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東京都 練馬区

平成18年  6月15日 文教委員会 日程単位




平成18年  6月15日 文教委員会 − 06月15日−01号










平成18年  6月15日 文教委員会



             文教委員会

開催日時  平成18年6月15日(木):午前10時02分〜午前11時39分

場所    第五委員会室

出席委員

 委員長  松村良一       副委員長 しばざき幹男

 委員   中島 力            福沢 剛

      斉藤宗孝            内田ひろのり

      かまた百合子          藤井とものり

      池尻成二            片野令子

欠席委員  なし

出席理事者

 教育長           薗部俊介  学校教育部長       荻原 博

 庶務課長          清水道夫  新しい学校づくり担当課長 河田孝雄

 学務課長          堀 和夫  施設課長         細川保雄

 保健給食課長        勝又 勝  教育指導課長       阿字宏康

 総合教育センター所長    帯刀 繁  生涯学習部長       横田明博

 生涯学習課長(生涯学習部長事務取扱)  スポーツ振興課長     小暮文夫

 光が丘図書館長       小池喜美子

事務局   議事主査 内野ひろみ

傍聴者数  8名

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第二回定例会初日付託案件

(1)議案第91号 練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例

継続審査中の案件

 ・陳情第12号 公立小中学校へのクーラーの設置について

 ・陳情第34号 不況を打開し疲弊している地域経済を活性化し安心して暮らせる地域社会を再建することについて〔第3項・第4項・第10項〕

 ・陳情第192号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について

報告事項

(1)「練馬区公立学校等施設整備計画」について

その他

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○松村良一委員長 おはようございます。

 ただいまから文教委員会を開会いたします。

 最初に、本日の進め方についてお諮りいたしたいと思います。本日、正午から議員表彰が予定されておりますので、11時50分をめどに閉会いたしたいと思います。皆様方のご協力をよろしくお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



◆中島力委員 進め方はそれで結構なのですけれども、前回の委員会でもお話ししたように、今日できるものをどんどん進めていっていただきたいというのも要望しておきました。ひとつよろしくお願いいたします。



○松村良一委員長 中島委員からのただいまのお申し出につきましては、2番の継続審査中の案件の進め方についてのところでお諮りしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、また本日審議および案件に入れなかった件につきましては、19日月曜日の午後1時から開催の委員会で質疑等を行ってまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのように進めてまいりたいと思います。

 それでは、案件表に基づきまして進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのように進めさせていただきます。





△1第二回定例会初日付託案件





○松村良一委員長 最初に1番、第二回定例会初日付託案件でございます。本日は、議案第91号・練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例について、資料1が提出されております。議案そのものの審査につきましては19日に行わせていただく予定でありますけれども、本日は説明と質疑を行わせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◎生涯学習課長 議案第91号・練馬区立少年自然の家条例の一部を改正する条例でございます。議案書ですと、(1)の49ページになります。説明は、今、委員長からお話がありましたお手元の資料1をごらんいただきたいと存じます。

 1改正の理由でございますが、少年自然の家3か所の住所表示の改正でございます。まず、(1)の軽井沢少年自然の家につきましては、「建物が設置されている場合は、建物の住所表示による」という現在の住所表示方法に従って改正するものでございます。(2)の武石少年自然の家につきましては、所在地でありました武石村が、周辺の上田市、丸子町、真田町と本年3月6日に合併をいたしました。それで新しい上田市になったことによるものでございます。(3)の岩井少年自然の家につきましては、所在地でありました富山町が、周辺の白浜町ほかと本年3月20日に合併し、新しく南房総市になったことによるものでございます。

 2、改正の内容でございます。軽井沢少年自然の家につきましては、新しく「軽井沢町大字追分1341番地1」になります。武石少年自然の家につきましては、「上田市武石上本入2469番地」になります。岩井少年自然の家につきましては、「南房総市久枝837番地」にそれぞれ改めるものでございます。

 3、施行期日については公布の日。

 4、新旧対照表につきましては、裏面にございますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。



○松村良一委員長 資料1とただいまの説明につきまして、質問あります方。



◆かまた百合子委員 今ご説明いただきまして、わからないところを教えていただきたいのですが、ベルデ武石は観光公社が運営してきたのですけれども、今度、上田市になってしまったのですが、事業がどう継続されるかどうかですね。武石の地域経済とか地元の雇用対策などで、地域経済を活性化させる役割を担ってきたと思うのです。上田市になると、こういった武石の発展はどうなるのかなということがちょっとわからないので、そのことをお聞きしたいのと、あと岩井少年自然の家の場合もどういう変化が出るのか。二つとも関連したことなので、おわかりになる範囲で教えてください。



◎生涯学習課長 まず、武石でございますが、お話は多分開発公社のことかと、観光公社とおっしゃっていましたけれども。今、委託先が武石開発公社でございます。

 それで、まず名称でございますが、従前は「社団法人武石村開発公社」と称していました。これが今度、村が落ちまして、「社団法人武石開発公社」というような名称になっております。事業内容については、ほとんど変わっておりません。それで、ただ問題になりますのは、上田市のほかに真田町でありますとか、それぞれ類似の公社、ほかでは振興公社などと言っている場合もあるのですけれども、それぞれが持っております。したがいまして、当面は、これがそれぞれの公社が存続をしていくということでございます。今聞いておりますのは、そのうち将来はどうも合併といいますか、一本化をしていくような方向もあるような話はちらっと聞いてはいるところでございます。その辺はちょっと、上田市の考え方でございますのでちょっとはっきりしませんが、当分の間、5年程度は今のままの形で継続をしていくという話は聞いておるところでございます。

 それから、地域経済の活性化につきましては、確かに昔の武石村、今で言うと武石地域と言っているのですけれども、そちらについては、練馬区からの区民が訪問しているようなこと、あるいは観光客が行ったりしているような深いおつき合いがございましたので、そうした点については、かなりの経済的な影響が武石村全体としては大きかったというような話でございます。その中で、今後につきましても、私どもとしては、武石村とのつき合いについては余り変えていかないという方向を聞いているところでございます。これは聞いたところでございますが、村はなくなりますけれども、総務が担当している友好都市提携は、引き続き続けていくという方向で聞いているところでございます。

 それから、岩井につきましては、私どもは株式会社に委託をしているところでございますけれども、今のところ大きさも似たような町が七つほど集まっている関係がございます。そういう点では、言うならばドングリの背比べみたいな形になっておりまして、それぞれの旧の町の地域自身がいろいろな形でやっていくような話も聞いておりますので、将来的には、一つの市でございますので、そういう方向になるかと思います。今のところはそんなに大きな変化はないような話は聞いております。



◆かまた百合子委員 武石はもちろん、ほかの町村もこのことでますます発展するなら安心なのですけれども、そこら辺はこれからいろいろ連絡をとり合いながら、ぜひとも力を入れていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○松村良一委員長 そのほかいかがでしょうか。ございませんか。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは1番、第二回定例会初日付託案件につきましては終了させていただきまして、2番の継続審査中の案件に移らせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)





△2継続審査中の案件





○松村良一委員長 それでは最初に、先ほども中島委員からもご発言がありました継続審査中の案件全体についての扱いについて、お諮りをさせていただきたいと思います。

 本日は、(2)、(3)、陳情第12号・公立小中学校へのクーラーの設置について、陳情第34号・不況を打開し疲弊している地域経済を活性化し安心して暮らせる地域社会を再建することについて、3項、4項、10項が資料2で、それから(39)陳情第192号・義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について資料3が出されておりますので、本日はこの3件につきまして質疑を行わせていただきたいと思いますが、その他の扱いについてただいまからお諮り申し上げたいと思います。

