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東京都 豊島区

平成17年清掃・環境対策調査特別委員会( 1月20日)




平成17年清掃・環境対策調査特別委員会( 1月20日)





 
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│    清掃・環境対策調査特別委員会会議録                     │


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│開会日時│ 平成17年 1月20日 自午前10時04分 │場  所│ 第一委員会室 │


│    │             至午前11時16分 │    │        │


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│休憩時間│                 │                 │ │


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│出席委員│小林(ひ)委員長  福原副委員長       │欠席委員│小林(俊)委員 │


├────┤ 日野委員  水間委員  本橋委員      ├────┤        │


│    │〈小林(俊)委員〉 山口委員  小峰委員   │    │        │


│ 9名 │ 小倉委員  副島委員            │ 1名 │        │


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│列席者 │ 戸塚議長 〈泉谷副議長〉                        │


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│説明員 │〈高野区長〉 水島助役  今村収入役                   │


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│ 河原清掃環境部長(豊島清掃事務所長)                       │


│          〈佐藤計画管理課長〉 佐野リサイクル推進課長  高橋環境保全課長│


│           峰田豊島清掃事務所長心得                   │


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│ 高橋池袋保健所長(生活衛生課長)                         │


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│ 増田土木部長    奥島交通安全課長                       │


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│事務局 │ 大門事務局長  外川議事担当係長  高橋書記              │


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│          会議に付した事件                        │


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│1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1│


│   日野委員、山口委員を指名する。                        │


│1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1│


│   正副委員長案を了承する。                           │


│1.新豊島清掃事務所落成式・見学会について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1│


│   河原清掃環境部長より説明を受け、質疑を行う。                 │


│1.家庭ごみ有料化の検討について(最終報告)   ┐                │


│1.東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金について┘・・・・・・・・・・・・・・ 2│


│   2件一括して、河原清掃環境部長より説明を受け、質疑を行う。          │


│1.平成16年度松葉を用いたダイオキシン類の調査結果について・・・・・・・・・・10│


│   高橋環境保全課長より説明を受け、質疑を行う。                 │


│1.平成16年度一般環境大気中(秋季)ダイオキシン類の調査結果について・・・・・15│


│   高橋環境保全課長より説明を受ける。                      │


│1.次回の日程等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16│


│   4月19日(火)午前10時 委員会を開会することとなる。           │


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  午前10時04分開会


○小林ひろみ委員長 


 只今より、清掃・環境対策調査特別委員会を開会いたします。


 会議録署名委員をご指名申し上げます。小峰委員、日野委員、よろしくお願いします。


○小峰博委員 


 ちょっと11時から他の会議があるので代えていただけたらありがたいんですが、すみません。


○小林ひろみ委員長 


 お申し出がありますので、それでは、日野委員、山口委員、よろしくお願いいたします。


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○小林ひろみ委員長 


 本日の運営について申し上げます。


 報告事項が、当初のご案内より1件増えまして5件あります。また、案件2と3については一括して報告を受けます。そして次回の日程についてお諮りいたしたいと思います。なお、佐藤計画管理課長は公務のため欠席しております。ご了承願います。


 運営については以上ですが、ご質問ございますでしょうか。


  「なし」


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○小林ひろみ委員長 


 それでは、報告を受けます。


 新豊島清掃事務所落成式・見学会について、先日行われましたが、これについて理事者より説明をいただきます。


○河原清掃環境部長 


 それでは、新豊島清掃事務所落成式・見学会につきまして、ご説明申し上げたいと思います。


 まずもって、先般寒い中、早朝より先生方にはご出席いただきましてありがとうございます。記載してありますように、落成式につきましては1月16日、式典参加の午前中は75名の方がご出席いただいております。配付物につきましては記載のとおり施設概要パンフレット等でございます。なお、午後から一般の方の施設見学会を実施いたしました。実施時間は午後1時から4時までということでございます。これも寒い中148名という形で多くの方に見ていただきました。同時に家具等のリサイクル市をやりまして、記載のとおりに42点を展示しまして、26点を必要な方にお渡ししたということでございます。なお、最後に来場者の意見等ということで、当日来られた方につきましてご意見がいくつか出まして、不法投棄の相談、会議室の利用方法、また、これお一人だけですが、携帯電話の電波が新清掃事務所で届かなかったんじゃないかというようなお話がありましたけれども、これにつきましてはNTTと協議いたしまして解決をするという形での対応を行っております。


 以上、簡単でございますが、当日の報告でございます。ありがとうございました。


○小林ひろみ委員長 


 説明が終わりました。ご質問ございますでしょうか。


○副島健委員 


 この落成式のことで言うんじゃないけど、見学をさせていただきまして気がついたことで一つ申し上げておいた方がいいと思います。それからどういういきさつでこうなったのかわからないんだけど、男性トイレと女性トイレ、普通のところだと色で識別するようになっておるけど、グリーンだったですかね、両方ともグリーンで、体も最近は太らせたらだめだということで同じようにスリムにかたどってあって、よく見ないと目の悪い人だったら、女性の方がちょっと落下傘みたいにスカートがふくらんでいる、そこの差ぐらいしかないもので、万が一、隣り合わせてあるので間違うもとになってはいけないんじゃないかなと思うんですけど、ここら辺どうしてああいう識別にして、私なんか勘ぐっちゃいますからね、男女平等推進条例ができたためにそれを適用してやられたんじゃないかなというふうに過剰反応しがちなんだけども、そこら辺をどう考えているかご答弁いただければと思います。


○河原清掃環境部長 


 この間ご視察いただいた時にもこのような形で、いきさつはちょっと私もあれなんですが、施設課とも調整いたしまして、はっきりと日本語で男、女とかわかるようなことも含めまして対応していきたいと思っております。また、経過がどうしてああいうのが、何か基準があってそういうふうにしたのかどうかというのをちょっと調べまして、またご報告をさせていただきたいと思います。しかしながら、間違って何かあっても困りますので、わかるような形での表示に直していきたいと思っております。


○小林ひろみ委員長 


 他にございますでしょうか。


  「なし」


○小林ひろみ委員長 


 よろしいでしょうか。


  「はい」


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○小林ひろみ委員長 


 次に、家庭ごみ有料化の検討について、そして東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金について、一括して理事者より説明をいただきます。なお、説明が長くなるということでございますので、着席してご説明いただきたいと思います。


○河原清掃環境部長 


 恐縮でございます。座らせていただきます。


 今日お配り、又は既にお配りしました家庭ごみ有料化の検討につきましては、本文が相当長いということがございますので、それにつきましては本日お配りしました2枚ものの概要版でご説明をさせていただきたいと思います。右上に資料番号1番ということで、表題に清掃事業に関する課題?5、家庭ごみ有料化の検討概要というペーパーでございます。それを覧いただきたいと思います。なお、番号の1番、検討背景から以下は、これ本文の章に添いましてすべて概要としてまとめているものでございます。後程、本文と見比べていただきますとその内容がわかるような形になっております。


