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東京都 練馬区

平成18年  5月12日 清掃リサイクル等調査特別委員会 日程単位




平成18年  5月12日 清掃リサイクル等調査特別委員会 − 05月12日−01号










平成18年  5月12日 清掃リサイクル等調査特別委員会



             清掃リサイクル等調査特別委員会

開催日時  平成18年5月12日(金):午前10時05分〜午後0時21分

場所    第四委員会室

出席委員

 委員長  猿田博文       副委員長 原 ふみこ

 委員   小泉純二            小川けいこ

      小野塚栄作           西川康彦

      内田ひろのり          かまた百合子

      浅沼敏幸            池尻成二

      片野令子

欠席委員  吉川みさ子

出席理事者

  環境まちづくり事業本部長 中村啓一  環境まちづくり事業本部経営課長

                                  安江松児

  環境清掃部長       河口 浩  環境政策課長       高橋 廣

  環境保全課長       林 延江  清掃リサイクル課長    大羽康弘

  練馬清掃事務所長     小林 聖  石神井清掃事務所長    山崎 泰

事務局   議事主査 内野ひろみ

傍聴者数  9名

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委員会設置目的

・すべて継続審査

継続審査中の案件

・陳情第273号 廃プラスチック焼却のモデル事業区とならないことについて

・陳情第275号 循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて

・陳情第286号 循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて

報告事項

(1)廃棄物処理手数料の改定について

(2)清掃車両の更新に伴うディーゼル車の購入について

その他

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○猿田博文委員長 おはようございます。清掃リサイクル等調査特別委員会を開会いたします。

 案件表により進めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 では、そのようにさせていただきます。





△1委員会設置目的





○猿田博文委員長 最初に案件表1番の委員会設置目的ですけれども、すべて継続とさせていただきたいと思います。いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 では、そのようにさせていただきます。





△2継続審査中の案件





○猿田博文委員長 次に、案件表2番の継続審査中の案件に入りたいと思います。

 (3)番、陳情第273号、廃プラスチック焼却モデル事業区にならないことについて。

 (5)番、陳情第275号、(6)陳情第286号、循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについて、以上に関連して資料1が出ておりますので、一括して説明をお願いしたいと思います。



◎清掃リサイクル課長 それでは、お手元の資料1をごらんいただきたいと思います。

 陳情審査に関連をいたしまして資料を作成しております。3点用意しておりますが、それぞれページを追ってご説明したいと思います。よろしくお願いいたします。



○猿田博文委員長 課長、座ってやってください。皆さん、273号と275号については、ファイルの2番にありますので、まことに申しわけありませんが、めくっていただきたいと思います。



◎清掃リサイクル課長 それでは、続けます。

 1ページをお願いいたします。廃プラスチックのサーマルリサイクルについてです。この資料につきましては、今後練馬区としてこのように対応したいということで、この間の経過を取りまとめさせていただきました。前回、今後の進め方ということで資料のご要求がございましたので、現時点で整理できるものということで作成をさせていただいたものでございます。

 まず1の目的でございますけれども、清掃事業の区移管後の新たな一般廃棄物最終処分場の確保ということにつきましては、23区が責任を有し、東京都も主体的に参画することとされております。しかし、新たな最終処分場の確保は極めて困難であり、23区としては一般廃棄物における埋立処分量をさらに削減し、最終処分場の延命化に努める必要がある。こういう認識で平成16年10月の区長会におきまして、「最終処分場の延命及び資源の有効利用の観点から、マテリアルリサイクルを進める一方で、最終処分場の埋立に占める割合の高い廃プラスチックについては、埋め立てるのではなく、熱エネルギーとして回収するサーマルリサイクルを実施する方向を生かして検討する。」ということが確認されました。その後、平成17年10月に「23区の廃プラスチックのサーマルリサイクルについては、平成20年度を本格実施の時期と定める。」と決定を見たところでございます。

 その下の最終処分量の推移をごらんいただきますと、一般廃棄物が最終処分場に埋め立てが行われているとごらんいただきたいのですけれども、16年度のところでご説明申し上げますと、焼却灰が28.6万トン、以下数字が並んでおりまして、合計で83.5万トンというものが最終処分場に持ち込まれているところでございます。

 この中のプラスチックということで申し上げますと、練馬区のごみの排出実態調査を見ますと、不燃物の約半分がプラスチックというようなデータになってございます。単純にこの不燃物45.6万トンを2で割りますと22.8万トンということになりまして、これぐらいが重量で申し上げますとプラスチックだろうということでございます。

 なお、この容量で申し上げますと、この83.5万トンのうち、これはかさですので、なかなか難しいのでございますけれども、プラスチックはこの一般廃棄物の最終処分量の半分程度と言われております。最終処分場の負荷という点でいうと、プラスチックの与える影響は大きいものがあるという認識でございます。

 また、プラスチックと離れますけれども、一組の一般廃棄物処理基本計画によりますと、焼却灰28.6万トンでございますが、これにつきましては溶融スラグ化をして、建設資材等として活用して、埋立処分量をゼロにしたいという方向を持ってございます。これらを合わせまして、プラスチックの分と焼却灰の分を減らして最終処分場の負荷を軽減したいと、こういうことで取り組んでいきたいというものでございます。

 次に2といたしまして背景でございますが、廃プラスチックの処理等に係る国の中央審議会の意見具申、それから東京都の廃棄物審議会の答申ということで整理をいたしました。

 まず(1)の中央環境審議会の意見具申、平成17年2月14日でございますけれども、今後の廃プラスチックの取扱については、まず発生抑制を、次に容器包装リサイクル法等により広がりつつある再生利用を促進し、それでもなお残った廃プラスチックについては、最近の熱回収技術や排ガス処理技術の進展や、最終処分場のひっ迫状況等を踏まえ、直接埋立は行わず、一定以上の熱回収率を確保しつつ熱回収を行う方向でシステムを見直すことが適当であるという意見具申でございます。

 それから(2)の東京都の廃棄物審議会答申でございますが、16年5月18日でございます。一部抜粋ということで、廃プラスチックは、貴重な資源であり、「埋立不適物」であるという認識が示され、資源の保全、環境への負荷、経済性の面でマテリアルリサイクルに適さない場合にはサーマルリサイクルを行い、埋立処分量ゼロを目指すべきであるとの方向が示されたところでございます。これが背景でございます。

 続きまして3でございますが、本格実施までの取り組みということでございます。(1)といたしまして、平成18年度モデル収集の実施ということについてでございます。平成18年、今年の4月14日区長会におきまして、「サーマルリサイクルの実施に伴うモデル区の選定と実施について」のとおり確認をされました。この「サーマルリサイクルの実施に伴うモデル区の選定と実施について」でございますが、3ページ以下に区長会におきまして提出された資料をそのままおつけしてございます。これは後ほどご説明を申し上げます。

 2ページに戻っていただきまして、?の実施区でございますが、品川区、大田区、杉並区、足立区の4区でございます。

 ?の目的でございますが、まず2点ございまして、アといたしまして、清掃工場における実証実験でございます。ここではaからeまで排ガスの成分・濃度・量の変化、プラントの運転管理上の操作性、燃焼状態の変化、炉やボイラー等への影響、都市ガス使用量や薬剤使用量等、こういったものにつきまして確認をしていきたいというものでございます。

 それから2番目の目的といたしまして収集運搬体制の検証でございます。ごみの収集回数の変更や、収集車両の積載基準の見直しなど作業基準の検討でございます。これはプラスチックはサーマルリサイクルということで、可燃というような区分、地域によっては生活ごみというような言い方をしている市もございますけれども、そちらに回っていくとなりますと、現行の不燃ごみが大幅に減ることになります。したがいまして、当然区民の皆さんにとりましては収集、ごみの分別が変わるということもあります。またごみの収集の回数、現行可燃2回の不燃1回で収集しておりますが、それでいいのかどうか。特に不燃ごみが大幅に減りますので、週1回というのは必要ないのではないか、あるいは可燃2回をもっと増やすべきではないか。こういった議論も当然出てくると思いますので、そういったことにつきましても十分に検討していく必要があるということでございます。

 また、ごみ収集車でございますけれども、現行は可燃ごみは1.6トンをめどに積んでいます。あるいは不燃ごみは0.85トンをめどに積んでいくというようなことで、必要な車の台数等を計算して、ごみの取り漏れがないように、あるいはがらがらの状態で収集してむだが出ないようにということで収集体制を組んでおります。ごみの分別が変更になった場合に、どれぐらい一台の車に積めるのか。それによって必要な車の台数が出てまいりますので、効率的で無駄のない、かつサービス低下を招かない形の収集体制を組んでいくための検討も必要であります。この2点を目的といたしましてモデル収集を実施したいというものでございます。

 それから?でございますが、実施時期・規模等でございますけれども、この実施4区における検討および23区間での調整を行った後に、公表していくという予定でございます。

 (2)のこういったものを踏まえまして、練馬区の対応について申し上げたいと思います。

 ?でございます。まずマテリアルリサイクルに適するペットボトルにつきましては、他区に先駆けて、平成16年度から街区路線回収を行ってまいりました。今年度中に全区展開を完了する予定でございます。さらに加えまして、一層の分別収集の推進につきまして、引き続き検討していきたいと、考えているところでございます。

 それから?でございますが、平成20年度からの廃プラスチックのサーマルリサイクルの実施に当たっては、その準備といたしまして、練馬区内の清掃工場におきましても実証試験でありますとか、収集作業に与える影響の把握等がどうしても必要でございます。そのため、練馬区におきましてもモデル収集を行う4区の結果を踏まえて、平成19年度に一部地域でモデル収集に取り組んでいきたいと考えてございます。したがいまして、今年度はこういったことにつきまして、分別収集に関する検討とあわせて、モデル収集の対象地域、収集方法などについて検討を精力的にしていきたいと、考えているものでございます。

 3ページをお願いいたします。区長会におきまして4月14日に確認された中身でございます。

 本文に入らせていただきますが、平成17年10月の区長会総会において、23区の廃プラスチックサーマルリサイクルの本格実施の時期は平成20年度とされております。この本格実施に向け、作業計画の策定、並びに清掃工場における実証確認等の基礎データを得る必要があるため、下記のとおり、平成18年度中に、複数の区においてモデル収集及び処理を実施するというものです。

 なお、別添案のとおり、23区共同でプレス発表を行うということでございます。

 1のモデル収集の実施区でございますが、品川、大田、杉並、足立の4区とする。

 2でございますけれども、各モデル収集の実施区における「廃プラスチック混合可燃ごみ」の収集対象エリアの設定、及びその開始時期は当該区の判断で決定するというものです。

 3といたしまして、モデル実施に伴う「廃プラスチック混合可燃ごみ」のモデル区以外への工場搬入については、23区が協同して対処する。

 それから4番でございますが、清掃一部事務組合は、モデル収集実施区が「廃プラスチック混合可燃ごみ」を搬入する全ての清掃工場で、サーマルリサイクルの影響や効果を調査する。

 5でございますが、当面のスケジュールにつきましては裏面のとおりでございます。その他、詳細につきましては、清掃主管部課長会等実務者で検討することとなってございます。

 なお、この4区の収集するごみでございますけれども、練馬区内の練馬工場あるいは光が丘工場には、搬入調整というのが行われたとしても、18年度中は持ち込まれることはないものと考えているものでございます。

 それから4ページでございますが、当面のスケジュールということになってございます。現在5月でございますけれども、モデル実施区等を中心に収集エリアですとか、やり方につきまして検討を進めているという状況でございますが、まだ詳細は明らかになってございません。その辺の状況は、明らかになった段階でそれぞれ地域の方、あるいは共同プレスというような形で公表していく形になろうかと思っております。