 最初に、まだ当委員会におきまして読み上げもされていない件がございます。具体的に言いますと、(1)請願第3号・30人学級の実現について。それから、(27)陳情第65号・学校施設の有効利用について。(28)陳情第69号・区営テニスコートの整備について。それから、飛びまして(36)陳情第54号・性同一性障害をかかえる人々が普通に暮らせる社会を実現することについて〔第4項〕。(38)陳情第151号・総合体育館駐車場有料化による定期的利用登録団体の負担軽減について。それから、読み上げはされていますけれども、当委員会でまだ質疑が一度も開始されていない二つが残っております。(42)陳情第221号・教職員の長時間・過密労働の解決について。(43)陳情第223号・学校安全対策のための警備員配置について。以上の7件についてでありますけれども、本来でありますと、区民からの請願・陳情につきまして、当委員会で活発な質疑を行うことによって、それぞれの願意について審査を図ってくるわけであります。残念ながら、あと残すところ今日と19日となっております。こういう中で、今読み上げました7件につきましては、当委員会の中での審査は、なかなか入ることができないということで、新しい委員会構成の中で引き続き継続審査をしていただければと正副としては思っているわけであります。以上7件につきまして、そういう扱いとさせていただくことでよろしいでしょうか。お諮りを申し上げたい思います。以上7件については、まずはいかがでしょう。(1)、(27)、(28)、(36)、(38)、(42)、(43)です。



◆中島力委員 請願3号と陳情65号と69号、陳情54号と陳情151号、陳情221号、陳情223号と、今言った7本ですよね。



○松村良一委員長 はい。



◆中島力委員 これについても、なじまないものが結構これはあるのですよね。どっちかというと、(38)の151号の総合体育館駐車場有料化による定期的利用登録団体の負担軽減についてというのも、これも今まで利用者からは苦情が出ないと。今まで団体登録されている方だとか、それから有料にしても、ほとんど余り苦情が出てこないというような意見を聞いております。だから、こういうのは正副でご努力願って、取り下げの要請をしていただきたいなと、こういうようにも思っているのですよ。それから、30人学級の実現についてというのも、本来であれば読み上げをやったり、全部これをやらなければいけなかったのですけれども、これができなかったというのは非常に残念なのです。学校安全対策のための警備員配置についてと、こういうのもいろいろと、安全・安心、それから学校でも全部今一生懸命努力して、校長先生も混ぜて、地域の人たちや何かと混ぜてですね、努力してやっているのが目に見えています。ですから、できるものであれば、取り下げの要請を正副でご努力をしていただきたい。これらは本当はやっていかなければいけなかったのですけれどもね。非常に残念ですけれども、それ以上に我々が思っているのは、やっぱり教科書の問題だとか、それから男女混合名簿、それから教育基本法の改定という、この何本かありますよね。これについてはまだ結論を出せるような問題もないので、これも全部取り下げの要請をしていただきたいなと、こう思っておりますので、ひとつよろしくお願いします。だから、今言ったとおりのこの7本については、もしやむを得なければ継続しかないと思うのですけれどもね。いかがでしょうか。



○松村良一委員長 ただいまの7件については、まだ読み上げもされていません。もし継続や取り下げの関係をやるとしましても、一たん審査をしなければならない関係がありますので、その点では、7件について今日と19日しか残された日程がない中で、以上7件についてはあらかじめ新しい委員会構成の中で継続して審議、審査していただくということで、この間開催させていただきましたけれども、すべて時間延長ということを行いながら進めてきて、鋭意研究・検討してきた中でも入れなかった問題もありました。この点については、今回まだ読み上げもされていない、審査も一度もされていないという中では、中島委員から、この7件の中身についてはなかなか入り切れないということではありますので、本日継続とさせていただければと思っているのですが、いかがでしょうか。



◆中島力委員 今、委員長がそういうようにまとめていただいたなら、皆さんにお諮りしていただいて、よろしければいいのですけれども、(4)番から例えば(12)番、これについてと、それから(17)番から(26)番までのこれについても皆さんにお諮りして、そして取り下げの要請をしていただきたいなと。うちの会派からは、これはもう前からも何回も何回も当委員会でお話ししているのですから、これについて進めていただきたいなと、こう要望しているのですけれども、なかなか時間の問題もあるかもしれませんけれども、できるものなら進めていただきたいと、こう思っているのですけれども、お願いします。



○松村良一委員長 最初の7件については、継続ということでお諮りさせていただいてよろしいでしょうか。ご異議ございませんね。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、最初の7件につきまして、そのようにさせていただきます。

 次に移らせていただきます。今、お話がありました(4)陳情第195号から(12)陳情第240号のそれぞれ教科書採択にかかわる中身であります。

 これまでも正副委員長としましては、既に陳情の内容のいかんを問わず、練馬区教育委員会として既に事実上教科書採択が行われてきているという流れの中で、正副委員長としては、それぞれの陳情代表者に取り下げ願いを出させていただいたところであります。現在、取り下げがされていないものだけが残っている関係であります。今後もさらに陳情の取り下げについて要請を強化させていただくということとあわせて、既に昨年、教科書採択はされております。この時点で採択になるか不採択になるかという議論をしても、ほとんど実効性がないという事でもあります。この(4)から(12)、取り下げ願いを今後とも継続しながら継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。



◆中島力委員 今後というのは、今、どこまでが今後なのだかね。この今の委員会ね、このメンバーの中で要請していたのだから、今までね、その要請が実行できていないのです、今。だから、できれば(4)番から(12)番、それから(17)から(26)番……。



○松村良一委員長 (12)までの話しかまだしていませんので。



◆中島力委員 ごめんなさい。せっかちなもので、すみません。

 (4)から(12)番ね。これについても毎回毎回お話を正副に言っていたのですけれども、なかなか取り上げてくれないというのがあって、非常に残念なところもあるのですけれども、正副を信じて、このあと2日間の委員会で、これを何とか陳情者に賛成も反対もご理解をいただいて、取り下げをしていただく要請を私はお願いしているのです。この委員会でね。



○松村良一委員長 今、中島委員からお話がありましたように、この(4)から(12)につきましては、正副委員長として取り下げ願いをそれぞれ陳情代表者に申し上げているところであります。さらに強力に進めてまいりたいなと思っております。そして、当委員会の扱いとしましては、継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。当委員会、すなわち19日までしかない、審査ができない中で結論が出せるものではないと。取り下げ願いを求めながら、取り下げがしないから結論を出すという問題ともなりません。したがって、継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。



◆中島力委員 せっかく今まで話をしてきたのが、では、この委員会で今、松村委員長としばざき副委員長のこのメンバーの中で、これを取り下げを努力していただきたいという話もしてきているのですから、この委員会でやらなければ意味ないのです。またこれを先送りして、次の委員会に出して、今まで審議していないのは、それはもうやむを得ないのですけれども、これについても、ほかについても、今までやってくださいよというお願いをしてきているのですから、何とかご努力していただきたいなと、こういうふうに思っているのですけれども、無理ですかね。



○松村良一委員長 陳情代表者には、取り下げをお願いしたいという要請はさせていただいているところです。その点では、判断をしますのは陳情代表者です。当委員会の判断ではありませんので、その点は陳情代表者によろしくお願いしたいということだけは要請してまいりたいと思います。よろしいでしょうか。



◆片野令子委員 本来ならば、この教科書のことに関しては、教育委員会のいろいろな努力もあって、それから陳情者の意向に沿うような形で教育委員会も努力してくださいということで出してきて、そして意向に沿うような形で教育委員会も採択や何かが決まってきたわけですよね。そういう意味では、すべてが意向に沿ったかどうかわかりませんけれども、ただ、やっぱりその方の陳情はきちんと採択をしていくべきだと思うのですけれども、しかし、それはなかなか委員会としてはできなかった。前回の委員会でこれはやったことですので、それは前回の委員としては中島委員もおられたというふうに思いますけれども。そういう中で、なかなかできなかったということですから、今、委員長がまとめられたように、審査はあと1回ですけれども、両者取り下げ、本当は取り下げという形というのはおかしいのですけれども、採択、意向に沿うような形で教育委員会が努力したわけだから、それに対しては、その意向に沿ったものに対しては採択をしていくべきだと思うのですけれども、それを両者取り下げろというのも、本当に陳情者にとっては非常に心外なことだというふうに思うのです。今、委員長が、時期的にはちょっと外れましたから、次のまた教科書問題もありますけれども、時期的には外れましたから、委員長がまとめたように、両者に再度働きかけて、両者が取り下げるということであれば、しかし、この委員会の中で結論が出ないものは継続になるしかないのではないですか。というふうに思います。だから、委員長のまとめたような形になっていくだろうというふうに、私はそれに賛成します。



