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東京都 杉並区

平成23年 2月18日保健福祉委員会−02月18日-01号




平成23年 2月18日保健福祉委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3
議案審査
 (1) 議案第21号 平成22年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)
          ……………………………………………………………………… 3
 (2) 議案第22号 平成22年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第1号) ……10
 (3) 議案第23号 平成22年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号) ……11
 (4) 議案第24号 平成22年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
          ………………………………………………………………………14
陳情の追加署名について
 21陳情第34号 区立幼稚園の改革方針に関する陳情 ………………………………16
報告聴取
 (1) 「健康と医療・介護の緊急推進プラン」について ……………………………16
 (2) 自立支援センター杉並寮の閉鎖について ………………………………………17
 (3) ゆうゆう館協働事業実施団体の選定結果について ……………………………18
 (4) 長寿応援ファンドの活用について ………………………………………………18
 (5) 高齢者訪問面接調査のあり方検討会(中間のまとめ)と今後の対応について
    ………………………………………………………………………………………20
 (6) 訪問育児サポーター事業の実施について ………………………………………20
 (7) 平成23年4月に向けた待機児童解消緊急対策による保育施設の整備について
    ………………………………………………………………………………………21
 (8) 杉並区保育室(3歳以上)の保育料補助金額改定について …………………21
 (9) 平成23年度区立子供園(長時間保育)園児募集結果について ………………24
(10) 「未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーン」の実施結果報告について ……24
(11) 平成23年「成人祝賀のつどい」の実施状況について …………………………24
閉会中の請願・陳情審査及び所管事項調査について …………………………………50



               保健福祉委員会記録

 日   時 平成23年2月18日(金) 午前9時59分 〜 午後1時51分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  大 熊  昌 巳     副委員長  小 倉  順 子
 (10名) 委  員  横 田  政 直     委  員  すぐろ  奈 緒
       委  員  北    明 範     委  員  渡 辺  富士雄
       委  員  小 野  清 人     委  員  伊 田 としゆき
       委  員  河 野  庄次郎     委  員  太 田  哲 二
 欠席委員  (なし)
 委員外出席 (なし)
 出席説明員 区長      田 中   良   副区長     松 沼 信 夫
       保健福祉部長  遠 藤 雅 晴   高齢者担当部長医療政策担当部長
                                 長 田   斎
       子ども家庭担当部長         健康担当部長杉並保健所長
               森   仁 司           深 澤 啓 治
       保健福祉部管理課長事務取扱     医療政策担当課長大 澤 章 彦
       保健福祉部参事
               井 山 利 秋
       国保年金課長  安 藤 利 貞   障害者施策課長 和久井 伸 男
       障害者生活支援課長         高齢者施策課長 和久井 義 久
               末 久 秀 子
       高齢者在宅支援課長         介護保険課長  原 田 洋 一
               畦 元 智惠子
       子育て支援課長 高 橋 幸 生   保育課長    渡 辺 幸 一
       子供園担当課長 正 田 智枝子   児童青少年課長 後 藤 行 雄
       杉並福祉事務所長加 藤 貴 幸   高円寺事務所担当課長
                                 加 藤 和 貴
       高井戸事務所担当課長        地域保健課長事務取扱保健福祉部参事
               森 山 光 雄           皆 川 武 人
       健康推進課長  山 田 善 裕   生活衛生課長  森 田 師 郎
       保健予防課長  河 合 江 美   荻窪保健センター所長
                         上井草保健センター所長
                                 坂 野 晶 司
       高井戸保健センター所長       高円寺保健センター所長
               高 石   愈   和泉保健センター所長
                                 水 口 千 寿
 事務局職員 議会事務局長  伊 藤 重 夫   議事係長    依 田 三 男
       担当書記    島 本 有里子



会議に付した事件
 付託事項審査
 1 議案審査
  (1) 議案第21号 平成22年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)
           ……………………………………………………………原案可決
  (2) 議案第22号 平成22年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第1号)
           ……………………………………………………………原案可決
  (3) 議案第23号 平成22年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号)
           ……………………………………………………………原案可決
  (4) 議案第24号 平成22年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
           ……………………………………………………………原案可決
 2 陳情の追加署名について
  21陳情第34号 区立幼稚園の改革方針に関する陳情
 所管事項調査
 1 報告聴取
  (1) 「健康と医療・介護の緊急推進プラン」について
  (2) 自立支援センター杉並寮の閉鎖について
  (3) ゆうゆう館協働事業実施団体の選定結果について
  (4) 長寿応援ファンドの活用について
  (5) 高齢者訪問面接調査のあり方検討会(中間のまとめ)と今後の対応について
  (6) 訪問育児サポーター事業の実施について
  (7) 平成23年4月に向けた待機児童解消緊急対策による保育施設の整備について
  (8) 杉並区保育室(3歳以上)の保育料補助金額改定について
  (9) 平成23年度区立子供園(長時間保育)園児募集結果について
  (10) 「未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーン」の実施結果報告について
  (11) 平成23年「成人祝賀のつどい」の実施状況について
 閉会中の請願・陳情審査及び所管事項調査について…………継続審査及び継続調査



                            (午前10時    開会)
○大熊昌巳 委員長  ただいまから保健福祉委員会を開会いたします。

 《委員会記録署名委員の指名》
○大熊昌巳 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、河野庄次郎委員をご指名いたします。よろしくお願いいたします。

