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東京都 豊島区

平成17年文教委員会( 3月 2日)




平成17年文教委員会( 3月 2日)





 
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│    │         文教委員会会議録                    │


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│開会日時│ 平成17年 3月 2日 自午前10時04分 │場  所│ 第二委員会室 │


│    │             至午前11時27分 │    │        │


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│休憩時間│午前  時  分〜午後  時  分│午後  時  分〜午後  時  分│ │


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│出席議員│小林(俊)委員長  堀 副委員長       │欠席議員│水間委員    │


├────┤ 中田委員  高橋委員 〈水間委員〉 吉村委員├────┤        │


│ 8名 │ 森 委員  遠竹委員  吉田(敬)委員   │ 1名 │        │


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│列席者 │ 戸塚議長 〈泉谷副議長〉                        │


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│説明員 │〈高野区長〉〈水島助役〉〈今村収入役〉 日高教育長            │


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│  松?教育委員会事務局次長                            │


│            加藤庶務課長  横田学務課長  天貝教育改革推進課長    │


│            川地生涯学習課長  藻登知スポーツ振興課長         │


│            阿部指導室長  植竹中央図書館長              │


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│事務局 │ 町田事務局次長  近藤議事担当係長  高橋書記             │


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│          会議に付した事件                        │


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│1.署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │


│   中田委員、森委員を指名する。                         │


│1.委員会の運営について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │


│   委員長案を了承する。                             │


│1.報告事項                                    │


│ (1)「学校における性教育の適切な実施のために−指導計画の作成にあたって」につい  │


│   て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │


│    阿部指導室長より報告を受け、質疑を行う                   │


│ (2)平成16年度豊島区教育委員会「児童・生徒表彰」について・・・・・・・・・ 7 │


│    阿部指導室長より報告を受け、質疑を行う                   │


│ (3)平成16年度「水曜トライアルスクール」の実施について・・・・・・・・・・ 8 │


│    阿部指導室長より報告を受け、質疑を行う                   │


│ (4)基礎的・基本的な内容の定着に関する調査結果の概要について・・・・・・・・ 9 │


│    阿部指導室長より報告を受け、質疑を行う                   │


│ (5)副校長、副園長の導入に関する規則改正について・・・・・・・・・・・・・・15 │


│    阿部指導室長より報告を受け、質疑を行う                   │


│1.継続審査分                                   │


│ ? 16陳情第31号 目白図書館の存続を求める陳情・・・・・・・・・・・・・・18 │


│    全員異議なく、閉会中の継続審査とすべきものと決定する。           │


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  午前10時04分開会


○小林俊史委員長 


 おはようございます。連日ご苦労さまです。


 ただ今より、文教委員会を開会いたします。


 本日の会議録署名委員をご指名申し上げます。中田委員、森委員、よろしくお願いします。


 なお、本日、水間委員より欠席のご連絡をいただいております。よろしくお願いいたします。


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○小林俊史委員長 


 委員会の運営についてお諮りいたします。


 本日は、まず新たに1件追加されまして、計5件になりました報告事項について報告を受け、次に継続審査分1件についての審査を予定しております。委員会の運営について何かございますか。


  「なし」


○小林俊史委員長 


 よろしくご協力の程、お願いいたします。


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○小林俊史委員長 


 それでは、早速報告に入ります。


 学校における性教育の適切な実施のために−指導計画の作成にあたってについて、阿部指導室長より報告をいただきます。


○阿部指導室長 


 本日、学校における性教育の適切な実施のためにというリーフレットを作成し、学校に通知いたしましたので、報告いたします。


 まず、子供たちの状況を見ますと、心身の発達、精神もそうですけれども、早期化ということに加えまして、性情報の氾濫や警犯意識の低下ということで、性意識が多様化しているということ。また、未成年者の性感染症等が増加して、社会的な問題になっているというようなことを踏まえまして、性教育ということを推進してまいったわけでございますけれども、一方で一部学習指導要領から逸脱したような指導、あるいは子供たちの発達段階を踏まえないような指導ということが行われまして、また、保護者の理解を得られないままで実施しているというようなことがありまして、一昨年から再度性教育の実施につきましては、都教委を中心に改善が進められてまいりました。


 これまで、文科省、もしくは都教委が様々な作成したものを使ってまいりましたけれども、今回初めて豊島区教育委員会といたしまして、大変簡単なものではございますけれども、指導計画を作成をするに当たっての配慮事項をまとめまして、各学校に通知をしたところでございます。そのポイントを、資料に沿ってお話をいたしたいと思います。


 まず性教育とは、人間尊重、男女平等の精神に基づく正しい異性観を見につけさせること。それによって人格の完成と豊かな人間形成を図ることを目指しているということで、適切な性教育の捉え方といたしまして、まず校長の責任において編成される教育課程に位置づけていること。学習指導要領の各教科等のねらいや、内容に基づいた計画であること。そして児童・生徒の発達段階に即していること。保護者の理解と協力を得て行われる指導であること。このことを踏まえて適切な性教育として実施をしてまいりたいと考えております。


 そして、学校においては、これまでも個別的には計画というものは立ててやっていたりしているわけなんですけれども、今回、全体計画という形で、学校の教育活動の中でばらばらにと言うと言い過ぎでございますけれども、やっているものを、学校の中できちんと意識、組織立てて継続してやっていくという意味合いで、全体計画ということをつくる、その場合のつくり方を示しました。


 1枚開いていただきたいと思います。その全体計画の中で指導内容といたしまして、小学校の例、下の方には中学校の例ということで、内容的には小学校では生活科、体育、理科、道徳、学級活動となっております。当然、総合的な学習の時間ということでも健康を扱うことがございますので、内容が考えられておりますし、中学校においては保健体育、理科、社会、技術家庭、道徳、学級活動と総合的な学習の時間ということも当然含まれております。どういう教科で、どういう扱いをしているかということを、まず内容的に新たに学校の方で洗い出していく必要がありますよということ。


 さらに、それを次のページに何月頃に、どのぐらいの時間をかけてそれをやったらいいかということを示す指導計画ということをつくる場合には、こういうことを参考にしてくださいよということをお示しいたしました。ここにお示しをしましたのは、小学校5年生の4月、5月、6月あたりの事例を載せてみましたけれども、体育科では心の健康ということを保健の中で学習いたしますので、こういうことも性教育にはつながりがあるだろうと。それから、道徳におきましては自他の生命尊重ということが扱われるだろうと。それから、学級活動といたしましては男女間の協力ということで、学級における男女の協力ということをまず考えていくことが位置づけられるだろう。それから、総合的な学習の時間などで、昨年から行われておりますセーフティ教室などをこの間で位置づけることができるだろうというようなことで、これはあくまでも例示でございます。このような形で例示をいたしまして、各学校で全体計画と指導計画の作成にあたるように努めてまいりたいと思っております。


 最後のページでございますけれども、ここには性に関する指導のQ&Aということで、学校、あるいは教員の中からこういう質問が考えられると、それについてあらかじめ示しておこうということで、理解を深めるためにこのような形で示してみました。例を挙げますと、一番上の部分では、児童・生徒の発達段階を踏まえた指導を行うことが重要であると言われていますが、各学年の発達の特徴をどのように捉えたらよいのでしょうかということで、発達というのは具体的には体の発達から心理的な発達、男女の人間関係、また社会的な側面など、挙げられているということで、ここに「性教育の手引き(平成16年3月東京都教育委員会)」ということで、こちらを詳しく見てほしいということで、参考を挙げております。先程、申し上げましたように昨年、東京都教育委員会からは性教育の手引きということで、小学校編、中学校編ということで学校の方にも配布をしているところでございます。


