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東京都 練馬区

平成18年  6月16日 清掃リサイクル等調査特別委員会 日程単位




平成18年  6月16日 清掃リサイクル等調査特別委員会 − 06月16日−01号










平成18年  6月16日 清掃リサイクル等調査特別委員会



             清掃リサイクル等調査特別委員会

開催日時  平成18年6月16日(金):午前10時02分〜午後0時35分

場所    第四委員会室

出席委員

 委員長  猿田博文       副委員長 原 ふみこ

 委員   小泉純二            小川けいこ

      小野塚栄作           西川康彦

      内田ひろのり          かまた百合子

      浅沼敏幸            池尻成二

      吉川みさ子           片野令子

欠席委員  なし

出席理事者

  環境まちづくり事業本部経営課長 安江松児

  環境清掃部長       河口 浩  環境政策課長       高橋 廣

  環境保全課長       林 延江  清掃リサイクル課長    大羽康弘

  練馬清掃事務所長     小林 聖  石神井清掃事務所長    山崎 泰

事務局   議事主査 内野ひろみ

傍聴者数  4名

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委員会設置目的

 ・すべて継続審査

第二回定例会初日付託案件

 ・陳情第 294号 廃プラスチック焼却(サーマルリサイクル)の見直しについて

継続審査中の案件

 ・陳情第 286号 循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて

 ・陳情第 275号 循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて

 ・陳情第 288号 廃プラスチックの焼却による熱回収について

報告事項

(1)平成17年度のごみ・資源量について

(2)練馬清掃工場の建替計画策定について

その他

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○猿田博文委員長 ただいまから清掃リサイクル等調査特別委員会を開会いたします。

 案件表により進めたいと思っておりますが、いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 そのようにさせていただきます。





△1委員会設置目的





○猿田博文委員長 案件表1番の委員会の設置目的ですけれども、本日すべて継続とさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 では、そのようにさせていただきます。





△2第二回定例会初日付託案件





○猿田博文委員長 次に、案件表2番、第二回定例会初日付託案件ですけれども、当委員会に陳情が1件付託されております。

 陳情第294号、廃プラスチック焼却(サーマルリサイクル)の見直しについて、事務局に読み上げをさせますので、よろしくお願いいたします。



◎事務局 陳情を読み上げさせていただきます。

 陳情第294号・廃プラスチック焼却(サーマルリサイクル)の見直しについて

 陳情代表者等は記載のとおりです。

 東京都及び環境省は、容器包装を含めた廃プラスチックについて、焼却しても熱を回収するサーマルリサイクルの方針を相次いで示し、23区区長会も平成20年度から本格実施する決定をしました。プラスチック焼却についてはリサイクルの後退であり、有害物質の発生も懸念され、大気や土壌への影響についても、区民は不安を覚えています。

 現在、練馬区における廃プラスチックの処理は、ペットボトルが資源回収されているのみで、その他のプラスチックは不燃ごみとして処理されています。「容器包装リサイクル法」ではリサイクルが義務付けられましたが、そのしくみがつくられていないため、容器包装プラスチックは不燃ごみの中で最も多い32.4%を占め、またペットボトルやびん等の資源化可能物も26.3%含まれています。今後、区では資源ならびに廃プラスチックのマテリアルリサイクルに向くもの、及びケミカルリサイクルに向くものの分別回収を推進し、不燃ごみを徹底的に減らす対策を取って欲しいと思います。

 同時にプラスチックは埋立不適物であると同時に焼却不適物であり、処理困難物です。廃プラスチックの焼却を決定する前に、繰り返し使えるリユースびんの復活、廃棄されるようなプラスチック容器は極力つくらない、といった徹底的な発生抑制の手立てを講じることが先決です。

 リサイクルの段階を踏むとは言え、最終的にサーマルリサイクルを容認するならば、事業者はつくりたい放題、あとは税金で焼却処理、という構図が変わらないのは明らかであり、「循環型社会形成推進基本法」で示された発生抑制(リデュース)を頂点とする「3R」は遠のくばかりです。

 よって、右のとおり3点にわたり要望します。

陳情趣旨

 1.都市部での廃プラスチックの焼却には大きな不安があります。区民の納得が得られるまで、廃プラスチック焼却は、行わないでください。

 2.区として早急にその他プラスチックの分別回収のしくみをつくってください。同時に国に対し「容器包装リサイクル法」における拡大生産者責任を強めていくことを引き続き要望してください。

 3.プラスチック焼却の安全性を確認する実証実験にあたっては、実験自体の安全性を確保し、実験内容の情報開示と、区民からの意見・要望を取り入れる体制を整えてください。



○猿田博文委員長 本日のところは読み上げでとどめたいと考えております。関連する資料のご要望がございましたら受け付けたいと思いますけれども、いかがですか。



◆吉川みさ子委員 容器包装リサイクル法が今度の国会でほぼ決定しているというところで、今回こういった廃プラスチックに関して、どういうふうなことになっているのかという国会情報ですか、そういったものを整理していただければと思いますが、いかがでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 調査をいたしまして、取りまとめてみたいと思います。



○猿田博文委員長 大変恐縮なのですけれども、委員会が多分実質的に今日が最後の日になって、あとはまとめなので、委員会の提出資料というにはなじまないところがあるのですよ。ただし、陳情は継続されますので、そのときにお使いいただくという意味では個別に対応していただくというお話は可能だと思います。



◆吉川みさ子委員 委員長のお言葉ですけれども、このことを審議していくのに私たちが変わったとしても、やはり今のことはこれを審議する上で大事なことだと思いますので、ぜひ資料も全体化して引き継いでいただきたいと、そのように思いますが。



○猿田博文委員長 はい、ご意見として承っておきます。ほかにございますか。

                  (なし)



○猿田博文委員長 それでは、本日のところは継続とさせていただきます。よろしいですか。

                 (異議なし)





△3継続審査中の案件





○猿田博文委員長 次に、案件表の第3番、継続審査中の案件に入っていきたいと思います。本日は継続審査中の案件のうち、取り下げの報告がありますので、事務局から報告をさせます。



◎事務局 陳情の取り下げについてご報告いたします。

 陳情第286号、循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて、取り下げ理由、陳情書に個人名が入ったことにより審議が滞ってしまい、本来の趣旨とは違うところでの審議となり混乱を招きました。一度陳情書を取り下げ、内容を再検討いたします。



○猿田博文委員長 以上、取り下げの理由とその報告が行われたわけですけれども、この取り下げを了承いたしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 そのように決定させていただきたいと思います。

 次に、(5)番、陳情第275号、循環型社会推進会議の答申を尊重し、施策に反映することについて資料1が出ておりますので、説明をお願いいたします。



◎清掃リサイクル課長 それではお手元の資料1をお願いいたします。

 廃プラスチックの資源化につきまして、法令上の位置づけ、それから練馬区の現状等を踏まえて課題を整理した形で資料をつくらせていただきました。

 1の法令上の位置づけでございます。

 まず(1)といたしまして、循環型社会形成推進基本法というのがございます。ここでは廃棄物等の発生抑制を図るということ、それから発生した廃棄物等につきましては、その適正な循環的利用(再使用、再生利用、熱回収)、こういったものを図るべきこと、それから循環的な利用が行われないものは適正に処分すること、こういった基本原則を規定しているものでございます。これによりまして、「天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り軽減される社会」である「循環型社会」の実現を目指す、こういった基本法でございます。

 それから(2)といたしまして、本日の中心的なテーマでございます容器包装リサイクル法でございます。この容器包装リサイクル法の目的ですけれども、容器包装廃棄物は一般廃棄物の容積比で約6割、重量比で約2〜3割を占めている。こうした容器包装廃棄物のリサイクルシステムを確立するため、「消費者が分別排出」し、「市区町村が分別収集・保管」をし、「特定事業者が再商品化(資源化)」をすると。こういった役割分担のもと、廃棄物の減量と再生資源の利用を図ることを目的としたものでございます。

 ここで特定事業者というものは米印でございますけれども、対象となる容器包装を利用または製造をする事業者のことを言います。ただし、小規模事業者につきましては、再商品化義務が免除されているという状況にございます。

 なお、容器包装廃棄物の重量比で約2〜3割というふうに書いてございますが、練馬区で申し上げますと、17年度に実施した排出実態調査によりますと、全体で27.6%ということでございます。

 次に?でございますが、関係者の役割を再度整理をさせていただいております。消費者は、容器包装を種類ごとに分別して排出するという役割を担ってございます。

 裏面をお願いいたします。

 市区町村、実際でございますが、分別収集計画を策定いたしまして、それに基づいて容器包装廃棄物を種類ごとに分別収集する責務がございます。必要に応じまして選別し、圧縮して再商品化しやすくしたり、あるいは再商品化のために特定事業者に引き取られるまでの間保管する、こういったことが役割となっております。

 それから特定事業者でございますが、容器を製造、または利用する事業者、包装を利用する事業者は、容器包装廃棄物を引き取って資源化するという責務がございます。

 この特定事業者の再商品化義務の履行には三つのパターンがございまして、一つは、アといたしまして自主回収するというやり方がございます。これは例えばビールびん等のリターナブルびんのようなものが例でございます。

 それからイといたしまして、これが中心的な再商品化ルートとなりますが、指定法人ルートと申しまして、指定法人への再商品化を委託する方法、つまり指定法人に再商品化にかかる費用を拠出する、お金を払う、こういった方法でございます。

 それからウといたしまして、独自ルートと申しまして、指定法人を通さずに、みずからまたは委託しまして再商品化を実施し、そのルートを主務大臣が認定した場合、こういったような独自ルートによって再商品化を図るというやり方もございます。中心的なものはこの2の指定法人ルートと言われるものでございます。

 下に指定法人とはと書いてございますけれども、容リ法に基づき、再商品化を適正かつ確実に実施することができると認められた法人で、平成8年10月に財団法人日本容器包装リサイクル協会が指定されてございます。この指定法人というのは、現在のところ、容器包装リサイクル協会がイコールということでご理解いただければと思います。

 今、申し上げたものを図示したものがその下になってございまして、指定法人ルートを使用する場合の役割分担ということで整理をさせていただいております。この図をごらんいただきますと、まず右の上に、容器の製造、容器包装の利用事業者というところがございまして、そこから消費者に向かって商品の提供が行われる。消費者は分別をいたしまして排出をする。そうしますと、左の下にまいりまして、市町村は分別収集を行うと、こういうことになります。分別収集したものにつきましては、指定法人が引き取らなければならないということになっておりまして、引き取り契約が結ばれます。指定法人はその上で、再商品化する事業者を選ぶために入札を行ってリサイクル事業者を決定いたします。市町村はそのリサイクル事業者に容器包装を引渡しを行います。リサイクル事業者は引渡しを受けた容器包装を再商品化いたしまして、新たな商品として提供していくと、こういうことで循環をしているというような仕組みになっているものでございます。

 3ページをお願いいたします。

 ここで問題なのは、実はこの分別収集して指定法人が引き取らなければならないということになるわけですけれども、その際、指定法人が引き取る際の条件がございます。それをまとめたものが3ページになっております。

 市町村が指定法人へ引き渡すための条件、これは分別基準適合物と申しまして、こういったような状態にしませんと、指定法人は引き取らないということになるというものでございます。ペットボトルとペットボトルを除くその他プラスチック容器包装に分けて資料をつくっております。

 まず(ア)としてペットボトルの場合でございますが、10t車1台分程度の量が収集されていること、圧縮されていること、他の素材の容器包装が混入していないこと、容器包装以外のものが付着混入していないこと、洗浄されていること、ペット製以外のプラスチック製容器包装が混入していないこと、ペット製以外のふたが除去されていること、こういう条件が満たされておりませんと、指定法人は引き取らないということになります。そういうことから、私どもペットボトルの収集をやらせていただいておりますが、区民の皆さんにさっと洗っていただきたい、あるいはふたをとっていだきたい、ラベルをとってください、こういったことをお願いしているというところは、このようなところから来ているというところでございます。

 それから(イ)でございますが、このペットボトルを除くその他プラスチック製容器包装の場合でございます。まず10t車1台分程度の量が収集されていること、他の素材の容器包装が混入していないこと、これは例えば紙でありますとか、ガラスびんでありますとか、缶でありますとか、こういったものが混入していないということです。それから、容器包装以外のものが付着混入していないことということで、例えば食べ残しですとか、そういったようなものがついていないような状態にしてほしいということですね。それから圧縮されていること、ただし白色発泡スチロール製食品トレイ、簡単に言うと「白色トレイ」でございますが、この場合は圧縮する必要はございません。それからペットボトルが混入していないこと、プラスチック製以外のふたが除去されていること、それから白色トレイのみの場合、洗浄、乾燥されていること、こういったような条件があるということでございます。

 次に?でございますが、対象品目および特定事業者の義務ということで、いわゆる容器包装リサイクル法において対象となる品目のことでございます。これは8種類ございまして、こちらに書かせていただいておりますように、ガラスびん、ペットボトル、その他プラスチック容器包装、それから紙製容器包装、それからこの?の一番下でございますけれども、スチール缶、アルミ缶、紙パック、ダンボール、この8種類が容器包装リサイクル後の対象となる品目でございます。

 そのうち、特定事業者の再商品化義務があるものがガラスびん、ペットボトル、その他プラ容器包装、紙製容器包装でございます。

 特定事業者の再商品化義務がないものといたしまして、スチール缶、アルミ缶、紙パック、ダンボール、この4種類については再商品化義務はございません。その理由といたしましては、こちらに書かせていただいておりますが、市区町村が収集した段階で、有償または無償で取引され、資源化されているため、これらの品目につきましては再商品化の義務はないということになっております。これは容器包装リサイクル法が施行された段階で、既に再商品化の市場ができているということから、特定事業者の再商品化の義務を規定しなかった品目でございます。