 それではご説明をさせていたたぎたいと思います。


 まず、1、検討背景でございます。記載してありますように特別区におきましてはこれまで資源回収等の充実を図ってきましたが、しかしながら、平成11年度以降ほぼ横ばいということで、ここは本文の2ページにございますが、平成8年にごみ量が413万トンでありましたが、11年度以降、約350万トンということでごみ量が横ばいになっているということ。最終処分場の延命の課題等に対応するためにはさらに一層のごみ減量が必要になっていると、ここにつきましてはこれまでもご報告させていただきましたように、現在、東京都の23区につきましては東京都の最終処分場、新海面処分場等を借りて最終的な埋立て等の処分をしておりますが、そこが最後の東京の処分場ということになりますので、埋立てが終われば最後の処分場もなくなるということも含めまして更なるごみ減量が必要だということでございます。


 そうした中で、ごみの減量施策の1つといたしまして、家庭ごみ有料化が全国の多くの自治体で導入又は検討されているということがあると。有料化の実施によりまして、このことは排出者、ごみを出す者の意識を高めると同時に、出す人、出さない人の費用負担の公平にもつながっていくということで考えられておりますが、一方では、実施につきましては大きな課題もあるということで、本報告書も検討しました、検討報告書の内容は特別区で家庭ごみの有料化を実施する場合の形態や課題をまとめたものであるということで、そういう背景の中でこの本文の流れはしてあるということがまず背景でございます。


 次に、これちょうど本文の2章にあります、他都市の状況ということで、これは1枚おめくりいただきたいと思っております。そうしますと右上に別紙と書いてございます。これで順次、他都市の状況をご説明します。


 まず、1番、実施状況ということで、多摩地区につきましては27市1町ということで、既に有料化を実施しているのが9市ということでございます。16年度中に実施予定ということで5市ということで、八王子以下がそのような予定になっております。なお、16年度ということではなくても早いうちに実施する予定があるというのが多摩市、小金井市、小平市が予定をしているところでございます。


 次に政令都市の状況でございます。政令指定都市13市と中核市12市ですが、現在中核市が35ありまして、そのうちの12市がアンケートとして答えてきたということでございます。その中で有料化を実施しておりますのが3市ということで、北九州、長崎、長野、有料化検討中がやはり3市で千葉、福岡、横浜ということでございます。


 次に、3でございますが、全国的な状況ということで、全国3千300弱になりますが、市区町村のうちの有効回答した1千270の自治体の状況でございます。有料化を実施しているのは既に1千270のうちの533で42%。検討ないし予定が223ということで18%。なお、ここに書いてありませんが、当面有料化を実施しないというところは428、1千270分の428で33%でございます。この理由といたしましては、やはり住民の方の理解が難しいということや不法投棄等の原因も生まれてくるだろうというようなことを含めて、現在、有料化の方の具体的な検討等もしていないというのが33%でございます。


 次に、大きな2といたしまして有料化実施後の効果でございます。まず、総体としてのこの検討報告書の中では、ごみ減量の効果は見られるが、その程度は様々であるということが書いてございます。なお、資料等では効果の大きいものは、排出量が大きい自治体は有料化すればそれだけの効果があるのではないかというのは若干コメントとして書いてありますが、まとめの意見としてはごみ減量の効果が見られるがその程度は様々であるということでございます。記載を見ていただきますと、下の方の表を見ていただきますとまず日野市でございます。12年度から有料化を実施しておりますから、11年度を指数的に100としますと実施後の状況が12年度、13年度、14年度という、100に対しての状況が書いてあります。一方、清瀬市でございますが、13年度に導入して12年度の方を100としますと、14年度93ということで7ポイントぐらいの差であまり効果としては顕著に表れていないということで、清瀬市と同じような状況が北九州市になっております。記載しておりませんが同じような状況が見られる。


 次の、裏ページをご覧いただきたいと思います。3番です。ごみ処理原価ということでございます。まず、ごみ処理原価の比較なんですが、このごみ処理原価というのをどういうふうに捉えるかというのが自治体によってまちまちでございます。そういうことも含めまして回答があったのがほとんど回答がないという状況であって、出た市の法則性もちょっとよくわからないという結論になっております。表をご覧いただきますと、青梅市は平成10年度から実施いたしまして、9年度がトン当たりごみの経費が6万かかっておりますが、青梅市は10年度7万、トン当たり、8万、8万、9万と推移していると。日野の場合には3万5千円、11年度、実施前の前年度が3万5千円。12年度が5万2千円。13年度が7万1千円ということになって、長崎も同じように見ていただきますと、やはり若干実施後は上がっているということでございます。


 これについて一定の資料等でこれをちょっと分析いたしますと、この実施によりましてほとんどのところが資源回収等していないものを新たに資源回収を加えたり戸別収集をしたり、いろんな新たな施策等も同時並行で進めてきたというようなことも含めると、こういう単価としての上がり方をしているんじゃないかと、一定の推測ができるわけでございます。


 次に4番、主な事例ということでありますが、これは各市の導入の目的が、本文にも書いてあるものをまとめたものでございます。大体、処分場の問題とか、やはり清掃工場の建替え等とか、そういう問題を直接的な契機としてさらにごみの減量が全体として急がれるということ。さらに環境問題の対応。費用負担の公平性等も含めまして、そういう観点で導入をしてきたというようなことが導入の自治体の目的となっております。


 最後に、費用算出の、1番下段でございますが、手数料算出の方法等でございます。これも各自治体まちまちで最終的には政策判断でございますが、青梅市の場合には収集運搬経費の3分の一ということでなっております。10リットルに対して12円と、これをキログラムに直しますと、1キロ6円というような感じでございます。清瀬市につきましては中間処理、清掃工場の燃やすものと埋立て処分のお金の3分の1ということで、福生の場合には、既に事業系については手数料徴収しておりますので、そこの大体3分の1を目安にしてやるということ。日野市の場合には負担分がないような形で、1世帯、1月大体500円ぐらいを目途にして金額を定めたところ、10リットルに対して20円というような形になったということでございます。


 これが本文にある資料の状況等のまとめでございます。


 恐縮ですが、また1枚目にお戻りいただきたいと思います。3の特別区で実施する場合の形態と課題の整理ということで、下段の四角い箱にありますように課題が8個上げてございまして、それに対する具体的な内容がそれぞれ記載しております。


