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東京都 杉並区

平成23年 1月21日都市環境委員会−01月21日-01号




平成23年 1月21日都市環境委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3
請願の追加署名について
 22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願 ……… 3
請願審査
 22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願 ……… 3
報告聴取
 杉並区バリアフリーアンケート調査の結果(速報版)について …………………23



               都市環境委員会記録

 日   時 平成23年1月21日(金) 午前9時58分 〜 午後0時05分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  鈴 木  信 男     副委員長  山 田  なおこ
 (9名)  委  員  堀 部  やすし     委  員  市 橋  綾 子
       委  員  安 斉  あきら     委  員  はなし  俊 郎
       委  員  大 槻  城 一     委  員  富 本    卓
       委  員  原 口  昭 人
 欠席委員  (なし)
 委員外出席 (なし)
 出席説明員 都市整備部長  上 原 和 義   まちづくり担当部長
                                 大 塚 敏 之
       土木担当部長  小 町   登   都市計画課長  本 橋 宏 己
       調整担当課長  浅 井 文 彦   鉄道立体担当課長友 金 幸 浩
       住宅課長    小 峰   孝   まちづくり推進課長
                                 齋 木 雅 之
       拠点整備担当課長佐々木 孝 彦   建築課長事務取扱都市整備部参事
                                 横 山   薫
       土木管理課長道路区域整備担当課長  建設課長事務取扱都市整備部参事
       事務取扱都市整備部参事               加 藤   真
               山 口 一 好
       交通対策課長  大 林 俊 博   みどり公園課長 吉 野   稔
       杉並土木事務所長喜多川 和 美   環境清掃部長  原   隆 寿
       環境課長    中 村 一 郎   環境都市推進課長木 浪 るり子
       杉並清掃事務所長手 島 広 士   杉並清掃事務所方南支所担当課長
                                 武 田   護
 事務局職員 事務局次長事務取扱区議会      議事係長    依 田 三 男
       事務局参事
               佐 野 宗 昭
       担当書記    森 田 龍 一



会議に付した事件
 付託事項審査
 1 請願の追加署名について
  22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願
 2 請願審査
  22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願
   …………………………………………………………………………………継続審査
 所管事項調査
 1 報告聴取
  杉並区バリアフリーアンケート調査の結果(速報版)について



                            (午前 9時58分 開会)
○鈴木信男 委員長  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。
 傍聴人より委員会の撮影と録音の申請が提出されておりますので、これを許可いたします。

 《委員会記録署名委員の指名》
○鈴木信男 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほかに、山田なおこ副委員長をご指名いたしますので、よろしくお願いいたします。

 《請願の追加署名について》
  22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願
○鈴木信男 委員長  次に、請願の追加署名がありましたので、事務局次長より報告を受けます。
◎議会事務局次長 ご報告いたします。
 22請願第1号京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願につきまして、平成22年12月21日付で96名の追加署名の提出があり、合計で代表者ほか376名となりました。
 以上、ご報告いたします。

 《請願審査》
  22請願第1号 京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願
○鈴木信男 委員長  これより請願の審査を行います。
 22請願第1号京王線連続立体化の地下方式を求めることに関する請願を上程いたします。
 質疑に先立ちまして、請願者より補足説明の申し出がございますので、委員会を暫時休憩してこれを受けることとしたいと思いますが、異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木信男 委員長  異議ないものと認めます。委員会を暫時休憩とし、補足説明を受けることにいたします。
 委員会を暫時休憩いたします。
                            (午前10時    休憩)
                            (午前10時40分 開議)
○鈴木信男 委員長  委員会を再開いたします。
 本請願につきまして、理事者のほうから何かご説明がございますか。
◎都市整備部長 本事業につきましては、随時当委員会にご報告してきておりますので、特段つけ加えることはございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○鈴木信男 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方、挙手を願います。
◆富本卓 委員  何点か質問してまいります。
 まず、そもそもの問題の連続立体交差事業の目的と現状について、改めて伺っておきます。
◎鉄道立体担当課長 鉄道の連続立体交差事業は、多くの踏切を一挙に取り除くことによりまして、踏切での渋滞、事故及び地域の分断を解消し、まちづくりに貢献する効果の高い事業でございます。現在、連続立体交差事業の手続が進められております笹塚駅からつつじヶ丘駅間の区間には25カ所の踏切がございます。この踏切すべてがピーク時1時間当たり遮断時間が40分以上のいわゆるあかずの踏切となってございます。この地域では、交通渋滞や地域分断などが生じているというような状況でございます。
◆富本卓 委員  40分ですから、なかなか大変ですね。今、エコ社会と言われている中でそういう問題もありますから。よくわかりました。ですから、私も当然、踏切をなくして渋滞や地域分断などを解消することは必要ですし、こういう事業をやっていかなきゃいけないということは思いますし、また、そういう形でより早くやることが必要かなと思います。
 先ほども出ていました、区の担当者の話がよく見えなかったということが説明でもありましたけれども、これは東京都が事業主体だと思うんですけれども、改めて事業主体を確認したい。
◎鉄道立体担当課長 この連続立体交差化の都市計画決定及び事業の主体は東京都になります。また、複々線化に関する計画につきましては、都市計画の決定は東京都、事業主体は鉄道事業者というふうになってございます。
◆富本卓 委員  要は、それで地元区はどういうかかわりをするのか、また、これに関して現状杉並区としてはどう考えているのか、この辺が1つ、この請願を考える中でのポイントだと思いますけれども、その辺について伺っておきたい。
