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東京都 杉並区

平成22年12月 3日清掃・リサイクル対策特別委員会−12月03日-01号




平成22年12月 3日清掃・リサイクル対策特別委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3
報告聴取
 (1) 杉並清掃工場建替事業に係る環境影響評価書案に対する区長意見の提出等について
    ……………………………………………………………………………………… 3
 (2) 杉並区環境白書の発行について ………………………………………………… 3
閉会中の請願・陳情審査について ………………………………………………………28



           清掃・リサイクル対策特別委員会記録

 日   時 平成22年12月3日(金) 午前9時59分 〜 午前11時30分
 場   所 第2委員会室
 出席委員  委 員 長  川原口  宏 之     副委員長  五十嵐  千 代
 (12名) 委  員  堀 部  やすし     委  員  北 島  邦 彦
       委  員  小 松  久 子     委  員  中 村  康 弘
       委  員  関    昌 央     委  員  富 本    卓
       委  員  原 口  昭 人     委  員  鈴 木  信 男
       委  員  河 津  利恵子     委  員  河 野  庄次郎
 欠席委員  (なし)
 委員外出席 副 議 長  渡 辺  富士雄
 出席説明員 環境清掃部長  原   隆 寿   環境都市推進課長木 浪 るり子
       清掃管理課長  鈴 木 雄 一   杉並清掃事務所長手 島 広 士
       杉並清掃事務所方南支所担当課長   環境課長    中 村 一 郎
               武 田   護
 事務局職員 事務局長    伊 藤 重 夫   議事係主査   小 坂 英 樹
       担当書記    松 本 智 之



会議に付した事件
 所管事項調査
 1 報告聴取
  (1) 杉並清掃工場建替事業に係る環境影響評価書案に対する区長意見の提出等について
  (2) 杉並区環境白書の発行について
 閉会中の請願・陳情審査について………………………………………………継続審査



                            (午前 9時59分 開会)
○川原口宏之 委員長  ただいまから清掃・リサイクル対策特別委員会を開会いたします。

 《委員会記録署名委員の指名》
○川原口宏之 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、五十嵐千代副委員長をご指名いたします。よろしくお願いいたします。
 なお、本日は、臨時説明員として環境課長が出席しておりますので、お知らせいたします。

 《報告聴取》
○川原口宏之 委員長  続きまして、報告事項を聴取いたします。
 本日の報告事項は2件です。
 報告は一括して聴取し、質疑はその後に一括して行います。
 それでは、順次お願いいたします。

  (1) 杉並清掃工場建替事業に係る環境影響評価書案に対する区長意見の提出等について
  (2) 杉並区環境白書の発行について
◎環境課長 それでは、私のほうから、まず1件目、杉並清掃工場建替事業に係る環境影響評価書案に対する区長意見についてご説明を申し上げます。
 なお、この区長意見につきましては、10月開催の環境清掃審議会に諮問をし、いただいたご意見を踏まえ、既に11月4日、東京都環境影響評価条例に基づき都知事あてに提出をしてございます。
 それでは、内容について簡潔に説明いたします。別紙と書かれた資料をごらんください。
 まず、1ページでございます。前文のところでございますが、何よりもこの杉並清掃工場が建設された歴史的経緯を踏まえ、新たな工場建設に際しても地域住民に開かれた対応を求めるものであること、また、新工場が地域の環境保全に積極的に貢献していく、いわば都市部におけるモデル工場になるように建設・運営されることを強く要望するものとしてございます。
 次に、その下のところ、全般的な意見でございますが、まず第1に、住民に対するわかりやすい説明を求めるとともに、一部大気汚染等環境基準を超えると評価する項目についての真摯な対応、さらには、建設工事等における最新技術の導入、あわせて、万が一環境影響が生じた場合の因果関係の調査及び必要な措置について求めているものでございます。
 2ページのところでございますが、個別評価項目について、ここは、主なものについて少し説明をさせていただきます。
 大気汚染につきましては、環境保全対策を講じた上で再度の環境影響評価を求めることとしてございます。これにつきましては、予測の中に一部環境基準を上回るものがあるという記載があることから、それを求めるという形になってございます。
 また、騒音・振動につきましては、低騒音・低振動型の重機の導入、さらにはその運用時間等の配慮を求めるものであること。
 その下の水循環につきましては、地下水の水位を継続的に調査をすることなどを求めてございます。
 さらに少し飛びまして、3ページでございますが、温室効果ガスについて、清掃工場から排出される二酸化炭素は区内の施設の中でも大きなウエートを占めることから、技術革新に対応するとともに、太陽光ですとか、あるいはまた再生可能エネルギーの利活用など、環境先進都市杉並に建設する清掃工場にふさわしい、地球環境に配慮した適切な対応を求めるものでございます。
 最後に、4ページでございますが、地域の環境に積極的に貢献する清掃工場という視点からは、特に緑化計画、これを主に取り上げてございます。工場自体及び敷地の緑化はもちろんのこと、具体的植栽についても生物多様性に配慮した計画を立てるなど、これまでの工場にはない踏み込んだ対応を求めております。
 以上、内容についてはおおむね今説明をしたとおりでございますが、過日の環境清掃審議会からいただきました主なご意見といたしましては、万一予想外の環境影響が生じた場合の対応について明確化することですとか、あるいはまた、長年にわたって稼働する清掃工場であるからこそ、常に最新技術の研究のもと、温室効果ガスの削減等、環境の保全に努めていくことなどのご意見をいただき、ただいまご説明いたしました区長意見に反映をさせてございます。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、都条例に基づき、一組は、区長意見を初め地域住民の意見に対する見解を今後表明するという形になります。
 また、都が主催者となり、地域住民を初めとする都民の意見を聞く会を開催をします。
 さらに、都の環境審議会からの答申を踏まえ、この評価書案が策定されるという形になってございますが、これらにおける具体的な日程については、現在のところ未定でございます。
 なお、環境影響評価に係る手続は以上でございますが、区としては、行政や地域住民の代表から成る杉並清掃工場建設協議会の場で、工場が完成する平成29年度までの間、工事の進捗状況等について適宜、主催である一組側から十分な説明を求めるとともに、状況に応じて必要な対策を求めてまいります。こうすることによって、真に住民の立場に立った工事が行われるよう、区としても積極的に、あるいは継続的に関係者に対する働きかけを行ってまいりたいというふうに考えてございます。
 杉並清掃工場建て替えに伴う環境影響評価に関する説明は以上です。
 引き続きまして、杉並区環境白書の発行について、こちらも簡単にご説明を申し上げます。資料をごらんください。
 この環境白書につきましては、環境基本条例第10条に基づき、区の環境の状況を踏まえ、今後の取り組みの方向性を明らかにするものとして、これまで隔年で発行してまいりましたが、今年度は7年ぶりに環境基本計画を改定したことを機に、計画が示す基本方針や基本目標との整合を図るとともに、これまで別に発行していた実施状況報告書と統合し、すべての事務事業の進捗について検証を行うなど、全面的な見直しを行いました。
 まず、カラーの冊子をごらんいただければと存じます。
 第1章、2ページからでございますが、ここでは自然エネルギーの普及や緑化対策など、環境基本計画の主な施策の取り組みを通じて、計画が示す将来像の4つのイメージ、これは2ページの下のところに書いてございますが、この4つのイメージごとに課題、方向性を明らかにして記載をしてございます。
 清掃・リサイクルの関係で少し申し上げますと、5ページをお開きください。