◆中島力委員 すみません。時間をかけて申しわけないのだけれども、今、片野委員が委員長の代行で何かまとめたような話をしていただいたのですけれども、僕は前の委員会にいたから余計感じるのですよ。もう2年も3年も置いておくのもおかしいのではないかと、そう思うのですよ。だから、やっぱり陳情者に早くね、もう今はこうですからこうなのですよというお話をしていただいて、賛成も反対も両方ともおろしていただければ助かるなと、こういうふうに思っているのです。今、なじまないものがあるのです、ここに。なじまないものがある。そうでしょう。なじむものだったら結構なのですけれども、なじまないものがここに入っているので、これを何とか正副に今お願いをしているわけなのですよ。ここへ来て、時間がないからもうできませんよと言われる答えでは、これはもう困る。委員長の気持ちだってわかりますよ、これ。それはわかります。だけれども、委員のメンバーとして、少しでも早く、今、こういうふうにやってこうなったのだから、教育委員会の、今、片野委員が言ったように、教育委員会も努力してきた、この委員会も努力してきたというのは今お話聞きましたよ、だから。そういうことも交えながら、ちょっと悪いのだけれども、このベテランの松村委員長ですから、このことを何とかひとつお願いしたいなというふうに私は思っている。よくわかってもらいたいのです、ここのところを。



○松村良一委員長 本来であれば、教科書採択にかかわる中身でありますから、先ほど片野委員からもお話がありましたように、前委員会の構成メンバーの中で結論を出していただければ一番ありがたかったわけでありますけれども、当委員会になって1回の審査の中ですぐに教科書採択が決定したという現状でもあります。こういう中では、双方それぞれ取り下げを行ってこの間まいりました。そういう中で、まだ残っている問題については取り下げを今後とも継続して行いながら、当委員会、19日までしかない中では、継続の扱いとさせていただくということ以外には道はないだろうなと思っておりますので、よろしくご協力をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



◆中島力委員 そこのところが、すみません、委員長ね、しつこいかもしれないのだけれども、大事なことですから言わせてもらいますけれども、本当に男女混合名簿についても教科書問題についても、現在、ここはもう先へ進んでいって終わってしまっているわけですよ。だから両方とも、賛成も反対も陳情者の皆さんにご理解いただくのが一番ではないか、こう思っているのです。このまま行って、ずっと今度は審議未了になるでしょう、あと1年で。そうなったらどうするのですかね。また出さなければならないということがあるでしょう。だからそうではなくて、もしご理解いただけるものだったら、これこれこういうわけになっていると、これもこういうことになっているのだからというお話をしていただいて、それでも陳情者の方がイエスという言葉が出なければ、これはしようがないと思うのですけれども、そのぐらいご努力をしていただきたい。こう思っているのです。



○松村良一委員長 今後も努力を進めてまいります。よろしいでしょうか。

 それでは、(4)から(12)までにつきましては、取り下げの努力を今後とも継続しながら継続ということでよろしいですね。よろしいですね。中島委員、よろしいですね。



◆中島力委員 もう一回。



○松村良一委員長 取り下げを今後とも要請しながら、本日のところは継続ということでよろしいですね。



◆中島力委員 だれがやるのですか、その要請は。



○松村良一委員長 当然、正副委員長が行います。



◆中島力委員 現在の正副ですか。



○松村良一委員長 現在です。



◆中島力委員 それを正副がやってですね。



○松村良一委員長 第二回定例会まではです。



◆中島力委員 まではでしょう。まではでしょう。結論が出ないということですね。



○松村良一委員長 はい。



◆中島力委員 非常に残念ですね。



○松村良一委員長 それは私も惜しかったです。もっと早く。よろしいですか。



◆中島力委員 残念です。非常に残念。



○松村良一委員長 私も残念です。



◆中島力委員 それしかないですね。



○松村良一委員長 はい、そのとおりです。お互いに残念だと思っております。

 よろしいですね。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、次の(13)から(16)、学校給食に関連する四つの陳情がございます。既に学校給食につきましては、ご承知のとおり学校給食の民間委託化が既に始まっております。とりわけ中学校につきましては、向こう2年間で全校学校給食の民間委託が進められていくという現状にあるわけであります。こうした民間委託の現状についての審査を進めていくと同時に、学校給食の維持・充実問題については、当委員会、さらに今後とも鋭意審査を進めていかなければならない課題だと思いますので、この(13)から(16)の4件につきましては、当委員会として継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。ご異議ございませんか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、そのようにさせていただきたいと思います。

 それから、(17)から(26)、この10件は男女混合名簿に関連する陳情であります。既にご承知のとおり、男女混合名簿については、練馬区教育委員会として学校長が独自に判断するという決定を既に行っております。こういう現状の中で、男女混合名簿についての促進、それから使用の反対、それぞれの陳情が出されていますけれども、練馬区教育委員会として独自の判断が既に示されているという中で、正副委員長としては、この男女混合名簿に関連する陳情につきましてはすべて取り下げをお願いしたいという方向で、当委員会の同意が得られれば動いてまいりたいと思いますが、いかがでしょうか。

 ご異議ございませんか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、(17)から(26)につきましては、すべて正副委員長として取り下げを要請するということで進めさせていただいてよろしいですね。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきたいと思います。

 それから、(32)陳情第84号・教育基本法の改定に反対する意見書の提出について、以下(33)、(34)、(35)、この4件はいずれも教育基本法の改定に関連する陳情であります。現在、国会の中で教育基本法の改定をめぐる議論が、継続されておりまして、さらに秋の臨時国会にまで継続審査になるような見込みであります。現在もまだ動いているという現実でありますので、当委員会としては継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。ご異議ございませんですね。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、(32)から(35)につきまして、4件について継続とさせていただきたいと思います。

 その他の陳情についてお諮りいたします。(2)、(3)は今日入ります。それから、今日予定されていない(29)陳情第76号・朝鮮学校の国立大学入学資格に関する意見書の提出について、(30)陳情第81号・練馬区における心身障害学級(固定学級)存続について、(31)陳情第104号・障害児教育の充実・発展について〔第3項・第4項〕、飛びまして(37)陳情第108号・区内在住の私立小中学校就学者への教育費助成について、(39)は今日やります。(40)陳情第201号・(仮称)豊玉・中村体育館建設に伴う「すずしろの道」(学園公園西側道路)について、(41)陳情第214号・区営プールでのワンポイント指導について、(44)陳情第276号・区立図書館の充実と発展について、以上読み上げました陳情につきましては、本日審査に入る時間がないようでございますので、19日、次回の委員会の中で、一つ一つの案件につきまして各会派からご意見を出していただきまして、そして一致した結論が出されるものについては結論を出していきたい。そして、一致しない、また、さまざまな議論が今後とも続けられてくるということでありますならば継続という判断を19日の日にさせていただきたいと思います。それぞれの今読み上げました陳情案件についての取り扱いとしていかがでしょうか。よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきます。

 それでは次回まで、(29)、(30)、(31)、(37)、(40)、(41)、(44)、それぞれ各会派持ち帰っていただきまして、会派からのご意見を出していただいて、まとまるものについてはまとめる、まとまらないものについては継続と、そういう扱いとして19日を迎えてまいりたいと思います。よろしく各会派での持ち帰りをお願いしたいと思います。

 それでは、継続審査中の案件について、本日の(2)、(3)、(39)以外の扱いについて、以上のように決定させていただきたいと思います。

 それでは、今日提出されております(2)、(3)に関連してでありますけれども、これもまだ読み上げされておりません。最初に陳情第12号・公立小中学校へのクーラーの設置についての読み上げを行わせていただくとともに、陳情第34号は全文の読み上げを省略させていただいて、今回の当委員会にかかっております第3項・第4項・第10項の項目だけを読み上げるという方向で読み上げについて進めさせていただきたいと思いますが、そういう方向でよろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、事務局、お願いします。



◎事務局 陳情を読み上げさせていただきます。

 陳情第12号・公立小中学校へのクーラーの設置について。

 陳情代表者等は記載のとおりです。

 陳情趣旨。昨年(2002)秋に私たちは「すべての公立小中学校にクーラーを」と陳情を出しました。皆様の審議の結果『クーラーは必要』となりましたが、区の予算の関係で扇風機の設置ということになりました。一歩前進と喜んでいますが、小学校には是非一日も早くつけて頂きたいと思います。扇風機とクーラーの予算の違いはあまりないように思います。私たちは、ヒートアイランドと言われている練馬区の地形からみても30℃を超える中で学校生活は大変と思います。学校環境基準でも30℃以下と明記されています。扇風機ではなくクーラーの設置を強く願います。

