議事ロックス -地方議会議事録検索-


東京都 板橋区

平成20年 都市建設委員会 本文




2008.11.14 : 平成20年 都市建設委員会 本文


◯委員長
 ただいまから都市建設委員会を開会します。
────────────────────────────────────────

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 初めに、理事者のごあいさつをお願いします。

-------------------------------------------------------------------------------

◯土木部長
 皆様、おはようございます。早朝からご苦労さまでございます。本日の都市建設委員会ですが、議題といたしましては、赤塚地区市街地整備方針の素案についてとほか1件となってございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
────────────────────────────────────────

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 次に、署名委員をご指名いたします。
 佐藤としのぶ委員、中村静代委員、以上お2人にお願いします。
────────────────────────────────────────

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 それでは、議題に入ります。
 初めに、赤塚地区市街地整備方針(素案)についてを議題といたします。
 本件について理事者より説明願います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 おはようございます。それでは、赤塚地区市街地整備方針(素案)について、ご報告させていただきます。きょうは資料1とそれから参考に素案もつけておりますが、少しその両方で説明をしたいというように考えております。よろしくお願いいたします。
 まず、資料1でございますが、この地区のまちづくりの必要性でございます。赤塚四から七丁目の一部の地区、47.7ヘクタールでございますが、恐縮ですが裏面をごらんいただきたいと思います。その地区の概要でございますが、松月院通りを挟みまして新大宮バイパスの西側の地区といったところで、四丁目、五丁目、六丁目、七丁目にまたがっている部分でございます。また、表にお戻りいただきたいと思いますが、この地区は昭和44年に「土地区画整理事業を施行すべき区域」として都市計画が決定されてから40年近く経過しておりまして、現在、都市基盤が未整備のまま市街化が進みまして、災害時における緊急車両のアクセスあるいは住民の避難等多くの問題を抱えるため、まちづくりの必要性の高い地域であるという位置づけでございまして、こうした背景から今回、市街整備方針の策定というふうに至ったものでございます。
 この部分はもう少し説明させていただきたいと思いますので、素案の4ページ目を恐縮ですがごらんいただきたいと思います。この「土地区画整理事業を施行すべき区域」と申しますのは、そもそもは旧特別都市計画法の中で市街化を抑制し、農耕地としての土地利用を確保するため、東京都区部周辺に緑地地域の指定がされました。この緑地地域では、建ぺい率10%等の厳しい規制がございました。昭和40年代に緑地地域が廃止されるわけでございますが、そのときに当該地域内の無秩序な市街化を抑制するということから「土地区画整理事業を施行すべき区域」という区域が都市計画決定されたものでございます。板橋区では、板橋、それから板橋西部の2区域が「すべき区域」として都市計画決定しておりましたが、平成19年4月に既に土地区画整理事業が実施されております高島平や大門、徳丸が丘といった地区を指定解除いたしまして、残っているのが今回の赤塚地区と四葉二丁目付近ということになります。四葉二丁目付近は土地区画整理事業が現在実施中でございます。
 下の図にございますが、もともとは薄い墨のところがすべて「すべき区域」に入っていたわけですが、事業が終了しているということで除外され、いまは四葉二丁目と赤塚地区が残っているというのが現状でございます。一番最後の中丸ですが、現在赤塚地区は「すべき区域」の指定から40年近くが経過いたしまして、市街化の影響等から、現在、土地区画整理事業を実施するのは非常に困難な状況となっております。一方この「すべき区域」という指定そのものは残っているわけでございますので、土地区画整備事業にかわる手法で計画的な市街地整備を進めるということにより、一定水準の道路あるいは公園を確保し、「すべき区域」の指定解除を行う必要があるというのが背景でございます。
 恐縮ですが、また資料1にお戻りください。1番のまちづくりの必要性という背景は、以上のとおりでございます。
 2番ですが、赤塚地区市街地整備方針とはということですが、上記のような話がございますので、まちづくりに際し、地域特性を生かすとともに、地元住民と協働し、安全で安心な潤いのあるまちを実現することを目的としまして、赤塚地区市街地整備方針を策定するものでございます。この市街地整備方針は、赤塚地区まちづくりの目標あるいは市街地整備の考え方を示すものであり、赤塚地区における都市計画あるいは市街地整備のガイドラインとなるものでございます。赤塚地区の地区特性を踏まえつつ、問題点の改善及び魅力の創出、向上を図るといった内容でございます。
 3番でございます。赤塚地区市街地整備方針の構成でございます。これはまだ素案でございますが、序章、赤塚地区の概要から第5章まちづくりの進め方まで、この部分につきましてはまた後ほど少し詳しく説明させていただきたいと思います。
 4番でございます。まちづくり検討委員会でございますが、学識経験者、これは座長は東京工業大学の中井検裕教授でございますが、を含め3名、それから区民、これは町会代表の方2人と公募区民の方4人という構成でございます。また、区職員は都市整備部長を初め7名の構成で検討委員会を設置いたしました。
 これまでの経緯と今後の予定でございますが、平成19年10月から11月にかけてアンケート調査を実施いたしました。配布部数が2,517通でございまして、回収が561、回収率といたしましては22.3%ございました。その後、平成20年1月24日に第1回検討委員会を行いました。6月20日まで第3回まで行いまして、7月27、28日にかけましてまちづくり懇談会を実施させていただきました。この両日で10名の方が懇談会には参加していただきました。また、9月11日に第4回の検討委員会、それから10月18日から31日にかけてパブリックコメントを募集いたしました。これは3人の方、6件、パブリックコメントが寄せられました。それで、今後は12月15日に第5回検討委員会を催しまして、平成20年度末には赤塚地区の市街整備方針を策定したいという予定でございます。また、本委員会にはことしの1月18日にこれからの考え方といったことで1回報告させていただいているところでございます。
 それでは、方針の内容でございますが、資料1の赤塚地区市街地整備方針(素案)についてというリーフレットのようなものがあると思いますが、基本的にはこれでちょっとご説明させていただきたいと思います。
 まず、赤塚地区の市街地整備方針とは、先ほども申し上げましたように赤塚地区のまちづくりの目標あるいは市街地整備の考え方を示すものであり、地区の都市計画あるいは市街地整備等の指針となるものでございます。
 1番、赤塚地区の現状でございますが、赤塚地区は板橋区西部に位置しておりまして、四丁目、五丁目、六丁目、七丁目を含む47.7ヘクタールでございます。低層、戸建て住宅を中心とした市街地でございまして、地区内には樹林地、農地等の豊かな緑が見られ、またご案内のとおり歴史的な資源、文化施設が集積しております。一方、生活道路の整備が不十分でございまして、狭あいな道路あるいは行き止まりが多く、ところどころに住宅密集地も見られるという状況でございます。また、特に近年では農地、あるいは低未利用地等の宅地化により、オープンスペースの減少が進んでいるという状況でございます。こうした現状から、赤塚地区の課題として、道路・交通、土地利用・住環境、オープンスペース、地域資源というふうに分類いたしまいて、それぞれの課題を掲げております。道路・交通につきましては、地区の骨格道路や生活道路の整備が必要といったこと、あるいは狭あい道路の拡幅ですね、そういった3点を挙げています。また、土地利用・住環境につきましては、建て詰まりや大規模敷地の細分化の抑止、それから良好な住環境の保全・確保といった内容でございます。オープンスペースにつきましては、身近な公園・広場等の確保あるいは樹林地、農地等の保全・活用といった内容でございます。また、地域資源といたしましては、快適に移動・散策できる歩行空間等の充実等を掲げております。