 ここまでが容器包装リサイクル法の概略のご説明でございます。

 それから2番でございますけれども、練馬区における廃プラスチックの排出状況ということで取りまとめさせていただきました。プラスチック類を容器包装リサイクル法の対象となるのかならないのか、こういったような視点で区分させていただきますと、以下の三つの区分に分けられます。

 一つ目が、容器包装対象プラスチックのうちペットボトルでございます。このペットボトルは一つの独立した品目として扱われているため、区分いたしますと、独立した区分ということになります。

 それから?といたしまして、容リ法対象のプラスチックのうち、その他プラ容器包装と言われるものでございます。これは白色トレイですとか、パック・カップあるいはレジ袋・フィルム、こういったものでございます。

 それから?番といたしまして、容器包装リサイクル法の対象にならないプラスチック、これをその他プラスチックと呼びますが、これは例えば文房具ですとかおもちゃですとか洗面器ですとか歯ブラシですとか、いわゆる容器包装ではないプラスチック商品のことを指します。こういったいわゆる現在練馬区で不燃ごみとして扱っている、あるいはペットボトルは資源でございますが、そういったことで分別したり、またはごみとして収集しているプラスチックに分けますと、この三つのような区分になるということでございます。

 それで、このうち練馬区におきましては、ペットボトルにつきましては、ご存じのとおり街区路線回収によりまして、18年度中に全区展開を完了するという予定でございます。

 4ページをお願いいたします。それから白色トレイでございますが、これにつきましては、一部の事業者が自主的に回収を行っているという状況にございます。

 それで、平成17年度の排出実態調査に基づきまして、このうちその他プラスチック製容器包装はどれぐらい出ているのかということを数字として推計をいたしますと、可燃ごみの中に6.3%出されております。それから不燃ごみの中に33.2%出されておりまして、これを平成17年度のごみの収集量に掛け合わせまして、365日で割りまして一日あたりの排出量というものを推計をいたしますと、下のような数字になります。可燃ごみとしては一日当たり25.0t、不燃ごみとしては一日あたり39.6t、合わせまして一日あたり64.6tのその他プラスチック製容器包装がごみとして出されているという状況にあるということが推計できるというものでございます。

 さらに、このプラスチックの排出実態の内訳を表として示させていただきました。

 まず?のペットボトルでございますけれども、可燃ごみ中に0.4%、1.6t、不燃ごみ中に5.1%、6.1t、右側でございますが、一日の量が7.7t、年間といたしますと2,387tということになります。

 なお、ペットボトルのところに※1と書かせていただいておりますが、ペットボトルはこのほかに資源として1,152t回収をいたしました。したがいまして、2,387tプラス1,152tで合計3,539t、これが年間のペットボトルの排出量になります。

 それから?でございます。その他プラスチック製容器包装でございます。

 まずレジ袋・フィルムというところをごらんいただきますと、このレジ袋・フィルムはどういうものかと申しますと、お菓子の袋でございますとか、例えばソーセージ類が包まれている袋でございますとか、商品を包んでいる透明の袋のようなもの、こういったものがフィルム類と言われているものです。レジ袋はスーパー等でもらえるレジ袋のことを指します。

 こういったものにつきましては可燃ごみ中に4.6%、18.3t、不燃ごみ中に17%、20.2t、合計いたしまして一日あたり38.5t、年間1万1,935t出されているというような状況にございます。

 それから、数字につきましてはお目通しいただきたいと思いますけれども、一応どんなものかということだけちょっとご説明申し上げます。

 ペット以外のボトルでございますが、これは例えば洗剤ですとかシャンプーですとか、こういったようなもの、油のようなもの、こういったものが入っているボトルでございます。数字につきましては右側の欄をお目通しお願いしたいと思います。

 それからパック・カップでございますが、パックというのは例えばマーガリンですとかお豆腐ですとか、お弁当ですとか、こういったようなものです。カップでございますが、おみそですとかカップめんのようなもの、あるいはヨーグルトが入っているようなもの、こういったものをカップと呼びます。

 それから白色トレイでございますが、これは肉ですとか魚を買うとついてくるトレイでございます。なお、この白色トレイには、※2でございますけれども、一部事業者が自主回収しておりますが、これにつきましては把握できてございません。

 それから、その他のトレイでございます。これは黒いトレイでしたり、あるいは透明のトレイというようなものでございまして、例えば果物が乗っかっていたり、あるいはきのこが乗っかっていたり、野菜類が乗っかっていたり、そういったようなもので黒とか透明のトレイのことをここでは指してございます。

 それから、その他の容器包装対象物ということで緩衝材ということで、例えばりんごのようなものを箱で買いますと、緑色の緩衝材が入っております。そういったたぐいのものでございます。

 ここで小計がございますけれども、その他プラスチック製容器包装の小計欄でございます。可燃ごみの中に6.3%、25.0t、それから不燃ごみの中に33.2%、39.6t、日量で64.6t、年間の量で2万26tでございます。

 それから?その他のプラスチック、これは先ほど申し上げましたように、歯ブラシですとか洗面器ですとか、文房具ですとか、そういったたぐいのものでございますが、これがここに書かせていただいた数字のように出ているものでございます。

 合計いたしまして日量で90.5t、年間の量でございますが、2万8,055t、これがプラスチックでございます。これを量で申しますと、イメージがちょっとつかめないというところがございますので、この?番のその他プラスチック製容器包装を運ぶために必要な車の台数ということで試算をさせていただきました。これがその他の下の四角のところでございます。この場合、全量ではなくて区民への分別収集の協力度を50%、半分ぐらいは分別していただけるのではないかということで想定をいたしまして、日量約32tといたします。これをいわゆるごみの収集車、2t車でございますが、これで運ぶとどれぐらい必要かということでございます。それで、プラスチックというのは重さの割にかさがありますので、2tの車で運んでも0.5t積みますと大体いっぱいになってしまうという状況がございます。積載量0.5tとして試算をいたしますと、この32tを運ぶのに必要な車両台数は延べ64台になるということになります。

 5ページ目をお願いいたします。以上、練馬区におけるいわゆるプラスチック、廃プラスチックの排出状況をまとめたものでございます。5ページでございますが、この廃プラスチックを特に容器包装対象となるプラスチックごみの資源化を実施するに当たりまして、どういう課題があるかということを整理させていただいたのが5ページ目でございます。

 まず(1)といたしまして、中間処理(圧縮・梱包・保管)施設の確保でございます。分別したその他プラスチック製容器包装を、先ほど申し上げました分別基準適合物とするためには、選別ラインを設けまして、人手でもってある程度分別することが必要になります。選別ラインですとか排水、臭気等の公害防止設備が整った中間処理施設が必要となります。特に日量5t以上処理するためには、廃棄物処理法上の一般廃棄物処理施設という位置づけになりまして、都知事の認可というものが必要になってくるということがございます。

 それから(2)でございますが、分別収集・選別保管に必要な経費負担でございます。廃プラスチックの分別収集、選別保管に要する経費が過大であるため、区市町村の分別収集が進みにくい状況がございます。

 こうしたことから、今回の容器包装リサイクル法の改正にあたりまして、練馬区といたしましては、東京都容器包装リサイクル自治体連絡会を通じて一般廃棄物の容器包装リサイクルにつきましては拡大生産者責任を強化するよう、つまり事業者の責任でリサイクルしてほしいということで提案をしてきたわけでございますが、その実現は見送られたという状況にございます。

 その下に、全てのその他プラスチック製容器包装分別収集・選別保管をした場合に必要な経費というものを試算させていただきました。その他プラスチック製容器包装の量、これは区民の皆様の協力率を50%とした場合の日量約32t、これを基に、他区の経費を参考に試算をいたしますと、所要経費はつぎのようになります。概算額として約15億円でございます。内訳といたしまして、収集運搬経費が約6億5千万円、中間処理経費、これは選別、圧縮、梱包、保管でございますが、約8億円、それから再資源化委託費と申しまして、これが約5千万円、再資源化委託費というのは、先ほど容器包装リサイクル法のところで申し上げましたけれども、再資源化の責任につきまして、小規模事業者は免除されております。その分、そうは言っても小規模事業者が果たさなければならない再商品化経費というものが存在するわけですね。この再商品化経費につきましては自治体負担ということになっておりまして、小規模事業者が果たすべきリサイクルの責任が自治体の方に転化されているという状況、法律はそうなっております。その分が約5千万円ということで、分別収集すればするほど、小規模事業者が果たすべきリサイクル経費については、その集めた自治体が払わなければいけないと、こういう構造になっております。その分が約5千万円ということでございます。あわせますと約15億円ということです。

 右側に参考といたしまして、ペットボトルの回収費につきまして試算をさせていただいております。19年度以降、ペットボトルにつきましては、街区路線回収で練馬区全体で回収を始めさせていただきます。このために必要な経費が約2億5,000万円ということで、簡単に計算させていただきました。これは約2000tを年間ペットボトルで集めようということで試算をさせていただいております。収集運搬経費が約1億6千万、中間処理経費として約9千万ということで試算をさせていただいたものでございます。

 続きまして(3)になります。分別収集する品目の選定ということで、仮にプラスチック製容器包装全体が無理でも、一部でも収集したらどうなるかということでございますが、プラスチック類の種類は多種多様でありまして、プラスチック製容器包装の範囲が区民にわかりにくいという状況がございます。

 ここで裏面をごらんいただきたいと思うのですけれども、裏面は、容器包装の対象とならないプラスチックにつきましてまとめさせていただいております。これは法律上、容器包装リサイクル法の対象とならないプラスチックでございます。

 例えば1番でございますが、「商品」以外に付された容器包装の場合でございます。例といたしまして、景品あるいは賞品を入れた袋、あるいは家庭でかけたラップ、こういったものは容器包装リサイクル法の対象になりません。

 それから2番でございますが、「商品」ではなくサービスの提供に使われた場合、これは典型的なのはクリーニング屋さんの袋でございます。

 それから3番といたしまして、中身と分離した際に不要とならないものや商品の一部である場合、これはCDケースですとかメガネや楽器のケースでございます。

 それから4番、社会通念上容器ではないだろうということで判断される場合で、にぎり寿司の中に入っている中仕切りですとか、ひも類のようなものでございます。

 それから5番、商品そのものである場合、これは先ほど申し上げました、おもちゃ、洗面器等々、こちらに記載させていただいたようなものが該当いたします。

 さらに※でございますが、容器包装対象品であっても、家庭で使用するために、容器包装そのものを購入した場合は対象外でございまして、例えばプラスチック製のコップですとか手提げの袋、こういったようなものは、そのものが欲しいということで購入された場合には容器包装リサイクル法の対象になりません。そういうことで、ちょっと判断に迷うようなものが結構あるということでございます。

 5ページにお戻りください。下の方でございますけれども、品目の選定にあたりましては、区民にとっての分別のしやすさがその協力度を大きく左右します。区民の排出への協力度を上げるためには、区民が排出に協力しやすい品目にしていく必要がございます。例えばトレイ類に限定する、あるいはパック・カップ類、ボトル等の硬質系に限定するなどの方法でございます。例えば豊島区ではその他ボトル、ペットボトル以外のボトル類を限定して集めているような例もございます。

 それからまた、汚れがひどく、簡単に落とせないものを資源化することはかえって環境に負荷を与えることにもなります。今後分別収集する品目につきましては、分別のしやすさ、ごみの削減効果、環境への配慮、収集運搬の効率性、中間処理施設の確保などの観点を踏まえて十分な検討を加えてまいりたいと、このように考えているところでございます。

 資料1につきましてご説明申し上げました。



○猿田博文委員長 (5)陳情第275号ですが、循環型社会推進会議の答申を尊重し、施策に反映することについて、資料の説明がございました。改めてご質疑をお願いいたししたいと思います。よろしくお願いします。



◆小野塚栄作委員 私は前回のときに資料要求をしたわけでございますが、この法令上の位置づけ、それからこの資料をいただきますと、まだこれは完全ではないと思います。まだまだ不十分だと思います。この資料は、非常に勉強になりました。非常に感謝申し上げます。実際自分の毎日の生活パターンを見ますと、いかにこういう品物を使っているかと改めて驚きを感じました。

 それで、まだちょっと私は課題が少ないように感じます。ひとつ詰めが足りない感じがします。今回この説明で確かに検討など具体的な話ということで、検討も少し入りましたから、実際やっていると思うのですけれども、まだ私はこの「など」、それからその次の「具体的な施策」となると、この問題点を見ただけでも、これは簡単にはできないと直感したんですね。それで、必ず今日結論を出すのではなくて、これは継続してやるべき話として欲しい。私はもう少し次のステップというか、資料をいただいて、もっと身近に具体的にやる話の中で、問題点があるということを確認したいと思うのですね。だから、私は継続にしていただきたいと思います。



○猿田博文委員長 ほかにございませんか。



◆かまた百合子委員 今、資料を丁寧にご説明をいただいて、4ページ目のごみの種類が表になっているのですが、レジ袋、フィルムというのが結構ごみの量の中では多いのですね。その他プラの容器包装という中で多いのですよ。これは毎日生活していても実感としてわかります。例えばおせんべいを買うと外側の袋、ぱっとあけると中にまた一個一個包装されているでしょう。食べる分から比べると、本当に包装分が多いのですよ。とってもきれいな袋で汚れてもいなくて、でもお店から家に帰ってくるまでの間しか使わないでごみになってしまう、あれもったいないですよね。これは余り汚れがひどくないし、わかりやすいし、例えば区民が分別協力してほしいと言われても、そんなに抵抗ないのではないかなという気がするのですけれども、そういうあたりからみんなで頑張って分別していこうなんていう雰囲気が今区民の中にないですかね。