◎鉄道立体担当課長 この鉄道の連続立体交差事業は、事業主体である東京都及び地元自治体、それから鉄道事業者が連携して進めております。しかし、鉄道の構造形式につきましては、事業主体である東京都が広域的見地から判断すべきものというふうに考えてございます。
◆富本卓 委員  ということは、形式は東京都が考えて、地元区としては、もちろんいろいろな住民の方からご意見もある。どの方式をとるにしてもいろいろな問題点が起きる。そういうことを区として、その方式を東京都が決定して、それに対して云々ということを要望するとか、そういう立場なのか、その辺を改めて伺っておきたい。
◎鉄道立体担当課長 おっしゃるとおり、事業主体は東京都でございますので、私どもとしては、東京都が最適とする併用方式に従って進めていくというふうに考えてございます。
◆富本卓 委員  今、併用方式という話がありました。私もいろいろ資料を見ましたけれども、併用方式と高架とそれから全面地下化という方式がありますけれども、それで請願者は地下にしてほしいと。併用方式という話があるんですけれども、地下方式にすると、笹塚や八幡山から地下に入る区間で、先ほども出ていましたけれども、交差する道路が分断されるというようなことがありましたけれども、具体的にその辺はどういうことなのか、改めて説明を求めたい。
◎鉄道立体担当課長 東京都の説明によりますと、現在高架化が完了している笹塚駅から地下に入る場合に、鉄道の最大勾配でおろしましても、環状7号線までには地下に潜れない。したがいまして、環状7号線を過ぎて代田橋駅に向かって地下化する場合については、代田橋駅について立体化がされないほか、直近の代田橋1号踏切において交差道路の分断が生じるということでございます。同じく立体化が完了しております八幡山駅につきましても、東側の上北沢駅に向かって地下におろす場合についても、同様に、上北沢駅直近の上北沢2号踏切において分断が生じ、同じく西側に向かって芦花公園のほうに地下化する場合についても、芦花公園駅東側に直近する八幡山2号踏切において交差道路が分断するというふうに説明を受けております。
◆富本卓 委員  そうすると、どうしても分断されるところが残るということなのかなというふうに感じます。それで、先ほども出ていましたけれども、では、笹塚も八幡山も全部地下にしてできないのかという意見がありますけれども、この辺についてはどういう説明を受けているのか等々について伺っておきたい。
◎鉄道立体担当課長 区間すべてを地下化する場合でございますが、現在高架化しております笹塚駅と八幡山駅を地下駅とする必要がございます。例えば八幡山駅を地下化する場合におきましては、駅利用を確保しながらの施工になりますので、仮設工事費が高くなり、また地下の位置自体も深くなるということでございます。このため、比較設計時の事業費といたしましては、この地下化にかかる費用が約350億円とのことでございます。この駅につきましては、既に健全度調査等を行いまして健全であるということと、耐震補強も行われているというふうに聞いてございます。
◆富本卓 委員  八幡山駅を地下化するだけで350億円かかると。そうすると、笹塚も仮にやったらどういうことになるのか、その辺もう1回ちょっと説明してください。
◎鉄道立体担当課長 委員おっしゃるとおり、八幡山駅のみで350億円との試算でございます。笹塚駅については詳細は聞いてございません。
◆富本卓 委員  そういう意見が出ましたけれども、さっきの説明会の話もありましたけれども、そういうことはきちっと説明会ではお話は出ているのかな。その辺は確認としてはいかがですか。
◎鉄道立体担当課長 平成21年11月の素案説明会において、東京都は次のように説明してございます。構造形式につきましては、在来線2線と線増線、複々線化分の増線分、これすべてを地下とする地下方式、それからすべてを高架とする高架方式、それから在来線の2線を高架、増やす線増線分を地下とする併用方式につきまして、地形的条件、計画的条件、事業的条件の3条件において比較検討を行ってございます。その結果、踏切の除却数、それから事業費において、高架方式、併用方式が地下方式よりも有利となる。3条件において同等となった高架方式と併用方式をさらに新たに定める都市計画の面積を比較した結果、併用方式のほうが面積が小さいということから、併用方式を最適としたというふうに説明してございます。
◆富本卓 委員  それはわかるんですけれども、例えば八幡山駅を地下にすると350億円かかるよとか、そういうところまでの説明があったのか。先ほども、住民の方にしてみれば、説明がおしりが切れちゃってというような話がありましたけれども、その辺の東京都の対応はいかがだったのかというようなことをちょっと聞かせてください。
◎鉄道立体担当課長 その件につきましても、東京都のほうから説明がございました。
◆富本卓 委員  わかりました。先ほど課長もお話ししてもらいましたいわゆる高架、地下併用ということになりますけれども、3つの方式で東京都は併用方式がいろいろな、事業費、踏切の問題、都市計画区域の問題等々でいいというようなことを考えているということで、今それによって請願も出ているわけですけれども、そういう中で、駅を地下化するだけで350億円かかるとか、踏切の問題等々がすべて解消できないというようなことがあるということになると、東京都の考えている案も一定の理解はできるのかなというふうには思います。しかし、環境など影響があるという沿線の方々のお気持ちというのもよくわかりますし、先ほども話が出ていたように、首都高との非常にはざまみたいな形になるというような形があります。今回の計画ですと、要は南側約100メーターに京王線の高架が設置をされるということですけれども、振動とか騒音、こういう問題が懸念されるところですけれども、この辺についてはどのように区として考えているのか。やはりここが最大の1つのポイントでもあると思いますけれども、いかがですか。
◎鉄道立体担当課長 環境につきましては、現在、東京都が環境影響評価の手続を進めている段階でございます。この手続の中で、事業が及ぼす地域環境への影響について事前に調査、予測、評価をし、必要な対策を講じることになります。杉並区といたしましては、今後予定されております環境影響評価準備書の内容をよく読ませていただきまして、必要があれば、住民の皆様の立場に立って対策を要望してまいりたいというふうに考えてございます。
◆富本卓 委員  最後に1点。都市環境委員会で下高井戸の件ではいろいろ報告をされております。そういう中で、下高井戸駅周辺地区街づくり協議会がありますね。これなんかでも当然、下高井戸1丁目の方も会員になったというような形で書いてありますけれども、この中では今どういうふうな感覚でとらえられているのかとか、その辺どうなんでしょうか。最後にそれを伺っておきたい。
◎鉄道立体担当課長 街づくり協議会におきましては、あくまでも沿線のまちづくりを検討いただくということで、構造形式について具体的にどちらかにするということを検討するということではございませんで、どちらの構造形式になりましても、自分たちのまちの未来像を考えて区のほうに提案いただくということで、既に昨年の7月にまちづくりに関する構想の提案を受けてございます。
◆富本卓 委員  それはよくわかるんですけれども、どうなんだろう、構造のことは話しないといっても、それを全く無視して話ができるというわけでもないだろうし、それからこういう署名が出ているということであるので、これはちょっと補足説明者に僕も聞いたほうがよかったかなと思うんですけれども、地域の声はいずこにありというようなところで、その辺の、私も自分の住んでいる地域と離れている部分で大変申しわけないんですけれども、その辺は、区がつかんでいる範囲でどんな感じなのか、わかる範囲で結構ですからお答えいただければと思います。
◎都市整備部長 今、鉄道立体担当課長がご答弁したように、街づくり協議会の検討自体は構造形式には基本的に及んでおりませんので、どちらがいいとか、そういう議論にはなっておりません。ただ、商店街の活性化というのも1つの大きな眼目でございまして、協議会の提言の中では、高架化になった場合には駅舎を地域のシンボルとしてほしいという記述はございます。