 こうした課題を踏まえまして、まちづくりの目標を左の下のほうでございますが、赤塚地区のまちづくりの目標像といたしまして、「豊かな自然環境と共生した潤いのあるまち」という目標像を掲げまして、テーマ別の目標といたしまして道路・交通につきましては、安全・安心で快適な暮らしを支えるみちづくり、土地利用・住環境につきましては、良好で質の高い、安心して暮らし続けられる住環境づくり、オープンスペースにつきましては、地域の貴重な資源としてのオープンスペースづくり、地域資源といたしましては、地域資源をいかした地域の魅力・活力を高めるまちづくりという目標、それから全体の目標とテーマ別の目標を掲げたところでございます。
 1枚おめくりいただきたいと思いますが、市街地整備の基本的な考え方、4番でございますが、今、掲げました目標につきまして、それぞれの方針を持ってございます。最後の地域資源に関しましては、この3つの方針にそれぞれ盛り込まれるものだろうということでこのような体系を考えております。
 個々の方針に入らせていただきたいと思いますが、まず、道路整備の方針でございます。下の1から4までございますが、まず1番といたしましては、補助幹線道路、幅員が15メートル以上、これは松月院通りということになりますが、の整備、それから骨格道路、これは大仏通りでありますとか、赤塚高台通りといったものを想定しているわけでございますが、こうしたものを街路事業なり、都市計画道路として整備していきたいということでございます。また、地区内の生活道路の整備、これは幅員6メートル程度を考えておりますが、これはいわゆる地区計画の地区施設といった位置づけで整備をしていきたいと。それから、3番の地先道路の整備・改善、幅員4メートル程度、4メートル以上ということでございますが、これは細街路の拡幅であるとか、行き止まりについては行き止まりの緊急避難路整備事業等を活用いたしまして整備を図っていきたいということでございます。また、最後の安全・安心で快適な歩行者空間の整備・確保につきましては、上の3つの道路整備に合わせて、そうした歩行者空間の整備・確保を図っていきたいという内容でございます。ここに図がついておりますが、ちょっとカラーでないので見にくい部分もございます。本編の19ページをちょっとごらんいただければと思いますが、この19ページが今、申し上げました道路のネットワーク方針図ということでございます。
 恐縮ですが、資料の3ページ目、4−2の土地利用方針をごらんいただきたいと思います。土地利用方針でございますが、現行の都市計画で定められております用途地域、ほとんどが第一種低層住居専用地域でございますが、を基本としながら、市街地状況や将来の道路整備等を踏まえた地区区分を行い、適切な土地利用の整備・誘導を行っていきたいということでございまして、大きく分けると3つの区分を考えておりまして、1つは住宅地区、それから沿道地区、3つ目が公園・緑地というふうになるかと思います。住宅地区につきましては、右の利用方針図のちょっと見にくいと思いますが、地の色といいますか、ほとんど白に近い部分、これがほとんど第一種低層住居専用地域でございまして、ここにつきましては、敷地内緑化の推進あるいは大規模敷地の細分化の抑止といった手法をもちまして、ゆとりと落ちつきのある住環境を保全・形成するというものでございます。また、身近な店舗等が共存する街並みといたしましては、沿道地区のA1、A2とございますが、A2が少し濃い色にハッチングがされている部分でございます。これもカラーでないと、ちょっとわかりづらいと思いますので、恐縮ですが本編の25ページをお開きいただきたいと思います。ハッチングがされている部分がA2、それからこれ以外でハッチングのない、少し茶色がA1、それから松月院通りにつきましては沿道地区Bといった区分で考えておりまして、沿道地区のA1、A2に関しましては低層あるいは中高層の住宅と身近な商業施設、サービス機能を持った店舗等が共存するまちなみということです。それから沿道地区Bに関しましては、中層程度の住宅あるいは店舗や公共施設等の生活利便施設の立地誘導によって、沿道建物の不燃化あるいは延焼遮断帯の形成といったものも図りたいというものでございます。また、都市計画公園・緑地、非常に大きな面積を占めておりますが、ここにつきましては、樹木の保全・緑化推進、また敷地内のオープンスペース保全、歩行者ネットワークに資する園内通路の確保といった方針でございます。
 4−3でございます。オープンスペースの方針でございますが、赤塚地区はご案内のとおり、非常にオープンスペースにも恵まれておる地域でございます。そうした現状の樹林地や農地の保全・維持管理を図るとともに、寺社の境内あるいは個々の敷地の庭先また屋外駐車場といった多様なオープンスペースの緑化あるいは魅力化を図りながら、地区の景観、環境・防災等の資源、地域活動の場としての積極的な活用を図りたいというものでございます。ここでも4点挙げてございますが、樹林地・農地の保全・活用から始まりまして、寺社の境内等の活用あるいは屋外駐車場等の良好な維持管理、土地利用転換時における良好な開発誘導、それから公園等の計画的な整備・確保といった方針を掲げております。
 最後のページでございますが、今後のまちづくりの進め方でございます。この方針策定後は、基本的には先ほど申し上げましたが、現状、既にかなり市街地化が進んでおりますので、土地区画整備事業の実施というのは非常に難しい状況にございます。そこで、土地区画整理事業にかわるまちづくり手法といたしまして、この赤塚地区全体に地区計画の導入を図っていきたいということでございます。また、地区計画だけではできない部分もございますので、地区計画と平行して、各種事業・制度、こういったものを活用して、道路・公園の整備、市街地整備方針に基づく良好な住宅開発といった誘導をしていきたいということでございます。
 今後は、下の段になりますが、赤塚地区のまちづくりということでございまして、地域住民の方々によるまちづくりの協議組織、まちづくり協議会といったものを立ち上げていき、より具体的できめ細かなまちづくりのルールを検討していきたいと思っております。また、地元協議会の皆様とともに、さまざまな活動を通じてこの地区への愛着をさらに深めていっていただきたいという思いもございます。これは来年度からの実施ということになる予定でございます。
 雑駁でございますが、説明は以上でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯大野はるひこ
 この課題と目標を達成していくためには、道路拡幅した際に立ち退きというか、そういうのも発生するんですか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 その道路規模によりますが、やはり幅員の大きな都市計画道路、あるいは今回、都市計画決定して進めたいと思っているような道路につきましては、場合によっては立ち退きということも生じるのかなと思いますが、その他の部分につきましては、建てかえ時の後退とか、そうしたものである程度は充足されていくのだろうというふうに考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯大野はるひこ
 最終的にはいつぐらいまでに整備を完了する予定というか、よろしければ。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 これまでの件でも、やはり地区計画として、今回は市街地整備方針でございますが、市街地整備計画として地区計画に持っていくのに、やはりこれまでの例でいくと3年ぐらいはかかってしまうのかなと。その後は、建てかえに準じてだんだん整備させていただくということでございますので、少し息の長いものになってしまうのかなと思います。終期がいつかというのはなかなか今は申し上げられないということです。