 「暮らしに『もったいない』の心を活かして」というそのイメージのもとに、家庭ごみの減量について、まず記載してございます。21年度は23区中2番目の少なさとなりましたが、今後も区民、事業者の協力を得ながら、さらなるごみの減量を含めた課題に取り組んでいくこととしてございます。
 その1つの手法として、6ページをごらんいただきたいと存じますが、ごみカレンダーの作成を行ってございます。本日は資料として2011年版のごみカレンダーをお手元にご配付してございますが、これにつきましては一部広告収入を作成費用に充てるほか、より見やすく毎年工夫をしているところでございます。ぜひお手にとってごらんいただければと存じます。
 あわせまして、資源持ち去り防止パトロールについても、6ページのところですが、21年度は違反者の半減、さらには古紙回収量の対前年度比5%増加させるなどの成果を上げているところでございます。
 あと第2章、14ページからでございますが、ここからは、全111の事務事業における実施状況を明らかにするとともに、成果目標に向けての進捗について言及をしているところでございます。
 清掃・リサイクルの関係で申し上げますと、17ページから19ページに該当する事務事業の進捗状況が載ってございますので、ぜひご参考にしていただきたいと存じます。
 最後に、第3章でございますが、50ページになります。ここでは、区を取り巻く環境の実態をあらわす主な測定数値や施策の定量的成果についてまとめたところでございます。
 なお、環境調査の結果等各種統計数値の全容につきましては、従来どおり、本日あわせてお配りした白書の別冊版、こちらのほうは白黒になってございますが、資料編を作成してございますので、参考にしていただければ幸いでございます。
 なお、この環境白書につきましては、本日、清掃・リサイクル対策特別委員会での説明を経て、区施設での閲覧及び公式ホームページを活用して区民の皆さんにも多くごらんをいただき、環境に対する問題、課題を区民と共有していきたいというふうに考えてございます。
 大変簡単でございますが、環境白書の発行についての説明は以上です。
○川原口宏之 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。
◆中村康弘 委員  まず、清掃工場建て替えの環境影響評価書案に対する意見についてお聞きします。
 さまざま、今回、要望を中心に本区の意見書がまとめられたわけでございますけれども、まず、先ほどもちらっとお話がありましたけれども、不測の事態が発生した場合、どのような対応をとるのかというところを明確にするようにというようなことも審議会でご意見があったそうですけれども、具体的にどういったところがこの本区の意見書に反映されているのでしょうか。
◎環境課長 まさに審議会からの意見をいただいて特に書き加えたところでございますが、それが1の全般的な意見の2ページの(4)のところでございます。「工事中や工事操業後に予想外の環境影響が生じ、地域住民から体調不良等に関する訴えが出た場合は、因果関係の調査に加え、その健康障害を除去するため、関係者と協議し必要な措置を講じることとされたい。」ここには当然、窓口の開設ですとか住民への十分な説明という意を込めた文章になってございます。
◆中村康弘 委員  さまざま、それ以外にもこちらからの意見、要望が入っているわけですけれども、これに基づいてというか、こういうのを受けて評価書が出てくるわけだと思うんですが、仮に当方の意見が余り反映されていないというふうな評価書ができたときに、再度意見を入れるのか、修正を申し入れるとかするのか、またいろいろな考え方があると思うんですけれども、その辺に関してどういうふうに考えているのかというところ。
 もう1つは、もうちょっと具体的なんですけれども、例えば大気汚染のところで、個別の評価項目のところで容認しがたい数値が入っているということで、再度「環境保全対策等を講じた場合の予測を別途行い」と、そういうようなことも具体的に要望しているわけですけれども、こういったことが仮にある意味受け入れられなかったというか、反映されなかった場合は、次のステップとして区はどのような対応をとる考えなのか、その辺に関してはいかがでしょうか。
◎環境課長 先ほども説明の中で少し申し上げましたが、この環境影響評価書案に対する区長意見に対しては、都を通じて一組の側から見解書、この意見に対してどういう解釈で臨んでいくのかというのが出てきます。その段階で区の側から申し上げる機会というのがあろうかと存じます。
 それ以外にも、いわゆる都条例に基づく環境アセスの手続が終了した後も、工場建設に関する建設協議会、これは当然地域住民の方々も含めて、区もその委員に入ってございますので、そういった場で、必要な対応については強く求めていくという形になろうかなというふうに思ってございます。
 それから2つ目のご質問で、大気汚染に関するご質問がございましたが、一部評価書案の中に、特に大気汚染の中では、二酸化窒素等について、その評価の中で環境基準を超えるという評価結果が出てございました。区では、これまで区が主催して行っている大気汚染の測定結果ではこうした数字が出ていませんでしたから、例えば重機に関する配慮をさらにしていくですとか、低公害型の重機を使うですとか、そうした対応をした上で、さらなる環境影響評価を求めたということでございます。
◆中村康弘 委員  今の二酸化窒素の予測濃度の件に関してなんですけれども、具体的にこれがどのような形で住民等の健康等に影響が出る可能性があるのか。これは程度問題だと思うんですけれども、どういうリスクがあるのかということをもう少しご説明いただきたいということと、あと、同じ2ページの日影の部分で、建築物等に関しては、杉並区のまちづくり条例や東京都の中高層建築物の建築に係る紛争と予防に関する条例の適用を受けると考えられるというふうにありますけれども、今の時点で「受けると考えられる」という表現となっているのはどういうことなのか。「受ける」というふうに言い切らずに。これからの話ということだと思うんですけれども、受けない可能性もあるのかどうか、その辺に関してはいかがでしょうか。
◎環境課長 二酸化窒素の影響ということであれば、当然、これは大気汚染でございますので、要は、わかりやすく言えば、体調不良という視点からすれば、呼吸器ですとか、そういった問題が多少あろうかなというふうに思ってございますが、環境基準自体もかなり厳しい数字で設定をされてございますので、今回、環境影響評価として一組側が示した数字に関しては、今申し上げたようなさらなる是正を求めていくという姿勢に変わりはございません。
 それから2つ目のご質問で、日影のところ、まちづくり条例あるいはまた東京都条例に基づく影響でございますが、これは、建物の高さですとかあるいはまた建物の構造に関して、日影に影響がある場合に、事前に建築計画等を公開するように、そういった規定がございます。これに関して、今実際に新しい清掃工場の設計が進んでございますので、こういった視点からして、区の条例あるいはまた都条例の適用を受ける可能性がある、受けるというふうに考えられますけれども、そういった視点からの配慮を求めているということでございます。
◆中村康弘 委員  この評価書案に関して最後の質問です。この案をベースに、前回もご報告いただきましたけれども、10月6日から12日の間に計6回、区内では5回、住民説明会を開催されたというふうになっております。これに関してはどのような感じで、合計何名ぐらいの方が参加され、またどのような意見が出され、それに対して、区また一組のほうでどういうふうな行動をこれからとっていく、そういったさまざまなことがあったのかどうか、その辺に関して概要を、わかっている範囲でご説明いただけますでしょうか。
◎環境課長 住民説明会につきましては、10月6日の浜田山会館での説明会を皮切りに計6回、杉並区内で5回、世田谷区で1回という形で行われてございます。6回開催で、出席人数の合計が133名でございました。
 主な意見としましては、工場の建設計画に関するもの、例えば既存の工場はいつまで使われるのかとか、あるいはまた併設する市民プールがどうなのかだとか、そういった問題ですとか、あるいはまた、今回評価書案が出ていますので、具体的な項目に関して調査結果あるいは予測値に関して、どういう仕組みあるいは制度で予測をしたのかですとか、さまざまなご意見をいただいたというふうに聞いてございます。
◆中村康弘 委員  引き続き地域住民の方々とのコミュニケーションを大事にしながら、しっかりと民意を得た形で、これから進行をお願いしたいというふうに思います。
 続きまして、環境白書に関して質問させていただきます。
 今回また新たに環境白書をつくられたわけですけれども、これまでの従来型、隔年でつくられてきた環境白書と比較して、この「発行にあたって」にも書かれておりますけれども、具体的にどのような特徴があり、どういったところに留意をして今回の作成に当たられたのか、その辺に関してご説明いただけますでしょうか。
