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東京都 豊島区

平成17年第1回定例会(第1号 2月17日)




平成17年第1回定例会(第1号 2月17日)





 平成十七年豊島区議会会議録第一号(第一回定例会)





 
平成十七年二月十七日(木曜日)


議員定数 三十八名


出席議員 三十六名


      一 番   中 島 義 春


      二 番   島 村 高 彦


      三 番   五十嵐 みのる


      四 番   水 谷   泉


      五 番   日 野 克 彰


      七 番   永 野 裕 子


      八 番   竹 下 ひろみ


      九 番   高 橋 佳代子


      十 番   水 間 和 子


      十一番   堀   宏 道


      十二番   村 上 宇 一


      十三番   本 橋 弘 隆


      十四番   里 中 郁 男


      十五番   藤 本 きんじ


      十六番   小 林 俊 史


      十七番   泉 谷 つよし


      十八番   山 口 菊 子


      十九番   木 下   広


      二十番   此 島 澄 子


     二十一番   池 田 尚 弘


     二十二番   吉 村 辰 明


     二十三番   戸 塚 由 雄


     二十四番   小 峰   博


     二十六番   大 谷 洋 子


     二十七番   小 林 ひろみ


     二十八番   森   とおる


     二十九番   池 内 晋三郎


     三十 番   小 倉 秀 雄


     三十一番   遠 竹 よしこ


     三十二番   吉 田 明 三


     三十三番   篠   敞 一


     三十四番   副 島   健


     三十五番   原 田 太 吉


     三十六番   吉 田   敬


     三十七番   垣 内 信 行


     三十八番   河 野 たえ子


欠席議員 二名


      六 番   中 田 兵 衛


     二十五番   福 原 保 子


――――――――――――――――――――――――――――――――


職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名


     事務局長     大 門 一 幸


     次    長   町 田   剛


     議事担当係長   熊 谷 雅 夫


     議事担当係長   竹 村 俊 明


     調査係長     小 林 弘 和


     書    記   星   弘 一


――――――――――――――――――――――――――――――――


説明のため出席した者の職氏名


     区    長   高 野 之 夫


     助    役   水 島 正 彦


     収入役      今 村 勝 行


     政策経営部長   大 沼 映 雄


     総務部長     山 木   仁


     区民部長(文化担当部長)


              小 野 温 代


     商工部長     齋 藤 賢 司


     清掃環境部長   河 原 勝 広


     保健福祉部長   川 向 良 和


     子ども家庭部長  郡 司 信 興


     都市整備部長   上 村 彰 雄


     土木部長     増 田 良 勝


     ―――――――――――――――――――――


     教育長      日 高 芳 一


     次    長   松 ? 充 彦


     ―――――――――――――――――――――


     選挙管理委員会事務局長


              森   茂 雄


     ―――――――――――――――――――――


     監査委員事務局長 島 本   清


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   議 事 日 程


一、会議録署名議員の指名


一、会期の決定


一、日程第一


   報告第一号 専決処分の報告について


一、同 第二


   第一号議案 特別区人事及び厚生事務組合規約の一部を変更する規約


一、同 第三


   第二号議案 東京二十三区清掃一部事務組合規約の一部を変更する規約


一、同 第四


   第三号議案 東京二十三区清掃協議会規約の一部を変更する規約


一、同 第五


   第四号議案 豊島区組織条例の一部を改正する条例


一、同 第六


   第五号議案 豊島区職員定数条例の一部を改正する条例


一、同 第七


   第六号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部


         を改正する条例


一、同 第八


   第七号議案 豊島区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例


一、日程第九


   第八号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


一、同 第十


   第九号議案 財団法人豊島区コミュニティ振興公社に対する助成に関する条例の一


         部を改正する条例


一、同 第十一


   第十号議案 豊島区手数料条例の一部を改正する条例


一、同 第十二


   第十一号議案 豊島区立豊島区役所構内駐車場条例


一、同 第十三


   第十二号議案 豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例


一、同 第十四


   第十三号議案 豊島区国民健康保険条例の一部を改正する条例


一、同 第十五


   第十四号議案 豊島区生業資金貸付条例を廃止する条例


一、同 第十六


   第十五号議案 豊島区応急小口資金貸付条例を廃止する条例


一、同 第十七


   第十六号議案 東京都から譲与された生業資金貸付金等の債権にかかる未償還金等


          の減免に関する条例を廃止する条例


一、日程第十八


   第十七号議案 豊島区入院資金貸付条例を廃止する条例


一、同 第十九


   第十八号議案 豊島区私立高等学校等入学資金及び修学資金貸付条例を廃止する条


          例


一、同 第二十


   第十九号議案 豊島区保育の実施及び費用の徴収に関する条例の一部を改正する条


          例


一、同 第二十一


   第二十号議案 豊島区立児童館条例の一部を改正する条例


一、同 第二十二


   第二十一号議案 豊島区結核診査協議会条例の一部を改正する条例


一、同 第二十三


   第二十二号議案 豊島区立従前居住者住宅条例の一部を改正する条例


一、同 第二十四


   第二十三号議案 豊島区営住宅条例の一部を改正する条例


一、同 第二十五


   第二十四号議案 豊島区立福祉住宅条例の一部を改正する条例


一、同 第二十六


   第二十五号議案 豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一


           部を改正する条例


一、日程第二十七


   第二十六号議案 豊島区立公園条例の一部を改正する条例


一、同 第二十八


   第二十七号議案 豊島区立児童遊園条例の一部を改正する条例


一、同 第二十九


   第二十八号議案 豊島区立幼稚園条例の一部を改正する条例


一、同 第三十


   第二十九号議案 豊島区立教育センター条例の一部を改正する条例


一、同 第三十一


   第三十号議案 豊島区立社会教育施設条例の一部を改正する条例


一、同 第三十二


   第三十一号議案 豊島区立郷土資料館条例の一部を改正する条例


一、同 第三十三


   第三十二号議案 豊島区立雑司が谷旧宣教師館条例の一部を改正する条例


一、同 第三十四


   第三十三号議案 豊島区立図書館設置条例の一部を改正する条例


一、同 第三十五


   第三十四号議案 豊島区文化財保護条例の一部を改正する条例


一、日程第三十六


   第三十五号議案 大塚駅南北自由通路整備及び駅改良に伴う工事委託契約について


一、同 第三十七


   第三十六号議案 建物の買入れについて


一、同 第三十八


   第三十七号議案 負担付き譲与について


一、同 第三十九


   第三十八号議案 豊島区立豊島区民センターの指定管理者の指定について


一、同 第四十


   第三十九号議案 豊島区立豊島公会堂の指定管理者の指定について


一、同 第四十一


   第四十号議案 豊島区立南大塚ホールの指定管理者の指定について


一、同 第四十二


   第四十一号議案 豊島区立自転車等駐車場の指定管理者の指定について


一、同 第四十三


   第四十二号議案 豊島区立区民の森の指定管理者の指定について


一、同 第四十四


   第四十三号議案 豊島区立目白庭園の指定管理者の指定について


一、日程第四十五


   第四十四号議案 豊島区立社会教育施設の指定管理者の指定について


一、同 第四十六


   第四十五号議案 豊島区立体育施設の指定管理者の指定について


一、同 第四十七


   第四十六号議案 特別区道路線の廃止について


一、同 第四十八


   第四十七号議案 平成十七年度豊島区一般会計予算


一、同 第四十九


   第四十八号議案 平成十七年度豊島区国民健康保険事業会計予算


一、同 第五十


   第四十九号議案 平成十七年度豊島区老人保健医療会計予算


一、同 第五十一


   第五十号議案 平成十七年度豊島区介護保険事業会計予算


一、同 第五十二


   第五十一号議案 平成十七年度豊島区従前居住者対策会計予算


一、同 第五十三


   第五十二号議案 平成十六年度豊島区一般会計補正予算(第四号)


一、同 第五十四


   第五十三号議案 平成十六年度豊島区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)


一、日程第五十五


   第五十四号議案 平成十六年度豊島区老人保健医療会計補正予算(第二号)


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   追 加 議 事 日 程 (一)


一、追加日程第一


   第五十五号議案 職員及び幼稚園教育職員の給与の特例に関する条例


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   追 加 議 事 日 程 (二)


一、追加日程第二


   第五十六号議案 豊島区教育委員会委員の任命について


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   会議に付した事件


一、会議録署名議員の指名


一、会期の決定


一、会議時間の延長


一、区長の招集あいさつ及び所信表明


一、日程第一から第五十五まで


一、追加日程第一及び第二


一、請願・陳情の委員会付託


――――――――――――――――――――――――――――――――


    午後四時二十九分開会及び開議


○議長(戸塚由雄) これより平成十七年第一回豊島区議会定例会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 会議録署名議員を議長からご指名申し上げます。三十三番篠敞一さん、三十四番副島健さん、三十五番原田太吉さん、以上のお三方にお願いいたします。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 次に、会期についてお諮りいたします。


 本定例会の会期は、本日から三月二十四日までの三十六日間といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、本定例会の会期は三十六日間と決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) この際申し上げます。


