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東京都 杉並区

平成23年第1回定例会−02月16日-04号




平成23年第1回定例会

平成二十三年第一回定例会杉並区議会会議録(第四号)

平成二十三年二月十六日 午前十時開議
出席議員四十七名

 一番  け し ば  誠  一
 二番  堀  部  や す し
 三番  松  尾  ゆ  り
 四番  北  島  邦  彦
 五番  横  田  政  直
 六番  田  代  さ と し
 七番  松  浦  芳  子
 八番  す ぐ ろ  奈  緒
 九番  奥  山  た え こ
一〇番  市  橋  綾  子
一一番  小  松  久  子
一二番  中  村  康  弘
一三番  北     明  範
一四番  脇  坂  た つ や
一五番  増  田  裕  一
一六番  (欠員)
一七番  安  斉  あ き ら
一八番  大  熊  昌  巳
一九番  原  田  あ き ら
二〇番  くすやま  美  紀
二一番  吉  田  あ  い
二二番  は な し  俊  郎
二三番  関     昌  央
二四番  川 原 口  宏  之
二五番  大  槻  城  一
二六番  渡  辺  富 士 雄
二七番  藤  本  な お や
二八番  岩  田  い く ま
二九番  山  田  な お こ
三〇番  井  口  か づ 子
三一番  小  野  清  人
三二番  富  本     卓
三三番  小  倉  順  子
三四番  原  口  昭  人
三五番  藤  原  淳  一
三六番  鈴  木  信  男
三七番  大  泉  時  男
三八番  伊  田  としゆき
三九番  斉  藤  常  男
四〇番  島  田  敏  光
四一番  横  山  え  み
四二番  青  木  さ ち え
四三番  小  川  宗 次 郎
四四番  河  津  利 恵 子
四五番  河  野  庄 次 郎
四六番  太  田  哲  二
四七番  小  泉  や す お
四八番  今  井     讓

出席説明員
 区長           田 中   良
 副区長          松 沼 信 夫
 副区長          菊 池   律
 政策経営部長       高   和 弘
 政策法務担当部長     牧 島 精 一
 行政管理担当部長     大 藤 健一郎
 区長室長         与 島 正 彦
 危機管理室長新型インフルエンザ対策担当参事
              井 口 順 司
 区民生活部長       佐 藤 博 継
 保健福祉部長       遠 藤 雅 晴
 高齢者担当部長医療政策担当部長
              長 田   斎
 子ども家庭担当部長    森   仁 司
 杉並保健所長       深 澤 啓 治
 都市整備部長       上 原 和 義
 まちづくり担当部長    大 塚 敏 之
 土木担当部長       小 町   登
 環境清掃部長       原   隆 寿
 会計管理室長(会計管理者) 山 本 宗 之
 政策経営部企画課長事務取扱政策経営部参事
              徳 嵩 淳 一
 政策経営部財政課長事務取扱政策経営部参事
              関 谷   隆
 区長室総務課長      内 藤 友 行
 教育委員会委員長     大 藏 雄之助
 教育長          井 出 隆 安
 教育委員会事務局次長   吉 田 順 之
 教育改革担当部長     渡 辺   均
 済美教育センター所長   玉 山 雅 夫
 中央図書館長       和 田 義 広
 選挙管理委員会委員長   小 林 義 明
 代表監査委員       四 居   誠
 監査委員事務局長     武 笠   茂



平成二十三年第一回杉並区議会定例会議事日程第四号
                平成二十三年二月十六日
                     午前十時開議

第一  請願・陳情の付託について
第二  一般質問
第三  議案第 一 号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例
第四  議案第 二 号 杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
第五  議案第 十六 号 杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修建築工事の請負契約の締結について
第六  議案第 十七 号 杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修空気調和設備工事の請負契約の締結について
第七  議案第 十八 号 杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修電気設備工事の請負契約の締結について
第八  議案第 十九 号 杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修給排水衛生設備工事の請負契約の締結について
第九  議案第 二十 号 平成二十二年度杉並区一般会計補正予算(第五号)
第一〇 議案第二十一号 平成二十二年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)
第一一 議案第二十二号 平成二十二年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第一号)
第一二 議案第二十三号 平成二十二年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第一号)
第一三 議案第二十四号 平成二十二年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)
第一四 議案第二十九号 杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定について
第一五 議案第 三 号 杉並区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
第一六 議案第 四 号 杉並区職員定数条例の一部を改正する条例
第一七 議案第 五 号 杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第一八 議案第 六 号 杉並区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第一九 議案第 七 号 杉並区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
第二〇 議案第 八 号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
第二一 議案第 九 号 杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例
第二二 議案第 十 号 杉並区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
第二三 議案第 十一 号 杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第二四 議案第 十二 号 杉並区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
第二五 議案第 十三 号 杉並区立保健医療センター条例の一部を改正する条例
第二六 議案第 十四 号 杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第二七 議案第 十五 号 杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第二八 議案第二十五号 平成二十三年度杉並区一般会計予算
第二九 議案第二十六号 平成二十三年度杉並区国民健康保険事業会計予算
第三〇 議案第二十七号 平成二十三年度杉並区介護保険事業会計予算
第三一 議案第二十八号 平成二十三年度杉並区後期高齢者医療事業会計予算
第三二 議案第 三十 号 人権擁護委員候補者の推薦について
第三三 議案第三十一号 人権擁護委員候補者の推薦について
第三四 議案第三十二号 人権擁護委員候補者の推薦について
第三五 報告第 一 号 地方自治法第百八十条第一項の規定により指定された損害賠償額の決定の専決処分をしたことの報告について

○議長(小泉やすお議員) これより本日の会議を開きます。
 出席議員の数は定足数に達しております。
 会議録署名議員は、前回の会議と同様でございます。
─────────────◇─────────────
     請願・陳情付託事項表

  総務財政委員会
23陳情第5号 杉並区立中央図書館嘱託員雇止め解雇事件について杉並区議会での徹底審議を求めることに関する陳情

  保健福祉委員会
23請願第1号 保育制度改革に関する意見書提出を求めることに関する請願
23陳情第2号 認可保育園の増設と国の「子ども・子育て新システム」に関する陳情