 以上、雑駁でございますけれども、このような形で、豊島区内の学校における性教育の推進を適切に進めていく第一歩としていきたいというふうに思っております。よろしくどうぞお願いいたします。


○小林俊史委員長 


 報告をいただきました。質疑のある方はどうぞ。


○高橋佳代子委員 


 どなたも手が挙がってなかったので、申し訳ございません。やはり一つ大きな問題は性感染症ですね。そのことの知識といいますか、非常に低年齢化していますので、その辺で、特に中学生段階なんかでは、非常に知識的なものを教える必要があるのかなというふうに思います。


 あともう一つは、性教育の面で大切なことは生命の大切さといいますか、そこをやはりどのようにして子供たちに伝えていくのかということが大きな問題であるかなというふうに思います。たまにテレビを見ていますと、いろいろな自治体での取組みが紹介されているのですけれども、あるところでは、助産婦さんが講師として登場して、出産の様子ですか、そういうことをこと細かく教えているというか、そういう場面を目にしたことがあるのですけれども、そういった取組みなんかは、本区ではどのように考えていらっしゃるのか、その点だけお聞きします。


○阿部指導室長 


 まず先程、お話がありました性感染症ということで、先日一般質問でもありましたけれども、やはり科学的な面で知識を教えていくということは、非常に大事な部分だというように思います。


 それで、小学校におきましても、体育の中の保健という領域の中ではエイズという病気ということで、これは東京都教育委員会が以前からパンフレットを学校に配っておりまして、それに基づいて指導をしたりしておりました。さらに中学校におきましては、性感染症につきましてその予防についてということで取り扱ってございますので、そんな意味では、科学的な意味合いでの知識ということは指導をしてきているところでございます。


 さらに、生命尊重ということは非常に大事な側面だと思います。科学的な知識とともに、心情面でのやはり育んでいくということは非常に重要でございますから、その意味での生命の、例えば誕生というようなことも、この指導内容の部分で理科の中等でそういう部分は扱うことができるかなと思っていますが、助産婦さんにおいでいただいて、ゲストティーチャーということで、特段、本区の中ではそのような実践事例はまだございませんけれども、どこまでこと細かにという部分が、やはり学習指導要領で定められている部分のところで、ここのところまで子供たちに話していきましょうよということを、きちんと打ち合わせをした上で、そういうゲストティーチャー等を取り入れることによって、効果的な指導にはなっていくのかなというように思っております。


○高橋佳代子委員 


 ありがとうございます。非常にデリケートな問題ですので、これからどんどん指導計画が作成されるということで、本格的に取り組んでいかれるのかなというふうに期待をしておりますけれども、いずれにしても、このやり方次第でどれだけ生命というものが大事なのかということを、今、若年者の自殺とかもありますし、そういう面で、どこまでこの性教育の中で子供たちに訴えていけるのかなということも、非常に重要な側面であると思いますので、その辺はしっかりと取り組んでいただければというふうに要望いたします。


○遠竹よしこ委員 


 今、完璧にということが必要だというお話も十分わかるのですが、やはり心の問題とか、こういうことに対して大切にするという、自分の体を大切にするということをもう少し強調していただかないと、今、もうそこにそういう行為がありきという形の中で、それを予防するということにも、今のような時代だからこそ、それが必要だというふうになってきちゃったんでしょうけれども、やはり前段としての自分の心と体を大切にしていくと。


 それが自分もお父さん、お母さんによってこういうふうに育てられて命をもらってきているんだけれども、いずれはそれを受け継いで、ちゃんと次の世代に自分も受け渡していくんだという、命を受け継ぐということ、受け渡していくということの大切さ、それがやはり、こんなことを言うと、もう古いと言われるのかもしれないけれども、自分の身を保っていく、やはり幸せな結婚ができるようなという、私はそういうことを基本的なベースとしては、人間として大切だということを教えていかなくてはならない。


 その上で、もちろん恋愛感情だとかそういうものの中であってきたことについては、それはプライベートなものとして、それはそれで犯してはいけない部分もあると思いますけれども、やはり基本的なものについてはもう少し強調していただいても、時代の今の流れには合わないかもしれないけれども、あえて指導していただく必要があるかなというふうに思っています。


○阿部指導室長 


 ご指摘のところですけれども、やはり自己肯定感という言い方で、自分は非常に大切にされているんだ、自分は非常に愛情に恵まれて育まれているんだとか、そういう気持ちを持つことが、やはり他の人たちへのそういう気持ちにつながっていくということは、これははっきりしていることだというふうに思いますので、そのことを踏まえて指導に当たらなければならないかと思います。そのことにつきましては、自存感情とか自己肯定感ということで、東京都の教育委員会の指導資料にも位置づいてございます。その辺のところにつきましては、道徳が中心となりますけれども、学校教育のあらゆる場面でそういう自分は認められているということ、そういうことが気持ちになる場面というのは多々ありますので、ぜひその辺はこれからも進めていきたいというふうに思っております。


○中田兵衛委員 


 ここは私も一番ぴりぴりしているところでして、若干お話をさせていただきたいと思うのですが、例えば、これは今、指導内容の例というのがいくつか、小学校と中学校と出していただきました。いろいろ書いてあって、どちらかというと、私から見ると非常に、ここで書くのはやむを得ないのかもしれませんけれども、非常に抽象的なんですよね。例えば、性情報の選択なんていうのがありますよね。小学校、中学校。性情報の選択というと何の情報をどう選択させるのかとか。例えば中学生においては、性情報への対処、これはじゃあ、何をどう対処するのかとか、このあたりをちょっとまず聞かせていただきたいと思います。


○阿部指導室長 


 性情報といいますと、雑誌とか、あるいはインターネット等で様々な情報がありまして、子供たちもかなり目にしているというふうに思います。その時に、やはりどのような情報が正しいのかというようなこともありますし、それをどう自分の中に取り入れていくのかということがあるかと思います。


 特に中学校におきましては、インターネットの情報の扱い方の中で、この辺を確実に学校の中で指導をしていかないと、例えば自分の家にはパソコンがないけれども、友だちの家に行ってあるというようなことがありますから、そういうところで誤った情報をどんどん入れてしまう可能性がある。その時に、パソコンがある家庭では当然、保護者からの指導ということは期待されるわけですけれども、それに気づかない部分もなきにしもあらずであると。


 ですから、そこの部分において、学校においてインターネットから出てくる情報、はっきりとその画面を出すわけではありませんけれども、やはり例示を先生の方でしていって、この中で本当に適切な情報なのかどうかというようなことについて子供たちに話し合わせたりするということから、それは子供自身が違うのではないかというような、そういう判断力というのを身に付けさせていく必要があるのではないかなと。その意味合いで、ここに位置づけてございます。


○中田兵衛委員 


 非常に難しいところですよね。判断力をつけさせる、ある意味大事なのかもしれませんけれども、逆に必要以上に興味を持たせてしまう、そういうきらいはありますよね。私がいつもこの件を含めて、そこで非常に不安なのは、例えば科学的な側面から一応説明をしておいて、理解をさせなければいけないという名目の下に、必要以上に興味を持たせてしまったりとか、そこまで教えなくてもいいだろうということを、豊島区はそうしているとは言わないですけれども、全国でそういうふうな例があると。そこなんですよ、問題は。


 それだけに、もちろん適切に豊島区は対応して、そのような指導をされていらっしゃるとは思うのですけれども、やはりその思惑とは違う方向に行くんじゃないかなという懸念が、どうしても頭から脱ぎ去ることができないんです。そこなんですよ、問題は。そのあたり、やはり教育委員会さんの方で、各先生方に徹底した指導をされると思うんですけれども、ある程度は現場にお任せするところもあると思うんですよね。どうやってそこを防ぐのか。どうやって行き過ぎた性教育をしないようにするのか、これは話すと長くなるので、私も余り質問しませんけれども、どうなんでしょうか、その辺のお考えは。