 それから清掃一組でございますが、一番左の下の方ですけれども、実証確認につきまして実施要綱を策定いたしまして、これを実証確認等の方法ですとか項目ですとか、こういったものを明らかにしていきたいということになってございます。

 6月以降、それぞれモデル収集等が実施され、それにつきましてはデータを収集して公表していく、あるいはそういったものを参考にして、私ども練馬区を含めまして4区以外の区におきましても説明をしたり、あるいは作業計画策定に向けての資料としていくと、いったスケジュールが組まれているものでございます。

 それから5ページでございますが、先ほどの3ページで申し上げました別添案のとおりということで、プレス発表の資料になってございます。ここでは、ただいま申し上げましたことがかみ砕いた形で説明されておりますが、最終処分場を1日でも長く使用するということ、あるいは資源の有効活用ということから、サーマルリサイクルを実施するという方向になっているということが前段に書かれてございます。1の新たに焼却の対象とするごみにおきましては、区が収集する廃プラスチック、ゴム、皮革類ということとされてございます。上記のものでゴム、皮革類については事業所から排出されるものは対象外とするということでございます。

 それから2の効果でございますけれども、廃プラスチックの焼却は、埋め立て処分している一般廃棄物のうち、体積で約6割の削減が見込まれるばかりでなく、焼却する際に発生する熱エネルギーにより発電を行い、余剰電力については電力会社等へ売電して、工場運営コストの効率化を図ることができます。

 また、廃棄物の輸送距離の縮減によって環境負荷や経費の低減を図りますという効果をここで説明をしております。

 3の今後のスケジュール等でございますが、18年度は4区でモデル収集、19年度はモデル収集実施区を拡大していく。練馬区としては、19年度にこの拡大される実施区という中で取り組んでいきたいと考えてございます。それから20年度におきましては、23区でサーマルリサイクルの本格実施ということで整理をされております。

 それから4の清掃工場における調査の実施でございますが、東京二十三区清掃一部事務組合は、モデル収集の実施区が廃プラスチック等を搬入するすべての清掃工場で、サーマルリサイクルの影響や効果を調査し、その結果を各区広報やホームページ等で公表するということが示されたものでございます。

 6ページをお願いいたします。6ページ、7ページにつきましては、前回の委員会で資料要求がございました廃プラスチックのリサイクルの手法の一つでございます、高炉還元についてということでまとめさせていただきました。

 1の高炉還元とは何かということでございますが、高炉還元化は、プラスチックをコークスや粉炭のかわりに高炉で鉄鉱石の還元剤として使う手法であると。収集されたプラスチックから不燃物や金属を取り除いたうえで破砕し、造粒機で5〜8mmの粒状にしてから高炉に吹き込み、2,000℃の熱風により瞬時にガス化し還元作用させるというものでございます。

 この手法では、廃プラスチックの約60%が還元反応し還元剤として利用される。それから20%がガスとして回収され発電燃料となり、残りの20%は放熱等のロスとなると、いったものでございます。

 鉄をつくる際に、プラスチックをコークスのかわりに吹き込みまして、酸化鉄を純粋な銑鉄にしていくというための還元剤として利用するというものでございます。その下につきましては写真、図でご説明をしておりますので、お目通しをお願いしたいと思います。

 7ページでございますけれども、この2の高炉還元処理を実施する場所についてでございます。溶鉱炉を所有する製鉄所で行われている処理であるため、現在のところ確認できるのは、下の地図に示された3か所でございます。

 地図をごらんいただきますと、大規模ケミカルリサイクル施設(容リ法対象)ということで、容リ法におけます廃プラスチックのリサイクル施設ということで認められている施設というようにごらんいただきたいと思います。黒枠で囲ったところがその該当施設でございまして、右側から申し上げますと、JFEスチール(川崎)でございます。それから左下に行っていただきまして、神戸製鋼(加古川)、それから上に視線を移していただきましてJFEスチール(福山)、こういったところが高炉還元処理を実施している場所ということでございます。



○猿田博文委員長 はい、どうもありがとうございました。

 前回読み上げました陳情第286号、循環型社会推進会議の答申を尊重し、施策に反映することについて、これに対しまして委員の方からご意見が出され、正副で検討させていただきたいということでした。この間検討をいたしまして、現在陳情者の方と対応をさせていただいておりますので、そのため本日のところは継続とさせていただきたいと考えております。いかがでしょうか。

 陳情者に陳情代表者の肩書きや文中の個人名について、ご意見が出ましたということをお伝え申し上げました。それをどうしてほしいというようなことについては一切言っておりません。お伝えをいたしました。陳情者の方でどのようにそれを受けとめていただいたかは、陳情者の判断の自由にお任せするということになっております。そういう経過をご説明申したわけです。そういうことで、この件につきましては継続といたしたいと思います。

 それでは、引き続きになりますが、陳情第273号、廃プラスチック焼却モデル事業区とならないことについて、これについてのご質疑、審査をお願いいたしたいと思います。



◆西川康彦委員 この件については、モデル区にならなかったのだよね。だから、扱いとして取り下げ、どうしたらいいのかね。委員長としてはどう考えているのか。



○猿田博文委員長 委員長のご意見を申し上げることは差し控えたいと思います。皆さんでご議論いただいて、あとで考えていきます。



◆西川康彦委員 取り下げというのもちょっとどうか。この最初の件だけ、1番の件については、みなし採択というのはおかしいのかな。どうなのかな。ならなかったのだから、「から」というと。事実だからね。



○猿田博文委員長 すみません。挙手でご発言をお願いします。



◆西川康彦委員 ちょっと扱いに困ってしまう。「から」がついているとまたいろいろあって。18年度からモデル事業というのと、20年の本格実施と内容は同じであるかもしれないけれども、事業内容としては違う扱いだと思う。だから、19年度もモデル事業というのは、新たにというのはないのだけれども、ただ、先ほどの説明だと19年度にはうちの区でも検討の準備に入りたいとの説明であった。これがモデル事業に関連してということになると、やっぱり採択というと、それとの絡みがあるし、難しい。だから18年度実施はしないわけだから、陳情者の趣旨は通ったということで、取り下げてもらうのが一番ベターだと思うのですが。



◆かまた百合子委員 陳情第273号の陳情が二つありますね。その二つ目の方で、資源の無駄となる廃プラスチック焼却を行わないで済む施策を優先させることということがあるのですが、今いただいた資料で練馬区の対応として、マテリアルリサイクルに適するペットボトルについては大分進んでいますね。それ以外の廃プラスチックについて、容リ法に基づいてどう対応するのかという部分をちょっと確認させていただきたい。



◎清掃リサイクル課長 今回の考え方そのものが、マテリアルリサイクルを進める一方でということです。一方で最終処分場の観点から、あと資源の有効活用ということからサーマルリサイクルをしたいということでございますので、十分ペットボトル以外のさまざまなものについて、何とかリサイクルできる方法を検討したいということで考えてございます。



◆かまた百合子委員 今いろいろな分別回収に力を入れていますよね。今やっていることをもっと徹底的に分別して、リサイクルについても研究を進めて、この2番目の陳情の要旨に沿った形でやっていく姿勢が私は見えます。それをやっていただいた上で焼却する。基本的に燃やすということでは、住民の方は心配があるということなのです。だから、平成19年度に一部地域でモデル収集に取り組む必要があるとしていますけれども、十分に区民の皆さんの意向を聞いていただいて慎重に検討してほしいと思います。その辺も確認させていただいていいですか。



◎清掃リサイクル課長 今のご意見につきましても原則そのとおりでございまして、そのために慎重な対応ということで18年度、4区を先行してやらせていただきまして、その結果等を十分見させていただいて、練馬区でも、では4区のものをそのまま、受け入れてすぐ実施するということではなくて、19年度に一定のモデル的なことをやらせていただいて、そこで十分確認させていただいた上で進めたいと、このようなことで計画スケジュール的には進めていきたいと考えているところでございます。



◆かまた百合子委員 皆さんが心配するのは、安易に焼却という方向に踏み出してしまうと、今より一層分別回収を徹底して推進していこうというところと矛盾してしまう。努力に水を差してしまうようなことになってしまうという心配がありますので、今の慎重に検討するという方向でやっていただくということでは、この2番目の陳情の内容、採択でもいいような気がするのですけれども。この1番目の方は、そうですね、18年度からという部分で微妙なところがあって、皆さんのご意見を聞いてちょっと結論を考えたいと思います。



○猿田博文委員長 かまた委員、それはご意見ということでよろしいですね。



◆池尻成二委員 陳情の取り扱いの前に、今日説明いただいた資料について少し伺いたいのですけれども、今日の資料の最後に記者発表資料というのが入っていますよね。それで、これは一体だれがやったプレス発表なのですかね。



◎清掃リサイクル課長 区長会で確認をされた内容が、この3ページからの一連の資料になっています。3、4、5ですね。3ページで区長会におきまして、この資料を23区共同でプレス発表を行うということで確認をされていますので、23区として行ったプレス発表ということでございます。



◆池尻成二委員 23区として行ったということは、各区が各区の判断と決定に基づいて行ったプレスであると、共同で行ったけれども、そういう性格のプレスだと理解してよろしいのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 そのように理解していただいて結構でございます。



◆池尻成二委員 実は前回の委員会のときに、モデル収集の具体的な考え方はどうなるのだろうという話をさせていただいて、区長会で具体的な内容が固まってきたら、委員会にご報告をしますというお話でしたよね。委員会に報告がない前に、こうやってプレスが出てしまうと。しかも、それは23区の、つまり練馬区も含めて23区の名前でプレスが出てしまうというのはどういうことなのでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 なかなか私の立場で答えづらいご質問ではあるのですけれども、区長会においてこういった資料が出されて、一日も早く方向性といいますか、18年度に実施するということについて公表し、この実証試験そのものも短期間でできるものではなくて、スケジュールを見ますと、半年スパンぐらいで、6月あるいは7月ぐらいから実証確認に入りたいというようなスケジュールになっております。それはそういった一定の期間を設けたいということだと考えておりまして、そのためにも一定の区でということを示していく必要があることから、こういった内容でプレス発表したと理解をしております。



◆池尻成二委員 このプレスの内容というのは18年度のモデル4区だけではなくて、20年度までのスケジュール全般のプレスですよね。区長会の方で昨年の10月にこういう考え方をまとめたということは報告を受けていました。だけれども、練馬区も含めてそれぞれの区がこういう方針を決めて、プレス発表をするということについて、少なくとも練馬区について私はきちっとした報告なり手順を踏まれているとは思えない。練馬区として平成20年度にプラスチックの全面焼却に移るという方針はどこでいつお決めになったのですか。



◎清掃リサイクル課長 これは基本的には区長会で、それぞれ区長が出席されている会議で、20年度からサーマルリサイクルを実施することで、報告了承という形で合意をされております。それはもちろん各区の判断を完全に拘束するというものではございません。私どもといたしましては、その合意を尊重して施策を進めていく責任があるだろうと考えております。



◎環境清掃部長 区長会で昨年の10月の段階で20年に本格実施を行うという決定、確認をされた。これによって、各区でどのように具体的で、実務的な部分も含めて判断をしていくかということになるわけであります。その段階で、途中経過でモデル事業についても複数区で行っていくということについても当委員会にご報告をさせていただいた。その具体的な決定が先月の14日に行われた。委員会が先月は10日でしたので、その段階ではまだ決まっておらなかったということで決まり次第お知らせをさせていただくということで、本日お知らせをさせていただいたというものでございます。

