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東京都 杉並区

平成23年第1回臨時会−05月30日-06号




平成23年第1回臨時会

平成二十三年第一回臨時会杉並区議会会議録(第六号)

平成二十三年五月三十日 午後一時開議
出席議員四十八名

 一番  松  浦  芳  子
 二番  新  城  せ つ こ
 三番  堀  部  や す し
 四番  す ぐ ろ  奈  緒
 五番  そ  ね  文  子
 六番  横  田  政  直
 七番  山  田  耕  平
 八番  市  来  と も 子
 九番  木  梨  もりよし
一〇番  佐 々 木     浩
一一番  け し ば  誠  一
一二番  山  本  ひ ろ こ
一三番  奥  山  た え こ
一四番  小  松  久  子
一五番  大 和 田     伸
一六番  田  中 ゆうたろう
一七番  今  井  ひ ろ し
一八番  浅  井  く に お
一九番  富  田  た  く
二〇番  金  子 けんたろう
二一番  山  本  あ け み
二二番  山  下  かずあき
二三番  増  田  裕  一
二四番  中  村  康  弘
二五番  北     明  範
二六番  川 原 口  宏  之
二七番  市  橋  綾  子
二八番  吉  田  あ  い
二九番  脇  坂  た つ や
三〇番  大  熊  昌  巳
三一番  藤  本  な お や
三二番  岩  田  い く ま
三三番  原  田  あ き ら
三四番  くすやま  美  紀
三五番  鈴  木  信  男
三六番  安  斉  あ き ら
三七番  小  川  宗 次 郎
三八番  河  津  利 恵 子
三九番  大  槻  城  一
四〇番  渡  辺  富 士 雄
四一番  島  田  敏  光
四二番  横  山  え  み
四三番  関     昌  央
四四番  大  泉  時  男
四五番  斉  藤  常  男
四六番  井  口  か づ 子
四七番  富  本     卓
四八番  小  泉  や す お

出席説明員
 区長           田 中   良
 副区長          松 沼 信 夫
 副区長          菊 池   律
 政策経営部長       高   和 弘
 政策法務担当部長     牧 島 精 一
 行政管理担当部長     宇賀神 雅 彦
 区長室長         与 島 正 彦
 危機管理室長新型インフルエンザ対策担当参事
              井 口 順 司
 区民生活部長       佐 藤 博 継
 保健福祉部長       長 田   斎
 高齢者担当部長      武 笠   茂
 子ども家庭担当部長    森   仁 司
 杉並保健所長       深 澤 啓 治
 都市整備部長       上 原 和 義
 まちづくり担当部長    大 塚 敏 之
 都市再生担当部長     岩 下 泰 善
 土木担当部長       小 町   登
 環境清掃部長       原   隆 寿
 会計管理室長(会計管理者) 遠 藤 雅 晴
 政策経営部企画課長事務取扱政策経営部参事
              徳 嵩 淳 一
 区長室総務課長      内 藤 友 行
 教育委員会委員長     大 藏 雄之助
 教育長          井 出 隆 安
 教育委員会事務局次長   吉 田 順 之
 教育改革担当部長     渡 辺   均
 済美教育センター所長   玉 山 雅 夫
 中央図書館長       本 橋 正 敏
 選挙管理委員会委員長   小 林 義 明
 代表監査委員       四 居   誠
 監査委員事務局長     和 田 義 広



平成二十三年第一回杉並区議会臨時会議事日程第一号
                平成二十三年五月三十日
                     午後一時開議

第一  仮議席の指定について
第二  杉並区議会議長選挙について

議事日程第一号追加の一
第一  議席の指定について
第二  会期について
第三  杉並区議会副議長選挙について
第四  議員提出議案第二号 杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例
第五  議員提出議案第三号 杉並区議会会議規則の一部を改正する規則
第六  常任委員会委員の選任について
第七  議会運営委員会委員の選任について
第八  特別委員会の設置について
第九  議案第三十三号 杉並区監査委員(議員)の選任の同意について
第一〇 議案第三十四号 杉並区監査委員(議員)の選任の同意について
第一一 議員提出議案第四号 杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
第一二 議員提出議案第五号 杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
第一三 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙候補者の推薦について
追加  閉会中の継続調査事項について
追加  議員提出議案第六号 議員の派遣について

◎事務局長(伊藤重夫) 事務局長の伊藤でございます。
 本臨時会は、改選後初めての議会でございます。
 議長が選挙されるまでの間、地方自治法第百七条の規定により、年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。
 本日の出席議員の中で年長の議員は、斉藤常男議員でございますので、斉藤常男議員に臨時議長の職務をお願いいたします。
 斉藤議員、よろしくお願いします。
○臨時議長(斉藤常男議員) ただいまご紹介いただきました自由民主党杉並区議団の斉藤常男です。
 地方自治法第百七条の規定により、臨時議長の職務を行います。
 つきましては、本日の議事が円滑に進みますよう、議員各位のご協力を心からお願いしておきます。
 開会に先立ち、皆様に申し上げます。
 区議会では、本臨時会からクールビズを実施することといたしましたので、お知らせしておきます。
 ただいまから平成二十三年第一回杉並区議会臨時会を開会いたします。
 本日の会議を開きます。
 区長からごあいさつをいただきます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 区長の田中良でございます。
 本日は、お忙しいところご参集いただきまして、まことにありがとうございます。選挙後初めての臨時会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 まずは、激戦の区議会議員選挙を制された皆様のご当選、改めておめでとうございます。
 さて、平成二十三年度の区政の最大の課題は、今後十年間を展望した区の将来像を描く新たな基本構想と、その実現に向けた具体的な道筋となる総合計画の策定でございます。現在基本構想審議会でご審議が行われており、六月四日には、多様な区民のご意見を踏まえて、策定に取り組む一環として、無作為抽出方式による百名程度の区民意見交換会を開催することとしております。
 また、大規模な複合的な災害として区民生活にもさまざまな影響を及ぼしました東日本大震災に対しては、区民の皆様の安全・安心を第一とし、迅速かつ的確な対応を図る一方、災害時相互援助協定を結んでいる福島県南相馬市を初め、被災地の方々に対する支援を行っております。被害の甚大さから、今後の復旧復興には長期間の支援が必要と認識をしており、引き続き区民、区議会等のご協力を得ながら取り組んでまいる所存でございます。
 さて、過日、富本卓議員を初め十二名の議員の方々から、杉並区議会議長及び副議長の選挙等について区議会臨時会の招集請求がございましたので、本日、平成二十三年第一回区議会臨時会を招集することといたしました。
 本臨時会には、去る二十七日に追加して告示をいたしました議員選出の監査委員の選任につきましても、ご審議をお願いすることになっております。
 何とぞよろしくお願いを申し上げまして、私のごあいさつといたします。
○臨時議長(斉藤常男議員) 出席議員の数は定足数に達しております。
─────────────◇─────────────
○臨時議長(斉藤常男議員) これより日程に入ります。
 日程第一、仮議席の指定についてであります。
 仮議席は、ただいま着席の議席とします。ご了承ください。
 以上で日程第一を終了いたします。
─────────────◇─────────────
○臨時議長(斉藤常男議員) 日程第二、杉並区議会議長選挙についてであります。
 これより杉並区議会議長選挙を行います。
 選挙の方法は投票によることといたします。
 議場の閉鎖を行います。
     〔議場閉鎖〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 議場の閉鎖を確認いたしました。
 在席議員の数を確認いたします。
 在席議員の数は四十八名であります。
 投票用紙を配付いたします。
 投票は単記無記名であります。
     〔投票用紙配付〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を点検いたします。──投票箱は異状ないものと認めます。
 投票を開始いたします。
 投票は、事務局長の呼名順に投票願います。
 それでは、投票を行います。
     〔投票〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 投票漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 投票漏れはないものと認めます。投票は終了いたしました。
 ここで開票立会人を二名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 異議ないものと認めます。それでは、一番松浦芳子議員、四十八番小泉やすお議員、以上二名の方をご指名いたします。
 開票立会人の立ち会いをお願いいたします。
 開票を開始いたします。
     〔開票〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 立会人のもと、開票は終了いたしました。
 ここで、選挙の結果を事務局長から報告させます。
◎局長(伊藤重夫)
 杉並区議会議長選挙選挙結果
    投票総数          四十八票
   内
    有効投票          四十五票
    無効投票            三票
   有効投票内訳
    藤 本 なおや 議員     三十票
    小 松 久 子 議員      七票
    鈴 木 信 男 議員      六票
    堀 部 やすし 議員      二票
 以上です。
○臨時議長(斉藤常男議員) 選挙の結果は、ただいまの報告のとおりです。よって、藤本なおや議員が杉並区議会議長に当選されましたことを確認しました。
 以上で議長選挙を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
     〔議場開鎖〕
○臨時議長(斉藤常男議員) 議長に当選されました藤本なおや議員が在席でありますので、杉並区議会会議規則第二十八条第二項の規定により、当選された旨を口頭をもって通知いたします。
 議長に当選されました藤本なおや議員からごあいさつをいただきます。
 藤本なおや議員、ごあいさつをお願いいたします。
     〔三十一番(藤本なおや議員)登壇〕
◆三十一番(藤本なおや議員) 議長就任に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 初めに、三月十一日に発生をした東日本大震災により犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様方には心から深くお悔やみを申し上げる次第であります。
 また、被災された方々に対して、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げ、お見舞いを申し上げます。
 ただいまは議長選挙におきまして多くの皆様方のご推挙を賜り、杉並区議会議長に選出いただきました。ありがとうございました。
 杉並区議会を代表する者として、その重責を認識し、公正公平な議会運営に努めてまいります。何とぞ議員各位のご協力を心からお願いを申し上げます。
 私たちは、さきの統一地方選挙によって区民から選ばれた議員であり、この構成によって新生議会がきょうからいよいよスタートいたします。そこで、せっかくの機会でありますので、二点にわたり、簡潔に私なりの所信や希望を述べさせていただきます。
 初めに、冒頭申し上げたとおり、震災の影響がいまだに拡大し続けている国難にあって、国政はもとより、この杉並区議会を含めた各自治体の地方議会においても、その果たすべき役割が今まさに増しております。我々議員は、その自覚と責任の上に立ち、パフォーマンスや批判合戦に終始するような議会とするのではなく、各政党や会派、各議員によってそれぞれ考え方や意見は違えども、たがための、何のための政治や議会であるのか、それぞれが深く胸に刻み、前向きな議論によって議会が進んでいくよう望むものであります。
 特に今年度は区政において、昨年誕生した新区長のもと新しい基本構想が策定をされ、今後十年先を展望する節目の大変重要な年となっております。区民の方々と接する機会の多い各議員の皆様方におかれましては、その声をしっかりと受けとめながら、新生議会による新しい視点に立った今後の活発な議論をご期待申し上げる次第であります。
 二点目に、議会改革について申し上げます。
 さきの選挙は、候補者が七十名を超える選挙でありましたが、一方で投票率は四〇%を切る低投票率でありました。このことは区民の議会に対する関心の低さをも物語っており、我々議員はこの結果を謙虚に受けとめ、より一層区民に開かれ親しまれる議会を目指していかなくてはなりません。
 そこで、改選前の議会において決議された議会改革の推進に関する決議と申し送り事項については、新生議会としてしっかりとその強い思いを受け継ぎ、これまで積み重ねてきた議論や経験を十分に生かしながら、議会改革の灯を消さないよう引き続き取り組むべきものと考えております。とりわけ仮称議会基本条例については、喫緊に取り組まなければならない課題と位置づけ、実のあるものとして成果を示していかなくてはならないと考えております。
 さらに、今後の議論にゆだねてまいりますが、議会改革の一例として、例えば議長報酬の見直しなど、すぐにできることはスピード感を持って行いながら、一方で、四年という任期を見据えた、ある意味腰を据えてじっくりと議論していかなければならない議会の課題を洗い出し、工程表などもつくりながら強力に議会改革を推進していただきたく、どうか議員の皆様方のご協力並びに区長初め理事者の方々のご協力とあわせて、区民の皆様方にも切にお願いを申し上げる次第であります。
 いずれにいたしましても、杉並区議会も改選によって新しい扉が開かれました。区民のために精いっぱい働いてまいりますので、よろしくご指導のほどお願い申し上げ、新任のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○臨時議長(斉藤常男議員) ただいま藤本新議長により力強い決意表明がありました。
 以上で臨時議長の職務を終わります。
 皆様のご協力に感謝申し上げ、議長と交代させていただきます。ありがとうございました。
○議長(藤本なおや議員) ここで、本日の追加議事日程並びに追加議案等を配付いたします。
     〔追加議事日程等配付〕
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) これより追加議事日程に入ります。
 日程第一、議席の指定についてであります。
 議席は、杉並区議会会議規則第二条第一項の規定により、ご配付いたしました議席表のとおり指定をいたします。
     〔「議長、意見」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) ただいま提案されます議席指定表は、五月十三日に設置された代表者会議でその後議論され、決定されたものであります。以上の理由から、この議席指定表に対して反対いたします。
 この代表者会議は、四月二十四日の区議会選挙結果を見た自民、公明、民主の与党会派が談合し、二十八日に前の議会運営委員会理事会を開き、三人以上の会派を交渉会派としてきた慣例を、四人以上に突然変えた結果に基づくものです。
 旧議会運営委員会理事会は、二〇〇七年の選挙結果の会派構成に基づくものであり、今回現職六人が落選したことから、新生議会のあり方を決める権限も資格もありません。四月二十八日の決定は無効であり、そこで決めた代表者会議による議席の決定も認められないことが反対する第一の理由です。
 区議会議員選挙は、余震が続く中、政治不信の高まりから、杉並は三九・八二%の低投票率となりました。自民、民主を初め現職が落選、公明党が得票を減らし、与党会派には厳しい結果となりました。他方、無所属区民派や生活者ネットが議席を増やし、無所属議員が高位で当選したことからも、政党に対する有権者の不信が示された選挙でした。
 自民、公明、民主の与党会派は、その結果に襟を正すどころか、支持を拡大した無所属、少数会派議員が議会運営に参加することを阻むことで一致しました。少数会派七名の意見も聞かず、多数会派の都合だけで決められた席次を認めることはできません。
 第二に、提案された席次は、昨年十二月の密室の幹事長会を廃止し、それにかわる議会運営委員会理事会が決めた代表者会議で議論され、決められました。議員だけが傍聴でき、区民が傍聴できない住民不在の会議で決められたことからも反対です。
 第三に、代表者会議を傍聴して見たものは、旧幹事長会とそれにかわった理事会のあり方を批判している無所属、少数会派に対する徹底した差別でした。本会議場の議席は、横は野党から与党の会派別順序、前後は当選回数順となっています。ところが、杉並区議会は、ある時期から、少数会派であれば何期務めても最前列、大きな政党に入れば一年生議員でも後ろに位置するという、議会慣例を無視したあり方に変わりました。
 議場にいる方はわかると思いますが、後部の席からは議場全体が見渡せ、議事運営や他会派の動きが見えるために、当選回数が多い会派のリーダー格が位置するのが通例です。
 また、これも皆さんわかると思いますが、自民、公明など多数会派は、傍聴席からは見えにくい一番後ろの席を好み、当選回数が五期でも四期でも少数会派議員を最前列に置く差別を続けてきたのです。
 今回、無所属区民派から、当選回数順と会派順をもとにした合理的席次を議会事務局に示しました。最大会派の杉並自民区政クラブ幹事長から、工夫を凝らしたその改善案が出されました。自民党杉並区議団からも、少数会派の要望を尊重するよう意見が出され、民主からもその意向を伺いました。しかし、公明党の強い反対でその案を実現できませんでした。少数会派の議員控室改善要求を一〇〇%無視し、窓も空調もない劣悪な環境にあえて押し込める差別的な姿勢に通じるものです。
 提案された席次には以上の理由から反対し、今後の改善を求めます。
○議長(藤本なおや議員) 以上で議席の指定の件を終了いたします。
 説明員は、ご配付いたしました説明員一覧のとおりであります。
 会議録署名議員をご指名いたします。
 二番新城せつこ議員、四十七番富本卓議員、以上二名の方にお願いをいたします。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第二、会期についてであります。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は、各会派の代表者の申し合わせどおり、本日一日とすることに異議ありませんか。
     〔「異議なし」「異議あり」「議長、意見」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) 無所属区民派より、本日の会期に反対する意見を述べます。
 本日は、四月二十四日の区民の審判を受け新たに出発した区議会の初議会です。議長選挙に始まり、議会運営委員会、常任委員会、特別委員会など、議会の運営に係る重要な決定が行われます。
 しかし、新生議会がスタートする以前の四月二十八日、旧議会運営委員会理事会で、区民の選択し、求めた新生議会とは全く異なる方向が決定されました。
 第一に、選挙結果に示された無所属や少数会派に託された区民の意思に反する方向です。それは、代表者会議に参加できるいわゆる交渉会派の人数を、三人以上から四人以上に変えたことです。選挙結果は、無所属区民派、みどりの未来、無所属議員がいずれも高位で当選し、生活者ネットワークが三議席となりました。それに示された民意に反し、無所属、少数会派議員を排除して本日の会期を決めたことは許せません。
 第二に、五月十三日、六人の新しい幹事長で構成される代表者会議が始まりました。そこで、杉自、公明、民主、自民区議団の四会派が率先し、議員控室や議席のあり方にまで少数会派の意見を聞かず、その権利を無視したこととなりました。自民、公明、民主の議会改革は名ばかりで、区民のための議会改革でないことが示されました。その姿勢が貫かれた会期を認めることはできません。
 第三に、共産党から、旧理事会で交渉会派を四人以上とした決定が間違いであり、新生議会で改めて議論すべきとの意見が出されながら、自民、公明、民主によって問答無用と強行されたことです。しかも、自民、公明、民主の与党会派に従わなければ、共産党もネット・みどりの会派も理事会から排除する方向で日程が組まれたことです。この日程を認めれば、今後の議会運営が、自民と公明、これに従う民主などの大政党の思いのままになります。
 議会制民主主義にかかわる事の重大さから、本日提案される日程に意見を述べ、反対することを宣言し、本日の会期と日程に反対をいたします。
○議長(藤本なおや議員) ただいま異議がありますので、起立により採決をいたします。
 本臨時会の会期は、各会派の代表者の申し合わせどおり、本日一日とすることに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、本臨時会の会期は、本日一日とすることに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第三、杉並区議会副議長選挙についてであります。
 これより杉並区議会副議長選挙を行います。
 選挙の方法は投票によることといたします。
 議場の閉鎖を行います。
     〔議場閉鎖〕
○議長(藤本なおや議員) 在席議員の数を確認いたします。
 在席議員の数は四十八名であります。
 投票用紙を配付いたします。
 投票は単記無記名であります。
     〔投票用紙配付〕
○議長(藤本なおや議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を点検いたします。──投票箱は異状ないものと認めます。
 投票を開始いたします。
 投票は、事務局長の呼名順に投票をお願いいたします。
 それでは、投票をお願いいたします。
     〔投票〕
○議長(藤本なおや議員) 投票漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 投票漏れはないものと認めます。投票は終了いたしました。
 開票立会人を二名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。三番堀部やすし議員、四十六番井口かづ子議員、以上二名の方をご指名いたします。
 開票立会人の立ち会いをお願いいたします。
 開票を開始いたします。
     〔開票〕
○議長(藤本なおや議員) 開票は終了いたしました。
 選挙の結果を事務局長から報告いたします。
◎局長(伊藤重夫)
 杉並区議会副議長選挙選挙結果
    投票総数          四十八票
   内
    有効投票          四十六票
    無効投票            二票
   有効投票内訳
    横 山 え み 議員    三十一票
    奥 山 たえこ 議員      七票
    くすやま 美 紀 議員      六票
    横 田 政 直 議員      二票
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 投票の結果は、ただいまの報告のとおりであります。よって、横山えみ議員が杉並区議会副議長に当選されました。
 以上で副議長選挙を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
     〔議場開鎖〕
○議長(藤本なおや議員) 副議長に当選されました横山えみ議員が在席でありますので、杉並区議会会議規則第二十八条第二項の規定により、当選された旨を口頭をもって通知いたします。
 副議長に当選されました横山えみ議員のごあいさつをお願いいたします。
     〔四十二番(横山えみ議員)登壇〕
◆四十二番(横山えみ議員) ただいまは、ご選任をいただきまして大変ありがとうございました。
 新生議会となりました本年は、東北大震災の後を受け、復旧復興にスピーディーな推進力をもって進めていかなければならないという一年になるかと思います。藤本議長を支え、公平公正な議会を進め、区民のために働いてまいります。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(藤本なおや議員) 以上で副議長選挙の件を終了いたします。
─────────────◇─────────────
議員提出議案第二号

   杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
       提出者 杉並区議会議員  原 田 あきら
           同        山 田 耕 平
           同        くすやま 美 紀
           同        金子けんたろう
           同        鈴 木 信 男
           同        富 田 た く
           同        小 松 久 子
           同        奥 山 たえこ
           同        市 橋 綾 子
           同        すぐろ 奈 緒
           同        そ ね 文 子

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

○議長(藤本なおや議員) 日程第四、議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例を上程いたします。
 提出者の説明を求めます。
 三十三番原田あきら議員。
     〔三十三番(原田あきら議員)登壇〕
◆三十三番(原田あきら議員) それでは、区議会会議規則第十二条の規定に基づいて、議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例を提出し、議案の説明を行います。
 本議案は、杉並区議会議会運営委員会の定数を十二から十三に引き上げるものであります。
 提案説明を行うに当たっては、この間の経過を一定述べさせていただきたいと思います。
 去る四月二十七日、二十八日に開かれた議会運営委員会理事会において、交渉会派の基準を三人から四人に引き上げる決定が行われました。これは、任期を残り数日としたいわば旧議会勢力が新生議会の議会運営に重大な影響を与える不当な決定であります。交渉会派の基準を三人から四人にしたことは、少数会派の議会運営への参画のハードルを上げる行為であり、しかもそれを旧議会勢力が決めてしまったという事態は、議会の民主主義を守る上で許されざる重大問題であると厳しく指摘するものであります。
 我が会派は、新生議会における幹事長の集まりである代表者会議の場で改めてこの問題に言及。五人会派となった生活者ネット・みどりの未来とともに、少数会派の権利保障、区議会の民主主義を守る観点から、さきの決定の撤回を求める立場を貫いてまいりました。
 今回提出する議案は、こうした議会運営における大会派の横暴に歯止めをかけるべく、この間の経過も考慮に入れ、少数会派の意見を議会運営に取り入れる目的から、議会運営委員会の定数を引き上げ、さらには、この議案に続く議員提出議案第三号において、議運理事会にも少数会派から抽出した参加者を加えることに連動する提案となります。
 議員各位におかれましては、この間の経緯、提案の趣旨をご理解いただき、賛同いただきますようお願いします。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 議員提出議案第二号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 提案者に何点か質問させていただきます。
 きょうは傍聴席には、杉並区議会の今後のあり方を心配し、雨の中多数の区民が駆けつけています。
 ただいま、共産党と生活者ネット・みどりの未来十一名の連名で、議会運営委員会の定数十二名を十三名に変える議案を提出するに至った経過、区民にはわかりにくいことだと思います。もしこれを出さなければどのような運営になるのか、そしてこれを出すことによってどのような改善がなされるのか、この点、経過も含めて、もう少し詳しくご説明願います。
 二つ目は、新たな議会でスタートした会派代表者会議は、自民の二会派、公明、民主、共産、ネット・みどりの未来、六つの会派で構成されています。選挙直後に開かれた四月二十八日の議会運営委員会理事会で、新しい杉並、公明、共産、そして自民区議団の旧幹事長が、理事会にはいれる交渉会派を三人以上から四人以上に変えています。今回の提案はこれにかかわることですが、この変更に対するその後の提案者の共産党、そして生活者ネット・みどりの未来、それぞれの見解が聞ければ伺います。
 三つ目に、今回一名を増やすことは、議員提出議案第三号と関連したものと考えます。代表者会議に六つの会派が参加している現状では、議会規則の「四人以内」を最低「六人以内」に変えなければなりません。それが、今回代表者会議を構成する自民、公明、民主からの提案もなく四人のままであるのはなぜでしょうか。規則をつくるときの趣旨からすれば、六人に変えなければ、これまでの代表者会議は何なのかということになります。
 四つ目に、四人以上を交渉会派とするためには、議会規則と議会運営委員会条例の改正が必要です。代表者会議では、自民、公明、民主は、その議案に共産党とネット・みどりが提案者にならなければ理事会は四人のままにするとしました。それはどういうことなのでしょうか。議会運営から共産党、ネット・みどりを排除するということではないのか、この点お考えを聞きます。
 代表者会議の場で反対することを表明した議案の提案者になれないことは、議会の世界では当然のことだと私は思いますが、見解を求めます。
 自民、公明、民主は、なぜ自分たちだけできょうもこの議案を提案しないのか、この点もお考えを伺っておきます。
 本日設置される議会運営委員会では、従来の十二名のまま、理事会の構成を四人以内としたままであれば、理事会は一体六つの会派のうちどこが入るのでしょうか。与党会派の談合で、自民二会派、公明、民主の四人で理事会を構成されるおそれがあるかどうか。自民、公明、民主はどのように意図していると判断しているのか、提案者の見解を求めます。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 三十三番原田あきら議員。
     〔三十三番(原田あきら議員)登壇〕
◆三十三番(原田あきら議員) けしば誠一議員の質問にお答えします。
 この議案が提出されなければ、次に続く議案が提出されなければどういうことになるのか、それからこの間の経緯をもうちょっと詳しくというお話がありました。
 例えば四月二十七日、二十八日の当時は、生活者ネットワークは、さきの区議会議員選挙の結果によって三人目の議席を獲得していました。交渉会派として当然、議会運営委員会、議運理事会に参加をするはずでありました。当時はほかにも二人会派が三つも存在しており、交渉会派に向けた活発なやりとりがあってもおかしくない情勢であったと考えます。その中で交渉会派の基準が三人から四人に引き上げられたという事態ですから、こうなると、生活者ネットワークは当然直接的な影響を受けますし、他の二人の会派についても、交渉会派結成に向けた動きの中で重大な障害が生じたと私は考えています。
 日本共産党自身は、交渉会派の基準を引き上げても理事会への参加に影響はありません。しかし、議会とは、自らの意見だけを通そうとするような場ではなく、区民の負託を受けて集まったすべての議員がそれぞれの見識を闘わせ、時に学び合い、より区民の意思を区政に反映させる場であります。その立場から、我が党区議団は、大きな影響を受けることとなった生活者ネット・みどりの未来とともに、真に円滑な議会運営を求めて本議案を提出したところであります。
 もしもこの議案が否決され、自民、公明、民主らから何の提案もなければ、理事会は四人で構成されることになり、その際、議会運営委員会委員長の恣意的な判断によってその理事が決められることが危険視されています。大きな会派順という基準も何も全くないというのが実態です。そうなれば、当然、最低でも、六人いる現時点の基準からすると、六人の交渉会派の幹事長がいるわけですが、そのうち二人はここからはじかれるという決定になります。これは民主主義の上で絶対に許されることではないと私は思い、生活者ネット・みどりの未来とともに、この議案を提出したところであります。
 私からは以上です。
○議長(藤本なおや議員) 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) けしば議員より、三人から四人に変えたことの見解について、それぞれから答弁をということでしたので、私どもの考えを述べさせていただきたいと思います。
 交渉会派の人数を、成立要件を三人から四人に引き上げる、そのような変更によって、所属議員三人以下の会派は直接影響を受けることになります。三人以下の少数会派の直接影響を受けるその人たちの意向を確かめることなしに、突然提案されたものでありますし、当事者への配慮を欠いた判断であったというふうに考えます。
 また、前任期中最終日間際での決定、強引と言えると思います。納得はしておりません、ということを申し上げたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 再質問させていただきます。
 共産党は、四月二十八日の旧理事会では、一たん四人に変えることに賛成しています。その後新人議員も含め、誤りであったと判断し、新生議会の代表者会議で、共産党の新幹事長が反対する姿勢を表明した勇気には敬意を表します。公明幹事長が机をたたいて共産党は信義に反するとおどしてみせましたが、この公明の批判に対する共産党の姿勢と回答を求めます。
 公明党自体、前区長の減税自治体構想に賛成しながら、区長がかわればそれを翻して、一片の反省の弁すらありません。それこそ信義に反することではないでしょうか。採決で誤ったことは気がついたら正し、区民に明らかにすることが責任のとり方だと思いますが、それがどうして議会の信義に反するものか、提案者のその点の見解を求めておきます。
○議長(藤本なおや議員) 三十三番原田あきら議員。
     〔三十三番(原田あきら議員)登壇〕
◆三十三番(原田あきら議員) けしば議員の再度の質問にお答えします。
 共産党は、四月二十七、二十八日の理事会の際も、一貫して交渉会派の基準引き上げに反対し、三人の基準の堅持を求めてきました。しかしながら、合意に基づく議会運営という慣例の中で、理事会多数の意見に従った経緯はあります。
 このたびは、さらに議論を重ねた結果、民主主義の観点からすれば、この合意自体も不当性が高いと判断し、この間の経緯をたどっております。
 こうした判断の変更は、議案であれば許されませんが、民主主義を守り発展させていく議会運営の観点においては、十分あり得ることであり、柔軟に対応すべきであると考えます。それを机をたたいて批判した姿があったとすれば、言論の府たるべき議会にそぐわず、かつ私が言うのもなんですが、大人げない姿勢であったのではないかなと思います。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) ただいま提案されました議員提出議案第二号に意見を述べます。
 この本会議は、新生議会が、未曾有の大災害を経て被災地支援と区民生活の向上を目指す重大なスタートの場でなければなりません。その会議の冒頭、議席や会期に反対する異例の対応をしなければならないほど異常な議会となっています。代表者会議を構成している共産党六名と生活者ネット・みどりの未来五名が連名で委員会条例の改正案を出さねばならないほど深刻な事態です。
 四月二十八日の旧議会運営委員会理事会での、交渉会派を三人以上から四人以上に変える決定は、無所属やネットなどの市民派議員の台頭した選挙結果に恐れを抱いた自民、公明、民主の既得権を守るための議会の私物化、利益誘導を意図したもの、今日に至るまで議員特権と与党会派が受ける利権を守ることだけ追求し、談合を重ねてきた自民、公明、民主の議員各位は恥を知るべきであります。
 逆に、代表者会議に入り、与党会派の言うがままになっていれば役職ポストも高額報酬も受けることができながら、あえて少数会派の権利を擁護して議会運営から外されようとしている二会派には、心からの敬意と連帯の気持ちでいっぱいです。杉並区議会も捨てたものではないと心を強くしています。とりわけ若い新人議員が勇気を示したことは、次の世代の社会への希望です。
 議案に賛成する理由は、第一に、自民、公明、民主が談合して三人以上から四人以上に変えたことは議会制民主主義の問題と考え、これに反対し、三人以上に戻すべきとする二会派の姿勢です。
 第二に、杉並区民は、このたびの区議会選挙で、これまで政治を動かしてきた政治党派を信頼せず、無所属や市民の声を代弁する議員を選びました。議員提出議案第二号は、その声を議会運営に反映しようという方向です。
 第三に、民主主義とは少数意見を大事にすることです。最後は多数決で決めることでも、その中に少数意見を取り入れ、そこにはらむ問題意識を生かすことです。一名の委員の増加は、この間議会改革検討部会で進められたことです。その方向に賛成です。
 以上の理由から、議員提出議案第二号には賛成いたします。
○議長(藤本なおや議員) 三十七番小川宗次郎議員。
     〔三十七番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆三十七番(小川宗次郎議員) 議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、反対の立場から意見を申し上げます。
 その前に一言、原田議員に。
 まず、二十七日、二十八日の理事会におきましては、当時の四会派の幹事長は合意をいたしております。それは、会派に各自持ち帰って二十八日の会議において合意をしたことでございます。
 もう一つ、その後の代表者会議におきましても、原田幹事長は確かに今おっしゃった意見を言っておったわけですが、あなたも合意をされておることをつけ加えさせていただきたいと思います。
 本議案は、議会運営委員会委員の定数に関する規定を十二名から十三名に増員する改正案であり、少数会派が議会運営に参画する機会を設けるための提案と受けとめております。
 まず、これまでの経過を簡単にもう一度振り返らせていただきます。
 去る五月十六日の第二回代表者会議におきまして、区議会事務局より、議会運営委員会委員の交渉会派ごとの委員数の割り当てが示されました。当時代表者会議に出席をされておりました日本共産党杉並区議団幹事長の原田あきら議員、生活者ネット・みどりの未来幹事長の小松久子議員より、議会運営委員会に少数会派からも委員を選出すべきとの意見はございました。しかしながら、議論の末、これまでの慣例もあり、了承するという発言があり、原田議員、小松議員も含め、代表者会議出席者全員の賛成をもって議会運営委員会の割り当てが了承されたものであります。代表者会議におきまして議会運営委員会の割り当てが了承されたということは、これらの合意を前提として、議会運営委員会が十二名の定数で運営されることを確認したということでもあります。
 本来であれば、少数会派の委員枠を設ける場合、定数十二名の中で委員の割り当てを改めることが、まずもって検討されるべきものであります。議案提出者である原田議員や小松議員は、本議案を提出する前に、代表者会議におきまして、議会運営委員会委員の選任に当たり、会派人数により割り当てる処理となり、自動的に割り当てられた生活者ネット・みどりの未来の委員枠一名を少数会派に割り当てるよう提案すべきではなかったのではないでしょうか。そうでなければ、議案提出者による単なるアピールととらえられても仕方はないものと考えております。
 以上、これまでの経過を踏まえますと、本議案は、代表者会議の議論積み上げとその決定をほごにするものであります。
 また、会議で合意した事項を、自らの考えに沿わないからといってそれを覆す行動をとることは、今後区議会におきまして信頼関係に基づく議論を行っていく上で、重大な危惧であると思っております。
 よって、議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例には反対をいたします。
 以上です。
     〔発言する者あり〕
○議長(藤本なおや議員) ご静粛に願います。(発言する者あり)ご静粛に願います。
 ほかに意見はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、賛成をいたます。
 本日は大変活発な議論がなされていまして、通常の議会運営委員会もこれぐらい活発な議論があれば、区民の皆さんもまた少数会派も、それなりに納得をすることができるだろうなと思いながら聞いておりました。
 代表者会議という会議が選挙の後にできまして、条例に何の定めもない会議で、合意をした、あるいはしなかったということが議論になっておりますけれども、私にはさっぱりわかりません。区民の見えないような、またリアルに傍聴させないような場所で議論したことをもって正当化するということについては理解はできませんし、現在の議運の構成の中では、議会の議論が活発に行われているとは言いがたいものがありますので、人数を増やして活性化させるという点については賛同をいたします。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
 六番横田政直議員。
     〔六番(横田政直議員)登壇〕
◆六番(横田政直議員) みんなの党杉並・横田政直、議員提出議案第二号について賛成の立場から意見を述べます。
 先ほど、少数会派を排除していた今までの慣例に従うという意見がありましたが、それは全く納得のできないものです。
 また、区民に見えない場所、区民には公開されない代表者会議、議会運営委員会理事会で決めたということで、それを正当化するというのは全く理解できません。区民に開かれた杉並区議会であるべきであると思います。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立少数であります。よって、原案を否決いたしました。
─────────────◇─────────────
議員提出議案第三号