○阿部指導室長 


 先程申し上げました、東京都の教育委員会の出した手引きの中にも、そういうことについて扱っている例がございますけれども、やはり十分配慮していかなければならないということで、ただ友達同士の間から、先程申し上げたような状況の中で得た情報ということについて、やはり面白半分という、そういう興味半分のことはあり得るだろうと思うんですね。ですから、学校で取り扱う部分についても当然起こり得ると思うんですけれども、そこでやはり、これは面白半分の部分があるかもしれないけれども、非常に危険が存在しているんだよということについては、やはり指導していかないと、場合によっては全くそういう指導に触れないで成長してしまう可能性があるかと思います。


 今、やはり学校の性教育の中でどうしても求められている部分というのは、そこにもあるかと思っておりますので、委員のご指摘の面白半分のままで終わってしまうような指導ではなくて、そこできちんとここには善悪の判断があるとか、そういうことについてやはり教えていってやっていかなければならないかと思います。東京都の例で申しますと、こんな突然、携帯電話でメールを見たらどうしますかというような、いわば想定でその時に自分がどうするかというような判断をしてみるとか、そういうような内容で取り扱っておりますので、そこの時にやはり子供たちの中では、おもしろ半分でいくかもしれないという子供がいる可能性はあると思うんですけれども、だけど、ほかの子供たちからでもそれは危険ではないかとか、こういう話を聞いたことがあるというふうに相互にやり取りをすること。そして先生の方から、そういう危険性があるよということをきちんと指導することによって面白半分で終わらないで、子供たちに正しい知識を身につけさせる一つの方法にはなるのではないかなと思っています。


 もう一つは、長くなって申し訳ありません。東京都の青少年問題協議会というところで、やはりインターネットにおける犯罪が増えているということで、緊急提言ということで、学校もそうですし、家庭の中でもそういう子供たちへの指導の役割を担う必要があるということを提言されておりますので、やはり学校としても、これについては配慮しながら進めていく必要があるかなというふうに思っております。


○中田兵衛委員 


 長くなるのでこの辺で終わりにしますけれども、くれぐれもそこのところは気をつけていただきたいと思います。何分、例えば子供に判断を任せるといっても、やはり子供は興味本位で動きますから、子供に判断はある程度そこはつかないと思って、やはり先生方に指導していただくしかないですし、私も学生時代を思い返しますと、いろいろありますよ。学生時代、男の子も女の子も。私は共学だったんですけれども、相当生活指導、その他厳しかったんですね、私の学校は。当時は煩わしいなと思いました。今、思い返すと、それが正しいんだと思います。


 やはりそういった、ある程度先生方の方できちんと、例えば雑誌にしろ、何にしろ、携帯電話、メールで相当、今、簡単に手に入ります、どんないろいろな情報でも、そういうものをきちんと管理していただかないといけないと思います。


 なおかつ、こういうことをすると、例えば性情報をちゃんと説明をして、やはり大変な問題なんだということを子供たちに認識させなければいけないので、そこの当たりをきちんと、かつ難しいですよね。必要以上な情報を与えないということが大前提でしょうからその辺をくれぐれも、よろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○堀宏道副委員長 


 まず、ここの記書きのところの適切な性教育とはというところの中で、人間尊重はわかるのですが、男女平等の精神に基づくというのは、これはなぜここに入れる必要があるのか説明をしていただけますか。


○阿部指導室長 


 やはり、性というのは男性、女性という男女の性の違いということから、当然基本に置く必要があるかというふうに思います。なおかつ、男女平等ということに基づいていくことにならないと、やはり正しい性教育といいますか、そのことについては迫っていくことが難しいかというふうに思っておりますので、当然、人間尊重と男女平等の精神ということは、性教育の中では必要だというふうに思っております。


○堀宏道副委員長 


 男女が平等というのは当たり前の話なので、あえてここに書く必要があるのかな。性教育の場合は、男女の性差というものがちゃんとあった中で議論が成り立つ話であって、ここに入れるとどうしてもジェンダーフリーの考え方に基づく性教育というのが、この文言によって浮き出てきてしまうという部分があるんですよ。やはり男女の性差というものが確実にあって、それを否定するという部分をこの言葉によって感じてしまう部分があるのですけれども、その辺はどういうふうに解釈したらいいのですか。


○阿部指導室長 


 まず、やはり男女が共に、この指導内容のところでも触れておりますけれども、それぞれの役割というのは当然あるんだというふうに思います。それとともに、やはり性のある側面で言いますと、被害にあう場合に、女性が被害にあうということも多々あるわけでございますので、そのことを踏まえて、やはり思いやりとか相手を大事にするという意味合いを込めた男女平等ということも、この中で当然取り扱っていくということは欠かせないことであるというふうに考えております。


○堀宏道副委員長 


 ですから、性教育というのは何を子供たちに教えるのかという、私は根本的には、先程、遠竹委員がおっしゃっていましたけれども、お互いに性差を認めて異性を尊重するということだと思うんですよ。ただ、そこに男女平等という考えが果たしていいのかな、あえて書く必要はなくて、当然異性に対してのあこがれだとか、恋愛感情だとか、そういったものがあって、やはり命の誕生に対する神秘性だとか、そういったものが性教育の中に必要なんであって、具体例を出していろいろ教えていくということが、果たして正しい性教育なのかというのは、非常に疑問に感じるんですけれども、どうでしょうか。


○阿部指導室長 


 やはり、先程、委員がおっしゃいました異性のあこがれとか、当然そういう気持ちを扱っていくことは大事だというふうに思いますし、やはり男女平等の精神というのは、これは人権という視点から、非常に大事なポイントだというふうに思っています。


 そこで、性教育の中で、先程、申しましたけれども、男性、女性があるから初めて性教育ということが根本にスタートするんだというふうに思っております。その時に、思いやりとかというような側面から言いました場合に、男女がそれぞれの役割を果たしながら、それぞれに思いやりを持っていく。そして、それは平等の精神に基づいて人間は生きていくんだよということにつながっていくという意味合いで言いますと、男女平等ということは、これは特にこの中に入ることが不自然だというふうには、私どもとしては考えていることではございません。


○堀宏道副委員長 


 しかし、これが出ていると、教育委員会という肩書で出ていると、現場の教師の物の解釈の仕方というものはあると思うんです。男女平等の精神というのを、解釈の仕方によって変に捉えられてしまうと、また今まで起きていたような過剰な性教育というのが、起こる可能性が出てきちゃうのではないかなと思うのですけれども。


○阿部指導室長 


 過剰な、不適切な性教育に陥らないようなことを考えて、このリーフレットを作成をいたしました。その中で、やはり先程の繰り返しになりますけれども、男女の協力とか、男女がお互いに対等な立場で、これは一緒にやるんだよということもありますし、それから、思いやりを持ってお互いに励まし合ってやるんだよと。


 その中で、家庭生活ということも営んでいくんだという、そういうことは非常に大事なポイントだと思うんです。ですから、そのことを総称しまして、男女平等の精神というふうにここに述べておりますし、それは人間尊重であり、人権の非常に大切な部分につながっていくことでございますので、その意味合いで、ここにきちんと位置づけていくことは、必要だというふうに考えております。


○堀宏道副委員長 


 じゃあ、現場はこの記書きによって解釈して、そういう行き過ぎたものがこれを書くことによって起こらないというふうに思っていいですか。


○阿部指導室長 


 適正にやっていきますので、それは委員がおっしゃるとおり、それは起こり得るかと思いますけれども、このことに基づいて私どもは、それは是正をしていくんだと、そういう立場で推進してまいりますので。