  議会運営委員会
23陳情第3号 議員報酬の減額に関する陳情
23陳情第4号 議員定数削減に関する陳情

○議長(小泉やすお議員) これより日程に入ります。
 日程第一、請願・陳情の付託についてであります。
 ご配付してあります請願・陳情付託事項表のとおり常任委員会及び議会運営委員会に付託いたしましたので、ご了承願います。
 以上で日程第一を終了いたします。
─────────────◇─────────────
○議長(小泉やすお議員) 日程第二、区政一般についての質問に入ります。
 四十二番青木さちえ議員。
     〔四十二番(青木さちえ議員)登壇〕
◆四十二番(青木さちえ議員) 皆様、おはようございます。私は、杉並区議会公明党の一員として、区政一般について質問させていただきます。
 大きく一点目は、母子感染対策・HTLV-1について、二点目は、新しい福祉の観点から、うつ病対策、認知行動療法について質問させていただきます。
 初めに、母子感染対策・HTLV-1の予防と啓発についてお尋ねいたします。
 HTLV-1とは、成人T細胞白血病や脊髄症を引き起こす原因ウイルスのことです。ウイルスを体内に持っている人をキャリアといいますが、全国の感染者は約百八万人と推定されております。その数はB型、C型肝炎に匹敵すると言われ、感染者の五%が成人T細胞白血病を発症します。潜伏期間は何と四十年から五十年と言われ、白血病の中で最も死亡率が高く、発症者の平均寿命は約一年で、毎年千人以上の方々が亡くなっているそうです。
 最近では、前宮城県知事の浅野史郎氏が発病したとの報道がありました。浅野氏は、ご自分がウイルスのキャリアで、白血病が発症するまでこの病気のことは全く知らなかったそうです。ウイルスの罹患は母親からの母乳を通しての感染であったことを知り、今ならここのところを遮断すれば病気は防げるということを理解したと言っておられます。
 また、HAM(脊髄症)にかかるのは〇・三%で、数年から数十年かけて発症します。脊髄が侵される病気で、両足の激痛や排尿障害による苦しみはまさに生き地獄だと、体験者は表現しております。残念ながら、ヒト成人T細胞白血病もHAMの脊髄症も発症を予防する方法はまだなく、また、発症した方の治療法もまだ確立されておりません。感染ルートは母乳による母子感染が主で、六割を占めています。
 この病気の怖いところは、ウイルスに感染しても症状の出る人は少なく、また、四十年以上の潜伏期間があるため、本人が知らない間に子どもに感染させてしまうということです。現段階では、ウイルスの感染拡大を防ぐことが何より大切になります。特に、主な感染経路である母乳感染を防ぐことが急務です。
 これまで、患者、感染者が九州・沖縄地方に多かったことから、風土病とされてきました。しかし、近年の調査で、首都圏など都市部を中心に感染者が増大しております。
 初めに、本区におきましても、HTLV-1に対する正しい知識と、医療機関や母子保健関係者への周知等、区として早期に対応を進めるべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
 先日、私は、HTLV-1白血病ウイルスへの認識を深めようと開催されましたシンポジウムに行ってまいりました。日本からHTLVウイルスをなくす会、スマイルリボンの菅付加代子代表理事が主宰し、北区の後援を得て開催されたものです。夕方のNHKニュースでも報道されておりましたが、聖マリアンナ医科大学の山野嘉久准教授は、HTLV-1の撲滅へ抜本的な対策を推進する基本法の制定も必要ではないか、打つ手を誤らなければ撲滅も可能だと強く訴えておられました。また、北区では母子健康手帳とともにHTLV-1の情報を記載したリーフレットを配布する感染予防対策が実現し、全国に広がっているエピソードが紹介されました。
 そこでお尋ねいたします。国でも既に体制づくりとしてリーフレット等を検討しているようですが、本区におきましても、HTLV-1を理解していただくための普及啓発に力を入れるべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
 公明党はこれまで一貫して、大変な苦しみの中で闘っている患者の声を受けとめて、歴代の厚労大臣にHAMの難病指定やHTLV-1の感染予防対策などの実施を求めてまいりました。その結果、HAMの国の難病認定が二〇〇八年に実現しました。その後、ウイルス研究の専門家でもある我が党の江田康幸衆議院議員は、患者団体と二人三脚で、全国一律の妊婦健診での抗体検査と同ウイルスの総合対策を目指し国に要望、これに対して、昨年九月、首相は官邸に江田氏も参加する政府の特命チームを設置し、全妊婦への抗体検査を全国一律で公費負担により行う意向を示し、全国に通知されました。今年度は臨時特例交付金を財源に公費負担を決定し、二十三年度も妊婦健康診査支援基金を積み増すことで公費負担を継続することが決まりました。
 これを受け、先日、東京都の予算案の事業説明を聞いてまいりましたが、東京都妊婦健康診査補助事業として区市町村を支援し、妊婦健康診査の検査項目見直し検討会で抗体検査の実施方法や相談支援体制の整備等について検討する旨の説明がありました。
 本区におきましては、区長が現在の喫緊の課題の一つに、福祉、医療、介護の問題は区民生活の中でも切実なものであるとの位置づけから、三つの柱の一つに安心して妊娠・出産できる環境づくりを挙げ、健康と医療・介護の緊急プランを策定していただきました。我が党は命と健康を守る区の推進を一貫して訴えてきたところでもあり、高く評価いたしております。
 そこで、以下、具体的に三点お尋ねいたします。
 第一に、妊婦健診の折に現場の円滑な抗体検査の実施が望まれますが、関係機関との連携をどのようにお考えか、伺います。
 第二に、感染が判明した場合、妊婦の精神的な不安に対し、相談できる場所がないとの指摘もあります。断乳の悩みも含め、相談体制を整備すべきと考えますが、現時点でのお考えをお示しください。
 第三に、医療関係者もまだ理解していないのが現状と言われております。医師や看護師、地域保健担当者等を対象とした研修を実施すべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
 今年度四月からいよいよ、妊婦健診の折、抗体検査が開始されます。一日も早く的確に実施するためのシステムが早急に整いますよう、強く要望いたしておきます。
 例えば、ウイルスにはエイズがあります。エイズの場合、日本のみならず、欧米諸国の製薬会社が巨額の資金を投じて治療薬を開発し、その恩恵を日本も受けました。ところが、HTLV-1は、世界の感染者数は二千万人以上と言われますが、先進国で唯一感染者が多いのが日本です。HTLV-1については、先進国で感染者が多い日本が治療法の研究開発に本腰を入れて取り組み、日本の患者のみならず、途上国の感染対策を支援していくことが一刻も早く待たれるところです。一日も早くその日が来ることを願い、次の質問に移ります。
 二点目は、うつ病対策についてお尋ねいたします。
 うつ病を治療するのには、対話と人と人とのきずなが大きな効果があると言われております。「絆」、糸へんに半分と書いて「きずな」と読みます。お互いに半分ずつの糸を結び合うことからです。糸の太さは人それぞれ、顔の違いと同じです。かたいか緩いかほどほどか、その結び目が大事です。
 今、日本は無縁社会と言われ、無縁への不安が若者に広がっています。昨日は人の身の上、きょうは我が身の上にと、社会の輪の中に入れないと、若者に忍び寄る孤独の影が広がりつつあります。
 先週も放映されておりましたが、二〇一〇年一月放映された「無縁社会〜〃無縁死〃3万2千人の衝撃〜」に対し敏感に反応したのが、意外にも若い世代だったことが話題になったようです。番組では、行き倒れ死や身元不明の自殺と見られる死者が年間三万二千人に上ることが伝えられましたが、本来なら若者が関心を示す課題ではありません。ところが、インターネットの掲示板に、放送中だけでも一万四千件近くの書き込みが寄せられ、放送後も書き込みが続いたそうです。また、ツイッターでも利用者の中心層は三十代以下の若者でした。無縁社会や無縁死という言葉に敏感に反応するのはどのような若者なのでしょうか、特別な環境、境遇に置かれた人々なのでしょうかと問題提起がなされています。
 この社会問題は、老若男女を問わず、今私たちが共有しなければならない課題であります。社会環境の悪化や精神土壌が病む国土において、孤立や孤独の影が色濃く忍び寄っています。そうした無縁社会への不安を反映したビジネスも生まれ始めました。ききびと・comもその一つです。ききびと・comとは、有料で話し相手をしてくれるというサービスです。ききびとの名のとおり、相手の話を聞くことが中心で、相手の話に真剣に耳を傾け、心で聞き、全身で共感することを目指します。家庭で、学校で、社会で、聞く知性が今現代人に求められています。心の時代に必要なのは人の話を聞ける能力です。
 初めにお尋ねいたします。今の無縁社会と言われる社会環境を本区ではどのようにとらえておられるのか、お伺いいたします。
 さて、近年、社会構造の変化に伴い、社会全体にストレスが蔓延し、うつ病などの心の病が急激に増加しています。日本精神学会など四学会の共同宣言によると、うつ病を初めとする精神疾患は、先進諸国ではがんや心臓疾患と並ぶ三大疾患で、その対策は国家政策の最優先課題であり、我が国でも、がんに次いで重大な社会的損失をもたらし、国民病というべき疾病であるとされています。しかし、残念ながら、この分野への施策はまだまだ立ちおくれているのが現状です。
 平成二十一年自殺対策白書によりますと、平成二十年における我が国の自殺者は三万二千二百四十九人であり、その原因は健康問題が六四・五%と最も多く、そのうち四割以上をうつ病が占め、総合的なうつ病対策が重要な課題であることが改めて浮き彫りになりました。
 また、昨年末に厚労省が発表した調査によりますと、うつ病の患者数が初めて百万人を超え、十年足らずで二・四倍に急増していることがわかりました。さらに、この統計にあらわれない有病者数は約二百五十万人とも推計されており、これは人口の約二%であることから、深刻な実態であります。
 今、うつ病による自殺を初め、児童虐待事件、ひとり暮らしの高齢者の孤独死やひきこもりなど、これまでの福祉では対応し切れなかった問題が増加し、国民の健康を守る上で深刻な問題になっています。こうした問題に対して、年金、医療、介護など従来の社会保障の拡充とともに、現代的な課題に対応するための施策の再構築が求められています。
 うつ病対策としては、大きく三つの段階に分けることができます。まず予防対策として、知識の周知や相談窓口の設置など自己管理のための環境整備です。次に早期発見・早期治療、最後にリハビリや復職支援となります。ただ、現実には、治療に関しては、医師は患者一人当たり五分から十分程度の診療時間しか確保できずに、薬を出して診療を終わるケースも多く、心が病んでいる原因がどこにあるのかといった、じっくりと時間をかけて治療がなかなかできないとの話も耳にします。
 このことから、うつ病の治療は、これまでの薬物療法に加え、カウンセリング治療である認知行動療法の有効性が注目されています。我が党は、平成二十年に認知行動療法などを盛り込んだ総合うつ対策をまとめ、その実現に取り組んでまいりました。その結果、診療報酬の改定による保険適用と、同治療の実施者の研修も始まることになりました。うつ病患者に対しては、早期発見・早期治療はもちろん、症状に応じて医師、臨床心理士、精神保健福祉士、薬剤師、看護師など数多くの専門職が知恵を出し合って対応することが必要と考えます。
 そこでお尋ねいたします。
 第一に、うつ病対策として今後どのような取り組みを進めていこうとされているのか、本区のご所見をお伺いいたします。
 第二に、病院に行けず悩んでいる人が早期に相談、受診できる仕組みづくりなど、医療機関や職場、自治体などの連携のもと、取り組みを進めていく必要があると考えますが、本区のお考えを伺います。
 さらには、精神疾患に関する認識、理解を行政側としても今後一層拡充していく必要があるのではないかと思います。精神疾患について、例えば本区の急病医療情報センターにおける情報提供の体制を含め、本区のお考えを伺います。
 ここで、認知行動療法についてお尋ねいたします。
 最近注目を集めている療法に認知行動療法があります。それは、精神疾患の考え方に注視し、対話を通してサポートするもので、治療の科学的根拠がはっきりしており、薬物治療との併用で効果が高まることもわかっています。自殺の原因として最も多いうつ病の場合、以前は薬物療法で治ると言われておりましたが、実際は三分の一が慢性化し、治っても二分の一は再発します。しかし、こうした慢性患者にも認知行動療法の効果が証明されています。このため、イギリスでは国を挙げて治療のガイドライン策定や人材育成に積極的に取り組んでいますが、日本はまだ専門家が限られているのが現状です。
 例えば、自殺者のうち、体の病気や精神疾患の悩みを抱えていた人はおおよそ半数に上るという驚くべき数字です。一般的に、悩みは悩みととらえがちで、心の深層の把握がしっかりなされなく、放置された状態に置かれます。こうしたことから、心を開き、対話が大事であり、対話により患者の心の扉を開くことがかぎとなります。患者の話をきちんと聞く認知行動療法が自殺対策やうつ病対策において効果が期待されています。今までこの治療法は非常に高価でしたが、さきに述べましたように、二〇一〇年四月からうつ病治療に対して保険適用が実現しています。これは大きな前進で、今後はどう普及させていくかが大事になってまいります。
 昨年、私は、慶應義塾大学保健管理センター教授の大野裕氏の講演会に行ってまいりました。大野教授は、「具体的な治療法には、私たちの気持ちや行動は、健常な人は、何か出来事が起こったときに、頭に浮かんだ考え、認知に影響されます。ところが、うつ病になると、自分自身、人との関係、将来の三つの領域で悲観的になるため、失敗や問題が起きると、自分はだめだ、人に嫌われる、この先よいことがないと考えるようになり、その結果、行動量が減り、問題を先送りして人に相談できず、さらに落ち込むという悪循環に陥ってしまいます。悪循環に歯止めがかからなくなる半歩手前で専門家の手助け、治療が必要になってきます」と警告をしています。
 さらに、大野教授は、課題として財政的な支援と人材の確保を挙げられ、「特に、医師だけでなく、看護職や心理職も含めたチーム医療と、地域に医療グループが出かけるアウトリーチの仕組みづくりが必要です。そのために国レベルでの研究制度の確立が求められます。また、保険適用の対象を不安障害や統合失調症などにも広げてほしい。そして、人手不足を補うのには情報技術(IT)の活用も有効だ」と国の治療対策の緊急課題を提示されておりました。
 そこで、以下五点お尋ねいたします。
 第一に、区民の皆様から、実施医療機関はどこなのかお尋ねがございます。保険適用の有無も含め、情報提供の必要性が高いと考えます。東京都では、昨年十二月より、都の医療機関案内サービスサイト「ひまわり」にて、認知行動療法を実施している医療機関の情報提供を始めましたが、本区においても、保健センターを初め、区の情報提供機能を有している各部署に同情報の情報提供を行う体制を構築すべきと考えますが、いかがか、お伺いいたします。
 第二に、国の対応は当然ですが、自治体においても、精神疾患で悩んでいる方々にいかに光を当て、認知行動療法が広がりを見せるか、普及啓発が大事であります。現在、認知行動療法実施病院は東京で数十カ所、杉並でも二カ所余りと聞いております。一人の患者に時間もかかることからなかなか増えないことが、保険適用での実施機関が少ないことが課題です。それは精神科医だけに保険適用が限られているからと指摘されております。心理職などのチーム医療にも保険適用の拡大が期待されます。本区として、現在の我が国の精神医療体制について、また、その今後の動向についてどのような認識をお持ちでしょうか、伺います。
 第三に、東京都中部総合精神保健福祉センターでうつ病リターンワークコースを行っています。カウンセリング治療である認知行動療法で、うつ病により失職、休職中の患者を対象にしたもので、利用終了者の約九割の方が職場復帰をしたという実績があります。こうしたノウハウについて、本区でも、就労相談、福祉事務所、保健センター等での各種相談窓口にて情報提示を積極的に行っていくことを提案いたしますが、ご所見をお伺いいたします。
 第四に、教育現場では、認知行動療法のプログラムにより子どもたちに思いやりの心が生まれ、荒れた中学校が再生したとの報告もあり、認知行動療法が広がれば、このように各分野で活用ができるようになります。この療法を研修した臨床心理士などを積極的に活用すべきと考えますが、本区のお考えをお聞かせください。
 第五に、研修を受けた保健師による地域での自殺予防や、医師だけではなく、患者の話を聞くゲートキーパーを臨床心理士、看護師や薬剤師に担ってもらうことも考えられます。また、相談に行きたくても行けない、家から出られないといった患者に対して、アウトリーチで場合によっては訪問を行っていく体制、そのためにも専門家の質と量を大幅に拡充する必要があります。
 今後、関係機関とも相談、協議しながら、区としてこのような事業を行うことを検討されてはいかがでしょうか。本区のご所見を伺います。
 世界保健機構(WHO)によれば、日本の自殺率は世界で八位、アメリカの二倍、イギリスやイタリアの三倍以上に上る高い数値です。自殺の原因として最も多いのがうつ病です。自殺者数が十三年連続で三万人を超えるという異常な事態となっています。この事態に歯止めをかけるため、社会が一丸となってかけがえのない尊い命を守るための取り組みを進めていくことが今最優先課題です。このことを強く要望いたしまして、私の最後の質問を終わります。
 ありがとうございました。
○議長(小泉やすお議員) 理事者の答弁を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 青木さちえ議員の一般質問にご答弁を申し上げます。
 大変ご示唆に富んだご質問をいただきました。青木議員におかれましては、これまで長きにわたりまして、杉並区の女性の健康施策、とりわけ子宮頸がんワクチンあるいは小児用肺炎球菌ワクチン対策などの面で、区民の生命と健康に関して積極的なご提案、ご提言をいただいてまいりました。議員のご尽力もございまして、杉並区の健康施策が進み、そして充実をしていくことができました。それを改めて感謝を申し上げたいと思います。まだまだこれから課題が山積をしておりますが、これからもご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げたいと思います。
 さて、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)に関するお尋ねでございますが、このウイルスにはいまだ感染を予防するワクチンや白血病の発症を防ぐ治療法が開発をされていないというために、主要な感染経路であります、ご指摘の母子感染というものを防止することが大変重要であると思っております。
 昨年秋に、患者会、患者さんの会でありますが、を初めとする関係各位の皆様の長年にわたるご努力が実りまして、妊婦健診にHTLV-1抗体検査が導入をされましたことは、その意味では大きな前進というふうに受けとめております。そういったことを踏まえまして、HTLV-1の母子感染対策、予防と啓発に関する一連のお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。
 まず、医療や母子保健関係者等へのHTLV-1に関する情報提供や研修につきましては、国や東京都との役割分担のもと、積極的に情報提供を行うとともに、関係機関とも連携をし、研修の実施などを検討していきたいというふうに考えております。
 次に、区民や妊婦等に対する周知という点でありますが、広報やリーフレットなどの配布を通じまして、HTLV-1に関する正しい知識や母子感染予防対策について普及啓発を図ってまいりたいと思います。
 関係機関との連携ということにつきましては、来年度から、妊婦健診においてHTLV-1抗体検査が開始されるということに伴いまして、事業開始前後の連絡調整を密に行っていき、事業の円滑な推進に努めてまいりたいと思っております。
 また、妊婦健診で感染が判明した場合には、断乳や将来の発病への不安など、精神的な苦痛に対する的確な相談体制、相談支援というものが大変重要となってまいりますが、保健師などを国や東京都の研修会、勉強会などに派遣いたしまして、最新情報を持って相談に応じられるように、保健センターの相談体制を強化、充実していきたいというふうに思っております。
 今後とも、情報収集を怠らずに、区民の健康増進のために一歩一歩努力をしてまいりたいというふうに考えております。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
 私からは以上でございます。残りのご質問に対しましては、関係部長からご答弁申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) 杉並保健所長。
     〔杉並保健所長(深澤啓治)登壇〕
◎杉並保健所長(深澤啓治) 私からは、青木議員のご質問のうち、うつ病対策と認知行動療法について順次お答えいたします。
 まず、無縁社会についてのお尋ねですが、人と人とのつながりが崩れつつある現代社会をあらわした言葉として、特に昨年夏の高齢者の所在不明事件以降に大きく取り上げられ、また最近では、若い世代や働き盛りの世代のつながりの希薄さなども含めて論じられているものと認識しております。日ごろから地域の中で高齢者などを見守り、声かけや触れ合いがあり、お互いに支え合うことができる社会は、高齢者のみならず、若者にとっても、働き盛り世代にとっても、安心して暮らしやすい地域社会として重要なことであると認識しています。
 次に、うつ病対策についてのお尋ねですが、うつ病は自殺にもつながる重要な病態として認識し、区では、その早期発見及び早期治療につながるように、正しい知識や対応についての講演会を開催するなど、普及啓発に重点的に取り組んでいるところでございます。また、うつ病患者の相談には、保健センターにおいて電話や面接、訪問などで対応しており、さらに、その家族に対しては、家族のためのうつ病講座や家族の会の開催などの支援を行っております。今後も、内容の充実を図りながらうつ病対策を進めてまいります。
 次に、病院に行けず悩んでいる人が早期に相談、受診するための仕組みづくりについてのお尋ねですが、区では、区民に対する窓口職場の担当者連絡会を定期的に行い、複合的な問題を抱える相談者を適切な支援に結びつけられるよう、連携強化を図っております。今後も、こうした機会を活用して職員の相談対応力の向上に努めていくとともに、医療機関との連携も促進してまいります。
 次に、急病医療情報センターでの情報提供についてのお尋ねでございますが、区の急病医療情報センターでは、保健師や看護師による一般的な医療相談や医療機関案内を行っております。精神疾患についての相談は、平日は各保健センターで行っており、夜間及び休日は、東京都の精神科救急医療情報センターで専門相談員による情報提供や相談に応じております。
 次に、認知行動療法の情報提供についてのお尋ねですが、区では、認知行動療法が行える医療機関の情報収集を行い、その情報を保健センター等を通じて必要な方に適時適切に提供できるよう取り組んでまいります。
 次に、我が国の精神医療体制についてのお尋ねですが、現在、精神疾患に対しては薬物療法が中心となっておりますが、近年、認知行動療法などの精神療法もうつ病等の改善や再発防止に効果が示されるなど、新たな治療法として確立されてきております。今後は、医師を中心として、看護職、心理職、精神保健福祉士などが連携したチーム医療がさらに強化され、患者の治療を支えていくことが期待されます。
 次に、復職支援プログラムの情報提示についてのお尋ねですが、うつ病の方の復職支援につきましては、患者の現在の病状等を把握し、適切な時期に行うことが重要でございます。保健センターでは、主治医との連携のもと、都立中部総合精神保健福祉センター等の復職支援プログラムへの参加を勧めております。今後も支援の必要な患者への情報提供に努めてまいります。
 次に、臨床心理士などの活用についてのお尋ねですが、区では現在、保健センターの一歳半及び三歳児健診や済美教育センターでの教育相談やスクールカウンセラー事業、また、こども発達センターや子ども家庭支援センターなどにおいて臨床心理士が活躍しております。臨床心理士が認知行動療法を含むさまざまな専門的なスキルを上げてより活躍できるよう、その活用の場や時期、効果などを研究してまいりたいと考えております。
 最後に、うつ病患者の相談体制についてのお尋ねですが、精神疾患の方の相談は、保健センターにおいて、電話、来所だけでなく、必要に応じて保健師や精神科医の訪問なども行っております。また、東京都の精神保健福祉センターにおいては、医師、保健師、福祉職などの専門職がチームで訪問型の支援を行うモデル事業が開始されております。今後も、関係機関との連携を図り、相談体制の強化に努めてまいります。
 私から以上でございます。
○議長(小泉やすお議員) 以上で青木さちえ議員の一般質問を終わります。
 以上で日程第二を終了いたします。
─────────────◇─────────────
議案第一号