 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) なお申し上げます。


 都合により暫時休憩いたします。


    午後四時三十分休憩


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


    午後六時十八分再開


○議長(戸塚由雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) この際、区長より招集のあいさつと所信表明がございます。


      〔高野之夫区長登壇〕


○区長(高野之夫) 本日、ここに平成十七年第一回区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては何かとご多忙の中にもかかわりませず、ご出席を賜りまして深く感謝を申し上げます。


 今定例会の開会に当たりまして、区政に当たる私の所信の一端を述べさせていただきます。


 初めに、平成十七年度の施政方針について申し上げます。


 我が国はまもなく、平成十八年をピークとして、人口減少社会を迎えるといわれております。都心回帰により増加してきた二十三区の人口も、全国から十年遅れて、平成二十八年以降は減少に転ずると予想されております。少子化と高齢化が世界で最も速いスピードで進む中、拡大や成長に代わり、知識や生活の質、そして持続可能性を重視すべき時代が到来いたします。


 こうした変化に対応すべく、今、経済の拡大を前提に組み立てられてきた社会システムの再設計が急務となっており、国と地方のあり方を根底から見直す三位一体の改革や税制改革、そして社会保障制度全般にわたる改革など、国レベルでの大きな変革のうねりが押し寄せてきております。特に三位一体の改革については、税源移譲に向けた国庫補助負担金の廃止・縮減など、区の歳入や都区間の調整財源に直接影響を与えるものであり、今後とも、地方と国とが十分協議しながら進めるべきであります。私も、特別区長会、そして全国市長会等を通じて、三位一体の改革が真の地方分権につながる改革となるよう、積極的に働きかけてまいります。


 また、豊島区を初め二十三区にとっては、平成十二年の都区制度改革の際に積み残された課題の解決なくして、真の財政的自立はあり得ないと考えております。ここにきてようやく、財源配分の前提となる役割分担の考え方として、大都市事務の内容が東京都から示されましたが、そこには府県事務も含まれておりまして、区として到底納得できるものではありません。このほか、清掃関連経費の取扱い、小中学校の改築急増への対応、都市計画交付金のあり方など、いわゆる都区財政調整制度の主要五課題について、平成十七年度中の解決を目指して、強い決意を持って東京都と協議を進めてまいりたいと思っております。


 新たな分権型社会を築く上で鍵となるのは、ほかでもない地域からの取組みであります。初めは小さなものであっても、地域の活動が、やがては日本を動かす大きな原動力となることをしっかりと認識する必要があると思います。私たちの豊島区も、これからの日本の分権型社会を築く原動力として、力を尽くしていかなければならないと思います。そのためにも、今後の少子・高齢社会の方向をしっかりと見定め、自立した分権の担い手としての政策力、財政力を高めるとともに、持続可能性を重視しながら、公共施設や歳出構造を初め、区政の構造改革を急ぐ必要があるのであります。


 人口減少社会は、まさに都市が選ばれる時代であります。都心回帰の傾向が続くと考えられるこれからの十年間は、第二次ベビーブーム世代が出産期、そして住宅取得期を迎え、さらには日本経済を支えてきた団塊の世代の皆さんが企業社会から地域社会に帰ってくる時期でもあります。今後十年間の中で、いかに、住みたい街、住み続けたい街、そして訪れてみたい街を築くことができるか、また地域への参画が感動を生むような幅広い協働の仕組みをつくり上げることができるかによって、定住人口や税収、そして来街者や地域経済など、区の将来が決すると言っても過言ではありません。


 そのためには、今から全力を挙げて、その取組みを進めていく必要があります。私は、輝く豊島区を次の世代へと引き継いでいくために、福祉と教育を基本としながらも、「文化」「健康」「都市再生」の三つを新たな経営戦略の柱として明確に位置付け、魅力と価値ある街づくりを進めてまいりたいと思います。そして、街全体をキャンバスに「としまの未来」を描き、地域、大学、企業、NPOなど、地域の力との連携・協働を深めながら、施策を展開してまいります。


 次に、行財政改革プラン二〇〇四について申し上げます。


 この度、平成十七年度からの五年間における区政改革の道筋を示す行財政改革プラン二〇〇四を策定し、公表いたしました。ただいま申し上げました新たな経営戦略を加速するためにも、改革プランによる構造改革を着実に実施し、一日も早くスリムで変化に強い行政、そして持続可能な財政構造をつくり上げていかなければならないと考えております。


 改革プランの検討に当たっては、かつてない規模と、聖域を設けずに検討した施策の見直しに対し、昨年九月の素案発表以来、区民の皆様から厳しいご意見をいただきました。この改革プランは、私を初め職員一人一人が、こうしたご意見を真摯に受け止め、誠心誠意、改革の必要性をご説明し、ご理解を得る努力を重ねながら策定したものであります。選択と集中による行政サービスの見直し、民営化や指定管理者制度による施設運営、新たな予算編成システムの導入、そして十七・十八年度の職員採用ゼロを含めた、五年間で四百名という思い切った職員定数の削減など、従来の枠組みにとらわれず、区政の構造改革に正面から大胆に取り組んだ今回のプランは、まさに「平成の大改革」のスタートに相応しい内容になったと思っております。


 本日お示しする平成十七年度予算案は、難局に立ち向かい必死の覚悟で将来を切り開こうとする、全庁一丸となった取組みが結実したものでありますが、それ以上に、改革による変化と痛みに対する区民の皆様のご理解・ご協力の上に成り立っているものであると認識しております。そして、今後進める改革の痛みを区民の皆様にお願いする以上、何よりもまず成すべきことは、区自らの身を削るような内部努力であります。しかしながら、あらゆる手段を尽くしても、平成十七年度予算に向けて収支均衡を図る見通しが立たない状況でありました。


 このため、私は、臨時・特例的な措置として、一般職員も含め、職員給与の削減に踏み切ることを決断し、一月初めから職員団体と鋭意交渉を重ね、二月三日に妥結に至ることができました。その内容は、平成十七年度一年間に限り、部長級五%、課長級四%、一般職員三%、再任用職員二%相当分を減額するものであり、その額は三億四千九百万円になります。また、今回のコミュニティ振興公社と街づくり公社の統合に当たっては、指定管理者制度の導入による施設管理業務の縮小と合わせ、経営体質の改善を図るためとはいえ、余剰人員となる公社職員を解雇せざるを得ない結果となりました。財政再建という至上命題があるとはいえ、行政組織の長として、また公社の理事長として、こうした給料削減や解雇という、まさに最後の切り札を切らざるを得なかったことは、誠に断腸の思いであり、言葉では言い尽くせない大きな責任を感じております。こうした改革の取組みにより、今後五カ年で二百十九億円もの財政効果を生み出し、平成十七年度の六十七億円の財源不足に対応することができました。また、一歩ずつではありますが、未来につながる新たな政策の芽を育てることができたと考えております。


 しかし、昨年八月時点における三百七十億円の財源不足から、プランの効果である二百十九億円を差し引き、さらにこの二月時点での財政収支見通しによる十五億円の変動を加えますと、依然として、平成十八年度以降の四年間で百六十六億円の財源不足が見込まれております。五年後の平成二十一年度における財源不足は十八億円程度であり、やや明るい展望が見えるものの、十八年度から三年間の五十億円前後の財源不足への対応は、今回の改革を実行した後だけに、容易ならざる艱難であると考えております。集中改革期間と位置付けた平成十七年度からの三年間の中で、何としてもこの艱難を乗り越え、確かな展望と道筋を切り開くため、改革プラン二〇〇四を新たな出発点として、引き続き改革プラン二〇〇五の策定に着手し、財源不足への対応に向け、あらゆる選択肢を検討してまいりたいと思っております。


 改革への取組みは、それ自体が目的ではなく、区財政を蘇らせ、社会やニーズの変化に的確に対応する力を生み出すためのものであります。次の世代に魅力と活力ある地域社会を引き継ぐことは、私たち現世代の責務であります。私は、区長としての政治生命をかけ、勇気と希望、確固たる信念を持って、区政の構造改革に全力を尽くす決意であります。


 なお、平成十七年度からの計画として年度内の策定を予定しておりました基本計画ですが、大きな財源不足への対応が急務である今、新たな施策を体系的に計画化し中長期の財政フレームを想定することは、大変困難な状況であります。しかし、基本構想の実現はもちろんのこと、各分野別計画の総合調整、そして公共施設の再構築など、基本計画が果たすべき役割の重要性についての認識に変わりはございません。したがいまして、基本構想審議会における審議を延長することをお願いし、変化が激しく将来の見通しを立てることが難しい時代における基本計画のあり方についてさらにご議論をいただき、平成十八年度に向け、策定を進めてまいりたいと考えております。