○堀宏道副委員長 


 それだけ自信があるのであれば、あえて私もこれ以上は言わないですけれども、ただ、やはりジェンダーフリーというのが出てきて、それによって、それに基づく性教育というものが、今回のいろいろな問題を引き起こしているんですよね。ですから、やはり男性が女性を敬う心、女性が男性を敬う心、その中で神秘的なものがあって、生命が誕生するという根本に基づいて性教育というのはしていただきたいなと。そうでないと、外れたところで教えてしまうと、間違った解釈をして、自分自身が違う方向に進んでしまうという可能性もあると思うんですよ。


 別の例を出しますと、中学生を対象にしたような漫画雑誌だとかそういったものが、非常に私も見たことがないんですけれども、テレビで解説していましたけれども、非常にいやらしいというか、行き過ぎたものを出していたり、それを中学生が当たり前のようにして見るような環境が整っていたり、もちろんインターネット、携帯電話からすぐにそういったものが引き出せる、こういった環境の危うさ、周りの社会的な環境を変えていかなきゃいかんなというふうに思っていますし。それによって人間の営みというか、そういったものが非常にないがしろにされて、どんどんそれによって低年齢化していくというか、そういったものに対する危機感というのを非常に感じるんです。


 やはり少子化だとか、そういったものの原因にまで関わってくることかなというふうに思っておりますので、本当にくれぐれもこれについては指導室の方で目を光らせていただいて、豊島区においては正しい指導が行われることを要望いたします。


○阿部指導室長 


 今、たくさんご指摘いただきました。そのことを踏まえまして、それをやはり文言として学校に指導していかなければならないという、その一歩としましてこれをつくったわけでございます。ですから、決して私どもが不適切な性教育につながるようなものをこれから構築しようというようなことではありませんので、文教委員会の中でも報告させていただいたのも、その一歩をここに形づくりましたということを報告したかったということでございますので、ご理解をいただいて、またご支援をいただければと思っております。


○小林俊史委員長 


 よろしいでしょうか。


  「なし」


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○小林俊史委員長 


 それでは次にまいります。平成16年度豊島区教育委員会「児童・生徒表彰」について、阿部指導室長より報告をいただきます。


○阿部指導室長 


 平成16年度豊島区教育委員会「児童・生徒表彰」ということでございまして、実は平成16年度初めて設置をしました表彰制度でございます。これにつきましては、学校の校長先生からの推薦によりまして、児童を表彰するということでございまして、資料の一番最後の部分に、4ページになりますが、表彰候補者となる主な事例ということで表が載ってございますが、?地域活動、?運動協議、?芸術・文化、?その他ということでございまして、これらを区分ごとに表彰をしようということで、2月中旬に審査会を持ちました。


 審査委員長は事務局次長ということで、小・中学校の校長会会長、それから庶務課長と私が審査委員として加わりまして、学校から推薦が上がりました者について審査をいたしました。


 1ページ目に戻っていただければと思いますけれども、候補者推薦数としましては、小学校が個人8、団体4、中学校が個人30、団体5、合計で個人38、団体9の47の推薦がございまして、表彰対象者数といたしましては、小学校が個人4、団体1、中学校個人29、団体2、合計個人33、団体3ということで、36の個人団体を表彰することといたしました。なお、表彰式につきましては、3月8日火曜日でございますが、子供たちが学校が終わった時刻でございます。午後4時から第10会議室でとり行いたいというふうに考えております。


 2ページ目、3ページ目に、表彰をいたします団体・個人を上げてございますので、ご覧いただければと思います。小学校につきましては、調べ学習のコンクールでの全国大会優秀賞。それから、童謡歌唱コンクールの優秀賞とか、自由研究の継続的な取組み、それからロボカップ・ジャパンの日本の準優勝、そして世界大会出場、それから地域活動ということで表彰いたします。


 中学校につきましては、社会を明るくする作文コンテスト、東京都委員会審査優秀賞ということ。また、中央実施委員会の優秀賞等でございます。


 また、それぞれスポーツのものがございますけれども、東京都大会の優勝とか、あるいは関東、全国大会におきまして上位の入賞。それから、放送コンテストにおきます全国の最優秀賞、それから全国3位というようなこと。それから、日本学生科学賞の最優秀賞、図書館を使った調べ学習コンテスト全国優良賞等々ございます。


 さらに、吹奏楽のアンサンブルコンテストでの上位入賞、ロボットコンテストでの全国大会準優勝等上げてございます。


 この審査の過程におきまして、地域スポーツクラブもございましたけれども、一応、地域スポーツクラブにつきましては、豊島区スポーツ表彰の対象となっているということでございましたので、各学校の校長先生から推薦がございましたが、今回は審査の対象から外させていただきました。また、関東大会、全国大会の成績という捉え方もなかなか難しいことでございましたけれども、上位入賞者ということで、そういうレベルで表彰をしていこうということで、今回、先程、申し上げましたような形で表彰者を定めた次第でございます。


 以上でございます。


○小林俊史委員長 


 報告をいただきました。ご発言のある方はどうぞ。


 よろしいですか。


  「なし」


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○小林俊史委員長 


 では続いてまいります。


 平成16年度「水曜トライアルスクール」の実施について、阿部指導室長より報告願います。


○阿部指導室長 


 引き続きで申し訳ございません。あと3件ございますので、よろしくお願いいたします。


 平成16年度「水曜トライアルスクール」の実施状況ということで、16年度初めて中学校で実施をしてまいりました。英語検定、漢字検定、数学検定、パソコン検定という、4種類の検定につきまして、実施校数はそれぞればらつきがあるのですけれども、全体の子供たち840人ということで、今、中学生がおおよそ2千600人ですので、全体の30%ちょっとの子供たちが、この「水曜トライアルスクール」に参加をしてくれたということでございます。


 この参加につきましては、水曜日の午後ということで、部活動の時間が始まる間ということを利用して、子供たちが学校から帰らないで参加できるというようなことが、一つの励ましにもなったというふうに思いますけれども、逆にたくさん希望者がいるのですけれども、なかなか数に限りがあるということもございまして、希望者の意に十分沿えてなかったという部分も若干ございます。


 検定をどのぐらいの割合で合格しているかということをまとめましたのが、3番の合格者数でございます。それぞれ一番級の大きいのは、8級というのが漢字検定からございます。英語検定が5級から、数学検定は6級から受験をしてございますが、それぞれ合格者がいるわけなんですが、英検の2級といいますと、高校卒業から大学ぐらいの程度の力が必要であるということでございます。漢字検定につきましても、やはり高校以上の力量が必要というようなことでございますけれども、数は少ないですけれども、そういう上位のところに挑戦をしている子供もおりますし、それぞれ5級、4級、3級と中学生の力に見合ったと申し上げましたらいいでしょうか、そういうところで検定を受けている子供もございます。


 この指導員につきましては、教職を経験をしている方とか、これから教職を目指している方、それから学生の方とか、中学校に配属しております少人数指導講師もこの指導員になっております。それぞれ、子供たちの意欲を喚起するために、力を尽くしているのではないかなと思っております。


 成果と課題ということで、ここに書いてございますけれども、課題としましては、先程、申し上げましたけれども、複数の級別のクラスをつくると指導者が対応仕切れないということになりまして、数がちょっと限られてくるかなと。それから、やはり放課後活動も部活がないとはいえ、ほかの活動がいろいろございますので、そこの調整が若干難しいという声は学校から出ております。


 「水曜トライアルスクール」という名前でございますけれども、学校によって、多少これから曜日を変えて、学校の子供たちが参加しやすいような状況のところで実施をしていくというようなことも、少し緩和策として考えていっていいかなというふうには思っております。