   職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第二号

   杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十六号

   杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修建築工事の請負契約の締結について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十七号

   杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修空気調和設備工事の請負契約の締結について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十八号

   杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修電気設備工事の請負契約の締結について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十九号

   杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修給排水衛生設備工事の請負契約の締結について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第二十号

   平成二十二年度杉並区一般会計補正予算(第五号)

 平成二十二年度杉並区の一般会計補正予算(第五号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一、四四五、五三二千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ一六〇、七〇〇、〇六九千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第一表 歳入歳出予算補正」による。
 (繰越明許費の補正)
第二条 地方自治法第二一三条第一項の規定により翌年度に繰越して使用することができる経費は、「第二表 繰越明許費補正」による。
 (債務負担行為の補正)
第三条 地方自治法第二一四条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額の補正は、「第三表 債務負担行為補正」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第三、議案第一号職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例、日程第四、議案第二号杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例、日程第五、議案第十六号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修建築工事の請負契約の締結について、日程第六、議案第十七号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修空気調和設備工事の請負契約の締結について、日程第七、議案第十八号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修電気設備工事の請負契約の締結について、日程第八、議案第十九号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修給排水衛生設備工事の請負契約の締結について、日程第九、議案第二十号平成二十二年度杉並区一般会計補正予算(第五号)、以上七議案を一括上程いたします。
 なお、議案第一号、議案第二号につきましては、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聞いておきましたので、事務局長から報告をいたします。
◎局長(伊藤重夫)
 二二特人委給第五九三号
                平成二十三年二月十五日
杉並区議会議長
     小 泉 やすお 様

           特別区人事委員会
           委員長   西 野 善 雄

   「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見について(回答)

 平成二十三年二月三日付二二杉議会第一二〇四号で意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。

          記
 議案第一号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二号 杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 以上です。
○議長(小泉やすお議員) 以上のとおりであります。
 理事者の説明を求めます。
 松沼副区長。
     〔副区長(松沼信夫)登壇〕
◎副区長(松沼信夫) ただいま上程になりました議案第一号職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 現在、休日及び休日の代休日等につきましては、職員が給与を受けながら正規の勤務時間に相当する時間に職員団体の組合活動を行うことが認められているところでございます。
 後ほど議案第二号でご説明いたしますとおり、このたび区では、超勤代休時間制度を導入することといたしました。超勤代休時間につきましては、休日及び休日の代休日と同様に、特に勤務を命ぜられた場合を除きまして、正規の勤務時間におきましても勤務することを要しないものであることから、給与を受けながら、職員団体のためその業務を行い、または活動することができる場合に超勤代休時間を加える必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の内容でございますが、給与を受けながら職員団体の組合活動を行うことができる対象に超勤代休時間を加えるものでございます。
 最後に、施行期日でございますが、平成二十三年四月一日としてございます。
 以上で説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 続きまして、議案第二号杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 平成二十年十二月、労働基準法の一部が改正されまして、月六十時間を超える超過勤務に係る超過勤務手当の支給割合を引き上げるとともに、引き上げ相当分の超過勤務手当の支給にかえて有給の休暇を取得する制度を導入することができることとされたところでございます。
 区では、職員の月六十時間を超える超過勤務に係る超過勤務手当の支給割合の引き上げにつきましては、平成二十二年四月一日から行ったところでございますけれども、特に長い超過勤務を命ぜられた職員に休息の機会を与えるため、このたび、職員があらかじめ希望した場合には、引き上げ相当分の超過勤務手当の支給にかえて、正規の勤務時間においても勤務することを要しない日または時間である超勤代休時間を一日または四時間単位で指定することができることといたしました。
 このことに伴いまして、超勤代休時間制度を導入する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の内容でございます。まず、任命権者は、月六十時間を超える超過勤務を行った職員に対しまして、引き上げ相当分の超過勤務手当の支給にかえて超勤代休時間を指定することができることとするものでございまして、超勤代休時間を指定された職員は、当該超勤代休時間には、特に勤務することを命ぜられる場合を除きまして、正規の勤務時間においても勤務することを要しないこととするものでございます。
 最後に、附則でございます。施行期日でございますけれども、平成二十三年四月一日としてございます。
 附則第二項は、杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正するものでございまして、超勤代休時間に係る給与上の取り扱いについて定めてございます。
 以上で説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 それでは、議案第十六号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修建築工事の請負契約の締結についてご説明を申し上げます。
 このたび契約の運びとなりましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づきましてご提案申し上げるものでございます。
 本件は、杉並清掃工場の併設施設である高井戸地域区民センター、高齢者活動支援センター、ひととき保育高井戸及び高井戸温水プールの四施設につきまして、清掃工場の建て替えに伴い、施設に供給される熱源停止に合わせて、老朽化した施設設備の更新を行うものでございます。
 工事内容といたしましては、耐震性能を向上させる耐震補強及び地域の皆様により一層親しまれる施設とするための全面的な内外装改修工事を行うものでございます。
 それでは、資料をごらんください。
 資料1でございますけれども、案内図でございます。工事場所は、杉並区高井戸東三丁目七番五号でございます。
 資料2は工事概要でございます。工期、設計業者、構造規模、面積等は、記載のとおりでございます。
 外部仕上げといたしまして、外壁の塗装仕上げ、屋根のアスファルト保護防水施工、アルミサッシ、ドア等の建具改修を行います。
 また、耐震補強工事といたしましては、耐震ブレース、耐震壁及び耐震スリットの設置工事を行います。
 資料3は一階から三階までの主要室の床、壁及び天井の内部仕上げについて記載しております。
 資料4でございますけれども、建物の配置図、資料5から資料10までは、各階の平面図でございます。
 資料11は、一階くつろぎのへやからエントランスホール方向を望んだ内観の透視図でございます。
 契約の方法でございますけれども、一般競争入札として入札公告により示した参加資格があり、自主結成された三社を構成員とする建設共同企業体五社により入札を行いまして、落札した業者と契約するものでございます。
 仮契約は、去る一月十二日付で成立しております。契約金額は九億四千二百九十万円。契約の相手方は、杉並区高円寺南四丁目十五番十一号、白石・目時・兵藤建設共同企業体、代表者は、杉並区高円寺南四丁目十五番十一号、白石建設株式会社代表取締役・安部幸治でございます。
 以上で概要の説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 続きまして、議案第十七号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修空気調和設備工事の請負契約の締結についてをご説明申し上げます。
 それでは、資料をごらんいただきたいと存じます。
 資料は工事概要でございます。空気調和設備は、清掃工場からの供給熱源による中央熱源方式のほか、空冷ヒートポンプマルチエアコンを設置しております。
 また、換気設備は、外気導入及び個別換気のほか、全熱交換器による省エネルギーに配慮した換気等を用いております。
 契約の方法でございますが、一般競争入札として入札公告により示した参加資格があり、自主結成された三社を構成員とする建設共同企業体四社により入札を行い、落札した業者と契約するものでございます。
 仮契約は、昨年の十二月二十七日付で成立しております。契約金額は六億八千六百七十万円。契約の相手方は、杉並区宮前五丁目十六番四号、ミナト矢崎・松本・吉田建設共同企業体、代表者は、杉並区宮前五丁目十六番四号、ミナト矢崎サービス株式会社、代表取締役は山口孝二でございます。
 以上で概要の説明を終わります。
 議案朗読は省略させていただきます。
 続きまして、議案第十八号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修電気設備工事の請負契約の締結についてをご説明申し上げます。
 それでは、資料をごらんいただきたいと存じます。
 資料は工事概要でございます。工期、受変電設備、自家発電設備、照明器具取りつけ、構内情報通信網設備等、記載のとおりでございます。
 契約の方法でございます。一般競争入札として入札公告により示した参加資格があり、自主結成された二社を構成員とする建設共同企業体四社により入札を行い、落札した業者と契約するものでございます。
 仮契約は、昨年の十二月二十七日付で成立しております。契約金額は三億八千八百五十万円。契約の相手方は、杉並区堀ノ内三丁目二十五番五号、牧野・協電建設共同企業体、代表者は、杉並区堀ノ内三丁目二十五番五号、牧野電設工業株式会社代表取締役・牧野光洋でございます。
 以上で概要の説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 続きまして、議案第十九号杉並区立高井戸地域区民センター外三施設耐震補強及び改修給排水衛生設備工事の請負契約の締結についてご説明申し上げます。
 資料をごらんいただきたいと存じます。
 資料は工事概要でございます。工期、給水設備、給湯設備等、記載のとおりでございます。
 契約の方法でございます。一般競争入札として入札公告により示した参加資格があり、自主結成された二社を構成員とする建設共同企業体八社により入札を行い、落札した業者と契約するものでございます。
 仮契約は、昨年の十二月二十八日付で成立しております。契約金額は二億八千八十七万五千円。契約の相手方は、杉並区和田二丁目三番五号、克明・環境建設共同企業体、代表者は、杉並区和田二丁目三番五号、克明工業株式会社代表取締役・田中良治でございます。
 以上で概要の説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 議案第二十号につきましては、政策経営部長から説明させていただきますので、よろしくお聞き取りください。
○議長(小泉やすお議員) 政策経営部長。
     〔政策経営部長(高 和弘)登壇〕
◎政策経営部長(高和弘) それでは、議案第二十号、一般会計補正予算(第五号)につきましてご説明申し上げます。
 今回は、緊急を要する事業や平成二十二年度の精算的要素を含む補正のほか、繰越明許費及び債務負担行為についても補正をお願いするものでございます。
 それでは、初めに財政計画についてご説明申し上げますので、一番最後の一六九ページをお開き願います。
 一番右の差引欄でご説明いたしますが、歳入の一般財源では、利子割交付金等交付金の増を見込み、七億円を増額しております。また、特定財源では国庫支出金、都支出金などの増を見込み、二億四千六百万円を増額してございます。
 この結果、一般財源及び特定財源の増に前回の財源保留額四億九千九百万円を合わせまして、差し引き十四億四千五百万円の増額補正を行うものでございます。
 それでは、議案に戻りますので、三ページをお開き願いたいと存じます。