 次に、平成十七年度予算案について申し上げます。


 平成十七年度の一般会計予算規模は八百六十四億七千六百万円となり、前年度当初予算に比べ十四億一千八百万円の減、一・六%のマイナスとなっております。これは、十一年度以降一貫して減り続け、七年連続のマイナスとなるものであります。一方、国民健康保険事業会計など四特別会計の総額は五百七十八億九千六百万円と過去最高の規模となっており、一般会計と合わせた財政規模は一千四百四十三億七千二百万円となり、前年度当初予算に比べ〇・三%のマイナスとなっております。一般会計の規模が年々縮小する一方、国民健康保険事業会計及び介護保険事業会計の両特別会計の膨張は、高齢化への急速な進行などがあるとはいうものの、今後の区財政に一層深刻な影響を及ぼすことは確実であり、大きな財政課題の一つとして懸念をしております。


 次に、一般会計予算の特徴について申し上げます。


 最初に、歳入についてでございますが、特別区税は、対前年度比五千三百万円の減、〇・二%のマイナスとなっております。これは、景気の一部回復を反映して特別区民税に一定の伸びが見込まれる一方、喫煙率の低下により、特別区たばこ税の減少が見込まれることによります。特別区財政調整交付金は二百五十六億円となり、対前年度比十七億円の増、七・一%のプラスとなっております。これは、企業収益が回復基調にあることを反映し、市町村民税法人分の大幅な増収が見込まれることによるものであります。特別区債は平成十二年度以降厳しい抑制を続けておりますが、平成十七年度は、対前年度比四千三百万円の減、一・二%のマイナスとなっております。起債依存度は四・二%と対前年度比で〇・一ポイントの増となっておりますが、借換債分を控除いたしますと三・四%となり、極めて低い水準を維持しているわけであります。特別区債の残高は、平成十七年度末では五百二十二億六千二百万円と見込んでおります。十一年度のピーク時の六百六十七億円から百四十五億円のマイナスとなるものであります。


 次に、歳出の特徴でございますけれど、経費別では、人件費と事業費が減少する一方、投資的経費が増加しております。まず、人件費でございますが、対前年度比二十億三千九百万円の減、七・七%のマイナスとなる二百四十三億二千四百万円となりましたが、これは、百三人の定数削減や職員の給料の削減、退職手当の減などによるものでございます。事業費は、対前年度比二十五億一千四百万円の減、四・八%のマイナスとなる五百三億五千八百万円となり、五年連続のマイナスとなっております。これは、主に改革プランによる事業の見直しなどによるものであります。投資的経費については、対前年度比三十一億三千五百万円の増、三六・二%のプラスとなる百十七億九千四百万円となっております。このうち経費別区分の変更により新たに投資的経費扱いとしたものが四十四億四千九百万円ありますので、これらを控除いたしますと、対前年度比は十二億七千三百万円の増、二一%のプラスとなります。増の主なものとしては、学校建設や東池袋交流施設、東長崎駅の整備、そして土地開発公社への分割償還金などがあります。


 次に、平成十七年度における七つの重点施策について申し上げます。


 まず、文化政策について申し上げます。


 昨年十二月、「文化芸術創造都市の形成」に関する地域再生計画が内閣府に認定されました。地域再生計画の認定を機に、豊島区の取組みが広く全国に紹介され、文化都市づくりに向けた記念すべき一歩になったと思っております。十七年度は、この地域再生計画の考え方を推し進め、旧朝日中学校におけるにしすがも創造舎を初め、区内の文化施設や活動団体とのネットワークをさらに広げながら、文化芸術による創造のまちづくりを進めてまいります。また、これまでのとしま文化フォーラムの実績を踏まえ、来年度はさらに、としま文化創造プロジェクト実行委員会を設置し、NPO法人を初め、東京芸術劇場、東京音楽大学などの参加・協力の下、地域文化のリーダー役となる人材を育成してまいります。そして、今年の秋を目途に、文化政策の指針となる文化政策推進プランを策定するとともに、文化特区を実現し、これに合わせて文化都市宣言を行いたいと考えております。


 一方、文化政策の組織体制についても充実を図ります。文化政策を総合的に推進する観点から、これまで教育委員会が担ってきた生涯学習やスポーツに関する事務について、この四月から区民部へ移行いたします。


 また、現在のコミュニティ振興公社と街づくり公社を統合し、文化とコミュニティを機軸とした街づくりを担う主体として、新たにとしま未来文化財団を設立いたします。新財団のスタートとなる十七年度は、音楽や演劇の体験を通じて子供たちの豊かな感性を育てるジュニア・アーツ・アカデミー事業や、区民参加による本格オペラ「夕鶴」の手作り公演を行うアート・ステージ事業など、新財団が主体となる文化活動を支援し、連携を深めながら文化政策を展開してまいります。


 平成十九年九月の開設を予定する東池袋交流施設につきましては、開設準備を担う事業者を選定するとともに、質の高い施設運営に向けた体制づくりを進めていきたいと思っております。また、「演劇と映画のまち池袋」の新たな魅力を創造・発信する拠点に相応しい名称について、区民の皆様から公募を行いたいと思います。さらに、二十一世紀型のIT図書館として同時に開設する新中央図書館との効果的な相互連携についても十分検討してまいります。


 第二番目に、健康政策について申し上げます。


 我が国は、生活環境の改善や医学の進歩などにより、世界有数の長寿国になりました。しかし、その一方で、認知症や寝たきりなど、要介護状態となってしまう高齢者や生活習慣病の増加が深刻な社会問題となっております。また、医療や介護に関する負担の増大が懸念されており、区においても、介護給付費や医療費の増加が財政硬直化の大きな要因ともなっております。これからの高齢社会では、単に長生きするということではなく、高齢区民の一人一人が心身ともに自立した生活を送り、社会に参加して自己実現を図ることができる期間、即ち健康寿命を延ばすための取組みこそが重要であります。


 私は、こうしたことから、文化政策と都市再生に並ぶ、未来につながる基本政策の一つとして、新たに健康政策を位置付けたのであります。そしてこの度、その政策展開の全体像を示す計画として、健康推進プラン21を策定いたしました。


 このプランは、生活習慣病の予防や高齢期の介護予防など、いわゆる一次予防に重点を置き、乳幼児から高齢者まで、地域ぐるみの健康づくり運動を展開する行動計画として策定したものであります。来年度は、特に介護予防に重点を置き、保健福祉部に介護予防担当課長を新設するとともに、「七十五歳からの介護予防大作戦」と銘打った取組みを進めます。豊島区では毎年約二千人が七十五歳を迎えますが、その七五%が自立した生活を継続できることを目標として、要介護状態の原因となる骨折や認知症の予防に取り組んでいきたいと思っております。今年度からスタートした介護予防健診「としま・おたっしゃ21」には約三百人が受診いたしましたが、十七年度はこれを五百人に拡大いたします。また、高齢者筋力向上トレーニングを二カ所から四カ所に増やすとともに、学習療法を活用した脳イキイキ事業、そして転倒予防教室、おたっしゃ栄養教室などを新たに実施いたします。さらに、平成二十年四月の開校が予定される帝京平成大学の医療系学部との連携を図り、健康政策を展開してまいりたいと考えております。


 一方、介護予防と並行して、介護を支える基盤や仕組みづくりにも取り組んでいきたいと思っております。今年五月には、南長崎四丁目において、区内三カ所目となる認知症高齢者グループホームが開設されますが、来年度は、新たに三ユニット分の補助を行い、さらにグループホームの整備を進めてまいります。また、安心して介護サービスを利用・選択できる仕組みづくりに向け、新たに介護サービス向上推進委員会やケアプラン指導チーム、介護サービス調査員を設置するとともに、第三者機関による評価・公表を促進してまいります。


 そしてこの度、約四年をかけて進めてまいりました南池袋三丁目の福祉基盤施設等がいよいよ完成し、二月十九日に落成式が行われることになりました。特別養護老人ホームから保育所、住宅まで、複数の施設が安心を織り成すという意味で、この施設は「オリナス ふくろうの杜」という愛称で呼ばれることになりました。住宅部分には、区民住宅十二戸、高齢者向け優良賃貸住宅二十七戸も加わり、施設の外周部分も緑豊かな明るい空間に生まれ変わりました。複合施設であるが故の様々な課題を乗り越えながらこの事業を推進してこられた各事業主体の皆様の並々ならぬご努力、そしてこの間の区議会、近隣の皆様のご理解・ご協力に対しまして、心より御礼を申し上げます。


 第三番目は、都市再生についてであります。


 豊島区全体の魅力と価値を高めていく上で、池袋副都心の再生は大変重要なテーマでございます。池袋は、その文化性と安心感、そして新東京タワーの誘致やLRTの導入などによる未来性を高めることで、渋谷、新宿にはない存在感を発揮する可能性を秘めた街であります。平成十七年度においても、池袋副都心再生プランに基づき、商業業務エリアを対象とした地区計画の導入など、将来ビジョンを明確に打ち出すことで、民間の力を誘導し、街が持つポテンシャルを最大限に引き出す取組みを進めてまいります。補助八一号線沿道まちづくりと南池袋二丁目地区の街区再編まちづくり、そして補助一七三号線、一七二号線についても、東京都と連携しながら着実に整備を進めてまいります。また、環状五の一号線の地下道路化についても、その実現に向け、東京都に強く働きかけております。


