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東京都 杉並区

平成23年 3月17日災害対策特別委員会−03月17日-01号




平成23年 3月17日災害対策特別委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3
報告聴取
 東北地方太平洋沖地震に対する杉並区の対応について …………………………… 3



              災害対策特別委員会記録

 日   時 平成23年3月17日(木) 午後1時59分 〜 午後3時45分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  吉 田  あ い     副委員長  岩 田  いくま
 (10名) 委  員  すぐろ  奈 緒     委  員  市 橋  綾 子
       委  員  脇 坂  たつや     委  員  増 田  裕 一
       委  員  大 槻  城 一     委  員  藤 原  淳 一
       委  員  伊 田 としゆき     委  員  島 田  敏 光
 欠席委員  委  員  山 田  なおこ     委  員  小 泉  やすお
 (2名)
 委員外出席 (なし)
 出席説明員 危機管理室長危機管理対策      まちづくり担当部長
       課長事務取扱                    大 塚 敏 之
               井 口 順 司
       土木担当部長  小 町   登   まちづくり推進課長
                                 齋 木 雅 之
       建築課長事務取扱都市整備部参事   建設課長事務取扱都市整備部参事
               横 山   薫           加 藤   真
       杉並土木事務所長喜多川 和 美
 事務局職員 事務局次長事務取扱区議
       会事務局参事
               佐 野 宗 昭   議事係長    依 田 三 男
       担当書記    田 嶋 賢 一



会議に付した事件
 所管事項調査
 1 報告聴取
  東北地方太平洋沖地震に対する杉並区の対応について



                            (午後 1時59分 開会)
○吉田あい 委員長  ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
 ここで、去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により犠牲になられた方々に対しまして謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 本日は、山田なおこ委員及び小泉やすお委員より、欠席するとの連絡を受けております。

 《委員会記録署名委員の指名》
○吉田あい 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、藤原淳一委員をご指名いたしますので、よろしくお願いいたします。

 《報告聴取》
○吉田あい 委員長  次に、東北地方太平洋沖地震に対する杉並区の対応について報告を聴取いたしますが、質疑は報告を受けた後行いたいと思います。
 それでは、お願いいたします。

  東北地方太平洋沖地震に対する杉並区の対応について
◎危機管理室長 私のほうからご報告を申し上げます。
 きょうは本来でしたら防災課長からご説明するところでございますけれども、後に述べさせていただきますが、南相馬市のほうへ、避難民の受け入れのために現地におります。そういう中で、まだ震災のその後の対応というものがちょっと続いております。そういう中でできるだけ早く議会にもご報告するということで、報告申し上げますけれども、まだまだ不備なところもございますし、流動的なところもございますので、その点お許しをいただければと思います。
 それでは、資料に基づきましてご説明を申し上げます。
 初めに、1の地震の概要でございます。
 日時については記載のとおり、3月11日14時46分ということでございまして、三陸沖、マグニチュード9.0ということで、国内の観測では最大値、世界の中でも最大級と言われる規模の地震でございました。近くの宮城県北部では震度7、そして23区としては震度5強。杉並区の観測の中では震度5弱となっておりますけれども、観測地点によっては震度5強が観測されたところもございました。
 これに対する区内の被害状況でございます。これは3日前の3月14日現在ということで集約させていただいております。幸い、人的被害の中では死亡者がございませんでした。負傷者については7名ということで、火災あるいはそのほかのけがということで7名ということでございます。物的被害につきましては、今申し上げた火災のほかに、外壁等の落下あるいは塀の倒壊、それから道路のほうで陥没ですとか、そういったようなことがございました。
 区の施設におきましては、記載の3つの施設が使用不能となっております。
 このうち井草中学校の体育館につきましては、今学校も改築中で、最後の使用ということになっているところでございましたけれども、そういう中で今回の震災でもう使えない状況となったということでございます。
 同じく大宮前体育館につきましても、建て替えの計画が既に進められておりますけれども、現在使用されている建物のほうが使えなくなったということでございます。
 最後の堀ノ内東保育園の一部、それから堀ノ内東児童館につきましては、これは都営住宅との合築の建物でございます。これについては、3月14日現在の被害状況調査で使用不能と判断いたしました。都営堀ノ内三丁目アパート1階にあります保育園、それから児童館、学童クラブでございますけれども、鉄骨鉄筋コンクリート構造で、柱の損傷はないことから、同等程度の地震が再度発生しても建物全体が倒壊するおそれがないことを、東京都、杉並区の双方で確認をしております。そういう中で、建物内の壁が破損し、コンクリートやモルタルのかたまりが室内に落下するおそれがあるため、壁の内装補修を区の緊急工事として実施することで、児童の安全確保に万全を期していくということで所管からは聞いております。ですから、3月14日現在は使えない状況でございますけれども、今後手を加える中で、今申し上げたとおり使えるということで、今後改めての使用に向けた準備を進めていくということでございます。
 その後の区内での被害認定調査でございますけれども、これは続々と出てきておりまして、今のところ142件が上がっておりまして、調査済みの件数は14件となっております。
 こうした被害の状況がある中で、区といたしましては、第2非常配備態勢ということで、これは750名規模の態勢ということで全庁的な態勢としてつくられているものでございますけれども、災害対策本部を設置しまして、750名対応でやっていくという形の本部を立ち上げました。
 それから地域区民センター7所に救援隊を設置し、また、区立小中学校66校には震災救援所を開設いたしました。
 ただいま申し上げたとおり、計画動員数は750名でございますけれども、裏面のほうをごらんいただければと思いますが、これに対して実際に従事した職員につきましては、震災直後からの3日間、当初の震災が起きた11日には1,212名を動員し、翌日が964名、さらにはその次の13日363名ということで、こういう大きな態勢で対応したところでございます。
 特に当日、先ほど被災状況については申し上げたとおりでございますけれども、帰宅困難者への対応というものがかなりの量がございました。そういう中で、区内の駅頭に人を立たせて誘導したり、それから区役所の前でも道行く方々に飲食類を配る、そんな対応もして、できる限りのことはさせていただいたところでございます。
 4番の避難者状況というところ、これは今申し上げた帰宅困難者のことも含みますけれども、記載のような避難先ということで開設したところでございます。基本的には震災救援所が小中学校ということになってございますけれども、これに加えて記載のような建物も開設いたしまして、また、荻窪高校のような都立の施設のほうも開設されたというところで対応をしております。
 避難者の数でございますけれども、12日の土曜午前1時、これは発災の日の夜中ということでございますけれども、ちょうど電車が不通となっている、それから最後は電車が徐々に開通してきたという中で、午前1時ごろをピークに大体1,000名を超える避難者がございました。それが朝にはかなり引いたんですけれども、最後、12日土曜日の夜の段階では26名ということで、こちらの方々はなかなか心配で家には帰りにくいといった方が残られて、最終的に翌日日曜日の夕方の段階で最後の1名が帰宅されて、全員が帰宅したという状況でございます。
 今の避難者の中で、この区役所のロビーでございますけれども、こちらのほうも帰宅困難者が多く青梅街道を通られたということで、急遽区役所ロビーも開設いたしまして、トイレの提供、あるいは先ほど申し上げた飲み物の提供などをさせていただいたところでございます。ピーク時で200名ということでございまして、トータルで申し上げれば大体1,000名ぐらいにはなるのではないかというところでございます。
 この避難者に対しての備蓄品の活用状況としては記載のような内容でございまして、クラッカーですとか水、それから、長く残られた方にはアルファ米を活用した食事ですとか味噌汁についても提供をしているところでございます。消費率にもございますように、区全体の備蓄内容から申し上げれば、最大のものでも5%弱という状況でございます。
