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東京都 練馬区

平成18年  6月19日 文教委員会 日程単位




平成18年  6月19日 文教委員会 − 06月19日−01号










平成18年  6月19日 文教委員会



             文教委員会

開催日時  平成18年6月19日(月):午後1時02分〜午後3時42分

場所    第五委員会室

出席委員

 委員長  松村良一       副委員長 しばざき幹男

 委員   中島 力            福沢 剛

      斉藤宗孝            内田ひろのり

      かまた百合子          藤井とものり

      池尻成二            片野令子

欠席委員  なし

出席理事者

 教育長           薗部俊介  学校教育部長       荻原 博

 庶務課長          清水道夫  新しい学校づくり担当課長 河田孝雄

 学務課長          堀 和夫  教育指導課長       阿字宏康

 施設課長          細川保雄  保健給食課長       勝又 勝

 総合教育センター所長    帯刀 繁  生涯学習部長       横田明博

 生涯学習課長(生涯学習部長事務取扱)  スポーツ振興課長     小暮文夫

 光が丘図書館長       小池喜美子

事務局   議事主査 内野ひろみ

傍聴者数  8名

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第二回定例会初日付託案件

 ・議案第91号 練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例

継続審査中の案件

 ・陳情第76号 朝鮮学校の国立大学入学資格に関する意見書の提出について

 ・陳情第81号 練馬区における心身障害学級(固定学級)存続について

 ・陳情第 104号 障害児教育の充実・発展について〔第3項・第4項〕

 ・陳情第 108号 区内在住の私立小中学校就学者への教育費助成について

 ・陳情第 201号 (仮称)豊玉・中村体育館建設に伴う「すずしろの道」(学田公園西側道路)について

 ・陳情第 214号 区営プールでのワンポイント指導について

 ・陳情第 276号 区立図書館の充実と発展について

報告事項

 (1)「練馬区公立学校等施設整備計画」について

 (2)開進第三中学校西側校舎の改築について

 (3)南田中小学校体育施設の改築および(仮称)南田中図書館の建設概要について

その他

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○松村良一委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。

 本日は、議案の審査並びに継続審査中の案件、また前回の委員会で入れなかった報告事項など、案件がございます。理事者は簡潔な説明と答弁を、また各委員におかれましては、ご協力をよろしくお願いいたします。

 それでは、案件表により進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)





△1第二回定例会初日付託案件





○松村良一委員長 それでは1番、第二回定例会初日付託案件の議案第91号・練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例につきまして、自民党さんからいかがでしょうか。

 その前に何か質問、もし残っている方、いらっしゃったら。ございませんね。



◆片野令子委員 たわいない質問で申しわけない。

 合併して、それで普通バスでここから武石に行くのではなくて、通常の交通機関で行くとしたら、武石の場合は上田でバスに乗りかえて行くようになっていますよね。そうすると、バスの交通便とか、通常の交通便というのは全然変わらないのでしょうかね。



◎生涯学習課長 合併後も変わったというように聞いておりませんので、従前どおりだという理解でございます。



○松村良一委員長 片野委員、よろしいですね。



◆片野令子委員 はい。



○松村良一委員長 そのほか質問はございませんね。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは、自民党さんからいかがでしょうか。



◆福沢剛委員 可決でお願いします。



○松村良一委員長 公明党さん、いかがでしょうか。



◆斉藤宗孝委員 可決でお願いします。



○松村良一委員長 共産党さん、いかがでしょうか。



◆かまた百合子委員 可決で結構です。



○松村良一委員長 賛成ですね。

 民主さん、いかがでしょうか。



◆藤井とものり委員 可決ということで。



○松村良一委員長 はい、わかりました。

 社民さん、いかがでしょうか。



◆池尻成二委員 可決でお願いします。



○松村良一委員長 はい、わかりました。

 緑と自治さん、いかがでしょうか。



◆片野令子委員 はい。



○松村良一委員長 それでは、議案第91号につきましては、原案どおり可決すべきものと決定いたします。





△2継続審査中の案件





○松村良一委員長 それでは、2番の継続審査中の案件でございます。前回、お諮りさせていただいたとおり、本日は次に述べます7件の陳情・請願の審査を行うということで進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、最初に(29)陳情第76号・朝鮮学校の国立大学入学資格に関する意見書の提出についての審査に入ってまいりたいと思います。

 陳情第76号・朝鮮学校の国立大学入学資格に関する意見書の提出について、まだ質疑漏れ等があるようでしたら質疑をしていただいて、それぞれ各会派の審査に入っていきたいと思いますが、いかがでしょうか。質疑漏れはございませんね。



◆中島力委員 意見書というのではなくて、ちょっと内容で、これ以外に何か練馬区で援助をしているようなものは何かありますかね。



○松村良一委員長 区として。



◆中島力委員 区としては。例えば以前、この朝鮮学校の方に100万だか200万だかという助成金みたいなものを出していた時期があったではないですか、一時。今はないですかね。ない。



◎庶務課長 在日朝鮮人の保護者負担軽減費の補助金というのがございます。これが月額7,000円の補助ということで、おおむね70名程度になりますか、こういう補助が現在ございます。



◆中島力委員 それは何年ごろからやっているのでしょうかね。それは細かくはわからないか。



◎庶務課長 これは昭和57年から実施しております。



◆中島力委員 57年から現在に至っているわけね。ああ、そうですか。



◎庶務課長 はい、そのとおりでございます。



○松村良一委員長 そのほか、質問の方は。



◆内田ひろのり委員 1点だけ教えてもらいたいのですけれども、たしかこれ、ほかの23区でこれを採択したというか、上げたというのがあるかどうかとか、弁護士会からどういうふうにというようなのが、資料請求で出ていたような気がしているのですけれども、それはどういうふうになっていたのでしょうか。



◎庶務課長 本件に関しましては、日本弁護士会から、2003年、平成15年の8月に日本弁護士連合会から意見書というものが出されております。



◆内田ひろのり委員 その意見書は、ここでまだやっていないですよね。それと、あと23区でほかのところがどうだったかというのも、たしか私聞いていないと思うのですけれども。



○松村良一委員長 既に4月18日の委員会の審査のときに、日弁連の意見書についての資料と、各区の状況を資料としてお願いしたいという各委員から資料請求がありましたが、この件について、今、何か準備されているものはありますか。



◎庶務課長 今手元にございますけれども、特に資料としてのご用意は今日はしてございません。



○松村良一委員長 概略の説明を、では口頭でお願いできますでしょうか。



◎庶務課長 日本弁護士連合会からの意見書が出ておりまして、概略を申し上げますと、一部の外国人学校卒業者に大学入学の受験資格を認めるということで、先般の審査の際にご報告しました改正の内容についてです。これは一部の外国人学校卒業者に大学入学の受験資格を認めるという点においては、一歩前進という評価はできるというのがまず第1点でございます。

 それから第2点目に、しかしながら、外国人学校に対する異なる取り扱い基準によって個別審査を受けざるを得ない卒業生、これが学校単位で大学入学資格が認定される外国人学校の卒業生に比べて極めて不安定かつ不平等な立場に置かれるという点。これについては、問題点ということで指摘をしております。

 それから、3点目でございますけれども、日本国に在住する外国人の学校について定める法律が制定されるまで、とりあえず朝鮮各級学校と大学校およびアメリカ合衆国カリフォルニア州に本部を持つ西部地域学校の大学協会など、国際的に一定の水準を維持している機関の認定している学校については、その内容に応じて、これに対応する学校教育法1条の学校と同等の資格を認めるべきだというようなものが主な内容で意見書として出されております。



○松村良一委員長 各区の状況について、庶務課長、引き続きお願いします。



◎庶務課長 23区の意見書の提出状況については、ちょっと現在把握しておりません。



○松村良一委員長 よろしいですか。



◆片野令子委員 日弁連の意見書というのは、内田委員が質問して、私が資料を提出してくださいというふうにお願いしたわけなのですけれども、今日提出していただいていないというのはとても残念です。今すぐ審査をという形になるわけですので、今読み上げられた中でも、3項目大事なことがあったと思いますね。特に最後の項の中では、1条校として認めるべきだという意見書がちゃんと出ている。それから先日、皆さんに何か資料として配ってくださった陳情者の方たちがいらっしゃいました。そういう中においても、やはり朝鮮学校に関しては認めない、大学入試、一般と同じような形で認められていない。そのことに関して問題があるのではないかということが随分資料としてあったというふうに思います。朝鮮学校以外の外国人の学校は、通常の入試と同じように受験できるという形をとっている。それも平成15年・16年でそういう改正をして、朝鮮学校だけ各種学校という形の扱いをしているという、そういうことに対して問題があるのではないかということの意見書や何かが出ていたと思います。そういう意味では、私はきちんと採択をして、教育の機会均等、それから人権という意味においても、教育に世界的な人権規約もあるわけですから、この委員会としてはもう何年にもなりますので、採択して、そして意見書を提出していくべきではないかと思います。私は採択の方向で申し上げます。皆さんも、ぜひその点で議論していただけたら大変いいのではないかと思います。



◆中島力委員 せんだっての説明では、志望動機等を800字程度にまとめた申請理由書の提出を加えることを条件に、受験資格を認めているというのがありましたよね。その中で、国立では東京工業大学が認めていないというお話がありまして、457校中228校がもう認めているというのがあるわけですね。ですから、この認めたものと認められないものというのは、どういうふうに区別されるのですか。



◎庶務課長 全国の4年制国立大学83校のうち82校は特にそういうものを要求しないで、残り1校の東京工業大学が800字程度にまとめた申請理由書の提出を求めています。この考え方ですが、東京工業大学は、より申請理由書を求めることが適切な方法だというふうに考えているのではないかと思います。それ以上の説明はございません。



◆中島力委員 説明というか、受験資格だとか入学資格、試験に合格した者は、法令で定められたものについては、人は大丈夫だというのですけれども、申請理由書を提出することによって担保されるのであるから、うちの方としては、大変申しわけないのですけれども、結論を出すのであれば、不採択にさせていただく。申請理由書に書けば別に構わないのであれば、意見書を出すこともないのではないかなと、こういうふうに考えています。



○松村良一委員長 では、自民党さんからは不採択であるということですね。不採択というご意向ですね。



◆福沢剛委員 はい、不採択です。



○松村良一委員長 その他の会派のご意見、いかがでしょうか。採択をという方と、それから不採択をという、二通りのご意見が出されているわけですが。



◆斉藤宗孝委員 せんだってもいろいろ報告をしていただきながら、確かに東京工業大学、申請理由書の提出ということであります。これは大学個々の考え方ということを考えますと、一概に意見書を提出再度することはどうなのかなという感じはいたします。したがいまして、不採択というよりも、このまま継続でお願いをできればと思っています。



◆池尻成二委員 確認をしたいのですけれども、国立の83大学のうち82の大学では個別に入学資格を認定しているということで、いわゆる学校単位の包括的な認定ではなくて、個別の入学資格の認定というのは、これは毎年認定のルールを決めながら更新していくというようになるのですよね。ちょっと確認をお願いします。



◎庶務課長 はい、そのように理解しております。



◆池尻成二委員 もう一点、私立の4年制大学の場合に、個別の認定というような動きはどのくらい広がっているか、概括的な傾向で結構なのですが、もしご存じだったらもう一回お願いできますか。



◎庶務課長 ただいま私立の関係についての資料を今日持ってきておりません。申しわけございません。



◆池尻成二委員 国立大学の大多数が、自主的な判断で入学資格を認定してらっしゃるということは現にある。そのことは大切なことだとは思うのですけれども、あくまでも個別の認定でしかないわけで、やはり制度なり学校教育法の運用の問題としてきちっと整理をしていくことが必要ではなかろうかと。それは国立に限らず私立の大学等々への波及的な意味合いも含めて、やはりきちっとした整理を私はした方がいいと思います。そういう点で意見書を上げる意味も必要性もあるだろうと思いますので、採択ということでお願いしたいと思います。



◆かまた百合子委員 国公立大学法人83校のうち82校と、東京工大が1校が云々という話のところにスポットが当たっているような感じなのですけれども、受験資格は認められているということは、受験して合格すれば入学資格を得た人が入学できる、大学で勉強できる。それだけの能力を持った人が入学して大学で勉強できますよと。そういう子どもたちを育てた学校が朝鮮学校だったということだったら、学校単位で受験資格を認めてもいいのではないかなという気がするのですね。朝鮮学校の卒業生が入学資格を認めてほしいという内容を見まして、なぜいけないかという理由がちょっと不明確です。