 《議案審査》
  (1) 議案第21号 平成22年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)
○大熊昌巳 委員長  これより議案審査を行います。
 議案第21号平成22年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)を上程いたします。
 本会議の説明以外に、理事者から補足の説明はございますか。
◎保健福祉部長 特に補足することはございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○大熊昌巳 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。
◆太田哲二 委員  国保の収納率が云々ということはさておいて、87ページですけれども、国保の基礎賦課が82.5%、後期高齢者の支援のほうが81.75%と、数字に差があるのですけれども、単純な理屈からすると、同じ比率でなくてはいかんはずなんだけれども、どうしてこの差が出てくるのかなと。とりあえず。
◎国保年金課長 介護と基礎、後期のそれぞれ収納率の違いですけれども、基礎につきましては82.5%を目標としておりますが、介護、後期につきましては、それぞれ所得割の料率が異なっていますので、それぞれ補充するときには違った率になってくるということでございます。
◆太田哲二 委員  それから、自己破産に絡んでの話で、多分杉並区内でも100人を超える数百人の人が年間、自己破産やっていると思うんだけれども、自己破産する人はほとんど大半住民税も結構滞納している、国保加入者は国保も滞納しているというのがほとんど大半なんだけれども、自己破産しちゃうと、国保なんかの滞納分というのはどういうふうな処理の仕方になっていくのかなと。自己破産でも2通りあって、何ぼか資産があって清算していくというパターンのケースと、全く資産がゼロ、何もないという人とあるんだけれども、それぞれどういう処理の仕方になっていくのか。
◎国保年金課長 滞納者が自己破産したときのことですけれども、国保料につきましては執行停止いたしますので、基本的にそれ以降滞納が増えるということはございません。
◆太田哲二 委員  だから、執行停止しちゃって、自己破産というと普通の借金も返さんでもいいという話ですよね。だから、国保だとか税金も滞納分は払わんでもいいだろうということでずっと月日が流れて、時効かなんかになってそれでおしまいということになるのか。
◎国保年金課長 失礼しました。自己破産の場合の滞納分につきましては、執行停止した段階でもはや取り立ては不能ということで、不納欠損ということで時効を待たずに欠損で、もはや取り立てはしないということで行っています。
◆太田哲二 委員  それで、単純に自己破産の人間、杉並区だけのデータなんてないので、ヤマカンで言うと年間数百人ぐらいいるだろうなと思うんですけれども、それは大体何%ぐらいとか、金額的にどれぐらいあるとか、全く大ざっぱな話でいいんですけれども、どれぐらいいるのか。杉並はそういう自己破産の人が非常に少ないということで微々たるものだということなのか、全国的に似たり寄ったりの数字なのか。今電車に乗ってもバスに乗っても、何とか弁護士事務所とか、自己破産やりましょうというようなポスターがやたら目立つので、結構増えているのかなという感じがするので聞きますけれども、その状況というか、自己破産と収入歩合の絡み合いというのか、そう大した金額じゃない、人数じゃないということなのか、結構そういうのがどんどん増えてきている、そういうようなことなのか。
◎国保年金課長 自己破産のデータですけれども、国保につきましては、残念ながら持ち合わせてございませんが、特に杉並だけ多いという状況ではないというふうに認識してございます。
◆太田哲二 委員  それから、自己破産でも資産がそこそこあって、負債のほうが圧倒的に多いというような場合の参加差し押さえだ何だかんだというようなことは、税金のほうはやっているんだろうと思うんですけれども、国保の場合は、資産が何ぼかあるというような場合のやり方は、税金と同じようなやり方をやっているのかしら。
◎国保年金課長 破産に応じて、その後取り立てで差し押さえなど生じた場合につきまして、税金と同じように、国保につきましても差し押さえに参加して、取れるものは取るということでやっております。
◆河野庄次郎 委員  何点かお尋ねをいたしたいと思います。
 当該年度の補正予算、これは精算的な意味を含めてということで出されてきたと思いますけれども、先般マスコミ情報で、平成21年の国保料の滞納者が増え、16区で収納率が低下したという記事が載っておりました。
 最初にお聞きしたいのは、この数字を見たときに、1つは、これは平成21年度のことですけれども、全国平均で収納率を見ると88.01%、23区が82.20ということで、全国平均よりも非常に低いという数字が示されておりましたけれども、この理由について、まずお聞かせをいただきたいと思います。
◎国保年金課長 収納率が大都市において低いということですが、大都市ではやはり単身世帯が非常に多うございまして、その中でどうしても収納率が下がる。非正規雇用の労働者の方も多いということで、非常に流動性もありますので、収納率が、ほかの小規模な自治体に比べればどうしても下がらざるを得ないという状況でございます。
◆河野庄次郎 委員  そこで、23区の中で、本区も収納率が平成21年度82.86ということで、20年度と比べて0.74%落ちているという数字が出ております。今回の補正の歳入、これは補正予算書の83ページ、84ページを見ながら質問させていただきますけれども、最初の国民健康保険料が、補正前は157億であったものが146億と、約10億低下をしております。その穴埋めと言っては、解釈がどうなのかわかりませんけれども、国庫支出金がその分、同じぐらいの金額、10億9,700万余増えているわけですね。同じ歳入の中でも、5番、6番、7番、8番、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、都支出金、共同事業交付金、これが減額補正されているわけですけれども、それに見合う金額というか、大体同じ程度の金額が9番の繰入金、そして繰越金等を合計すると、それでツーペイになっているというような感じで見られるわけです。先ほど申し上げたとおり、平成21年度が23区でも収納率が非常に低下したという現実があるわけですけれども、当該年度、22年度の国保保険料の収納率というのはどの程度になっていると判断されているか、その点はいかがでしょうか。
◎国保年金課長 22年度の収納率の見込みですけれども、87ページの国保料の歳入の説明には82.5%現年目標ということになっていますが、昨年より、同じかほんのわずか下がるかなということで見ているところでございます。同じぐらいの収納率にはしたいというふうに思ってございますが。
◆河野庄次郎 委員  そこで、先ほど太田委員からもお話がありましたけれども、滞納者が増えているということで、いわゆる滞納者を増やさないという形の強化策、これは各区でも非常に努力をされているようでございますけれども、本区ではどのような取り組みを22年度行ってきているのか、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。
◎国保年金課長 杉並では、納付の機会をできるだけ増やそうということで、本年度からモバイルレジで携帯電話による払い込みの収納とか、いろいろな方法を使いまして、収納機会を拡大してございますし、また納付センターによる督促を行いまして、早目に督促をして、そんなに滞納額をためないうちに払ってもらうというようなこと、また、口座振替が非常に大きい収納率を上げる力になりますので、口座振替の促進等を行いまして、なおかつ悪質な滞納者につきましては、財産調査の上差し押さえというところで努力しているところでございます。
◆河野庄次郎 委員  そこで、来年度の話になって恐縮なんですけれども、新年度からの料率の変更、それから、23区独自で取り組んできました、いわゆる住民税を基準とする方式から旧ただし書きの算定の変更という形が23年度からとられるということになっておりますけれども、これによって、22年度、当該年度と比べてどのような変化が生じると担当部署としては考えておられるか、その点いかがでしょうか。
◎国保年金課長 来年度の料率についての、所得割の方式につきまして、旧ただし書き方式に変更するということを予定してございますけれども、それに伴いまして、旧ただし書き方式になることによって全面的に全員上がるということではございません。上がる人もいればむしろ下がる人もかなり出るというところがございますので、収納率につきましては、これはやってみないと何とも言えないというところですが、必ずしもそれが原因で大幅に上がるというようなことはないのではないかというふうに考えています。
◆河野庄次郎 委員  そういう点では、今までの住民税方式よりも安定的な収納率の確保ができるのかなという思いを持っております。
 そこで、住民税方式からただし書き方式に変わることによって、今の答弁のように、当然増える人、減る人もあるわけですけれども、区民に対して、経過措置に付随する国保料の変化について周知を徹底することが大切ではないかと思うわけですけれども、それに対する考え方を最後にお聞かせをいただきたいと思います。
◎国保年金課長 旧ただし書き方式に変更することにつきましての周知でございますけれども、4月、5月につきましては、今回旧ただし書き方式に変わるということにつきまして、全被保険者につきまして、PRのビラ、チラシを配ったり、また区の広報につきましても2回ほど特集を組んだり、非常に力を入れた形で、こういう形で旧ただし書きに変わりますという周知を行っていきたいと思います。
 また、個別にどのぐらい変わるのかというお問い合わせにつきましては、シミュレーションをある程度しまして、事前にお問い合わせいただければ対応できるというような体制を整えてございます。