 陳情事項。一、すべての子どもたちが良い環境で学び生活するために、すべての教室に一日も早くクーラーを設置して下さい。

 陳情第34号・不況を打開し疲弊している地域経済を活性化し安心して暮らせる地域社会を再建することについて。

 陳情代表者等は記載のとおりです。

 項目のみ読み上げさせていただきます。

 第3項、小中学校等公共施設の改修並びに耐震工事の前倒し発注について。「今後も、平成17年度を目標に耐震補強が必要とされる小中学校の改修工事を実施してまいります」と回答を頂いております。学校は子供たちが毎日生活する場であるとともに地震の際の住民の避難場所でもあることを考えると進捗状況は早いとはいえず、一刻も早い前倒し工事をお願いいたします。

 第4項、学校の普通教室への冷暖房施設の設置について。父母はもちろん区民の要求になっている学校の冷暖房化については、目黒区で実施し、児童・生徒とともに区民に歓迎されているところであります。来年度予算に向けて、文部科学省初等中等教育局施設助成課では、公立小・中・高等学校等を対象に、空調設備整備に対し、1/3の助成、3万教室分100億円の予算を計上しました。「学校施設は、児童生徒の学びの場であると同時に、一日の大半を過ごす生活の場でもある。このため、快適な環境を確保することが必要であり、近年の高温化・都市部におけるヒートアイランド現象等に鑑み、公立学校に空調を導入するための補助金を新設する」とその趣旨を述べており、まさに練馬区は、ヒートアイランド現象の中心地域です。早急な予算化と受け皿として地域建設産業を選定して下さい。

 第10項、予想化される「江東区現象」への対応について。練馬区の長期総合計画での人口推計では、2010年度に67万人となるとしていますが、本年すでに67万人に達しており、「普通教室不足」が確実に予測されます。区の回答では、その場合は「仮設校舎を建設して対応」し、「新設校の建設に関する検討または計画は、現在のところ行っておりません」としていますが、マンション等居宅の着工が確実に増加しています。学校の増改築、新設校も含め計画され、地元建設産業に受注の機会を設けてください。



○松村良一委員長 ありがとうございました。

 さらに本日は、この陳情に関連しまして資料2が提出されております。資料2の説明をお願いいたします。



◎施設課長 資料2をごらんください。

 陳情第12号・公立小中学校へのクーラーの設置について。陳情第34号・不況を打開し疲弊している地域経済を活性化し安心して暮らせる地域社会を再建することについて。

 陳情の要旨は、陳情第12号は記載のとおりです。陳情第34号第4項も記載のとおりでございます。

 小中学校の冷房機、扇風機の設置等について。

 1、冷房機の設置。これは窓、扉の開放をすることにより支障のある教室等について設置しているものでございます。(1)騒音対策校。道路や鉄道沿いにあります学校の騒音対策として実施しております。設置している学校は、北町小学校、昭和48年度に設置しまして、現在16教室、川越街道沿いの騒音対策として設置しております。練馬第二小学校、昭和47年度に設置し、現在18教室、目白通りの騒音対策として実施しております。練馬第三小学校、昭和50年度に設置、現在16教室、西武鉄道の騒音対策として実施しております。石神井東小学校、平成14年度、4教室、これは環状8号線の工事に伴います騒音対策として実施しております。石神井中学校、昭和56年度に設置いたしまして、現在18教室、富士街道沿いの騒音対策として実施しております。大泉中学校、昭和47年度設置、現在14教室、補助135号線、学園通り沿いの教室について実施しておるところでございます。関中学校、昭和55年度、4教室、新青梅街道沿いの教室について実施しております。合計いたしますと、7校90教室について冷房機を設置しております。(2)特別教室、管理室等、これは昭和58年ごろより順次整備してきているところでございます。特別教室といたしましては、音楽室、図書室、コンピューター教室等について、音を外に漏らしてはいけない教室、あるいは入ってきては困るような、そういう教室について設置しておるところでございます。また、管理諸室として、保健室、校長室、職員室、あるいは教育相談室等に設置しております。また、地域開放用に整備しました会議室、和室、視聴覚室等にも設置しておるところでございます。

 裏面をお開きください。2といたしまして、扇風機の設置状況でございます。これはクーラーが設置されている学校を除くすべての学校につきまして、普通教室、小学校66校、設置教室数としますと1,016教室になります。設置年度、17年度に設置しております。中学校につきましては、33校384教室、平成15年度に設置しております。また、クーラーを設置していない特別教室につきましても扇風機を設置しております。小学校69校、これは次年度、平成19年度・20年度に設置を予定しております。また、中学校につきましては、今年度、33校、279教室について設置していく予定としております。

 3番、普通教室に扇風機設置を選択した理由でございます。(1)児童・生徒の健康に与える影響を考慮しております。(2)環境への影響が少ないという点。(3)としまして、財政負担が少ないということでございます。

 4番、みどりと環境の学校づくりの推進といたしまして、環境教育や環境問題、夏の暑さ対策などのため、校庭の芝生化、屋上緑化や緑のカーテンなど、新たな緑化を平成14年度から実施してきておりまして、新長期計画でも位置づけ、計画的に推進しているところでございます。



○松村良一委員長 どうもありがとうございました。

 陳情第34号の10項に関連して、口頭での説明、ございますればお願いしたいのですが。



◎学務課長 10項でございます。

 この江東区現象というようなことで記載がされておりますが、前回の委員会の中でもご説明申し上げましたとおり、私どもの練馬区におきましては、子どもの数は微増の傾向にございます。江東区との比較でありますけれども、江東区は、本年度を含め、平成14年度からこの5か年で人口が約11%、それから小学校の児童数が11.5%の増になっております。

 本区におきましては人口が約2.7%、小学校の児童数が約4.7%の増というようなことで、やはり総人口、それから練馬区における人口との比較におきましても、大幅な差異があるというようなこと。それから、江東区そのものでありますが、埋立地等の開発によって、住宅化が進んだというようなことがあり、練馬区の人口増とは基本的なところで理由が違うところがあるかと。そういった点で、江東区現象というのが、本区におきましても人口の増という状況にはありますが、その割合等につきましても差異があるものと、そのように考えているところでございます。



○松村良一委員長 ただいまの資料2、口頭説明を含めまして、陳情第12号、陳情第34号の3項・4項・10項につきまして、質問のある方、お願いいたします。



◆かまた百合子委員 まず、第34号の方の陳情で教えてほしいのですが、「来年度予算に向けて」とありますね、これが04年度の予算なのかなと思うのですが、文部科学省初等中等教育局施設助成課で、空調設置設備に対して3分の1の助成、3万教室分100億円の予算を計上したとあるのですが、これは今どうなっていますでしょうか。



◎施設課長 当時、新聞報道等で、このような助成をするということについて文部科学省が公表したわけでございますけれども、最終的に、今、財務省ですか、こちらとしては予算化は見送られたと聞いております。



◆かまた百合子委員 ありがとうございます。

 クーラー設置について、学校やPTAからどういう声が届いているかということをお聞きしたいのですけれども、私のところには、子どもたちから体育の後は特にクーラーが欲しいとか、冷水機の水を飲むときに行列ができて、もう最後の方は水がぬるくなってしまっているという訴えが来ているのですね。保護者からの手紙では、子どもたちに快適な環境をというのは理想だけれども、せめて暑さ地獄から救ってほしい、30度以下にしてほしいということですね。熱中症になるのではと心配されている方なのですよ。この方の要望なのですけれども、全校で湿度の調査をしてくださいと。クーラーのきいた庁舎にいたのでは子どもたちの切実さがわからないから、実際に足を運んで6・7・9月の教室の暑さを体験してくださいという内容の手紙なのです。扇風機はないよりあった方がいいのですけれども、緊急避難なので、区民の願いにこたえて、まず実態調査していただきたいのです。このあたりはいかがでしょうか。それで、実態を調べた上で空調機の設置を検討していただきたいのですけれども、実態調査について、どのような状況なのかを教えてください。



◎施設課長 実態調査というお言葉でございますけれども、私どもとしますと、扇風機を設置していくということの中で対応してきているところでございます。また、資料の説明の中でも、屋上緑化、緑のカーテン等を含めて、少しでも教室環境の改善に寄与させるという努力をしているところでございまして、屋上緑化等の中でも、したところとしてないところでおおむね2〜3度の差があるというようなデータもございます。そういうことも含めて、順次、そちらの方で対応してまいりたいということで、実態調査については、行う予定は今のところございません。