 むしろ今の時代、教育の国際化ということも言われていますし、日本の場合は教育基本法、この中に「国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない」、これは国の責任ですよね。「人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」とはっきりうたわれているわけです。そうしましたら、いろいろな学校で、自主的判断で受験資格・入学資格を判断をするということがあっても、その前に、国では、こういう日本でちゃんと能力を持って大学受験できる、入学できる、日本語も朝鮮語もちゃんと使えるという子を大学で勉強できるように責任持つというのは当然のことだなと思うのです。そういう方向で考えてくださいよという意見書を地方自治体から出すというのは、これは当然だと思いますので、私はこの陳情は採択を求めます。



◆藤井とものり委員 うちの会派といたしましては、1点目としては、自主的に入学資格を得ているということもありますし、また、2点目としては、朝鮮学校で行っている今の教育内容とかプログラムをもう少し詳しく調査をした上で結論を出していくべきだろうと思っていますので、その点で継続をお願いしたいと思います。



◆片野令子委員 例えば、朝鮮学校が専修学校の資格を取れば、専修学校としての受験資格が持てるわけです。だけれども、専ら外国人の学校に対しては専修学校を認めないというふうになっています。そうすると、文科省では専修学校というものは外国人学校は認めませんよという規定になっているから、専修学校にもなり切れないという状況があるわけですよね。つまり開かれていないわけです。そういう意味でね。

 練馬区にもたくさん在日外国人がおられますし、同じ外国人でも、そういう学校によって差別状況が生まれているわけでして、片や大学資格を認めますよ、片や大学受験認めませんよという、それは差別のあり方ではないかなと思いますね。ですから、きちんとこの機会でも結論を出して、そして意見書を国に出すということが大事なことだと思います。練馬区の補助金を出すということではないわけですからね、今のところ。ですから、国に対して姿勢をちゃんと示していく、意見を出していくということが大事なことなのではないかなと思いますので、重ねて私は意見を申し上げます。



○松村良一委員長 各会派からのご意見を承りました。採択を、不採択を、継続をと、それぞれまだ意見がまとまっていないようでございます。当委員会としましては、本日は、この陳情第76号につきまして、継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのように継続とさせていただきたいと思います。

 次に(30)と(31)でございます。

 (30)の81号は2項ございます。東京都あてに心身障害学級(固定学級)を引き続き存続するよう意見書の提出をお願いいたします。2項が、練馬区においても心身障害学級(固定学級)の存続をお願いいたしますという中身。

 それから、(31)の陳情第104号は、4項のうち1項は既に採択されておりまして、残るのは1項、障害児学級の新増設をして大規模学級を廃止をしてください、3項が通常学級に在籍するLD、ADHDおよび高機能自閉症などの軽度発達障害の子どもたちへの特別な支援を早急に求めます。4項が、これからの東京都の心身障害学級のあり方について、中間まとめに反対する意見書を東京都に提出してくださいという、3項が残っているわけであります。

 104号の3項と4項、それから81号の1項、2項ということで、質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。



◆かまた百合子委員 たしか11月に、この障害児教育の充実・発展についてという内容、審議をして、その1項が12月6日に採択されたように記憶しているのですね。それで、その3項について、どなたから質問が出たかちょっと覚えていないのですけれども、そのときのお答えで、固定学級でこのLD、ADHDなどの特別な支援、それに取り込むこともあるかもしれない、検討していくというようなご答弁をいただいたように記憶しているのです。もし、そういうご答弁があって、検討されているのだとしたら、今、どういう状況になっているか教えていただけますか。



◎学務課長 昨年の12月に、私どもの心身障害学級の増設に関係しまして、この81号と104号についてはご審査をいただいたところでございます。その際、固定学級の存続についてのご質疑をいただきます中で、私どもは、現在のままの形でそのままずっといくということではないとは思われますが、引き続き、固定学級も通級指導学級も継続して充実を図っていくとお答えを申し上げております。その中で、通級指導学級でございますけれども、現在、23区の中に1区だけ通級指導学級の固定学級という学級がある区がございます。

 通級指導の中で、現在、情緒障害のお子様については週に8時間以内の指導をしているわけですけれども、今後、国の方向性の中で、通級指導学級の時間の弾力的な指導だとかが出てまいります。そういうようなことについて、現在、特別支援教育のあり方検討委員会の設置、また、内部でもさまざまな取り組みに着手をいたしております。そういう中で、この通級指導学級についても検討をしていくというようなことで申し上げたところでございます。



◆かまた百合子委員 方向としては充実させていく、発展させていくというお考えをお持ちと理解してよろしいですか。



◎学務課長 そのようにお考えいただいて結構でございます。



○松村良一委員長 そのほか質問はございますか。



◆かまた百合子委員 今お答えいただいたことを考えて、前回の質疑の記憶なのですけれども、それからいきますと、こちらの陳情81号は、もう採択でいいのではないかなと思いまして、私は採択を求めます。

 104号なのですけれども、4項のこれからの東京都の心身障害教育のあり方について、これに反対する意見書をという内容なのですね。前回、いろいろお伺いしたときに、東京都の考え方と練馬区の考え方が多少違うのかなという気がしたのですが、もう一度確認させていただけますか。東京都の考え方、心身障害教育のあり方と、練馬区での心身障害教育のあり方、ここに違いがあるとしたら、どんな違いがあるかというところを教えていただけますでしょうか。



◎学務課長 まず1点目でありますが、この陳情が出された平成15年、3年前でございます。その際の東京都の中間のまとめの中に、「これまでの心身障害教育を見直し、国の制度改正の動向を見据えながら、特別支援教室(仮称)の設置について検討する必要がある」というような表記がございました。それ以降、平成16年の末に出された東京都の最終報告、それから昨年出されました国の中央教育審議会の答申等には、このような15年度の形とはちょっと違った形で、特別支援教室、国では?型・?型・?型と言っておりますけれども、東京都の報告ではA型・B型・C型というようなことで、現在の固定学級、また通級指導学級に相当するもの、さらにC型・特別支援教室という新しい概念が入りながら、それを柔軟に適切に運用しながら子どもたちの指導に当たっていくというような方向性が示されております。そういう観点では、私どもとしても、そのA型・B型・C型を適切に織りまぜながら、心身障害教育の充実を図っていく。そのような観点で、同一の方向性ではなかろうかと、このように考えているところでございます。



◆かまた百合子委員 単純に考えて、平成15年と、あと、その後の最終まとめとでは、障害児教育に対して充実したと受けとめても間違いないですか。



◎学務課長 非常に難しい質問でありますけれども、私どもとしては、実際、従来より心身障害教育を実施をしているというようなこと、それから、新たにこの発達障害を含む配慮を要するお子様に対して適切な教育環境をご提供するという必要があること、そのような中で、東京都や国においても、現在の現行の制度、受け入れの体制、それから心身障害教育の将来展望等を踏まえて出された結果ではないかと考えております。



◆かまた百合子委員 東京都でこういう方向でいこうというまとめを出したとしても、練馬区では、実態に合わせて「いや、そこのところはこうした方がいい」とか、練馬区独自でこれまで障害児教育に取り組んできた経験を踏まえて、もっとよくしていける、そういう部分を、東京都とは違った形で障害児教育を、あるいは人員配置とかの体制を考えているというところはありますか。



◎学務課長 現在、審議されておりましたけれども、学校教育法の改正があるということです。その学校教育法の改正の中に、特別支援教育をにらんだ形での現在の特殊教育という条項のところが大幅に改正がされると承知をしております。そのような中で、私どもは学校教育法に基づいて現在の心身障害教育を実施しているわけであります。現在の国や都と、それから地方自治体等の関係の中では、一定の枠組みについてはそういう法令によって示されますけれども、残りの法律にかかわっていない部分については、地方自治体の特色ある取り組みというか、逆に言えば実態に即した取り組みというようなものがやはり受け入れられる状況にあるかと思います。私どもは、そういう状況の中で、練馬区にとってよりよい心身障害教育を進めていく。そういう意味で、民間の学識経験者等も踏まえた委員会での検討を進めているところでございます。



◆かまた百合子委員 障害児学級、あるいは障害児を通常の学級に加配教員と一緒に異動するとか、具体的にいろいろな取り組み方というのが考えられるわけですね。そして、現場の方からいろいろなやり方があるのだけれどもということで、通常の学級に行く方法、それから固定学級に行く方法、そのときに加配教員がどこかに固定しているとか、一緒に障害児と異動するとか、いろいろな組み合わせの方法を考えたりしている。学習会で説明をいただいたのです。ただ、私自身は、こういう障害児教育に対して専門的な知識、余りないものですから、どういう取り組み方が子どもたちにとって最良なのかという判断は、ちょっと下す能力ははっきり言って私余り持ってないのですよ。現場の専門的な方、教員とかが、こういう障害を持っている子にはこういうやり方がいいとか、そういう具体的な現場での取り組み方をしっかり検討して、考えていただいて、障害児教育、施設のあり方も含めて、やっていっていただきたいなと思うのです。

 ですから、東京都で考えたというのは、一定の枠組みありますから、それをそのままではなくて、練馬で実態に即した形、練馬区の障害児の状況に合わせて、固定制の心障学級でもいいですし、通常学級でもいいです。練馬区で今教育を受けている子どもたち、どの子どもたちも生きる力が身につくような、そういう体制を整えていただきたいと思うのです。そこら辺の体制のつくり方などは、今どういうふうになっていますでしょうか。



◎学務課長 練馬区教育委員会といたしましては、従来から、子どもたちの将来を展望した心身障害教育の充実を図ってきたところでございます。先ほど申し上げたように、学校教育法の定め、また、教職員の定数等についての権限等の一定の枠組みの中で、私どもは例えば心障学級に指導補佐員をつけるとか、また、移動等介助員制度を設けるとか、さまざまな取り組みを実施してまいりました。現在におきましても、今後の特別支援教育を展望した取り組みを、あり方検討委員会等で検討をさせていただいておりますので、そのような中で、子どもたちにとってよりよい形での検討を進めてまいりたいと考えております。



○松村良一委員長 かまた委員、まとめてください。



◆かまた百合子委員 やっぱり当事者の子どもたちにとって最良・最善の学級をつくっていただきたいなと。私でも、今、こういうことをやってほしいという、思いつくのは、子どもたちが通学するのに安全で便利な場所の知的障害学級をもっと充実してほしい。数も含めてね。あとは、子どもたちの状態に見合う専門的な教員を必要十分な数、きちんと配置してほしい。この二つをあり方検討委員会の中に盛り込んで、しっかり検討していただきたいと思います。

 そうしますと、この意見書のところはまだちょっとどういうふうに判断していいかが自信ないのですけれども、障害児教育の充実・発展というこの陳情者のお気持ちを考えますと、採択を求めて、練馬区と練馬区民全体で障害児学級の充実・発展、みんなで前に向かっていけたらいいなと思います。採択を求めたいと思います。



○松村良一委員長 そのほか、いかがでしょうか。



◆池尻成二委員 81号の方なのですけれども、これは3年前に出された陳情で、その後いろいろな議論があって、最終的に中教審でまとめが出て、今回、学校教育法の改正案が成立をしたのですよね。ちょっと確認なのですが、中教審の最終的なまとめの段階で、今後の方向性として、やはり特別支援教室という形でこの間の心障教育のあり方を見直していこうと。特別支援教室だけではもちろんないのですが、特に、いわゆる固定級と言われてきた心障学級のあり方については、特別支援教室というようなあり方を含めて検討していこうというような、そういう方向性が書き込まれていたように記憶しているのですが、その点の確認をお願いしたいのが1点。

 それから、この陳情を読んでいて私ちょっと違和感がとてもあるのですね。というのは、日々固定の場所で繰り返しの学習ができる環境を奪わないでほしいと。あるいは、普通学級の子どもと障害のある子どもが席を並べることは平等ではありませんというふうな書き方がありまして、お気持ちはわからないわけでもないのですけれども、しかし、やはりむしろ今考えなければいけないのは、普通学級というか、通常学級の子どもたちも含めた交流であるとか共同学習であるとか、そういういろいろな多様な教育の形態なり可能性を広げていこうという趣旨であるとか、あるいは場に応じた教育から個に応じた教育への転換といった大きな考え方があると思うのですが、そういう今の特別支援教育の流れを踏まえたときに、この陳情の趣旨というのを教育委員会としてどういうふうに受けとめていらっしゃるかを整理をしてお聞かせいただけますか。



◎学務課長 まず、1点目の中教審の答申についての認識のことでございます。中教審の答申については、特別支援教室のいろいろな構想というのが打ち出されております。そこの中には、地域の実情や個々の児童・生徒の状況等で、先ほど申し上げました国では特別支援教室?・?・?という言い方をしております。?番が現在の固定学級に相当するもの、また、?番が通級指導学級に相当するもの、?番が特別支援教室、新しい考え方に基づく特別支援教育の形態というようなものを、柔軟かつ適切に対応することが重要だというような提言がされております。そういう意味では、委員ご指摘のような考え方でよろしいのかなと考えております。