 そのような形で、いずれにしましても、この鉄道連続立体交差化事業を契機としてまちづくりを進めていくというのが、世田谷にしても私どもにしても、地元自治体としての仕事だろうと思いますので、構造形式は東京都が責任を持ってその権限に基づいて決めるにしても、地元にはそういうような意見が記載されているということでお答えにさせていただきたいと思います。
◆安斉あきら 委員  それでは、私も幾つか質問をさせていただきたいと思います。
 これまでの説明で、事業費や取り除く踏切の数などで併用方式を東京都が選定したことは十分理解できました。しかし、この地域の方々が懸念している環境の視点からは比較検討がされていないように私も思います。環境については、環境影響評価法に基づく手続の中で対策が講じられることが重要だと思いますが、具体的にその手続がどのように進められているのか、今後のスケジュールをお伺いしたいと思います。
◎環境課長 環境アセスのスケジュールについてのご質問をいただきましたが、ちょうど1年前、昨年の2月から3月にかけまして、環境影響に伴う評価項目ですとか、あるいは環境影響の方法を定める環境影響評価方法書の公告縦覧あるいは意見書の提出の手続が行われました。この手続に基づきまして、昨年の5月に、当委員会でもご説明申し上げましたが、この事業に対する区長意見を都知事あてに提出をしてございます。
 今後につきましては、具体的な日程についてはまだ明らかになってございませんが、先ほど鉄道立体担当課長が申し上げたとおり、環境影響評価の準備書、影響評価の内容について記載されたものでございますが、この公告縦覧等を行い、改めてこの場でまた準備書に対する区長意見の提出が行われるという形になります。当然、区長意見につきましては、環境清掃審議会等からのご意見を踏まえて提出をさせていただくという形になろうかと存じます。
◆安斉あきら 委員  今ご説明ありましたけれども、昨年5月に方法書に対する区長意見を提出しているというふうに答弁がありましたが、まず、その内容についてお伺いをしておきます。
◎環境課長 区長意見の内容でございますが、この事業自体は、25カ所の踏切の除去ですとかあるいは地域の一体性、そういった効果を認めつつも、沿線約8.3キロに及ぶ大規模な工事でございます。当然、周辺環境に大きな影響を及ぼすものとして十分な対策を事業者側に求めるものというふうに記載をしてございます。具体的には、先ほど説明者の方々のお話にもございましたが、沿線戸建て住宅あるいは集合住宅を初めとする集合施設、こういったものも多数あるということを考慮し、地域の特性を十分に考慮していただいた上で、必要に応じて、法が定める評価項目の枠を超えた広範な環境影響評価を求めるというものとなってございます。
◆安斉あきら 委員  今後、環境影響評価準備に対しても、地域の実情を踏まえて、その環境を保全する観点から区長意見を作成するよう要望したいと思います。
 さて、都市計画の手続についてお伺いをしておきますけれども、平成21年の11月に連立事業の都市計画素案説明会が開催されました。その後1年以上の月日がたっておりますが、次のステップとなる都市計画案はいつごろできるのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
◎鉄道立体担当課長 東京都では、本年春ごろに、都市計画案及び環境影響評価準備書の公告縦覧、意見書の提出手続、さらに住民説明会を行う予定であるというふうに説明しております。
 区としましては、委員おっしゃるように、平成21年11月に都市計画素案が示されてから既に1年以上が経過しております。それからすれば、都市計画案がいつ公表されてもおかしくない時期に来ているだろうというふうに考えてございます。
◆安斉あきら 委員  本年春ごろに都市計画案や環境影響評価準備書の手続開始の予定というご答弁だったんですが、春ごろというのはもう間近でありまして、区の都市計画もあると思います。現在どの構造形式において進めているのか、お伺いをさせていただきます。
◎鉄道立体担当課長 区といたしましては、鉄道連続立体交差事業の目的に照らして、できる限り多くの踏切を除却することが必要であると考えてございます。この観点からは、東京都が併用方式を選定したことは適切であると考えてございまして、したがいまして、東京都が最適な案とする併用方式を前提に進めているところでございます。
◆安斉あきら 委員  わかりました。今回、25カ所の踏切対策のほかに、今回の事業区間には7本の都市計画道路があります。その道路を整備するためのものとの意見もございますが、区はどのように考えているのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
◎鉄道立体担当課長 今回の事業は鉄道の連続立体化に関する事業でございまして、この事業によりまして、できる限り多くの踏切を除却することが必要であると考えてございます。そのことで真に地域の活性化につながることが大切であるというふうに考えてございます。
◆安斉あきら 委員  今回の事業区間で7本の都市計画道路の整備時期はいつごろになるのか確認して、質問を終わりたいと思います。
◎建設課長 京王線の連続立体化に関連いたしました7本の都市計画道路の整備時期は、現時点では定まってございません。杉並区内に関連した区間といたしましては、明大前駅東側放射23号線、井の頭通りですけれども、こちらの和泉2丁目から世田谷区の環状7号線まで、この区間が第3次事業化計画の中で優先整備路線、東京都施行の路線として指定されていまして、平成27年度までに優先的に整備すべき路線ということで、今事業化に向けて検討中と聞いてございますが、この鉄道連続立体に関連した杉並区内その他の都市計画道路の区間につきましては、現時点で事業化に向けた検討の予定はございません。
◆大槻城一 委員  私もこの全面地下化が本当にできれば大変結構なことだと思っているんですが、一部区民の方からも、この辺の情報をお知りの方もいらして、では、なった場合にどういうふうになるんでしょうかというご質問を受けたりもしております。そこで幾つか、本当に基本的なことかもしれませんが、お伺いできればと思います。
 私も桜上水の踏切とかもよく車で、議員になる前に通ったときに、わずか100メートルぐらいの踏切を渡るのに、そこに踏切が見えているんですが、30分以上ほとんど動かないで変わらないという状況を何度も経験をしました。世田谷に会社があったものですからそういうこともあったんですけれども、これは住民の方に非常にご迷惑をおかけしているなという印象が当時もありましたし、最近も全く同じ感想でございます。
 それで、私もそうでしたが、早くこのあかずの踏切は解消してほしいというお声が当然一番高いわけですけれども、もし今の高架併用方式と全面地下方式にした場合、工事期間、要はどちらがどのぐらいの期間でできるのか、まず、この辺をちょっと教えてもらえますか。
◎鉄道立体担当課長 工事期間でございますが、併用方式では14年、地下方式では17年というふうに聞いてございます。
◆大槻城一 委員  若干、併用方式のほうが3年ほど短いということですかね。
 それで、実際にもし全面地下化になった場合には、今は線路が上を走っているわけですけれども、その走っている線路はどういう形に今後想定をされるんでしょうか。
◎鉄道立体担当課長 併用方式の場合についても、高架下の利用については現時点では未定でございます。地下化の場合についても同じでございまして、事業計画決定後、事業者のほうと調整していくということになります。
 先ほどの工事期間でございますが、併用方式の場合の連続立体化に関する部分、線増線の地下部分を除きますと、立体化にかかる部分については10年ということでございます。