 まず、有料化の方向性でございますが、具体的内容といたしましては、実施にあたっては23区申し合わせ等の整理が望ましいが、最終的には各自治体が基本的に、それぞれの実態を踏まえた上で政策判断するのがよろしいというような形での内容になっております。体制整備につきましては、記載してあるように各区が審議会等の諮問を含めて十分な検討が必要であると。導入の目的につきましてはごみ減量の促進と先程申し上げているようなことが3つ掲げてございます。


 次に4番、住民との合意形成ということで、ここはやはり区民の方の懐に手を入れるわけですので、ごみの減量等、やはり有料化の意義や手数料の使途について住民の理解を得ることが必要であると。なお、日野市の場合には導入に至るまで630回、八王子は1千600回の説明会をしているというようなところもございます。


 次に、有料化の料金体系でございますが、これにつきましても地域特性に十分配慮し、安定的でわかりやすい仕組みであることが有料化の料金体系等が必要であるということで、均一従量制、一定量以下無料制、累進従量制と、これは均一というのは一定重量に対ベースにしまして量が多くなればその分だけがかかってくると。一定量以下無料というのは、あるキロ数までは無料にしまして、その上に対して有料の網をかぶせていくと。累進につきましては、これは多く出せば出すほど、額が大きくなるような仕組みということでございます。


 次に、徴収方法でございますが、これにつきましてもどういうふうな徴収方法をするかどうかというのも非常に大きな問題で、有料シールを張っていただくこととか決まった指定袋にするとか、そういうことも考えられるが、現在事業系には有料シールもやっておりますので、その辺も23区やる場合については十分配慮することが必要であるということになっております。


 7番の手数料の算出につきましては、先程申し上げましたように住民の負担感、どのような額にするかというのは非常に難しいところでございます。そういう中で、廃棄物の処理原価等を考慮した上での算出をすることがベースになるだろうというようなことで書いてございます。


 その他、8番、有料化に伴うその他の課題といたしましては、資源ごみについて、資源につきましてもこれは有料にするのかどうかという課題もあるだろうと。不法投棄等も含めまして適正排出、やった場合の公平性の確保ということで記名方式はどうするのかということもあるということでございます。


 その他、当然ながら有料化を逃れるための不法投棄が出てくるということでその対策。さらに23区の場合には都区財調制度のどういうふうにするか、歳入が入って来るわけですから都区財調全体がどういうふうになってくるかということも考慮しなくちゃいけないだろうと。なお、これにつきましては今後、別途の都区財調の中での検討も必要だということで本文には書いてございます。


 最後に有料化を実施したところがリバウンド、元に戻る傾向がありますので、リバウンドをどうするかということの対策も必要であるということが本文に書いてあります。


 次のちょっと裏をおめくりいただきたいと思います。最後でございます。また以下でございます。ちょっとお読みいたしますと、必要に応じて特別区全体での検討・調整を行う余地はあるものの、基本的には各区がごみ減量・経費削減等のためにあらゆる施策を十分に比較し検討して、効果的な有料化の施策の実現を目指すことになると。すなわち有料化を実施する、しない、どういうことでやるのかは、基本的には各区の判断ですというような形での本文のまとめになっているということでございます。


 以上が、家庭ごみ有料化の検討概要でございます。


 引き続き分担金の方に進めさせていただいてよろしいでしょうか。


○小林ひろみ委員長 


 はい、どうぞ。


○河原清掃環境部長 


 それでは引き続きまして、先般、委員会の方で次回に報告をさせていただきますということにしております、東京二十三区清掃一部事務組合の経費の分担金につきましてご報告をさせていただきたいと思います。


 資料番号、右上の2番でございます。表題は今申し上げたとおりでございます。


 1番、清掃一部事務組合の役割ということで、これも前回ご案内のとおり清掃工場等の焼却施設の整備、場合によっては建設改修等の運営管理を行うとともに、不燃・粗大ごみの処理作業をしていると。それが共同作業ということで清掃一部事務組合の主な仕事でございます。


 2番目、清掃一部事務組合の経費につきましてはどうなっているかといいますと、東京二十三区清掃一部事務組合規約に基づきまして、組合の必要な経費は、関係特別区の分担金、手数料その他の組合の収入をもって充てるということで、規約に基づきまして各区が分担金を支払っているところでございます。なお、3番目の分担金がどういうふうになっているかというのは後程、裏面でご説明いたしますのでここは飛ばさせていただきまして、4番分担金の推移でございます。12年度から17年度の予算まで載せております。上段が23区全体、真ん中が豊島区、それに対しまして豊島区の全体に対する割合を載せております。12年度が352億5千300万ということで、豊島区は11億8千万ということで3.35%になってございます。なお、裏面の表では15年度の数字を用いておりますので、15年度は23区全体で分担金が387億6千万。豊島区が11億7千万。割合は3.02%という形になっております。16年度は2.99%の割合、全体に対します。17年度も同じように豊島区が2.99でございます。なお、下段の方に二十三区一部事務組合の歳入、これ歳出と予算、バランスがあるわけですが、歳入予算額を載せてございます。見ていただきますと、分担金の項目が1番最初に載せておりまして、全体予算額の分担金が、歳入額が53%ということが14年度でございます。15年度も55.44%ということで半分以上が一組の経費としましては、歳入は分担金によって賄われているというのがこれでおわかりいただけると思います。