 この地震を受けまして、例えば建物が壊れたとか、いろいろな相談がございました。そういう中で、急遽1階の区政相談課のほうに震災を受けての臨時相談窓口というものを開設いたしました。これについては土日をやったわけでございますけれども、記載のとおり二十数名の方がそれぞれご相談をされているということでございます。
 最後に、被災地への支援対策ということでございます。
 先ほども南相馬市の話を申し上げましたけれども、特に南相馬市とは災害協定を結んでいるところでございます。そういう中で、南相馬市へ本日、区からの救援隊が到着いたしました。午前11時に到着したんですけれども、そこで市長と震対のリーダーであります四居代表監査委員が面会いたしまして、300万円をお渡ししたということで連絡を受けております。
 今、南相馬市のことを申し上げましたけれども、この間、南相馬市並びに福島県のほうに向けましては、昨日の早朝に、最初の車につきましては、福島県の避難物品の受け入れ施設のほうへ行きました。これについては、ここに(2)のほうで物的支援と書いてございます福島県への記載内容ということでございます。
 それから南相馬市に向けましては、昨日、バス2台に物品を載せまして向かいました。バス2台と申し上げましたのは、南相馬市の避難民の方々を東吾妻町のコニファー岩櫃に受け入れられないだろうかということで、この間、東吾妻のほうとも調整し、また南相馬のほうともご相談いたしまして、きょうまでで一応300名、コニファー岩櫃のほか、東吾妻町の施設も含めまして300名を避難民としてお送りするということで、杉並区からバス2台、それから東吾妻町のほうからもバスを5台――5台というのは大小ございまして、延べ200人を乗せられる形で出していただきまして、南相馬市に向かいました。そして、いろいろ道路事情等もございますけれども、東吾妻町から行ったバスについては、既に午前9時に、南相馬市から東吾妻町へ着きまして、コニファー岩櫃のほうに今避難をしていただいております。本区から行っておりますバスにつきましては、今現在、南相馬市の現地で避難民の方々をお運びする準備をしている、そういう状況でございます。
 それから、南相馬市への物品でございますけれども、毛布、飲食類、生活用品、そういったものをできるだけバスに積み込みまして、バスとともにお届けしたということで、きょうの午前中には現地のほうに届いている、そういう状況でございます。
 それから、前後いたしますけれども、金銭的支援で、先ほど見舞金のほうは申し上げたところでございますけれども、義援金につきまして、区役所本庁舎及び区立施設におきまして窓口を設けております。また、記載の区内4団体の方々が中心になりまして、南相馬市義援金募集実行委員会というものを立ち上げていただきました。そういう中で現在募金活動を奮って行っていただいている。区民運動として取り組めればということで、取り組んでいただいているところでございます。
 資料の最後に、人的支援ということでございますけれども、こちらのほうは、今現在まだそういう形での派遣はございませんけれども、国や都とも協議いたしまして、これまでの例から申し上げれば、保健師の派遣でございますとか建築関係の技術職員の派遣ですとか、適宜、被災地の状況に応じた支援を考えてまいれればと考えております。
 最後に1つ、これは口頭でご報告を申し上げますが、この間、東京電力のほうで計画停電という取り組みを行っているところでございまして、これは新聞報道等でもご承知の事実かと思います。杉並区におきましても、区内の西のほうで、まちで申し上げますと3つのまちが、これは部分的にでございますけれども、善福寺は1丁目から4丁目、松庵、西荻北の一部がこの対象に入ったということで、東京電力のほうで言う第1グループというところにこの地域が入っております。
 これについては、東京電力の話によりますれば、変電所の関係で、区内よりも西のほうにある変電所から電気が供給されている地域ということで、そういう関連でここが対象になっているというふうに聞いております。
 ただ、3月14日が第1日目でございましたけれども、こちらのほうにつきましては実施前に中止ということで、それ以降本日までも行われておりません。東京電力からは、22日までは区内での計画停電は実施する予定がないということとともに、きょうになりまして、第1グループからも杉並を当面外しましたという連絡を受けてございます。したがいまして、東京電力の説明によりますれば、今後のグループ編成の変更が行われない限りは、当面は杉並区内は入らないということで、引き続き節電をお願いしたいということでお話を受けているところでございます。
 これに対しまして、区のほうでも、東京電力のPRとともに、区としてもホームページの中でのPR、あるいは実際に計画停電が実施されるとなれば、それについて防災無線からの情報提供、それから実際に停電が行われた中での治安の確保ということで安全パトロールの実施、さらには、この間東京電力に電話がつながりにくいという中で、区のほうにも多くの問い合わせを受けております。そういう中で、区のほうの専用の相談窓口を設けまして、ここでは24時間態勢で専任の職員をつけまして、この間対応をしてきているところでございます。
 以上、長くなりましたが、私からの報告は以上でございます。
○吉田あい 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手をお願いします。
◆増田裕一 委員  まずもって、この間被害に遭われた方、そして犠牲になられた方に心より哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げたいというふうに思っております。また、発災当日から連日職務に当たられました職員の皆様には心から感謝を申し上げたい、そのように思います。
 それでは、時間も限られておりますので端的にお尋ねしたいと思うんですが、被災地への支援対策ということで、私のほうから今後のことについてお尋ねしたいと思います。
 金銭的支援、物的支援、人的支援というふうにあるんですが、まず、今後の流れというかスケジュール的な、これをこういうふうにやっていくですとか、その流れをわかるような形でお示ししていただきたいというのと、この中にボランティアという部分が取り上げられていないように思うんですが、区としてボランティアの受け入れをどうコーディネートしていくかという部分をお尋ねしたいと思います。
◎危機管理室長 まず、今後の被災地への支援対策でございますけれども、特に南相馬市の件で申し上げれば、今の原発の事故の状況、そして放射線対策ということを考えますと、できるならばあそこの地域の外へ避難させてあげるというのが一番必要なことではないかという問題意識を持っております。そういう中で、先ほど申し上げましたように、区の施設を使って避難民を受け入れる、そのための輸送手段も区が考えるということでとっておりますけれども、これも今、ご存じのとおり南相馬市が原発の現地から30キロ圏内に入るということで、輸送するためのバスがなかなか調達しにくいという状況もございます。その辺をできる限り解決し、またご協力もいただきながら、多くの方々をむしろあそこの場所から出すようなことを考えるのが第一優先かなと思っております。そのほかの課題につきましては山積していると思っています。これについては、まず今申し上げたことを第一優先にしながら、そのほかのことについても考えていきたいと思っています。
 それから、ボランティアの件でございますけれども、ボランティアにつきましては、社会福祉協議会を窓口にして受け付けをしている、ボランティアのご相談があればこちらのほうをご紹介する、そういう状況でございます。
◆脇坂たつや 委員  先ほど委員長からも、また増田委員からもありましたけれども、まずもって今回の震災で亡くなられた方へのお悔やみを心より申し上げますとともに、安否不明のまだ救助を待っております方のご無事をお祈り申し上げまして、被災された方のお見舞いを申し上げたいと思っております。区の職員の皆さんにおかれましては、震災が起こった直後から迅速に対応していただきまして、本当にありがとうございました。
 私からも幾つか質問させていただきたいと思います。
 まず、当日区内だったんですけれども、消防団とどのように連携をとられていたのか、その点お示しください。
◎危機管理室長 消防団の方々には、できれば震災救援所のほうに向かっていただきたいというのがございました。もちろん、それぞれの消防団としての活動もあろうかと思います。幸いにして区内の被害状況というものが、火災が1件ということでございましたし、また物損等も余りなかったという中で、具体的に区と消防団が連携してこういうことをやりましたと申し上げられるまでの内容には今回はならなかった、そんな状況でございます。
◆脇坂たつや 委員  そういったことであればよかったんですけれども、しっかりとフローチャートというか、マニュアルといったものをいま一度見ていかなければいけないなというふうに思っております。
 物的被害に関して、地域内をいろいろ回っておりますと、瓦れきが落ちたというのが一番多いのかなというふうに思っておりますけれども、そこに対して皆さんが、お話を直接1軒1軒お聞きしていきますと、警察にご報告されたり、町会長さんに報告されたり、何もしてないというような方もいらっしゃるんですけれども、後になってまた落ちてくるというのが怖いと思いますので、そういったことに対する指示、ご指導というのはされていますか。
◎建設課長 今回私どものほうでは、道路のほうに、かわらですとかあるいは塀が倒壊したというようなことがございました。その情報を一元化しまして、また、土木事務所のほうとまずは道路の啓開に当たる、安全確保、そしてその後に今回は道路については瓦れきの処理まで実施してございます。