◆小倉順子 副委員長  それでは、何点か伺いたいと思います。
 今、河野委員から、国保全般の収納率のことなどが出ましたけれども、来年度の国保料については、別の予特などでまた議論があるかと思います。今度、収納方法といいますか、算定方式が来年度から変わるということで、そんなに大きな変化はないというふうに先ほど課長はおっしゃったんですけれども、この間、私は国保の運協の委員になっておりますので、その中でいろいろ意見も言いましたが、65歳以上の1人世帯の方はどのランクの所得の人も下がるということはあるんですけれども、例えば65歳の年金2人世帯、1人世帯でも100万、200万、あと65歳未満の給与所得で2人世帯は100万から300万まで、また65歳未満の3人世帯などでは100万から500万まで、すべてのところで引き上げになるということについては、約半分というか、表で見た感じでは、世帯数とか人数でというふうには出してないのですけれども、かなりの部分で引き上げがされる。2年間の経過措置があるんですけれども、多くのところで、経過措置があっても負担が増えるということが示されていると思いますが、その点についてちょっと確認をしたいと思います。
◎国保年金課長 先ほどご答弁させていただきましたけれども、旧ただし書き方式に伴いまして、従前扶養が多かった世帯につきましては、その分、今回の旧ただし書き方式では算定の基礎になりませんので、そういう方につきましては上がらざるを得ないというところがございますけれども、むしろ中間所得層、500万、600万、そこら辺が実は負担の一番多いところでございますが、そこら辺につきましてはむしろ下がるということで、全体の中では方式の変更によって大幅な引き上げということはございませんので、収納率につきましては、それほど大きな影響はないんじゃないかというふうに考えています。
◆小倉順子 副委員長  収納率がこの間下がっているということから見れば、払いたくても払えないという人が増えているということだと思います。悪質な滞納者がという話はよく出るんですけれども、確かに若い人たちに、病気もしないし保険料が高いし、こんなの払っていられないというような形で国保に対する信頼というか、そういうものがなくなってきている、そういうことでこんなふうになってきているのかなというふうに私はとらえているんです。単に取り立てる、収納率を上げるというのは、これは税の一種といいますか、保険の制度ですから、義務があるわけですけれども、今の社会の貧困化とか非正規雇用とか、こういった問題について払えない状況が起こっているということについては、区としてどのような問題意識を持っていらっしゃるか、ちょっとお聞かせください。
◎国保年金課長 払いたくても払えないという場合につきましてですけれども、ことしから、失業に伴います非自発的失業者につきましては、前年所得を低く見積もって保険料をすごく安くするということを行っていますし、個別には保険料の減免措置というのがございますので、そういった何か特別なことがあればご相談いただいた上で減免する。また、どうしても個別の事情があれば、それにつきましては個々の納付相談という形で、相談いただいた場合においては、できる限りそういった事情は酌んでみたいと思います。ただ、ある程度一定の所得があるという前提ですと、それは納付してもらわなければならないというふうに考えてございます。
◆小倉順子 副委員長  相談をすればそれなりに対応しているということは私も聞いていますし、自治体によってはかなり過酷に、有無を言わせず差し押さえをしたりとかいうことをやっている自治体もあるとかいうふうに聞いていますので、それから見れば、杉並区はそんなことはしてないというふうには聞いているんですけれども、根本的な、国保がこの間保険料がどんどん上がってきているという経過の中には、国の負担が減らされてきている。当初は医療費の総額に対してどれだけ負担してもらうのかということだったのに、その後1984年に改悪がされて、総医療費じゃなく給付費を基準に保険料を決めるというやり方になってきて、どんどん下げられてきているということがあるという、そこを見ないと、保険で税金のようなものだから払わねばならないという議論だけでは収納率が上がらないというか、払える国保料にしていかなければいけないというふうに私は思っていますが、その点についてもう一度伺いたいと思います。
◎国保年金課長 保険料のことにつきましてですけれども、国保の構造上、保険料はどんどん上がっていくという状況にございます。低所得者層の増加、医療費の増大等につきましては、ある程度構造的な問題で、一自治体の努力ではなかなか難しいと認識してございます。そこら辺、国のほうも問題意識はございます。今政府でやっています社会保障と税の一体改革の中でも、政府の認識としましては、国保の保険料がこのまま増えていいというふうには考えてございませんので、そこの中でも何らかの負担感を減らす対策を今考えているというふうに聞いてございますので、国の方針を注視して、それを国民的合意の上に、区としても行っていきたいというふうに考えてございます。
◆小倉順子 副委員長  根本的な制度上の問題点を変えない限り、滞納者は増える一方になると思いますので、区としても積極的に働きかけを国のほうにしていただきたいと思います。
 それで、最後に、今回の補正というのは、先ほど河野委員もおっしゃったように、精算というか、実績に対してそれを調整するということになるわけですけれども、例年度の補正と比べて何か大きな違いのようなものはありますでしょうか。
◎国保年金課長 基本的に例年度の補正と比べて、個々につきまして大きな構造的な変化はございません。保険料につきましては、歳入の見込みの差ということと、国からの支出金につきましては、予算見積もり時と実際に概算交付をもらった時点のずれということでございますので、その結果繰入金が増えているということで、全体的な構造としては大きな変化はないというふうに考えてございます。
◆太田哲二 委員  小倉副委員長に関連して、滞納していて相談に行くというのは結構なことなんだけれども、一般の感覚だと、相談に行ったって払いなさいと、せいぜい分割払いをやるぐらいの話だろうという先入観が物すごく強いわけだよね。相談に行ったって払いなさいと、せいぜい分割払いでということだから行かないんと違うかなと私は思っているんだけれども、相談に行って、払いなさい、分割払いでどうぞという以外の回答というのが、その人々によってあるわけだ。それをこういうところで、こういうケースもあるよ、相談に来ればこういうおいしい話もあるよということを言わない限り、みんな相談に行かないと思うんだよね。それは、広報なんかに時々断片的にはちょこちょこっと書いてあるけれども、何かまとまって、相談に来ればこういうような人はこういうおいしいことになりますよ、こういうケースの人はこういうおいしいことがありますよというのを、ちゃんと国保のパンフレットとか、そういうふうに書いたほうがいいんじゃないのかなと思うんですよ。ただ相談にいらっしゃい、相談にいらっしゃいと言ったって、普通の人は、行ったって、払いなさい、分割払いですよと、そこまでしかいかないんだよね。だったら、だれも相談に行かないと思うんだ。
 だから、今度パンフレットをつくりかえる機会のときに、相談に来たらこういうケースの場合はこういうふうで、おいしいというか、表現があれなんだけれども、うまくいきますよと、そういう事例が3つ4つ載ってないと、相談になかなか行かないというふうに思うので、せっかく質問の機会なので、この場で、分割払い以外のいい話というのを2つ3つ、この際教えてください。
◎国保年金課長 分割で払う以外に、分納とか、個別ケースでそういう周知というのはなかなか難しいところでございますので、制度としてのっかっている国保の減免については、火災とか災害時もしくは生活困窮の場合につきましては減免という規定がございますので、それにつきましては、国保だよりを全戸配布しますので、十分記載のほうはしっかりやっていきたいと思ってございます。
○大熊昌巳 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 これより意見の開陳を求めます。
 意見のある方は挙手を願います。
◆河野庄次郎 委員  議案第21号、国保事業会計の補正予算(第1号)については、精算的な意味合いを込めた予算であるということで、賛成をいたします。
 特に意見を付するとすれば、23区が非常に収納率が悪いということで、それに対する対策を十分、区民の保険料を払う方々の理解を得ながら努めていただきたいことと、それと、住民税方式から所得税方式に変化するということで、これもあわせて住民に対する周知徹底を強く希望いたしまして、賛成といたします。
◆小倉順子 副委員長  議案第21号について意見を述べます。
 今回の補正は、実績に基づく補正であるから、国保料の負担が高過ぎて払えないなどによる医療を受けられない人たちが増えている、こういったことについて制度上の問題があるということは指摘せざるを得ませんが、実績部分については賛成せざるを得ないのかなというふうに思います。
 しかし、この補正に含まれている職員の給与、手当などが、この間毎年下げられていることについて、我が党は、当初、組合との合意であることから賛成をしてきたんですけれども、際限のない給与削減に対してはストップをかけなければ日本経済全体への悪循環をもたらすという指摘をし、反対の態度をとっています。したがって、今回の補正については、職員給与の削減の補正が含まれているという観点から、本議案には反対といたします。
○大熊昌巳 委員長  ほかに意見はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、意見の開陳を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第21号平成22年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
      〔賛成者挙手〕
○大熊昌巳 委員長  挙手多数であります。よって、原案を可決すべきものと決定いたしました。