◎学務課長 ただいまの件の冷水機のことでございます。昨年度の予算で、1フロア、1階ごとに1台の冷水機を装備したところでございます。しかしながら、ただいま委員からご指摘のありましたように、学校の規模等によって、1フロアの子どもさんの数も違う学校があるわけでございます。私どもは、昨年度の予算の契約差金を利用いたしまして、増配置の購入をさせていただいております。そういう観点で、1フロア1台でございましたけれども、学校等の希望を踏まえまして、増強をしたところでございます。



◆かまた百合子委員 暑さ対策で、緑といろいろな環境に力を入れていただくのは大いに結構なのです。これは進めていただきたいのですけれども、この陳情にありますように、2002年度、審議の結果クーラーは必要となったとあるわけですね。だから、必要な設備はきちんと設置してほしいと。これは当然の願いだと思うのです。

 財源ということでしたら、やっぱり教育条件の整備というのは国の責任だから、国でやって、しっかり補助金をつけるということをやってほしいわけで、そういうことを国に要請していただきたいと思います。

 現場の状況、保護者や子どもの声を直接聞いてください。そうすれば、早く何とかしなければいけないという気持ちになります。国に要請するときも力が入ると思うのです。子どもたちの健康を考えて、ぜひとも検討していただきたいと要望します。陳情の採択をそういう気持ちで求めていきます。



○松村良一委員長 そのほかいかがでしょうか。



◆片野令子委員 扇風機の方が財政負担が少ないというふうになっているのですけれども、その比較は、どういう比較を今までもされてきているのですか。



◎施設課長 比較でございますけれども、1教室当たりの扇風機とクーラーですね、これをつけた場合どうなるかと。まず、扇風機につきましては、1教室当たり大体6台程度設置すると、おおむね30万程度でできます。クーラーになりますと、規模の大きいもので2台程度入ります。これがおおむね300万近くかかります。そういう意味では、約10倍の経費が必要となると私どもでは試算しております。



◆片野令子委員 環境状況というか、今、かまた委員からもありましたけれども、各クラス、この当時と、文科省がこういう規定をつくってきたことと、今、この異常気象というのが本来の気象になっていくのではないかなと思います。地球温暖化の中でね。そうすると、調査をするに及ばないという答弁でしたけれども、どういう教室状態になっているのかと。本当に学習する環境として教室の状況というのがこれでいいのかというような、集中力の問題もあるでしょうし、子どもたちは我々よりはずっとエネルギッシュですから、そのエネルギーが発散する教室の状態というのはどういう状態なのか、そういうことはきちんと調査をした方が、私はいいと思うのです。一度もやっていなかったのでしょうか。



◎施設課長 実態調査というお話でございますけれども、私どもとしては、先ほどもお答えさせていただきましたように、扇風機ということで取り組んでおりまして、実際の教室がどうなっているか、扇風機の設置以後につきましても、自分たちの目でも確認しているところでございます。児童・生徒からも、やはり何もないよりはという話もありました。扇風機をつけると、窓や扉を全部開放して授業を行うということの中で、やはり清涼感というのですか、そういうものがいろいろ出ている、聞こえてきたところでございます。今後につきましても、そういう声を聞きながら、扇風機等について取り組んでまいりたいと思っているところでございます。



◆片野令子委員 私は必ずしもクーラーがいいというふうには思いません。それは健康上、私たちのふだんの生活の中でも、やっぱり健康状況の問題を考えても、長時間教室で過ごすわけですから、そういう意味では、必ずしもクーラーがすべてだというふうには思いません。ただ教室環境として、では扇風機をつけたから、どういう教室環境に、いわゆる勉強するのに、学ぶのにどういう環境になってきているのか、そういうことの声というのは、ちゃんと子どもたちから吸い上げているのでしょうか。大人の感覚で、今の答弁ですと目で見た感覚でクーラーはいいという状況になっているようですけれども、そうではなくて、子どもたちの声はどういうふうになっているのか、そういうことは施設課としてはきちんと、あるいは教育委員会としても把握して、そして、いわゆる勉強する環境というものをつくっていく必要があるのではないかと思いますけれども、それはいかがでしょうか。



◎学校教育部長 今、学校の子どもさんの声はどうだというお話もございました。教育委員会では、年に今年からは5回、昨年までは4回、学校へ出かけまして、その後、教育委員と子どもさんたちとの意見交換会をしてございます。その中で、子どもさんたちから「暑いのでクーラー」というご意見も出てきてございます。その際、教育委員会としての考えを、先ほどなぜ扇風機かということの選択理由を、わかりやすい形で教育委員からお話をしていただいてございます。子どもさんたちは、それで納得をしていただいているのかな、理解をしていただいているというふうに、お話をするとうなずいていただいてございますので、理解をしていただいていると考えてございます。

 それから、実態調査のお話ですが、夏の温度、一年じゅうの温度は気象庁の方で湿度も含めて報告されてございます。扇風機は、先ほどご説明したとおり、窓を開放する形の中でやってございますので、特別な状況というのは考えられませんし、また、学校の方からもそういうご意見が出てきてございません。確かに涼しさということだけとらえればクーラーの方が効果があるのかもしれませんが、扇風機をつけるということで、環境も健康も含めた中での暑さ対策ということで、学校側では理解をしていただいているというふうに考えてございます。それから、そういうことで、普通教室のみではなく、特別教室にも扇風機の設置を広げているところでございます。

 なお、冷水機の設置でございますが、やはりこれも子どもさんたちの意見の中で出てきたものについて予算化し、具体化したというところでございます。



◆片野令子委員 地球温暖化の問題はとか、いろいろな意味では、それから原発などの問題がある。電力を使う、扇風機でもクーラーでもそうなのですけれども、そういう意味では、やっぱり一番の基本のところと、子どもたちの健康の状況とか、そういうことを考えると、クーラーと扇風機というのを併用しながらやっていっている教育委員会の施策で、それはそれでいいのかと思いますけれども、私は、この夏の学校の授業のあり方といいますか、もっと早期の時間帯の授業を。私たち東北に住んでいる者は、冬はもう遅い時間に、夏は早い時間にという形で、授業なんかも融通きかせてやっていました。それと同じように、夏早朝に、環境のいい時間帯に授業を行うとか、一番やっぱり暑い時間にはもう授業はやめるとかという、そういう融通のあるやり方を考えてもいいのではないかなと思うのです。そういう工夫もしながら、それからクーラーと扇風機という形での併用、一番勉強する環境にとってどういうものがいいのかということをさらに検討しながら、今の地球のあり方の状況というのは、異常な状況を私たち大人がつくってきてしまったわけですから、その意味もきちんと検討しながらやっていっていただきたいと逆に思う次第です。



◆中島力委員 ちょっと教えてもらいたいのですけれども、学校二学期制になると、夏の時期というのは何月から何月の期間が学校は夏休みになるの。同じなの、これ。



◎教育指導課長 現在のところ、それは余り変わらないというふうに考えております。



◆中島力委員 余り変わらない。余りというのは。多少は変わるんだ。



◎教育指導課長 二学期制になりますと、秋休みというのが間に入ってまいりますが、夏休みの時期そのものは、前にずらすか後ろにずらすかというのは検討課題と受けとめています。これは検討を今進めているところでもあります。



◆中島力委員 今、本当に片野委員がおっしゃったとおりに、クーラーは余りよくない、体にね。小池環境大臣も、28度のバッジあったよな、クールビズのね。28度という設定をするというようなことであるのだけれども、今の子どもたちが本当にクーラーが必要なのか何が必要なのかというと、やっぱり自分の経験でいくと、例えばサッカーにしろ少年野球にしろ、表でやるスポーツに対して、余りクーラーに当たっていると体力がなくなってしまう。そういうものがあるのですよね。予算があるないの関係なきにして、子どもの成長時期に、やはりクーラーというのはよくないのではないかなと僕は思うのですよ。