 確かに、一通り瓦れきの処理まで大体本日でめどがついたんですけれども、その後にまた民地の方が修理するにもまだ業者さんが手配できないというようなことで、安全を確保する必要があるということで、そういったご要望をいただいたところには、土木事務所のほうでカラーコーンなりバーなりお貸しして、まずは注意喚起をそこにあらわす、そんなことを対応してございます。
◎建築課長 建築物のほうもございまして、建築物の被害等を受けたところについては、見に来てほしいという件数がかなりありまして、建築課の職員がそれぞれ交代で見に出て、建物の被災状況、安全状況等を確認しながら、場合によっては補修等について関係団体を紹介したりしているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  2次被害が起きないようにご配慮いただきたいと思っております。
 被災地への支援対策ということで少しお尋ねいたしますけれども、昨日も南相馬市への義援金活動ということで、私も駅頭に立たせていただきました。どこが中心になってやっているのかといいますか、この実行委員会の中が少し見えていないところがありまして、どこに問い合わせをして、いつ募金活動をやっているのか、そういったところが見えてこないんですけれども、その体制についてもう少し詳しくご説明いただけますか。
◎危機管理室長 区のほうといたしましては、区民生活部が中心となってやっております。実行委員会方式をとっておりますので、その中で役割分担等は決められているのではないかということでございます。
◆脇坂たつや 委員  この義援金はどこで一体一元管理してお送りしているのか。日赤か何か通しているのか、その点はどうなっていますか。
◎危機管理室長 今、一般的な地震に対する義援金とそれから南相馬市に対する義援金という2つをつくっております。一般的なもののほうは日本赤十字、南相馬のほうは、これは特別というか、別枠というところで考えております。
◆島田敏光 委員  心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 南相馬ですけれども、今、南相馬市自体の災害対策本部はどこにあるんでしょうか
◎危機管理室長 南相馬の市役所にあるということで考えております。
◆島田敏光 委員  市役所は原発のあそこの範囲に入ってないということですか。
◎危機管理室長 20キロから30キロ圏の中には入ってございます。大体28キロぐらいのところということで入っておりますけれども、現地対策本部はその市役所ということでございます。
◆島田敏光 委員  東吾妻で避難民を受け入れるということがございました。既に、南相馬ではありませんけれども、東北一帯から区内にかなり親類縁者を頼って避難しているんですけれども、昨夜でしたか、東京都が都営住宅500棟、それから校舎百幾つか提供するというふうな話で、これの手続をどうしたらいいか、これはもう発表になっているのか。こちらに連絡来ていますか。
◎危機管理室長 ちょっとまだ私のほうに情報は届いておりませんけれども、いずれにいたしましても、これは区のほうにも要請もございましたし、それぞれ国や都の各施設の中で使えるところはないだろうかということで今問い合わせをされているところだと思います。全体像がつかめた中で、これは恐らく国になるか都になるかだと思うんですけれども、そういう中で窓口はつくられていくのではないか、そういうふうに推測しております。
◎まちづくり推進課長 昨日、住宅課を通しまして東京都のほうから、公営住宅などの施設の確保ができないかというような問い合わせがございました。それに対しまして区のほうからは、区営住宅及び不燃化促進住宅で対応ができるというようなことで回答はしてございます。ただ、その回答結果に対してどのような対応をしてほしいというようなことは、まだ東京都のほうから参っておりません。
◆島田敏光 委員  もう実際に区内にそこそこ来ていまして、毛布とか積んだ車も走っていますし、学校は無理としても、区民センターあたりで、生活はできないでしょうが、一時的に受け入れるとか、そういうことはできるんでしょうか。
◎危機管理室長 こういった非常事態でございますので、できる限りの協力はしていかなければいけないと思っています。ただ、今それぞれの思いの中で対応をばらばらにしても、不公平等、早い者勝ちみたいな状況にもなってしまう、そんな側面もございます。そういうところで、もう少しそういった対応の整備が整うまではそれぞれまだ皆さん、自助努力と申しますか、縁故者をお頼りになるだとか、あるいは民間の施設なりを使おうとしてこちらのほうにおいでになっている方もおられますので、そういった方々はできればそういうところを使っていただいて、そういう中でまた私どもとしては今後のことは考えさせていただけないだろうか、そんなふうに考えております。
◆島田敏光 委員  しつこいようですが、ある家に15人ほど避難してきまして、布団とかそういったものをお借りすることはできるんでしょうか。
◎危機管理室長 現在のところ、個別な対応ができるまでにはなっておりません。そういう中で、どういうケースの場合にはそういったご協力ができるかというところにつきましては、もう少しお時間をちょうだいできればと思っております。
◆島田敏光 委員  先ほどの住宅の件ですけれども、都営住宅は東京都ですから、区営住宅もさっき言及していましたけれども、これは区独自で決めるわけにはいかないんでしょうか。
◎まちづくり推進課長 区営住宅のほうは私の所管ではございませんが、不燃化促進住宅も含めまして、東京都が取りまとめをして対応するというような状況でございますので、区独自で対応するということは現在のところ考えてございません。
◆島田敏光 委員  全然違うことですが、義援金をかたった詐欺、それから地震後の補修詐欺とか、そういったものは見られますでしょうか。
◎危機管理室長 具体的な例はございません。ただ、私どもはそれを懸念いたしまして、例えば防犯メールですとかそういうものを使いながら、注意喚起はしているところでございます。
◆島田敏光 委員  うれしいことに私のところにも、何か東北に行ってできないのかという話も来ているんですけれども、先ほど社協のほうが取りまとめというふうなお話がありました。具体的に、例えば特殊な技能を持っている方とかに、初動段階では限られるとは思うんですけれども、私のところに来た問い合わせにどう答えたらいいかよくわからんのですが、何かアドバイスいただければありがたいなと思いますけれども。
◎危機管理室長 南相馬市もそうですけれども、東北地方の惨状を見る限り、まだ人が立ち入れないエリアというものが相当数多くて、そういう中での人命救助というものがまず第一優先かと思います。第一優先の人命救助といったことが円滑に行えるような状況、そういうものをまずつくり出して今進めているわけでございますけれども、そうした時期が過ぎて、改めて一般の技能をお持ちの方のお力を活用できるような段階になれば、おいおいそういう方々に来てもらいたいという声がいずれ上がってくるものと思います。そういう中で、そういう方々のお気持ちについては、お力をおかりするような形で生かせないか、そんなふうに考えているところです。
◆大槻城一 委員  私のほうからも、最初に、今回の東日本大震災に対して、お亡くなりになられた方、そしてさまざまに被災された方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 まず、初めにお聞きしたいのが計画停電の件でございますけれども、さまざまな情報が混乱をしていて、どちらかというとやる予定だったのがやらなくなったということで、そちらの方向でいいんですが、私も、震災当日からきょうで7日目ですけれども、いろいろなお声を伺う中で、やや情報が、被災地から離れた東京杉並でさえある。
 特に計画停電の件については、皆さん、買い占めというか、それぞれ自分のうちにどれだけ備蓄しておいたらいいんだという1つの根拠にもしていらっしゃる方も多いみたいで、正確な情報が欲しいというお声が幾つかありました。今の委員会の冒頭、計画停電についてもお話がございましたが、その最新の情報を皆さんから伺うと、杉並区が、現段階では最新の情報としてはこうであるということをホームページに、正式な回答として東電からこう聞いていますとかいうことを載せることはできないんでしょうか。
◎危機管理室長 先ほどご説明したような内容が、午前中に私どものほうに参りました。そういう中で、ホームページのほうには直ちに一応掲載はさせていただきました。ただ、やはりホームページだけでは情報が行き渡らない。むしろ計画停電を実施されていることすらなかなか周知が行ってない部分もまた一方であるのかと思っていまして、その辺、私どもとしても非常に難しい状況と思っていますし、これは本来、東京電力のほうで当事者意識を持ってしっかりやっていただかなければ区としては困るということも思っているところでございます。
◆大槻城一 委員  今の室長のお話はよくわかるんですけれども、ホームページで確かに拾っていけない、ご高齢者を初め多いですから、1つは、区の掲示板にちょっと大き目な紙で、きょうのはこうなっていますとか、もしくは各町内会にファクス1枚で、こうなっていますとかいう臨機応変なスピード感ある対応をしていただくことで、それですべてがおさまるとはもちろん思わないんですが、そういう具体的な見える形で、区がこういうアクションを起こしてくれている、掲示板にこう張ってあったね、ああ、うちの町内会にこう来ているねというものぐらいであれば、できる可能性があるのではないかと思うんですが、いかがですか。
◎危機管理室長 今週の月曜日が初日ということで、私どものほうに、初日のしかも朝の6時20分からというものが前日の11時過ぎに情報が来た、そういう非常に厳しい状況の中で、私どもとして最大限の取り組みということでは、該当する地域の方々に対してのチラシをつくって、それをお配りするようにということで用意はさせていただいております。ただ、今後、例えば毎日毎日の、やるやらないというお話の中でこれをお伝えしていくということは、お知らせが、詰めるところまで至るまでの時間のこともございますし、なかなか難しいかと思います。