 以上、報告をさせていただきます。


○小林俊史委員長 


 報告をいただきました。ご発言のある方はどうぞ。


○遠竹よしこ委員 


 こういうことを積極的に取り組んでいただけるということに、まず本当にうれしく思います。成果がどんどん上がっていくように期待しておりますので、よろしくお願いいたします。


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○小林俊史委員長 


 それでは、続いて報告をいただきます。


 基礎的・基本的な内容の定着に関する調査結果の概要について、阿部指導室長より、報告願います。


○阿部指導室長 


 基礎的・基本的な内容の定着に関する調査結果の概要についてということでございまして、昨年の6月になりますでしょうか、あの時期に15年度の都教委と区教委の調査結果についてご報告をいたしましたけれども、今回は16年の10月に実施いたしました区の調査につきまして、ご報告をいたしたいと思います。


 まず、調査の目的でございますけれども、子供たちの基礎的・基本的な内容を確実に身につけさせるということと、学習する意欲を育んでいくと。そのことで努力をしてまいりましたけれども、実際上はどうであるかということを検証していこうというのがこの調査の目的でございまして、もう一つは、子供たちに調査結果を返していきまして、子供たち自身の一人一人の学習の定着状況について、教員、そして子供自身も振り返ってみるという、そういうきっかけにするということも今回の目的に入ってございます。


 2番の実施状況でございますけれども、平成16年10月7日から20日の間で行いまして、小学校4年生24校、1千86名ということでございます。また、中学校は1年生でございますので、長崎中学校を除く9校ということで、生徒数853名ということでございます。調査は、ペーパーテストによる調査。それぞれの所要時間につきましては、小学生が40分、中学生が50分でございます。今年の調査につきましては、問題の作成を外部の機関に依頼をいたしまして、外部機関に依頼をするということはそこの機関がたくさんの調査を実施しているということで、全国的なデータと豊島区の子供たちのデータと客観的に重ね合わせて、調査・分析ができるというようなことがございますので、今回はそういう形で行いました。


 ページを1枚おめくりいただければと思います。調査結果の概要ということで、ここにお示ししてございますが、小学校につきましては国語と算数には目標値というのがございます。その外部機関の方がこのぐらいできていればよしとするというものでございますけれども、おおよそ平均的に良好であったということでございます。


 3ページの表をちょっと見ていただければと思いますが、これは小学校の国語の状況でございますけれども、そこに目標値ということで、一番左側でいいますと話す力、聞く力というところの目標値が55.0となっておりますけれども、55.0を超えていれば目標に達しているというふうに考えることができるという、そういう意味合いでの数値でございますけれども、どの目標値を見ましても豊島区の子供たちの目標につきましては、それぞれ上回った結果であったということでほぼ定着をしているのではないかなというふうに見ております。


 それから、4ページ目を開いていただきますと、小学校の算数になってございます。算数につきましても、この目標値というものを超えておりますので、まあまあというふうに考えていいかなというふうには思っております。例えば右側の方の領域別の図形というところを見ていただきたいと思います。豊島区の部分で66.7となっておりますので、上の目標値63.0は超えているのですけれども、これは実は、51.6という数値は、目標値を超えた子供たちがどのぐらいいるかという割合を表している数値でございまして、半分ちょっとだけなんです。つまり、半分ちょっとの子供たちは非常によくできたのでいいのですけれども、逆にこの部分が余りできなかった子供も多くいるということを表しているかというふうに思います。実は図形につきましては、昨年の調査の時にも若干達成率が低い部分がございましたので、このあたりにつきましては、また継続して指導の方法等について考えていかなければならないかというふうに思っております。


 次に、中学校でございます。中学校につきましては、目標値については低かった観点という領域は特にないかというふうには思います。やはり先程の目標値を超えた子供たちという意味でいいますと、各地から58.5ということで、これも半分ちょっとの子供たちは超えていますけれども、4割以上の子供たちが目標値に届いていないという実態もございますので。若干、問題の構成上、書く力というのは適切な問題だったかどうかという部分もちょっとあるのですけれども、その辺につきましては、やはり昨年も書く力ということについては、課題となっておりましたので、今後とも力を入れていかなければならないかというように思います。


 それから、5ページの下の方に数学を示してございます。ここで、数や形についての知識というところをご覧いただきますと、これが目標値よりも豊島区の場合、下回っているという結果が出てございまして、目標値に到達した子供たちも42.9ということで、これにつきましても課題になる部分かなと。先程、申し上げましたような小学校の図形と、また関連をする部分かと思います。図形ということだけに絞るわけではございませんけれども、課題になる部分でありますので、これからまた各学校と、それから研究会等との協力をしながら、改善を図ってまいりたいというふうに考えております。


 それから、今回、実は外部機関に依頼をしたということがございますので、問題そのものを公表しないでほしいということで、これはまだ全国のいろいろな地域で、この問題を使って調査をするということが実施されてきますので、大変申し訳ございません。非常に抽象的な説明になってしまいまして申し訳ないのですけれども、今後これにつきまして、さらに取りまとめをしていきます。今後とも、直接的な問題をここに示すわけにはいきませんでございますので、非常に抽象的な報告になりかねないなというふうに思っておりますけれども。データはデータとして受け止めながら、子供一人一人への指導それから学校それぞれの課題がありますので、それの指導そして豊島区全体としてどういう傾向にあって、それをどう改善するかということについて取り組んでいきたいと思います。


 なお、昨年度、やはりこの基礎的・基本的な調査につきまして、学校としての定着状況が余りよくなかったという学校が、今年算数の校内研究というのに取り組みまして、それで随分指導法が変わってきて、子供たちの学習の定着度も今回かなりよくなってきているという例もございますので、やはりこういう調査をすることによりまして、学校自身もそれぞれ振替えができる、そういう役割を果たしているかなというふうに思っているところでございます。


 以上でございます。


○小林俊史委員長 


 報告いただきました。ご発言をお願いいたします。


○中田兵衛委員 


 すみません、たびたび発言をさせていただいて。こうやって数値化して表すことによって、確かに一目瞭然でわかりやすいし、全体的には非常に高い点数を上げていらっしゃる学校もあって、非常に心強くは思っているのですが、質問をさせていただくのですが、ここで目標値というのがありますよね。ここの目標値の説明が、確かに一番最初の1ページ目のところに説明をしてあるのですけれども、ちょっと私はこれだけじゃわからなくて、この目標値が、例えば国語で話す力、聞く力、小学校ですね、これは。4年生とかでもありますけれども、55.0とか、その他ずっと右に行くわけですけれども、これを算出した根拠というのは何なんでしょうか。


○阿部指導室長 


 これは、こういう調査をつくる時に、やはり調査をする機関が、実は事前に全国の学校に協力をしていただいてテストをして、そうしますと、このぐらいできていればよいという数値を出していくんです。それがここに出てきている目標値ということで、それは何校かの子供たちの状況から、このぐらいまでできていたらよしとしましょうというラインを事前に1回調査をしておいて、そこで出してきている数値でございますので、もちろん学習指導要領等のねらいに基づいて、ここに書いてございますようになっているのですけれども、事前にはそういう作業が行われているということでございます。


○中田兵衛委員 


 もともとそういったサンプルを取っておいて、ある程度の数値を出しているというのですけれども、それにしても55というのは半分よりちょっと上なところであって、そのぐらい理解ができていればいいんだろうということなんですよね。なんだけれども、平均をとるとそうなのかもしれませんけれども、それを超えているからいいだろうとは私は思わなくて、ちょっとこの平均値が低いんじゃないかなと思います。もともとのいわゆる目標値と言われるものは。