 さらに、池袋の文化的なイメージを方向付ける要素として、大学の存在は大変重要であります。現在の立教大学、東京音楽大学に加え、平成二十年四月には帝京平成大学が開校する予定であります。開校に伴い、五千人もの学生が池袋に来ることが想定されており、新たな人の流れが確実に街を変えていきます。この機会を捉え、私は、池袋駅や大塚駅から帝京平成大学への人の流れを想定し、学園通りづくりに着手することといたしました。平成十七年度には、魅力ある道づくり計画の策定に向け、地元のご意見を踏まえながら調査を実施いたします。また、将来的には、こうした取組みを立教大学、そして東京音楽大学の周辺にも広げてまいりたいと考えております。


 さらに、観光や買い物を目的に豊島区を訪れる来街者や交流人口を増やすことも重要でございます。その観光の窓口として、今年八月には、池袋駅東口交番の移転跡に観光情報センターをオープンさせます。池袋だけではなく、豊島区全体の観光情報や地域情報を発信するインフォメーション・センターとして、ビジターを優しくお迎えする心をモットーに運営してまいります。なお、新たな池袋駅東口交番についても、梟を模した親しみのあるデザインを装い、この四月にオープンいたします。


 また、この度、今年五月に宮城県の名産品を販売・PRするアンテナショップが、約四百平米もの規模をもって、池袋東口にオープンすることが決まりました。さらに、二月二十六・二十七日には、区民センター及び中池袋公園を会場として、「なまはげ」や「かまくら」など、ふるさと秋田「文化・芸能まつり」が開催されます。姉妹都市である秩父市を初め、今後も、こうした地方都市との交流を、池袋副都心の新たな魅力の一つとして育て、内外にアピールしてまいりたいと考えております。


 そして、いよいよ来月には、これまで地域を挙げて誘致に取り組んでまいりました新東京タワーの候補地が決定される予定であります。残る時間は僅かでございますけれど、二十一世紀を象徴するランドマークとなる新東京タワーの誘致実現に向け、区民、そして区議会の皆様と心を一つにして、全力で取り組んでまいります。


 そしてさらに、区内各地域の魅力と活力を高める取組みも進めてまいります。まず、巣鴨・大塚地区につきましては、商業活性化と街づくりを一体的に進める中心市街地活性化事業を本格的に展開してまいります。「ぶらり・ゆったり 暮らし楽しむ巣鴨・大塚」をコンセプトとして、平成十七年度には事業の中心的な主体となるタウンマネージメント機構を設立し、今後展開する事業に関する全体構想の策定を支援いたします。大塚駅南北自由通路については、平成二十年度の完成に向け、十七年度から工事に着手いたします。大塚駅の自転車駐車場についても、整備に向け調査を行います。また、目白及び駒込地区につきましては、地域ブランド創出プロジェクトを実施いたします。歴史的・文化的資源、老舗やギャラリー等の個性ある店舗など、居住者と来街者の両方の視点から、地域固有の資源に改めてスポットを当て、地域ブランドとイメージ向上に結び付く具体的なアイデアを提案してまいります。このほか、駒込駅のバリアフリー化や東長崎駅の自由通路等の整備を進めるとともに、新たに池袋本町地区において居住環境総合整備事業を展開いたします。


 第四番目は、産業振興であります。


 今月初め、巣鴨地蔵通り商店街が、「訪ねてみたい商店街」として、日本で一番との評価を受けました。全国の主な商店街六十カ所の中から、日本経済新聞社の調査により選ばれたものであります。賑わう商店街の存在は、地域の魅力や活力、さらにコミュニティの源泉であり、区内の各地域における個性ある商店街づくりに向け、今後とも様々な支援を展開してまいりたいと考えております。来年度は、空き地や不良テナント対策に向け、池袋駅西口の商店街が中心となって設立を予定するNPOを支援するほか、西巣鴨では、地元商店街と大正大学が連携して進めている空き店舗を活用した福祉サービスの展開を支援するなど、商店街の活性化を進めます。また、多店舗展開するチェーン店と商店街との協力関係の強化を含め、区の産業振興施策の基本となる商工振興条例の制定に取り組みます。


 一方、商工融資制度については、融資資金の体系化、利子補給の重点化など、改善を加え、わかりやすく利用しやすい制度にするとともに、中小企業の資金需要に円滑に対応する施策を展開してまいります。また、起業相談の充実や起業融資への利子補給など、区内で新たに起業・創業しようとする事業者を積極的に支援するとともに、区内製造業の中核を成す印刷関連産業の再生に向けた調査・検討を進めていきたいと思っております。


 第五番目は、区民生活の安全と安心の確保であります。


 繁華街等のパトロールや防犯カメラの設置、夜間啓発清掃など、これまでの治安対策の実績を踏まえ、平成十七年度には、特に子供の安全確保に重点を置いて事業を展開いたします。全国各地で子供を狙う犯罪が相次いでいることから、すべての区立小中学校と六カ所の全児童クラブに防犯カメラを設置いたします。また、保育園や小中学校等の保護者に対し、携帯電話等へのメール配信を活用して、事件や不審者に関する情報を迅速に提供するシステムをスタートいたします。


 また、従来からのパトロールにつきましては、今年四月から、改正された東京都の迷惑防止条例及びぼったくり条例が施行されることも踏まえ、安全・安心パトロールと池袋駅前夜間啓発清掃を統合し、喫煙等のマナー向上を含め、より効果的な監視体制も整備いたします。また、警察に通報するか判断に迷うようなことであっても、委託した警備員が迅速に現地に向かい、情報収集や調査を行う体制を新たに導入いたします。また、公募ボランティアによります落書きなくし隊を新たに展開するとともに、各町会の皆様によるパトロールを積極的に支援してまいります。


 一方、新潟県中越地震に対応した災害対応力の強化といたしまして、備蓄物資を充実するとともに、被災地における活動拠点の確保に要する宿泊装備を導入するほか、防災意識の向上に向け、魚沼市を初め防災協定を結ぶ自治体関係者の参画を得て、防災フォーラムを開催いたします。


 第六番目に、子育て施策について申し上げます。


 この度、子育ての喜びを実感できる社会づくり、そして子供が元気に育つ環境づくりをさらに進めるために、子どもプランを策定いたしました。


 平成十七年度については、これまで区民の皆様からのご意見をいただきながら準備を進めてまいりました全児童クラブを六小学校区においてモデル実施いたします。


 また、保護者の入院等による宿泊を伴う養育事業として、新たに児童のショートステイ事業をスタートするほか、認証保育所の第三者評価、母子家庭の自立支援に向けた職業訓練に関する給付金制度を創設いたします。


 区立保育所の民営化につきましては、今後十年間に二十八園のうち半数程度を目標として、事業の安定性・継続性に十分配慮しつつ、民間への移行を進めてまいります。現在、平成十八年四月の南池袋保育園については既に運営主体を選定しておりますが、その他の園につきましては、今後、事業者選定の考え方を整理し、来年度前半には具体的に選考を実施してまいります。


 第七番目といたしまして、学校教育について申し上げます。


 子供の育成に向け、家庭、学校、そして地域社会が連携して、教育力を高めていくことが課題となっております。これまでも、学校教育を豊かで魅力あるものとするため、地域や大学などの教育力を導入する取組みを進めてまいりましたが、十七年度においても、さらにその取組みを広げてまいります。まず、英語によるコミュニケーション能力「話せる英語力」の向上に向け、小学校五・六年生を対象に、外国人指導助手による英語教育を行います。また、旧朝日中学校で活動するにしすがも創造舎との連携により、新進気鋭のアーティストを近隣の中学校に派遣し、芸術活動を体験する機会をつくります。さらに、これまで消防署の協力により実施してまいりました普通救命講習についても、すべての中学校三年生に対象を広げていきたいと思っております。


 一方、特色ある学校づくりに向けたプロポーザル制度を拡充するほか、学校図書館の活性化に向け、蔵書の充実や図書館の改造、図書館活性化アドバイザーの派遣を行います。また、小学校では、子供が安定した学校生活を送ることができるよう、学級担任を補佐する指導員の派遣を拡充いたします。


 つい先日も大阪におきまして大変痛ましい事件が発生いたしましたが、学校と子供の安全確保にも、一層力を入れた取組みを行いたいと思っております。先程申し上げましたすべての小中学校への防犯カメラの設置、安全安心情報のメール配信のほか、今年度からスタートいたしましたセーフティ教室の充実に向け、身の安全を守る実践事例集を作成し、各学校に配付いたします。


 一方、学校環境の整備につきましては、平成十八年四月に向け、明豊中学校の建設、道和・真和中学校を統合する西池袋中学校の改修を行います。また、来年度の耐震補強工事は、小学校五校、中学校三校で実施いたします。このうち西巣鴨中学校については、十七・十八年度の二年間で実施いたしますが、これによりましてすべての区立小中学校の耐震工事が完了することになります。小学校普通教室の冷房化についても六校で実施いたします。


 最後に、地域の力との協働を基本とした区政の展開について申し上げます。


 ただいま平成十七年度の重点施策についてご説明いたしましたが、文化政策から学校教育に至るまで、どの分野をとってみても、施策の効果を高める上で重要な鍵となるのが、地域の多様な主体との連携・協働であります。将来展望を区民の皆様と共有し、地域の力との協働を進めることで、初めて、豊島区の未来を切り開くことができると考えております。