 ただ、今回につきましては、当面杉並区は第1グループから外れたというお話を受けていますので、これについては少し長い時間でもお伝えできる話かと思っていますので、これについてはチラシを作成するなりして、私どもとしてもPRには努められるかというふうに思っています。
◆大槻城一 委員  あと、さまざまなお見舞いの物資についてなんですが、テレビ等の報道ではいろいろな現地に届いていないという情報がたんびたんび流れている中、各自治体が対応を、そのお気持ちというんですかね、生ものは困るけれども、それ以外のものであれば各自治体で、例えば東京都でというようなことは少し流れています。ただ、現実にみんなが東京都に持っていくというのは非現実的かなと思いますと、そこは中継点として杉並区が、使える毛布であるとか、使える新品の下着であるとか、タオルであるとか、粉ミルクであるとか、そういうのは杉並区が一度受けて東京都につなげていくみたいな、こういう仕組みはできるんでしょうか、もしくは考えているんでしょうか。
◎危機管理室長 その点についても一応検討はさせていただいております。ただ、これまでの震災の経験なりということから考えた中で申し上げますと、被災地のほうがこれが欲しいというニーズと、こちらのほうはこれを差し上げたいという供給側の意思が必ずしも一致しないというのがございます。私どもとしては被災地に必要なものを届けたい。えてして、必ずしも被災地のほうで求めてないものが、どこも送りどころがなくて残ってしまうような事態というものも、この間の中では見られてきたというのがございます。そういう中で、そういったお気持ちについては、1つは義援金という方法もございますので、できればそれをご活用いただきたい。それから、今の段階では物資をお預かりするまでの、区のほうもそういった状況がございませんので、仮にそういうことを考えるにいたしましても、それはもう少しお時間をいただかなければとてもそういうことまではできない、今はそんな状況でございます。
◆大槻城一 委員  我々はメディアを通してそういうのが1つの窓口として生まれようとしているとは聞いているんですが、杉並区と東京都がそういう物資についてはこういう形でやっていこうみたいな話の一端はまだ出てないんですか。
◎危機管理室長 物資の支援のことで東京都との調整というものは、まだ行っておりません。
◆伊田としゆき 委員  私からも、まずもって、本当に被害に遭われた皆さんにお見舞い申し上げます。
 一、二点伺ってまいりますけれども、ここにいらっしゃる職員の皆様も大変お疲れだと思いますし、またきょう出ていらっしゃる室長さん、土木部長さん初め各部長さん、課長さんたち、ここでは聞いていただいても対応は限られているかなと思いますので、私どもがまちで相談を受ける範囲でちょっと質問だけして、要望させていただきます。
 先ほど、土木なり清掃なり、瓦れきに対する対策等は今とっていらっしゃる、相談窓口もつくられたと。ここにいらっしゃる各委員さんもあちらこちらからそういう問題をお聞きになると思うんです。電話したら、対応が大変木で鼻をくくったようなことを言われて聞いてくれないよというような話も、もう皆さん聞いていると思うんです。それは当然忙しいし、いつまでも聞いていてもしようがないからそうなるかと思うんですけれども、中でもガラスが壊れたとか茶だんすがひっくり返った、壁が落ちた、これはどこへどうして出せばいいかということを伺うんですけれども、一部には、燃えないごみのものは燃えないごみのところへ出しておいていただければ、その日に片づけるよというようなお話も聞きましたし、かわらとか何かは業者さんに出してくださいよというような話も聞くし、瓦れきの置場がなくなってしまった、不燃ごみの中継基地の井草森に運ぶということも私伺ってはおりますけれども、運ぶ場合でも、地域の方々はまたごみの施設として始まったのかというふうにとられないように周知徹底して運んでいただきたい、こういうことも役所の方に申し上げましたけれども、とりあえずガラスとか壁とか燃えないものが、今例えば自分の家で袋に入れて置いてあるんですけれども、これはどうしたらいいかなというのが多いんですけれども、この辺はいかがでしょうか。
◎建設課長 この間、私ども、先ほど申しましたように、道路上に係るものについては、道路の安全確保の観点で、土木関係と環境清掃部とも連携して取り組んでまいりました。ただ、今委員のお話の、恐らくご家庭のごみで燃えにくいものというお話だと思います。これについてはちょっと私から正確なお話は申し上げられないんですけれども、環境清掃部のほうで一定の方針を持っておりますでしょうから、そちらのほうでちょっと確認させていただきたいと存じます。
◆伊田としゆき 委員  多岐にわたることをいっぱい私どもいただいていますから、おっしゃるとおり、部署が違うからあなたのほうから答弁はできないと言うけれども、私どもまちへ帰って、答弁できませんと言われましたと言うわけにはいかないんですよ。だから、その辺は、家の中にそういうものを置くわけにいかないからと言われると、相談した場所によっては、それこそ相談に乗ってくれないところが多いというんですけれども、私が不燃ごみの中継基地にものを運ぶということを聞いたときには、燃えないごみとしてその日に出していただければというようなことを聞いたんですけれども、その辺の相談窓口をできるだけ徹底していただければなと、これも要望させていただきます。
 2番目に、コニファー岩櫃のほうに避難される方々はバスでということで、本当にいいことだなと思っているんです。だけれども、コニファー岩櫃にいたしましても、今後考えたら、もとに戻るのは1年や2年で帰れないのかなと思うんですね。避難民の方がそれこそ何十万といらっしゃるんですから、先ほど各委員さんから出ていますけれども、都営住宅なり区営住宅なり、当然私は必要だと思うんです。この際は、都なり国なり区なり各間の連携を図って、民間の賃貸住宅も今区内では相当あいていると思うんですね。それで私どもに相談が来て、うちのアパートも幾つかあいているから、かわいそうだからうちに連れてきてもいいよと言ってくれる人は何人かいるんですよ。だから、せめて、そういうのは先に区なり都なり国なりがしっかりとした、予備費を1兆2,000億だか使うといって、そういうもので仮設住宅を建てるのは当然いいと思いますけれども、そこに使うより、区内の賃貸住宅にせめて半額でもいいから払って、1年間助成するような方法で進めていただいたほうが私は早いと思うんですね。ここの場ではお答えできないかと思いますけれども、そういう要望をまちから多く聞きますから、ぜひうちのあれを使っていただきたい、どこにそれを持っていったらいいかというようなことも聞きますから、何かの会合の場でそういう話が出ましたら、ぜひそういうのも対応していただきたい。これも要望させていただきます。
 あと、杉並区の今後これに対する財政的なものは、区の予備費とか、いろいろ何とか捻出できる予算があると思うんですよ。これを使ってでも真剣に支援するべきだと思うんですね。この予算は、一部には予備費を使いましょうという話もこの中で出ていると思いますけれども、予算的にはどのような予算を今使おうとしていらっしゃるのか。この場ではわかるのかわからないのか、その辺よろしくお願いします。
◎危機管理室長 ちょうど年度末の時期でございますので、予算的に、既に第1回の定例会のほうでもいろいろな減額補正だとかもいたしましたので、なかなか柔軟性がある時期ではないことは事実かと思います。そういう中でまだ予備費がございますので、急ぐものは予備費を活用する場合もございましょうし、それからもう少しお時間がいただけるものは補正の対応なり、そういう中で適時適切な対応がとれるように財政的な工面というものは考えなきゃいけない、そんなふうに思っております。
◆伊田としゆき 委員  私もそのように、それこそ私どもも選挙費用はできるだけかけないで、できたら義援金にという方が多いと思っております。そんな中で私、今思うんですけれども、先ほど室長からも出ていましたけれども、計画停電ですね。これは本当に、私も商人の1人ではあるし、商店街の理事長もやっていますし、即印刷物出して、商店街の名前で、計画停電の場合にはお客様にご迷惑かける場合があります、一時休業する場合もあります、停電中は休業しますというのを商店街の名前でPRさせていただいていますけれども、何にしてもこれによってまた第2次のいろいろな弊害が出てくるように思っているんですよね。例えば学校で授業をやっていたって、電気とめられたら子どもさんたちもかわいそう、給食もできるかできないかというような、これに対しては大変危惧するところなんですけれども、庁舎の中だっていろいろな障害が出てくると思うんですけれども、この辺大きく考えたら、これに対してはどのような対応をとっているんでしょう。
◎危機管理室長 若干、私のほうで報告が足りなかったところもあるかと思いますので、ちょっと補足的に説明させていただきます。
 今後節電をしていかなければならないという中で、一方で、区民に対して必要なサービスはやっていかなきゃならない、基本的にはそういうものだというふうに考えています。それをどう両者を並ばせてさじかげんをうまくやるかということだと思うんですけれども、例えば今おっしゃった学校、これをやめては区民サービスが著しく低下するといったようなものについては、当然今後とも、特に福祉ですとか、そういうところについてはやっていかなければならないということでございます。ただ一方で、あればもちろんいいですけれども、なければ、何かほかの工夫ができないだろうか。例えば夜の図書館の開設ですとか、あるいはスポーツ施設でのナイター、あるいは体育館の照明ですとか、そういったものについては、こういう状況でございますから、区民の皆様にもある程度我慢をいただいて、必要なところには必要な電気を使っていただくような、そういう社会の仕組みにしなきゃいけないということで、この間区でも、今週から一部の区立施設については夜間の使用をやめたり、今申し上げたような不要不急の施設については閉鎖する。スポーツ施設の体育館ですとか、そういうところは現在ちょっと利用を自粛している、そんな対策をとっています。そういう中で必要なところについては必要でございますから、引き続き適切な対応をとっていければと、給食なども引き続いて行っておりますので、そんなところで努めたいというふうに思っています。