 なお、区としての20年度に向けた考え方、これについては一定整理をして、本日の委員会でお示しをさせていただくということを前回私から申し上げさせていただいた、その内容を本日資料でお話をさせていただいているということでございますので、よろしくお願いいたします。



◆池尻成二委員 区長会の確認というかお話を尊重というのは、よくわかります。それから、今部長がおっしゃったように、区としての考え方を今日出していただいたということもよくわかります。だけれども、そういうことを区として積み上げていく中で、正式にプレスがあるとか、23区としてやりますということを公になされるのであればわかるのです。ところが、区としての考え方が委員会に出る前に、プレスを23区連名で行い、平成20年度からやるという方針がひとり歩きしてしまう。前回の委員会で、次回報告しますということをおっしゃっていたにもかかわらず、先にプレスが入ってしまうと。私は非常に不本意ですね。

 もう一点伺いますけれども、例えば練馬区の一般廃棄物処理基本計画に平成20年度からの廃プラスチックの焼却というのは書いてありますか。



◎清掃リサイクル課長 そこまでの具体的な記載はございませんけれども、今後のプラスチック類の焼却処理への転換を図るため、さまざまな施策とあわせて、その方向で進めていく整理をしていると理解しております。



◆池尻成二委員 サーマルリサイクルの方向について、一般的にはやっぱりそれを一つの選択として考えていくということは書いてありますよ。それはよく知っています。だけれども、平成20年度から具体的に実施をしていくということは一言も書いてないし、当然それを前提にしたごみ量推計等々について全く入ってない。一廃計画上は、平成20年度からの焼却についての位置づけなりイメージは全くないわけですよ。

 これはその一廃計画というのは、そもそも何なのかという話になるかもしれませんけれども、一廃計画の中で議論してきたことは計画の中で確認をしてきたこと、委員会で報告をしてきたこと、それはこんなに軽視されてもいいのでしょうか。一廃計画に書いてないようなことを、しかも委員会の報告に先立ってプレスではやりますとおっしゃるというのは、私はすごくルール違反だと思うのですけれども、どうですか。本部長、いかがですか。



◎環境まちづくり事業本部長 まず、前回の委員会からのままに先にプレス発表が先んじたという話でございます。これは区長会の合意自体がないわけでございますので、前回4月10日の時点ではまだ明確になっていなかったため、お話もできなかったという事情については、ご理解いただきたいと思います。

 それから、それについては次回の委員会でということでお約束したというのが本日であるということでございますので、それについてもご理解いただければと思います。問題は、区長会のそのプレスが14日以降に行われたということでございますけれども、それは23区全体の合意のもとで、こういう施策例の取り組みということを発表しようではないかということが確認されてなされたということでございます。そのときに練馬区議会の委員会の報告がないから発表できないのだと、こういう形にはこれはなかなか現実問題としてはいかないだろうと思っておりますので、その辺についてはご理解をいただきたいと思います。



◆池尻成二委員 例えばですけれども、前回の委員会でもう少し固まってからというお話があったことはよく承知していますし、区長会で検討してきて、こういう方向でということで確認がされたということが今日ご報告があるのだったら、それはそれで私は了解できる範囲だと思っているのですよ。

 だけれども、先ほど課長に確認をしたのは、今回のプレスは区長会のプレスではなくて、23区のプレスだとおっしゃいましたよね。実は、よくわからないけれども、今日配付されているプレス発表には主語がない。だれの名前で行ったプレスかということも書いていない。ただ、一組の方のプレスには実は書いてありまして、一組の方のプレスには23区並びに一部事務組合は決定したと書いてあるのです。ということは、区長会でこういう確認をした、区長会でこういう方向で取りまとめたという話ではなくて、23区が各区各区の判断と意思を持って、こういう方針をやることを決めましたということをプレスなさったとしか思えないわけですよ。それは行き過ぎでしょうと。区長会の確認がありましたと、こういう方向でまとまりましたと、それを委員会にご報告しますというならわかりますよ。それにあわせて練馬区の考え方をお出しになるのもよくわかります。それは私が今日期待していたことなので、その範囲であれば全く問題はなかった。

 ところが、それではなくて、もう区の意思として23区連名でこういう風にやりますということをプレスなさったことについては、私は非常に遺憾である。それは委員会での手続だけではなくて、一廃計画の処理として全く済んでないわけですから。一廃計画上の処理が全くなされていないのに、なぜ区長は20年度からやりますということをおっしゃれるのですか。順番が逆でしょう。一廃計画の議論をして、見直しの手続をして、それから23区として連名なら連名で20年度からの実施に入りますということをおっしゃるのが筋であって、全然順番が逆ではありませんか。私が申し上げているのはそこなんです。ですから、本部長がおっしゃった趣旨であればまだ理解できるのですけれども、そうではなくて、今回は23区の名前で練馬区長も含めておやりになったプレスであるとすれば、それは先走っているというか、順番が逆さまではないですかと申し上げているのです。いかがでしょうか。



◎環境まちづくり事業本部長 この5ページの一番下に[問い合わせ先]と記載されておりまして、モデル区である4区と一部事務組合ということになっているわけでございます。本来であれば、ここが23区各特別区の名前になっていれば、先ほどの大羽課長が答弁申し上げた内容そのものとイコールになるのかと思うのですが、そういう意味では、23区の共通だという話はそうではございますが、現実問題としては先行してモデルをされる4区並びに事務組合の部分でこういう取り組みを行いますよということをお知らせする、そういう意味での資料であると、ご理解いただきたいと思います。



◆池尻成二委員 ここだけやりたいと思っているわけではないので。本部長がおっしゃったような、ある意味ではあいまいではありますけれども、あいまいなところがいっぱいある話ではあるので、そういうところは十分に踏まえてご報告なりお話があれば、まだ議論のしようがあるのですが、これは23区で決めたのだと、区長の連名でのプレスなのだと。一組は23区と一部事務組合で決めましたとはっきり書いてあるのです。同じ日のプレスなのに、同じ内容についてのプレスなのに一組はそこまで書き込んでいるわけですよ。こういうことについて、とても慎重にやっていただきたい。この点については、私はとても了解できないところが残っているので、また最後にちょっと触れますけれども。

 中身なのですけれども、今回20年度に向けたモデル事業等というようなことが書いてあるのですが、さきほど、かまた委員からもお話がありました、廃プラの資源化減量、特に容リプラの資源化について、23区あるいは練馬区として決めたことというのが何も出てこない。プレスの趣旨が違うというふうに言われればそうかもしれませんが、しかし、もともと国の基本の指針の位置づけなり区の一廃計画も含めた考え方のベースには、廃プラスチックについてはまず減量資源化、それからどうしても残ったら焼却なのだというふうに書いてあるわけで。焼却の前の減量資源化、特に容リプラの資源化について、23区全体として、あるいは練馬区として何が決まったのか、決まってないのか、ちょっともう一回改めてお聞かせください。



◎清掃リサイクル課長 23区の中では、基本的にリサイクルにつきましては、まずペットボトルについてはどの区もさらにリサイクルを推進しましょうと、整理がされております。そのほかの品目、リサイクル事業につきましては、各区でそれぞれ創意工夫して取り組めというのが基本的な整理、各区でそれぞれ努力するということでございます。

 私ども練馬区といたしましては、19年度に向けてサーマルのモデルというようなことも十分検討させていただきたいと思っております。それとあわせて、ペットボトル以外の品目、そういったものにつきましても、どういう形で取り組めばリサイクルの事業の充実ができるのかということで鋭意努力をさせていただきたいと、このように考えてございます。



◆池尻成二委員 優先順位の考え方が逆ではありませんか。20年度からの廃プラ焼却を先に決めて、モデル事業もやるということでプレスをなさる、それよりも先にまず23区として、例えば容リプラの資源化についてこういうことを共同で取り組みますとか、各区としてこういう取り組みに踏み込みますということがまずプレス発表があって当たり前だと私は思います。あるいは練馬区としてもそういう方針を決めた上で、区としての考え方を出す。区としての考え方を今日まとめてお出しになったとはいっても、しかし肝心な容リプラの資源化について何もない、ペットやトレーはあるかもしれませんけれども、その他について何もない。それではやっぱり国の考え方にもずれますし、練馬区の一廃計画や推進会議の答申の趣旨からも全然外れてしまうのではないですか。



◎環境まちづくり事業本部長 今のご指摘もさることながら、私どもも既に昨年いただいた資源循環型社会の答申の中でも、燃やすのは最後の手段でしょうということがあるわけでございまして、そのためにそこまで行かない段階でどれだけ発生抑制をするだとか、あるいはマテリアルにきちんと持っていくだとかという、そういう取り組みを何よりも先行すべきであるということの意識は十分に認識しているところでございます。そういうことから、先ほど2ページの方では引き続きペットボトルに加えて、それ以外のものがどうなのかということを精力的に検討していくというご報告をさせていただいたところでございます。ただ具体的な形で今その方向がここで出せるかということになりますと、もう少しお時間をいただきたいというのが率直なところでございます。ただ、その気持ちの中でどういうシステムを講ずることが、一面お金のことも考えながらやっていく、どれが効率的なのだと、こういうこともあわせながら、今検討を進めているという段階でございます。それについては近々そういうものの考え方というものを整理してご報告をしたいと、考えております。



◆池尻成二委員 前向きの気持ちはよくわかるのですが、例えば一組は実は一廃計画の中で、平成20年度からのごみ量推計の中で廃プラを可燃に移すということとあわせて、廃プラ系の不燃ごみを12万トン減らすと言っているわけですよ。この12万トン減らすという中に容リプラというのは入っていないのですか。



◎清掃リサイクル課長 具体的に明記といいますか、品目、これをこうやって12万トン減らすという形では書いてございません。それは一組ではなくて、リサイクル事業をどの品目にどのように取り組むかというのは、各区がそれぞれ努力をするというのが原則でございますので、一組の計画の中では各区でこのことについてリサイクルをやれという形で整理されたものではないと理解をしております。ただ、その量が確かにプラスチックの量について見ていくと、大体見合うような量になっているというのも事実でございます。私どもの認識といたしましても、何とかプラスチックについては一つでも二つでもリサイクルを前進させたいと、こういう思いも強く持っているところでございます。



◆池尻成二委員 気持ちではもう済まない話だと私は思っているのですが、気持ちはよくわかりますし、そこは評価させていただきますけれども。一方で、焼却について20年度という数字をはっきり出して、ここまでスケジュールに同じ20年度から12万トン減らすと出してきている。今、大羽課長はおっしゃりませんでしたけれども、私が一組からいただいた資料だと、20年度の12万トンのうち、その他ペットボトル、トレー以外のその他プラについても回収率を5割と見込んでいる。5割ですよ、練馬区は今ゼロですよね。5割の回収率を20年度に見込んでいるわけですよ。それを前提に一方で一組は計画を立てている。これは当然、私は国に対しても出さなければいけないものだと思いますよ。廃プラ焼却するときに一体どうやって減量するのだ、どこまでやるのだということを、一組としても。

 当然12万トンで数字を出しているけれども、その12万トンというのは容リプラを5割も回収するのだということを前提にしているわけですよ。これはどこから一生懸命目指していいのか、本当に無責任だと逆に思いますけれども、でも、5割の回収率を前提に20年度の計画を立てているのであれば、当然練馬区もこの5割の責任を果たすために何をやるべきかを今日あわせて私は出すべきだったと思います。そうでなければ、20年度からの廃プラ焼却だけ先に出して、あとは検討させてくれでは順番が違いますと申し上げているのです。どうですか。