-------------------------------------------------------------------------------

◯高沢一基
 なかなか大きな仕事になろうかと思うんですけれども、まず、その事業費の規模は大体どのぐらいを想定されているのかということと、あと、さっきのこの素案ですか、方針の素案を見させていただいて、補助金等、交付金等があるというお話もあったんですけれども、その辺の国からの支援等の説明をもう少し。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 事業費につきましては、申しわけございません、その積算をしているわけではまだございませんが、地区計画制度そのものには、これまでは例えば少し整備費が出たんですが、現状は整備費というのは出ませんので、そこは地区の合意の中で、例えば道路に少し土地を提供する場合には容積率の緩和等とかいった、そうした手法で実現していくということが今後の主な方法になると思いますが、それ以外の道路事業、いわゆる道路事業ですね、松月院通りの拡幅であるとか赤塚高台通りであるとか、そういったところはやはり都市計画決定いたしまして、これは補助金対象になりますし、用地買収等も当然出てくると、その辺の経費につきましては、今のところまだちょっと算定はしておりません。それから、あと使える補助金といたしましては、街並み環境整備事業といったもの、あるいはまちづくり交付金制度といった、ごらんになっていると思いますが、こういったいわゆる補助金、交付金もございますので、こうした特定財源についてはできるだけ導入を図っていきたいということでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯石井 勉
 ちょっと幾つかお聞きしておきます。最初にこの地区、緑豊かな地域と上に行くと市街地になって市街地が随分できてくるなと思うんですけれども、すごい高低差があるところなんですよね、下と上と、ご存じのとおり。確かに下の、私たちが梅まつりをやる溜池の辺ですか、大変緑豊かで湧水もまだ残っている地域でございまして、上に行くと市街地が随分できてきて、そういう中でやはりこれ昔と違ってまだこの中には農地もまだ大分残っていますし、そんな中でやはり今後、昔と違ってうちのほうの徳丸なんかも区画整理組合という立派なものがありまして、すばらしい道路、そういうものはこうやって認識してできたんですけれども、この市街地の方たちと農地を持っている方たちと意見交換、やはりそういうものもしていかないと、まちづくりってなかなかできないと思うんですよね。そういうことによっては、広い道路、今こういうものを計画してやっていくには、やはり皆さんの理解がないとなかなかできないと思うんですけれども、何回もこうやって検討委員会も開かれたり、パブリックコメントも開かれて、地域の人を主にやっているんで、そういう中ではどういう意見が出ているのか、やはりこれ一番大事なことで、地域の方たちがそういうまちづくりをしようという検討会をつくりまして、そこで何回も開かれている中で、検討委員会やパブリックコメント、またアンケートもとった中で、どういう意見がこうやって集約されているのかその辺はどうなんでしょうね。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 今、委員ご指摘のとおり、赤塚地区は緑、湧水、農地など非常に緑、あるいは水に恵まれた地域でございます。また、高低差も確かにございます。それが、また一つの魅力になっているのかなとも思います。赤塚の崖線は都市計画マスタープラン中でも重要な位置づけがされておりますので、そうした資源としての活用も図っていきたいというふうに考えているところでございます。ご指摘のとおり、農地をお持ちの方との意見交換といったものも非常に重要なことだと思いますので、今後そうした積極的な対応を図っていきたというように考えます。
 また、アンケート等でどんな意見が出たかということでございますが、まず、まちの現況につきましては、好ましい点といたしましてはやはり公共施設が集積している、あるいは歴史資源が多い、落ち着いた住宅地があるといったこと、それから身近な緑が多いといったことがございますが、好ましくないというところでは、暗がりあるいは人通りが少ないということで防犯上の不安があるといったこと、それから歩行者、自転車にとって交通安全上危険な道路があるといったやはり内容が出てございます。
 今後、赤塚地区のまちづくりの中で必要な取り組みは何かという設問がございましたが、主な意見といたしまして、やはり6メートルぐらいの主要な生活道路の整備が必要だろうということ、あるいは農地、樹林地といったものの保全、細街路の拡幅整備、行き止まりの改善といったところ、それから歴史文化資源を核とした広く区民の方が集まれるまちづくりなども意見としては出てまいりました。また、最近では少し開発も進んでいるようですが、まちづくりの目標あるいは建てかえルールといったものの策定も必要だという意見もいただいておるところでございます。赤塚城址といったところもございまして、懇談会の中では、赤塚城址の復元といったちょっと意見も出ましたが、さまざまなやはりその地区に対する思い入れがあるというふうに感じたところでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯石井 勉
 そういうようないろいろ話も出ているということで、やはり私は上のほうはもう市街地になっちゃっててなかなか難しいものがあるんでしょうけれども、ここは一つのやはり観光のまちづくりをしっかりとやっていかないと、私はこれらの名所、赤塚植物園を初め、大仏がありましたり、いろいろあって、すばらしい地域性に富んだ他にはない一つの緑豊かな観光の名所として、これからどうしていくか、ここで一つの大事な位置づけをやはりしっかりと考えて、行き止まりが上のほうへ行くとあってなかなか難しいものもあるでしょうけれども、すごい段差があるもんでね。そういう中で考え方としては、一つの観光地域としてこれからそういうものを担うには、反対に上と下を区切って、という考え方も持っていかないと、なかなか一遍にこうやっていってまちづくりしようと思っても難しい点もあるような感じがするんですよね。だから、赤塚植物園がある下のほうと、上のほうを一つ分断しては変でしょうけれども、それで一つのこういうまちづくりをやっていかないとなかなか広い道路っていうんですか、正直言って行き止まりのところが上に行くと多いんで、だから、そういう面ではそういうものをしっかりと認識しながらやっていく、これから板橋有数の観光名所になると、そういう認識を今からもって拡幅などをやっていくことによって、下の溜池のほうはすばらしい観光地ですか、これからのやはり板橋の一つの名所ということですか、そういうものにできると思うんですけれども、これを一緒くたに、市街地と一緒にやるとそういう面では難しい点があるような、私は感じがするんですよね。上のほうと下のほうの方の考えもまた随分違うと思いますんで、かえってそういう面でしっかりとそういうもの認識して、一つの観光名所づくりをするためには、どこかでそういうものは一つの区切りとしてやはりやっていったほうのが早いんじゃないかなって、感じがするんですけれども、どうなのかね、その辺は。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 ありがとうございます。素案の8ページをちょっと参考にごらんいただきたいなと思いますが、今、石井委員ご指摘のとおり、ここで中央に少し灰色でぐにゃぐにゃという線がございますが、これが崖線といいますか、ここの右と左ではかなり高低差があるというふうにごらんいただければと思いますが、ご指摘のとおり、植物園であるとか郷土資料館は少し低くなっておりまして、城址とかは高くなっているという高低差はございます。これはやはり高低差も視野に入れたまちづくりというのは、今後、必要だろうというふうに思いますので、そうした方向で進めたいと思いますし、この図の中では、例えば自然と歴史と文化の里の散策コースあるいは武蔵野の路といったコースもございます。美術館それから郷土資料館、大仏等々、観光資源となり得るものもあるというふうには思っておりますので、このまちづくりの中ではそうした視点も大事にしていきたいというふうに考えております。また、生産緑地に関しましても、今後はできるだけ追加指定等も行っていきまして、維持だけではなくて、できるだけふやす方向でも考えていきたいというふうに考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯石井 勉