 次でございますけれども、私どもといたしましても、従来から固定学級について設置をし、また、現在もこの固定学級、また通級指導学級も含めて増設を図っているところでございます。しかしながら、現在のこの流れの中には、地域との交流だとか、それから通常学級との交流だとか、そういうようなものも概念として示されておりますし、設置校の中では、そのようなものも進めているような学校もあるわけでございます。そういう中で、現在のこの場から、それから個々の状況に応じた教育を展開していくという理念については、私どもといたしましてもそのように考えております。この固定学級を現在のまま存続するかどうかということはありますけれども、存続はしつつも、また新たな子どもたちの将来を展望した形での運営の仕方があるかなと。そのように考えておるところでございます。



◆池尻成二委員 ありがとうございます。この81号については、現に固定学級の存続も含めて柔軟にというか、かつ現場の状況を踏まえてというふうな枠の中で言えば、陳情の趣旨にかなう部分もあると思うのですが、全体に、これまでの固定学級制度をちょっと固定的に考えてらっしゃるところがあるかなという印象がします。そういう点では、ちょっと私の会派としては採択はきついという印象、意見を持っております。あわせて、かなり時期がたっていて、東京都の中間報告のレベルで出た陳情なものですから、その後の中教審であるとか、学校教育法の審議なんかを踏まえて見れば、私は、一つの手としては、やはり陳情者の方に一たん取り下げを含めて検討していただくということもあるかなというふうにも思います。

 それから104号の方は、東京都の意見書については、私は今申し上げたような理由で、つまり東京都の見解そのものが中間報告の後からいろいろ動いてきていますし、いろいろな議論があってのことなので、意見書の方は、ちょっとこれは採択しがたいというふうに思います。

 それから、LD、ADHD等については、これは趣旨はよくわかりますので、理解できるというふうに思うのですが、いかんせん、当面、練馬区が今どういうふうに進めていくかについて、ほとんどこの委員会でまだ審議がされていませんので、この2項については、私は継続ということでよろしいのではないかというふうに思います。



◆中島力委員 ちょっとお尋ねしますけれども、正副にもね、平成15年に出されている陳情なのですけれども、その間に陳情者から何か問い合わせはありましたかね。もう3年たつのだけれどもね。



○松村良一委員長 何もないようでありますね。ないようであります。



◆中島力委員 今、古い陳情はみんなそうなのですけれども、出し放しで無責任なのですよ。議会の流れも何も知ろうとしないで、2年も3年も置き放しというのは、僕は非常に、こちらからの連絡もしなければいけないのですけれども、審議しなかったり、資料が出なかったりしておくれるということもありますけれども、少しでも、向こうからも「今どうなっているのですか」、「どうしていますか」と、そのくらいのことを聞いてきてもいいし、こちらからお知らせしてもいいと思うのですよね。

 だから、うちの方としても、ちょっと教えてもらいたいのが、81号なのですが、下から5行目の「今、まさにその教育を受ける為の学級が廃止されようしています」というのは、これは事実なのですかね、事実ではないのですかね。ここのところ、どうなの。



◎学務課長 現在のところ、そのような動きはないものと考えております。



◆中島力委員 もう一つ、同じこの104号なのですが、それの裏側に書いてあるように、3番の下の方の「練馬区では、このような軽度発達障害の子どもたちの特別の支援体制が不十分です」と、それから「学校巡回相談等の支援対策を」というふうに、ここのところですけれども、これは不十分なのですかね。

 もう一点が、4番の「職員の増員などもせず」、「せず」というように否定していますけれども、「固定制心身障害学級をなくした上で作り上げられる「特別支援教育」では、十分な教育がされているとはとても信じられません」となっているのですけれども、ここのところはちょっともう一度、前に説明があったと思うのですけれども、もう一度説明してもらえますかね。この3点ね。今2点だ、これは。



◎学務課長 この子どもたちの支援体制が不十分だと。万全ということはありませんけれども、私どもとしては、従来から、この発達障害のお子様たちに対する手だては学校教育部を挙げて取り組んできたところでございますし、また、他の福祉部関係部局におきましても取り組みをしてきたというふうに考えているところでございます。

 これにつきましては、職員の増員の件でございますけれども、現在、固定の心身障害学級は、国の決まりの中で、8名で1クラスということで、8名を超えますと教員が1人増えるというような体制、これについては全国的なルールなのかなと、このように考えております。

 また、ここの104号の例えば陳情の2項目、これは平成16年に採択をいただいたところでございますけれども、この現在の国の制度による教員の配置に加え、この陳情のご採択をいただきました結果、心身障害学級に介助員を増設をしたというような結果もあるわけでございます。私どもは、現在の枠組みの中で、できる限り練馬区としましてとれる方法をとっていると考えておるところでございます。



◆中島力委員 そうしますと、まだちょっとうちの方ももう少し研究をさせていただきたいなと思っておりますので、福沢委員の方から結論を出させていただきます。



◆福沢剛委員 もう結論を出してよろしいですか。では、まず、一つずつですよね。

 81号に関しましては、我が会派は継続でお願いします。

 104号、第3項に関しても継続でお願いいたします。

 第4項に関しましては、反対する意見書云々、これは受け入れがたい部分もございますので、不採択でお願いします。



◆斉藤宗孝委員 これは前回、この陳情、固定学級についていろいろと議論した経過があるかと思います。その中で、継続をしたという経過があって、確かに平成15年という陳情の提出でございますので、本来だったら、もっと前進あっていいのだろうかとは思いますが、本日のところは、これは継続ということでお願いをしたいと思います。

 それから、104号につきましても、これは支援を早急に求めるということで、これも継続。

 それから、心身教育のあり方について、中間まとめに反対する意見書、これにつきましては、もう既に中身の最終報告を含めておりますので、我が会派としても不採択ということでお願いできればと思っています。



○松村良一委員長 今、2会派から継続というご発言とともに、104号の4項につきましては不採択をという声もありました。それぞれ陳情第81号の1・2項、104号の3項につきましては、継続していかなければならないのかなと思っているわけであります。104号の4項については、大分時期も異なっている、中間まとめの段階と最終報告とは大分中身そのものが変わってきているということも含めて、正副としましては、4項については取り下げを陳情代表者の方に求めていくという方向で進めていった方がむしろふさわしいのかなと思うのですけれども、そういった方向でよろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、陳情81号の全体は継続。104号の3項は継続で、4項につきましては、正副委員長として取り下げを求めていくということで陳情代表者と話し合いを進めてまいりたいと思います。そのように進めさせていただきたいと思います。

 次の項目に移っていきたいと思います。ちょっと時間がなくなってきておりますので、できるだけスピーディーに進めてまいりたいなと思っておりますので、よろしく協力をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。



◆藤井とものり委員 今、委員長、副委員長で取り計らい今いただいていたのですけれども、一応、会派としての意見は申し上げさせていただきます。

 81号については、1項・2項とも継続ということでお願いをしたいと思います。

 104号の3番・4番ということなのですけれども、3番の「特別な支援を早急に求めます」ということなのですけれども、支援体制の強化を図っていただきたいというのはうちの会派の主張なのですけれども、現段階で、では特別な支援を行っていないのかというと、必ずしもそうではないというふうに思っていますので、この点は継続でお願いをしたいと思っています。

 4番の意見書については、これはもう時期を逸している部分もありますので、正副のまとめで結構だと思います。



◆片野令子委員 委員長のまとめでいいのですけれども、やっぱり時期的に長くなってしまったものは、一度陳情者に、先ほどの池尻委員の話ではないですけれども、問いかけをしてみる必要があるのではないかと思います。陳情者にね。当初は、もう皆さん不安に思ってこの陳情を出されたと思うのですよ。中間報告や文科省のいろいろな形での情報が出ましたから。ですから、やはり時期がこういうふうに長くなって、状況が中間まとめから最終答申まで出てくる状況になりましたので、そこの中では変わってきています。私たち審査をするときには、陳情者にもこういうふうに変わってきているということも含めてお話をするということが大事ではないかと思いました。統合教育の方向ですべてが行っていますので、やはりその方向できちんと、あり方検討会も結論がどういう形で出るのかを期待しながら、継続に賛成です。



○松村良一委員長 では、先ほどの取り計らいどおり進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、次に(37)陳情第108号・区内在住の私立小中学校就学者への教育費助成について、陳情項目が2項目ございます。区内在住の私立小中学校義務教育就学者に対する教育費助成の交付。第2項が、国と都に対し、私立小中学校就学者に対する教育費助成に関する意見書の提出と。この2項が提出されておりますが、陳情第108号につきまして、質問が残されておられる方はいらっしゃいますでしょうか。いかがでしょう。



◆中島力委員 先ほども言ったように、例えば私立へ行っている子に対しては区からは何も援助が出ていないとか、何もないのだよというのはどうなのですかね。



◎庶務課長 現在、私立の小中学校へ行っているお子さんに対する具体的な、今回陳情で出されたこの種のものはございません。私立学校に関してはございません。

 ただし、先ほど申し上げましたように、外国人学校の児童・生徒保護者への負担軽減金というのは、先ほど申し上げた朝鮮・韓国の方々に対する補助というのはございます。



◆中島力委員 防犯ベルだとか、そういうのは、私立へ行っている子は配られていないのですか。



◎庶務課長 防犯ブザーはお配りしてございます。



◆中島力委員 今何もないと言うから心配していたのだよね。あとのものは何もないと。私立へ行っている小中学校の生徒さんには何もないと。何かあるのではないの。



◎学校教育部長 ご質問がなかなか難しいところはあるのですが、何をもって補助というふうに定義するかの問題にもよります。例えば総合教育センターで理科教室等をやらせていただいて、こういうものにつきましては、私立にお通いの子どもさん、国立もそうなのですけれども、対象でやらせていただいています。そのほか、そういう事業、センター、トライなんかにも、たしか今現在2名ほどお通いいただいている方もいらっしゃいますし、その他事業で、特に区立学校の方に対象にしてないものはほかにもあろうかと思います。



◆中島力委員 では、逆に言いまして、私立の方には出ているもので、区立には出てないものというのはありますか。これは会派でちょっと聞いてきてくれということですから、私、別に理事者を困らせているわけではないのね。ここで聞くのは、やはり私学、東京都なんかは逆に私学の方に予算をつけているのではないか。だけれども、それは学校単位でもらっていて、生徒に還元されているというのはあるよね。区立の子たちは何かそういうのをもらっているのはないの。難しいね、これね。



◎学務課長 私立幼稚園も所管しておりますので、同様な意味合いがありますので、私からお答えさせていただきます。

 私立学校、これは大学も高等学校も、幼稚園も小中学校も、みんな一緒でございますけれども、国から、または大学・短大以下の高等学校、小学校、幼稚園なんかについては、都道府県からも経営費についての助成がされております。それによって、結果的に私立学校に行く保護者のご負担というのは、その分軽減がされているというような意味合いがございます。区立学校においては、運営費そのものが一般会計が使用されておるわけですので、そういった意味では、一般会計で支出をしている分、子どもの負担が大幅に、もちろん義務教育ですので、軽減されていると。そういうような意味合いがあるかと考えております。



◆中島力委員 これで終わりにしますけれども、うちなんか貧乏だったから、私立には小学校・中学校は行かせられなかったの。公立に行ってもらって、高校になったら自分の意思が、どうしようかというのがありましたので、高校は行きたい学校に行きなさいよと。親は教育投資するのはそれしかないのだからということで私立へ行きましたけれどもね。無理して私立へ行ったからといって、では援助してくださいということも、別にそれで援助してもらうのだったら、公立へ行ってもらった方が僕は逆によかったのではないかななんて思うのだけれどもね。陳情者の方は1人で、ほかゼロですから、どの程度の人たちが要望しているのかなと思うのですよ。だから、余りうちの会派としては好ましくないという結論が出たのです。後でまた福沢委員から結論を言わせてもらいます。



○松村良一委員長 この件への質問を基にお願いしたいのですが、いかがでしょうか。



◆内田ひろのり委員 先ほど中島委員から話あったのですけれども、練馬区の場合、中学生を対象に海外に行く留学というか、ありますよね、短期間の。あれについては公立の学校では各2名ありますけれども、国立とか私立に行っている人の分も何か枠があったような気がしたのですけれども、あれは全然なかったのでしたっけ。