◎環境課長 先ほども少しご説明申し上げましたが、今年度は7年ぶりに環境基本計画を改定した年でございます。当然こういった行政計画というのは、つくって終わりというのではなくて、きちっとその事業の実施あるいは効果を検証していくということが肝要でございます。そういった視点から、この環境白書というのが、その計画がどういう形で進んでいるのか、その施策の概要ですとか、あるいはまた今後の課題、方向性について、この環境基本計画の構成、あるいは体系を踏まえて新たにまとめ直したというところが大変大きな特徴であるというふうに思います。
◆中村康弘 委員  計画書の目標進捗管理、そのような位置づけも今回含んだ形かなというふうに思います。これまで基本計画に対しての実施状況の報告書というのを毎年度発行されていたと思うんですけれども、これに関しては、白書という形で今回合体したということもありますので、実施状況を毎年度やっていくのかどうかということも、ローリングのタイミングも含めて、今後どのような形でこれを発行していくお考えなのか、お示しいただけますか。
◎環境課長 主な特徴としての2点目を挙げるとすれば、今中村委員からもご指摘のあった、実施状況報告書を合冊にしたということで、特にこの第2章、13ページからが従来の実施状況報告書に近い部分でございますが、今回は111事業すべて検証したというところが主な特徴となってございます。
 当然、環境基本計画につきましては、少なくとも年に1回、きちっと計画の進捗状況を検証していくということが肝要でございますので、実施状況報告書を合冊した環境白書につきましても、これからは、隔年ではなく毎年発行していく予定でございます。
◆中村康弘 委員  あと中身に関して、かなり多岐にわたりますので、若干今回は触れるだけにいたしますが、15ページで、環境基本計画成果目標達成率41.3%というふうに書かれております。まず、この基本計画の成果目標のところ、これはこれまで他の委員会の場でもさまざま目標設定に関しては論じられているわけですけれども、見たところでも、インプットの目標もあれば、アウトプットとしての結果としての目標もあれば、さまざま混在した形での目標設定という部分も若干ありますけれども、この41.3%の計算根拠はどのような形で算出されているんでしょうか。
◎環境課長 環境基本計画上のいわゆる成果目標というのは大きく2つございまして、1つが、この14ページ、15ページに示されてございます一番右の欄のところ、22年度の目標数値でございます。もう1つは、環境計画の期間でございます25年度の目標数値というのもあるんですが、ここでは22年度の目標数値に対して、この環境白書自体が21年度の事務事業に関してのご報告という形になりますので、21年度末の段階で、22年度目標の数値に対してどの程度達成したのかということで、今お示ししていただきました41.3%という数字になったわけでございます。
◆中村康弘 委員  すみません、この41.3%の分母と分子というのは、どういうふうな考え方で計算されているのかということを、もう少し具体的にお示しいただきたいということと、あと、100%というのは、今の計画では22年度を最終ゴールとしてすべて達成することを目的とした上で、21年度末の段階ではここまでの達成状況ですよということであれば、この41.3%という数字自体は、ある程度経年的に見た上で許容範囲といいますか、ほぼ予測範囲のことなのか、もしくは22年度、今年度末に向けて100%ということを考えれば、この41.3%というのはどのような位置づけとしてとらえればいいのか。
◎環境課長 説明が足りなくて大変恐縮でございます。41.3%というのは、21年度末をもって22年度の目標数値を数値的に達成したもの。その目標の立て方もいろいろとあると思うんですが、そういったものを踏まえまして、41.3%という形で考えてございます。
 22年度100%に向けての見込みといいますか、動向でございますが、もちろん22年度の目標数値に向けて、各事業もその目標に向けた取り組みを行っているわけでございますが、事務事業1つ1つをとらえると、22年度の目標に関してなかなか難しいものも幾つかあるかなということでございますが、環境基本計画の目標でございますので、今後精力的に取り組んでいきたいというふうに思います。
◆中村康弘 委員  次に行きます。あと、中身に関してはいろいろお聞きしたいことはありますけれども、1点だけ聞きます。
 家庭ごみの減量の部分で、5ページのグラフなんですけれども、「区民一人1日あたりのごみ排出量23区比較」と出ていまして、杉並区が少ないほうから2番目というふうになっておりますけれども、これを見ましても、一番多いのが千代田区で、杉並区の倍以上になっております。また、ワースト3といいますか、多い順番に、千代田、中央、渋谷というふうに考えますと、完全に事業関係、商店とかそういった企業関係の多いところ、商店街とか商店とか企業とかオフィス街とか、そういったところが比較的多くなっているわけですけれども、この辺をどういうふうにとらえればいいのか。どう考えても、千代田区民が、一般的な日常生活で杉並区民の方々の倍以上のごみを排出しているとは思えないので、恐らく、さっき言った要素が入っているからこのような形になっているのかと思いますけれども、その辺に関してはどのように整理されているのか。また、そういったことをある意味排除した形で、本当に大事なのは、我々の一般的な日常生活の中で、ごみの排出量ということに関して杉並区民はどの程度の意識があって、どの程度の排出量なのかというところを比較していかなければならない。単純に割り算して出る問題じゃないと思いますけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。
◎清掃管理課長 今委員の、千代田区が非常に多いというところでございますけれども、委員おっしゃるとおり、オフィス街ということもありますし、昼間人口といいますか、他区から住民が昼間来ていろいろ生活というか、していくというところで、ごみを出しているといったところもあるのかなというふうに思ってございます。
◆中村康弘 委員  そういうふうな要素がありまして、この表でいきますと単純に比較できないわけですよね。ただ、このグラフを見ると、ああ、杉並区民の方々は環境の意識が高くて、日常的にもリサイクルを積極的に進めていらっしゃって、ごみの排出もしないような努力をされているというふうにも見えないこともないんですけれども、実際的にはそういった要素が入っている。大事なのは、これからごみを排出しないということを呼びかけるのであれば、日常生活でフラットな形にある意味データを処理した形で比較をしていく必要があるのではないかと思いますけれども、その辺に関して、もう一度お考えをお示しいただけますか。
◎清掃管理課長 確かにそのとおり、各区いろいろな事情というか、環境状況があろうかと思いますので、そういったことを含めて比較していかないと、本当に減量が進んでいるのか進んでいないのか、そういうところが見えにくい部分が確かにあろうかと思いますので、今後はその辺も踏まえつつ、杉並はどうなのかというようなところも考えながら、ごみの減量に努めていきたいというふうに思っております。
◆鈴木信男 委員  私も若干質問させていただきたいと思います。
 最初は、環境影響評価書案に対する意見の紹介というものにかかわるわけですけれども、この2ページのところで、個別評価項目のところで、大気汚染と騒音・振動というところがありますが、大気で言うと、一部機械から排出される二酸化窒素等が基準を超えているというようなこととか、振動についても基準を超えるようなそういうものなので、超えないようなものを使ってほしいということで、ごくごく当然のことなんですけれども、本来、随分前からこういう機械はみんな環境対応という形で、騒音にしろ振動にしろ排ガスにしろ、みんなそういう一定の基準をクリアしたような機械になっているのではないのかなと。それがあえてここでこういうふうに意見を言っておかなければいけないような、都のこういうことをするときの状況というのが今一体どうなっているのか。そういう意味ではちょっとこれは信じられないということがあるんですけれども、その辺はどういう視点からこういうふうにあえて書かれているのか、ちょっとその辺を説明していただければと。
