われちゃうのかなという気はするんだけれども、やはりこれについては改善も含めてよく意見を聞くということと、合わせて区教委が、これまでの学校統廃合のやり方も含めてやはり反省をしたりわびたりする、そういう過程を経ていかなければ、実際いろいろな禍根が将来残るというようなことになってしまうと思うんで、その辺は十分配慮をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎学校適正配置担当課長 今のご指摘で統合は平成27年ということではなくて、25年の4月でございます。ですので、足立小学校として来年の4月にはスタートするわけでございまして、学校運営上、各種、給食費も含めた口座の取扱いというのはやはり喫緊の問題なのかなというふうに思ってございますので、この点につきましては、是非保護者の皆様にご理解をいただきながら、また、金融機関の利用については、その口座の引き落とし等で手数料がかからないというようなメリットもございますので、当初登録する場合の手続等は若干煩雑になるかと思いますけれども、その辺のご理解も含めて説明をさせていただければというふうに思ってございます。
◆針谷みきお 委員  すみません、私さっき新校舎の話を統合の実施時期と間違ってしまいました。
 いずれにしても、そういう裁判もやられ、これが最終的にどうなるのかということによってはいろいろな問題が起きるというふうに思いますが、これ裁判の進捗状況で、いつ頃どのような結審するかというのはもちろんわからないと思うんですけれども、区教委が敗訴するという結果が生れた場合、前回もちょっと聞いたんですが、これについては、この統廃合自身がとまらざるを得ないというふうに思うんですが、その辺はどうなんでしょうか。
◎学校適正配置担当課長 裁判の推移につきましては、裁判所の進行の中で口頭弁論何度かやっていかれると思います。ですので、私ども、いつ出るかというのはわかりません。また、裁判の結果につきましては、厳正な司法の判断があるというふうには思ってございまして、その辺の予断につきましては現時点では申し上げる段階ではないのかなというふうに思ってございます。
◆針谷みきお 委員  そういう最終的な判断どうなるか、本当わからないというような状況の中で、これは本会議の自民党の質問だったと思うんですけれども、公明党もそうかな、今後のいわゆる適正規模・適正配置の計画を1月目途に示すというような答弁をしていると思うんですが、裁判をやっている最中に次のまた具体的な実施計画を示すなんていうことをやって、その今度示されたところは当然裁判やっていることも知っているというような状況で、住民の怒りは更に広がる危険性がある中で1月にそれを出すというようなことについて、平気で答弁するという方が私はいかがなものかと思うんですが、そういうことを引き続きもやっていくと、そういうことなんですか。
◎学校教育部長 これは本会議でご答弁したとおりでございますし、その以前にも全区的に学校の適正規模化はやっていくということは、これは先日の本会議以前から繰り返しお話をさせていただいているところでございまして、区が抱える施設更新問題、極めて重大で、かつ、深刻な課題でございますので、その6割を占める学校の施設更新については確実にこなしていかなければ、将来の子どもたちの学習環境を確保することにもやはりリスクが伴うということでございますので、粛々と進めさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
◆針谷みきお 委員  これは子どもたちの成長、それから、教育環境の整備という点でも、全く逆行した答弁です。私は前から言っておりますけれども、リファイン方式、また、施設の長寿化計画などを進めていけば、何も新しい統合をして無理やりトラブルをつくり、そして、莫大なお金をかけてやる必要もないし、実際、今現在の区の基金なども活用しながら将来に向けて計画をすれば十分できることであって、トラブルを起こし、また、ある意味では膨大なお金をかけてやるというようなことが本当に果たしていいのかという点で言うと、前も言いましたけれども、文京区も新宿区も江東区も中央区も学校統廃合はとりあえず人口が増の段階ではストップするというようなことでとめているわけです。それで、そういう区が増えている中で足立区だけが独断専行で統廃合を進めてしまうというようなことについては、これは与党がそれを後押ししているからしようがないと言えばしようがないけれども、やはりいずれこれについての審判が下る、しかも、かつ、これが子どもたちの教育環境や成長にとっては非常に良くないと、区は子どもの成長よりもお金が大事なんだと、こういうふうに私はなると思うんで、この強引な計画推進はやめるべきだということを、これは指摘をさせていただきます。
◆長谷川たかこ 委員  ちょっとお聞きしたいことがあるんですが、今回、足立小学校の今ちょっとお話の中で、授業料とか給食費の引き落としについては一括で同じところから、保護者の方々にご協力いただいて、引き落とししますという話だったんですが、例えばこれって普通に私立の学校とかですと、一つのところじゃなくて、ある程度大手の銀行があって、その中から選んで、その中で引き落としをお願いしますというようなご通知とか大体あるものなんですが、これ一つのところにまとめているというのはどうしてなんでしょうか。