  (2) 議案第22号 平成22年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第1号)
○大熊昌巳 委員長  引き続き、議案第22号平成22年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第1号)を上程いたします。
 本会議の説明以外に、理事者から補足の説明はございますか。
◎保健福祉部長 特に補足することはございません。よろしくお願いいたします。
○大熊昌巳 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。
◆小倉順子 副委員長  それでは、保険給付費が2億円のプラス補正となっているんですけれども、何か特別な原因があるのか、また、基金積み立てをマイナスとしているのはなぜなのかという点について伺いたいと思います。
◎国保年金課長 老健の会計ですけれども、これはもう既に制度としてはなくなっていまして、20年末までの請求につきまして事後処理を行っています。年々、金額につきましては非常に下がっているところでございますので、そういった実績の減に基づく補正でございます。
○大熊昌巳 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 これより意見の開陳を求めます。
 意見のある方は挙手願います。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、意見の開陳を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第22号平成22年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第1号)については、原案を可決すべきものと決定して異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  異議ないものと認めます。よって、原案を可決すべきものと決定いたしました。

  (3) 議案第23号 平成22年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号)
○大熊昌巳 委員長  引き続き、議案第23号平成22年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号)を上程いたします。
 本会議の説明以外に、理事者から補足の説明はございますか。
◎保健福祉部長 特に補足することはございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○大熊昌巳 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。
◆伊田としゆき 委員  私のほうから一、二点お伺いさせていただきます。
 介護保険事業でございますけれども、今回の補正予算の目的を最初にお伺いいたします。先ほどの国民健康保険でいろいろ出ていますけれども、恐らく、年度末という形で調整的なものもあろうかと思いますけれども、お伺いさせてください。
◎介護保険課長 今回の補正の目的でございますが、2つ目的がございます。
 1点目が、委員おっしゃるとおり、21年度の決算の確定に伴いまして、繰入金の受け入れ及び21年度保険給付に対する国の負担等の調整。
 2点目としまして、22年度の上半期の執行状況から想定しますと、ほぼ予定どおりの執行を行っておりますが、高額介護サービス等の増も予定されておりますので、当初予算に対しまして0.7%程度の保険給付費の増を見込んだということでございます。
◆伊田としゆき 委員  83ページを見せていただきまして、22年度の保険の給付状況についてお伺いいたします。この数字で見ますと減額になっているんですけれども、この辺の状況を教えてください。
◎介護保険課長 22年度の保険の給付の状況でございますが、居宅介護サービス費につきましては、ほぼ予定どおりの金額でございますけれども、高額介護サービス費等、高額医療合算介護サービス費、特定入所者介護サービス費が当初予定していた金額よりも増加しているということが大きな特徴だと思います。あと、先ほど申しましたとおり要介護者に対する介護給付、これが、ほぼ予定どおりですけれども、若干増えていますので、6,000万程度の増、あと、要支援者に対する介護予防サービスは、逆に約1,300万ほどの減を見込んでおります。
◆伊田としゆき 委員  今課長のおっしゃった当初見込んでいた予算よりどうのというのは、年間当初予算を組むときに前年度対比とかいろいろで組むんでしょうけれども、大変難しいと思うんですけれども、その計算の仕方、ありましたら教えてください。
◎介護保険課長 介護保険事業会計につきましては、原則としまして、3年を1回とします介護保険の、第4期介護保険事業計画の数値に基づきまして給付サービスを想定しております。ただ、今回想定しました高額医療合算介護サービス費は、21年度から初めて始まった制度でございますので、この点についてちょっと当初予算予測よりずれたということでございます。
◆伊田としゆき 委員  なかなか難しい計算だと思います。
 次に、最後になりますけれども、給付金の準備基金の積み立て状況は今どのようになっているのか、お伺いさせてください。
◎介護保険課長 第4期介護保険事業計画では、21年度に2億、22年度に5億5,000万取り崩すことになっております。22年度の取り崩し後の積立基金の残額は、本年度末で約20億ということになっております。
◆小倉順子 副委員長  基金の積立金、今お話が出ましたけれども、今回は3億ですか、マイナス補正となっています。これは何を基準に積立基金に回すのか、どのような基準で回す金額を決めるのかということについて伺います。
◎介護保険課長 今回の基金につきましては、約6,000万の予定を3,000万に減額してございます。こちらも毎年度の予算に基づきまして今年度の基金積立額を計上しているのですが、給付額を少し、0.7%ほど増加した関係で、この基金について減額してございます。ただ、この基金の額3,000万円につきましては、基金全体の20億に対しまして1.5%という数値でございます。結果的に、もしこの基金が残れば、繰越金という形で来年度の歳入ということになります。
◆小倉順子 副委員長  来年度の歳入になるということなんですけれども、例えば保険料の改定、来年だったかなと思います。前回はこの基金から保険料に回して引き下げをすることができたんですけれども、基金の額が少ないとそういうことができないということで、また引き上げということになるかと思うんです。来年度の繰越金にするというのと基金に積み立てるということでは、ちょっと意味が違うのかなというふうに思いますので、その辺はどのように違うのか。
◎介護保険課長 基本的には介護保険事業会計の中でのお金として使うことになります。ただ基金となりますと、基金をどう取り崩すのか、どう活用していくかは、基金の中のものでございますので、第5期介護保険事業計画で今後検討していくことになると思います。
◆小倉順子 副委員長  国保にしても介護保険料にしましても、本当に負担が増える一方というか、前回は保険料が少し、65歳以上の人たちは200円下げられたんですけれども、それは基金があったからできたというふうに私は解釈しているんです。そういう意味で、何とか基金を増やすというか、例えば介護保険のプラス補正というふうになるなら、もう少し基金に回す額を増やして保険料の改定のときに取り崩しができるようにするということはできないんでしょうか。
◎介護保険課長 第3期介護保険事業計画では、逆に保険給付費が少なくなりまして、余った金額を基金に積み立てたということもございます。ですから、そういうことも十分可能だと思っています。
○大熊昌巳 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 これより意見の開陳を求めます。
 意見のある方は挙手願います。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、意見の開陳を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第23号平成22年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第1号)については、原案を可決すべきものと決定して異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  異議ないものと認めます。よって、原案を可決すべきものと決定いたしました。