   杉並区議会会議規則の一部を改正する規則

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
       提出者 杉並区議会議員  小 松 久 子
           同        奥 山 たえこ
           同        市 橋 綾 子
           同        すぐろ 奈 緒
           同        そ ね 文 子
           同        原 田 あきら
           同        山 田 耕 平
           同        くすやま 美 紀
           同        金子けんたろう
           同        鈴 木 信 男
           同        富 田 た く

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

○議長(藤本なおや議員) 日程第五、議員提出議案第三号杉並区議会会議規則の一部を改正する規則を上程いたします。
 提出者の説明を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) ただいま上程されました議員提出議案第三号杉並区議会会議規則の一部を改正する規則について説明申し上げます。
 この議案は、記載のように、生活者ネット・みどりの未来の五名、日本共産党杉並区議団の六名、計二会派十一名により提出するものです。
 議案をごらんください。杉並区議会会議規則の中の別表第二、議会運営委員会理事会の項中「四人」を「七人」に改めるものです。
 議会運営委員会理事会の構成人数は、現状では「四人以内」となっていますが、これを「七人以内」とし、六交渉会派から各一名と非交渉会派より一名を選出できるようにするものです。
 議会運営委員会理事会は、議会運営に関する事項等を所管する議会運営委員会の委員による協議の場として、昨年、第四回定例会において議員提案され、新設された機関であり、その構成人数は、当時の交渉会派数が四であったことから、「四人以内」と規定されました。この時点での交渉会派は所属議員三人以上が要件とされていましたが、任期が終了する直前であった先月、四月二十八日の議会運営委員会理事会において、所属議員四人以上に変更されました。この決定に対しては納得できるものではありません。とはいえ、やむなくこの決定を了承した現在、六会派が交渉会派に該当します。
 そして、ここで「七人以内」を提案いたしますのは、設置提案時の説明にもありました、議会活動における説明責任の徹底や透明性の向上を図るためとされる議会運営委員会及び同理事会であれば、交渉会派以外の少数会派の中からも参加できるよう道を開くべきと考えるからです。したがって、交渉会派数六に、少数会派枠として一名分を加えて「七人以内」と規定し、交渉会派に所属しているか否かによって議員活動における参加の場が制約されている現状を改善できるものと考えます。
 議案の朗読は省略いたします。
 説明は以上です。議会改革を目指しておられる議員の皆様にはぜひ活発な審議をいただき、より開かれた議会運営のためにも、必ずご賛同いただけますようお願いいたします。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 議員提出議案第三号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) ただいま提案されました議員提出議案第三号に対する質問を行います。
 傍聴している区民の皆さんにとっては、先ほどの提案以上に、ある意味ではわかりにくい話ではないのかなというふうに思います。
 代表者会議に六つの会派が参加している現状では、議会規則の「四人以内」、これは今、議会規則は理事会は四人以内というふうになっていますから、六つの会派が今、議会運営を論議している以上、六人以内に変えなければならないというのは当然だと思いますが、その点がまず一つです。
 それが今回、代表者会議を構成している自民、公明、民主からはその提案がありません。四人のままであるのはなぜか。
 そして、そのとき私は傍聴していましたから、でたらめ言ってもだめですよ。そのとき、提案することに対して、提案者にはなれないというふうに、たしかネット・みどり、そして共産党の方たちが言ったはずです。つまり、合議で多数決で決めたことであっても、自分たちが反対したことにだけは提案者になれない。私は当然だと思うんです。ですから、提案者に名を連ねないということだけで、今四人のままにしているということは一体どういうことなのか。この点は、私はその意図を、長年議員やっていますからわかりますけれども、もう少し区民の皆さんにわかりやすいように、その腹の底を教えてあげてください。
 本日設置される議会運営委員会で、このままであれば理事会の構成は四人のままとなります。四会派は六会派の中でどのような基準で決めることになるのでしょうか。どういうふうに思われておりましょうか。与党会派の談合で決めることですから予測しかありませんが、場合によっては自民二会派、公明、民主の四人で理事会を構成するおそれもあります。自民、公明、民主はどのように考えていると判断し、この議案を出したのか、この点、二つ目にお答えください。
 議会慣例どおり多数会派順となれば、四つの理事ポストのままであれば、自民、公明、民主、そして六人会派の共産になります。五人会派のネット・みどりと四人会派の自民区議団は理事会にはいれない。これがある意味では議会の慣例のあり方ではないのでしょうか。自民区議団はそれでいいと思っているんでしょうか。
 四人以内のままで規則を変えなければ、六人の代表者会議がスタートしたにもかかわらず、四月二十八日の四人以上を交渉会派とする決定自体が無効ということになってしまうおそれもあります。その点についても伺っておきます。
 最後に、代表者会議の論理からすると、議会規則と議会運営委員会で四人以上を交渉会派とする議案に共産党とネット・みどりが提案者にならなければ、この提案を出せないというふうに言っているんですが、私はそんなことないと思うんですよ。多数で決めたんだから多数会派で提案すればいいことで、それができないのは、三人を四人に変えたやましさ、その背後にあるどす黒い陰謀、こうしたものが明らかになるのが嫌なのではないかなと私は想像しています。代表者会議で反対することを表明した議案に提案者になれないことは、議会の世界では当然のことと思いますが、その見解を求めて質問を終わります。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) 何点かご質問いただきましたが、どの質問も関連する内容だと思いますので、まとめてのお答えとなるかと思います。
 代表者会議において、会派は六つ参加していたのに、今回条例の提案がないということになると、四人のままであるということなんですけれども、代表者会議において、提案をしようという提案はされましたが、それについて、おっしゃるとおり、ネット・みどりの私と日本共産党の原田幹事長は提案者になれないというふうに申しましたところ、それではここの同一歩調がとれないので、代表者会議からの提案はないというふうな説明を受けました。本来であれば、四人で理事会を構成される、今の条例はそうなっておりますので、ということになりますと、これまでの慣例に基づいて、会派の人数の多い順から四会派が選ばれるものと考えますけれども、どのようにお考えになるのか、これから議会運営委員会が開かれまして、その中で委員長が選出され、委員長が指名なさることですので、今のところはわかりません。
 それから、四人以上を交渉会派とする、この決定自体が無効になるのではないかというふうにおっしゃっていますが、これについては納得はしていないけれども了承するというふうに、代表者会議の中でも態度をとりました。無効かどうかということについては、今考えを持ち合わせていません。
 それから、共産党とネット・みどりが提案者にならなければ、議会運営から排除することになるのではないかというふうなご質問でした。それは、結果的にそうなるのではないかということについて危惧しています。
 それから、代表者会議におきましては、日本共産党区議団は議案そのものに対して反対であるというふうにおっしゃいました。ネット・みどりは、議案そのものに反対する立場ではないけれども、賛同者には、提案者にはなれないという立場をとってきました。
 これは、そもそもこの理事会が設定されたときの去年の第四回定例会での提案に対して、生活者ネット・みどりの未来の五人のうちの四名は当時議会に在籍しておりまして、別の議案を提案しておりまして、理事会の提案には反対しておりますので、その立場からも提案者にはなれないというふうに申しています。ただ、それで二人が提案者になれないために、六人からの、あるいはほかに賛同できる方たちからの提案がないということについて、私にはよくわかりません。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 一点だけ再質問させていただきます。
 私はこれまで、少数会派ですから、幹事長会とか会派代表者会議といったような場に身を置いたことがありません。だからよくわからないところなんですが、今回四人以上の会派に変えるという変更を論議し、またそれを、反対や異論がありながらも一応決定はしたと。
 しかし、幹事長会も、そしてこの新生議会の中でこれから進める理事会も、そういう意味では、その中で反対意見を言うと、結局議会運営からこうして排除されるという場なのでしょうか。幹事長会というのはそういうところなんでしょうか。反対して、多数決で決めるということ、これは議会のあり方ですからありますし、そして反対したことに提案者になれないというのは、私は当然だと思うんですが、その点、本当はこれは与党会派に聞きたいんです。答えていただけますか。あるいは今回提案をされていない、なぜきょう提案しないのかということも含めて、これを繰り返し共産党やネットの皆さんに聞いているのがもどかしくて、ぜひ、幹事長あるいは代表者会議の一番責任のある方に、この点についての説明を願いたい。そういう場なのかということについて願いたい。また、それができなければおかしいし、またその点についても、これは想像しかないんですが、与党会派はその点どう考えているのかということについて、提案者からもお聞きしておきます。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) 申しわけありませんが、私にはお答えできません。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) それでは、質疑を行います。
 ただいまの議案は、理事会の理事の定数を四から七人に改めるというものであります。先ほどの議案とは異なりまして、この議案はやや賛同しにくい、こういう議案であります。
 まず第一に、理事会の必要性についてどのようにお考えなのか答弁を願いたい。この理事会は、規定によれば区民には非公開。議員は傍聴はできるけれども、オブザーバーとして発言できる権利があるのは議長、副議長のみである、一般議員は黙って聞いているしかない、こういう場であります。このような組織が本当に必要なのか否か、見解をお聞かせいただきたい。
 それから第二番ですが、仮に理事会の必要性があるとしても、今回のように七人もの理事を置くということについては、やや頭でっかちの組織になるのではないかという懸念があります。すなわち、議会運営委員会の委員数は十二名ということになっていますから、七人ということになると過半数が理事と。組織のうちの過半数が理事というそんな組織があるのかという素朴な疑問があります。うがった見方をすれば、これまでは仮に四人で談合していたものが、人を増やして七人で談合すると。より悪くなるのではないかなという、これは私が一人会派ですからこの中のメンバーになれないので、そういう感想を持つだけなんですが、そういう懸念はないのかどうか。実際に理事あるいは代表者会議での活動のご経験を通じてご感想があれば、お聞かせをいただきたいと思います。
 それから、これを七名にすることによって、今いわゆる交渉会派を六にしよう、あるいは六になろうというようなことになってはいますけれども、それにプラス一ですから、少数会派の代表を入れるというようなことが念頭にあるということになりますが、議会運営委員会の委員は議長が指名をし、議会運営委員会理事会の理事は議会運営委員会の委員長が指名することになります。そのような議会運営委員会委員長が少数会派の議員を理事に指名するものなのだろうかという、そういう懸念もありますが、いかがお考えでしょうか。
 以上三点について的確な答弁を求める次第であります。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) 堀部やすし議員のご質問にお答えいたします。
 議会運営委員会理事会の必要性というご質問でしたが、設置がされる提案のときに、議会活動における説明責任の徹底、そして透明性の向上を図るために理事会を設置するというような説明がありまして、これは必要なものだというふうに考えております。
 それから、十二人のうちの六人プラス一人で七人で、多いのではないかというご質問でしたが、私ども、これを十二人を十三人にするという提案と連動して考えておりまして、十三人のうちの七人、十二分の六と十三分の七ですので、大して違わないといえば違いませんけれども、残念ながら否決されてしまいましたが、十三人の中の七人の理事というふうに考えておりました。そもそもの、理事会が提案されたそのもとになっているのは幹事長会で、幹事長会ということであるならばどうだったのかわかりませんけれども、議会運営委員会の中の理事会ということについては、人数が多いのかどうかということについて、現状をとりあえず認めていこうという立場です。
 それから三点目が規則に関してでしたね。感じていることはありますけれども、ここでは控えさせていただきます。
○議長(藤本なおや議員) 三十三番原田あきら議員。
     〔三十三番(原田あきら議員)登壇〕
◆三十三番(原田あきら議員) 堀部議員の質問に、私からも少々答弁をさせていただきたいと思います。
 理事会の必要性があるのかという観点について、今のところ、我が会派のほうでは、例えば委員長、副委員長のポストについて、単に大きな会派が選挙ですべてを決めてしまうというのではなく、事前の協議などをもって委員長、副委員長のポストが、例えば共産党は六名いますけれども、その分に応じてポストが配分されるとか、そうやって多数の理論だけですべてが決まるということを防ぐという意味で、今まで一定の前進面はあったと考えています。
 そういう点では、例えば各委員会に今必ず一人、少数会派の人が入るような、そうした慣例があります。これは別に条例とかそういうものに書いてあるわけではないんですね。この理事会、旧幹事長会の中で確認されてきた、少数会派を必ず委員会の中に入れていこうという合意がありました。こうした協議の場として一定の前進面があったと思います。
 しかしながら、今回、三人から四人に交渉会派の基準を上げてしまうということが、まさにその理事会の中で行われてしまった。この点では、この前進面が今危ぶまれているなというふうに感じています。その是正のためにも今回の続く議案の提案というものがあったと、そこに価値があると私は思っています。
 頭でっかちになるのではという質問については、確かにそうなると思います。この間の経緯によるものであって、是正は必要になってくるだろうと思います。それこそその場に少数会派の意見が入る必要があるのではないのかなと、そういう立場です。
 委員長が指名するので保証があるのかと言われれば、確かにこれもまた議案には書かれません。しかしながら、この間の経緯を見ても明らかなように、そして多くの傍聴者が、区民が監視するもとでこの議案が可決されれば、当然、議会運営委員長は少数会派を指名するものと信じております。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 議員提出議案第三号に、無所属区民派の意見を述べます。
 無所属区民派は、昨年十二月の条例改正による理事会設置については反対しました。先ほどからも意見も出ているように、一番の問題点は、区民の見えないところですべてを決定するあり方です。その姿勢、考えに今も変わりありません。しかし、新生議会の運営がここですべて決められ、この後提案されるであろう議会運営委員会等も、それを区民に傍聴を許可して追認させるだけの場になっています。
 きょうの本会議で、本来であれば、新生議会の代表者会議の構成メンバー全員の連名で委員会条例と議会規則の改正案が出されなければなりませんでした。特に交渉会派を四人以上に変え、その結果六つの会派で代表者会議を構成している以上、理事会の人数を六人以上に変えることは必要不可欠なことでした。しかし、今回の提案者である共産党と生活者ネット・みどりの未来の幹事長が提案者になれないと表明したら、旧理事会が四人であったのをいいことに、与党四会派だけで理事会を独占し、委員長、副委員長ポストをすべて握ろうとしています。このような与党会派による議会の私物化は到底認めることができません。
 第一に、そのねらいを見抜き、議会の民主的運営を守るために、あえて委員会条例と議会規則の改正案を提案し、与党会派の卑劣な策謀を住民に明らかにする英断を支持するものであります。
 第二に、その英断が共産党の若い新たな世代の新人議員、ネットの新人議員を含む新しい議会の力によって実現されたことを歓迎します。古い議会の既得権や議員特権を排した、真の議会改革を進める動きとして歓迎します。
 第三に、少数会派を入れた画期的な理事会と議会運営委員会を目指したものとして賛成し、今後も与党会派の理解も願いながら実現を期待するものです。
 以上の理由から本議案に賛成し、それぞれの事情により与党会派に身を置く方も、ぜひご賛同いただきますようお願いします。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 議員提出議案第三号杉並区議会会議規則の一部を改正する規則については、反対をいたします。
 この提案の趣旨は、少数意見の尊重を願うというものであるということについては理解をいたしました。大変ありがたいことだと感じております。しかしながら、説明責任を果たし、議会運営の透明性を向上させるという趣旨からいけば、理事会は廃止をするか、あるいは理事会自体を区民の傍聴を許可する、そういう開かれたものにしていく必要があると考える立場からは、このような議会運営に対する基本的な事項については、理事会ではなくて、オープンな議運で公明正大に議論していくことが必要であると考えるものでありまして、この改正には同意することはできません。
 理事の人数について何を私が懸念しているかといえば、委員会条例によれば、委員の半数がいれば会議を開くことができます。すなわち、議運であれば十二人中の六人がまとまれば委員会を開催できる。つまり理事会ですべてがっちりとまとまってしまうと、七人という理事がいる場合は、ほかの五人を無視してどんどん先に進めることができてしまう。委員会自体もその主導権ですべて動いてしまうという点でも懸念があるわけであります。
 以上のような観点から、今の十二人という議会運営委員会の人数を前提とすると、七人の理事は過大であると考えるものであります。今後については、ぜひ議会運営委員会で活発な議論をしていただいて、理事会だけではなくて、区民に開かれた場所で議会運営について深い議論をしていただきますようお願いをするものであります。
○議長(藤本なおや議員) 三十二番岩田いくま議員。
     〔三十二番(岩田いくま議員)登壇〕
◆三十二番(岩田いくま議員) 議員提出議案第三号杉並区議会会議規則の一部を改正する規則について意見を申し述べます。
 代表者会議の会議録等を見ていただければわかると思いますけれども、もともと私どもの会派自体は六名という形でのご提案、これは私どもの会派だけではないですけれども、もともとさせていただいております。また、この議場でも他の方からございましたけれども、その六名に改正ということについて共同提案の同意が得られなかった、こういった経緯がございます。
 今回の第三号の提案ですけれども、四人以内から七人以内にするということで、私ども、もともと六人と言っておったわけですから、七人以内の中に入っておりますので、この議案自体には賛成をいたします。
 ただ、二点ほど申し上げさせていただきたいと思います。
 まず一点は、先ほどもお話ししましたように、六人というものに対して共同提案できないということや、またそれには反対だというご意見は、確かに今回の提案者の方から代表者会議の場ではあったかと思います。ただ、今回ここで出てきましたような七人にするという対案は、この代表者会議の場では出てきてなかった。私は傍聴ですけれども、そのように記憶しております。議会が言論の府というのであれば、せめて、代表者会議に出席してずっと議論をしておったわけですから、そういった場でまずはしっかりと出していただきたかった。この点は非常に遺憾に思っております。
 それから二点目といたしまして、提案理由の中で、代表者会議に出席していた六会派プラス非交渉会派で七人ということでございましたけれども、私ども、この人数の四から七というところには、先ほど申し上げたとおり、六人も含まれておりますので賛成いたしますが、非交渉会派も入れるべきだ、そういった提案理由に賛成しているわけでは全くございませんので、そのことは念のため申し添えておきます。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
 六番横田政直議員。
     〔六番(横田政直議員)登壇〕
◆六番(横田政直議員) みんなの党杉並、議員提出議案第三号に意見を述べさせていただきます。
 本来であれば、区民に公開されない議会運営委員会理事会は廃止し、少数会派の議員を構成員に入れた上で、区民に公開された議会運営委員会で正々堂々と議論すべきです。先ほど議員提出議案第二号が否決されたのは残念でありますが、本来であれば、区民により開かれた杉並区議会にすべきだと思います。
 ただ、現状の中で、より開かれた議会にしようとする本提案の趣旨には賛成をいたします。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議員提出議案第三号杉並区議会会議規則の一部を改正する規則について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第六、常任委員会委員の選任についてであります。
 ここで、常任委員会委員指名表及び議会運営委員会委員指名表を配付いたします。
     〔常任委員会委員指名表及び議会運営委員会委員指名表配付〕
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 常任委員会委員の選任につきましては、ご配付いたしました常任委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第七、議会運営委員会委員の選任についてであります。
 お諮りいたします。
 議会運営委員会委員の選任につきましては、ご配付いたしました議会運営委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。
     〔「異議あり」「議長、意見」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) 配付されました議会運営委員会委員選任に対する反対の意見を申し述べます。
 昨年の十二月、第四回定例会の最終日に、新しい杉並、公明党、自由民主党杉並区議団、日本共産党杉並区議団の四会派三十八名の議員提案により幹事長会が廃止をされ、賛成多数で議会運営委員会理事会が決定をされています。