 ぜひ、そういう意味では、これからやはり行政が主導をとってこのまちづくり、観光資源づくりですか、今、板橋はこういうものを観光としてもやっていこうというような、そういうものにもなっていますので、特にやはり緑と文化のまちづくりという観点から、やはりこういうものをしっかりと認識していただいて、そういう計画性を持って、市街地と一緒だとなかなか難しいものがあるんじゃないかと思って、今これだけの崖線があるんで、しっかりと認識してもらって一つの観光資源づくり、私はそれに力を入れてやはり行政が主導をとってやる、赤塚のこういうものも大事なんで、ぜひそういうものをやはり、市街地も大事なんですけれども、そういう面では一つのやはり観光資源づくりというものを行政が主導をとってしっかりと、これからの板橋の一つの名所であるという部分をしっかり認識していただいて、その辺から手をつけていただければありがたいと思うんですけれども、ぜひよろしくお願いいたします。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 まず、この赤塚地区、もともとは昭和44年に「土地区画整理事業を施行すべき区域」と都市計画計定がされたと、しかし、それが40年近くたって実行されずに市街化が進んで、結局その区画整理はできない、難しいということで方向転換して市街地整備事業でいきましょうと、こういうことですよね。その都市計画決定までやって、なぜこれまで放っておかれたのかというのが1点ですね。それからもう一つは土地区画整理事業がもうできないというふうにあきらめるラインがあると思うんですよね。区画整理事業というのは、ある程度皆さんから土地を供出してもらわなければいけません。減歩っていうのが出てきますよね。そういったところだとは思うんですが、私、この地域のことそんなにわかってないんですけれども、結構空き地とかありますよね。そういった地主さんも結構いらっしゃるような地域だと思うんですけれども、そういった地域は区画整理事業をやりやすいという認識があったんですけれども、それがあきらめざるを得ないというふうに考えられたある意味のライン、こういう基礎データがあってあきらめましたというのはあるのかと。というのが、先ほど最初にお話がありましたように、この計画で行くと、遠大な期間と構想でいつできるかわからないというような、そういうことになると思いますけれども、特にやはり道路の整備だと思うんですよね。この地図上見てもわかるんですけれども、行き止まり道路がたくさんありますし、一たんここに入ったら、どこをどうやって抜け出したらいいのか車では分からないぐらいの、非常にわかりづらいぐちゃぐちゃした道路になっていますよね。その辺がきちんと整理できるかといったら、この手法ではできないんじゃないかと思うんですね、市街地整備事業では。行き止まり道路はなくしていきますとか、生活道路を整備していきますとかいろいろ言われているけれども、それがすっきりした形でまち、道路が整備、ネットワーク化された道路としていけるのかどうかというのは、非常にこの手法で僕は疑問があるんですけれども、そういう土地区画整理、なぜできなかったかというのが非常に疑問に思うところなんですけれども、そのほか、板橋の地区でここの市街地整備事業の手法で成功した事例、まだ今現在、進行形、こういったところありますよと、こんなに改善されていますという目に見える形でのそういったものがあるのかどうかまずお伺いいたします。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 ご指摘のとおり、「土地区画整理事業を施行をすべき区域」として指定されてからもう既に40年ぐらいたっているわけでございますが、ほかの地域はご案内のとおり、ほとんど土地区画整理が進んでいると、あるいは事業中ということでございますが、この地域だけがなかなか難しかったと、その一定の土地区画整理事業をあきらめるという規準があるわけではございませんが、これまでの経緯で申し上げますと、平成7年あるいは8年ごろに、一度、土地区画整理事業をしたいということで地元には入った経緯があると聞いておりまして、そのときにやはり地元の賛同を得られなかったということが一つございます。それから、この市街地整備方針というのは、という事業があるわけではなくて、我々が考えているのは地区計画という都市計画決定をいたしまして、地区施設として位置づけあるいは大きな道路につきましては地区施設では少し難しいので、都市計画道路として位置づけるといった方法を考えておりまして、それで何とか整備をしていきたいというふうに思っております。
 地区計画に関しましては、既に板橋区内12地区でもう実施しておりまして、それなりの成果を上げているというふうに考えておりますので、少し事業期間としては長くなる可能性もございますが、基本的には法律で担保された都市計画決定による地区計画で事業を進めていくことで、例えば有効利用を図れるというふうに考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 要するに平成7年、8年ごろにそういう区画整理事業をやりませんかということで話を持っていったけれども、地元のほうで受け入れてもらえなかったと、したがってあきらめたということですよね。その区画整理事業というのは、板橋もあちこちでやっていて、非常にまちなみとかその後の景観も含めて非常によくなっているし、土地も評価も上がるわけでしょう、その地域の評価全体が上がるわけですよね。それが受け入れられなかったというのは、個別のそれぞれの特に地主さんの皆さんの考え方なんでしょうけれども、特に何かこの地域で残念ながらそういう区画整理事業が受け入れられなかったという理由は何かあるんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 先ほど、地区計画、12地区というふうに申し上げたかもしれませんが、10地区でございますので訂正させていただきます。それから、平成7年、8年ごろに土地区画整理事業として、地元にお諮りしたのは完全にこの地区と一致するわけではございません。この地区を大分含みながら少し西側も含んでいるような形でございます。このとき、その区画整理事業がうまく行かなかったのは、聞く話によりますと、減歩率がやはり多かったということで、どうも30%以上というような設定がされまして、それではなかなか難しいだろうというふうな経緯だというふうに聞いております。また、我々、地区計画ということで一応考えておりますが、委員ご指摘のとおり、かなりまだ広い土地をお持ちの方もいらっしゃいますので、ミニ区画整理といった手法は可能かなと思っておりますので、これはまたまちの中に入っていったときには、そうした手法も少しにらみながら入っていきたいなというふうには思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 そのミニ区画整理事業となると、区画整理事業にしたらちゃんとあれは補助金というか何か公的資金が投入さますよね。ミニ区画整理事業といったら投入されないんじゃないかと思うんですけれども、その辺はそういう費用の面での問題というのは起こりませんか。
 また、もう一つ市街地整備方針をつくって地区計画でやっていくということですが、ここは「すべき区域」の制限を残しつつ、住宅開発をこれ以上、残していくんですかね、これは。その2点ちょっとお伺いしたい。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市整備部長
 まず、区画整理を断念したという先ほどのご質問がございましたけれども、私どもは区画整理を断念しているということではなくて、この地区全体として区画整理をやっていくというのは、それはちょっと大変だろうと、大変といいますよりは、高低差もございます。そういった関係で事業をやっていくということはなかなかできないというふうに考えておりまして、それにかわる手法として地区計画ということで考えていると。したがいまして、今課長が申し上げましたとおり、地元に今後入っていって、協議会等設けていく中で、お話を伺いながら、ミニ区画整理というふうに私、申し上げますけれども、これまで行ってきた例えば直近では赤塚のこの中にも書いてありましたけれども、四葉の区画整理、これは都が行いますけれども、そういった面積ではないけれども、小さな、今実際組合施行で赤塚三丁目地区やってございます。ああいった規模での区画整理を考えてはいけるのかな。そのミニ区画整理の事業ですと、今回赤塚三丁目地区で行くと補助金等は導入をしていない、ですから区から補助金を出しているわけでございませんので、そういった形で事業をしていると。補助金も今後、地権者と話をしながら、補助金が必要ではないとかということも含めてこれは考えていく必要があるだろうと、そういったことも補助金もあわせて地区の中でのできる部分の規模ですとか、あわせて区画整理が妥当かどうかということを考えてまいりたいというふうに思っています。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 「すべき区域」を残しながらということではなくて、この地区計画が決定されていれば、その「すべき区域」を外す一定の水準というのがあって、例えば道路率であるとか公園の面積率といったものがあるんですが、そうしたものが充足できれば「すべき区域」は外れるということでございますので、まず地区計画を導入し「すべき区域」という都市計画は除外するということで考えているところでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 何となく見えてきましたけれども、そこで次に問題になるのは、協議組織を立ち上げると、整備方針の策定後、赤塚地区のまちづくりでは地域住民によるまちづくりの協議組織を立ち上げて、より具体的なきめ細かなルールづくりを検討していきますとありますね。その中に先ほどおっしゃったミニ区画整理事業というのもあるんでしょうけれども、要するに地区計画ですから、皆さんの合意のもとでこういう言ってみればルール、規制ですよね、規制をかけましょうということになりますけれども、こういった地域でのまちづくりでの規制というのは、区画整理以外に、そういう手法以外にどういったことが考えられるんですかね。自らの財産権とかいろいろなものをある程度犠牲にしながらも、まちづくりをやっていきましょう、ルール作りをしていきましょうということですよね。それがどういったふうな手法とそれからどういった規制をかけていくということになるのか、その辺の考え方の基本的なところをお聞きしたいというのと、それから、とりあえずその辺のところ。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 通常、地区計画でございますと、建物の高さの最高限度を決めたり、それから地区施設としての道路、拡幅する所では建てかえに応じて、必要な幅員については後退していただくといった、大体ルールを決めていくことになろうかと思います。