 こうした認識の下、私は、「街全体をキャンバスに! 文化、健康、都市再生をテーマにとしま未来を描く」と題し、将来展望を描いた地図を作成いたしました。家庭や町会等、商店街、NPO、企業、学校、そして行政など、地域を舞台に多様な主体が課題や情報を共有し、必要に応じて相互に連携を図り、力を合わせながらそれぞれ主体的に活動することにより、新たなアイデアが生まれ、大きなエネルギーが湧き上がってくるのであります。来年度からモデル実施する地域区民ひろばは、まさに、これから先、地域の力との協働を広げていく上で、大変重要な役割を担う仕組みであると考えております。今はまだ若木を植える段階でありますけれど、十年後には、地域コミュニティの拠点、そして地域への魅力ある参画を支える大木として成長するよう育ててまいりたいと考えております。こうした意味で、今回描いた絵はまだ完成したものではありません。議員、そして区民の皆様からの積極的なご提案をいただきながら、ともに筆を加え、としまの未来を描いてまいりたいと考えております。


 さらに、今後は、区内の教育施設との連携強化を図りたいと考えております。そのため、もう一枚、「街全体をキャンパスに! 地域と学校との連携から生まれるとしまの未来」と題した地図を作成いたしました。豊島区は、幼稚園から大学に至るまで、実に百三十を超える教育施設がある街であり、約九万人が学ぶ教育機能を有しております。教育豊島は今でも健在であります。特に来年度は、立教、学習院、大正、東京音楽大学、そして帝京平成大学の参画を得て、新たな連携とネットワークのあり方を検討する場を設置し、生涯学習や地域福祉、健康づくり、そして文化や都市再生に至るまで、大学と地域社会との連携を深めてまいりたいと考えております。


 そして、平成十七年度には、地方分権の流れの中で、区民自治のさらなる伸展を図り、地域の力との協働を基本とする区政を進めていくため、としま自治新時代の憲法ともいうべき自治基本条例を制定いたします。現在、区民の皆さんが主体となる自治基本条例区民会議とパートナーシップ協定を結び、三月末を目途に、豊島区に相応しい条例のあり方について、積極的にご議論をいただいているところでございます。また、区議会においても、自治基本条例調査研究会が設置され、鋭意、検討が進められているところでございます。今後、約一年間の議論に基づく区民会議からのご提案を踏まえ、さらに広く区民の皆様、区議会の皆様からのご意見を伺いながら、今年秋を目途に、具体的な条例案の策定作業を進めてまいります。


 「韓非子」の中に、「一手独り拍つは、疾しといえども声なし」という言葉がございます。どんなに速く手を動かしても片方の手だけでは音が出ないように、私一人では何事も成し得ません。議会はもとより、行政と区民の皆様、私と職員との間も同じであります。改革の道のりは決して平坦なものではありませんが、豊島区を愛し、この街を大きく育てたいという区民の皆様の思いを、職員とともにしっかりと受け止め、歩み続けてまいる所存でございます。


 本日ご提案申し上げます案件は、条例三十一件、予算八件、ほか十六件の合わせて五十五件であります。後程、日程に従いまして助役よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご協賛賜りますようお願い申し上げます。


 以上をもちまして、私の招集あいさつ並びに所信表明といたします。


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○議長(戸塚由雄) これより日程に入ります。


 日程第一を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 報告第一号、専決処分の報告について。


○議長(戸塚由雄) 本件について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 報告第一号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。


 昨年九月四日午後八時頃、東池袋一丁目一番一号先、グリーン大通りの西新井駅行き停留所前の歩道が突然陥没し、バスを待っていた吉沢一彰さんが転落し、左膝を負傷するという事故が発生いたしました。吉沢さんは、事故後、直ちに救急車で病院に行き、治療を受けたところ、全治一週間と診断されました。通院・治療はその後一回だけで済み、怪我は完治いたしました。


 歩道が突然陥没した原因は、その後の試掘調査でも特定できておりませんが、事故発生時は、折からの大雨により、地下部の埋戻し土などが流出したことにより、空洞ができたことによるものと推測されます。


 本件事故の損害賠償についてでございますが、治療費、衣服代等の合計九万七千四百八十四円を支払うことで、吉沢さんと合意に至りまして、去る一月二十一日、和解について専決処分をさせていただいた次第でございます。


 地方自治法第百八十条第二項の規定に基づきご報告申し上げます。


 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) 説明が終わりました。ご了承を願います。


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○議長(戸塚由雄) 日程第二を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第一号議案、特別区人事及び厚生事務組合規約の一部を変更する規約。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第一号議案、特別区人事及び厚生事務組合規約の一部を変更する規約についてご説明申し上げます。


 本案は、特別区人事・厚生事務組合の事務所の位置を千代田区九段北一丁目一番四号から千代田区飯田橋三丁目五番一号に変更しようとするものでございます。


 変更規約は、本年六月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第一号議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第一号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


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○議長(戸塚由雄) 日程第三及び第四を一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第二号議案、東京二十三区清掃一部事務組合規約の一部を変更する規約外一議案。


○議長(戸塚由雄) 二議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第二号議案及び第三号議案の二議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第二号議案、東京二十三区清掃一部事務組合規約の一部を変更する規約についてでございますが、本案は、東京二十三区清掃一部事務組合の事務所の位置を新宿区四谷三丁目三番地一から千代田区飯田橋三丁目五番一号に変更しようとするものでございます。


 次に、第三号議案、東京二十三区清掃協議会規約の一部を変更する規約でございますが、本案は、東京二十三区清掃協議会の事務所の位置を第二号議案と同様に変更しようとするものでございます。


 これら二議案に係る変更規約は、いずれも本年六月二十七日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております二議案は、都市整備委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら二議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。


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○議長(戸塚由雄) 日程第五から第十二までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第四号議案、豊島区組織条例の一部を改正する条例外七議案。


○議長(戸塚由雄) 八議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第四号議案から第十一号議案までの八議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第四号議案、豊島区組織条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、総合的文化行政の推進を図るため、これまで教育委員会が担ってきた生涯学習及びスポーツに関する事業を区民部に移行し文化行政を一元化することに伴い、区民部の分掌事務に生涯学習及びスポーツに関する事務を加えようとするものでございます。


 次に、第五号議案、豊島区職員定数条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、平成十五年度以降のさらなる定員適正化の取組みにより、職員の定数と職員数とに大幅な乖離が生じたため、職員定数を改めようとするものでございます。


 次に、第六号議案、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、豊島区結核診査協議会条例の一部改正に伴い結核診査協議会委員の職名を変更し、在宅介護支援センター相談員及び生涯学習指導員の報酬を定めるとともに、児童厚生員の報酬に関する規定を削除するほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 次に、第七号議案、豊島区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例でございますが、本案は、地方公務員法の一部改正に伴い、人事行政運営における公正性及び透明性を高めるため、人事行政の運営等の状況の公表に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。


 条例の主な規定事項でございますが、任命権者は毎年十月末日までに区長に対し前年度における人事行政の運営の状況を報告しなければならないこと、特別区人事委員会の報告及び報告事項に関すること、区長は毎年十二月末日までに人事行政の運営の状況の概要及び特別区人事委員会からの報告を公表しなければならないこと及び公表の方法などでございます。


 次に、第八号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、猪苗代青少年センターの廃止に伴い職員の寒冷地手当に関する規定を削除するとともに、特別区技能系職員の人事制度の改正に伴い技能系職員の給料表を改定しようとするものでございます。


 次に、第九号議案、財団法人豊島区コミュニティ振興公社に対する助成に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、財団法人豊島区コミュニティ振興公社と財団法人豊島区街づくり公社との統合及び財団法人豊島区コミュニティ振興公社の名称変更に伴い規定の整備を図るとともに、経費の助成方法を改めようとするものでございます。また、財団法人豊島区街づくり公社に対する助成に関する条例を廃止し、公益法人等への職員の派遣等に関する条例及び豊島区立勤労福祉会館条例に所要の改正を行おうとするものでございます。


 以上六議案に係る改正条例及び制定条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第十号議案、豊島区手数料条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例、薬事法及び薬事法施行令の一部改正等に伴い、薬事法関係等の事務手数料を定め、または改定するとともに、豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正及び建築基準法の一部改正に伴い、事務手数料を定めるほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 改正条例の施行日でございますが、豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正に伴い事務手数料を新設する改正規定は公布の日から即日施行し、薬事法関係等の事務手数料を新設・改定等する改正規定は本年四月一日から施行し、建築基準法の一部改正に伴い事務手数料を新設等する改正規定は、建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令で定める日から施行しようとするものでございます。


 次に、第十一号議案、豊島区立豊島区役所構内駐車場条例でございますが、本案は、豊島区役所構内駐車場の新設に伴い、その設置、管理及び使用料について必要な事項を定め、もって豊島区役所へ自動車により来庁した区民等の利便に資するとともに、区役所周辺の道路交通の円滑かつ安全な利用を図ろうとするものでございます。