◎清掃リサイクル課長 恐らく私どもが知恵を絞って、何らかの工夫をして分別のご協力をお願いすれば十分ご協力いただける区民の方、かなりいらっしゃるのではないかと思っております。



◆かまた百合子委員 やれるところから少しずつ頑張っていきましょうよ、私も頑張ります。よろしくお願いします。終わりです。



◆片野令子委員 ペットボトルを回収するとキャップが、ペットボトルの数と同じくキャップも出てくるわけですよね。そうすると、キャップはどこに入るわけですか。



◎清掃リサイクル課長 キャップはプラスチックを除くその他プラスチック製容器包装の区分に入ります。



◆片野令子委員 そうすると、あのキャップもいろいろな色分けがしてありますね。例えばキャップを集めるとしたら、色を分けた形で集めなければならない状態になるのですか。



◎清掃リサイクル課長 容器包装リサイクル法上は、そこまでの細かい区分はございませんで、ペットボトルとあとは容器包装のプラスチックと2種類でございます。



◆片野令子委員 今その他プラの中で、これは今日この陳情は趣旨の形で採択をして、そして次の段階、区がいろいろな施策の中でその他プラスチックについてもきちんと進めていくということをやるべきだと思うのです。それで、今ペットボトルを使えば使うほどキャップは外す、その分だけキャップも出てくるわけですから、そういう意味でのその他プラとしてのキャップも回収する。それから今、杉並区と中野区と豊島区、23区では3区がその他プラをいろいろな限定した形で回収しているわけですね。そういう限定回収を、まず練馬区も試みることが必要ではないかと思う。それは基本計画の中にもその他プラを段階的に検討していくとちゃんとまとめてありますね。そういうことが必要ではないかと思うのです。ですから、この陳情は無理なことを言っているわけではなくて、ここまで私たちも検討してきたわけですから、やはり採択して、趣旨採択という形でも採択をして、そして次の段階に進みやすいようにすべきだと、私は思います。

 それで、もう一つ聞きたいのは、23区の課長会の中では、いろいろな検討をされているのでしょうけれども、23区として同じものを回収してみようではないかとか、そういう話し合いというのはされていないのですか。



◎清掃リサイクル課長 基本的には清掃事業、各区の事務ということになってございますので、協調連携はいいのですけれども、統一するという話になりますと、清掃工場、いわゆるごみの中間処理を共同処理している、そこの部分では統一です。それ以外のものは各区の判断である。これがまず原則論でございます。したがいまして、今回のサーマルリサイクル等の検討の中におきましては、ペットボトルについては各区とも集積場等を使った回収をきめ細かくやりましょう、ここまでは合意できたのですけれども、そこから先については各区の努力で各区それぞれが判断して進めるということで、なかなかその統一的に資源とごみの区分を23区一緒にしましょうという議論は進まないといいますか、できない状況にございます。



◆片野令子委員 清掃一組は23区の状況、そういう計画や基本計画などの状況を踏まえた中で、本来ならば全体計画を立てていくという形が清掃一組の役割になっているわけです。そういう意味で考えれば、各区でのごみの収集は自治権がありますから、各区が責任を持ってやるのです。では、どの部分で、ペットボトルのペットワンに関しては、みんな各区ともそれぞれお店の回収、あるいは自治体回収の中でやっていると思いますが、その他プラに関しての限定回収というのは、私はやはり焼却炉を長持ちさせるということも含めて、23区の課長会、一番足元のところできちんと一番回収をしやすいものに限って、23区で統一した形をとるというこのことを提案することも大事だと思います。提案したことはあるのですか。全然ないのですか。



◎清掃リサイクル課長 サーマルリサイクルを行いますと、要するに不燃ごみが大きく減るわけです。ですので、練馬区といたしましては、その不燃の中継のシステムを、現行のシステムを使ってプラスチックリサイクルを検討すべきだという意見は申し上げてまいりました。



◆片野令子委員 その課長会でお話ししたということですね。それで、その反応は余りよくないわけですか。



◎清掃リサイクル課長 最初にご答弁を申し上げたように、何というのですか、理念というか考え方として各区で責任を持って取り組むというのが原則でございます。なかなかその統一という話については、各区の足並みがそろうのはちょっと難しいのかなと感じたところでございます。



◆片野令子委員 しかし、今お尻に火がついた状況にあるわけですね。それで基本計画もできていない区もあるわけです。そういう中で、混合収集で全部燃やしていきましょうということになったら、これは計画どおりの混合収集にはならない、もっとものすごい量になって不燃ごみは出てきます。今これだけ抑えているのに可燃ごみの中に入っている状況です。これが混合収集ですよという形になったら、もう規定は外れていくわけですよね。そうすると23区の中で、清掃一組も10%、12%か13%までという形で言っていますから、それ以上になったら、では一体どうするのということの問題が地域の中では各自治体は出てくると思うのですね。特に清掃工場を持っているところ、清掃工場のないところは別の形で努力していただきたいと思いますけれども、そういう意味では、私はまた前に提案したこととはまた別の課題として提案すべきです。区長は課長会、部長会、助役会で積み上げてきて、区長会で出されたから反対することはできなかったという、ノーと言えなかったというようなことを区長が言っているわけです。やっぱり課長会が重要ではないか、課長会の中でそういうことをきちっと議論していくことが重要なのではないかと思うのです。再度提案してきちんとできる体制を、23区の中でつくっていただきたいので、再度提案してください。いかがでしょう。



◎清掃リサイクル課長 提案は繰り返しやっていきます。ただ、最初申し上げたように、各区の責任でやるのだというのはこれは原則でございます。これはもう23区で独立といいますか、自分の区の責任でやりたいという強い思いの区もございます。私としては提案を繰り返していきたいと思いますけれども、それがそのまま23区の合意になるかということにつきましてはなかなか困難かなと思ってございます。



◆片野令子委員 ぜひ、ではその辺は努力をして提案してほしいと思います。

 それから、この陳情ですけれども、趣旨採択の形でも先ほど小野塚委員はその検討云々ということをおっしゃっていました。この前もこの件で問題があり、党の問題があるのだというようなことをおっしゃっていましたけれども、私は趣旨採択でやりやすい、区としてもその他プラの回収に向けて、提案しながら計画を実践していただきたいと思いますので、これは採択をすべきだと思います。



◆吉川みさ子委員 この陳情ですけれども、おっしゃっていることは要するに循環型社会推進会議の答申を尊重しろと、そして、具体的な施策を実施することを求めると、そういうことですよね。ですから、今までいろいろ話し合ってきましたが、やはりその陳情の願意に立ち戻って、これは循環型社会推進会議の答申というのは焼却がひとり歩きしないようにということで、その焼却の前にやるべきことをやりましょうという趣旨です。先日の私たちの一般質問に対して、区長はやむを得ないというところでは一応賛成したけれども、やむを得ないの前にやることはあるのだというそういう含みでした。ですから、これは循環型社会推進会議が答申したその内容というのはもちろん尊重されるべきだと、区長の諮問機関ですからね。それとここで言っている具体的な施策というので、今資料としていかに難しいことがあるかという課題をたくさん盛り込んだご説明をいただきました。やはりその課題を乗り越えてやっていくことなのだと思います。

 前に3月に出されました、第二次一般廃棄物処理基本計画の資料の中に区民意見を聞いたところが資料としてつけてあります。その中で、プラスチック製包装容器の分別収集の実施に関する意見を聞いています。そして、多少手間とお金がかかっても分別収集すべきというのが40.4%、一番多いのですよね。だから、区民はやはり分別収集して、そして今まで焼却不適物と言われた廃プラスチックを燃やすということはもう感覚的に、これは体に悪くなるだろうなと、健康被害が出るだろうなということはもう感じるわけですね。だって、自分の家でちょっとプラスチックを燃やしてみたら、すごいいやなにおいがしますからね、これは体にいいはずないなと思いますよ。そういうところで、区民の方は、これはちゃんと分別収集して何らかの燃やさない方法をとるべきだと思っているはずです。そういった区民の意見を尊重すれば、今回これは採択すべきだと私は思います。

 前回、「検討など」というところの「など」で大分ここの言葉があるから、何か複雑だというご意見もありました。ここは別に「など」が言っている内容というのが具体的に書いてあるわけではありませんから、このまま額面どおり受け取って、要するに具体的な施策をしろということで、それはもちろん今からやっていきますと、行政の方もおっしゃっているわけですから、今片野委員がおっしゃったみたいに、趣旨採択という形なら小野塚委員もオーケーではないかなと思います。私はもちろんオーケーというところでいかがでしょうか。



◆池尻成二委員 プラスチックの、特に決定以外のその他プラの資源化というか、非常にたくさんの隘路を抱えているということはよくわかる資料だったと思います。基本的には、法も含めた制度体系の限界が大きくあるわけで、それに加えて財政面とか、土地も含めた困難がいっぱいあるということは、これはいずれにせよ認識の出発点としてはどうしても必要なことだったので、整理をしていただいたこと自体、私はよかったなと思っているのです。ただ、実際にこのプラスチックの分別の見直し等々については、こういう非常に課題も大きいということと同時に、やっぱりそちらに向けて進まなければいけないという意味での課題も大きいわけです。そういう点ではどこでどうバランスとって出発するかという判断になっていくところがあると思うのですが、最終的に端的に伺いたいのは、今日の資料を説明いただいて、ちょっとはっきりしないなと思ったところがあるので伺いたい。区としてペット以外のその他プラについて、範囲であるとか、量は別ですけれども、資源化に踏み込むという方針なりお考えは今はまだないのでしょうか。それを教えてください。



◎清掃リサイクル課長 私ども所管課といたしましては、何とかできないかということで、今部内でPTを立ち上げましてさまざま検討を加えてございます。それを積み上げまして、来年度に向けて提案ができればと思ってございます。これが必ずこうやっていくのだというところは、今のところ具体的に申し上げる状況にないということでございます。



◆池尻成二委員 所管課のお気持ちは全くそうだろうと思うのですが、例えば今日本部長はいらっしゃらないのですけれども、事業本部としてこの問題、ちょっと優先的に取り組むべき課題だろうと思うのですね。そのあたり部なり本部としてそういう課の検討状況、意向をどういうふうに受けとめていくかということも含めてちょっとお答えいただければと思います。



◎環境清掃部長 今、所管ということで話がありました。区として、この問題については大変重要な問題だという認識はこれはもう変わらない、持っているわけであります。ただ、この問題を先ほど吉川委員がおっしゃったように、焼却する前に解決しなければという、そういう意味でもしとらえられるのであれば、私どもとしては非常に難しいと言わざるを得ないかなと思っています。これは今回のプラスチックの焼却と、サーマルリサイクルという課題については、一方で埋立地の逼迫の問題、環境への負荷の問題、そういう問題が一方ではあるという、これもまた我々としてどうしても解決をしなければならない課題であったわけであります。そういうものを一たんのけておいて、このプラスチックのリサイクルを先に優先的に進めなければ、その先には進まないという意味であれば、この陳情については、これはもちろん議会でお決めになることですから、私どもが申し上げることではないのですけれども、非常に慎重に対応せざるを得ない。我々としてはそういうふうに考えています。

 ただ、繰り返し申し上げますけれども、このプラスチックの問題は、全体のごみの減量、そして排出抑制と、そしてさらに発生抑制というものを我々としてどういうふうに考えていくのかといった場合に、絶対に必要な、避けて通れない重要な問題であります。引き続き何とかこの問題を解決するように努力をし検討してまいりたいと、そのことは区としてもいささかも変わっているものではない、それだけを申し上げておきます。



◆池尻成二委員 何というかな、やっぱり不燃ごみから可燃ごみに移して焼却に移るという方針の具体化のピッチと政策的な積み上げの現状と準備の進捗状況から照らせば、明らかに優先順位が違うと、私は思います。部長はそれは必ずしも守れないということもおっしゃいましたけれども、これは意見として申し上げますが、事業系のごみの取り扱いについて重ねてちょっと確認なのですが、前回の委員会でたしか高橋課長から事業系のごみについては、今回焼却サーマルで入っていないということをおっしゃいまして、それはどこに書いてありますかということで伺ったと思います。口頭で結構ですので、どこでそういう確認がされているかを改めて教えていただけますか。



◎清掃リサイクル課長 清掃工場の受け入れの基準がございまして、現行でも現行事業系のごみというのは、プラスチック類は清掃工場では受け入れておりません。そこのところが変更するわけではありませんので、これは引き続き事業系のプラスチックについては、持ち込みごみを受けないということになるということで考えてございます。



◆池尻成二委員 私が伺ったのは持ち込みだけではなくて区集の事業系、つまり区集でやっている一般廃棄物の中の家庭系と事業系とありますよね。この間、何回も確認をしてきたのは、区集の家庭系のみを焼却するのだと、分別基準を変えるのだというご説明だったと私は何度も聞いています。その点の確認なのです。つまり持ち込み以外の区集の部分で、事業系の区集のごみについては、プラスチックの混合焼却はやらないということでいいのかどうか、それがどこで確認されているかを教えてください。