ただ、この赤塚地区に関しましては、既に第一種低層住居専用地域でございますので、高さ制限10メートル以内という規制もございますので、今後考えられる大きな規制といたしましては、やはり最低敷地面積、土地を細分化しないためのルールが大きいのかなというふうに考えますし、また、道路の、先ほども出ました行き止まり道路の解消とか、細街路の解消といった建てかえに応じたルールあるいは既存の補助事業を使った整備といったところがこの地区では考えられるルールになっていくとは思います。また、これはまちの方との話し合いの中で少し変わってくる部分があるとは思いますが、考え方の基本としては、そういったルールがあるのかなというふうに考えます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 先ほど言いました細街路、それから行き止まり、こういった道路がどうやって解消されていくのか、細街路はセットバックしていく、建てかえるときにね、というのはわかりますよ。行き止まりというのは、どういった形で解消されていくのかなというのが、よく見えてこない。その辺が地区計画とかそういった中でどう規制、ルールづくりの中でその辺が解消されていくのかというところをちょっとお示しいただきたいのと、それから、道路、ネットワーク方針図というのが素案に中にありますけれども、この中で赤塚高台通り、これが未整備部分が点線で示されておりますけれども、これいわゆる板橋の景観で一番すばらしいと言われている崖線のところを分断するわけですよね。これは前々からあった計画なんですか。それともこういったことが受け入れられるのかなというふうな思いもしなくはないんですけれども、その辺はいかがなんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 行き止まりの整備の方法といいますか、どう解消していくかというご質問でございますが、地区計画の中のルールといたしまして、行き止まり道路の解消というのは、地区の道路のネットワークというのをある程度、地区の皆さんと話し合いをしながらこの道路については何とか接続していくとか、あるいは接続できなくても緊急時には隣地に入れるといった整備を進めていくのかなと思いますが、この辺はまだ今後、地区の状況等もよく把握しまして、地権者の方とのお話し合いといったものを通じながら計画作りに反映していきたいというふうに考えております。
 また、高台通りでございますが、ご指摘のとおり、都市計画公園、貴重な緑の真ん中を通過するというような考えでございますが、これは既に区画整理が終わっている部分の広い道路と何とか接続をして、交通ネットワークとしての良化を図りたいというのが思いでございますが、片方では景観の問題もございます。そこはできるだけ法面の工夫とかそういったものも踏まえまして、道路の形状は考えていきたいというふうに思いますが、これは一つの大きなこの整備方針の中では、道路の位置づけとしては大きなところになっておりますので、それと公園の景観あるいは高低差の上手な解消といったところは今後、地区の皆さんとよく話し合いをしていかなければいけないというふうに考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市整備部長
 行き止まり道路をどうやって解消していくのかということで、地区計画というお話をしました。ちょっとごらんいただきたいんですが、34ページでございます。34ページの真ん中にちょっと図が入ってございます。両側に道路がありまして、右側の道路が実はこれは行き止まりの道路、直角に曲がっておりますけれども、これ例えばこういうところで一団の土地で何らかの行為がある場合は、こういった道路を設けることによって右側の道路、行き止まりを解消していくようなことができるのかな、これは当然開発行為をする方との話し合いといいますか、了解というのが必要なことですけれども、そういったことも可能なのかなというふうに思っています。
 それと赤塚高台通りをつなぐ話でございますけれども、これも25ページをごらんいただきたいんですけれども、25ページちょっとわかりづらいんですが、赤塚高台通りは11メートル、区画街路第3号かと思いますが、その通りがありまして、今地区内にハッチのかかったところを沿道地区ということでこれが骨格となる道路なんですけれども、その先赤塚八丁目では既に区画整理で道が広がっております。そういうことを含めて考える視点が一つと、かねてより横断的な道路といいますか、東上線の成増なりと三田線の高島平なりとをつなぐ横断的な交通網というようなことも言われております。それは鉄道だけじゃなくて、こういった道路ができるならば、横断的な交通網としてのバス路線の誘致といいますか、そういったものも可能になってくるだろうと、そういった思いもありまして、この道路をつなぐことについては、区民と区長との懇談会の中で話がございました。一方で、課長が申し上げましたように、ここは緑の多いところであると、そういった中での道路のあり方ということもまた今後議論をしていかなければいけないというふうに思っています。高低差のあるところを通る道路ですので、道路の部分だけ買い取ってといいますか、つくれば高低差が垂直な壁になる、それをやはり緑が多いところからすると、ちょっと用地買収が量はふえるかも知れませんけれども法面もつくるような、その法面に緑地を配置するような、そういったこともちょっと考えていかなければいけない、それをどういうふうにしていくか、今後、地域の方々とお話ししながら進めてまいりたいというふうに思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 稲永委員の質疑の途中ですが20分を経過しましたので、他の委員で質疑がありましたら、挙手を願います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 松月院通りについて聞きたいんですけれども、現在15メートルに拡幅するということのようなんですけれども、この今の「すべき区域」のかかっているところは、これ大した距離じゃないんだと思うんですよね、道路全体は。でも道路全体について15メートル幅の道路にするという計画になっているということなんですか。全体としてはまだそうなっていないということなんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 ここは、都市計画上18メートルの幅員を持つ道路でございまして、現状では15メートル程度ということでございますが、この地区だけ拡幅するということはなかなかやはり難しいと思いますので、この地区を超えて拡幅するということで都市計画決定されている道路でございますので、都市計画事業としてこれは進めていきたいというふうに考えているものでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 松月院通りはもともと都市計画決定されていて、何かの際には18メートルにするということになっているということで、ここはしかし第一種住居地域なんですか。だから高さとしては10メートルまでしか建たないということなんでしょうか。延焼遮断帯を形成するというふうに書いてあったので、延焼遮断帯というと、ついこの辺の14階のマンションなどをつい想定してしまうんですけれども、そうではなくて10メートルの高さでの延焼遮断帯というので考えていますか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 素案の24ページをちょっとごらんいただきたいと思いますが、先ほど10メートルと申し上げましたのは少し濃いブルーのところでございまして、ここが第一種低層住居専用地域でございます。今の住宅地域の中は高さ制限10メートルがございますが、この松月院通りに面しているところはちょっと見にくいと思いますが第二種住居地域でございますので、そうした制限はございませんので、逆に言うと、少し延焼遮断帯としては中高層の建物も建てることでそうした機能を持たせていく、あるいは商業施設の誘致も図っていくというような構想でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 ということは、中高層ということは商業地域の制限ではないけれども、高さについて制限はないという意味ですか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 ここの地域は第二種住居地域がかかっておりますので、無制限な高さというのはもともとは建てられないというふうに考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 よくわからないんですけれども、無制限に建てられないということはどれぐらいまで建てられるということなんですか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 第二種住居地域でございますので、建ぺい率60の容積率は200でございますので、イメージとしては5階建て程度かなというふうに考えていますが。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 14階までは行かない。もちろん5階建てぐらいのものを建てて、それが延焼遮断地域帯になるようなそういう道路のイメージをしているということですかね。
