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東京都 杉並区

平成22年12月 3日災害対策特別委員会−12月03日-01号




平成22年12月 3日災害対策特別委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ………………………………………………………………… 3
報告聴取
 (1) 平成22年度杉並区総合震災訓練実施結果について ……………………………… 3
 (2) 高円寺駅周辺雑居ビル合同一斉立入り検査について …………………………… 4
 (3) 道路等の除雪について ……………………………………………………………… 5



              災害対策特別委員会記録

 日   時 平成22年12月3日(金) 午前10時 〜 午前11時08分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  吉 田  あ い     副委員長  岩 田  いくま
 (11名) 委  員  すぐろ  奈 緒     委  員  市 橋  綾 子
       委  員  脇 坂  たつや     委  員  増 田  裕 一
       委  員  大 槻  城 一     委  員  山 田  なおこ
       委  員  藤 原  淳 一     委  員  伊 田 としゆき
       委  員  島 田  敏 光
 欠席委員  委  員  小 泉  やすお
 (1名)
 委員外出席 (なし)
 出席説明員 危機管理室長危機管理対策課長    防災課長    井 上 純 良
       事務取扱
               井 口 順 司
       まちづくり担当部長         土木担当部長  小 町   登
               大 塚 敏 之
       まちづくり推進課長         建築課長事務取扱都市整備部参事
               齋 木 雅 之           横 山   薫
       建設課長事務取扱都市整備部参事   杉並土木事務所長
               加 藤   真           喜多川 和 美
 事務局職員 事務局次長事務取扱区議会事務局   議事係長    依 田 三 男
       参事
               佐 野 宗 昭
       担当書記    田 嶋 賢 一



会議に付した事件
 所管事項調査
 1 報告聴取
  (1) 平成22年度杉並区総合震災訓練実施結果について
  (2) 高円寺駅周辺雑居ビル合同一斉立入り検査について
  (3) 道路等の除雪について



                            (午前10時    開会)
○吉田あい 委員長  ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
 なお、小泉やすお委員から、本日は欠席するとの連絡を受けております。

 《委員会記録署名委員の指名》
○吉田あい 委員長  本日の記録署名委員は、私のほか、大槻城一委員をご指名いたします。よろしくお願いいたします。

 《報告聴取》
○吉田あい 委員長  次に、報告を聴取いたします。
 本日の報告事項は3件です。
 なお、報告は一括して受け、その後質疑を行いたいと思います。
 それでは、順次お願いいたします。

  (1) 平成22年度杉並区総合震災訓練実施結果について
◎防災課長 私から、平成22年度杉並区総合震災訓練実施結果についてご報告を申し上げますが、その前に、けさの雨の状況について簡単にご紹介いたします。
 12月2日、昨日の6時28分、まず大雨洪水注意報が出たんですけれども、その後、けさになりまして、3日の7時45分に大雨洪水警報となりました。大雨警報につきましては9時に解除になっておりますけれども、まだ引き続き洪水警報は残っているという状況です。
 雨量につきましては、総雨量で、一番多いところ、池袋橋で93ミリというところで、杉並区役所89ミリということでした。時間最大では、相生橋、武蔵野橋で38ミリということです。10分雨量では相生橋で21ミリといったような雨量となっております。
 河川水位につきましては、警戒水位を超えたところが全部で7つございまして、松見橋、宮下橋、定塚橋、西田端橋、白山前橋、武蔵野橋、相生橋となってございます。
 あと、溢水を超えたところ、溢水警報を鳴らしたところということで、警戒水位を超えて溢水のあったところが宮下橋ということですので、宮下橋が超えましたので、野球場内に水が流入しているということでございます。
 水防活動につきましては、7時45分の段階から緊急部隊による一次配備態勢になっておりまして、8時45分に情報収集態勢に切りかえているという状況でございます。
 その他としましては、環7の調節池に流入しているということで、約15万立方メートルということになってございます。
 被害状況につきましては、現在調査中ですけれども、今のところ、地下の駐車場の浸水というものが2件入ってございます。あと、道路冠水については8件、台所から逆流したということで1件入っているということを把握しております。
 23区の状況ですと、台東区、江東区、品川区、大田区で道路冠水及び床下浸水があるといったような状況を受けているところでございます。
 大雨に関する情報につきましては、以上でございます。
 引き続きまして、先ほどの総合震災訓練に戻りますけれども、まず、資料に基づいてご報告をさせていただきます。
 震災救援所訓練でございますが、平成22年11月末日現在で66校中61校の実施ということでございます。
 なお、未実施の5校につきましては、うち2校につきましては12月、今月中に実施ということで、残りの3校につきましては来年1月から3月の間に実施するということで、すべて実施する予定となってございます。
 次に、2番の関係機関との合同訓練でございますが、当初1,000名の予定ということだったんですけれども、予想を大きく上回る1,957名の参加ということになってございました。内訳につきましては記載のとおりでございますが、大きな分類で申し上げますと、区民としての参加が大体1,528名、それから関係機関の職員等で429名といった内訳となってございます。
 訓練内容につきましては、第1部の震災救援所訓練では、立ち上げ訓練、通信訓練及び避難訓練などを行いました。また、第2部の関係機関との合同訓練では、救助訓練、医療救護訓練、応急復旧訓練、応急給水訓練、物資輸送訓練、炊き出し訓練、ペット対応訓練等を行ったほか、広報・体験コーナーを実施いたしました。
 委員の皆様方におかれましては、当日のご視察、ありがとうございました。
 私からは以上でございます。

  (2) 高円寺駅周辺雑居ビル合同一斉立入り検査について
◎建築課長 それでは続きまして、私から、高円寺駅周辺雑居ビル合同一斉立入調査について報告いたします。
 平成21年、昨年の11月22日に発生した高円寺南4丁目雑居ビルの居酒屋火災事故では、客、店員合わせて4名の方が亡くなられました。これはまだご記憶に新しいことと思います。