議案第二十号

   平成二十二年度杉並区一般会計補正予算(第五号)

 平成二十二年度杉並区の一般会計補正予算(第五号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一、四四五、五三二千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ一六〇、七〇〇、〇六九千円とする。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、八ページをごらんいただきたいと存じます。
 第二表は繰越明許費の追加の補正でございます。上段の認知症高齢者グループホームの建設助成から小規模多機能型居宅介護施設の建設助成につきましては、いずれにつきましても、工事の進捗により、その助成が平成二十三年度に及ぶため、繰り越すものでございます。
 次の都市計画道路の整備及びその次の高円寺駅周辺整備につきましては、特別区道第二一二三号線電線共同溝設置工事の施工に伴い、警視庁や地元住民との工事調整等に不測の日数を要したこと、また、高円寺駅前広場補助二二七号線概成区間整備工事の施工に関して、地元住民の要望への対応に時間を費やしたこと、工事区間等に設置予定のパーキングメーターについて、その設置者である警視庁の工事に遅れが生じたことなどに伴い、年度内の執行が困難となったことによるものでございます。
 次の身近な公園の整備につきましては、仮称高円寺北一丁目公園の整備に関しまして、地元住民の要望により工事車両の搬入道路が変更となり、加えて、当該道路の使用可能時期が本年三月となったことなどから、全額を平成二十三年度に繰り越すものでございます。
 次に、特別支援教育(障害児教育)につきましては、桃井第三小学校特別支援学級教室改修工事に関しまして、国の平成二十二年度第一次補正予算における地域活性化・きめ細かな交付金の対象事業として、国の予算の取り扱いに合わせ平成二十三年度に実施することに伴い、記載の金額を繰り越すものでございます。
 次の新泉小学校・和泉小学校・和泉中学校による小中一貫校の施設整備につきましては、設計業者の選定をプロポーザル方式で行うこととしたため、その選定後に建物配置が確定すること等から、地盤調査委託に係る経費を繰り越すものでございます。
 九ページの第三表は債務負担行為の補正でございます。
 まず、1、追加でございますが、併設施設である母子生活支援施設及びむさしの保育園の改築に当たり、社会福祉法人恩賜財団東京都同胞援護会に対し建設助成を行うもので、平成二十四年度まで、限度額をそれぞれ二千六百万円、二億七百万円を追加するものでございます。
 また、2、変更につきましては、まず、その一点目でございますが、有限会社グルップボエンデが下井草五丁目に整備する認知症高齢者グループホームの施設建設工事につきまして、東京都の介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金額の変更に伴い、限度額を変更するものでございます。
 変更の二点目は、松庵二丁目に整備する知的障害者グループホームの建設助成につきまして、引き続き近隣住民に対する説明を継続する必要が生じたこと等により、施設の着工予定を平成二十三年度以降に変更したことに伴い、債務負担行為の設定を外すものでございます。
 次に、四〇ページに参ります。歳入でございます。
 一款特別区税、一項特別区民税、一目同じくでございますが、前回の補正まで特別区民税で財源保留しておりました金額を計上するものでございます。
 三款利子割交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、都民税利子割収入の増に伴い、当初計上額との差二億五千万円を増額補正するものでございます。
 六款地方消費税交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、地方消費税収入の増に伴い、当初計上額との差一億五千万円を増額するものでございます。
 七款自動車取得税交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、自動車取得税収入の増に伴い、当初計上額との差一億五千万円を増額するものでございます。
 次に、四二ページに参ります。九款特別区財政交付金、一項特別区財政調整交付金、二目特別交付金でございますが、当初の見込みより増額となったため、記載の金額を増額するものでございます。
 十三款国庫支出金、一項国庫負担金、一目保健福祉費負担金でございますが、国民健康保険保険基盤安定負担金の実績による増に伴い、記載の金額を増額するものでございます。
 十四款都支出金、一項都負担金、一目保健福祉費負担金につきましては、国民健康保険保険基盤安定負担金の実績による増及び後期高齢者医療財政基盤安定負担金の実績による減に伴い、記載の金額を増額するものでございます。
 四四ページをお開きください。二項都補助金、三目保健福祉費補助金でございますが、高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金の減、軽費老人ホーム整備費補助金の減、子育て支援対策臨時特例補助金の増、待機児童解消区市町村支援事業補助金の増、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例補助金の増に伴いまして、記載の金額を減額するものでございます。
 六目教育費補助金につきましては、公立学校運動場芝生化事業補助金について実績による減を見込む一方で、区立小中学校図書室における図書の充実を図ることに伴い、住民生活に光をそそぐ事業補助金を、また、桃井第三小学校特別支援学級の普通教室の改修に伴い、きめ細かな事業補助金をそれぞれ新たに見込み、差し引きして記載の額を減額するものでございます。
 次に、四六ページでございます。三項都委託金、一目総務費委託金につきましては、昨年七月に実施された参議院選挙が区長・区議会議員補欠選挙と同日に執行されたことに伴いまして、記載の額を減額してございます。
 次に、十七款繰入金、一項基金繰入金、四目社会福祉基金繰入金につきましては、福祉施設の整備費等の実績が生じなかったことなどに伴い、予定した基金の繰り入れを取りやめたことによる減額補正でございます。
 二項特別会計繰入金、一目同じくでございますが、老人保健医療会計及び後期高齢者医療事業会計及び介護保険事業会計の事業実績に応じて、記載の金額を増額するものでございます。
 次に、歳出でございます。四八ページをお開きください。
 一款議会費、一項同じく、一目同じくにつきましては、区議会議員の辞職及び期末手当支給月数の減による区議会議員報酬の減に伴いまして、記載の金額を減額するものでございます。
 次に、五〇ページをお開きください。二款総務費、一項政策経営費、二目財政管理費につきましては、先行き不透明な経済状況の中で今後の財政運営に適切に対応していくため、記載の金額を財政調整基金に積み立てるものでございます。
 三目情報管理費につきましては、システム開発の計画変更等に伴う減を計上し、三項選挙費、三目地方選挙費及び五二ページの四目参議院議員選挙費につきましては、歳入のところでも申し上げましたように、昨年七月に実施された参議院選挙が区長・区議会議員補欠選挙と同日選となったことに伴う減でございます。
 次に、五四ページに参ります。三款生活経済費、一項区民生活費、一目区民生活総務費につきましては、健康増進型公衆浴場改築支援の実績による減に伴い、記載の金額を減額するものでございます。
 四目区民生活施設整備費につきましては、杉並公会堂の固定資産税等の減免による維持管理・運営、サービス購入料の減に伴う減額補正でございます。
 次に、五六ページでございます。四款保健福祉費、一項社会福祉費、一目福祉総務費でございますが、火災警報器及び家具転倒防止器具の取りつけ助成の実績による減を見込む一方で、国民健康保険事業会計及び同財政基盤安定繰出金の実績に応じて増額を計上してございます。
 二目高齢者福祉費につきましては、長寿応援ポイント事業のポイント換金実績による減、老人保健医療会計繰出金の実績による減、介護保険事業会計繰出金の実績による増、後期高齢者医療事業会計及び同財政基盤安定繰出金につきましては、実績による減額補正を行っております。
 七目福祉施設整備費につきましては、高齢者ショートステイの建設助成に関し、施設建設の実施主体である法人に対し東京都が直接補助を行う形態へと変更になったことに伴う減のほか、障害者グループホームの建設助成につきましては、工期の変更に伴う減、さらに軽費老人ホーム建設助成につきましては、実績が生じなかったことにより、それぞれ減額補正を行うものでございます。
 二項児童福祉費、一目同じくでございますが、家庭福祉員、次の五八ページの杉並区保育室の運営、私立幼稚園の預かり保育につきましては、実績の減により減額補正を行うものでございます。
 三目児童福祉施設整備費につきましては、債務負担行為の追加の補正のところでご説明しましたとおり、母子生活支援施設サンライズ武蔵野併設むさしの保育園の工事着工による助成開始に伴う増額補正でございます。
 五項保健衛生費、一目健康推進費でございますが、成人健康診査に係る健診事務費の実績の減によるものでございます。
 五目結核・感染症対策費につきましては、国の補正予算を受け、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン予防接種の拡充と、子宮頸がん予防接種の対象者を、従来の中学校一年生に加え、高校一年生まで対象を広げることにより、年度末に既定予算の不足が見込まれることから、増額補正を行うものでございます。
 次に、六〇ページでございます。五款都市整備費、一項都市計画費、三目住宅対策費でございますが、維持・修繕費に係る実績による減に伴い、減額補正を行うものでございます。
 三項土木建設費、一目道路費でございますが、荻窪駅北口駅前広場修景整備工事の実績による減に伴いまして、減額補正を行うものでございます。
 四目街路費でございますが、街路灯の維持管理及び民有灯の助成について実績による減が見込まれていることから、減額するものでございます。
 次に、六二ページをお願いいたします。六款環境清掃費、一項同じく、三目リサイクル・清掃対策費でございますが、可燃ごみ、不燃ごみの収集・運搬に係る収集車両経費及びプラスチック製容器包装再商品化につきましては、実績等の減を見込み、記載の金額を減額するものでございます。
 六四ページでございます。七款教育費、一項教育総務費、二目学校教育総務費でございますが、学校緑化及びエコスクール改修の事業実績の減を見込む一方、特別支援教育につきましては、桃井第三小学校の特別支援学級の教室改修による増を見込み、記載の金額を減額補正するものでございます。
 二項小学校費、一目学校管理費及び六六ページの三項中学校費、一目学校管理費でございますが、さきにご説明いたしましたように、東京都の補助金を活用して学校図書の充実を図るため、記載の経費を増額するものでございます。
 次に、六四ページの二項小学校費、二目教育振興費及び六六ページの三項中学校費、二目教育振興費でございますが、小中学校就学諸援助につきまして、実績により、記載の金額を増額するものでございます。
 六四ページ、二項小学校費、五目学校施設整備費でございますが、高井戸小学校及び高井戸第二小学校の改築、また杉並第一小学校及び杉並第二小学校の耐震改修、さらに統合校の施設整備につきまして、工事等の実績による減を見込み、記載の金額を減額補正するものでございます。
 六六ページ、三項中学校費、三目学校施設整備費につきましては、松溪中学校及び井草中学校の改築工事等の実績に基づき、減額補正するものでございます。
 六八ページでございます。八款職員費、一項同じくでございますが、給与改定による給料の引き下げ等に伴い、人件費を減額するものでございます。
 以上で議案第二十号についての説明を終わります。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 ただいまの七議案につきましては、いずれも総務財政委員会に付託して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、いずれも総務財政委員会に付託することに決定いたしました。
─────────────◇─────────────
議案第二十一号

   平成二十二年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の国民健康保険事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ二二、九〇五千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ四八、六三一、〇七二千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第一表 歳入歳出予算補正」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                  杉並区長 田中 良

議案第二十二号

   平成二十二年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の老人保健医療会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ三七、四二三千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ五二、三〇二千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第一表 歳入歳出予算補正」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                  杉並区長 田中 良

議案第二十三号

   平成二十二年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の介護保険事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ四三二、三七二千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ三〇、三〇四、〇五七千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第一表 歳入歳出予算補正」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                  杉並区長 田中 良

議案第二十四号

   平成二十二年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ八四八、六〇五千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ一〇、七七一、三〇一千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第一表 歳入歳出予算補正」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第十、議案第二十一号平成二十二年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)、日程第十一、議案第二十二号平成二十二年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第一号)、日程第十二、議案第二十三号平成二十二年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第一号)、日程第十三、議案第二十四号平成二十二年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)、以上四議案を一括上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
 政策経営部長。
     〔政策経営部長(高 和弘)登壇〕
◎政策経営部長(高和弘) それでは、議案第二十一号平成二十二年度国民健康保険事業会計補正予算(第一号)につきましてご説明いたします。
 今回は、国民健康保険事業に関する国民健康保険料等の歳入及び保険給付費等の歳出、それぞれの実績に伴い、増額補正するものでございます。
 一三ページをお開き願いたいと存じます。