◎清掃リサイクル課長 おっしゃる議論は十分に理解をしたいと思います。ただ一方で、このサーマルリサイクルということにつきましては、今日の資料でもお示ししていますけれども、最終処分場の延命化というのが至上命題であるという重要性、そこから出発しているものということもご理解をお願いしたいと思うわけでございます。

 リサイクルにつきましても、前々からさまざま申し上げておりますが、分別をお願いし、収集すること自体は十分可能だろうと思っております。ただ中間処理施設の問題、そのほかコストなどのさまざまな問題があり、すぐ明日からやりましょうというわけにいかないというところがございます。一方で、最終処分場の延命化については一刻も早く対策をとらなければいけないと、こういう中で今回は区長会で整理がされて了承され、その方向に進もうということで合意ができたと私どもは理解をしているところでございます。



○猿田博文委員長 池尻委員、ちょっとほかの委員の方もいらっしゃいますので、そろそろおまとめください。



◆池尻成二委員 すみません。まとめたいと思います。それで、もう一点確認だけ。ダイオキシンのことなのですけれども、関心が高いテーマであるのだけれども、検討は余りされていないように思うのですが。プラスチック焼却すると、当然ダイオキシン発生量、増えますよね。実は国の基本指針を見ていますと、資源化の考え方の一つとしてダイオキシン総量の排出抑制というのがある。ダイオキシン総量の排出抑制を一つの考え方として廃棄物の取り扱いを考えろと。この点で、私はやっぱり練馬区はもう少し慎重にというか、考えていただきたいと思っていることがあります。練馬区は環境配慮実行計画という庁舎内、区の施設内のリサイクルの計画を持っていらっしゃいます。その中で、実は塩ビ系のプラスチックについて代替品の使用促進であるとか、使用抑制の方針を出していらっしゃいますよね。それは間違っていませんか。



◎環境政策課長 練馬区環境配慮実行計画の中ではさまざまなリサイクルを進め、環境に配慮した事業活動を展開するということで整理をしているものでございます。その塩ビ系につきまして、確かに私自身がまだ確認をしてございませんので、後ほどお答えをしたいと思います。



◆池尻成二委員 こういうところの慎重さが見えないというのは、すごく残念なのですけれども、区自身はリサイクルの方針として塩ビ系を外しているわけです。なぜ外しているかというと、有毒ガスを発生する恐れのあるプラスチックについては焼却に回さないということで外していらっしゃるのです。配慮計画の中に事務用品取扱方針というのがありまして、その中にはっきりそう書いてありますよ。

 一方で、練馬区は自分のリサイクル方針として塩ビ系のプラスチックについてはやっぱり有毒ガスを発生する恐れがあるので、できるだけ代替品にかえようと、外していこうという方針を持っていらっしゃる。だとしたら、例えば廃プラスチックを焼却する場合も塩ビ系を外すとか、そういう分別だってあっていいわけですよ。そういうことも含めて、私はもっとやっぱり慎重にどういうふうにして廃プラの焼却を考えていくかについて検討すべきことが手続としてもたくさんあると思っています。

 例えば混合収集の方針だって一廃計画には何も入っていない。推進会議でも全く議論されていないと思いますよ。たとえ廃プラ焼却にするにしても、混合収集がいいのかどうかという議論は幾らでもあるわけで、そういうことも含めて、私は一廃計画上の処理はきちっとする。それからさまざまな環境配慮の方針との中の整合性をきちっととる。それから、容リ法プラの資源化についての方針をまずきちっと整理をすると、そういうことができるまでは区としては20年度のプラスチック焼却という方針は確定をしないということを、ぜひお約束していただきたいと思います。



◎環境清掃部長 今ご意見として受けとめさせていただきますけれども、先ほど課長から申し上げましたように、全体的な環境政策、そしてまた廃棄物の処理の現状、そういうものをきちんと見定めながら、今行わなければならないこと、これをやっていくということであります。したがって、最終処分場の問題、これがやはり重要な問題でございますので、そういう観点からも施策を展開せざるを得ない、していかなければならないと思っております。そういう全体的な廃棄物のありようについて考えながら、今いただいたご意見も踏まえていきますけれども、我々としては20年度にこの廃プラスチックのサーマルリサイクルを実証していくということを前提として、それの準備を進めていきたいと重ねて申し上げます。



◆池尻成二委員 私は正直とても残念です。陳情ですけれども、今日吉川委員も欠席なので、継続していただいていいと思っているのですが、陳情の趣旨はそれぞれ若干違いますけれども、推進会議の位置づけとか、一廃計画上の整理とか、それから国の考え方とか、ごくオーソドックスなところから廃プラ焼却に対する疑問なり慎重な配慮を求めていらっしゃると思いますので、全体として私は採択していく方向で検討していただきたいという考えを持っております。終わります。



◆片野令子委員 先ほどの西川委員からの273号の陳情の第1項についてのことがありました。この陳情第1項に関しては18年度からとなっている。いわゆる練馬区がみずから決めてやるモデル地区とは違って、これは一部事務組合の中で、あるいは区長会が決める中でモデル事業として練馬区はやってほしくないということであります。結果としてはモデル区にはならないということですので、採択していいのではないかと思います。ぜひこの件はよろしくご検討いただきたいと思います。吉川委員が欠席ですので、吉川委員が出てきた中で、またもう一度議論していただきたいと思います。

 それから、池尻委員からもさまざまな意見が出ました。区長会が4区を決めて、この一部事務組合もそのように承認するという形を決めた。しかし、一部事務組合の議会報告が毎年毎回ある。これは大きな方針転換になるわけなのですけれども、一部事務組合の議会としてはどういうふうに議論されて、どういうふうに決定されてきたのでしょうか。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。



◎清掃リサイクル課長 基本的には区長会ということになりますと、一組を一決定という形で申し上げますと、一組では評議会という区長が構成する会議があります。評議会にかかって議論され整理されたものにつきましては一組議会の全員協議会の場でご説明をし、共通認識を持って議論していただく仕組みになっております。基本的には区長さんの会議体に出たものにつきましては、議長さんの会議体にもそのまま出ていくということで、そういった扱いになっていると聞いてございます。



◆片野令子委員 ですから、一組議会としてはどういうふうになるのですか。区長会で決めたことは、もう一組議会はそのまま右から左へ通っていくという形になるのですか。何のために議会があるのですか。予算にしても何しても、これは組会の形になっていくだろうし、大きな計画変更にもなるだろうと思うのですが、一組議会は形式的なものなのですか、そうすると。



◎清掃リサイクル課長 なかなかうまく説明ができないのでございますけれども、16年度からこういった私どもの区長会から下命を受けた検討が上がり、区長会で了承されて、それが基本的に一組議会へ報告をされ、説明がされているという流れでございます。今回の18年度のこのモデル収集につきましても、一組といたしましては、この実証試験ということで、予算的な部分につきましても用意をしていると考えております。中身については当然一組議会のご了承がなければ議決はいただけないということでございます。この間の区長会等で議論されてきた中身については、すべて一組議会にもご報告され議論されてきたと理解しているものでございます。



◆片野令子委員 議案の中では、一組議会がどういう議会をやっているか、議案の結果報告という形で練馬区はされてきています。それは工場の建てかえとか、そういうことが中心になってしまって、いわゆる一組議会の全協や何かで報告があって、これらが議論されているだろうと推測をするという形しかないということですね。他の一組というのは、別な自治体ではない、もう一つの23区の、24区のような形になっていますからね。

 そうすると、一組議会が本当にこのことに関して大きな変化をしていかなければいけない。一組議会に23区の各議長が議員として出ているわけですから、それを右から左にいいですよという形になってしまうと、自分がなってしまっているというふうに理解せざるを得ないのです。そうなると、私は練馬区の議長が議員として参加した一組議会の議会報告をして、どういう議論をしたのかということをこの委員会で報告してもらいたいと要望をしたいのですけれども。いかがでしょうか。

 内部の事情、全協、全部が全部傍聴できているわけではありません。練馬区が廃棄物処理基本計画をこのように22年度まで今年度は立てたわけですけれども、そういうことを踏まえた上でちゃんと議論しているのかどうかということを、議長さんの、議員に報告してもらいたいと思うのですけれども、これはどうでしょうか、要求は。要望したいのですけれども。



○猿田博文委員長 何かそのようなご要望ですけれども。これについてはこの間も、片野委員の方からもたびたびご要望があって、お答えも、再三同じ答弁がされていると思うのだけれども、改めていかがですか。



◎環境まちづくり事業本部長 これまでも長きにわたっていろいろご指摘をいただいてきているところでございますけれども、今回、ご指摘いただいた件につきましては一部事務組合でどのような体制の処理をされているのかということをよく調べまして、報告できるところは報告をさせていただくということでよろしいでしょうか、そのようにしたいと思います。



◎環境政策課長 これまでも委員会には評議会、あるいは区長会での決定事項、それから一組議会での議決事項については、その都度直近の委員会にご報告をしているところでございます。一組の全員協議会には評議会での検討事項、決定事項等は当然ながら報告がされ、議論がされ、了承されていると理解をしているところでございます。



◆片野令子委員 何かこれは何度もやりとりしたくないのですけれども、それは議案として出されたものに対しての議決はこうなりましたよという報告はありますよ。ですけれども、それは何回か傍聴した中では全く、2分か3分で全部可決になっていますよ。一組議会は。議論がないのですから、質問もないのですから、そうなってしまいますよ。

 ですから、そうでないところで、全協や何かのそうでないところでこのことが一組からもちゃんと提案されて、議会としてきちんと議員として議論したのかどうか。議会があるということは独立しているわけですから、議論したのかどうか。そうするとみずからの区はどうなっているか、23区の議員の方たちは自分の区はどんな計画でどうなっているのかということを踏まえるはずなのですよ。そこで議論されるはずなのだと想像するのですけれども、それらがここでこう報告されていってしまうと、非常に私はこの通過地点というか、大事な議論すべき地点というのがない中で、勝手に発表されてしまっているのかなと。

 そうすると、議員は、あるいは議会は重要な立場にいるのに、それを右から左にまた同じような形で通過させているのだとしたら、議会の役目がなくなってしまうのではないかなと思うので、質問している。そういうことなので、議長である議員にここに来て出て説明をしていただけたら大変いいなと思っているのです。それで要求したわけなのです。



◎事務局 前回もしくはその前の委員会で、一組議会の報告についていろいろご意見等もございましたので、参考までに私どもの方でも一組議会の事務局に確認をしたところ、本会議の会議録というのは公開になっているということですが、委員会、もしくは練馬区で行っている全協のような勉強会、そういったものについては非公開だと伺っております。ご報告いたします。



◆片野令子委員 だから、非常にわからないようなところでわからないように、責任のあるところが責任がないような形で来てしまって、それを報告されている。それでそれが実施されていくということが、本当に区民にとって安全安心ということをうたっている、例えば練馬区として、23区も同じだと思うのですけれども、そこの部分が何か言葉だけで上っ面で通っていってしまっているのではないかと非常に危惧します。それから軽視されてきているということを私は深く思いますので、そのことを一応申し上げておきます。できるだけ議長さん、議長の議員を呼んで、私たちもこの委員会で勉強会をするということも提案しておきたいと思います。

 それから、今日の報告というか陳情の件なのですけれども、委員会で勉強するということがいいのではないですか。議長にちゃんと出てきてもらって、一組はどうなっているのかということの勉強をするということですよ。