 杉並消防署では、この火災事故の重要性にかんがみ、火災から1年になることし11月22日に、高円寺駅周辺の複合用途建築物を対象に一斉点検をするとして、区に協力の依頼がありました。建築課ではこれに連携協力することとし、杉並消防署と合同で防火、避難の安全性について建物の抜き打ち立入調査を行いましたので、報告いたします。
 立入検査の概要でございますが、実施日時は先週月曜日、11月22日でございます。午後5時から9時の間が合同となってございます。
 それから、立入検査の方法でございますが、消防署員とともに複合建築物内の各テナントの使用状況を点検し、建築基準法上の支障の有無を確認するとともに、必要に応じ、改善指導を行いました。
 点検事項は以下のとおりで、防火区画、避難経路、排煙設備等の5項目になってございます。
 立入検査の体制でございますが、当日の立入検査については、消防も含めると全体は150名の体制で行ってございますが、建築課の体制としては15名で行ってございます。そのほかに区からは保健所から6名が出てございます。
 立入検査を行った建築物でございますが、杉並消防署が抽出した高円寺駅周辺の雑居ビルのうち、10棟、21店舗でございます。
 立ち入りに参加した公的機関等でございますが、記載の機関が参加してございます。
 検査結果でございますが、検査を行った建築物数は10棟、それから、検査を行った店舗数は21店舗でございます。支障が認められた店舗数は9店舗となりました。支障の内訳は記載のような形となってございます。
 そのほかといたしまして、消防庁、杉並消防署は、関係機関との合同点検に先立ちまして、その日、日中から点検をやってございましたけれども、全体の対象建物は200棟、高架下店舗が120店というような対象としてございます。
 それから、杉並消防署は地元商店会等と、地域の防火安全体制強化の推進に関する協定というものを、その日に締結してございます。
 私からは以上でございます。

  (3) 道路等の除雪について
◎杉並土木事務所長 私からは、道路等の除雪につきましてご報告をいたします。
 平成22年度の除雪作業は、例年と同様に、区が管理しております道路等を対象としまして、原則10センチメートル以上の積雪があった場合に実施をいたします。
 除雪の対象路線は、通学路、駅周辺道路、急な坂道や曲がり角などで、積雪により事故が発生するおそれがある箇所を指定しております。
 具体的な路線につきましては、お手元の青焼きの地図をご参照くださいませ。
 作業方法は、4に掲げましたとおり、協力業者と一部職員により実施をいたします。
 簡単でございますが、私からは以上でございます。
○吉田あい 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手をお願いします。
◆増田裕一 委員  水防対策の件につきましては、鋭意取り組んでいただければと思います。
 まず、総合震災訓練につきまして、先日は大変お疲れさまでした。区民の皆さん、そして関係機関の皆さん、多くの方々が参加していただきまして、会と申しましょうか、訓練として大変よいものになったのかなというふうに思います。
 ここでは1点だけお尋ねします。この総合震災訓練の総括と今後の方向性、総合震災訓練を今後どういった形で実施していくのか、そういった点も含めてご答弁いただければと思います。
◎防災課長 総合震災訓練、3年ぶりの実施ということだったんですけれども、おおむね好評だったというふうに思っております。これからも引き続きやっていきたいなと思っております。
 ただ、今回、会場が物すごく広くていい場所だったんですけれども、毎年同じ会場ということもありますので、できれば毎年会場は変えていきたいなというふうに思ってございます。
 ちなみに、来年度は桃井原っぱ広場がオープンするということになりますので、その辺を使っていけたらいいかなというふうに思っております。
 訓練に関しては、各機関でPRをしたんですけれども、杉並区の取り組みのPRがちょっとなかったのかなというところは思っていまして、来年は杉並区のPRというものもやっていけたらなというふうに思ってございます。
 あと、当初想定しなかった数が来てしまったので、うれしい悲鳴だったんですけれども、炊き出し等々、思わぬところで足りなくなったりということがあったので、どこまで準備できるかということはわからないんですけれども、逆に、上回ってつくってしまうと今度は廃棄という形になってしまいますので、その辺のバランスをまた見ながら、地元の会のほうにも、声はかけているんですけれども、参加状況を確認しながらということで、なるべく無駄のないように、足りなくないように、その辺は努めていきたいなと思ってございます。
◆増田裕一 委員  そうですね。なかなか区内にこういった大規模な震災訓練を行える地域というのも少ないですし、また、今回、NHKグラウンドということで、高井戸の周辺の方々、そして町会の方々は多く参加しておられたんですけれども、こういったところ、区内転々とやられていくことで、その地域地域の防災に対する意識というのは高まるのかなということですね。
 あと、私、大変感動しましたのは、区の職員の方ですね。最初と最後の号令をやられた方が大変ぴちっと号令をかけられていまして、私はあれでひとつ会が締まったのかなというふうに思っております。
 では、続きまして、高円寺駅周辺の雑居ビル合同一斉立入検査につきまして、少々お尋ねしてまいりたいと思います。
 まず、消防のほうがこういった立入検査を行うというのは、通例としてあるかと思うんですが、今回、区と合同で行うということになりました経緯と、そしてまた、区がどの部分をその合同立入検査の中でパートとして担ったのかという点をお尋ねしたいと思います。
◎建築課長 飲食店あるいは火気使用の居室等、そういったところに対しての立入検査権限というのは、消防のほうで建築基準法と比べると強いものがあるんですが、消防は昨年の事故を重く見て、かなり雑居ビルに対する対策が必要だということで、去年の火災を契機に東京都の火災予防条例の見直し等を進めてございまして、それらもあわせて、火災事件の風化防止あるいは安全徹底をアピールしたいということで区のほうに申し入れがありまして、区も、こういった対策には連携が必要だということで、昨年以来、連携強化しなければいけないということで考えてございましたので、一緒にやろうということになりました。
 見るところについては、主に区は建築基準法の避難安全規定といいますか、そういったところを中心に見ていったというようなことがございます。
◆増田裕一 委員  そうですね。こういった互いの専門的な部分というのを生かしながらの合同点検というのは、非常に必要なことだと思います。
 今後、区の方向性、区の方針として、本来あるべきは、東京都の都条例のほう、また東京消防庁のほうで広域でやっていくべき取り組みだと思うんですが、昨年11月22日に起こった、それから1年後の本年の11月22日に検査を実施したわけですが、全体的には対象が建築物は200棟あって、129店舗あるわけですね。これらについては、今回は10棟21店舗の立入検査にとどまったということで、今後はこれらの店舗についても鋭意抜き打ちで立入検査を行っていくのかどうかを確認したいと思います。