 我々、子どものころなんか、もっと暑かったですよ。暑かったけれども、2部授業というのがありまして、午前中の授業と午後の授業に分かれて、教室が足りなくて、2部授業というのも経験した人は余りいないかもしれない。午前中、午後と分かれて。午後にあったテストはもっと大変だったのです。そういうときには、暑ければ汗を出す。昔から言うではないですか、「子どもは風の子」、だからそのようにして体を鍛えなければ。体を鍛えることによって心も鍛えることができるのですよ。本来であればクーラーでなくても扇風機、本当は扇風機も長く当たってはいけないですよ、だけれども、そういう要望があったから、扇風機を教育委員会がつける、1教室に6機ぐらいついています。クーラーつけると非常に体によくないと、僕はそう思うのですよ。だから、クーラーつけても着ていなければだめ、シャツをね。もしやるのであれば、着ていなければだめなのですよ。

 それで、今言っているクーラーに対しては、うちの会派はどちらかというといただけないものなのですよ。やっぱり子どもは汗を出す、汗をかく。そのくらいに暑くても何にしても、夏休みは教室にこないのですから1か月半ぐらい。一番暑いときは夏休みなのですから、必要ないのですよ。その前の7月の20日まで例えば授業をやるとしてもね。9月の1日から始まるのですから、その間、暑い時間というのは一番何もない。教室でも勉強することもない。だから、子どもたちがよく、図書館関係は、これはみんなある程度設置されていますけれども、できるものであれば、こういうクーラーについては本当にいただけないものだと、私はそう思っているので。教育上よくない。体を鍛え、心を鍛える。これについてはうちは採択できないという結論を出しますのでね。もし、これをやってくれというのであれば、うちの方はできないと思っています。



◆内田ひろのり委員 確かにクーラーは涼しくていいなと思う面もあるのですけれども、先ほどクーラーをつけていただいたのですけれども、入れていただいたときはすごく涼しくて調子よかったのですが、もうなれてしまうと何か逆に暑いなというような感じがするのですよね。それで、クーラーのある部屋にいたときはいいけれども、そこから出ると今度は逆にそのギャップがあって暑いなと感じる。女性の方なんかは特に温度に敏感だから、逆に寒がってセーターを羽織ったりする人もいるぐらいです、大人でもね。

 では、今度は逆に、ここにも3番目に書いてありますけれども、理由の一つに、児童・生徒の健康にクーラーの場合影響を与えると書いてあるのですけれども、教育委員会の方でつかんでいる状況で、クーラーをずっとやっていると児童・生徒にどういうような影響があると考えていますか。もしつかんでいれば、その辺ちょっと教えてください。



◎施設課長 私ども聞いておりますところによりますと、委員ご指摘のとおり、冷房にずっと当たって、気分を悪くされた子がいたとか、そういうことでの報告は何件か当時受けておるところでございます。



◆内田ひろのり委員 やはり先ほども言っていただいたように、クーラーばっかりもよくないだろうし、それで扇風機を今つけていただいて、私聞いた限りでは、扇風機ついたので児童・生徒がかなり快適に授業を受けているということを校長先生からもお聞きしましたので、いいのかなと思うのですよね。

 それと、先ほど財政面のところで、扇風機だと30万で、クーラーだと300万と、これは1教室でそれぐらいかかるということなのでしょうか。



◎施設課長 はい。ご指摘のとおり、1教室当たりの比較として30万と300万というふうになります。



◆内田ひろのり委員 そうすると、クラスの多い学校になると、クーラーをもし仮につけたとすると、今の要するに送電線から学校に持ってきていますよね、あの辺の装置も含めて変えないと、要するに単純にクーラーを各部屋に2台ぽんぽんぽんと置いて、電気ぽっとやると電気がぽんと飛んでしまうという危険性もあるのですか、どうなのですかね。



◎施設課長 委員ご指摘のとおり、高圧電力を受電する関係から、当然、そこら辺の容量の見直しは必要なります。



◆内田ひろのり委員 そうすると、それをやろうとすると、そこら辺の施設の値段はこの300万円には入っていないですよね。だから、大体幾らぐらいかかるのか。モデル校当たり、1校幾らぐらい、そういう工事をしようとすると、300万円以外にお金がかかるのか、その辺をちょっとあわせて教えてください。



◎施設課長 1校当たりという、ちょっと今試算ありませんので申しわけないのですけれども、例えば今回、昨年度までに小中学校に扇風機をつけているわけですけれども、それとクーラー、これを比較した場合ですね、同じ教室数で全部比較した場合、今回、扇風機として、15年度・17年度で設置した経費としましては、おおむね3億9,800万円ほどかかっております。それをクーラーといたしますと、高圧の関係、電気関係は除いておりますけれども、単純に比較して、41億6,100万円ほどかかってくると。要は扇風機だけですと、おおむね小中合わせまして1,387教室、15年度・17年度でつけております。その経費が3億9,800万ほどかかっております。これを全部クーラーとしますと、41億6,000万ほどかかるという計算になってございます。キュービクルそのものは、物によりますけれども、5,000万から1億の範囲でありますので、学校ごとにいろいろ試算が変わりますので、これは除かせていただきたいと思います。



◆内田ひろのり委員 今の試算を聞いた限りでも、かなりの額かかるわけなので、正直言って、私個人としたら、それだけのお金をクーラーにかけるより、まず学校でやらなければならない耐震の問題というのがもう目の前にどんと控えているわけなので、そちらの方をやって、安心・安全な学校で子どもたちを学ばせてあげたいなというような感じはしました。



◆池尻成二委員 まず二つほど確認なのですが、この陳情の12号の中に学校環境基準というのが出てくるのですが、これはどういうものか教えていただけますか。



◎保健給食課長 学校関係衛生基準というものがございまして、そのことでございます。



◆池尻成二委員 これは国が決めた基準ということなのでしょうけれども、ここで30度以下と明記されているということなのですが、実態調査云々は別にして、現在の練馬区の学校の教育環境が、この基準を満たしているかどうかについての基本的な認識はどういうところでしょうか。



◎保健給食課長 学校環境衛生基準に従いまして、私ども、いろいろと空気の循環ですとか、室内化学物質等々の検査を薬剤師でやってございます。ただ、室内の温度の調査についてはやってございません。



◆池尻成二委員 もう一点は、今日の資料で1の(2)の特別教室、管理室等というのがありますよね。この中の音楽室、図書室、コンピューター教室というのは、多分、全学校にもあると思うのですが、これについては全校で空調の整備は終わっているというふうに理解をしていいのでしょうか。



◎施設課長 おおむね整備終わっております。全校において整備を進めているところでございます。一部今年度というところもございますので、全部というところではないのですけれども、そういうことでご理解願います。



◆池尻成二委員 私も、クーラーという手段というか方法については、必ずしも賛成しかねるなという気持ちがあります。ただ、一方で、今の学校の教室の環境、夏の時期の環境については、やはり課題は大きいなというのは一方で思っていまして、もちろん汗をかく子どもたちにとっての意味とか、いろいろあるといえばあるのですが、やはり授業を受ける環境としては、かなり厳しい環境が今はあるかなというふうな印象は残っています。

 それで、扇風機をつけていただいたことについては積極的に評価をしているのですが、やはり教室の授業を受ける環境の改善ということについては、これはやっぱりきちっと課題として教育委員会としては押さえていただいて、特に私は緑化の取り組みを早急にやっぱり進めていただきたいと。この間、壁面、校庭の緑化はまたちょっと別なのですけれども、屋上、それから壁面の緑化については、どちらかというと主として緑化の観点からの事業の説明の位置づけがあったのですが、やはり教育環境の整備というところでもしっかり位置づけを押さえていただいて、早急に、やはり前倒しも含めて全校で屋上あるいは壁面の緑化が進むように、これは努力をしていただきたいなと。今の教育環境の課題の認識と、それから緑化の取り組みの今後の方向なり姿勢をちょっとお聞かせいただければと思います。



◎施設課長 屋上緑化を初めとしまして、緑のカーテン、校庭の芝生化等、緑の推進にございますけれども、私ども、新長期の中でも、向こう5年間において屋上緑化、緑のカーテンも進めてまいる所存でございます。また、「みどり30」というものも今回推進計画等々できております。そういう中で、学校施設においても、屋上緑化等を含めました屋根緑化まで含めまして、大きく取り組んでいくという方向で現在検討を進めている段階でございます。委員ご指摘のとおり、教室環境の改善を含めた形の中で、前向きに取り組んでまいりたいと思っているところでございます。