 第一に、議会運営委員会理事会は、会議規則では、構成員は議会運営委員会委員のうちから四人以内とされています。現在、四人以上の会派の幹事長六人が代表者会議に参加をしています。本日、議長、副議長選挙が終わり、議会運営委員会委員が選任された後、六つの会派の幹事長六人がそのまま議会運営委員会理事となることがこれまでの慣例です。ところが、本日、四人以内とした会議規則の変更はなく、理事会の構成員は現行のままとされています。これは交渉会派を四人以上としたことを無効だということを認める異常な事態だと断定します。
 第二に、十二名の議会運営委員会が設置をされても、その方向を決める議会運営委員会理事会が区民の傍聴ができないことです。議会運営委員会は理事会で決めたことをただ追認する場となっていることです。新生区議会の代表者会議を傍聴しても、議会規則に至った説明とは異なり、協議、調整どころか、自民、公明、民主の多数会派の利害を押しつけ、少数会派の権利を一〇〇%否定する場となっています。これに従わない会派は事実上理事会から排除されることが、先ほどの議論でもわかりました。
 第三に、議会活動における説明責任の徹底や透明性の向上を図るためと、昨年十二月に、新しい杉並幹事長の小川議員は提案理由を説明されています。四月二十八日の議会運営委員会理事会の決定についての、少数会派や区民への説明責任が果たされていません。新生議会発足後の代表者会議における大会派、大政党のあり方は、既に別の場所でのすり合わせや協議が行われたのではないかと疑いを抱くようなありさまです。透明性のかけらもありません。提案された議会運営委員会は、与党会派の談合の場を隠すためのものであると言わざるを得ません。
 以上の理由から、議会運営委員会委員の選任に対して反対とさせていただきます。
○議長(藤本なおや議員) 十三番奥山たえこ議員。
     〔十三番(奥山たえこ議員)登壇〕
◆十三番(奥山たえこ議員) 議会運営委員会委員の選任議案について、反対の立場から意見を申し述べます。
 理由は二つあります。
 一つの理由は、先ほど私どもは、議員提出議案第二号杉並区議会委員会条例の一部を改正する条例の中で、委員の定数を、議会運営委員会については十二名から十三名という提案をいたしました。その観点からも、この委員の選任、今十二名と示されておりますけれども、それには賛成することはできません。
 それからもう一つです。議会運営委員会のメンバーを決めるに当たって、これの決め方をどのようにしたかといいますと、いわゆる交渉会派のみに限って会派の人数にポイントを割り当てます。そしてそれを割っていきますね。十二を案分していくわけです、会派の人数で。そうすると、私ども生活者ネット・みどりの未来の会派は一・四ぐらいだったんですね。しかし、整数とするために、私どもの会派には議会運営委員会で二というポストの数が与えられることになりました。そこで私どもは、先ほどほかの委員がほかの議案の中で言及いたしましたけれども、この二のうち一をぜひ少数会派のほうに割り当ててくれと、そういうふうにご提案を申し上げました。
 それに対して代表者会議の中で、あんたたち生活者ネット・みどりの未来も賛成したじゃないかというふうに言われましたけれども、代表者会議のことは、実は区議会議員しか傍聴できないんです。しかも正式な会議ではありませんので、本当に秘密会に近いようなものです。ただし、議事録はインターネットですべて公開されております。
 しかし、この代表者会議は大変に同調圧力が高いものでありまして、そこで反対だと言っても、そうすると進まない。そして、では持ち帰ると言うと、ええっ、持ち帰ってまだやるのか、いつまで続けるのか、あんたたちが決めないから会議がちっとも進まないじゃないかというふうに言われてしまう。だから、結局どこかで口をつぐんでしまう、そういう内容が代表者会議であります。まるでどこかの取り調べの場であるかのように。
 ですから、きょうは、ここ本会議場でありますから、そして本会議で議決という、つまり重要な議会の意思決定の場でありますから、はっきり私どもの会派としては、やはり少数会派を入れないことはおかしいという意思を、意見を私どもは持ち続けております。その意味でも、それをあらわすためにも、今提案されました議会運営委員会を十二名とする選任については反対といたします。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 異議がありますので、起立により採決をいたします。
 議会運営委員会委員の選任につきましては、ご配付いたしました議会運営委員会委員指名表のとおり選任することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第八、特別委員会の設置についてであります。
 ここで、富本卓議員から、特別委員会の設置に関する動議が提出されておりますので、これを許可いたします。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) 動議を提出いたします。
 杉並区議会委員会条例第四条の規定に基づき、ご配付してあります特別委員会設置表のとおり、災害対策特別委員会ほか四委員会を設置することの動議を、各会派代表者の申し合わせにより提出するものであります。
 各委員会名、定数、設置目的は記載のとおりでございます。
 なお、いずれの委員会も調査が終了するまで存続し、閉会中も継続して調査を行うことができるものとしてございます。
 議員各位のご賛同をよろしくお願い申します。
○議長(藤本なおや議員) 質疑はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 質疑を行います。
 まず、これらの特別委員会を設置する必要性はどういうところにあるのか、各委員会ごとに説明をしていただきたい。先ほど、各会派の代表者の申し合わせによりという説明がありましたが、本日お集まりの傍聴者の方は、一体どのような申し合わせがあったのかご存じない方がほとんどであります。
 特別委員会というのは必要に応じて設置するものであり、さらに言うと、調査が終わればそこで委員会も終わりになる、こういうものでありますので、調査が終了するまで存続すると言いますが、一体調査にはどのぐらいかかるという念頭で提案をされているのか、この点について説明をいただきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) 堀部議員のご質問にお答えをいたします。
 まずはそれぞれの設置目的ということですね。これについては、先ほどから話題に出ております各会派の代表者会議でそれぞれ必要性を述べられる意見があり、それをもとに設置目的を決めた経緯がございますので、この設置目的がその内容であるというふうにご理解をいただきたいと思います。確かに会派によって、ここは必要、不要とそれぞれ意見がありましたけれども、それを勘案して、議会の中、代表者会議の中で議論が積み上げられた中で、この五委員会が設置するに値するというふうな議論がありましたので、このように決定をされた、動議を提出する経緯に至ったということでご理解いただきたいと思います。
 また、いつ終了ということになりますけれども、もしこの特別委員会がそれぞれ設置されれば、またそれぞれで議論もありますでしょうし、また、私のほうも代表者会議のときには、特別委員会の改廃の問題、これについてきちっとそれぞれ見直していくことは必要ですねという発言をさせていただいた記憶がございます。そのように、今後、こちらにも出ておりますけれども、議会改革の検討委員会なんかもできてくるわけです。こういう中でも、議会基本条例なんかもお話もされてくるわけですけれども、こういうときにおいて、特別委員会のあり方というものもそこで議論をされていくのではないかなと、そんなふうな思いを持っております。
 以上でございます。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 再質問します。
 ただいまの説明は大変概括的な説明でありまして、これでおわかりいただける区民の方はほとんどいないのではないかと思います。
 五つ特別委員会を設置するという提案です。今までこの数年は特別委員会は四つ設置しておりました。五つ設置すると。なぜ五つ必要なのか。それぞれ特別委員会の名前と設置目的がここに提案されているわけですから、どのような必要性があってそれぞれの特別委員会を設置しようとしているのか、この点を私は聞きたいのでありますし、区民の方にもそこを知っていただいた上でご理解を求めるということが、私たち議員にとって必要ではないかと思いますが、いかがでしょう。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) 再度のご質問にお答えします。
 もう少し詳しくということでございますので、すべて申し上げられるかはわかりませんけれども、その点に関しては改めて代表者会議の議事録も出ますものですから、そちらのほうもごらんになっていただければということを付して、まずは申し上げます。できる限りお答えをします。
 災害対策に関しましては、もちろん、今回大震災がございましたので、今後こういう問題についてテーマとして必要であろうという話がありました。
 また、この点においては、エネルギー問題を特別委員会としてつくるべきだというご意見がありましたけれども、これもいろいろな議論の中で、まずは今年度については、エネルギー問題に関しても災害対策特別委員会で議論をすべきということで皆さんで合意ができましたので、災害対策についてはこのような形になった。
 それから道路交通については、やはり外環の問題等いろいろと意見もあります。私も地元でございますけれども、例えば外環ノ2なんていう話もありますけれども、こういう議論も当然ある。また新交通システムについても、南北交通等バス問題についてもいろいろ区民の皆さんのご要望も高い部分があると思います。
 清掃・リサイクルに関しては、私もこれはどうなのかなというご意見を申し上げたこともあったんですけれども、これはたしかネットさんあたりがその必要性を強く述べられていたので、その内容はちょっと私は忘れましたけれども、リサイクル等これから大事だということを大変強く力説をされていたと思います。
 医療問題調査についても、やはり区民の生命、財産を守るという部分で、病院の移転等も予定をされている部分もあります。また、今後在宅医療等の問題もあるでしょう。そういうことも含めて必要ではないか。
 それから議会改革については、先般お話のありました決議がございまして、議会基本条例をという話の申し送り事項が出ておりますので、今まで部会でありましたけれども、これを特別委員会としてきちっと区民の皆さんにも見ていただく委員会でやるべきだというような形で、いろいろな議論がありましたけれども、結果的にこの五つになったということでご理解いただきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 今回の特別委員会の中で、新たに議会改革にかかわる特別委員会が設置されるということが代表者会議の中で決まっていました。提案者はこれまでも議会改革を掲げ、再選を果たしています。また検討部会で同席したこともあります。
 議会改革という場合に、一体提案者はどのような方向を議会改革と考えているのか。このたびの新生議会のあり方を見ても、提案者の議会改革とは、多数会派にとって有利な改革であり、少数会派を排除するものと言わざるを得ません。少数意見を尊重し、先ほども何度も主張しましたように、こうしたあり方も議会改革の課題ではないのでしょうか。今回の選挙結果をどう受けとめているのか。少数会派に託された民意をこの議会改革の中でどう反映するおつもりなのか。また、今回進められた議会運営からの少数会派の排除は、率直に聞きますが、何が目的なのか。どのようなメリットがあるんでしょう。逆に、少数会派を入れると多数会派にとってどのような困ることがあるのでしょうか。議会改革にかかわることなので、率直にお尋ねします。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) 特別委員会の設置のテーマでございますので、直接的なお答えの必要はないかなと思いますけれども、せっかくの六期生のけしば議員のご質問でございますので、私なりの答弁を簡単にさせていただきます。
 少数会派の排除とおっしゃいますけれども、私は、先ほどけしば議員からも少しお褒めをいただいたんですけれども、座席のことに関しては決してそのような意見も申し上げなかったし、けしば議員のブログにも、積極的な提案が杉自からはあったというふうにも言われておりますので、一定のご理解はいただいているというふうに思っておったんですけれども、非常に残念であります。
 また、少数会派という言葉は、主語というか、今回は非交渉会派の方は七名いらっしゃいますけれども、何かそれがまとまったような集まりのようにおっしゃいますけれども、それならば同じ会派を組まれて活動されればいいことであって、少数会派というのが何か一つの会派のようなおっしゃり方をするのは、少し私は合点がいかないということがあります。
 ただ、私も代表者会議で申し上げた交渉会派の人数の問題については、さきに共産党さんとネットさんからお話があったときに、別にそれを全く議論を排除するものではない、そういう議論は再度していくことは構わないということで、最初に議運の構成人数であるとか、それを交渉会派に人数を割り当てる方法、これについても賛同を得た上で代表者会議をスタートしたという経緯があります。
 ですから、私は、議会にとって大切なのは、いろいろ意見はあっても、一度皆で決めたことをきちっと土台にしながら議論を進めること、これがまず第一であるということです。そうでなければ、自分は何を思っていて自分の思うことを勝手に言って、まとまらなきゃ、おれは知らねえよというのは責任放棄じゃないか。私は、議会改革というのは、それぞれの議員が選ばれた責任を持ってきちっと役割を果たしていくことを第一義に考えるべきである。別に少数意見を何も排除するわけじゃありませんけれども、やはり最後は多数決という議論も、先ほどけしば議員も認められたように、それは民主主義の一方の原則でもありますので、そのあたりは大人の判断をしながらみんなで知恵を出し合っていけばいい、そんなふうな思いでおります。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 詳しい答弁をいただいたので、あえて一点だけお尋ねします。
 少数会派の意見を排除していないということでありますが、少数会派の意見を主張する場が、議会運営の中では、例えば申入書を書くとか、今度の場でいえば、当初から、代表者会議がないときにはどうすればいいのかというふうに聞いたら、議会事務局長あてに書いてくれということで、議会事務局長あてに書かなきゃいけない。議会運営を決めるときに、なぜ皆さんと議論する場を保障しないのかということなんです。もちろん少数会派七名全員を出せなんて言っていません。確かに考えも違います。しかし、少数であり、またさまざまな民意を代弁しているということでは一致しますので、そういう点はできるだけ少数会派の中でも話を進めながら、そういう中での代表を出すことは可能です。なぜそういう場を保障しないのか、その点について改めて、あたかもそういう場を保障しているかのような言い方はやめて、ご答弁願います。
○議長(藤本なおや議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) いろいろなお考えがあると思いますけれども、少数会派という言い方で、何かすべてがまとまられているようなことじゃないような様子も見受けられますので、なるべく多くの方の議論ができる形をとっていくということが必要な部分は私も理解をしております。ですから、今後、議会改革、それから議会基本条例の制定等でもこういう議論をしていこうということは、代表者会議でも議論がされたところでございますので、それで現状のところはご理解いただきたい、そのように思います。
 私はおかげさまでそういう少数会派になったことはありませんけれども、いつもけしば議員の申入書でいろいろと意見を聞かせていただいて勉強させていただいているのは、ありがたい限りでございます。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) ただいまの提案につきましては、反対をいたします。
 ただいまの提案は、杉並区議会に現存する常設の六つの委員会に加えて、新たに五つの特別委員会を設置しようとするものであります。その結果、議長、副議長、それから監査委員、委員会の委員長、副委員長などを合わせますと、杉並区議会議員の要職であるポストは二十六存在するということになりますけれども、四十八議席の杉並区議会において、その過半数の議員が役職を得るという状態は余りにも異常であります。従来の特別委員会については、あえて常任委員会と別に設置する必要があるのか疑問に感じる委員会も存在していましたし、結果論ではあるわけですけれども、活動が低調に終わることも少なくなかったと認識をしております。
 例えば平成二十二年一月から十二月の委員会の開会日数を調べてみますと、例えば特別委員会の中では、道路交通対策特別委員会の開催日数は年間五日、清掃・リサイクル対策特別委員会の開催日数は五日、医療問題調査特別委員会の開催日数は六日となっております。そのうちの一日は単に委員長、副委員長を選んだだけということですので、実質的な審議は四日しかなかった、こういう状況であります。このような状況で一年中委員長を名乗って特別な加算報酬を得ているという状態については、強い疑問があります。
 このような状態が長く続いているにもかかわらず、あたかも慣例であるかのように多くの特別委員会を設置することは不適切と言わざるを得ません。特別委員会は必要に応じて設置するものであって、過去の開催日数及び活動状況から見て、五つもの特別委員会を一年中設置する必要は乏しいというふうに感じるものであります。なぜこのようなことが続いているかといえば、委員長に加算される報酬が年間で約一〇%増える、副委員長であれば約五%増えるということが背景にあると考えざるを得ないものであります。
 したがって、特別委員会の設置に当たっては、その設置理由をよく見きわめていく必要があると感じておりますけれども、先ほどの説明を聞く限りにおいては、五つは必要なく、おおよそ三程度でよいというふうに考えるものでありまして、合理化が必要と考えております。したがって、五つもの特別委員会を新たに設置することについては反対をいたします。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 特別委員会の設置に対する反対意見を述べます。
 特別委員会に議会改革特別委員会を設置することに、以下の理由で反対です。
 これまで無所属区民派は超党派の議会改革の動向に賛同し、区民に開かれた議会の改革を目指し、二年間共に研究を重ねてきました。先進自治体の視察など一緒に勉強ができたことを感謝しています。
 しかし、今回の選挙結果に対するおそれからか、自民、公明、民主の談合と無所属、少数会派の議会運営からの排除の画策、その結果、本日本会議で提案された内容からも、自民、民主の議会改革は選挙目当てのパフォーマンスでしかなかったことがわかりました。また、公明党は、自らが与党として獲得してきた既得権を守るために、議会改革そのものに事実上反対なのだということもわかりました。自民、民主が提案する修正案さえつぶしてきたのが公明党でした。自民、民主と公明は、それでも互いの利害の調整のためには手をつなぎ、無所属会派を徹底的に差別し、議員としての最低限の権利や議員活動の条件を侵害しているのです。
 第一に、このような方たちが中心となる議会改革検討委員会は形ばかりのものであることから反対します。
 第二に、これを特別委員会にすることによって、少数会派は抽せんに勝たなければ論議に参加することができません。今回も希望枠があらかじめ制限され、少数会派は抽せんとされたこともありました。少数会派を排除した議会改革論議は、区民が求める議会の改革にはなりません。
 以上の理由で反対します。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
 六番横田政直議員。
     〔六番(横田政直議員)登壇〕
◆六番(横田政直議員) みんなの党杉並・横田政直、特別委員会の設置に反対の立場から意見を述べます。
 特別委員会は必要に応じて設置されるはずですが、必要性とは区民にとっての必要性であるはずです。議会の多数派、自民党、民主党、公明党等による役職欲しさ、役職手当欲しさで特別委員会の増設がされたとの疑念がぬぐえません。区民にとっての必要性を再検討すべきだと考えます。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 四十五番斉藤常男議員。
     〔四十五番(斉藤常男議員)登壇〕
◆四十五番(斉藤常男議員) 議会改革特別委員会設置に賛成の立場から意見を申し述べます。
 反対の方々の意見を聞いてまいりますと、区議会の信頼が非常に損なわれる、これは一言やはり言っておかないと大変なことになる、そんな思いで出てまいりました。
 一つは、議会改革の委員会の必要性に疑問を呈されましたけれども、もう一度振り返ってみてください。今、政治や議会活動に対して有権者が大変な不信感を持っております。この不信感を払拭し、杉並区議会がここにありということで、約六期にわたって杉並区議会は改革を、部会を設置して検討してまいりました。そして多くの方々と議論しながら一つの結論を導いて、効果のあるもの、実現性のあるものを早期に着手してやってきたわけであります。
 ここに至って、もう最後の仕上げの段階だ。全国で議会基本条例が何百というふうに制定されております。杉並区議会も遅れてはならない。有権者の信頼にこたえて、効果効率的な、必要性のある議会活動を推進していこうじゃないか、こういうことから今度の議会改革特別委員会が設置されたものと理解しております。そういう意味で、我々は早急に議会改革基本条例を制定する目的で、全国でもレベルの高い内容を伴った基本条例を制定する必要があります。そういう意味から、私は、議会改革特別委員会設置は妥当なものとして賛成するものであります。
 以上。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 お諮りいたします。
 富本卓議員からの特別委員会の設置に関する動議に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、動議のとおり決定をいたしました。
 ここで、特別委員会委員指名表を配付いたします。
     〔特別委員会委員指名表配付〕
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 特別委員会委員の選任につきましては、ご配付いたしました特別委員会委員指名表のとおり選任することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、ご配付いたしました特別委員会委員指名表のとおり選任することに決定をいたしました。
 この際、常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会それぞれの正副委員長を選出するため休憩し、各委員会を招集いたしますので、ご了承願います。
 暫時休憩いたします。
                  午後三時十九分休憩
                 午後四時五十七分開議
○議長(藤本なおや議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 午後五時を過ぎようとしておりますが、この際会議を続行いたします。ご了承願います。
 暫時休憩いたします。
                 午後四時五十八分休憩
                 午後七時二十九分開議
○議長(藤本なおや議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────◇─────────────
議案第三十三号