◎建築課長 消防は火災対策として相当ソフトの施策等も含んでございますが、建築のほうはハードのものが対象ということで、固定物ですのでなかなか改善が簡単でないというようなこととか、基準法がかなり専門的ということで、専門性の視点からの検討が必要じゃないかというふうに考えてございます。
 そういった中で、定期報告制度というものがございまして、この定期報告制度を活用して、きちんと管理、メンテナンスがなされているか、そういったことをチェックを強化していこうというふうに考えてございます。
◆増田裕一 委員  では、最後に、その他の部分で、消防署が地元商店会の方々と地域の防火安全体制強化の推進に関する協定というものを締結したということなんですが、これらの内容につきまして、簡単で結構ですので、お示しいただければと思います。
◎建築課長 これに先立つ15日に、東京消防庁と都の商店街振興組合連合会と同様の協定を結んでいまして、個別で結ぶのはこれが初めてで、全国でも非常にまだはしりのケースというようなことを言ってございました。
 内容でございますけれども、火災を防ぐという目的、それが広がるということを防ぐ目的で、情報の共有化等を相互に行っていこうと。それから、消防署と商店街等との連携を強化しようということがございます。そういう中で、消防訓練等をやろうとか、それから、予防条例の違反対象物の公表を来年4月からやるということになりましたけれども、そういう安全情報の積極的な提供を行うとか、あと、商店街における避難施設、厨房等のクリーンキャンペーン等を実施していこうとか、そういった内容になってございます。
◆増田裕一 委員  内容のほうを確認させていただきました。
 やはり課題として、ちょっとここで指摘しておきたいのが、こういう雑居ビルに入っている店舗というのは、商店会のほうに入ってないというケースも多く見受けられますので、特にチェーン店ですとか、そこら辺の部分をどうやって網羅していくかということも含めてご検討いただければなということを申し添えまして、私からの質問を終わらせていただきたいと思います。
◆脇坂たつや 委員  私からも何点か質問させていただきます。
 まず、けさの天気の件は、本当にすごい、朝起きてもびっくりした天気でしたけれども、そちらに対するしっかりとした危機管理体制がしかれていたということで、早速朝10時にもうしっかりとしたご報告がいただけたので、その点は非常に地域の人間としても感謝申し上げたいというふうに思っております。
 総合震災訓練についてですけれども、もう一度、先ほど人数の内訳の件なんですけれども、目標設定等含めてお示しください。
◎防災課長 前回の委員会でのご報告のとおり、機関と一般参加者合わせて1,000名ということで予定をしておりました。結果としましては、こちらに記載のとおり1,957名ということで、約倍というようなところで考えています。ですから、当初の内訳は、関係機関400、区民の方600というようなところだったんですけれども、結果としては区民の方が1,500超、関係機関で400。関係機関の部分はそれほど大きく差はないんですけれども、区民の方の参加が結構あったのかなというところでございます。
◆脇坂たつや 委員  委員会としても参加させていただいて、先ほど他の委員からもお話がありましたけれども、非常にいい訓練だったなというふうに思いました。
 特に人数が増えて混乱等はなかったのか、それをまずお聞かせいただけますか。
◎防災課長 今回は、各震災救援所から所長と言われている方、区の職員ですね、あと警察とともに引率してきましたので、基本的には、各学校から来た方に関しては、誘導員というわけではないんですけれども、もともと配置はしておりました。会場内も、救援隊本体の職員、本来ならば役割は違うんですけれども、訓練ということで、応急給水槽の訓練に参加していない職員は会場整理員として当たっていたということと、危機管理全体でやったということで、防災課以外、危機管理対策課の職員のほうも、駐車場ですとかそういったところの誘導員でついたということで、その辺に関しては、手配をしていた人間でとりあえず混乱なく対応できたということでございます。
◆脇坂たつや 委員  今回の訓練の大きな成果と、あと、次年度以降に持ち越す課題、そちらをお示しください。
◎防災課長 今回の訓練なんですけれども、見た印象では、通常、防災訓練というと、やはりご年配の方がこの間多かったんですけれども、当日は意外と若い方が多かったのかなというふうに思っております。小学校から一緒に避難訓練に参加されたということもございましたけれども、やはり広報の中でヘリコプターが来るといったところで、前日準備しているときにサッカーの練習をしている子どもたちがいまして、あしたもヘリコプターを見に来るんだというような話も聞いていたので、そういったところで、やはりある程度見せるものがあれば若い方も来るのかなというところはちょっと感じたところなので、次年度以降も、そういったところで何とか集客できるようなもの、まず来てもらわないと次のステップに進まないので、そういったところに配慮していきたいなというふうに考えてございます。
 課題のほうにつきましては、今回はそういう面でいくと想定を超えた数ということで、先ほども申し上げましたけれども、炊き出しの部分ですとか、そういったものがあったということと、やはり区のPRですね。もう少し、杉並区としてこういう取り組みをしているんだというところのPRというものも必要かなというふうに考えているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  まだ最終的な総括が済んでいないのかと思いますので、そちらのほうはしっかりとよろしくお願いします。
 先ほど、他の委員の質問からあったと思うんですけれども、来年は桃井でやる予定だということをおっしゃっていましたけれども、もう一度その地域の振り分けということで、今回のNHKグラウンドはどこのエリアを対象としていたのか、桃井は今度はどこのエリアに住んでいる方を対象とする予定なのか、こちらをお示しください。
◎防災課長 区のほうには7つの救援隊というのがございまして、これは地域区民センターで分けているということです。今回は、そういう意味でいうと高井戸区民センターの地域ということでやりました。
 次年度は、桃井原っぱ広場を使った場合なんですけれども、もう一方で大きな広域避難場所というのは中央部にないんですね。荻窪近辺にないということで、どうしても桃井のほうに関しては、井草、西荻、それから荻窪、このあたりの救援隊の所管するところ、学校を対象として実施していかないと、大きな広場がほかにないので、できない地域が出てくるかなというところで、そういったところを対象にしているということです。
 あと、今後の部分で申し上げますと、ほかの7つの地域、高円寺の地域、阿佐谷の地域、それから永福和泉の地域とございますので、高円寺とかあの辺に関しては真ん中に和田堀公園がありますから、そういったところを中心としてやっていくということと、永福和泉のほうにつきましては、学校ということもあるんですけれども、明大和泉あたりはどうかなということを今考えております。