◆伊田としゆき 委員  わかりました。この中もこんなにたくさんつけて会議をいつまでもやっていたのではもったいない気がするんですけどね。本当に計画停電というのは大変。だけれども、私ども、14日に配ったら、即銀行でもファミリーマートでもセブンイレブンでも、みんな外の電気消して、約半分に節電していただいているんですね。一声でこのようになったということは大変いいことだなと思っております。
 あと、先ほど井草中学校、また堀ノ内保育園ですか。井草中学校は卒業式ができなくなった、急遽三谷小学校の体育館にかえますという通知が来ておりますけれども、これは今建て直しているところですから、補修するより、新しいのができるからと思ってそれまで我慢していただくんですけれども、極端なことを言えば、大宮前体育館に今度新規事業で10億だか予算とっていますけれども、これもできるものなら延ばして、救済のほうとか何かに充てたほうがいいような気もいたします。これはここの話で、そういう話がという形に終わらせていただきたいと思います。
 あと、計画停電に基づいて、私も14日から駅頭で募金の箱を持って募金をお願いしているんですけれども、西武新宿線、鷺ノ宮と新宿ですから、井荻の駅前をどんどんどんどん歩いてくるんです。私どもの前も普通歩いたことがないほどの人が歩いてくる。石神井のほうから、極端なことを言えば武蔵関からですか、どこかから歩いてくる。すごい大勢いらっしゃるんですね。ああいう方々に、区役所も地震の当日、24時間態勢であけてトイレとか水は利用していただいたということは載っていますよね。だから、沿線にあります、例えば杉並区の区民事務所とか区の施設は、万が一ああいうときはトイレだけでも休ませていただくような、トイレだけでしたら区のこれをお使いくださいとか、そういうサービスもよろしいんじゃないか。駅は例えば電車が通らないときはシャッター閉めちゃって、トイレも入れないんですよ。それも何かそのような温かい工夫をしていただいたらいいなと思っております。
 私ばかりやっていてもいけませんから、あと1点で終わりますけれども、今ガソリンとか食べ物、すべてスーパーは朝、夜中から並んでいるんですよね。ほとんどないんです。今私ここに会合に入ってくるときに、地下の防災の倉庫から、ガソリンタンクとかたくさん置いてあって、みんな入っておりました、私も見せていただきましたから。区では防災活動とか土木の車がいろいろ毎日本当に救済のために走っていると思うんですよ。車のガソリンが例えばちょっと厳しくなったという場合には、区の地下に保存してあるああいうものを使ってでもできるのか、あれは区の車には使えないのか、その辺の見通しはいかがですか。
◎危機管理室長 今委員がごらんいただいたものは、また次の南相馬市への支援ということをちょっと今検討しておりまして、そういう中で燃料類を急遽確保したという状況でございまして、ふだんからそういうものがあるという状況ではございません。今回の震災は、区内での被害はそれほどということではなかったかもしれませんけれども、それでも市場経済にはこれだけの影響が出るわけでございます。そういったことを踏まえまして、燃料の備蓄のあり方ということは、これも、どこまで保存できるかだとかいろいろ課題はあるかと思いますので、今回の経験を今後の震災対策には生かしていきたい、そのように考えております。
◆伊田としゆき 委員  区民の要望は限りなく続くと思いますけれども、皆さん、本当に生身の体ですから、健康には気をつけて対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆藤原淳一 委員  私からも、犠牲者の皆様には心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災者の皆様にもお見舞いを申し上げます。また、現地で救援活動を行っている方々も、その労をねぎらいたいと思います。区の職員の方々も24時間態勢で対応されてきたという点では感謝を申し上げます。
 私ども日本共産党杉並区議団も、まちの見回り、高齢者の訪問、それから募金活動を今やっているところであり、少しでもお役に立てればというふうに思っています。そういう活動の中で感じた点を、かなり絞って質問させていただきます。
 まず、当日3月11日の区役所内における連絡・情報伝達機能が十分働いたのかどうなのかという点で、固定電話はつながらない、携帯電話もつながらない。あと無線ですか、こういうものが十分働いて、職員がある程度まちに出て状況を把握しようというふうに出たわけですけれども、そういう情報が伝達できたのかどうなのか。3月11日の地震後の状況についてお知らせいただきたいと思います。
◎危機管理室長 これは私自身も実際に体験ではございませんけれども、携帯電話はほとんどつながらない。そしてどう情報を集約していくかというところでは、かなり苦労いたしました。もちろん無線もあるわけでございますけれども、それも限りがあるわけでございまして、今の社会ということで考えればやはり携帯電話ということで、最後は人の足を使ってでも情報伝達をしたところでございますけれども、これは簡単そうに見えて非常に難しい問題です。これがうまくいかないと、その後の適切な対応がとれないかなと思っていまして、これについては改めて、再検討じゃございませんけれども、もう少し今回のことを踏まえた対応策というものを今後考えなければならないという問題意識は持ってございます。
◆藤原淳一 委員  十分検討していただいて、こういうこともあり得るので、伝達方法をきちっと確立していただきたい。
 次に、先ほどの報告で堀ノ内保育園が一部使えないということですが、保育園児は今どうなっているんですか。
◎危機管理室長 ちょうど大きな都営住宅の建物の横に別棟の保育園の建物がございまして、そちらのほうを活用されているというふうに聞いております。
◆藤原淳一 委員  あともう1つ、負傷者が7名ということですが、どれぐらいの負傷の程度だったのか。
◎危機管理室長 これは消防署のほうの集計でこういった形でまとめさせていただいています。1つは、火災でということを私どもいただいていますけれども、それ以外の詳細については、まだ報告をまとめている段階ではございません。
◆藤原淳一 委員  次に、区内の被害をどの程度まで把握できているのか。かなり把握できてないところが残っているのかどうなのか。
◎危機管理室長 それぞれの所管のところでまたあるかもしれませんが、全体的なところで申し上げれば、これはもう既に1週間はたっているわけでございまして、当初の金曜日、土曜日は別といたしまして、その後という中ではそれなりの時間はあったかと思いますので、きょうの段階ということで申し上げれば、おおむね区内は全般的にこういった被害については把握はできているのではないか、そのように思っております。
◆藤原淳一 委員  私がちょっと懸念しているのは、屋根がわらですね、これは見えないところもあるんですよ、上に上ってみないと。気づいていない区民もいるので、雨が降れば雨漏りがしてやっと気づくということもあるんでしょうが、屋根については上から見ないとわからない部分もあるので、何とか区のほうで調査する方法がないのかなと。これは被災証明の発行にもかかわってくることなので、ぜひ工夫した調査をやってほしいんですが、それが可能かどうなのか。
◎建築課長 現在のところの対応は、現在相談いただいた方から順次回っていて、まだ回り切れてないというような状況でございまして、今週いっぱい、それから来週にも、相談いただいたところは見に行くということでやっております。かわらが崩れて、ご自身の家で目に見えないところということで気がつかない方もいらっしゃるということなんですが、これを全般的に調査するということはかなり困難に近い状況でございまして、自分の家の建物を保守管理する責任とか、そういったものがございますので、そういった中で気がついたら、場合によっては区に相談したいというものを相談いただくというようなことになろうかと思います。
◆藤原淳一 委員  ただ、この点については、かわらが落ちてけがしたら大変かなという問題もあるので、特に私は何かできないかなということを求めておきたいと思います。
 次に、家屋の壁などに亀裂が生じて危険だという事態も生まれておりますが、これは速やかに耐震診断・改修をうんと進める制度に変える必要があると思うんですが、その点はどうでしょうか。
◎建築課長 3月11日以来、耐震相談の件数がここのところ急激に増えておりまして、区でも、外壁等の落下した件の調査等に行った場合には、建物等にクラック、ひび割れ等が入っている場合には、耐震診断したほうがいいということでお勧めして、簡易診断は無料でございますので、できるだけ勧める機会があれば勧めるようにしているところでございます。
◆藤原淳一 委員  発想を変えて、うんと勧めるような、もう一歩踏み込んだ制度を求めておきたいと思っております。
 それから、安全パトロールですけれども、先ほど島田委員からもお話があったように、詐欺まがいのような業者が訪問して、危ないからすぐ改修します、はい、100万ですとかいうような業者が動いているという点では、安全パトロールの中で、そういう詐欺や手口に気をつけましょうとか、そういう呼びかけが必要ではないかと思うんですが、この安全パトロールは何をして、何を今呼びかけているのか。