◎清掃リサイクル課長 区集のものについては、厳密に言えば毎日の収集作業の中で家庭系のごみと一緒にとる、いわゆる小規模排出事業者のための仕組みでございますので、これは厳密に分別を、入っていたらとらないというようなことは不可能かなと思います。私は、持ち込みごみの方の事業系についてプラスチックは受け入れませんと、このように認識をしておりまして、区集については実態としてそれを拒否することは不可能だろうというふうに思ってございます。



◆池尻成二委員 今、非常に重要な答弁でして、これは議事録を起こしていただければわかるのですけれども、私は何度も何度も区集の一般廃棄物の中の事業系というのを確認をしています。確認をしていますね、高橋課長。していると思うのですけれども、どうですか。私は常に聞いていたと思うのですが。



◎環境政策課長 私どもとしても、事業系のごみという認識でお答えをしていたところでございます。



◆池尻成二委員 これはどういう問題をはらんでいるかというと、一つは当然焼却するプラスチックの量の問題にもなるのですが、プラスチックごみの資源化、発生抑制の基本的な責任は事業者にあるというのは、あれは区集でも同じなわけですね。この間、可燃ごみとして収集はしてきましたけれども、その原則をやはり家庭と事業者では違うわけですよ。なぜ家庭系だけではなくて、事業系のプラスチックごみまで区集の場合には収集するのかというのは非常に大きな私は議論を呼ぶところだと思うのです。

 実は助役会が昨年の10月にプラスチックサーマルに行ったときには、家庭系の一般廃棄物に関する混合収集という形で記載はあるわけですよ。そこが非常にあいまいになっている。実は一組のごみ量推計を見ると、これは持ち込みを含めた全量の不燃の混合化を考えているとしか思えないような推計をしているわけです。私はここはやっぱりきちっとした見解を区として出していただきたい。もちろん、現実に出てしまうものを収集しないわけにいかないというのは、これは現場の事情を聞くとわかりますよ。ただ、分別基準を変更するときに、家庭系ごみの分別基準の変更と事業系の区集ごみの分別基準の変更を同一に同じ内容としてやらなければいけない理由はないわけで、これをやるのかどうかは非常に大きな政策的な問題なわけですよ。それを私はあいまいにしてほしくない。それはプラスチックの減量化に向けた努力をどうするかという基本的な考え方にも移るので、もう一回確認なのですけれども、区集の事業系ごみについては分別基準の変更をするのですか、しないのですか。



◎清掃リサイクル課長 現在私の認識では、その区集の事業系というのは、小規模排出事業者に対する。福祉的な施策といいますか、要するにご自身で処理ができない小さな事業者に対して、区のサービスとして家庭系と同じように収集をしましょうという仕組みでございます。そのかわり、有料シールを張っていただいて手数料を払ってくださいと、こういう仕組みでございますので、そこの分別基準がその事業系、区集に出す事業系と家庭系の分別基準が異なるということはちょっと想定をしてございません。したがいまして、小規模排出事業者に対しては家庭系と同様の扱いを今後するということでございます。



◆池尻成二委員 私も本当に分別基準が違うごみを並べるというのはできっこないだろうと思ったから、このことをずっと聞いているわけで、本当にこれはテープでも議事録でもいいのですけれども、私は一貫して区集の事業系ごみの扱いの話をしてきました。この点でやっぱり答弁がこんなに変わったことについては、私は非常に遺憾です。これはとりあえず今の感想として申し上げます。

 もう一点、一組のごみ量推計の中で、プラスチックごみの減量ということで12万t減量するという数字が入っていますよね。これはサーマルに入る平成の20年度と同じ年度にごみ量として12万t資源化をするという数字を一組が出しているわけですが、この12万tも減量する具体的な見込みというのですか、例えばペットで幾ら減らすかとか、そういうことはご存じですか。



◎清掃リサイクル課長 一組の方では、ペットボトルあるいはトレイ、それからその他プラスチック製容器包装、こういったもののリサイクルが各区で努力をして進むだろうということで、12万tというような数字を出しているようでございます。ただし、具体的に一組の計画の中にはリサイクルの進展というようなことは書いてあったと思いますけれども、プラスチックという具体的に品目は書いてあるわけではございません。つまり一組としては、12万tの根拠はプラスチックのリサイクルが進むということでございますけれども、各区のリサイクルの努力というものは、それはほかの品目でもいいということでございます。私どもプラスチックのリサイクルもぜひ実現可能性を十分検討したいと思います。この一組の計画にのっとって、何というのですか、品目を限定してそのとおりに進むというようなとらえ方はしてございません。



◆池尻成二委員 もちろん多様な品目があるわけで、それは一般的にはそうなのですが、この12万tというのはプラスチック系の不燃物の減量目標ですね、それは間違いないと思うのです。そうですよね。これはぜひ一組に確認をして、私は、ただ委員会が変わるので、言いづらいのですが、本当は出していただきたい。一組から私たち聞いた限りでは、この12万tの減量目標の根拠として、ペットは8割の回収、トレイが5割の回収、その他プラも5割の回収というのを前提にしていると書いてあるわけですよ。これは確認していただいて結構なのですけれども、区は、今日資料をお出しになりましたね。これで協力率を5割出していらっしゃる。つまり今日、こう見通しで出されたことを全部やっても、やっと12万tの基準に達するかどうかというようなところを一組は実は計画に入れてしまっているわけですよ。それを前提に一組はごみ量推計を出し、そしてそれを前提に焼却するプラスチック類を推計し、それを前提に各清掃工場の負荷を考えているわけですよ。

 そういう議論をしているわけですから、一方で一組が12万tも、2年間の間で12万t減量の計画を立てなければいけないと、一組は言っているわけです。他方、練馬区はいまだに容リ法のその他プラの資源化に踏み込むかどうかさえ政策決定ができていないというのは、やっぱりまずいだろうと思いますよ。一組の各計画がこんなに跛行していて、しかも一組の方がむしろこう勝手にかもしれませんけれども、すごく進んだ容リプラの資源化計画を前提に計画を立てているわけですよ。これと違った練馬区の計画なり施策でいいのですか。練馬区も当然ペットの8割あるいはトレイの5割、その他プラの5割、そのぐらいの資源化をやるぐらいのつもりで、この2年間で議論をし準備しないと、一組と整合性はとれないのではないですか。いかがですか。



◎清掃リサイクル課長 そのごみ量の見込みということで言えば、ある意味ご指摘のとおりだと思いますが、私どもとしては今日の資料で申し上げましたように、現実的にはさまざま困難な課題があるわけでございます。そういう意味で、ぜひとも少しでもプラスチックについての取り組みが進むように引き続き努力していきたいと思いますけれども、この段階で一組がプラスチックのリサイクルが進むということを言っているのだから、区もやりますと、こういう話にはなかなかならない、このように考えております。



◆池尻成二委員 まとめますけれども、もちろん一組がやれと言っているから各区がやれという話ではないのは、それはそのとおりなのですけれども、だから一方で、清掃工場の能力やあり方も含めて受け入れる側がごみ量推計を先に出して、その中でかくかくしかじかの量のプラスチックの減量資源化を見込んでいるわけですね。それを前提にサーマルリサイクルの話は動いているわけですよ。ところが、各区はその前提とは全く違うところで、資源化の取り組みがなかなか進んでいないという状況は決して許されることではないだろうと。これはどちらを訂正するかは別ですよ。各区がやっぱりもう少し時間をかけてやりたいから、一組の方は見直しをしろといっても私はいいと思います、議論としては。逆もあると思います。一組がそこまで性急にというか、事を急がなければいけないということで計画を立てているのだったら、各区も頑張るしかないだろうという議論もあると思います。ただどちらにしても、一組と各区の計画がこんなに違っていたらやっぱりだめでしょう。それはもう本当におかしな話なので、そういう点でもやはり私は容リ法対象のときに、その他プラの資源化について、本当に思い切って前に進むという政策的な判断や議論をやらないといけない時期だと、それがサーマルの前提として一組の方も考えているし、推進会議の議論でもあると思います。そういう点で私はこの陳情については採択でいいと思います。

 最後に1点だけ、この資源化の財源なのですけれども、財調の扱いとかそういうのはどんなふうになっているのですか。



◎清掃リサイクル課長 これは各区でこういった取り組みが進むという中で、財調協議のテーブルにも乗ってくるのかなと思いますけれども、現状ではこのための経費というのは措置されておりません。



◆内田ひろのり委員 さっき小野塚委員から話がありましたけれども、廃プラスチックの資源化、これ実施するためにさまざまな課題があるのだなということを改めて感じました。それで、私の住んでいる旭町がようやくペットボトルの収集が今年度から始まったばっかりで、まだまだ正直言って、ようやく練馬区全体が一つのスタート台に立ったばっかりだと私は思うのですよね。であるならば、まずこれを確実にある一定の、さっき言っていらっしゃいましたけれども、回収率をもっと高めていくところから始めて、それがある程度のところまで目安が立った段階で、次の段階として当然これはやらなければいけない問題なので、一刻も早くやらなければいけないのは十分承知していますけれども、やはりそれをより効果的にするためには、一定の区のレベルのところまで上げてから次の段階に移ってもいいのではないのかなと、私は考えますので、この件については継続にしていただきたいと思います。



◆浅沼敏幸委員 この資料、細かく書いてあるのを見せていただいたのですが、うちの会派もこの間議論したのですが、私もちょっと指摘した、この文言修正が多少可能なら乗ってもいいという結論でございます。それは今日はちょっと不可能でしょうから、したがって継続ということです。



○猿田博文委員長 それでは、いろいろ趣旨採択の言葉も含めて、慎重に継続してほしいというご意見もありますので、今日のところは継続とさせていただきたいと思いますが、いかがでしょぅか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 それでは継続とさせていただきます。

 次に移りたいと思いますが、(7)陳情の第288号、廃プラスチックの焼却による熱回収について、資料2が出ておりますので、説明をお願いいたします。



◎清掃リサイクル課長 それでは資料2をごらんいただきたいと思います。

 さきの委員会でバグフィルターについての資料のご要求がございましたので、整理をさせていただきました。今回の資料は、バグフィルターとは何ぞやということと、それからバグフィルターを設備として使用するに当たりまして、どのように事故が起きないように管理をしているのかということを中心にまとめさせていただきました。安全管理のシステムが作動して、清掃一部事務組合において故障を事前に察知した事例ということでご紹介すると、こういう構成になってございます。

 1番でございますけれども、ろ過式集じん器の変更ということで、廃ガス中に含まれるダイオキシン類の削減を図るため、廃ガス処理設備をこれまでの「電気集じん器」から「ろ過式集じん器」への変更を行った。

 ろ過式集じん器は、鋼製の箱の中にろ布を多数組み込んだ構造をしており、本体、ろ布、払い落とし装置、灰の抽出コンベア等で構成されている。

 排ガスフィルターは、ガラス製繊維のもので円筒形でございます。排ガスがバグフィルターと呼ばれているところを通過するときに、排ガス中に含まれている「ばいじん」が、ガラス繊維に付着し除去される仕組みになっているというものでございます。

 2といたしまして、練馬清掃工場におけるろ過式集じん器の管理の状況でございます。練馬清掃工場では、下記(1)〜(3)のような管理を行っている。なお、これまでに事故および異常値等は発生していないというものでございます。

 (1)日常の保守管理でございます。

 まず?としてばいじん濃度の管理、ろ過式集じん器出口部に設置したばいじん濃度計で、常時、ろ布の破損などの以上を排出濃度の計測によって監視をしてございます。

 それから?といたしまして、ろ過式集じん器の管理といたしまして、ろ布の異常をチェックするため、常時、ろ過式集じん器を出入口の圧力差を差圧計で監視しているほか、集じん器入口温度・圧力も常時監視をしてございます。

 裏面をお願いいたします。

 ?といたしまして、巡回点検の実施でございます。1日2回の巡回点検により、ろ布に付着した灰が着実に排出されていることを確認するため、灰払い落とし用空気圧や灰搬出装置の運転状況を点検してございます。

 (2)といたしまして、定期的な保守管理(年1回)でございます。ろ布の抜き取り検査、ろ布の耐用限度を見るため、定期点検補修工事等においてろ布を数本抜き取り、破損の有無、劣化度等を点検しております。

 それから?といたしましてろ布の交換でございますが、交換時期は概ね5年としております。

 それから、(3)環境マネジメントシステムによる管理強化ということで、まず機器の管理でございますが、ちょっとこれは繰り返しになりますが、ろ過式集じん器の維持管理値に自主管理基準を設定して管理している、これはろ過式集じん器出口部のばいじんの測定のことでございます。

 それから、ばいじん濃度の管理ということで、これは煙突から出る排出ガスのことでございまして、法規制基準値よりも厳しい自主管理値を設定して管理をしていると、このような管理をこのバグフィルターにつきましては実施をしているというものでございます。

 3といたしまして、清掃一部事務組合における事例ということで、清掃工場における排ガス中の「ばいじん」の法規制基準値は、0.08g/m3Nであるが、平成10年10月以降に竣工した渋谷工場以降は、0.04g/m3Nとなっている。なお、練馬清掃工場では、0.01g/m3Nを環境目標値と定めておりますと。ろ過式集じん器の異常を早期に察知するため、ろ過式集じん器出口ばいじん濃度計を設置し、異常を検知するための警報を、工場毎に値の違いはあるが、環境目標値より低い値で発報するシステムとなっております。

 ろ過式集じん器の監視システムにより炉を停止した事例としては、以下の二つがございます。

 ?といたしまして、まず平成11年12月に新江東清掃工場におきまして、ばいじん濃度計が通常より高い値を示したため、全14室ある集じん器を点検し、原因箇所のろ布を交換するため、炉を停止したという例がございます。