 あとは、そういう面でいくと阿佐谷地域が一番場所がない地域でして、一方で3年前に馬橋公園と馬橋小学校というところでやったんですけれども、どうしてもそうなってくると、東田とか松溪とか、あの辺のところから行くのはちょっと遠いということで、阿佐谷地域は2回に分けてやっていかないとちょっと回せないかなというところで今考えているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  では、続いて雑居ビルの件、少しだけお聞かせください。
 まず、昨年亡くなられた方を悼むとともに、このような事故は決して二度と起こしてはいけないものだというふうに思っておりますが、今回の立入検査を行って、支障が認められた店舗がまだ数多く存在するということで、そちらに対する総括をお示しください。
◎建築課長 今回、消防も含めて全体ですと、雑居ビルの15%、それから飲食店のうちの22%に消防法の違反が見つかったということで、消防署の方では、当日、数件、消防法上の命令も出しまして、避難上の支障のあるものは除いてもらったというようなことで、かなり実質的な安全対策の徹底の効果を上げているとともに、当日は民放のテレビ局等、主要局ほとんどすべてと、新聞等も主要各紙すべてで報道されまして、かなりそういった安全対策が必要だというアピールというか、そういった効果も相当上げられたのかなというふうに考えてございます。
◆脇坂たつや 委員  確かに去年のニュースのときもかなり全国的に放送されていましたから、そういったところをいま一度防止のためのアピールということでお使いになられたというのはよかったと思います。
 あと、定期報告制度に関してもう一度詳しく、どれくらいの期間で報告するものかですとか、中身について示していただいて、私からの質問は終わります。
◎建築課長 定期報告制度は、こういった雑居ビルを対象として、多くの人が使う建物ということで、特殊建築物と言っておりますが、そういった対象の建築物は大体3年に1回、それから安全上の設備、例えば排煙機械等は毎年報告するというような間隔になってございます。
◆大槻城一 委員  私も、最初にまず川の件ですが、神田川等もうちの近所にありますけれども、かなり危険な状態で大変心配しておりました。でも、きょう役所に来る途中では、神田川も、特に善福寺川もほとんど引いていまして、素早い対応をしていただきましてありがとうございます。
 よく区民の方からも聞かれるんですが、今回グラウンドに入れた、もしくは環7に約15万立方メートルですか、入れた。これは確認ですが、どのタイミングであけるということでよろしいんでしょうか。
◎防災課長 まず宮下橋のところにあるグラウンドに関しましては、あそこは自動的に入っていきます。横が金網になっていますので、そこを超えてしまうと自動的に入るという形になります。
 環7の地下調節池につきましては、東京都の第三建設事務所のほうで、下流域の神田川と合流する地点の線があるんですけれども、そのラインを超えたら職員が手動であけるということになっているというふうに聞いてございます。
◆大槻城一 委員  今回の場合でいうと、何時ぐらいから、グラウンドのほうは入っているのか、もしくは環7のほうは何時の時点で職員の方が判断をされたのかわかりますか。
◎防災課長 まず環7なんですけれども、あいたのは7時50分ごろというふうに聞いておりますので、恐らくその段階で河川が一定の量の水位に達したということです。
 ちなみに、職員に関しては、第三建設事務所の場合、大雨洪水注意報が出た段階でだれかしら職員が、地下調節池のモニター室といいますか、制御室のほうに入るというような体制をとっているというふうに聞いております。
 宮下橋のほうにつきましては、溢水をした時間が大体8時ごろだと思いますけれども、その段階で入り始めたというふうに思ってございます。
◆大槻城一 委員  これは当然杉並区だけではなくて、各区、先ほど被害の状況も伺いましたが、環7、今15万立方メートル入って、あと残りはどのぐらい余裕があるんでしょうか。
◎建設課長 全体で54万立方メートルですから、残りといいますと、引いて39万立方メートルでございます。
◆大槻城一 委員  これで区民の方にしっかりまたご報告をして、ご安心していただける体制をつくっていきたいと思います。
 あと、この間の総合震災訓練、本当に大変充実した訓練で、私もさまざま今まで人生生きてきた中で、最高のすばらしい訓練だったんじゃないかと思いまして、ありがとうございました。
 最初に区立昭栄公園に行かせていただきました。約1,500トンの水が入るということで、区内には数カ所ほかにあると伺っておりますが、全部で何カ所あって、一番大きいところから小さいところまで、それぞれ全部1,500トンなのか、さまざま差があるのか、その辺も含めて教えてください。
◎防災課長 昭栄公園の応急給水槽は1,500トンということです。同じ応急給水槽1,500トンクラスのものは、あと井草森公園、蚕糸の森公園、それから松ノ木にある和田堀公園というところであるということで、全部で4カ所ということです。あと、馬橋の公園のところなんですけれども、そこは1,500トンないんですけれども、100トンの水槽が1個あるということです。
 あとは、通常の水に関しては、あれは応急給水槽なんですけれども、貯水槽ということで、上井草の浄水場、和泉の調節所、あと善福寺のところと3カ所あって、そこはもうけたが違う、1,500トンじゃなくて何万トンという形で入っているということで、トータルで水としては、区民1人3リットル1日使うとして、54日分の水を全体で確保しているということでございます。
◆大槻城一 委員  そうすると、あとの残り3カ所も訓練等はされたということでよろしいんでしょうか。
◎防災課長 応急給水槽につきましては、基本的には杉十小のある蚕糸の森と馬橋公園と、あと井草森公園に関しては広域避難場所になっておりまして、近隣の住民の方、防災会の方にかぎを預託して、何かあったときには駆けつけてもらうという体制をとってございます。そういったこともあって、年に1回、点検を含めて、その3カ所については応急給水槽の訓練、あわせて、蚕糸の森ですとか馬橋とか井草森はゲートシャワーがありますので、ゲートシャワーの散水訓練というものも行っています。
 そういう意味でいうと、昭栄公園に関しては、定期的な訓練というのは、この間余りやってきていないというところでございます。
 あと、和田堀に関しては、和田堀もそういう面でいくと定期的にはやっていないんですけれども、住民の方、松ノ木町会とか、そのほうから要望があったときに、都と共同で立ち会ってやっているということはございます。
◆大槻城一 委員  ちょうど昭栄公園の訓練を拝見させていただいた折に、器具の使い方等で、少し倒れたりとかいろいろして、当然いろいろあるんだと思うんですが、できれば昭栄公園を含めて、定期的に、1年に1遍なのか何か、やっていただいたほうが、水はライフラインの一番手でございますので、いいのかなと思っているんですが、どうでしょうか。