◎危機管理室長 今回の震災を受けてということで申し上げれば、特別な対応といたしましては、まだ実際行われていませんけれども、停電に対する対応ということはしっかりやりたいと思っています。
 その上で区内ということで申し上げますと、今まで一般のところで申し上げれば、空き巣対策とひったくり対策を中心にパトロールをやっているわけでございます。そのパトロールも、ただ単に既定の路線だから同じことを繰り返し繰り返しやっているということじゃなく、その時々の状況、課題というものを見ながら、警察職員のOBということもございますから、創意工夫、知恵を働かせて、その時期時期に応じた適切な対応を最大限とるように、この間努めているところでございます。
 そういう中では、今、地震に伴う、例えば振り込め詐欺にご注意くださいとか、そういった文言までは入れてのPRはしておりませんけれども、一般的な意味での振り込め詐欺については、宣伝カー等でもPRは、全部でやっているわけではございませんけれども、時期時期を見てちょっとやらせていただいております。何分にもなかなか、本当にひっかかってしまうようなところの方に情報が行き届かなかったがゆえに、今までもこういう被害というのはあったのかなというふうに思っていますから、できるだけ、そういうねらわれてしまうような方々にもそういうお話が届くように、我々としても可能な限り努力はしてまいりたい、そのように考えております。
◆藤原淳一 委員  ぜひお願いします。
 次に、先ほども出ていました計画停電、これはやると言ったりやらないと言ったり、相当不安と混乱が広がっていますよね。例えば善福寺で計画停電があるという話があったときに、あそこには特別養護老人ホームもあるし、たしか西荻北は多機能施設もあったかな、あと老人病院もあるし、とにかく命と健康が計画停電によって少し危ないなという施設はてんやわんやで、懐中電灯をかき集めたり、特養ホームは自家発電1時間しかもたない、3時間も停電になったら本当に大変だというので、どうしようかという、そういう不安なんですよ。しばらくは杉並は対象にならないという話だったんですが、これからどうなるかわからないという点で、命と健康を脅かすような施設は、特に準備の手助けを区がやっておく必要があるのではないかというふうに思うんですが、そういう区としての構えを私は求めたいんですが、いかがでしょうか。
◎危機管理室長 私ども区といたしましても、区民の安全・安心というものを守る立場から、取り組みはしなければならないということは考えております。ただ、電力問題につきましては、第一義的には東京電力がもっと考えていただかなきゃ困るし、しっかりとまずは情報提供、それから今申し上げたような、いざ電力がストップした場合にどういう対策をとるか、ここについては、一方で利用者側に求めるというのもあるかもしれませんけれども、これは電力契約をしているわけですから、一方の契約の立場としてその役割を果たすような対応をとっていただくということが私ども基本と思っています。区としてその上でのプラスアルファというものをどう考えるか。これは、区民からお預かりしている血税をどう活用するかという中で、最大限有効活用するということをどう考えていくか、そういうことの中で考えたいというふうに思っております。
◆藤原淳一 委員  電力会社任せにしないで、何とかそこは、区内にある施設なので、手だてをぜひ考えておいてほしいというふうに思っています。
 余り長くやっていると申しわけないので、あと一、二点ですけれども、被災地の避難者の受け入れ、先ほどは区営住宅とか不燃化促進住宅とかという話があったんですけれども、これは未曾有の事態なので、区としても最大限受け入れる施設を考えて、私は受け入れる準備をしてほしいと思うんです。東京都は1万戸の都営住宅があいている状況だと言われているのに、600戸程度しか確保しないみたいな話が流れているので、区自身も頑張るけれども、都に対してもうちょっと受け入れを頑張ってくれというような申し入れをできないものかどうか、その点について伺いたいと思います。
◎危機管理室長 そういったあき状況につきましては、さまざまな情報があるのかと思っております。そういう中で、当事者である東京都のほうではそういう数字を出し、また、区としても適正な、今現在出せる数字というものを考えているわけでございます。区といたしましても、住宅施設をどう使っていくかということもございますし、それから、まだ本当に避難地から逃れたくても逃れられないような方、そしてそこを逃れなきゃいけない方々については、人道的なこともございますから、住宅施設のみならず、別の施設などの有効活用なりも考えて、そのあたりは状況を見た適切な対応をとってまいれればというふうに考えております。
◆藤原淳一 委員  あと、区の予算ですね。災害対策基金はなくなっちゃったわけで、質問したときの答弁は、財調基金を取り崩して対応するか、あるいは大規模な場合は減税基金を取り崩すというような答弁があったんですが、その辺の震災対策における財源確保は、先ほど予備費の活用という話もあったんですけれども、基金も必要なときには取り崩して対応するということが必要だと思うので、その点がどうかということと、あと原発事故、大丈夫なのか、影響があるのか、区民がすごい判断しづらい状況で、マイクロシーベルトだとかミリシーベルトだとか聞いても、素人はよくわからないんですよ。だから、どこまでだったら本当に大丈夫、どこまで行ったら危険なのかさっぱりわからない状況なので、漠然とした不安がある。だから、いろいろなものを今買いだめしておこうという心理になっていると思うんですよね。
 こうした点では、はっきりした、大丈夫なのか危険なのかという情報提供を区としても国に求めていただきたいし、南相馬は、そういう点で輸送が一時ストップするとか、放射能を浴びたら困るという運転手がいるだとか、いろいろなことが報道されていて、南相馬への支援がなかなかうまくいかないようなことがあるので、その辺どう考えたらいいのかってあるんですが、けさのテレビ報道では、南相馬の市長が出て、放射能をはかっているけれども、1回レントゲン写真を受ける程度の1時間の何とかシーベルトの単位ぐらいなので、そういう単位だったら安心なので市役所は今のところ大丈夫だから、何とか支援をしてほしいという訴えがテレビでありましたので、その辺は大丈夫だったら大丈夫だということをはっきりさせて、支援の手を差し伸べていくし、区民がどこまで行ったら安心なのかというところも気持ちを持つ上でも大事かなと思うので、その点を本当に国に要請をしていただきたい。
 もう1つは、最悪の事態に対応できるようにヨウ素剤の確保をやってほしいんですが、八王子市はどうも2,000人分ぐらいしかヨウ素剤がないというんですよね。杉並区が今どれぐらいあるのか、どれぐらい確保できるのかということも、最悪の事態をとりあえずシナリオを描いて対応していただくということを伺って、区の今後のご努力もお願いして、質問を終わります。
◎危機管理室長 初めの基金の活用については、まず、直近の必要な財源については予備費ということがございますけれども、基金を仮に活用していくにいたしましても、補正の対応ということで、これは議会のご承認もいただかなきゃならないことでございます。ですから、それはもう少し、今後の対応という中で財源が必要になってくるという段階になれば、しかるべき時期にそういった対応をご提案し、ご議決いただけるかどうかをご判断いただく、そんなお願いをすることになろうかというふうに思います。
 それから、原発事故の影響でございますけれども、委員ご指摘のとおり、南相馬市のほうでは、というか、この間の風評というんですかね、このあたりでかなり不安になっている。杉並の中でも区民の方々から問い合わせをいただいているところがございます。新聞報道など見ましても、何百倍とか、そういった見出しを見ると皆様びっくりされてしまうんですけれども、その何百倍の数値というのは、今お話もありましたレントゲンの数値よりも全く低い数値であったり、では、我々が今ここにいて何も浴びてないのかということであれば、一定程度の放射線は受けているわけで、そういったところを誤解というか、心配を招かないようなことを、行政のPRということだけじゃなく、報道機関の中においてもそういうことを適切にやっていただくことが必要ではないかなというふうに思っています。そういう中で適切な報道なり、適切な判断ができる情報が得られれば、南相馬のほうにももっと救援物資が行けるような状況というものも生まれるかと思いますし、そういうことを我々としては切に願っているところでございます。
◆藤原淳一 委員  国に求めてください、そういうはっきりした判断というものを情報提供してくれと。何かよくわからないんですよ。国や東京電力の記者会見を聞いていてもよくわからないので、その辺、ちょっと国にも求めてほしいなと思いますので。
◎危機管理室長 お話については預からせていただきます。
 最後に、ヨウ素の件でございます。
 私ども今ヨウ素について区の対応をどのようにやっているかというところは、正直、今この手元にございません。ただ、余り過敏な対応をいたしますと、そのことが区民のいたずらな不安を招くことにもなろうかと思います。ですから、そういうことも踏まえながら、この辺の対応については考える必要があるというふうに思っております。
◆市橋綾子 委員  皆様、お疲れさまでした。
 これからもあると思いますので、何点か質問させてください。
 地域の方たちに伺うと、大体2つのくくりのお答えが返ってきます。1つは情報、1つは備えということで、備えは自助のところを今回見直したというお声が出てきました。