◎教育指導課長 現在、区立中学校に通っている生徒を対象としてやっております。



○松村良一委員長 内田委員、よろしいですか。そのほか、質問はございませんか。



◆福沢剛委員 これは、陳情内容を読ませていただくといろいろ書いてありますけれども、やっぱり結局自由と権利を主張する場合は、義務と責任も履行してもらわなければいけないと、そういうことだと思いますよ。書いてあるところに、「私立に通わせれば、税金と別に学費も負担するということは、税金の二重払いではないでしょうか」、ちょっとこういう考え方とは我が会派はくみすることはできませんので、不採択でお願いします。



○松村良一委員長 公明党さん、いかがでしょう。



◆内田ひろのり委員 やはりこれ、区の方が入れなくて仕方なしに私立へ行ったというなら理解できるのですけれども、自由というか、その方が私立を選択されて行かれたわけなので、やはりこれはちょっとね、ここまで正直言って区に要求はできないのではないのかなと私も思いますので、ぜひ継続にさせてください。



○松村良一委員長 共産党さん、いかがでしょうか。



◆かまた百合子委員 私立を選ばざるを得なかった人たちも多数いることをわかっていただきたいと書いてあるのですね。だから、いろいろな理由があるのかなと思います。だから、その理由がお一人お一人に聞いてみないとわからないのですが、憲法には「すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」、これは国の義務ですね。「義務教育は、これを無償とする」と、国が小学校・中学校の教育はただですよと。教科書とか授業料はただですよと。そういうようにしなければいけないのですよと憲法で決めています。これ26条ね。教育基本法の第3条では、「国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって就学困難な者に対して、就学の方法を講じなければならない」と。だから、お金があり余っている人は、別に国・地方公共団体はそんなに頑張って助けなくても責められないけれども、経済的理由で学校に行けなくなってしまう、それはもう公的な学校でも私立でも、経済的理由ということだけで就学困難な者に対しては方法を講じなければいけないというふうに、「ねばならない条項」になっているのですよね。だから、これは今考えていないとしたら、しっかり自治体で考えていただかなければいけないなと。考えていただくためにも、この陳情は採択を求めたいと思います。



○松村良一委員長 民主さん。



◆藤井とものり委員 会派としても、公私間格差を是正していくということは極めて重要だと思っているのです。ただ、私立学校を選択するというのはまさに自由な選択だろうと思っていますので、それなりのコストであり教育費を払っていくというのは自然なことだと思っていますので、この陳情については継続でお願いをしたいと思います。



○松村良一委員長 社民さん、いかがでしょう。



◆池尻成二委員 私立学校に通っていても、同じ子どもでもあるし、その子どもの境遇なり状況に無関心でいていいとは全く思わないのですが、ただ、この陳情の趣旨に書いてあるように、直接憲法上の責務から無償であるべきだというような形でおっしゃられると、私はそれは違うだろうというように思います。やはり基本的には公立小学校・中学校等の義務教育校の設置と、その適切な運営をしっかりやるという形で私は憲法上の義務を果たすのが基本だと思います。そういう点で、この趣旨も含めて考えた場合に、この陳情は私どもの会派としてはちょっと採択しがたい。継続してということであれば継続で結構ですが、あえて結論を出すのであれば、不採択ということでお願いをしたいと思います。



○松村良一委員長 緑と自治。



◆片野令子委員 私、これも15年に出されてきているのですね。この時期に、たしか私立学校に対する文科省の何かが出ていたように思うのです。その辺の形でやっぱり教育費助成をということが出されてきたというふうに思います。その理由も含めて、私は一度陳情者とここの議論も含めて話し合いをして、だけれども、少子化と言いながら、こういう子どもたち、教育費も含めてどういう助成をしていくのかということは、その教育していく家庭の選択の問題もあると思うのです。私立学校全体に関しての助成のあり方ということも削減されてきていると思いますので、そういうことを含めますと、恐らく1人に、選択した個人にかかる費用というのは高いのではないかなと思います。そういう意味で、不安もあって出されてきているのではないかなと推測するわけなのですけれども、その意味では、陳情者ともちょっとお話をしていただけたらいいかなと思います。私は今回、そういう意味でお話ししてくださって、内容的にどうなのかということをもう一度検討していただいて、取り下げるのかどうかわかりませんけれども、私は、今回は継続でいいのではないかと思います。



○松村良一委員長 各会派、それぞれのご意見がありました。不採択とすべきもの、採択とすべきもの、継続とすべきもの、陳情代表者と話し合うべきだという、さまざまなご意見がございました。本日の委員会といたしましては、陳情第108号につきましては継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきます。

 それでは、次に(40)陳情第201号・(仮称)豊玉・中村体育館建設に伴う「すずしろの道」(学田公園西側道路)についてであります。

 201号が、陳情項目が3項ございます。豊玉・中村体育館(仮称)建設に当たり、体育館前の「すずしろの道」が利用者に安全になるよう、車両通行止または駐停車できないよう道路整備をしてください。第2項が、安全な道の確保のため、豊玉・中村体育館(仮称)に作る駐車場は、身障者の方用など必要最低限とし、出入口を「すずしろの道」側には作らないでください。3項、上記1と2が実現するよう、関係機関に働きかけください。以上3項でございます。

 陳情201号について、最初に質問からお願いしたいと思います。何か質問ございますか。



◆中島力委員 陳情者の気持ちはよくわかるのだけれども、区としての考え方というのは、例えば1番について、「車両通行止または駐停車できないように道路整備をしてください」というようになっているのね。これは、区としてはどういう考えになっているのだか、ちょっと僕も記憶がなくなってきてしまったので。

 2番についても、「身障者の方用など必要最低限とし、出入口を「すずしろの道」側に作らないでください」と、こういうふうに言っているのですけれども、その理由の方を見ると、非常に言葉自体がきついのだよね。「おびえることのないように」と、「通行におびえることのないように」だとか、そういう言葉が入っていて、本当に必要な身障者の方用として、職員用とあわせて地上部に10台ぐらいの駐車スペースというのですけれども、職員用なんていうのがあるのですか。ないと前言っていたよね、多分ね。ないという話は聞いていたのですけれども、こういうふうに見ると、これはまず1番について、おびえるようなことがあるのか、それとも、なければここに職員用にあわせて10台ぐらいしかないのか、ここのところだけ、ちょっとだけ言ってくれる。



◎スポーツ振興課長 1番についてでございますけれども、車両通行止に関しては、安全上、ここはご存じのとおり歩道等を整備されているところでございますので、そこを規制をかけるということになりますと、他のところへの影響、近隣に車が流れるというような状況が想定されると思ってございます。それから、駐停車の関係でございますけれども、この部分につきましては、ゴムポスト等を警察等と協議・ご相談させていただいている中では、無余地駐車・停車ができないような形で一定整備をということで、引き続き体育館建設後の一体整備の中で検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 それから、2番目の点の駐車場の関係でございますけれども、地下に30台予定してございます。17台のこれは駐車場を附置する義務がひとつございます。ですので、それは最低限必要かなということと、あわせて大泉学園町体育館で25台のスペースをつくってございます。そういったことも含めて考えますと、学田公園の野球場自体に駐車場がないことも含めて、できる限り駐車、地下でできる部分はということで、身障者用の2台を含めて30台というような形で進めているところでございます。



◆中島力委員 まだこれからの話で、まだできてしまっているわけではなし、これから先に向けてやることなのですけれども、非常に何かこの陳情者の気持ちはよくわかるのですけれども、よく、こうなってしまうのかななんて今非常に残念に思ったのですけれども、今、課長の答弁だと、そういうことはないというようなこともあるので、うちの方としては、まだこれについてはちょっと検討しているのですけれども、結論を急げといえば急ぎますけれども、急がないというのであれば、後でまた福沢委員の方から発表があると思います。

 こういうことは、今言っていることはないということはよくわかりました。



○松村良一委員長 その他、この件について質問ございますか。



◆かまた百合子委員 具体的な今、駐車場への出入口を「すずしろの道」側につくらないでくださいというのがあって、これを読むと、確かに、設計も着々と進んでいる中で、これは難しいことだなと思うのです。ただ、体育館の利用者、地域住民の方の交通の安全ということでしたら、対策をいろいろ考えていらっしゃると思うのですけれども、この陳情者の気持ちをくんだ交通安全対策ということは今考えてらっしゃるわけですよね。設計を進めながら。そこを教えてください。



◎スポーツ振興課長 工事をですね、体育館建設後につきまして、「すずしろの道」これ自体の整備をということで、その中で、先ほど申し上げましたゴムポストの、これは一例でございますけれども、そういった部分も含めて安全対策、駐停車の対策を進めてまいりたいと考えているところでございます。



◆かまた百合子委員 前回も審議したときに、そういう安全対策のことをいろいろお伺いしました。駐車場入り口だけではなくて、体育館と学田公園との横断の安全とか、そういう学田公園との一体化と考えても、安全面ということは、これから具体化に向けていろいろ考えていらっしゃると思うのです。ですから、陳情者の意図が、利用者とか住民の安全ということで考えるのでしたら、やっぱり趣旨採択ぐらいの感じかなという気はするのです。これから設計が進む間に、よりよい安全対策、対応策が出てきたら、それを実施していただくということで、具体的には、陳情者の意向どおりにはならないかもしれないけれども、陳情者の願いの大まかの安全という面では、十分対応していただけると私は期待しているのですけれども、どうでしょうか。



◎スポーツ振興課長 先ほど申し上げましたとおり、この近隣で歩道と車道をきちんと分離されているのがこの道路でございます。そういう面で、今までも安全面という部分では、近隣のところに比べて安全対策が施されているところと理解しているところでございます。ですので、引き続き体育館建設後も安全な道としての整備を図ってまいりたいと考えているところでございます。



○松村良一委員長 かまた委員、よろしいですか。



◆かまた百合子委員 この陳情は、まだ状況が進行して動いている感じなので、継続でお願いします。



◆内田ひろのり委員 ちょっと1点だけ教えてもらいたいのですけれども、これは学田公園を利用する人がね、この道のところに、「すずしろの道」のところにとめていて、何とかしてくれということで区役所の方に連絡が入ったことはあるのでしょうか。



◎スポーツ振興課長 学田公園利用者がとめてということでのクレームというのは、私どもには特に入っているというのはございません。



◆内田ひろのり委員 では、どういう車がとまっているのですか。



◎スポーツ振興課長 つぶさに調べているわけではございませんけれども、私どもが目にしている状況であれば、夏場は特に木々があって緑の多いところでございますので、休憩という形でしている方、車両が見受けられるということは感じてございます。



◆内田ひろのり委員 6月1月から道交法が変わって、ちょっとした駐車違反でもすぐに切符というか、切られて、切られて張られてしまったらもうおしまいだって。今までだとチョークをして、20分後回ってきて、あると切るのだけれども、今回は猶予が一切なく、即あれですから、今まで以上、正直言ってドライバーの方もかなりぴりぴりしているので、その辺のところから見ていただいて、また様子を見ながらやっても、まだ間に合うのかなと。陳情者の人から見ると、「考え甘いよ」というふうに言われてしまうのかもしれないですけれども、その辺をまだ見ながらやっていっても、間に合うのではないのかなという感じが私はしますね。継続でいいと思います。



◆池尻成二委員 すみません、一つだけ。これ、ずっと建築基準法の許可の特例許可の関係もあって、地元住民との対話というのはかなり丁寧にやってらっしゃったというふうに承知しているのですが、前回の委員会報告からもう半年ぐらいたつのではないかと思うのですね。それで、特にこの陳情者の方たちも含めた周辺環境対策で、地元の方とのお話し合いがどうなっているのを簡単にお聞かせいただけますか。



◎スポーツ振興課長 特例許可の関係で対応させていただいた経緯がございます。その後、今後の動きとしましては、実際に今定例会で議決案件としてお願いしてございますので、契約確定後、業者の方で建設の説明会を予定している形になるかと思っております。



◆池尻成二委員 ちょっとそういう対応はよくないと思うのですが。もちろん建設契約確定して、建設工事に入って説明会というのは、それはそれで一つのルールとして当然あるのですけれども、やっぱり近隣の方が抱いてらっしゃる建築後の安全に関するいろいろな不安を丁寧に解きほぐすのは、これは区の責任ですし、建築工事に入る前であったって、契約前であったって、むしろ丁寧にお話を積み上げていただくべきものだと思うのですね。この半年の間、お話し合いというのはなかったということなのですか。



◎生涯学習部長 この陳情が出されたときは、かなり住民の方々も、今お話出ましたように「すずしろの道」の安全問題みたいなことで、かなり私どもとお話し合いをしたことございますけれども、実施設計がやりまして、そのとき1回説明会をいたしました。多目的会議室でやりました。1回やりました後は、それ以降につきましては、ほとんど苦情等、あるいはご相談等も私どもに来ておりません。この半年間くらいは、私の方も前任のスポーツ振興課長からも特に話を聞いておりません。現在のところ、地元の方々からも特に意見・苦情等が出ていないという状況でございます。