◆池尻成二委員 ぜひお願いしたいのです。私、保護者会とか授業参観に行ってやっぱり感じる夏の暑さというのは、とてもこの30度の環境基準を守れているとは思えないのです、やっぱりね。せめて改善すべき課題として、やはりきちっと押さえていただきたいということを強くお願いしたいと思います。

 それから、緑化については、やはり全校を何らかの形で緑化を進めるということで、これは目標を持ってらっしゃると理解していいのでしょうか。あと、いつごろまでにできればいいというようなお考えがあれば、あわせてお聞かせいただければと思いますが。



◎施設課長 新長期という部分では5年間、22年度までの計画の範囲でございます。また、「みどり30」というのは、今後30年間で10%減りました緑被率を上げていくという計画でございます。そういうところで、小中学校における緑化については、全校で積極的に取り組んでいく方向で今検討を進めているところでございます。



◆池尻成二委員 終わりますけれども、新長期にとどまらず、その先も含めてできるだけ早期に緑化に取り組んでいただいて、教育環境の改善という面からも、学校がよくなるようにぜひやっていただきたいということお願いしたいと思います。



◆福沢剛委員 一つだけお伺いします。やっぱり本当に大変だと思うのですけれども、かまた委員のお話を聞いていると、夏の高校野球も甲子園ではなくて大阪ドームでやらなければいけなくなってしまうのかなというぐらいのお話の飛躍もあったのですけれども。今、特別な事情によって冷房機が設置されている学校があるのですけれども、現時点では、これ以外の学校には設置するお考えはないということでよろしいのでしょうか。



◎施設課長 はい。ここにありますように、道路や鉄道等の騒音対策として、授業ができないという教室についてのみ行っていきたいということでございます。



◆福沢剛委員 児童・生徒数が急増したことによって、教室が間に合わなくてプレハブで今授業を受けている学校というのはありますか。



◎施設課長 現在、ありません。



◆福沢剛委員 では、よかったです。実は私が中学生のとき、1クラス45人以上いたと思うのですけれども、それでも1学年16クラスあったのですよ。私、1年15組だったのですけれども、そのときやっぱり半分プレハブだったのですね。プレハブというのは、非常に夏は暑くて冬は寒い。それも普通教室の比ではなかったので、もしそういう状況で学習している児童・生徒がいれば、改善してあげてほしかったなと思うのですけれども。



◎学校教育部長 きちっと確認をしないと言えないのですが、プレハブ校舎は、関町北小が一つございます。それから、大東小もございます。それで、委員が学んでいた時代に比べまして、プレハブといいましても相当高級でございます。また、関町北小の方はクーラーをたしか入れてあると思います。いずれにしろ、ちょっとそういう特別なものについては、対応は学校側等のご意見を聞きながら進めていきたいと思います。



◆福沢剛委員 はい、わかりました。本当に私も自分が経験しているものですから、ちょっとプレハブで学んでいる児童・生徒がいたら大変だなと思って、心配になって伺ったのですけれども。

 先ほど冷水機増設していただけるということで、評価させていただきたいと思います。やっぱり熱中症、授業を受けながら熱中症になるようなことがあってはいけませんので。今までそういう事例はなかったと思うのですけれども。適度な水分補給というのは必要だとは思うのですけれども、今、どうなのでしょう。小中学校では自宅から例えば水筒に水なりお茶なりを入れて学校に持参するということは、衛生上の観点から認めていないのでしょうか。



◎教育指導課長 学校の判断によって、あるいは学年によって、保護者の要請もあるのですけれども、今のご指摘のような衛生面であるとか、そういった中で学校として判断しておるところだと考えております。



◆福沢剛委員 はい、わかりました。もう本当、くれぐれも、確かに学びの場であると同時に、ちょっと言葉は適切ではないかもしれないですけれども、修行の場でもあるような気もいたしますので、今後も配慮して、必要な支援は行っていただきたいと思います。



○松村良一委員長 そのほかございますか。

 まだ各意見等あります中で、本日のところは継続とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 それでは、継続とさせていただきます。

 次に(39)陳情第192号・義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について、本日は資料3が提出されておりますので、資料3の説明、お願いいたします。

 今進めましたのは、陳情12号と34号同時にあわせてということで最初にお諮りさせていただいたとおりであります。よろしいですね。

 それでは(39)、資料説明をお願いします。



◎庶務課長 資料3でございます。

 陳情第192号・義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について。

 陳情要旨は記載のとおりであります。

 まず第1、義務教育費国庫負担法の改正に伴う負担率の改定についてということで、平成17年度までと、平成18年度からの国と地方の負担につきまして示してあります。17年度までは国・地方それぞれ2分の1ということでありましたが、改正によりまして、下の平成18年度からというところで、国が3分の1、地方が3分2、この場合の地方は都道府県のことであります。地方の負担が3分の2ということで、この下の図で、国の負担の3分の1の線から右へちょうど半分の線で点線で区切ってありますが、この部分が新たに平成18年度から地方の負担になった部分を示してあります。これが全体から見ますとちょうど6分の1になると。この6分の1につきまして、都道府県への税源移譲で対応するという内容であります。

 その税源移譲の内容について、2番でお示しをしてあります。2番の税源移譲というところで、義務教育費国庫負担金のうち負担率の改定に伴う減額分、これはおおむね8,467億円になりますけれども、これにつきましては、下記によりまして都道府県に税源移譲されるということです。まず(1)平成18年度につきまして、所得譲与税として暫定的に都道府県に税源移譲されます。所得譲与税でありますが、これは三位一体改革に係る国から地方公共団体への本格的な税源の移譲を行うまでの間の措置として、所得税の一部を地方公共団体に対して譲与するものというのが所得譲与税であります。次に、平成19年度以降につきましては、都道府県の個人住民税として税源移譲がされると。こういうことで、新たな地方の負担分については税源移譲で対応すると。こういうことでございます。

 3番目に、練馬区への影響についてということで、前回の委員会でお尋ねがございました。義務教育国庫負担金の負担率改定は、国と都道府県の財源負担に影響するものということでありまして、練馬区への影響はありません。



○松村良一委員長 ただいまの資料3につきまして、質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。



◆かまた百合子委員 小学校・中学校の義務教育の教育について、国庫負担金は今のままで十分とお考えになっているのかどうかお聞きしたいのですね。というのは、先日の一般質問のときに30人学級を私求めまして、いただいた答弁が、教職員の配置等の解決すべき課題があるということだったのです。例えばそういう少人数学級をという子どもたちや保護者などからの要望をこたえるのに、財源が十分ではないのではないかしらというふうに思ったのですね。この国の負担、それから都道府県の負担というのを見て。そこら辺の国庫負担が練馬区で十分と考えていらっしゃるかどうか教えてください。



◎庶務課長 ただいまご説明申し上げましたように、この地方の負担というのは都道府県、具体的に言いますと東京都の負担に係るものでありまして、練馬区の負担ではありません。練馬区として、この地方の負担が十分か不十分かということについては、特段、そのことで教育委員会として今判断をしているということはございません。



◆かまた百合子委員 もう一度お聞きしたいのですけれども、国庫負担と都道府県の負担で練馬区に影響がないと。影響がないというのは今までと同じということなのですけれども、その今までと同じという財源で不足ではないのですかと、十分なのですかということをお聞きしたかったのです。簡単にそこら辺教えていただけますか。あるいは、今のままで十分だというお考えなのかなということを教えていただきたいのです。



◎学校教育部長 ご質問の趣旨がもうひとつ私ども理解ができないのですが、陳情は国庫負担制度を堅持してほしいと、こういうことなのですね。それで、資料3、陳情の要旨にもございますが、いわゆる県費負担教職員のということで、これは今、庶務課長がご説明したとおり、都道府県が権限と責任を持ってやっているというところでございますので、区市町村の教育委員会が、このことに今のようなご質問でどうなのだと聞かれても、なかなか明確なお答えというのは難しいのかなと。ご理解いただければと思います。