 その中で情報なんですが、情報の中でも3つあります。停電ということであって、先ほどから来ている品薄、物が本当にまちの中から消えてしまったときの不安というものがあって、それがまた次の備えに移っていくものなんですが、1つ、今出ました放射能のことに関しては、見えない、におわないという中での不安ということがあって、東京都は先日からホームページでアップして、数値が羅列で見られるようにはなっています。杉並区のを見ていると、そこのところがないんですが、ホームページから飛んで、東京都の情報が見られるような仕組みにしていただきたいんです。その数値を見てどうのということは専門的なことになるんでしょうけれども、でも、1つ目安になるのかなというふうに思いますけれども、ホームページでのつくりというのができるんでしょうか。
◎危機管理室長 区のサイトからリンクを張って、こちらの情報については東京都のものをごらんくださいといったことは、技術的には可能ではないかというふうに思います。
◆市橋綾子 委員  ぜひよろしくお願いいたします。
 それと、計画停電です。
 これは先ほどから他の委員からも出ていますけれども、2日目のときでしたか、防災無線から節電お願いしますというのが流れたんですが、前に洪水のときにもあったんですけれども、防災無線が聞き取りにくいという声がありました。あれ以降、防災無線の聞き取りやすさというのは改善されたのかどうか、いかがでしょう。
◎危機管理室長 現状の機材を使っている中では今が最大限という状況でございまして、我々としても聞き取りづらいということは問題意識としては強く持っています。今後、これについてはどこかの段階では新しいものを考えなきゃならないんじゃないかといったところは検討はしているところでございます。
◆市橋綾子 委員  よろしくお願いいたします。
 それと確認ですが、東電の車が計画停電だということをPRして歩いたのは、区の広報車も使ったのか、また安全パトロールカーも使って、防災無線も使ったというふうに受け取っていいんでしょうか。地域の皆様から何から広報がされたのかと聞かれたので、ちょっと確認させてください。
◎危機管理室長 基本的にはホームページでございます。防災無線については、今おっしゃった節電ということでは申し上げて、計画停電がありますということについてはまだお知らせはしていません。実際に本当にやるということが確実になった段階では、防災無線を活用しようと考えておりました。ただ、例えば1時間前になると、やる可能性は極めて低いようなそういう報道があったり、まだその段階では東京電力から情報の連絡がなかったり、そういう時期もございました。ですから、確実にやるのであれば、私どもはそのことを確実にお伝えすべくPRもいたしますけれども、やるかやらないかわからないような状態で、いたずらに区民の皆さんの不安を招くというのも一方での課題もあるかと思っています。
 パトロール車の活用につきましては、今一方で燃料の問題がございまして、今パトロールも自転車を使ったパトロールに一部切りかえているところもございます。そういうところなので、ここについては現在はまだこれを専任としたPRはやっていません。今後、これは状況を見てやっていきたいと思いますけれども、少なくとも停電が起きた場合には、パトロール隊を使って、監視とPR、両方兼ねてやってまいりたいというふうに思っています。
◆市橋綾子 委員  いたずらにあおることもしたくないということもありますが、やはり情報が欲しいという方と、それとホームページとさっきおっしゃったんですが、高齢の方、障害者の方、外国人の方――外国人の方向けのホームページのつくりがちょっと問題かなと思うんですが、そこも載っていたかどうか、私、ごめんなさい、確認していないので後で点検しますが、そんなものがある中で、洪水のときにファクスサービスを障害者向けにするということがあったかと思うんですが、そういった利用というのは、今回の震災で使われたのか。それともあれは洪水に限定する使い方になっていて、ほかの災害のときには使えないようになっているのか、そこのところはどうなんでしょう。
◎危機管理室長 洪水の際のファクスの活用のところについて、私今つぶさにご答弁できないんですけれども、この間、防犯メールを使って計画停電についてはお知らせをしてきています。ですから、いろいろな形では活用はさせていただこうと思っていますので、もしそういうことでホームページが見づらい、あるいはメールが見にくい、そういった区民の方々のお声にこたえられるならば、そこはちょっと考えたいとは思います。
◆市橋綾子 委員  今回のことでさまざまなことが現実味を帯びたものになったかと思うんですが、今回の予算特別委員会の中でも、たまたまなんですけれども、私、4日間のうちの3日間は防災のことに関してずっと質問をしてきたかと思います。その中で、今のさまざまなご答弁の中で、地域防災計画、昨年見直しをして新しくなったものですけれども、今後見直しがされる必要があるのではないか、また、その中で計画停電の対策ということも入れることも必要になってくるのではないかと思いますが、そのところはそうなんですよね。ちょっとお聞かせください。
◎危機管理室長 防災計画については、震災と水防ということで今まで想定をしてまいりました。震災につきましても、基本的には震度に応じた対応ということでやってきているわけなんですけれども、今回の場合には震度は確かに5強で、実際にはそれなりに強い地震でしたけれども、区内の被害状況というところではそれほどの大きさはなかったかなというふうに受けとめています。ただ、そういう中で交通麻痺というものは非常に大きな影響を与えるわけで、震度というものだけを尺度にして防災対応を考えるというのは、もう少し複線的と申しますか、もう少し広くいろいろな局面を考えて行動を起こせるような、そういうプランづくりをしなければいけないという問題意識を持っています。ですから、地域防災計画については毎年修正する形をとっております。そういう中で、今回の教訓は次回の改定にできる限り生かしていきたい、そのように考えております。
◆市橋綾子 委員  どうぞよろしくお願いいたします。
 今も下のロビーでやられておりますけれども、地震の被害の臨時相談窓口、ロビーでやっているのは耐震相談も含めてやっていらしたと思うんですけれども、あの中で、先ほどのご報告の中で、まず見に行く。あそこのところは相談、やりとりですよね。そんな中で、必要な補修工事をされるときに団体を紹介するというふうにおっしゃっていたんですけれども、この団体というのは、壁だのかわらだのありますので、そういう業種別の団体を区のほうから紹介するという形なんでしょうか。
◎建築課長 区のほうから業種を分けてその業種別に紹介するというよりも、その全体、かわら屋さんも相当入っているということでしたので、その業界団体を紹介しているという形です。
◆市橋綾子 委員  こういったときですので、業種もそうですけれども、建築関係の補修ネットワークというか連携というか、そういったものがあると、そこの一ところに、必要な市民が補修をしたいといったときに、向こうのほうで振り分けるというか、何かそんなくくりみたいなのが必要なんじゃないかと思ってしまうんですけれども、そういったことは区としては余り考えてはいらっしゃらないんでしょうか。区がつくるものではないんですけれども、各民間団体が個々に業種ごとにあるというよりは、何か補修ネットワークみたいな、修繕ネットワークなのかな、そういうようなものがあったほうが区は動きやすいとか、そういうようなことは別にないですか。
◎建築課長 応急で簡単な補修を迅速に対応してほしいと、区民の方も迅速に対応してほしいということで要望がかなりありましたけれども、順次行ってもらうにしても、対応力としては目いっぱいの状態だったのかなというふうに思っておりますが、今後そういったネットワークみたいなものが可能かどうか、そういった指導が可能かどうか検討してまいりたいと思います。
◆市橋綾子 委員  ぜひよろしくお願いいたします。
 最後に、庁舎のことに関して何点かお示しください。
 役所のシステムの中で今回ストップしてしまったこととかというのは何かありますか。実は機械が、土日、印鑑証明を取ろうと思ったら、オンラインがストップしちゃっていて使えなかったという住民の方からのお声があったんですが、それは地震のせいなのか、それとも通常の範囲の中の故障なのか、どうだったんでしょう。もし聞いていたら、教えてください。
◎危機管理室長 たしか震災に伴いましてシステムがストップいたしました。そしてそれを土日をかけて稼働させる準備をして、月曜日から通常の営業という形にたしかなったと思います。
◆市橋綾子 委員  そういったときには、機械で取るものができなかったときに、土曜だと駅前の区民事務所がまだあいていて、そこだと取れるんですか。
◎危機管理室長 一応、バックデータは持っております。ただ、今回については窓口は結局すべてできない状況もございました。そういう中で、皆様から申請書をお預かりして、それを後日対応する、そういうことをとらせていただきました。
◆市橋綾子 委員  緊急に必要になってくる人も中にはいたりもするわけで、今回のこういったことがまた次にちゃんとして生かされるようにぜひしていただきたいと思います。
 それと別なんですが、放送で、当日、西棟と中棟のところにすき間ができたか何かで渡らないでくださいというふうなことがありました。先ほどのご報告の中ではそういうものがありませんでしたけれども、本庁舎内の何かふぐあいとか、そういうのがありましたらお示しいただきたいと思います。
◎危機管理室長 当日ちょうど本会議の日で、議員の皆様にも区役所においでいただいて、たしか東棟、西棟のつなぎ目のあたりで、特に6階のあたりで壁がはがれたり、そんな状況がございました。それらについてはまだ修理は行っていないと思いますけれども、いずれにしろ、それについて直ちに区役所の運営に支障を来すとか、そんなような状況のものではなかったというところでございます。
◆すぐろ奈緒 委員  被災された皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。それから区の職員の皆さんにも、本当に連日ありがとうございます。