◆大槻城一 委員  私も先ほど言ったように世田谷で仕事をしていましたので、小田急線の高架も間近に見てまいりました。最初にお話があったように一部少し寂しい感じになっている部分も、私もそうかなという同感の部分もございます。また、一部ショッピングモールみたいになっていたり有効利用されている部分、両面を見てきました。それぞれあるのだと思うんですが、その全体像を含めて、今まだ特に計画は決まってないというお話でしたが、電車に乗るだけでなくて、さまざまな、今後の10年、20年、50年先、100年先のこういう流れを住民の方に提示をするためにも、例えばどうしても高架方式をお願いするのであるならば、こういう未来図が描けますとか、逆に言えば、地下方式のほうがこういう未来図が描けますという、単に潜ったとか上がっただけでない、全体のまちづくりの提示を住民の方にしていただくのがいいのではないか。とかく上と下だけの問題ですと、構造的なお話で、特に女性の方を含めてわかりづらい部分もあるのかと思うので、そういう提案の上で住民の方に納得していただくことも、どちらにしても必要なのかと思うんですが、いかがですか。
◎鉄道立体担当課長 いずれの構造形式につきましても、在来線の跡地の利用については、まちづくりに大きな影響があるというふうに考えてございます。今後、街づくり協議会等でも50年後、100年後のまちの将来像について検討していただいておりますので、皆様の意見を十分お聞きした上で、鉄道事業者と協議してまいりたいというふうに考えてございます。
◆大槻城一 委員  そこら辺がすごく、実際に生活をされる方々にとっては、その影響を含めて、このまちの新しい可能性や、今まで大切にされてきたものがきちんと残るのかが非常に大事だと思うので、その辺の提示を我々プロがきちんと、そのことをよくご存じない方々にさまざまな資料をもってご提示をする必要があるので、そこがやや不足しているのではないかと考えます。
 あと、この高架化のことについては、京王線だけでなく西武線や、さまざま今話題になっております。他地域でのこういう高架化の区内の状況は、お声はどのような状況が上がっていますか。
◎鉄道立体担当課長 西武線についても、現在、協議会はできてございませんが、地域の皆様がまちづくりについて検討を始める段階の勉強会ということで活動を開始してございます。構造形式については大変関心がおありなんですが、どういう形が望ましいというようなことまでは、はっきりとしたご意見はまだ伺ってはございません。
◆大槻城一 委員  今後、特に環8よりも中は、その部分を、要は今の踏切問題を積極的に解決していこうという東京都さんの姿勢も伺っておりますので、ということは、どの地域にもこの問題は内在している問題だと思います。私の住んでいるすぐそばの京王井の頭線なども同じ問題もございますし、やれるなら全面地下がいいんだと思うんですけれども、そこら辺のさまざまなお声は、担当としてはどのようなお声を伺っていますか。
◎鉄道立体担当課長 西武線沿線におきましては、踏切についてのアンケート調査も行いまして、早期の踏切解消については望む声が大きかったというふうに考えてございます。それぞれ路線ごとに、東京都のほうでも連続立体化を検討すべき路線として数カ所上がってございます。順次検討されるものというふうに考えてございます。
◆大槻城一 委員  最後ですが、高架化にするにしても、工事がそれぞれの駅のそばでございますし、地下化でするにしても、今度は地下に掘る駅のいろいろ問題はありますけれども、これはちょっと素人で申しわけないんですが、もし全面地下化にした場合に、各駅に地下に行く入り口というか、駅をつくっていかなきゃいけないわけですけれども、この辺の問題、本当は先ほどの方にお聞きすればよかったのかもしれませんが、そこら辺の問題というのは、高架化にしていくことと大して変わらない状況で、同じようなぐらいのご迷惑をおかけをしながらやれる範囲なのか、そこに差はございますか。
◎鉄道立体担当課長 実際にはまだ工事方法等決まってございませんので、細かくはわかりませんが、一般的には、地下化する場合においては、シールドといいまして、モグラのように回りながら掘っていく機械なんですが、これを入れるための発進立て坑をつくることになりますので、そこの基地の周りについては工事の影響を多少受けるのかなということは考えられます。駅部につきましても、工事中は仮囲い等はするにしても、かなり影響があるのかなと。それから供用開始後につきましても、駅部地下化されますと、換気の問題等で大きな機械室を24時間動かさなければならない等の問題があるかと存じます。
◆大槻城一 委員  ちょっと今までの議論を聞いている範囲では、まだ少し生煮えの部分があるのかなというか、私が地域住民であれば、もう少しさまざまな資料をいただきながら議論をしていく必要が若干あるのかなと思いますが、地域住民の方のお声もよく聞いていただいて、焦ることなくやっていただければと思います。
◆はなし俊郎 委員  それでは私のほうから、確認の意味も含めまして、何点かお聞きさせていただきたいと思います。
 先ほどの理事者のほうの説明にもありました連続立体交差事業というものは、一挙に踏切を取り除くことで渋滞や事故、そして地域の分断も解消されるなど、まちづくりの推進に強いインパクトを与えるというふうにおっしゃっておりました。一方で、地域の方々が心配されているような住環境に対してもかなりの影響があるのではないかというふうな思いもあります。いい意味でも悪い意味でもなんですけれども、沿線の地域に大変大きな影響を与える事業なわけでございますけれども、これまで地域住民の方々への周知というものはどのようにされていたのか、お伺いいたします。
◎鉄道立体担当課長 京王線の立体交差事業等につきましては、先ほどもご説明しましたが、平成21年11月に都市計画素案の説明会を沿線8カ所の会場において開催して、延べ約3,000名のご来場をいただいております。その後、昨年、22年の9月には、杉並区と世田谷区の共催で、京王線沿線まちづくりオープンハウスをやはり沿線の8カ所で開催してございます。このオープンハウスでは、沿線まちづくりの考え方とともに都市計画素案説明会の内容を重ねてご説明させていただき、周知してまいりました。
◆はなし俊郎 委員  その説明会であったのかどうか、この請願の要旨のほうに書いてあるんですけれども、都市計画の素案説明会での説明が40分足らずで不十分であるとの意見も先ほども出ておりましたけれども、これに対する区の見解というものはいかがなものでしょう、お伺いいたします。
◎鉄道立体担当課長 説明会では、スライドなどを用いましてわかりやすく説明してございます。質疑応答も活発に行われました。あわせて、沿線の皆様のご意見やお問い合わせに対する窓口も、東京都、世田谷区、杉並区及び鉄道事業者の窓口をご案内しており、私どもとしては適切に開催されたというふうに考えてございます。
◆はなし俊郎 委員  それでは、周辺地域に大きく影響を及ぼす連続立体事業というもので、地域住民の十分な説明とその理解が必要というふうに思われますけれども、今後、住民の方々の意見をどのように聞いていくのか伺います。
◎鉄道立体担当課長 今後でございますが、都市計画案及び環境影響評価準備書に対する意見書提出手続、住民説明会が予定されてございます。住民説明会では丁寧な説明に努めて、皆様からのご質問、ご意見をお聞きしてまいりたいと考えてございます。また、手続の中で出されました皆様のご意見につきましては、都市計画案と一緒に、その要旨を都市計画審議会へ付議することになります。
◆はなし俊郎 委員  今ありました都市計画案、また環境影響評価書、意見書提出手続等、これから出てくると思います。住民説明会というものが予定されているということですけれども、十分な説明、そしてご理解を得られるような説明会を要望させていただきまして、質問を終わります。
◆原口昭人 委員  先ほど補足説明の方からいろいろ聞いたんですけれども、改めて区のほうからの説明を伺いたいと思います。
 まず1つは、私、区の姿勢として、自治体本来の責務というのは、住民の福祉や安全、環境を十分に守ることだというふうに思うんですね。そういう点で、今度示された東京都からの素案だとか住民の皆さんからの要望に対して、区はどのような立場で東京都に申し入れなりされたのか。そういう点では、ちょっと大ざっぱな言い方なんですけれども、姿勢を示してもらえますか。
◎鉄道立体担当課長 この地域の皆様が環境に対して大変ご心配なされているということは、東京都のほうにも打ち合わせ等で随時お伝えしてございます。ただ、この立体化に関する構造形式については、先ほど来申し上げておりますように、事業主体である東京都がその責任において判断するべきものと考えてございます。