 条例の主な規定事項でございますが、駐車場の位置は東池袋一丁目十九番とすること、開場時間は午前零時から午後十二時までとすること、利用時間は開庁時においては原則として引続き二時間を超えてはならないこと、利用者は駐車場の利用時間に応じて使用料を納入しなければならないこと、ただし区役所に用務で来庁した者については規則で定める範囲内で使用料を免除することができることでございます。


 本条例は、本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) 提案理由の説明が終わりました。


 なお、第七号議案から第九号議案までの三議案については、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聴取しております。局長に朗読いたさせます。


○事務局長(大門一幸) 一六特人委給第一八〇号、平成十七年二月十五日。豊島区議会議長、戸塚由雄殿。特別区人事委員会委員長、北本正雄。「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)。平成十七年二月十日付一六豊議発第二四七号で意見聴取のあった条例案については、下記のとおり意見を申し述べます。記。一、第七号議案、豊島区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例。一、第八号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。異議ありません。一、第九号議案、財団法人豊島区コミュニティ振興公社に対する助成に関する条例の一部を改正する条例。本条例案中、職員に関する部分については、異議ありません。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております八議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら八議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


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○議長(戸塚由雄) 日程第十三から第二十二までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第十二号議案、豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例外九議案。


○議長(戸塚由雄) 十議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第十二号議案から第二十一号議案までの十議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第十二号議案、豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、区民集会室の配置の見直しに伴い南池袋第二区民集会室及び池袋本町第三区民集会室を廃止するとともに、財団法人豊島区コミュニティ振興公社の名称変更に伴い規定の整備を図ろうとするものでございます。


 改正条例は、本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第十三号議案、豊島区国民健康保険条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、基礎賦課額及び介護納付金賦課額の保険料率を改定するとともに、保険料の減額に関する規定について所要の改正を行うほか、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 改正条例は本年四月一日から施行しようとするものでございますが、国民健康保険法施行令の一部改正に伴う規定の整備に係る部分は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。


 次に、第十四号議案、豊島区生業資金貸付条例を廃止する条例及び第十五号議案、豊島区応急小口資金貸付条例を廃止する条例の二議案でございますが、これらは、生業資金及び応急小口資金の利用実績が近年著しく減少していることなどから、生業資金及び応急小口資金の貸付制度を廃止するため、条例を廃止しようとするものでございます。


 以上二議案に係る廃止条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第十六号議案、東京都から譲与された生業資金貸付金等の債権にかかる未償還金等の減免に関する条例を廃止する条例でございますが、本案は、東京都から譲与された生業資金貸付金等の債権が存在しなくなったため、条例を廃止しようとするものでございます。


 本廃止条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。


 次に、第十七号議案、豊島区入院資金貸付条例を廃止する条例でございますが、本案は、入院資金の利用実績が近年著しく減少していることなどから、入院資金の貸付制度を廃止するため、条例を廃止しようとするものでございます。


 次に、第十八号議案、豊島区私立高等学校等入学資金及び修学資金貸付条例を廃止する条例でございますが、本案は、入学資金の利用実績が低迷していること、修学資金は制度発足時から利用実績がないことなどから、入学資金及び修学資金の貸付制度を廃止するため、条例を廃止しようとするものでございます。


 以上二議案に係る廃止条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第十九号議案、豊島区保育の実施及び費用の徴収に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、受益者負担の適正化を図るため、徴収金の額を改定するとともに、徴収金額表から固定資産税額による付加基準表を削除しようとするものでございます。


 改正条例は、本年十月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第二十号議案、豊島区立児童館条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、民間借上施設である巣鴨第二児童館、小学校の統合に伴う配置見直しによる池袋第一児童館、雑司が谷保育園の移転先、建替用地に供する雑司が谷児童館、以上三館を廃止しようとするものでございます。


 改正条例は本年四月一日から施行しようとするものでございますが、巣鴨第二児童館を廃止する改正規定は、規則で定める日から施行しようとするものでございます。


 次に、第二十一号議案、豊島区結核診査協議会条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、結核予防法の一部改正に伴い、豊島区結核診査協議会の名称を変更するとともに、協議会の構成員、その他協議会の組織等について定めるほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 改正条例は、本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております十議案は、区民厚生委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら十議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。


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○議長(戸塚由雄) 日程第二十三から第二十八までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第二十二号議案、豊島区立従前居住者住宅条例の一部を改正する条例外五議案。


○議長(戸塚由雄) 六議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第二十二号議案から第二十七号議案までの六議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第二十二号議案、豊島区立従前居住者住宅条例の一部を改正する条例、第二十三号議案、豊島区営住宅条例の一部を改正する条例及び第二十四号議案、豊島区立福祉住宅条例の一部を改正する条例の三議案でございますが、これらは、いずれも住宅の管理の委託に関する規定を削除しようとするものでございます。


 以上三議案に係る改正条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 次に、第二十五号議案、豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、補助一七三号線周辺地区地区計画及び環状四号線周辺地区地区計画の都市計画決定に伴い、これらの地区地区整備計画の区域内における建築物の制限を定めるとともに、既存の建築物の用途変更の制限及び高さの最高限度の制限を緩和するほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。


 次に、第二十六号議案、豊島区立公園条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、堀之内公園の新設に伴い、これを条例に加えようとするものでございます。堀之内公園の位置は、上池袋三丁目七番でございます。


 次に、第二十七号議案、豊島区立児童遊園条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、雑司が谷保育園の移転先用地として活用するため、雑司が谷一丁目第二児童遊園を廃止しようとするものでございます。


 以上二議案に係る改正条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております六議案は、都市整備委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら六議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第二十九から第三十五までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第二十八号議案、豊島区立幼稚園条例の一部を改正する条例外六議案。


○議長(戸塚由雄) 七議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第二十八号議案から第三十四号議案までの七議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第二十八号議案、豊島区立幼稚園条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、受益者負担の適正化及び私立幼稚園保護者負担額との格差の是正等を図るため、入園料及び保育料の額を改定しようとするものでございます。


 次に、第二十九号議案、豊島区立教育センター条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、教育センターの管理の委託に関する規定を削除しようとするものでございます。


 次に、第三十号議案、豊島区立社会教育施設条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、豊島区立郷土資料館条例の一部改正に伴い、社会教育施設から郷土資料館を除くため、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 次に、第三十一号議案、豊島区立郷土資料館条例の一部を改正する条例及び第三十二号議案、豊島区立雑司が谷旧宣教師館条例の一部を改正する条例の二議案でございますが、これらは、いずれも文化行政を一元化することに伴い、郷土資料館及び雑司が谷旧宣教師館の所管を教育委員会から区長に変更するための所要の改正を行うほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 次に、第三十三号議案、豊島区立図書館設置条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、雑司が谷図書館の管理の委託に関する規定を削除しようとするものでございます。


 次に、第三十四号議案、豊島区文化財保護条例の一部を改正する条例でございますが、本案は、文化財保護法の一部改正に伴い、規定の整備を図ろうとするものでございます。


 以上七議案に係る改正条例は、いずれも本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております七議案は、文教委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら七議案は文教委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第三十六を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第三十五号議案、大塚駅南北自由通路整備及び駅改良に伴う工事委託契約について。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第三十五号議案についてご説明申し上げます。


 本案は、大塚駅南北自由通路整備及び駅改良に伴う工事の委託契約でございます。本工事の工事箇所には東日本旅客鉄道の電車が運行されており、運転保安上の面から、工事には極めて専門的な技術を要するものでございます。よって、地方自治法施行令第百六十七条の二第一項第二号の規定に基づき、随意契約により、東日本旅客鉄道株式会社と契約金額三十三億五千百四十万七千円、履行期限を平成二十一年六月三十日までとして、委託契約を締結しようとするものでございます。


 よろしくご審議の程お願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第三十五号議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第三十五号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第三十七を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第三十六号議案、建物の買入れについて。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第三十六号議案、建物の買入れについてご説明申し上げます。


 本議案は、南池袋三丁目地区福祉基盤等整備事業に係る保育園施設として、豊島区南池袋三丁目七番に所在の建物のうち、一階部分、床面積九百六十六・〇七平方メートルを、総額二億五千六百二十七万三千七百三十五円で、財団法人首都圏不燃建築公社より買い入れるものでございます。


 よろしくご審議の程お願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第三十六号議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第三十六号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第三十八を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第三十七号議案、負担付き譲与について。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第三十七号議案、負担付き譲与についてご説明申し上げます。


 本議案は、豊島区池袋本町一丁目四百九十九番一外に所在の用地を、平成十七年四月一日より二十年間、清掃統合庁舎建設用地として使用することを条件として、東京都から譲与を受けるものでございます。


 よろしくご審議の程お願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第三十七号議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第三十七号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第三十九から第四十一までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第三十八号議案、豊島区立豊島区民センターの指定管理者の指定について外二議案。


○議長(戸塚由雄) 三議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第三十八号議案から第四十号議案までの三議案についてご説明申し上げます。