○猿田博文委員長 ちょっと挙手をしてご発言をお願いいたします。



◆片野令子委員 一組の議論があったかなかったか、全くないわけですから、その辺はわかりませんでは通せないと思います。

 それから、今日のこの資料、陳情に関してなのですけれども、それぞれ23区は廃棄物処理基本計画というのは、きちんと年度ごとにつくっているのですよね。練馬区は今回できましたけれども、そうではないですか。



◎清掃リサイクル課長 一般廃棄物処理基本計画というのは法定計画でございますので、つくらなければいけないことになっていますので、全区持っていると考えてございます。



◆片野令子委員 そうすると、その処理計画に従って、その計画に関しては当然一組にもこういうものをつくっていますということの、一組としては情報としてやっぱり持っているはずですね。当然、一組には報告するという形ですよね。そうすると23区全体が、例えば今のプラスチックの問題、容リ法にのっとったプラスチックはどうであるか、あるいはその他プラがどういうふうになっているかというのは、当然一組は23区全体状況を知っている、把握しているという理解でいいですか。



◎清掃リサイクル課長 一組に報告する義務みたいなものはございませんけれども、当然23区で構成されている一部事務組合ですので、協調し連携していかなければいけません。そういう意味では、今おっしゃられたように23区の状況につきましては把握されていると考えてございます。



◆片野令子委員 そういう把握の上で、その他プラに関して不燃物、可燃と一緒に燃やしていこうという形をとってきている。区長会でももちろんそういう形を決めているわけです。それをオーケーとして進めていこうという、そういう考え方というのはどうか。私はきちんとデータや何かを全体的に見なくて、上からその他プラの不燃物が非常に増えている、だから、これは燃やしましょうという形で出てきているのではないかと思うのですけれども。

 それらを23区全体で廃棄物処理基本計画がきちんとできていて、何年度までに自分たちは、自分の区はこの程度の処理計画をしますよというのができていて、それらをきちんと踏まえれば、18年度からモデル区をつくりましょう、19年度から、ではモデル地区をつくってやりましょう、20年度からこうしましょうということにはならないと思うのです。だって、練馬区の場合は22年度を目安にして、この間推進計画をつくったばかりでしょう。委員会でつくったばかりですからね。それらを踏まえた中で、きちんと23区全体がそういう形で計画ができていれば、プラスチックそのものを燃やして減らしましょうということにはならないと思うのですけれども、それはどうなのでしょうかね。



◎清掃リサイクル課長 まずはサーマルリサイクルについての意思決定といいますか、了承されたことです。一部事務組合が決めたものではございませんで、あくまでも23区の区長が問題意識を持ってそれぞれ検討させて、私どもが検討したわけですけれども、させて、それを受けて23区として20年度からサーマルリサイクルをやる方向で進みましょうということで基本的な方向性について合意をしたというものでございます。それを踏まえて、一組の方は当然23区の意向を踏まえなければ何事も進みませんので、一組は区長会の意向を受けて、それならばそういうことを前提に一組で一般廃棄物処理基本計画はつくられていると、こういう構造になっているものでございます。



○猿田博文委員長 片野委員、ちょっと先ほど来のご議論、繰り返しておられるようなので、すみませんが。



◆片野令子委員 はい、わかりました。その背景には、それは区長会で決めたわけですけれども、その背景にはもっと違うところの働きかけがあって、それで区長会がそのような形で決めてきているということだと思います。

 それで、今日のこの資料で、それから陳情の中でもそうなのですけれども、東京都も国もやむを得ない場合という形で、この資料の中でも出ています。国の中央審議会でも再利用を促進する、それでもなお残った廃プラスチックという形、それから東京都のもう本当に苦心を重ねて、それで貴重な資源であるから、それでもなお残った場合は、環境の負荷や何かを考えた中で、やむを得ずという形でここに載っているわけです。練馬区も決定はしていません。先日の推進会議の中で決定はしていないけれども、やむを得ずという形で文言が載せられている。そのやむを得ずというのは、どういう形をとったときにやむを得ずという形だと考えているのでしょうか。先ほど私は19年度一部地域からモデル地区をつくって実施するという形を報告されているので、非常にその辺危惧します。



◎清掃リサイクル課長 リサイクルにつきましては廃棄物処理全般ですけれども、基本的には自区内処理ということで、各自治体が各自治体の責任において処理するというのが原則でございます。したがいまして、練馬区は練馬区の立地を踏まえて、可能な限り当然ながらリサイクルを十分にやっていく。なお、残ったものについてはそのまま埋め立てるというわけにいきませんので、何らかの最終処分場でありますとか、資源の有効活用という点からサーマルリサイクルを選択するということもあり得るだろうということです。私どもはそれをベースにして物を考えていきたい。そういう意味では、本部長からもお話しさせていただきましたけれども、直近のうちに新しいリサイクル事業につきましても、あわせて検討してご報告していければと考えてございます。



○猿田博文委員長 片野委員、では、そろそろまとめてください。



◆片野令子委員 今やっと推進会議の中で廃棄物処理基本計画がまとまって、その計画に従って歩み出して、それをさらに、新しい委員会が発足して、そこで議論をして、新しい計画を出して、検討していくという、そういう形の経過になるわけですね。なおかつ19年度に一部地域でモデル収集に取り組むという形をとるわけなのですか。19年度までに具体的に、先ほど本部長は具体的な案を出したいと言っていましたけれども、それでもなおかつ19年度にモデル収集をするという形なのですか、経過的には。



◎清掃リサイクル課長 基本的には19年度の事業の話でございます。したがいまして、予算要求の時期でございますとか、委員会でさまざまなご意見をいただくとか、議会で審議をいただく、こういった手続もございますので、はっきり申し上げれば秋ぐらいをめどに、19年度のあらましといいますか、モデル事業だけではなくて、リサイクルも含めた全体のあらましを整理してまとめていきたいと、このように考えてございます。



◆片野令子委員 住民への説明会や何かは、どういうふうに組み立てていくのですか。情報公開、説明会という説明責任、これは大きな転換で、ごみの出し方も全く変わってしまうということになるわけですからね。これはどういうふうに説明をしていくのですか。あわてて、計画を立てて燃やす方向でずっとしていく。そうすると、マイナス6%の環境計画というのが出ているわけですけれども、この燃やす方向でいくという計画は、それらと合致するのでしょうか。



◎環境清掃部長 先ほど来から同じことを申し上げて恐縮でございますけれども、本日お示しをした資料にもお書きをさせていただきましたけれども、私ども19年度に向けて、十分事業の中身、またモデル事業も含めてですけれども、事業の中身を詰めさせていただきたい。その旨、お話をさせていただいております。そういう中で、区民の皆さん方に対するご理解をいただく手だてについても、当然検討をしてお示しをさせていただくと考えているところでございます。



○猿田博文委員長 では片野委員、申しわけないですが、そろそろまとめてください。



◆片野令子委員 この4点がずっとこう示されているわけですけれどもね、そういうものに対してもきちんと具体的に、結局燃やすという形に、私は燃やすことには反対ですけれども。しかも22年度までにこうした練馬区の計画ができているわけですから、22年度までどういう計画でするのかというその結果を見た中で、もう一度考えていくという形が必要なわけです。

 20年度に繰り上げした形で、工場で不燃物として何もかも一緒になって燃やしていくという形をとらないようにしてほしいということと、環境の計画の中にマイナス6%の条項に練馬区も参加していくということが宣言されていますので、燃やしていけばCO2は増えていくわけですから。その意味も含めて、あるいはダイオキシンばかりではない、燃やせばダイオキシン以外のいろいろな物質も出てくるわけですから、それらに関してはどういうふうに対応して考えていくのかという。それから周辺の環境はどうなるのかという、そういうことも含めて考えていただきたいと思いますので、軽々な取り組みはしないでいただきたいと思います。



○猿田博文委員長 では、ご要望ということでよろしくお願いいたします。

 それでは、ご議論尽きませんが、273号、廃プラスチック焼却モデル事業区とならないことにつきましては、本日のところは継続とさせていただきたい。



◆浅沼敏幸委員 そういう仕切りになるのかならないのかわからないけれども、委員の話の中で、一人の人が欠席だから結論が出ないということはおかしな話であって、僕も、この表題を見ると、モデル事業区とならないことについてと、こうはっきり出ているわけで、モデル事業区ではないわけでしょう。だから、これは取り下げてもらって、もう一度出し直すとか、そういう形にしないと、これはいつまでもこのタイトルは残ってしまいますよ。そういうふうに思うのですけれどもね。委員長の判断をお願いいたします。



○猿田博文委員長 そういうご意見もございます。



◆小泉純二委員 では、今ご意見が出ましたので、私どもとしてもやはり西川委員が当初おっしゃられたように、このタイトルというか、1項目は実情にそぐわない内容になってきている。これはやはり取り下げなりを正副で諮っていただいて、打診をしていただくようにお願いしたいと思います。

 それから、議論を伺っていますと、一部事務組合と各区とのあり方論といいますか、これは大変いろいろ悩ましい、この間、私ども会派の中でもいろいろ議論をすることもあるわけなのですが、あり方をどういうふうにとらえて、私どもの意見を反映させていくのか、悩ましい部分もあることは事実なのですね。この間のいただいた資料の目的のところ、共通認識、確認、そして決定に至る過程というか、やはりちょっとアナウンス、広報というか、それがどこか欠けてきているのではないかな。丁寧な広報、アナウンスは各議会に含めてされていれば、もっともっとこう理解、そして議論の質も深まってくるのではないかという感じは持っているわけです。

 ですから、区の行政当局への要望としましては、やはりこうした決定に至る過程の認識、危機感がやはり背景にある理由ですね。最終処分場があと何年でという、そういった点が一つはタイムリミットとして設定されている。ただ、このタイムリミットの設定のあり方がここのところちょっと揺らいでいるというふうにも、私は同時に認識しているわけです。要するに分別が進み、リサイクルが進み、そうした過程の中で最終処分に出るごみの量、最終処分場量そのものが減少してきている。

 前はたしか15年ということで、私はこれ聞いていたのですね。15年というのが頭にあったのですが、ここのところその15年という表記が表から出なくなってきている。実際そうなると、危機感そのものがどこかへ浮遊したまま漂ってしまうというか、共通認識としてその危機を共有することができなくなっているというのが一つ背景にあるのではないか。それは私どもの暮らしの中での努力が反映された結果でもあるし、ある面ではいいことなのですけれども、そうしたことも含めて一部事務組合に対しても、そうした共通した認識の基盤をもっとしっかりと私どもが共有できるような、そういうアナウンスを努力するようにお伝えをしていただきたい。また、理事者の皆さんにもそうしたご努力をお願いしたいと要望させていただきたいと思います。



○猿田博文委員長 それでは、大変恐縮ですが、273号につきましては、本日のところは継続とさせていただきたいと思います。いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 次に(5)番、陳情第275号・循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することにつきまして、ご質疑を引き続きお願いをしたいと思います。

 相当深い議論がされたので、こちらの方に回ってこない、もし何か言い残したことがございましたら、少しのお時間でもご議論いただけるとありがたいなと思っています。



◆片野令子委員 この275号においても、循環型社会の推進会議の意見を尊重してほしいということが陳情の趣旨です。この尊重した中で実施するなり何なり考えてくださいということですので、これはもう区としては循環型社会推進会議の中に処理計画をきちんと基本計画をつくったわけですから、私は採択をして進めていくということが第一ではないかと思います。それで意見を申し上げたい。