議案第二十一号

   平成二十二年度杉並区国民健康保険事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の国民健康保険事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ二二、九〇五千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ四八、六三一、〇七二千円とする。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、歳入についてご説明いたしますので、八六ページをお開き願いたいと存じます。
 一款国民健康保険料、一項同じくでございますが、一目一般被保険者国民健康保険料から八八ページ、二目退職被保険者等国民健康保険料までにつきまして、保険料の収入実績に合わせ、それぞれ増額または減額するものでございます。
 次に、九〇ページに参ります。四款国庫支出金、一項国庫負担金でございますが、ここから九四ページ、九款繰入金、一項一般会計繰入金までにつきましては、保険給付費等の実績に基づき、それぞれ増額または減額するものでございます。
 次に、九四ページに参ります。十款繰越金、一項同じくでございますが、前年度の繰越金として記載の額を増額するものでございます。
 続きまして九六ページでございます。歳出でございます。
 一款総務費、一項総務管理費、一目一般管理費でございますが、職員人件費の実績に伴い減額するものでございます。
 四目連合会負担金でございますが、平成二十三年度からのレセプト電子化による連合会システムの改修経費の増に伴い、負担金を増額するものでございます。
 次に、九八ページをお願いいたします。二款保険給付費、一項療養諸費でございますが、医療給付費等の実績に伴い、一目一般被保険者療養給付費につきましては財源更正、二目退職被保険者等療養給付費につきましては増額するものでございます。
 三目一般被保険者療養費でございますが、一般療養費の実績に伴い減額するものでございます。
 二項高額療養費、一目一般被保険者高額療養費から一〇〇ページの四目退職被保険者高額介護合算療養費までにつきましては、実績に基づき、それぞれ増額または減額するものでございます。
 四項出産育児諸費でございますが、出産育児一時金の支給の実績により減額するものでございます。
 次に、一〇二ページでございます。五款後期高齢者支援金、一項同じくでございますが、後期高齢者支援金の実績に基づき増額するものでございます。
 次に、一〇四ページでございます。六款介護納付金、一項同じくでございますが、介護納付金の実績に基づき減額するものでございます。
 次に、一〇六ページでございます。七款共同事業拠出金、一項同じくでございますが、高額医療費の支給実績に伴い、一目高額療養費共同事業医療費拠出金及び二目保険財政共同安定化事業事業費拠出金について、それぞれ減額するものでございます。
 次に、一〇八ページでございます。八款保健事業費、二項特定健康診査等事業費でございますが、特定健康診査、特定保健指導事業の実績に伴い減額するものでございます。
 以上で議案第二十一号の説明を終わります。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、議案第二十二号平成二十二年度老人保健医療会計補正予算(第一号)につきましてご説明いたします。
 今回は、医療諸費等の実績に伴い減額補正するものでございます。
 一九ページをお開き願いたいと存じます。

議案第二十二号

   平成二十二年度杉並区老人保健医療会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の老人保健医療会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ三七、四二三千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ五二、三〇二千円とする。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、歳入でございます。一二四ページをお開き願いたいと存じます。
 一款支払基金交付金、一項同じくでございますが、医療費交付金等の実績に基づき減額するものでございます。
 二款国庫支出金、一項国庫負担金でございますが、過年度分の医療費負担金の増に伴い減額するものでございます。
 三款都支出金、一項都負担金でございますが、過年度分の医療費負担金の減に伴い減額するものでございます。
 四款繰入金、一項一般会計繰入金につきましては、医療給付費の減に伴い減額するものでございます。
 次に、一二六ページでございます。五款繰越金、一項同じくでございますが、前年度の繰越金として記載の額を増額するものでございます。
 六款諸収入、三項雑入でございますが、収入実績の増に伴い増額するものでございます。
 次に、一二八ページでございます。歳出でございます。
 一款医療諸費、一項同じくでございますが、医療給付費等の実績に伴い減額するものでございます。
 次に、一三〇ページをお願いいたします。二款諸支出金、一項償還金及び還付金でございますが、国庫支出金等返納金及び負担割合変更差額還付の実績等に伴い減額するものでございます。
 二項繰出金でございますが、平成二十一年度老人保健医療会計における歳入歳出額の差額分のうち一般会計からの繰入金相当分について、一般会計への返還金として記載の額を増額するものでございます。
 以上で議案第二十二号の説明を終わります。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、議案第二十三号平成二十二年度介護保険事業会計補正予算(第一号)につきましてご説明いたします。
 今回は、介護保険事業に関する繰越金等の歳入及び保険給付費等の歳出、それぞれの実績に伴い増額補正するものでございます。
 二五ページをお開き願いたいと存じます。

議案第二十三号

   平成二十二年度杉並区介護保険事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の介護保険事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ四三二、三七二千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ三〇、三〇四、〇五七千円とする。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、歳入でございます。一三八ページをお開き願いたいと存じます。
 三款国庫支出金、一項国庫負担金でございますが、ここから一四〇ページ、八款繰入金、一項一般会計繰入金までにつきましては、保険給付費等の実績に基づき増額または減額するものでございます。
 次に、一四〇ページでございます。九款繰越金、一項同じくでございますが、前年度の繰越金として記載の額を増額するものでございます。
 続きまして一四二ページでございます。歳出でございます。
 一款総務費、二項介護認定審査会費でございますが、繰越金の実績に伴い、所要の財源更正を行うものでございます。
 次に、一四四ページでございます。二款保険給付費、一項サービス等諸費及び二項高額サービス費につきましては、各保険給付の実績に基づき、それぞれ増額または減額するものでございます。
 次に、一四六ページでございます。三款基金積立金、一項同じくでございますが、保険給付費の実績に応じて、介護保険給付費準備基金への積み立てを減額するものでございます。
 次に、一四八ページでございます。五款諸支出金、一項償還金及び還付加算金でございますが、平成二十一年度に歳入超過となった国庫支出金等を返還するための経費を計上するものでございます。
 四項繰出金でございますが、平成二十一年度介護保険事業会計における歳入歳出額の差額分のうち一般会計からの繰入金相当分について、一般会計への返還金として計上するものでございます。
 以上で議案第二十三号の説明を終わります。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、議案第二十四号平成二十二年度後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)につきましてご説明いたします。
 今回は、広域連合納付金の減等に伴い減額補正するものでございます。
 三一ページをお開き願いたいと存じます。

議案第二十四号

   平成二十二年度杉並区後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)

 平成二十二年度杉並区の後期高齢者医療事業会計補正予算(第一号)は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算の補正)
第一条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ八四八、六〇五千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ一〇、七七一、三〇一千円とする。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、歳入についてご説明いたします。一五六ページをお願いいたします。
 一款後期高齢者医療保険料、一項同じくでございますが、広域連合への保険料納付金の減に伴い、記載の額を減額するものでございます。
 三款繰入金、一項一般会計繰入金でございますが、広域連合への分賦金の実績に合わせて記載の額を減額するものでございます。
 四款繰越金、一項同じくでございますが、前年度の繰越金として記載の額を増額するものでございます。
 次に、一五八ページでございます。五款諸収入、二項償還金及び還付加算金でございますが、保険料未収金補填分負担金償還金の増に伴い、記載の額を増額するものでございます。
 続きまして、一六〇ページでございます。歳出でございます。
 三款広域連合納付金、一項同じくでございますが、広域連合分賦金の実績に応じて減額するものでございます。
 次に、一六二ページでございます。四款保健事業費、一項同じくでございますが、葬祭費の支給実績に基づき減額するものでございます。
 次に、一六四ページでございます。五款諸支出金、一項償還金及び還付金でございますが、平成二十一年度後期高齢者医療事業会計における広域連合からの収入超過分について、返納金として記載の額を増額するものでございます。
 二項繰出金でございますが、平成二十一年度における保険料未収金補填分負担金の償還金等について、一般会計への返還金として記載の額を増額するものでございます。
 以上で議案第二十四号の説明を終わります。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 ただいまの四議案につきましては、いずれも保健福祉委員会に付託して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、いずれも保健福祉委員会に付託することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
議案第二十九号

   杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第十四、議案第二十九号杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定についてを上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
 菊池副区長。
     〔副区長(菊池 律)登壇〕
◎副区長(菊池律) ただいま上程になりました議案第二十九号杉並区立大田黒公園の指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。
 指定管理者の指定に当たりましては、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づきまして、議会の議決を経る必要がございます。このため、杉並区立大田黒公園を指定管理者に管理させるに当たり、候補者として選定した者について、今般ご説明を申し上げるものでございます。
 選定の経緯でございますが、平成二十一年十二月、区は、杉並行政サービス民間事業化提案制度におきまして、杉並区立大田黒公園の管理運営に関する提案を同制度の採択事業としたところでございます。このことを受けまして、平成二十二年九月に制定した杉並区立公園指定管理者候補選定委員会設置要綱に基づき、学識経験者を含む外部委員が半数以上で構成する杉並区立公園指定管理者候補選定委員会におきまして、採択事業の提案者を対象として実施したモニタリングや事業計画等を選定基準に基づき評価いたしました結果、候補者として選定したものでございます。
 候補者の名称は箱根植木株式会社でございます。所在地は、杉並区上高井戸三丁目五番十五号でございます。箱根植木株式会社は、公共施設や民間施設の造園工事を初めとして、区内公共施設の樹木の維持管理を行うなどの実績を有しているものでございます。
 指定の期間は、平成二十三年四月一日から平成二十六年三月三十一日でございます。
 以上で説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 よろしくご審議の上、原案どおりご決定くださるようお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 議案第二十九号につきましては、都市環境委員会に付託して異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、都市環境委員会に付託することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
議案第三号

   杉並区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第十五、議案第三号杉並区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を上程いたします。
 なお、議案第三号につきましては、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聞いておきましたので、事務局長から報告させます。
◎局長(伊藤重夫)
 二二特人委給第五九五号
               平成二十三年二月十五日
杉並区議会議長
     小 泉 やすお 様

           特別区人事委員会
           委員長   西 野 善 雄

   「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見について(回答)

 平成二十三年二月三日付二二杉議会第一二〇五号で意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。

          記
 議案第三号 杉並区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 以上です。
○議長(小泉やすお議員) 以上のとおりであります。
 理事者の説明を求めます。
 松沼副区長。
     〔副区長(松沼信夫)登壇〕
◎副区長(松沼信夫) ただいま上程になりました議案第三号杉並区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 先ほど議案第二号杉並区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例でご説明いたしました超勤代休時間制度を、一般の職員と同様に、幼稚園教育職員につきましても導入することといたしました。
 また、このたび特別区では、現行の教頭の職を学校教育法上の副園長に位置づけるなど、幼稚園教育職員の職の構成につきまして見直しを行ったところでございます。
 これらのことに伴いまして、超勤代休時間制度を導入する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の内容につきましてご説明を申し上げます。
 第一点は、一般の職員と同様に、超勤代休時間に係る規定を加えるものでございます。
 第二点は、第二条の幼稚園教育職員の定義につきまして、園長、副園長、教諭及び養護教諭に改めるものでございます。
 最後に、附則でございます。一般の職員と同様に、施行期日を平成二十三年四月一日とするほか、附則第二項におきまして、幼稚園教育職員の超勤代休時間に係る給与上の取り扱いについて定めてございます。
 以上で説明を終わります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 よろしくご審議の上、原案どおりご決定くださるようお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 議案第三号につきましては、文教委員会に付託して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、文教委員会に付託することに決定をいたしました。
─────────────◇─────────────
議案第四号

   杉並区職員定数条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第五号

   杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第六号

   杉並区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第七号

   杉並区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第八号

   外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第九号

   杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十号

   杉並区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十一号

   杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十二号

   杉並区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十三号

   杉並区立保健医療センター条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十四号

   杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第十五号

   杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第二十五号

   平成二十三年度杉並区一般会計予算

 平成二十三年度杉並区の一般会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ一四八、八〇七、〇〇〇千円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第一表 歳入歳出予算」による。
 (債務負担行為)
第二条 地方自治法第二一四条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第二表 債務負担行為」による。
 (地方債)
第三条 地方自治法第二三〇条第一項の規定により起こすことができる地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第三表 地方債」による。
 (一時借入金)
第四条 地方自治法第二三五条の三第二項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、五、〇〇〇、〇〇〇千円と定める。

        平成二十三年二月十二日提出
                 杉並区長 田中 良

議案第二十六号

   平成二十三年度杉並区国民健康保険事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の国民健康保険事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ五〇、五五三、二七九千円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第一表 歳入歳出予算」による。
 (一時借入金)
第二条 地方自治法第二三五条の三第二項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、一、六〇〇、〇〇〇千円と定める。
 (歳出予算の流用)
第三条 地方自治法第二二〇条第二項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定める。
 (1) 保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用。

        平成二十三年二月十二日提出
                 杉並区長 田中 良

議案第二十七号

   平成二十三年度杉並区介護保険事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の介護保険事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ三一、一三四、四四九千円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第一表 歳入歳出予算」による。
 (一時借入金)
第二条 地方自治法第二三五条の三第二項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、一、五〇〇、〇〇〇千円と定める。
 (歳出予算の流用)
第三条 地方自治法第二二〇条第二項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定める。
 (1) 保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項間の流用。

        平成二十三年二月十二日提出
                 杉並区長 田中 良

議案第二十八号

   平成二十三年度杉並区後期高齢者医療事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の後期高齢者医療事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ一〇、九一七、三一〇千円と定める。
2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第一表 歳入歳出予算」による。

        平成二十三年二月十二日提出
                 杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第十六、議案第四号杉並区職員定数条例の一部を改正する条例、日程第十七、議案第五号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、日程第十八、議案第六号杉並区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、日程第十九、議案第七号杉並区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、日程第二十、議案第八号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例、日程第二十一、議案第九号杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例、日程第二十二、議案第十号杉並区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例、日程第二十三、議案第十一号杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例、日程第二十四、議案第十二号杉並区行政財産使用料条例の一部を改正する条例、日程第二十五、議案第十三号杉並区立保健医療センター条例の一部を改正する条例、日程第二十六、議案第十四号杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、日程第二十七、議案第十五号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、日程第二十八、議案第二十五号平成二十三年度杉並区一般会計予算、日程第二十九、議案第二十六号平成二十三年度杉並区国民健康保険事業会計予算、日程第三十、議案第二十七号平成二十三年度杉並区介護保険事業会計予算、日程第三十一、議案第二十八号平成二十三年度杉並区後期高齢者医療事業会計予算、以上十六議案を一括上程いたします。
 なお、議案第五号、議案第六号、議案第八号、議案第十四号、議案第十五号につきましては、地方公務員法第五条第二項の規定により、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聞いておきましたので、事務局長から報告をいたします。
◎局長(伊藤重夫)
 二二特人委給第五九六号
                平成二十三年二月十五日
杉並区議会議長
     小 泉 やすお 様