 第三十八号議案、豊島区立豊島区民センターの指定管理者の指定について、第三十九号議案、豊島区立豊島公会堂の指定管理者の指定について及び第四十号議案、豊島区立南大塚ホールの指定管理者の指定についての三議案は、いずれも指定管理者に公の施設の管理を行わせるため、財団法人豊島区コミュニティ振興公社を指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、豊島区民センター及び豊島公会堂については本年四月一日から平成二十二年三月三十一日までの五年間、南大塚ホールについては本年四月一日から平成二十年三月三十一日までの三年間とするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております三議案は、区民厚生委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら三議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第四十二から第四十四までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第四十一号議案、豊島区立自転車等駐車場の指定管理者の指定について外二議案。


○議長(戸塚由雄) 三議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第四十一号議案から第四十三号議案までの三議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第四十一号議案、豊島区立自転車等駐車場の指定管理者の指定についてでございますが、本案は、巣鴨駅南自転車駐車場、巣鴨駅北自転車駐車場及び巣鴨駅第三自転車駐車場の三カ所の自転車駐車場の管理を指定管理者に行わせるため、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社を指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、本年四月一日から平成二十二年三月三十一日までの五年間とするものでございます。


 次に、第四十二号議案、豊島区立区民の森の指定管理者の指定について及び第四十三号議案、豊島区立目白庭園の指定管理者の指定についての二議案でございますが、これらは、池袋の森及び目白の森並びに目白庭園の管理を指定管理者に行わせるため、いずれも西武グループ環境パートナーズを指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、いずれも本年四月一日から平成二十二年三月三十一日までの五年間とするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております三議案は、都市整備委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら三議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第四十五及び第四十六を一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第四十四号議案、豊島区立社会教育施設の指定管理者の指定について外一議案。


○議長(戸塚由雄) 二議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第四十四号議案及び第四十五号議案の二議案についてご説明申し上げます。


 最初に、第四十四号議案、豊島区立社会教育施設の指定管理者の指定についてでございますが、本案は、社会教育会館の管理を指定管理者に行わせるため、財団法人豊島区コミュニティ振興公社を指定管理者に指定しようとするものでございます。指定の期間は、本年四月一日から平成二十年三月三十一日までの三年間とするものでございます。


 次に、第四十五号議案、豊島区立体育施設の指定管理者の指定についてでございますが、本案は、巣鴨体育館、池袋スポーツセンター、西池袋温水プール、雑司が谷体育館及び三芳グランドの五つの体育施設の管理を指定管理者に行わせるため、指定管理者を指定しようとするものでございます。指定管理者は、巣鴨体育館はNAS・クリタス共同事業体、池袋スポーツセンター及び西池袋温水プールは株式会社ピーウォッシュ、雑司が谷体育館はコナミスポーツ株式会社、三芳グランドは日本テニス事業協会共同事業体とするものでございます。指定の期間は、いずれの体育施設も本年四月一日から平成二十二年三月三十一日までの五年間とするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております二議案は、文教委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら二議案は文教委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第四十七を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第四十六号議案、特別区道路線の廃止について。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第四十六号議案、特別区道路線の廃止についてご説明申し上げます。


 本案は、特別区道二一の七四〇、豊島区上池袋四丁目二千三百四番二先から豊島区上池袋四丁目二千百九十九番四先までの路線、延長四十八・二メートルを、一般交通の用に供する必要がなくなったため、廃止いたしたく、道路法第十条第三項に基づき提案するものでございます。


 よろしくご審議の程お願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第四十六号議案は、都市整備委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第四十六号議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第四十八から第五十二までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第四十七号議案、平成十七年度豊島区一般会計予算外四議案。


○議長(戸塚由雄) 五議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第四十七号議案から第五十一号議案までの五議案、即ち平成十七年度各会計予算案の概要につきましてご説明申し上げます。


 初めに、各会計の財政規模につきまして申し上げます。まず、一般会計でございますが、八百六十四億七千五百七十二万六千円となっております。次に、国民健康保険事業会計につきましては二百四十七億一千百七十五万五千円、老人保健医療会計につきましては百九十七億二千九百十四万九千円でございます。また、介護保険事業会計は百三十四億四千九百七十六万二千円でございます。なお、従前居住者対策会計につきましては、五百六十八万一千円となってございます。したがいまして、五会計の合計は、一千四百四十三億七千二百七万三千円となるものでございます。


 これら各会計の財政規模を前年度と比較いたしますと、一般会計は十四億一千七百七十三万二千円の減、一・六%のマイナス、国民健康保険事業会計は十二億一千五十五万六千円の増、五・二%のプラス、老人保健医療会計は十五億二千六百三十一万八千円の減、七・二%のマイナスでございます。介護保険事業会計は十三億四千五百二十八万一千円の増、一一・一%のプラスとなっております。また、従前居住者対策会計は前年度と同額でございまして、五会計合計では、〇・三%のマイナスとなってございます。


 以下、各会計につきまして、順次ご説明申し上げます。


○五番(日野克彰) この際、動議を提出いたします。


 ただいま議題とされております五議案は、既に理事者より詳細なる説明を受けておりますので、説明をこの程度で打ち切り、質疑を省略し、議長指名の委員十九名をもって構成する予算特別委員会を設置して、これに付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、これら五議案は、議長指名の委員十九名をもって構成する予算特別委員会を設置して、これに付託することに決定いたしました。


 それでは、予算特別委員をご指名申し上げたいと存じます。局長にその氏名を朗読いたさせます。


○事務局長(大門一幸) 二番島村高彦議員、四番水谷泉議員、六番中田兵衛議員、八番竹下ひろみ議員、十番水間和子議員、十二番村上宇一議員、十四番里中郁男議員、十六番小林俊史議員、十八番山口菊子議員、二十番此島澄子議員、二十二番吉村辰明議員、二十四番小峰博議員、二十六番大谷洋子議員、二十八番森とおる議員、三十番小倉秀雄議員、三十二番吉田明三議員、三十四番副島健議員、三十六番吉田敬議員、三十八番河野たえ子議員。


○議長(戸塚由雄) 以上十九名の方々をご指名申し上げました。


 これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) 日程第五十三から第五十五までを一括して議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第五十二号議案、平成十六年度豊島区一般会計補正予算(第四号)外二議案。


○議長(戸塚由雄) 三議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第五十二号議案から第五十四号議案までの三議案につきましてご説明申し上げます。


 まず、第五十二号議案、平成十六年度豊島区一般会計補正予算(第四号)でございますが、今回の歳入歳出補正予算の総額は十七億二千八百四十八万一千円で、これにより歳入歳出予算の総額は九百九十二億六千九百七十九万円となるものでございます。


 まず、歳出の内容でございますが、第二款総務費につきましては、退職手当の追加分として、職員関係経費に二億五千万円を追加計上するものでございます。


 第三款福祉費につきましては、職員関係経費を一億円減額計上いたしますほか、認証保育所への転換に伴う改修経費助成や生活保護法に基づく保護費の追加額として、合わせて一億八千五百三十七万六千円を計上するものでございます。


 第四款衛生費でございますが、職員関係経費につきまして、四千万円を減額するものでございます。


 第五款経済生活費でございますが、生活産業プラザ管理運営経費及び副都心魅力店舗出店支援事業経費など、合わせて一千百七十二万三千円を減額計上するほか、新・元気を出せ商店街イベント事業経費として三百十六万五千円を追加計上するものでございます。


 第六款清掃環境費につきましては、職員関係経費三千万円を減額計上するほか、新豊島清掃事務所建設事業経費について、特別区債の限度額変更に伴います財源更生を行っております。


 第七款都市整備費でございますが、大塚駅南北自由通路整備事業経費及び東長崎駅整備事業経費など、合わせて一億五千六百八十一万円を追加計上いたしますとともに、東池袋四丁目第一地区市街地再開発事業経費につきまして、四億五千九百四十二万円を減額計上するものでございます。


 第八款土木費でございますが、都市計画道路補助第一七三号線整備事業経費につきまして、一億六千百九十四万五千円を追加計上いたしております。


 次に、第九款教育費でございますが、職員関係経費につきまして八千万円を減額計上するほか、新中学校建設事業経費について、特別区債の限度額変更に伴います財源更生を行っております。


 第十款公債費につきましては、NTT―B債の繰上償還に伴い、元金償還金として一億五千四百万六千円を追加計上するものでございます。


 次に、第十一款の諸支出金につきましては、基金への積立てといたしまして、住宅基金及び減債基金について、合わせて六億四千十九万円を追加計上しております。また、特別会計への繰出金として、国民健康保険事業会計繰出金二億五千六百八十八万八千円、老人保健医療会計繰出金六億四千百二十四万四千円をそれぞれ追加計上するものでございます。


 以上が歳出の内容でございますが、これに充てる歳入につきましては、地方消費税交付金二億六千七百七十八万一千円、地方特例交付金五千四百二十五万二千円、特別区交付金十二億円、国庫支出金二億三百七万八千円、都支出金三千百二十七万七千円、特別会計からの繰入金一億二千二百二十四万三千円、繰越金九千九百八十五万円、特別区債一億一千三百万円を追加計上しております。なお、特別区税につきましては、特別区民税及び特別区たばこ税を合わせて四億五千万円を減額いたしますとともに、狭小住戸集合住宅税につきまして、八千七百万円を追加計上するものでございます。