◆原口昭人 委員  こういう公共的な、大きく住民に影響を与える構造物をつくるにおいては、これまでも、一方的な形というのじゃないんですけれども、事業主体者のほうで計画して、それが自分たちの思った方向に行くために、いろいろな条件をつけて困難性を表現してきたというのが実情なんですよね。例えば放射5号線もしかりだったし、住民の意見を出しながらも、東京都としてはどういう姿勢だったかといったら、あくまでもつくるんだというのを前提にして計画を進めてきて、説明会もそれに合わせる。粛々と進めていくというような形がこれまでだったんですね。
 それで今回の立体化においても、東京都のほうの素案なんか出されたのを見ますと、地下案はこんなに大変だ、だからだめなんだ、結局併用方式が一番いいんだというところに持っていくために説明会もつくられ、杉並区にも出されてきた。しかし、住民の皆さんは、同じつくるのでも、また立体化を図るにおいても、私たちの意見も十分酌んでくださいよというところから、この請願を出されていると思うんですね。そういう点で、区民の皆さんの意見をどう東京都に、事業主体者に、杉並区としては入れていくのか。これまでは確かに伝えてきた。懸念されているというような形で出されておりましたけれども、しかし、住民の皆さんは、きょう出されているように、はっきりと地下化だ、これが一番いいんだ、杉並区の緑地的な方向から見てもいいんだという形で出されているわけなんです。そういう点で、東京都のこの計画の進め方においては大いに私は懸念をするところなんですが、杉並区としてはいかがでしょう。
◎都市整備部長 東京都がその責任と権限に基づいて決めていくことであったとしても、杉並区としては、それが住民の皆さんにどういう影響を与えるかということは考えていかなきゃいけません。今委員からご指摘がありましたように、放射5号線、外かく環状道路等については区としてもさまざまな意見、要望をしてきたことは、委員もご存じのとおりでございますけれども、この連立事業につきましては、最終的に東京都が決めるということであるにしても、区としても、その構造形式がどのような影響を与えるかについては一応検討しなければいけない。
 そういう意味では、担当課長が申し上げたように、連立事業の最も大きい眼目というのは、踏切を一挙に除去して、取り除いて、交通安全あるいは地域分断を解消していく、そういうところが一番大きいと思います。それからしますと、併用方式は、取り除けるすべての踏切を取り除くことができるというその1つの利点があることは否めないことでございますし、またコストの面、それから当初、現在の都市計画は4線の高架ということでございますけれども、在来線を2線高架にするということであれば、都市計画にかかる区域を小さくすることができる、すなわち用地買収の面積を小さくすることができるということでございます。こういうことからして、現時点におきましては、これは本会議でもご答弁をしてまいりましたけれども、併用方式は理解できる、適切であるというふうに考えておりまして、その線で私どもも進めてまいりました。
 ただ、環境の問題は大変重要で、担当課長が申し上げたように、下高井戸1丁目の地域の環境をご心配なさっているということについては私どももお聞きをしておりましたし、また、この内容につきましては、きちんと東京都にも伝えてございます。今後、環境影響評価のプロセスも進んでまいりますけれども、そのときにも、今回のご意見に限らず地元のご意見を念頭に置きながら、そのプロセスをきちんと見ていかなければいけないというふうに考えてございます。
◆原口昭人 委員  答弁をいただいたんですけれども、それはそれであると思うんですけれども、私はやはり環境をどう守るかという形が一番大事なところで、そこには杉並区も異存はないわけで、これまでも今度の意見書の中でも、あり方についてかなり細かく東京都のほうに意見を出しているということでは、確かにそうだというふうに思うんですね。
 しかし、残念ながら、環境影響評価書手続における杉並区のあり方においても、東京都の出されたものに対して、立体交差併用方式を前提にした意見書になっているかと思うんです。そういう点で、私はいま一度、地下方式ももっと検討されるべきだというふうに杉並区としても出されてしかるべきではないか。これまでの地域の皆さんからの要望では、説明不足だし、もっとできるじゃないかということも出されているわけなので、そういう点も、評価手続が粛々と進められているという中で出されているんだけれども、しかし、基本的なところでの論議をもう一度やってほしいというのがこの請願の中身であるわけです。そういう点で改めて伺っておきますが、いかがでしょうか。
◎都市整備部長 現在、きょう時点では都市計画素案の段階ということでございますけれども、この後いずれかの時点で都市計画案、また、いわゆる環境影響評価書案と呼ぶべき準備書が今後出てまいりますので、この都市計画につきましては、そのように一応プロセスが定められておりますし、その中でまたさまざまな区民のご意見も言っていただけるわけでございますので、区としてはその内容を、先ほど担当課長からも申し上げましたけれども、十分に検討させていただきたいというふうに考えてございます。
◆原口昭人 委員  環境影響評価書が出てくる時点では、もう具体的には大分進んでいるという中身になってくるわけなんですね。そういう点でちょっと伺いますけれども、環境について、先ほど補足説明の方からも伺ったんですが、首都高4号線と京王線高架化という中に挟まれたときに、これは環境課のほうに伺いたいと思うのですが、どういう状況が環境としては悪化が予想されるのか、また区としては見ていらっしゃるのか、ちょっと示していただけますか。
◎環境課長 先ほどもご答弁申し上げましたが、この地域につきましては、戸建て住宅あるいはまた集合住宅が密集している地域でございます。また、この連続立体につきましても、従来の首都高4号線にかかわる部分もある。当然、そういった地域の実情を踏まえた環境影響評価、あるいはまたその対策を講じていくべきということを、方法書の段階での区長意見という形で述べさせていただいてございますが、今後は、先ほど都市整備部長もご答弁申し上げましたけれども、準備書の段階ではまたさらに、きょう区民の方々のご意見もお聞きしましたので、地域の実情に関して、準備書の中でも区長意見として考えていきたいというふうに考えてございます。
◆原口昭人 委員  私も現地を見たりしまして、かなり狭い空間であるし、そして南にああいう構造物ができると、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、風通しが相当悪くなるだろうなと。一方、これが地下化になれば、相当な風通しのいいまちになる。まちづくりにおいても明るいまちがつくられる可能性が物すごくできていく環境としてはあるだろう。世田谷との交流も、より見晴らしのいい交流になるかなと思うんですね。風向だとか風のよどみだとかいう関係ではどういうふうに見られていますか、改めて伺います。
◎環境課長 高架に伴う、そういった風ですとかあるいは日照の問題等につきましても、当然環境アセスでございますので、先ほどから申し上げているとおり、都の素案に関して、高架という事業形態に対してどうかという形になりますので、その点ではしっかりと、高架に対する影響に関しては、これからも区長意見を述べさせていただくという形になります。
◆原口昭人 委員  環境の問題ではもう少しあるんですけれども、とりあえず、ちょっと話が前後しちゃって申しわけないんですが、この計画そのものの、今現在地下化が問題になっているんですが、他線、西武線だとかいうところで計画化も進められているという状況がつくられております。また、京王線でも調布駅を中心にして地下化が図られているということなんですが、例えば京王線の調布駅周辺における地下化においては、総規模で事業費が大体幾らぐらいで、そのうちの国の負担が大体どれぐらいで、自治体の負担がどれぐらいで、そして京王電鉄さんの負担がどれぐらいなのか、もしわかっておりましたら出してほしいなというふうに思うんですが。