◎防災課長 そうですね。そういったことで、今回、通常は水の部分に関しましては、東京都のほうは水を確保して出すようなところまでが東京都の役割で、そこから、運搬とか水を出すところは区の役割ということになっています。
 この間、地域の方を中心に訓練をやってはいるんですけれども、区の職員は実際配るんですけれども、そこを対象とした訓練というのはこの間やっていなかったということで、3年ぶりに今回訓練をやるに当たっては、そういった応急給水槽もやっていこうということでやったということですので、そういう意味で言うと、ふなれな職員が今回対応したということで、多少まごついたということは聞いておりますけれども、今後は、もう少し定期的に水道局との合同の訓練というのはやっていきたいというふうに考えてございます。
◆大槻城一 委員  中には、実際にポンプが動かないときには手動のものもあると聞きましたし、手動のものが動いたらどの程度のものなのかも含めて、ぜひ検討いただければと思います。
 ちょっと区民の方から、ヘリコプターが3機来まして、すごく迫力があったという反面、3機も来る必要があったのかという、両方ありまして、何か3機来ないと1つの訓練として成立しないのか、そこら辺も含めて、ご説明をいただければと思います。
◎防災課長 各機関の訓練に関しましては、一応計画書を出していただいて、それで各機関の意見を尊重しながら進めたところであったんですけれども、私どものほうで想定をしたのは、せいぜいヘリコプターはゼロから1機ということで考えておりました。当初は自衛隊のみということで考えていたんですけれども、途中で訓練の打合会等をやっている中で、警察、消防のほうもぜひヘリを出して訓練をやりたいということで、最終的には3機ということになってしまいました。
 今後のことで申し上げますと、消防庁に関しては、訓練出動というのは今後難しくなってくるというような話を聞いておりますので、当初、私どもが申請をお願いした段階ではまだそういったことがなかったので、ヘリを出せることになったんですけれども、次年度、来年度分に関しては、なかなか東京消防庁は場合によっては来られないのかなというふうに考えております。
 あと、警察に関しては、この間、そういう面でいくと初めてということだと思いますので、今回、警備犬を連れてくるということなんですけれども、来年引き続きまた警察のほうも出せるかどうかということはちょっとまだわかりませんので、そういう意味でいくと、今回はたまたま3機来たということで、毎回来るというものではございません。
◆大槻城一 委員  最初、課長からご説明があったように、サッカーをやっている少年が、ヘリコプターが来るからぜひ来たいと、これも非常に大事なことだと思いますので、できれば継続的に出動していただけるようにご要請いただければと思います。
 最後に、道路等の除雪についてちょっとお伺いをします。
 図面等も見て、こういう形で除雪をしていただいているんだなと確認できましたが、中にはこの図面に載っていないところの坂も当然たくさんあるわけです。は例えば区民の方、高齢化もしておりますから、ご高齢者がご自分で除雪できない方、随分いらっしゃると思うんですね。それは、区に連絡をすれば何かしらの形で坂の除雪はやっていただけるんでしょうか。
◎杉並土木事務所長 先ほど私ご説明させていただきましたように、道路、どういったところを除雪の対象にしているかということを申し上げましたけれども、道路等というのがございまして、これは区道以外の区有通路であるとか、あるいは水路であるとか、そして、この図面には載っていない箇所も、区民の方からご要望があれば、その現地を確認をして、例えばどうも根雪になりそうだぞというようなところだとか坂道だとか、そういったところについては臨機に対応しているところでございます。
◆大槻城一 委員  そうすると、実際この除雪には結構お金もかかるとも聞いておりますし、さまざまなニュースにもなっていますが、当区で昨年とか、もしくはこの5年とか10年とかでどのぐらい出動されているのか。それに対して、1回当たりどのぐらい経費がかかるものなのか、教えていただければと思います。
◎杉並土木事務所長 近年の除雪の出動の実績でございますけれども、平成21年度、20年度の出動実績はございません。19年度は2回出動しておりますが、このときはそれほど大きな積雪ではなかったんですけれども、状況を見まして出動をしてございます。
 予算でございますけれども、ここ数年は除雪の費用としては170万円を計上しております。これは近年の雪の降りぐあいを見て、この程度だろうということで予算を計上しているところでございます。
 では、大雪が降ったのはいつかということでございますけれども、一番近いときは平成13年の1月27日にございました。このときは、気象庁の発表では大手町では8センチだったんですけれども、杉並土木事務所の観測では18センチの積雪がございました。
 その前は平成10年の1月15日、このときは気象庁発表は16センチで杉並土木事務所の観測は24センチ、このときは当然のことながら除雪の配備態勢をしいております。このときは通常の業務では足りませんので、区内の土木事業者にもいろいろ手配をいたしましたので、数百万円このときにはかかったというふうに聞いております。
◆大槻城一 委員  今お聞きしますと、170万円というのは年間の予算だと思うんですが、よく除雪でけがをされる。特に高齢者の方とか、滑って、それで病院に行かれて医療費がかかってということを考えますと、この170万円である程度できるような、実際はもっとかかるんですかね、きちんとこの辺のことができることで二次的な被害が少なくなるのであれば、非常に有効な施策だと考えますが、繰り返しになりますが、今後、雪が不幸にも積もってしまった場合には、お願いをすればやっていただけるという方向でよろしいんでしょうか。
◎杉並土木事務所長 現在、土木事務所におきましては、道路等の日常保全という、道路の補修をしたり、それから日常の、例えば現在ですと落ち葉を清掃したりとか、こういった事業を業務委託をしております。この業務委託の中には、例えば今回の水防、それから除雪もまとめて業務委託をしておりまして、ここの中に入っております。先ほど申しました170万円というのは別の予算を組んでおりまして、緊急事態に対応するための予算というところでございます。
 再度のお尋ねで、区民からのご要望があった場合ということでございますけれども、あくまで往来が多いところ、駅周辺、それから通学路など利用者が多いところ、つまり、公衆の用に供されているところ、不特定多数の区民の方が利用されているところが一番重要なメーンのところで配備しておりますけれども、区有通路、水路、そういったところがたまたま高齢者の方が自宅の前の道路が非常に危ないということであれば、それはこれまでも臨機に対応しております。
 ただ、個人のお宅の前を雪かきしてくれと、これはさすがにちょっと、ご案内のように杉並区の面積は34.02平方キロメートル、道路の延長は630平方キロメートルぐらいございます。住宅地は多分、ちょっと古い統計ですと25万ぐらいありますので、これらがおおよその戸数と考えると、個別の対応は物理的にはちょっと無理だということです。ただ、区有通路だとか水路だとかを含めた道路などについては、臨機に対応しているというところでご理解いただきたいと思います。