◎環境課長 先ほど中村委員の質問にちょっとお話をしたのは、そういった低公害型の重機を使っていただくということはもちろんなんですが、実際に稼働台数が集中しないようにですとか、いわゆる大気汚染に関する環境影響評価につきましては、少なくともその地域、あるいは工場の工事現場ですとか、そういったところでの大気汚染の状況を見ますので、一度に多数の重機が作業を行うですとか、そういったことをできるだけ緩和した工法をとるですとか、さまざまな対応をした上で、あるいはそういったシミュレーションをした上で、さらなる環境影響評価をお願いしたいということを求めているということでございます。
◆鈴木信男 委員  ぜひそういうことも配慮しながらやっていけるようにということでしたので、内容はわかりました。
 それから、私も勉強不足でよくわからないんですが、温室効果ガスの観点で、太陽光等の自然エネルギーの利用なんかも加えてということがあるんですが、具体的にはこういうことをしていくというふうになるとどういう仕組みなのかなと思うんですけれども、その辺はどういうイメージなのかということをちょっと説明していただけたらありがたいなと思います。
◎環境課長 実際にこの新しくできる清掃工場には、そういった自然エネルギー等を取り込む、そういった予定もございます。そういった中で、例えばそこで発電したエネルギーあるいは電気を場内の照明で使ったりですとか、微々たるものかもしれませんが、そういった姿勢をぜひこの環境先進都市につくる清掃工場として示していただきたい、そういう意味でございます。
◆鈴木信男 委員  ぜひそういう方向を強めていただきたいなというふうに思います。
 それから、その他の項目で解体工事があるわけですけれども、もちろん建物を解体するときは、散水をしながら飛散をしないようにということでやられていると思うんです。ただ、それが、一般で言うとここも多分そうかもしれませんけれども、水道の水を、飲み水として使えるものを散水すると。私は相当量になるんだろうと思うんですよね。ですから、例えば近くに神田川もあるので、神田川の水を例えば散水用に使うというようなことで、水道の水を使うということになれば、これまた本当に大変な、電気とかいろいろな関係のこともありますので、その辺なんかはどうなのかななんてちょっと思うんですが、感じているところがあればお話をしていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
◎環境課長 もちろん、すべてに上水を使うというのは委員ご指摘のとおりかもしれません。ただ、神田川の水を吸い上げてやるというのは、水量からしてもどうかなというふうには思うところでございますが、例えば中水の利用ですとか、そういったことは可能かどうかということも少し一組の側に、区議会の委員会からもそういったご意見もいただいたということで紹介をしてみたいと思います。
◆鈴木信男 委員  もう1つ、最後の緑化計画で、これも内容をちょっと深めて説明していただきたいということなんですが、環境を踏まえて生物多様性に配慮した植栽計画とありますけれども、具体的に言うと、どういうようなことをすることが生物多様性に配慮した植栽計画ということになるのか、その辺をちょっと説明していただけるとありがたいかなと思います。
◎環境課長 もちろん、緑化といいますと、例えば緑化の面積ですとか、あるいはまた特に外観にかかわることですから、見ばえですとか、そういったことが主になるんですが、そういったことだけではなくて、例えば生物ですから、鳥が清掃工場のほうにみどりを求めて来るですとか、あるいは昆虫の関係ですとか、そういったことも含めて、生物多様性、あるいはまたさまざまな動植物が生きるということは、環境基本計画の中でも1つの事業になってございますので、そういった配慮を加えた上での緑化を求めていくということでございます。
◆鈴木信男 委員  それから、環境白書のほうに関して二、三お尋ねしたいんですけれども、18ページに集団回収の促進ということで、登録団体が380団体にもなってきているという話があるんですが、もう1つ、45ページの表彰制度ということとの両方関連で、集団回収している方々というのはずっと長続きをしていくというのがなかなか難しい。そしてそういう方々はもっと増えてほしいわけですけれども、1つの励ましの形態として、例えば3年経過とか5年経過とか、あるいは10年経過で、本当に長い間よく頑張っていただいています、これからもぜひそういうことで頑張ってやっていただきたいというようなことで表彰というんですか、やっている人は別に表彰してほしくてやるわけでは決してないわけですけれども、1つのそういう励ましをしていくことが必要ではないのかというふうに思うんです。ご存じのとおり、一たんやることを決めると、逆な言い方をすると、その日にちは休むことができないということですので、本当に大変な思いをしながらやられているので、その辺は私はぜひ励ましながら、もっとたくさんの人に広めていってもらうという観点からすると、いかがなものなのかなと、ちょっと所管の考え方も示していただきたいなと思います。
◎清掃管理課長 全く委員おっしゃるとおり、今、地区別に集団回収をやっている団体方の意見を聞く意見交換会というものを、年1回、地区ごとにやっているわけですけれども、そういったところでいろいろなご意見等お聞きすると、日ごろの苦労といいますか、一生懸命頑張っているなというお気持ちが非常にひしひしと伝わってくるといったような状況なので、委員おっしゃるとおり、何らかの表彰とか励みになるものというのは何かあるといいなというふうに思いますけれども、基準等いろいろ難しい部分もあろうかと思いますので、表彰の担当のほうと調整しながら少し考えていきたいなというふうには思います。
◆鈴木信男 委員  それにもう1つ関連をするわけなんですけれども、集めているのは、何かそれで、端的な言い方をするとお金をためようとか、そういうことでやっているわけでは決してないわけですけれども、物についても非常に市場価格があって、高いときもあるし、低いときもあるということなんですが、特にうんと高くなったりしているときに、それが一定数、やっている方々にも多少反映されるということがもう少しあってもいいのではないのかなと。逆に下がっちゃってどうしようもないときには、それを上積みして、平均的な、最低の基準で買い取りということで補償をしているというか、そういう側面ももちろんあるんですけれども、その辺はどういうふうにお考えなのか。さっきの励みの問題と兼ね合わせると、その辺も多少いかがなものなのかなと思いますけれども、ちょっとお考えを示していただけたらと思います。
◎清掃管理課長 今キロ6円ということで報奨金を支払っているわけですけれども、委員おっしゃるとおり、資源というのは市場価格というか、高くなったり安くなったりするのが現実のところだと思っております。ただ、この6円というのが平均的に見て妥当なのかどうかというのはまた研究の余地はあろうかと思いますけれども、今のところは、高いときも低いときも一律の金額をお渡しすることで、大体均衡がとれているのかなというふうには考えているところでございます。
◆鈴木信男 委員  なかなか、その辺をどこにするのかという難しい問題もあると思いますけれども、いろいろな意見が、集まったときに出ていると思いますので、そんな声もあれしながら、集団回収をする人たちがより増えるような方向で努力をしていただきたいなというふうに思います。
 それと、36ページに農業ボランティアのことがちょっと書いてあります。私も大変これはすばらしいというふうに思うんですけれども、もう一歩進めて、今の農地が大変激減してきている状況ということがあると思うんですよね。本当にこれ以上減るようなことが起こらないようなことをしていかなければいけないということが1つと、それから農地の果たしている役割は、改めて言うまでもなく、環境を含めて大変大きな存在意義があるわけですよね。そういうことで私はちょっと思うんですけれども、ボランティアをさらに一歩進めて、一定の対価というか、そういうものをしながら、担い手がいないがゆえに農業をやめざるを得ないというようなことが起きないような、そういう人的な確保ということはどうなのかなというふうにもちょっと思うんですけれども、新しい突然のこんな話ですので、答えをするほうもちょっとあるかもしれませんけれども、いかがなものなのかなと、考え方をちょっと聞いておきたいなと思います。一番は、農地をこれ以上減らしてはいけないんだという観点から、いろいろなアイデアがあると思うんですけれども、その中の1つということで、その辺はいかがなものか。
◎環境課長 所管ではないものですから、どこまで答えられるかなんですが、もちろん環境基本計画とともに、今年度はみどりの基本計画についても改定を行ったところでございます。そういった中でも、緑被率の問題からしても、区内に残された農地についてどう保全をしていくのかということが大きなテーマになってございますが、そういった中で、それに従事する農業の従事者、あるいはまたボランティアについても、また計画の中で適宜考えていくという形で、ちょっとこの場はご容赦いただきたいと思います。