◎鉄道立体担当課長 調布駅付近の連続立体交差事業でございますが、鉄道の連続立体化事業の事業費でございますが、総額で約1,150億円。それから負担額につきましては、都市側負担額が約500億円、京王電鉄負担分が約650億円となってございます。この都市側負担の500億円のうち、調布市の負担としましては約75億円というふうに聞いてございます。
◆原口昭人 委員  調布駅の周辺における工事というのはかなり大規模な工事だと思ったんですけれども、感覚からいきますと、この程度で済む額なんでしょうか。というのは、かなりの地下化が図られていますよね。京王線、それから京王相模原線というところでの工事、そこら辺はいかがでしょう。
◎鉄道立体担当課長 調布駅付近の工事につきましては、延長で申し上げますと、京王線約2.8キロ、相模原線0.9キロでございまして、今回の笹塚からつつじヶ丘区間が8キロでございますので、延長で随分差があるということと、先ほど1,150億円と申し上げましたのは、複々線化を除く鉄道の連続立体化に関する事業費でございます。
◆原口昭人 委員  そうしますと、もう1点お伺いしたいのは、例えばほかの西武線やまた東急線だとか、地下化が一部図られるだとか、それからまた小田急線なども、先ほど話がありましたけれども、地下化が図られるというふうな状況になっている。そこら辺について、大体これぐらいの計画規模だとかいうのがありましたら、示していただければありがたいんですが。
◎鉄道立体担当課長 それぞれの規模といいますと、今すぐには出てきませんので、調べさせていただきますが、それぞれ条件が違いますので、ほんの駅周辺の部分もあれば、今回の8キロというようなところもございます。それぞれ延長、それから地形的、さまざまな条件で事業費については差がついてくるというふうに考えてございます。
◆市橋綾子 委員  まず、先ほどちょこっと請願者の方に伺ったものに関連して、オープンハウス2で質問、意見が出てきていると思いますが、どのようなものが多かったというふうに記録されておりますでしょうか。
◎鉄道立体担当課長 昨年の9月に開催したオープンハウスでは、主な質問としては、都市計画線と民有地との位置関係、ご自分の自宅が都市計画区域に入っているかというようなご質問、それから鉄道、側道、駅前広場等のスケジュール、都市計画道路の計画やスケジュール、鉄道の構造形式選定に関することなどの質問がございました。
◆市橋綾子 委員  構造形式というと、先ほどの立体化になるのか、高架になるのか、地下化に向けてのことだと思うんですが、理解をされたかどうかアンケートをとられたというふうに聞いていますが、その説明がされたものに関して理解した、理解しなかった、どんなふうなアンケート調査になっていますか。
◎鉄道立体担当課長 個々の構造形式について理解を得られたかどうかというところは定かではございませんが、このオープンハウス自体が、「オープンハウスの内容をご理解いただけましたか」との問いに対しては、「よくわかった」「わかった」との回答を合わせまして、約70%の方が理解されたというふうに感じております。
◆市橋綾子 委員  では、残りの30%の方は説明不足というか、わからなかったというふうなところでの理解になるかと思いますが、それが私は今わかりました。
 続きまして、今回私ども、都市環境委員会の、前回、昨年の6月にいただいた、区長が都知事に向けて出した意見書を手にしております。これを都知事に出したその後の経過はどのようになっているのでしょうか。質問の意味おわかりでしょうか。
◎環境課長 方法書に対する区長意見につきましては、先ほど申し上げましたとおり、5月26日付で区のほうから都知事あてに出してございます。都のほうとしましては、こういった沿線自治体、これは世田谷区長も出していますけれども、そういった意見、あるいはまた一般の都民の意見も踏まえて、都知事の意見書という形で、事業者に対して意見を述べてございます。事業者としては、そういったさまざまな意見を踏まえて、今環境影響評価を行い、先ほどから申し上げている準備書の作成にかかっている、そういう形になってございます。
◆市橋綾子 委員  都知事が事業者に対して意見書を出したというふうに今おっしゃいましたけれども、その事業者というのはだれなんですか。
◎環境課長 冒頭、鉄道立体担当課長のほうからも説明がございましたが、事業者につきましては東京都でございます。
◆市橋綾子 委員  都知事が東京都に対して意見書を出したということですよね。それの中身はどのようになっているんでしょうか。お手元にありますか。
◎環境課長 7月5日現在で東京都知事から事業者東京都に対して意見書が出てございます。全般的な意見としましては、これは区長意見とも同じようなトーンになってございますが、ここら辺は同じですけれども、沿線約8.3キロに及ぶ大規模な工事であるということのもとに、沿線に与える環境への影響も大であるということから、特にその地域の特性も踏まえた十分な環境影響評価を行うようにというような内容になってございます。
◆市橋綾子 委員  やはり環境に及ぼすことが大であるという意見書になっていると思います。私もちょっときのうその書類を拝見したんですが、さまざまな環境アセスの項目が生じた場合には、環境影響評価準備書において対応することというふうに書いてあります。しかし、先ほどのお話の中で、今この準備書をつくっている段階において今私たちはこの請願をしているという、とても時間的に難しい、厳しい状況にあるというふうに思っているところなんですが、ちょっと質問を変えます。
 先ほどもほかの委員からも出ていましたけれども、高架線ができる、また地下の併用方式になるというようなところで進めているわけですけれども、杉並区は景観行政団体にめでたくなったというところで、私、以前質問の中で、東京都がちょっとこれは待てよというものを計画しようとしたときに、景観行政団体になった杉並区として東京都に意見を言うことができるのかという質問をしたかと思うんですが、そのときに、できるというふうにおっしゃったと記憶しております。このときに、10メーターから15メーターぐらいに及ぶものが7キロ程度続く、こういった景観の観点から考えたときに、これは望ましいものなのでしょうか。区としてどのようにお考えでしょうか。
◎まちづくり推進課長 今、景観行政団体になった上での、事業主体である東京都に対してどのようなことが言えるかというような観点のご質問かと思いますが、現在、景観計画の中で、こういった高架の構造物などについて具体的な基準などはございません。ただ、こういう住宅地の中にいろいろな建築物などをつくる際には周囲との調和などを図っていただきたいというような方針を計画の中で上げてございますので、そういうような趣旨を十分踏まえて計画を進めていただきたいというようなことを、東京都のほうに意見として伝えることは可能かというふうに考えてございます。
◆市橋綾子 委員  今基準がないという中で、現状は15メーターに及ぶものが7キロも要塞のように続いていくということが現実あるわけで、そういった現状が杉並区の南部のほうにできるということに対してどのようにお考えでしょう。
◎まちづくり推進課長 先ほどから鉄道立体担当のほうからもご答弁申し上げていますように、鉄道立体自体にはあかずの踏切の解消などの事業目的がございますので、そちらを進めるという観点で東京都が事業主体としてやっていくものでございます。景観の側面から、今の段階でそれがどういうものかというような評価はできないものというふうに考えてございます。
◆市橋綾子 委員  景観か、それとも東京都が進めようとしている案なのかというときに、そこに暮らす者、そこの地域の者の意見が、まずは区政の中で反映されるべきものと考えます。何か不等号であらわしちゃうと、東京都のほうが意見が大きくて、杉並区のほうが不等号の小さいほうに位置するというのはどうも合点がいかないところなんです。意見として申し上げておきます。
 それとまた、先ほどの他の委員への答弁の中で、併用方式は有利であるという答弁がありました。だれにとって有利なのかお示しください。