◆池尻成二委員 終わりますけれども、ちょっと、そこはそうですかと簡単にそう言える材料もないのですが、一つは駐車場の出入口をどうつくるかは、これはもう実際には設計も終わって工事に入る段階で、変える・変えないという話は事実上難しいわけですよね。ただ、この陳情の趣旨を読んでいると、駐車場の出入口をそこに設けることで、波及するいろいろな交通安全面の不安がやっぱりベースにあって出されている陳情だと思うのですよ。先ほどおっしゃった無余地駐車の取り扱いも含めて、これは実は前回の審査のときも同じことをおっしゃっていたわけで、そういう区の対応も含めてきちっとご説明なさって、できれば、私はこの陳情については了解をいただけるのであれば取り下げをしていただくとか、やっぱり周辺の住民から歓迎される形で工事が始まるように、空気づくりをするのが区の仕事ですよね。いきなり建設工事計画の説明会に入るというのは、こういう陳情が出ている中ではやっぱりおかしいだろうと思うのです。そこはきちっとやっていただきたい。そういう努力をしていただくということが、今一番大事かなと思います。その点をお答えいただいて、その上で私は継続で結構だと思います。



◎生涯学習部長 今出ましたご意見を踏まえまして、住民対応に努力したいと思います。



◆藤井とものり委員 うちの会派といたしましても、陳情第201号についてはすべて継続でお願いをいたしたいと思います。歩行者とか利用者の方々に対する交通安全対策をさらに検討していっていただければと思っています。



○松村良一委員長 この件、第二回定例会の契約案件として既にかかっている中身であります。それから基本設計、実施設計が出され、陳情代表者との話し合いも理事者の方でさらに鋭意進めていただきながら、委員会といたしましては継続とさせていただくということでよろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのように継続とさせていただきます。

 次に(41)陳情第214号・区営プールでのワンポイント指導についてであります。

 区営プールでのワンポイント指導について、「区営プールにおけるワンポイント指導は1年間を通して実施して下さい。現状では12か月のうち6月から9月まではやっていません。区民の健康保持の為、是非とも年中継続してください。7月と8月は夏休み対策の為とするのでしたらその2か月間は夜間にワンポイント指導をやってください。」というのが陳情の要旨であります。

 陳情第214号につきまして、質問の方はいらっしゃいますか。



◆中島力委員 水泳指導の問題点が結構ちまたで言われているのですけれども、一般の利用者と、それからこのワンポイント水泳指導について、1コースとってしまうわけですよね、全部ね、1コースね。そうすると、そこをとられると、占有することに対してほかの利用者からの苦情も多少出ているのですよ。私の方にもね。そういうようなこともあるので、これも慎重に対応していかなければならないので、スポーツ事業の種目の中では30種類ぐらい種目があるのですが、ワンポイント指導を実施しているのは、ほかはなくて水泳だけかな。そうだよね。そんなことがあるので、水泳だけがワンポイントをやっているというのが前もちょっと聞いたこともあるのですけれども、費用の負担の公平性というのが多分にあると思うのです。区が対象としているスポーツ事業のほとんどは、例えば事故のときや何かは保険料など利用者から実費負担があるのですけれども、本事業だけが無料であるという話も聞いているのですが、これは何でですか。



◎スポーツ振興課長 この事業、ワンポイント指導でございますけれども、実際に泳いでいるときに、ちょっとこの部分を教えてほしいという形で、プールの中で泳いでいるときに指導を受けるという形でございます。事前申し込みとか、そういう形をとってございませんので、プールで水着になっているところでお名前を書いてくださいというわけにもなかなかいきませんし、料金を払ってくださいといいますか、保険料を払ってくださいという形もなかなか難しいということの中で、現状では無料という形をとらせていただいているところでございます。



◆中島力委員 わかりました。

 事業の見直しの必要性というのもあるかもしれないのですけれども、問題点もいろいろとあると思うのですよね。プールというのは、一般に大きいわけではなくて、限られた施設の中で、ほかの利用者との配慮も欠かせないことがあるわけですよ。ですから、そのためには、この事業のあり方についてはさまざまな観点から検討しなければならない、また調整しなければならないというのが多分出てくるのではないかなと、こう思うわけですよ。それなので、その間、限られた、また財源があるでしょう。この間話を聞いたら150万とか、ごめんなさい、費用が、15年度が150万、16年度が同じぐらいだと。150万ぐらいの費用がかかっているというようなことがあるので、利用者の人たち、このワンポイント指導に当たる人は、非常に、一日も早く泳ぎたいというのはよくわかりますけれども、また2か月間、夜間にワンポイント指導をやってくださいというのもよくわかります。しかし、限られた財源の中でやらなければならないというのがあるので、現状の事業は継続していく考えであるという、この間もお話聞いていますので、この陳情については結論を急がずに、うちの方としては十分検討する時間をいただいて、継続にしていただきたいなと思っております。



◆内田ひろのり委員 光が丘のプールを見ても、やっぱり夏場というのは、かなり夜でも込んでいるように見受けられるのですけれども、実際、夜間でも結構ですと書いてあるのですけれども、夜間、1コースでも2コースでも、こういう方たちの要望にこたえられるようにコースをあけられるものなのか、今ちょっと正直言って限界に来ていますよと、その辺はどうなのでしょうか。



◎スポーツ振興課長 現状の中では、この時期については教室等も全部やめてございますので、プール、特に暑い時期は夜間でも利用者の方が多いという現状の中で、入れるとなると相当な調整が必要、あるいは逆の方向でのクレームも予想されるというふうに考えているところでございます。



◆内田ひろのり委員 それと、このワンポイント指導というのは、いつぐらいから始まったのですか。



◎スポーツ振興課長 昭和55年から実施しているものでございます。



◆内田ひろのり委員 では、随分歴史があるのですね。これ、もし申し込みするとすると、4月ぐらいに申し込んで1年間やるのですか。随時、これは申し込みができるのか。その辺はどうなのですか。



◎スポーツ振興課長 事前申し込みという仕組みではございませんので、まさにそこで泳いでいて、このところを、ここを教えてほしいという方が、手を挙げるといいますか、意思表示をして、その場にいる指導員がその部分についてまさにワンポイントの指導をするという形でございます。ですので、事前の申し込み等一切ございません。



◆内田ひろのり委員 そうすると、リピーターの方がかなりの部分を占めているのか、要するに本当に泳いでいて、ちょっとここがわからないので教えてくれと突然来るのか、その辺はどうなのですか。常に新しい人が来ていれば、事業の必要性というのはかなりあるのかななんて思ったりもするのですけれども、どうですか。



◎スポーツ振興課長 実質的には常連の方といいますか、固定化しているのが現状でございます。利用していただけるのは大変ありがたいのですけれども、実情としては、大体同じような方が利用されているというふうに聞いてございます。



◆内田ひろのり委員 ああ、固定化しているのですか。新しい人がどんどん来て、こうやっていくとすごくいいあれだななんて思ったのですけれども、ある意味で言うと、コーチを独占しているような形にも思えるのですけれども。

 大体、リピーターというか、どれぐらいの割合なのですか。例えば8対2で、8ぐらいがリピーターで、2が新規だとか。大体、目算でもいいのですけれども。



◎スポーツ振興課長 実際のところ、水泳連盟の指導者からの聞き取りという形をとらざるを得ませんので、といいますのは、事前申し込み、そういうだれが利用したといいますか、その記録をとりようがないものですから、そういう面では、あくまでもどんな状態かという聞き取りでございまして、割合がどこまでというのはございません。実質的に常連の方が多いということは聞き取ってございます。



◆内田ひろのり委員 ちょっと何かせっかくそういういいのがあって、何か申しわけないけれども、確かにうまい人がどんどんうまくなるのも大切なのかもしれないけれども、広く底辺を底上げするというのもすごく大切だし、僕はそっちの方にちょっと行ってもらいたかったなと思っていたので。であるならば、一応継続という形にさせてもらいたいなと思います。



◆池尻成二委員 すみません、今の内田委員のお話と関連もするのですが、そのワンポイントレッスンというのは、事業の趣旨そのものはやっぱり大事だなと思っているのです。というのは、水泳というのはなかなか、中島委員おっしゃるように、いろいろな競技、もちろんワンポイントの最初の指導でスポーツなり競技への入り口としては随分違ってくるというのはあると思うのですが、水泳がすごく一般的にたくさんの区民がかかわりを持たれるスポーツであるということもありますし、そういう意味で、プールのワンポイントレッスンについて、むしろリピーターではなくて、新しい方がどんどん自由に、ちょっと指導を受けて水になじんでいってというような、そういう形で事業が活発になっていくことが、私は必要だし可能だろうと思っているのですよ。

 現に前回審査のときに伺ったら、6コースあるうちの2が遊泳で、2がウォーキングで、2がファミリーということで、コースがないというようなお話も含めていろいろありました。そのとき私申し上げたのですけれども、例えば日によって、曜日によってウォーキングと、それからワンポイントを使い分けるとか、あるいは館によって濃淡をつけるとか、そういうふうな工夫で、このワンポイントレッスンをもう少し活発に使うような形での取り組みができないものかどうかというのを伺ったと思うのです。あと、6月から9月といっても、7・8はやっぱりきつかろうと。でも、6・9というのは、実はやっぱり利用者はそんなに7・8に比べると多くはないという数字を出していただいたのもあったので、例えば6・9に限っては一定考えるとか。もう6月なのですけれども、今年度について、そういった私が申し上げたような形での工夫なり配慮なりということで、特になさったことがあるのかどうかお聞かせいただけますか。



◎スポーツ振興課長 まず、曜日によってということでございますけれども、今までの資料でもお示しをさせていただいたところでございます。ワンポイントレッスン自体、曜日によって入れられる形の中で週1回程度といいますか、入れさせていただいているところでございます。それが工夫している中で入れさせていただいている部分という状況でございます。

 それから、今年度につきましては、全体的な状況から申し上げまして、6月・9月についてワンポイントを入れるというような予算的な措置もしてございませんので、現状の中では、例年どおりということでの対応をさせていただいているところでございます。



◆池尻成二委員 わかりました。

 私、陳情については、この陳情のとおりに実現するのは結構難しいかなと思っているのですが、ワンポイントレッスンをもう少し柔軟にいろいろ工夫しながら、充実してほしいという点については理解できるので、趣旨の採択とか、そういう形で結論を出せるものなら出していただきたいと思っています。



◆かまた百合子委員 私自身は泳げないのですね。でも、泳ぐというのは全身運動で、健康維持にすごくいいということは聞いているので、機会があったら私も泳ぎを覚えたいなと思っています。ただ、夏はどこのプールを見ても芋洗い状態で、泳ぐどころかつかっているだけみたいなところが多いのです。でも、6月から9月までワンポイント指導を受けられないとなると、ちょっとお休みが長くなりますよね。せめて6月と9月の、先ほど池尻委員が言われたように、やれるところからちょこっとワンポイント指導の拡大を図っていただけたら、区民の健康のため、介護予防のために少し前進するのではないかなと思うのです。ですから、これは趣旨採択を求めたいなと思います。



◆藤井とものり委員 我が会派といたしましては、このワンポイント指導については、一定意義があると思っているのですけれども、提案の6月から9月、とりわけ7月・8月という夏休みに関しては、なかなかワンポイント指導をやっていくための体制整備というのが整っていない状況だろうと思っています。今後、練馬区の中で検討をしていっていただければと思っているのですけれども、本日のところは早急に結論が出せませんので、継続ということでよろしくお願いいたしたいと思います。



◆片野令子委員 結論から言えば、私も、このとおりにやらなくても、どの部分かでやっぱり趣旨採択をして実践してほしいなと思っているのですね。なぜかというと、介護保険、それからいろいろな形で、予防ということが言われていて、特に予防にいいのはプールだということがもういろいろな場面で言われている。健康・予防という意味では、どこかの部分で実践していくということは必要だと思いますね。それで、55年からやっているわけですから、泳いでいる途中でここを指導してほしいというのも、大体傾向と対策といいますか、わかっていますよね。こういうところが一番やっぱりみんな聞きたいなというのが、もうデータとして、もうわかっているわけですから、そういうことに基づいて、新規の方も入れるような形で充実してほしいと思います。その辺はぜひ教育委員会としても努力していただきたいなと思いますので、私は趣旨採択です。



○松村良一委員長 継続を、それから趣旨採択をという、さまざまなご意見があります。とりわけ陳情代表者と理事者の方とも話し合いを進めていただきながら、当委員会といたしましては、この陳情につきましては継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 そのようにさせていただきます。