 だって他では、例えば88とか89とかとっているところもたくさんあるのですけれども、物語文なんて52なわけだし、数学なんて考え方を見たって56.4じゃないですか。そういうところを見ると、やはりさらに上を目指していかなければいけないんだろうかなと思っているんです。平均をとればそうなんですよ。平均をとればそうなんですけれども、やはり底上げしていかなきゃいけないじゃないですか。そういう点では、目標値の設定がやはり低いなという感想は否めないんです。そのあたり、ちょっとひとつよろしくお願いいたします。


○阿部指導室長 


 ご指摘のとおり、豊島区が20ポイントぐらいオーバーしている部分もありますので、それはそれで自信を持っていいのかなと思いますけれども。ただ、やはり先程、申し上げました算数の部分などで、クリアはしているものの、ちょっとクリアしていないということと、それから、クリアをしている子供たちの人数が少ないという意味合いですね。そういうことがございますので、それはやはり心してこれは読み取っていかなければならないというふうに思っておりますし、常にこれは定着・向上を目指す為に指導というのは行われておりますから、そこは十分踏まえていきたいと思っております。


○中田兵衛委員 


 あとは、気になるのは、これは感想だから聞き流していただいて結構なんですけれども、やはり学校によって相当ばらつきがありますよね。もちろん均一化して全体がいわゆる同じアベレージでいくのというのは、これはなかなか難しいのはわかるのですけれども、それにしてもちょっと開きがあるところがありますよね。達成率を見てもそうですね。やはり25ポイントぐらい違うところとか、平均到達度というのですか、これを見たところでも、やはり相当な開きがあるのがある。ここはやはり現場で対応していただくしかないのですけれども、ちょっと不安です。


○阿部指導室長 


 ご指摘のとおりでございます。特に、指導をきちんとした部分と、結果的にこれはちょっといろいろな指導ができていないんじゃないかなと思われる部分なんです。ですから、その辺のところも先程申し上げましたような、ここを検証していただいて改善策ということについて学校から出していただいている、これからやるのですけれども、そこの重要な部分になるかというふうに思っております。


○高橋佳代子委員 


 私も感想だけ。中学校で中間、期末とかありますけれども、今は順位とか出てきませんね。大体、平均値がどのぐらいでという感じで。学校でそういうテストというのは、そのたびに範囲が違いますから上下するんですね、どうしても。やはり保護者の方が一番学校に求められているのは、基礎的な学力の定着であるというふうに私は思っているのですけれども、今一番、その辺が保護者にとっては気になるところというのが現状だと思います。


 私は、この調査結果の報告ですね、保護者に来るのを私ももらったんですけれども、黄色い目標値がちゃんと明確にあって、そこに対してどこまであなたが到達しているのかというのが一目瞭然でわかるようになっていて、これは非常にありがたいなと、逆に保護者の立場にとっては思いました。自分の子供が基礎的な学力がどこまで付いているのかというのが一目瞭然でわかりますので、これは非常にありがたいというふうに思っております。


 ただ心配なのは、やはり中田委員もおっしゃいましたけれども、現場でこれを見ていると、小学校で算数が7科目中3科目、平均に満ちていない小学校が1校あるんですね。そういうばらつきが多少やはり出てきていますし、その辺はどう現場で対応していかれるのかというのが、これから大事なことかなというふうに思いますので、そこのところ重ねてですが、よろしくお願いいたします。


○阿部指導室長 


 ありがとうございます。私も実は、個々のデータというのは手元には来ませんので、見たことがないのでございますけれども、今おっしゃっていただいたように、子供たちに返すということが一つ今回大きなねらいにありましたので、その意味では、子供たちがショックにならないように、こういうところはこれから勉強していこうねという、そういう投げかけで当然やっていく必要があったかというふうに思います。それから、先程も申し上げましたけれども、昨年の調査結果を基に、学校として算数の底上げをしようというふうに校内研究に取り組んで、かなり改善してきたという学校がございますので、そんな意味合いでもやっていきたいと思います。


 また、もう一つは、実は中学校1年生ですので、内容的には小学校の内容ということなんでございまして、小学校の校長会では話をいたしましたけれども、中学校のポイントということで得ていますけれども、内容のほとんどが小学校の問題であるということをもう一回踏まえて、小学校、中学校の連携ということもやっていきましょうということでお話をしたところでございます。この調査結果を踏まえまして、また今後、改善策についてまとめていきたいというふうに思っております。


○堀宏道副委員長 


 非常にいいデータが出て、今後これを有効活用するのかというのは、非常に大事な部分になってくるのかなというふうに思っております。これは、こういった調査というのは、他区ではどんな状況なんですか。


○阿部指導室長 


 都は全都でやっておりますのであれですけれども、他区でございますけれども、品川区、それから荒川区、これは全校で行っておりまして、今、他でも数区でやっているのですけれども、まだ半分までは行っていない状況で、それぞれ検討しているという区もありますし、まだ都の調査があるので、実施しないという区も混じってございます。


○堀宏道副委員長 


 やはりこういった数値化する、また目標地を決める、それによってボトムアップするという部分はあると思うのです。前の「水曜トライアルスクール」にしてもやっぱり非常にいい取組みだと思っていますし、教育長の肝いりなんでしょうけど、表彰制度も、たとえ小さなものであっても、やはりそれに対して表彰をしてあげるとか、豊島区の教育委員会が本当にいい方向で子供たちを指導していただいているなと感じるのですが。


 これともう一つ思うのは、学力の向上も非常に大事なところなんですが、規律、規則、道徳ですよね。そういったものに対しての、豊島区の子供たちがどこまで対応できるのかというのも、数値化はできないのでしょうけれども、目標値を定めて取り組むことはできないのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。


○阿部指導室長 


 心の部分でございますので、非常に決論的に言いますと、数値化をしていくということは難しいのかと思いますけれども、例えば道徳授業の地区公開講座の、どういう内容で取り上げられているかとか、授業の構成がどうなっているかとか、そういうことについては、生命尊重がこのぐらいやっていますよとか、実は全校で全部の子供にやっているのが普通なんでございますから、あれなんですけれども、そういうような部分では、側面の部分ではそういう形でまとめることはできるかなと思いますけれども、本質的な部分での心の成長というものは、非常に難しい部分があるかなというふうに思っております。


○堀宏道副委員長 


 この間、道徳の公開授業に行ったんですよ。見学してきましたけれども、非常に、松?次長に個人的にお話ししたんですけれども、非常に残念だったのは、授業が始まる時、また終わる時に、起立、礼、着席をしないんですよね。これは、豊島区の中で全校そんな状況なのかどうかというのを、ちょっと聞きたいのですけれども。


○阿部指導室長 


 基本的に調査しておりませんけれども、これから何時間目の授業を始めます、礼とか、そういう形で小学校の場合には行われていることが多いかと思いますし、中学校におきましては、これから起立、礼、着席ということでやっているところもあるかと思います。ただ、けじめをつけるということは、非常に大事だというふうに思います。これまで休み時間と、区切りですよということは大事だと思いますけれども、それが起立、礼、着席という形もあるかと思いますし、これから授業を始めますよという形もあると思いますし、一回背筋を伸ばして、机の上に教科書とかノートがきちんと並んでいるかというふうな確認をして、そこから始めるということもあるかと思います。それは多様なやり方があるかと思います。ただ、けじめをつけて授業に臨めるようにしようということは、これはきちんとやっていかなければならないと思っております。


○堀宏道副委員長 


 統一したやり方というのは、やはり教育委員会としては指導はできないのでしょうか。


○阿部指導室長 


 やはりそれぞれの学級でやり方というのはあってもいいのかなと、ここの部分につきましては。それと、起立、礼、着席のよさというのはあるのですね。短時間でできるということなんです。起立、礼、着席という、大体6秒ぐらいで一つの動作になりますから、そうしますと簡潔に気持ちの切換え、授業への導入ができるわけですので、それを私自身はいい方法だというふうに思っていますけれども。ただ、子供たちの学年の状況もありますし、子供たちはそういうふうに言わなくても、背筋を伸ばしてということでぴしっと収まる学級もありますから、それはもうその学級の実態に応じてやっていくものであるというふうに認識しております。