 それでは裏面をご覧いただきたいと思います。


 これが平成15年度東京二十三区清掃一部事務組合分担金一覧でございます。1番左の表が15年度の現行分担金の内容でございます、大きく書いてあります。豊島区が、これ人口割でやっておりますので、これは外国人も入れましてやっております。25万2千824人ということに対しまして、分担金が11億7千万ということでございます。全体の負担割合は豊島区の場合には人口割でやりますと3.02%という形になってございます。それに対してこの間ご指摘もありましたごみ量との比較をしたらどうなってくるかということでございます。ごみ量の比較がAとBと2つになってございます。Aの表は区の直営で集めたものと、前からお話ししました持込みごみということで民間業者の方がその所在区に本社等が置いている業者がいろんな区で集めたものを豊島区として換算した場合の数字でございます。豊島区は大手の業者がいらっしゃいますので、その方が豊島区以外、新宿、中野区、台東とか文京でいろいろ集めたものも豊島区のごみ量として持込みごみとして換算されますと、その量が23万1千879トンということになりまして、全体の負担金額が決まっておりますのでそれを割り戻しますと負担割合は6.65%ということではねあがってきます。そして負担額が25億7千600万というような形でなってきております。しかしながら、先程申し上げましたように、実際の持込みごみ、民間の集めたごみは豊島区で全部集めたものではありませんので100キロ以上は追跡調査をして大体把握しておりますので、それに基づいて計算しますと、1番、B表になります。これでいきますと、うちの方が12万1千727トンということになりまして、負担割合が3.49%ということでごみ量のマニフェストを含めて収集をやりますと、年間額の負担額が13億5千200万余ということになります。これを見ていただいて、ただこのマニフェストの負担割合、各区別というのがあくまでも推定でございますので、したがって今日のA表、B表はあくまでも推定でやっておりますので、その辺は十分ご理解をいただきたいと思っております。本当にそれが確実がどうかというのが前からお話している、ごみ量がきちっと各区別のが把握できない現状で推定でやっておりますので、これは正しいかどうかというのはあります。この表に基づいて、1番右の表でちょっと見ていただきますと、千代田区の場合には現在の分担金が、1番左は1億9千600万ということで、マニフェストを含めましてやりますと、16億4千万というふうに大きくはねあがってくるということでございます。したがって、千代田、中央、港、そういうところについては人口割ではなくてごみ量でやりますと大きく負担金額が上がってくると。一方、住宅地を多く抱えたところは、練馬とかそういうところは、逆に今の負担金額、人口割から比べると大きく負担金額が減ってくるというところが、推計ですが表から読み取れるわけでございます。なお、余談でございますが、この分担金額につきましては財調の中でこの額を補填してついております。ちなみに豊島区の場合には実際支払う額よりかは若干多目の財調で措置をされて、払うお金はその中から若干少ない額で分担金を払っているというような状況がございます。


 以上、雑駁ですが家庭ごみの有料化の検討状況と東京二十三区一部事務組合の経費の分担金についてのご説明を終わりたいと思います。


 以上でございます。


○小林ひろみ委員長 


 説明が終わりした。ご質問ございますでしょうか。


○山口菊子委員 


 ちょっと2つだけ。1つは有料化の方では豊島区は審議会で今、やっているんですよね。それで審議会の中間経過でもいいですけれども、せっかくですのでその辺の審議の経過を、できれば文書でご報告いただけたらなというふうに思いましたので。今日は無理でしょうからその辺はお願いをしたいと思います。


 それでもう1つ、有料化について各区の政治判断だということでありますけれとも、財調の問題は大変大きい問題だろうと思うんですね。それで財調に関するシミュレーションというか、例えば豊島区だけ有料化をしていったらどういう財調のシミュレーションができてくるか。有料化に伴う問題点とか、例えば住民のコンセンサスを得るとか、あるいは不法投棄どうするかとかというそういういろいろ細かい課題というのはそれ相応の解決手段というかいろいろ見出せるというふうに思うんですよね。だけれども財調については、やっぱり非常に23区にとってはもう本当に命綱みたいなところなので、ささやかな収入を得て失うものが大きいとなったら大変ですし、その辺の財調のシミュレーションみたいなものを、この検討会のところでどの程度やっているのか、あるいは区としてどの程度やっているのか、その辺のところをちょっと説明をしてください。


○河原清掃環境部長 


 1点目の豊島区のリサイクル清掃審議会で、ごみ手数料全般の中で家庭ごみの有料化につきましても委員の皆様方に積極的に検討していただいております。今のお話のように次回には一定の経過等について報告するような形で資料をお出ししたいと思います。


 2番目につきましては、まさに委員さんご指摘のように、技術的な部分と違って都区財調まさに都区間の制度であり23区の中での縛りでございますので、やはり努力して、有料化を努力と言ってはあれなんですが、一生懸命やって、またその部分の基準財政収入額というような形で差っ引かれて、まさにまたバランスとして同じように押し込められちゃうようなものだということになれば、これは豊島区だけじゃなくても23区全く有料化が違った中で、ごみ減量とはまた違った中でそういう話は出てくるということもありますので、その辺を含めましてきちんと検討していかなくてはいけないと思っておりますが、ただ、ここにつきましては今どのセクションでどういうふうに具体的にやっていくか、どうするかというのがまだ決まっておりませんが、私どもとしては財調制度そのものは財政担当部局とやっていって対応しておりますので、今のお話も含めまして中で十分取りまして、23区の中でも齟齬がないような形で、制度としてきちっとわきまえた形でやっていくような形で今後ともやっていきたいと思っております。


○山口菊子委員 


 一般市の場合と違って特別区の置かれた状況というのは、そういう意味では財調というのは絶対切っても切れないそういう状況の中で、例えば一方で区の審議会でそういう審議をしていて、それはリサイクルの審議会だから、ごみ減量に向けてどうしたらいいかというその線上の上での有料化というのが検討課題なんだろうと思うんだけれども、そういうところですごく真摯な議論をしていただいて、そういうところで一定の答申なりが出たときに、片方で財調がこういう状況の中でせっかくご答申いただいた問題について実現ができるかどうかというの、またそこで議論をしていくということになったら、それってちょっとすごくバランスを欠くと思うのね。そういう財調という私たちの縛りがある中でのどうやっていくかということは、いくら政策判断で個別判断だとは言ってもそんな簡単なものではないと私は思っているし、財調の問題だって清掃の部分が本当に100%、さっき分担金の分は財調であれしてて多少余っちゃっているというような話だけれども、清掃事業全般でいって本当に23区全体が財調の52%の中で賄うのかどうかとか、あるいは清掃工場の問題も含めていろいろ23区としては大きな課題があるわけじゃないですか。だからそういう意味ではもうちょっと財調もらわなくちゃいけない状況の中でそういう方法を23区はやっているわけでしょ。うちの区だって財政厳しいからやっぱり財調の部分はしっかりもうちょっと上乗せしてでも欲しいという状況の中で、そういう大きい議論をしている中で、一方で審議会の中でそういう真摯な議論を区民の皆さん交えてやっている時に、だからその辺のところをちゃんとクリアをしないでということについては、その辺の問題というのはちょっと私はあまり軽視しちゃいけないんじゃないかと思うのね。


○河原清掃環境部長 


 まさに今ご指摘の同じようなお話になりますが、この特別区の区長会の下命事項で清掃事業課題検討の中ですべて含めまして、財調問題も含めまして18年度以降の財調制度のあり方という、財調算定のあり方ということでなっている課題もございます。そうした中で、これは最終的に度々申し上げましたように、我々課長会、部長会そして助役会と検討して最終的には区長会の中で大きく働いていくということになりますと、各項目をここでご報告させていただいておりますが、それは最終的な家庭ごみの有料化につきましても、豊島区だけの審議会の中でやっているわけじゃなくて各区が相当活発的にやっているということになれば、最終的なその辺のパズルが全部組み合わせた中でこの財調問題ということも、当然ながら区全体として、既にご指摘のような大きな問題ですから、そういう大所高所の中でのということでもありますし、私ども事務レベルとしては、さらにご指摘の部分も含めて常に常にサイドがちょっと違って財政だからということじゃなくて、先程申し上げましたように常にそういうことの信号というんですか、シグナルは出した上で最終的な判断ということをしていくような形じゃないと、もう片一方は先行して片一方がマイナスになるようなことだと、もう本当におっしゃるとおりにまずいというふうな認識は強くしておりますので、十分これからも心得てやっていきたいと思っております。