◎環境清掃部長 都市部における農業の位置づけ、あり方というのは実は非常に難しい問題でございまして、今杉並区内でも50ヘクタールぐらいしか実は農地がないという状況の中で、今委員おっしゃるように、ボランティアですとかあるいは人的な措置、こういったものが簡単にできるかというと、現実的には非常に難しい。
 とりわけ特徴的なのは、23区における都市農業をどう維持、守っていくのかというときに、一番ネックになるのが資産課税の権限がないということで、政策誘導することができないというのが実は一番大きな問題だというふうに考えています。したがいまして、いろいろな方策を講じて、実際には生産緑地の指定を解除するときに、買い取りができるとかできないとか必ず出てくるわけですが、そのときもおいそれと買うにはなかなか、地価の問題も出てきますし、さまざまなことを考えながら、区としてどうやって最低限減少率を食いとめていけるのか、今後の大きな課題だ、そういうふうに区としては認識しております。
◆鈴木信男 委員  よくいろいろお考えをしながら対応されていると思いますけれども、ぜひ今後も一層強めていただきたいなというふうに思います。
 最後になるんですけれども、19ページの112番の拡大生産者責任ということなんですが、先進国でこういうことが法の形で制度化になっていないというのは日本ぐらいだというふうに思うんです。これは、直接区が云々ということは難しいと思うんですけれども、たくさんのいろいろな施策の項目の1つに、毎年国にも要請しているとかいうことで、一生懸命努力を連携もしながらやられていることはよく知っていますけれども、このことが、ある意味では、ごみの減量とかそういうことで言うと、相当な成否を分けるような大問題だ。あえて言うまでもないことだと思うんですね。
 したがって、この問題について別途1項目的な形でそのことを区民の皆さんに強調する、そして行政のほうも毎回いろいろ要請したりいろいろなことをされているわけですけれども、そういうことがより目に見えるような形で、もう少し政策の展開というか、そういうことが私は必要ではないのかなというふうにちょっと思っているんですが、その辺のお考えについて示していただけたら。
◎環境清掃部長 おっしゃる趣旨はよくわかります。この中のいわゆる計画事業という中に位置づけていくのが本当にいいかどうかというのは、評価が分かれるところであろうというふうに思っています。
 委員もよくご存じのとおり、拡大生産者責任の中では、企業努力、あるいはその企業にかかったコスト、技術開発にかかったコストを最終的に消費者あるいは利用者に転嫁させて、利用者がどう選択をしていくかということによってごみの減量をどう実現していくかという、全体のサイクルのシステムをつくり上げていく。そのために拡大生産者責任をどう明確にしていくか。これはあくまでもひとえに立法政策上の問題が非常に大きなウエートを占めてくるということを考えておりますので、これを他に1つ大きな項目として出すか出さないかは、今後改めて考えてはいきますけれども、ただ、区の権限あるいは区の責任でどこまでできるかというその限界のこともありますので、その辺はご意見として参考にさせていただきたいと思います。
◆原口昭人 委員  まず、清掃工場について幾つか伺っておきます。
 先ほど、解体工事で水の利用の問題が出されたんですけれども、ここで水循環、廃棄物、また解体工事にかかわって水の使用がかなりあるかと思うんですね。そういう点、1つは、排水においてはそれなりの処理をされて排水されると思うんですが、ちょっとイメージがわかないんですけれども、例えばこの清掃工場を解体するのに水は大体どれぐらい使うものなんでしょうかね。それがありましたら。
◎環境課長 解体に伴い散水する水の量については、大変恐縮でございますが、資料がございません。
◆原口昭人 委員  確かにね。ここでは排水について触れてないんですけれども、これは廃棄物にもかかわるかと思うんですけれども、ここで個別の評価項目で排水について触れなかったというのは特に、何ですか。それともしっかりと排水の処理ができるからということで取り上げていないのか、そういう点でいかがですか。
◎環境課長 排水につきましては、解体工事以外にも、実際に建設工事に関してもさまざま水を使うということがございますので、そういった解体工事なら解体工事という項目の中で排水という形の取り上げ方は、特に条例上してございません。
◆原口昭人 委員  条例上あるかどうかまた別にして、評価項目としては、水というのは非常に重要な項目なので、そこはぜひお願いしたいなと思います。
 それから、4ページの緑化計画において、3番「なるべく屋上、壁面ではなく地上で取るよう努められたい」ということなんですけれども、屋上、壁面ももちろんだし、そのほかに地上でも広げるという形に表現はなるべきじゃないのか。「なるべく」という表現ではちょっと違うんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
◎環境課長 計画では屋上、壁面というのはかなり新しい清掃工場に入っているところでございますが、もちろん地上も含めて、地上に緑化を施せば、もちろん目に見えるわけですから、そういった意味で、屋上、壁面はやらなくてもいいということではもちろんございません。それに加えて、地上に関してもきちっと緑化計画を練っていただくように、改めてまた一組のほうにも申し上げたいと思います。
◆原口昭人 委員  もちろんおっしゃるとおりなんですけれども。
 それから、ちょっともとに戻るんですけれども、2ページの大気汚染について伺っておきますけれども、これは環境白書のほうともかかわるんですけれども、先日、都市環でも環境白書が出されたのでちょっとあれですけれども、この地域というのが富士見丘の環境測定の場所においても、非常に杉並の中で高いよという場所で、環境基準を上回る評価結果となっているということで、非常にここは強調した形で、より一層強めていただきたいなというふうに思います。
 それから、環境白書についてちょっとお伺いしたいんですが、まず、14ページの太陽光発電普及率、これが21年度末現状では0.6%、22年度の目標数値で1.1%と。ところが、16ページの太陽光発電普及率の中では、一応21年度では0.6%、これは確かにいいんです。目標値が2.0%、これは平成25年度目標で2%ですよね。ということは、21年から22年度で0.5%普及率を増やす、目標をつくっているよといいながら、今度は何で25年度で2%に、低いのかなと。0.5ずつ上がっていけばもっと上に数値が上がってもいいんじゃないかなと。そういう点から、私はこの目標値というのはもっと引き上げてしかるべきじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょう。
◎環境都市推進課長 ことしの目標が1.1%でほぼ達成できる見込みだということは、都市環境委員会でもご報告したところでございますが、25年度の目標を2%といたしましたのは、短期集中的に予算を投じて、売電の買い取り価格が高い間に多くつけていこうということを考えていたということで、あと経年的に継続して行っていくということで、この環境基本計画の目標では2.0ということにしてございます。
◆原口昭人 委員  取り組みそのものを否定するわけではないんですけれども、伸び率からいって、2%というのは低いんじゃないのということなんですよ。だって、0.5ずつ上げていけば、23年度で2.5から3%を目標にしてもおかしくない数字だということなんですね。そういう点で、ほかの区に比べて少し杉並が進んでいるというのは、確かに数字から見ても出されているんですけれども、環境先進都市を標榜する杉並区としては、もうちょっと意欲的な政策としてやってほしいなというふうに思います。それが1点。
 それからあと、20ページの目標値で、これもちょっと数値的にどうなのかなという意味があるんですけれども、例えば二酸化窒素、NO2の濃度年平均値が、21年では0.029ppm、目標値は0.030ppmというふうに、数字のあり方がちょっといかがかなというふうに思うんですね。それから河川水質調査においても、0.7ミリグラムから0.8ミリグラムに増加する。それから化学物質調査においても、0.028が0.030TEQに増えるよというのを前提にしている。本来なら目標値としては、二酸化窒素の濃度にしても減らしていくべき、そういう数字になる目標じゃないのかなというのがあるんですけれども、そういう点でいかがでしょうか。