   杉並区監査委員(議員)の選任の同意について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(藤本なおや議員) 日程第九、議案第三十三号杉並区監査委員(議員)の選任の同意についてを上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第三十三号杉並区監査委員(議員)の選任の同意につきましてご説明を申し上げます。
 これまでの監査委員でございます小野清人前議員並びに斉藤常男議員におかれましては、去る四月三十日の議員の任期満了に伴いまして、監査委員の任期も満了いたしました。
 お二人には、昨年八月一日にそれぞれ監査委員にご就任以来、区政のため大変お骨折りをいただきましたが、地方自治法第百九十七条の規定に基づき、後任が選任されるまでの間、引き続きその職務についていただいております。この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 さて、このお二人の後任でございますが、お一人は、議案第三十三号でご提案を申し上げておりますように、大熊昌巳議員にお願いを申し上げたいと存じます。
 大熊議員は、平成十九年五月に杉並区議会議員に当選されまして、現在、議員として在任されております。当区の監査委員といたしまして適任と存じ、ご提案を申し上げる次第でございます。
 なお、就任日につきましては、平成二十三年六月一日付でお願いしたいと考えております。
 何とぞご審議の上、大熊議員を監査委員に選任いたしますことにつきましてご同意をいただきますよう、お願いを申し上げます。
 議案の朗読は省略をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 議案第三十三号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) ただいま上程をされました議案に対して、幾つかにわたって質問をさせていただきたいと思います。
 監査委員制度は、報酬の大きさと会議のあり方に対し、区民の厳しい目が注がれてきました。報酬の支給をめぐり裁判にまで発展し、区民の関心をも呼びました。これに対し区長はどのような認識を持たれているのか、まずお答えいただきたいと思います。
 それから二点目に、代表監査は区の幹部職員から選ばれ、議会から選出される監査委員は与党会派の持ち回りとなっています。今回の提案で、ますますこれが明らかになったと考えます。
 政務調査費などに関しては、議員自ら議員を監査することについての公正公平性の問題が指摘をされてきました。行政の監査においても重要な役割を果たせないばかりか、ただ追認するだけの役割しか果たさなかったことは周知の事実です。今回の選任がどのように行われてきたのか、また、選ばれた基準は何かをお答えください。
 品川区、目黒区、渋谷区、墨田区では、市民オンブズマンの調査などで政務調査費の不正請求がわかりました。我が杉並においても、区民の監視の結果、さまざまな問題点も見えてきました。監査委員の限界がうかがえます。国は地方自治法改正時に監査委員制度の見直しをも掲げていますが、現状を把握していればお答えください。
 それから最後に、それぞれの監査委員の月額報酬を私はこの場で区民に情報として伝えたいために、ぜひ示していただくよう求めて、質問とさせていただきます。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 新城せつこ議員からご質問がございましたので、お答えを申し上げます。
 監査委員の報酬についての感想でございますけれども、監査委員の報酬については条例で決定をしておりますので、それに従いまして支給をするということでございます。
 それから、選任の理由ということのお尋ねでございましたけれども、以前も前議会のときにお答えを申し上げましたけれども、議会の意向を尊重させていただいて選任をしているところでございます。
 月額報酬が幾らかということについては、事務方からご答弁をさせていただきます。
 私からは以上でございます。
○議長(藤本なおや議員) 区長室長。
     〔区長室長(与島正彦)登壇〕
◎区長室長(与島正彦) 新城議員のご質問にご答弁申し上げます。
 まず、現在の監査委員制度についてでございますが、地方自治法百九十六条から百九十七条、百九十八条と、法に定められてこの制度があるわけですが、現在の制度については特段問題ないというふうに考えてございます。
 また、月額についてでございますが、識見を有する者のうちから選任された監査委員で非常勤の報酬につきましては月額三十二万三千円、その他の監査委員につきましては、月額三十万三千円というふうになってございます。
 私から以上でございます。
     〔発言する者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 監査委員事務局長。
     〔監査委員事務局長(和田義広)登壇〕
◎監査委員事務局長(和田義広) 私から、監査委員の報酬についてご答弁をさせていただきます。
 代表監査委員でございますが、常勤の代表監査委員は月額六十九万円でございます。それから、議員から選任される監査委員につきましては月額十五万一千円でございます。識見を有する者のうちから選任された監査委員で非常勤の者の月額につきましては、三十万三千円でございます。
 以上でございます。
○議長(藤本なおや議員) 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) ご答弁をいただき、ありがとうございました。
 今区長の答弁によりますと、選任に当たっては議会の意向を尊重したということでした。議会の意向を尊重したとはいえ、私たち少数会派、あるいはこの間の代表者会議において反旗を翻した人々には何ら打診はありませんでした。これまで私たちは、監査委員が与党会派や大政党、大会派の持ち回りであることを批判してまいりました。今回、議長選挙を見れば、自民党が議長、公明党、副議長、そして監査委員は今回の提案のとおりです。私は、議長、副議長とのバーターとして監査委員が選出されたことは到底認めるわけにはまいりません。
 議員を経験された区長のことですから、私以上にそのことはご存じだと思いますが、今回選出に当たり、与党会派のどなたからこの意向が表明をされたのか、どのような経過で選任をされたのか、いつあったのかということも含めて、ぜひお答えいただきたいと思います。
 それから月額報酬についてですが、条例の規定に従ったという答弁でした。月に数回、わずかの時間だけでも高額の報酬、これは理解されません。特に議員から選出をされる監査委員については十五万一千円との監査委員事務局長の報告もありました。議員報酬以外に報酬を受け取ることは、批判はされても、区民の同意を受けることはできません。日額制に改めるべきだと私は考えますが、改めて区長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 新城せつこ議員から再度のご質問でございますが、選任に当たりましては、これまでの経験あるいはバランス、あるいは知識等々勘案をすることはもちろんのこと、議会の主要会派の皆さんのご意向はお伺いをさせていただいておるつもりでございます。お尋ねがなかったかどうかということのお話でございますけれども、もしそういうことがありましたら、以後は皆さんにもいろいろご意見を伺うようにということは指示していきたいと思います。
 以上で私からは終わります。
○議長(藤本なおや議員) 区長室長。
     〔区長室長(与島正彦)登壇〕
◎区長室長(与島正彦) 新城議員の再度のご質問にご答弁申し上げます。
 監査委員の報酬につきましては、条例に基づきまして適切に執行してございますので、今後ともそのようにしてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありますか。
 三番堀部やすし議員。
     〔発言する者あり〕
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 珍しくやじが飛んでいますけれども、若干区長に質問いたします。
 今ほど、監査委員の選任に当たっては、経験、バランス、知識という、このような判断基準があるということを伺いました。確かに、選任ということでお二方のお名前が出ておりまして、大変熱心に議員活動をされているということについては異論はございません。
 しかしながら、私がこれまでこの方々の質疑などを伺っておりますと、財務会計行為について深く質問をするといったことや発言をするといったことは余りなかったというふうに記憶をしているわけですけれども、区長としてはどのような判断からこのお二人を選ばれたのか、この基準にどう適合されていると判断しているのか、説明をいただきたいと思います。
 それから、会派の意向を聞いているということですが、そのようなことはどこであるのか。代表者会議の席でそんなようなことがあったようにも記憶はございませんし、当然、私のところにそんな話を聞いてくれる職員もいない、こういう現状でありますけれども、少し、職員にはどういう指導をされているのか伺っておきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 細かい知識の具体的な内容について私がとやかく申し上げるのも僣越かと思いますけれども、総合的に勘案をして選任をさせていただいたということでございます。
 それから、議会のご意向を伺う具体的な場面というんですか、場がどうかというお尋ねでございましたけれども、私も議員をそこそこやっておりましたので、その中でも会派の主要な役職を長年経験してまいりましたが、大体そういう場合は意向は聞かれるものでありまして、当区においても、そのような形でご意見を伺ったということだろうというふうに思っておりますが、何月何日どうしたということまでは、今ここで詳細には申し上げることでもなかろうというふうに思っております。
 私からは以上です。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) ただいま区長から答弁をいただきました。総合的に勘案をして選んだということでした。答えているようで答えていないような、そういう答弁ですが。では、角度を変えて伺いますけれども、田中区長が就任されてはまだ一年というような感じですけれども、今までの杉並区議会でいうと、例えば共産党の議員さんが監査委員に選ばれるというようなことはありませんでした。これは東京都議会でもそうですよね。もちろん主義主張も違いますし、支持しているわけでもありませんが、共産党の議員さんの中にも、財務会計行為については非常に関心をお持ちの方もいらっしゃったことがあるし、今もいらっしゃると思うわけですが、そういった方が選ばれるということは全然ないわけですよ。そういったことについては区長はどのようにお考えになっていますか。区長も長きにわたる議員としてのご経験がおありでしょうから、いろいろ思うところがあろうかと思いますけれども、質問に的確にお答えいただけないので、一点この点についてご答弁をいただきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 再度の堀部やすし議員からのお尋ねでございましたけれども、議会の皆さんにはご意向をお尋ねした上で、いろいろなお考えがおありでしょうけれども、議会の大方の合意が得られる形の中で選任をさせていただいたというふうに考えております。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) 無所属区民派は、議案第三十三号に対して反対意見を申し上げます。
 監査委員は、地方公共団体の事務執行の正否や適否をチェックし、住民や議会等が正しく判断するもとになる情報を提供することになります。そのために、監査委員は、首長の指揮監督権から職務上独立して、常に公正普遍、偏らないという態度を保持して監査を実施することになっています。
 このように、監査委員がそれぞれ独自の判断で監査をすることを職責としながら、行政監査の折に、例えば学校給食の民営化にかかわる事案もそうでしたが、重要な役割を果たせてないばかりか、ただ追認するだけの役割しか果たさなかったことを指摘しておきます。
 政務調査費にかかわるさまざまな住民監査に対する監査委員の結論は、与党会派に対する配慮も見られ、区民の批判を浴びています。これまでの経験、バランス、知識との答弁には疑念を抱くものです。
 これまでも杉並区議会では、監査委員は大会派、大政党の持ち回りとされてきた事実、議長、副議長と並び、監査委員もまた一般の議員報酬以外に高額の報酬を受け取ることになり、そのポストを分け合うことが大会派や大政党の目的であるかのような印象さえ受けます。報酬目的ではないのか、こうした批判が強まっていることに区議会は襟を正さなければなりません。
 区民の要望は議員特権の廃止であり、各監査委員の月額報酬制を日額制に改めるべきというものです。今回を機に日額制に改めることもさらに申し添えて、議案第三十三号、それから、席上には配付をされています議案第三十四号、これからの提案になると思いますが、関連することから、両方の議案には反対を表明いたします。
○議長(藤本なおや議員) 二十七番市橋綾子議員。
     〔二十七番(市橋綾子議員)登壇〕
◆二十七番(市橋綾子議員) 生活者ネット・みどりの未来としまして、議案第三十三号に反対の立場から意見を申し上げます。
 監査委員は、杉並区が執行する事務のうち政令で定めるものを除いたもの及び区が補助金の名目で財政援助を行っている団体の執行する事務について、その手続が適正であるか、業務の存続が適当であるかなどといった点について監査を行うものです。地方自治法第百九十六条で、普通地方公共団体の長が、議会の同意を得て議員のうちからこれを選任するとしていることは承知しています。しかし、監査委員が行うこれらの事項は、議会が、またそこに身を置く議員が通常の活動の中で行っているもので、監査委員に議員が入ることの意味を見出すことができません。また、議員として予算に賛成または反対を既に表明した者が、公平な視点から監査を行うことが果たしてできるとは思えません。
 地方自治法の監査委員の規定に対して異を唱えるものであり、議員選出の監査委員の選任に対して、生活者ネット・みどりの未来は、どのような方が選任されようとも反対です。よって、議案第三十三号に反対します。
 また、この後に提案されるであろう議案第三十四号についても、同様の理由により反対いたします。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議案第三十三号杉並区監査委員(議員)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
議案第三十四号