  (4) 議案第24号 平成22年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)
○大熊昌巳 委員長  引き続き、議案第24号平成22年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)を上程いたします。
 本会議の説明以外に、理事者から補足の説明はございますか。
◎保健福祉部長 特に補足することはございません。よろしくお願いいたします。
○大熊昌巳 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。
◆小倉順子 副委員長  保険料についてですけれども、6億7,000万円余のマイナス補正となっていますが、その理由はどういうものなのか、お示しください。
◎国保年金課長 保険料の減の理由のお尋ねでございますけれども、歳出につきまして、広域連合納付金というのがございまして、これを8億9,000万ほど減額しております。保険料も広域連合に納付するお金の中に含まれている概念でございます。そこに連動しますので、納付金が下がったということで、保険料についても下がっているというところでございます。
◆小倉順子 副委員長  9億近い広域連合の納付金というのは、当初の見込みからするとかなり違ったというか差が出たということで、解釈はよろしいんでしょうか。
◎国保年金課長 納付金につきましては、広域連合の予算に含まれているものでございまして、うちの区の予算と若干タイムラグがございました。その関係で広域の、まだ比較的金額が大きい段階の予算の額が今回反映されまして、大きいものになったということで、実際にはこれより少なかったということで、今回納付金の補正を行ったものでございます。
◆小倉順子 副委員長  後期高齢者の皆さんの保険料は引き落としといいますか、そういうことになっているかと思うんですけれども、収納率というのはどのようになっていますでしょうか。
◎国保年金課長 後期高齢者の保険料収納率でございますけれども、これは非常に高くてございます。98%になってございます。
◆小倉順子 副委員長  2%というのはどのような人でしょうか。
◎国保年金課長 やはりそれでも納付を忘れるとか、してないという方がございます。高齢の方が非常に多うございますので、なかなか納付をされないという場合も中にはございますので、それがどうしても2%に出てくるというふうに考えてございます。
◆小倉順子 副委員長  後期高齢者医療制度は、今普通徴収というのはあるんですか。
◎国保年金課長 原則、年金からの特別徴収を行ってございますが、年金額がないという方につきましては、普通徴収せざるを得ないというところもございます。
◆小倉順子 副委員長  では、その2%の人が必ずしも年金がない人というわけではないんでしょうか。
◎国保年金課長 必ずしもそういうことではないということでございますけれども、ほとんどの方は、普通徴収の方がやはり滞納が多いというふうに考えてございます。
◆小倉順子 副委員長  多分引き落としをするものがないという場合に引き落とせないということがあると思います。後期高齢者医療制度そのものにはいろいろな問題があって、廃止ということを現政権も言っていたんですけれども、それが先延ばしになっている中で、収納率が高いとはいっても、高齢者の方は本当に大変な思いで払っているのかなというふうに、この数字を見て思いましたので、その辺について、区は、後期高齢者の人たちがこの制度でいいというふうに感じているのかどうか、区の考えというか、ちょっとお聞かせください。
◎国保年金課長 後期高齢者医療制度でございますけれども、現在、後期高齢になられてこの制度に入っている方につきましては、大きな不満はないというふうに、国のアンケートもとってございますけれども、特にこれに入っていることで不都合があるというふうには考えてございません。保険料についてもかなり減額しているところでございますので、大きなこれに対する現状の不満は余りないというふうに考えてございます。
◆小倉順子 副委員長  払っているから不満がないということではなく、高齢者75歳以上を差別する医療ということで、当面いろいろな措置がとられてはいるものの、医療そのものに差別をつけるような中身も含まれているということでは、やはり廃止せざるを得ないものではないかなというふうに私は考えているんですけれども、いかがでしょうか、その点について。
◎国保年金課長 後期高齢者医療制度につきましても、それ以前の老人保健制度の問題点を解決して、後期高齢者の方については、そこの財源等を明確にするという点で、非常に意味があったというふうに考えてございます。今後の進展につきましては、国の動向について十分注視していきたいというふうに考えてございます。
○大熊昌巳 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 これより意見の開陳を求めます。
 意見のある方は挙手願います。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  ないようですので、意見の開陳を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第24号平成22年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)については、原案を可決すべきものと決定して異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大熊昌巳 委員長  異議ないものと認めます。よって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で議案審査を終了いたします。
 なお、区長は、公務のためここで退席いたしますので、ご了承願います。

 《陳情の追加署名について》
  21陳情第34号 区立幼稚園の改革方針に関する陳情
○大熊昌巳 委員長  陳情の追加署名について、事務局長より報告いたします。
◎議会事務局長 21陳情第34号区立幼稚園の改革方針に関する陳情につきまして、平成22年11月29日付で37名の追加署名の提出があり、合計で、代表者のほか2,648名となりました。
 以上でございます。

 《報告聴取》
○大熊昌巳 委員長  続きまして、報告事項を聴取いたします。
 本日の報告事項は11件です。
 質疑は、報告を一括して聴取した後に行いたいと思います。
 それでは、順次お願いいたします。

  (1) 「健康と医療・介護の緊急推進プラン」について
◎医療政策担当課長 私からは、健康と医療・介護の緊急推進プランについてご報告させていただきます。
 さきの2月1日の区長予算記者会見におきましても、プランについてご紹介いたしました。また、当日、全議員の皆様にプランについて配付させていただきました。また、本議会の代表質問の中で幾つか質問いただきまして、ご答弁をさせていただいております。改めて推進プランについてご説明をいたします。
 区民の生命と健康にかかわる喫緊の課題について、平成23年度から推進するということで、プランの視点につきましては、資料に書いてあるとおり、生命の誕生、働き盛りの生命と健康、在宅療養生活支援という3つの視点で考えております。
 冊子のほうの一番後ろに体系図が載っております。プランは、安心して妊娠・出産できる環境づくり、総合的ながん対策の推進、そして在宅療養支援対策の充実というこの3本柱で、それぞれの施策、それぞれの事業ということで割り振っております。
 現在、私どもと事業を23年度所管するところ、それから関係機関等と、事業実施方法について協議をして、協議が調い次第、23年度に事業を開始するということでございます。
 私からは以上でございます。