 それから?といたしまして、江戸川清掃工場でございますが、平成12年12月に中期点検期間中にろ布本体に微破孔を発見したため、引き続き炉を停止したと、こういったような事例がございます。



○猿田博文委員長 ありがとうございました。

 それでは、288号の廃プラスチックの焼却による熱回収について、ご質疑をお願いいたします。



◆かまた百合子委員 そのバグフィルターで教えていただきたいことがあるのですけれども、今このろ過式集じん器を使って廃ガス中のダイオキシン類を大気中に出さないように、廃ガス中のばいじんを除去する構造になっているというご説明があったのですね。この集じん器でとって集まったばいじんは、その中に高濃度のダイオキシン類とか、重金属類などの有毒物質が含まれていると思うのですよ。そのばいじんの処理はどういうふうにするのでしょうか。教えていただけますか。



◎清掃リサイクル課長 それは灰の処理の流れになりまして、それは灰を集めて、言ってみれば薬品とか水を使って洗うわけですね。それは排水は排水処理しますし、灰は灰としてその後薬剤を使って、そういったものを中和させるというのですか、そういうことをして、さらにそれを密閉した形の状態で、練馬工場で言えば板橋区清掃工場に運んで灰融溶処理する、そのことによって無害化を図っているということになります。



◆かまた百合子委員 危険物質なわけですよね。だから、そういうばいじんの処理、とても重要なことなのですが、この陳情にありますように、今後ごみの混合回収、廃プラスチックが混ざってそれを燃やすとなると、その排ガス中にダイオキシン類、それから重金属などの有害物質が増えていくということは、もう想像するのは難しくないですよね。ということはばいじんの危険度も高まってしまうし、量も増えるということで、後の処理も大変になる。何か大変なのが増えていくなという、危険度が増えていくなということが今こう見えてくるわけですよね。そうすると、区民としてはその危険なものが発生しないようにということを先にやってほしいと思うわけですよ。

 先ほどの陳情にもありましたように、ごみ減量化、リサイクルをさらに進めていただいて、その他プラの分別収集もさらに検討して進めていただいて、根本的解決はやっぱり製造から廃棄の段階まで責任を持って、その事業者が責任を持ってやるという、拡大生産者責任、これを明確化するように国に強く求めていただくと、こういうようなところが重要かなと。今、技術的には危険を少なくするということで進んでいくのですけれども、それよりももっと危険が増えるようなことが進んでいってしまうというのが、この陳情者の方の心配ですし、私もそれをすごくびんびん感じるのですね、その心配が。ですから、やっぱり廃プラスチックを焼却ということは、もう最後の最後の最後の方に持っていくことにして、ほかの方法でやっぱりごみ対策を考えていただくということに力を入れていただきたいと、それは私の意見です。この陳情は採択を求めます。



○猿田博文委員長 では、ご意見ということで、はい。



◆小野塚栄作委員 二、三ちょっと確認もありますけれども、この電気集じん器からろ過式集じん器というものになったと、変更になったということで、これが改良された、これからこうなったからというデータは何かあるのですか。これだけよくなりましよと、何かそのデータはありますか。



◎清掃リサイクル課長 これはダイオキシンの性質上、温度が300度、400度、このぐらいの温度になりますと、再合成をするという性質があるのですね。これを電気集じん器ですと、温度が比較的高い状態で機能するということがありますので、ダイオキシンの何といいますか、捕捉率が再生成を防げないということから、一たん800度、850度ぐらいの温度で燃焼管理をしてダイオキシンが発生しないようにし、そこから一気に150度ぐらいに温度を落としまして、それでバグフィルターを通してる。それでばいじんを除去する。ばいじんの中でダイオキシンが発生しますので、ばいじんを除去するとダイオキシンの発生が防げるという仕組みになっているところでございます。

 それで、ご質問にお答えをすると、ダイオキシン対策特別措置法の中で、非常にダイオキシンについて厳しい規制が入ったわけですね。それに対応するためにこの機械を入れかえたということがございますので、明らかにダイオキシンの数字はバグフィルターによって下がったということが言えると思います。



◆小野塚栄作委員 具体的な数値はまだないということですね。



◎清掃リサイクル課長 すみません。電気集じん器自体の数値を持っていませんので、比較できないのですけれども、現在ははるかに低い値で推移しているということです。



◆小野塚栄作委員 それから練馬清掃工場では、当然それぞれのどんな機械だって、これ100%安全なんてあるわけではないですからね。それをやる行程の中で、例えば最悪のありますよね。いわゆるその時の過程の危険見積もり、それからその時の対処要領とか、そういうような当然マニュアルとか、そういう組合なんかも当然しているのでしょうね。



◎清掃リサイクル課長 資料の中でもご説明申し上げましたように、一番は、常時濃度計で計測をし、それが環境目標値の練馬工場では0.01グラムと聞いてございますが、その数字を超えますと、警報が鳴るような仕組みになっております。それが鳴りますと、直ちに対応するシステムができています。事故につながらないように対応するというようになっているものでございます。



◆小野塚栄作委員 これで。この陳情の趣旨の件の確認なのですが、当然廃プラの焼却によるダイオキシンというのは、それは多かれ少なかれいろいろと対処しても出ると思うのですね。やはりなるべく廃プラをつくらない、使わないというその発生抑制。それから、これ根本ですけれども、そこを使った後でこの資源リサイクルを最大限やるということで、それをやりながら、しかし、やはりやりながらも今現実的なその最終処分場の延命の問題とかいろいろある中で、やはりやむなく燃やさないといけない。それは当然、ダイオキシンの抑制などを最大限考えた中で、最悪やっぱりやらないといけない。最終的な手段としてやらざるを得ない。しかし、せっかく燃やすのだから、ただその熱を流すよりも、温泉を養老施設に配ったり、ないところはしようがない、効率が悪くたって発電にするかというような、そういう考えだと思うのですね。これは最初から発電するために廃プラをやるのだというようなことではないよね、それちょっともう一回。



◎清掃リサイクル課長 ご意見のとおりでございます。循環型社会推進会議の答申の中でも発生抑制、それからリサイクルをさらに進めた後、リサイクルされないプラスチックについては焼却、サーマルリサイクルにすることもやむを得ない選択ということで、答申の中でもそのようにおまとめいただいたところでございます。もちろん終わりのところで、それについてもさらに慎重に取り組めというご意見は附帯でついております。基本的にそういう考え方、私どもも発生抑制を努力し、かつリサイクルを可能な限り推進して、それでも残ったものについては、これは埋め立てるという選択ではなくて、埋め立てることによっても環境負荷はあるわけですから、サーマルリサイクルという選択肢も、これは区としてもやむを得ない選択だというふうに考えているところでございます。ですので、もちろん逆転の発想でエネルギー発生のためにごみが必要だと、そういう発想では全くございません。



◆西川康彦委員 ちょっと教えてもらいたいのですが、現在23区の中で電気集じん器を使用している工場があるのですか。



◎清掃リサイクル課長 ございません。



◆西川康彦委員 それはいつごろまで利用していたのですか。



◎清掃リサイクル課長 平成14年末の段階で、すべての工場でダイオキシン対策工事が完了したというふうに聞いてございます。



◆西川康彦委員 そうすると、先ほど小野塚委員からこの性能の違いのデータをというのだけれども、当然これは比較しているわけだから出してもらいたいと思うのだけれども、どんな違いがあるのかという。だって、今でも清掃工場、心配という委員もいるわけですよ。危険だってさ。今住んでいる人たちは、近くに住んでいる人たちはそれを聞いてどう思うかと私は思うのだよね。そんなに危険な工場があるのだったら、私は問題だと思うのですよ。そのためにろ過式集じん器を使用したり、あと薬剤で中和して、これはもう絶対安全であると保障がなかったら、本当に住んでいる人は確かに夜も眠れないよ。その辺はっきりちょっと教えてよ。



◎清掃リサイクル課長 大変申しわけございません。資料が見つかりましたので、申しわけございません。前回の委員会で、環境保全課長からご説明申し上げたダイオキシン類についてという資料の中にございました、申しわけございません。身近なところにございました。前回の委員会のダイオキシン類についてという資料の4ページ目に、練馬清掃工場の2号炉なのですけれども、14年の7月のデータがございます。これがダイオキシン対策工事の前でございまして、0.0081ng(ナノグラム *1ナノグラムは10億分の1グラム)でございました。これが工事が終わりました15年の1月のデータで見ますと、0.000000、ゼロが六つございます。ゼロが六つついて18ということで、ゼロが二つからゼロが六つになっておりますので、かなりの効果があったと思っております。



◆西川康彦委員 かなりというか、相当なではないの。私はそう思うのですよ、これ。ゼロが三つ増えたわけでしょう。これは大変な、だから危険ではないのではないですか。危険なのですか、それが。ちょっともう一回明快に。



◎清掃リサイクル課長 もちろん全くないのが一番望ましいのに決まっておりますけれども、基本的にその法令上の規制値からははるかに下回っておりますし、練馬区内の大気環境中ダイオキシンという点から見ても低い値でございますので、これは危険性はないと申し上げてよろしいかと思います。



◆西川康彦委員 ですから、この中に、どこにいてもダイオキシンというのはあるわけですよ、現実にね。工場の方が、出る排ガスの方が低いのですよ。ですから、我が家で火を燃やせばダイオキシンは出る、そういう時代なのですよ。それがあたかも危険だという、今危険だったらサーマルリサイクルをやったらもっと危険だって、そういう危険をあおるような発言だと指摘をさせていただきます。

 いずれにしても、確かにあと重金属のデータもまだ出ていないと言っていたよね、この間ね。ですから、これはモデル事業も始まったということで、そういった情報の収集、私は絶対に環境に負荷を与えるのであれば、私はやるべきではないと思っています。ですけれども、全く環境に対して負荷は与えないのだと、そういうデータも今後モデル事業をやって出てくるわけですから、その辺を見据えて、この点については判断をしたいと思いますので、今日のところは継続とします。



◆池尻成二委員 これまでバグフィルターをつける過程でダイオキシン対策の効果というか、それなりに見てきました。今の西川委員の言葉を借りれば相当な排ガス規制、排ガス対策の効果というのはあったと思います。

 ただ、幾つか伺いたいのですが、一つはバグフィルターの形としてはフィルターそのものの交換と、それから機械装置そのものの交換と2ステップのメンテが入ると思うのですけれども、フィルター自体の交換というのはおいくらぐらいするものなのですか。あと、そのバグフィルターの装置をつけるというのはいくらぐらいするのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 申しわけございません。バグフィルター単価を調べてありません。それから、ダイオキシン対策の工事なのですけれども、練馬工場の排ガス処理設備の整備工事ですが、21億8,400万円ということでございます。



◆池尻成二委員 ありがとうございます。たしかこの間、この委員会で品川清掃工場に行ったときに、お話が出てバグフィルターの交換そのものに数億というお話だったような気がするのですね、正確に覚えていないのですが。バグフィルターそのものは寿命が大体5年ぐらいと。練馬工場はたしか12年の工場だったと思って、そろそろ交換だろうと思うのですが、そういう意味で、非常に優秀な排ガス対策ではあるのだと思うのです。フィルター自体に何億かかって、もう少し回転すれば、当然機器そのものの交換が必要になると。そうなると、数十億の単位でお金がかかるだろうと考えています。これはひとつ押さえておかなければいけないことかなというのが1点であります。

 もう一点は、私はさっきバグフィルターと電気集じん器の違いでご説明いただいたのを伺っていると。基本的には、これは工場の内側で温度を落として、外に出た中で再合成をすることを避けるということが一番の大きなメリットだと思うのですね。排ガス中の温度が高いと、外で冷やされてダイオキシンが生成されてしまう。それを避けるために工場の中で温度を落として、粉じんとしてそこの前段にとめてしまう、そういうことだと思うのですよ。ということは、少し乱暴な言い方かもしれませんが、ダイオキシンができていないわけではなくて、できているダイオキシンなりダイオキシンの素材物質を外に出さないということが基本的な集じん器の意義だと思うのですね。

 その点で伺いたいのですが、前回環境保全課長とのやりとりの中で、排ガスの基準と作業環境基準が同じだというお話があって、ちょっとそれは私、確認してくれと、違うのではないかというようなことを言った覚えがあるのですが、作業環境基準、清掃工場の作業環境基準と排ガスの基準が同じか違うか、ちょっと教えてください。



◎清掃リサイクル課長 清掃工場の工場等における作業環境基準というのが、これは労働安全衛生法に基づきまして設定されてございます。それで、管理区分の場所によって違うのですけれども、既設の工場については14年12月以降、1ng、新設については0.1ngです。



◆池尻成二委員 それは困ったな。実際にそういう基準では作業環境やっていないですよ。基本的に作業環境中の粉じん濃度を測定をして、それからダイオキシン濃度に換算をして、規制値を引いているわけで、それが0.1とか1ということはあり得ないです。ナノグラムということは、と私は思いますけれども、ちょっとそこははっきりしないので、今日はそれは環境保全課長にちゃんと答えていただけると思っていたのですよ。基本的には、作業環境の基準と大気排ガス中の基準は違いがありまして、作業環境の方が緩いのです、基準値としては。しかも、その緩い作業環境基準値すら守れていない工場がいつも毎年何か所か出ているわけですよ。