 先ほど私が質問したプラスチックの問題に関しては、これを焼却するということに関しては、きちんとこの循環型社会推進会議で議論した計画に従ってやってくださいということです。これも含めて私は質問してしまったような感じなのですけれども。これはぜひ採択をして尊重してほしいと提案いたします。



○猿田博文委員長 ほかにご質疑をよろしくお願いいたします。



◆小泉純二委員 この後の286号ともある意味でタイトルが似通っているので。それと286号のときに、私は資料の要請を前回出させていただいております。先ほど池尻委員からダイオキシンについてのご指摘がありましたが、その件について、資料を前回お願いさせていただいたのですが、まだその資料をお出しいただいておりませんので、議論は資料をお出しいただいてからさせていただければと思うのですが。



○猿田博文委員長 ダイオキシンの資料ですね。



◆小泉純二委員 ダイオキシンの毒性についても法制定されているわけですけれども、その後のいろいろな研究過程の中で、そのダイオキシンの認識の仕方についていろいろな観点から意見が出されてきております。その辺の研究成果というか、わかる範囲でということで、その整理したものをお示しいただければと、もしかしたら時間がかかるかもしれませんが、そのときには出していただけるという返事はいただいております。



○猿田博文委員長 では、それはいいですか。はい、お願いいたします。

 では、ほかにございませんか。



◆片野令子委員 275号は推進会議が答申したことをちゃんと守ってやってくださいという陳情ですので、これは採択していいのではないかなと思います。今、小泉委員がおっしゃった資料要求というのは286号においてそうでしたよね。ですから、275号は採択でお願いしていいのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆小泉純二委員 私としては、論議をするに際してタイトルが大変似通っているということもあるわけなのですが、議論としてはこの廃プラの焼却ということにかかわってくる問題ですので、それを出していただいた方がより議論が深まるのではないかと思っておるわけです。今回ひとくくりで資料1という形でお出しいただいていますので、そうした一連の流れの中の議論として、また資料としてお示しをいただければと思いますので、よろしくお願いします。



◆西川康彦委員 286号、ここについてはこの間意見を述べさせていただいて結論が出ないという委員長の報告でありましたので、引き続き陳情代表者に委員会での意見を伝えて、何らかの形で表してもらわないと審議にも入れない。こういうふうに思いますので、よろしくお願いします。

 いずれにしても、この今日の資料1についてまだまだたくさん聞きたいこともございますので、今日のところは継続ということで諮っていただきたいと思います。



○猿田博文委員長 それでは、286号につきましては冒頭お断り申し上げたとおり、少し対応方、努力をさせていただいております。275号についてはご質疑をいただいたわけなのですが、275号・循環型社会推進会議の答申を尊重し施策に反映することについては、本日のところ継続とさせていただきたいと思います。いかがでしょうか。

                 (異議なし)



○猿田博文委員長 では、そのようにさせていただきます。

 また、その他の陳情につきましても、本日は継続とさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◆片野令子委員 異議なしという声があったのですけれども、この委員会もあと何回かしかないわけですよね。そうすると、また変わってしまうと、最初から議論のし直しという形になる可能性が大きいです。私はそういう意味ではせっかくいろいろな資料で議論を積み重ねてきたものは大事なことだと思いますので、その意味ではこの委員会で採択をなるべくできるものをきちんとしていってほしいと思います。特に今の275号は、当然のことを当然陳情として出されているわけですから、審議して採択ができるのではないかと思いますので、その件も含めて要望しておきます。





△3報告事項



○猿田博文委員長 次に案件表の3番、報告事項に入りたいと思います。

 (1)番、廃棄物処理手数料の改定につきまして資料2が出ておりますので、清掃リサイクル課長からお願いいたします。



◎清掃リサイクル課長 資料2をお願いいたしたいと思います。廃棄物処理手数料の改定についてでございます。

 この改定につきましては、平成17年11月の区長会におきまして了承されたという内容でございます。2月9日の当委員会で配付をさせていただき、説明は2月24日にさせていただいたものでございます。

 その大きな方針でございますけれども、まずは清掃一組の手数料の改定につきましては、19年4月という時期で、かつ改定額が4円ということで、その方向で行こうということ。それから、それに伴う各区の手数料でございますけれども、一組手数料の改定に伴って、処理処分部分につきましては一組の手数料と連動させるということ。それから収集運搬部分、区の手数料は処理処分部分と収集運搬部分からなっておりますが、その収集運搬部分につきましては各区で判断を行う。改定時期につきましては、19年4月以降とするということで了承がされてございます。その後、23区間で調整を図りながら、練馬区といたしまして考え方を取りまとめたというところでございますので、本日そのことにつきましてご説明をし、ご意見をちょうだいしたいというものでございます。

 まず本文でございますけれども、現行の廃棄物処理手数料は東京都時代の平成6年の改定以降、約10年改定されておりませんので、処理処分原価との乖離が拡大しているということから、東京二十三区清掃一部事務組合では清掃工場等への持込手数料の改定を予定しているところでございます。この清掃一部事務組合におきます手数料改定と連動し、区の廃棄物処理手数料について下記のとおり改定を行うというものでございます。

 今回の廃棄物処理手数料でございますが、普通の一般のご家庭から集積場に出されるごみにつきましては、基本的に関係はございません。事業系の、事業者の方が処理するごみについての手数料というものについて改定を行いたいというものでございます。その辺は前提としてご理解をお願いしたいと思います。

 1の清掃一部事務組合における持込手数料の改定の内容でございます。これは事業者処理責任の原則に基づき、事業系ごみを清掃工場等に持ち込む際に必要となります持込手数料を処理処分原価に基づき改定するということとしております。改定額は、清掃一部事務組合の処理処分原価、1キロ当たり19円、現行の持込手数料は1キロ当たり12円50銭でございますが、その差が6.5円ございますが、そのうちの4円を改定いたしまして、1キロ当たり16.5円にしたいというものでございます。改定時期は平成19年4月1日を予定しているというものでございます。

 ここに米印で清掃一部事務組合廃棄物処理原価の推移というものがございます。1枚おめくりいただきまして3ページをあけていただきたいと思います。3ページでございます。3ページは清掃一部一組、廃棄物処理原価の推移となっておりまして、平成12年度処理処分原価19円10銭でございます。そのまま右を見ていただきますと、19円台がずっと並んでございます。ごらんいただいてご理解いただけますように、おおむね19円程度で推移しているというふうにお読み取りいただければと思ってございます。これは折れ線グラフにしたものが下の表になっておりまして、19円の線と、その下の現行の持込手数料12円50銭の線の二つを示しているものでございます。この差が6.5円ということになってございまして、この現行持込ごみ量、一般廃棄物処理業者が事業者の方のごみを集めまして、清掃工場へ持ち込んでいるごみでございます。そのごみ量が16年度で約113万トンございます。この113万トンに19円、処理原価でございますが、19円を掛け合わせますと約215億円、事業系ごみの処理について215億円のコストがかかっているというものでございます。

 これに対しまして、一部事務組合が16年度、手数料として収入している額が約141億円で、この間の差が70億円程度ございます。原則といたしましては、事業系のごみにつきましては事業者処理責任ということが原則でございまして、事業者の方がみずから処理していただくということでございますので、この70億円の乖離につきまして、現行は各区が分担金で皆様の税収といいますか、区民の皆さんのご負担で賄っているわけでございますが、この事業者処理責任ということから、この70億円の乖離を少しでも縮めたいということから、今回6.5円の乖離のうち4円分の改定をぜひともお願いしたいと、こういうことで整理がされてきたというものでございます。

 1ページにお戻りいただきたいと思います。ただいまご説明申し上げましたのは、清掃一部事務組合における手数料の改定の内容でございます。

 2といたしまして、これを踏まえまして、では練馬区としてどうするのかということが、この区の廃棄物手数料の改定の内容でございます。

 (1)改定の理由でございますが、まず?番といたしまして、区の廃棄物処理手数料は区が事業系廃棄物を取り扱う際の手数料であると同時に、廃棄物の処理および清掃に関する法律におきまして、一般廃棄物処理業者と排出事業者の契約金額の上限となっているため、清掃一部事務組合の持込手数料の改定にあわせて、区の廃棄物処理手数料を改定する必要があるという認識でございます。

 それから?といたしまして、区の廃棄物処理手数料は収集運搬相当額と処理処分相当額で成り立っている。区の収集する廃棄物の処理は清掃一部事務組合が行っているわけでございますので、処理処分相当額は清掃一部事務組合の処理処分原価に基づいて算定するものでございます。そのため、清掃一組の手数料と同額にするべきものであるという認識でございます。こういうことで、区の廃棄物処理手数料も一組の手数料に連動をして改定をしていきたいというものでございます。

 2ページをお願いいたします。2ページの具体的な改定額でございますが、区の廃棄物処理手数料はこの表でございますが、現行料金、1キロ当たり28.5円ということでございます。内訳でございますが、収集運搬が16.0円、処理処分が12.5円、この12.5円は清掃一組の手数料と同額ということでいただいているものでございます。これも改定料金でございますが、32.5円に改定したい。収集運搬部分につきましては16.0円で据え置き、処理処分相当額につきましては一組の手数料改定に連動し、16.5円としたいというものでございます。4円の会計ということで考えてまいりたいと考えているものでございます。

 ちょっと説明がわかりにくかったと思いますので、廃棄物処理手数料改定内容のイメージ図というものを用意しましたので、ごらんいただきたいと思います。4ページをお願いいたします。左側が清掃一組の持込手数料でございまして、これは清掃一組の条例に基づいて決定するものでございます。現行が1キロ当たり12.5円、改定後は16.5円、4円の改定ということで予定しているものでございます。

 右側が練馬区の事業系一般廃棄物処理手数料でございます。これは区の条例に基づきまして設定をしているものでございます。

 左側の現行ですけれども、薄い網掛けが12.5円となっておりまして、これが処理処分原価相当額でございまして、一組の手数料と同額のものでございます。上の黒い網掛けの方が16.0円、こちらは収集運搬のものでございます。改定するものは、この一組の手数料と連動する処理処分相当額の部分も4円改定したいという考え方でございます。

 なぜこの4円を改定しないとならないのかということでございますけれども、一つは事業者処理責任というものがございます。もう一つは、先ほど理由の1でお話し申し上げましたけれども、実はこの区の手数料額というものが、一般廃棄物処理業者と、それからスーパー等の排出事業者さんの間で契約する場合の上限規定になっておりまして、現行でご説明しますと、一般廃棄物処理業者さんは1キロ当たり28.5円で仕事を請け負いまして、清掃工場に持ち込む際に12.5円をお支払いします。16円で営業なさっているわけでございます。したがいまして、処理処分原価を4円改定いたしますと、4円改定をし、かつ区の廃棄物処理手数料を据え置きますと、この営業のできる幅が16円から12円という形で縮まることになります。これは一般廃棄物処理業者さんには大変大きな影響を与えることになりますので、この16円の幅は維持したいと書かせていただいているものでございます。そういう意味で、この改定後の16円の幅は維持するという吹き出しでございますが、これはそういう意味で書かせていただいているものでございます。

 大変恐縮でございます。2ページにお戻りいただきたいと思います。(3)の改定時期でございますが、平成19年4月1日ということで、一部事務組合の手数料改定に連動して19年4月1日に予定したいと考えてございます。条例提案につきましては周知期間を考慮いたしまして、今年の第三回定例会で予定したいというものでございます。