 それでは、次に(44)陳情第276号・区立図書館の充実と発展について、4項目ございます。1番が、図書館の資料購入費を増額し、利用者の期待に応えられるよう資料を充実してください。2項が、全館に知識と経験豊かな区常勤職員を配置してください。3項が、図書館法に基づいて図書館協議会を早急に設置し、練馬区の図書館のあり方を協議してください。4項が、利用者懇談会を開いて利用者の声を図書館の運営に活かしてください。以上4項が陳情第276号であります。

 質問のある方からお願いいたします。質問はいかがですか。よろしいですか、質問は。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは、自民党さんから、この陳情276号につきましていかがでしょうか。



◆福沢剛委員 1項に関しましては、資料購入費の増額、どれぐらいの割合を増額するかという問題は残ってしまうのですけれども、やはり資料の充実というのは区民皆さんが要望していることでもありますので、こちらは採択していただきたい。

 2項、3項、4項に関しましては、私どもの会派としては、まだ検討を重ねていきたいということで、継続でお願いします。



○松村良一委員長 公明党さん、いかがでしょうか。



◆斉藤宗孝委員 私の方も、資料購入費の増額については、これからも頑張っていただけるということで、これは採択で結構でございます。

 それから4番、利用者懇談会、これは今現在光が丘でやっているわけですけれども、利用者の声を図書館の運営に活かしてください、全館云々ということも含めて、まだまだ検討していかなければならないのではないかと。

 それから、3項目めは図書館協議会、練馬の場合には、協議会の設置というのは非常に難しいということで、まださらに検討をする余地があると思います。

 それから、2番目の、当然のことなのですけれども、経験豊かな区常勤職員、当然ではありますけれども、このことも十分配慮しながら、今日のところは、2、3、4については継続ということでお願いできればと思っています。



○松村良一委員長 共産党さん、いかがでしょうか。



◆かまた百合子委員 この陳情の要旨1、これはもう当然の願いです。私も一人当たり約2点というのは、何とか改善して資料を充実してほしいと、区民の1人としても願っています。ですから、これはもう力いっぱい採択を求めます。

 2、3、4なのですが、全館に知識と経験豊かな区常勤職員を配置してほしい、これも当然の願いとは思うのですが、区で区常勤職員の確保に責任を持って、そういう方向で努力していただきたいと願うものなのですが、お答えいただいたところでは願いがすぐぱっとかなわないような印象もあるのですね。

 3番の図書館法に基づいてという図書館協議会ですが、図書館協議会の評価機能という点でも、設置の必要性は増していると思います。早い時期に設置すべきだと思います。

 4番、利用者懇談会を用いて利用者の声を反映させること、これは区民、利用者の満足度アップを図っていただくために、開催していただきたい。

 3、4は採択を求めますが、2番は趣旨採択という感じなのですけれども、本当に行政に努力を求めます。1番が採択を求めて、2、3、4は趣旨採択でお願いします。



○松村良一委員長 民主党さん。



◆藤井とものり委員 1番から4番まであるのですが、1点目の資料購入費の増額ということなのですけれども、増額そのものについては我が会派としても賛同するものでございます。要旨1番については採択でお願いをしたいと思います。今後、練馬区は、図書館でどの程度のどんな内容の図書をそろえていくのが理想なのかということをぜひ検討していっていただければと思っております。

 2番目の全館に知識と経験豊かな区常勤職員をということなのですけれども、この常勤職員に限る話であるのかどうかということについては、さらに今後検討していく必要があると思っていますので、2番については継続でお願いをしたいと思っています。

 3番目の図書館法に基づく図書館協議会ということなのですけれども、この方策による図書館に対する意見の反映のあり方がいいのかどうかということについても課題があると思っていますので、この点も継続でお願いをいたしたいと思います。

 4点目の利用者懇談会についても同様でございまして、継続でお願いをしたいと思っています。



○松村良一委員長 社民・市民さん。



◆池尻成二委員 この陳情が出されてきてからの議論の経過を追いかけてみると、すっと結論が出るものかなと私思ってきたのですが、今ずっと会派のご意見を伺っていて、私は基本的には4項目ともこれはもう当然な陳情だと思うのです。今、図書館に求められている課題というのは、一つは質の高い図書館事業の展開をどうやっていくのか、そして区民や市民が参画した図書館運営をどうやってつくるかということも含めて、これはもう皆さん共通する認識だと思っていますので、そういう方向で考えたら、私は、この4項目、いずれも採択の方向でやはり早くまとめるべきだと思っています。

 ただ、この間の議論を聞いている限りは、3項目の図書館協議会については、区の側からもやっぱり強い慎重な見解が何度も出されていまして、これは前回も申し上げましたけれども、練馬区の光が丘図書館長の職制上の地位とか、図書館行政の体制も含めて、法内の協議会が直ちには難しいところがあるとしたら、法外でも構わないから、私はやっぱり図書館の運営のあり方を検討する公的な機関を持つべきだということで、3については、場合によっては趣旨採択でも構わないから、早急に結論を出すべきだというふうに思います。



○松村良一委員長 緑と自治さん。



◆片野令子委員 私、結論から言えば、1、2、3、4すべて採択という形なのですけれども、特に3番の図書館協議会に関しては、この前も審議のときも申し上げましたけれども、委託の方向で、すべて委託の方向でいくという形であれば、なおのこと、図書館を充実させていくためには、どういうあり方がいいのかということも含めて、協議会は設置すべきだと思います。法外・法内の件についても申し上げましたけれども、早急に立ち上げていただきたいなと思います。

 それから、4番の利用者懇談会、これはそれぞれ図書館の利用者は、同じ人が利用しているわけではありません。図書館というのは、その自治体の文化のバロメーターだと思いますね。そういう意味では、広く、この12館目が今検討されているわけですけれども、広く図書館を利用している人たちの懇談会を、すべての図書館で、それが最初にできなければ、ブロック制でもいいのですので、すべての図書館でやっていくことが、その文化度を高めていく部分だろうと思います。

 というのは、私はこの間ちょっと、すごく片田舎の地方の都市に行ってきたのですけれども、そこでは本当に自治体の赤字財政だと言いながら、やはり図書館が必要だということで、図書館のやはり充実を、図書館建設の動きをしていました。すごいなというふうに思いました。自立していく自治体として考えたときには、やはり図書館がどうしても必要なのだということをそこの町長さんがおっしゃっていました。

 ですから、練馬区、70万の区になろうとしているわけですから、その意味で、ぜひ文化度を高めていくためにも、これら四つの項目を充実してほしいなという願いで、採択です。



○松村良一委員長 わかりました。各会派からのご意見、承りました。

 当委員会としましては、第1項、図書館の資料購入費を増額し、利用者の期待に応えられるよう資料を充実してくださいにつきましては、全会派一致して採択という声が出されておりましたので、第1項につきましては採択と決定したいと思います。よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、第2項から第4項につきましては、それぞれ意見が異なっておりました。まだ図書館の問題について今後も継続して審査をしていかなければならない課題だと思いますので、2項、3項、4項につきましては、継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきます。

 それでは、(2)の継続審査中の案件は、その他の問題につきましては、すべて継続とさせていただき、次の3項の報告事項に移らせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

                 (異議なし)





△3報告事項





○松村良一委員長 それでは、6月15日に配付済み資料の資料4、資料5、資料6、いずれも施設課に属する課題でありますので、資料4から6、一括して説明をお願いいたしたいと思います。

 なお、説明に少し時間がかかるかと思いますが、当初予定しております3時の時間、若干過ぎると思いますので、あらかじめ時間延長をお願いいたしたいと思います。

 では、施設課長、着席したままご説明お願いしたいと思います。



◎施設課長 それでは、着席して説明させていただきます。

 資料4をごらんください。「練馬区公立学校等施設整備計画」についてご説明申し上げます。

 国は、新潟県中越地震や福岡県西方沖地震などの大規模地震が頻発したことから、平成17年11月に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」を改正し、学校等の施設については、耐震診断を速やかに実施し、耐震化の目標を設定すべきとしたところでございます。

 これを受け文部科学省は、本年4月、「公立の義務教育諸学校等施設の整備に関する施設整備基本方針」を策定し、公立学校等施設の耐震性を確保するために、具体的な耐震化の目標を設定した上で、より効率的に耐震化を進めることが重要であるとしているところでございます。この方針の策定にあわせて、補助金が交付金化されたところでございます。

 区としては、新長期計画を前倒しして、小中学校施設の耐震化率100%、これは文部科学省が求めるIS値の0.7未満の校舎、屋内体育館の耐震化でございますけれども、耐震化率100%を達成すべく、この基本方針に基づき、また国の交付金を受けるために、「練馬区公立学校等施設整備計画」を策定したものでございます。

 この練馬区公立学校等施設整備計画の概要でございますけれども、1、施設整備計画の概要といたしまして、(1)計画の名称、練馬区公立学校等施設整備計画。(2)計画の期間、平成18年度から平成20年度の3か年計画としております。(3)整備の目標に関する事項、これは文部科学省の基本方針で定められているものでございます。

 ?耐震性の確保を図る整備といたしまして、本計画期間(18年から20年の3か年)及び次期計画期間(平成21年から23年の3か年)、この都合6年間で耐震化率を100%としてまいります。うち、耐震補強になじみません向山小学校屋内運動場、南田中小学校屋内運動場、開進第三中学校校舎の一部の3棟については、補強が困難であるため改築事業により耐震化を図っていくものとしております。本計画期間内における耐震化率の目標といたしましては、小学校、現状51.1%、これを3か年、20年度までに72.1%といたします。中学校、現状61%を目標72.1%といたします。小中学校の総合といたしますと、現状54.7%、これを72.1%とするものでございます。幼稚園、これにつきましては、現状が91.7%、これも3年間で100%としてまいります。この幼稚園でございますけれども、5園のうち1園、北大泉幼稚園につきまして、18年度に耐震診断を実施し、結果によりまして、計画期間内で補強なりの対応を図っていくというものでございます。

 ?防犯対策など安全性を図る整備。一つとして、平成18年度に全区立小中学校及び幼稚園に防犯カメラを設置してまいります。フェンス等の改修を平成18年度から20年度にかけて行ってまいります。

 ?教育環境の質的な向上を図る整備といたしまして、一つ、大規模改造工事(屋上防水、外壁改修、トイレ改修等)を計画的に実施してまいります。二つ目といたしまして、校内段差解消や階段昇降機設置工事などを行い、施設のバリアフリー化に努め、教育環境の向上を図ってまいります。裏面になります。三つ目といたしまして、みどりと環境に配慮した学校づくりを推進してまいります。四つ目といたしまして、南田中小学校の屋内運動場等改築に伴い、区立図書館を併設いたします。

 ?施設の特性に配慮した教育環境の充実を図る整備。一つ目といたしまして、屋内運動場改築工事に併行して向山小の水泳プールを改築してまいります。二つ目として、総合調理場2箇所を平成22年度までに廃止し、全校を自校調理化するため、平成18年度から20年度までに9箇所の給食室を改築してまいります。

 (4)目標を達成するために必要な整備事業ということで、3か年での総工事費、すべて合わせますと68億5,092万1,000円を見込んでいるものでございます。内訳につきましては、次ページ以降の施設整備計画をお目通しいただければと思います。

 (5)目標に対して行う事後評価について。計画期間後に目標の達成度合いを計測し、評価結果等を区のホームページ等で公表してまいります。

 2、今後の予定。この施設整備計画につきましては、6月中、今月中に文部科学省に提出の予定となっております。また、同じころに区のホームページで公表してまいります。7月中に区報、教育だよりで公表してまいります。

 先ほども言いましたように、施設整備計画の内容については、次ページ以降、1ページから7ページまでありますので、後ほどごらんいただければと思います。

 また、7ページの裏面、5枚目の裏面ですけれども、参考ということで、耐震化率100%を達成するための年次計画を記載しております。これは先ほども申し上げましたように、文部科学省の基準であるIS0.7未満をすべてIS0.75以上とするための年次計画として記載しているものでございます。

 この表で、左側に年度、耐震補強としての年度がございます。19年度、当初・追加となってございます。当初といいますのが、今年度当初から設計業務をやりまして来年度工事を予定しているもの、追加と申しますのが、今後早急に設計業務を始めまして、来年度工事を実施していこうというものでございます。

 あと、23年度に再補強というものがございます。これは緊急対策としての補強は終わっておりますけれども、文部科学省が求めます基準の0.7未満のもの、これにつきましては、次期計画の中で詳細について検討させていただくことになろうかと思っております。

 そういうことで、先ほども申し上げましたように、下段に改築がございますけれども、改築の方、これも18年度・19・20年度にかけまして、3棟の改築を行うと。この改築もあわせまして、18・19・20年度で72.1%を達成し、23年度で100%を達成するというものでございます。