 それと、あとやはり一番初めにご説明のあった説明会の参加者が大変少ないですよね。懇談会ですか。懇談会2日間で10名というお話だったんですけれども、やはりまちの中でそれほどの盛り上がりがないということなんでしょうかね。関心がそれほど余りまちの中でその辺の評価ですね、懇談会の参加者が10名という評価についてちょっと教えていただきたいんですけれども。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 そこはご指摘のとおりでございますが、私どもも7月に懇談会を行ったときには、土日という曜日を設定させていただきまして、日曜日は7時からというような時間帯もちょっと考慮させていただきまして、設定はしたんですが、結果といたしましては少し低調に終わってしまいました。案内のほうも各戸配布というようなことで、できるだけ多くの方に集まっていただきたいというふうに思いましたが、いわゆる区画整理といった事業ですと、現状の土地とか建物がすべて変わってしまうといっても過言ではございませんので、そうしたときにはかなり大きな反響なりがあるんだろうと思いますが、今回私ども考えておりますのは、比較的緩やかな地区計画という手法でございまして、現状の大きな変更はないというような、まず計画でございますので、そうしたところから少し、まちの方には印象が弱かったのかなというちょっと反省は持っております。ただ、今後具体的には町会等いろいろな組織を通じまして、さらにこうした考え方をきちんと説明して、感情を盛り上げていきたいというふうには思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 私が体験的にわかるのは、加賀の町の地区計画のときのイメージで行けば、加賀のまちづくりの協議会ができたりニュースが発行されたり、これが進むとこんなことになるんですよということがいろいろと具体的にニュースがまちに配られていくというようなことをイメージするんですけれども、そんな作業が始まるというふうにまず理解していいですね。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 それが、地区計画をつくっていくときのやり方になるというふうに思います。一つ、この市街地整備方針というのは、先ほど緑地地区というようなお話をしましたが、周辺9区にまだ「区画整理を施行すべき区域」が残っている現状がございます。やはり同様になかなか今、区画整理事業を導入するのは難しいということから、各区で検討いたしまして、東京都も入りまして、市街地整備方針というのをやはりつくって、それをお示しして、市街地整備計画をつくった上で地区計画、最終的にはまちを整えていくということで、これはある意味、少し各区との足並みもそろった事業ということは一つご参考で申し上げておきます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯佐藤としのぶ
 いろいろ議論が出ているので重複しないようにしたいんですが、この地区、随分広い面積があると思うんですが、47ヘクタールでしたっけ、ここにお住まいの方の人数とか世帯数とか、全員じゃなくても例えばこの道路だとかの拡幅だとか新設で影響を受ける人、世帯というのは大体どれぐらいになるんでしょうか。一緒に地区計画をつくるとなると、合意形成をしておかなければいけないと思うんですけれども、そのあたりの割合といいましょうか、何人ぐらいを対象としてその合意形成をつくっていくのか、その辺ちょっとスケールを知りたいんですけれども。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 この地区につきましては、素案の2ページに地区全体といたしましては、人口でいきますと1万5,343人、世帯数では7,445世帯と、申しわけございません、これは四から七丁目全体でございますので、この今回の地域での数ではございませんが、申しわけございません、世帯数としてはアンケートの配布をいたしましたので、そのときの世帯数として約2,500世帯でございまして、今、委員からご質問のございました例えば高台通りの道づくりに影響する世帯がどのくらいあるのかとういうところは現状では申しわけございません、ちょっと今、数字としてはつかんでおりません。今後、先ほど部長からも申し上げましたように、この道路の構造、単純に道路を通すのか、それとも周辺まで買い取って法面も考えながらつくっていくのかということで大きく違ってまいりますので、その辺はまだ登記とか洗っているわけではございませんので、正確な数字は申しわけございません、今のところは持っていない状況でございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯佐藤としのぶ
 地区計画をつくるに当たって、合意形成をどれだけ、例えば常盤台のところなんかでもなかなか合意形成を集めるのが大変だなんてやっていますけれども、ここではどれぐらいの世帯を対象として、どれだけの何パーセント以上のものを集めていく予定なんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 申しわけございません。特に何パーセントの合意ということではなくて、今後地域の協議会を通じていろいろな計画をつくり、それを案として公告・縦覧していくといった作業になるわけでございますが、そうしたときに特に大きな反対がなければ、この計画については賛同が得られたということで進めていくというような流れになると思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯佐藤としのぶ
 そうすると、その計画をつくっていく地域の協議会ですか、ここが非常に重要になっていきますよね。ここで考えたことがそのまま、別に選挙もしないし、そこでつくられた案でいいですか、反対がなければいいですよということになるわけですから、そこのメンバーなり、つくられてくる案というのが非常に大事になって、非常にウエートが大きくなると思うんですけれども、どんな方たちによってどういう、あるいは指導をしてつくっていくんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 こうしたまちづくりを進めていく上でコアとなる協議会というのは非常に重要だと思いますが、それをどういうメンバーにして進めていくかということについては、まさにこの方針をつくった後のさまざまな地区の方の町会とか、そうした方々の意見を聞きながら、詰めていくんだろうと思いますし、それから、協議会だけですべて進めるものではございません。何回もまちづくりニュース等で案を示しながら、それに対する意見をいただき、全体のまた懇談会、説明会等も重ねながら最終的に地区の整備計画をつくっていくということを考えているところでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯佐藤としのぶ
 今までの話によると、説明会に懇談会ですか、来た方も10人ぐらいですし、アンケートの返答率も二十数パーセントということで、まだ余り盛り上がっていないという感じなのかもしれませんけれども、非常に水面下で、協議会である程度つくっていきました。皆さん反対ないですか、反対ないですよね、はい、やりますというようなことじゃ、ちょっとまずいのかなと思うので、今後の進め方としては、できるだけオープンにそういったものをやってもらう、できれば議会のほうにもちょいちょいその進行状況なんかも説明していただいて、やっていっていただければなというふうに思います。
 あとは、いろいろな制限が加わるというように思いますけれども、ある程度景観をつくるとか、まちなみ保全ということで、それは仕方ないところもあると思います。ただ、それによって、これをやったことによってメリットはどんなことが出てくるのかということはきちんと提示していけばいいのかなと思うんですけれども、例えばこの辺だと公共交通機関がやはり非常に遠いとか、幹線道路までも出にくいとかそのあたりが住むのに選ぶちょっとデメリットになっているところがあるのかなと思うんです。これはずっとしばらく先の話になると思いますけれども、例えばバスとかどういうふうに持ってくるのか、将来的には道路を引けばバス誘致できますと、国際興業がやってくれなければ、コミュニティバスでもやりますというようなことがあったりとか、道路ができればもちろん幹線道路には出やすくなるでしょうから、そういうアクセスが今まで10分かかっていたのが、3分で出られますというようになっていくと思うんですけれども、そのほかにもやったことによって住民の方にどんなメリットが提示できるのかというのを今、想定しているとことで少しお話いただければと思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 アンケートの中でもやはり安全・安心といったところの不安が大きいというところがございますので、そうしたところは今ご指摘のございました道路の改善というところに負うところがやはり大きいと思います。また、バスの路線という話もこの高台通りができれば、かなり有力候補になるのかなとは実は思っておりますが、これは少しまだ将来の話でございます。今、提示できる魅力といたしましては、まちなみの保全により現在の良好なまちなみが残るということと、それからまちなみだけではなくて緑地とかそれから公園といった整備が進んでいくということで、このまち全体としての非常に愛着といいますか、自分たちが住むまちに対する愛着ができるんではないかということがかなり大きなウエートになるということを考えております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯佐藤としのぶ
 最後に意見で、要は資産価値が上がっていくということだと思うんですよね。ここのこの地域の魅力が上がれば、住む人もふえるし、商店もよりいいのが来るかもしれないし、皆さんの地域がより活性化していきますということが、もう少し何かこれから具体的に提示をしていけるようになっていけばいいのかなと思いますので、さっきも言いましたけれども、いろいろなことの話が進んでいったら、ちょいちょい報告をしていただければありがたいなと思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 今後も節目、節目ではご報告、またご意見をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