   杉並区監査委員(議員)の選任の同意について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(藤本なおや議員) 日程第十、議案第三十四号杉並区監査委員(議員)の選任の同意についてを上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第三十四号杉並区監査委員(議員)の選任の同意につきましてご説明を申し上げます。
 後任のもう一人の方でございますが、議案第三十四号でご提案を申し上げておりますように、安齋昭議員にお願いを申し上げたいと存じます。
 安齋議員は、平成十九年五月に杉並区議会議員に当選されまして、現在、議員として在任されております。当区の監査委員といたしまして適任と存じ、ご提案を申し上げる次第でございます。
 なお、就任日につきましては、平成二十三年六月一日付でお願いしたいと考えております。
 何とぞご審議の上、安齋議員を監査委員に選任いたしますことにつきましてご同意をいただきますよう、お願いを申し上げます。
 議案の朗読は省略をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 議案第三十四号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) ただいまの議案につきまして質疑を行います。
 ただいま提案をされております議員については、民主党公認で当選をされた議員であります。田中良区長はもともと民主党員であり、また、先般の都議会議員の補欠選挙においても、民主党の候補者を非常に強く応援されていたというようなことからも明らかなように、民主党とは大変深いつながりが今でもおありであります。そうした同じ民主党の議員を監査に選ぶということについてはどのようにお考えなのか。監査は独立した立場から厳しく区長を、ある意味チェックをしていかなくてはいけない、こういうことも要請されるわけですけれども、そういった重い任務を、いわば一民主党区議会議員に負わせるというのは大変酷なことではないかとも感じられますけれども、見解をお伺いしたい。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 堀部やすし議員からお尋ねでございますが、選任の理由として、安齋議員の所属政党、民主党が理由ではないか、こういう趣旨のご質問だった……(堀部議員「そんなこと聞いてない」と呼ぶ)そうじゃなかったっけ。そうでしょう。──だから、所属が民主党だから、それが選任の理由になっているんじゃないかという趣旨じゃないんですか、ご質問は。
 少なくとも、ご質問の趣旨は、安齋議員の所属政党が民主党であるということが理由ではないかという趣旨に聞こえましたので、それについてご答弁申し上げますが、一切関係ございません。それについては、あくまで議会の皆さんの意向を尊重して選任をさせていただいたということでございますので、党派については一切関係はございません。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 質問を整理して、もう一度伺います。
 田中区長は、民主党の杉並の支部長というような形で安齋議員との関係があったこともあるわけです。そうすると、支部長とその支部の一員である一議員という意味でいうと、上下関係という関係にあったこともあるわけであります。そうすると、一民主党の議員が、いわば上司に当たるような形で関係を持っていた者に対して厳しくチェックをするというのは、これはかなり荷が重いことではあるわけです。この点についてはどういうふうにお考えなのか。安齋議員がびしびしと監査をし、時には決算に同意をしないということがあっても全く問題がないということであれば、そういうふうに宣言をしていただきたい、こういう趣旨なわけであります。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 堀部やすし議員の再度のご質問でございますけれども、議会と執行機関は二元代表制という形で成り立っておりまして、かつてさまざまな政党活動でおつき合いがあったということをもってして、監査委員として私と上下関係で仕事をするというようなことを私が期待するはずもありませんし、そういう立場でその職務を安齋議員がされるということもあり得ないだろうというふうに思っております。
 以上で私のご答弁とさせていただきたいと思います。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議案第三十四号杉並区監査委員(議員)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
議員提出議案第四号

   杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
       提出者 杉並区議会議員  小 松 久 子
           同        奥 山 たえこ
           同        市 橋 綾 子
           同        すぐろ 奈 緒
           同        そ ね 文 子

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

議員提出議案第五号

   杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
       提出者 杉並区議会議員  富 本   卓
           同        島 田 敏 光
           同        小 川 宗次郎
           同        原 田 あきら
           同        関   昌 央
           同        井 口 かづ子
           同        岩 田 いくま
           同        今 井 ひろし
           同        脇 坂 たつや
           同        浅 井 くにお
           同        大 熊 昌 巳
           同        大和田   伸
           同        小 泉 やすお
           同        田中ゆうたろう
           同        藤 本 なおや
           同        川原口 宏 之
           同        渡 辺 富士雄
           同        北   明 範
           同        大 槻 城 一
           同        中 村 康 弘
           同        山 本 ひろこ
           同        横 山 え み
           同        河 津 利恵子
           同        山 下 かずあき
           同        安 斉 あきら
           同        市 来 とも子
           同        増 田 裕 一
           同        山 本 あけみ
           同        山 田 耕 平
           同        くすやま 美 紀
           同        金子けんたろう
           同        鈴 木 信 男
           同        富 田 た く
           同        大 泉 時 男
           同        吉 田 あ い
           同        斉 藤 常 男