◎鉄道立体担当課長 東京都がさまざまな条件で比較検討した結果、その比較する条件において有利であるということでございます。踏切の除却数、それから事業費において、それぞれの条件において有利ということでございます。
◆市橋綾子 委員  杉並区として、先ほど別の委員からもありましたけれども、区民の福祉をまずは優先する、そういった立場に立って物を考えていただきたい、決定していただきたいと思うところです。
 またちょっと質問を変えます。同様の請願が世田谷区議会、また東京都議会にも出て、審査されたというふうに聞いておりますけれども、その結果がおわかりでしたら、お聞かせください。
◎鉄道立体担当課長 このような請願でございますが、東京都では、平成21年5月に京王線の連続立体交差化を地下方式とすることに関する請願について審査されて、継続審議になってございます。さらに、同年11月においても、地下方式とする請願及び京王線代田橋・仙川駅間の連続立体交差事業による開かずの踏切解消促進に関する請願を一括審査され、継続審議となっております。
 世田谷区でも、平成21年4月に審査が行われ、継続審査となったと聞いてございます。
◆堀部やすし 委員  幾つか伺います。
 まず、併用方式が事業者から見て最適であるということについては、それは納得はするんですね。ただし、これが地域にとって最適かどうかということについては、若干疑問もあるというところだろうと思います。
 それで、今回の事業の方針に当たっては、高架の完了後に複々線化に対応するという、こういう方針だというふうに伺っています。これは既存部分との調整があるからだろうと思いますが、この点についての妥当性を区はどのように判断しているのか。
◎鉄道立体担当課長 この複々線に関しましては、急行線でございます。途中、杉並区内の駅は設ける計画ではございませんで、京王線の多摩地域から都心への速達性の向上と、それに伴います輸送力増強による混雑解消などを目的にして、大変必要な事業であるというふうに説明を受けてございます。
◆堀部やすし 委員  東京都全体を考えたときには必要であるということで、地域にもよく配慮をした上で整備をしてもらいたいなと、こんなふうにも思うわけですけれども。
 そこで、先ほどの説明によりますと、併用方式の場合は約14年という説明でしたね。そのうち立体化に係る部分が10年であると、こういうことですけれども、そうすると、10年たって、あと残り4年で全部地下がそろう、こういうことなんですかね。
◎鉄道立体担当課長 委員おっしゃるとおり、立体化に10年、その後複々線化に4年というふうに聞いてございます。
◆堀部やすし 委員  そうすると、複々線の部分が地下ですから、4年で地下が全部通っちゃうというのも随分びっくりだなと、こう思うんですね。つまり、先ほどの話だと地下方式では17年かかる、こういうことでしたよね。そうすると、そのあたりどうしてそうなるのか、ちょっとそのあたりはどういう認識になっているのか。
◎鉄道立体担当課長 複々線に関しましては、杉並区内に駅を設ける必要がございませんので、工期のほうも短くなるということでございます。
◆堀部やすし 委員  それはそうなんだけれども、4年というのは随分、あっ、そんなに早くできるものなのかと。そうすると、都はどういう積算で全部地下の場合に17年かかると言っているのかちょっとわからないんですが、そんな17年もかかるのかなと、こういう素朴な疑問もあるんですが、この辺はいかがですか。
◎鉄道立体担当課長 地下方式の場合には駅の構築が必要でございまして、現在地表にある駅を供用しながらその下につくるということで、大変工期がかかるものというふうに考えてございます。
◆堀部やすし 委員  だから、既存部分との調整があるので時間がかかるのはわかるんですよ。わかるんだけれども、4年と17年、地下の場合は全部地下ということですから、一緒に比較することはできませんけれども、この17年という数字自体が本当にそうなんだろうかという素朴な疑問もあるわけですね。このあたりは事業主体である東京都のほうにしっかり確認しなければならないことなので、ここで区に聞いたところでしようがありませんけれども、1つ非常に重要な問題があるということでもあります。
 それから、複々線化は後に対応するというのは、これは京王側の意向なんですかね。どうなんでしょうか。
◎鉄道立体担当課長 踏切除却により渋滞、事故、それから地域分断を早期に解消するということから、併用方式を最適として、とりあえずまずは立体化のほうを先に進めて、その後複々線化を進めるというふうに聞いてございます。
◆堀部やすし 委員  つまり、それは京王さんの強い意向が働いているのかどうなのか、このあたりはどうなんでしょうかね。つまり京王としては少しでも安く上げたい、面倒なことは東京都にやってもらいたいというような意向は当然あろうかと思うんですよね。そのあたりはどうなんですか。
◎鉄道立体担当課長 複々線化のための線増線につきましては、京王電鉄の負担になってございます。先ほど申し上げましたように、併用方式を最適としたのは、3条件の比較とともに、立体化のほうを早期に、踏切の問題を早期に解消するということから図られたものというふうに考えてございます。
◆堀部やすし 委員  そうすると、京王の意向は大事ではないと。要するに東京都としてこれがベストである、あるいはベターであると判断したからやっていることで、京王電鉄の意向を酌んだというようなことではないと、こういう認識でいいのか。
◎鉄道立体担当課長 意向を無視するか、それどおりかというところはわかりませんが、いずれにしても、事業主体である東京都と鉄道事業者、それから地元自治体と連携して、協議しながら進めてございます。
◆堀部やすし 委員  京王側の意向が随分反映している可能性があるという点について、少し疑問を持つ次第であります。
 それから、今回の計画で一番懸念しますのは、先ほど補足説明でもありましたけれども、京王線の高架ができた場合に、その近くにまた首都高の高架もあるということで、非常に狭い地域に高架が立ち並ぶ、こういう状況ができるということになります。こういう地域は確かに、調べてみてもない。先ほど説明にあったような、京葉線と湾岸道路、あと上野から秋葉原というところはありましたけれども、あのあたりは住宅地ではありませんから、明らかにこの杉並あるいは世田谷の状況とは異なります。
 そうすると、こういった高架が立ち並ぶことによって新たなリスクを地域は背負うわけですけれども、それに対しての対応についてはどのような方策がとられる予定になっているのか。
◎鉄道立体担当課長 今進められております環境影響評価手続の中で、今後出てくるであろう環境影響評価準備書の中身をよく確認させていただきまして、住民の皆様の立場に立って必要な対策等の要望をしていきたいというふうに考えてございます。
◆堀部やすし 委員  そのあたりにいかに説得力を持たせることができるのかというのが、この問題で一番大きな部分だろうと思います。高いところでは6階建てに届くような、そういう大きなものが登場するわけで、そういった狭いところに高いものが立ち並ぶというのは余り快いものではありません。したがって、そのあたりについて、事業者は東京都ではありますけれども、杉並区としてはその点について説得力のある方向で、事業者そして住民、双方に話をしていく必要があると思いますけれども、見解を伺います。
◎環境課長 当然、そういった形で事業者に対して意見を申し述べるのが環境アセスの手続でございますので、環境影響評価準備書の段階、当然、今堀部委員がご指摘のような地域の実情についても、そういったことを踏まえてしっかりと区長意見を述べていきたいというふうに存じます。
◎鉄道立体担当課長 先ほど原口委員のご質問の中で、ほかの箇所の事業規模というご質問にお答えできませんでしたので。
 個々の事例については条件により異なりますが、現在施工中であります連続立体交差事業の事例では、おおむね1キロ当たり、高架方式では約200億円前後、地下方式については約300億円程度というふうに聞いてございます。
○鈴木信男 委員長  ほかに質疑はございませんか。
◆富本卓 委員  ここで動議を提出したいんですけれども。