○山口菊子委員 


 ぜひ財政との連携も取りながら、財調うちの区だけでがたがたできるものでもないし、そういう意味ではその辺との情報交換とか意思疎通をしっかりしながらやっていっていただかないと、心配なのは審議会が区民の方たちがたくさん入っていらっしゃるから、そういう方たちに対しても失礼のないようにという感じはちょっとするのよね。財調の問題なんかそんなにご理解いただいてないだろうし。だからその辺のところの齟齬が生じちゃうとやっぱり審議会の信頼感というかそういうものも揺らいでくるだろうし、だからその辺のところはぜひ踏まえて、その辺の意思疎通というか、助役さんもよくその辺のところもお願いをしたいと思います。


○水島助役 


 只今の意見、ご発言大変重要と認識しておりますので、対外的なもの、それから内部のそうした委員会の運営、いずれにつきましても只今のご意見を踏まえて対応させていただきたいと思います。


 繰り返しになりますけれども、清掃環境部長も申しましたように、現在の財調の中ではこの分担金が財調見合いとしてどうなっているかということは大体1億3千万前後、財調算定の方が多く来ていますから、そういった意味ではこの分は補填されていると思っております。しかしながら、この有料化ですとかそれ以外に様々な課題がございまして、それらを今日のお手元に資料をお配りしました24項目の中の4番と14番15番と、この番号付番してある項目のところでこれからいろいろ審議があると思うんですけれども、具体的に有料化というところがどこまで視野に入れて協議に入るかわかりません。また地方交付税制度では現在どうなっているかもちょっと詳細を把握してございませんけれども、全体を見ながら決して狭いところだけに目を向けるんじゃなくて、全体を見ながら今後の財政問題はきちんと整理をしていくべきじゃないかなと思っておりますので、そのようにさせていただきたいと思います。


○小林ひろみ委員長 


 他にございますでしょうか。


○小林ひろみ委員長 


 この資料の説明の中で、例えば、ごみ減量の効果は見られるがその程度は様々であるという、日野市と清瀬市の例が上げられていますよね、別紙の中でね。それからその次のところでごみ処理原価のことが書いてあって、説明では新たに資源回収を始めたりなんかするとそういうものがわからない、推測とおっしゃっていましたけれども、そういうものがごみ処理原価の中に入っていて増えているのではないだろうかと。つまりはっきり言って全部燃やしちゃえば一番安いのかもしれないけれども、それではまずいんじゃないかというのがあって分別なんかしているという、そういう関係があると思うんですけれども、そうだとすれば、私は思うに、つまりごみ減量の、日野市の方はごみ減量と一緒に分別をはじめて資源回収をしたというところで、ものすごく資源も増えているしごみも減量されている。でも清瀬市などはそれ以前の、いわゆるリサイクルの分野もあったので、この程度というか効果の程度はあまり大きくないと。こういうところはっきり私なんか見て出ていると思うんです。


 もう1つ、だから有料化がそれほど効果があるかというと、私はちょっとないというふうに思うのと、実際に分担金という考え方ですね、清掃一部事務組合の分担金の考え方の中にはリサイクルの部分というのは入っているのかどうか。つまり考え方として、豊島区としてはこれまで随分リサイクルをやってきたわけですけれども、そういうことについては財調来てないというふうに、私はあまりきちっと見ていないというふうに見ているんですが、その辺のところの検討についてはどのようになっているのでしょうか。


○河原清掃環境部長 


 まず分担金の方の財調につきましては、清掃一組の経費に基づく人口割ということでやっている形で、資源回収は資源回収として一定の算出の根拠に基づきまして、一定の財調の考え方に基づいて一定の措置はされているというようなことになってございます。


○小林ひろみ委員長 


 資源回収のリサイクルの分別の関係というのは、さっきはこっちの分担金の方は財調でほとんど見ていると。一定のというのはそれは基本的に対応した部分というのはちゃんとされているということでいいんでしょうか。


○河原清掃環境部長 


 各区によって資源回収の方式等がまちまちでございますから、財調ですから、一定の基準の中で財調措置はされていると、そういう意味でお答えをさせていただいて、豊島区の実態にすべて応じた額が来ているということではないということです。


○小林ひろみ委員長 


 清掃の分野というのは地球環境とか大きな流れの中で本当にどうしたらいいかというところも含めてリサイクル社会進めていきましょうと、そういう中でやっていることだと私は思うんですね。本当にこれだけ見ると、経費だけ見ていくと、安いのは全部まとめて燃やしちゃうというのが一番安くなっちゃうんじゃないかと。そういうところばっかり追求してはやっぱりまずいんじゃないかというのが私の考えなんですね。そういう面での、分担金の問題と有料化に関する財調というのがありましたけど、本来はこういうこともやりながら私は2000年の協議の時を含めて本当に23区がきちっとそういう分別リサイクルを進めていく、豊島は私は先進的だと思っているんですがね、いろんなことで。そういう方向でやるという流れの財調協議というのも必要なんではないかと、全体含めて。今一応52にはなっているんですけれど、本当に52でいいのかというところのあれを大きく変えていかないと、この問題も解決できないんじゃないかなというふうに私思っているんですが、それについてはいかがでしょうか。


○河原清掃環境部長 


 今、都区財調の割合につきましては、これはもう清掃だけじゃなくて大都市事務も全部含めまして事細かなことも含めまして今、都区間でやっておりますので、その中では委員長さんお話しのようなことも含めまして区側として今のままでいいとかそういうことは今までも主張したことはございませんし、当然ながら変えていくものは変えていくという主張で区長以下やっておりますので、引き続き同じような観点でやっていこうというのが今流れでございます。


 それと、1番最初に読みました三多摩の場合には、まさに委員長さんご指摘のように有料化というのは最終的に地球環境、またはごみの処分場等も含めまして逆な意味ではやっていかなくちゃいけない時代に来たというふうな、まず強い認識のもとに導入に踏み切ったということなので、お金云々という原点についてはそのうち実務的には出てきますけれども、もとの出発点はまさに、じゃあ何でも燃やしていいのかと、何でもひとまとめにやってもいいのかと、そういうことからどうするかというふうなところで出発したというような私どもは捉え方をしております。委員長さんのおっしゃるとおりだと、出発点は思っております。