-------------------------------------------------------------------------------

◯稲永壽廣
 私が聞こうと思ったのも今、佐藤委員がお聞きになった協議会の件ですね。これから開かれる予定のこの協議会の組織が非常に大事になってくると。先ほどからもお話がありましたように、まだ盛り上がりが余りないという状況の中で、その辺のところをどう醸成していくかということが行政側の働きかけというふうに思いますので、その辺は強力にお願いをしたいというふうに思います。
 もう一つ、先ほどのお話の中でも、東京23区の中でも9区でこういう「すべき区域」があって、統一的な考え方でこういう方針でやっていこうとしておりますというお話もありました。こういう、言ってみれば手法は市街地整備方針で整備していきましょうという方針に区画整備事業からね、変わっていったというときに、一つは東京都なり、板橋区が財政的にどういうふうにそれを支えていくのかと、推進していくのかということも大事だと思うんですね。地区計画だけでやっていきますよと、そのこれだけの結構広い地域があって、整備されて、要するにまだ本当に地図上を見ても非常に未整備な感じを印象として受けるんですけれども、こういったことをやっていこうとなると、自らも規制をしていく、そういったようなときに、何らかの財政支援も必要じゃないかなと思うんですけれども、東京都はその辺、何か9区で、そういったような状況で市街地整備方針でやっていきます、地区計画でやっていきますというようなことになったときに、財政的なこともこういったことは考えていきましょうというような、そういったものはなかったのかどうかということですね。
 それからもう1点、最後に赤塚地域、成増地域のほうは、こういう今、きょう報告のあったこの地域みたいなところがたくさんありますよね。細街路で行き止まり、まだ要するにちゃんと整備されていないで、整備されていないままどんどん市街化していっているという地域が非常に多いところだと思うんですけれども、そういったところは先ほどちょっと赤塚三丁目で組合施行の区画整理事業をやっていますとか、そういった試みもあるみたいですけれども、全体的にそういった板橋のこっちの赤塚、徳丸、徳丸はわかりませんけれども、赤塚、成増地域がどうもそういうふうな僕の印象が非常に強いんですけれども、そういったところの整備、今後どういうふうにやっていこうという、全体的に思っていらっしゃるのか、それも含めて最後、お聞きしたいと思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 1点目、やはり協議会というのは非常に大事な組織になると思いますので、今、検討会の中にも町会の代表の方ということで2人入ってもらっておりますが、そうした方ともよく意見交換をして、行政としても地域の方と円滑にこの整備計画が進められるような方策を考えていきたいと思います。
 それから、9区で今、同じような状況にあるということは申し上げました。基本的にこの市街整備方針というのをつくって、地区計画等で整備していくというのが共通の認識でございますが、やはりそれぞれの区によっては大分状況が違うところもございます。それに対しましては、区側からも東京都のほうにも提案をさせていただいておりますし、東京都のほうでも検討していくということでございます。それから、他の地域でもやはり行き止まり道路、あるいは災害路といったところはあるのではないかということでございますが、もちろんそういった地域、特に例えば木造の住宅が密集しているところはそういった密集市街地の事業とかですね、そうした事業をかけているところでございますし、これから都市マスタープラン等の改定の中でもそうしたところの現況はまた再度把握して、今後整備すべき区域としては位置づけていくとか、そうした方向性はある程度は出せるのかなというふうに考えております。また、特に今回この地域は現状「すべき区域」という都市計画がかかってしまっていて、普通よりも、より一層の自由さがないというところもございますので、今回はこうした提案をさせていただいていただいたところでございます。

-------------------------------------------------------------------------------

◯石井 勉
 ちょっと私ね、こういた形のこの近隣の人にはだいぶ知っている人がいるんだけれども、ほとんど認識不足が多いよね、認識が。これ3年計画で3年でできるの。先ほど3年と言ったけれども。ちょっと無理じゃないの、だからその辺、どうなの。やはりほとんどの人が認識してないような感じがするんですよね。先ほど、課長、3年と言ったけど、本当に3年でできるんですか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯都市計画課長
 これまでの地区計画の中では、3年程度かかっているのかなということでちょっと申し上げましたが、例えば舟渡なんかはもっとかかっておりますのでそれはやはりまちの方の関心の度合いもございますし、その提案した内容について例えば反対がやはり出される場合もございますので、3年というのはもしかしたら最短なのかもしれませんが、できるだけ早い期間で計画に持っていけるように我々としては頑張っていきたいと思っております。