 まず、きょうもご説明いただきましたけれども、下高井戸1丁目の皆さんの実情を考えれば、環境に対するご心配は大変理解するところであります。しかし、事業主体である東京都が併用方式で進めていこうとしているのにも一定の理由もあり、現時点ですぐに地下方式に改めるべきとするのには少し判断材料も少なかったようにも思います。しかし、今後も、都市計画や環境影響評価の手続の中で、住民の方々の意見を聞く機会や改めて区も意見を申すチャンスもあるようでございます。こうした状況を考えれば、今後の動向をもうしばらく注視していくべきではないかと思いますので、本請願を継続審査とすべく動議を提出いたします。
○鈴木信男 委員長  ただいま富本委員のほうから継続審査を求める動議が提出をされました。議事進行上の動議ですので、直ちに議題として採決をしたいと思います。
 お諮りいたします。
 本請願を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      〔賛成者挙手〕
○鈴木信男 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査とすることに決定をいたしました。
 以上で請願審査を終了いたします。
 今12時を回ろうとしていますけれども、委員会を継続させていただきたいと思いますので、よろしくご了解をいただきたいと思います。

 《報告聴取》
○鈴木信男 委員長  続きまして、当委員会の所管事項につきまして報告を聴取いたします。
 本日の報告事項は1件です。
 それでは、理事者の報告をお願いいたします。

  杉並区バリアフリーアンケート調査の結果(速報版)について
◎調整担当課長 私から、杉並区バリアフリーアンケート調査の結果(速報版)についてご報告いたします。
 このバリアフリーアンケートにつきましては、今後、区の新基本構想を踏まえて、バリアフリー新法に基づきますバリアフリー基本構想を策定してまいりたいと考えておりますので、それに先立って、区内の高齢者、障害者、それから子育て世代の方々を対象にアンケート調査を行いました。このたび速報版ができましたので、ご報告するものです。
 この速報版につきましては、本日お配りしておりますけれども、表紙に記載のとおり、高齢者団体、障害者団体、子育て世代の方にアンケートをして、約66%の回答率をいただいております。中にさまざまありますけれども、今後のバリアフリー基本構想の策定のために、駅や駅周辺を中心に考えていく中で、駅だけではなく、その周辺の施設とか、それから実際には駅からどういう施設に行かれるかとか、その施設にどういう問題があるかとか、そういうところをお聞きしております。
 今後、先ほども申し上げましたけれども、バリアフリー基本構想を策定するときに、このアンケートを参考に基本構想を23年度以降策定してまいりたいと思います。
 私から以上でございます。
○鈴木信男 委員長  これより報告に対します質疑に入りたいと思いますが、質疑のある方は挙手を願います。
◆堀部やすし 委員  だれもいないとまずいと思いましたので、1点だけ。
 これは速報版ですからいいんですが、よく利用する駅別に最終的に結果は集計されると思いますが、その点はいかがですか。
◎調整担当課長 委員ご指摘のとおり、駅別に、利用する傾向とか施設、そういうものを集計させていただきたいと思います。
◆堀部やすし 委員  駅によってはサンプルが7とか4しかないようなところもありますので、それがすべての意見を網羅しているかどうかは別だと思いますけれども、大体類型別に似たような駅でまとめて傾向を把握するというようなことも含めて、精緻な分析をお願いしたいと思いますが、最後に伺って終わります。
◎調整担当課長 これにつきましては、今後、バリアフリー基本構想策定に当たりまして参考の資料といたしますので、その辺につきましては十分に整理して、委員おっしゃる駅ごと、それから属性別の傾向とか、それから自由意見等も書いていただいておりますので、その辺の自由意見も十分に参考にしながら取りまとめ、基本構想を策定してまいりたいと考えております。
◆富本卓 委員  それが出てからでもよかったんですけれども、案内板で、駅に入って奥にある駅と手前にある駅、たしか阿佐ケ谷は手前だったかな。西荻か、どっちか忘れたけれども、手前にある駅があるのね。そうすると、何分で乗ろうと思うのを見過ごして、あっ、しまった、総武線で行けばいいか、中央線で行けばいいか迷う。たしか阿佐ケ谷はそうだったかな。西荻がそうか。あれ、不満が多くないですか。
◎調整担当課長 駅ごとにご意見もいただいておりまして、その中にも西荻窪駅がございまして、私も確認しておりますので、これについては、杉並区バリアフリー等連絡会というのがございますので、これはまたJRにも申し入れていきたいと考えております。
◆原口昭人 委員  5ページの「5駅周辺の『信号機や横断歩道等』のバリアフリー化の状況」という点でちょっと伺っておきたいんですが、障害者の皆さんからも、横断歩道については非常に不便があるということで出されております。そして、この中でも大分、「満足している」「やや満足している」が49%というふうにはなってきているんですが、具体的に段差だとかいう問題がまだずっと残っているんですよね。そういう点での具体的なところでのこれからの調査になるかと思うんですけれども、いかが検討されていますか。
◎調整担当課長 このアンケートの中で具体的な記述を書いていただく部分がございますので、それも含めまして、それと特に横断歩道については、音響信号とかエスコート信号という視覚障害者の方のものとか、その辺は警察とも調整してまいりますし、道路管理者とも調整してまいりますけれども、実際にはあとはヒアリング等もさせていただきたいと考えております。
◆市橋綾子 委員  バリアフリー基本構想の策定というふうに言っていますけれども、そもそもこのバリアフリーアンケートをした大もとの理由、何でこのバリアフリー調査をしたのかお聞かせください。
◎調整担当課長 杉並区ではただいま杉並区交通バリアフリー基本構想を進めておりまして、これが一応昨年末までが重点整備地区の目標期間でございました。それについては大分進んできているところでございますけれども、今高円寺駅が重点整備地区でございまして、それから下井草と高井戸駅が準重点整備地区という形でございますけれども、こういうバリアフリーを面的、重点的に進めていくことを区内にまた広げていく新たな基本構想を策定していくということが重要で、これでバリアフリーを継続的に発展させていくという意味で、まず区民の皆様のご意見をお聞きしたいということでアンケートをさせていただきました。
◆市橋綾子 委員  実は、私ども生活者ネットワークでも「外に出よう!街に出よう!」という調査をいたしました。これは人と人とがコミュニティをつくっていくことだとか、また、ひとり暮らしの方が少しでも人と接点を持つためにこのまちの仕組みをどう変えたらいいのかという視点で行ったところです。今、都市環境委員会の中でこの報告がされておりますけれども、これはハードな部分だけでなく、ソフトの部分も含めて、この調査結果をもとにしたまちづくりがされるということの理解でよろしいでしょうか。
◎調整担当課長 バリアフリーという中には、今、法にもあるんですけれども、国民の責務としては心のバリアフリーといったこともございますので、これは私ども、保健福祉部門とも連携して進めていくということで、庁内会議等はそのように行ってまいりたいと考えております。
◆市橋綾子 委員  最後です。今杉並区が策定しようとしている基本構想、そしてそこにバリアフリー基本構想というものがあって、そこの整理が私、自分の中でできないんですが、そこをちょっと整理していただくとどんなふうになるのか、お示しください。
◎調整担当課長 まず、バリアフリー基本構想については、バリアフリー新法の中に書かれている法定の用語でございますので、基本構想という言葉がございますので、区の新基本構想との差異が名前としてはわかりにくいと思いますけれども、当然、区の新基本構想を踏まえて、これは策定していくものと考えております。
○鈴木信男 委員長  ほかに質疑はありませんか。──ないようですので、質疑を終結いたします。
 以上で都市環境委員会を閉会いたします。
                            (午後 0時05分 閉会)