○小林ひろみ委員長 


 よろしいでしょうか。


  「はい」


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○小林ひろみ委員長 


 次に、2004年度松葉を用いたダイオキシン類の調査結果について、理事者より説明をいただきます。


○高橋環境保全課長 


 それではお手元の資料番号3の資料をご覧下さい。平成16年度松葉を用いたダイオキシン類の調査結果についてご報告させていただきます。


 ダイオキシンの測定につきましては現在法令の基準に基づいていろんな手続き、手法が書いてございます。土壌なり大気なり水質なり公定法ということで測定は書かれております。


 今回行いました松葉を用いた測定につきましては、民間で主導的に行われている方法でございまして、その地域のダイオキシン類の濃度の平均的な公定といいましょうか、傾向が推定できると、そういうふうな格好で言われております。北海道から九州まで、各地の市民グループで取り組まれておりますけれども、最近では一部の自治体でもこの松葉の調査が進められているところがございます。豊島区では、区民参加の環境学習の一環ということで、平成16年度の拡充事業として行ったものです。


 次の、2番の公定法と松葉調査のところでありますけれども、松葉調査を行う利点ということで若干書いておりますが、黒松は生息範囲が広くて、地域間の比較がしやすいと。住民一人一人が参加して、いわゆる環境調査に加わることができると、そういったような意味合いもございます。


 次に、公定法との差ということで書いてございますけれども、公定法につきましては、例えば大気中のダイオキシン類の測定も同様なんですが、機械によるサンプリングで方法が非常に細部まで標準化されております。これに対しまして松葉調査につきましては、植物を用いた方法ということで、松葉の採取時期であるとか、葉の成長度合い、その他、変動要因があると。変動要因が避けられないと、そういった一面もございます。


 次に、調査方法ですけれども、今回行いました調査の内容です。分布の調査、あるいはサンプリングにつきましては、区民公募のかんきょう観察員の方に呼びかけまして、延べ30人の方が、まず豊島区内で黒松がどこにあるのかと、高さはどのくらいでサンプリングはできるのかと、そういった調査から始めまして9月の2日間、実際のサンプリングを行っていただきました。


 サンプリングの場所につきましては下の方の地図と図表がございます。埼京線を中心に西側と東側分けまして、西部で7カ所、東部で6カ所、全部で13カ所のサンプリングを行いまして、東部、西部それぞれのものを混ぜこぜて2検体ということで調査を行いました。


 裏面お願いします。調査結果の表なんですけれども、ちょっとわかりにくいのでご説明いたしますけれども、松葉の調査と大気中の、いわゆる公定法の調査を並列して書いてございます。例えば上の方の豊島区東部と書いてございますが、16年度、右端の方ご覧いただきたいんですが、16年度豊島区東部での松葉については4.1ピコグラムありましたと。その16年度の公定法による大気調査では0.078ピコグラムでございました、そういう内容です。松葉につきましては松葉1グラム中の量。大気中につきましては大気1立方米中の量ということで、この4.1と0.078は全く別の単位で表わしております。


 杉並区、流山市など他の地区の部分も書いてございますけれども、横バーが入っているところは調査をしておらないという内容になっております。


 5番目の評価のところですけれども、黒松のダイオキシン類濃度、豊島区の東西では差がなかったと。上の表にありますように、東部が4.1、西部が3.9ということで、4.0前後の値で差はございませんでした。また、黒松の調査ですけれども、他の自治体との比較でも同程度であって、大きな差はございませんでした。例えば杉並区でございますと、13、14、15年度、松葉の調査を行っておりまして、5.7、4.9、2.5という値になっております。また、千葉県流山市では13、14年度10と8.0、千葉県柏市も12、13年度測定をしております。この値と比較しまして豊島区もほぼ他の自治体と同じような傾向、範囲の中に入っておったというふうに考えております。


 次に、評価の(2)番目、黒松中の濃度と大気中の濃度の関係というものです。もともと黒松の調査というのはその地域の大気環境の全体を長期的に安定的に捉えることができるというような内容で始まったものですので、その比較をしております。豊島区につきましては、16年度、単年度でございますので、直接の評価はできませんけれども、杉並区なり、あるいは千葉県柏市の流れを見ますと、大気濃度が下がれば黒松の濃度も下がっていると。あるいは柏市の分では大気濃度が上がれば黒松の濃度も上がっているということで、全体と見ましては黒松中のダイオキシン類濃度、大気中の濃度と反映している、そういった傾向が見られるというふうに思っております。


 最後に、環境学習としてのまとめということでございますが、今回豊島区で行ったのは、あくまでも環境学習のためのベースとして調査をしました。今回のかんきょう観察員の方に協力いただきましたけれども、公園緑地課とも共同で現在、区立公園の樹木調査というものもやっておりますので、それと合わせて松葉の採取などもご依頼いたしました。結果としましては黒松を通しての大気環境の学習と、そういった場に活用できてよかった、意義があったと考えております。


 今後区といたしましても黒松のダイオキシン、大気中のダイオキシンの相関等も調べながら今後の環境学習にも生かしていきたいと、そのような考えております。


 黒松のダイオキシンにつきましては、報告、以上でございます。


○小林ひろみ委員長 


 説明が終わりました。ご質疑がございますでしょうか。


○日野克彰委員 


 松葉による調査については一般質問等でもかなり指摘をさせていただいて、早速実行していただいたことは非常に評価させていただきます。


 2ページの方の黒松中の濃度と大気中の濃度との関係のことなんですけれど、一説によると、この数値の比較というのは松葉で出た数字の10分1というのが大気じゃないかという指摘もあるんですね。それが正しいかどうかというのはまたいろいろ議論があるんでしょうけれども。これまで出た豊島区の大気、公定法によるデータの値から見てもちょっと16年度は非常に低いような気がするんですね、大気の方が。その辺のところはどうなんでしょうね、数値の見方と、それからこの公定法のデータのところなんですけれども。


○高橋環境保全課長 


 住民グループで行っている中では、松葉の濃度、いわゆる含有量になりますけれども、その10分の1がほぼ大気濃度に見合うんではないかと書かれております。ただ、もともと大気中に計った濃度と松に吸着するいわゆる含有量というのは、厳密な意味での科学的なものではございませんので、1つの目安として大体松葉に入っているものの10分の1ぐらいが大気濃度であろうと、そのように私どももの方は認識しております。ということで4.1、豊島東部であれば4.1の10分の1、0.4ぐらいが大気濃度のはずなのに実際は0.078になっていると、その比較についてどうかというのが今の委員のご指摘だと思うんですけれども、うちの方としてはほぼ目安として住民グループの方では言われているけれども、実際に豊島区の中ではこうだったと。継続してやることによってもう少し詳しい値が出るかもしれないというふうに考えております。