◆藤原淳一 委員  最初に、けさの大雨についてちょっと伺いたいんですが、被害の状況が、地下まで流れ込んだということだとか、道路が何とかという、ちょっと被害状況をメモできなかったんですが、どことどことどの辺でどういうことが起きたのか、もう一度お示しください。
◎防災課長 まずは地下駐車場の浸水ということで、これが阿佐谷北と大宮で1件ずつあったということです。それから道路が水につかった道路冠水、こちらにつきましては8カ所聞いておりまして、上荻で3カ所、高円寺北で1カ所、南で1カ所、善福寺で1カ所、高井戸西で1カ所、成田東で1カ所ということです。
 あとは、堀ノ内のほうで台所の流しが逆流してあふれたということで、これが浸水になっているかどうかちょっとまだわからないんですけれども、そういったお問い合わせがあったということが1件ということでございます。
◎杉並土木事務所長 補足をさせていただきます。
 道路の冠水なんでございますけれども、これは環状8号線がかなり水につかっていたということで、これは防災課からの情報も土木事務所に寄せられましたので、すぐさま第三建設事務所のほうに連絡をして対応してもらったというところがございます。
 それから区道につきましては、道路冠水によって被害が起きたというところはございません。水がよく出る地域は、当然私どもよく把握しておりますので、例えば阿佐ケ谷、高円寺の駅周辺ですとか、松見橋、武蔵野橋、本村橋付近、そしてその他の箇所についても道路パトロールを8時半から行いましたので、具体的な道路の冠水によって民家のほうに流れ込むとか、あるいは車がつかってしまったというような事態ではございませんでした。
 そして、先ほど防災課長がご報告いたしました、個人のお宅から浸水の被害があるということでご連絡いただきましたけれども、ポンプをすぐそちらのお宅にお持ちいたしまして、排水のお手伝いをさせていただいたという事情がございます。
◆藤原淳一 委員  地下とか半地下というのは危ないんですよね。それで、そういうお宅に関しては土のうを最初に配っておくとか、何か未然に溢水を防ぐという努力、あるいは注意の喚起というものを最初にやっておく必要があるんじゃないかというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
◎土木担当部長 いつも6月ごろ、下水道局と一緒になりまして、そういう地下に駐車場があるところとか冠水するようなところについては、月間の中でそういうところに個別に配布いたしまして、気をつけてください、土のうも配布しますのでとか、そういうことはきちんとやっておりますので、今後もそれはきちんとやっていきたいなというふうに考えてございます。
◆藤原淳一 委員  そういう連絡をよくご存じなかったのか、知っていてやらなかったのかわかりませんけれども、6月だけでどうなのかなと。新築の家なんかはそういう情報がわからない部分があるので、ちょっと工夫をしてほしいと思います。
 それで、私も気になってインターネットをずっと見ていて、どれぐらい川の水位が上がっているのかというのを見ていたんですけれども、宮下橋で溢水域を超えたというグラフになっていたので、あっ、これはあふれたかなというふうに思ったんですけれども、先ほどの報告だと貯水グラウンドに流し込んだということなので、多分大丈夫だったのかなと思うんですけれども、それにしても、あれを見ていると溢水しちゃったと私はてっきり思ったんですよ。
 だから、インターネット上に示される川の水位というものが現実的にどうなのか、合っているのかどうなのか。溢水域をちょっと超えたというグラフになっているので、もしそれが本当だったら、すっ飛んでいかないといけないなというふうに思ってはいたんですけれども、その辺、現状とグラフのあらわれ方というのは整合性がとれているのかどうなのか、伺います。
◎建設課長 確かに委員ご指摘のとおり、溢水は溢水なんですけれども、あふれた先に調節池があって、そこに水が流れ込むというのが宮下橋のところの状況でございますので、確かにインターネットだけ見ているとそういった誤解を招く方もいらっしゃるかもしれません。今後その辺の表示の仕方等は、ちょっと研究させていただきたいと思います。
◆藤原淳一 委員  それから、貯水トンネルは環7の地下にもあるんですが、下水の負荷を軽減するために本郷通りの地下にもつくられておるんですけれども、今回、本郷通りの地下に水を流し込んだということはあったんでしょうか。
◎建設課長 こちらは下水道の貯留管ということで地下にありまして、自然に流下するようになっていますので、先ほどの環7の地下みたいに手動でゲートをあけるようなものではございませんので、今の段階で、どの程度入ったかというのはちょっと定かではございません。
◆藤原淳一 委員  この点では最後に、結局、時間単位何ミリぐらいの雨だったら溢水を防げるのか。今回、区役所で89ミリといいましたっけ、何かそういう数字だったんですけれども、時間当たり何ミリぐらいだったら大体水害というのは防げるというふうになっているのか。
◎建設課長 ただいま、河川は時間30ミリに対応できるようになっていますので、今回、時間で見ますと38ミリという雨量を観測していますので、やはり30ミリを超えてくると溢水のところが、可能性としては出てくる。ただ、雨の降り方ですね。どの地域にどういった量が降るかということでまた状況はいろいろございますので、ただ、目安としてはやはり30ミリというのが1つの目安になるかなというふうに思っております。
◆藤原淳一 委員  そうですか。もうちょっとたえられるのかと思っていたんですが、30ミリというと、結構けさぐらいの雨というのは割と降りますから、もうちょっと対策が必要なのかなという気はしております。
 次に、合同一斉立入検査なんですけれども、検査の結果、支障があったというところが9店舗ありましたが、これはどういうふうに1つ1つの対策を打っていくという点は示されたのかどうなのか。
◎建築課長 支障がある点について、当日その場で指摘等もしてございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、専門的な見地で対策等を十分含めて検討する必要があるということで、定期報告を通じて時間をかけて着実にやっていくしか方法としてはないのかなと。画期的な、進むような方向というのはなかなか考えにくいので、そういった方法でやる。昨年より、そういった対象に、定期報告をきちんとやって出してくれというような報告を求める通知を出し始めて、昨年の火災を契機にそういったことも行ってございます。
◆藤原淳一 委員  例えば防火区画、4棟5店舗が支障があるというふうになっているんですが、そうすると、これは強制力を持って改善しろという効力がないものなのか。指摘を受けたところを自発的に改善するのを待つということなのかどうなのか。
◎建築課長 基準法の制度全体、システムの中では、基本的には自主的にやってもらうということになってございますけれども、定期報告も、法律で定められて報告の義務があるわけですが、報告率等が非常に低い、高円寺地区は区全体でも少し低いというようなこともございますので、そういった維持管理をきちんとやっていくというようなことを粘り強く促していきたい、そういうふうに考えてございます。