◎学校適正配置担当課長 直接の私どもの所管ということではありませんけれども、ご答弁の延長線上でお答えしますけれども、基本的に学校の教材費等も含めて口座の統一は、これは各学校同じようにやってございます。また、口座を使わずに現金等を扱うということは、またいろいろな安全性も含めてやはり不都合があるということで、口座振替をしている、口座を使って統一の口座で運営しているというのが今の私どもの小・中学校の現状というふうに認識してございます。
◆長谷川たかこ 委員  統一したところにするというのはなぜなのか、そこを知りたいんですが。
◎学校適正配置担当課長 当然、金融機関によりましては、先ほども申し上げましたけれども、口座引き落としの際に手数料等も含めて、かかる、かからないという、そういった経費上の利点もございますので、今回の金融機関の利用については、そういった部分でも、当然、保護者側に手数料等の負担もおかけしないで運営できると、そういった内容で統一するということでございます。
◆長谷川たかこ 委員  私立の学校の場合には、保護者側に手数料の負担が来るということはないんです。例えば仕事を持っていて共働きの場合に、新しく口座を開設するというのもなかなか面倒なことで難しいところがあるんですが、そういう部分で選択肢を広げるということで、ある程度の統一した口座開設、統一したところからの引き落としだけではなくて、もっと選択肢を広げるような形でちょっと仕組みをご検討いただけると保護者の皆様も助かるんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
◎学校教育部長 私学がどうかというのは、一律に私は把握していませんが、私が知っている私学では、やはり特定の金融機関を指定してやっているところもございますが、当然、学校現場では私費会計の管理もなかなかやっぱり課題があるところでございます。そういった意味では、先ほど学校適正配置担当課長から申し上げましたように、手数料がかからない金融機関が選定できて、なおかつ、学校での私費会計の管理がやはり効率的にできるということも踏まえて、保護者の皆様には大変ご迷惑かけていますが、今学校長がそれぞれ保護者の皆様にお願いをしているというところでございますので、そういった意味では、通常、日常の学校運営管理についても、是非ご理解をいただきたいというのが私どものスタンスでございます。
◆長谷川たかこ 委員  手数料の部分でかからないということが大前提なんですが、そういう面倒な部分というのがやはりあるので、ある意味ちょっと選択肢の一つとして、口座開設、一つのところにするのではなくて、複数選べるような仕組みづくりというのをもう少し検討していただきたいと思いますので、要望ですので、よろしくお願いします。
○古性重則 委員長  他にございませんか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]
○古性重則 委員長  では、質疑なしと認めます。



○古性重則 委員長  次に、その他に入ります。何かありますか。
◆針谷みきお 委員  これは、きょうは忙しいということもありますので、次回の委員会で議論をするということで、一応、前回文教委員会で委員長の配慮で秋田県の桜小学校に行きました。大変ショッキングな調査報告で、我々が普段考えているような、全く違う回答が校長からありました。実は私びっくりしたんですが、桜小学校の研究紀要23年度のものを実はいただいてきました。そこで足立区の花畑西小学校と、それから、皿沼小学校と千寿青葉中学校、花保小学校、千寿常東小学校、これが桜小に行っているということも研究紀要で出てきました。この研究紀要でやはり一番の生きる力とは何かというところが書いてあって、そこには、キャリア教育の視点、授業づくり、それから、いわゆる思考力、判断力、そして、読解力の対応、知的総合力の活用力とかPISA型の学力というようなことで、私が前回、学び合い学習の問題なんかを指摘しましたけれども、それを挑戦しているんです、この学校は。それで、全県下最下位クラスの学力から一気にトップクラスになったという報告が、津々浦々、研究紀要に書かれています。これは、今区教委が進めている基礎基本ということをやるだけではだめだということが解明されたと私は思っておりますので、今後、きょうは予告編ということで、是非これは次回議論をしていきたいということでご報告しますが、教育指導室長、感想ある。行ったんでしょう、ここ。見てきていないんですか。
◎教育指導室長 秋田から先生が、こちらの小学校に来てお話をしていただくという機会はございました。若干資料もありますので、次回までに勉強させていただきたいと思います。
○古性重則 委員長  以上で文教委員会を終了いたします。
      午前11時10分閉会