  (2) 自立支援センター杉並寮の閉鎖について
◎杉並福祉事務所長 私のほうからは、自立支援センター杉並寮の閉鎖についてご報告申し上げます。
 今回、梅里1丁目の東京都交通局杉並車庫敷地内に設置されておりました自立支援センター杉並寮が、4月の上旬に閉鎖する予定となりましたので、ご報告いたします。
 閉鎖の理由でございますが、路上生活者対策のための支援システムというようなことで、都区協議により路上生活者対策事業実施大綱というものを定めてございますが、この大綱では、23区を5つのブロックに分け、各ブロックごとに、緊急一時保護センターと自立支援センターをブロックの各区に5年ごとの持ち回りで整備することとしておりました。
 このため杉並寮は、平成18年に豊島区の豊島寮の後を引き継ぐ形で運営されてきましたが、このたび5年の設置期間が満了することとなりますので、閉鎖し、中野区の中野寮に引き継ぐということになったものでございます。
 中野寮の概要でございますが、中野区新井3丁目37番の都の下水道局水再生センター敷地内に設置されることとなっておりまして、構造、面積、定員等は記載のとおりでございます。運営者は、特別区人事・厚生事務組合が運営してまいりますが、特別区人事・厚生事務組合から社会福祉法人東京援護協会のほうに運営委託をするということでございます。
 今後のスケジュールでございますが、3月10日に中野寮の建物の工事が竣工予定となっておりまして、3月下旬に、杉並寮の新たな利用者の入所を停止いたします。また4月の上旬に、現在入寮している方を中野寮のほうに転寮していただきまして、4月上旬に杉並寮を閉鎖というような予定になっているものでございます。
 以上でございます。

  (3) ゆうゆう館協働事業実施団体の選定結果について
  (4) 長寿応援ファンドの活用について
◎高齢者施策課長 私からは、2件報告させていただきます。
 まず、ゆうゆう館協働事業実施団体の選定結果についてでございますが、23年度から新たにゆうゆう館で実施する協働事業について、以下のとおり実施団体を選定したので報告いたします。
 まず、提案募集の概要でございますけれども、応募資格については、平成22年4月1日現在、都内において活動している特定非営利活動法人及び公共・公益的な事業を実施している団体で、かつ区内に事務所を置く団体または主として区内で活動している団体としております。
 募集対象館は、下高井戸館、堀ノ内松ノ木館、大宮前館、高円寺東館の4館でございます。
 募集・選定の経過でございますけれども、22年8月に提案募集説明会を実施いたしまして、9月に応募を締め切り、10団体の応募がございました。10月に書類審査により最終審査対象8団体を選定し、11月にその実施候補5団体を選定しております。その後、募集対象館4館の実施団体を確定いたしました。
 選定方法及び選定結果でございますけれども、選定委員会において審査基準を決定し、書類審査及び最終審査により、協働事業実施団体を選定することといたしました。
 選定に当たっては、書類審査と最終審査の委員評価合計得点において60%以上の評価点を獲得した団体を実施候補団体として、評価点上位の団体から、希望状況を踏まえて実施館の割り振りを行ったというものでございます。
 裏面をごらんいただきたいと思います。まず1番の書類審査の結果でございますけれども、ここで得点率が55%以上となった団体を最終審査対象としたということで、2団体が対象外となってございます。
 次に、最終審査の結果でございますけれども、当日選定委員の1名が欠席したために6人のところが5人になりましたので、その調整をするために、評価点の合計を1.2倍してございます。ここで5団体を選定したということになりまして、3の表をごらんいただきたいと思います。
 順位の1位がNPO法人新しいホームをつくる会、こちらが堀ノ内松ノ木館、2位の団体は、堀ノ内松ノ木館だけでやりたいということで辞退をされております。3位の団体がNPO法人杉並介護者応援団で、ここが高円寺東館、4位の団体が財団法人杉並区シルバー人材センターで下高井戸館、5位の団体がNPO法人CBすぎなみプラスということで、こちらが大宮前館ということで選定をしたものでございます。これをもちまして、ゆうゆう館32館すべて協働事業を実施するということになりました。
 選定結果については以上でございます。
 続きまして、長寿応援ファンドの活用についてでございます。
 長寿応援ポイント事業では、ポイント交換の際に8割を区内共通商品券に交換いただく、残りの2割は長寿応援ファンドに寄附することとしております。このファンドの活用については、長寿応援ポイント事業運営委員会というものを設置いたしまして、その中で、地域での活動に対する助成など、その使途を決定するということになってございます。
 先日開催した運営委員会で、以下のとおりファンドの活用方法等を決定したので、報告いたします。
 まず、23年度の活用方法でございますけれども、地域に貢献する活動団体への助成金の交付、区内の都立公園へのベンチの設置ということで考えてございます。
 次に、ファンドの積立予定額及び23年度の活用額でございますけれども、積立予定額は約270万円になると考えてございます。そのうち寄附の8割を活用しようということとしておりますので、約210万円が23年度の活用額となるというものでございます。
 ファンド活用の概要ですけれども、2点ございまして、まず地域に貢献する活動団体への助成金の交付ということで、助成の対象となる活動を記載の3活動、高齢者の関係と次世代、青少年の関係の活動に助成をする。助成活動の対象期間は23年度1年間。助成金額は、1団体30万円から100万円を予定してございます。募集期間は3月1日から4月28日ということで予定してございます。
 ファンドの活用の2点目が都立公園へのベンチの設置ということで、東京都の思い出ベンチ事業という事業を活用いたしまして、都立公園の中にベンチを設置していこうと考えてございます。
 あと、この助成対象活動の選定につきましては、運営委員会が活用額の範囲内で今後決定をしていくという形で考えてございます。
 裏面に参りまして、今後のスケジュールでございますけれども、4月28日まで募集をいたしまして、5月中旬に活動を選定、6月中旬に助成金の交付ということで考えてございます。
 また、都立公園へのベンチの設置については、その後、東京都と協議を開始してまいりたいと考えております。
 参考としてポイント交換状況を記載してございますので、参考としていただければと思います。
 私から以上でございます。

  (5) 高齢者訪問面接調査のあり方検討会(中間のまとめ)と今後の対応について
◎高齢者在宅支援課長 私からは、高齢者訪問面接調査のあり方検討会の中間のまとめをいたしましたので、それをご報告いたします。
 別紙概要でごらんいただきますように、こちらの調査につきましては、安否確認、積極的な、潜在的なニーズ把握、支援、そして日常的に相談できる関係づくりを行うというものでございます。
 対象者につきましては、75歳以上の高齢者のうち、優先度別に抽出しまして、約1万500人の方を対象に、地域包括支援センター、民生委員の方に訪問していただくというものでございます。
 今後につきましては、この中間のまとめに基づきまして、新年度に安心おたっしゃ訪問を実施する予定でございます。
 また、中間のまとめは既に区の公式ホームページに公表しておりますが、関係者の方の意見を聞きまして、3月には最終報告としてまとめたいと考えております。
 以上でございます。