 私は、排ガス中のダイオキシン濃度については本当に軽減された、数値を見る限りでは、それはバグフィルターの効果があって軽減されたことは認めるのはやぶさかではないのです。しかし工場内部のダイオキシンリスクというのは、決して低くないというふうに思っているのですね。そのあたりのご認識を一度伺いたかったのですが。先日、前回のときにも伺ったように、実際には作業管理の中では、例えば防毒マスクをつけるとか、それから防毒着をつけるとか、そういう形で作業規制をしているわけで、そういう現場なわけですよ。外から見えないけれども、そういう現場なのです。そういう工場なのだということはしっかり踏まえた方がいいと思うのです。もう一度確認できればしてほしいのですが、作業環境基準を守れなくて炉が停止するとか、あるいは管理区分を上げるとか、そういう工場が出ていないのかどうか、それを教えていただけますか。



◎清掃リサイクル課長 大変申しわけありません、今日はそのお答えをするデータを、持っておりませんので、一組に確認していきたいと思います。



◆池尻成二委員 わかりました。では終わりますけれども、陳情そのものは私は継続で、特に2項目のその収集運搬のあり方についての議論は全くできていないので、継続で結構だと思います。排ガス中の濃度が目まぐるしく減ったことのみを取り上げて、清掃工場の安全確保できているというのは、私はこれは軽々だろうと思います。清掃工場のリスクというのはいろいろなリスクがあるわけで、清掃工場で働く人のリスクもありますし、清掃工場内の汚染が外に出るリスクというのもあるわけです。そういう意味では多面的に清掃工場の危険性を考えるべきだと思います。特に住宅地にある練馬清掃工場、光が丘清掃工場については、近隣に接する住宅との間で起こり得るリスクを多面的に考えないといけないと思いますので、意見だけ申し上げて終わります。



○猿田博文委員長 課長に次回以降の注意なのだけれども、ここまで質問が出ていたのだよ、それは。調べておきますよと言われたわけ。ちょっと時間が経過してしまったので、今後はよろしくお願いいたします。



◆片野令子委員 今の工場の件に関しては、大田第二工場もそれから杉並の工場も、やはり皆さんばいじんマスク、それから防護服を着て、そして作業しているということを私もちゃんと聞いてきました。それはちゃんと調査をしていただきたいというふうに思いますね。その労働環境はよくありません。そういう意味で、ここで陳情者が心配されているダイオキシンの問題というのは、環境の中では多少防ぐことができるかもしれませんけれども、労働環境の中では、そうではないということをぜひ確認をしておいていただきたいと思います。

 今日の資料なのですが、この日常の保守管理のところなのですけれども、日常の保守管理というのは、これはアウトソーシングをしていく、この外部の何というのでしょうかね、委託業者ですか、委託業者はこういう形は日常の管理というのはできませんよね。できますか。



◎清掃リサイクル課長 清掃工場そのもの、保守管理のマニュアルといいますか、手順でございますので、これは直営でやろうと委託をしようと、こういう安全管理をしていくというのは、どちらにしてもやっていくというものであると考えてございます。



◆片野令子委員 コンピュータの計器を見ている状況だけであれば、日常管理的なものは確かにできるのかもしれませんけれども、計器を見てもその計器におかしいなと思うところを気づくというのは、これは正規の職員がその点を点検している、あるいは継続的に経験しているという中でしか見出せないのではないかなと思いますね。ですから、これからどんどんアウトソーシングの計画がされていて、練馬工場も一部分アウトソーシングされていったわけですけれども、そういう意味での全体的危険性というのは、どうしてもやっぱりぬぐえないものがあると思います。

 絶対的安全では、この二つの事故が起きている中で気づいたのが、例えば、ろ布本体の微破孔が発見されたという、こういうことに関しても実際には、内部の職員がそれを見つけたのかもしれませんし、どういうふうになっているのか、その実態はわかりません。私は危険だという意味では、アウトソーシング一本で経営の委員会の中でもアウトソーシングをずっと進めようということで計画されていますから、その辺が私は非常に不安に思います。しかも、練馬工場の場合は住宅地内に建っているわけですし、事何か起こったといったら、もうこれは大変なことになるわけで、起こらないということが通常のことで、いかに起こらない状態を続けていくか。それは内部の正規の職員がきちんと点検をしているということが大事なのではないかと思います。その辺は質問ではないですけれども、この一組の計画だということではなく、地域、住民の安全性ということで考えるならば、アウトソーシング中心のやり方で点検をしていくということは、より危険な状態になっていくだろうと思いますので、そのことだけを申し上げておきたいと思います。



◆吉川みさ子委員 資料を出していただいてありがたいのですけれども、この資料のもとというのは、これは清掃一部事務組合の資料だけでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 こちらの資料は、基本的に清掃一部事務組合からの情報をいただきまして、私どもで整理をしたものでございます。



◆吉川みさ子委員 そうしますと、例えば私はバグフィルター神話というようなものがあるのではないかと。バグフィルターをつけることによって、ダイオキシンの数値を下げるということで公表された数字、それを見て基準値以下だから安心ではないかと思うわけです。ところが、そのバグフィルターは先ほどの答弁の中にもありましたけれども、21億とかそんな20何億もかかるような高価なものであると。しかも、交換にも大変数億とかのお金がかかるというようなことなわけですよね。そこで非常にお金をかけていると。

 そうやって、やっと守ってはいるのだけれども、やはりここにもありますように平成11年、平成12年に事故といいますか、これはばいじん濃度計が高い数値を出したので、調べたと。そうしたら穴があいていたというようなこともあるわけですね。その穴があいていたので、炉をとめて交換を行う。その間、約1か月かかるわけですね。そういった非常にリスクをたくさん抱えながら、このバグフィルターで辛うじてそのダイオキシン数値を低く抑えているということは、本当は出ているものを、煙突から少なくして出すというだけのことであって、出ているものは出ているのだと。そして前にいただいた資料では、その出ているものをできるだけ無害化するというために薬剤が非常にたくさん使われているわけですよね。前に出していただいたものの中には、硫酸、塩酸、苛性ソーダですとか、もうそれだけでも危険ではないかというようなものも排水の処理用として使っているのだということで、毒を以って毒を制すというような形でやっている。

 前に、世田谷工場の跡地の鉛の濃度が非常に高かったというようなことも出ています。ですから、清掃工場が危険だというのはあおっているのではないか、というような意見もありましたけれども、やはりこういった材料だけからでも危険ではないと言えるのか、やはり危険でしょうと。そこで働いている方は、危険だからこそそれだけの防護をして働いているわけですよね。今まで廃プラスチックを燃やさないということで保ってきた状態でこれですからね。これ以上、もっともっと廃プラスチックも燃やすとなれば、今資料請求していますけれども、プラスチックの添加物ですか、そういったものがまた出てくるわけです。もっと危険になるだろうということは予想されるわけですよね。そういった中で、やはり練馬区環境都市宣言をして、環境第一というところでやっていく。しかも、先日の一般質問の中で、区長は予防原則なのだというふうなこともお答えになりました。やっぱり予防原則でいくならば、これは危険だと、安全性が実証できていないというところでは、それは進めるべきではないと思います。この陳情の方もそのことをおっしゃっていて、暮らしの安全、安心の観点からと、それがまず1点ですよね。暮らしの安全・安心がこれで保障されていないからこそ、こういった陳情が次々と出てくるわけです。そこはやはりきっちりと受けとめなくてはいけないのではないかと思います。数値だけで、しかもダイオキシンの数値だけで安全でしょうというふうに言うのは、とても言えないのではないかと思います。

 それからもう一つ、この方がおっしゃっているのは熱回収率の低いごみ発電ということで、これは国の方でも交付金をつけるのに、熱回収率は10%でいいというふうに言っていますよね。やはりこの間も言いましたけれども、燃やしている、ヨーロッパにおいては80%以上の熱回収率というふうに言っています。ところが、日本ではこれだけ低い、そういった熱回収率でこれを進めていくというのは、やはりむだと言えばむだです。ということで、とても進めるのは納得できないというふうに思います。

 ですから、私はこの陳情288号、廃プラスチックの焼却による熱回収についてというところで、陳情の願意についてはもっともだと思います。ただ、今資料請求中のものもありますので、今は継続して、もう少しその安全性というところが本当に実証できるのかということを、この委員会の中でも検討していったらいいのではないかと思います。



◆内田ひろのり委員 熱回収率が低いと今吉川委員からお話があったのですけれども、以前の委員会のときにはかり方の違いだというようなご説明を理事者からお伺いしたと思うのですけれども、この辺はどうなのですか、ちょっと1点確認。



◎清掃リサイクル課長 それは以前に資料を出して、ご説明させていただきました。いわゆるヨーロッパで言われているような70%、80%というお話は、私どもの清掃工場で言うと、ボイラー周りの熱効率ということでございます。そういう意味で言うと、そのレベルに、当然ボイラー周りの熱効率であればあるわけでございます。最終的に清掃工場の中の機械を使ったり、電導のロス等があって、発電ということになりますと、総エネルギーの15%ぐらいとなります。これを中央清掃工場の例をとりましてご説明申し上げたところでございます。



◆内田ひろのり委員 そうすると、決して低いということではないのですよね。

 それと、先ほどの電気集じん器と、ろ過式集じん器の違いですけれども、ろ過式になったというのはダイオキシンが発生する温度を通過させて150度におとして、それが発生しないようにするということですよね。発生するのをたくさんあるのを、このバグフィルターのところで回収するというか、掃除機ではないのですけれども、集めてやっているという認識なのか、その発生そのものをバグフィルターによって低く抑えているのか、その辺はどうなのですか。



◎清掃リサイクル課長 ダイオキシンというのは、ばいじんがありますとそこで生成されてしまうわけですね。したがって、ばいじんをそのダイオキシンが発生する以前に取り除くということをやります。活性炭を吹きかけて、そこにばいじんを付着させて、その後ろ布を通して、その発生元となるばいじんを除去するということで、このバグフィルターというのを使っているということでございます。



◆内田ひろのり委員 ですから、発生する温度が、要するに一番発生しやすい温度のところを急激に下げているわけなのだから、決してたくさんあるものをそのバグフィルターで回収しているということではないのですよね。



◎清掃リサイクル課長 極力ダイオキシンが発生する以前の段階で温度を下げ、かつ活性炭を使ったり、バグフィルターを通したりして、ばいじんを除去して生成を阻止するというところで使っているものでございます。



◆内田ひろのり委員 そういうところをちゃんと明確に言っていただかないと、間違った情報を発信することになると思うので、よろしくお願いしたいと思います。

 私が聞きたかったのは、これを今度仮に廃プラスチックを可燃ごみとして燃やしたとしますよね。そうすると、この保守管理をするところで定期的な保守がありますよね。今で言うと、要するに5年置きにこのろ布を交換しているというのですけれども、では一番最初に新品のろ布のときと、要するに交換寸前のろ布、5年たった間際のときと性能というのはかなり落ちているのか、落ちていないのか、その辺はどうなのですか。



◎清掃リサイクル課長 性能という意味では、いわゆるこの保守点検のところに書いてございますけれども、常時監視をしているわけでございまして、それがいつまで使えるのか、6年使えるのではないかという議論ももちろんあるとは思いますけれども、それは5年たったら、危険を避けるためにそれは買いましょうということでございまして、使っている限りにおいては正常に働いていると、このようにご理解いただけると思います。



◆内田ひろのり委員 特に、もし廃プラを燃やすようになった場合、仮にですけれども、その場合はこう今まで5年使っていたのを、例えば4年にするとか、もっと短いサイクルで交換するということがやはり必要になってくると思うので、ぜひその辺は区の方からも一組に提案していただきたいと、それだけは要望したいと思います。



◆浅沼敏幸委員 この陳情はうちの会派もちょっとまとまり切れていないので、今日のところは継続してほしいのですが、一、二点教えてもらいたいのですが。バグフィルターの話が出ているのですが、練馬清掃工場における事故および異常値等は発生していないと書いてあるのですが、これは光が丘工場についても同様ですか。



◎清掃リサイクル課長 そのように聞いてございます。



◆浅沼敏幸委員 それから、吉川委員や池尻委員からもありましたが、作業中の防護服云々という、その作業をしているその場所というのは、密封状態の中でやっているのですか。私は見たことがないのですけれども、それが漏れるということがあるのですか、可能性として。



◎清掃リサイクル課長 ばいじんを払い落とすとか、灰を処理するとか、排水処理する、こういうところは基本的に密閉で、ばいじんが表に漏れるということはありません。ただ、その炉をとめて点検する際に、どういう作業をするかは私も詳しくは存じませんけれども、その作業員の方がある程度厳重な防護服をつけた段階で、点検するときに身近に触れるということはあり得るだろうとは思いますけれども、外にばいじんが漏れるということはございません。



◆浅沼敏幸委員 何か聞いていると、あたかもそれが漏れるような、そんな感じを受けたので、それは問題だなと思って、そんなことはないということですよね。

 それから、この陳情の内容の1番なのですが、近年増えている100円ショップというこの話なのですが、確かに私も時々行くのですけれども、何かプラスチックで毒々しい、色のものがありますけれども、確かに問題があるのですか。



◎清掃リサイクル課長 多分さまざまな研究者、専門家の学者でもいろいろご意見が分かれる分野ではないかと思いますけれども、一組からお話を聞いているところによれば、有機性のそういう物質については、基本的にダイオキシン類と性質上似ているということがあるので、現在のダイオキシン除去のシステムの中で、化学物質については除去できると、このように聞いております。



◆浅沼敏幸委員 では、問題はないということね。この可塑剤のことがここに書いてあるのですが、今可塑剤に対しては規制がないということなのですけれども、これは規制するような動きというのはあるのですか。