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

○議長(藤本なおや議員) 日程第十一、議員提出議案第四号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、日程第十二、議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、以上二議案を一括上程いたします。
 提出者の説明を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) ただいま上程されました議員提出議案第四号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について説明申し上げます。
 この議案は、生活者ネット・みどりの未来の小松久子、奥山たえこ、市橋綾子、すぐろ奈緒、そね文子、以上五名により提出するものです。
 改正の趣旨は、区議会議員の期末手当を廃止するというものです。そのための文言整理を行い、第八条、すなわち期末手当について定めた項目を全文削除します。資料一ページ、新旧対照表をご確認ください。
 それでは、理由を述べます。
 一点目として、常勤職員ではない議員という職務に、民間でいうところのボーナスに当たる期末手当はふさわしくない、不要であるということです。地方自治法第九十二条で、議員は常勤職員ではないことが明確に読み取れますが、非常勤職員であるとも書かれていません。地方公共団体の議員は、地方公務員法第三条に定めた特別職に相当します。特別職といいますと、区長、副区長などと同じ位置づけになりますが、その働き方は余りにも違う上、各人によっても全く違います。議員は常勤職ではないので、勤務時間の規定もありません。
 そして理由の二点目は、地方自治法の第二百三条で「普通地方公共団体は、条例で、その議会の議員に対し、期末手当を支給することができる。」とされておりまして、同じく二百三条で「議員報酬を支給しなければならない。」とされている部分と比較してみれば、報酬が義務である一方、期末手当は義務づけられているものではない、廃止できるということです。
 杉並区議会議員は、無役の議員の場合、報酬として約七百二十万円、期末手当約三百四十万円、合わせて年間一千六十万円が支給されています。これらの算出根拠は不明です。このほかに、議員として調査に必要な活動経費である政務調査費が上限百九十二万円支給されます。昨年度は、議員の期末手当として一人当たり二百九十七万九千百二十六円、議長職の議員は四百五十二万九百十二円、副議長職の議員は三百八十七万四千三百五十六円、合算しまして一億四千四百五十九万三千九百五十七円が支出されております。区の歳入減少というだけでなく、かつてない国難に直面する現状において、議員の期末手当廃止により歳出の抑制に寄与できるものと考えます。
 議案の朗読は省略いたします。
 説明は以上です。議員の皆様にはぜひとも活発な審議をいただき、賛同いただけますようお願いいたします。
○議長(藤本なおや議員) 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) ただいま上程になりました議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、杉並自民区政クラブ十一名、杉並区議会公明党八名、民主・社民クラブ七名、日本共産党杉並区議団六名、自由民主党杉並区議団四名、合計三十六名により提出するものであります。
 平成二十二年第四回区議会定例会におきまして、杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例を、附則の改正により、議員報酬のうち、期末手当の十二月支給分から〇・三二カ月分、平成二十三年三月支給分から〇・二カ月分それぞれ引き下げ、合計で期末手当を〇・五二カ月分引き下げる改正を行い、特別職と同一の支給月数としたところでございます。
 しかしながら、三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、被災地のみならず日本経済全体にも大きな打撃をもたらし、日本経済の状況は不透明な状況にあるとも言えます。こうした状況を踏まえ、平成二十三年六月期の期末手当についても、現行の支給月数である一・八カ月分を、附則による改正により〇・二五カ月分引き下げ、一・五五カ月分とするものであります。
 もとより、特別職や一般職職員の給与は生活給としての性格を有しており、地域手当や退職手当等が支給される一方、区議会議員は地域手当や退職手当が支給されておらず、単純に比較することはできないものでありますが、今回の改正で、議員の六月の期末手当に対する支給月数も特別職と同一となるものであります。
 住民の代表である私たち区議会議員は、現下の経済動向や社会情勢を総合的に勘案し、適時適切に対応するため、今回自ら期末手当を引き下げることをもって区民に見える形でここに表明するとともに、議員としての自覚と責任、そして良識を示すことで区民の声にこたえるべきであります。
 議案の朗読は省略をさせていただきます。
 何とぞご賛同賜りますよう、心からお願いを申し上げます。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 ただいまの二議案につきましては、いずれも委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 十一番けしば誠一議員。
 二議案を一括上程しておりますので、どちらの議案の質疑かを明確にしていただきますよう、よろしくお願いします。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 無所属区民派から、ただいま上程されました議員提出議案第四号、第五号について、それぞれ質問をさせていただきます。
 まず第一に、議員提出議案の第四号ですが、議員報酬に関しては、今区民の厳しい目が注がれていること、その削減が必要な課題であるという認識では同じであります。しかし、議員報酬の月額に対する見直しではなく、期末手当を廃止することにした理由は何でしょうか。議員を非常勤と規定したことが理由だと先ほど伺いましたが、議員を非常勤と規定する理由は何でしょうか。議員は特別職であっても、いわゆる一般的な意味で非常勤ではありません。名誉職であったり、他の職業と兼業しなければ仕事ができない報酬では問題であると思いますが、どうでしょうか。
 二つ目に、例えば女性の議員にとって、働きながら子育てができる条件を保障すべきであり、専業主婦でなければできない報酬額でいいとは思いませんが、どうでしょう。複雑な社会になり、価値観や生活スタイルの多様化の中で、地方自治体と議員の役割は重大化しつつあります。その中で勉強し、行政と対等に渡り合える条件の保障、家族の生活や子育てを保障できる報酬が必要と思いますが、その点どうでしょうか。
 三つ目に、議員報酬の削減は課題と考えております。しかし、まずは、議長や副議長の高額報酬や委員長、副委員長の報酬が高くなる、これで公平な議会の運営ができるとは思えません。こうした見直しが先決だと思いますが、その点の提案者のご意見を伺います。
 次に、議員提出議案第五号についてであります。
 六月の期末手当支給額の変更を、今回も附則の改正で行った理由は何でしょうか。本則にすることでどのような支障があるのでしょうか。景気の好転や給与の上昇が期待できない今、また、あの大震災の復興や今後の被災地支援の課題がある今、本則で削減を規定すべきではないのか、この点を伺います。
○議長(藤本なおや議員) それでは、二議案それぞれについて質疑がありましたので、まず初めに議員提出議案第四号についての答弁を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) けしば議員の質問にご答弁いたします。
 私は先ほど、非常勤か常勤かということについて、常勤ではないことが正確に読み取れる、しかしながら非常勤であるとも書かれていないということを申しました。常勤でも非常勤でもない、特別職である、それに位置する。しかし、特別職というには余りにもほかの区長や副区長とも違うではないか、つまり、その位置づけが法的にあいまいだということを申し上げたかったわけです。
 家族や、女性議員の場合、子育てできる額が必要ではということでしたが、報酬として無役の議員であっても七百二十万円が保障されているということは、これは一般の社会の常識から見て決して少ない額とは思いません。
 それから、議長、副議長の高額の特別な加算分についての危惧は、同じように感じているということを申し添えておきます。
○議長(藤本なおや議員) 続いて、議員提出議案第五号についての答弁を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) けしば議員の質問にお答えいたします。
 なぜ附則なのかということなんですが、今後も経済動向や社会状況を見守りつつ、適時適切に対応していくべきものであると思いますけれども、今後また人事委員会勧告なども出されることもあるでしょう。そういうことも諸情勢として間接的に総合的に判断すべきということで、そのような形、体制をとらせていただいたということであります。
 それから、当然、この議案を提出するに当たっていろいろな意見もあったこともありますけれども、そういう中で、集約できる意見として今回こういう形で提案をしたということでご理解をいただきたい。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) 私がお聞きしたかったのは、議員報酬を削減するに当たって、報酬月額を削減するという方法をとらずに期末手当を廃止するというふうにするのはなぜなのかということなんです。つまり、非常勤だから期末手当は必要ない、お聞きしているところ、そういう考えになるわけですが、今一般労働者でも、常勤と同じような仕事をしながら非常勤にして、非常勤だからボーナスがない、そういうやり方で給与を大幅にカットされている現状もある中で、その論理だと私は納得することはできません。なぜ月額報酬を削減するという方法をとらないのかということについて、改めて納得いくお答えを伺います。
○議長(藤本なおや議員) それでは、議員提出議案第四号についての答弁を求めます。
 十四番小松久子議員。
     〔十四番(小松久子議員)登壇〕
◆十四番(小松久子議員) 先ほどのけしば議員のお話は、別の問題なのかなというふうに思います。期末手当というのはボーナスかと思いますが、九時から五時までの毎日の常勤の働き方をする労働者に対するボーナスというのではなく、議員というあいまいな位置づけ、法的にといいますか、その働き方に対して期末手当というのがなじまないというふうに感じます。これは、今回、議会改革特別委員会が設置されることでもありますし、その中でぜひ、議員というものはそもそも何であるか、どういう働き方をして、その報酬のあり方にまで議論が深まることを期待しています。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありますか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありますか。
 それでは、十一番けしば誠一議員。
     〔十一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆十一番(けしば誠一議員) まず、議員提出議案第四号について意見を申し上げます。
 議員は特別職であっても非常勤ではありません。確かに議会に出席する日数は限られていますが、そのための準備、地域へのさまざまな課題、そしてさまざまな仕事は、皆さんもご承知のとおり、休みがないほどであります。
 非常勤という規定は、先ほども申し上げましたが、一般社会でも、常勤職と同様の仕事をしながら非常勤として期末手当を出さないという悪例が増えています。議員が非常勤と言われますと、議会以外は遊んでいるかのような誤解を生むこともあります。こうした意味から、私はやはり議員報酬の月額報酬の削減で対応すべきものと考え、この議案には反対いたします。
 次に、議員提出議案第五号でありますが、本則で削減を明記すべきことと、そして削減幅の低さから、この議案にも反対いたします。
○議長(藤本なおや議員) 九番木梨もりよし議員。
     〔九番(木梨もりよし議員)登壇〕
◆九番(木梨もりよし議員) 議員提出議案第四号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、意見を申し述べさせていただきます。
 まず、公務員もそうですけれども、我々議員もそうですけれども、職員の皆さんも、人事委員会勧告で、それを尊重されて給与とか決まってくる。我々議員の報酬につきましても、議員が勝手に上げたり下げたりすることがいいのかどうかといった場合は、やっぱり問題あるんじゃないかなと。ある程度第三者的な立場で議員の報酬等が決められて、処遇等も決められなければならないんじゃないか。そういうことで、現在杉並区でも、報酬審議会等の答申を受けて、それによって議員の報酬等が決まってくるということでございますので、まず第一点として、そういう理由からしても、この提案には賛成できません。
 それから第二点目として、そうはいっても、余り自治体の名前を出しては悪いけれども、夕張市とか、財政がもう破綻をしちゃって、そういう状況になった場合は、議員自らが判断をして、報酬を半分にするとか三分の一にするとか、二〇%、何%削減するとか、そういう緊急事態が起きた場合はそういうことも考えなきゃならないと思いますけれども、しかし、杉並区の状況は、財政破綻とかそういう状況には、これまでいろいろな行政当局、また議会の努力によって、内部努力を相当推し進めてきておるわけでございますので、財政規律にしても健全財政を維持しているのではないかと思いますので、こういう点からしても、この議案には賛成はしかねます。
 それから、よく区民の皆さんから声をお聞きするんですけれども、議員の報酬とか対応について区民の皆さんからいろいろご意見を、高いとかどうだとかいう話は余り伺ったことないんですね。私どもがよく伺うのは、議員の数が多いんじゃないかという批判をよくいただくんですね。きょうも傍聴者がいっぱい来ていて、朝から議論をずっと聞いていて、傍聴者がどう思ったかなと。何か随分いろいろな問題でいいとか悪いとかいうことをする仕事の人間がこんなに多くいていいものだろうかどうかということの批判をよく私は受けます。
 したがって、きょう議会改革特別委員会も設置をされたわけでございますので、議会改革の本丸一丁目一番地は、議員の数をどうするかということが一番大きな課題ではないかな、区民の皆様方が一番関心を持っている課題ではないかと思います。行政もこの十年、職員を一千人削減しようということで、相当な内部努力、行財政の改革を進めてきたわけでございますので、その間私自身も議席がありましたので、私にも責任がありますけれども、議員が自分自身を見詰め直して、区民の期待にこたえられるような議会改革を進めるべきではないかなと。議員の報酬、待遇をどうするかというよりも、むしろ議員の数をどう改革していくか、このことが最も重要な課題ではないかなということを申し上げ、この議案につきましては、私は反対をいたしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(藤本なおや議員) 六番横田政直議員。
     〔六番(横田政直議員)登壇〕
◆六番(横田政直議員) みんなの党杉並・横田政直、議員提出議案第五号については反対をします。本則ではなく、今回だけでもとに戻る附則の改正である点、また、削減額についても区民が納得するものとは思えないからです。
 次に、議員提出議案第四号についてですが、苦しい財政状況ですので、区民に負担を求める前に議員自ら身を削るべき、まずは議員定数削減をすべきと考えます。本提案については、昨年度も同じ提案がされ、旧杉並区議会において七名の賛成しか得られませんでした。私も賛成しました。今回も賛成はしますが、より多くの議員が賛成できる提案が課題になると思います。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 四十三番関昌央議員。
     〔四十三番(関昌央議員)登壇〕
◆四十三番(関昌央議員) 自由民主党杉並区議団を代表いたしまして、議員提出議案第四号に反対の立場で意見を述べます。
 区議会議員が常勤職ではないことを期末手当削減の理由に挙げておりますが、議員は、皆さんご存じのとおり、議会開会中だけ働いているわけではなく、日常絶え間なくまちに出て地域住民の皆さんと意見を交わし、調査活動や政策研究に励んでおります。また、区民生活が安寧で、かつ安心・安全な杉並区を未来にわたってつくっていくためには、区役所と車の両輪である議会に所属する議員の生活も安定したものでなくては、活発な議員活動ができません。一人の職業人として議員をとらえるべきであり、生活が苦しければ兼業すればよいという問題ではありません。
 議員報酬や政務調査費が、その額としてどの程度が妥当かどうかはさまざまな意見があるのは十分承知しておりますが、皆さんご存じのとおり、市区町村議会議員年金制度の廃止も、将来に対する懸念も受けとめながら、最近の社会経済情勢もあわせて慎重に検討する必要があると私は思っております。
 したがって、本議案には反対するものであります。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 議員提出議案第四号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について意見を申し上げます。
 地方議員の議員報酬については、大変厳しい目が続いている状況にあります。行政に対するチェックが甘いこと、ほか、会期も短い、きちんと仕事をしていない、質疑も低調だということで、相変わらず強い批判が続いております。
 杉並区議会においても、従来は、厳しい時間制限や同調圧力といった形で、少数会派を排除するような議会運営も続いてまいりました。先日も、積み残されておりました請願・陳情約百五十件が審議未了となってしまったという報告がありましたけれども、これでは仕事をしていないのではないかと言われても仕方がなく、大変大きな問題であると感じているところであります。
 議員定数が現在のように非常に多く、また、通年議会さえ実現をしていないままで、現在の報酬手当水準を説得的に説明をすることは甚だ困難な状況にあるというふうに判断するよりほかありません。現在の状況のもとでは、議員提出議案第四号に賛成をするものであります。
 これに対して、議員提出議案第五号については、またしても本則で改正をすることなしに附則で対応するなど、抜本改正とはほど遠く、現段階においてはにわかに賛成できないところであります。
 しかしながら、四号は過去にも否決をされており、現在の議会情勢から判断しても、四号が可決される見通しは乏しいと言わざるを得ない状況にあります。仮に四号が否決されてしまった場合につきましては、他に対案を出せる状況にない以上、わずかながらも削減となる第五号に賛成するものといたします。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、議案ごとに採決いたします。
 議員提出議案第四号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立少数であります。よって、原案を否決いたしました。
 議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
─────────────◇─────────────
○議長(藤本なおや議員) 日程第十三、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙候補者の推薦についてであります。
 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙における候補者を推薦することにいたしたいと存じます。これに異議ございませんか。
     〔「異議なし」「異議あり」「意見」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 二番新城せつこ議員。
     〔二番(新城せつこ議員)登壇〕
◆二番(新城せつこ議員) 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙候補者の推薦について、無所属区民派は反対の立場から意見を申し述べます。
 まず第一に、これまでの後期高齢者広域議会は、いつどのように行われてきたのか、どのような議論が行われてきたのか、その運営が全く見えてこない閉鎖的なものになっています。議論もほとんどなく、議員はそれぞれの議会の与党会派の持ち回りとされているのが現状です。こうした議会のあり方に反対です。
 第二に、制度の問題です。昨年十二月、厚生労働省が主宰します高齢者医療制度改革会議は、「高齢者のための新たな医療制度等について(最終とりまとめ)」を公表しました。後期高齢者医療制度は、医療費を削減する目的のために自公政権下でつくられたものです。高齢者や医療関係者などの多くの人々の抗議と反対の前に、民主党は〇九年の総選挙で廃止を公約としていましたが、その公約もまた投げ捨ててしまったようです。今民主党政権は、後期高齢者医療制度を評価し、新しい制度の骨格に据える姿勢を示しています。これを機に、保険料の大幅値上げや市区町村独自の減免制度は後退させられかねない、国民健康保険料の広域化を進めようというねらいです。本議会がそれを推進する役割を果たすものでしかないことから、本提案には反対といたします。
○議長(藤本なおや議員) ただいま新城せつこ議員から異議がありましたので、起立により採決をいたします。
 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙における候補者を推薦することに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙における候補者を推薦することに決定をいたしました。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、推薦する候補者を一名とし、投票により行うことに賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立多数であります。よって、本件につきましては、推薦する候補者一名とし、投票により行うことに決定をいたしました。
 お諮りいたします。
 投票方法につきましては、単記無記名で行い、有効投票の最多数を得た者を推薦する候補者とし、得票数が同じときはくじで定めることに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。
 それでは、議場の閉鎖を行います。
     〔議場閉鎖〕
○議長(藤本なおや議員) 在席議員のうち、投票者の数を確認いたします。
 投票者の数は、議長を除く四十七名であります。
 投票用紙を配付いたします。
 投票は単記無記名であります。
     〔投票用紙配付〕
○議長(藤本なおや議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を点検いたします。──投票箱は異状ないものと認めます。
 それでは、投票を行います。
 事務局長の呼名順に投票願います。
     〔投票〕
○議長(藤本なおや議員) 投票漏れはありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 投票漏れはないものと認めます。
 投票は終了いたしました。
 開票立会人を二名置くことといたしますが、私の指名で異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。四番すぐろ奈緒議員、四十五番斉藤常男議員、以上二名の方をご指名いたします。
 開票立会人の立ち会いをお願いいたします。
 開票を開始いたします。
     〔開票〕
○議長(藤本なおや議員) 開票は終了いたしました。
 投票の結果を事務局長から報告いたします。
◎局長(伊藤重夫)
 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙候補者の推薦について投票結果
   投票総数          四十七票
  内
   有効投票          四十四票
   無効投票            三票
  有効投票内訳
   富 本   卓 議員    三十一票
   鈴 木 信 男 議員      六票
   小 松 久 子 議員      五票
   堀 部 やすし 議員      二票
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ただいまの報告のとおり、富本卓議員が有効投票の最多数を得ましたので、富本卓議員を東京都後期高齢者医療広域連合議会議員選挙における候補者として推薦することに決定をいたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
     〔議場開鎖〕
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 ここで閉会中の継続調査事項についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、閉会中の継続調査事項についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
 ここで閉会中継続調査申出書を配付いたします。
     〔閉会中継続調査申出書配付〕
     〔発言する者あり〕
○議長(藤本なおや議員) ここで暫時休憩いたします。
                 午後八時四十八分休憩
                  午後九時十八分開議
○議長(藤本なおや議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩前にお配りいたしました閉会中継続調査申出書の一部について誤記載がありました。
 そこで、お諮りいたします。
 閉会中継続調査申出書について、ただいまお配りしたものについて撤回をし、回収することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ありませんので、それではただいまから、閉会中継続調査申出書、先ほどお配りしたものについて回収をさせていただきます。
     〔閉会中継続調査申出書回収〕
○議長(藤本なおや議員) それでは、改めまして、ここで閉会中継続調査申出書を配付いたします。
     〔閉会中継続調査申出書配付〕
─────────────◇─────────────
  総務財政委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      総務財政委員会委員長  斉 藤 常 男