○日野克彰委員 


 わかりました。やっぱり単年度だけでは言えないということは確かにそうだと思いますので、また今後もそこの分析は行っていただきたいと思います。


 それと、これ費用の点なんですけれども、予算委員会等でそれは最終的にはいろいろ出てはいたんですけれども、具体的にはどのぐらいだったんでしょうか。


○高橋環境保全課長 


 東西2検体で18万ほどの経費かかっております。予算上の制約もございますので、ポイント数をたくさんは取れなかったということで、東西2検体で18万かけてございます。


○小林ひろみ委員長 


 これ実施をしたのはどこが実施をしたということなんでしょうか。豊島区が実施したということでよろしいですか。


○高橋環境保全課長 


 豊島区の環境保全の事業の一環として実施したと。ですから公募区民の方にサンプリングなりをやっていただきまして、測定以下はうちの方の委託でやっております。


○小林ひろみ委員長 


 ちょっとつまらない話で恐縮ですが、西部の2の旧千川中学校とありますがこれは旧千川小学校ですね、まず、場所、名前が、まず。ちょっとこうなっちゃうと、私実は旧って最初見えなかったので環六沿いだと思っちゃったんですが、もう場所が全然違うというふうに思いまして、今後比較検討していくときにも間違いがちなので気をつけてください。確かに間違いやすいんですがよろしくお願いします。


 それから千早フラワーパークも正式名称とはちょっと違うところがあるので、今後の、もし継続してやるとすればまずいと、同じ場所だか違う場所だかわからないというのはまずいんじゃないかなというふうに思いますのでそれは気をつけていただければというふうに思います。


 後、私もちょっと松葉調査はよく知らないんですけれども、ダイオキシンというのは人間の体内に入るとなかなか排泄されないというふうに聞いておりますし植物でもそうなのかとは思うんですね。そうであるとすれば、松葉は毎年落ちるということだとその年の含有量というふうでうまくいくのかなと思うんですが、低くなった時にその辺が、高くなった時は蓄積しますからあれですけど、空気中が低くなって十分下がっていくのかどうかという、その辺のところは研究がなされているんでしょうか。


○高橋環境保全課長 


 まず場所の食い違いについては大変申しわけありませんでした、直していきます。


 濃度の関係なんですけれども、ご承知のとおり松葉新芽が出て落ちるわけですので、サンプリングの方法もいわゆるそういった本が出ておりまして、新芽が出て6カ月位たったところでちょうど吸着量が平行になると。ですから6カ月以前で取ると少ない値が出ちゃうんんで6カ月以上たったような葉っぱを取りなさいとなっております。うちの方もそういった意味で季節的には9月の中旬以降ぐらいであれば落っこちもしないしちょうど半年位かなというふうことで取りました、ということで濃度が低くなる高くなるというのは今後のまた経緯を見ていかないとよくわからない面もありますけれども。


○小林ひろみ委員長 


 それから、継続的な検査とそれから後は大気中と松葉と両方調べていくということが大変重要だと思うんですが、その間のサンプリングのこれ見てみますと、もう2年位でやめちゃったりどっちか片方しかやってなかったりのがちょっとあるんですが、これはどういう理由なんですか。


○高橋環境保全課長 


 ほとんどが生活クラブ生協さんが行っている調査なんですが、自治体が直接やっている例はそれほど多くありません。いろいろ事情聞きますと、例えば清掃工場の新設にあたって、いわゆる風下風上を測ってみるとか、そういう格好で始まった調査のようです。杉並区さんなり他のところにつきましては既に終了という格好で伺っています。豊島区も16、17年度の、最低2カ年はやっていきたいと。今後また予算の状況も見まして継続していくかどうか考えていきたいと思いますけれども。


○小林ひろみ委員長 


 やはり基本は継続して比較検討していくということは私は必要だというふうに思っているんですね。単発で本当にどうなのかというの。特に本当に微量なものですからね。毎回ダイオキシン、大気中についてはもうずっとやってきているんですよね、豊島区の場合。それでかなり充実もしたし後退した面もあるけれども。やっぱりこれ自身には私はちょっと経年変化を含めてやっていく必要があるというふうに私はちょっと思っているので、その辺のところは、これは私の意見でございます。


○副島健委員 


 こういう時じゃないと聞けないので聞いておきますけれども、無理無理、松葉に関連づけて。この中にも雑司ヶ谷墓地というのが書いてありますよね、それに関連づけるんだけど、昔は落ち葉が落ちると1カ所に集めて燃やしていたんですよ。今は落ち葉を燃やしちゃいけない、これが落ち葉の中にダイオキシン類が入っていて、それを燃やすとまた煙となってたなびいて人体に影響があるからという説もあるし、単に消防法から火災の恐れがあるから燃やさないでくれというんだろうと、そういうふうに思っているんだけども、今落ち葉を焼かないために、猛烈に落ちるんですよ、秋ね。それを集めるんだけど、このでっかいビニールの袋に何十袋というか、何十じゃないですね、何百袋というふうにあれして、車が来るとそれに放り込んでいくんだけど、あっという間に車1台に積み込むぐらいあるんだけど、昔は幼稚園の子どもが集めて先生たちが焼きいもをしたりしていたんだけど、今、たき火というのはどういう観点から禁止されているのか、そのダイオキシンの関係から禁止されているのか、そこら辺はどういうふうに私ども捉えていいんでしょうかね。


○高橋環境保全課長 


 法令でいろいろ規制が入っておりますのは、いわゆる小型焼却炉とか簡易焼却炉でプラごみなんかを燃やすといけないということでいろいろ禁止規定が入っておりますが、例えば墓地等で、公園等で落ち葉を集めて燃やすこと自体が禁止されているわけではありません。環境保全の面から言いますと禁止ではありませんが苦情が入ってくるということで、たき火についてはだめだという言い方しておりませんけれども気をつけて燃やしいくださいと、あるいは燃やすものを気をつけてくださいと。焼却炉で燃やすという場合につきましては焼却炉のいろいろ基準が入ってきますので、そういった規制のお話をしております。ですから例えば年末いろいろなお焚き上げで持っていったものをお寺さんで燃やしたりすることありますけれども、そのことにつきましてもプラごみが入らないようにと、木なり紙なり竹なりそういったものに統一してくださいと、そういう話はしております。ですから落ち葉そのものを燃やしてはいけないということではございません。