 このほか、補正予算案の内容といたしましては、繰越明許費として、大塚駅南北自由通路整備事業経費一億八千九百万円、東長崎駅整備事業経費六百二十万円、巣鴨駅南自転車駐車場の建設経費八千二百二十二万六千円を計上しております。債務負担行為の補正につきましては、大塚駅南北自由通路整備事業に係る経費の債務負担について、期間及び限度額を新たに定めるものでございます。また、特別区債の補正として、新豊島清掃事務所建設事業、新中学校建設事業につきまして、それぞれ限度額の補正をするものでございます。


 以上が一般会計補正予算案の概要でございます。


 次に、第五十三号議案、平成十六年度豊島区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)でございますが、今回の歳入歳出補正予算の総額は三億五千三百十三万円で、これにより歳入歳出予算の総額は二百三十八億五千四百三十二万九千円となるものでございます。


 歳出の内容は、保険給付費一億九千五十九万八千円を追加計上いたしますとともに、老人保健拠出金及び十五年度精算に伴う一般会計への繰出金として、合わせて一億六千二百五十三万二千円の追加計上を行っております。


 これに充てる歳入といたしましては、一般会計からの繰入金二億五千六百八十八万八千円、繰越金九千六百二十四万二千円を追加計上しております。


 以上が国民健康保険事業会計補正予算案の概要でございます。


 続きまして、第五十四号議案、平成十六年度豊島区老人保健医療会計補正予算(第二号)でございますが、今回の歳入歳出補正予算につきましては、歳入予算の財源更生を行うもので、補正後の総額の増減はございません。


 歳入の内容でございますが、支払基金交付金及び国庫支出金を合わせて六億四千百二十四万四千円減額いたしますとともに、一般会計からの繰入金を同額追加計上するものでございます。


 以上が老人保健医療会計補正予算案の内容でございます。


 三議案の説明は以上でございます。よろしくご審議の程お願いいたします。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております三議案は、第五十二号議案は総務委員会に、第五十三号議案及び第五十四号議案は区民厚生委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第五十二号議案は総務委員会に、第五十三号議案及び第五十四号議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。


――――――――――――――――◇―――――――――――――――


○議長(戸塚由雄) この際、日程の追加についてお諮りいたします。


 ただいま区長より、条例一件が議長に提出されました。


 よって、これを本日の日程に追加し、追加日程第一として直ちに議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。


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○議長(戸塚由雄) 追加日程第一を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第五十五号議案、職員及び幼稚園教育職員の給与の特例に関する条例。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、理事者より説明がございます。


○助役(水島正彦) 第五十五号議案、職員及び幼稚園教育職員の給与の特例に関する条例についてご説明申し上げます。


 本案は、財政健全化に資するため、職員及び幼稚園教育職員の期末手当の額を本年四月から一年間に限り減額しようとするものでございます。減額する期末手当は六月及び十二月に支給する期末手当とし、減額する額は、各期末手当とも、部長級の職員については給料月額の三〇%、課長級職員については給料月額の二四%、係長級以下の職員については給料月額の一八%とするものでございます。また、再任用職員については、職層にかかわらず、一律給料月額の一二%とするものでございます。


 本条例は、本年四月一日から施行しようとするものでございます。


 以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(戸塚由雄) 提案理由の説明が終わりました。


 なお、本議案については、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聴取しております。局長に朗読いたさせます。


○事務局長(大門一幸) 一六特人委給第一八一号、平成十七年二月十五日。豊島区議会議長、戸塚由雄殿。特別区人事委員会委員長、北本正雄。「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)。平成十七年二月十日付一六豊議発第二四八号で意見聴取のあった条例案については、下記のとおり意見を申し述べます。記。一、第五十五号議案、職員及び幼稚園教育職員の給与の特例に関する条例。職員の期末手当を減額することは、人事委員会の給与勧告制度の趣旨が尊重されていないため遺憾であり、二十三区職員の給与の一体性を確保されることを望みます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第五十五号議案は、総務委員会に付託されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認めます。


 よって、第五十五号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。


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○議長(戸塚由雄) 続いて、日程の追加についてお諮りいたします。


 ただいま区長より、同意を求める議案一件が議長に提出されました。


 よって、これを本日の日程に追加し、追加日程第二として直ちに議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認め、そのように決定いたします。


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○議長(戸塚由雄) 追加日程第二を議題といたします。


○事務局長(大門一幸) 第五十六号議案、豊島区教育委員会委員の任命について。


○議長(戸塚由雄) 本議案について、区長より説明がございます。


      〔高野之夫区長登壇〕


○区長(高野之夫) ただいま追加上程になりました第五十六号議案、豊島区教育委員会委員の任命につきましてご説明申し上げます。


 今回の提案は、本区教育委員のうち靜谷晴夫氏の任期が来る二月二十四日をもって満了することに伴いまして、委員の補充を行うため、新たに委員の任命をいたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定に基づきまして、議会のご同意をお願い申し上げるものでございます。


 教育委員の任命につきましては、その重要性に鑑み、慎重に人選をいたしました結果、中島章皓氏を教育委員に任命いたしたくご提案申し上げる次第でございます。


 中島章皓氏でございますが、お手元の略歴にございますとおり、昭和三十七年三月に東京医科歯科大学歯学部を卒業された後、都内歯科医院に勤務され、昭和四十一年に駒込六丁目に医院を開業されたのでございます。この間、昭和五十二年から五十四年まで豊島区歯科医師会理事として、昭和五十六年から五十八年、平成元年から平成三年まで専務理事、その後、平成五年までは監事として、また平成九年から十一年までは会長として、地域医療の充実・発展に大きく貢献をされてこられたのであります。


 一方、昭和五十六年からは区立駒込中学校の学校医として、平成十六年四月からは豊島区学校歯科医会会長として、また五月からは豊島区学校保健会副会長として、児童・生徒の健康管理のため、献身的なご活躍をされております。そのほか、東京都歯科医師会代議員など、多くの重職を歴任されておられます。


 中島章皓氏は、人格円満でありますと同時に、強い意志と実行力を備えられ、教育行政に大変深いご理解と熱意をお持ちになっておられまして、本区教育委員として、まさに適任者であると信ずるものでございます。


 何とぞ、本区教育行政の振興発展のために、議員各位のご理解あるご同意を賜りますようお願い申し上げまして、本議案の提案説明を終わらせていただきます。


○議長(戸塚由雄) これより質疑に入ります。


○五番(日野克彰) ただいま議題とされております第五十六号議案は、質疑・討論を省略し、直ちに表決に付されんことを望みます。


                (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(戸塚由雄) 賛成者がございますのでお諮りいたします。


 ただいまのご動議にご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(戸塚由雄) ご異議ないものと認め、これより採決に入ります。


 第五十六号議案について、原案を可決することに賛成の方はご起立を願います。


              〔賛成者起立〕


○議長(戸塚由雄) ご着席を願います。


 起立多数と認めます。


 よって、第五十六号議案は原案が可決されました。


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○議長(戸塚由雄) 最後に、請願・陳情の付託について申し上げます。


 ただいまお手元にご配付いたしました請願・陳情十六件は、付託表に記載のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。


 それでは、付託表を局長に朗読いたさせます。


○事務局長(大門一幸) 請願・陳情付託表(平成十七年二月十七日)。受理番号、件名、付託委員会。17請願第二号、犯罪被害者の権利と被害回復制度の確立を求める意見書の提出に関する請願、17陳情第一号、「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情、同第九号、第三種・第四種郵便の堅持を求める意見書提出に関する陳情、以上総務委員会。17請願第一号、学童クラブにおける「おやつ」の提供の変更の見直しについての請願、17陳情第三号、学童クラブの間食(おやつ)の提供についての陳情、同第四号、豊島区立学童クラブ障害児等保育実施要綱についての陳情、同第五号、「全児童クラブ」モデル実施に於ける障害児の付き添いについての陳情、同第六号、国民健康保険に関する陳情、同第一二号、福祉タクシー制度の現行水準維持を求める陳情、同第一四号、保育料改定にあたっての陳情、以上区民厚生委員会。17陳情第二号、廃プラスチックを焼却処分することはやめてほしい陳情、同第七号、「廃プラスチックの焼却処分の禁止を求める」陳情、以上都市整備委員会。17陳情第八号、「日の丸・君が代」の押し付け反対に関する陳情、同第一〇号、区立幼稚園保育料の改定について再考を求める陳情、同第一一号、区立幼稚園の永続を求める陳情、同第一三号、文部科学省の「学習指導要領」に最も適合した教科書の採択を願う陳情、以上文教委員会。


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○議長(戸塚由雄) 以上で本日の日程全部を終了いたしました。


 なお、予算特別委員の皆様に申し上げます。本会議終了後、正副委員長互選のための委員会を開会いたしたいと存じます。委員の方々には放送をもってご案内いたしますので、お含み置き願います。


 本日はこれをもって散会といたします。


    午後八時五分散会