 私からも残り何点かお伺いします。
 改めて、計画停電のことなんですが、計画停電だけでなくて、今後もしかして地震で停電をしてしまったときに、区の庁舎は自家発電などで何時間ぐらいかは維持できるということでいいんでしょうか。
◎まちづくり担当部長 今回もそうですけれども、自家発はすぐ立ち上がらないのですが、その間にコンピュータが落ちないようにバッテリーがございまして、30分か1時間ぐらいそれでやれます。自家発は2分ぐらいの間には立ち上がることになりますので、その自家発は今では庁舎では大体48時間ぐらいの電気はもつ。ただ、全部がつくわけじゃございませんで、例えばコンセントで赤いコンセントのところがございます。ああいうものが使えるということになってございます。
◆すぐろ奈緒 委員  それからちょっと聞いた話では、区内の病院とか施設への対応は個別に東電がストップしないようにできる。けれども、個人宅の在宅で療養されている方の例えば医療器具みたいなところまではもちろん把握はされていないので、その辺が急に計画停電になったときに大変だということをちょっと聞いたんですけれども、病院や施設とかでは個別にとめないでおけるということは、区のほうでは把握していますか。
◎危機管理室長 私どものほうが東京電力から聞いておりますのが、大きな病院に対しては東京電力から直接情報を知らせるということで、そこだけとめないといった話は聞いておりません。
◆すぐろ奈緒 委員  わかりました。
 それで、在宅で医療器具などを利用している方とかそういう方たちには、呼吸器などの場合はマックス2時間ぐらいしかもたないというふうに言っていることも聞いたんですけれども、そういった電源確保、いち早く知らせていただいて、確実にそういう方たちが対応できるようにしなければならないと思うんですけれども、その辺はちょっと担当課が違うかもしれませんが、どのような対策を考えていますか。
◎危機管理室長 東京電力のほうでは、登録されている方については個別な対応はしているというふうに聞いています。ただ、その登録というのが、では、どのぐらいの割合なのかというところがございまして、私どもも、ここのところは生命にかかわる問題ですから、問題意識は持っています。ただ、同じように区のほうでもこれについての情報は十分持っているわけではございません。そういう中で、今後いざ本当に起きた場合に、そういう方々にどう影響が出て、またそれがどうフォローできるかというところまでは、現在もちょっとまだ答えが出てない、そんな状況でございます。
◆すぐろ奈緒 委員  多分、大体の人は、障害者の担当課や高齢者担当課などで把握できている分については、区でも何とか連絡を届けることはできるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひその辺をいち早く確認をお願いしたいなというふうに思っています。
 それから、例えばエレベーターに閉じ込められてしまったりとか、交通信号機とか交通整理とか、そういったところで関係機関と連携も必要だというふうに思うんですけれども、そのあたりはどうですか。
◎危機管理室長 警察のほうに対しては、東京電力が直接連絡する形になっております。信号がとまりますと、影響が一番大きいものかと思います。エレベーターについては、個別にそういう対応をやっているという話は聞いておりません。ただ、ああいう大きな事業団体でございますので、それぞれが対応されている。実際にそういった情報をもとにしてエレベーター会社のほうから対応をとっているようなものも見受けられましたので、そういうことかなというふうに思っています。
◆すぐろ奈緒 委員  それから放射能対策ですけれども、14日か何日か、ちょっとすみません、正確には忘れてしまったんですが、爆発が起こった後に東京都内でも少し数値が何倍かに上がっていたりしていまして、本当にこの先どういうふうになっていくかというのはちょっとわからないんですけれども、区内でモニタリングの測定を行っているところはあるのかどうか、把握をしていたら教えていただきたいんですが。
◎危機管理室長 区内での把握というのはやっておりません。
◆すぐろ奈緒 委員  先ほどからも出ていますが、なるべく早く正確な数値の情報を知らせていただけるように、ぜひ東京都などとも協力をしていただけたらと思います。
 それから、防災計画の見直しについては先ほども出ましたが、震度やマグニチュードの想定も今後考えなければいけないなと思いますし、それから原発災害というものに対して今まで全く検討をされてなかったというふうに思うんですが、今回は福島のほうだったので、今のところ風の向きというか、風が東に流れる傾向があるので海のほうに流れているので、一気に大きな被害というのはまだ拡大してないんですが、東海地震の場合は今後30年以内に87%起こるというふうに言われていて、その場合、もちろん津波の心配もありますし、もし浜岡が今回のような事態になった場合には、本当に数時間から1日ぐらいの間に一気に高濃度の放射能が関東まで来るということは、既に大学の専門家たちの研究でも出ています。そういったことも含めて、どういうふうに対策をとるのかということを、今後の計画の見直しの中で考えていく必要があるのではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
◎危機管理室長 震災対策につきましては、どのくらいの地震を想定して防災計画をつくるか、それによって考えられる計画内容というものも大きく異なってくるかと思います。ですから、今回の地震の場合には、それぞれが思っていたものをはるかに上回るような、そういう強い力の中で起きてしまったというところでございまして、そういう大きな地震を想定して防災計画をつくるとすれば、それなりの対応というものもより重たくなるというか、課題も大きくなるし、それに対応する対策というものも増やさなきゃいけないことになるわけでございます。それが現実的にすべてできるかというと、これもなかなか難しいところもあるわけで、今回の震災を踏まえて申し上げるならば、今までの地震の規模を想定して防災計画をつくるのがいいのか、もっと重たい地震を想定して、被害が大きいことを想定して防災計画を練り直すのがいいのかということは、もう少し考えなければいけないと思っています。それで、仮に重たくなれば、当然区のほうの財政負担はより重いものの中で考えなければいけない、そういうことでございます。
◆すぐろ奈緒 委員  原発のことについて区はどういうふうに今後やっていくのか。もちろんこれから先の話だと思いますけれども、今起きている福島の件についても、本当に今後どういうふうな事態になっていくかというのはわからなくて、今でも本当に深刻な状況が続いていますので、例えば雨とか雪が降ったときに、チェルノブイリのときにも高濃度な、雨や雪が降ったところに、より濃度の高い放射能が蓄積したということがありますので、今回、今すぐに対策をとらなければいけないところも出てくる可能性がありますので、そこは注意して情報を早く区のほうで把握をして、そして対策についてもすぐに区民に提供できるようにしていただきたいなというふうに考えています。
 今は、目の前の支援とか、本当にしなければいけないことがたくさんありますので、手が回らないところもいろいろあると思うんですけれども、同時に、放射能対策についても全く目を向けないのではなくて、しっかりとそこは見ながら同時に考えていかなければいけないし、すぐに対応ができるように見ていっていただきたいというふうに思います。改めて放射能の問題について伺って、終わります。
◎危機管理室長 この問題については重大な関心を持って取り組まなければならないと思いますし、区民の方々のいわゆる風評とかそういうものもありますように、そこは状況というものは冷静に受けとめながら適切な対応をとらなければならないかなと思っています。いずれにしろ、区民の皆様の安心・安全をお預かりする立場で私どもも最大限努力をし、また、このことについては、再三申し上げますが、重大な関心を持って今後も取り組みたいというふうに思います。
◆伊田としゆき 委員  1点だけ。七、八年前に水害が出まして、私どもの地域でも大勢床下浸水があったときには、杉並区から皆様のところに見舞金が配られたんですね。今回も地域からは、今回の災害に対しては杉並区は何かそういう対応はとってくれるのか、そういうものはないのかと。私考えても、水害と違って見分けるのは大変なことだと思うんですけれども、その辺の今の現状はどのように考えていらっしゃるのか、1点だけお伺いさせてください。
◎建設課長 確かに過去の水害のときは見舞金というのがございました。これは一応保健福祉部のほうで一定の基準がございまして、床上の浸水または半壊以上の被害を受けた場合に見舞金を支給するという基準のもとに実施しているところでございます。
◆伊田としゆき 委員  それはないのか。
◎建設課長 今回の被害の度合いによって個々に判断ということになるかと存じます。
◆伊田としゆき 委員  判断の度合いってなかなか難しい。確かに難しいと思うんですけれども、一番多くは、皆さんおっしゃっていたように、屋根のかわらが落ちているとか、そういうのが非常に多いんですね。これに対しては度合いという判断は、まちで聞かれても、度合いに応じてと言ったら、何が基準だよと言われるじゃないですか。
◎建設課長 建物の場合は、半壊以上の被害を受けた場合ということでございます。
○吉田あい 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○吉田あい 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 以上で本日の災害対策特別委員会を閉会いたします。
                            (午後 3時45分 閉会)