○堀宏道副委員長 


 道徳公開授業の時に、父兄の皆さんがあふれんばかりに教室に入れない、お母さんたちが入れないんですよ、いっぱいで。その教室を見ていましたら、その先生は起立、礼、着席をやっていました。礼をしない子をとっつかまえて、親のいる前でちゃんと礼をしろと言うんですよね。


 そういう先生が、逆に父兄から求められているというか、はっきりとやっぱり子供たちに指導していく、授業もちょっと見させていただきましたけれども、子供の目が輝いていました。やはり自信を持って教師が子供に教えるならば、教えられるならば、起立、礼、着席を教える側の立場ですから、子供たちは教えていただく立場なわけだから、少なくとも先生に対する敬意は払うべきだと。それが背筋を伸ばすだけでいいのかなというのは、私はやはりけじめというふうに言うならば、我々は少なくとも子供の頃にずっとやってきましたけれども、起立、礼、着席というのがあって授業を始めた方が、現場の教師もやりやすいんじゃないかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。


○阿部指導室長 


 先程申し上げましたが、私自身はそうやってまいりました。なぜかというと、早く授業に入れるからということで考えていたわけなんですけれども、ただ、これはもう先程も申し上げましたように、そういう切替えは必要ですよということ。すぐに授業の本質に入ってほしいということは願いとしてはあります。ですから、それはこういう方法がありますよということで、学校訪問等の時にけじめをつけるという意味で、簡単なのはこれですよというようなことは指導ができるかと思いますけれども、ただ、これを一律に教育委員会が全校にこうしてくださいという形では、するべきものとはちょっと違うものかというふうに思います。


○堀宏道副委員長 


 それと、学校に遅刻する子、家庭環境の部分もあるのでしょうけれども、遅刻を平気でするような状況になってきているんだと思うんですよ。昔ならあり得ない話なんですけれども、これについてはどのように考えていますか。


○阿部指導室長 


 やはり、大変学校は困っております。遅刻をしてくれば、8時30分に教室にいなければ学校は電話をするなり、何か連絡が来ていないか確認をするなりということは、これはそれこそ授業の始まりの部分で、授業が始まるちょっと前のホームルームの時間になりますけれども、そういうところで、実際上は大変手間取っている部分だと思います。


 ただ、それを確認するのは、その子供たち一人一人を大事にしたいという思いがあるから、それをやっていくのでありまして、困っているからという、実際上困るんですけれども。一人一人を大事にするという思いでそういう対策はとっておりますけれども、やはりご家庭に、入学の時にもそうですし、それぞれ学年始めの保護者会等で朝ご飯を食べさせてください、そして時間は、何時に開門してますから来てくださいと、そういうことについては、保護者の方には何回も繰返し、年度ごとにお願いをしているわけでございますので、それについて、やはり協力をしていただきたいという思いは強く持っております。


○堀宏道副委員長 


 やはり教育委員会の持つ役割、また、私は本来は家庭がするべきことということを、現場なり学校の先生が保護者に対して、おたくの息子さん遅刻ばっかりしますと、ちゃんとしてくださいと言っていいと思うんですよ。それが規則で規律なわけですから、少なくとも自分が学ばせていただく場なわけだから、それに対して遅刻してきて当たり前だとか、それを許してあげる寛容な心も必要なんでしょうけれども、教育という現場においては、やはりそういった規律、規則というのは徹底していかないと。


 学力だけよくて、何回も同じことを言うようですけれども、学力だけよくて人格がなっていないということであれば、本当に社会に出て役立つのかなという部分も感じてしまうので、その辺のこういったすごくいい数値のデータ、こういったものを出しているのと同時に、規律、規則、また学校のあり方、先生の子供たちに対しての指導という部分についても、ある程度目標値みたいなものをつくって取り組んでいただけたらというふうに思います。


 以上でございます。


○小林俊史委員長 


 それではよろしいですか。


  「な し」


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○小林俊史委員長 


 最後の報告をいただきます。


 「副校長」、「副園長」の導入に関する規則改正について、これも阿部指導室長です。


○阿部指導室長 


 報告いたします。最後でございます。「副校長」「副園長」の導入に関する規則改正ということでございますが、平成15年度から都立高校、盲、ろう、養護学校につきましては、教頭というふうに呼んでおりましたけれども、副校長というふうに呼称に変更するということで、東京都の管理運営規則が変わりまして、それにつきましては、東京都の公立小・中学校につきましても、そのように順次実施してほしいということがございました。


 昨年になりますけれども、学校の方にはこういう形で今検討しておりますということで伝えておりましたけれども、今回規則改正を行いましたので、ご報告いたしたいと思います。1番の副校長の導入ということで、区内のすべての小・中学校の教頭は副校長と称すると。導入目的でございますけれども、校長とともに学校経営を担う管理職としての立場をより明確にする。トップ・マネジメントの強化、学校経営層としての一層の自覚を図り、教頭のモラールアップを図るということで、教頭先生も学校経営の本当に重要な一角であるということをもう一回自覚をしてほしいということと、対外的にも保護者や地域の方々にそのことを知っていただくことによって、さらに学校への信頼感を深めて高めていきたいというふうに、導入をいたしたいというふうに考えた次第でございます。導入は、4月1日からということで行ってまいります。規則改正文は、「豊島区立学校の管理運営に関する規則」第6条の3に、教頭は副校長と称するということで位置づけてございます。


 また幼稚園、教頭がいる区立幼稚園がありますけれども、その幼稚園の園長というふうに言っておりますので、教頭も副園長という呼称で改正をしたところでございます。これから、それぞれ校長、副校長、副園長の職務について権限といいますか、それを明確にしながらやっていきたいというふうに考えているところでございます。


 以上でございます。


○小林俊史委員長 


 報告いただきました。ご発言のある方はどうぞ。


○吉村辰明委員 


 よろしいですか。


 1点だけ、性教育の件ですけれども、どうなんですか、今、親への性教育というのはやったことはないのですか。もちろん、親に子供のつくり方を教えてもしようがないんだけれども、親の心得としてというのは、子供にとって最初に重要な教師というのは親だということは、皆さんもご理解いただけると思うし。


 それから、やはり人格形成というのは、家庭でつくられていくと考えれば、やはり特に母親というのは、しっかり女のことは触れ合いながら、当然女の子の場合には大きな身体の変化が起きるわけだから、当然母親というものの存在で、そういう話というか、おふろに一緒に入ったりとか、そういったことの話があると思うんだけれども、男の子というのは、なかなかお父さんとはそういう話というのはないと思うんだよね。私は一回もない、正直。


 父親から一言もそういうお話を、私はませていたのかもわからないけれども、そういう会話は一切していないです。父親も商売人だったので、忙しかったこともあるかもわからないけれども、ということは、やはり父親たる者が、しっかりと男の子に対して、それも一つの親子の触れ合いになっていくでしょうし、そういったマニュアルというか、そういったことで、まさか若い先生が、ちょっと年寄りの父親に、おい、こうやってやるんだぞ、なんて教えるわけにはいかないだろうけれども、みんなが集まってそういうことを検討していくとか、フォーラム的なことをやっていくとか、そういうことって必要じゃないかなと思うんですよ。


 というのは、今、特にアメリカというのは、純潔教育というのかな、ブッシュになってこれに大分予算をかけて、一時は1億ドル以上の予算をかけて高校に対して純潔教育を薦めたら、今50州でやられていると。むしろ逆に、アメリカが高校生の性体験率が下がっていたというか、数値の上では、データとしては変ってきたということも言われています。今の日本の教育というのは、それこそいろいろ話題になっている、性器のおもちゃを使ったりとか、極端には出産のビデオを見せたりとか、むしろ性行為を薦めているような教育に走っちゃっているんではないかと。