 続きまして、資料5をごらんください。開進第三中学校西側校舎の改築についてでございます。

 開進第三中学校の西側校舎につきましては、平成17年度に中央部の校舎とあわせて耐震補強設計を行ってきたところでございますが、評定を行います第三者機関から、コンクリートの強度が極端に低く、どんな補強が有効で、どこまで補強を行えばよいかの判断ができないため、現時点での評定は難しいという判断がなされました。このため、補強する方法での耐震化が困難であることから、改築することとしたものでございます。

 なお、中央部校舎及び東側校舎については、今年度以降、耐震補強工事を行ってまいります。

 1、経過といたしますと、平成11年度、校舎全体の耐震診断調査を実施しております。平成17年度、西側と中央部の耐震補強設計を実施しております。

 2、西側校舎の概要でございますが、建設年月としますと、昭和37年5月、44年経過しております。構造、鉄筋コンクリート造。階数、4階建て。延床面積、1,473?。用途、特別教室棟としまして、木工、金工、家庭、音楽室等が設置されております。構造耐震指標でいきますと、IS値が0.37、Bランクに該当しております。コンクリート強度、最小値としまして8N/m?となってございます。これは補強基準強度が13.5 N/m?でございますので、それからいきますと60%の強度しかないという現状でございます。

 3、改築のスケジュール。今後の予定でございますけれども、今年度、平成18年度、解体設計、改築校舎の基本設計、仮設校舎の建設を進めてまいります。19年度、4月より仮設校舎を使用開始するとともに解体工事を行い、なおかつ改築校舎の実施設計を行ってまいります。平成20年度に校舎改築の建設工事を実施してまいります。平成21年度、仮設校舎の解体及び校庭の整備を行っていく予定としております。

 裏面をお開きください。右側に校舎の敷地配置図を載せております。オレンジ色で囲っております部分、これが西側校舎、特別教室棟となっております。これは4階建てでございます。真ん中の黄色い部分、これが中央部の校舎になります。水色の右手側、これが管理・特別・普通教室棟ということになっております、IS値で申しますと、西側が0.37、中央部が0.36、水色の東側が0.51ということで、今年度、中央部について耐震補強工事を実施する予定としているところでございます。

 この図面の左手側に、西側校舎の各階平面図を載せております。1階から4階まで、基本的に各フロアとも、1階は木工室のみでございますけれども、2階から3階、4階につきましては、二つの特別教室を設けているところでございます。

 続きまして、資料6をごらんください。南田中小学校体育施設の改築および(仮称)南田中図書館の建設概要についてご説明いたします。

 1.南田中小学校体育施設の改築概要でございます。(1)といたしまして、既存施設。?体育館、建築年月、昭和44年11月、築36年を経過しております。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造でございます。地上2階建て、延床面積としますと589?。構造耐震指標でございますけれども、IS値が0.35、区の基準ではDランクとなっております。?プール、建築年月でございますけれども、昭和53年3月、築36年のものでございます。長さは25m、幅10mで、6コースを確保しているプールでございます。(2)改築予定といたしまして、?体育館でございますけれども、鉄骨造を予定しております。地上2階建てで、延床面積約1,100?を予定しております。?プールといたしましても、既存と同じ25mの長さ、幅が10mで、6コースを確保できるようにしてまいるつもりでございます。

 2番、(仮称)南田中図書館の建設概要でございますけれども、現在の予定といたしますと、鉄筋コンクリート造、地上2階建て、延床面積約900?、所蔵資料数約9万点の施設を予定しているものでございます。

 3番、今後の予定でございますが、(1)体育館・図書館につきましては、平成18年度、今年度から平成19年度にかけまして、基本設計、実施設計を予定しております。平成19年度から平成20年度につきまして、体育館・図書館の建設工事を予定しております。竣工の時期につきましては、体育館・図書館とも、基本的には平成21年2月までに完了を予定しているところでございます。体育館につきましては、21年3月の卒業式を新体育館で迎えられるように努力してまいります。また、図書館につきましては、竣工後、所蔵資料の整理等々がございますので、平成21年度当初の開館予定としているところでございます。平成21年度に既存の体育館の解体工事を実施していきます。(2)として、プールにつきましては、平成20年度に設計を行いまして、平成21年度から22年度にかけまして、解体に続きまして建設工事を実施してまいるという予定にしているところでございます。

 裏面をお開きください。南田中小学校の敷地配置図でございます。真ん中辺に学校の校舎、管理・特別・普通教室棟というものがございます。その北側に、平成13年度に取得しました敷地面積約2,700?の土地がございます。その中に、黒塗りで体育館・図書館というような明示でおおむねの配置の予定の箇所を示しているものでございます。



○松村良一委員長 ただいまご説明ありました資料4から資料6、報告事項(1)から(3)につきまして、質問のある方はお願いいたします。



◆かまた百合子委員 資料4の参考資料の中で教えていただきたいのですが、先日、一般質問のときに学校施設の耐震補強について質問させていただきました。そのとき、答弁で向こう5年間で100%達成を目標とするというお答えいただいたと記憶しているのですね。今、資料を見ましたら、本計画期間3か年、次期計画期間3か年というふうに計画期間がありまして、参考を見ましたら、今後の耐震化の進め方、学校施設に関して1期が平成18年から20年度、2期目が21から23年度となっているのですよ。2期で6か年。文部科学省の交付金の対象としている限度年は2010年としていますよね。ということは、2011年度になる平成23年度に耐震化する、改修する学校施設に関しての国庫負担は、財源としての交付金はどういうふうになるのでしょうか。そこのところを教えてください。



◎施設課長 委員ご指摘の2010年、平成22年になりますか、5年間でのというお話の部分ですけれども、これは地震対策特別措置法で、5年間で校舎・体育館を耐震補強等々行ってくださいという部分でのものでございまして、文科省がそこまでに全部やれということについて特段言っているものではございません。あくまでも各自治体の計画に乗って、その5年間でというお話のものでございます。



◆かまた百合子委員 そうしますと、確認させていただきます。その2011年度に何校か改修計画を立てた分は、国からの交付金が50%来ると、そう理解してよろしいのですか。



◎施設課長 現在の文部科学省そのものの交付金、これにつきましては3分の1でございます。ただし、先ほど申しました地震対策特別措置法、そちらにおいては2分の1であるということです。ですから、この5年間の工事料、計画料ですね、この部分の話としては2分の1、特措法の部分では2分の1ありますけれども、文部科学省そのものとしては3分1しかないということでございます。



◆かまた百合子委員 そうしますと、年度で見ていくと、今年度、2006年から2010年までは国からの交付金が50%来ると。2011年度は3分の1が国から来る財源になると考えてよろしいのですか。



◎施設課長 原則としては、そのようにということであります。



◆かまた百合子委員 この耐震化の改修費用というのは結構な金額だと思うのです。補助金というか、交付金、改修する全額欲しいところなのだけれども、50%来る期間に全部できた方が、3分の1の交付金のときに何校かやるという部分のことを考えると、6か年の計画期間というよりも、5か年の計画期間で100%達成を目標にするという、この目標で頑張った方がいいのではないかなと思うのですけれども、どうでしょう。



◎施設課長 こちらの参考の資料を見ていただいてもわかりますように、委員ご指摘の部分は、7ページの裏面の資料だと思います。これを見ていただいくと、数が相当量あります。これを順次やっていかなければいけないという中では、現状でもこれがある意味では目いっぱいの業務量かなというところです。これをまた5年へと1年短縮すること自体が非常に難しいものがあるというところと、やはり財政に与える影響というのが当然あるわけです。私どもとしては、交付金、改修改築基金とか、そういうものを使いながら、順次計画的に実施していくには、これが一番最適だという判断でございます。



◆かまた百合子委員 やっぱり金額が大きいもので、自治体の負担、練馬区の負担をなるべく少なくしてできる、しかも学校の施設は避難拠点として大事なところなので早い方がいいなと。ただ、本当にここまで時間が押し迫ってきて、大変だと思うのです。計画をつくるにしても。それでも財政負担と、あと区民の安全等を考えて、できるだけ2010年までに頑張って計画立てていただきたいと要望します。



○松村良一委員長 そのほかいかがでしょうか。



◆池尻成二委員 施設整備計画なのですけれども、68億ぐらい全部で経費がかかるということで、このうち交付金はどのくらいになるのでしょうか。



◎施設課長 3か年での事業としては60何がしという、これは大規模改修、トイレとか屋上も全部入れているものでございます。今年を入れました6年間、これの耐震補強部分だけでは82億ほどかかると見込んでおります。これは先ほどのページ7の裏面に書いているものです。今回のお話の部分で、補助金、総額としては、粗々の試算でございますけれども、18億円程度と見ております。



◆池尻成二委員 それは3年間の68億のうちの18億という意味ですか。それとも6年間の82億のうちの18億ということなのでしょうか。



◎施設課長 6年間分ということでございます。



◆池尻成二委員 そうすると、先ほどおっしゃった特措法だと半分で、文科省の交付金だと3分の1ということではあるのだけれども、そうすると交付対象外の事業は耐震でも随分入っているというふうに理解すればいいのでしょうか。



◎施設課長 一応、規模要件等いろいろありますので、その中の部分と、あと実際交付金の基準単価そのものが大分低く抑えられているというのが実態でございます。そこら辺では、交付金としていただけるのが、現在の試算ではその程度だということでございます。



◆池尻成二委員 はい、わかりました。とても財政的には大変な事情の中での前倒しだと思いますので、歓迎というか、いいことだと思うのです。参考資料の前の施設整備計画の一連の資料の最後の公立学校施設整備計画で1表がありますよね。これで見る限りは、Dランクはすべて平成21年には工事を終わるというふうに、見てよろしいのでしょうか。



◎施設課長 委員ご指摘のとおりでございます。



◆池尻成二委員 前回出された資料だと、新長期の期間が終わってもDランクは若干残っていたような気がしますので、そういう意味ではよかったと思います。

 それで、資料、今度は6ですけれども、南田中の小学校なのですが、図書館と体育館のこのつくりのイメージが私なかなかよくわからないのですけれども、基本的なことで、私は、学校の南側も北側も通ったことがあるのですが、北側の道路というのはすごく狭いですよね。これを見ると、公道でもないということなのでしょうか。道路としては書いてないのですが。この図書館の施設というのは、道路づけというのは、これは北側に面した形になるでしょうか。



◎施設課長 北側の道路、これは区道という扱いです。現状におきまして、右側の方に、この道路の左側にはあるのですが、3.7メーター程度の狭隘道路になっております。開発指導の関係で、ここは現状としては中心線から3メーターセットバックすることになっておりますので、隣の児童館・敬老館の土地もあわせまして、この一角は整備する予定にしておるところでございます。



◆池尻成二委員 わかりました。そうすると、その右側からの道路のアクセスを基本に考えるというふうになるのですよね。左側、ずっと住宅街に入っていくので、とてもそこを通り抜けてくれというわけにいかないと思うので、そうすると右側を中心に接点ができるという形になるのでしょうけれども、例えば、本当に思いつきで申しわけないのですが、この南田中公園の敷地とセットで体育館と並べて図書館をつくるというのは、そういう構造というのは考えられなかったのでしょうか。



◎施設課長 委員ご指摘のとおり、ここに児童館・敬老館および南田中公園というものがございます。ここら辺もあわせましてというお話、地元の方からもいただいたところでございます。ただ、私どもとしますと、児童館・敬老館が49年の建築、まだ30年程度しかたっていないものであるということから、まだこれは改修といいますか、解体するものではございません。なおかつ、南田中公園につきましても、都市公園として設置されているもので、配置等々を含めましても、なかなか思ったとおりのものにつくり上げられないということで、私どもとしては、この配置が今現時点において適切なものと判断しているところでございます。



◆池尻成二委員 この予定を見ると、もう次は基本設計に入るということで、恐らく図書館の基本的な配置なり考え方なり、面積等々はこの報告で終わってしまうと思うのですけれども、私も都市計画上の位置づけとかいろいろ当然手続はあると思うのですが、もともとこの図書館については、区長が所信でいろいろおっしゃっていまして、学校支援事業のモデル図書館とすると。それから、学校図書館との連携ですか、あるいは授業との連携等々も含めて検討していくというようなご趣旨の発言もあったわけです。学校の位置どりから見ると、学校があって、体育館のわきに図書館があると。図書館の先にある道は、片一方はもう狭隘道路で通って行けないと。そういうつくり、余り合理的でないなと思うのですが、そのあたり、今、ちょっと近隣の方からもご意見があったというふうに伺っているのですが、これしかだめだというような議論というのは、本当に尽くされているのでしょうか。