           特別区人事委員会
           委員長   西 野 善 雄

   「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見について(回答)

 平成二十三年二月三日付二二杉議会第一二〇六号で意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。

          記
 議案第 五 号 杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 六 号 杉並区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 八 号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十四号 杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十五号 杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 以上です。
○議長(小泉やすお議員) 以上のとおりであります。
 理事者の説明を求めます。
 政策経営部長。
     〔政策経営部長(高 和弘)登壇〕
◎政策経営部長(高和弘) ただいま上程されました議案第二十五号ほかについてご説明申し上げます。
 説明に先立ちまして、議案並びに関連資料のご確認をいただきたいと存じます。
 まず、議案第二十五号から二十八号まで、平成二十三年度杉並区各会計予算と地方自治法施行規則に定める説明書でございます。次に、同時上程されました関連する条例案がございます。
 なお、議案に先立ってご配付いたしましたクリーム色の表紙の予算説明資料、二十三年度区政経営計画書もご参照いただければと存じます。
 説明の順序でございますが、まず予算書の一ページから三三ページまで、各会計の予算総則及び各会計の概要についてご説明申し上げ、次に一般会計の財政計画を、そしてその次に、予算説明書に基づきまして各会計の歳入及び歳出のご説明をいたします。
 なお、同時上程されました条例に関する議案につきましては、それぞれ該当する会計、または関連する款項のところでご説明させていただきたいと存じます。
 それでは、三ページをお開き願います。

議案第二十五号

   平成二十三年度杉並区一般会計予算

 平成二十三年度杉並区の一般会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ一四八、八〇七、〇〇〇千円と定める。

 以下、記載のとおりでございますので、朗読は省略させていただきます。
 次に、一〇ページをお開き願います。第二表、債務負担行為でございます。
 一番上の項目は、土地開発公社の借入限度額及び借入金に対する利子並びに債務保証でございます。
 二番目は、二十三年度中に区が土地開発公社から買い戻す場合の用地取得費でございまして、三番目以降は、記載のとおり、それぞれの施設整備に係る債務負担でございます。
 次に、一一ページをごらん願います。第三表、地方債でございます。
 1から6までの六件で、それぞれ目的欄記載の事業に充当するものでございます。この起債につきましては、第三表の限度額、方法、利率などの条件によりまして地方債を発行するものでございます。起債限度額の合計額は二十八億九千二百万円でございます。
 次に、一五ページをお開き願います。

議案第二十六号

   平成二十三年度杉並区国民健康保険事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の国民健康保険事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ五〇、五五三、二七九千円と定める。

 以下、記載のとおりでございます。
 ここで、議案第九号杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 今般、保険料の賦課方式を変更するとともに、保険料等を改定する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の主な内容でございますが、改正の第一点は、保険料賦課の所得割算定方式を変更するものでございまして、被保険者の住民税額に対して賦課する住民税方式から、総所得金額等の合計額から基礎控除額の三十三万円のみを控除した金額に対して賦課する、いわゆる旧ただし書き方式に改めるものでございます。
 なお、この変更により保険料負担の増加する階層が生ずることから、二年間の保険料の減額措置を講ずることとしてございます。
 改正の第二点は、保険料率等を改定するものでございます。旧ただし書き方式に変更したこと等に伴いまして、まず、一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料の所得割を百分の八十から百分の六・一三に、基礎賦課限度額を五十万円から五十一万円に改めてございます。
 次に、一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課額の保険料率の所得割合を百分の二十三から百分の一・九六に、後期高齢者支援金等賦課限度額を十三万円から十四万円に改めてございます。
 介護保険金賦課額の保険料につきましては、所得割を百分の十六から百分の〇・九八に、被保険者均等割を一万二千円から一万三千二百円に、介護納付金賦課限度額を十万円から十二万円に改めてございます。
 改正の第三点は、出産育児一時金につきまして、平成二十三年三月三十一日までの間、三十八万円から四十二万円に引き上げていた経過措置を恒久化するため、本則において規定するものでございます。
 施行期日につきましては、平成二十三年四月一日とするほか、必要な経過措置を定めてございます。
 以上で議案の説明を終わらせていただきます。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 それでは、予算の説明に戻らせていただきます。二三ページをお願いいたします。

議案第二十七号

   平成二十三年度杉並区介護保険事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の介護保険事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ三一、一三四、四四九千円と定める。

 以下、記載のとおりでございます。
 次に、三一ページをお願いいたします。

議案第二十八号

   平成二十三年度杉並区後期高齢者医療事業会計予算

 平成二十三年度杉並区の後期高齢者医療事業会計予算は、次に定めるところによる。
 (歳入歳出予算)
第一条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ一〇、九一七、三一〇千円と定める。