○副島健委員 


 何か規制があるんじゃないかなと思うんだけど、花屋さんなんか落ち葉が相当の量になるということで、集めてたき火をするのはビニールごみなんかが混在しているとうまくないだろうからというので、それをはずしてもう純粋に落ち葉だけにして火をつけるんだけれども、これも雑司ヶ谷霊園の方の所長さんたちが来て燃やすのは体に良くないから、何か法令によって中止されているというふうな、そういうことを言ってくるらしいんですよ。それで、緑の小道の会なんていうの民間で地元でつくっているけど、その人たちは霊園管理事務所の職員の掃除する方たちとともに落ち葉を1カ所に集積して、肥やしになる腐葉土をつくるようにしていまして、その腐葉土をつくるのもかなり手間隙かかるんだけど、それをまた袋詰めにして近所の木をいじっている人たちに差し上げるという、喜ばれて、そういう面からもごみの減量ということで取り組んでおるんですよ。ですからごみの減量だけのことを思えば燃やすのが、さっきも話が出ていた別の意味で燃やすのが一番簡単に処理ができるんだろうと思います。燃やし方も今も申し上げたようにビニールだとか紙類を全部はずして、純粋な落ち葉でやったらどうかなと思いますけど、法令によって禁止されているっていうふうに霊園管理事務所の人がそういうお話をするということは、燃やしちゃいけないという法律があるんじゃないかなと思うんだけど、そこら辺はどうなっているんでしょうかね。


○河原清掃環境部長 


 今、環境保全課長の立場でお答えいたしましたが、副島委員ご指摘のようなあらゆる観点でそういう話があるということになれば、1回ちょっと、全体ちょっと調べまして、改めてご報告なりさせていただきたいと思っております。確かにご指摘のようにごみ量が、落ち葉等が増えているというのも実態でございます。もう一度その辺確認しましてご報告させていただきたいと思います。


○副島健委員 


 一番楽しみにしているのは町会でも昔はやったんだけど、子どもさん集めてサツマイモ持ってきて焼き芋大会なんかやったんだけど、絶対こういうことはやらないでくださいと。それから雑司が谷のキリスト教の教会でも昔は幼稚園がありますので、その幼稚園の子どもさん連れてきて焼き芋をつくっておやつだということで出しておったけど、現在はそれがもう中止されているということで非常に皆さん残念がっている面もあるんですけれども今、部長さん言われたんで調べてみていただければと思います。


 以上で終わります。


○福原保子委員 


 今、お話聞いて私、副島委員のご質問の、あれダイオキシンが発生するから私は燃しちゃいけないというような認識を持っていたんですよね、今までね。ですからそこらあたり大きな私も誤差があるなと思いましたけども、要するに火を燃やす時に合意があれば、近所の人の、周囲の、周りの。それできるということですか。


○高橋環境保全課長 


 いわゆる宗教的な行為であるとか、落ち葉のところまで法令上燃やしてはいけないという書かれ方はされていないんですが、やはり焼却そのものがいろいろ問題があるということが世間一般の人、理解されておりますし、我々も小型焼却炉で安易に燃やすなと指導しておりますので、そこの法令上の規制の中身と実際上の対応とが大分ぶつかっているところがあるように思っております。ですから、例えば落ち葉のたき火がいいですよということであったとしても、実際周りから苦情が入ってくるというケースもあります。苦情が入った結果うちの方でできるだけ燃やさないように対応できませんかというお話をしているケースもあろうかと思います。それを法令上の禁止というふうに捉えられているケースもあるかもしれません。


○福原保子委員 


 私がお尋ねしているのは、たき火、あるいはそういうこと燃やすことによってダイオキシンが発生するからだめなんだと、そういう認識を持っていたわけなんです、私自身がね。だからそれ違うということで周りの人の云々、ここらあたりが非常にわからない。そのあたりちょっとまたご答弁いただければありがたいんですが。


○河原清掃環境部長 


 先程申し上げましたように焼却炉等で燃やす上での法的な規制があって、これはまさにダイオキシンの発生等の問題でこれは規制がございます。ただ、たき火全体を、じゃあ、ダイオキシンの発生等で公害規制をやっているかというと、そこまでは先程の課長の答弁でやってはいないと。しかしながら、副島委員のお話のように実態上そういう話も出ているということで、じゃあ消防の観点であるのか違った観点があるのか、また法令上どうなっているのかというようなところは、今回全部調べまして改めてこの委員会でご報告という形を取らさせていただきたいと思っております。


○小林ひろみ委員長 


 よろしいでしょうか。


  「はい」


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○小林ひろみ委員長 


 次に、2004年度一般環境大気中秋季ダイオキシン類の調査結果について、理事者より説明いただきます。


○高橋環境保全課長 


 毎年年4回、春、夏、秋、冬やっております測定の秋分の報告でございます。


 表が真ん中のところに出ておりますけれども、巣鴨第一児童館と長崎健康相談所、2カ所で測定しておりまして、測定値は0.089と0.076。平均して0.083ピコグラムという値になっております。環境基準が0.6ピコグラムですので1桁小さい値となっております。下の方の表は季節ごとの分の値を並べております。


 裏面をご覧ください。参考1のところでは、測定したところの気象状況等が入っております。参考の2では、東京都が測定しております都内全域での大気中のダイオキシン類濃度の一覧でございます。豊島区の値とほぼ同様の内容でありまして、ここ数年急激に大気中の濃度が下がっているという値を示しております。参考の3は測定しているポイントの地図でございます。


 3ページ目お願いいたします。参考の4といたしまして11年度から15年度までの経年変化を示しております。区側が測っているところ、一組側が測っているところ、計5カ所測っておりますが、この表を見ておわかりのとおり、平成12年度0.28、平均値が一番下の行に入っておりますが、平成12年度0.28という値が一番高いピークを迎えた後に下がっておりまして15年度が0.065という値になっております。


 次に(2)番、下の方の表ですが、東京都が測っております都内全域の経年変化です。23区平均値というところがゴシックで入っておりますが、東京都内全域としてもこの数年間で下がっていると。15年度については0.069という値ですので、豊島区の平均値0.065とほぼ同様の値になっております。


 秋のダイオキシンの報告につきましては、雑駁でございますけれども以上でございます。


○小林ひろみ委員長 


 説明が終わりました。ご質疑ございますか。


  「なし」


○小林ひろみ委員長 


 よろしいでしょうか。


  「はい」


 その他何かございますでしょうか。


  「なし」


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○小林ひろみ委員長 


 次に、次回の委員会の日程についてお諮りいたします。


 2月、3月は予算委員会等もあり開会はしないというふうに思っておりまして、次回については4月19日火曜日の午前10時から開会いたしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。


  「はい」


○小林ひろみ委員長 


 それでは、そのように決定させていただきます。


 次回は4月19日火曜日午前10時から開会いたします。


 以上で、清掃・環境対策調査特別委員会を閉会いたします。


  午前11時16分閉会