◎環境課長 目標値の設定の仕方というのはさまざまあると思います。当然、今原口委員がおっしゃった目標値に関しては、その目標数値以下の数字を達成するものでございますから、これに関しては当然21年度末現在で達成をしているということでございますが、またさらに、今回、目標年度としては25年度という形で置いてございますが、もちろんその目標値を下回ること、さらには改善に努めていくということには当然変わりはございません。
◆原口昭人 委員  だから、例えば二酸化窒素についても、0.029ppmなんだから、現状は少なくとも維持するよとか、減らす目標がここでは見えないからちょっとお聞きしたんですよ。改めてそこのところを。
◎環境課長 実際にこの環境基本計画につきましても、計画本体のほうでも申し上げていますが、今後、基本構想ですとか総合計画の策定を機に、当然、この環境基本計画についても見直しを行い、より適切な目標値を設定していく。もちろん現状に見合った、改善がより進めば、それに見合う目標数値をさらにまた検討していくという形にはなろうかとは存じます。
◆原口昭人 委員  それから、21ページの自動車交通量調査、大気汚染常時測定調査とか、この杉並において行われてきておるんですが、杉並の交通のあり方というのは、大体通過交通が多いというふうに言われているんですね。私、これまでも何回か質問に使ったというか、資料提供をお願いしたことがあったんですけれども、交通事故において、杉並区内の事故車と区外の事故車と、これが、この前資料提供をお願いしたときには、わからないという数字だったんですよ。そういう点から見ましても、杉並の場合の交通のあり方というのは、非常に通過交通が多いと言われるだけで、実態はどうなのかなというのが明らかにされてないんですね。そういう点で、せっかくの自動車交通量の調査を、24時間交通量調査を実施しましたというふうに21年度実績ではなっているんですが、それをもう一歩進めた形で、22年、23年、24年、25年にかけて、交通のあり方、そういう点での区内、区外の車両通行量をもうちょっと正確にデータになるような形で調査すべきではないかな、してもらいたいなというのがあるんですが、いかがでしょう。
◎環境課長 ここでは環境課所管で206の事業、すなわち交通量調査というのをやってございますが、当然、自動車の交通量につきましては、環境の側面だけではなくて、委員がご指摘のように、実際に杉並を通ります交通の実態、事故も1つかもしれません。あるいはまた、都市整備の視点からも、道路の補修ですとか、そういったものに役立つ情報でございます。そういった意味で、関連各課でより連携を深めまして、実効性のある調査をこれからも心がけていきたいというふうに存じます。
◆原口昭人 委員  最後に、これは54ページのマイバッグ等持参率の経年変化なんか含めてなんですけれども、どうしても協力をなかなかしてもらえないというところがあるのかな。しかし、それでも少しずつはマイバッグ持参率も増えているよということもありまして、どうしても便利なものですからついついというのが大方だろうと思うんですよ。そういう点で、一時期大きな運動として取り上げてこられて、その成果の上に立って、今度方向としてはどういう形で、特にコンビニに協力をしてもらうのか。とりわけ最近ではビニール袋要りますかという声も聞かなくなってきているというふうに私は感じているんですよね。そういう点で、これからの対応を、もしありましたら出していただければと思いますが。
◎環境都市推進課長 委員ご指摘のとおり、やはりコンビニでの取り組みというのが1つ大きなかぎとなっているということがございますので、繰り返しになりますけれども、日本フランチャイズチェーン協会のほうにも協力を求めて、声かけの徹底、それからご要望のあった場合はサイズの合った袋にするというようなことで進めてまいりたいと存じます。
 他都市においてコンビニで有料化をやったところもありますが、1社9店舗ということでしたので、当該との関係で影響が少ないということでやったんですけれども、それはフランチャイズチェーン協会加盟ではなかったということもありまして、そういうものも題材にしてフランチャイズチェーン協会と話を進めているところでございます。
◆小松久子 委員  それでは、環境白書について伺うんですが、この成果目標の立て方が、数値を出して明確なのはいいんですが、減らす目標と増やす目標と両方あって、それらが混在していることがとてもわかりにくくしている原因だと思うんですよ。これ、当然そうなるんだと思うんですけれども、何か工夫できなかったのかなと思うんです。
 先ほど、15ページの目標達成率の分母と分子のお話がありましたけれども、もう一度ちょっと確認するんですけれども、例えば一番最初の14ページのトップの太陽光発電普及率1.1%に対して、これは達成していない、だからポイントゼロとカウントして、それで例えば右側のダイオキシンなどは、0.033にいっていないんだからポイント1とカウントしてというふうに、そういう理解でいいんですか、確認です。
◎環境課長 そのとおりでございます。
◆小松久子 委員  それから、16ページ以降のところについても、先ほど原口委員からもありましたけれども、目標年度25年度までに達成すべき目標というものについての、それにおける22年度のというような、最終目標があって、そこに至る目標としてその時点の数字の設定の仕方、そういうものですよね。16ページでいえば、2.0%というのは25年度の目標値、そうですね。
 この成果目標等の現状、この言葉がまたわからないんですよ。成果目標に向けた進捗状況というような、こういう理解でいいんでしょうか。
◎環境課長 そのとおりでございます。もう1つつけ加えますと、この「等の現状」の「等」というふうにつけさせていただいたのは、すべての事務事業に関してなかなか成果目標が設定しにくいというのもございます。ただ、各事業の進捗についてできる限り定量的に数でお示ししたかったということも含めまして、こういった表現にしたわけでございます。
◆小松久子 委員  先ほど拡大生産者責任のところでもありましたけれども、数で示したいというその思いの余りに、何だかわからなくなっているなというふうに思います。成果目標等の現状が空欄のところも幾つかありますし、これはどのように理解したらいいですか。
◎環境課長 もちろん空欄のところは成果目標が必ずしも設定できていないところでございます。さらに、都市環境委員会でも同じようなご指摘をいただきまして、この16ページからの表の組み方に関しましては、一部成果目標等の現状で空欄のところもございます。わかりにくいというご指摘を他の委員会でもいただいていますので、今回はこしらえを変えて初めての環境白書でございますので、そういったご意見をたくさんいただきまして、さらに改良していきたいというふうに存じます。
◆小松久子 委員  今後改善していただけるということですが、ちょっと1点だけ、21ページのところですね、自転車駐車場の設置、これが環境白書に掲載されている。これはどういう環境目標ですか。
◎環境課長 自転車というのは、要はエコにふさわしい乗り物だということで、今さまざまなところで普及が進んでございますが、もちろん駐車場というのはそれを促す1つの方策でもあるということで、都市整備の一環ではございますが、環境白書にも一事業として載せているということでございます。
◆小松久子 委員  そういうことなのかなとは思いますけれども、自転車は環境にいい乗り物で、自転車に乗ることを勧めたいというメッセージは、ここからはちょっと伝わってこないんですよね。
◎環境課長 失礼いたしました。環境もそうなんですけれども、1つには、まちの美観という視点では、放置自転車対策ということでの自転車駐車場の整備という、そういった側面もございます。
◆小松久子 委員  今後の改善を希望するものなんですけれども、わかりやすく示すということで。
 それで、一番最後のページ、54ページなんですが、資源回収量の推移、こうして改めて見ましたら、プラスチック製容器包装は区内全エリアで今資源として集めているわけですけれども、これだけが他の資源と比べて減っている。缶も増えている、古紙も増えている。これだけは減っている。これは誤差の範囲とはちょっと思えないんですけれども、この点についてお考えを伺います。
◎杉並清掃事務所長 プラスチック製容器包装は、分別の徹底という部分で一部それがなされていない、可燃ごみのほうに混在をしているということが一番大きな要因としてあろうかと思います。それと、プラスチック製容器包装につきましては、企業の軽量化という取り組みも、このような結果に結びついてきているというふうに思ってございます。
◆小松久子 委員  私もそう思うんです。可燃ごみの中で増えているという、何かデータがありますか。
◎杉並清掃事務所長 可燃ごみの中の組成調査でいきますと、21年度と22年度では、4%ほどプラスチックが増えてきている状況がございますので、そういった点でいくと、やはり混在というのが事実としてあらわれてきているかなと思います。