 以下、記載のとおりでございます。
 参考資料として添付しております財政計画につきまして、次にご説明いたします。四六八ページをお開き願います。この財政計画でございますが、百万円単位で記載されてございます。
 まず、財政計画総額は、左ページ左下、合計欄記載のとおり一千四百九十六億四千万円でございまして、二十二年度当初比で一・六%の減となってございます。
 次に、左ページの歳入でございますが、特別区税は、円高などによる景気の低迷の影響が特別区民税の減少となってあらわれ、対前年度比一・七%の減となってございます。
 特別区財政交付金は、企業収益の持ち直しなどにより、原資でございます市町村民税法人分の一定の増収などによる十億円の増となってございます。
 繰越金等の減は、財政調整基金からの繰入金の減や、二十二年度に繰り入れた減債基金からの繰入金等に伴う、また、災害対策基金の廃止に伴う繰入金の皆減などによるものでございます。
 特定財源の国・都支出金の増は、子ども手当の拡充分、生活保護費に伴う負担金や補助金の増によるところでございます。
 特別区債は、井草中学校の改築や大宮前体育館の移転改築など六事業に充当することによる皆増、また、その他の減は、施設整備基金からの繰入金の減などによるものでございます。
 右ページの歳出でございます。職員人件費は、対前年度比で一・〇%の減となってございます。
 公債費は、定時償還に係る経費を計上してございます。
 既定事業の大幅な伸びと新規・臨時事業の大幅な減は、二十二年度に新規事業として計上いたしました子ども手当に係る経費が、二十三年度は既定事業となったこと等によるものでございます。
 なお、財源保留額は八億三千三百万円としてございます。
 それでは、一般会計から逐次、説明書に基づき、その概要と関連議案を中心にご説明いたします。
 四二ページをお願いいたします。
 一款特別区税、一項特別区民税、一目同じくでございますが、納税義務者数の微減と円高などによる景気低迷に伴う影響を反映し、十二億六千三百十六万一千円の減を見込んでございます。
 次に、下段の二項軽自動車税、一目同じくでございますが、記載のとおりでございます。
 次に、四四ページに参ります。三項特別区たばこ税、一目同じくでございますが、たばこ税につきましては、税制改正による増税分を見込む一方、売り渡し本数の減を見込んでございます。
 下段の二款地方譲与税、一項地方揮発油譲与税、一目同じくと、四六ページの二項自動車重量譲与税、一目同じくでございますが、国税として徴収したものの一部を道路延長及び面積によって案分交付されたものでございます。
 四六ページでございます。二段目の三款利子割交付金、一項同じく、一目同じくは、都税でございます都民税の利子割が都民税個人分の額の扱い額によって案分されるものでございまして、前年度比一億三千万円の額を見込んでございます。
 次に、四款配当割交付金、一項同じく、一目同じくは、一定の上場株式等の配当に係る課税についての都民税配当割で、前年度比四千万円の増を見込んでございます。
 次に、五款株式等譲渡所得割交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、記載のとおり、前年度比五千万円の増を見込んでございます。
 四八ページでございます。六款地方消費税交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、これは都を経由して区に交付されるものでございます。若干の消費の回復が見込まれ、前年度比三千百万円の増となってございます。
 次に、七款自動車取得税交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、都税である自動車取得税の一部が道路延長及び面積により案分交付されるものでございまして、自動車販売台数の増の影響で九千六百万円の増となってございます。
 次に、八款地方特例交付金、一項同じく、一目同じくでございますが、住宅ローン控除及び自動車取得税の減税による減収補てんの特例交付金について、前年度の交付実績を見込み、子ども手当分特例交付金につきましては、前年度の交付実績に加え、拡充による増分を見込んでございます。
 次に、九款特別区財政交付金、一項特別区財政調整交付金につきましては、調整税である市町村民税法人分の若干の増収などによる交付金総額の増により、一目普通交付金、二目特別交付金、合わせて十億円の増としてございます。
 次に、五〇ページでございます。十款交通安全対策特別交付金、一項同じく、一目同じくは、道路交通法による反則金収入による交付金、次に、十一款分担金及び負担金、一項負担金、一目保健福祉費負担金につきましては、五一ページから五三ページ、説明欄記載のとおりでございます。
 次に、五二ページに参ります。十二款使用料及び手数料、一項使用料は、このページの一目総務使用料から六四ページの六目教育使用料まで、それぞれ説明欄記載のとおりでございます。
 ここで、議案第十二号杉並区行政財産使用料条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
 この改正の趣旨でございますが、ゆうゆう天沼館、ゆうゆう井草館及びゆうゆう浜田山館の三館の集会室を和室から洋室に改修することに伴いまして、当該施設の目的外使用料を改定する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の概要でございますが、ゆうゆう天沼館等につきまして、改修後の洋室の面積に応じた使用料を定めるとともに、既存の洋室との一体使用を行う場合の使用料を新設することとしてございます。
 施行期日につきましては、平成二十三年四月一日としてございます。
 以上で議案の説明を終わらせていただきます。
 それでは、予算の説明に戻らせていただきます。
 六六ページをお開き願います。中段下、二項手数料でございますが、一目生活経済手数料から七四ページの五目教育手数料まで、それぞれ説明欄記載のとおりでございます。
 ここで、関連した議案第十一号杉並区事務手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
 区は、障害者自立支援法による地域生活支援事業につきまして、利用者負担の軽減を図るため経過措置を設け、平成二十三年三月三十一日までの間における利用者負担を三%とするとともに、低所得者の障害者等に係る利用者負担を無料としてきたところでございますが、引き続き当該経過措置を延長する必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 改正の内容でございますが、地域生活支援手数料を減額し、または無料とする経過措置を平成二十四年三月三十一日まで一年間延長するものでございます。
 施行期日は、平成二十三年四月一日としてございます。
 以上で議案の説明を終わらせていただきます。
 それでは、予算の説明に戻りまして、七四ページでございます。十三款国庫支出金、一項国庫負担金は、一目保健福祉費負担金から七八ページの二目教育費負担金まで、説明欄記載の各事業に係る法令に定める国からの負担金でございます。
 子ども手当費負担金は、七七ページ記載のとおりで、拡充分を含めて六十九億七千五百六十三万六千円となってございます。
 次に、七八ページでございます。二段目の二項国庫補助金は、一目保健福祉費補助金から八〇ページの三目教育費補助金まででございます。説明欄記載のとおりでございます。
 次に、八二ページでございます。三項国庫委託金は、国からの委託事務の執行に要する経費を計上してございます。
 次に、十四款都支出金、一項都負担金、一目保健福祉費負担金と八六ページの二目教育費負担金でございます。歳出予算の計上規模に応じて見積もったところでございます。
 次は八六ページでございます。二項都補助金でございます。一目総務費補助金から一〇〇ページの六目教育費補助金まででございます。緊急雇用創出臨時特例補助金等、雇用に係る補助金につきましては、八七ページ説明欄の下段及び八九ページ説明欄の上段に記載してございます。
 次に、一〇二ページでございます。三項都委託金でございますが、これは、一目総務費委託金から一〇六ページの六目教育費委託金まで、東京都からの委託事務の執行に要する委託金を計上してございます。
 次に、一〇六ページでございます。二段目、十五款財産収入、一項財産運用収入、一目財産貸付収入は、説明欄記載の貸し付けに伴う収入でございます。
 二目利子及び配当金は、各基金の利子収入などを計上してございます。
 次に、一〇八ページでございます。三目特許権等運用収入は、「なみすけ」ロイヤリティーなどを計上してございまして、二項財産売払収入は、一目物品売払収入と二目土地売払収入を見込んでございます。
 次に、十六款寄附金、一項同じく、一目一般寄附金と二目指定寄附金は、それぞれ実績等を勘案し計上してございます。
 一一〇ページでございます。十七款繰入金、一項基金繰入金でございますが、まず一目施設整備基金繰入金は、施設建設などの投資的経費に充当するためのものでございます。天沼小学校の建設、松溪中学校の改築が二十二年度で終了したため、二十三年度は対前年度比で二十九億八千万円の減となってございます。
 二目財政調整基金繰入金は、現下の厳しい経済環境のもとで、区民ニーズへの対応等で四十六億円を予定してございます。前年度対比では一億円の減となってございます。
 三目社会福祉基金繰入金から六目区営住宅整備基金繰入金までは、記載のとおりでございます。
 次に、二項特別会計繰入金、一項同じくを記載してございます。
 次に、一一二ページでございます。十八款繰越金、一項同じく、一目同じくを記載してございます。
 次に、十九款諸収入では、上段で一項延滞金、加算金及び過料、下段では二項特別区預金利子を記載してございまして、次に、一一四ページでございます。三項貸付金元利収入、一目貸付金返還金と一一六ページの二目貸付金利子につきましては、説明欄記載の各種貸付金の実績を踏まえ、計上したところでございます。
 次に、一一六ページでございます。四項受託事業収入でございますが、一目保健福祉費受託収入、二目都市整備費受託収入ともに、それぞれ説明欄記載のとおりでございます。
 次に、一一八ページに参ります。五項施設賄費収入は、一目保健福祉施設賄費収入、二目教育施設賄費収入、それぞれ説明欄記載の施設利用者の賄費収入を計上し、次の六項雑入は、一目滞納処分費以下、一二〇ページ、七目雑入までの説明欄記載の内容を計上してございます。
 次に、一二四ページに参ります。二十款特別区債、一項同じくでございますが、井草中学校の改築や大宮前体育館の移転改築など、六事業の施設整備に充てるための特別区債を計上してございます。
 以上で各会計の予算総則と概要及び一般会計の財政計画と歳入並びに関連条例についての説明を終わります。
 以下、一般会計歳出及び各特別会計につきましては、財政課長からご説明申し上げますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) 理事者の説明の途中ですが、ここで午後一時まで休憩をいたします。
                午前十一時五十三分休憩
                     午後一時開議
○議長(小泉やすお議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 理事者の説明を求めます。
 財政課長。
     〔財政課長(関谷 隆)登壇〕
◎財政課長(関谷隆) それでは私から、一般会計歳出と特別会計につきまして簡潔にご説明いたします。
 初めに、一二六ページから参ります。一款議会費でございますが、議員数四十八名に見合いまして、所要の経費を計上してございます。
 次に、一二八ページに参ります。二款総務費でございますが、ここで予算に関連する議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第七号杉並区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
 まず、介護認定審査会でございますけれども、一回当たりの審査件数が増加し、審査内容が高度化しているため、委員報酬を改定することといたしました。
 改定率でございますが、附属機関の委員報酬につきましては、昭和六十年以降一斉に改定していないことから、この間の一般職員の給与の上昇率二四・七%を踏まえております。
 また、現在、会長の職の区分が設けられていない附属機関がございますが、会長の職の重要性等を勘案し、原則として会長の区分を新設することといたしました。
 これらのことに伴いまして、附属機関の構成員の報酬を改定する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日については、ことし四月一日とするほか、必要な経過措置を定めてございます。
 それでは、恐縮でございますが、予算説明書に戻っていただきまして、一二八ページの一項政策経営費、一目政策経営総務費の説明欄上から三行目でございます。事業名、区政運営の総合調整では、新たな基本構想、総合計画を策定するため、所要の経費を計上しております。
 また、上から十三行目でございますが、事業名、公有地活用推進の1、(仮称)国・都・区まちづくり連絡会議では、区内の公有地の有効活用を図っていくということから、国・都・区による連絡会議を設置することといたしまして、所要の経費を計上してございます。
 次に、一三六ページに参ります。八目危機管理対策費でございますが、説明欄上から六行目、事業名、防犯対策の推進の2、防犯対策では、地域の防犯活動を支援していくため、近隣に交番のない地域に巡回安全パトロールステーションを新たに設置する経費等の所要の経費を計上してございます。
 次に、一四〇ページに参ります。三項選挙費、三目地方選挙費では、ことし四月に予定されております杉並区議会議員選挙及び東京都知事選挙、さらにページ一枚おめくりいただきまして、一四三ページの説明欄の一番上に記載されております都議会議員選挙の執行に要する経費を計上してございます。
 次に、一四四ページに参ります。五項減税基金費でございますが、減税基金積立金につきましては、今年度予算においては、一項政策経営費、一目政策経営総務費の中の一つの事業名として位置づけておりましたが、二十三年度当初予算においては、新たに項として起こすものでございます。ここでは減税基金の運用から生じる利子を計上してございます。
 次の一四六ページをお開きください。三款生活経済費、一項区民生活費、一目区民生活総務費、説明欄中段の事業名、町会・自治会活動支援及び協力委託の町会・自治会活動支援につきましては、地域のきずなを深めていくため、町会・自治会掲示板の新設等助成の上限額等を拡充する所要の経費を計上してございます。
 次に、一五〇ページに参ります。四目区民生活施設整備費でございますが、説明欄下から四行目、事業名、高井戸地域区民センターの改修につきましては、改修工事費及び工事期間中に仮設建物での運営を行うため、所要の経費を計上してございます。
 次に、一六〇ページに参ります。五項産業経済費、一目商工費の説明欄十一行目でございますが、事業名、商店街振興対策の5、プレミアム付商品券事業につきましては、従来の商品券に加え、新たに開始する電子地域通貨の仕組みも利用しまして商品券を発行することといたしまして、所要の経費を計上してございます。
 続いて、このページの下から二行目、事業名、電子地域通貨につきましては、電子地域通貨事業に要する必要な経費を計上してございます。
 次に、少し飛びまして、一六六ページに参ります。四款保健福祉費でございますが、ここでは予算に関連する議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第十号杉並区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 区は、精神障害者につきましても、より一層の福祉の増進を図るため、精神障害者等級一級の方に対しまして、一月当たり五千円の心身障害者福祉手当を支給することといたしました。このことに伴いまして、対象となる障害の範囲を改める等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日につきましては、ことし五月一日とするほか、同年四月一日から適用する等の必要な経過措置を定めてございます。
 続きまして、議案第十三号杉並区立保健医療センター条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 歯科保健医療センターにつきまして、組織、機能等の見直しを行い、保健医療センターに移転して統合することといたしました。このため、この条例案を提出するものでございます。
 附則でございますが、施行期日は規則で定める日とし、平成二十三年十月一日を予定してございます。
 附則第二項は、杉並区立歯科保健医療センター条例を廃止するものでございます。また、必要な準備行為に関する規定を定めてございます。
 それでは、予算説明書にお戻りください。恐縮ですが、一七〇ページをお開きください。一項社会福祉費、二目高齢者福祉費、説明欄下から三行目、事業名、高齢者保健福祉施策の推進の2、安心おたっしゃ訪問につきましては、訪問等に要する所要の経費を計上するとともに、一番下の行の4、新しい特養等のあり方検討でございますが、保養地としての特性を生かした特別養護老人ホームの整備に向けた調査検討に要する経費を計上してございます。
 次に、また少し飛びまして、一七八ページに参ります。次の三目障害者福祉費でございますが、これにつきましては、恐縮ですが、一八六ページをお開きいただきたいと存じます。説明欄上から十四行目、事業名、心身障害者福祉手当等支給の5、精神障害者福祉手当でございますが、先ほど議案第十号でご説明しましたとおり、精神障害者福祉手当を支給するための所要の経費を計上しております。
 次のページ、一八八ページをお開きください。説明欄下から二行目、発達障害児専門相談・グループ指導につきましては、発達障害を有する児童等に対して、専門職の増員等により、よりきめ細やかな相談やグループ指導を実施することといたしまして、記載の経費を計上しております。
 次に、一九四ページに参ります。七目福祉施設整備費でございますが、説明欄記載のとおり、特別養護老人ホーム等福祉施設の建設助成に要する経費を計上してございます。
 次の一九六ページをごらんいただきたいと存じます。ゆうゆう高円寺北館などの改修、高齢者活動支援センターの改修並びに旧和泉自転車集積所の跡地に特別養護老人ホームを建設するため、埋蔵文化財の試掘調査費等の経費などを計上してございます。
 次に、一九八ページに参ります。二項児童福祉費、一目同じくでございますが、恐縮ですが、これにつきましては、次の二〇〇ページをお開きいただきたいと思います。説明欄上から十行目、事業名、児童虐待対策の4、児童虐待未然防止の強化につきましては、支援を要する家庭に対し、新たに専門的知識を有する相談員の派遣を行うほか、子育ての不安感や負担感を抱える家庭に対し、育児技術について一定の知識等を有する仮称訪問育児サポーターがサポートする取り組みを新たに始めることといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、恐縮ですが、二〇四ページをごらんいただきたいと存じます。説明欄中ほどやや上でございます。事業名、認証保育所運営につきましては、増加する保育需要への対応策の一つとして認証保育所の増設を図ることといたしまして、所要の経費を計上しております。
 ページを一枚おめくりいただきまして、二〇六ページ、説明欄一番下、事業名、杉並区保育室の運営でございますが、保育室の増設を見込みまして、所要の経費を計上しております。
 さらに、二〇八ページでございますが、三目児童福祉施設整備費の説明欄、事業名、保育施設の改修でございますが、ひととき保育高井戸の改修経費を見込むとともに、次の、また一枚めくっていただきまして二一〇ページでございます、説明欄一番上、杉並区保育室の整備につきましては、旧若杉小学校跡地を暫定活用する保育室の整備費用を計上してございます。
 次に、少し飛びまして、二一四ページをごらんいただきたいと存じます。五項保健衛生費、一目健康推進費につきましては、恐縮ですが、次の二一六ページをお開きいただきたいと存じます。説明欄中段より少し下、がん検診につきましては、がんの早期発見につながるよう、個別勧奨の開始や胃がん検診の充実など、総合的ながん対策の充実を図ることといたしまして、所要の経費を計上しております。
 また、次の二一八ページでございますけれども、説明欄上から六行目、事業名、成人歯科健康診査につきましては、従来の対象年齢の拡充を図っております。
 また、一番下の事業名、在宅療養支援体制の充実につきましては、医療、介護、福祉をつなぐ在宅医療相談調整窓口を設置することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、二二〇ページに参ります。三目母子保健費、説明欄の事業名、妊産婦等健康診査でございますが、今般新たに出産後の産婦に対する健康診査や身近な歯科医で歯科診療を受けられる妊婦歯科検診の実施、さらには妊婦超音波検査の年齢制限を撤廃するなど、妊産婦の安心の確保を一層図ることといたしまして、所要の経費を計上しております。
 続いて、恐縮でございますが、二二二ページをお開きください。説明欄の中段、安心して妊娠・出産できる環境づくりにつきましては、東京都の不妊治療の助成を受けた夫婦に対し、新たに上乗せして助成を行うことといたしまして所要の経費を見込むとともに、地域で安心して出産できる場を確保できるよう、区独自の手当の支給により地域でお産を支える産科医の処遇改善を図り、あわせて、出産設備に対して設備整備補助制度を創設することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、二二四ページに参ります。五目結核・感染症対策費、説明欄の一番上の事業名、予防接種でございますが、小児肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチンの接種費用の全額助成を実施するとともに、水痘、おたふく風邪等の予防接種についても一部助成を行うことなどに伴う経費を計上しております。
 次に、二二六ページをお開きください。七目保健衛生施設整備費でございますが、下井草四丁目の歯科保健医療センターを荻窪五丁目の保健医療センター内に移転することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、二二八ページに参ります。五款都市整備費、一項都市計画費、一目都市整備総務費でございますが、説明欄上から八行目、事業名、まちづくりの基本方針の推進につきましては、新たな基本方針策定のための調査検討に要する経費を計上しております。
 また、説明欄下から十五行目、都市再生事業につきましては、区内の交通の要衝ともいうべき荻窪駅を初めとして、西荻窪駅、阿佐ケ谷駅周辺のまちづくりについての調査検討経費を計上しております。
 次に、二四二ページに参ります。四項緑化費、一目公園費につきましては、恐縮ですが、次の二四四ページをお開きいただきたいと存じます。説明欄中段、身近な公園の整備でございますが、旧防衛省宿舎跡地に仮称和田一丁目公園を整備するための経費を、また、その下、事業名、公園の改修につきましては、南荻窪中央公園を与謝野晶子ゆかりの特色ある公園として整備するための経費を、それぞれ計上しております。
 次に、二四八ページに参ります。六款環境清掃費、一項同じく、一目環境清掃総務費の説明欄上から七行目、事業名、地球温暖化対策の推進の2、再生可能エネルギーの普及推進につきましては、家庭における自然エネルギーの普及推進を促進していくため、太陽光発電システムなどの省エネ機器の設置助成を行うための経費を計上しております。
 次に、二五四ページに参ります。七款教育費、一項教育総務費、一目教育委員会費の説明欄上から八行目、教育ビジョンの推進では、新たな杉並を目指す教育を実現するための指針として新教育ビジョンを策定するため、所要の経費を計上しております。
 二目学校教育総務費につきましては、恐縮ですが、次の二五六ページをお開きください。説明欄中段より少し上の事業名、特別支援教育では、専門非常勤職員等の増員を図り、発達障害児等への支援体制を強化することなど、所要の経費を見込むとともに、ここから四つ下の事業名、教育職員人事事務につきましては、学校司書の大幅な増員を図り、四十四校に配置してまいります。
 三目教育指導費につきましては、恐縮ですが、二六〇ページをお開きください。説明欄上から十三行目、事業名、学校教育への支援の6、中学校補習授業支援でございますが、区立中学校が実施する補習授業を支援することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、二六六ページに参ります。二項小学校費、五目学校施設整備費、説明欄下から四行目、事業名、小学校の耐震改修では、二校分の耐震改修経費を見込むとともに、その下の事業名、高井戸第二小学校の改築につきましては、実施設計及び既存校舎の解体経費等を計上しております。
 また、次の二六八ページの統合校の施設整備でございますが、所要の工事費等を見込むとともに、その下の小学校空調設備整備につきましては、普通教室へのエアコン設置に要する経費を計上しております。
 さらに、その下の事業名、小中一貫校の施設整備につきましては、基本設計等に要する経費を計上しております。
 次に、三項中学校費、一目学校管理費でございますが、次の二七〇ページをお開きください。説明欄上から十一行目、事業名、中学校の移動教室の2、フレンドシップスクールにつきましては、中学校進学に伴う生活環境の変化に対応できるよう、中学校一年生を対象にした宿泊事業の実施を支援することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次に、二七二ページに参ります。三目学校施設整備費につきましては、本年度着手いたしました井草中学校の改築に要する所要の経費を計上するとともに、先ほどご説明いたしました普通教室の空調設備工事及び小中一貫校の基本設計等に係る中学校分の経費を計上しております。
 次に、少し飛びまして、二八〇ページに参ります。六項社会体育費、一目社会体育総務費の説明欄の事業名、生涯スポーツ振興事業の6、体育団体活動の奨励でございますが、新たに、我が国と同様野球が盛んな台湾との間で中学生同士の野球交流を実施することといたしまして、所要の経費を計上しております。
 次の二目体育施設費、説明欄事業名、体育施設の維持管理でございますが、二八二ページをお開きください。説明欄中ほどの19、(暫定)久我山運動場の維持管理でございますが、旧国立印刷局久我山運動場につきまして、東京都が公園整備事業に着手するまでの間、暫定的に区が管理を行い、区民の利用に供していくため、整備工事等所要の経費を計上しております。
 また、三目体育施設整備費でございますが、大宮前体育館の移転改築工事及び高井戸地域区民センターとあわせて改修を行う高井戸温水プールの改修工事費等を計上しております。
 次の二八四ページをお開きください。八款職員費でございますが、ここで予算に関連する議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第四号杉並区職員定数条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
 改正の趣旨でございますが、職員定数削減の取り組みにより生じました職員定数と職員数の差を是正するものでございまして、職員定数を三千七百九人から三千六百四十九人に、六十人減員するものでございます。
 施行期日につきましては、ことし四月一日からとしてございます。
 次に、議案第五号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 昨年四月の労働基準法の一部改正によりまして、区におきましては、職員の月六十時間を超える超過勤務手当の支給割合を引き上げたところでございます。日曜日またはこれに相当する日の勤務時間につきましては、月六十時間の超過勤務時間の積算の基礎に含めないこととしているところでございますが、このたび国は、民間の実態を踏まえまして、これを当該積算の基礎に含めることといたしました。
 区においてもこれに合わせた取り扱いとすることに伴い、月六十時間を超える日曜日またはこれに相当する日の超過勤務手当の支給割合を、現行の百分の百三十五から百分の百五十に改定する等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日については、ことし四月一日からとしてございます。
 続きまして、議案第六号でございます。杉並区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 先ほど議案第三号でご説明いたしましたとおり、このたび特別区では、現行の教頭は学校教育法上の副園長に位置づけるといたしたところでございます。教頭から副園長となる幼稚園教育職員につきましては、教頭に支給される教職調整額に係る退職手当が支給されなくなるため、減額の影響を緩和する観点から経過的な措置を定めることといたしまして、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日につきましては、ことし四月一日からとしてございます。
 それでは続きまして、議案第八号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の派遣期間中の給与につきましては、国家公務員の給与等の支給に関する事項を基準として条例で定めることとされているところでございます。これらは国家公務員の場合は人事院規則で定められており、これまでは、当該派遣職員に支給する給与と派遣先機関からの報酬との合計額が外務公務員給与を上回る場合であっても、最低でも百分の七十の給与が支給されていたところでございます。
 このたび人事院規則の一部が改正され、国家公務員に支給する給与と派遣先機関からの報酬との合計額が外務公務員給与を上回る場合にも調整できることとされたことを踏まえまして、区におきましても同様の見直しを行うことといたしまして、派遣職員に支給する給与の支給割合を百分の百以内に改める必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日につきましては、ことし四月一日とするほか、必要な経過措置を定めてございます。
 続きまして、議案第十四号でございますが、杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 このたび特別区では、職務、職責をより的確に反映した人事・給与制度が必要であるとの観点から、園長、副園長、主任教諭及び教諭の四層制を基本とする新たな制度を導入することといたしたところでございます。
 また、先ほど議案第五号で説明いたしましたとおり、一般の職員と同様に幼稚園教育職員につきましても、月六十時間を超える日曜日等の勤務時間を月六十時間の超過勤務時間の積算の基礎に含めることといたしました。
 これらのことに伴いまして、幼稚園教育職員の給料表を改める等の必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 概要につきましては、議案の最後に添付してございます資料2に記載してございますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。
 施行期日につきましては、ことし四月一日とするほか、必要な経過措置を定めてございます。
 続きまして、議案第十五号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 区が採用を行う学校教育職員につきましても、一般職員及びただいまご説明いたしました幼稚園教育職員と同様、月六十時間を超える日曜日等の勤務時間を月六十時間の超過勤務時間の積算の基礎に含めることとするほか、義務教育等教育特別手当の月額の上限を一万一千七百円から七千九百五十円に引き下げる必要があるため、この条例案を提出するものでございます。
 施行期日につきましては、ことし四月一日からとしてございます。
 それでは、恐縮でございますが、予算説明書に戻っていただきまして、恐れ入りますが、二八四ページの一目議会職員費から次のページの七目教育職員費まで、給料、手当、共済費などの職員人件費を計上するものでございます。
 また、八目嘱託員費につきましては、報酬、共済費を計上してございます。
 次に、二九〇ページをお開きいただきたいと存じます。九款公債費でございますが、この款では、特別区債の元利償還に要する経費などを計上してございます。
 次に、二九二ページに参ります。十款諸支出金でございますが、一項競馬組合分担金及び二項小切手支払未済償還金につきましては、科目存置として計上してございます。
 次に、二九四ページに参ります。十一款予備費でございますが、三億円を計上してございます。
 以下、二九八ページ以降につきましては、資料といたしまして、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、特別区債現在高調書を掲載してございます。後ほどお目通しいただければと存じます。
 以上が一般会計の歳出でございます。
 引き続きまして、特別会計につきましてご説明申し上げます。
 三二七ページ以降に、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計の各特別会計を掲載してございます。
 これらの特別会計につきましては、別に配付してございます平成二十三年度区政経営計画書、クリーム色の表紙のものでございますが、こちらでご説明をさせていただきます。
 まず、この冊子の一六一ページをごらんいただきたいと存じます。ここに国民健康保険事業会計の被保険者数や保険料率等の基礎数値を掲載してございます。老人保健拠出金が平成十九年度までの老人医療制度に係る精算行為への拠出のみとなるため大幅に減となる一方で、後期高齢者支援金につきましては、一人当たり負担額の増を見込んだため、会計規模は、二十二年度に比べ四・〇%増加しております。
 次に、一六三ページでございますが、老人保健医療会計につきましては、老人保健法による三年間の経過措置が終わり、特別会計は二十二年度をもって終了になります。
 なお、今後の精算的な歳入歳出は一般会計で処理することといたします。
 次に、一六五ページの介護保険事業会計でございますが、第一号被保険者数や保険料基準月額などの基礎数値を掲載してございます。平成二十三年度は第四期介護保険事業計画の三年目となりますが、保険料の基準月額は、初年度と同様四千円でございます。要介護等認定者は二・九九%の増加を見込み、会計規模は、二十二年度対比で四・二%の増となっております。
 最後に、一六七ページの後期高齢者医療事業会計でございますが、ここでは被保険者数などの基礎数値を掲載してございます。広域連合納付金の減などにより、会計規模は、平成二十二年度と比べ六・〇%の減となっております。
 以上で一般会計及び特別会計の当初予算についての説明を終わらせていただきます。
 よろしくご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 ただいま説明のありました議案第二十五号平成二十三年度杉並区一般会計予算ほか十五議案につきましては、議員全員を委員とする予算特別委員会を設置し、同委員会に付託することに異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、予算特別委員会を設置し、同委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、ただいま設置されました予算特別委員会につきましては、正副委員長を選出するため、本日の本会議終了後、議場において同委員会を開会いたしますので、ご連絡しておきます。
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議案第三十号