◆かまた百合子委員 立場上、そういうお答えになってしまうのかな。

 それで、この陳情にありますように、一人一人の子どもたちに目が行き届いて、授業が十分わかるまで丁寧に教えられるような教師の配置体制がとれること、そして教師がその仕事に専念できる条件を整える責任が国にあるから、やっぱり教育基本法にありますように、教育基本法の第6条2項では、全部読むと長いから、「全体の奉仕者であって、その職責の遂行に努めなければならない。その待遇の適正が期せられなければならない」とありまして、同じく教育基本法の第10条2項に「教育行政は」とあって、終わりの方に「教育の目的を遂行する必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない」とあるわけですね。ですから、この陳情にありますように、義務教育費国庫負担制度を堅持してほしいと、これはもう本当に当然のことで、これがとても重要だと思います。国が義務教育費についてしっかり責任を持つというのは当然ですよね。義務教育費は無料にするということですから。

 ただ、今、現在の政府の動きを見ていますと、この資料説明でもありましたけれども、三位一体改革というのが、国の負担を減らして地方自治体に負担を増やすということになっているものですから、このことが心配なのですよ。また、今、国会でのいろいろなことを見ますと、政府の動きが教育にかかわる公務員の削減の計画を出したり、少人数学級の実現に後ろ向きになっていたりということがあるわけです。ややもすると、国の責任放棄としか言えないような動きが見受けられるので、こういうときに地方自治体からきちんと、当然のことだけれども、意見を出しておくのは重要であると私は思います。

 ですから、この陳情は採択を求めるものです。



○松村良一委員長 そのほか。



◆池尻成二委員 確認なのですが、今日のこの資料の説明によると、基本的には国庫負担金の制度的な枠組みは変わっていない。都からの歳入も、都の負担金として歳入されているという理解でよろしいですか。



◎庶務課長 はい、そのように理解しております。



◆池尻成二委員 もう一点。基本的には、もともと一般財源化も含めた見直しという議論から始まったことだったわけですが、負担金を一般財源化してということは、三位一体の絡みでの議論としては一たんここで終了したと。今後、いろいろな、それこそ定数の話とか、これは負担制度、ベースの上でのいろいろな話はあると思いますが、国庫負担制度という枠組みそのものは基本的に残ったという判断でよろしいのかどうか、これをもう一回伺います。



◎庶務課長 はい、私どももそのように理解しております。



◆池尻成二委員 ありがとうございます。この陳情そのものについては、負担金の対象となる経費をどう見るかという議論もあるので、今後の動きも含めて、私は継続としていただければと思います。



◆片野令子委員 都道府県の負担が逆に多くなってきているわけですけれども、この間の東京都の教育委員会ですと、各区市町村が今後は教員の採用、あるいは異動は区市町村で実施する方向で、都の教育委員会が継続審議になっているようですけれども、そういうニュースがありましたね。そうすると、都はですね、その意味では今度は区市町村の自己負担をし、区市町村で何分の1かを負担し、そして東京都はもう負担しないよと、そういう形に持ってくるのではないか。そうすると、これは義務教育の国庫負担制度がこういう形になってきている中で、すごい影響を及ぼしてくるのではないかと私は思うのですが、その辺はまだ議論中なのか、教育委員会の方にはどういうふうな報告がなされているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。



◎教育長 今のお話で、教育長会も大きい区と小さい区がそれぞれありまして、私どもの方は人事権をよこせということで要望しています。お金は全部今までの仕組みでやってくれということで、条件をつけてやっています。

 今後どうなるかわかりませんけれども、いずれにしても、人事権が、中核市というのが、30万以上、中核市に自治権が政令指定都市と同じように流れてきましたから、その流れはあるだろうと思います。財政負担については、これまでの仕組みを変えないでくれということで、強くこれからも言っていくつもりでいます。



◆片野令子委員 言っていくのは、当然そういうふうになっていくのだろうと思います。東京都はそうはいかないだろうと。逆にいかないのではないかというふうに思います。そうすると、国の義務教育費の負担が削減されている、その割合で恐らく区市町村でもその何分の1か、何%かを負担しなさい、そうしたらその権限は与えましょうという形になってくるのではないかなと想像するのです。主張は主張で意見を出していくのはいいというふうに思います。そうするとこの192号、やっぱり国に対するきちんと堅持しろという意見書を出していくことは、今、物すごくチャンスのときではないかと、いい時期ではないかと私は思います。私はここで採択して意見書を出していくべきだと思います。意見を申し上げておきます。



○松村良一委員長 そのほかいかがでしょうか。

 先ほど継続という声も出されております。まだ制度全体的にも動きがあるさなかでもありますので、当委員会としましては、この陳情第192号につきましては継続という扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきます。

 それでは、2番目の継続審査中の案件につきましては以上とさせていただきまして、先ほど申し上げましたとおり、(29)、(30)、(31)、(37)、(40)、(41)、(44)、以上の陳情につきましては、次回、それぞれ会派持ち帰っていただいて態度表明させていただきながら取り計らいを進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。





△3報告事項





○松村良一委員長 それでは、3番目の報告事項に移らせていただきたいと思います。時間の関係で、報告だけでもと思っていましたが、時間がなくなりました。

 まず、報告事項の(1)、資料4につきまして、参考資料が出されています。その参考資料の説明だけ、性格だけ施設課長から報告していただきたいと思います。



◎施設課長 資料4の後ろから2枚目、参考資料と右上に打っているものでございます。これは、建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正などにより、今後の小中学校施設を含む区立施設の耐震化の推進についての考え方を整理したものとして、本日、6月15日、企画総務委員会と環境まちづくり委員会に報告されております資料でございます。後ほどお目通しいただければと思います。



○松村良一委員長 各委員会でも既に今日報告されている中身でありますけれども、(1)、(2)、(3)、報告事項3件につきましては、次回報告をしていただき、質問のある方、質問を出していただくという扱いとさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                 (異議なし)



○松村良一委員長 では、そのようにさせていただきます。





△4その他





○松村良一委員長 その他でございます。その他で口頭報告があるようでございますので。



◎庶務課長 それでは、口頭により1件報告をさせていただきたいと思います。

 皆さんご案内のとおりに、6月3日に港区におきましてエレベーターによる大変重大な事故が発生しております。この事故を受けまして、区といたしまして、区立施設のエレベーターの緊急調査を行いました。この結果がまとまりました。なお、この区全体の調査結果につきましては、本日、同時開催されております企画総務委員会において報告をされています。そのほかの常任委員会におきましては、所管の分のご報告をするということになりましたので、私から、教育委員会の関係についてのご報告をさせていただきたいと思います。

 教育委員会は、小中学校と生涯学習施設があるわけでございます。教育委員会におきましては、小中学校の部分で14施設で16台のエレベーターが稼働してございます。あと、区民施設におきましては、練馬公民館、練馬図書館がございます。この製造メーカー別エレベーターの状況が調査の対象となりましたが、問題になっておりますシンドラー社製のエレベーターはございません。

 一つご報告なのですが、日本エレベーター工業という会社がございます。日本エレベーター工業製は学校で1基、それから公民館、図書館で2基ということで、3基あるのですが、実は平成3年に、この日本エレベーターがシンドラー社と合併いたしまして、現在はシンドラー社となっております。この導入されているエレベーターそのものはシンドラー製ではなくて、旧の日本エレベーター工業製ということで、特に問題はないと考えてございます。学校のエレベーター、あるいは生涯学習施設のエレベーターともに、月に1回の定期点検をして、現在、特に問題はございません。

 この定期点検・保守管理の状況ですが、練馬公民館と図書館のこのエレベーターにつきましては、定期点検・保守管理を請け負っている業者がシンドラー株式会社でございます。それから、光が丘三中につきましては、マイクロエレベーターというところに保守管理を委託しているということでございます。

 それから、全体の不具合の発生状況ということで、これも取りまとめがあるのですが、教育委員会に関する部分につきましてご報告申し上げますと、平成17年、昨年の4月に、公民館のエレベーターが、使用頻度の過多によりまして途中で停止してしまったことがありました。ただ、中に利用者はおらなかったということで、空のエレベーターが加熱状態で停止し、すぐに保守委託の会社を呼んで対応して、すぐ復旧したと。こういう不具合が1件生じております。



○松村良一委員長 ただいまの報告につきまして、質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。よろしいですか。

                  (なし)



○松村良一委員長 それでは、その他のその他で、そのほか何かございますでしょうか。

                  (なし)



○松村良一委員長 ございませんですね。

 それでは、次回の委員会でございますが、6月19日月曜日の午後1時からの開催となっております。よろしくお願いしたいと思います。議案の審査、並びに本日入れなかった案件についての審査を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上で本日の文教委員会、終了させていただきます。ご協力ありがとうございました。