 3の改定の影響でございますが、(1)でございます。契約金額の上限が引き上げられるということになりますので、一般廃棄物処理業者と排出事業者間の契約金額の改定が予想されるということでございます。

 それから(2)でございますが、これが一番大きな影響になります。区の収集に排出していらっしゃいます商店街等、小規模排出事業者に張っていただいている有料ごみ処理券の料金が改定になるというものでございます。

 それから(3)といたしまして、区民の皆さんが臨時・大量のごみを排出する際にいただいておりますごみ処理手数料、これは事業系の手数料と同様の考え方に立っておりますので、改定になるものでございます。これは1日10キログラムを超えた場合に手数料をいただいておりまして、こういうケースの場合の手数料が改定されるというものでございます。

 (4)でございますが、粗大ごみは品目ごとに標準的な重量で換算し、手数料額を定めているものでございまして、これも1キログラム28.5円というものをベースに現在手数料額を定めておりますので、キロ当たりの手数料額が改定されることに伴いまして、粗大ごみ処理手数料も改定となるというものでございます。

 大変恐縮でございます。手数料額の改定、影響を試算しておりますので、5ページ目をごらんいただきたいと思います。

 これは1キロ当たり28.5円を32.5円に改定した場合に、現行の考え方に基づきまして単純に試算した場合にこうなるということでお示ししているものでございます。

 まず1の「事業系有料ごみ処理券」の額面変更でございますが、最もポピュラーな上から3番目の大・45リットル券のところでご説明申し上げますと、現行1セット2,430円、1枚当たり243円のものの改定料金でございます。1セット2,745円、1枚当たり274.5円となりまして、改定差額が1セット315円、1枚当たり32円の改定になると、このようにお読み取りいただければと思います。

 その下の段でございます。この粗大ごみ処理手数料でございますが、まず?、ふとん、ラジカセ、扇風機、いす等でございます。これは標準重量10キロということで設定しておりますので、1キロ当たり28.5円に10キログラムを掛けまして、10円以下を切り捨てて現行料金200円をいただいているものでございます。これが1キロ当たり32円50銭になりますので、10キロ当たり325円、10円から下を切り捨てまして300円ということで改定差額は100円となるものでございます。

 同様に、?番のものは標準重量20キログラム、?番のものは標準重量30キログラム、?番のものは標準重量50キログラム、?番のものは70キログラムということで想定をさせていただいておりまして、これにキロ当たりの単価を掛け合わせて10円から下を切り捨てるということで計算をし、試算をしたものでございます。それぞれ改定差額欄のようになるものでございます。

 大変恐縮でございます、2ページにお戻りいただきたいと思います。2ページの最後4でございます。他区の状況でございます。各区とも原則としてただいまご説明申し上げましたのと同様な改定を行うことで、23区が協調してこのような改定を行う見込みでございます。



○猿田博文委員長 ありがとうございました。それでは、ご質疑をお願いいたします。



◆池尻成二委員 手数料の改定の考え方等については以前もご報告いただいて、それは了解できると思っているのですが、ちょっと気になっているのは、先ほどのごみの廃プラの処理と関連はするのですが、いわゆる持込ごみの分別収集の扱い、これがどういうふうに整理されているのか、特にこの間の4月17日のプレスの趣旨としてどういう整理されているのかをお聞かせいただけますか。



◎清掃リサイクル課長 持ち込むごみにつきましては、プレスの中では皮革等については受け入れないという形になっております。プラスチックにつきましても、現在の整理では事業系については受け入れないということで考えているものでございます。ただ、小規模排出事業者につきましては、家庭系のものと同様の有料シールを張っていただいているわけですけれども、家庭系と同様の収集方法、あるいは処理方法をしておりますので、これにつきましてはそのまま家庭系のものと同様の処理をするということで整理されているものでございます。



◆池尻成二委員 それは区としてのお考えでもあると思っていてよろしいでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 この件につきましては、23区全体で中間処理につきましては共同処理をしているというものでございますので、現行の整理に従って、23区としても、練馬区といたしましてもその考え方で基本的によろしいと、私どもとしては考えております。



◆池尻成二委員 持ち込みについては今の確認で了解できたのですが、いわゆる小規模事業所、区集でやっている事業系ごみの扱いなのですけれども、これは以前ごみ減量の見通しの中で、やっぱり区集も含めて事業系のごみの減量をどうやっていくのかということが大きな課題だろうということでお話があったように記憶をしています。プラスチックの焼却は一般的には避けられないとしても、区集の事業系ごみの扱いについて、私はやっぱりもう少し慎重に考えていいのではなかろうかと。これは基本的には事業者責任の話があるわけですから、実際には収集所の問題はいっぱいあると思いますけれども、これはぜひ宿題としてやはり区独自で検討していただきたい、分別基準も含めて慎重にやっていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 私どもとしても、この区集の事業系ごみというものにつきましては大きな課題だと思っております。今後慎重に十分な検討をしていかなければいけませんけれども、原則といたしましては、なるべくご自身で処理をしていただく方向で働きかけもしていかなければいけないと思いますし、引き続き清掃事務所を中心に地域に対しては働きかけをしていきたいと、考えてございます。



○猿田博文委員長 ほかにございませんか。



◆片野令子委員 この値上げの検討はキロ4円値上げという形によって、この事業系ごみが過疎地といいますか、地方に捨てられるというようなことはないでしょうか、ありますでしょうか。



◎清掃リサイクル課長 原則はあり得ないと思っています。もちろん排出事業者、まず一般廃棄物収集業者がそういうことをすることはまず考えられません。というのは、1回で許可取り消しになります。ということで、その後の商売ができなくなりますので。また私ども立ち入り調査等もいたしておりますし、運転日報から活動の実績報告からかなり厳しくチェックをしております。一般廃棄物収集業者がそういうことをするということはあり得ないと考えております。ただ、もちろん排出事業者、一般廃棄物の場合には、スーパーとかレストランとかそういうところになりますけれども、そういう方々がみずからどこかほかの地域に捨てにいくということが、絶対あり得ないとは申し上げませんけれども、基本的に想定できないと思っております。



◆かまた百合子委員 片野委員と同じ心配を持っているのですけれども、小規模排出事業者というと中小零細企業、小売店ですよね。そうすると、このごみを出すときにかかった費用がこれまでよりも増えると、ぱっと計算できないのですけれども、1割強の負担増になりますよね。



◎清掃リサイクル課長 具体的には、こちらの先ほどお示しした5ページのごみ処理券のところでごらんいただくと、一番小さな10リットル券でも1枚54円が61円ですので、7円上がっています。おっしゃるとおり1割以上ということになると考えてございます。



◆かまた百合子委員 区民が臨時に出す場合、粗大ごみも値上げになってしまうと、その中小零細を含めた区民負担をその影響が金額でこう重くなってくると、どういうことが起きてくるか予測されていますか。



◎清掃リサイクル課長 一番懸念しているというか、申し訳ない気持ちがあるのがこの小規模排出事業者の皆さんに対することでございまして、確かに負担が重くなることは事実でございます。ただ一方で、これは事業者処理責任というものが基本的な考え方に立ってございますので、それも一どきに6.5円分上げるということではなくて、半分程度4円ということで、段階を踏んでご負担をお願いしたいと考えておりますので、そこのところは地域に入って丁寧に説明をしご理解をいただいていくしかないと考えてございます。

 粗大ごみ手数料につきましても、10円よりも下が切り捨てになっているものですから、改定幅が100円というような、ちょっと率で申し上げますと相当な率になってしまうのでございますけれども、そこのところは何といいますか、基本的な考え方ということで現行料金が改定額が100円というところで、これも大変申し上げにくい話ではあるのですけれども、一定の臨時ごみにつきましては特別な収集等もやっておりますので、ご理解をいただいてご協力いただきたいと思っているところでございます。



◆かまた百合子委員 このことでごみが減るという効果が出ればうれしいのですけれども、より一層の分別、リデュース、リサイクル、そういうことにみんなでいろいろ方法を考えて、経済的負担が重くならないように考えていきたいと思います。よろしくお願いします。



◆小野塚栄作委員 内容的にはたった4円しか値上がりしないのになんていうようなことで、そんなことを言ってはいけないのですけれども。非常にわかりやすく資料をつくって、私はすばらしいなと思います。私みたいな不勉強でもぱっとわかるのですね。それで、せっかくですから、私はこの効果ということで、粗大ごみの処理手数料云々と表になっていますよね。私はこういうのを区報などに載せて、いろいろな例を出して、ふとんだ、なんだかんだとこう入っていますよね。そうすると、物を大切にするという気持ちが私は芽生えてくると思うのです。今はどうも物を大切にしない風潮はよくない。そういう意味では私は非常にわかりやすいし、これなんかひとつぜひ区報に載せて、かなり期待できますから自信持ってやってください、お願いします。



○猿田博文委員長 ちょっと12時を回りますが、あと一つだけですのでご協力お願い申し上げます。

 それでは、次に(2)番の清掃車両の更新に伴うディーゼル車の購入について、資料3が出ておりますので、ご説明をお願いいたします。



◎石神井清掃事務所長 資料3をお配りしております。清掃車両の更新に伴うディーゼル車の購入についてでございます。

 概略をご説明いたしますと、これまで練馬区では清掃車両の購入に関しまして、ディーゼル車一辺倒であったものから。



○猿田博文委員長 課長、お座りいただいていいです。



◎石神井清掃事務所長 ありがとうございます。では、着席して説明させていただきます。

 低公害車への切りかえということで、LPG車、CNG車への買いかえを行ってまいりました。これが平成16年度新潟中越地震の際に練馬区から清掃車両の派遣を行いました。その際、燃料の補給につきまして大変な苦労がありまして、その時の反省から災害時のことを考えまして、清掃車両の購入につきまして、最低限ディーゼル車の購入を行いたいということでご説明を申し上げるものです。資料に基づきまして説明いたします。

 1ページ目でございます。清掃車両の購入の経過と課題です。

 (1)低公害車への切換えの経過です。清掃車両については、練馬区環境基本計画等に基づいて、環境負荷の低減を図る目的で、順次液化石油ガス(LPG)車、圧縮天然ガス車(CNG)車への切換えを進めてまいりました。練馬区環境基本計画というのは、平成13年に策定されたものでございます。

 (2)18年4月1日現在の車両保有状況でございます。練馬区では、現在清掃車両につきましては大型車と小型車の二つを所有してございます。燃料の形式はディーゼル、LPG、CNGで、軽油と液化石油ガス、圧縮天然ガスの3種類がございます。ディーゼル車は大型、小型合わせまして現在4台保有しております。そのほかの小型車につきましては、LPGが34台、CNGが1台、合計39台となっております。

 (3)新潟中越地震の際の経験でございます。平成16年の新潟中越地震の際に、被災地の災害復旧支援のために練馬区の直営のごみ収集車を6台派遣しております。この派遣の際に、高速道路上にLPGの供給施設がなく、補給のために高速道路を一たんおりなければならない事態となっております。

 若干説明を加えますと、小千谷まで行ったのですが、そこまで往復で約450キロございます。満タンでスタートいたしましても、燃料補給は行き帰りに1回ずつの合計2回最低必要となっております。派遣部隊は朝6時半に練馬区を出発いたしまして、日帰りでこの作業を行っておりまして、行動時間は戻るまでに最長15時間ほどかかっております。現地での作業時間は4、5時間ということで、参加した職員は休憩時間や昼食時間もとれないような状態で作業に当たっております。非常に負担があったということでございます。この行動時間の中で燃料の補給のために、1回につき高速道路をおりまして5、6キロ走るものですから、1回に1時間、往復で約2時間を費やしているというような状況でございます。