◆藤原淳一 委員  自主的なところに任せるしかないという点では、危険状況が改善されるのがどうなのかなという思いを、今の報告を聞いて思っておるんですが、もう少し何かその点を改善するために援助していくような、そういう何かシステムもある程度考える必要があるのかなというふうに思うんですけれども、その点はどうでしょうか。もう本当に自主的にやるのを待つしかないということなのか、もう一度そこを伺っておきたいと思います。
◎建築課長 定期報告については、例えば建築物、部分的に違反があっても出してくれというようなことで出してもらうようになってございますけれども、違反が著しく危険な違反であるということであれば、また建築基準法の中で命令を出して是正を求めるというような手段もございます。
 その危険な改善について、ある程度援助していくというようなことでは、なかなか実際問題として、相手の、資力的な、経済的な問題も含めて、改善できる状況なのかどうなのかというような、実はあるんだけれどもやらないというようなケースも考えられると思いますので、そういった事例は実際には聞かないというか、そういったことにはなってございません。
◆藤原淳一 委員  最後、では、除雪の関係で、地図を見るとかなり部分的なところもあるのかなという感じは持っているんですけれども、これは、長年にわたってこの路線というのはほとんど変わらないのかどうなのか。それから、雪を解かすような何とか剤というようなものがないのかどうなのか、その点について伺っておきたいと思います。
◎杉並土木事務所長 この地図でお示しをいたしました路線でございますけれども、ここ数年変えておりません。これは長年の私どもの土木を預かる者の経験から設定をしているところでございます。繰り返しになりますけれども、これ以外の箇所も臨機に対応することはやっております。
 それから、融雪剤でございますね。塩化カルシウム、これを必要に応じて散布しております。雪を解かすものですね。ただ、これも、東京の雪というのは、降って、例えば10センチ以上積もっても2日あるいは3日もあれば解けるというところでございますし、この散布する場所というのは日陰になってなかなか雪が解けないような場所。それから、融雪剤のほかに、坂道でどうも危ないぞというようなところには、車の滑りどめなどとして砂の散布もしているところでございます。
◆藤原淳一 委員  雪かきをやって道路の真ん中に置くとか、道路の端に雪を山にしているという光景があるし、私も雪が降ったときは滑らないようにと思って雪かきをすることが結構あるんですけれども、そうすると固まっちゃって氷状になって、歩くと滑っちゃうという、むしろかなり危険なことがあるんですけれども、そういう点では、融雪剤をくれということで連絡があった場合は渡すというシステムが区のほうとしてはあるのかどうなのか。それから、氷状になって歩くのも危ないというところについての何か対策があるのかどうなのか、最後に伺っておきたいと思います。
◎杉並土木事務所長 融雪剤の個別のお宅への配布というのはしておりません。雪かきをして、確かに私も雪かきなどは何度も経験しておりますけれども、例えば電柱のわきですとか、そういったところに積み上がった雪というのはなかなか解けないというのは事実ですけれども、そういった際には、道路上になるべく雪を残さないように雪かきをしていただきたいということもございますし、路面上につきましては、私どものほうで危険な箇所は随時除雪の作業をしているというところでご理解をいただきたいと存じます。
◆市橋綾子 委員  私からも、けさの大雨の対処、本当にお疲れさまでした。
 そこでお伺いしたいんですが、今、役所に来るときに青梅街道を見てきましたけれども、青梅街道だけじゃなく、地域の中でイチョウの木を持っていたり、落葉の木を持っていたりしたお宅の枯れ葉が結構落ちていました。特にイチョウの葉というのは結構滑りやすいというふうには聞いているんですが、落ち葉のこの処理は、結構、皆様、袋に入れて山ほどにされていましたけれども、きょうの大雨の後、大体この時期にこんな大雨が降るということは滅多にないことだと思うので、こういったときの落葉した葉の処理というのは、課が違うのかもしれませんけれども、災害対策の場面でこういうことが起きたときの連携とか処理とか、もしおわかりだったらお示しください。
◎杉並土木事務所長 道路の日常保全業務というのは、先ほどちょっと他の委員の質問のときに、私どもの業務としてあるということをお話をしたんですが、スイーパー、機械ですね、道路の清掃、区内の区道をやっておるんですけれども、当然秋の時期には、道路のわきにたまったというか、イチョウの葉っぱなど落ち葉、これは清掃作業をしております。年間を通じて道路清掃の作業もしておりますので、今回の大雨で落ちた葉っぱなどが、道路の例えば雨水ますをふさいでしまっているとか、そういったところについては、道路パトロールの中で確認をして清掃しているというところでございます。
◆市橋綾子 委員  ふだんの日常的に落ちてくる量と違って、今回は多量に落ちているというところと、車道のところ、歩道のところ、ちょっと前を走っている自転車が人をよけようと思ってハンドルを切ったときに、やはり滑るんですよね。そういったときに対処が必要なんだけれども、そのビルのオーナーが入っているというか、落ち葉を処理する人がいるところといないところと、不思議に横から見るとゼブラのように黄色と黒と黄色と黒となっているところもあって、これはどんなふうにしていくのかなとちょっと思ったものですから、区民の通行の安全ということと、道路を走る車の安全ということもあって、そういうところの目配りもしていただければと思います。でも、今お話を伺いまして、対応がされているということがわかりました。ありがとうございました。
 それでは、総合震災訓練のほうを伺いたいと思います。
 震災訓練お疲れさまでした。私ども、最初に小学校の立ち上げ訓練を拝見し、そしてまた応急給水施設も拝見しましたけれども、まず学校のほうの震災用の備品が入っているお部屋は、大体どこの学校もあのように、私から見たら何か雑然となっているんですけれども、たまたまあそこの学校がそうだったのか、それとも大体があんなふうな置き方をされているのか、どうなんでしょうか。
◎防災課長 学校にある学校防災倉庫については、学校ごとに結構異なっております。最近の新築校に関しては、もともと防災倉庫というのが備えつけでありますので、ちゃんと整然と整列してなっているんですけれども、やはりどうしても空き教室を活用したりですとか、既存の物置を活用している学校というのは、学校のものとの共存ということもありますので、一部雑然としている部分があることは事実ですけれども、今後の改築とか進めていく中では、防災倉庫は備えつけでつくっていく方向ですので、そういったことがどんどん進んでいけば、そういったことも解消されるのかなというふうに考えてございます。
◆市橋綾子 委員  いつ来るかわからない災害ですので、できれば棚とかそういうものを利用しながらの整理が必要なのかなというふうには思いましたけれども、何分お金もかかることですので、最低限お金をかけないでできるような整理の工夫が必要なのかなと思いました。よろしくお願いいたします。