◆小松久子 委員  それは重さで4%ですよね。だとすると、軽量化ということをあわせて考えると、量としては恐らく増えている、そういう理解でいいでしょうか。
◎杉並清掃事務所長 そのように考えてございます。
◆小松久子 委員  何かしらの対策が必要だと思うんですけれども、これは、やはり普及啓発ということになるんでしょうかね。どうお考えですか。これ、どんどん増えていってしまわないか、私としては大変危惧しているところなんですけれども。
◎杉並清掃事務所長 プラスチックに関しては資源として取り扱うというのが基本的な区の考え方でございますので、この点につきましては、地域の懇談会だとか、そういったところを私ども活用させていただいて、現状、それから分別の仕方等を皆さんとじっくりお話をしてご理解をいただくということを今後積み重ねていきたいというふうに考えてございます。
◆小松久子 委員  もうそれしかないんだと思うんですね。迷ったら燃えるごみというのが一般的にというか、そういう傾向になりつつあるというふうに、私も身近なところを見ていて思います。それと、汚れたままで出しちゃいけないという余りに、洗うのが面倒だからそのまま可燃ごみに入れちゃうとか、うなずいていらっしゃる方も見られますけれども、それはそうなんだろうと思うんですよ。もうちょっと、簡単でいいんだということだとか、何かメッセージが足りないんじゃないかなと思いますけれども、どうでしょうか。
◎杉並清掃事務所長 その点につきましては、一部わかりにくい。プラスチックにつきましては、水でさっと洗って資源にというふうなお話もしているんですが、そういったさっと洗ってという意味が、区民の方にとってはなかなかわかりづらいということも直接お伺いをしてございます。そういったことも含めて、私たちも説明の仕方、あるいは具体的な例示の仕方等含めて工夫をしていきたいなというふうに思っております。
◆小松久子 委員  それと、杉並区民は毎年たくさん入れかわっていますので、常に新しい区民がいるということで、その辺はよろしくお願いしたいところです。
 それと、大変瑣末なことなので恐縮なんですけれども、「マイバック」と「マイバッグ」と両方記載が混在しているのは、前から気になってしようがなかったんですけれども、ぜひ「マイバッグ」で統一していただきたいということをお願いします。ご答弁はいいです。
 それと、清掃工場の環境影響評価についても伺っておきたいんですけれども、温室効果ガスのところで、「当清掃工場から排出される二酸化炭素は、将来的にも杉並区の二酸化炭素の中でも大きなウエイトを占める」というふうにあります。これは清掃工場から、例えば焼却して大量の二酸化炭素を排出するわけですけれども、そういうものを区の中での排出ガスの中にカウントを今されているんですか、確認したいんですが。
◎環境都市推進課長 この工場というダイレクトなものではないんですけれども、23区全体で排出ごみから出るCO2というもので換算してございますので、区内全体で廃棄物から出るCO2は1.8%ということでございます。
◆小松久子 委員  そうしますと、杉並区全体で温室効果ガス排出分を低減していこうというときに、清掃工場を持っていたら損しちゃうというか、たくさん出すことになってしまう、こういうことですか。
◎環境都市推進課長 ご説明が十分でなくて申しわけございませんでした。全体で出た量の世帯割り、人数割りという形でやっておりますので、工場があるかどうかにはかかわらずに、区域から出たごみの量ということで計算してございます。
◆小松久子 委員  では、ここで言っている杉並区の中で大きなウエートを占めるということは、どういう意味で言っているんですか。
◎環境課長 もちろんごみを処理する、焼却をする施設でございますから、二酸化炭素自体がどういう算定の形であろうと、歴然と二酸化炭素あるいは温室効果ガスを排出することは確かでございます。そういった意味からも、温室効果ガスの削減にさまざま、今ここに書いてあるような形で、工場の稼働あるいはまた建設時から取り組んでいただくということを求めております。
◆小松久子 委員  わかりました。それは当然のことだと思います。
 1点ちょっと確認したいんですが、東京都の環境確保条例がことしから発効していますけれども、それの対象の事業所には清掃工場はならないというふうに前に聞いたかと思うんですが、その理解でいいですか。
◎環境都市推進課長 清掃工場から出るものはカウントされないということでございます。
◆小松久子 委員  清掃工場から出るものはカウントされない……。
◎環境都市推進課長 施設として1,500キロリットル以上使っているとか、30キロリットル以上使っているとか、そういう都条例の基準を超えている施設であれば、事業で出すものではなくて、事業として日常事務で使う部分についてのものは算入されるということがございます。
◆小松久子 委員  はい、わかりました。そこは分かれているわけですよね。
 それと、解体工事のアスベストについて伺いたいんですが、アスベストがまだ未調査の部分があるということなんでしょうか。もう調査し尽くしたのかと思っていたんですが。
◎環境課長 環境影響評価書案の中で、一部未調査の、既存建物に関するアスベストについて記載がございます。これにつきまして事前調査を確実に行うということを求めているものでございます。
◆小松久子 委員  では、まだ未調査のものがあったということですよね。
 煙突内筒の解体のことですけれども、外側の煙突は今のものをそのまま使うというふうに伺いましたけれども、内筒は取りかえる、解体するということですよね。それ、どうやってやるんでしょう。
 それと、せんだって内筒のアスベストは何か固める処理を、割と最近やったかと思うんですが、それをもう1回今度解体するときに、非飛散性ということは、飛び散るおそれは全くないんだけれどもということなんでしょうか。ここの工事のところがちょっとイメージできませんので、もう一度お願いします。あそこの煙突はレンコンのようなといいますか、ノリ巻きの具のようなといいますか、あの中に3本入っているんですよね。ちょっとその辺のイメージをお願いします。
◎清掃管理課長 煙突の件でございますけれども、外側のコンクリートの筒の中に3つの内筒というんですかね、筒が入ってございます。これがステンレス製だということで、さびないようにライジングといいましたかね、ステンレスをくるんでいるんですね。それに一部アスベストがあったということで、二、三年前にその部分をまたステンレスで覆うか何かして、飛散しないような形で、内筒3つあるんですが、実際に炉が動いているのは2つですので、2つ分とりあえず工事をしたというふうには認識しております。
 工事の仕方は、外の筒につきましては、劣化があれば必要な修繕をしつつ使っていくということで、内筒については取り外して新しいのと取りかえていくというようなことを聞いております。
◆小松久子 委員  今度それが2本になるわけですよね、確認ですけれども。
◎清掃管理課長 今度、炉が2つになりますので、使う内筒は2本になります。
◆堀部やすし 委員  まず、杉並清掃工場建替事業に係る環境影響評価書案に対する区長意見の提出について伺います。
 騒音・振動のところの意見なんですが、「作業時間、稼動機械の配置を考慮する等により、騒音・振動の発生の低減に努められたい。」と、抽象的な要望にとどめられていますが、ここはもう少し具体的に要望するというようなことは考慮されなかったのかどうか。
◎環境課長 今回は区長意見ということで、堀部委員から今ご指摘をいただきました、多少ちょっと抽象的な書き方になってございますが、例えば操業時間を、ある意味で言えば短縮をしていただくですとか、稼働機器の物理的な配置ですとか、そういった具体的な問題に関しましては、また建設協議会等の場がございますので、また住民の要望を聞きながら対応を求めていきたいと存じます。
◆堀部やすし 委員  大変大事な点だと思うんです。ほかの項目を見ると、例えばアスベストについてもかなり具体的に書かれていたり、特に緑化計画については、「緑化基準として接道部緑化の確保、緑地面積の確保、高木・中木・低木の本数の確保の3基準を満たす緑化計画を作成すること。」とか、「緑化面積はなるべく屋上、壁面でなく地上で取るよう努められたい。」と、先ほども指摘がありましたけれども、相当具体的に要望しているわけですよね。そことの対比をすると、異常に抽象的なイメージがあります。実際工事が始まれば、こういった工事時間の問題というのはどの工事でも話題になりますよね。いろいろその後始末が遅れて夜になったというので、また地元からクレームが来たり、その辺の対応というのは実際始まると一番大きな点だと思いますので、また鋭意しっかり取り組んでいただきたいというふうに要望いたします。