  (6) 訪問育児サポーター事業の実施について
◎子育て支援課長 私からは、訪問育児サポーター事業の実施についてご説明させていただきたいと思います。本事業は、来年度予算案に計上させていただいております新規事業でございまして、その内容をご説明させていただくものでございます。
 まず背景といたしましては、21年度から開始していますすこやか赤ちゃん訪問事業、新生児の全戸訪問事業でございますが、こちらで、直ちに専門的な支援は必要ではないものの、育児知識・技術の不足による不安感、負担感を抱えていらっしゃる家庭が見受けられているところでございます。このため、訪問育児サポーターによる訪問型の支援を実施しまして、孤立化の防止、育児力の向上、もって児童虐待への総合的な対応力の強化、その要因の早期解消を図ろうとするものでございます。
 対象家庭といたしましては、すこやか赤ちゃん訪問事業による訪問後の支援の1つの取り組みでございますので、1歳未満のお子さんがいるご家庭のうちサポーターの支援を希望するご家庭と、希望制を予定しております。
 事業内容といたしましては、まず、専門的知識を有しますコーディネーターが希望されるご家庭を訪問しまして、家庭の状況、それからニーズを確認した上で、具体的な支援を行うサポーターとの調整を行います。
 サポーターの訪問は1回2時間以内、3回までを基本として、今後事業の具体化を進めたいと考えております。
 支援の内容といたしましては、育児技術、赤ちゃんのあやし方、離乳食づくり等、これを一緒に行うこと、それから親に寄り添い、話を傾聴する、不安感、負担感を受けとめること、さらには地域の子育て支援サービスを案内しまして、そちらのほうにつなげていくということを考えております。
 費用は無料を予定しております。
 実施体制としましては、必要な人材育成、コーディネート業務に知識、経験を有します団体、杉並区社会福祉協議会に委託して実施することを予定しております。
 今後のスケジュールでございますが、6月上旬までに事業の詳細を決定した上で、7月から9月にかけてサポーターの人材養成を図り、10月上旬に事業の実施を目指したいと考えております。
 以上でございます。

  (7) 平成23年4月に向けた待機児童解消緊急対策による保育施設の整備について
  (8) 杉並区保育室(3歳以上)の保育料補助金額改定について
◎保育課長 私から2件ご報告いたします。
 まず、23年4月に向けた保育施設の整備についてでございます。4月開所に向けて準備を進めております新規施設でございます。
 まずその前に、今回の保育園入園選考の状況について、概略をご説明いたします。
 この4月の申込者数につきましては、2,377人でございまして、前年と比較して441人、22%の増でございました。この伸び率は、21年度の30%増に次ぐ大きなものでございました。現在16日に第一次内定結果を発表いたしまして、来週22日までの間に、二次選考に向けたお申し込みをちょうだいしているところでございます。
 二次選考におきましては、一次選考後のキャンセルなどによる空きと、今回ご報告いたします新規施設による定員増が対象となるところでございます。
 それでは、順次概略をご説明いたします。
 まず1番の選定事業者でございますが、(1)と(2)が認証の2所です。それぞれの事業者は本区では初めてでございますので、若干事業者についてご説明いたしますと、まず(1)のマミーズエンジェルでございますが、こちらは本社が渋谷にございまして、平成14年に設立をされました。世田谷とか大田などで認証保育所9所の運営実績がございます。
 (2)は我喜大笑でございますけれども、本社は文京区でございまして、平成21年に設立されてございます。事業実績は、22年11月に錦糸町に認証保育所のほか、三軒茶屋に認可外、またこの4月には横浜に横浜保育室、これは横浜の認証保育所のようなものでございますが、ということでございます。
 以上が認証保育所でございまして、次に(3)から(5)は区保育室でございますけれども、それぞれの事業者につきましては、既に区内で運営実績のある事業者ですので、今回ご紹介は省略をさせていただきます。それぞれ十分、特段の問題もなく保育をしていただいてございます。
 次に(6)でございますが、これは民間認可保育園の分園ということでございます。こちらは杉並の家保育園の本園が今年度耐震改修で建て替え中でございまして、その工事中の移転先として浜田山駅前に開設いたしました仮施設でございますけれども、本来、仮施設ですので、工事が終われば壊して地主さんに土地をお返しするところなんですが、地主さんの特段のご協力によりそのまま継続してお借りして、分園として引き続きけいわ会さんに運営をお願いするというものでございます。
 以上の2の開設予定につきましては、すべて4月でございますけれども、認証2所については、都の認証手続が4月に間に合いませんので、暫定的に区保育室として開設をいたすものでございます。
 また、3の選定方法等でございますけれども、認証保育所につきましては、認証予定のところ3社から応募がございまして、当該2社を選定いたしました。選定内容の概要につきましては、別紙のほうを後ほどご参照願えればと思います。従前どおりの方法で選定をしてございます。
 なお、保育室につきましては、本来5所を開設する予定でしたけれども、適地が見つからないことなどから、結果として今回3所の選定となりました。残る2所につきましては、今後引き続き適地がありましたら対応してまいりたいと考えてございます。
 4に、その他の緊急対策、今回の緊急対策以外の施設についてご参考までに記載してございます。一番下の保育室若杉につきましては、現在、7月開設に向けて準備を進めているところでございます。
 ご報告は以上でございます。
 もう1件、2件目のご報告でございますが、杉並区保育室(3歳以上)の保育料補助金額改定についてでございます。
 こちらも若干関連いたしますけれども、今回3歳児以上の待機児童対策として、区保育室において、3歳児以上の保育を本格的に開始することといたしました。それにあわせまして、保護者補助金等の一部見直しをさせていただくものでございます。
 まず、1の改定理由でございますけれども、保護者補助金につきましては、年収700万以上、未満という区分で金額が変わってございますけれども、今回世帯収入が700万円未満の方の場合なんですけれども、2歳から3歳に進級する際に、補助金を差し引いた保育料の保護者の実質負担額が2歳のときよりも3歳に上がると増えてしまう、そういう現象が発生してしまいまして、認可園などとの均衡を欠く状況となることから、今回一部を改定するものでございます。
 ちょっとわかりにくいかと思いますので、実例でご説明いたしますと、ペーパーの下から3分の1ぐらいのところの例というところがございます。これは8時間保育の例ですけれども、現行のところで2歳児の保育料が4万5,000円でございます。これに対して現行の補助金が3万円ということで、実質的な保護者負担額は1万5,000円ということでございますけれども、これが3歳になったときに、保育料は2万5,000円というふうになりますけれども、補助金額が現行では3,000円というふうに設定してございますので、差し引きますと実質負担額が2万2,000円ということで、2歳の1万5,000円よりも7,000円高くなってしまう、そういった現象が生じてしまいます。
 これは、認可保育園におきましては、3歳未満の最高額が5万7,500円ですけれども、3歳児になると2万2,600円というふうに、年齢が上がると安くなる仕組みでございますので、それとの均衡を図るということで、今回、保護者補助金を3,000円から1万円に増額するということで対応するものでございます。
 こうした現象が生じた背景ですが、今年度から、認証保育所とか区保育室の2歳以下の保護者補助金につきまして、認可保育所の保護者負担との均衡を図るため、年収700万未満の方を対象に一律1万円を増額したことにより、生じたものでございます。
 なお、年収700万以上の方につきましては、現行のままでも3歳進級時に保育料の実質負担額が低額になりますので、今回の対象とはしてございません。
 なお、直営保育室につきましては、最初から補助金を差し引いて保育料を徴収してございますので、負担が同額となるように所要の規定整備を行うものでございます。
 ご説明は以上でございます。