◎施設課長 私どもといたしますと、区内部を含めていろいろ議論をさせていただいたところです。その結果として、この配置というのですかね、この取得した土地を有効活用していくと。教育委員会としては、有効活用していくのが一番現時点においては最適であるということで、この配置というのですかね、体育館と図書館という並びが一番ベターではないかというところで、推進させていただくこととしたところでございます。



◆池尻成二委員 もう終わりますけれども、敬老館・児童館の合築というのも手としてはあるかなと思ったのですが、おっしゃるとおり昭和49年ですから、30年ですね。それは無理だろうと。公園の方は、一体的な整備の対象として、これは考えられるように思ったのですけれども、公園を使えない、公園を活用した一体的な整備ができない理由というのをもう一回端的に教えていただきたいと思います。

 それともう一点、今ある体育館というのは、ここの部分はどうなるのですか。



◎施設課長 南田中公園につきましては、都市計画において、位置、面積、規模が決められているということがございます。これは配置転換、考え方としてはいろいろあろうと思うのですけれども、現状の中においては、思ったような配置転換ができないということも含めて、私どもとしてはこれがベターだというところでございます。また、実際の運営の中の部分として、現在、塀とかフェンスとかある部分、ここら辺は一体として、図書館なり体育館が使いやすいというのですかね、安全管理も含めて、セキュリティーも含めて、一番いい方法を今後検討してまいりたい。一体利用という意味では、そこで検討してまいりたいと思っております。

 また、既存の屋内運動場、これは体育館がございますけれども、新しい体育館が完成次第、解体・撤去していくと。プールとともに撤去すると。その後に、南側のこの運動用地、屋内運動場・プールもありますところを含めて、プールの適地を探し、そこに新しいプールをつくっていくという計画にしておるところでございます。



◆池尻成二委員 本当にこの図面をぽっと見ての思いつきかもしれないので、もうこれ以上は言いませんけれども、図書館が今設置されている部分というのは、この出っ張りが図書館部分ということになるのですか、つくり上は。縦長が体育館で、ちょっとどこに仕切りがあるのかわかりませんけれども、一定、そちらの方に公園部分を移すとか、いろいろな形でもう少しトータルに、使い勝手もよくて、そしてアクセスにも便がいいような配置なり構造をもう少し知恵を出していただけなかったのかなと思います。これはいろいろなご意見も、また地域の方等々からもあるかもしれませんし、懇談会をやってらっしゃる方から、基本設計に入る前にもう少し議論していただきたいということを要望で申し上げて終わります。



◆片野令子委員 資料4のところの裏のページの給食総合調理場の件なのですけれども、これは全校を自校調理化するということで、例の親子方式に関しては、これも自校調理の中に入るのですか。



◎保健給食課長 親子方式についても、自校調理校に入ります。



◆片野令子委員 親子方式は、従来どおり残すということですか。



◎保健給食課長 親子方式につきましては、残していきたいと思ってございます。



◆片野令子委員 そうすると、現在の総合調理場、2か所ですけれども、それのその後の利用というのはどのように考えているのですか。それとも、もちろん全校自校化というあれですから、計画の中では委託方式で民間委託するのだというふうになっているようでしたけれども、その辺もちょっと含めてご答弁いただきたい。



◎保健給食課長 新長期計画に基づきまして、全校自校化をしていきたいと思います。それは平成22年度末までに、今20校ございますセンター校を全部自校化とするという計画でございます。それに伴いまして、給食センターにつきましても、その役割が終了するということで、その跡地についてはまだ検討してございません。

 それから、委託に関してでございますけれども、自校調理した学校につきましては、委託化を進めていくところでございます。



◆片野令子委員 状況的には、委託化の傾向でいくという形で行革の中にも含まれているのですけれども、必ずしも次から次へと委託の方式がいいことなのかどうか。自校調理化にするから委託をするのだという形ではなくて、やっぱり今までの反省を含めて委託、モデル的な、練馬区のモデル給食という形を、形態として直営の中できちんととっていただきたいなと思います。その件をちょっと一つ申し上げておきたいと思います。

 それから、資料6の先ほど池尻委員の質問とちょっと重なるのですけれども、私もこの公園とですね、南田中公園と体育館、あるいは図書館というものが、もう少し一体化できるものではないか。これからの利用の運営上の中では、一体化検討もしていくというご答弁でしたけれども、たしか世田谷の小学校だったと思うのですが、公園学校という名称をつけていたと思うのですけれども、公園をうまく利用して、そして学校図書館なども何かうまくそれを利用した形でつくっていたというふうに記憶があるのです。そういうことも、もう少し検討していいのではないかなと思うのですね。というのは、ここ、図書館、体育館、そして公園と近いから、距離的には近いのでしょうけれども、私もちょっと距離感が余りないので、行ってみていないので何とも言えないのですけれども、緑の中に、あるいは公園の中に、集う中に図書館があり、体育館がありというね、そういう形は十分検討されていいのではないかと思っているのです。それはもう当然検討課題や何かでは検討されてきているのかもしれませんが、私はこの公園をうまく利用していくべきではないかなというふうに思いました。その辺のことは今までには声が出ていたのかどうか、ちょっと伺いしておきたいというふうに思います。

 それから、運営の中でという形になると、これからの一体的利用というのが、建設が終わって、その後の運営の中でというと、非常に不便な部分というか、ここをこうすればよかったねというのが後で出てくると、なかなかそこが改善されないということがあります。それ以前から、そういう考え方なり議論なり持っているのかどうかということをちょっとお伺いしておきたいと思います。



◎施設課長 南田中公園、あるいは児童・敬老館、そういうものとの一体ということについて、地元の方々からの意見はということにつきましては、そういうお声もいただきました。そういうものも含めていろいろ検討した結果として、今回、この計画で推進させていただくと決定させていただいているところでございます。

 また、利用の部分につきましては、竣工時、あるいは先ほど私の説明では、開館時ですか、図書館の場合は、それまでには一体として利用できるような、要は現状の施設の中で、ある意味での邪魔なものというのですかね、塀とかフェンスとか、そういうものも含めて児童館・敬老館から図書館、あるいは体育館、公園から新しくできる方へどういうふうにアクセスをさせるかということについて、庁内、この所管の部署等も含めていろいろ検討をし、使う方にとって、地元の方にとって一番いいものにしていきたいということで検討を進めているというところでございます。



◎光が丘図書館長 ただいま南田中図書館の建設懇談会で、基本構想に関する審議をしていただいております。その中では、やはり使い勝手ということでいろいろなご意見等、あるいは検討をしていただいております。それを踏まえまして、今、施設課長から申し上げましたとおり、関係所管課と十分調整をいたしまして、建設に入りたいと考えております。



◆福沢剛委員 資料5で伺いたいのですけれども、開進第三中学校西側校舎の改築ということで、17日の土曜日、ちょうどこの開進第三中学校を避難拠点とする地域の防災訓練がありまして、教育長にもご報告上がっていますよね。練馬警察署、消防署、ここは区は危機管理室長を初めとして、防災課、そして私も地域住民の1人として参加したのですけれども、今までとは違ったのは、あそこに開進第三中学校の生徒が参加したのですね。実際に学校の外に出て情報収集を図るとか、担架に人を乗せて避難拠点になります学校に運んでくるとか、そういった訓練をしまして、非常に有意義なものだったのです。NHKも取材に来ていまして、私ちょっと放映を見ることはできなかったのですけれども。

 15日の時点で私この資料をいただいていたので、まじまじとやっぱり見たのですね。改めて観察したのですけれども、やっぱり本当古いですよね。40年以上たっているということで。一つ開進第三中だけではないとは思うのですけれども、学校の立地条件ですよね、ここは本当に住宅地のど真ん中にありまして、幹線道路わきにあるわけではないので、比較的それほど広くはない区道に四方を囲まれているのですよ。ですから、校舎が民家側に倒壊した場合、非常な惨事が起こると。また、民家の倒壊が学校側に至った場合は、この広くはない区道というものがすべてふさがれてしまう。避難拠点であるにもかかわらず、避難するのに非常にアクセスが難しくなるという立地条件の学校でありますので、開進第三中だけではないと思うので、そういったところも気にとめておいていただいて、調べていただきたいと思っております。そういう学校が幾つあるのかということをですね。

 あと気になったというか、確認なのですけれども、開進第三中学校の体育館と、あとここには併設の地域の桜台体育館がございますので、その耐震性と、補強の状態ですか、どのようになっているか教えてください。



◎施設課長 開進第三中学校、こちらにつきましては、先ほど校舎につきましてはご説明させていただきました。体育館、こちらにつきましては、先日、5月の委員会でも資料をご配付させていただいておりますけれども、そこで、17年の調査でIS値として0.43、Dランクとなっておりまして、これも今回の新しい計画の中で早急に耐震補強を実施していくという予定のものでございます。



○松村良一委員長 桜台、その他はいかがですか。



◆福沢剛委員 数字は後で結構です。

 言いたいことというのが、この桜台体育館というのは練馬区の中で一番古い体育館ですよね。プールもなくてね。だから相当古くて、耐震性に問題があるのではないかと思ったものですから。体育館が併設されているということで、ほかの避難拠点よりは恐らく被災者が大勢こちらに来るだろうということが想定されますので、やっぱりそういった観点からも、耐震補強というものをしっかり計画的に図っていただきたいと要望させていただきます。



◆内田ひろのり委員 私からは、資料6に基づいてちょっとお聞きしたいと思います。体育館と図書館、合築ということなのですけれども、一番上のところに道路というのがありますよね。この道路というのは両方通行、一方通行になっているのですか。どうなのですか、その辺は。



◎施設課長 現地の方は対面になっているはずでございます。



◆内田ひろのり委員 当然、車で来る方はいらっしゃらないと思うのですけれども、地域の方は自転車で来るということになると、多分、入り口はこの道路の方に面したところに当然設けられるわけですよね。



◎光が丘図書館長 そのように想定してございます。



◆内田ひろのり委員 そうすると、その玄関の前あたりに多くの自転車が並ぶようになると、かなり、正直言って、中心線のところから3メートルセットバックしたところに建てたとしても、かなり両方ね、車も通行することになると、大丈夫なのかなとすごく心配でならない。さらに私言いたいのは、体育館と図書館の合築ですよね、ということは、小学校の生徒も行くと思うのですけれども、小学校の生徒が行くときは、一度校門を出てぐるっと回って行くのか、体育館と公園の通路の間を通って行くのか、入り口がまた別に設けていただけるのか、その辺はどういうふうなつくりになるのですか。



◎施設課長 そこら辺の詳細については、今後の設計の中なのですけれども、今想定しておりますのは、管理・特別・普通教室と、要は校舎から体育館への渡りをつくります。渡りからそのまま真っ直ぐ図書館まで行けるようなルート、要は授業の中で行く場合はそういう形で行けるように、今の段階では考えているところでございます。



◆内田ひろのり委員 それは授業の場合はということで、授業以外のときは、やはり先ほど言ったようにぐるっと回らないとだめなのですか。



◎施設課長 はい。原則として、そうなることになろうと思っております。



◆内田ひろのり委員 何かせっかく合築のよさというのを100%生かすのであるならば、何かその辺のところをね、授業のときだけではなくて、何か放課後というか、何かそういうときにも、せっかく合築でやっているメリットを100%生かすのであるならば、そういうような何かもう一工夫していただきたいなと思うのですけれども、その辺はどうなのですか。



◎施設課長 委員ご指摘のとおり、いろいろ検討しなければいけない課題はたくさんございます。図書館は開放される施設、学校施設、今、いろいろな事件がございますので、ある意味閉鎖的な部分も持たざるを得ない。そういうところとのすり合わせというのですかね、今後検討していきたいと思っております。



◆内田ひろのり委員 ぜひとも、これから先いろいろもっと細かい見取り図等いただけると思いますので、関心を持っていきたいと思います。本当に地域の方たちにとってよりよい図書館、いい図書館ができてよかったと本当に言っていただけるような図書館をつくってください。お願いしたいと思います。



○松村良一委員長 そのほかございますか。よろしいでしょうか。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは、3番の報告事項を終わらせていただきまして、その他に移ってまいりたいと思います。





△4その他





○松村良一委員長 その他で何かございますか。その他のその他もよろしいですか。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは、次回日程でございます。当初、6月23日金曜日の午前10時からという予定でございましたが、追加議案が上程されるという動きもありまして、多分今後、議会日程のところで変更が予定されているところであります。一応、現在計画されている予定の予定では、6月26日月曜日の午前10時から、常任委員会のまとめの委員会ということで予定が組まれているようであります。次回の委員会では、正副委員長報告案を提出いたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 ほかにないようでしたら、以上で本日の文教委員会、終了させていただきます。

 長時間、ご苦労さまでございました。