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 次に、板橋三丁目地区防災街区整備事業についてを議題といたします。
 本件について理事者より説明願います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯再開発課長
 それでは、板橋三丁目地区防災街区整備事業についてご報告します。
 事業概要でございますが、防災街区整備事業は防災上危険な密集市街地におきまして、老朽化した建築物とその敷地を一体的に共同化をしまして、耐火建築物の建築及び防災公共施設を整備することにより、延焼防止機能と避難機能を確保し、あわせて良好な環境整備を行うものであります。本事業は平成15年の「密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律」(密集法)の改正により創設された制度で、都市再開発法の第一種市街地再開発事業の手法を採用しております。この事業手法を用いまして、老朽木造建築物が密集していました板橋三丁目地区について災害に強いまちづくりを行っている事業であります。
 主な経過でございます。昭和51年に地元権利者が市街地再開発事業の検討開始をいたしました。その後、中断をしております。平成14年に市街地再開発事業の検討をもう一度始め、また平成16年に防災街区整備事業の導入を検討いたしました。平成18年11月、都市計画決定をしまして、19年3月に組合設立の認可、平成20年1月に権利変換計画の認可をいただきまして、本年3月、既存建築物の除却を完了、8月に防災施設建築物の工事の着手でございます。現在基礎の工事中でございます。
 事業概要としまして、施行者は板橋三丁目地区防災街区整備事業組合、施行地区は板橋三丁目3、4、5番の各一部でございます。地区面積は0.4ヘクタール、参加組合員が株式会社新日鉄都市開発と財団法人首都圏不燃建築公社でございます。
 この事業により、防災施設建築物と地域の防災性の向上を目的としまして、公共施設を整備をいたします。公共施設としましては道路の新設、幅員6メートル、延長約73メートル、公園の整備が480.10平方メートルを整備します。お手元に事業のパンフをお配りしております。最後の4ページをごらんいただきたいと思います。施設整備計画をごらんください。公園、区画道路の位置が事業計画図にあらわされております。公園ですが、事業組合が施行する防災街区整備事業に合わせまして、区が事業組合から取得し、公園として整備するものでございます。今週の11日火曜日でございますが、板橋区財産評価委員会がございまして、仲宿地区住宅市街地総合整備事業用地ということで買い取り価格が諮問されました。諮問の結果買い取りできることになりましたので当委員会にご報告をさせていただきます。金額は3億1,586万9,450円でございました。公園は防災まちづくりの大きな目的の一つであります。都市空間の確保や大震災等における有事の際の延焼防止効果、また非常時は一時避難場所などの防災広場としての機能、また地域の人々のコミュニティの場や潤いの場となるよう公園を整備していくものでございます。平成7年に起きました阪神淡路の大震災におきましては、6,400もの犠牲を出しました。このときの大火の延焼防止要因の分析をみますと、道路や公園などにより約40%、公園等の空地により約23%、耐火建築物により約24%、消防活動により13%と分析されております。公共施設の整備や建築物の防災性の向上が都市構造の改善に大きくつながり、災害時の大火の防止に有効であることは認識されております。このような観点からこの取得をお願いしており、先ほどお話ししましたとおり買い取りができることになりました。今後は、地域の方々と公園のワークショップを行い、来年度12月ごろ工事に入り、3月末に完成の予定で整備していきたいと思います。
 以上で報告を終わります。

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 私はもう地元でいろいろと、この間も決算でもやらせていただきました。商店街との話し合いだけ聞いておきたいと思います。店舗が入るということについてはいいんでしょうけれども、これ図面見ますと、中山道側に店舗ができて、商店街側が公園と、駐車場の高さは何メートルなんでしょうか。それから、防災備蓄倉庫と駐車場、機械式駐車場がどれぐらいそびえ立つことになるんでしょうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯再開発課長
 確かに旧中仙道側のほうに公園ということで、商店街の方々のほうからのご意見で商店街が若干分断されてしまうとかというふうなご意見もありました。今後、公園のワークショップということでどういう公園にしていくか、旧中仙道に面しているということで、そういうものを含めて公園づくりをみんなでしていこうということで、商店街の方々とのお話は続けております。今後、ワークショップの中に商店街の代表の方も入るということになっていくと思いますので。
 防災倉庫は82.64平米というふうな形になります。あと、これについては組合のほうでつくりまして、区にいただけるということでございます。
 駐車場の機械式なんですが、約77台分というふうな今、計画になっております。高さは41メーターくらいということになっています。防災倉庫の高さは半地下、半分くらい地下に入るような形になっていると思うんですが、大した高さじゃないと。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 41メートルの駐車場だと、それも含めて公園のワークショップの中で、駐車場の41メートルの商店街からの見栄えといいますか、どんなふうにデザインするのかとかそういうようなことも含めて公園のワークショップの中で意見、含めて話し合いはするんでしょうかね。それからあと、そこらへんは外観というんですか、どんなふうなデザインにして、商店街からどう見えるのかということも公園のワークショップの中で話し合われているのかどうか。

-------------------------------------------------------------------------------

◯再開発課長
 例えば委員がおっしゃったように今からワークショップを始めていくものですから、そういう中で商店街のほうの意見とか町会の意見とかいろいろ聞きながら進めていくという形になると思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯小林おとみ
 この際、聞いておきたいことが一つあるんですけれども、大きな建物で貯水槽ってありますよね、マンションなんかもいろいろ義務づけて貯水槽をつくりますけれども。ああいう大きな大規模建築物に義務づけられている貯水槽というのは、ここで聞いてもわからないかな、どういうふうに使われるものかというのを疑問に思っているんですが、ずっと疑問に思っているのは、消防車が使うの、その建物のために使うのか、それともまちのために使うのか、あとまちの区民消火隊の人たちが使えるものなのかどうかというのをずっと疑問に思っているんですけれども。

-------------------------------------------------------------------------------

◯再開発課長
 今回、この公園の下に40トンの防火貯水槽をつくります。これは、消防ということで、建物だけで使うというものではなくて消防関係が使うということになります。

-------------------------------------------------------------------------------

◯天野 久
 これは防災上の要するに防災街区という整備手法を使っていらっしゃるのだけれども、そういう意味では、空間的、要するに空間の意味ではかなり有効かなと思っています。ただ、公園の下に40トンという防火用水なんだけれども、もうこの地域、旧中山道挟んで東側、北東側はどっちかというと木造密集地域で、この40トンぐらいの水じゃ、あっという間になくなってしまうんじゃないかと思うんで、この際、だから防災という名前を使っているんだったら、そういう意味においても少し防災に強いまちづくりができるように、またそれから、貯留槽というと水がたまっていると結局水が腐っちゃうわけですよね。だから、流下式っていうのかな、常に新しい水が入って出ていくと、要するにこの建物そのものにもかなり水を使うでしょうから、そういうものに今度どんどんどんどん使っていけるような、といってこの中の水が飲める水でということからも、でかい水槽を入れてほしいなと思うんです。どうでしょう、これ。

-------------------------------------------------------------------------------

◯再開発課長
 防災関係のほうは、危機管理室のほうとも協議をしながら、こういう備蓄倉庫とか貯水関係のほうも協議をしてできたというところなんですが、委員のご意見についてはちょっと聞いてみたいと思います。

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────

-------------------------------------------------------------------------------

◯委員長
 以上をもちまして、都市建設委員会を閉会いたします。
 お疲れさまでございました。