 環境白書の件です。
 今回、全体として検証され、今後毎年これをやるということで、都市環境委員会でも1点伺っていますが、その続きではないんですけれども、23ページです。
 有害化学物質取扱事業所の規制・指導ということで、指導を実施したということですが、これ自体は一部実施というようなことになっています。これについて説明を求めます。
◎環境課長 この有害化学物質に関しましては、主にこういった物質を取り扱う事業所に関して、今規制指導を強めているところでございます。ここでは、21年度につきましては、書いたとおり、クリーニング店ですとか洗浄剤、あるいはまたガソリンスタンド等の事業者に対して指導を行ったところでございますが、これ以外にもこういった物質を使っている業者がございますので、少しそれの範囲を広げて今後取り組んでいくということで、一部実施という形で表現をさせていただきました。
◆堀部やすし 委員  記載を見ると、クリーニング店やガソリンスタンド等ということですけれども、そうすると、昨年実施したのはクリーニング店、ガソリンスタンドだけだったということですかね。
◎環境課長 主にその2業種という形でご理解いただければと存じます。
◆堀部やすし 委員  引き続き努力を求めます。
 次のページに行きまして、25ページです。
 ここを見ますと、生活排水等による水質汚濁防止の啓発ということが出ていますが、これについては未実施という形になっています。この経緯について説明いただきたい。
◎環境課長 生活排水も含めて、生活公害全般につきましては、それぞれ年度ごとにテーマを決めて、防止に対する普及啓発を行ってございます。事業として、生活排水による水質汚濁防止については、21年度行いませんでしたけれども、生活公害でいえば、例えば騒音ですとか近隣騒音、あるいはまた悪臭なんというのもございますが、そういったテーマを決めて、また、今後この環境基本計画の計画年次の中で、生活排水に対する汚濁防止の啓発については進めていくということで、21年度は未実施という形で記載をさせていただきました。
◆堀部やすし 委員  本年度は、そうするとどういうふうになっているんですかね。
◎環境課長 22年度につきましては、特に騒音ですとかその関連につきまして、パンフレット、ポスター等で周知、啓発を行っております。
◆堀部やすし 委員  そうすると、水質汚濁防止の啓発としては実施してないということですかね。
◎環境課長 ご指摘のとおりでございます。
◆堀部やすし 委員  課題ということですね。
 24ページ、ちょっと抜けました。215番の有害化学物質に関する情報の収集と提供です。区民に対して、あるいは事業者に対してわかりやすく提供していくということで、これもいろいろ問題になりましたので、とみにこの問題は注目しなければならないと思いますが、昨年は一部実施ということになっていました。この状況について説明を求めます。
◎環境課長 有害化学物質、これはどちらかというと業者ではなくて、実際の区民、市民が実施をするというものでございますが、この間、水銀ですとか、あるいはまたスプレー缶、農薬等につきましての資料につきましては、ここに記載のとおり、情報の収集に努めたところでございます。一部実施となっているのは、今後これらの情報をうまくわかりやすく取りまとめて、今後、区民あるいは事業者の皆さんに提供していくというその過程であるという形でご認識をいただければと思います。
◆堀部やすし 委員  そうすると、情報収集はかなり進んだけれども、今後はこれをどのように区民や事業者に提供するかというところに課題がある、こういう認識でいいのかどうか。
◎環境課長 ご指摘のとおりでございます。
◆堀部やすし 委員  鋭意努力を求めます。
 環境・清掃ものはそんなところでしょうかね。環境課はたくさん課題を抱えているので聞きたい気もしますが、テーマが外れますので、こんなところにしておきます。
 最後に、では、ごみ資源の収集カレンダー、ことしも出てきました。ありがとうございます。
 それで、広告を取ったということですが、この広告はどれぐらいの収益になっているのか。それから、各事業者はどれぐらいの負担でここに掲載ができるのか。
◎清掃管理課長 1件当たり5万円ということで、全部で12カ月ありますので、60万円ということになります。
◆堀部やすし 委員  これは平等に5万円ということなんですが、例えばこれ、有利不利ってあると思うんですよ。例えば3月、3月というのはたくさん不用品を出しますよね。3月の一番下に有名な会社が出ていますけれども、この業者は非常にいいですよね。3月はみんなごみで不用品がたくさん出るし、持っていってもらう。この業者にかけようというふうになるわけだから、どうなんですかね、やっぱりこれ、時期によって有利不利もあるし、これ出している部数は30万ぐらいでしたっけ。
◎清掃管理課長 40万。
◆堀部やすし 委員  40万、そんなに出しているんですか。40万世帯もありましたっけ。
◎清掃管理課長 いや、世帯は30万です。
 印刷しているのは今40万、転入等々いろいろありますので。ただ、世帯数としては30万世帯程度ということでございます。
◆堀部やすし 委員  そうすると、残りの10万部は配ったりするわけですよね。何かイベントのとき上げるとか、そういうことですかね。
◎清掃管理課長 転入される方も結構1年間ございますので、そういった方。あるいはなくしてしまう方も中にはいらっしゃるかもしれませんので、そういったことで余分に印刷しているところでございます。
◆堀部やすし 委員  そうすると、普通それぐらいの部数を出すと、5万円というのは随分安いなと思いますけれども、これはどういう基準で、これ発行はどこだっけ、そちらですよね。どういう基準で5万になっているんですかね。庁内の基準で何かそういうのってないですね、特別には。
◎清掃管理課長 この掲載料の設定の根拠なんですけれども、これは作成費というのがまずございます。カレンダーそのものの印刷費。あと、各戸に配布をしておりますので、その配布の費用、それとこれにかかった人件費、約1人分ぐらいかかっていますかね。1.何人分、そういった人件費を足し上げましてページ数で割る、そうすると1ページ当たりの単価が出てくるということで、それで、枠がその1ページの大体18分の1程度ということで、またそれをさらに18で割っていった金額が約5万円だという形になってございます。
◆堀部やすし 委員  計算は確かにそれなりに合理性がありますよね、聞いていると。ああ、なるほどと思いますけれども、しかし、この広告の効果というのは、そんじょそこらの広告とはわけが違って非常に大きいですよね。5万円で、これ、物すごい効果ですよね。それは少し基準を見直して、今後の課題として位置づけていただきたいと思いますし、このカレンダーは各家庭で本当に1年間使っていらっしゃるような方がいらっしゃるわけだから、それはどうなんですかね。ここに出ている一部の業者が非常に有利になるわけだから、やっぱり適正な負担とそれから公平性の確保ということに留意をいただきたいと申し上げて、おしまいにします。
◆原口昭人 委員  1点だけお聞きしますが、家庭ごみは大分強調されてきているんですけれども、私は事業系ごみのほうが、もうちょっと詳しく白書のほうにも掲載されていいのかなというふうに思っているんです。その中で、例えば杉並区の清掃事業を見ますと、7ページなんですけれども、事業系ごみの排出量は、1つは、20年度から従来の算出方法を変更したことによりということで、21年度は18年度に比べて大きくなっているというふうにありますけれども、1つは算出方法をどういうふうに変えてこられたのかちょっとお聞きしたい。
 それからもう1つは、事業系ごみをもうちょっと環境白書でも取り上げていくべきではないのかなというふうに思っているんです。とりわけ事業系については排出についても一応お金をかけているよということもありますので、そういう点、ちょっとお聞きしたいと思いますが。
◎清掃管理課長 事業系のごみも集積所等にも出されてございますので、この減量化というのは非常に重要なものだというふうには認識しておりまして、区民1人1人とまた事業者、それぞれがごみ減量に取り組んでいかないといけないなというふうには思ってございます。
 申しわけないんですが、この算出方法の変更については手元に今資料がございませんので、すみません。
○川原口宏之 委員長  ほかに質疑はありませんか。――ないようですので、質疑を終結いたします。

 《閉会中の請願・陳情審査について》
○川原口宏之 委員長  当委員会に付託されております請願・陳情はすべて閉会中の継続審査といたしますので、ご了承願います。
 以上で清掃・リサイクル対策特別委員会を閉会いたします。
                            (午前11時30分 閉会)