◎清掃リサイクル課長 プラスチックの生成に使うさまざまな可塑剤があるのですけれども、環境省の中に組織がございまして、そこでも化学物質について、安全性といいますか、そういったものについていろいろ評価をしたり検討したりする、そういう研究機関がございます。そういうところで研究は進められていると聞いてございます。具体的にそこでリスクがあるないという判断ができて、その後さまざまな規制に法令上整備されていくと、そういうステップを踏んでいくのだと思います。そういった研究の成果も私どもとしては見ていきたいと思っております。



◆浅沼敏幸委員 清掃工場は危険な場所だという話もあったのですが、私も猿田委員長も光が丘の運営委員会の委員を長年やっているのですが、私が出席した限り数値的にも問題があったなんていうことは今まで一回も説明はなかったし、その辺間違った情報を流さないように、さっきの西川委員の話ではないですけれども、してほしいなと思っています。



○猿田博文委員長 どうもありがとうございました。

 陳情第288号、廃プラスチックの焼却による熱回収について、これは継続とさせていただきたいと思います。いいかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 そのようにさせていただきます。





△4報告事項





○猿田博文委員長 案件表4番の報告事項に移りたいと思います。

 前回5月29日にこの2件につきましては説明を受けております。そこで今日はご質疑をお願いしたいと思いますが、初めに平成17年度のごみ資源量について、これについてご質疑をお願いいたします。



◆池尻成二委員 すみません、1点だけ見解をお聞きしたいのですが。区のこの間の委員会でのご説明とか、区の計画の中での今後のごみ量の見通しとして、不燃ごみは増加傾向にあるのだという認識を繰り返していらっしゃると思うのですが、この数字だけを見ると、これは区集分だけだと思うのですけれども、区集分で不燃ごみが減っていますね。これがその単年度なのか傾向的なものなのかよくわかりませんが、この間の区の認識とちょっと違う結果かなと受けとめたので、それをどういうふうに整理していらっしゃるかをお聞かせください。



○猿田博文委員長 12時になりますが、今しばらく時間の延長をお願い申し上げます。



◎清掃リサイクル課長 確かにこの間不燃ごみがずっと微増傾向が続いておりました。17年度は989tの減ということで減ったわけです。これはある意味、ペットボトル等回収をやってきましたけれども、それだけではなくて、正確なこれがあったから減ったという理由は、なかなか難しいのです。区民の皆さんのご理解も進んで、歯どめがかかったのかなと、このように思っているところでございます。



◆池尻成二委員 実は、区の一廃計画にはごみ量推計というのはないのですね。独自の推計はなくて、基本的には一組の推計に倣うということでおやりになっているかもしれないのですが、一組の方も不燃ごみについて増加傾向だというふうな形で書いていたと思います。今回これが練馬区だけなのか、全区的にそうなのかも含めて私はわかりませんけれども、不燃ごみが減少に転じたということをどういうふうに見るのか、少し分析も含めてやっていただきたいと思います。お願いということで終わります。



◆片野令子委員 関連するかもしれませんけれども、今経済が少し上向きになってきたという状況の中で、今後のその見通し、実態としては減ってきているのですけれども、ただ一般生活している者にとっては、そんなに経済が上向きになった感はないのですけれども、こうした状況の中で、どういう動向を示すのかというようなことの予測は立てていらっしゃるのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 端的にストレートな形で、そういう予測というのは持ってはございません。ただ、一般的には経済動向が上向いて、家庭の方でも景気の回復が実感できるようになりますと、ごみは増えていくだろうということは、これまでの経験則からそうだろうと思っております。特に粗大ごみにつきましては、この2年ぐらいは増加してきておりまして、そこに若干の景気の兆しが見えるのかなと感じております。今後そういった暮らしの豊かさが、ごみの増加につながらないよう、私どもとしても普及啓発等に一生懸命取り組んでいきたいと思っています。



◆片野令子委員 先ほどのプラスチックの問題ではないのですが、やっぱりちょっとでも景気が上向いてくると、使い捨て、さっきの100円ショップではないですけれども、プラスチックあるいは原料が何であるかがわからないものが入っているものが非常に多いですよね。それらが100円で買えるがために、ポンポン捨てていってしまうということが、一般の生活の中では非常に多くなってくると思います。廃棄するものに対する、責任というのがないというか、後始末の思想といいますか、そういうものがないという社会になっていく。日本は特にそういう意味では強いわけです。そういうことを考えると、やはり先ほどからの廃プラの焼却という問題は、簡単便利なものはもう目に見えないものにしていこうというふうに向かっていってしまうのではないかと思うのです。やはり少し減ったわけですから、このことをさらに減らしていくために、行政としては努力しなければいけないのではないかと思いますので、その件を行政に対する要望とともに、私たち市民としてはきちんとやっていかなくてはいけないわけですよね。そのことを心していかないといけないと思います。



◆かまた百合子委員 この資料を見ましたら、ごみ量は減っていて、1番の表、2番の資源の方は紙パックがなぜかちょっと減っているけれども、資源の方は増えている、古紙もペットボトルも増えている。これを見ると、区民が努力してこういう方向に来ているのかなと思うのですけれども、区としてそこら辺はどう思われているのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 この古紙につきましては、第三回定例会で抜き取り対策の条例をつくらせていただきまして、その後私どもとしても休暇も取らず一生懸命やってまいりました。その結果として、モラルのない事業者を練馬区にある意味入ってこないようにすることに、完全ではございませんけれども、ある程度成功したという結果がこの増減にあらわれているというふうに思ってございます。

 それから、ペットボトルにつきましては街区路線回収を進めてまいりまして、これはかまた委員がおっしゃるとおり、区民の皆さんにご理解をいただいて、分別排出のご協力をしていただく方が増えてきたと、このように認識をしているところでございます。



◆かまた百合子委員 区民も区も力を合わせて頑張ってこういう結果が出てきたわけですよ。ですから、1、2か月前の区報に、もったいないということでごみを増やさない、資源化しようという広報があったので、さらに資源化に向けて頑張ろうということを、もったいない感覚をさらに要請するような感じで、一緒にごみを減らして資源化を進めるということを、一緒に力を合わせてやっていきたいなと思います。よろしくお願いします。



○猿田博文委員長 それではご質疑の方、これで終わりにしたいと思います。

 次に(2)練馬清掃工場の建替計画策定等について、資料が出ておりましたので、質疑をお願いいたします。



◆小野塚栄作委員 一つ状況確認と要望というので。練馬に二つの清掃工場があるわけですけれども、練馬のごみの発生状況とか、それから焼却場の能力なんかを見ますと、もう一個だけで十分だと思うのですね。ところが、では何で建て替えるのかという話の基本的な質問の中で、これは今までの経緯の中で、自区内処理ということで、自分の区は自分で面倒を見るのだというような基本に立ったのだけれども、新たにない区に建てるとなるといろいろな土地の絡みとか、非常にコストがかかるということで、結局一部事務組合でまとめてやろう、共同処理ということでやっているわけですね。

 また、この先ほどの質問の中で、資料2の話の中でも、全体ごみは少なくなってきているのですよね。だから、この前のデータや全体を見ても、何かこれは要らないのではないかなという感じがしたのです。やはり清掃工場の建て替えとか絡みがあるのですね。やはりある程度余裕を残していかないということで、どうしてもやむなく建て替えなければいかんと、そのような状況は仕方ないのかなというような認識をしています。しかし、そういうもののいろいろな状況の中で、これはごみ工場だけではなくたって、墓地とかそれから葬祭場とか、総論では確かに必要だと言いながらも、いざ、自分のところにやるのだというのが、やめてくれと。これはどうしても人間感情がそうなります。そんなわけで、今この18年度の計画を見ますと、建替計画を作成するということは非常に重要な過程があるわけですよね。結局これが完成するまでの重要な計画になるので、地元の方にやはりその辺の話し合いをしっかり、この同意を得られるよう時間を十分充ててやっていただきたいと私は要望したい。



◎清掃リサイクル課長 こちらの資料の中に書かせていただきましたけれども、1ページ目の(2)の方ですけれども、年内にこの建替計画というのは新しい工場のアウトラインといいますか、全体の概要、例えば焼却の炉の形式ですとか、どういうプラントにするかとか、公害防止設備はどんなものを用意するか、それを決めることによって工場の大きさ、あるいは煙突の高さが決まってくるわけでございます。そういうことで、それがないとまた環境影響評価もできませんので、そういうアウトラインを決めていく計画になります。そういうものを年内に素案を作成していきたいということになってございまして、これを公表して、その際には近隣住民の方に対して説明会等もやってご意見を伺うような機会をつくりたいと、このように思っております。



◆小野塚栄作委員 この後ろのページに今後の予定の中で、清掃工場運営協議会に報告をする、運営協議会は既に立ち上がってやっているのですか。



◎清掃リサイクル課長 練馬工場につきましては、清掃事業が区に移管された平成12年に設置をいたしまして、地元町会の谷原、三原台、土支田の町会の役員さん4名ずつ入っていただいて、そのほか一組の管理職と私ども練馬区の管理職で構成しております。その都度運営状況等を報告し、ご意見等もいただいて情報交換を行っているところでございます。



◆小野塚栄作委員 重ねて申します。その運営協議会をひとつ有効に使って、活用していただきたい。それから重ねて申します、住民の方にくれぐれもその辺の話し合い、納得できるような話をぜひ進めてもらいたい、終わります。



◆池尻成二委員 今おっしゃっていただいた地元、副委員長もそうなので、とても気になる点を質問させていただきます。去年の12月の委員会の資料の中で、12月8日の資料の中で、環境影響評価手続建設行程という一表が出ているのですが、これと今回のスケジュールを見比べたときに明らかに違うのが二つあるのですね。それを説明していただきたいのですが、一つはまず基本方針というのがない。前回の表の中では、建設計画の前に基本方針の策定という行程が一回入っているのですが、この基本方針がないのはなぜかというのが1点。

 もう一点、前の表の中には都市計画手続というのがあったのですが、今回の中でこの手続がないのか、二つ教えてください。



◎清掃リサイクル課長 恐らくその12月にお示ししたものは、一般的なひな型といいますか、標準型のもの、特にある意味新設工事のようなことを想定した標準型と思います。そういう意味で、今回は既存の工場がありまして、それをほぼ同規模に建て替えるというものでございますので、建替計画の中でどういう工場にしていくかを決めていこうと、こういうことで基本方針がないということではないかと思います。

 もう一つ都市計画の関係ですけれども、今回の建替計画の中で、そういう法令の調査等もやってまいります。さまざまな都市計画的なその法令の規制の問題、あるいは工場ですので、電波法ですとか航空法ですとか、そういったさまざまな法令の規制がどういうふうにかかってくるのかということも調査をし、その上で必要な都市計画手続を今年度あるいは来年度にかけて、これは実施していくと、このように聞いてございます。



◆池尻成二委員 ちょっとそういうお話でいいのかなと思うのですが、一つは基本方針のことなのですけれども、練馬清掃工場というのはもう40年以上たっているわけですよね。清掃工場が建ってから近隣の住環境は全然変わってしまったわけです。住宅がいっぱいできて、そういう意味では建て替えの必要性とか、近隣の住環境に対する考え方であるとか、それからずっと議会でも出ている、いわゆる地域還元施策の考え方であるとか、これはもう建設計画の前段で基本構想の段階で私はきちっと出すべきだと思うのです。工場を建て替える場合の練馬区の位置づけもそうですよね。自治体はもちろん一組なのですけれども、地元区である練馬区とどういうかかわり方をしていくのかということも含めて、私はこの基本方針で出ると思っていたのです。

 その基本方針がなくなってというか出なくて、いきなり建設計画、建築計画の話に行ってしまっている。さっき小野塚委員からもお話がありましたように、やっぱり建て替える必要性をきちっと確認をして、そこから議論を始めないといけない。今あるから建て替えありきというのはやっぱりおかしいと思うのですね。なぜ基本方針がなくていいと思っているのかは、一組にきちっと照会していただいて、むしろ私は区としては基本方針のレベルから、建て替えに当たっての基本的な考え方を整理するところからやっていただきたいと思いますので、これはお願いをしたいということで、お答えいただきたい。都市計画の方は、今の練馬の清掃工場、用途地域の指定でいくと用途制限に反していますよね。これは特段都市計画上の整理をされているのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 前段でございますが、私ども基本的には、それなりの建て替えの必要性等につきましては、一組の一般廃棄物処理基本計画の記述の中で整理されているのだろうと思っております。ご意見がございましたので、踏まえまして、一組に伝えて、そこで返答を待って整理をさせていただきたいと思っております。

 それから都市計画でございますけれども、都市計画施設という位置づけになっておりますので、都市計画上の位置づけの中で現在の建物は建っていると、このように理解をしております。



◆池尻成二委員 都市計画設備に該当することはそのとおりなのですけれども、あそこは住居地域で、たしか1種住居地域と思います。住居地域で、用途制限の関係でいくとごみ焼却施設は建てられない地域ですよ。だから、一般的には都市計画法なり建築基準法で特例をとるとかという手続をしなければいけないと思うのですが、恐らく練馬清掃工場について、もともと先に工場があったので、既存ということで、私はそこの手続もやっていらっしゃらないのではないかと思うので聞いたのです。それもお答えいただきたい。もしやっていないとすると、都市計画の手続を一からきちっとやらなければいけなくなるではないですか。それがこの行程に全く出てこないというのがよくわからないということなので、お答えをいただきたい。最初の基本方針、例えば私は区立施設をつくるときに、長期計画なり中期実施計画に施設の建設が入っているから、それでもう行きますよと言わないではないですか。やっぱり基本構想を立てるでしょう、施設ごとに。例えば今度ふるさと文化館や体育館とか基本構想を立てて、それからは基本設計、実施設計を積んでいくではないですか。清掃工場だって同じだと思います。整備計画に入っているからだけではなくて、練馬清掃工場は練馬の地元の人の意見も含めて、基本的な考え方を出すのは筋だと思うので、これはぜひやっていただきたい。前段のお答えをいただけますか。