 (4)災害対策上の課題でございます。練馬区で災害が発生した場合には以下のような問題が生じると考えております。

 ?練馬区内にはLPGとCNGのスタンドがそれぞれ1ヶ所しかございません。一般のガソリンスタンドは区内には約90か所ございます。大きな開きがあるということです。このスタンドが被災した場合には、区内での燃料補給を受けることができません。全国においても、スタンドの比率は同様に大分開きがあるという状況になっております。また、補給が可能な場合でも、補給の際に一所集中が発生するため、待ち時間が発生し、迅速かつ効率的な運行には支障があるものと思われます。

 ?、災害時には電気が途絶することが想定されます。LPG、CNGというガス車については、ガスを燃料で補給するために電気がないと補給ができません。ちなみに豊玉スタンド、これはLPGのスタンドですが、こちらを調べましたところ、対策として自家発電機を持っているという回答をもらっておりますが、災害時の緊急的な燃料補給にはやはり不安があると考えております。その一方で、軽油につきましては、停電時や電源がない場合であっても手動のポンプアップで補給が可能であり、全く問題ないという長所がございます。

 2ページに移らせていただきます。今後の車両購入の考え方でございます。

 (1)燃料補給等リスクの克服と環境保全との調和でございます。環境保全の観点からは、LPG車等の低公害車の購入が望ましいのですが、燃料補給の問題から運行ができず、避難拠点であるとか、各家庭のごみの収集ができない状態に陥りますと、災害復旧や衛生面等で深刻な問題が発生すると考えております。

 一方、軽油については谷原の清掃事業所内に20,000リットルの軽油タンクを現在保有しております。災害時にも、練馬区専用の燃料として安定的な供給が可能でございます。したがいまして、災害時の燃料補給リスクを勘案した上で、リスク分散の観点から必要最低限のディーゼル車の保有をさせていただきたいと考えております。

 なお、ディーゼル車についても、国の規制値で比較した場合に、平成6年と平成17年、最新のものと比較いたしますと、この約10年間の間に、PM(粒子状物質)で約96%減、NOx(窒素酸化物)で約67%の減と、技術革新の成果で低公害化が進んでおります。現在も自動車メーカーによるディーゼル車の技術革新が進んでおりますので、今後も改善ができるということでございます。

 一昔前に言われておりましたディーゼル車は圧倒的に単純な公害車で、ほかのLPGやCNGが低公害だという分け方は妥当ではなくて、現在はディーゼル車も低公害化が進んでいるということでございます。

 (2)災害対策車両の台数についての考え方でございます。18年度の練馬区地域防災計画で推定している一般生活排出分の1日あたりのごみの発生量は554.9トンです。区内で災害が発生した場合は職員の参集も通常というわけにはいかないと思いますし、幹線道路も被害を受けるおそれもあります。幹線道路が使用可能な状態で、また回数や積載量について、日常とは違って災害時の特別な体制をとった場合の想定は以下のとおりです。1日のごみの発生量のうち、約半分を処理することを最低限の目標とした場合には、1台につき12回稼働、通常は6回稼働です。1台の積載量を2トン、これは通常1.6トンでやっております。やった場合には、12回稼働で2トンの場合には12台あれば上記の1日の発生量の半分を処理することが可能です。このようなことから区の保有台数のうち、当面の方針として12台程度をディーゼル車としたいと考えております。保有台数は39台ですので、約30%を目標とするということでございます。

 今後もディーゼル車の低公害化の動向や他の車両の動向を把握するとともに、清掃車両の災害時の位置づけやあり方についての検討を行い、ディーゼル車への切換えについては充分毎年精査を行っていきたいと考えております。

 (3)18年度の車両購入についてでございます。清掃車両の購入の仕組みでございますが、これは東京二十三区清掃協議会の車両検討委員会というものがございまして、ここで定められます「車両架装基準」に従いまして、各区で契約を行っております。この車両架装基準というものは、契約に当たっての仕様書とお考えいただければよろしいと思います。この仕様書については23区で統一的に作成をしておりまして、これは各区が清掃車両を購入する場合、それから区が委託を行っています雇上会社52社に対しても同様の仕様をお願いしています。したがいまして、雇上会社も23区も同じ基準のもとの車両を購入しているという仕組みになっております。この車両架装基準の中で、「八都県市低公害車指定制度」において指定された車両を購入することという文章が入っております。今回のディーゼル車の購入に当たりましても、この車両架装基準の適合車の中から購入を行う形になります。

 18年度の購入内訳は以下のとおりでございます。大型車(ディーゼル車)1台、小型車(ディーゼル車)が3台、LPG車が2台という形になります。したがいまして、ディーゼル車4台とも八都県市の指定低公害車という形になります。

 3ページ目をお願いいたします。(参考)ということで他区の状況を載せてございます。ここに書きました区、ディーゼル車を買っている理由はいずれも防災対策、災害対策となっております。杉並区は17年度にディーゼル車を2台購入しております。現在は26台ありまして、うちディーゼルが2台(7%)ということになっております。新宿区、15年にディーゼル車3台を購入しております。持っている台数が30台ですので、3台で10%、世田谷区は48台の8台で17%、足立区が35台中の12台で34%ということで、今後もディーゼル車を購入する予定の区があるということです。



○猿田博文委員長 それでは何かご質問がございましたら。



◆かまた百合子委員 高速道路のことで私はえっと思ったのですけれども、その高速道路上にLPGの供給施設がなくとあるのですね。関越にもなかったわけですよね。何でこういう低公害車の燃料を補給するところが高速道路上になかったのでしょうか。教えてください。



◎石神井清掃事務所長 高速道路上のスタンドの状況についてご説明したいと思います。

 LPGのスタンドに関しましては、全国の高速道路上に1か所だけございまして、東名高速の足柄サービスエリア、下り線のみです、に1か所ございます。CNGに関しましては東名高速道路上の上郷サービスエリア、こちらは上下線に各1か所ございまして、それ以外は普及していないというような状況にございます。



◆かまた百合子委員 やはりもう少し数多くガソリンスタンドに併設すべきだと思うのですが、それはどこに要望を出していいのか、その要望としてね。ディーゼル車も環境負荷を低減する研究開発が進んでいるということなので、こういうところもいろいろ情報を収集していきたいと思っています。

 先日ある新聞報道で、菜種油でトラックが走るという記事がありました。静岡県のトラック協会で運送会社の日常業務で菜種油100%の燃料を利用したということです。千葉の方では軽油にこれを約20%まぜて利用している。だから、こういうことをみんなで考えて、公害を減らす方法でこういう公共の車を運行させるという方法に今後やっていけるといいと思っています。というよりも感想ですね。



◆内田ひろのり委員 今ちょっと話があったのですけれども、確かに高速道路にはなかったと思うのですけれども、これは新潟に行ったときに、現地の要するに作業する、そのエリアの中にはこのLPGガスを供給するガスステーションというのですか、そういうのはなかったのですか。



◎石神井清掃事務所長 当時の記録によりますと、現地の被災地の中に1か所だけはLPGのスタンドがあったそうです。



◆内田ひろのり委員 そこはちなみに営業していたのですか。どうなのですかね。



◎石神井清掃事務所長 はい、営業しておったそうです。



◆内田ひろのり委員 あれだけの地震があっても営業していたということは、逆に言うと、電気の方は案外心配しなくてもいいのかと思ってしまうのですけれども、ちょっと甘いのかもしれないですね。

 確かに練馬区内のガスステーション、それは1か所だというお話なのですけれども、練馬区内の周りを見てみても、タクシー会社というのは何か所かあると思うのですよ。そこは多分自前のものを持っていると思うので、そういうところと業務提携、そういう災害があったときには提携を結ぶとか、今のうちにしておくことも必要なのではないのかな。ただ単にスタンドがないから、軽油のディーゼルを選ぶのではなくて、やはりたくさんのLPGガスの清掃車があるわけで、スタンドがないから使えなくなってしまうのだという考え方に走ってしまうのは、何かもったいないような気がするのですが、その辺の業務提携はどうなのでしょうか。



◎環境清掃部長 今ご提案をいただいたと思っております。確かにタクシーはほとんどLPGですから、自前で給油所を持っているタクシー会社があろうかと思います。たしか練馬区内だと2か所ぐらいあったと思います。提携というお話をいただきました。今回ご提案を申し上げている中身、ご提案というか方法を申し上げている内容については、すべてをディーゼル車にするという話ではなくて、やはり最小限度のものですから、当然LPG車、CNG車というものを活用していくということの原則には変わりはないわけでございます。そういった車も当然災害時に災害の役割、復旧の役割を果たすということ、これは清掃車両に与えられた役割だと思っています。そういう意味からも、安定的な燃料の供給ということについては、いろいろな意味で価格的に多面的に図っていかなければならない、その一つの手法として今ご提案いただいたことについても十分検討してまいりたいと思っております。



◆内田ひろのり委員 さらにちょっとこれを見てみると、谷原の清掃事務所のところには軽油については2万リットルの、要するに供給タンクがあるわけですよね。どちらかというと、だんだん軽油は使わなくなってきているのにもかかわらず、2万リットルのタンクがあるならば、素人考えなのですけれども、これから主流になってくるLPGの方のタンクもその清掃事務所のところにあってもしかるべきではないのかと思いますが、この点はどうなのでしょうか。



◎石神井清掃事務所長 経費について調べましたところ、LPGスタンドを設置の工事を行った場合、約3,500万程度の金額がかかると試算をしております。また年間維持費については200万円ということがございます。燃料そのものにつきまして、市販よりも1リットル10円安いというところはあるのですが、総経費の中でどう考えていくのかということを引き続き検討する必要があると思っております。



◆内田ひろのり委員 軽油について、1台50リットル入れたとしても400台分のもの、2万リットルの備蓄を構えるところを設けていることを考えた時、軽油からだんだんLPGになるのであるならば、これは設けるべきだということを申し上げて終わりたいと思います。



◆池尻成二委員 すみません、簡潔に。これは車の耐用年数が終わった車の更新ということなのでしょうか。追加の場合。



◎石神井清掃事務所長 委員ご指摘のとおりでございます。



◆池尻成二委員 書いてある趣旨は了解できると思っているのです。一つ伺いたいのは災害時の車の確保というのを直営車両だけで考えていると私は思わなかったのですが。雇上契約をやっている車も含めて、災害時の車両確保というのは当然検討されていると思っていたのですが、そこはどうなっているのでしょうか。



◎石神井清掃事務所長 雇上契約の保有しております車両の状況も、現在は、ほとんどLPG車になっている状態でございます。今回練馬区が買いかえに当たりまして、LPG車、CNG車だけでは不安があるということで、ディーゼル車購入ということを考えておりまして、今後は雇上業者を含めて災害時の対策をとれるような燃料の供給体制ということでお話していく必要もあると考えてございます。



◆池尻成二委員 私が、大分前ですけれども、知っている限りではかなり軽油を使っていたような気がするのです。今、雇上会社は変わっているのですか、わかりました。では、先ほどの内田委員の話もあるので、逆にLPG等の基盤というのですかね、供給の基盤も含めて検討していただければと思います。



○猿田博文委員長 ありがとうございました。





△4その他





○猿田博文委員長 それでは、最後になりますが、案件表4番、その他ですが、何かございますか。

                  (なし)



○猿田博文委員長 では、次回の委員会ですけれども、5月29日月曜日、午前10時から開催ということになりますので、よろしくお願いいたします。

 以上で本日の清掃リサイクル等調査特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。