  (9) 平成23年度区立子供園(長時間保育)園児募集結果について
◎子供園担当課長 私からは、平成23年度区立子供園の長時間保育の園児募集結果についてご報告を差し上げます。
 募集の期間につきましては、記載のとおり11月22日から12月20日ということで受け付けをいたしました。
 募集定員につきましては、下高井戸と堀ノ内子供園の3歳長時間が、定員9名に対して、下高井戸は13名、堀ノ内は14名の応募がございました。4歳の長時間は、募集定員5名に対しまして、下高井戸が6名、堀ノ内が3名の応募でございました。成田西につきましては、短時間保育を優先して募集を行った後に4歳の長時間保育を募集いたしましたけれども、募集定員14名のところに3名の応募がございました。
 定員の空きにつきましては、いずれも2月16日から22日まで二次募集を行っているところでございます。
 参考情報としまして、2月1日現在の子供園・幼稚園の在園児数を載せてございますので、ごらんください。
 私からは以上です。

 (10) 「未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーン」の実施結果報告について
 (11) 平成23年「成人祝賀のつどい」の実施状況について
◎児童青少年課長 私のほうから2件ご報告いたします。
 最初に、未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーン実施結果報告についてでございます。お手元の資料のほうをごらんください。
 例年7月と12月に実施しております未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーンでございますが、本年度は、7月合同実施しております社会を明るくする運動の周年記念実施のために、本キャンペーンの実施を控え、12月のみの実施となっております。
 実施内容でございますが、資料の2のほうに記載のありますとおり、ポスター等による啓発活動、町会・自治会、青少年育成委員会等の皆様のご協力を受けての防犯パトロールなど、例年の実施内容に加えまして、資料、実施内容(5)にございますけれども、保護の対象となる未成年者の自覚の向上、自制心の強化を目的に、After Xmas LIVEと銘打ち、セシオン杉並を会場として、12月26日、未成年者、主に中高校生になりますけれども、バンド演奏、ダンス演舞を行い、かつ飲酒・喫煙の拒絶の呼びかけを出演者により行うというイベントを実施いたしております。
 参加総数は250名余ということで、一定の成果をおさめております。
 未成年者の飲酒・喫煙防止キャンペーンについては、以上でございます。
 続きまして、平成23年成人祝賀のつどいの実施状況についてご報告いたします。こちらのほうもお手元の資料をごらんください。
 実施日でございますけれども、平成23年1月10日、成人の日でございます。
 実施場所は、例年同様杉並公会堂で、施設の収容能力から、本年も地区割りによる3回開催ということで実施いたしました。
 内容でございますけれども、資料3番のところにありますとおり、式典とアトラクションの2部構成でございます。
 今回の対象者でございますが、昨年より18名減いたしまして4,542名。参加者でございますが、昨年より10名減りまして2,247名。参加率につきましては、昨年同様49.5%でございました。男性の参加、女性の参加等につきましては、資料記載のとおりでございます。
 参加されました新成人につきましては、式典、それから入退場とも整然と行動され、よいつどいの式というふうになりました。
 当日は、当委員会の委員の皆様並びに区議会議員の皆様に、お忙しい中ご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。
 私からのご報告は以上でございます。
○大熊昌巳 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。──それでは、委員会の円滑な運営と公平を期すために、最初の質疑は、答弁を入れてお一人往復15分程度とさせていただきます。一巡しました後、必要があれば再度質疑をしていただくということで進めていきたいと思います。議事進行にご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆河野庄次郎 委員  それでは、簡単に質疑をさせていただきたいと思います。
 最初の健康と医療・介護の緊急推進プランということで、これは特に新田中区長が、昨年の補正予算のとき、それから今回の予算を含めて大変力を入れる施策ということで、既に当初予算の事業概要の中でも、積極的な攻めの福祉ということで取り上げてきた政策ではないかと思っております。
 そこで、端的にお伺いするわけですけれども、先ほど体系図をお示しいただきました。この体系図を見ると、全部で24事業あるかと思いますけれども、その中で新規、拡充という区分けが後ろのほうにされております。これを見ると、新規事業は18事業、そしてまた拡充が6事業ということで区別がされておりますけれども、まず初めに、新規事業という、ほとんどの事業に関して、どのような準備というか、行政側としてされてきたのか、その点についてお示しをいただければありがたいと思います。
◎医療政策担当課長 プランの新規事業につきましては、これまで区民からの要望があったもの、あるいは医師会、歯科医師会等から要望があったもの、それから今日的な課題となっているもの、そういったものを新規事業として取り上げたということでございます。
◆河野庄次郎 委員  そこで、予算的に、この事業概要あるいはまた予算書にも既に書かれておりますけれども、24事業を合計すると総額で8億円余という計算になるかと思うんですけれども、把握がそれでいいのかどうか。
 それと、今お話があった新規・拡充事業に関連して、新規が18事業ですね。それに対する予算がどの程度、それから拡充6事業に対しては予算がどの程度計算されて8億円余になっているのか、その内訳をお示しいただければありがたいと思います。
◎医療政策担当課長 区長記者会見の際に示されている金額でございますけれども、これは、拡充された上乗せ部分で、今までやられていた部分は入ってないということでございまして、総トータルで事業を計算しますと、約13億円程度になります。そのうち拡充事業が大体6億程度かというふうに考えております。
◆河野庄次郎 委員  それでは、次のほうへ移らせていただいて、先ほど2番目、自立支援センターについてご報告をいただきました。既にこの事業が始まってたしかもう10年だと思うんですけれども、当初事業を始めた時期と比べて、今回閉鎖する杉並寮の約10年間の歩みを見たときに、都内でかつて6,000人ぐらいのいわゆる路上生活者がいたと記憶しているわけですけれども、今日この事業を行ったことによって、対象者となる路上生活者の方々がどの程度減ってきているのか、その効果について、数字的なもので大変恐縮なんですけれども、わかればお聞かせをいただきたいと思います。
◎杉並福祉事務所長 こちらの路上生活者対策事業の効果ということでございますが、10年前に始まった当時、委員ご指摘のとおり約6,000名程度の方がおりましたが、一番直近の昨年の夏に行った概数調査によりますと、1,900名程度ということで、杉並区内につきましては、10年前の大体4分