◎清掃リサイクル課長 ここの資料の中に明確に書かなかったという点についてはおわび申し上げます。現在の、建替計画を立てる中で、当然都市計画上の問題も整理しなければいけない事項でございます。したがいまして、清掃一組と、私ども都市計画の所管と十分事務的なすり合わせを現在進めていると聞いてございます。建替計画の中でその建て替えに当たっての都市計画上の取り扱いの問題、こういった問題も整理がされていくと思っております。



◆池尻成二委員 それはやっぱり基本方針とかかわるのですよ。一般的に用途地域、用途制限に反している建物でも既存にあったから続けている建物はいっぱいあります。ただ、そういう建物は建て替えに入るとか、そういう場合には非常に大きなハードルにぶつかるわけで、近隣対応も含めていろいろなことをやらなければいけないわけですよ。今回の場合も、もう都市計画手続が必要であるとすれば、ますます基本方針の中で、この地域は本来住居地域だけれども、こういう事情で、改めて特例なら特例をとって近隣の理解を得てやるのだというようなことを出さないといけないのではないか。いきなり建築計画の説明会をポンとやられても、私は地元三原台に住んでいる人間として、納得できないですよ。そういう意味では、何で基本方針が飛んでしまったのかはやっぱりおかしいと思うので、ぜひやっていただきたいと思います。

 あともう一点、今回こういう形で一組から情報提供が来ているのですが、情報提供というのは今後いつもこういう感じなのでしょうか。つまり練馬は地元なのだから、もっとやっぱり地元に丁寧に配慮した情報提供なり、あるいは私は場合によっては一組の人間がここに来て、練馬の清掃工場の建替計画について、この所管の委員会で説明をするとか、あって当たり前だと思うのですよ。ただ、この1枚だけのペラで説明会がありますと、それで情報提供でまた近隣に宣伝の周知が入るわけでしょう。これはないだろうと。清掃工場を建て替えること、そのものについての意見はいっぱいありますけれども、やるならやるで、もう少し地元を大事にしてやっていただかないと困るのです。どう思われますか、そのあたり。



◎清掃リサイクル課長 十分一組においても、そういう対応というのは可能であろうと思っております。もちろん毎回ごとに出席というわけにいかないかもしれませんけれども、委員長のおはからいによりまして、時期をとらえて参考にといいますか、そういう一組の建て替えの担当にご質問いただくとか、意見交換していただくとか、そういう機会はつくっていっていただければよろしいのかなというふうに思っております。



◆池尻成二委員 委員長の方でも取り計らいをお願いしたいと思います。清掃工場建て替えは交付金を取るわけですけれども、循環型社会形成推進交付金の申請をいずれされるのだろう、あるいはされたのかもしれませんが、されているのかどうか、それから交付金の前提として協議会をつくらなければいけないと国は言っているわけですが、この協議会ができるのかどうか、その協議会に練馬区は入るのかどうか、ちょっと以上3点お答えいただいて終わります。



◎清掃リサイクル課長 交付金については申請をするとは聞いてございますが、その事務手続がどこまで進んでいるかはちょっと承知をしておりません。協議会についても交付金の前提になっておりますものですから、ちょっと詳細については一組の方に聞いてみたいと思います。

 なお、練馬区は現時点では協議会に入るという話はございませんので、もし協議会ができたとすれば、私どもは入らないということになるのかなと思っております。



◆池尻成二委員 清掃工場の建て替えも含めて交付金を申請する際に、これは一組でやることですから基本は一組なのでしょうけれども、やっぱり練馬区にある工場なので、練馬区がその協議会に、形はオブザーバーかもしれません、それはわかりませんけれども、会議をしないで計画ができて、交付金の申請がされるというのはこれはとんでもないと私は思います。きちっと協議会については練馬区も参加をするなり、発言をするなりというプロセスをとっていただきたいということで、これは要望として申し上げて終わります。



◆片野令子委員 この工場規模日量600t、先ほどからも可燃ごみが減っている中で、この日量の600tという規模で一組が出してきた資料ですので、一組はこれでやりますよということなのかもしれませんが、これが減っている現状としては600tというのはおかしくありませんか。



◎清掃リサイクル課長 清掃工場の整備計画、基本的には一組のおつくりになった一般廃棄物処理基本計画、この中で位置づけられております。一組が排出実態調査等のデータをとらえてごみ量推計をし、現清掃工場能力、これは稼働日数等々、焼却余力等の問題がありますが、そういったものを計算して、現在の規模で維持することが妥当であるという中で、練馬区工場については現在600tなので建て替え等は600tというような位置づけになっているものでございます。私どもとしては、この計画については基本的に妥当なものと考えてございます。



◆片野令子委員 一度建ててしまうと、40年以上もの長い期間動かせないわけです。しかもごみは確実に減ってきて、これからも減らしていこうといっているときに、600tという工場の建設に関しては、検討を要するのではないかと思います。そういう意味では、もうちょっときちんと厳しい目で検討していく必要があるのではないかと私は思います。それらに関しても工場運営協議会に報告するという形、それから周辺地域にチラシを配布するという、先ほど小野塚委員から地域住民にはきちんと時間をかけて説明しなさい、という声がありました。この協議会を中心に、今後その建設に関して説明をしていくのか。新たな建設、例えば建設のためにはこういうことが、池尻委員からもありましたけれども、基本方針やなんかも含めて、皆さんにどういう形で説明をしていくのか、どういうふうにお考えでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 基本的には運営協議会という場がございまして、ここまで長年にわたりまして工場の運営の状況等についてきめ細かな情報交換を行ってきました。この地元の谷原、三原台、土支田の町会の町会長さんを初めといたしまして、役員の皆さんに入っていただき信頼関係をつくってきております。一組としても、また私どもといたしましても、この運営協議会を第一のベースとして地元の皆様との意見交換の場としていきたいと考えております。

 また、そのほかに地元の皆様への情報提供ということでは、機会を見て説明会を行うとか、あるいは今回のような、おたよりといいますか、こういったものを配布するような形で情報を提供していきたいと、そのような考え方というふうに聞いてございます。



◆片野令子委員 私は移管された当時と、またさらに実態は違ってきていると思いますので、もっと広げた形でこの問題を議論していってほしい。それからもっと声を吸い上げていってほしいと思います。時間をかけてやるためにはきちんと方針をつくって、そして皆さんに、情報の提供をしていただきたいと思います。地元の自治体としてやっていくべきこと、それから一組にきちんと要請していくということをぜひ検討して行動に移していただきたいと思います。



○猿田博文委員長 かまた委員、では、簡潔にお願いいたします。



◆かまた百合子委員 全体のスケジュールの中の18年度に建替計画策定というふうにもなっているので、これはどういう進捗状況なのか。次の欄の環境影響評価がやはり18年度、今年度の真ん中辺から始まっているのですね。これが何月からで、この公開はどうするのかというのをお聞きしたいのです。住民の意見を聞く場はいつどこで、何回ぐらい予定されているかと、この三つ教えてください。



◎清掃リサイクル課長 建替計画でございますけれども、これも専門の調査会社に委託するような方向を聞いてございます。今後交付金等の内示があって、そのまま入札等をかけて、業者を選定して、そこからスタートということでございます。まさにこれからスタートするとご理解いただければと思います。

 環境影響評価でございますけれども、これは計画書の作成というところからスタートするのですけれども、それについても同様のスタートということになります。現況調査というのがこの資料に裏面に書いてございますが、これは1年をかけまして、四季に応じて周辺の環境の、例えば大気の状況とかのデータをとってまいります。したがいまして、来月あるいは再来月ぐらいから、そういった現況の調査等には入っていくということで、一組からは聞いているところでございます。

 なお、周辺の方々に対する説明でございますけれども、これについては、当然きめ細かくやるように私どもとしてもお話をしていきたいと思います。いつ何回ということはまだ確定してございません。



◆かまた百合子委員 住民の意見を聞く場、機会、十分確保していただきますようにお願いします。



○猿田博文委員長 その委託に出すという説明があったのだけれども、建設計画書を委託に出すわけですか。



◎清掃リサイクル課長 さまざまな調査をかけることに当たりまして、その専門の調査会社に調査の基礎データ等の収集を委託すると、このように聞いてございます。



○猿田博文委員長 はい、それではご質疑をこれで終わりにいたしたいと思います。





△5その他





○猿田博文委員長 次に、案件表5番のその他ですが、何かございますか。



◎清掃リサイクル課長 すみません。お時間のないところ恐縮でございます。

 2点だけ口頭でご報告申し上げます。

 まず先日の委員会でご質問がありました、清掃一部事務組合に関する新会社の設立についてでございます。清掃一部事務組合は経営プラン、改革プランの中で、清掃工場の運営にアウトソーシングを進めていこうとしております。しかしながら、現在プラントメーカー系列以外に適当な委託先はなく、競争原理が働かない状況にあるということです。一組としては広域事業者、具体的には東京ガスとの共同出資によりまして、清掃工場運用を担う新会社の設立を検討しているということでございます。現在、清掃一組の内部で検討が進められておりますので、今後さらに情報収集に努めまして、適宜当委員会にご報告してまいりたいと考えてございます。これが1点目でございます。

 2点目でございます。廃棄物処理手数料の改定についてでございます。5月12日の委員会におきまして、事業系の廃棄物処理手数料につきまして、改定の内容と、改定の時期の案をご報告させていただきました。その後23区間で考え方の調整を進めてまいりましたが、関係団体も含めまして、調整がつかず、改定の手順等についてさらに検討が必要であるということから、23区として平成19年4月としていた改定時期を1年程度見直すということといたしました。再度整理をし、改めて報告いたしたいと考えております。大変申しわけございません。



○猿田博文委員長 口頭報告に何かご質問は。池尻委員、簡潔にお願いします。



◆池尻成二委員 申しわけないですけれども、実は両方ともすごく大きな問題だと思っているのです。とりあえずその会社の方なのですけれども、一組はこういうふうに説明がつきましたとおっしゃっているのですが、一組の組織図というのをいただいたら、もう現に4月から新会社準備検討室というのができているのですね。この一組の新会社の準備検討に入るということは、練馬区の区長さんや議長さん、ご存じなかったのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 3月に一組の意思決定の仕組みというのがありまして、最終的に重要な課題については経営委員会と、評議会という区長会ですけれども、その会議にかかって最終的には一組議会、これは議長さんの議長会の関係ですけれども、一組議会に諮って、そこである程度の方向性、意思決定をしていくという仕組みになっております。3月の経営委員会、評議会におきまして、こういう方向で検討したいがどうかというような説明がなされたようでございます。そこで検討をするということについては、了承をされて現在のような状況になっているというものでございます。



◆池尻成二委員 経営委員会、評議委員会には資料も何も出なかったのですか。



◎清掃リサイクル課長 大変申しわけないのですけれども、私の方では詳細は把握してございません。課長会での情報提供では、私が確認した限りではA4の1枚のものが、大きな字で書いてある文書でございますが、それが出されたというふうに思ってございます。



◆池尻成二委員 ここでやっていると申しわけないのでお願いなのですが、私、前回も申し上げたように、一組の全協でもうペーパーが出ているはずなのです。しかも検討室があるわけですから、当然検討室の中で起案をしたり、積み上げてきた資料等いっぱいあると思うのです。何で今日ペーパーが1枚も出ないというのがよくわからないのです。もう少したってからお出しになるつもりなのかもわかりませんけれども、私は出せないものではないと思います。ぜひ紙を用意していだいて、この間の経過も含めてこの委員会にきちっと議論できるようにお願いをしたいと思います。それをご返事いただいて終わります。



◎環境清掃部長 今、課長から申し上げましたように、現在資料収集に努めているところでございます。次回以降資料をもってご説明をさせていただくということでお願いしたいと思います。



○猿田博文委員長 ありがとうございました。幾つか委員会に資料請求、また一組の直接の説明を委員会にしてほしいという、そういうようなご要望などもございました。大変残念ながら次回の委員会がまとめで終わりになってしまいます。だから、そのことを検討することはやぶさかではありませんが、新しく構成される委員会で、その構成される方々の意思決定によって進められると思います。それについては議事にとどめて、しっかり引き継ぎたいというとちょっとこれは言い過ぎなのですけれども、そういうことにしておきたいというふうに思います。



◆片野令子委員 委員長のまとめでいいのですけれども、余りにも一組の動きの状況が、私たちに他団体だという意味も含めて、見えにくい状況になっているのですね。しかも、23区が分担金を出して一組が運営されているわけですから、その意味ではもう既に今の新会社なんかも準備室ができて動いているというときに、今後どういう状況になっていくのか、負担が大きくなっていくのか。負担が小さくなっていくのかということだって、23区の中では大きな問題になると思います。今の説明だと競争原理を働かせるために、もう一つの会社をつくるのだという説明でしたけれども、本当にその競争原理が働くのかどうかということも含めて、資料は出していただきたい。議論できるような、今後ともそういう委員会にしてもらいたいと思います。一応要望だけ申し上げておきます。



○猿田博文委員長 それでは、そのほかに何かございますか。

 次回の委員会ですけれども、6月26日月曜日午前10時からまとめの委員会となりますので、よろしくお願いをいたします。そのときに正副からまとめの案を提出をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、本日はありがとうございました。

 ご苦労さまでした。