   人権擁護委員候補者の推薦について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第三十一号

   人権擁護委員候補者の推薦について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

議案第三十二号

   人権擁護委員候補者の推薦について

  右の議案を提出する。
    平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第三十二、議案第三十号人権擁護委員候補者の推薦について、日程第三十三、議案第三十一号人権擁護委員候補者の推薦について、日程第三十四、議案第三十二号人権擁護委員候補者の推薦について、以上三議案を一括上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
 区長。
     〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第三十号から第三十二号の人権擁護委員候補者の推薦についてご説明申し上げます。
 ご案内のとおり、人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員法第六条第三項の規定により、議会の意見を聞いて候補者を推薦することとされております。
 本区の人権擁護委員のうち、白石光征氏、三浦範子氏、大川康徳氏の三名の方の任期が平成二十三年六月三十日で満了となります。そこで、継続して人権擁護委員をお願いするため、本議案を提出するものでございます。
 それでは、議案に従い、人権擁護委員候補者の方々につきまして順次ご説明申し上げます。資料をごらんいただきたいと存じます。
 まず、議案第三十号でございますが、候補者の白石光征氏は、昭和十八年生まれの満六十七歳で、現在、下井草四丁目にお住まいでございます。
 同氏は、昭和四十五年四月に弁護士を開業され、現在に至っております。また、昭和五十九年四月からは杉並区法律相談員、平成十六年四月からは杉並区公益監察員、平成二十二年五月からは杉並区高齢者虐待対応事業専門支援員としてもご活躍中の方でございます。人権擁護委員としては、昭和六十一年八月一日に委嘱されており、今回は九期目の推薦となります。
 次に、議案第三十一号でございます。
 三浦範子氏は、昭和十八年生まれの満六十七歳で、現在、西荻北二丁目にお住まいでございます。
 同氏は、昭和五十九年四月から平成十六年三月まで杉並区青少年委員を務められ、平成十二年四月からの二年間、同協議会会長の重責を果たすなど、一貫して青少年問題に取り組まれてこられました。また、平成十年十二月から平成十二年十二月まで民生児童委員としてもご活躍いただきました。人権擁護委員としては、平成十七年七月一日に委嘱されており、今回は三期目の推薦となります
 最後に、議案第三十二号でございます。
 大川康徳氏は、昭和四十六年生まれの満三十九歳で、現在、荻窪五丁目にお住まいでございます。
 同氏は、平成十三年十月に弁護士を開業され、現在に至っております。また、平成二十年四月からは本区の法律相談員をお願いしております。人権擁護委員としては、平成二十年七月一日に委嘱されており、今回は二期目の推薦となります。
 以上三名の方は人権擁護委員として適任と存じ、ご推薦を申し上げるものでございます。
 なお、法務大臣からの委嘱予定日は、平成二十三年七月一日でございます。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 よろしくご審議の上、ご同意方お願い申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) お諮りいたします。
 ただいまの三議案につきましては、いずれも委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉やすお議員) 異議ないものと認めます。よって、いずれも委員会付託を省略することに決定いたしました。
 それでは、議案ごとに採決いたします。
 議案第三十号人権擁護委員候補者の推薦について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(小泉やすお議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
 議案第三十一号人権擁護委員候補者の推薦について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(小泉やすお議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
 議案第三十二号人権擁護委員候補者の推薦について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(小泉やすお議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
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報告第一号

   地方自治法第百八十条第一項の規定により指定された損害賠償額の決定の専決処分をしたことの報告について

 右の報告をする。
  平成二十三年二月十二日
            提出者  杉並区長 田中 良

○議長(小泉やすお議員) 日程第三十五、報告第一号地方自治法第百八十条第一項の規定により指定された損害賠償額の決定の専決処分をしたことの報告についてを議題といたします。
 理事者の報告を求めます。
 松沼副区長。
     〔副区長(松沼信夫)登壇〕
◎副区長(松沼信夫) それでは、報告第一号地方自治法第百八十条第一項の規定により指定された損害賠償額の決定の専決処分をしたことの報告についてご説明申し上げます。
 昭和三十七年三月の杉並区議会議決、訴訟、和解及び損害賠償額の決定に関する区長の専決処分についてによりまして、その目的の価格が五十万円以下の訴えの提起及び和解並びに法律上の義務に属する五十万円以下の損害賠償額の決定につきましては、区長へ委任をいただいているところでございます。
 今回ご報告申し上げますのは、法律上の義務に属する損害賠償額の決定でございます。
 事件の概要については、表記載のとおりでございます。上段が区分番号、次が相手方、事件の概要、決定額の順になっております。
 合計八件、九十一万八千七百十八円でございます。
 以上のとおり専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げます。
○議長(小泉やすお議員) 以上で日程第三十五を終了いたしました。
 議事日程第四号はすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                 午後一時三十三分散会