 それとあと、昭栄公園のほうのポンプから水を給水する訓練で、私どもが伺ったときに本当に水が出なくて、でもあれは本当にいい訓練だったと思います。大事な水ですので、水が出ないときに本当に皆さん焦ると思うんですけれども、あのとき多分理由がわかったと思うんですが、そういった理由が、次の人たち、地域の人たちに伝えていけるような、何かそういう工夫というのはされているんでしょうか。もしおわかりだったらお示しください。
◎防災課長 応急給水に関しては基本的にマニュアルというものがございますので、それに基づいてやっているということなんですけれども、今回、ふぐあいがあったということなので、マニュアルのほうについては、そういった部分があったときの注意書きみたいな形で、改訂版を出そうかなというふうに考えてございます。
◆市橋綾子 委員  ぜひよろしくお願いいたします。
 それに絡めて、先ほどの学校の防災のグッズも含めてなんですが、今回の総合訓練を拝見しまして、そしてまた、先ほども区のほうから総括はということで伺いましたけれども、この総括の仕方というのはどういう形で、今は区の今の段階でお話がありましたけれども、各ブース、テント、それぞれ総括がされるのか。もしされるのであれば、その総括をしたものがどういった場面で出てくるのか、それをどう活用していくのかというところがあればお示しください。
◎防災課長 機関訓練のほうに限って申し上げますと、今現在、お礼を兼ねてアンケートというものを各機関のほうに出しております。その中で、来年度に向けての変更点ですとか課題とかいうものを出してもらいますので、そういったものを通じて、出す場面としては、次年度の訓練のときに、そういったものを組み入れての訓練になるということでございます。
◆市橋綾子 委員  わかりました。
 グラウンドのところで、ゼッケンに「手話」「筆記」と書かれた方がいらっしゃいましたけれども、ああいう方が訓練で何人いらっしゃったのか。手話とか筆記だということは、聴覚障害の方がいらっしゃったかと思うんですけれども、そういう方たちがどのくらい参加したのか、もしわかればお示しください。それと、あの方たちは聴覚の障害をお持ちの方なんですが、それと同じように、視覚障害をお持ちの方、それと、外国人の方も何名かいらしたと思うんですが、そういったところの対応とかというのは、総合訓練の中にはそのメニューには入っていないんでしょうか。
◎防災課長 まず聴覚障害の方なんですけれども、先方の団体から問い合わせがあって、この日にやりますよということで、では自主的に参加したいという申し出があって参加されたということです。人数に関しては、先ほどの部分の一般参加者の中で計上していますので、特段、団体だけで何名という形のカウントはしてございません。
 今後そういう部分で他の障害をお持ちの方も参加をしていただけるといいかなと思っているんですけれども、特段その辺で、私どもで障害者の団体のほうに働きかけて、区でやるので参加してくださいということは、今のところやってございません。
 あと、外国人の対応というのがあったんですけれども、今回もそこの部分に関しては訓練メニューとしては入っておりませんので、今後、地域防災計画の中でも、災害弱者といいますか、特に外国人に関してはボランティア対応ということが中心になってくると思いますけれども、ボランティアに対応した訓練という、外国語とか手話とかのボランティアを区でやっておりませんので、今後そういったこともできればいいかなというふうには考えてございます。
◆市橋綾子 委員  私もしばらく手話通訳の方の後ろをくっついて歩いていたんですけれども、聴覚の障害をお持ちの方たちも、うなずきながら1つ1つ確認して歩まれていたので、とてもいい訓練というか、そういう取り組みだったなというふうに思いました。また、今、課長のほうから、ほかの障害をお持ちの方というようなお話がありましたので、ぜひお声をかけて進めていっていただければと思います。
 それと、今回は取り立ててはなかったんですが、ちょっと確認のために伺いたいんですが、震災のときのトイレのことです。トイレは男性と女性と分けて設置されるのか、それの確認と、それと、設置する基数、何基設置するかといったときの、男性と女性のトイレの設置数のバランスはどのようになっているのか教えてください。
◎防災課長 今回、広域避難場所ということでしたので、特段、トイレという形のものはなくて、通常は震災救援所訓練の中でトイレの組み立てというものは行っております。今回ご視察になった富士見丘小学校では、避難することもあったので、通常の訓練よりはかなりメニューを落としていますので、そういったところでできていなかったのかと思いますけれども、通常そういったことでございます。
 ただ、一方で、広域避難場所も多くの方が避難するのでトイレは必要だろうということで、東京都のほうでは幾つかの広域避難場所には整備しております。ちなみに、和田堀公園の方では30が3カ所で90基あります。柏の宮公園には21基ということです。あと、今度開設される桃井原っぱ広場、あそこには70基のマンホールトイレができるということです。
 トイレの内訳なんですけれども、基本的には各学校一律に配っておりまして、まずマンホールトイレは10基、ペールトイレという缶のタイプですね、それを3基、簡易ボックストイレが20基、便の収納袋300、組み立て式トイレは計2基等々配備されているということです。
 基本的に学校内の施設が使える場合は、当然、男性、女性と分かれていますので、そういった分けることは可能だと思うんですけれども、外にある組み立て式トイレに関しては特段決め事はないので、恐らく半分ずつという形になろうかと思います。
 今回、桃井のほうに、きのう総財では質問が出なかったんですけれども、70基入っているんですけれども、そのうちの42基が女性、男性が22基、それからいわゆる兼用といいますか、車いすもできるというものが6基という形で配備していますので、その分に関してはおおむね1対2の割合という形では配置をしているということです。
◆市橋綾子 委員  桃井のほうは1対2ということだったんですが、そのほかのところは半分ずつというふうなお話でした。やはり生理学上、女性のほうがトイレにかける時間が長いということもあり、実際、阪神・淡路の震災のときも、ほかの震災のときにも、女性のトイレのほうが長蛇の列だったという報告もされています。それに並ぶのが嫌で水分調整をされているということも聞きまして、エコノミー症候群になって亡くなられた方もいるということも聞いていますので、ぜひトイレの男女別の設置は女性のほうを少し多くして、1対2、ありがたいことですけれども、そんな設置を進めていっていただきたいと思います。意見です。
 以上です。
○吉田あい 委員長  ほかに質疑はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○吉田あい 委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
 以上で本日の災害対策特別委員会を閉じます。
                            (午前11時08分 閉会)