 した場合には気をつけるんだよというような、そういう教育がなんか前に来ちゃってて、それも大事なことですよ。大事なことだけれども、それよりもやはり今、言ったように、家庭での、だって今、私はカリキュラムを見たって、どこにもそんな詳しいことをやろうとしている姿勢はないわけね、いわゆる学習指導要領の中では。例えば、妊娠出産なんていう項目もなかったし、であるならば、やはり親の責任というものをきちんと明確にして、それも学校とPTAでお互いによく関係をつくって、理解し合って育てていくということは大事じゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。


○阿部指導室長 


 先程の資料の中に、保護者の理解と協力を得て行うということを明記してございます。


 やはり授参参観等で性教育を扱っていくというような場面も時々あるんですね。全部というわけではございませんけれども、ちょうど小学生の場合には弟、妹が生まれるということで、お母さんは妊娠なさっている場合がありますから、そういうお母さんに来ていただいて、その時に本当の意味での生命尊重ということと、本当にあなたが生まれてきてうれしかったんだよということが本当に伝わっていく授業が、私は見たことがあるのですけれども、展開されるんですね。


 ですから、そういう意味合いで保護者の協力ということも、うんと大事だというふうに思いますし、委員がおっしゃったような、特にお父さんに学校でどういうことをやっているから、じゃあ、お父さんとしてどういうことをしてくださいと、そこまで言える段階では、今、実際上はないだろうなと思います。ただ、そういう授業を展開するとか、学校として今、性教育をこのようにしていますよということについては、保護者会等で取り上げてお話はしているというふうに聞いておりますので、その辺で、今後、じゃあ、どういうポイントをその中に盛り込んでいくといいとかということにつきましては、また各学校の実践等を聞きながら、研究して考えてまいりたいというふうに思います。


○吉村辰明委員 


 では最後に、今、お父さんが随分、子供の教育現場へ参画するというのが多くなってきていますね。例えば運動会でも何でも、全部お父さんが参加してくれているし、ここには堀パパもいますけれども、今日の発言を聞いても大変熱心に捉えていると。やはり、父親の存在というのは大きいと思うんですよ。今まで私たちのときなんかは、母親任せで父親はただ金を稼げばいいというような存在だったんだけれども、そういうことを含めて、やはりお父さんは男の子をしっかり守れと。うちはたまたま男の子はいないんで、そういう経験はしていないんだけれども、これからそういう体系づくりというのは必要じゃないですか、教育長。


○日高教育長 


 ありがとうございます、機会をいただいて。私は最近までやっていたわけですから、指導しておりまして、保健委員会があります。各学校、年3回やっているんですよ。そういう中で、性に対する教育について、家庭でも一つ逃げないでいただきたい。


 今、例えばSEXってお母さん何、と聞くと、そんなのはいいのってそんな言い方するんだよね、親って。セックスというのは言わないんです。だから、こういう時は逃げないでほしいんです。きちんと教えてもらいたい。それは子供のわかるように。難しく深く入ってやる必要は何もないわけでありまして、そのことをやはり逃げないでいただきたい。そんなの大人になってからでいいのなんて言って、結局そういうことが多すぎるんです。


 ですから、何も今日は性についての教育をしますよなんて構える必要はないんです。これは、性教育そのものは、すべての教育活動を通して、そして家庭教育も通して教えていただかないと正しく身に付かないんです。


 今回、話題になって問題視されたことは、非常に新聞等にも出されましたけれども、心身に障害にある子供たちに対して、性急にも性教育の術を教えようとした。このことに問題があったんです。ですから、そういう子供であればあるほど時間をじっくりかけて、優しいことからわかるようにしていくことが大変大事な教育だったと思うんです。これがすごく問題視をされて、小・中学校における性教育はどうあるべきかということが提言された。これが16年3月に出された都教委のパンフレットなんですよね。リーフレット、こういうふうになっております。


 そういう中で、やはり子供ですから、いきなりの話ってあり得ないんです。ですから、発達段階と書いてありますし、女の子、男の子と書いてありますけれども、女の子はどういう子よというのをもっと具体的に教えるのが内容なんです。あれは主題ですから、ここに書かれているものは。もっとその内容を具体化して、子供にわかるように話をしていくと、こういうことだと思います。保護者に対する啓発はなかなかやっていないんですね。ですから、保健委員会に見える方については問題ないんです。これはお医者さんも来ていますから、大変、性感染症がこういうふうに増えてきていますよと、七五三ですよというのは、昔たばこの話がありました。高校生が7で中学生が5で、小学生も3ですよなんてびっくりする。性に関しても七五三ですよと、こういう話も出るわけです。そうすると、うちの子もそうなのかな、きちんと指導しなくてはいけないと思われますけれども、それが継続されていません。


 ですから、そういう一つの言葉をとっても、性の問題に対しては生き方の指導に関わることですから、大事に指導していくことだし、それから、やはり教育委員会として何かそういう機会があれば、例えば保健委員会というか、学校医会、ああいう方たちの協力をいただいて、先立ってもそういうのがあったんです。ですから、保護者にももう少し声を掛けられればいいかなというふうに思いますので、そういう前向きな検討をしてみたいなというふうに思います。


○遠竹よしこ委員 


 もちろん、学校と家庭が大事なんですけれども、やはり社会教育団体とか、スポーツ団体に、私のうちは孫が中学3年生ですから、一番年頃ですけれども、残念なことにうちは男性がいないんですよね。だから、やはり男の子にとっては大変厳しい家庭状況にあります。だけれども、ボーイスカウトという活動をずっと、低学年の時から小学校に入る前から通して、そこにやはり自分と同年齢の男の子たちがいる、そしてちょっと先輩の人たちがいて、お兄さんたちがいる。もう少し上の中学生、高校生と、こういう縦の系列の中での活動をしておりますので、年間何回も通してキャンプ等、自分たちで全部やっていく。男の子同士でいろいろな話があったり、また先輩の人たちからもいろいろなあれがあると思うんですね。それがいいことも悪いことも含めて、恐らくあるだろうと私は思っています。


 もう一つは野球の方で非常にいい監督さん、リーダーがいらっしゃいます。うちの近所にもそういう方がいらっしゃると、うちに帰ってきてもそこのうちにずっと遊びに行っちゃって、夕方になっても帰ってこないから何をしているかと思ったら、そこのうちの作業場でもって一生懸命トレーニングをしてみたり、そうすると、そこにいらっしゃる監督が、これはバーベル上げてこうやってとかおっしゃるらしいんですね。やはりそういうことの中に、心身の発達を見極めながらアドバイスしてくれる、そういうリーダーが、地域のリーダーがいるということは、私はすごく感謝しているんですよ。そんなことも含めて、家庭と学校と地域の中でのそういう、いわゆる育成者ですね、そういう人たちにしても、やはりそれなりの協力方というものを改めてお願いしていく必要もあるかなというふうに思いますので、お願いをしておきます。


○小林俊史委員長 


 ご熱心な発言をありがとうございました。


 それでは、報告事項はこれで終了させていただきます。


 阿部指導室長、お疲れさまでした。


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○小林俊史委員長 


 それでは、最後に継続審査分の取扱いにつきましてお諮りいたします。継続審査分につきましては、引き続き閉会中の継続審査といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


  「異議なし」


○小林俊史委員長 


 ご異議ないものと認め、そのように決定いたしました。


 それでは、以上を持ちまして、本日の委員会を閉会いたします。


 お疲れさまでした。


  午前11時27分閉会