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 政策経営部、会計管理室、選挙管理委員会及び監査委員に関する事項

  区民生活委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      区民生活委員会委員長  す ぐ ろ 奈 緒

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 区民生活部及び農業委員会に関する事項

  保健福祉委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      保健福祉委員会委員長  大 槻 城 一

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 保健福祉部に関する事項

  都市環境委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      都市環境委員会委員長  井 口 か づ 子

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 都市整備部及び環境清掃部に関する事項

  文教委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      文教委員会委員長  小 川 宗 次 郎

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 教育委員会に関する事項

  議会運営委員会閉会中継続調査申出書

 本委員会は、左記記載の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。

  平成二十三年五月三十日

      議会運営委員会委員長  富 本   卓

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

         記
一 継続調査を要する事件
 議会の運営に関する事項

○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 継続調査事項については、ご配付いたしました申出書のとおり決定して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、申出書のとおり決定をいたしました。
 ここで、富本卓議員ほか十一名から議員提出議案第六号議員の派遣についてが提出されております。
 お諮りいたします。
 この際、議員提出議案第六号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、議員提出議案第六号を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
 ここで議案を配付いたします。
     〔議案配付〕
─────────────◇─────────────
議員提出議案第六号

   議員の派遣について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年五月三十日
       提出者 杉並区議会議員  富 本   卓
           同        井 口 かづ子
           同        岩 田 いくま
           同        島 田 敏 光
           同        川原口 宏 之
           同        小 川 宗次郎
           同        河 津 利恵子
           同        原 田 あきら
           同        山 田 耕 平
           同        小 松 久 子
           同        奥 山 たえこ
           同        関   昌 央

 杉並区議会議長  藤 本 な お や 様

○議長(藤本なおや議員) 議員提出議案第六号議員の派遣についてを上程いたします。
 提出者の説明を求めます。
 四十七番富本卓議員。
     〔四十七番(富本卓議員)登壇〕
◆四十七番(富本卓議員) ただいま上程になりました議員提出議案第六号議員の派遣については、議会運営委員会委員全員により提案をするものでございます。
 平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災により、東北地方を中心に甚大な被害が発生いたしました。このたびの大震災において亡くなられた皆様に深い哀悼の意をささげるとともに、被災された皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 区は、これまでの被災地支援、とりわけ災害時相互援助協定を締結している福島県南相馬市に対してさまざまな支援を行ってまいりましたが、被災地の状況から、今後も支援を続けていくことが必要と認識をしております。
 本件については、震災から二カ月が経過をした今、南相馬市の被災状況及び復興状況を視察することにより、南相馬市への当区の支援についての理解を深めるとともに、市街地に大きな被害を受けた宮城県石巻市復興状況を把握することにより、今後の杉並区の防災対策の強化に生かし、五十四万区民の安心・安全の確保を図るために、南相馬市及び石巻市への二自治体を視察するものであります。
 なお、本議案は、区長からの派遣要請に基づき提案をするものであります。
 派遣の目的、場所、期間、派遣議員等につきましては、議案をごらんいただきたいと存じます。
 以上で提案説明とさせていただきます。
 議案の朗読は省略をさせていただきます。
 何とぞ原案どおりご決定くださいますよう、心よりお願い申し上げます。
○議長(藤本なおや議員) お諮りいたします。
 議員提出議案第六号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 質疑を行います。
 議員の派遣ということで、このたび南相馬市及び石巻市を視察するという話が出てまいりました。数日前にそのような打診を受けまして、一体何をしに行くのかよくわからなかった点もあり、スケジュールなどを提出するように要請をしたわけでありますけれども、雑駁なものは出てまいりました。しかし、いまだよくわからない点が多々ありますので、お伺いをいたします。
 南相馬市については、この杉並区は災害時相互援助協定を結んでいる自治体ということもありまして、現地の実情をつぶさに見て、それで把握をし、今後の支援活動に生かすということは大変賛同をいたしております。
 石巻市については、このあたりが明確になっているとは言えない状況にありますが、区及び提案者の皆さんはこのあたりをどのように判断をされているのか、伺うものであります。
 石巻市には何のために行くのか、それから、今後支援をする予定があるから石巻市に行くのか、また実際どこに行くのかあるいはどのような人に会うのか、こういったところはどのような話になっているのか、説明をいただきたいという点であります。
 それから、実際の経費の問題ですけれども、議運でも話題になっておりましたが、仮に南相馬市に日帰りで視察に行く場合に比べ、宿泊をし、石巻市に行く場合はどの程度経費上増額となることになるのか。これは所管に聞くべきことかもしれません。答弁を求める次第であります。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 危機管理室長。
     〔危機管理室長(井口順司)登壇〕
◎危機管理室長(井口順司) 堀部議員からのご質問にお答えをいたします。
 初めに、石巻市についてどのように考えたかということでございますが、区長からの派遣依頼の中でも触れさせていただいたところでございますが、今後の区の防災対策を強化するため、市街地が大きな被害を受けている石巻市を視察することとしたものでございます。これは、南相馬市も甚大な被害を受けておりますけれども、津波による被害が大きく、それは市街地よりも海岸に近い田畑などが中心となっていること、また、石巻市については、港に近い市街地が津波により大きな被害を受けており、市街地の被災状況等復興に向けた取り組みが進められている状況を見ることが、今後の杉並の震災対策を考える上で参考となるものと考えたからでございます。
 それから、支援をするのかというお尋ねがございましたが、支援については、この間にも都や国を通じての支援という形で、被災地の支援は行っているところでございます。
 それから、どこへということでございますが、こちらのほうは、津波の被害がありました石巻港周辺を考えているところでございます。
 それから、どういう人に会うかということでございますが、あちらのほうでどなたかに会うということは予定をしておりません。あくまで状況を視察するということでございます。
 それから経費でございますけれども、日帰りとの違いということでございますが、今回二日間行く中で、バス代、宿泊料含めますと、おおむね百三十万余になるということでございます。これについては、宿泊料がかからないこと、それからバス代が一日だけということになりますので、半分とまではいかないかと思いますけれども、そのぐらい下がるのではないかというふうに考えております。
 私から以上でございます。
○議長(藤本なおや議員) 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 再質問します。
 議員として被災の状況を確認するということは重要なことですので、頭ごなしに否定するつもりはありませんけれども、今のような説明ですと、にわかに石巻には行きにくいなと、そういう感想を持っています。特に石巻はただ見てくるだけなんだということのようですが、そういうことでなぜ、では石巻を選ばれたのか。
 例えば杉並は津波がやってくるようなところではないわけです。市街地が広がっていて大きな被害を受けてという意味で、市街地の大きさが同じだというような説明がありましたけれども、私が石巻についていろいろ調べてみますと、確かに町の規模は大きいですが、例えば水産加工工場なんかがかなり被害を受けて、非常に腐敗臭が今漂っているという状況です。杉並はそういった水産加工工場がたくさんあるというような、そういう土地ではありませんから、にわかに行政視察という形で比較対照のために行く場所としては、石巻ではなくてむしろ、例えば、福島とか郡山とか、あのあたりは大変放射能関係の数値も高いわけで、そういったところを選定したほうが適切だったのではないかなと、こういう感想を抱かないでもありませんが、なぜ石巻を選んだのか、わかるように説得をしていただきたい。その上で石巻については行くか行かないか私も判断したいというふうに考えておりますので、答弁を求める次第です。
○議長(藤本なおや議員) 理事者の答弁を求めます。
 松沼副区長。
     〔副区長(松沼信夫)登壇〕
◎副区長(松沼信夫) 堀部議員の再度のご質問にお答えします。
 いろいろな見方、考え方はあろうかと思います。確かにそれが単なる視察ではないか、あるいは先ほど議運の中でもいろいろご意見がありました。決して観光とか、いわゆる単なる行政視察で行くというのは論外だという認識でございます。
 南相馬市のことを先ほどおっしゃって、それはある意味当然だというようなご意見だったかと思うんですが、南相馬市に対して、これまで、今現在でも職員が七名行って、いろいろな要請にこたえて精力的に頑張っております。
 それと、相互援助協定を結んでいた南相馬市でございますから、そういうさまざまな多面的な支援をするわけでございますが、石巻につきましても、要請に応じた自転車の配布というんですか、自転車を贈呈する、あるいは全国市長会、それから県を通じた支援要請というのは、今二十三区区長会事務局をベースに調整をしている。そういう中でも、職員の派遣、今それが喫緊の課題になっておりますので、それは要請があれば当然そこには参加しようと、要請にこたえようという姿勢でやっておるわけでございます。
 内容的には、石巻というのは、いろいろな意味で大きな課題を持ったところで、私も南相馬は行きましたけれども、あれほど巨大な自然エネルギーの前に、いかに被害が甚大になるものかということを改めて感じましたし、本当に自然エネルギーの前の、それに対する恐怖とそれに対する復興復旧の取り組み、こういったものをいろいろ感じさせられるわけでございます。
 既成市街地ということで、石巻は既成市街地で、確かに杉並とは違う、それは当然だと思います。しかし、既成市街地のあの破壊された状況を見るにつけ、そしてまた復旧復興の取り組みを一生懸命やっているということを見るにつけ、それは我々が今後杉並区で本当に防災対策ということに取り組んでいかなければならない幾つかの、心を奮い立たせるような、そういう中身だというふうに思っております。
 確かに石巻に行って復旧復興の邪魔になってはいけないというふうに思っていますので、それは十分心して、そして石巻は海沿いになりますけれども、日和山というところがございまして、そこから一望に見渡せるという状況になります。
 中型バスで参りますけれども、バスのとまるところ、それからおりたときの行動、それは随行者はもちろんですけれども、議員の皆様も、当然そういった良識的な対応はとられるというふうに確信しておりますので、そういう中で、本当に三月十一日の巨大地震、大震災がどのようなものであったのか、それを心にとめていただいて、そして今後の杉並の防災対策にいろいろ参考にしていただければありがたいというふうに思っています。
 決して、単に安易な考えで区長が要請したというものではございませんので、ぜひ堀部議員も一緒に行っていただきたいということを心からお願い申し上げます。
○議長(藤本なおや議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 三番堀部やすし議員。
     〔三番(堀部やすし議員)登壇〕
◆三番(堀部やすし議員) 今回の議員提出議案第六号議員の派遣については、賛成をいたします。しかしながら、石巻については非常に多くの課題があるということで、いろいろ批判を受ける可能性もあります。決して批判を受けるような行程となることのないように、区執行部、また我々議員も留意をして、そして有意義な視察となるようにしていきたい、こんなふうに思う次第であります。
 以上です。
○議長(藤本なおや議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤本なおや議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議員提出議案第六号議員の派遣について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(藤本なおや議員) 起立全員であります。よって、原案を可決いたしました。
 これをもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 区長からあいさつがあります。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
 本日の臨時会では、ご提案申し上げました議員選出の監査委員の選任についてのご同意をいただき、まことにありがとうございました。
 また、明後日に予定されております南相馬市や石巻市への視察が、今後の区の防災対策等を考える上で有意義なものとなりますよう、よろしくお願いいたします。
 今後とも、区議会の皆様と力を携えて区政発展のため力を尽くしてまいりたいと存じます。引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
○議長(藤本なおや議員) 本日の会議を閉じます。
 以上をもって平成二十三年第一回杉並区議会臨時会を閉会いたします。
                 午後九時三十九分閉会